森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン 安 藤 秀 國 森 鷗 外 の 舞 姫 1) に 対 しては しばしば 作 者 鷗 外 自 身 の 留 学 体 験 との 密 接 な 関 係 が 指 摘 されている 背 景 となる 時 代 性 の 探 求 という 点 からすると テ クスト 生 産

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1 >> 愛 媛 大 学 - Ehime University Title 森 鴎 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン Author(s) 安 藤, 秀 國 Citation 愛 媛 大 学 法 文 学 部 論 集. 人 文 学 科 編. vol.31, no., p.2 Issue Date URL Rights Note This document is downloaded IYOKAN - Institutional Repository : the EHIME area

2 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン 安 藤 秀 國 森 鷗 外 の 舞 姫 1) に 対 しては しばしば 作 者 鷗 外 自 身 の 留 学 体 験 との 密 接 な 関 係 が 指 摘 されている 背 景 となる 時 代 性 の 探 求 という 点 からすると テ クスト 生 産 者 の 個 人 史 的 な 側 面 が 重 要 であるというのは 当 然 である しかしな がら 舞 姫 がもつ 文 化 史 的 な 意 義 ( 日 本 近 代 文 学 の 古 典 としての 位 置 付 け) は ある 特 定 個 人 の 私 的 な 記 録 であるという 点 にあるのではなく テクストに コード 化 された 記 号 列 が 豊 かな 生 産 性 をもち そのテクストに 埋 め 込 まれた 様 々な 情 報 ( 社 会 的 文 化 的 言 語 的 なもの)が 一 個 人 の 記 録 を 超 えた 特 質 を 備 えていることにある 2) 1) 森 鷗 外 集 ( 新 日 本 古 典 文 学 大 系 明 治 編 第 25 巻 岩 波 書 店 2004 年 )を 底 本 とする 校 注 は 小 泉 浩 一 郎 による 本 書 からの 引 用 については ページ 数 のみを 丸 括 弧 内 で 示 す 本 稿 では 文 字 処 理 の 関 係 で 傍 線 の 省 略 漢 字 の 若 干 の 修 正 などを 行 っている 自 筆 原 稿 と 初 出 の 国 民 の 友 附 録 原 文 に 関 しては 安 川 里 香 子 現 代 訳 森 鷗 外 舞 姫 ( 審 美 社 2003 年 )を ドイツ 語 訳 として Mori Ôgai: Das Ballettmädchen(Aus dem Japanischen von Jürgen Berndt und mit einem Nachwort von Ursula Berndt. Berlin: be-bra Verlag 2010)を 参 照 した なお 本 稿 全 体 にわたり 引 用 部 分 を 除 き ドイツ 語 の 人 名 地 名 表 記 などは 基 本 的 に 原 音 表 記 に 近 い 形 を 用 いている 2) 本 稿 は 平 成 年 度 愛 媛 大 学 法 文 学 部 人 文 系 担 当 学 部 長 裁 量 経 費 ( 代 表 者 : 安 藤 秀 國 )の 研 究 成 果 報 告 書 諸 外 国 における 日 本 日 本 人 像 に 関 する 比 較 研 究 (2010 年 2 月 ) 所 収 異 国 物 語 としての 舞 姫 日 本 人 留 学 生 の 視 点 によるベルリーン 都 市 表 象 (7-21 頁 ) 平 成 22 年 度 愛 媛 大 学 法 文 学 部 人 文 系 担 当 学 部 長 裁 量 経 費 ( 代 表 者 : 寺 尾 勝 行 ) 研 究 成 果 報 告 書 諸 外 国 における 日 本 日 本 人 像 の 変 遷 に 関 する 研 究 (2011 年 3 月 ) 所 収 森 鷗 外 舞 姫 の 日 本 人 表 象 独 逸 日 記 との 関 連 性 (7-13 頁 )を 土 台 にし た 研 究 である

3 安 藤 秀 國 1. 作 者 森 鷗 外 と 語 り 手 太 田 豊 太 郎 ⑴ 舞 姫 の 状 況 設 定 舞 姫 の 背 景 となる 時 代 と 場 所 はある 程 度 推 定 可 能 である テクストは 語 り 手 が 自 らのいる 場 所 (ドイツから 日 本 に 帰 る 途 上 で 停 泊 中 のサイゴン 港 の 船 上 )を 示 した 読 み 手 が 指 示 されない 告 白 文 という 体 裁 を 取 っている その 告 白 文 内 部 で 語 られる 場 所 は 語 り 手 が 過 去 に 生 活 滞 在 した 日 本 ( 場 所 は 不 明 の 故 郷 と 東 京 ) ベルリーン サンクト ペテルブルクであるが 細 部 まで 描 き 込 まれているのはベルリーンのみである 語 り 手 は 物 語 の 背 景 の 時 間 設 定 にあまり 明 確 な 指 定 を 行 っていない 小 説 で 年 号 が 分 かる 所 は 二 カ 所 のみである 歴 史 上 の 人 物 と 関 係 する 維 廉 一 世 と 仏 得 力 三 世 との 崩 殂 ありて (18)という 第 一 の 記 述 は 初 代 ドイツ 皇 帝 ヴィ ルヘルム1 世 が1888 年 3 月 9 日 に 後 を 継 いだその 息 子 フリードリヒ3 世 が 約 3ヶ 月 後 の1888 年 6 月 15 日 に 死 去 した 事 実 と 対 応 している その 少 し 後 の 明 治 廿 一 年 の 冬 は 来 にけり (19)が 年 代 に 関 する 第 二 の 指 示 である 明 治 廿 一 年 とは1888 年 のことであり いずれも 同 じ 年 が 物 語 の 背 景 として 明 示 されてい ることになる エリスとの 出 会 いの 時 は 今 二 十 五 歳 になりて (7)となっているが 問 題 はこれがヴィルヘルム1 世 の 死 去 と 同 じ 年 かどうかである 皇 帝 の 死 去 につ いては どう 読 んでも 免 官 後 に 日 本 の 新 聞 に 向 けての 記 事 を 書 いている これ がエリスとの 出 会 いの 年 と 同 じであるとすれば 1888 年 3 月 9 日 前 の 三 ヶ 月 間 に 長 官 への 尊 大 な 意 見 具 申 エリスとの 出 会 いと 交 際 の 開 始 エリスとの 噂 の 留 学 生 仲 間 への 流 布 それが 日 本 に 伝 わった 結 果 としての 日 本 の 役 所 長 官 との 交 渉 帰 国 しないという 決 断 友 人 である 相 沢 謙 吉 の 斡 旋 による 新 聞 社 の 通 信 員 としての 活 動 開 始 という 過 程 が 全 て 含 まれていなければならない 3) こ れには 当 時 の 通 信 事 情 などを 考 慮 するとかなり 無 理 がある もっとも 鷗 外 自 身 事 件 の 経 過 を 時 間 軸 に 関 して 綿 密 な 整 合 性 を 確 認 せずに 書 いている 可 能 性 もある いずれにせよ 当 時 のドイツの 重 要 な 歴 史 的 な 出 来 事 が 指 示 されてい

