目 次 Ⅰ 基 本 的 な 視 点 2 視 点 1 三 大 都 市 圏 及 び 滋 賀 県 南 部 への 人 口 流 出 の 抑 制 視 点 2 若 い 世 代 の 就 労 結 婚 妊 娠 出 産 子 育 て の 希 望 実 現 視 点 3 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かした 課 題 解 決

Transcription

1 長 浜 市 まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 ~ 2060 年 未 来 予 想 図 長 浜 からの 挑 戦 ~ 平 成 27 年 6 月 長 浜 市 - 0 -

2 目 次 Ⅰ 基 本 的 な 視 点 2 視 点 1 三 大 都 市 圏 及 び 滋 賀 県 南 部 への 人 口 流 出 の 抑 制 視 点 2 若 い 世 代 の 就 労 結 婚 妊 娠 出 産 子 育 て の 希 望 実 現 視 点 3 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かした 課 題 解 決 と 地 域 活 性 化 Ⅱ 基 本 的 な 考 え 方 3 (1) 国 の まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 との 関 係 (2)5か 年 戦 略 の 策 定 (3) 基 本 目 標 の 設 定 と 施 策 の 推 進 検 証 の 枠 組 み (4) 戦 略 のフォローアップ Ⅲ 今 後 の 施 策 の 方 向 4 (1) 施 策 の 基 本 目 標 (2) 施 策 の 基 本 的 な 方 向 具 体 的 な 施 策 等 基 本 目 標 1 産 業 振 興 により 活 力 あるまち を 創 造 する 5 基 本 目 標 2 地 域 資 源 を 生 かし 魅 了 するまち を 創 造 する 11 基 本 目 標 3 子 育 て 世 代 から 選 ばれるまち を 創 造 する 15 基 本 目 標 4 時 代 に 合 った 都 市 をつくり 安 心 で 住 み 続 けたいまち を 創 造 する

3 Ⅰ 基 本 的 な 視 点 長 浜 市 まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 ( 以 下 総 合 戦 略 という )は まち ひと し ごと 創 生 法 に 基 づき 長 浜 市 人 口 ビジョン を 踏 まえ 本 市 の まち ひと しごと 創 生 1 に 向 けた 基 本 目 標 や 施 策 の 基 本 的 な 方 向 具 体 的 な 施 策 をまとめたものである 総 合 戦 略 の 策 定 に 当 たっては 長 浜 市 人 口 ビジョンを 踏 まえ 次 の3つを 基 本 的 な 視 点 と する 視 点 1 三 大 都 市 圏 及 び 滋 賀 県 南 部 への 人 口 流 出 の 抑 制 まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 ( 以 下 国 の 総 合 戦 略 という )が 示 す 東 京 一 極 集 中 の 是 正 という 基 本 的 視 点 や 長 浜 市 人 口 ビジョンが 示 す 滋 賀 県 南 部 の 各 地 域 への 転 出 超 過 の 状 況 等 を 踏 まえ 本 市 に 住 み 働 き 豊 かな 生 活 を 送 りたい 人 を 増 やし その 希 望 をかな えられる 社 会 環 境 を 実 現 する 視 点 2 若 い 世 代 の 就 労 結 婚 妊 娠 出 産 子 育 て の 希 望 実 現 長 浜 市 人 口 ビジョンが 示 す 将 来 にわたって 安 定 した 人 口 構 造 を 維 持 していくため 若 い 世 代 とりわけ 子 育 て 世 代 の 転 出 超 過 の 状 況 を 踏 まえ これらの 世 代 が 本 市 で 安 心 して 就 労 し 希 望 どおり 結 婚 し 妊 娠 出 産 子 育 てをすることができる 社 会 環 境 を 実 現 する 視 点 3 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かした 課 題 解 決 と 地 域 活 性 化 長 浜 市 人 口 ビジョンが 示 す 将 来 の 展 望 を 踏 まえ 民 間 を 含 めた 経 営 資 源 を 最 大 限 活 用 しつ つ 地 域 が 直 面 する 課 題 を 解 決 し 市 民 が 将 来 にわたって 安 全 安 心 で 心 豊 かな 生 活 を 営 む ことができる 都 市 を 構 築 する 1 まち ひと しごと 創 生 国 民 一 人 一 人 が 夢 や 希 望 を 持 ち 潤 いのある 豊 かな 生 活 を 安 心 して 営 むことができる 地 域 社 会 の 形 成 地 域 社 会 を 担 う 個 性 豊 かで 多 様 な 人 材 の 確 保 及 び 地 域 における 魅 力 ある 多 様 な 就 業 の 機 会 の 創 出 を 一 体 的 に 推 進 すること - 2 -

4 Ⅱ 基 本 的 な 考 え 方 (1) 国 の まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 との 関 係 2 国 の 総 合 戦 略 の 基 本 的 な 考 え 方 や 政 策 5 原 則 等 を 踏 まえ 本 市 における 人 口 減 少 と 地 域 経 済 縮 小 の 克 服 まち ひと しごとの 創 生 と 好 循 環 の 確 立 を 目 指 す (2)5か 年 戦 略 の 策 定 総 合 戦 略 は 長 浜 市 人 口 ビジョンが 示 す 人 口 の 将 来 展 望 を 踏 まえ 平 成 27(2015) 年 度 を 初 年 度 とする 今 後 5か 年 の 戦 略 として 策 定 する 戦 略 の 期 間 平 成 27(2015) 年 度 ~ 平 成 31(2019) 年 度 (3) 基 本 目 標 の 設 定 と 施 策 の 推 進 検 証 の 枠 組 み 国 の 総 合 戦 略 が 示 す 政 策 4 分 野 ごとの 基 本 目 標 を 踏 まえ 本 市 における5 年 後 の 基 本 目 標 を 定 めるとともに この 基 本 目 標 の 実 現 に 向 け 講 ずべき 施 策 に 関 する 基 本 的 方 向 と 具 体 的 な 施 策 を 記 載 し 施 策 の 効 果 を 客 観 的 に 検 証 できる 指 標 ( 重 要 業 績 評 価 指 標 (KPI)Key Performance Indicator)を 定 める また 市 長 を 本 部 長 とする 長 浜 市 総 合 戦 略 本 部 において 施 策 の 実 行 的 推 進 を 図 ると ともに 定 期 的 に 取 組 内 容 を 検 証 し 改 善 する 仕 組 み(PDCA サイクル 3 )を 確 立 する (4) 戦 略 のフォローアップ 本 市 は 総 合 戦 略 に 基 づき まち ひと しごと 創 生 に 早 期 に 着 手 する 今 後 は 滋 賀 県 の 総 合 戦 略 等 との 整 合 を 図 りながら 広 域 的 な 連 携 を 進 めるとともに 国 が 平 成 27 年 度 から 提 供 する 地 域 経 済 分 析 システム による 詳 細 な 経 済 分 析 や 平 成 27 年 度 に 実 施 される 国 勢 調 査 の 結 果 さらには 引 き 続 き 実 施 する 本 市 の 現 状 分 析 将 来 予 測 調 査 各 種 意 向 調 査 等 の 結 果 を 加 味 するなど 随 時 必 要 な 見 直 しを 行 っていく また 施 策 の 推 進 に 当 たっては 地 方 創 生 先 行 型 交 付 金 等 の 国 の 財 政 支 援 制 度 や 地 方 創 生 コンシェルジュ 制 度 4 などの 人 的 支 援 制 度 を 含 め 国 の 支 援 制 度 を 積 極 的 に 活 用 していく 2 政 策 5 原 則 1 自 立 性 : 構 造 的 な 問 題 に 対 処 し 地 方 公 共 団 体 民 間 事 業 者 個 人 等 の 自 立 につながる 2 将 来 性 : 地 方 が 自 主 的 かつ 主 体 的 に 夢 を 持 って 前 向 きに 取 り 組 むことを 支 援 する 3 地 域 性 : 各 地 域 の 実 態 に 合 った 施 策 を 支 援 国 は 支 援 の 受 け 手 側 の 視 点 に 立 って 支 援 4 直 接 性 : 最 大 眼 の 成 果 をあげるため 直 接 的 に 支 援 する 施 策 を 集 中 的 に 実 施 する 5 結 果 重 視 :PDCA メカニズムの 下 具 体 的 な 数 値 目 標 を 設 定 し 効 果 検 証 と 改 善 を 実 施 する 3 PDCA サイクル 事 業 活 動 における 管 理 業 務 を 円 滑 に 進 める 手 法 の 一 つ Plan( 計 画 ) Do( 実 行 ) Check( 評 価 ) Act( 改 善 )の 4 段 階 を 繰 り 返 すことによって 業 務 を 継 続 的 に 改 善 する 4 地 方 創 生 コンシェルジュ 制 度 地 方 公 共 団 体 の 地 方 創 生 の 取 組 を 積 極 的 に 支 援 するため その 地 域 に 愛 着 のある 国 の 職 員 を 選 任 し 相 談 窓 口 とする - 3 -

