C O N T E N T S 3. オーディオ ホームシアター 展 2013 見 聞 記 村 瀬 孝 矢 7. スーパーハイビジョン 音 響 の 技 術 解 説 と 標 準 化 動 向 大 久 保 洋 幸 12. ヘッドホン 再 生 における 音 場 再 生 とは 亀 川 徹 20. ヘッドホン

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1 平 成 25 年 11 月 1 日 発 行 通 巻 425 号 発 行 日 本 オーディオ 協 会 2013 Vol.53 No.6 11 オーディオ ホームシアター 展 2013 見 聞 記 スーパーハイビジョン 音 響 の 技 術 解 説 と 標 準 化 動 向 ヘッドホン 再 生 における 音 場 再 生 とは ヘッドホン 技 術 動 向 サイバーフォレスト 森 林 ライブ 音 配 信 村 瀬 孝 矢 大 久 保 洋 幸 亀 川 徹 投 野 耕 治 斎 藤 馨 連 載 試 聴 室 探 訪 記 第 20 回 ~ 谷 口 とものり 魅 惑 のパノラマ 写 真 の 世 界 ~ 東 京 大 学 柏 キャンパス 自 然 環 境 スタジオを 訪 ねて 谷 口 とものり 森 芳 久 JAS インフォメーション オーディオ ホームシアター 展 2013 終 了 報 告 擦 弦 鍵 盤 楽 器 ヴィオラ オルガニスタ 演 奏 会 のお 知 らせ 一 般 社 団 法 人

2 C O N T E N T S 3. オーディオ ホームシアター 展 2013 見 聞 記 村 瀬 孝 矢 7. スーパーハイビジョン 音 響 の 技 術 解 説 と 標 準 化 動 向 大 久 保 洋 幸 12. ヘッドホン 再 生 における 音 場 再 生 とは 亀 川 徹 20. ヘッドホン 技 術 動 向 投 野 耕 治 ( 通 巻 425 号 ) 2013 Vol.53 No.6 (11 月 号 ) 発 行 人 : 校 條 亮 治 一 般 社 団 法 人 日 本 オーディオ 協 会 東 京 都 港 区 高 輪 電 話 : FAX: Internet URL サイバーフォレスト 森 林 ライブ 音 配 信 斎 藤 馨 29. 連 載 試 聴 室 探 訪 記 第 20 回 ~ 谷 口 とものり 魅 惑 のパノラマ 写 真 の 世 界 ~ 東 京 大 学 柏 キャンパス 自 然 環 境 スタジオを 訪 ねて 谷 口 とものり 森 芳 久 JAS インフォメーション 31. オーディオ ホームシアター 展 2013 終 了 報 告 32. 擦 弦 鍵 盤 楽 器 ヴィオラ オルガニスタ 演 奏 会 のお 知 らせ 11 月 号 をお 届 けするにあたって お 台 場 の TIME 24 に 場 所 を 移 して 開 催 された オーディオ ホームシアター 展 2013 ( 音 展 )も 無 事 終 了 いたしました 速 報 として 今 年 も 村 瀬 氏 の 見 聞 記 をお 届 けします セミナーの 充 実 など 新 たな 取 組 みも ありましたが 初 めての 会 場 ということもあって 運 営 内 容 など 反 省 点 も 多 々あったかと 思 います 次 年 度 での 改 善 や 充 実 に 向 け 協 会 一 丸 となって 取 組 んで 参 ります 今 月 号 では 音 展 での 展 示 もありましたが 次 世 代 映 像 として 話 題 の スーパーハイビジョン の 音 響 技 術 について NHK 大 久 保 氏 に 解 説 していただき ました また 音 展 のセミナーでお 話 いただいた ヘッドホン 再 生 における 音 場 再 生 について 東 京 藝 術 大 学 の 亀 川 徹 教 授 からご 寄 稿 いただきました ヘッドホンによるリスニングがますます 重 要 な 地 位 を 占 めてく るなか 当 協 会 の 技 術 部 会 でも 再 生 音 響 のあるべき 姿 について 議 論 が 進 められております 今 後 のリスニン グ 環 境 変 化 への 考 察 を ソニー 投 野 氏 による ヘッドホン 技 術 動 向 の 記 事 とも 合 わせてお 読 み 下 さい 連 載 の 試 聴 室 探 訪 記 は 東 京 大 学 柏 キャンパスの 自 然 環 境 スタジオ を 訪 ねました ここは 東 京 大 学 大 学 院 の 斉 藤 馨 教 授 の 研 究 室 に 属 し 日 本 各 地 の 森 林 の 音 をリアルタイムで 配 信 するという 特 異 な 研 究 活 動 を 進 めている 施 設 です 森 林 のライブ 音 配 信 の 目 的 や 研 究 について サイバーフォレスト 森 林 ライブ 音 配 信 として 斉 藤 教 授 にご 寄 稿 いただきました 関 連 するURL も 示 されていますので ぜひご 覧 いただければと 思 います なお 編 集 委 員 を 務 めてまいりました( 株 )ディーアンドエムホールディングスの 伊 藤 昭 彦 氏 が 退 任 し 同 社 米 田 晋 氏 に 交 代 いたしました 伊 藤 氏 の 長 年 のご 尽 力 に 対 し 謝 意 を 表 します 編 集 委 員 ( 委 員 長 ) 君 塚 雅 憲 ( 東 京 藝 術 大 学 ) ( 委 員 ) 穴 澤 健 明 稲 生 眞 (( 株 ) 永 田 音 響 設 計 ) 大 林 國 彦 髙 松 重 治 (アキュフェーズ( 株 )) 春 井 正 徳 (パナソニック( 株 )) 森 芳 久 八 重 口 能 孝 (パイオニア( 株 )) 山 﨑 芳 男 ( 早 稲 田 大 学 ) 米 田 晋 (( 株 )ディーアンドエムホールディングス) 2

3 オーディオ ホームシアター 展 2013 見 聞 記 村 瀬 孝 矢 今 年 も オーディオ ホームシアター 展 が 開 か れた. 会 場 も 変 わり 一 新 した 展 示 会 に 今 年 から 心 機 一 転 会 場 を 東 京 お 台 場 に 移 し ての 開 催 となった タイム 24 というテレコムセ ンター 駅 (ゆりかもめ 線 ) 直 近 の 便 利 なところへの 移 転 だ 1 つのビルをほぼ 貸 し 切 り 状 態 で 使 うこと で 来 場 者 の 利 便 性 を 改 善 させたのだ 会 期 は 3 日 間 (10 月 日 全 日 無 料 )としてこれまでどお りである この 移 転 によりこの 展 示 会 は 一 新 することとなっ た いろいろな 意 味 で 経 費 削 減 策 も 図 られたのだが コンパクトと 凝 縮 化 により 密 度 濃 く 集 中 させるとい う 狙 いのようである さて 新 しい 会 場 を 訪 れて 最 初 に 感 じたのは 雰 囲 気 の 違 いである ビジネス 街 に 設 けられたという 印 象 で 一 般 展 示 会 とは 異 なったちょっと 真 面 目 な 展 示 会 という 印 象 を 受 けること そこでは 際 立 って 目 立 つ 看 板 が 用 意 されることもなく 正 面 入 り 口 が 派 手 に 飾 られていることもない 秋 葉 原 会 場 のときよりず っと 真 面 目 になったようである ただ 展 示 会 という のはある 意 味 一 年 のお 祭 りでもあるからもう 少 し 華 やかさがあっても 良 かったとは 思 った テレコム センター 駅 を 降 り 会 場 ビルまで 辿 り 着 くあいだ 誘 導 員 がいるが ここに 幟 があったらまた 違 った 雰 囲 気 にできたのではないだろうか 展 示 会 場 の 入 り 口 の 装 飾 も 含 め もう 少 し 気 持 ちを 高 ぶらせるような 演 出 があっても 良 かった 入 口 近 くの 看 板 3 タイム 24 ビルの 1 階 2 階 18 階 を 使 用 した 今 回 の 展 示 会 は 秋 葉 原 で 作 れたブース 集 合 体 とした 大 きなスペースが 取 れなかったようだ そのため 各 ブースの 集 合 した いかにも 展 示 会 風 の 演 出 ができ ない この 展 示 ブースがなくなったことが 全 体 の 印 象 づけに 効 いたと 思 った 大 小 会 議 室 の 集 まったビ ル 構 造 もあるようだが もともと 華 やいだ 展 示 会 向 けの 建 物 ではないと 感 じたのである もっともオーディオ 環 境 作 り 的 な 面 では 悪 くはな かったと 思 う それぞれ 各 出 展 ブースが 部 屋 借 り 形 式 で 仕 切 られるため 音 の 干 渉 から 逃 れられるから だ 各 社 の 試 聴 室 もっともこれは 一 部 の 小 部 屋 や 大 部 屋 が 独 立 して 使 用 できた 場 合 である 実 際 はかなりの 大 部 屋 をコ マ 割 りしたブースもある こちらの 環 境 があまり 良 くなかった コマ 割 りしたブースの 仕 切 り 用 壁 が 薄 いパーティション 式 なので 音 漏 れが 大 きいかったの だ 少 なくともこれは 対 策 すべきだった 問 題 点 だろ うと 思 う 例 えば NHK のスーパーハイビジョンデ モルームは 昨 年 より 小 型 化 し しかも 部 屋 の 隅 に 押 しやって 構 築 とやや 苦 労 したあとが 見 られたのだ これにより 8K テレビ(85 インチ)と 22.2ch オー ディオという A&V の 醍 醐 味 ももう 一 息 の 感 が 残 っ たのである

4 NHK のスーパーハイビジョンデモルーム こうした 会 場 変 更 により 環 境 の 制 約 を 受 けたとこ ろは 他 にもあった 音 のセミナー や ライブレコ ーディング など 昨 年 と 同 様 に 催 されたが 専 門 ル ームから 大 会 議 室 へ 変 わったなどである 会 議 室 を 使 用 することにならざるを 得 なかったための 音 響 対 策 に 工 夫 を 要 することとなったこと 入 念 に 徹 底 す べき 処 置 であるがその 対 策 はやや 中 途 半 端 のように 見 受 けた 生 録 など 音 量 の 大 きくなりがちな 催 しで は 効 果 に 影 響 すると 思 われるからもっと 丁 寧 な 取 り 組 みを 要 するのではないだろうか さて 今 回 の 会 場 移 転 により 出 展 側 の 変 化 もあ ったもようである 新 たに 出 展 したところ 止 めた ところと 出 入 りがあったようだ ちなみに 出 展 社 数 は 70 社 団 体 と 発 表 されている 出 入 りの 数 はほ ぼ 同 数 となり 出 展 数 の 変 化 は 少 なかったようである ( 見 送 ったところではカーオーディオ 専 門 誌 らの 一 部 ) このように 新 しい 会 場 に 移 って 初 めての 会 という ことなので いろいろな 不 都 合 さや 疑 問 が 見 つかる ことは 致 し 方 ないだろう 次 回 はこうした 経 験 を 踏 まえ 改 善 点 を 改 善 として もっとよりよい 展 示 会 へとつなげて 行 けば 良 いのではないだろうか ハイレゾ オーディオが 活 況 を 見 せる それでも 会 場 は 新 たな 動 きがあり 熱 気 が 満 ちてい た それが ハイレゾ オーディオの 台 頭 である 音 楽 ソフトのハイレゾリューション 化 によりCD を 越 える 良 質 なオーディオ 環 境 が 手 に 入 ると オーデ ィオファンの 関 心 を 集 めている PC オーディオや ネットオーディオとして 先 に 普 及 のきざしは 見 えて いたが ここにきてソニーが ハイレゾリューショ ンオーディオ 機 器 を 一 気 に 投 入 することを 発 表 その 具 体 的 なモデルを 会 場 で 確 認 できると これが 大 きかったようだ 彼 らはポータブルオーディオか らコンポーネント システムコンポ さらにヘッド ホンに 至 るまでハイレゾ 対 応 したのである また 同 時 にハイレゾ 音 楽 配 信 サービスのコンテンツも 充 実 させ 本 腰 を 入 れて 取 り 組 むことを 表 明 しこれをフ ァンが 歓 迎 した そのソニーは 18 階 の 専 用 ブース を 設 けハイレゾとホームシアターの 兼 用 の 試 聴 会 を 行 い 満 員 の 盛 況 ぶりだった ソニーのハイレゾオーディオ 機 器 ソニーブース:ハイレゾ 試 聴 室 この 流 れを 受 けてハイレゾ 陣 営 でもないが PC& ネットオーディオ 機 器 メーカーの 合 同 展 示 コーナ ー そして オーディオセミナー さらに 音 の サロン でのハイレゾ 説 明 & 試 聴 会 らが 盛 況 で フ ァンの 新 しい 音 源 ソースへの 関 心 が 高 いことを 伺 わ せた 合 同 展 示 コーナーは 1 階 の HALL2 に 設 けられて いたが 協 会 テーマコーナー ネットワークオーデ ィオ に 18 社 も 参 加 するなど 盛 況 であった それ に 関 連 するコンポとして ヘッドホン/イヤホン コーナーが 隣 に 設 けられ ここに 参 加 するメーカー も 昨 年 より 増 えて 16 社 となり 相 乗 効 果 を 上 げて いた どちらも 熱 心 な 方 が 立 ち 寄 り 繰 り 返 し 質 問 な 4