4 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン ることにより 現 実 の 読 者 は 物 語 テクストからある 種 の 実 録 的 な 性 格 を 読 み 取 ることになる テクスト 内 的 読 者 と 異 なり 現 実 の 読 者 は 補 足 的 な 情 報 ( 今 日 では 文 学 史 や 様 々な 注 釈 書 がそれを 教 えてくれる)によって テクスト 生 産 者 と 登 場 人 物 の 並 行 性 に 関 心 を 抱 くかもしれない 鷗 外 と 豊 太 郎 のもつ 共 通 点 は 地 方 出 身 でほぼ 同 じ 時 期 におそらく 同 年 齢 でエリートとして 官 費 留 学 を 行 っている ことである ただし 豊 太 郎 の 方 が 一 年 遅 く1889 年 に 帰 国 していること 豊 太 郎 が 法 学 を 学 び 法 制 度 の 調 査 に 行 くことは 差 異 をなす 父 親 が 亡 くなっ ており 母 親 の 死 が 留 学 中 に 届 くといった 設 定 も 現 実 とは 異 なる 更 に 挙 げられるのは 言 うまでもなくドイツ 人 女 性 との 関 係 である 日 本 に 約 一 月 滞 在 した この エリス なる 女 性 に 関 しては 様 々な 研 究 がなされ ており 当 時 の 横 浜 の 英 字 新 聞 によって Miss Elise Wiegert という 名 前 の 女 性 が 来 日 していることは 確 認 されている(473) しかしその 実 像 については 不 明 のままである 山 崎 一 穎 の 言 うように 小 説 舞 姫 は 森 林 太 郎 ( 鷗 外 ) の 留 学 体 験 を 踏 まえていても 太 田 豊 太 郎 は 鷗 外 その 人 ではない 4) のは 自 明 であるから ある 種 の 並 行 性 類 似 性 があることのみを 確 認 するだけにしてお こう ⑵ ドイツの 学 術 的 文 芸 的 な 規 範 舞 姫 にはまた ドイツの 学 術 的 文 芸 的 な 規 範 がコード 化 されている テクスト 内 では シヨオペンハウエル(ショーペンハウアー) シルレル(シ ラー) ハイネなど 詩 人 劇 作 家 思 想 家 批 評 家 などの 名 前 が 挙 げられて 3) 豊 太 郎 の 経 歴 と 年 齢 に 関 しては 様 々な 可 能 性 が 検 討 されている 校 注 による 二 十 五 歳 の 年 が 年 を 越 えたとの 徴 標 が 作 品 の 前 半 部 に 欠 如 しているので 自 我 の 覚 醒 エリスと の 邂 逅 免 官 ジャーナリスト 太 田 豊 太 郎 の 誕 生 と 活 動 という 一 連 の 事 実 が 二 十 五 歳 の 時 のこと である(460)と 解 釈 し 先 の 一 連 の 運 命 の 変 転 が 同 じ 明 治 二 十 一 年 の 内 にあっ たことは 動 かしがたい 事 実 であると 言 えよう (460)とするのは 誰 しも 納 得 できる 結 論 ではなかろう 4) 山 崎 一 穎 解 説 現 代 語 訳 舞 姫 ちくま 文 庫 2006 年 108 頁 以 下 同 書 からの 引 用 に 際 しては 現 代 語 訳 と 略 記 する