5 Ⅲ 今 後 の 施 策 の 方 向 (1) 戦 略 の 基 本 目 標 国 の 総 合 戦 略 及 び 長 浜 市 人 口 ビジョンを 踏 まえ 基 本 目 標 を 次 のとおり 定 める 基 本 目 標 1 産 業 振 興 により 活 力 あるまち を 創 造 する < 国 の 基 本 目 標 1> 基 本 目 標 2 地 域 資 源 を 生 かし 魅 了 するまち を 創 造 する 地 域 における 安 定 した 雇 用 を 創 出 する < 国 の 基 本 目 標 2> 基 本 目 標 3 子 育 て 世 代 から 選 ばれるまち を 創 造 する 地 方 への 新 しいひとの 流 れをつくる < 国 の 基 本 目 標 3> 若 い 世 代 の 結 婚 出 産 子 育 ての 希 望 をかなえる 基 本 目 標 4 時 代 に 合 った 都 市 をつくり 安 心 で 住 み 続 けたいまち を 創 造 する < 国 の 基 本 目 標 4> 時 代 に 合 った 地 域 をつくり 安 心 なくらしを 守 るとともに 地 域 と 地 域 を 連 携 する (2) 講 ずべき 施 策 に 関 する 基 本 的 方 向 具 体 的 な 施 策 等 基 本 目 標 の 実 現 に 向 け 講 ずべき 施 策 に 関 する 基 本 的 方 向 や 具 体 的 な 施 策 を 次 のとおり 定 める また 基 本 目 標 における 数 値 目 標 や 各 施 策 における 重 要 業 績 評 価 指 標 (KPI)を 次 のとおり 設 定 する - 4 -

6 基 本 目 標 1 産 業 振 興 により 活 力 あるまち を 創 造 する 長 浜 市 人 口 ビジョン では 本 市 の 人 口 移 動 の 状 況 について 高 校 卒 業 に 伴 う 大 学 等 進 学 または 就 職 によるものと 推 察 される 転 出 者 数 が 大 学 卒 業 後 に 本 市 へ 転 入 する 数 を 上 回 っ ていると 示 されており これらは 一 旦 大 学 等 へ 進 学 した 者 にとって 本 市 に 居 住 しなが ら 勤 務 できる 企 業 が 十 分 に 立 地 していない あるいは 文 系 学 部 卒 業 者 が 活 躍 できる 職 種 が 少 ないと 推 測 されている そこで 本 市 においては 様 々な 角 度 から 産 業 振 興 による 新 たな 雇 用 を 創 出 し 市 外 から の 新 たな 人 の 流 れを 生 み 出 すことで しごと と ひと の 好 循 環 を 作 り 出 し 持 続 可 能 な まち の 活 性 化 を 図 っていくものとし 総 合 戦 略 では 産 業 振 興 を 一 つの 大 きな 原 動 力 として 子 どもや 若 者 が 明 るい 未 来 を 描 く 持 続 可 能 な 希 望 に 満 ちあふれた 活 力 あるまち を 創 造 する 指 標 基 準 値 目 標 値 製 造 品 出 荷 額 等 における 付 加 価 値 額 の 比 率 31.71%(H25 年 度 ) 33.0%(H31 年 度 ) 講 ずべき 施 策 に 関 する 基 本 的 方 向 具 体 的 な 施 策 重 要 業 績 評 価 指 標 ( KPI ) 本 市 では 長 浜 市 産 業 振 興 ビジョン ( 平 成 24 年 6 月 策 定 )に 基 づき 長 浜 スタイル で 拓 くグローカル 産 業 都 市 の 実 現 を 目 指 し 様 々な 面 から 産 業 振 興 の 取 組 を 進 めている 総 合 戦 略 では こうした 取 組 を 引 き 続 き 強 力 に 推 し 進 めるとともに 社 会 環 境 の 変 化 等 に 柔 軟 に 対 応 しながら 創 業 前 から 事 業 拡 大 期 まで 事 業 ステージに 応 じた 切 れ 目 のない 支 援 による 持 続 可 能 な 産 業 振 興 を 図 る 基 本 的 方 向 (1) 地 域 資 源 を 生 かした 産 業 振 興 と 創 業 支 援 恵 まれた 地 域 資 源 やキラリと 光 るモノづくり 技 術 の 発 掘 と 農 商 工 連 携 によるブラッシュ アップ 5 観 光 との 連 携 による 面 展 開 潜 在 的 な 人 材 資 源 の 活 用 を 通 じて オール 長 浜 による 地 域 資 源 や 生 活 文 化 のブランド 化 を 推 進 する また 平 成 26 年 3 月 に 策 定 した 創 業 支 援 事 業 計 画 に 基 づき 商 工 業 者 の 創 業 など 新 たな 取 組 等 を 支 援 し 本 市 における 雇 用 の 創 出 と 地 域 活 性 化 を 図 る 5 ブラッシュアップ 一 定 のレベルに 達 した 状 態 からさらに 磨 きをかけること - 5 -

7 1 地 域 資 源 の 発 掘 と 生 活 文 化 産 業 の 融 合 地 域 の 誇 れる 技 術 や 産 品 等 を 発 掘 し 単 品 売 りではなく 商 品 製 品 の 使 い 方 までを 含 め た 生 活 文 化 のパッケージ 化 による 高 付 加 価 値 の 商 品 開 発 や 事 業 化 販 路 開 拓 を 支 援 すること で 生 活 文 化 のブランド 化 ( 産 業 化 )を 進 める 2 創 業 支 援 の 強 化 産 業 競 争 力 強 化 法 に 基 づく 創 業 支 援 事 業 計 画 に 沿 って これまで 個 別 に 行 われてきた 創 業 支 援 策 を 支 援 機 関 を 超 えて 体 系 的 に 講 じることで 創 業 者 数 の 増 加 を 促 す また 地 域 資 源 を 生 かした 新 商 品 の 開 発 支 援 や 創 業 費 用 の 一 部 補 助 を 行 うとともに 金 融 機 関 等 との 協 調 連 携 により 創 業 支 援 のための 新 たな 融 資 制 度 を 創 設 する 起 業 支 援 対 象 数 157 件 (H26 年 度 ) 累 計 800 件 (H31 年 度 ) 起 業 者 数 12 人 (H26 年 度 ) 累 計 72 人 (H31 年 度 ) 女 性 の 起 業 者 数 2 人 (H26 年 度 ) 累 計 20 人 (H31 年 度 ) 長 浜 グローカルチャレンジ 応 援 事 業 採 択 数 ( 地 域 資 源 分 野 ) 2 件 (H26 年 度 ) 累 計 10 件 (H31 年 度 ) 基 本 的 方 向 (2) バイオ 技 術 を 活 用 した 次 世 代 成 長 産 業 の 振 興 バイオクラスターネットワーク 事 業 6 を 核 として その 機 能 と 連 携 体 制 を 更 に 強 化 しつつ 環 境 健 康 観 光 などの 今 後 成 長 が 期 待 できる 産 業 分 野 について 地 域 資 源 や 地 元 企 業 の 基 盤 技 術 と 長 浜 サイエンスパークのバイオ 技 術 を 活 用 した 持 続 可 能 な 産 業 創 出 を 図 る 1 地 産 地 消 型 産 業 の 振 興 地 域 の 農 林 水 産 資 源 と 長 浜 サイエンスパーク 等 のバイオ 技 術 を 活 用 し 農 商 工 連 携 や 観 光 との 協 力 連 携 による 地 域 ブランド 戦 略 により 地 元 事 業 者 が 新 しい 商 品 やサービスを 開 発 提 供 販 路 の 拡 大 等 事 業 化 を 支 援 し 農 林 水 産 業 や 観 光 産 業 を 中 心 とした 地 産 地 消 型 産 業 の 振 興 を 図 る 2 医 療 健 康 産 業 の 創 出 地 域 コホート 7 基 盤 と 長 浜 バイオ 大 学 や 長 浜 サイエンスパーク 企 業 のバイオインフォマテ 6 バイオクラスターネットワーク 事 業 バイオ 関 連 産 業 クラスターの 形 成 発 展 を 目 指 した 産 学 官 連 携 ネットワークによる 事 業 クラスターとは 群 や 集 団 の 意 産 業 クラスターとは 地 域 の 中 堅 中 小 企 業 ベンチャー 企 業 等 が 大 学 研 究 機 関 等 のシーズを 活 用 して 産 業 クラスター( 新 事 業 が 次 々と 生 み 出 されるような 事 業 環 境 を 整 備 することで 競 争 優 位 を 持 つ 産 業 が 核 となって 広 域 的 な 産 業 集 積 が 進 む 状 態 )を 形 成 し 地 域 活 性 化 を 図 ること 7 コホート 共 通 した 因 子 を 持 ち 観 察 対 象 となる 集 団 のこと 人 口 学 においては 同 年 (または 同 期 間 )に 出 生 した 集 団 を 意 味 する - 6 -

