2 教 育 研 究 組 織 貴 大 学 の 基 本 理 念 を 実 現 するために 3 学 部 2 研 究 科 を 基 本 組 織 とし 大 学 の 基 本 理 念 にかかわる 全 学 共 通 教 育 を 司 る 共 通 教 育 機 構 地 域 貢 献 活 動 を 展 開 する 拠 点 となる 附

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1 山 口 県 立 大 学 に 対 する 大 学 評 価 ( 認 証 評 価 ) 結 果 Ⅰ 評 価 結 果 評 価 の 結 果 貴 大 学 は 本 協 会 の 大 学 基 準 に 適 合 していると 認 定 する 認 定 の 期 間 は2019( 平 成 31) 年 3 月 31 日 までとする Ⅱ 総 評 貴 大 学 は 1941( 昭 和 16) 年 設 立 の 山 口 県 立 女 子 専 門 学 校 を 前 身 としている 1950 ( 昭 和 25) 年 に 同 校 を 母 体 に 山 口 女 子 短 期 大 学 を 設 置 し 1975( 昭 和 50) 年 には 山 口 女 子 大 学 へと 改 組 転 換 した 1996( 平 成 8) 年 には 山 口 県 立 大 学 に 名 称 変 更 するとと もに 男 女 共 学 体 制 に 移 行 2006( 平 成 18) 年 に 公 立 大 学 法 人 化 を 経 て 現 在 に 至 って いる 大 学 の 基 本 理 念 として 人 間 性 の 尊 重 生 活 者 の 視 点 の 重 視 地 域 社 会 との 共 生 国 際 化 への 対 応 の4つを 掲 げ 国 際 文 化 学 部 社 会 福 祉 学 部 看 護 栄 養 学 部 の3 学 部 国 際 文 化 学 研 究 科 ( 修 士 課 程 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 ( 博 士 前 期 課 程 および 博 士 後 期 課 程 )の2 研 究 科 からなる 大 学 として 山 口 県 山 口 市 にキャンパスを 置 いてい る 1 理 念 目 的 貴 大 学 は 地 域 における 知 の 拠 点 として 住 民 の 健 康 の 増 進 及 び 個 性 豊 かな 地 域 文 化 の 進 展 に 資 する 専 門 の 学 術 を 深 く 教 授 研 究 するとともに 高 度 な 知 識 及 び 技 能 を 有 する 人 材 の 育 成 並 びに 研 究 成 果 の 社 会 への 還 元 による 地 域 貢 献 活 動 を 積 極 的 に 展 開 し もって 人 々が 生 き 生 きと 暮 らす 社 会 の 形 成 に 資 する ことを 目 的 として 学 則 に 定 め 地 域 に 開 かれた 教 育 研 究 拠 点 を 目 指 している 学 部 研 究 科 の 人 材 養 成 に 関 する 目 的 や 教 育 研 究 上 の 目 的 についても 学 則 上 に 定 められており ホームページを 通 じて 公 表 されている しかし 刊 行 物 の 記 述 において 一 部 にあいまいな 表 現 などが 見 受 けられるため さらなる 周 知 徹 底 と 貴 大 学 に 対 する 理 解 の 促 進 に 向 けて 努 力 することが 望 まれる 理 念 目 的 の 適 切 性 の 検 証 は 2007( 平 成 19) 年 5 月 に 制 定 した 自 己 評 価 実 施 要 領 に 基 づき 教 育 研 究 活 動 等 点 検 評 価 委 員 会 が 中 期 目 標 期 間 の5 年 目 に 実 施 している -495-

2 2 教 育 研 究 組 織 貴 大 学 の 基 本 理 念 を 実 現 するために 3 学 部 2 研 究 科 を 基 本 組 織 とし 大 学 の 基 本 理 念 にかかわる 全 学 共 通 教 育 を 司 る 共 通 教 育 機 構 地 域 貢 献 活 動 を 展 開 する 拠 点 となる 附 属 地 域 共 生 センター 附 属 郷 土 文 学 資 料 センターおよび 看 護 研 修 センター を 置 いている 教 育 研 究 組 織 に 関 しても 自 己 評 価 項 目 の 一 つとして 評 価 することが 制 度 化 され ており 教 育 研 究 活 動 等 点 検 評 価 委 員 会 が 恒 常 的 かつ 適 切 に 検 証 を 行 っている 3 教 員 教 員 組 織 全 学 教 員 の 選 考 採 用 昇 任 についての 基 準 手 続 きは 大 学 の 規 程 に 明 文 化 されて いる 教 員 の 採 用 にあたっては 教 育 能 力 地 域 貢 献 への 積 極 性 大 学 運 営 に 対 す る 責 任 感 を 重 視 している 教 員 組 織 の 編 制 方 針 は 学 部 研 究 科 ごとに 定 められて いる 専 任 教 員 数 については 大 学 設 置 基 準 上 の 必 要 専 任 教 員 数 は 満 たしているものの 貴 大 学 が 学 部 研 究 科 の 設 置 の 際 に 見 込 んだ 教 員 数 を 満 たしていない 学 部 研 究 科 が 見 られるので 計 画 的 に 教 員 を 補 充 することが 望 まれる 教 員 教 員 組 織 の 質 の 維 持 向 上 を 図 るため 山 口 東 京 理 科 大 学 山 口 学 芸 大 学 と 合 同 で 三 大 学 合 同 FD SD 研 修 会 を 開 催 しており 他 大 学 との 情 報 交 換 の 内 容 が 教 育 研 究 その 他 の 業 務 の 向 上 に 役 立 っている さらに 学 内 の 公 募 型 競 争 的 研 究 資 金 である 研 究 創 作 活 動 助 成 の 申 請 審 査 における 査 定 には 前 年 度 の 研 究 業 績 を 反 映 するなど 研 究 の 質 の 維 持 向 上 にも 対 策 を 講 じている 国 際 文 化 学 部 国 際 文 化 学 科 においては アジア 欧 米 の 文 化 社 会 を 教 授 研 究 する 教 員 英 語 中 国 語 韓 国 語 を 教 授 研 究 する 教 員 国 内 外 の 実 習 指 導 に 対 応 するようなフィール ドワークの 経 験 や 海 外 体 験 などが 豊 富 な 教 員 などを 配 置 することを 教 員 組 織 の 編 制 方 針 としている 文 化 創 造 学 科 においては 日 本 語 日 本 文 化 を 教 授 研 究 する 教 員 国 内 外 の 生 活 文 化 を 教 授 研 究 する 教 員 文 献 資 料 史 料 の 調 査 整 理 読 解 に ついて 経 験 豊 富 な 教 員 デザインの 実 習 指 導 の 経 験 豊 富 な 教 員 を 配 置 することを 教 員 組 織 の 編 制 方 針 としている 学 部 運 営 については 各 種 委 員 会 が 適 切 に 設 置 され 運 営 上 の 役 割 が 明 らかにされ ている また 複 数 の 教 員 が 担 当 する 科 目 においては その 運 営 役 割 分 担 に 関 し て 担 当 教 員 間 で 事 前 協 議 調 整 を 行 っている 授 業 科 目 と 担 当 教 員 の 適 合 性 配 置 はおおむね 適 切 であり 学 部 の 主 要 科 目 をは -496-

3 じめとして 専 任 教 員 が 授 業 を 担 当 している 比 率 は 高 い また 社 会 科 学 や 地 域 の 伝 統 文 化 芸 能 を 通 じて 地 域 との 連 携 を 図 る 地 域 貢 献 型 の 教 育 研 究 を 目 指 す 教 員 組 織 を 編 制 するというユニークな 試 みが 見 られる 教 員 の 資 質 向 上 を 図 るための 学 部 独 自 の 取 り 組 みとして 2010( 平 成 22) 年 度 に カリキュラムの 体 系 化 やICT( 情 報 通 信 技 術 )の 教 育 活 用 をテーマとした 学 部 E D(Education Development)を 実 施 したほか 教 育 改 善 研 修 会 などへの 派 遣 を 行 っている 社 会 福 祉 学 部 教 員 組 織 の 編 制 については 社 会 福 祉 理 論 系 教 員 社 会 福 祉 士 精 神 保 健 福 祉 士 などの 有 資 格 者 あるいは 福 祉 現 場 での 実 務 経 験 を 有 する 実 践 系 教 員 福 祉 に 関 する 基 礎 科 学 系 の 教 員 によってバランスよく 構 成 することを 方 針 としている 担 当 授 業 時 間 数 にアンバランスが 見 受 けられるが ソーシャルワーク 実 習 教 育 は チームティーチング 制 度 で 実 施 しており 当 該 科 目 の 担 当 者 は 実 習 事 前 事 後 演 習 ソーシャルワーク 演 習 実 習 指 導 を 共 同 して 担 当 するため 担 当 授 業 時 間 数 が 必 然 的 に 多 くなっていることが 原 因 となっている この 点 については 共 通 教 育 科 目 を 実 習 教 育 担 当 者 以 外 の 教 員 が 受 け 持 つことで 調 整 を 図 ることが 試 みられている な お 役 職 者 の 授 業 負 担 の 軽 減 は 行 っていない 看 護 栄 養 学 部 看 護 学 科 においては 看 護 師 保 健 師 助 産 師 免 許 を 有 する 教 員 などを 配 置 する こと 栄 養 学 科 においては 専 門 分 野 には 管 理 栄 養 士 の 資 格 を 有 する 教 員 を 配 置 す ることを 教 員 組 織 の 編 制 方 針 としている 学 部 の 教 育 研 究 に 関 する 組 織 的 な 連 携 体 制 主 要 授 業 科 目 への 専 任 教 員 の 配 置 助 手 の 配 置 などについても 基 準 を 定 めて 的 確 に 対 応 している なお 教 員 編 制 は 保 健 師 助 産 師 看 護 師 法 および 管 理 栄 養 士 学 校 指 定 規 則 に 適 合 する 配 置 となっている また 看 護 栄 養 学 部 将 来 構 想 検 討 委 員 会 を 設 置 し 今 後 の 学 部 のあるべき 姿 に ついて 中 長 期 的 な 視 点 から 検 討 を 行 うことなどにより 教 員 教 員 組 織 の 質 の 維 持 向 上 を 図 っている 国 際 文 化 学 研 究 科 国 際 文 化 系 では 韓 国 中 国 の 政 治 や 経 済 アジア 地 域 の 言 語 や 文 化 の 研 究 者 を 配 置 することを 教 員 組 織 の 編 制 方 針 としており 比 較 政 治 論 文 化 交 流 史 中 国 韓 国 の 社 会 論 言 語 文 化 論 など 社 会 科 学 系 と 言 語 文 化 系 の 領 域 から 教 員 を 採 用 している 地 域 文 化 系 では 日 本 史 や 中 世 近 世 の 文 芸 研 究 者 生 活 デザイン -497-