5 安 藤 秀 國 いる 鷗 外 はドイツ 滞 在 中 の 記 録 として 独 逸 日 記 5) を 残 しているが 劇 ギヨエテの ファウスト を 演 ず 往 いて 観 る ( 日 記 91) ダンテDanteの 神 曲 Comediaは 幽 昧 にして 恍 惚 ギヨエテGoetheの 全 集 は 宏 壮 にして 偉 大 なり ( 日 記 40)などの 記 述 から 活 発 な 読 書 が 伺 える 物 語 の 豊 太 郎 は 大 学 で 法 学 を 学 ぶうちに 自 由 なる 大 学 の 風 (7)に 感 化 されて 実 学 よりも 歴 史 文 学 に 心 を 寄 せ (8)るようになる ヴィルヘ ルム フォン フンボルト(Wilhelm von Humboldt )によって1810 年 に 設 立 されたフリードリヒ ヴィルヘルム 大 学 (ベルリーン 大 学 )は 国 家 からの 学 問 の 自 由 を 標 榜 して 法 学 哲 学 医 学 人 文 科 学 自 然 科 学 の 諸 分 野 で 優 れた 教 授 陣 を 集 めていた ドイツの 大 学 での 教 育 研 究 のあり 方 その ものが それまでの 豊 太 郎 の 意 識 を 改 革 することになるのである ドイツの 思 想 や 文 学 に 関 しての 言 及 も 多 い エリスが 来 訪 した 折 の 描 写 自 ら 我 僑 居 に 来 し 少 女 は シヨオペンハウエルを 右 にし シルレルを 左 にして 終 日 兀 坐 する 我 読 書 の 窻 下 に 一 輪 の 名 花 を 咲 かせてけり (14)には 意 志 と 表 象 としての 世 界 の 著 者 であり むしろ 死 後 名 声 を 得 て 後 世 に 影 響 を 与 えた 思 想 家 アルトゥーア ショーペンハウアー(Arthur Schopenhauer )と ゲーテとともに 古 典 主 義 の 詩 人 として 理 想 主 義 的 な 戯 曲 や 詩 作 を 残 したフリードリヒ シラー(Friedrich Schiller )の 二 人 の 名 前 が 挙 げられている このコンテクストに 限 定 すれば 死 せる 偉 人 たちは 生 身 の 若 い 女 性 の 存 在 を 際 立 たせるために 登 場 している しかし 作 品 全 体 を 見 渡 す と これらの 人 物 名 は 単 なる 装 飾 ではなく ドイツ 文 化 の 象 徴 として 用 いら れているのである 独 逸 日 記 には 1885 年 12 月 6 日 のドレースデン 近 郊 のロシュヴィッツ 訪 問 の 際 にシラーに 対 する 言 及 がある 5) 独 逸 日 記 小 倉 日 記 ( 森 鷗 外 全 集 第 13 巻 ちくま 文 庫 筑 摩 書 房 2002 年 以 下 同 書 からの 引 用 に 際 しては 日 記 と 略 記 する

6 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン 車 を 倩 いてロシユヰツツLoschwitzに 至 る この 村 徳 停 を 距 こと 遠 からず 村 にシルレル 屋 Schillerhaeuschenあり 壁 上 の 小 板 に 是 れシルレルがその 友 キヨルネルに 寄 居 して 筆 を ドン カルロス の 曲 に 下 しゝ 処 なりの 数 行 (Hier schrieb Schiller bei seinem Freunde Koerner am Don Carlos)を 記 す ( 日 記 72) また このシラーの 戯 曲 ドン カルロス については 1888 年 1 月 11 日 の 項 に 独 逸 戯 園 Deutsches Theaterに 至 る ドン カルロス Don Carlosを 観 る ゲスネルGessnerの 美 ポオザPosaの 技 最 も 嘉 すべし ( 日 記 212)と 記 さ れており 鷗 外 自 身 もゲーテの 盟 友 の 旧 居 に 行 き あるいは 観 劇 していること が 確 認 できる 舞 姫 に 戻 れば 物 語 の 前 半 では 大 学 での 正 統 的 学 問 が 中 心 になってい たが 後 半 では 新 聞 や 雑 誌 などの 文 筆 活 動 に 焦 点 が 移 る されど 余 は 別 に 一 種 の 見 識 を 長 じき そをいかにといふに 凡 そ 民 間 学 の 流 布 したることは 欧 洲 諸 国 の 間 にてドイツに 若 くはなからん (18) 免 官 後 に 通 信 員 として 生 計 を 立 てる 豊 太 郎 にとって 手 本 となるのはドイツ のジャーナリズムである 様 々な 領 域 に 関 する 思 潮 の 紹 介 記 事 を 書 く 際 の 指 針 として 今 は 活 溌 々たる 政 界 の 運 動 文 学 美 術 に 係 る 新 現 象 の 批 評 など 彼 此 と 結 びあはせて 力 の 及 ばん 限 り ビヨルネよりも 寧 ろハイネを 学 びて 思 を 構 え 様 々な 文 を 作 りし 中 にも (18)と 述 べられている 19 世 紀 前 半 自 由 主 義 を 掲 げたため 王 政 復 古 の 時 代 の 支 配 層 から 危 険 視 され 1835 年 に 出 版 禁 止 の 処 分 を 受 けた 若 きドイツ 派 の 中 心 人 物 が ルートヴィヒ ベルネ (Ludwig Börne )である 同 時 代 のハインリヒ ハイネ(Heinrich Heine )は 歌 の 本 (1827)によって 一 躍 抒 情 詩 人 として 名 声 を 得 たが 社 会 風 刺 を 織 り 込 んだ 批 評 などでも 知 られ 自 由 を 求 めてフランスに 移 住 した 官 の 立 場 を 離 れた 豊 太 郎 も 日 本 の 明 治 期 の 文 芸 運 動 にも 大 きな 影