8 ィクス 8 技 術 さらに 地 元 企 業 のモノづくり 技 術 を 活 用 して 医 農 工 連 携 による CRO 9 ビジネ スや 機 能 性 食 品 健 康 機 器 サービス 開 発 等 医 療 健 康 産 業 の 創 出 を 図 る 3 環 境 バイオビジネスの 創 出 長 浜 サイエンスパークの 環 境 バイオ 技 術 を 活 用 し 地 元 企 業 が 取 り 組 む 環 境 浄 化 や 省 エネ ルギーに 貢 献 する 新 事 業 を 支 援 し 新 たな 循 環 型 ビジネスモデルの 創 出 を 図 る 長 浜 グローカルチャレンジ 応 援 事 業 採 択 数 (バイオ 分 野 ) 4 件 (H26 年 度 ) 累 計 15 件 (H31 年 度 ) 基 本 的 方 向 (3) グローバル 展 開 を 目 指 す 地 元 企 業 の 育 成 キラリと 光 る 技 術 や 高 度 な 技 術 に 裏 打 ちされた 確 かな 製 品 を 持 つ 企 業 については 海 外 市 場 の 開 拓 を 支 援 することで 地 元 企 業 の 新 たなマーケット 獲 得 に 向 けた 機 会 を 提 供 するとと もに アジア 新 興 国 の 成 長 力 の 取 り 込 みを 図 る 1 海 外 販 路 開 拓 につながる 人 材 ネットワークの 確 立 アジア 新 興 国 を 中 心 として 長 浜 バイオインキュベーションセンターや 長 浜 アカデミッ クサポートチーム(NAST)の 人 的 なつながりを 最 大 限 に 活 用 し 地 元 企 業 の 海 外 販 路 開 拓 を 円 滑 に 進 めるための 環 境 整 備 を 進 める 2 海 外 市 場 を 目 的 とした 技 術 製 品 のブラッシュアップ キラリと 光 る 技 術 を 活 用 した 研 究 や 商 品 開 発 等 を 進 めるため 国 等 の 競 争 的 資 金 の 獲 得 を オール 長 浜 で 支 援 するなど 研 究 開 発 から 事 業 化 までを 総 合 的 に 支 援 する 3 海 外 展 示 会 への 出 展 や 商 談 会 の 開 催 を 通 じた 販 路 開 拓 の 支 援 商 工 会 議 所 商 工 会 や 長 浜 バイオインキュベーションセンターを 中 心 として 海 外 販 路 開 拓 に 取 り 組 む 企 業 有 志 を 集 め アジア 新 興 国 での 海 外 展 示 会 への 出 展 や 特 定 のテーマに 沿 った チーム 長 浜 での 海 外 商 談 会 の 開 催 を 支 援 する 8 バイオインフォマティクス 応 用 数 学 統 計 学 応 用 物 理 学 コンピューターサイエンス 計 算 機 科 学 などの 技 術 応 用 によって 生 物 医 学 の 問 題 を 解 こ うとする 学 問 9 CRO(シーアールオー) Contract Research Organization 医 薬 品 開 発 業 務 受 託 機 関 製 薬 会 社 や 食 品 会 社 バイオ 企 業 等 の 研 究 を 外 部 機 関 と して 手 助 けする 一 種 のサービス 業 の 形 態 認 可 申 請 する 際 に 必 要 な 第 三 者 機 関 としての 役 割 や 企 業 が 試 験 を 依 頼 した 医 療 機 関 等 の 監 視 (モニタリング)を 担 うこともある - 7 -

9 海 外 ビジネスマッチング 件 数 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 5 件 (H31 年 度 ) 基 本 的 方 向 (4) 企 業 誘 致 の 促 進 や 地 元 企 業 への 持 続 的 な 経 営 支 援 直 接 的 な 雇 用 創 出 につながる 企 業 誘 致 を 推 進 するとともに 市 内 で 操 業 する 地 元 企 業 の 成 長 段 階 に 応 じた 産 業 基 盤 の 整 備 を 図 り 土 地 利 用 の 見 直 しや 交 通 アクセスの 利 便 性 強 化 に 取 り 組 むことで 地 元 企 業 の 持 続 的 な 経 営 を 応 援 する さらに 専 門 家 によるきめ 細 かな 企 業 経 営 者 への 対 応 や 企 業 家 同 士 のネットワーク 形 成 本 市 にゆかりのある 首 都 圏 人 材 の 活 用 や 交 流 促 進 等 人 材 や 資 源 の 適 切 な 組 合 せや 連 携 を 通 じて これからも 本 市 で 活 躍 する 企 業 人 の 確 保 育 成 に 取 り 組 むとともに 新 たなビジネス チャンスの 創 出 を 図 る 1 本 市 への 企 業 進 出 や 本 社 機 能 移 転 に 対 する 積 極 的 な 支 援 地 域 経 済 の 活 性 化 及 び 雇 用 の 創 出 を 図 るため 本 市 への 進 出 や 本 社 機 能 移 転 を 希 望 する 企 業 に 対 し 積 極 的 なアプローチと 情 報 収 集 を 通 じて 企 業 ニーズを 把 握 し それに 合 った 総 合 的 支 援 を 行 う 2 産 業 支 援 窓 口 の 一 元 化 と 活 動 拠 点 の 整 備 産 業 支 援 に 係 る 窓 口 の 一 元 化 と 活 動 拠 点 の 整 備 を 進 めることで 経 済 基 盤 の 強 化 を 図 る 誘 致 (マッチング) 企 業 数 0 社 (H26 年 度 ) 累 計 3 社 (H31 年 度 ) 本 社 機 能 の 移 転 企 業 数 0 社 (H26 年 度 ) 累 計 1 社 (H31 年 度 ) 基 本 的 方 向 (5) 足 腰 の 強 い 農 林 業 の 再 生 と 生 産 物 の 高 付 加 価 値 化 農 業 については 新 たな 担 い 手 育 成 を 進 めるとともに 経 営 基 盤 の 安 定 に 向 けた 農 産 品 の 高 付 加 価 値 化 地 域 特 性 に 応 じた 収 益 性 の 高 い 農 産 物 の 産 地 化 や 販 売 さらには 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かし 農 業 を 切 り 口 とした 新 たな 産 業 の 創 出 を 図 る また 林 業 については 自 伐 林 家 等 の 新 たな 担 い 手 の 育 成 を 進 めるとともに 森 林 資 源 の 流 通 販 売 を 促 進 し 安 定 収 入 を 得 られる 産 業 にまで 育 成 する なお 生 産 物 の 高 付 加 価 値 化 については 農 産 物 のみならず 琵 琶 湖 固 有 のビワマス 等 の 水 産 資 源 を 含 めた 農 林 水 産 物 を 対 象 として 進 める - 8 -