4 や 服 飾 デザインなどの 研 究 者 実 務 経 験 者 を 配 置 することを 教 員 組 織 の 編 制 方 針 と しており 国 文 学 や 日 本 語 教 育 歴 史 学 など 従 来 の 人 文 社 会 系 から 音 楽 服 飾 研 究 に 至 るまで 理 論 と 実 務 にわたり 広 範 な 領 域 から 教 員 を 採 用 している 研 究 指 導 教 員 ( 研 究 指 導 補 助 教 員 を 含 む)の 資 格 審 査 に 関 する 基 準 はあるが 研 究 科 の 専 任 教 員 の 学 内 公 募 を 行 う 際 の 手 続 きが 明 文 化 されていないので 改 善 が 望 まれる 健 康 福 祉 学 研 究 科 教 員 組 織 については 健 康 福 祉 学 領 域 において 高 い 教 育 指 導 能 力 を 有 する 教 員 を 配 置 することなどを 方 針 としている 研 究 指 導 教 員 ( 研 究 指 導 補 助 教 員 を 含 む)の 資 格 審 査 については 基 準 が 定 めら れているが 研 究 科 の 専 任 教 員 の 学 内 公 募 を 行 う 際 の 手 続 きは 明 文 化 されていない ので 改 善 が 望 まれる 国 際 文 化 学 部 国 際 文 化 学 部 は 国 際 文 化 学 科 の 国 際 文 化 系 言 語 コミュニケーション 系 お よび 文 化 創 造 学 科 の 日 本 文 化 系 企 画 プロデュース 系 の 計 4 系 に 分 かれ 学 科 および 系 ごとに 教 育 目 標 が 示 されている 国 際 文 化 学 科 の 国 際 文 化 系 では 異 文 化 理 解 多 文 化 理 解 の 知 識 や 能 力 国 際 的 視 野 に 立 った 行 動 力 英 語 中 国 語 4 教 育 内 容 方 法 成 果 (1) 教 育 目 標 学 位 授 与 方 針 教 育 課 程 の 編 成 実 施 方 針 全 学 大 学 全 体 の 教 育 目 標 は 全 学 共 通 教 育 学 部 専 門 教 育 大 学 院 教 育 の 区 分 ごとに 中 期 目 標 に 明 示 されており 自 己 評 価 実 施 要 領 に 従 い 中 期 目 標 期 間 の5 年 目 に 教 育 研 究 活 動 等 点 検 評 価 委 員 会 によって 恒 常 的 に 検 証 が 行 われている 学 位 授 与 については 卒 業 要 件 修 了 要 件 は 学 則 などに 記 載 され 課 程 修 了 にあ たって 修 得 しておくべき 能 力 は 教 育 目 標 で 触 れられているものの これらは 学 位 授 与 方 針 (ディプロマ ポリシー)として 明 示 されていない また 履 修 の 手 引 などに 記 載 されている 科 目 群 の 説 明 を 教 育 課 程 の 編 成 実 施 方 針 (カリキュラム ポリシー)としているが 教 育 課 程 を 通 じて 修 得 すべき 知 識 等 を 学 生 に 身 につけさ せるためにどのような 教 育 内 容 教 育 方 法 を 取 り 入 れるかということは 方 針 に 明 示 されていない これらを 踏 まえて 学 部 研 究 科 ごとの 方 針 を 整 理 し 学 内 に 周 知 徹 底 したうえで 公 的 な 刊 行 物 やホームページなどを 通 じて 公 表 することが 望 まれ る -498-

5 韓 国 語 の 話 す 聞 く 能 力 の 育 成 が 言 語 コミュニケーション 系 では 英 語 中 国 語 韓 国 語 コースに 分 かれ 各 言 語 の 話 す 聞 く 読 む 書 く 能 力 の 養 成 と 各 言 語 圏 の 社 会 や 文 化 言 語 文 学 の 学 修 が 目 標 とされている なお 言 語 コミュニケーション 系 では 外 国 語 運 用 力 の 具 体 的 目 標 が 設 定 されており 英 語 コースにおいてはTOEIC R 650 点 が 中 国 語 韓 国 語 コースにおいては 各 種 検 定 試 験 の 中 級 以 上 の 合 格 が 目 指 されていることは 評 価 できる 文 化 創 造 学 科 の 日 本 文 化 系 では 地 域 文 化 の 理 解 とその 特 色 の 発 掘 再 発 見 に 寄 与 する 能 力 の 養 成 が 企 画 プロデュース 系 では グローバルな 視 点 に 立 ちながらも 地 域 の 文 化 や 芸 術 的 な 資 源 を 生 かした 地 域 活 性 化 への 取 り 組 みを 行 う 人 材 の 育 成 が 目 標 とされている これらの 教 育 目 標 は 履 修 の 手 引 で 紹 介 されている 社 会 福 祉 学 部 社 会 福 祉 学 部 の 教 育 目 標 には 家 庭 地 域 の 福 祉 課 題 への 対 応 能 力 の 育 成 とし て ノーマライゼーションを 基 本 的 視 点 として 人 権 尊 重 を 基 礎 とする 福 祉 理 念 を 深 く 理 解 するとともに 福 祉 課 題 へ 柔 軟 に 対 応 しながら 少 子 高 齢 社 会 を 主 体 的 に 担 う 人 材 を 育 成 することが 掲 げられている また 社 会 福 祉 専 門 職 の 養 成 とし て ジェネリック ソーシャルワーカーの 育 成 を 目 指 している これらは 履 修 の 手 引 やホームページに 掲 載 されている 看 護 栄 養 学 部 看 護 栄 養 学 部 は 学 科 ごとに 教 育 目 標 が 示 されている 看 護 学 科 では 自 己 の 人 格 形 成 と 良 好 な 対 人 援 助 ができる 能 力 の 育 成 柔 軟 な 思 考 能 力 と 探 求 心 の 育 成 など4 項 目 を 掲 げ 栄 養 学 科 では 管 理 栄 養 士 に 必 要 とされる 知 識 技 能 態 度 考 え 方 の 基 本 的 能 力 の 育 成 栄 養 評 価 判 定 に 基 づく 適 切 な 指 導 を 行 うことが できる 能 力 の 育 成 など5 項 目 を 掲 げている これらは 履 修 の 手 引 やホーム ページを 介 して 周 知 されている なお 中 期 計 画 には 看 護 師 保 健 師 助 産 師 管 理 栄 養 士 の 国 家 試 験 合 格 率 ( 合 格 者 数 / 受 験 者 数 )を 毎 年 度 100%とすることが 目 標 として 掲 げられている 国 際 文 化 学 研 究 科 国 際 文 化 系 では 国 際 社 会 とりわけアジア 地 域 の 社 会 的 文 化 的 諸 課 題 に 主 体 的 実 践 的 に 対 応 できる 能 力 や 異 文 化 ( 異 業 種 ) 交 流 能 力 等 を 有 した 高 度 専 門 職 業 人 の 育 成 を 目 標 とし 地 域 文 化 系 では 地 域 の 歴 史 的 文 化 的 諸 課 題 に 主 体 的 実 践 的 に 対 応 できる 能 力 や 文 化 の 創 造 発 信 に 係 る 企 画 力 調 整 能 力 等 を 有 する 高 度 専 門 職 業 人 の 育 成 を 目 標 としている これらは 大 学 院 生 ハンドブ -499-