7 安 藤 秀 國 響 を 与 えたハイネをモデルとして 文 筆 活 動 を 行 ったという 設 定 である 舞 姫 のテクストには このように 様 々な 間 テクスト 的 な 情 報 が 埋 め 込 まれている 2.ベルリーンの 都 市 空 間 の 成 立 ⑴ ベルリーンの 二 つの 相 貌 前 田 愛 は BERLIN ) で 舞 姫 研 究 の 新 たな 都 市 論 的 な 視 点 を 提 示 した それによれば 物 語 の 構 造 にとって ウンター デン リンデンのパ ノラマ 的 景 観 と 古 いベルリーンの 面 影 を 残 す 路 地 裏 の 情 景 は 基 本 的 な 対 立 項 となっているのである 森 鷗 外 の 舞 姫 もまたベルリンの 都 市 空 間 を 内 と 外 の 対 立 項 で 分 節 化 したテクストであるにちがいない 太 田 豊 太 郎 が 心 をうばわれた ウンテル デン リンデンの 大 通 りは プロシャ 軍 国 主 義 の 偉 容 を 誇 示 す るバロック 風 の 演 劇 空 間 であったが やがて 彼 が 迎 えとられるのは 踊 り 子 エリスの 愛 がまちうけているクロステル 街 の 屋 根 裏 部 屋 である 豊 太 郎 の 生 活 史 は ウンテル デン リンデンの 開 かれた 外 的 空 間 から クロス テル 街 の 閉 ざされた 内 的 空 間 へと その 境 界 をふみこえたときにひとつの 転 機 が 訪 れる ( 都 市 233) ウンター デン リンデンを 中 心 とする 中 心 街 は 中 世 に 形 成 された 旧 市 街 を 核 に 周 囲 に 円 環 状 に 発 展 した 他 の 多 くの 都 市 と 比 べると 旧 市 街 から 遊 離 し て 直 線 的 な 街 並 みを 西 方 に 延 ばしていることによって その 極 度 の 計 画 性 が 目 立 つ それは ベルリーンの 都 市 形 成 が ヨーロッパの 他 の 大 都 市 から 遅 れ がちであったことに 由 来 するものである 6) 前 田 愛 BERLIN 1888 都 市 空 間 の 中 の 文 学 筑 摩 書 房 1982 年 頁 以 下 同 書 からの 引 用 に 際 しては 都 市 と 略 記 する

8 森鷗外 舞姫 における揺らぐベルリーン ⑵ ベルリーンの起源 ベルリーンに関する最初の歴史的記録は 1237年 都市名 Berlin-Cölln に 遡る7 シュプレー川の中州がケルンCölln 現在の博物館島南 東側がベル リーンBerlin 現在のニコライ地区など にあたる この古いBerlinが 舞姫 の後半の舞台となっている地域 旧市街 であり もともとはシュプレー川の 両岸に出来た 漁師を中心とした小集落であった 周辺一帯は ブランデンブ ルク辺境伯領であり 1415年のコンスタンツ公会議で ホーエンツォルレルン 家 本来の所領は南西ドイツのシュヴァーベンにあった のフリードリヒが ブランデンブルク選帝侯 選帝侯としてはフリードリヒ1世 に任じられ 以 後第一次世界大戦まで この一族が領有することになる 1470年には 領主居 住都市 人口約1万2千 となる 図1 15世紀のベルリーン地図 7 ベルリーンの歴史に関しての記述と図版 写真は主に以下の書籍による 以下引用は HB と略記する Paul Wietzorek: Das historische Berlin. Petersberg: Michael Imhof Verlag

9 安 藤 秀 國 15 世 紀 のベルリーン 古 地 図 ( 図 1:HB 47)には エリスとの 出 会 いの 場 の クロステル 巷 の 古 寺 (10)モデルと 想 定 されるマリーエン 教 会 ( 図 の03) やクロースター 教 会 ( 図 の05)もすでに 存 在 している 川 を 利 用 し 城 壁 に 囲 まれた 典 型 的 な 中 世 都 市 である ⑶ プロイセン 王 国 の 成 立 ホーエンツォレルン 家 は 宗 教 改 革 に 際 してはルター 派 に 改 宗 し ポーラン ド デンマーク スウェーデンなど 周 辺 の 諸 勢 力 と 抗 争 しながら 領 土 を 拡 張 してゆく 大 きな 転 機 になったのは スペイン 継 承 戦 争 に 際 して 当 時 の 神 聖 ローマ 帝 国 皇 帝 レーオポルト1 世 に 対 する 派 兵 の 代 償 に ブランデンブルク 選 帝 侯 フリードリヒ3 世 が 1701 年 神 聖 ローマ 帝 国 の 域 外 にプロイセン 王 国 の 設 立 を 認 められ フリードリヒ1 世 として 即 位 したことである ブランデンブル ク 等 の 所 領 と 旧 プロイセン 公 国 を 統 合 する 勢 力 となったプロセイン 王 国 は 周 辺 のドロテーエンシュタットなどを 合 併 して 首 都 ベルリーンを 拡 張 する ま た フランスからの 改 革 派 のユグノー 教 徒 の 受 け 入 れは 産 業 振 興 に 大 いに 貢 献 することになった 1652 年 の 北 が 左 に 設 定 されている 古 地 図 ( 図 2:HB 49)には ケルン 地 区 ( 図 の 下 側 の 中 州 )の 北 側 に 王 宮 や 庭 園 が 広 がっていることが 確 認 できる 王 宮 庭 園 から 西 ( 下 方 )に 伸 びるのが 今 日 のウンター デン リンデンの 原 型 である ベルリーン 地 区 に マリーエン 教 会 クロースター 教 会 ニコライ 教 会 が 三 角 形 の 形 で 塔 を 聳 えさせている 下 方 左 手 に 延 びるウンター デン リンデン 周 辺 は 完 全 に 市 外 である ⑷ ドイツ 帝 国 18 世 紀 から19 世 紀 にかけて オーストリアのハープスブルク 家 との 抗 争 やナ ポレオン 戦 争 を 経 て 中 央 ヨーロッパの 一 大 勢 力 となった19 世 紀 後 半 のプロイ センは 宰 相 ビスマルク( 舞 姫 でもその 名 が 挙 げられている)の 巧 みな 戦 略 により1866 年 の 普 墺 戦 争 でオーストリアに 勝 利 し ドイツ 諸 侯 を 率 いての 普