10 1 新 しい 農 業 の 確 立 本 市 の 中 部 地 域 は 伊 吹 山 系 などの 山 々から 湧 き 出 る 豊 かな 水 と 肥 沃 な 大 地 温 暖 な 気 候 にも 恵 まれた 災 害 の 少 ない 地 域 である また 国 道 や 高 速 道 路 など 交 通 利 便 性 も 高 い ことから 高 速 道 路 インターチェンジを 核 として 民 間 を 含 めた 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かし 農 業 と 他 の 地 域 資 源 を 組 み 合 わせ 新 たな 価 値 を 創 造 する 農 業 を 切 り 口 とした 新 産 業 の 創 出 を 図 る 2 農 林 水 産 物 の 高 付 加 価 値 化 県 内 でも 恵 まれた 農 林 水 産 資 源 に 着 目 し それらの 商 品 開 発 や 販 路 開 拓 などの 6 次 産 業 化 や 収 益 性 の 高 い 農 産 物 の 産 地 化 を 支 援 し 農 林 水 産 物 の 付 加 価 値 を 高 める 積 極 的 で 持 続 で きる 取 組 を 支 援 する 3 持 続 できる 農 業 の 新 たな 担 い 手 の 創 出 兼 業 農 家 や 自 給 農 家 を 含 めた 新 たな 農 業 の 担 い 手 の 発 掘 と 育 成 を 図 り さらには 自 立 で きる 農 業 経 営 と 地 域 の 活 性 化 を 図 るため 生 産 技 術 の 向 上 や 販 売 先 の 確 保 販 売 力 の 強 化 (ブ ランド 化 )を 支 援 する 4 グリーン 産 業 の 創 出 自 伐 林 家 等 の 林 業 従 事 者 を 育 成 し 併 せて 販 売 先 の 確 保 等 を 進 めることで 森 林 資 源 の 流 通 販 売 を 安 定 させ 安 定 収 入 が 得 られる 産 業 に 育 成 する 新 規 就 農 者 数 12 人 (H26 年 度 ) 累 計 40 人 (H31 年 度 ) 人 農 地 プラン 作 成 件 数 129 件 (H26 年 度 ) 累 計 170 件 (H31 年 度 ) 高 付 加 価 値 化 等 支 援 事 業 数 6 件 (H26 年 度 ) 累 計 15 件 (H31 年 度 ) 新 規 自 伐 林 家 の 数 0 人 (H26 年 度 ) 累 計 10 人 以 上 (H31 年 度 ) 基 本 的 方 向 (6) 観 光 産 業 の 振 興 と 交 流 人 口 の 拡 大 本 市 は 南 部 の 黒 壁 スクエア に 代 表 される 中 心 市 街 地 や 北 部 の 多 様 な 地 域 資 源 を 生 かし 年 間 600 万 人 以 上 の 観 光 入 込 客 数 を 誇 っており 本 市 にとって 観 光 産 業 は 一 大 産 業 となっている 国 際 観 光 需 要 が 年 々 高 まる 中 訪 日 外 国 人 を 対 象 とするインバウンド 10 観 光 の 推 進 など 今 後 もまだまだ 観 光 産 業 は 伸 びていくと 想 定 されることから 本 市 の 強 みの 一 つでもある 観 光 に 力 点 をおいた 産 業 振 興 を 図 る 10 インバウンド (inbound) 外 から 入 ってくる 旅 行 で 一 般 的 に 訪 日 外 国 人 旅 行 を 指 す - 9 -

11 1 宿 泊 滞 在 型 観 光 の 強 化 本 市 に 点 在 する 地 域 資 源 を 生 かし それらを 有 機 的 につなぐ 観 光 ルートの 提 供 や ツアー の 造 成 夜 の 賑 わい 創 出 新 たな 観 光 名 所 づくり NHK 大 河 ドラマ 等 を 契 機 とした 大 規 模 イベ ントや 様 々な 地 域 イベント 伝 統 行 事 等 の 実 施 など 観 光 消 費 額 の 増 加 につながる 宿 泊 滞 在 型 観 光 を 強 化 する 2 インバウンド 観 光 の 推 進 全 国 に 誇 れる 数 多 くの 地 域 資 源 と 近 隣 に 新 幹 線 米 原 駅 を 持 つ 高 い 交 通 利 便 性 などを 生 かし 海 外 に 向 けた 情 報 発 信 力 を 強 化 するとともに 地 元 商 工 関 係 者 と 連 携 し サイン 看 板 や 観 光 ガイド 各 種 パンフレットなどの 多 言 語 対 応 や Wi-Fi 環 境 の 整 備 を 進 めるなど 来 訪 者 が 不 便 を 感 じずに 市 内 を 周 遊 滞 在 できる 環 境 を 整 え インバウンド 観 光 に 伴 う 観 光 消 費 額 の 増 加 につなげる 宿 泊 者 数 425,000 人 (H25-26 年 度 平 均 ) 440,000 人 (H31 年 度 ) 宿 泊 者 数 ( 外 国 人 ) 26,564 人 (H25-26 年 度 平 均 ) 40,000 人 (H31 年 度 ) 日 帰 り 者 数 ( 外 国 人 ) 7,259 人 (H25-26 年 度 平 均 ) 10,000 人 (H31 年 度 )

12 基 本 目 標 2 地 域 資 源 を 生 かし 魅 了 するまち を 創 造 する 国 の 総 合 戦 略 では 地 方 への 新 しい 人 の 流 れをつくることを 基 本 目 標 に 掲 げており 地 方 への 人 口 流 入 を 促 し 移 住 定 住 につなげていくことを 期 待 している しかし 人 口 の 東 京 一 極 集 中 という 現 状 の 中 で その 逆 の 流 れを 作 り 出 し さらに 一 足 飛 びに 移 住 定 住 につ なげていくことは 容 易 ではない そこで 本 市 では 年 間 600 万 人 以 上 が 訪 れる 観 光 商 業 都 市 としての 強 みを 生 かし 国 内 外 から 新 たな 人 を 呼 び 込 み まち の 賑 わいを 創 出 するとともに 併 せて 本 市 を 訪 れ たいと 思 った 人 あるいは 既 に 訪 れた 人 が 市 に 対 して 好 印 象 を 抱 くような おもてなし が 行 き 届 いた 魅 力 的 な 都 市 の 実 現 を 目 指 す 総 合 戦 略 においては 数 多 くの 地 域 資 源 を 生 かし 本 市 への 人 の 流 れをつくり 出 すととも に 来 訪 者 の 受 入 体 制 を 整 え 人 々を 魅 了 すること を 通 じて 将 来 的 な 移 住 定 住 につな げていく 指 標 基 準 値 目 標 値 6,685,900 人 8,000,000 人 本 市 への 観 光 入 込 客 数 ( 年 間 ) (H25-H26 年 度 平 均 ) (H31 年 度 ) 講 ずべき 施 策 に 関 する 基 本 的 方 向 具 体 的 な 施 策 重 要 業 績 評 価 指 標 ( KPI ) 本 市 は 市 内 に 点 在 する 地 域 資 源 の 魅 力 を 有 機 的 連 携 により 最 大 限 に 高 め 観 光 分 野 を はじめ 様 々な 面 から 国 内 外 に 情 報 発 信 し 人 々の 来 訪 意 欲 を 喚 起 するとともに 実 際 の 来 訪 を 通 じ 本 市 の 魅 力 をより 深 く 感 じていただき さらに 二 度 三 度 と 足 を 運 んでいただ けるような 魅 力 あるまちの 実 現 を 目 指 す 総 合 戦 略 では 情 報 発 信 力 の 強 化 と 受 入 体 制 の 整 備 を 強 力 に 進 めるとともに 来 訪 を 通 じて 将 来 的 な 移 住 定 住 につなげていく また 観 光 誘 客 のみならず 大 学 等 の 活 性 化 によ る 学 生 の 受 入 れ 強 化 など 市 内 外 からの 人 の 流 れをつくる 取 組 も 進 める 基 本 的 方 向 (1) 地 域 資 源 を 生 かした 都 市 ブランド 力 の 強 化 と 観 光 振 興 これまで 長 年 にわたり 市 民 とともに 積 み 上 げてきた 都 市 ブランド 力 は 本 市 における 最 大 の 強 みであり それを 生 かしながら 新 たな 価 値 を 創 造 付 加 することで 今 後 も 更 な る 発 展 へとつなげていく 必 要 がある 総 合 戦 略 では 地 域 資 源 を 生 かし 本 市 の 魅 力 を 国 内 外 に 情 報 発 信 することで 都 市 ブラ ンド 力 の 更 なる 向 上 を 図 り 本 市 への 来 訪 意 欲 の 喚 起 を 促 し 本 市 への 人 の 流 れをつくり 出 すとともに 受 入 体 制 の 整 備 を 進 めていく