6 ック やホームページを 通 じて 公 表 されている 健 康 福 祉 学 研 究 科 博 士 前 期 課 程 では 実 践 現 場 における 多 職 種 協 働 のニーズに 応 えるために 社 会 福 祉 領 域 看 護 領 域 栄 養 領 域 の 連 携 を 通 じて 生 命 と 生 活 の 質 の 確 保 と 向 上 を 図 ることのできる 高 度 の 専 門 能 力 と 実 践 能 力 を 備 え 地 域 包 括 的 な 支 援 能 力 をもつ 高 度 専 門 職 業 人 の 養 成 を 目 標 としている 博 士 後 期 課 程 においては 健 康 福 祉 の 増 進 に 寄 与 する 高 度 な 専 門 知 識 と 実 践 能 力 を 備 えた 研 究 者 教 育 者 の 養 成 を 目 標 としている これらの 目 標 は 大 学 院 生 ハンドブック やホームページを 通 じ て 公 表 されている (2) 教 育 課 程 教 育 内 容 全 学 教 養 教 育 については 全 学 共 通 教 育 として 基 礎 教 養 科 目 群 を 設 定 し 基 礎 科 目 ( 基 礎 セミナー 情 報 教 育 実 践 言 語 基 礎 科 学 などの 教 育 を 通 じてスタデ ィ スキル コンピュータ リテラシー 英 語 運 用 力 哲 学 歴 史 学 法 学 心 理 学 医 学 等 の 基 礎 知 識 習 得 を 目 指 す 科 目 群 ) 教 養 科 目 ( 人 間 尊 重 などの 大 学 の 教 育 理 念 を 反 映 する 科 目 群 ) ライフデザイン 等 科 目 を 配 置 している なお 教 養 科 目 の 国 際 理 解 では 中 国 韓 国 スペインに 特 化 した 複 数 外 国 語 教 育 を 実 施 している また 教 養 科 目 の 地 域 共 生 演 習 では 地 域 の 活 性 化 のために 活 躍 す るリーダーを 講 師 として 現 地 に 赴 き 作 業 に 参 加 するなどのフィールドワークを 実 施 している さらに こうした 体 験 をもとに 各 専 門 分 野 を 生 かしてボランティア 活 動 を 行 う 授 業 ボランティア を 配 置 するなど 全 学 共 通 教 育 は 地 域 貢 献 型 の 貴 大 学 の 理 念 目 的 を 反 映 した 教 育 内 容 となっている 大 学 院 については 国 際 文 化 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 研 究 科 の 共 通 科 目 として 生 命 と 生 活 の 質 特 論 を 開 設 している 国 際 文 化 学 部 専 門 教 育 では 学 部 基 幹 科 目 学 科 基 幹 科 目 展 開 科 目 演 習 により 基 礎 から 専 門 へのスムーズな 移 行 を 目 指 している 国 際 文 化 学 科 では 異 文 化 多 文 化 的 視 点 からの 文 化 理 解 力 を 修 得 するために 備 えておくべき 知 識 や 考 え 方 を 教 授 する 比 較 政 治 論 国 内 外 における 行 動 力 ( 国 際 交 流 など)を 養 成 するために その 基 礎 的 知 識 技 術 方 法 論 などを 学 ぶ NG O NPO 論 フィールドワーク 実 践 論 臨 地 の 実 習 として 地 域 実 習 を 配 置 している 外 国 語 の 運 用 能 力 を 養 成 するための 実 践 英 語 実 践 中 国 語 実 践 韓 -500-

7 国 語 なども 配 置 しており 異 文 化 理 解 多 文 化 理 解 の 知 識 や 能 力 国 際 的 視 野 に 立 った 行 動 力 や 外 国 語 ( 英 語 中 国 語 韓 国 語 )の 運 用 能 力 の 養 成 を 目 指 した 教 育 内 容 となっている 文 化 創 造 学 科 では 地 域 という 概 念 を 文 化 という 視 点 から 教 授 する 地 域 文 化 論 暮 らしの 中 の 新 たな 価 値 の 創 造 と 持 続 についての 基 本 的 な 理 解 を 得 させる 生 活 美 学 地 域 文 化 の 創 造 に 欠 かすことのできない 具 体 的 知 識 や 方 法 論 を 教 授 する 企 画 創 造 論 を 配 置 している また 地 域 文 化 の 特 色 の 発 掘 に 必 要 となる 幅 広 い 歴 史 的 知 識 や 視 座 を 教 授 する 日 本 アジア 交 流 史 臨 地 の 体 験 学 習 である 歴 史 文 化 実 習 なども 配 置 し 地 域 文 化 創 造 のための 企 画 提 案 能 力 の 育 成 を 目 指 した 教 育 内 容 となっている 社 会 福 祉 学 部 社 会 福 祉 士 および 介 護 福 祉 士 法 の 改 正 (2007( 平 成 19) 年 )に 対 応 し 2009( 平 成 21) 年 から 新 たな 教 育 課 程 を 適 用 している 教 育 課 程 は 基 礎 教 養 科 目 群 および 専 門 教 育 科 目 群 から 構 成 されており 理 論 科 目 演 習 科 目 実 習 科 目 を 体 系 的 に 配 置 するとともに 1 年 次 から4 年 次 のすべての 学 年 に 配 当 している 演 習 科 目 ( 必 修 ) を 核 としてカリキュラムを 編 成 している 社 会 福 祉 学 を 学 習 するために 必 要 かつ 基 幹 となる 知 識 態 度 技 能 を 修 得 させる 社 会 福 祉 原 論 社 会 保 障 論 ソーシャルワーク 論 多 様 な 社 会 福 祉 課 題 につ いての 理 解 を 深 める 家 族 福 祉 論 地 域 福 祉 論 児 童 福 祉 論 高 齢 者 福 祉 論 障 害 者 福 祉 論 などを 置 いている また 各 種 の 福 祉 ニーズに 対 応 できる 専 門 技 能 を 修 得 させ 主 体 的 な 福 祉 援 助 を 行 う 実 践 能 力 を 修 得 させる ヒューマンケア 入 門 ヒューマンケアチームアプローチ 演 習 社 会 福 祉 専 門 職 として 固 有 の 援 助 技 術 を 修 得 させる ソーシャルワーク 演 習 を 開 設 している これらの 科 目 によって 教 育 目 標 である 家 庭 地 域 の 福 祉 課 題 への 対 応 能 力 の 育 成 社 会 福 祉 専 門 職 の 養 成 に 必 要 な 専 門 的 な 知 識 や 技 能 などを 修 得 させることを 目 指 している 看 護 栄 養 学 部 看 護 栄 養 学 部 の 専 門 科 目 は 入 門 から 専 門 分 野 まで 各 科 目 が 系 統 的 に 配 置 されて いる 看 護 師 および 管 理 栄 養 士 として 倫 理 観 と 職 業 観 を 身 につけるための 科 目 を 1 年 次 に 配 置 し その 上 に 系 統 的 な 知 識 を 教 授 する 講 義 科 目 対 応 する 講 義 で 学 ん だ 知 識 を 統 合 するための 演 習 科 目 講 義 と 演 習 を 踏 まえ 必 要 な 技 能 を 修 得 させる 実 習 科 目 さらに 現 場 での 実 践 力 と 看 護 師 および 管 理 栄 養 士 としてふさわしい 態 度 を 身 に 付 けるための 臨 地 実 習 を 順 序 よく 年 次 配 当 し 学 習 成 果 の 修 得 を 促 進 するよう な 教 育 内 容 となっている -501-

8 また 高 校 教 育 から 大 学 教 育 へ 円 滑 な 移 行 ができるよう 専 門 教 育 の 基 礎 となる 科 目 を 置 き 学 生 の 履 修 を 支 援 している なお 保 健 師 助 産 師 看 護 師 法 の 改 正 に 対 応 して 教 育 課 程 の 見 直 しを 行 っている 国 際 文 化 学 研 究 科 国 際 文 化 学 研 究 科 の 教 育 課 程 は 両 研 究 科 に 共 通 の 大 学 院 共 通 科 目 のほかに 基 礎 科 目 専 門 科 目 修 士 論 文 修 士 制 作 の 成 果 を 求 める 特 別 研 究 を 配 置 している 専 門 科 目 は 国 際 文 化 系 地 域 文 化 系 の2つの 分 野 から 編 成 されている 中 国 韓 国 を 中 心 とした 国 際 文 化 へのアプローチや グローバルな 視 点 から 地 域 文 化 の 伝 統 を 生 かす 教 育 課 程 により アジア 地 域 の 社 会 的 文 化 的 諸 課 題 や 地 域 の 歴 史 的 文 化 的 諸 課 題 に 主 体 的 実 践 的 に 対 応 できる 能 力 などを 有 する 高 度 専 門 職 業 人 の 育 成 を 目 指 している 健 康 福 祉 学 研 究 科 博 士 前 期 課 程 の 教 育 課 程 は 両 研 究 科 に 共 通 の 大 学 院 共 通 科 目 のほかに 基 礎 科 目 専 門 科 目 修 士 論 文 指 導 である 特 別 研 究 の4つの 区 分 により 構 成 されている 専 門 科 目 は 健 康 福 祉 理 論 系 と 健 康 福 祉 実 践 ケア 系 の2つの 分 野 から 構 成 されている 博 士 後 期 課 程 の 教 育 課 程 は 基 層 講 究 専 門 講 究 および 特 別 研 究 の3つの 区 分 に より 構 成 されている 専 門 講 究 は 健 康 福 祉 理 論 系 と 健 康 福 祉 実 践 ケア 系 で 構 成 されている 開 設 認 可 を 受 けた 際 に 指 摘 された 事 項 すなわち 看 護 栄 養 社 会 福 祉 学 を 統 合 発 展 させる 学 問 として 理 念 的 のみならず 実 践 的 にその 能 力 を 養 成 できること を 念 頭 においてカリキュラムを 策 定 してきており カリキュラムを 通 じて 現 実 社 会 での 課 題 を 発 見 し 評 価 し 解 決 するための 方 法 を 検 討 できる 実 践 能 力 を 持 っ た 高 度 専 門 職 業 人 あるいは 研 究 者 教 育 者 を 養 成 することを 目 指 している (3) 教 育 方 法 全 学 部 履 修 指 導 は 4 月 に 開 催 する 各 学 科 のカリキュラム 説 明 会 新 入 生 を 対 象 とする オリエンテーションおよび 宿 泊 オリエンテーション 編 入 学 生 を 対 象 とするオリエ ンテーション 10 月 に 全 学 年 を 対 象 に 開 催 するオリエンテーションを 通 じて 行 って いる なお GPAが 2.00 未 満 の 学 生 に 対 しては 前 期 後 期 の 開 始 時 にチュー ターによる 個 別 指 導 も 実 施 している シラバスは 共 通 の 様 式 で 作 成 され 授 業 計 画 や 成 績 評 価 基 準 などについて お -502-