10 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン 図 年 のベルリーン 地 図 仏 戦 争 ( 年 )でフランスを 打 ち 破 り ドイツ 統 一 に 成 功 する 1871 年 に 成 立 したドイツ 帝 国 の 初 代 皇 帝 としてプロイセン 王 のヴィルヘルム1 世 が 即 位 する それにともない ベルリーンはドイツの 首 都 となる( 人 口 約 83 万 ) ヴィルヘルム1 世 に 関 しては 舞 姫 でも 王 宮 の 窓 にその 姿 が 見 られるこ と(5)が 述 べられ そしてその 死 去 について 報 告 されており 物 語 に 歴 史 的 な 実 録 性 を 付 与 していることはすでに 述 べた ドイツ 帝 国 内 には 有 力 諸 侯 と してバイエルン 王 国 ザクセン 王 国 があり それは 鷗 外 の 留 学 先 でもあって うたかたの 記 と 文 づかひ の 舞 台 ともなっている 鷗 外 は 中 央 集 権 化 を 図 りながら なお 地 方 分 権 的 なドイツの 実 情 に 触 れていることになる そして 物 語 の 豊 太 郎 も ドイツが 多 くの 点 で 日 本 の 近 代 化 の 手 本 とされた 時 代 に ド イツ 法 制 度 の 調 査 に 派 遣 され この 歴 史 的 な 段 階 のドイツを 体 験 するという 設 定 である

11 安 藤 秀 國 図 年 のベルリーン 地 図 1748 年 の 地 図 ( 図 3:HB 63)では 大 きく 街 は 拡 張 されており 右 下 へ 斜 めに 走 るウンター デン リンデン 周 辺 にドロテーエン 地 区 その 上 方 にフ リードリヒ 地 区 が 整 備 されている 宮 廷 歌 劇 場 やジャンダルメン 広 場 も 描 き 込 まれている 3. 近 代 ベルリーンの 都 市 景 観 ⑴ 舞 姫 の 欧 羅 巴 の 新 大 都 の 中 央 豊 太 郎 がドイツに 来 て まず 立 つのが 近 代 ベルリーンの 中 心 となるウン

12 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン ター デン リンデンである 明 治 の 読 者 は 何 等 の 光 彩 ぞ 我 目 を 射 むと するは や 彼 も 此 も 目 を 驚 かさぬはなき などの 豊 太 郎 の 視 点 による 感 嘆 と ともに ヨーロッパの 大 都 会 の 中 に 身 を 置 き 石 畳 の 道 噴 水 凱 旋 塔 など 当 時 の 日 本 には 見 かけないような 異 国 の 街 角 風 景 を 文 字 を 通 じて 疑 似 視 覚 的 に 体 験 することになる 余 は 模 糊 たる 功 名 の 念 と 検 束 に 慣 れたる 勉 強 力 とを 持 ちて 忽 ちこの 欧 羅 巴 の 新 大 都 の 中 央 に 立 てり 何 等 の 光 彩 ぞ 我 目 を 射 むとするは 何 等 の 色 沢 ぞ 我 心 を 迷 はさむとするは 菩 提 樹 下 と 訳 するときは 幽 靜 な る 境 なるべく 思 はるれど この 大 道 髮 の 如 きウンテル デン リンデンに 来 て 両 辺 なる 石 だゝみの 人 道 を 行 く 隊 々の 士 女 を 見 よ 胸 張 り 肩 聳 えたる 士 官 の まだ 維 廉 一 世 の 街 に 臨 める 窻 に 倚 り 玉 ふ 頃 なりければ 様 々の 色 に 飾 り 成 したる 礼 装 をなしたる 妍 き 少 女 の 巴 里 まねびの 粧 したる 彼 も 此 も 目 を 驚 かさぬはなきに 車 道 の 土 瀝 青 の 上 を 音 もせで 走 るいろ/\の 馬 車 雲 に 聳 ゆる 楼 閣 の 少 しとぎれたる 処 には 晴 れたる 空 に 夕 立 の 音 を 聞 かせて 漲 り 落 つる 噴 井 の 水 遠 く 望 めばブランデンブルク 門 を 隔 てゝ 緑 樹 枝 をさし 交 はしたる 中 より 半 天 に 浮 び 出 でたる 凱 旋 塔 の 神 女 の 像 こ の 許 多 の 景 物 目 睫 の 間 に 聚 まりたれば 始 めてこゝに 来 しものゝ 応 接 に 遑 なきも 宜 なり (5-6) この 絵 葉 書 的 な 都 市 描 写 には ウンター デン リンデンやブランデンブル ク 門 という 固 有 名 詞 が キーワードとして 散 りばめられている 車 道 の 土 瀝 青 の 上 を 音 もせで 走 る など 19 世 紀 半 ば 以 降 ヨーロッパの 大 都 市 で 普 及 し 始 めていた 車 道 のアスファルト 化 の 紹 介 もさりげなく 取 り 入 れられている ⑵ ウンター デン リンデン(Unter den Linden) ウンター デン リンデンは 16 世 紀 に 宮 殿 からティーアガルテン(お 狩 り 場 )への 並 木 道 として 整 備 が 始 まった プロイセン 王 国 の 興 隆 とともに 18 世