5 どされていて 関 心 の 高 さを 感 じた そしてセミナー も 専 門 誌 や 協 会 の 両 者 で 行 うなど オーディオファ ンサービスもしっかり 根 付 いて 良 かった 協 会 テーマコーナー ヘッドホン ネットワークオーディオ 好 評 な 音 のサロン も 健 在 ぶりを 発 揮 オーディオファンが 楽 しみにする 催 しものの 1 つ が 音 のサロン である 展 示 会 ならではの 貴 重 な 音 の 体 験 会 で 昨 年 もこの 催 しものへの 人 気 も 高 く 熱 心 に 聴 きいるファンで 埋 め 尽 されたものだ 今 回 も 会 場 を 変 えたもののこの 勢 いが 引 き 継 がれていた 席 数 は 約 64 名 ほどと 規 模 が 少 し 縮 小 したものの つねに 満 席 状 態 という 盛 況 ぶりに 変 わりはなかった 注 目 のオーディオブランドモデルを 使 ってシステム アップした 再 生 音 がここで 確 認 できるほか 女 性 ボ ーカル ジャズソフトの 体 験 会 モノラルレコード 体 験 会 最 新 スピーカー 聴 き 比 べ 最 新 PC オーデ ィオ 聴 き 比 べなど 1 日 4 回 の 催 しである ヘッドホンを 試 聴 する 見 学 者 ネットワークオーディオ を 試 聴 する 見 学 者 ついでハイレゾの 類 いでは BD オーディオ も そのハイレゾリューション 対 応 と 言 うことで 大 々 的 にアピールしていたのが 印 象 的 だった ハイレゾを パッケージングにして 手 元 に 届 ける という 考 えの 音 楽 ソフトだが BD オーディオグループ 合 同 でブ ースを 設 けたほか セミナーも 積 極 的 に 行 い 新 し い 音 の 良 いソフト 環 境 をアピールし 認 めてもらって いた ちなみにこのBD オーディオディスクの 再 生 は CD と 同 じようにプレーヤーで 行 えるため ネッ ト 接 続 などといった 手 間 を 掛 けずオーディオ 環 境 の 中 に 取 り 込 めるのが 特 徴 である そのプレーヤー 現 在 はBD レコーダーが 一 般 的 で オーディオ 出 力 は HDMI 端 子 から 取 り 出 す 仕 組 みである 大 盛 況 の 音 のサロン そしてこの 展 示 会 恒 例 ともなっている 最 終 日 の 日 曜 イベント 生 録 会 (レコーディング 体 験 会 )も 行 われた ビギナーの 方 大 歓 迎 と 称 して 開 かれている が デジタルレコーダーメーカー5 社 協 賛 で 行 われ るオーディオファンも 待 ち 望 むイベントの1 つであ る 今 回 は 会 場 (HALL1)が 変 わったので 音 響 的 な 面 の 不 安 が 伴 うが 弦 楽 四 重 奏 (カルテット クローデル)の 生 演 奏 をデジタル 録 音 できるため 参 加 希 望 者 も 多 い Promotion group for Blu-ray Disc for Audio のデモルーム 5 HALL 1 での 生 録 会

6 なお 今 回 はこの 日 曜 日 に 生 演 奏 会 をふんだ んに 用 意 したのが 注 目 される 会 場 は 2 階 の 研 修 室 201 と 生 録 会 と 異 なった 場 所 であったが 音 楽 好 き なオーディオファンが 詰 め 掛 けて 人 気 となっていた これは 前 回 までなかった 催 しもので 新 たな 取 り 組 み として 歓 迎 されよう 研 修 室 201 でのコンサート もう 一 つの 恒 例 行 事 は 工 作 教 室 これは 親 子 向 けオーディオ 工 作 教 室 である 今 回 も ファイナル オーディオイヤホン の 組 み 立 て 会 が 行 われた 定 員 に 制 限 があるものの 申 し 込 み 者 も 早 い 段 階 で 埋 まるという 人 気 イベントの 一 つである 場 所 は 正 面 入 り 口 1 階 という 一 等 地 しかも 明 るい 会 場 で 教 室 を 盛 り 上 げていた まとめ 新 しい 会 場 お 台 場 に 変 わった 最 初 の オーデ ィオ ホームシアター 展 であった ゆりかもめ で 行 かないといけないといった 少 し 不 便 さが 残 るも のの コンパクト 化 した 会 場 で 秋 葉 原 のように 建 物 間 の 移 動 と 言 ったことがなく 来 場 者 の 利 便 性 は 良 く なった しかし 全 体 からは 華 やかさのある 展 示 会 という 雰 囲 気 からはやや 遠 のき 単 なるオーディオ イベントといった 印 象 になったのも 事 実 である 展 示 ブースが 一 同 に 集 まった 賑 やかな 会 場 がないが こうしたお 祭 り 的 な 場 を 盛 り 上 げる 演 出 と 言 った 配 慮 があっても 良 いように 感 じた 次 回 は 何 とかして 設 けたいものである また 高 齢 化 してきているオーディオファン 層 でも あるが だからこそ 新 しいデジタルオーディオ ハ イレゾ がその 壁 を 突 き 破 ってくれると 確 信 するし 期 待 する この 新 しい 音 源 がコンパクトなオーディ オシステムでも 豊 かな 音 の 世 界 を 作 り 出 し ヘッド ホン/イヤホンファンやポータブルオーディオファ ンらを オーディオの 楽 しみに 目 覚 めさせいざなっ てくれるのではないのだろうか 今 回 はある 意 味 ハイレゾ 一 色 になっていた と 言 っても 言 い 過 ぎではないだろう そう 言 う 意 味 では 展 示 会 テーマをもっと 積 極 的 に 掲 げ 呼 込 み を 徹 底 しても 良 かったと 思 っている 必 要 なのはちょっ とした 気 配 り もてなしの 気 構 えではないだろうか アトリウムで 開 催 された 工 作 教 室 なお こうした 新 しい 取 り 組 みなどを 始 めた 陰 で 消 えたものも 実 はある それがホームシアター 体 験 会 秋 葉 原 の 前 回 までは 専 用 ルームで 開 かれてきた が 今 回 はその 専 用 ルームの 確 保 が 難 しかったのか 用 意 されなかった その 意 味 では ホームシアター 関 連 の 出 展 などは 後 退 したと 受 け 取 れよう 今 回 ス クリーンを 張 ってホームシアターデモを 行 ったメー カーはソニーとヤマハなどとなってしまった 6

7 スーパーハイビジョン 音 響 の 技 術 解 説 と 標 準 化 動 向 日 本 放 送 協 会 放 送 技 術 研 究 所 テレビ 方 式 研 究 部 大 久 保 洋 幸 1. はじめに 現 在 NHK は ハイビジョンの 16 倍 の 解 像 度 を 持 つ 超 高 精 細 映 像 と 22.2 マルチチャンネル 音 響 からなるスーパーハイビジョン(8K)の 2016 年 の 試 験 放 送 を 目 指 して 機 器 の 開 発 と 標 準 化 を 進 めている スーパーハイビジョンの 音 響 方 式 は あらゆる 方 向 からの 音 の 到 来 を 可 能 にする 広 視 野 大 画 面 の 映 像 に 対 応 した 22.2 マルチチャンネル 音 響 方 式 を 採 用 している 本 稿 では こ のスーパーハイビジョン 音 響 方 式 の 概 要 と 関 連 する 標 準 化 の 動 向 を 解 説 する 2. スーパーハイビジョン 音 響 方 式 スーパーハイビジョンの 映 像 は 現 行 のハイビジョンの 16 倍 となる 画 素 の 解 像 度 を 持 つ ハイビジョンの 視 距 離 が 3H(H は 画 面 の 高 さ)であるのに 対 し スーパーハイビジ ョンでは 0.75H まで 近 づいても 視 力 1.0 の 人 が 画 素 構 造 を 検 知 できないとされている この 時 視 角 ( 画 面 を 見 込 む 水 平 角 )は 100 度 に 達 する 画 角 と 臨 場 感 の 関 係 を 調 べる 評 価 実 験 から 臨 場 感 は 視 角 を 大 きくすることによって 増 大 し 80~100 度 で 飽 和 することが 分 かっており 視 角 が 100 度 であるスーパーハイビジョンは 究 極 の 2 次 元 映 像 であるといえる このような 広 視 野 大 画 面 での 視 聴 環 境 では 映 像 と 音 像 の 方 向 を 一 致 させることが 重 要 であり 次 世 代 の 高 臨 場 感 放 送 にふさわしいマルチチャンネル 音 響 方 式 の 要 求 条 件 を 以 下 のように 設 定 し た (1) 画 面 上 の 任 意 の 位 置 に 音 像 が 定 位 可 能 なこと (2) 視 聴 位 置 を 取 り 囲 む 全 方 向 から 来 る 音 が 再 現 可 能 なこと (3) 自 然 で 高 品 質 な 3 次 元 音 響 空 間 が 再 現 可 能 なこと (4) 広 い 聴 取 エリアで 高 品 質 な 音 響 を 聴 取 できること (5) 既 存 のマルチチャンネル 音 響 方 式 との 互 換 性 を 有 すること (6) ライブ 収 録 および 生 放 送 に 対 応 できること これまでの 評 価 実 験 から 水 平 方 向 で 音 像 を 良 好 に 定 位 させるためには スピーカの 間 隔 を 60 度 以 下 にすること 音 に 包 み 込 まれる 感 じを 与 えるためには スピーカの 間 隔 を 45~60 度 以 下 にする 必 要 があることがわかっている[1] 垂 直 方 向 についても 音 像 を 良 好 に 与 えるためには スピーカの 間 隔 を 45~60 度 以 下 にする 必 要 があることがわかった[2]( 図 1 要 件 の(1)~(3)に 対 応 ) これらの 結 果 に 基 づいて 上 層 (9ch) 中 層 (10ch) 下 層 (3ch)の 3 層 構 造 の 広 帯 域 のチ ャンネルに 加 え 2ch の LFE(Low Frequency Effect: 低 域 効 果 チャンネル)を 合 わせた 22.2 チャンネルの 配 置 を 採 用 した( 図 2) また 音 像 定 位 および 包 み 込 まれ 感 についての 評 価 実 験 に おいて この 方 式 は 5 つのスピーカでの 再 生 に 比 べて 良 好 な 聴 取 エリアが 広 くなることがわか った[3]( 要 件 (4)に 対 応 ) 7