9 おむね 分 かりやすく 記 述 されている 大 学 で 学 ぶ 上 で 必 要 な 基 礎 的 能 力 を 身 につけることを 目 的 として 開 設 している 基 礎 セミナーⅠ では 知 の 醸 成 シート を 用 いて 学 生 が 自 己 評 価 を 行 うこ とにより 自 己 学 習 過 程 への 省 察 力 育 成 に 努 めている また TOEIC R 450 点 以 上 を 取 得 する という 目 標 に 対 して 基 礎 科 目 の 実 践 言 語 での 教 育 が 効 果 を 上 げており 高 く 評 価 できる さらに 2009( 平 成 21) 年 度 から やまぐちスタディーズ として LOL (Learn on Location, 現 地 学 習 )の 概 念 を 取 り 入 れた 科 目 を 英 語 で 開 講 していることは 評 価 できる( やまぐちの 歴 史 と 文 化 b 国 際 理 解 b 生 活 文 化 論 b 地 域 文 化 論 b ) 教 育 内 容 方 法 の 改 善 のための 取 り 組 みとして 大 学 全 体 では 2006( 平 成 18) 年 から 全 学 FD を 年 2 回 実 施 し その 参 加 を 義 務 づけている また 学 生 による 授 業 評 価 教 員 相 互 間 の 授 業 参 観 授 業 研 究 会 なども 行 っている 国 際 文 化 学 部 国 際 文 化 学 部 の 専 門 教 育 の 授 業 は 講 義 演 習 実 習 から 構 成 されている 国 際 文 化 学 科 において 重 点 科 目 としている フィールドワーク 実 践 論 地 域 実 習 海 外 語 学 研 修 では 教 員 が 領 域 横 断 的 かつ 共 同 で 国 内 外 の 実 習 や 海 外 留 学 に 出 る ための 指 導 を 行 っている 文 化 創 造 学 科 では 歴 史 文 化 実 習 地 域 実 習 企 画 デザイン 実 習 などを 重 点 科 目 とし 言 語 非 言 語 での 表 現 力 の 育 成 を 行 っている 基 礎 演 習 においては 4 名 の 教 員 によるチームティーチングによって 調 査 分 析 企 画 創 作 プレゼンテーション 能 力 の 育 成 を 目 指 す 指 導 が 実 施 されている また 卒 業 演 習 は 4 年 次 生 が 学 習 成 果 をまとめる 場 となるだけでなく 2 3 年 次 生 も 出 席 させることにより 自 己 の 学 習 の 到 達 点 を 考 える 契 機 としている 国 際 文 化 学 科 では 英 語 を 選 択 した 場 合 は 英 語 で 卒 業 論 文 を 作 成 し 文 化 創 造 学 科 で は 卒 業 制 作 を 県 立 美 術 館 で 展 示 発 表 することとなっている そのほかに 国 際 文 化 学 科 では 独 自 にポートフォリオの 作 成 を 課 しており 各 年 度 末 に 学 生 が 記 入 し たポートフォリオを 用 いてチューターが 個 別 指 導 を 行 うことにより 自 律 的 学 習 を 促 している しかし 履 修 登 録 できる 単 位 数 の 上 限 については 各 学 期 で 27 単 位 ( 年 間 で 54 単 位 )と 高 いので 改 善 が 望 まれる 社 会 福 祉 学 部 社 会 福 祉 学 部 の 専 門 教 育 の 特 色 は 社 会 福 祉 実 習 演 習 科 目 の 重 視 地 域 の 教 育 力 を 生 かした 演 習 の 導 入 個 別 指 導 自 主 的 学 習 態 度 の 醸 成 ( 自 由 科 目 としての 社 会 福 祉 研 究 )にみることができ これらを 通 じて 実 践 力 をともなった 社 会 福 祉 専 -503-

10 門 職 養 成 が 目 指 されている 演 習 は 少 人 数 で 実 施 しており 学 生 が 地 域 住 民 などと 行 う 行 事 のプログラムを 企 画 立 案 し 地 域 の 利 用 者 グループや 団 体 との 交 渉 運 営 まで 責 任 をもって 実 施 するプログラム 企 画 演 習 などを 重 視 している また 履 修 サポートとして チューター 会 や 学 年 交 流 会 が 実 施 されている しかし 履 修 登 録 できる 単 位 数 の 上 限 が 各 学 期 で 28 単 位 ( 年 間 で 56 単 位 )と 高 く 2010 履 修 の 手 引 において 示 す 履 修 モデルの 単 位 数 は 各 学 期 の 履 修 登 録 単 位 数 の 上 限 を 上 回 って いるので 改 善 が 望 まれる 教 育 内 容 方 法 の 改 善 のための 活 動 として 学 部 研 究 会 を 定 期 的 に 実 施 してお り 実 習 会 議 においても 実 習 演 習 に 関 するマニュアルの 検 討 などを 行 っている 看 護 栄 養 学 部 看 護 栄 養 学 部 では 看 護 師 および 管 理 栄 養 士 としての 倫 理 観 と 職 業 観 を 身 につけ るため 1 年 次 に 配 置 している 基 礎 看 護 実 習 Ⅰ 管 理 栄 養 士 基 礎 演 習 におい て 職 場 見 学 を 行 っている 3 4 年 次 では 現 場 での 実 践 力 と 看 護 師 および 管 理 栄 養 士 としてふさわしい 態 度 を 身 に 付 けるために 臨 地 実 習 を 行 うこととしている 国 際 文 化 学 研 究 科 国 際 文 化 学 研 究 科 では 研 究 指 導 学 位 論 文 に 関 わる 指 導 体 制 指 導 方 法 につい て 大 学 院 生 ハンドブック に 明 示 している シラバスは 統 一 の 様 式 で 作 成 公 表 されているが その 記 述 内 容 は 学 部 に 比 べると 精 粗 の 差 が 大 きい 教 育 方 法 とし ては 講 義 演 習 のほか グループディスカッションやシンポジウムでのプレゼン テーション 地 域 での 総 合 実 習 など 専 門 性 に 基 づく 行 動 力 の 育 成 を 図 る 方 法 が 導 入 されている 教 育 内 容 方 法 の 改 善 に 向 けた 取 り 組 みとして 山 口 国 際 文 化 学 研 究 会 を 原 則 毎 月 1 回 開 催 しており 出 席 および 発 表 報 告 の 義 務 を 課 している 学 生 による 授 業 評 価 も 行 っているが 授 業 評 価 の 回 答 率 は 低 い 健 康 福 祉 学 研 究 科 博 士 前 期 課 程 では 高 度 専 門 職 業 人 養 成 を 目 指 し 問 題 設 定 問 題 解 決 方 法 各 専 門 領 域 との 連 携 力 の 強 化 を 図 る 教 育 方 法 がとられている また 2 年 次 では 学 会 発 表 を 促 している 博 士 後 期 課 程 では 健 康 福 祉 学 研 究 の 基 礎 固 めのために 1 年 次 にフィールド 調 査 を 実 施 し その 内 容 を 公 表 することを 単 位 認 定 の 基 準 としてい る 2 年 次 以 降 は 研 鑽 の 場 の 確 保 と 刺 激 を 与 える 意 味 から 国 内 外 での 学 会 発 表 を 促 している 研 究 指 導 は 主 査 副 査 の 複 数 体 制 で 行 っている また 博 士 後 期 課 程 では2 年 次 -504-