13 安 藤 秀 國 紀 頃 から 教 会 や 図 書 館 などの 公 共 施 設 の 建 設 が 進 む 19 世 紀 初 頭 ナポレオン 戦 争 に 勝 利 した 後 建 築 家 シンケルを 中 心 とした 都 市 計 画 によって 壮 大 な 空 間 と なる 8) ベルリーン 中 心 街 の 初 夏 の 昼 の 華 やかな 描 写 から 始 まった 物 語 は 雪 に 包 まれたベルリーンの 夜 の 情 景 で 終 わる 語 り 手 の 冷 え 冷 えとした 心 象 風 景 には 最 早 十 一 時 をや 過 ぎけん モハビツト カルヽ 街 通 ひの 鉄 道 馬 車 の 軌 道 も 雪 に 埋 もれ ブランデンブルゲル 門 の 畔 の 瓦 斯 燈 は 寂 しき 光 を 放 ちたり (30)と 冒 頭 の 輝 きは 消 失 している 西 洋 文 明 の 象 徴 であるガス 灯 は 東 洋 か らの 留 学 生 の 心 にはもはや 差 し 込 まず 鉄 道 馬 車 も 積 雪 のためおそらく 機 能 不 全 に 陥 っている この 落 差 は 物 語 の 重 要 な 図 柄 を 作 っている ⑶ ブランデンブルク 門 (Das Brandenburger Tor) 名 称 は 本 来 のブランデンブルク 選 帝 侯 の 居 城 ブランデンブルクへ 通 じる 城 門 に 由 来 する 1791 年 古 代 ギリシアの 様 式 に 倣 って 建 築 門 上 には 四 頭 立 て の 馬 車 に 乗 った 勝 利 の 女 神 像 がある 門 の 西 に 広 大 な 公 園 ティーアガルテン ( 舞 姫 では 獣 苑 と 表 記 )が 広 がる なお 門 の 直 ぐ 近 くにある 帝 国 議 会 (1884 年 着 工 1894 年 完 成 現 在 のドイツ 連 邦 議 会 )は 鷗 外 の 在 独 中 はまだ 建 築 中 であった 巴 里 まねび の 一 節 も 普 仏 戦 争 などの 関 連 から 論 じること も 出 来 ようが 門 の 東 側 に 位 置 する1814 年 のナポレオン 戦 争 の 勝 利 を 記 念 して 名 付 けられた パリ 広 場 (Pariser Platz) からの 連 想 も 考 えられる 9) 8)これを 前 田 愛 は バロック 的 空 間 ( 都 市 222 以 下 )と 呼 ぶ しかし 特 にシンケルに よる 印 象 的 な 建 築 物 群 は バロック 様 式 (17 世 紀 から18 世 紀 )ではなく 基 本 的 にギリ シア 建 築 を 規 範 とする19 世 紀 の 新 古 典 主 義 様 式 である 出 発 点 における 王 権 の 誇 示 と 軸 線 を 通 した 街 作 りという 点 で バロック 的 ではあっても 幻 想 性 や 歪 み 装 飾 性 への 志 向 性 には 乏 しく 合 理 的 秩 序 形 成 を 目 指 す 都 市 改 造 という 啓 蒙 主 義 的 な 要 請 や 19 世 紀 の 都 市 の 人 口 拡 大 に 伴 う 大 規 模 な 都 市 改 造 (パリ ロンドン ヴィーンなどで 実 施 )と 深 く 結 びついていることに 留 意 すれば バロック という 用 語 だけで 説 明 するのは 適 切 とは 言 えない 9) 前 田 愛 は こうした 都 市 空 間 を 専 ら プロシャ ( プロイセン のことである)とフ ランスとの 間 の 普 仏 戦 争 に 焦 点 を 絞 り プロイセンの 軍 事 的 な 勝 利 とフランスの 文 化 ( 問 題 にされるのは 専 ら モード である)の 優 位 という 形 で プロシャ 軍 事 主 義 フ ランスとドイツの 長 い 確 執 ( 勝 利 の 塔 の)けばけばしい 金 色 パリのモード ( 都 市 218 以 下 )と 説 明 するが 歴 史 の 一 部 を 切 り 取 った 余 りにも 単 純 すぎる 図 式 化 である

14 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン ⑷ 勝 利 の 塔 (Siegessäule) 1864 年 シュレースヴィヒ=ホルシュタイン 戦 争 の 勝 利 を 記 念 して 計 画 さ れ 1873 年 完 成 されたものである この 戦 争 は 現 在 ドイツ 領 となっている 地 域 をめぐって 宰 相 ビスマルクがオーストリアとともにデンマークに 仕 掛 け た 戦 争 である ビスマルクの 長 期 的 な 戦 略 は この 占 領 地 処 理 でオーストリア を 挑 発 し ドイツ 統 一 の 盟 主 をめぐって 雌 雄 を 決 することにあった その 2 年 後 の 普 墺 戦 争 の 勝 利 が プロイセン 主 導 によるドイツ 統 一 への 道 を 決 定 付 けた 1939 年 ヒトラーによって 帝 国 議 会 ( 現 在 の 連 邦 議 会 ) 近 くから ティー アガルテンの 中 心 へと 移 築 されているため 1888 年 当 時 は 現 在 と 違 って ウン ター デン リンデンの 延 長 線 上 にはないことに 注 意 する 必 要 がある 10) 半 天 に 浮 び 出 でたる 凱 旋 塔 の 神 女 の 像 と 夢 幻 的 に 語 られる 様 に 塔 頂 にはヴィ クトリア( 勝 利 の 女 神 ) 像 がある 11) ⑸ 王 宮 (Palais) 12) 1837 年 当 時 の 皇 太 子 で 後 のドイツ 皇 帝 ヴィルヘルム1 世 のために 建 築 された 新 古 典 主 義 様 式 の 宮 殿 である 舞 姫 にも 書 かれているように 1880 年 代 に は 皇 帝 が 前 にある 新 衛 兵 詰 所 (Neue Wache) (シンケルの 新 古 典 主 義 によ る 代 表 的 建 築 の 一 つ)の 衛 兵 交 代 の 際 に 窓 辺 に 姿 を 見 せていた 1888 年 に 皇 帝 はこの 宮 殿 で 死 去 している 現 在 は アルテス パレー(Altes Palais)と 呼 ば れる 1742 年 フリードリヒ2 世 の 命 令 で 完 成 した 宮 廷 歌 劇 場 ( 今 日 の 国 立 歌 劇 場 )が 広 場 を 隔 ててすぐ 東 にある ⑹ ベルリーン 大 学 王 宮 の 前 にある 前 述 の 様 に 1810 年 教 育 学 者 言 語 学 者 ヴィルヘルム 10) 1888 年 頃 のベルリン 市 街 図 ( 現 代 語 訳 6)などを 参 照 11) 自 筆 原 稿 初 出 の 国 民 の 友 附 録 などでは 戦 勝 塔 と 表 記 されている 12)シュプレー 川 の 中 州 には 別 に 15 世 紀 以 来 のブランデンブルク 選 帝 侯 の 宮 殿 (Schloss) があった 第 2 次 世 界 大 戦 で 徹 底 的 に 破 壊 された