13 また ある 程 度 集 約 されている 南 部 と 各 所 に 点 在 している 北 部 の 色 の 異 なる 地 域 資 源 を うまく 活 用 し それぞれを 有 機 的 に 連 携 させることで 来 訪 者 の 趣 味 趣 向 に 合 わせたベスト マッチングな 旅 を 提 供 するとともに 併 せて 新 たな 観 光 名 所 づくりなどを 進 めることで 滞 在 時 間 の 延 伸 に 寄 与 する 宿 泊 滞 在 型 観 光 を 強 化 する さらに 近 年 アジアをはじめとし 国 際 観 光 需 要 は 年 々 高 まっており 観 光 は 今 後 も 大 きな 成 長 が 見 込 める 分 野 と 考 えている 東 京 周 辺 や 東 京 名 古 屋 京 都 大 阪 などの 主 要 な 都 市 を 結 ぶゴールデンルートに 訪 日 外 国 人 が 集 中 している 現 状 を 踏 まえ 本 市 の 地 域 資 源 と 地 勢 的 な 優 位 性 を 生 かしたインバウ ンド 観 光 を 推 進 する 1 都 市 ブランド 力 の 強 化 本 市 の 魅 力 を 東 京 を 中 心 とする 大 都 市 圏 や 海 外 に 向 け 様 々な 媒 体 や 手 法 を 用 いて 効 果 的 に 情 報 発 信 することで 全 国 的 な 認 知 度 の 向 上 を 図 る とりわけ 平 成 28 年 度 にユネスコ 世 界 遺 産 登 録 を 控 える 曳 山 祭 りや 本 市 のキラーコンテ ンツである 歴 史 文 化 資 源 を 生 かした 戦 国 の 聖 地 と 観 音 の 里 づくりの 取 組 等 について 更 なる 情 報 発 信 を 進 める 2 宿 泊 滞 在 型 観 光 の 強 化 再 掲 本 市 に 点 在 する 地 域 資 源 を 生 かし それらを 有 機 的 につなぐ 観 光 ルートの 提 供 や ツアー の 造 成 夜 の 賑 わい 創 出 新 たな 観 光 名 所 づくり NHK 大 河 ドラマ 等 を 契 機 とした 大 規 模 イベ ントや 様 々な 地 域 イベント 伝 統 行 事 等 の 実 施 など 観 光 消 費 額 の 増 加 につながる 宿 泊 滞 在 型 観 光 を 強 化 する 3 インバウンド 観 光 の 推 進 再 掲 全 国 に 誇 れる 数 多 くの 地 域 資 源 と 近 隣 に 新 幹 線 米 原 駅 を 持 つ 高 い 交 通 利 便 性 などを 生 かし 海 外 に 向 けた 情 報 発 信 力 を 強 化 するとともに 地 元 商 工 関 係 者 と 連 携 し サイン 看 板 や 観 光 ガイド 各 種 パンフレットなどの 多 言 語 対 応 や Wi-Fi 環 境 の 整 備 を 進 めるなど 来 訪 者 が 不 便 を 感 じずに 市 内 を 周 遊 滞 在 できる 環 境 を 整 え インバウンド 観 光 に 伴 う 観 光 消 費 額 の 増 加 につなげる 宿 泊 者 数 425,000 人 (H25-26 年 度 平 均 ) 440,000 人 (H31 年 度 ) 宿 泊 者 数 ( 外 国 人 ) 26,564 人 (H25-26 年 度 平 均 ) 40,000 人 (H31 年 度 ) 日 帰 り 者 数 ( 外 国 人 ) 7,259 人 (H25-26 年 度 平 均 ) 10,000 人 (H31 年 度 )

14 基 本 的 方 向 (2) 移 住 定 住 と U J Iターン の 促 進 国 の 総 合 戦 略 では 地 方 への 新 しい 人 の 流 れをつくるとして 地 方 移 住 を 推 進 し 生 活 面 の 情 報 のみならず 求 人 情 報 も 含 めた 地 方 移 住 に 必 要 となる 情 報 の 一 元 的 な 情 報 提 供 システ ム 全 国 移 住 ナビ の 整 備 を 進 めている 本 市 では こうした 国 のシステムも 活 用 しつつ 本 市 への 移 住 定 住 に 関 心 がある 人 に 対 し わかりやすい 情 報 を 提 供 していくとともに 総 合 戦 略 において 移 住 定 住 に 係 る 不 安 の 軽 減 につながる 相 談 窓 口 や 情 報 提 供 機 能 を 強 化 するなど 受 入 体 制 の 整 備 を 進 め 本 市 へ の 移 住 定 住 を 促 進 する また 都 市 部 からの 移 住 や 都 市 部 の 大 学 等 からの 地 元 企 業 への 就 職 を 促 すため 金 融 機 関 等 と 協 調 連 携 し 移 住 者 向 けの 新 たな 融 資 制 度 や 奨 学 金 を 活 用 した 大 学 生 等 の 地 元 定 着 の 取 組 を 進 め 官 民 共 同 による 人 材 育 成 やU J Iターン 11 の 促 進 を 図 る 1 移 住 定 住 に 係 る 受 入 体 制 の 整 備 と 情 報 発 信 本 市 への 移 住 定 住 を 促 進 するため 移 住 定 住 に 係 る 情 報 の 一 元 化 やポータルサイトの 整 備 移 住 コンシェルジュ( 移 住 相 談 員 )によるワンストップ 相 談 窓 口 の 開 設 など 受 入 体 制 の 整 備 と 情 報 発 信 を 進 める 特 に 定 住 後 に 地 域 での 活 躍 が 期 待 される 広 義 のクリエイティブ クラス( 科 学 者 エン ジニア 芸 術 家 文 化 創 造 者 経 営 者 専 門 家 技 能 者 等 )の 受 入 れを 重 点 的 に 図 る 2 U J Iターン に 係 る 支 援 制 度 の 創 設 大 都 市 から 経 験 豊 富 な 30 代 40 代 の 仕 事 を 持 った 人 材 を 呼 び 込 むため 金 融 機 関 等 と 協 調 連 携 し 移 住 者 向 けの 新 たな 支 援 制 度 を 創 設 する また 新 たな 奨 学 金 制 度 を 創 設 し 本 市 で 生 まれ 育 った 若 者 の 大 学 生 活 を 経 済 的 に 支 援 するとともに 大 学 卒 業 後 に 市 内 の 事 業 所 等 で 就 労 できる 仕 組 みを 構 築 する 3 古 民 家 や 中 古 住 宅 等 に 対 する 新 たな 住 宅 ローンの 創 設 人 口 流 出 等 による 空 き 家 や 空 き 店 舗 等 が 増 え 続 ける 中 金 融 機 関 等 と 協 調 連 携 し 古 民 家 や 中 古 住 宅 等 に 対 する 新 たな 住 宅 ローンを 創 設 するなど 個 人 によるリノベーションの 取 組 を 促 進 し 本 市 への 移 住 定 住 を 促 す 移 住 件 数 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 45 件 (H31 年 度 ) 新 たな 奨 学 金 制 度 の 創 設 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 1 件 (H31 年 度 ) 新 たな 住 宅 ローンの 創 設 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 2 件 (H31 年 度 ) 11 U J Iターン 1Uターン: 出 身 地 から 転 出 し 再 度 出 身 地 に 住 む 流 れ 2Jターン: 出 身 地 から 転 出 し 出 身 地 の 近 隣 都 市 に 住 む 流 れ 3Iターン: 出 身 地 に 関 係 ない 地 域 に 住 む 流 れ

15 基 本 的 方 向 (3) 地 元 大 学 等 の 機 能 強 化 国 は 地 方 に 魅 力 がある 雇 用 が 少 ないことのほか 地 域 ニーズに 対 応 した 高 等 教 育 機 関 の 機 能 が 地 方 では 十 分 でないことを 踏 まえ 地 方 大 学 等 の 活 性 化 として 地 方 大 学 や 高 等 専 門 学 校 等 において 地 域 とのつながりを 深 め 地 域 産 業 を 担 う 人 材 養 成 など 地 方 課 題 の 解 決 に 貢 献 する 取 組 を 促 進 している 本 市 においても 長 浜 バイオ 大 学 や 滋 賀 文 教 短 期 大 学 滋 賀 県 調 理 短 期 大 学 校 滋 賀 県 立 看 護 専 門 学 校 などが 立 地 しており それぞれに 特 色 を 生 かした 取 組 を 実 施 している そこで こうした 大 学 等 の 機 能 強 化 を 図 ることで 地 元 企 業 や 地 域 社 会 の 求 める 人 材 ニー ズの 多 様 化 に 対 応 し 地 元 企 業 等 との 連 携 により 地 域 産 業 等 を 担 う 高 度 な 地 域 人 材 を 育 成 する 1 地 元 大 学 及 び 地 方 専 門 機 関 等 の 機 能 強 化 本 市 に 立 地 する 大 学 や 専 門 機 関 等 が 市 内 外 から 若 い 有 能 な 人 材 を 呼 び 込 み 地 元 企 業 や 地 域 社 会 が 求 める 多 様 なニーズに 対 応 した 高 度 な 人 材 を 育 成 するとともに 卒 業 生 に 対 し 地 元 企 業 や 病 院 専 門 施 設 等 への 就 職 を 促 す 取 組 を 推 進 する また 住 民 を 対 象 とするオープンキャンパスや 市 内 の 学 生 を 対 象 とした 特 別 授 業 の 開 催 など 大 学 等 がそれぞれの 特 色 を 生 かし 自 ら 地 域 と 積 極 的 に 関 わり 地 域 に 貢 献 する 取 組 を 促 進 する 長 浜 バイオ 大 学 :2.5% 長 浜 バイオ 大 学 :4.0% 地 元 学 生 の 入 学 者 割 合 (H26 年 度 ) (H31 年 度 ) 滋 賀 文 教 短 期 大 学 :29.5% 滋 賀 文 教 短 期 大 学 :30.0% (H26 年 度 ) (H31 年 度 ) 長 浜 バイオ 大 学 :2.9% 長 浜 バイオ 大 学 :4.0% 新 卒 者 の 地 元 就 職 率 (H26 年 度 ) (H31 年 度 ) 滋 賀 文 教 短 期 大 学 :29.7% 滋 賀 文 教 短 期 大 学 :30.0% (H26 年 度 ) (H31 年 度 )