11 に 中 間 報 告 を 求 めている シラバスについては 到 達 目 標 と 具 体 的 学 習 目 標 との 関 係 が 不 明 瞭 なものや 同 一 科 目 を 担 当 する 複 数 教 員 間 で 具 体 的 学 習 目 標 あるいは 評 価 基 準 が 相 違 するもの などが 若 干 見 られるので 改 善 が 望 まれる 教 育 内 容 方 法 等 の 改 善 を 図 ることを 目 的 として 学 生 による 授 業 評 価 を 行 って いるが 授 業 評 価 の 回 答 率 は 低 い また 大 学 院 担 当 教 員 が 各 々の 研 究 内 容 などを 発 表 し 意 見 交 換 を 行 う 場 として 健 康 福 祉 学 研 究 会 を 設 けている この 場 は お 互 いの 研 究 動 向 の 確 認 とともに 知 的 交 流 研 鑽 の 場 となっており 大 学 院 学 生 へ の 教 育 指 導 方 法 などを 確 認 することにも 役 立 っている (4) 成 果 全 学 卒 業 要 件 修 了 要 件 は 学 則 に 明 記 されている 学 習 成 果 の 測 定 については 検 定 試 験 や 国 家 試 験 を 指 標 としている 学 部 もあるが 教 育 課 程 を 通 じて 学 生 がどのよう な 成 果 を 身 につけたかを 測 る 指 標 としては 十 分 とはいえない 課 程 修 了 にあたって 修 得 しておくべき 学 習 成 果 を 明 確 にしたうえで その 成 果 を 測 定 するための 評 価 指 標 を 検 討 することが 望 まれる 英 語 運 用 力 の 育 成 に 関 しては 全 学 共 通 教 育 における 数 値 目 標 として 学 生 の 80% 以 上 が 卒 業 時 までにTOEIC R 450 点 以 上 を 取 得 する ことを 掲 げており 1 年 次 生 の 成 果 をもとに 目 標 の 進 捗 状 況 を 確 認 している また 2009( 平 成 21) 年 に 卒 業 生 を 対 象 として 大 学 在 学 中 にどのような 力 が 得 られたか その 力 は 卒 業 後 役 立 ったかなどを 質 問 項 目 としたアンケートを 実 施 し 教 育 を 実 施 するうえでの 課 題 の 把 握 に 努 めている 国 際 文 化 学 部 外 国 語 教 育 を 重 視 する 国 際 文 化 学 部 では 中 期 計 画 において 英 語 を 専 門 的 に 学 ぶ 学 生 にあってはTOEIC R 650 点 以 上 また 中 国 語 韓 国 語 を 専 門 的 に 学 ぶ 学 生 にあっては 各 種 検 定 試 験 の 中 級 レベル 以 上 の 能 力 の 獲 得 を 目 指 す ことを 掲 げ 進 捗 状 況 を 評 価 している 2009( 平 成 21) 年 度 英 語 を 専 門 的 に 学 ぶ1 年 次 生 全 員 が 550 点 以 上 3 年 次 生 全 員 が 650 点 以 上 を 獲 得 している 幅 広 い 国 際 的 教 養 の 上 に 山 口 県 という 地 理 的 環 境 や 中 国 韓 国 との 交 流 の 伝 統 を 生 かした 教 育 内 容 および 語 学 力 育 成 を 通 じ 観 光 業 を 含 めた 関 連 職 種 へ 就 職 す る 学 生 を 継 続 的 に 輩 出 している -505-

12 社 会 福 祉 学 部 学 生 の 学 習 成 果 を 測 定 するための 評 価 指 標 については 国 家 試 験 合 格 率 コンピ テンシー 評 価 を 採 用 している とりわけ ソーシャルワーク 実 習 においては 学 習 成 果 を 実 習 先 の 指 導 者 に よる 評 価 実 習 担 当 教 員 による 評 価 実 習 生 自 身 による 自 己 評 価 により 総 合 的 に 評 価 しているが 実 習 生 自 身 による 自 己 評 価 についてはコンピテンシー 評 価 方 式 を 採 用 することで 学 生 の 自 己 覚 知 を 促 し 面 接 などを 通 じてそのフォローア ップも 行 い さらに その 結 果 に 基 づき 教 育 効 果 を 検 証 していることは 評 価 できる また 社 会 福 祉 士 資 格 取 得 率 ( 合 格 者 数 累 計 / 卒 業 者 数 累 計 )は 61%であり 中 期 計 画 に 掲 げている 目 標 数 値 (50%)を 上 回 っている 看 護 栄 養 学 部 学 生 の 学 習 成 果 を 測 定 するための 評 価 指 標 としては 国 家 試 験 合 格 率 ( 合 格 者 数 / 受 験 者 数 )を 採 用 している 看 護 学 科 については 看 護 職 の 国 家 試 験 合 格 率 ( 新 卒 )は 2006( 平 成 18) 年 度 から 2009( 平 成 21) 年 度 の4 年 間 の 平 均 で 看 護 師 97.7% 保 健 師 96.2% 助 産 師 100%であり 栄 養 学 科 についても 管 理 栄 養 士 の 国 家 試 験 合 格 率 ( 新 卒 )は 2006( 平 成 18) 年 度 から 2009( 平 成 21) 年 度 の4 年 間 の 平 均 で 91.8%であることから 中 期 計 画 に 掲 げている 目 標 をおおむね 達 成 し ている しかし 学 部 独 自 の 指 標 は 現 在 のところ 特 に 設 けておらず 学 生 の 到 達 度 につい て 教 科 レベル 学 年 レベルで 測 定 する 方 策 について 検 討 を 進 めていることから そ の 実 現 が 望 まれる 国 際 文 化 学 研 究 科 学 位 論 文 については 学 位 規 程 において 修 士 論 文 の 提 出 の 要 件 手 続 き 審 査 委 員 会 の 設 置 修 士 論 文 の 審 査 および 最 終 試 験 の 実 施 学 位 授 与 の 決 定 手 続 きを 定 めている しかし 学 位 論 文 審 査 基 準 は 明 示 されていないので 改 善 が 望 まれる 2009( 平 成 21) 年 には 修 了 生 を 対 象 として カリキュラムの 適 切 性 授 業 研 究 の 満 足 度 大 学 院 で 身 につけた 知 識 技 術 の 仕 事 生 活 への 貢 献 度 などについてア ンケート 調 査 を 行 い その 結 果 に 関 して 教 授 会 で 意 見 交 換 を 行 うなど 教 育 成 果 を 踏 まえた 教 育 の 改 善 について 努 力 がみられる なお 地 域 文 化 系 では 地 域 の 伝 統 的 要 素 を 生 かしたファッションデザイナー として 2009( 平 成 21) 年 度 山 口 県 美 術 展 覧 会 優 秀 賞 を 受 賞 した 修 了 生 を 輩 出 する など 2007( 平 成 19) 年 度 に 編 成 した 教 育 課 程 の 目 的 に 沿 った 成 果 が 出 ている -506-

13 健 康 福 祉 学 研 究 科 学 位 論 文 については 学 位 規 程 において 修 士 論 文 または 博 士 論 文 の 提 出 の 要 件 手 続 き 審 査 委 員 会 の 設 置 修 士 論 文 の 審 査 および 最 終 試 験 の 実 施 学 位 授 与 の 決 定 手 続 きを 定 めている また 博 士 の 学 位 については 特 に 大 学 院 健 康 福 祉 学 研 究 科 博 士 学 位 審 査 に 関 する 手 続 き 規 程 を 定 め 学 生 に 明 示 している しかし 学 位 論 文 審 査 基 準 は 明 示 されていないので 改 善 が 望 まれる なお 完 成 年 次 (2008 ( 平 成 20) 年 度 )に 博 士 号 取 得 者 を2 名 出 している 5 学 生 の 受 け 入 れ 大 学 全 体 の 学 生 の 受 け 入 れ 方 針 (アドミッション ポリシー)として 4つの 教 育 理 念 と 目 的 を 十 分 に 理 解 し 幅 広 い 教 養 と 深 い 専 門 知 識 技 能 を 身 に 付 けて 社 会 への 貢 献 や 文 化 を 創 造 する 等 の 目 的 意 識 を 明 確 に 持 ち 主 体 的 に 学 ぶ 勉 学 意 欲 と 自 らの 資 質 能 力 を 伸 長 しようとする 熱 意 と 意 志 をもって 努 力 する 人 を 求 めるとし ている また 学 部 研 究 科 ごとにも 学 生 の 受 け 入 れ 方 針 が 定 められ ホームペー ジや 募 集 要 項 に 掲 載 されている 学 生 の 選 抜 は 公 平 な 方 法 がとられ 過 去 5 年 間 の 入 学 定 員 に 対 する 入 学 者 数 比 率 の 平 均 および 収 容 定 員 に 対 する 在 籍 学 生 数 比 率 は いずれも 適 正 に 保 たれている 学 部 の 志 願 状 況 はおおむね 堅 調 であるが 国 際 文 化 学 部 および 社 会 福 祉 学 部 の 推 薦 選 抜 ( 県 内 高 校 )の 志 願 倍 率 全 学 部 の 一 般 選 抜 前 期 日 程 の 志 願 者 のうち 県 内 生 ( 県 内 高 校 出 身 者 )の 占 める 割 合 が 伸 び 悩 んでいる なお 看 護 栄 養 学 部 の 入 学 者 選 抜 では 人 間 性 を 重 視 するとともに それぞれの 学 科 の 特 徴 を 反 映 した 個 別 学 力 検 査 を 実 施 している 特 に 栄 養 学 科 は 生 物 化 学 の 基 礎 学 力 を 問 う 面 接 試 験 を 行 うなど 工 夫 を 凝 らしている 大 学 院 については いずれも 募 集 人 員 に 達 せず 追 加 募 集 が 続 いており 志 願 者 の 確 保 が 課 題 となっている 学 生 募 集 および 入 学 者 選 抜 に 関 する 検 証 については 自 己 評 価 実 施 要 領 に 基 づき 教 育 研 究 活 動 等 点 検 評 価 委 員 会 が 中 期 目 標 期 間 の5 年 目 に 実 施 している ほか 入 学 試 験 のあり 方 については 随 時 教 育 研 究 評 議 会 の 議 を 経 て 見 直 し を 行 っている なお 志 願 者 確 保 を 含 む 入 学 者 選 抜 のあり 方 に 関 する 全 学 的 な 調 査 研 究 企 画 実 行 体 制 を 強 化 するため 入 試 戦 略 検 討 委 員 会 を 設 置 している 6 学 生 支 援 学 生 支 援 は 法 人 の 中 期 目 標 である 学 生 を 大 切 にする 大 学 を 方 針 として 実 施 している 学 習 支 援 の 仕 組 みとして チューター 制 度 を 設 けるとともに 全 教 員 がオフィス -507-