8 スーパーハイビジョン 音 響 方 式 では 中 層 のチャンネルで 最 も 主 要 な 音 源 を 再 生 する 既 存 の チャンネル 音 響 方 式 等 の 主 要 なチャンネルは 中 層 にあるので 既 存 のマルチチャン ネル 音 響 方 式 で 制 作 した 音 響 コンテンツをスーパーハイビジョン 音 響 方 式 で 再 生 することは 容 易 である 一 方 スーパーハイビジョン 音 響 方 式 で 制 作 されたコンテンツを 5.1 チャンネル 音 響 方 式 で 再 生 する 場 合 には ARIB 規 格 B32 で 規 定 されたダウンミックス 係 数 を 用 いることで 変 換 が 可 能 である 現 時 点 で チャンネル 方 式 へのダウンミックスの 規 定 はないが 技 術 的 には 変 換 が 可 能 であり 再 生 が 可 能 である( 要 件 の(5)に 対 応 ) TpFL TpFC TpFR TpSiL TpC TpSiR 上 層 9 チャンネル TpBL TpBC TpBR SiL FL FLc FC FRc TV スクリーン SiR BtFC FR 中 層 10チャンネル BL BtFL LFE1 BR LFE2 BtFR 下 層 3 チャンネル BC LFE 2 チャンネル 図 2 スーパーハイビジョン 音 響 のチャンネ ル 配 置 図 1 スーパーハイビジョン 音 響 のスピーカ 配 置 3. スーパーハイビジョン 音 響 の 制 作 機 材 の 開 発 スーパーハイビジョンの 番 組 を 効 率 的 に 制 作 するために 制 作 機 器 を 小 型 化 する 必 要 がある 上 に 収 音 環 境 や 再 生 環 境 の 整 備 膨 大 な 時 間 がかかるポスプロ 作 業 の 効 率 化 が 課 題 である この 課 題 を 解 決 すべく スーパーハイビジョン 音 響 がワンポイントで 収 録 できるマイクロホン 中 継 現 場 でスーパーハイビジョン 音 響 を 容 易 に 再 生 するためのヘッドホンプロセッサ 可 搬 型 録 音 再 生 機 スーパーハイビジョン 音 響 に 対 応 した 残 響 付 加 装 置 等 を 開 発 している さらに ミキシン グ 卓 には 22 方 向 の 音 像 定 位 を 簡 便 に 設 定 できる 3 次 元 パンニング 機 能 を 実 装 し 制 作 時 間 の 短 縮 を 実 現 した( 図 3) これらを 用 いて 2012 年 8 月 にロンドンで 開 催 されたオリンピックの 開 8

9 会 式 陸 上 水 泳 バスケット 等 の 競 技 の 模 様 を 収 録 し ハイライト 部 分 を 編 集 して 即 日 イ ギリス 国 内 3 ヶ 所 と アメリカ 1 ヶ 所 と 日 本 国 内 3 ヶ 所 に 伝 送 し 各 地 でパブリックビューイン グイベントを 実 施 した 一 部 の 競 技 については 生 中 継 を 行 った( 要 件 (6)に 対 応 ) さらに 機 器 の 小 型 化 や 制 作 技 術 の 高 度 化 を 進 めていく (a) ワンポイントマイクロホン (b) ヘッドホンプロセッサ (c) 可 搬 型 録 音 機 (d) 残 響 付 加 装 置 (e) ミキシング 卓 図 3 スーパーハイビジョン 音 響 の 制 作 機 材 4. スーパーハイビジョン 音 響 の 家 庭 再 生 技 術 家 庭 においては 多 数 のスピーカを 設 置 することが 困 難 であることが 多 く スピーカ 等 の 機 器 を 小 型 すること より 少 ない 数 のスピーカを 用 いてスーパーハイビジョン 音 響 の 臨 場 感 を 再 現 す る 手 法 の 検 討 が 重 要 となる 機 器 の 小 型 化 については トールボーイ 型 スピーカを 展 示 で 用 いた り( 図 4) 薄 型 軽 量 スピーカの 研 究 開 発 [4]を 進 めている より 少 ない 数 のスピーカで 再 生 す る 手 法 としては VBAP(Vector Base Amplitude Panning) 法 によって 少 数 のスピーカを 用 い て 24 個 のスピーカを 設 置 した 状 態 を 再 現 する 手 法 を 検 討 している[5] また 番 組 制 作 用 に 開 発 したヘッドホンプロセッサの 技 術 を 応 用 したヘッドホンでの 簡 易 再 生 も 検 討 しており ここでは 受 聴 者 個 人 に 依 存 した 特 性 を 持 つ 頭 部 伝 達 関 数 に 適 応 させた 再 生 手 法 の 開 発 が 課 題 である[6] さ らに 画 面 を 取 り 囲 むディスプレイ 一 体 型 のスピーカでスーパーハイビジョン 音 響 の 空 間 印 象 を 保 ちながら 簡 便 に 再 生 する 手 法 の 開 発 も 進 めており( 図 5) スピーカの 設 置 が 困 難 な 家 庭 に 有 効 な 手 法 として 考 えている[7] スピーカ 図 4 トールボーイ 型 スピーカの 展 示 例 図 5 ディスプレイ 一 体 型 スピーカシステム 9

10 5. スーパーハイビジョン 音 響 に 関 する 標 準 化 動 向 スーパーハイビジョン 音 響 の 実 用 化 においては 標 準 化 作 業 を 通 じて 国 内 外 の 放 送 事 業 者 メ ーカ 研 究 機 関 と 協 調 しながら 技 術 開 発 を 進 めることが 重 要 である 以 下 に 各 標 準 化 組 織 におけ る 標 準 化 の 現 状 を 述 べる ITU-R(International Telecommunication Union Radio communication Sector: 国 際 電 気 通 信 連 合 無 線 通 信 部 門 )は 電 波 を 利 用 した 放 送 等 に 関 連 した 技 術 の 標 準 化 を 行 っている ここ では 既 にスーパーハイビジョンの 映 像 フォーマットについての 勧 告 が 成 立 している(ITU-R Rec. BT.2020) 音 響 についても 5.1 チャンネルが 勧 告 BS.775 に 続 き スーパーハイビジョン 音 響 方 式 を 含 めたマルチチャンネル 音 響 方 式 に 関 するレポート BS チャンネルを 超 えるマ ルチチャンネル 音 響 に 求 められる 要 求 条 件 をまとめた 勧 告 BS.1909 が 成 立 しており これらを 基 に 5.1 チャンネルを 超 えるマルチチャンネル 音 響 のスタジオ 規 格 の 早 期 の 勧 告 化 を 目 指 している 2013 年 の ABU(Asia-pacific Broadcasting Union:アジア 太 平 洋 放 送 連 合 )の 会 合 において 22.2 マルチチャンネル 音 響 を 含 む 5.1 チャンネルを 超 えるマルチチャンネル 音 響 の 勧 告 が 成 立 し た SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers: 米 国 映 画 テレビ 技 術 者 協 会 ) は 映 画 およびテレビジョンに 関 連 した 技 術 の 標 準 化 を 行 っており ここでも 規 格 ST UHDTV- 番 組 制 作 用 映 像 バラメータ の 中 でスーパーハイビジョンの 映 像 方 式 が 規 定 され 音 響 方 式 は ST で スーパーハイビジョン 音 響 方 式 が 規 定 されている MPEG(Moving Picture Expert Group: 動 画 専 門 家 集 団 )は 映 像 音 響 の 圧 縮 技 術 の 標 準 化 を 行 う ISO/IEC のワーキンググループ(JTC/SC29)である 2013 年 の 7 月 の 会 合 では MPEG4 のスーパーハイビジョン 音 響 を 規 定 する 項 目 が 入 った IEC(International Electrotechnical Commission: 国 際 電 気 標 準 会 議 )は 民 生 機 器 に 関 する 標 準 化 を 行 う 団 体 である この 中 の TC100 という 作 業 グループでは スーパーハイビジョン 音 響 方 式 を 家 庭 で 再 生 するための 民 生 用 デジタルオーディオインターフェースの 検 討 を 行 っている そのために 22.2 マルチチャンネル 音 響 を 含 むマルチチャンネル 音 響 方 式 のチャンネルマッピン グの 規 格 (IEC62574)を 標 準 化 した スーパーハイビジョン 音 響 と 直 接 の 関 連 はないが 実 用 化 に 向 けて 重 要 な 標 準 化 もある その 一 つは プロフェッショナルオーディオに 関 する 標 準 化 を 行 う AES(Audio Engineering Society: 米 国 オーディオ 技 術 協 会 )において 多 チャンネル(64 チャンネル)のデジタルオー ディオ 信 号 を 75Ωの 同 軸 ケーブル 1 本 で 伝 送 する MADI(Multichannel Audio Digital Interface)を 利 用 することを 盛 り 込 んだ 規 格 AES が 発 行 されたことである また NHK 技 研 は 欧 州 の 放 送 に 関 わる 標 準 化 を 行 っている EBU(European Broadcasting Union:ヨー ロッパ 放 送 連 合 )のプロジェクトに 参 加 し スーパーハイビジョン 音 響 方 式 に 関 連 する 可 能 性 の ある BWF(Broadcast Wave Format) 等 の 標 準 化 に 貢 献 している 国 内 においては ARIB(Association of Radio Industries and Businesses :( 社 ) 電 波 産 業 会 )で スーパーハイビジョン 音 響 方 式 を 用 いた 放 送 を 実 現 するための 標 準 化 活 動 を 行 っている すでに 総 務 省 令 第 26 号 標 準 テレビジョン 放 送 のうちデジタル 放 送 に 関 する 送 信 の 標 準 方 式 の 2003 年 の 改 訂 に 伴 い 高 度 BS デジタル 放 送 および 高 度 広 帯 域 CS デジタル 放 送 における 10

11 最 大 入 力 音 声 チャンネル 数 は 22 チャンネルおよび 低 域 を 強 調 する 2 チャンネルとする という 規 定 を 追 加 し これに 対 応 して ARIB 規 格 STD-B32 の 改 訂 を 行 い 最 大 22.2 チャンネルの マルチチャンネル 音 声 モードに 対 応 した MPEG2-AAC 音 声 符 号 化 方 式 規 定 の 追 加 を 行 った 2016 年 のスーパーハイビジョンの 試 験 放 送 を 目 指 し 今 後 も 引 き 続 き 関 連 する 規 格 の 策 定 運 用 規 定 の 策 定 を 進 めていく 6. おわりに 広 視 野 大 画 面 の 超 高 精 細 映 像 に 対 応 し あらゆる 方 向 から 到 来 する 音 を 再 現 できるスーパー ハイビジョン 音 響 方 式 の 概 要 と 関 連 する 標 準 化 の 動 向 について 述 べた 今 後 も 引 き 続 き 実 用 化 に 向 けた 機 器 開 発 と 標 準 化 作 業 を 進 めていく これと 並 行 して スーパーハイビジョンの 魅 力 を 国 内 外 の 多 くの 方 々に 知 っていただくために 技 研 公 開 等 の 様 々な 機 会 をとらえてスーパーハイ ビジョンの 普 及 展 開 活 動 を 進 めていく 2016 年 のスーパーハイビジョンの 試 験 放 送 により 8K の 超 高 精 細 映 像 とスーパーハイビジョン 音 響 方 式 による 高 臨 場 感 音 声 サービスが 実 現 するこ とになる さらに 2020 年 には 東 京 オリンピックの 開 催 も 決 まり ここでは 多 くの 視 聴 者 が オリンピック 競 技 を 臨 場 感 たっぷりの 映 像 と 音 響 で 楽 しめるようになることを 期 待 したい 参 考 文 献 [1] K. Hiyama et al., The minimum number of loudspeakers and its arrangement for reproducing the spatial impression of diffuse sound field, AES 113th Convention,Convention Paper 5674 (2002). [2] 大 出 ほか, 垂 直 方 向 に 配 置 したスピーカによる 空 間 的 な 音 のつながりに 関 する 検 討, 日 音 講 論 集,3-P-54, 2011 年 3 月 (2011) [3] 澤 谷 ほか, マルチチャンネル 音 響 のスピーカ 配 置 によるリスニングエリアの 形 状, 日 音 講 論 集,3-Q-2,2012 年 3 月 (2012) [4] T. Sugimoto, et. al., A lightweight push-pull acoustic transducer composed of a pair of dielectric elastomer films, Journal of the Acoustical Society of America, vol.134, no.5, 2013, p.el432-el437 (2013) [5] A.Ando, Conversion of Multichannel Sound Signal Maintaining Physical Properties of Sound in Reproduced Sound Field, IEEE Trans. Audio, Speech and Languafe Proc., Vol. 19, No.6, pp (2011) [6] 中 山 ほか, 22.2 マルチチャンネル 音 響 のヘッドホン 受 聴 のための HRTF カテゴリー 分 析 について, 日 音 講 論 集,2-Q-b21,2012 年 9 月 (2012) [7] K. Matsui, A. Ando, Binaural Reproduction of 22.2 Multichannel Sound with Loudspeaker Array Frame, AES 135th Convention, Convention Paper 8954 (2013) 筆 者 プロフィール 大 久 保 洋 幸 (おおくぼ ひろゆき) 1992 年 明 治 大 学 修 士 課 程 修 了 同 年 NHK 入 局 放 送 技 術 研 究 所 に 勤 務 し 音 場 再 生 音 場 シミュレーション 室 内 音 響 計 測 スーパーハイビジョン 音 響 に 関 する 研 究 に 従 事 日 本 音 響 学 会 学 術 奨 励 賞 日 本 ITU 協 会 賞 国 際 活 動 奨 励 賞 を 受 賞 日 本 音 響 学 会 映 像 情 報 メディア 学 会 日 本 建 築 学 会 日 本 バーチャルリアリティ 学 会 米 国 音 響 学 会 AES 会 員 11