16 基 本 目 標 3 子 育 て 世 代 から 選 ばれるまち を 創 造 する 長 浜 市 人 口 ビジョン が 示 すとおり 本 市 における 子 育 て 世 代 の 状 況 としては 男 性 の 25~29 歳 から 30~34 歳 では これまで 転 入 超 過 であったものの 1995(H7)-2000(H12) 年 からその 数 が 減 少 に 転 じ 女 性 では 1985(S60) 年 -1990(H2) 年 以 降 転 出 超 過 に 転 じ そ の 傾 向 が 続 いている こうした 子 育 て 世 代 とりわけその 女 性 が 転 出 超 過 基 調 にあることは 本 市 の 人 口 減 少 対 策 を 考 える 上 で 看 過 できるものではない また 本 市 の 長 浜 市 子 ども 子 育 て 支 援 少 子 化 対 策 推 進 本 部 が 策 定 する 長 浜 市 子 ども 子 育 て 支 援 少 子 化 対 策 推 進 方 針 においても 20~35 歳 までの 若 者 の 流 出 が 特 に 顕 著 で さらに 20~39 歳 の 若 年 女 性 人 口 に 着 目 すると 人 口 構 成 割 合 ともに 減 少 傾 向 にあり 地 域 の 再 生 産 力 も 低 下 している 状 況 にあると 分 析 している 各 年 齢 階 級 別 の 婚 姻 状 況 についても 男 性 の 婚 姻 の 時 期 は 全 国 より 晩 婚 であるとともに 県 平 均 と 比 較 しても 未 婚 率 が 高 く 女 性 の 婚 姻 の 時 期 は 全 国 県 平 均 とほぼ 同 様 であるが 年 齢 とともに 未 婚 率 は 全 国 県 平 均 より 低 くなっている 婚 姻 率 (1,000 人 当 たりの 年 間 婚 姻 件 数 )については 婚 姻 数 そのものが 全 国 的 に 減 少 して おり また 平 均 初 婚 年 齢 をみても 県 平 均 は 男 女 ともに 全 国 平 均 を 下 回 るものの 晩 婚 化 が 進 行 している さらに 本 市 の 合 計 特 殊 出 生 率 については 国 や 県 と 比 較 すると 高 く 推 移 しているものの 国 が 長 期 ビジョンで 示 す 1.8 と 比 べると 低 い 水 準 にあり また 出 生 数 も 減 少 傾 向 にある このように 若 者 や 子 育 て 世 代 とりわけ 女 性 の 人 口 流 出 は 今 後 の 本 市 の 人 口 構 造 を 左 右 する 大 変 大 きな 問 題 であり 様 々な 面 からのアプローチが 必 要 である そこで 総 合 戦 略 では 本 市 の 長 浜 市 子 ども 子 育 て 支 援 少 子 化 対 策 推 進 本 部 の 取 組 と 一 体 となり 若 者 や 子 育 て 世 代 から 選 ばれるまちの 実 現 に 向 け 若 者 子 育 て 世 代 が 楽 しめ るまち 雇 用 の 確 保 と 子 育 ての 両 立 安 心 して 生 める 環 境 づくり 教 育 環 境 の 充 実 住 環 境 の 充 実 の5つの 要 素 を 盛 り 込 んだ 様 々な 施 策 を 有 機 的 連 携 により 展 開 していくこ とで 子 どもや 子 育 て 世 代 がともに 希 望 にあふれる 未 来 を 創 造 する 指 標 基 準 値 目 標 値 本 市 の 合 計 特 殊 出 生 率 1.6(H26 年 度 ) 1.67(H31 年 度 )

17 講 ずべき 施 策 に 関 する 基 本 的 方 向 具 体 的 な 施 策 重 要 業 績 評 価 指 標 ( KPI ) 本 市 の 長 浜 市 子 ども 子 育 て 支 援 少 子 化 対 策 推 進 方 針 に 基 づき 20~40 歳 代 の 若 者 子 育 て 世 代 をターゲットに 様 々な 子 ども 子 育 て 支 援 少 子 化 対 策 施 策 を 引 き 続 き 強 力 に 推 し 進 める 基 本 的 方 向 (1) 子 ども 子 育 て 支 援 少 子 化 対 策 の 推 進 長 浜 市 子 ども 子 育 て 支 援 少 子 化 対 策 推 進 方 針 がターゲットとする 若 者 子 育 て 世 代 の 中 でも とりわけ 25~34 歳 という 年 齢 階 層 は 結 婚 妊 娠 出 産 子 育 て と 続 く ライフステージの 中 にあって その 拠 点 ( 居 住 地 )をどこに 置 くかを 決 定 する 主 要 な 層 であ り 将 来 にわたって 安 定 した 人 口 構 造 を 維 持 していくために 最 も 重 要 な 層 であることから この 年 齢 層 を 意 識 した 様 々な 施 策 を 展 開 する 1 子 ども 子 育 て 少 子 化 対 策 の 推 進 長 浜 市 子 ども 子 育 て 少 子 化 対 策 推 進 本 部 において 子 育 て 世 代 をターゲットに 子 育 て 情 報 の 発 信 や 地 元 企 業 や 民 間 団 体 等 と 連 携 した 子 ども 子 育 て 少 子 化 対 策 に 係 る 様 々 な 取 組 を 強 力 に 推 し 進 める 母 子 手 帳 発 行 冊 数 1,070 冊 (H26 年 度 ) 1,120 冊 (H31 年 度 ) 女 性 の 労 働 力 率 (30~34 歳 ) 63.5%(H22 年 度 ) 70.4%(H32 年 度 ) 女 性 の 転 出 超 過 数 (25~34 歳 ) 159 人 (H26 年 度 ) 80 人 (H31 年 度 ) 保 育 所 認 定 こども 園 ( 長 時 部 ) の 待 機 児 童 数 18 人 (H26 年 4 月 ) 0 人 (H31 年 4 月 ) 基 本 的 方 向 (2) 多 子 世 帯 支 援 の 強 化 人 口 減 少 に 歯 止 めをかけるため 国 が 長 期 ビジョンで 掲 げる 国 民 希 望 出 生 率 1.8 の 実 現 に 向 け 多 子 世 帯 の 将 来 不 安 を 和 らげ 安 心 して 子 どもを 生 み 育 てられるよう 医 療 保 育 教 育 高 等 教 育 就 労 などの 各 段 階 を 有 機 的 複 合 的 につなぐとともに それぞれに 応 じて 地 域 と 行 政 が 一 体 となって 支 援 できる 環 境 を 整 える