14 アワーを 設 定 し 学 生 生 活 ハンドブック CAMPUS LIFE に 連 絡 先 を 明 記 すること によって 学 生 が 気 軽 に 研 究 室 を 訪 問 できるよう 配 慮 している また 上 級 生 がボ ランティアとして 新 入 生 の 相 談 に 応 じるピアサポート 活 動 を 実 施 している 障 がい のある 学 生 や 留 学 生 については それぞれ 支 援 チームや 日 本 人 学 生 チューターを 配 置 しているが 障 がい 者 への 配 慮 は 十 分 とはいえないので 対 応 を 組 織 的 に 検 討 す ることが 望 まれる 経 済 支 援 については 授 業 料 の 減 免 日 本 学 生 支 援 機 構 公 共 団 体 民 間 団 体 などの 奨 学 金 制 度 の 情 報 提 供 に 加 え 大 学 独 自 に 学 業 成 績 優 秀 者 奨 学 金 制 度 を 設 けていることは 評 価 できる 生 活 支 援 として 健 康 相 談 は2 名 の 保 健 師 が 学 生 相 談 は2 名 の 臨 床 心 理 士 が 担 当 している ハラスメントについては 委 員 会 の 設 置 や 手 続 きに 関 する 規 程 が 整 備 され アンチ ハラスメント 相 談 員 が 事 案 に 応 じて 対 応 を 行 っている 制 度 に 関 す る 学 生 への 周 知 は CAMPUS LIFE の 配 布 等 により 行 っている 進 路 支 援 については キャリアサポートセンターに 相 談 員 を 置 き 就 職 相 談 や 就 職 勉 強 会 公 務 員 教 員 説 明 会 などを 実 施 している 丁 寧 な 個 別 相 談 などにより 就 職 決 定 率 ( 就 職 者 数 / 就 職 希 望 者 数 )も 高 いことは 評 価 できる ただし 教 育 課 程 内 外 を 通 じた 社 会 的 職 業 的 自 立 に 向 けた 指 導 等 に 関 する 全 学 的 方 針 を 定 め ることを 自 ら 課 題 としていることから その 実 現 が 望 まれる 7 教 育 研 究 等 環 境 貴 大 学 では 施 設 の 老 朽 化 狭 あい 化 への 対 応 国 道 を 隔 ててキャンパスが 分 断 されている 状 態 の 解 消 などの 観 点 から 山 口 県 立 大 学 第 二 期 整 備 将 来 構 想 ( 案 ) を 策 定 し 改 善 を 試 みている この 将 来 構 想 ( 案 ) では 国 道 北 側 に 集 約 して 新 キャンパスを 建 設 学 生 への 快 適 な 学 習 活 動 空 間 の 提 供 地 域 との 連 携 交 流 の 拠 点 施 設 の 設 置 を 基 本 整 備 方 針 としている 図 書 館 の 利 用 については 夜 間 の 利 用 環 境 や 地 域 に 対 するサービスに 関 して 一 定 の 配 慮 はなされているものの その 運 営 体 制 は 利 便 性 や 夜 間 における 安 全 性 か らみて 改 善 の 必 要 がある また 施 設 設 備 の 耐 震 バリアフリーについても 課 題 がみられる これらの 課 題 の 解 消 は 設 立 団 体 である 山 口 県 が 2011( 平 成 23) 年 度 に 策 定 する 山 口 県 立 大 学 第 二 期 整 備 計 画 にゆだねられているが 現 在 在 学 す る 学 生 に 対 しても 安 全 安 心 な 環 境 を 提 供 するよう 配 慮 が 望 まれる 専 任 教 員 の 研 究 環 境 としては 研 究 費 や 研 究 室 が 確 保 されている また 研 究 倫 理 に 関 する 規 程 が 整 備 され 学 内 審 査 機 関 の 設 置 により 研 究 計 画 の 審 査 なども 行 っ ている なお ティーチング アシスタント(TA) 制 度 リサーチ アシスタン ト(RA) 制 度 は 2008( 平 成 20) 年 度 から 施 行 されている -508-

15 8 社 会 連 携 社 会 貢 献 地 域 に 開 かれた 大 学 として 附 属 地 域 共 生 センターが 大 学 の 力 を 総 合 的 に 発 揮 させ 受 託 研 究 や 共 同 研 究 の 推 進 生 涯 学 習 の 支 援 高 大 の 接 続 地 域 文 化 の 振 興 などにより 山 口 県 や 地 域 住 民 との 連 携 を 深 めている 社 会 人 を 対 象 としたオー プンカレッジにおいて 複 数 のコースが 開 催 され 教 育 研 究 の 成 果 が 地 域 住 民 へ 還 元 されている また 2007( 平 成 19) 年 度 に 採 択 された 特 色 ある 大 学 教 育 支 援 プログラム( 特 色 GP) の 事 業 の 一 環 として 設 置 した 地 域 交 流 スペース Yu cca(ユッカ) が GP 終 了 後 も 継 続 して 運 営 されており 多 くの 地 域 住 民 に 利 用 されていることは 評 価 できる さらに Table for Two (1 食 ごとに 20 円 を 発 展 途 上 国 に 届 ける 全 国 的 活 動 )への 協 力 や 地 域 商 店 街 活 性 化 支 援 活 動 小 学 生 を 対 象 とした 食 育 プログラムの 企 画 実 施 など 学 生 の 自 主 的 活 動 も 活 発 に 展 開 され 学 生 グループである ぷちボランティアセンター が 2010( 平 成 22) 年 に 第 4 回 コープやまぐち 女 性 いきいき 大 賞 奨 励 賞 を 受 賞 している 地 域 と 世 界 をつなぐ 大 学 として 学 生 教 職 員 の 国 際 交 流 を 推 進 するととも に 地 域 の 国 際 化 にも 取 り 組 んでいる 国 際 理 解 教 育 講 座 ( 留 学 生 の 地 域 派 遣 ) や 現 地 学 習 の 概 念 を 取 り 入 れた 授 業 やまぐちスタディーズ の 実 施 により 学 生 地 域 住 民 を 巻 き 込 んだ 活 動 となっている ただし 今 後 もこのような 地 域 貢 献 活 動 を 継 続 させていくためには 教 員 のかか わりが 不 可 欠 であることを 認 識 し これらを 担 う 教 員 への 評 価 処 遇 については 十 分 に 配 慮 されたい 9 管 理 運 営 財 務 (1) 管 理 運 営 業 務 運 営 の 基 本 方 針 として 中 期 計 画 に 基 づき 業 務 の 効 果 的 かつ 効 率 的 な 運 営 に 努 める ことを 掲 げている 学 長 をはじめとする 所 要 の 職 を 置 き 教 授 会 等 の 組 織 を 設 け これらの 権 限 も 明 確 にされている また 理 事 長 学 長 一 体 型 が 採 用 さ れているため 教 学 と 経 営 の 一 体 的 合 意 形 成 がなされ 責 任 所 在 の 明 確 化 意 思 決 定 の 迅 速 化 が 図 られている さらに 大 学 運 営 に 必 要 な 事 務 組 織 も 整 っており 事 務 職 員 の 県 派 遣 職 員 から 法 人 固 有 職 員 への 移 行 やスタッフ ディベロップメント (SD)の 実 施 など その 組 織 機 能 の 強 化 も 進 められている 予 算 編 成 と 執 行 については 中 期 財 政 計 画 に 基 づき 財 政 運 営 が 計 画 的 に 行 われ 自 己 収 入 の 増 加 経 費 の 抑 制 資 産 の 管 理 及 び 運 用 に 係 る 進 捗 についても 順 調 である 財 務 諸 表 などの 公 表 は ホームページへの 掲 載 山 口 県 報 への 登 載 など により 行 われており 財 政 運 営 プロセスの 明 確 性 透 明 性 も 担 保 されている また 財 務 監 査 は 適 切 な 体 制 と 手 続 きによって 行 われ 監 事 の 意 見 を 記 した 書 面 作 成 等 -509-