12 ヘッドホン 再 生 における 音 場 再 生 とは 東 京 藝 術 大 学 亀 川 徹 1. はじめに ipod に 代 表 される 携 帯 音 楽 プレーヤーや iphone などのスマートホンの 普 及 により 街 中 でヘ ッドホンやイヤホンで 音 楽 を 聞 く 人 々の 姿 はすっかり 日 常 の 風 景 となった いつでもどこでも 手 軽 に 音 楽 を 聞 く 事 ができるヘッドホンやイヤホンは 現 代 人 の 必 需 品 といっても 過 言 ではないか もしれない そんな 中 でも 若 者 達 にとって ヘッドホンやイヤホンはファッションの 一 部 であり 見 掛 けのかっこよさだけでなく 最 近 では 音 の 良 さについても 大 きな 関 心 が 寄 せられている し かし 一 方 で これだけ 普 段 聞 かれている 音 楽 のほとんどは ヘッドホンではなく スピーカーで 聴 く 事 を 前 提 に 作 られているのである スピーカーで 聴 く 場 合 と ヘッドホンで 聴 く 場 合 にどの ような 違 いがあるのか ほとんどの 人 はそういった 違 いには 無 頓 着 で 聞 いている また 音 楽 制 作 の 現 場 においても これだけヘッドホンで 聞 かれているにも 関 わらず ヘッドホンでの 聞 こえ 方 を 意 識 して 作 られている 音 源 はそれほど 多 くは 無 い 本 稿 では ヘッドホンとスピーカーの 聞 こ え 方 の 違 いについて 考 察 し ヘッドホン 再 生 のための 音 楽 制 作 のあり 方 について 考 えて 行 きたい 2. ヘッドホン 再 生 とスピーカー 再 生 の 違 い 2 台 のスピーカーから 同 じ 音 を 再 生 してそれぞれのスピーカーから 等 距 離 の 位 置 で 聞 くと 音 は 2 台 のスピーカーそれぞれからではなく 2 台 のスピーカーの 丁 度 真 ん 中 に 音 源 があるかのよ うに 聞 こえる オーディオを 楽 しむ 人 から 考 えると 当 たり 前 のような 話 だが そもそも 正 面 にス ピーカーが 無 いのにも 関 わらず どうしてそのように 感 じるのであろうか? それは 人 間 が 産 まれてから 音 を 出 す 物 が 自 分 の 正 面 にある 時 に 自 分 の 両 耳 には 同 じ 時 間 のタ イミングでかつ 同 じ 大 きさで 到 達 することを 学 習 するからであると 考 えられている これは 両 目 でものを 見 る 立 体 視 においても 言 える 事 で 小 さい 子 供 に 3D 映 像 を 見 せる 事 は 立 体 視 が 確 立 する 事 の 妨 げになるので 避 けるべきというようにも 言 われている 両 目 による 立 体 視 と 両 耳 に よる 立 体 音 像 の 形 成 は, 手 足 を 使 って 自 分 の 身 の 周 りの 空 間 を 認 知 しながら 確 立 していくのであ る 2 台 のスピーカーの 真 ん 中 に 音 源 があるように 感 じる 事 を 音 像 が 定 位 する という 言 い 方 を する 音 像 つまり 我 々の 脳 が 想 像 した 像 =イメージが あたかもそこにあるかのような 錯 覚 と して 聞 こえるのである 一 方 ヘッドホンを 用 いて 同 じように 左 右 の 耳 に 同 じ 信 号 を 聞 くと 音 は 目 の 前 に 定 位 せずに 頭 の 上 人 によっては 後 ろから 聞 こえているように 感 じる これは 左 右 の 耳 に 同 じ 音 量 同 じタイミングで 到 達 する 音 は 前 方 からだけではなく 頭 上 後 方 など 頭 の 中 心 をとおる 面 (これを 正 中 面 と 呼 ぶ) 上 の 音 源 すべてに 共 通 しており 我 々が 普 段 音 を 聞 いてい る 時 に 無 意 識 に 頭 を 動 かすことで 左 右 の 耳 に 入 る 音 の 違 いを 聞 く 事 で 前 後 の 判 断 をおこなっ ていると 考 えられている つまり 右 耳 を 前 側 に 動 かした 場 合 に 右 耳 に 入 る 音 が 大 きくなれば 前 方 12

13 小 さくなれば 後 方, 同 じであれば 頭 上 と 判 断 する ヘッドホンで 聞 いた 場 合 は 頭 を 動 かしても 左 右 の 耳 に 入 る 音 の 変 化 が 起 きないため 音 源 が 頭 上 にあると 感 じるのである ヘッドホンとスピーカーとの 聞 こえ 方 のもうひとつの 違 いは ヘッドホンで 聞 く 場 合 は 左 右 の チャンネルの 信 号 は 左 右 の 耳 それぞれに 直 接 入 るのに 対 し スピーカーで 聞 く 場 合 には 左 チャ ンネルの 信 号 は 左 耳 だけではなく 右 耳 にも 入 っており 同 様 に 右 チャンネルの 信 号 も 右 耳 だけで なく 反 対 側 の 左 耳 にも 入 る 事 によって 聞 こえる 定 位 や 広 がり 感 が 違 ってくる 本 稿 では このようなヘッドホン 再 生 とスピーカー 再 生 の 違 いを 検 討 し ヘッドホン 再 生 のた めの 録 音 方 法 や 制 作 手 法 について 検 討 する 3. ヘッドホンとスピーカーの 比 較 試 聴 実 験 前 項 で 述 べたヘッドホンとスピーカーの 聞 こえ 方 の 違 いを 調 べるために 以 下 の 4 種 類 の 聴 取 実 験 をおこなった (1) スピーカーから 再 生 された 音 の 定 位 と 同 じ 位 置 になるようにヘッドホンの 定 位 を 調 整 する (2) スピーカーから 再 生 された 音 の 広 がり 感 と 同 じようになるようにヘッドホンの 広 がりを 調 整 する (3) ヘッドホンから 再 生 された 音 の 定 位 と 同 じ 位 置 になるようにスピーカーの 定 位 を 調 整 する (4) ヘッドホンから 再 生 された 音 の 広 がり 感 と 同 じようになるようにスピーカーの 広 がりを 調 整 する 実 験 はインタラクティブ メディア アプリケー ション MAX6 を 用 いて 図 2 のような 操 作 画 面 を 作 成 し ヘッドホン 再 生 とスピーカー 再 生 をスイッチで 切 り 替 え ボリュームコントロールを 用 いて 定 位 や 広 がり 感 をコントロールできるようにした 実 験 に 用 いた 素 材 は 200ms の 長 さのピンクノイズを 1 秒 間 隔 で 繰 り 返 し 再 生 し 実 験 参 加 者 が 調 整 を 終 え るまで 何 度 でも 聞 けるようにした スピーカーは Genelec8050A を 4 台 用 いて 通 常 のステレオ 聴 図 1. 試 聴 実 験 の 様 子 取 である 開 き 角 60 度 の 位 置 に 加 えて 実 験 参 加 者 の 真 横 に 設 置 した( 図 3) ヘッドホンはオープンタイプのもの(Sony MDR F-1)を 用 いてヘッ ドンを 装 着 しながらでもスピーカーの 音 が 聞 こえるようにした 図 2. 実 験 で 用 いた 操 作 画 面 の 例 13 図 3. 実 験 で 用 いたスピーカー 配 置

14 実 験 は 東 京 芸 術 大 学 千 住 キャンパスの 音 響 制 作 スタジオでおこなった 実 験 参 加 者 は 15 名 実 験 結 果 を 図 4,5 に 示 す 図 中 で 9 が 左 チャンネルのみ +9 が 右 チャンネルのみに 信 号 を 送 っ た 場 合 で その 間 はコサインカーブになるように 左 右 のチャンネルのレベルを 調 整 した 実 験 結 果 より ヘッドホンによる 聴 取 は スピーカー 再 生 の 場 合 と 比 べて 定 位 広 がり 感 と もに 広 がる 傾 向 にある また 逆 にスピーカーによる 聴 取 は ヘッドホンと 比 べて 定 位 広 がり 感 共 に 狭 く 感 じている 事 が 示 された また 実 験 後 の 実 験 参 加 者 からのコメントでは スピーカーと 比 べてヘッドホンの 場 合 の 定 位 はわかりにくい 特 に 中 央 の 場 合 頭 の 上 や 後 方 に 感 じるという 意 見 が 聞 かれた Headphone speaker R90 R30 L30 L L30 speaker(reference) R headphone(reference) 図 4. 定 位 の 比 較 実 験 の 結 果 左 がスピーカーを 基 準 ( 横 軸 )にヘッドホンの 定 位 を 回 答 ( 縦 軸 )したもので 右 がヘッドホンを 基 準 にスピーカーの 定 位 を 回 答 した 結 果 縦 棒 は 95% 信 頼 区 間 を 示 す 図 5 広 がり 感 の 比 較 実 験 の 結 果 左 がスピーカーを 基 準 にヘッドホンでの 広 がり 感 を 回 答 したもので 右 がヘッドホンを 基 準 にスピーカーの 広 がり 感 を 回 答 した 結 果 14

15 4. ダミーヘッド 前 章 の 実 験 結 果 のとおり ヘッドホンとスピーカーでは 同 じ 音 源 を 聞 いても 定 位 や 広 がり 感 が 異 なる 事 がわかった つまりスピーカー 再 生 のために 作 成 された 音 源 をヘッドホンで 聴 く 場 合 その 印 象 は 大 きく 異 なってくるといえる それではヘッドホン 聴 取 に 合 わせて 音 源 を 作 成 す るにはどうすれば 良 いのであろうか? ヘッドホンのための 制 作 手 法 として 良 く 知 られているのが ダミーヘッド 収 録 であ る ダミーヘッドとは 人 間 の 頭 の 形 を 模 し たマネキンで 耳 の 部 分 にマイクロホンが 装 着 されており 人 間 が 両 耳 で 聞 いている 音 を 収 録 できるシステムである 頭 部 だけでなく 胸 部 も 備 えた B&K 社 の 4128C HATS(Head and Torso Simulators)が 良 く 用 いられてい る ダミーヘッドで 収 音 した 音 をヘッドホン で 聴 取 すると 実 際 に 聞 いている 音 に 近 い 音 が 図 6. ダミーヘッドの 周 波 数 特 性 再 現 できる ただし このようなダミーヘッド は 鼓 膜 の 近 傍 にマイクロホンがあるため 通 常 の 耳 介 の 部 分 で 再 生 されるヘッドホンでは 外 耳 道 を 通 る 場 合 の 周 波 数 特 性 ( 図 6)を 差 し 引 いた 特 性 にする 必 要 がある またダミーヘッドは 平 均 的 な 大 人 の 頭 部 を 模 倣 したもので(しかも 西 欧 人 の 平 均 がモデルと なっているため 日 本 人 と 比 べると 小 さいと 言 われている) 個 人 個 人 の 頭 部 の 特 性 とは 微 妙 に 異 なる 実 際 に 自 分 自 身 の 耳 に 小 型 マイクロホンを 仕 込 んで 収 録 することで この 問 題 はかなり 解 決 できるが これでは 不 特 定 多 数 の 人 に 聞 いてもらえるようなコンテンツを 作 る 事 はできない 5. HRTF 個 人 個 人 によって 頭 部 や 胸 部 耳 の 形 状 が 異 なる 事 を 考 慮 すると ダミーヘッドで 収 録 する 音 の 限 界 もあると 考 えられる そこで 個 人 個 人 の 頭 部 の 状 態 をカスタマイズする 方 法 として HRTF(Head Related Transfer Function)を 求 める 方 法 がある 個 人 個 人 の HRTF は スピー カーから 測 定 用 の 信 号 (スイープサイン 音 など)を 出 して それを 実 際 の 耳 の 穴 の 近 くにセット した 小 型 マイクロホンで 収 録 することでインパルス 応 答 を 求 める 事 ができる しかし 厳 密 に 測 定 するためには 無 響 室 のような 特 殊 な 環 境 が 必 要 であるため 現 実 的 ではない HRTF をなるべく 汎 用 性 のあるものにする 研 究 は 数 多 くおこなわれているが その 中 でも 頭 部 をシンプルな 球 と 仮 定 してモデル 化 する 方 法 (Duda1998)を 検 討 してみた 収 録 したマイク ごとにそれぞれの 位 置 ( 聴 取 位 置 からの 距 離 角 度 )を 入 力 し 図 7 のような 左 右 の 耳 の 簡 易 HRTF フィルターを 生 成 し それをそれぞれの 素 材 ごとに 畳 み 込 み 処 理 した そうやって 作 成 し た 素 材 を ヘッドホンを 聞 きながらバランスを 調 整 してミックスするという 手 法 を 試 みた 3 章 で 報 告 した 実 験 のように 従 来 のスピーカーを 用 いてミキシングしたものは ヘッドホンで 聞 い た 場 合 に 左 右 に 広 がりすぎたり 前 方 の 定 位 が 曖 昧 になるが この 方 法 を 用 いることでヘッドホ ン 特 有 の 頭 内 定 位 がある 程 度 解 消 される また 前 述 のダミーヘッド 収 録 で 問 題 となる 後 から 15