18 1 多 子 世 帯 に 対 する 総 合 的 支 援 子 育 て 世 帯 が 抱 く 将 来 不 安 を 緩 和 し 3 人 目 以 降 の 子 どもを 安 心 して 生 み 育 てられるよ う 医 療 保 育 教 育 高 等 教 育 就 労 などの 各 段 階 に 応 じた 施 策 をパッケージ 化 して 提 供 す るとともに 地 域 と 行 政 が 一 体 となって 支 援 する 環 境 を 整 える 2 U J Iターン に 係 る 支 援 制 度 の 創 設 再 掲 金 融 機 関 等 と 協 調 連 携 し 新 たな 奨 学 金 制 度 を 創 設 し 本 市 で 生 まれ 育 った 若 者 の 大 学 生 活 を 経 済 的 に 支 援 するとともに 大 学 卒 業 後 に 市 内 の 事 業 所 等 で 就 労 できる 仕 組 を 構 築 する 市 全 体 に 占 める 年 少 人 口 の 割 合 14%(H26 年 度 ) 14%(H31 年 度 ) 3 人 目 以 降 を 妊 娠 した 人 の 数 年 間 189 人 (H26 年 度 ) 年 間 200 人 (H31 年 度 ) 新 たな 奨 学 金 制 度 の 創 設 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 1 件 (H31 年 度 ) 基 本 的 方 向 (3) 安 心 安 全 快 適 な 子 育 て 環 境 の 提 供 長 浜 市 人 口 ビジョン では 仕 事 そのものを 求 めて 転 出 する 者 よりも 仕 事 は 通 勤 圏 内 にありながら 居 住 地 をより 南 部 へ 求 めて 転 出 する 者 も 多 く 近 年 では 住 宅 開 発 が 行 われ た 隣 接 市 が その 新 たな 受 け 皿 になっている 可 能 性 があると 分 析 している 国 の 総 合 戦 略 では 地 方 都 市 が 中 山 間 地 域 等 の 生 活 機 能 のバックアップとなりつつ 大 都 市 圏 への 人 口 流 出 を 止 めるダム 機 能 を 発 揮 することを 目 指 しており 本 市 においても 駅 周 辺 など 交 通 利 便 性 の 高 い 地 域 などに 三 大 都 市 圏 や 県 南 部 への 人 口 流 出 のダム 機 能 を 整 えて いくとともに 医 療 の 面 からも 安 心 安 全 で 子 育 て 世 帯 が 住 みたいと 感 じる 快 適 な 子 育 て 環 境 を 提 供 していく 1 安 心 安 全 快 適 な 都 市 空 間 の 創 造 将 来 にわたって 安 定 した 人 口 構 造 を 維 持 していくため 駅 周 辺 などの 交 通 利 便 性 の 高 い 地 域 に 若 者 や 子 育 て 世 代 が 住 みたい 感 じる 安 心 安 全 快 適 な 都 市 空 間 を 整 え 人 口 流 出 を 止 めるダム 機 能 を 持 たせる 2 地 域 医 療 の 維 持 強 化 市 の 南 部 には 高 度 医 療 や 地 域 完 結 型 医 療 を 推 進 する 地 域 がん 診 療 連 携 拠 点 病 院 であ る 市 立 長 浜 病 院 と 地 域 医 療 支 援 病 院 である 長 浜 赤 十 字 病 院 が また 北 部 には へき 地 医 療 拠 点 病 院 である 長 浜 市 立 湖 北 病 院 が 地 域 の 基 幹 病 院 として 立 地 している 本 市 の 地 域 医 療 の 維 持 強 化 に 向 けて 基 幹 病 院 の 役 割 分 担 や 地 元 医 師 会 等 との 連 携 協

19 力 のもと それぞれの 強 みと 特 性 を 生 かし 変 革 する 医 療 社 会 情 勢 や 利 用 者 ニーズに 対 応 で きる 医 療 機 能 や 医 療 環 境 の 充 実 を 図 るとともに 子 育 て 世 代 が 安 心 して 子 どもを 生 み 育 て られるよう 休 日 急 患 診 療 所 や 小 児 救 急 医 療 体 制 の 維 持 強 化 を 図 る 併 せて 次 代 の 医 師 を 育 てる 取 組 や 医 師 確 保 に 向 けた 取 組 を 積 極 的 に 進 める 新 築 家 屋 件 数 428 件 (H26 年 度 ) 累 計 2,520 件 (H31 年 度 ) 最 新 の 医 療 機 器 の 購 入 件 数 12 品 目 (H26 年 度 ) 累 計 36 品 目 (H31 年 度 ) 休 日 急 患 診 療 所 の 利 用 割 合 46.8%(H26 年 度 ) 50% 以 上 (H31 年 度 ) 休 日 夜 間 の 小 児 救 急 受 入 病 院 数 2 病 院 (H26 年 度 ) 2 病 院 (H31 年 度 ) 産 婦 人 科 を 有 する 医 療 機 関 数 4 施 設 (H26 年 度 ) 4 施 設 (H31 年 度 )

20 基 本 目 標 4 時 代 に 合 った 都 市 をつくり 安 心 で 住 み 続 けたいまち を 創 造 する 国 の 総 合 戦 略 では しごと と ひと の 好 循 環 を 支 えるためには まち の 活 力 を 取 り 戻 し 人 々が 安 心 して 暮 らす 社 会 環 境 をつくり 出 すことが 必 要 であるとしている 本 市 においても 時 代 の 潮 流 を 読 み 社 会 の 変 化 にいち 早 く 対 応 しながら 成 熟 した 社 会 にあっても 時 代 に 合 った 魅 力 的 な 都 市 をつくり 住 む 人 が 安 心 で 住 み 続 けたいと 思 えるま ちを 創 造 する また 柔 軟 な 発 想 でもって 本 市 が 抱 える 様 々な 課 題 に 対 峙 し 地 域 の 経 営 資 源 を 最 大 限 に 生 かし 持 続 可 能 で 安 心 安 全 な 都 市 経 営 を 進 めるとともに 明 るい 未 来 を 切 り 開 く 次 代 を 見 据 えた 近 未 来 都 市 を 創 造 する 指 標 基 準 値 目 標 値 本 市 の 住 民 基 本 台 帳 人 口 121,965 人 (H26 年 10 月 ) 119,600 人 (H31 年 10 月 ) 講 ずべき 施 策 に 関 する 基 本 的 方 向 具 体 的 な 施 策 重 要 業 績 評 価 指 標 ( KPI ) 本 市 では 総 務 省 が 進 める 定 住 自 立 圏 構 想 を 踏 まえ 長 浜 市 定 住 自 立 圏 を 形 成 し 集 約 とネットワークの 考 え 方 のもと 中 心 地 域 と 周 辺 地 域 の 役 割 分 担 と 有 機 的 連 携 による 都 市 づくりを 進 めている この 定 住 自 立 圏 構 想 の 考 え 方 を 基 本 とし これまで 本 市 が 進 めてきた 定 住 自 立 の 取 組 を 更 に 推 し 進 めるとともに 柔 軟 な 発 想 で 本 市 が 抱 える 様 々な 課 題 の 解 決 に 挑 戦 する 基 本 的 方 向 (1) 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かした 都 市 機 能 の 強 化 国 は 多 くの 地 方 都 市 において これまでの 郊 外 開 発 により 拡 散 した 市 街 地 が 今 後 の 急 速 な 人 口 減 少 により 居 住 の 低 密 度 化 が 進 行 し 生 活 サービス 機 能 の 維 持 が 困 難 になること を 懸 念 しており 医 療 福 祉 商 業 等 の 生 活 サービス 機 能 や 居 住 の 誘 導 による 都 市 のコンパ クト 化 と 公 共 交 通 網 の 再 構 築 をはじめとする 周 辺 等 の 交 通 ネットワーク 形 成 により 持 続 可 能 な 都 市 経 営 等 を 推 進 する 方 向 を 示 している 本 市 においても 鉄 道 や 高 速 道 路 といった 重 要 な 交 通 インフラを 最 大 限 に 活 用 し 駅 やイ ンターチェンジを 核 として 都 市 機 能 の 集 約 と 強 化 を 図 るとともに 中 心 地 域 と 周 辺 地 域 の 役 割 分 担 と 有 機 的 連 携 による 都 市 づくりを 進 める また 定 住 化 に 向 け 住 宅 の 新 築 や 空 き 家 や 低 未 利 用 地 の 活 用 共 同 住 宅 等 の 整 備 に 対 する 支 援 などと 合 わせて 交 通 ネットワークの 形 成 都 市 型 居 住 の 提 案 などにより 新 たな 居 住 環 境 の 創 出 を 図 るとともに 本 市 が 住 みやすい 場 所 として 理 解 されるよう 生 活 の