16 地 方 独 立 行 政 法 人 法 に 定 める 業 務 状 況 についても 適 切 に 示 されている (2) 財 務 貴 大 学 は 中 期 財 政 計 画 として 1 教 育 研 究 水 準 の 維 持 向 上 に 配 慮 し 適 切 な 規 模 の 教 職 員 配 置 を 実 現 するための 定 員 計 画 による 教 員 定 数 の 適 正 な 管 理 2 授 業 料 等 学 生 納 付 金 の 適 正 な 料 金 設 定 による 自 己 収 入 の 確 保 3 予 算 執 行 の 弾 力 化 効 率 化 管 理 的 業 務 の 簡 素 化 合 理 化 などによる 管 理 的 経 費 の 抑 制 を 掲 げている 自 己 収 入 の 確 保 に 関 しては 外 部 資 金 の 種 類 に 対 応 した 組 織 を 設 置 し 役 割 を 明 確 にした 上 で 資 金 獲 得 を 目 指 すということから 財 政 計 画 の 中 での 自 己 収 入 確 保 の 重 要 性 を 認 識 した 取 り 組 みとなっている その 結 果 外 部 資 金 の 獲 得 は 2005( 平 成 17) 年 度 では 3,800 万 円 だったが 2009( 平 成 21) 年 度 には1 億 7,100 万 円 と 増 加 し その 間 の 累 計 額 も4 億 8,300 万 円 と 成 果 を 上 げている 中 でも 文 部 科 学 省 のGP 事 業 については 2007( 平 成 19) 年 度 に 全 国 公 立 大 学 最 多 の5 件 を 獲 得 し ており 特 筆 に 値 する 貴 大 学 の 改 善 すべき 事 項 として 経 費 の 抑 制 が 掲 げられているが 具 体 的 な 数 値 目 標 が 掲 げられていない 損 益 計 算 書 趨 勢 で 教 育 経 費 の 増 加 が 顕 著 であり(2008( 平 成 20) 年 度 2 億 500 万 円 2009( 平 成 21) 年 度 2 億 4,300 万 円 ) それを 支 えてき た 文 部 科 学 省 の 教 育 関 連 補 助 事 業 が 廃 止 されることから 経 費 抑 制 についての 具 体 的 方 策 を 検 討 することが 望 まれる 10 内 部 質 保 証 貴 大 学 は 事 業 年 度 評 価 ( 毎 年 ) 中 期 目 標 期 間 評 価 ( 中 期 目 標 終 了 時 ) 総 合 評 価 ( 中 期 目 標 期 間 の5 年 目 )の3 種 類 の 自 己 点 検 評 価 を 行 っている 評 価 結 果 に ついては 2006( 平 成 18) 事 業 年 度 の 評 価 以 降 評 価 結 果 確 定 後 ホームページ 上 に 掲 載 している なお それらの 内 容 については 山 口 県 公 立 大 学 法 人 評 価 委 員 会 が 評 価 を 行 うとともに その 結 果 は 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 の 業 務 の 実 績 に 関 する 評 価 の 実 施 要 領 に 基 づきホームページに 掲 載 されている また 教 員 業 績 データベースシステムを 構 築 して 大 学 のホームページに 掲 載 するなど 情 報 公 開 に 積 極 的 に 取 り 組 み 大 学 に 対 する 理 解 向 上 のために 努 力 しているが ホームページ が 必 要 な 情 報 を 容 易 に 取 得 できるように 整 備 されていないので 改 善 が 望 まれる 内 部 質 保 証 については 自 己 点 検 評 価 の 責 任 体 制 が 明 確 化 され その 結 果 を 改 善 につなげるための 仕 組 みも 設 けられており 上 述 の3 種 類 の 評 価 を 恒 常 的 に 実 施 していることから 質 保 証 を 組 織 的 に 行 っていると 判 断 できる また 内 部 質 保 証 の 取 り 組 みの 客 観 性 妥 当 性 を 高 めるため 非 常 勤 理 事 2 名 監 事 2 名 経 営 審 議 会 委 員 6 名 教 育 研 究 評 議 会 委 員 2 名 人 事 委 員 会 2 名 の 合 計 14 名 の 学 外 者 の 意 -510-

17 見 を 反 映 させているほか 山 口 県 公 立 大 学 法 人 評 価 委 員 会 の 評 価 を 毎 年 受 けて いる さらに 2006( 平 成 18) 年 度 の 本 協 会 の 認 証 評 価 結 果 で 指 摘 された 点 につい ても 具 体 的 な 対 応 を 行 っており 適 切 に 対 処 しているといえる Ⅲ 大 学 に 対 する 提 言 総 評 に 提 示 した 事 項 に 関 連 して 特 筆 すべき 点 や 特 に 改 善 を 要 する 点 を 以 下 に 列 記 する なお 今 回 提 示 した 各 指 摘 のうち 努 力 課 題 についてはその 対 応 状 況 を 改 善 報 告 書 としてとりまとめ 2015( 平 成 27) 年 7 月 末 日 までに 本 協 会 に 提 出 すること を 求 める 一 長 所 として 特 記 すべき 事 項 1 教 育 内 容 方 法 成 果 (1) 教 育 方 法 1) 全 学 共 通 教 育 では TOEIC R 450 点 以 上 を 取 得 する ことを 目 標 として 掲 げ 新 入 生 全 員 が 学 期 の 初 めにTOEIC R 試 験 を 受 験 したうえで その 結 果 を 踏 まえて 基 礎 科 目 の 実 践 言 語 を 履 修 することになっている 学 生 の 能 力 関 心 目 標 に 即 した 教 育 を 行 うことによって 英 語 運 用 能 力 の 向 上 を 図 って おり 2009( 平 成 21) 年 度 の1 年 次 生 の 入 学 時 点 と 最 終 試 験 時 (1 年 次 の2 月 ) を 比 較 すると 450 点 以 上 を 取 得 した 者 の 割 合 は 9.0%から 28.7%に 増 加 して いることからも 効 果 的 な 教 育 方 法 であると 評 価 できる 2) 2009( 平 成 21) 年 度 から 山 口 の 歴 史 や 文 化 地 域 性 に 密 着 したテーマについ て 英 語 で 学 習 する 地 域 遺 産 教 育 プログラム やまぐちスタディーズ を 開 講 し ている このプログラムでは 伝 統 芸 能 の 鑑 賞 伝 統 工 芸 の 体 験 萩 の 城 下 町 の 探 索 など LOL (Learn on Location, 現 地 学 習 )の 概 念 を 取 り 入 れなが ら 当 該 授 業 を 受 講 している 日 本 人 学 生 と 留 学 生 がそれぞれのテーマについて 議 論 することによって 学 生 の 語 学 や 文 化 理 解 に 対 する 興 味 関 心 を 高 めてい ることは 評 価 できる (2) 成 果 1) 社 会 福 祉 学 部 では 実 習 教 育 においてコンピテンシー 評 価 および 個 別 面 接 を 導 入 し 学 生 も 自 身 の 成 長 過 程 や 学 習 の 進 化 の 状 況 を 客 観 的 に 把 握 できるように している また その 結 果 に 基 づき 実 習 教 育 を 中 心 とした 教 育 効 果 を 検 証 して いることは 評 価 できる -511-

18 2 学 生 支 援 1) 法 人 化 後 大 学 独 自 に 学 業 成 績 優 秀 者 奨 学 金 制 度 を 設 けていることは 評 価 できる 3 社 会 連 携 社 会 貢 献 1) 地 域 交 流 スペース Yucca(ユッカ) において 地 域 住 民 も 対 象 とした 心 とからだの 相 談 室 や 子 育 てピアカウンセリングなどを 実 施 しており 多 くの 地 域 住 民 が 利 用 していることは 貴 大 学 が 目 標 としている 地 域 に 開 かれ た 大 学 を 具 現 化 するものとして 高 く 評 価 できる 二 努 力 課 題 1 教 員 教 員 組 織 1) 国 際 文 化 学 研 究 科 および 健 康 福 祉 学 研 究 科 については 専 任 教 員 の 学 内 公 募 を 行 う 際 の 手 続 きが 明 文 化 されていないので 改 善 が 望 まれる 2 教 育 内 容 方 法 成 果 (1) 教 育 目 標 学 位 授 与 方 針 教 育 課 程 の 編 成 実 施 方 針 1) 全 学 部 研 究 科 において 学 位 授 与 方 針 および 教 育 課 程 の 編 成 実 施 方 針 が 明 示 されていないので 公 的 な 刊 行 物 やホームページ 等 によって 周 知 公 表 する よう 改 善 が 望 まれる (2) 教 育 方 法 1) 履 修 登 録 できる 単 位 数 の 上 限 が 国 際 文 化 学 部 においては 各 学 期 で 27 単 位 ( 年 間 で 54 単 位 ) 社 会 福 祉 学 部 においては 各 学 期 で 28 単 位 ( 年 間 で 56 単 位 )と 高 いので 単 位 制 度 の 趣 旨 に 照 らして 改 善 が 望 まれる また 社 会 福 祉 学 部 においては 履 修 モデル 単 位 数 が 履 修 登 録 単 位 数 の 上 限 を 超 えており 履 修 モ デルとして 適 切 ではないので 改 善 に 向 けて 検 討 が 必 要 である (3) 成 果 1) 国 際 文 化 学 研 究 科 および 健 康 福 祉 学 研 究 科 において 学 位 論 文 審 査 基 準 が 学 生 に 明 示 されていないので 大 学 院 生 ハンドブック などに 明 記 するよう 改 善 が 望 まれる 3 教 育 研 究 等 環 境 1) 図 書 館 は 22 時 まで 開 館 時 間 を 延 長 しているが 19 時 以 降 は 無 人 体 制 のため 利 -512-

19 用 できるのは 開 架 閲 覧 のみであり 閉 架 書 庫 は 利 用 できず 学 生 の 学 習 環 境 と して 不 十 分 である 夜 間 における 安 全 性 にも 配 慮 しつつ 利 便 性 の 高 い 運 営 体 制 を 検 討 することが 望 まれる 2) 耐 震 化 バリアフリー 化 など 安 全 安 心 についての 整 備 がなされていない 施 設 が 見 受 けられるので 改 善 が 望 まれる 4 内 部 質 保 証 1) ホームページは 各 学 科 で 統 一 性 がなく 全 体 的 に 見 にくいので 閲 覧 者 が 必 要 な 情 報 を 容 易 に 取 得 できるよう 整 備 することが 望 まれる 以 上 -513-