16 バランスをとる といった 事 も 可 能 になる 一 方 この 手 法 を 効 果 的 にするためには 素 材 を 録 音 した 際 のマイクと 音 源 の 位 置 関 係 が 重 要 な 要 素 となってくる またここで 用 いている HRTF は あくまでも 簡 易 的 なものであり どの 程 度 一 般 的 に 効 果 があるかについては 検 証 が 必 要 であろう 図 7. 頭 部 を 直 径 17cm の 球 として 距 離 2m の 位 置 にある 音 源 を 仮 定 した 場 合 の 左 側 の 耳 の 周 波 数 特 性 ( 左 図 )と 右 耳 の 周 波 数 特 性 ( 右 図 ) (Duda1998) 6. 実 際 の 作 品 制 作 の 例 スピーカーのために 作 られた 音 と 実 際 にダミーヘッドで 収 録 した 音 とはどのような 違 いがあ るのであろうか? 比 較 のために 通 常 のスピーカー 聴 取 を 前 提 した 録 音 と ダミーヘッドを 用 いて 演 奏 会 場 で 収 録 したものとを 試 聴 できるような 音 源 を 以 下 のサイトに また スマートホン やタブレットの 方 のために QR コードを 用 意 した ( 事 務 局 からのお 知 らせ: 著 作 権 処 理 の 関 係 から 現 在 ストリーミング 配 信 を 停 止 しております ご 了 承 ください ) 試 聴 音 源 は 以 下 のとおり (1) スメタナ 作 曲 弦 楽 四 重 奏 アメリカ より 第 1 楽 章 ( 演 奏 :Quartette Soleil(クァルテット ソレイユ)): 通 常 ミックスバージョン (2) アメリカ :ダミーヘッド 収 録 バージョン (3) アメリカ : 簡 易 HRTF 制 作 バージョン (4) 作 詞 : 新 居 昭 乃 作 曲 : 新 居 昭 乃 保 刈 久 明 編 曲 : 保 刈 久 明 スプートニク ( 演 奏 : 小 田 朋 美 ピアノ ボーカル 田 中 教 順 ドラムス): 通 常 ミックスバージョン (5) スプートニク :ダミーヘッド 収 録 バージョン 16

17 図 8 に アメリカ の 収 録 時 のマイクセッティングを 示 す また 制 作 者 ( 著 者 )がスピーカー でのミキシング 時 にイメージした 音 像 についても 図 9 に 図 示 する ここでは スタジオ 内 での 演 奏 をメインマイク 中 心 にとらえて 音 像 の 輪 郭 を 出 すために 楽 器 ごとのオンマイクを 少 し 足 し ている ダミーヘッドに 関 しては 弦 楽 四 重 奏 の 前 方 に 比 較 的 近 い 位 置 にセットしたので 左 右 に 配 置 された 第 1 バイオリン 第 2 バイオリンの 位 置 が 明 確 に 感 じられる また HRTF ミックス については スピーカー 用 に 作 成 された 通 常 のミックスをヘッドホンで 聞 いた 場 合 に 感 じる 定 位 の 不 自 然 さは 解 消 されているのではないだろうか? 次 にもうひとつの 音 源 である スプートニク の 収 録 イメージを 図 11 に 示 す ピアノ ドラ ム ボーカルを 別 々に 収 録 し それらのバランスをミキシングしている また スプートニク のダミーヘッドバージョンは ピアノ ドラム ボーカルそれぞれを 個 別 にダミーヘッドで 収 録 し それらをヘッドホンでバランスを 聞 きながらミキシングした 複 数 のダミーヘッド 収 録 され た 素 材 を 重 ねる 試 みはなかなか 面 白 い 効 果 が 得 られるが 遠 近 感 や 位 置 関 係 は 収 録 時 に 決 まるた め 仕 上 がりの 状 態 を 収 録 前 に 十 分 にイメージして 音 源 とダミーヘッドの 位 置 を 決 める 必 要 があ る CTQ30 Vln1 DPA4011 Vla Vlc CMC68 Vln2 Vla Vlc Vln 1 Vln 2 DPA4006 Dummyhead DPA4006 CTQ50 図 8. 弦 楽 四 重 奏 アメリカ の 収 録 時 の マイクアレンジ 図 9. 弦 楽 四 重 奏 アメリカ ミキシング 時 の 音 のイメージ 図 10. 弦 楽 四 重 奏 アメリカ の 収 録 時 風 景 17

18 Pf Vocal Drums Drums Pf Vocal 図 11. スプートニク の 収 録 風 景 とミキシングのイメージ 7. まとめ ヘッドホン 再 生 における 音 場 について スピーカー 聴 取 との 違 いを 検 討 した 聴 取 実 験 よりヘ ッドホン 再 生 時 の 定 位 や 広 がり 感 は スピーカー 再 生 に 比 べて 左 右 にかなり 広 がっている 事 が 示 された そのためスピーカー 再 生 を 前 提 に 作 られた 音 源 は ヘッドホン 再 生 では 左 右 に 広 がって 聞 こえる またヘッドホン 再 生 では 中 央 の 音 は 正 面 に 定 位 せず 頭 の 中 に 定 位 するように 感 じる このような 現 象 を 改 善 するために ダミーヘッドのような 収 録 方 法 を 用 いる 方 法 と 頭 部 の 特 性 を 簡 易 的 に 考 慮 した HRTF を 用 いる 方 法 を 試 行 した ヘッドホン 再 生 において これらの 手 法 は ある 程 度 の 効 果 が 得 られる 事 がわかったが 実 際 の 作 成 のためにはまだまだ 課 題 が 多 いといえる 例 えばパンポットやリバーブといった 空 間 を 表 現 するエフェクターについて ヘッドホンでの 聴 取 を 考 慮 したものは 現 状 ではほとんど 見 当 たらない ダミーヘッドや HRTF も 最 終 的 には 個 人 個 人 の 耳 の 特 性 との 違 いが 問 題 になってくる そ こで 簡 単 に 自 分 の HRTF を 求 める 事 ができ また 頭 部 の 動 きを 考 慮 して HRTF の 特 性 をリアル タイムに 変 えていくヘッドトラッキング 技 術 を 搭 載 することで スピーカー 用 に 作 られたものを より 自 然 に 聞 くことができるシステムも 提 案 されている HRTF の 測 定 方 法 や 頭 部 の 運 動 に 追 従 する 際 の 反 応 速 度 にまだまだ 課 題 があるが 今 後 の 動 向 に 注 目 したい 多 くの 人 が 日 常 的 にヘッドホン 再 生 で 音 楽 を 楽 しんでいる 現 状 において ヘッドホンのための コンテンツ 制 作 は 今 後 ますます 注 目 されるであろう 一 方 で 高 音 質 配 信 の 普 及 などで 96kHz や 192kHz24 ビットや DSD といった 高 音 質 で 5.1 チャンネルなど 作 品 をスピーカーで 聞 くといった 楽 しみ 方 を 好 まれるオーディオファンも 多 い スピーカーから 出 てくる 音 を 体 全 体 で 音 を 感 じる 聴 取 経 験 は ヘッドホン 再 生 には 無 い 楽 しみ 方 であろう いつでもどこでも 手 軽 に 聞 けるヘッド ホン 再 生 と 音 に 包 まれてじっくり 聴 くスピーカー 再 生 どちらも 音 楽 を 楽 しむ 文 化 として 成 熟 18

19 していくことを 期 待 したい 参 考 文 献 B.C.J.ムーア 著 大 串 健 吾 監 訳 聴 覚 心 理 学 概 論 第 6 章 誠 心 書 房 1994 J.Blauert Spatial Hearing, MIT Press 1997 飯 田 一 博 森 本 政 之 編 著 空 間 音 響 学 日 本 音 響 学 会 編 2010 Richard O. Duda Range dependence of the response of a spherical head model, J.ASA 1998 筆 者 プロフィール 亀 川 徹 (かめかわ とおる) 1983 年 九 州 芸 術 工 科 大 学 音 響 設 計 学 科 卒 業 後 日 本 放 送 協 会 (NHK) に 入 局 番 組 制 作 業 務 ( 音 声 )に 従 事 し N 響 コンサートなどの 音 楽 番 組 を 担 当 するとともに ハイビジョンの 5.1 サラウンドなど 新 しい 録 音 制 作 手 法 の 研 究 に 携 わる 2002 年 10 月 東 京 芸 術 大 学 音 楽 学 部 に 就 任 音 楽 環 境 創 造 科 と 大 学 院 音 楽 文 化 学 専 攻 音 楽 音 響 創 造 で 音 響 録 音 技 術 について 研 究 指 導 をおこなう AES 本 部 役 員 ( 国 際 地 域 担 当 ) 日 本 音 響 学 会 理 事 日 本 音 楽 知 覚 認 知 学 会 日 本 オーディオ 協 会 日 本 音 楽 スタジオ 協 会 会 員 19

20 ヘッドホン 技 術 動 向 ソニー( 株 ) HES 事 業 本 部 V&S 事 業 部 投 野 耕 治 1. まえがき ヘッドホンの 起 源 は 何? を 語 るとしたら 1876 年 の Alexander Graham Bell 発 明 の 電 話 受 話 器 ということになる 今 でもヘッドホンのことを Receiver と 呼 ぶことがあるが この 名 残 り である この 起 源 から 137 年 Receiver の 技 術 は 発 展 を 続 け 現 代 のヘッドホンに 至 るわけだが 今 ではその 音 質 はもちろん ドライバーの 駆 動 形 式 装 着 スタイル 能 動 回 路 による 機 能 付 加 に 至 るまで その 技 術 分 野 は 多 岐 にわたり 発 展 を 続 けている この 小 文 では 最 近 ヘッドホンの 分 野 で 注 目 されてる 技 術 を 中 心 にご 紹 介 させていただく 2. ドライバー ヘッドホンの 発 音 ユニットは ドライバー と 呼 ばれており 現 代 ではダイナミック 形 が 主 流 で その 口 径 も 6mm くらいから 70mm くらいまで 装 着 スタイルや 音 質 を 満 たすために 非 常 に 巾 広 い 種 類 のダイナミックドライバーが 生 産 されている 図 1にダイナミックドライバーの 基 本 構 造 を 示 す マグネットで 磁 気 ギャップに 発 生 した 磁 界 を 横 切 る ボイスコイルに 電 流 が 流 れることで 垂 直 な 力 が 働 き 振 動 板 これが 振 動 板 を 揺 することで 音 になる 方 式 である マグネット マグネットの 磁 力 は 最 近 では 430kJ/m³という 様 な ボイスコイル 図 1. ダイナミックドライバ 強 力 なものまでが 使 用 されるに 至 っているが この 磁 気 ー エネルギーは 20 世 紀 初 頭 の 物 から 見 たら 10 倍 以 上 と いう 性 能 になる これにより ヘッドホンがより 高 感 度 になり アンプの 消 費 電 力 を 下 げ 携 帯 機 器 のサイズを 小 型 化 する 事 にも 寄 与 していることは 特 筆 したい ボイスコイルや 振 動 板 の 軽 量 化 により 高 感 度 化 と 広 再 生 帯 域 化 を 推 し 進 める 動 きは 1970 年 代 から 進 むが 最 近 では 新 しい 振 動 板 材 料 への 着 目 がなされている ヘッドホン 振 動 板 材 料 としては PET(ポリエチレンテレ フタラート)が 一 般 的 だが LCP( 液 晶 ポリマー)の 薄 図 2. マグネット 進 化 膜 化 が 可 能 になった 結 果 最 近 では 高 い 音 質 要 求 のヘッドホンに 採 用 するケースも 増 えている LCP は PET の 約 1.5 倍 の 弾 性 率 と 約 2 倍 の 内 部 損 失 を 有 し 全 ての 帯 域 で 歪 み 感 を 押 さえたク リアな 音 を 再 現 するのに 有 効 な 材 料 として 商 品 化 されている 最 近 の 挿 入 形 イヤホン(カナル 式 インイヤー)で 注 目 を 集 めているのは BA(バランスド アーマチュア) 形 のドライバーである 20