15 安 藤 秀 國 フォン フンボルトの主導により設立された プロイセンの学術の中心として 位置付けられ 哲学者フィヒテ シュライアーマッハー 法学者ザヴィニーな どが招かれて 19世紀半ばには 化学 物理学 数学 医学等の領域で有名な 学者が集まり 世界的な拠点となる 創設者のプロイセン王の名前を冠して フリードリヒ ヴィルヘルム大学 Friedrich-Wilhelms-Universität と呼ばれて いた 現在のフンボルト大学である 豊太郎もこの大学の講義を聴講したこと になる ⑺ カール フリードリヒ シンケル Karl Friedrich Schinkel プロイセンの建築家であり 画家でもあった 従来の装飾豊かなバロック様 式に対して プロイセンの国家戦略である啓蒙思想を具象化するものとして 新古典主義様式を基本とするベルリーンの都市計画を構想した13 ベルリーンの代表的な建築物としては アルテス ムーゼウム ジャンダル メン広場の劇場 今日のコンツェルトハウス 新衛兵詰所 Neue Wache な どがある またフリードリヒヴェルデ教会で中世風の新ゴシック様式を採用し た 絵画においては 画家カスパー ダーフィット フリードリヒの影響を受 け 川辺にある中世都市 1815 ノイエ ピナコテーク所蔵 など ゴシッ ク教会を主題にした作品を残している 4 都市をみつめる視線 ⑴ 描かれたものと描かれなかったもの 舞姫 の冒頭ではウンター デン リンデン周辺の主要な施設が描かれて いることが確認された その他もフリードリヒ2世によって設立された宮廷歌 13 シンケルの残した広範な仕事の概要に関しては 例えば1981年ベルリーンでの展示会の カタログからある程度推察できる Karl Friedrich Schinkel: Architekur, Malerei, Kunstegewerbe. Berlin: Verwaltung der Staatlichen Schlösser und Schloß Charottenburg

16 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン 劇 場 (1844 年 火 災 消 失 により 再 建 今 日 の 国 立 歌 劇 場 ) ホーエンツォルレン 一 族 の 墓 所 でもある 大 聖 堂 ケルン 地 区 北 に 開 発 された 博 物 館 群 少 し 南 の 優 美 な 景 観 で 知 られるジャンダルメン 広 場 ( 現 在 は コンツェルトハウス と 改 称 された 王 立 劇 場 もここにあった) ウンター デン リンデンに 交 差 す る 繁 華 街 フリードリヒ 通 りなどがあるが 小 説 はその 観 光 案 内 を 打 ち 切 り 全 く 触 れていない 美 術 館 や 劇 場 などの 芸 術 の 状 況 商 業 施 設 での 経 済 活 動 には 直 接 には 言 及 し ていないことになる エリスが 踊 り 子 として 働 くヴィクトリア 座 について そ の 演 目 など 具 体 的 に 触 れられていないのもその 延 長 線 上 にある 政 治 的 軍 事 的 な 施 設 建 物 の 外 見 に 関 心 が 向 けられている 14) 絵 画 的 な 表 象 は 物 語 の 内 部 での 古 寺 として 演 劇 的 な 仕 掛 けは 豊 太 郎 とエリスの 出 会 いとして 語 り の 行 為 の 中 で 提 示 されるのである ⑵ パノラマ 的 景 観 前 田 愛 は 鷗 外 が 滞 在 時 にアレクサンダー 広 場 にあったパノラマ 館 を 見 た 可 能 性 を 示 唆 しながら 極 東 の 帝 国 からヨーロッパの< 新 大 都 >に 到 着 したば かりの 豊 太 郎 にとって ウンテル デン リンデンの 景 観 は 自 分 をとりかこむ パノラマの 円 環 としてあらわれる ( 都 市 221)と 指 摘 している 鷗 外 自 身 1887 年 4 月 17 日 に 凱 旋 塔 へ 登 って 四 方 皆 人 烟 濛 々 塔 の 西 即 ち 苑 なり ( 日 記 160)と 巨 大 な 都 市 と 広 大 な 庭 園 の 風 景 について 記 している 豊 太 郎 はどの 位 置 に 立 つのかという 問 題 に 関 して 小 泉 浩 一 郎 と 神 山 伸 弘 の 間 に 論 争 がある 小 泉 は 維 廉 一 世 の 街 に 臨 める 窻 に 倚 り 玉 ふ 頃 なりけれ ば (5)という 表 現 と 太 田 がブランデンブルク 門 の < 遠 く> 東 方 から 神 女 像 を 眺 めている ことから 太 田 がたたずむのは 王 宮 前 辺 りと 推 定 される 14) 鷗 外 は 演 劇 に 関 しては 独 逸 日 記 の 随 所 に 触 れていることはすでにその 一 端 を 本 文 で も 指 摘 したが 美 術 ではザクセン 王 国 のドレースデンでは 就 中 ラファエルロ Rafaello の 童 貞 女 は 余 の 久 く 夢 寐 する 所 なりし ( 日 記 27)などあるものの 音 楽 に 関 しては 記 述 が 乏 しい