21 利 便 性 や 快 適 性 の 向 上 さらには 地 域 資 源 の 有 効 活 用 や 街 並 み 景 観 の 保 全 等 により 誰 も が 住 みたくなるまち 住 み 続 けたいと 思 えるまちづくりを 進 める 併 せて 民 間 を 含 めた 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かし また 市 の 持 つ 公 的 資 源 の 民 間 利 活 用 を 強 力 に 進 め 地 域 の 課 題 解 決 にも 取 り 組 む 1 交 通 インフラを 生 かした 都 市 機 能 の 集 約 強 化 公 共 施 設 等 の 機 能 強 化 や 再 配 置 市 街 地 再 開 発 事 業 を 通 じた 住 環 境 の 創 出 や 都 市 魅 力 の 向 上 など 駅 周 辺 に 都 市 機 能 の 集 約 と 強 化 を 図 り 民 間 を 含 めた 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かし 都 市 のコンパクト 化 と 新 たな 賑 わいの 創 出 を 進 める 2 高 速 道 路 の 一 般 道 路 化 実 証 実 験 の 推 進 南 北 約 40km という 市 土 を 有 する 本 市 には 南 北 に 高 速 道 路 が 走 り 北 部 中 部 (H29 年 度 開 設 予 定 ) 南 部 の 3 か 所 にインターチェンジがある これらの 高 速 道 路 区 間 を 一 般 道 路 化 ( 無 料 化 )することで 南 北 の 移 動 に 係 る 時 間 を 短 縮 し 北 部 地 域 の 生 活 利 便 性 の 向 上 災 害 時 の 避 難 道 路 の 複 線 化 観 光 客 等 の 回 遊 性 向 上 による 滞 在 時 間 の 延 伸 などを 進 め 都 市 の コンパクト 化 と 交 通 ネットワークの 強 化 を 図 る 3 地 域 医 療 の 維 持 強 化 再 掲 市 の 南 部 には 高 度 医 療 や 地 域 完 結 型 医 療 を 推 進 する 地 域 がん 診 療 連 携 拠 点 病 院 であ る 市 立 長 浜 病 院 と 地 域 医 療 支 援 病 院 である 長 浜 赤 十 字 病 院 が また 北 部 には へき 地 医 療 拠 点 病 院 である 長 浜 市 立 湖 北 病 院 が 地 域 の 基 幹 病 院 として 立 地 している 本 市 の 地 域 医 療 の 維 持 強 化 に 向 けて 基 幹 病 院 の 役 割 分 担 や 地 元 医 師 会 等 との 連 携 協 力 のもと それぞれの 強 みと 特 性 を 生 かし 変 革 する 医 療 社 会 情 勢 や 利 用 者 ニーズに 対 応 で きる 医 療 機 能 や 医 療 環 境 の 充 実 を 図 るとともに 子 育 て 世 代 が 安 心 して 子 どもを 生 み 育 て られるよう 休 日 急 患 診 療 所 や 小 児 救 急 医 療 体 制 の 維 持 強 化 を 図 る 併 せて 次 代 の 医 師 を 育 てる 取 組 や 医 師 確 保 に 向 けた 取 組 を 積 極 的 に 進 める 市 全 体 に 占 める 中 心 市 街 地 の 居 住 人 口 の 割 合 8.00%(H26 年 度 ) 8.17%(H31 年 度 ) 中 心 市 街 地 の 歩 行 者 自 転 車 通 行 量 31,434 人 (H26 年 度 ) 37,000 人 (H31 年 度 ) 高 速 道 路 での 実 証 実 験 数 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 1 件 (H31 年 度 ) 最 新 の 医 療 機 器 の 購 入 件 数 12 品 目 (H26 年 度 ) 累 計 36 品 目 (H31 年 度 ) 休 日 急 患 診 療 所 の 利 用 割 合 46.8%(H26 年 度 ) 50% 以 上 (H31 年 度 ) 休 日 夜 間 の 小 児 救 急 受 入 病 院 数 2 病 院 (H26 年 度 ) 2 病 院 (H31 年 度 ) 産 婦 人 科 を 有 する 医 療 機 関 数 4 施 設 (H26 年 度 ) 4 施 設 (H31 年 度 )

22 基 本 的 方 向 (2) 既 存 ストック 等 の 利 活 用 や 小 さな 拠 点 形 成 による 地 域 活 性 化 国 は 公 共 施 設 等 の 維 持 管 理 等 に 民 間 のノウハウが 十 分 に 活 用 されていない 空 き 家 が 増 加 する 一 方 で 中 古 住 宅 の 流 通 やリフォームが 十 分 でないといった 課 題 等 もあり 循 環 型 社 会 の 視 点 も 踏 まえ 真 に 必 要 なストックを 賢 くマネジメントすることが 重 要 とし 人 口 減 少 等 を 踏 まえた 既 存 ストックのマネジメント 強 化 を 打 ち 出 している 本 市 においても 急 速 に 進 む 少 子 化 や 人 口 減 少 に 伴 い 各 地 域 で 子 どもの 数 が 年 々 減 少 す る 中 で 学 校 施 設 等 の 公 共 施 設 や 人 口 流 出 等 による 空 き 家 空 き 店 舗 など 既 存 ストック のマネジメント 強 化 という 観 点 を 備 えつつ まち の 活 性 に 資 するよう 民 間 を 含 めた 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かし 地 域 の 課 題 解 決 に 取 り 組 む また 国 は 中 山 間 地 域 等 において 生 活 福 祉 サービスを 一 定 エリア 内 に 集 め 周 辺 集 落 と 交 通 ネットワークで 結 ぶ 小 さな 拠 点 ( 多 世 代 交 流 多 機 能 型 )を 形 成 し 持 続 可 能 な 地 域 づくりを 推 進 していることから こうした 視 点 も 踏 まえつつ 地 域 密 着 のサービスを 提 供 する 民 間 活 力 を 取 り 込 み 多 機 能 型 の 地 域 密 着 サービス 拠 点 を 構 築 していく 1 学 校 施 設 等 の 統 廃 合 リノベーションの 推 進 少 子 化 や 人 口 減 少 に 伴 う 統 廃 合 等 により 本 来 の 目 的 を 終 えた 学 校 施 設 等 の 公 共 施 設 につ いて 民 間 を 含 めた 地 域 の 経 営 資 源 を 生 かし 新 たな 価 値 を 生 み 出 すなど 地 域 の 活 性 化 に 資 するリノベーション 12 の 取 組 を 推 進 する 2 多 機 能 型 福 祉 地 域 共 生 拠 点 づくりの 推 進 超 高 齢 社 会 において 地 域 に 根 差 した 支 え 合 いや 交 流 の 機 能 は 極 めて 重 要 な 役 割 を 担 う ものであることから 多 世 代 の 社 会 交 流 を 行 う 居 場 所 や 健 康 づくり 介 護 予 防 相 談 支 援 見 守 り 等 の 援 助 を 行 う 共 生 サービスの 場 として 地 域 に 慣 れ 親 しんだ 人 々が 集 い 細 やかな 日 常 的 支 援 が 提 供 される 多 機 能 型 福 祉 地 域 共 生 スポットを 創 出 する 3 古 民 家 や 中 古 住 宅 等 に 対 する 新 たな 住 宅 ローンの 創 設 再 掲 人 口 流 出 等 による 空 き 家 や 空 き 店 舗 等 が 増 え 続 ける 中 金 融 機 関 等 との 協 調 連 携 により 古 民 家 や 中 古 住 宅 等 に 対 する 新 たな 住 宅 ローンを 創 設 するなど 個 人 によるリノベーション の 取 組 を 促 進 し 本 市 への 移 住 定 住 を 促 す 学 校 施 設 リノベーション 件 数 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 1 件 (H31 年 度 ) 多 機 能 型 地 域 共 生 拠 点 の 数 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 3 件 (H31 年 度 ) 新 たな 住 宅 ローンの 創 設 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 2 件 (H31 年 度 ) 12 リノベーション 既 存 の 建 物 に 大 規 模 な 工 事 を 行 うことで 性 能 を 新 築 の 状 態 よりも 向 上 させたり 価 値 を 高 めたりする (renovation) は 革 新 刷 新 修 復 を 意 味 し リノベーションはプラスαで 新 たな 機 能 や 価 値 を 向 上 させることを 意 味 する

23 基 本 的 方 向 (3) 次 世 代 エネルギーの 都 市 的 利 用 の 促 進 日 本 のエネルギー 事 情 としては 日 本 におけるエネルギー 供 給 のうち その 8 割 以 上 を 化 石 燃 料 が 占 め そのほとんどを 海 外 に 依 存 しており 資 源 エネルギー 庁 によると 2010 年 の 原 子 力 を 除 くエネルギー 自 給 率 は 4.4%である 新 興 国 の 経 済 発 展 などによる 世 界 的 なエネルギーの 需 要 増 大 や 化 石 燃 料 の 市 場 価 格 乱 高 下 など エネルギー 市 場 は 情 勢 が 不 安 定 であり さらに 化 石 燃 料 の 利 用 に 伴 って 発 生 する 温 室 効 果 ガスの 増 加 など 再 生 可 能 エネルギーの 必 要 性 が 高 まっている 既 に 太 陽 光 に 代 表 される 再 生 可 能 エネルギーは 近 年 国 の 政 策 誘 導 等 もあり 一 般 消 費 者 にも 認 知 を 得 て 個 人 住 宅 等 の 太 陽 光 発 電 として 広 がりを 見 せている 太 陽 光 水 力 風 力 地 熱 バイオマスのほかにも 技 術 革 新 により 最 近 では 水 素 による 次 世 代 エネルギーを 活 用 した 自 動 車 も 実 用 化 されるなど エネルギー 分 野 は 今 後 も 人 々の 生 活 に 大 きな 変 化 をもたらすものであるとの 認 識 のもと こうした 次 世 代 エネルギー を 活 用 した 新 しいまちづくりについて 検 討 を 進 める 1 水 素 エネルギー を 生 かした 近 未 来 都 市 づくり エネルギー 分 野 は 人 々の 生 活 に 大 きな 変 化 をもたらすものであることから 一 部 実 用 化 された 水 素 エネルギー を 生 かした 新 たなまちづくりについて 検 討 を 進 める 水 素 エネルギーを 生 かした 実 証 実 験 数 0 件 (H26 年 度 ) 累 計 1 件 (H31 年 度 )