21 図 2 に BA ドライバーの 基 本 構 造 を 示 す 強 磁 性 金 属 のアーマチュアがボイスコイル 電 流 によっ て 信 号 に 応 じて 磁 化 され これが 上 下 2 枚 のマグネットに よって 形 成 される 磁 界 中 で Push-Pull 動 作 することで 振 動 板 と 連 動 して 振 動 する 原 理 である アーマチュア 自 体 は 金 属 弾 性 体 であり 硬 質 な 構 造 部 品 マグネット アーマチュア 振 動 板 ボイスコイル なので 復 元 力 が 強 いものだが 上 下 のマグネットに 吸 引 力 図 3. BA ドライバー とバランスさせることで フィルムの 様 に 柔 らかい 状 態 に 変 化 する これによりアーマチュアはわずかな 駆 動 力 でも 大 きな 振 幅 を 得 ることが 出 来 て 結 果 的 に 非 常 な 高 感 度 なヘッドホンを 得 ることができる ダイナミック 形 と 比 較 すると 同 等 の 感 度 であれば 約 1/4 の 小 型 化 が 可 能 になる 最 近 では 更 に BA 形 の 高 音 専 用 ドライバー 低 音 専 用 ドラーバーの 開 発 により マルチウェ イ 化 することやダイナミック 形 ドライバーとの 組 合 せによって 再 生 帯 域 を 広 げたり 音 の 質 感 を 改 善 する 技 術 に 注 目 が 集 まっている 3. 装 着 スタイル 70 年 代 まで ヘッドホンの 装 着 スタイルはヘッドバンド 装 着 の 形 態 に 限 られていたが 80 年 代 以 降 ダイナミックドライバーが 小 型 高 感 度 になったことを 受 けて 様 々な 装 着 スタイルが 生 ま れている 1979 年 には 非 常 に 軽 量 なオープンエア 形 が 発 売 され この ポータブルなカセットプレーヤーとの 組 合 せにより 初 めて 戸 外 に 音 楽 を 持 ちだす 文 化 が 形 成 されることになる 1982 年 には ドライバーの 更 なる 小 型 化 によって 耳 孔 介 腔 に 収 まるサイズのインイヤー 形 が 開 発 され 更 なる 携 帯 性 の 改 善 がなされる このタイプは 後 にヘッドホン 市 場 の 大 半 を 占 めるほ 図 3. 軽 量 オープンエア ど 一 般 的 なスタイルになっていく 1997 年 には バンドが 首 の 後 ろを 通 る 耳 乗 せ 形 通 称 ネックバンド 形 の 製 品 が 販 売 され 以 降 数 年 間 はイヤハンガー 形 のもの も 含 めて 耳 乗 せ 形 が 市 場 の 主 流 になっている しかし これも 1999 年 に 耳 孔 挿 入 式 通 称 カナ ルインナー 形 が 販 売 されると 2002 年 ころにはこのタイプが 再 びヘッドホンの 主 流 になっていく 図 4. ネックバンド 形 図 5. イヤハンガー 形 図 6. カナルインナー 形 う 最 近 の 動 向 としては より 高 音 質 でヘッドホンを 聞 きたいお 客 様 向 けに カナルインナー 形 で も 前 述 の 様 なダイナミックと BA の 組 み 合 わせの 製 品 のほか ヘッドバンド 式 の 耳 覆 いサイズの 21

22 製 品 も 再 び 着 目 されるようになってきている このように 装 着 スタイルおよび 装 着 性 を 高 める 技 術 は 近 年 のヘッドホンの 発 展 に 大 きく 寄 与 してきたし 今 後 とも 重 要 な 要 素 であると 思 われる 4. 回 路 機 能 付 加 電 気 回 路 を 付 加 することで より 多 機 能 なヘッドホンも 近 年 非 常 に 多 くなってきている まず ノイズキャンセル 機 能 が 挙 げられる ノイズキャンセルは 周 囲 の 騒 音 をマイクで 収 音 し 直 接 耳 道 内 に 飛 びこむ 音 と 同 じ 特 性 になる 関 数 処 理 を 施 した 後 に 位 相 反 転 して 再 生 することで 耳 道 内 で 騒 音 を 打 ち 消 すことを 可 能 にする 機 能 である 民 生 用 としては 1995 年 から 販 売 され 今 ではその 回 路 機 能 を 音 楽 再 生 機 側 で 行 う 回 路 分 離 式 のノイズキャンセルヘッドホンも 多 数 販 売 されている 図 7. ノイズキャンセル 原 理 図 8. ノイズキャンセルヘッドホン 例 次 に サラウンド 音 声 処 理 機 能 が 上 げられる 映 画 の 音 声 などは 聴 衆 の 周 囲 を 取 り 囲 むように 音 源 が 配 置 されており 家 庭 で 複 数 のスピーカ ーを 置 いて 同 様 な 音 響 効 果 を 楽 しむ 事 が 可 能 だが 二 つのドライバーで 再 生 しても 同 様 な 効 果 を 得 ることを 可 能 にするヘッドホンが 1998 年 ころから 販 売 されている 動 作 原 理 は HRTF( 頭 部 伝 達 関 数 )という 頭 と 耳 の 空 間 的 な 音 響 特 性 を DSP によって 代 用 してヘッドホンで 再 生 する 技 術 である 近 年 の DSP 進 化 により より 正 確 な HRTF を 付 与 する 事 が 手 軽 にできるようになり ゲームも 含 めてサラウンド 音 場 の 音 源 の 増 加 が 後 押 しされる 形 で この 技 術 に 注 目 が 集 まっている 図 8. サラウンド 再 生 概 念 図 9. サラウンドヘッドホン 22

23 もう 一 つ 近 年 一 般 化 してきた 技 術 は ブルートゥース 機 能 付 きヘッドホンである ブルートゥースは 低 消 費 電 力 近 距 離 通 信 に 適 した 汎 用 の 無 線 通 信 方 式 で 近 年 携 帯 端 末 や コンピューターとその 周 辺 機 器 を 繋 ぐ 最 も 一 般 的 な 通 信 方 式 として 広 く 活 用 されている ヘッドセット 用 途 のブルートゥース 用 途 としては ハンズフリー 通 話 音 楽 ストリーミング 本 体 機 器 のリモコン 操 作 などのプロファイルが 割 り 当 てられており 従 来 のヘッドホンからは 大 幅 に 機 能 性 が 拡 張 している ステレオブルートゥースヘッドホンは 2006 年 頃 から 販 売 され ブルートゥースのバージョン 進 化 によって 年 々 音 質 伝 送 性 能 の 向 上 が 図 られている ブルートゥース 通 信 は その 機 器 登 録 接 続 の 手 続 きが 一 般 顧 客 には 難 しいという 難 点 があったが NFC と いう 近 距 離 通 信 により 機 器 同 士 をかざすだけでヘッドセットの 電 源 を 起 動 して 登 録 から 接 続 まで 自 動 的 に 手 続 きするように 出 きる 技 術 が 開 発 されて より 利 便 性 を 増 してる 点 が 注 目 される 図 10. NFC 接 続 5. ヘッドホン 技 術 の 今 後 ヘッドホンは その 100 年 以 上 の 歴 史 の 中 で 技 術 進 化 を 続 け 音 質 装 着 性 機 能 性 を 高 めつ つ また 対 応 技 術 の 幅 も 拡 げている これにより 70 年 代 までは 一 家 に 一 台 あっただけのヘッド ホンが 最 近 では 一 人 で 複 数 台 所 有 し 使 い 分 ける 時 代 となってきている 今 後 は 従 来 市 場 の 音 楽 聴 取 目 的 の ヘッドホン から 携 帯 機 器 の 音 声 インターフェース 端 末 として 更 なる 進 化 をしていくことになると 思 われる 筆 者 プロフィール 投 野 耕 治 (なげの こうじ) 1980 年 ソニー に 入 社 以 来 30 数 年 間 一 貫 してヘッドホンの 技 術 開 発 に 携 わる 23

24 サイバーフォレスト 森 林 ライブ 音 配 信 東 京 大 学 大 学 院 新 領 域 創 成 科 学 研 究 科 斎 藤 馨 はじめに 今 回 の 試 聴 室 探 訪 記 で 東 京 大 学 柏 キャンパス 環 境 棟 内 の 自 然 環 境 スタジオを 撮 影 し 記 載 させ て 頂 きました これに 関 連 して 当 スタジオが 扱 っていますサイバーフォレスト 森 林 ライブ 音 配 信 についてご 紹 介 いたします 1993 年 WorldWideWeb のブラウザーNCSA Mosaic が 無 料 公 開 されました 当 時 演 習 林 の 助 手 の 私 と 学 生 だった 藤 原 章 雄 氏 は ハイパーテキストに 刺 激 されて 翌 年 にはクリッカブルマップ と 地 方 演 習 林 所 蔵 の 綺 麗 な 森 林 写 真 を 使 った 東 京 大 学 農 学 部 附 属 演 習 林 のホームページを 立 ち 上 げました ハイパーリンクで 文 字 や 図 表 写 真 をリンクし 表 示 するさまに 何 とはなしに 動 画 を 扱 うようになると 考 えました そこで 日 常 見 ることの 難 しい 奥 深 い 森 林 を 動 画 で 毎 日 撮 影 し 続 け 記 録 した 動 画 をデジタル 化 してインターネットで 公 開 すれば 誰 もが 遠 くの 山 や 木 々の 様 子 を 感 覚 的 に 理 解 できるようになると 考 え 1995 年 に 東 京 大 学 秩 父 演 習 林 の2カ 所 に 発 電 機 を 設 置 し コンピュータでビデオカメラシステムを 制 御 してパン チルト ズームの 異 なる 合 計 80 ショッ トを 自 動 撮 影 する 森 林 映 像 記 録 ロボットカメラ を 開 発 し 秋 の 紅 葉 時 に 記 録 テストを 行 いま した 翌 年 には 通 年 運 用 を 目 指 し 毎 日 11:30 分 にタイマーで 発 電 機 が 起 動 する 電 源 システムを 導 入 し 長 期 運 用 試 験 を 始 めました サイバーフォレスト という 名 称 は 藤 原 氏 が 後 の 博 士 論 文 マ ルチメディア 森 林 研 究 情 報 基 盤 サイバーフォレスト の 概 念 構 築 と 有 効 性 の 実 証 的 研 究 の 中 で 1997 年 に 造 語 した 言 葉 で 今 はインターネット 上 に 森 林 の 情 報 を 映 像 や 音 声 などの 感 性 情 報 とともに 公 開 する 実 証 研 究 プロジェクトの 総 称 としても 用 いています 10 年 以 上 に 渡 り 現 地 のビデオテープを 回 収 し 必 要 に 応 じてデジタイズしていました その 後 携 帯 電 話 サービス 圏 外 を 承 知 で 携 帯 電 話 データ 通 信 を 使 ったネットワーク 接 続 試 験 を 行 いました が 2kbps 程 度 だったり 繋 がらなかったりと 不 安 定 でした しかしついに 2010 年 に 衛 星 ネット ワークを 導 入 し 現 地 の 様 子 をリアルタイム 接 続 により 確 認 できるようになりました アップロ ードの 帯 域 2Mbps で 伝 送 データ 量 の 制 限 から 音 声 であればライブ 配 信 が 可 能 と 考 え 現 地 の 音 をリアルタイムに 大 学 のサーバーに 伝 送 し サーバー 側 でインターネット 上 にライブ 音 を 配 信 しながら 録 音 し その 録 音 ファイルも 公 開 する 森 林 ライブ 音 配 信 &アーカイブ 公 開 を 始 めました これを 契 機 に 遠 隔 の 森 林 の 環 境 音 がサイバーフォレストを 特 徴 付 ける 重 要 な 感 性 情 報 である との 思 いを 強 くしました 遠 隔 の 森 林 の 今 を いつでも どこからでも だれもが 音 を 通 じて 直 感 的 感 覚 的 に 捉 えることができることが 長 期 に 継 続 すれば ふとした 折 に 気 になる 時 に 断 片 的 ながら 遠 隔 の 森 のライブ 音 を 聞 きつつ 自 分 の 身 の 周 りの 日 々の 日 常 の 中 の 音 とが 重 なりなが ら 時 が 経 過 する 中 で 森 や 自 然 に 関 する 様 々な 思 いや 感 覚 が 形 成 されていくと 考 えています そ してそれはなんなだろうか どんな 価 値 があるのかを 実 証 的 に 明 らかにすることを 目 指 していま す いまは 環 境 プロファイリング と 呼 ぶようにしています 24