20 資 料 山 口 県 立 大 学 提 出 資 料 一 覧 (1) 点 検 評 価 報 告 書 (2) 大 学 基 礎 データ (3) 添 付 資 料 1 学 部 学 科 大 学 院 研 究 科 等 の 学 生 募 集 要 項 資 料 の 名 称 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 入 学 者 選 抜 要 項 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 学 生 募 集 要 項 平 成 22 年 度 (2010 年 度 )3 年 次 編 入 学 生 募 集 要 項 平 成 22 年 度 (2010 年 度 )アドミッション オフィス 入 試 (AO 入 試 ) 学 生 募 集 要 項 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 国 際 文 化 学 研 究 科 国 際 文 化 学 専 攻 ( 修 士 課 程 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 前 期 課 程 ) 学 生 募 集 要 項 ( 一 般 選 抜 社 会 人 選 抜 外 国 人 留 学 生 選 抜 ) 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 国 際 文 化 学 研 究 科 国 際 文 化 学 専 攻 ( 修 士 課 程 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 前 期 課 程 ) 学 生 追 加 募 集 要 項 ( 一 般 選 抜 社 会 人 選 抜 外 国 人 留 学 生 選 抜 ) 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 国 際 文 化 学 研 究 科 国 際 文 化 学 専 攻 ( 修 士 課 程 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 前 期 課 程 ) 学 生 募 集 要 項 ( 学 内 推 薦 選 抜 ) 2010 年 度 国 際 文 化 学 研 究 科 国 際 文 化 学 専 攻 ( 修 士 課 程 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 前 期 課 程 ) 学 生 募 集 要 項 ( 学 術 交 流 協 定 校 推 薦 選 抜 ) 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 後 期 課 程 ) 学 生 募 集 要 項 ( 一 般 選 抜 社 会 人 選 抜 外 国 人 留 学 生 選 抜 ) 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 後 期 課 程 ) 学 生 追 加 募 集 要 項 ( 一 般 選 抜 社 会 人 選 抜 外 国 人 留 学 生 選 抜 ) 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 後 期 課 程 ) 進 学 者 募 集 要 項 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 後 期 課 程 ) 進 学 者 追 加 募 集 要 項 2 大 学 学 部 学 科 大 学 院 研 究 科 等 の 概 要 を 紹 介 し たパンフレット 平 成 22 年 度 大 学 案 内 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 大 学 要 覧 学 部 学 科 大 学 院 研 究 科 等 の 教 育 内 容 履 修 方 法 等 を 具 体 的 に 理 解 する 上 で 役 立 つもの 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 2010 履 修 の 手 引 平 成 22 年 度 (2010 年 度 ) 大 学 院 生 ハンドブック 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 2010 授 業 ガイド(CD-R) 平 成 22 年 度 シラバス 国 際 文 化 学 専 攻 ( 修 士 課 程 ) 平 成 22 年 度 シラバス 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 前 期 課 程 ) 平 成 22 年 度 シラバス 健 康 福 祉 学 専 攻 ( 博 士 後 期 課 程 ) 4 学 部 学 科 大 学 院 研 究 平 成 22 年 度 国 際 文 化 学 科 前 期 後 期 時 間 割 ( 平 成 18 年 度 以 前 入 学 生 用 ) 科 の 年 間 授 業 時 間 割 表 平 成 22 年 度 国 際 文 化 学 科 前 期 後 期 時 間 割 ( 平 成 19 年 度 以 降 入 学 生 用 ) 平 成 22 年 度 文 化 創 造 学 科 前 期 後 期 時 間 割 ( 平 成 19 年 度 以 降 入 学 生 用 ) 平 成 22 年 度 社 会 福 祉 学 部 前 期 後 期 時 間 割 (1 2 年 生 ) 平 成 22 年 度 社 会 福 祉 学 部 前 期 後 期 時 間 割 (3 4 年 生 ) 平 成 22 年 度 看 護 学 科 前 期 後 期 時 間 割 ( 平 成 年 度 入 学 生 ) 平 成 22 年 度 看 護 学 科 前 期 後 期 時 間 割 ( 平 成 年 度 入 学 生 ) 平 成 22 年 度 栄 養 学 科 前 期 後 期 時 間 割 ( 平 成 19 年 度 以 降 入 学 生 ) 山 口 県 立 大 学 大 学 院 国 際 文 化 学 研 究 科 2010 年 度 前 期 後 期 時 間 割 表 2010 年 度 ( 平 成 22 年 度 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 博 士 前 期 課 程 時 間 割 ( 前 期 )( 後 期 ) 2010 年 度 ( 平 成 22 年 度 ) 健 康 福 祉 学 研 究 科 博 士 後 期 課 程 時 間 割 ( 前 期 )( 後 期 ) 5 専 任 教 員 の 教 育 研 究 業 績 6 規 程 集 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 専 任 教 員 の 教 育 研 究 社 会 活 動 等 実 績 (2010 年 12 月 ) 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 例 規 集 (CD-R) -514-

21 7 各 種 規 程 等 一 覧 ( 抜 粋 ) a. 大 学 学 則 大 学 院 学 則 山 口 県 立 大 学 学 則 各 学 部 規 程 大 学 院 研 究 山 口 県 立 大 学 学 位 規 程 科 規 程 等 山 口 県 立 大 学 大 学 院 博 士 学 位 審 査 に 関 する 手 続 規 程 山 口 県 立 大 学 授 業 科 目 履 修 規 程 山 口 県 立 大 学 授 業 計 画 書 (シラバス) 作 成 要 領 山 口 県 立 大 学 試 験 実 施 要 綱 山 口 県 立 大 学 グレードポイントアベレージ 運 用 規 程 山 口 県 立 大 学 入 学 前 既 修 得 単 位 認 定 規 程 山 口 県 立 大 学 編 入 学 生 既 修 得 単 位 認 定 細 則 山 口 県 立 大 学 他 大 学 等 修 得 単 位 認 定 規 程 大 学 以 外 の 教 育 施 設 等 における 学 修 のうち 文 部 科 学 大 臣 が 定 める 学 修 に 係 る 単 位 の 認 定 に 関 する 規 程 山 口 県 立 大 学 授 業 評 価 等 実 施 要 領 山 口 県 立 大 学 入 学 試 験 実 施 規 則 山 口 県 立 大 学 入 学 試 験 管 理 委 員 会 規 程 b. 学 部 教 授 会 規 則 大 学 院 山 口 県 立 大 学 国 際 文 化 学 部 教 授 会 規 程 研 究 科 委 員 会 規 程 等 山 口 県 立 大 学 社 会 福 祉 学 部 教 授 会 規 程 山 口 県 立 大 学 看 護 栄 養 学 部 教 授 会 規 程 山 口 県 立 大 学 国 際 文 化 学 研 究 科 教 授 会 規 程 山 口 県 立 大 学 健 康 福 祉 学 研 究 科 教 授 会 規 程 山 口 県 立 大 学 大 学 院 運 営 会 議 規 程 c. 教 員 人 事 関 係 規 程 等 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 人 事 委 員 会 規 則 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 教 員 の 採 用 及 び 昇 任 の 手 続 きに 関 する 規 則 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 教 員 の 採 用 に 関 する 選 考 基 準 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 教 員 の 昇 任 に 関 する 選 考 基 準 教 員 採 用 選 考 方 法 について(2007 年 9 月 人 事 委 員 会 ) 教 員 昇 任 選 考 方 法 について(2007 年 1 月 人 事 委 員 会 ) 山 口 県 立 大 学 大 学 院 国 際 文 化 学 研 究 科 国 際 文 化 学 専 攻 担 当 教 員 資 格 審 査 基 準 細 則 山 口 県 立 大 学 大 学 院 健 康 福 祉 学 研 究 科 健 康 福 祉 学 専 攻 担 当 教 員 資 格 審 査 基 準 細 則 d. 学 長 選 出 罷 免 関 係 規 程 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 理 事 長 選 考 会 議 規 則 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 理 事 長 選 考 等 に 関 する 規 則 学 内 推 薦 候 補 者 選 定 規 程 e. 自 己 点 検 評 価 関 係 規 程 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 自 己 評 価 実 施 要 領 等 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 教 育 研 究 活 動 等 点 検 評 価 委 員 会 規 程 f. ハラスメントの 防 止 に 関 す 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 アンチ ハラスメント 憲 章 る 規 程 等 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 ハラスメントの 防 止 及 び 対 策 に 関 する 規 則 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 アンチ ハラスメント 委 員 会 会 議 規 程 g. 寄 附 行 為 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 定 款 h. 理 事 会 名 簿 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 役 員 委 員 8 財 務 に 関 わる 資 料 a. 財 務 関 係 書 類 計 算 書 類 ( 平 成 年 度 )( 各 種 内 訳 表 明 細 表 を 含 む) 監 事 監 査 報 告 書 ( 平 成 年 度 ) 公 認 会 計 士 または 監 査 法 人 の 監 査 報 告 書 ( 平 成 年 度 ) 財 政 状 況 公 開 に 関 する 資 料 ( 山 口 県 報 号 外 -47 ( 平 成 22 年 9 月 )) 財 政 状 況 公 開 に 関 する 資 料 ( 山 口 県 立 大 学 ホームページURLおよび 写 し) b. 寄 附 行 為 公 立 大 学 法 人 山 口 県 立 大 学 定 款 (4) その 他 の 根 拠 資 料 その 他 の 根 拠 資 料 およびその 電 子 データ(CD-R) -515-