25 ライブ 音 配 信 6 カ 所 2013 年 11 月 現 在 6 地 点 からライブ 音 配 信 を 行 っ ています 2010 年 3 月 の 秩 父 演 習 林 鉄 塔 を 開 始 し 矢 竹 のシステムを 準 備 中 に 大 震 災 となり 急 遽 大 槌 に 設 置 することにしました 場 所 の 離 れた 2 地 点 ライ ブ 音 を 相 互 に 比 較 することの 価 値 に 気 づき また 賛 同 して 頂 ける 方 も 増 えて 6 地 点 となりました パソコンでは 以 下 の URL forest_live から 各 地 のライブモニタリングサイト(ライブ 音 画 像 微 速 度 映 像 気 象 データ 等 からなるページ) へのリンクが 有 り それぞれのページの 最 初 にはラ イブ 音 配 信 へのリンクがあります スマートフォンやタブレットの 方 のために QR コ ードを 図 1~4 に 示 しました 図 1 は 地 図 上 に 6 地 点 の 位 置 とライブモニタリングページへの QR コー 図 1 ライブモニタリング6 地 点 ドを 図 2~4 には 地 点 毎 のライブ 音 配 信 への 直 リ ンク QR コードと 簡 単 な 解 説 を 示 します 以 下 は 各 地 点 のライブ 音 について 説 明 いたします (1) 東 京 大 学 秩 父 演 習 林 鉄 塔 ( 図 2 上 ) 埼 玉 県 秩 父 市 の 秩 父 演 習 林 28 林 班 内 に 設 置 した 高 さ 23mの 鉄 塔 最 上 部 に 設 置 したマイクからのラ イブ 音 配 信 と 録 音 (2010 年 3 月 開 始 )です ブナ イヌブナを 中 心 とする 山 地 帯 天 然 林 長 期 生 態 系 観 測 地 内 で 高 木 の 樹 木 の 樹 冠 部 を 観 察 するための 鉄 塔 最 上 部 にカメラとマイクを 設 置 してあります 標 高 差 300m 程 の 斜 面 下 に 赤 沢 の 合 流 点 の 沢 音 が 1 年 中 聞 こえます 水 量 や 広 葉 樹 の 葉 の 有 り 無 しで 聞 こえ 方 が 変 化 します また 尾 根 付 近 のため 風 の 音 もよく 聞 こえます 5~6 月 日 出 前 後 の 野 鳥 の 声 は 賑 やかで すし 深 夜 のトラツグミも 聞 こえます 6 7 月 のエ ゾハルゼミの 大 合 唱 も 圧 巻 です (2) 東 京 大 学 秩 父 演 習 林 矢 竹 ( 図 2 下 ) 図 2 東 京 大 学 秩 父 演 習 林 鉄 塔 と 矢 竹 秩 父 演 習 林 29 林 班 に 設 置 した 高 さ 5m のポール 最 上 部 に 設 置 したマイクからのライブ 音 配 信 と 録 音 (2012 年 3 月 開 始 )です 山 腹 の 25 年 生 のヒ ノキの 人 工 林 内 にあり 周 囲 は2 次 林 で 谷 を 挟 んだ 対 岸 は 人 工 林 2 次 林 天 然 林 が 一 望 でき る 地 点 です 標 高 差 で 150m 程 下 に 矢 竹 沢 があり 豪 雨 の 後 の 沢 音 は 大 きくて 数 日 かけて 定 常 流 25

26 量 の 音 に 戻 る 様 子 が 聞 き 取 れます (1)の 鉄 塔 から は 1.3km 程 しか 離 れていないのですが 聞 こえてく る 音 はこちらの 方 が 穏 やかな 感 じです ホオジロの 囀 りと 地 鳴 きが 多 く 対 岸 のエゾハルゼミの 声 秋 には 虫 の 音 やシカ 繁 殖 期 なので 雄 叫 び 声 が 聞 こえま す (3) 東 京 大 学 富 士 癒 しの 森 研 究 所 ( 図 3 上 ) 山 梨 県 山 中 湖 村 の 富 士 癒 しの 森 第 1 林 班 内 のカラ マツ 林 内 に 設 置 したステレオマイクからのライブ 音 配 信 と 録 音 (2013 年 1 月 開 始 )です 山 中 湖 畔 に 位 置 し 近 くの 国 道 の 車 の 音 や 学 校 放 送 など 人 工 音 も 聞 こえてきますが 様 々な 生 態 音 が 聞 こえてきま す こちらも 春 先 の 日 出 前 後 に 野 鳥 の 声 が 賑 やかで す (4) 東 京 大 学 国 際 沿 岸 海 洋 研 究 センター 岩 手 県 大 槌 町 赤 浜 の 海 岸 にある 東 京 大 学 大 気 海 洋 研 究 所 の 附 属 施 設 で 3 階 建 ての 建 物 の 屋 上 のマイ クからのライブ 音 配 信 と 録 音 (2011 年 5 月 開 始 )で す 目 の 前 に ひょっこりひょうたん 島 のモデル になった 蓬 莱 島 があります 3.11 東 日 本 大 震 災 の 大 津 波 に 3 階 まで 被 災 しました 人 の 気 配 の 無 くなっ た 浜 の 音 を 発 信 しようと 被 災 後 に 衛 星 ネットワーク を 持 ち 込 んで 配 信 を 開 始 し 現 在 も 継 続 中 です 毎 日 時 に 防 災 大 槌 広 報 による 時 報 放 送 が 聞 こえてきます 土 日 と 正 午 は ひょっこりひょうた ん 島 テーマ 曲 が 様 々な 編 曲 で 聞 こえてきます ウ ミネコやトンビ そして 6 月 にシュレーゲルアオガ エルの 声 が 聞 こえて 驚 きました ライブ 音 とともに ライブ 配 信 している 風 向 風 速 などの 気 象 観 測 データ は 地 元 の 漁 師 さんの 役 にも 立 っているそうです (5) 信 州 大 学 志 賀 自 然 教 育 園 長 野 県 山 ノ 内 町 志 賀 高 原 長 池 湿 原 脇 にある 3 階 建 ての 信 州 大 学 志 賀 自 然 教 育 施 設 の 屋 上 に 設 置 した マイクからのライブ 音 配 信 と 録 音 (2012 年 2 月 開 始 )です ライブ 音 を 聞 いてその 音 の 良 さに 驚 いた 場 所 です マイクは 長 池 湿 原 越 しに おたの 申 す 平 と 呼 ばれる 溶 岩 台 地 上 の 自 然 林 方 向 に 向 けてあるのですが 周 囲 を 大 きく 屏 風 のように 囲 まれて いるためか 音 場 がとても 良 いようです また 標 高 1600m で 冬 の 期 間 が 長 いため 高 山 のお 花 26 図 3 東 京 大 学 富 士 癒 しの 森 と 国 際 沿 岸 海 洋 研 究 センター 図 4 信 州 大 学 志 賀 自 然 教 育 園 と 千 葉 県 立 中 央 博 物 館

27 畑 のように 短 い 春 夏 に 多 くの 鳥 の 声 を 聞 くことが 出 来 るようで 生 態 音 にあふれている 場 所 で す 志 賀 草 津 道 路 が 近 く 土 日 休 日 は 坂 道 を 登 る 車 両 の 音 が 少 し 耳 障 りです (6) 千 葉 県 立 中 央 博 物 館 千 葉 県 千 葉 市 の 県 立 博 物 館 内 に 野 外 博 物 展 示 として 整 備 された 生 態 園 のなかに 江 戸 時 代 から あるため 池 だった 舟 田 池 の 池 畔 に 設 置 したマイクからのライブ 音 配 信 と 録 音 (2013 年 10 月 開 始 ) です 一 番 新 しい 音 源 でまだ 年 間 を 通 じて 聞 いたことが 無 いのですが 10 月 は 虫 の 声 がよく 聞 こ えており 奥 深 い 森 林 とは 違 う 里 山 の 音 のように 聞 こえました 市 街 地 や 主 要 幹 線 道 路 が 近 い などで 人 工 音 もしますが そうした 合 間 を 縫 って 野 鳥 や 虫 の 声 が 聞 こえています また 早 朝 や 深 夜 には 市 街 地 近 くとは 思 えないのに 人 里 近 い 自 然 の 音 が 親 しみのあるふうに 聞 こえてくるのが 不 思 議 です ライブ 音 配 信 システム 構 成 図 5 に 2010 年 当 初 の 秩 父 演 習 林 鉄 塔 での ライブ 音 配 信 システム 構 成 を 示 します 当 初 より 遠 隔 の 奥 深 い 森 林 を 対 象 としていた ため 商 用 電 源 や 電 話 線 携 帯 電 話 商 用 ネットワークの 無 い 地 域 での 自 動 撮 影 録 音 を 進 めており 2008 年 頃 からソーラー 発 電 システムを 導 入 しながら 冒 頭 に 説 明 した ように 2010 年 に 衛 星 ネットワークを 導 入 しています ロボットカメラではビデオテ ープ 回 収 を 行 っていましたが 音 声 であれ ばライブでインターネット 伝 送 が 出 来 るの で マイクラインを 分 割 してマイクアンプ 経 由 で MP3 エンコーダに 入 力 しています 商 用 電 源 が 無 いため 12V ディープサイク ルバッテリーの DC 電 源 をそのまま 使 い どうしても 100V が 必 要 な 場 合 のみインバータを 使 っ ています ライブ 音 配 信 は 全 て 12V 電 源 で 対 応 させています 当 初 ライブ 音 にノイズが 入 ってし まい 特 にソーラー 発 電 時 に 強 くなりました ノイズ 対 策 をいろいろと 試 した 結 果 最 終 的 には 図 中 の2マイクアンプから3MP3 エンコーダ 間 でノイズを 拾 うことが 分 かり この 部 分 をデジタ ル 化 することでノイズを 回 避 することが 出 来 ました さらに 音 量 を 確 保 するためにプリアンプを 使 用 しています 1ダイ ナミ ッ ク マイ ク 表 1 には この 鉄 塔 を 含 む 6 カ 所 の 現 地 システムの 諸 元 を 示 しました MP3 エンコーダはステ レオで 128kbps~256kbps 程 度 の 帯 域 で 大 学 のサーバーに 伝 送 していますので 音 質 は 良 いわけ ではありませんが 鳥 の 鳴 き 声 や 雨 風 の 音 など 生 々しく 聞 こえてきます 無 人 マイクということ で 鳥 も 気 にせずマイクのすぐ 前 で 鳴 くこともあり うるさいほどです マイクは 主 に 防 滴 ダイ ナミックマイクを 用 いていますが SONY の F-115 は 野 ざらしにもかかわらず 零 下 10 度 にもな る 秩 父 演 習 林 鉄 塔 では 10 年 以 上 の 稼 働 実 績 があります 2マイ ク アン プ 3M P3 エン コ ーダ 4 衛 星 モデム ロ ボッ ト カ メ ラ システム 27 平 衡 マイ ク ケーブ ル (1 2 0 m ) 5 電 源 制 御 PC 7 充 電 コ ン ト ロ ーラ 6バッ テリ ー 1Sony 社 F A RT 社 U SB Dual Pre 3BARIX 社 IN STREAM ER (1 2 0 m ) 9ソ ーラ ーパネル 4 枚 並 列 ネッ ト ワーク (1 8 0 m ) イ ン タ ーネッ ト パラ ボラ アン テ ナ 1 2 VDC 1 2 VDC 電 源 系 5 電 源 制 御 PC 8 充 電 コ ン ト ロ ーラ 6バッ テリ ー AH 2 個 並 列 AH 3 個 並 列 4IPstar 社 IPstar 5EtherTexCircuits 社 SRM S 6G& Y 社 SM S2 7 M S Xantrex 社 C-4 0 9ソ ーラ ーパネル 5 枚 並 列 8M orning Star 社 PS-3 0 M 9SH ARP 社 N E-7 0 A IT (7 0 W ) 図 5 秩 父 演 習 林 鉄 塔 ライブ 音 配 信 システム 構 成 (2010 年 )

28 表 1 ライブモニタリング 現 地 システム 機 器 諸 元 一 覧 マイク プリアンプ 鉄 塔 矢 竹 富 士 大 槌 志 賀 舟 田 池 SONY /F Sanken /HAD48 SONY /F Sanken /HAD48 SHURE /SM63LB 2 独 自 防 滴 加 工 Sanken /HAD48 SONY /F-115B 2 SONY /F-115B 2 SONY /F ミキサー PreSonus /FireStudio MOBILE PreSonus /FireStudio MOBILE MACKIE /402-VLZ3 BHRINGER /XENYX 1002FX MACKIE /402-VLZ3 MACKIE /402-VLZ3 エンコーダー BARIX/ instreamer100 BARIX/ instreamer100 BARIX/ instreamer100 BARIX/ instreamer100 BARIX/ instreamer100 BARIX/ instreamer100 電 源 12V 機 器 : ソーラー/タイ マー 発 電 機 12V 機 器 : ソーラー/タイ マー 発 電 機 100V 機 器 : 商 業 電 源 100V 機 器 : 商 業 電 源 100V 機 器 : 商 業 電 源 100V 機 器 : 商 業 電 源 ネットワーク 衛 星 回 線 (IPstar) 衛 星 回 線 (IPstar) 光 回 線 光 回 線 光 回 線 Wimax 回 線 (UQ-wimax) おわりに 紹 介 して 頂 いた 自 然 環 境 スタジオでは 6 カ 所 のライブ 音 配 信 を 同 時 に 受 信 しており これらか ら 特 定 のライブ 音 を 選 択 したり 複 数 カ 所 をミックス 再 生 することができます これらの 音 源 を 聞 きつつ 解 説 を 加 えながら 各 地 の 様 子 をインターネットに 配 信 ができる 機 器 構 成 となっていま す 今 後 はライブ 音 配 信 地 点 で 時 々 刻 々と 変 わる 生 態 音 や 環 境 音 に 関 する 情 報 を 集 め ライブ 音 について 様 々な 角 度 からの 解 説 を 加 えたライブ 音 解 説 番 組 などを 配 信 したいと 考 えています ま た 6 ヵ 所 のライブ 音 配 信 地 点 の 増 設 としてもっとディープな 自 然 地 として 無 人 島 や 原 生 自 然 林 な どにソーラー 発 電 と 衛 星 ネットワークを 持 ち 込 んでライブ 音 配 信 を 計 画 しており すでに 現 地 下 見 なども 進 めつつ 競 争 的 資 金 調 達 のためのプロポーザルを 出 し 続 けています 日 本 オーディオ 協 会 の 会 員 の 皆 様 には 是 非 とも 各 地 のライブ 音 配 信 をリアルタイムでお 聞 き 頂 き 録 音 アーカイブも 聞 いて 頂 きたく 思 います そしてご 感 想 や 忌 憚 の 無 いご 意 見 ご 要 望 など およせいただければ 幸 いです また 録 音 ファイルについては 現 在 のところにクリエティブコモン ズで 継 承 表 記 して 頂 ければ 改 変 再 販 自 由 な CC-BY-SA Cyberforest, The University of Tokyo としております 音 源 を 是 非 ともご 活 用 下 さい リンク: フェースブック 公 開 グループ 斎 藤 馨 kaoru@nenv.k.u-tokyo.ac.jp 東 京 大 学 教 授 1955 年 新 潟 県 生 千 葉 大 学 園 芸 学 部 造 園 学 科 東 京 大 学 大 学 院 農 学 系 研 究 科 林 学 修 士 修 了 同 博 士 課 程 単 位 取 得 退 学 農 学 博 士 ( 東 京 大 学 ) 趣 味 はカメラ キャンピングカー アウトドア 料 理 千 葉 県 柏 市 柏 の 葉 東 大 環 境 棟 560 号 東 京 大 学 大 学 院 新 領 域 創 成 科 学 研 究 科 自 然 環 境 学 専 攻 斎 藤 研 究 室 28

29 連 載 第 20 回 試 聴 室 探 訪 記 ~ 谷 口 とものり 魅 惑 のパノラマ 写 真 の 世 界 ~ 東 京 大 学 柏 キャンパス 自 然 環 境 スタジオを 訪 ねて フォトグラファー 谷 口 とものり 編 集 委 員 森 芳 久 音 源 提 供 :CC-BY-SA Cyberforest, The University of Tokyo 第 20 回 を 迎 えたこの 試 聴 室 探 訪 記 ですが 今 回 は 千 葉 県 の 東 京 大 学 柏 キャンパスの 自 然 環 境 スタジオを 訪 れました このスタジオは 東 京 大 学 教 授 農 学 博 士 斎 藤 馨 先 生 の 研 究 室 ( 東 京 大 学 大 学 院 新 領 域 創 成 科 学 研 究 科 自 然 環 境 学 専 攻 斎 藤 研 究 室 )に 所 属 し リアルタイムで 日 本 の 各 地 森 林 の 自 然 音 を 収 集 配 信 する 特 異 な 研 究 施 設 でもあります サイバーフォレスト 森 林 ライブ 音 配 信 と 呼 ばれる 全 体 の 構 成 や 内 容 については 別 項 の 斎 藤 馨 先 生 による 寄 稿 サイバーフォレスト 森 林 ライブ 音 配 信 に 詳 しく 記 載 されていますので そち らをご 参 照 ください 今 回 のパノラマ 写 真 では その 基 地 局 であるメインスタジオの 全 景 また 隣 室 のアナウンスブースやサーバールームなどがモニターウインドーを 通 してご 覧 いただけます 現 在 このスタジオには 山 梨 県 山 中 湖 村 長 野 県 志 賀 高 原 長 池 など 6 カ 所 の 現 地 ライブモニ タリング 所 から 常 時 また 定 期 的 にライブ 音 が 送 られてきています 今 回 この 映 像 のバックに 流 れている 自 然 音 は 志 賀 高 原 長 池 で 昨 年 6 月 2 日 午 前 4 時 26 分 からのライブ 録 音 です 今 回 も 谷 口 さんの 素 晴 らしいパノラマを 美 しい 鳥 の 声 とともにお 楽 しみください 29

30 パノラマ 画 像 の 操 作 説 明 パノラマ 写 真 は ここか はじめのページの 画 像 をクリックしてご 覧 ください (ローディングに 若 干 時 間 がかかる 場 合 があります ) マウス 操 作 で 画 面 を 上 下 左 右 360 度 自 在 に 回 転 してご 覧 いただけます 画 面 下 にある 操 作 ボタンで 次 の 操 作 ができます + 画 面 のズームイン ー 画 面 のズームアウト 画 面 の 左 移 動 画 面 の 右 移 動 画 面 の 上 方 向 への 移 動 画 面 の 下 方 向 への 移 動 30

31 J A S I n f o r m a t i o n オーディオ ホームシアター 展 2013 終 了 報 告 10 月 18 日 ( 金 )~20 日 ( 日 )に 開 催 致 しました び 出 口 調 査 などを 詳 細 にマーケティング 分 析 し ご オーディオ ホームシアター 展 2013 は 最 終 日 報 告 させて 頂 くと 共 に 主 催 者 として 課 題 について 20 日 の 暴 風 雨 とも 思 われるアクシデントは 有 りま は 次 年 度 に 向 け 改 善 に 努 めていく 所 存 です したが 無 事 終 えることができ 関 係 者 一 同 心 か 尚 開 会 式 及 び 新 会 場 開 催 記 念 基 調 講 演 とし ら 感 謝 を 申 し 上 げます て 行 われた 経 済 産 業 省 江 澤 氏 NHK 技 研 大 久 今 年 は 61 回 目 となる 新 たなスタート 年 となり 保 氏 による 講 演 会 の 模 様 は 下 記 の 通 りです 1オーディオ 原 点 回 帰 2 協 会 ならではの 技 術 的 情 報 発 信 強 化 3ビギナーとマニアの 融 合 強 化 4ユ ーザー 参 加 型 などをコンセプトとして 打 ち 出 し 1 音 のサロンなど 徹 底 した 試 聴 スタイルの 追 求 2 生 演 奏 などソフトとのコラボレーション 3ブルーレ イオーディオ NHK 他 による 8K 22.2ch や4K の デモ ネットワークオーディオの 全 容 開 示 及 びヘ ッドホン 試 聴 の 頭 内 定 位 に 対 する 問 題 提 起 などの 技 開 会 式 テープカット( 写 真 左 から 中 川 実 行 委 員 長 術 提 案 4 工 作 教 室 ライブレコーディング 体 験 電 波 新 聞 社 平 山 社 長 経 済 産 業 省 商 務 情 報 政 策 局 会 など 盛 り 沢 山 な 内 容 となりました 情 報 家 電 戦 略 室 江 澤 室 長 日 本 オーディオ 協 会 校 結 果 は 3 日 間 の 総 入 場 者 数 は 17,900 人 ( 目 標 : 條 会 長 ) 20,000 人 昨 年 :27,500 人 )となりました これ は 当 初 より 顧 客 ターゲットをミドル 層 に 絞 り 込 み 確 実 にオーディオ 市 場 の 底 上 げを 図 る 戦 略 を 立 てた ことによります ちなみに 入 場 者 数 は 減 りました が 最 初 から 目 的 を 持 ったお 客 様 が 来 場 されたこと により 会 場 内 の 売 り 場 (レコード 出 版 物 持 ち 帰 り 商 品 等 )による 売 り 上 げは 概 ね 対 前 年 比 20% 増 江 澤 氏 講 演 :AV 機 器 産 業 の 現 状 と 今 後 について となりました また 各 ブースや 試 聴 室 イベント は 常 に 満 員 状 態 であり 顧 客 ニーズと 出 展 内 容 がか なりマッチングできたものと 考 えます 当 然 新 会 場 でもあり 地 の 利 知 名 度 会 場 づくりなど 当 初 からの 課 題 の 結 果 ともいえますが FM スポット 音 楽 雑 誌 駅 貼 り ゆりかもめ 車 内 張 りなど 従 来 とは 違 った 広 報 宣 伝 への 取 り 組 みを 展 開 しました 展 示 会 レポートは 本 号 に 掲 載 の 村 瀬 氏 による 大 久 保 氏 講 演 :スーパーハイビジョン(8K 22.2ch) オーディオ ホームシアター 展 2013 見 聞 記 の 技 術 解 説 と 今 後 の 展 開 を 参 照 頂 きたいと 思 いますが 今 後 アンケート 及 31

32 J A S I n f o r m a t i o n レオナルド ダ ヴィンチ 発 想 にロマンを 求 めて 擦 弦 鍵 盤 楽 器 ヴィオラ オルガニスタ 製 作 秘 話 講 演 会 と 演 奏 会 のお 知 らせ JAS ジャーナル 3 月 号 から 4 回 にわたって 紹 介 されたヴィオラ オルガニスタを 使 ったダヴィ ンチ 時 代 の 音 楽 演 奏 会 と 鍵 盤 楽 器 製 作 家 の 小 渕 晶 男 氏 による 解 説 を 行 います 小 渕 氏 製 作 による とても 貴 重 で 珍 しい 楽 器 の 演 奏 会 ですので ぜひこの 機 会 にご 参 加 ください 詳 細 は 下 記 の 通 りです: 日 時 :2013 年 12 月 17 日 ( 火 )13:30 15:30 定 員 :40 名 場 所 : 松 本 記 念 音 楽 迎 賓 館 東 京 都 世 田 谷 区 岡 本 電 話 アクセス: 参 加 費 :2,000 円 楽 器 製 作 に 関 する 解 説 : 小 渕 晶 男 レオナルド ダ ヴィンチが 書 き 残 した 手 稿 を 解 釈 し 後 の 時 代 に 試 みられたこの 楽 器 の 実 現 への 足 取 りをたどり 小 渕 氏 が 製 作 した 楽 器 の 進 化 の 過 程 を 紹 介 します レオナルド ダ ヴィンチの 時 代 の 音 楽 演 奏 ヴィオラ オルガニスタ 演 奏 : 杉 本 周 介 フラウド ドルチェ(リコーダー) 演 奏 : 岡 村 孝 子 ソプラノ 歌 唱 : 原 謠 子 お 申 込 みは 下 記 サイトから: レオナルド ダ ヴィンチ ヴィオラ オルガニスタ 32

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