17 安 藤 秀 國 (466)とする ただしその 彼 方 に 凱 旋 塔 が 見 えるという 点 は 当 時 の 現 実 に 適 合 しない 今 日 であれば ブランデンブルク 門 に 立 てば ウンター デ ン リンデンを 背 後 に ティーアガルテンの 広 大 な 緑 地 帯 の 中 に 勝 利 の 塔 を 眺 めることができる しかし 前 述 の 様 に 当 時 の 勝 利 の 塔 の 位 置 は ウンター デン リンデンの 延 長 線 上 にはない この 記 述 上 の 矛 盾 を 小 泉 は 虚 構 の 遠 近 法 (466)で 説 明 しようとする 1900 年 頃 の 写 真 ( 図 4:HB 158)では 幅 60メートル 全 長 1390メートル に 及 ぶウンター デン リンデンは 鷗 外 時 代 とほぼ 同 様 の 姿 を 示 している 中 央 にフリードリヒ 大 王 像 があり その 後 ろから 遠 くブランデンブルク 門 まで 菩 提 樹 の 並 木 が 続 く 左 手 の 手 前 にあるのが ヴィルヘルム1 世 の 住 んでいた 宮 殿 である 小 泉 説 に 対 し 神 山 は 晴 れたる 空 に 夕 立 の 音 を 聞 かせて 漲 り 落 つる 噴 井 の 水 遠 く 望 めばブランデンブルク 門 を 隔 てゝ 緑 樹 枝 をさし 交 はしたる 中 より 半 天 に 浮 び 出 でたる 凱 旋 塔 の 神 女 の 像 (6)という 叙 述 に 従 い 1901 年 の 写 真 に 基 づきブランデンブルク 門 の 東 側 のパリ 広 場 に 面 した 建 物 の 上 部 から 神 女 の 像 が 見 え さらにその 広 場 に 噴 水 があることから 豊 太 郎 は 地 上 にいる 図 年 頃 のウンター デン リンデン

18 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン 点 を 考 慮 しつつ 鷗 外 がこの 写 真 の 撮 影 者 と 同 じ 位 置 に 立 ちえたかどうかま では 不 明 である という 留 保 を 付 けながら 鷗 外 は ブランデンブルク 門 に 面 して 噴 水 や 神 女 の 像 を 感 性 的 に 把 握 しえたわけだから 舞 姫 を 著 すさ い こうした 諸 事 物 の 配 置 状 況 を 想 起 できたはず 15) と 考 える 加 えて 神 山 は 王 宮 前 16) からは 手 前 のフリードリヒ 大 王 像 に 菩 提 樹 の 並 木 が 重 なり ブラ ンデンブルク 門 は 遙 か 彼 方 に 遠 望 できるだけであり さらにその 向 こうに 神 女 の 像 を 重 ねてみるコラージュがあまりにも 奇 怪 である (ベルリン 空 間 9) として ウンター デン リンデンの 描 写 全 てをある 時 点 での 特 定 の 視 点 に 帰 そうとする 小 泉 の 説 には 無 理 があると 指 摘 する 結 論 としては 神 山 説 がより 妥 当 性 をもつ 遠 く 望 めば は 文 脈 的 には 神 女 の 像 が 遠 くにあることを 保 証 しているが ブランデンブルク 門 に 関 してはその 限 りではない ⑶ 揺 らぐ 視 点 そもそもこの 部 分 は 近 景 遠 景 の 交 代 する 視 線 の 動 きが 文 体 のリズムと 呼 応 している 冒 頭 の ウンテル デン リンデンに 来 て 両 辺 なる 石 だゝみの 人 道 を 行 く 隊 々の 士 女 を 見 よ は 遠 方 ( 日 本 )にいる 読 者 を 鳥 瞰 図 的 な ショットから 街 路 を 歩 く 人 々へクローズアップで 近 づける この 時 代 には 無 論 まだ 映 画 はないが ヨーロッパ 近 世 においても 鳥 瞰 図 的 な 立 体 性 をもつ 都 市 地 図 は 好 んで 作 成 されており その 文 学 的 応 用 であると 言 える 礼 装 の 士 官 や 最 新 のパリ 風 のモードに 身 を 包 んだ 女 性 達 の 様 子 は 近 くからでなければ 観 察 でき ないのに 対 して 車 道 の 上 を 走 る 多 くの 馬 車 には 距 離 感 が 生 じる 人 物 と 馬 車 を 追 って 水 平 に 移 動 し 揺 らぐ 視 点 は 次 いで 垂 直 軸 方 向 へ 更 に 遠 方 へとずれてゆく まず 背 景 として 眼 差 しを 上 方 に 誘 う 雲 に 聳 ゆる 楼 15) 神 山 伸 弘 歪 まぬベルリン 空 間 鷗 外 が 舞 姫 で 伝 えたかった 情 景 について 國 文 学 2005 年 2 月 号 8 頁 以 下 引 用 は ベルリン 空 間 と 略 記 する 同 論 文 には さ らに 噴 水 はないが パリ 広 場 の 地 上 からブランデンブルク 門 の 傍 らの 建 物 の 上 に 神 女 像 が 写 っている 写 真 (1900 年 以 前 の 撮 影 )を 紹 介 している 16) 維 廉 一 世 の 街 に 臨 める 窻 に 倚 り 玉 ふ 頃 なりければ という 表 現 は 神 山 の 指 摘 通 りで 豊 太 郎 の 立 ち 位 置 を 王 宮 前 に 限 定 することにはならないだろう

19 安 藤 秀 國 閣 が 設 定 される 視 線 は 近 くの 噴 水 に 一 端 戻 り 噴 き 上 がる 水 の 動 きに 連 動 するように ブランデンブルク 門 へ そして 彼 方 の 凱 旋 塔 の 神 女 像 と 揺 れながら 路 上 から 空 へ 上 昇 している パリ 広 場 附 近 ( 図 5:HB 172)をホテル アドロンの 上 から 写 した1930 年 頃 の 写 真 の 風 景 は 右 手 奥 に 見 える 帝 国 議 会 の 屋 根 以 外 は 鷗 外 時 代 とほとんど 変 化 して いない 手 前 に 噴 水 樹 木 の 中 に 勝 利 の 塔 が 聳 えたっていていると いう 奥 行 きのある 舞 図 年 頃 のブランデンブルク 門 付 近 姫 の 空 間 描 写 は こ の 構 図 と 基 本 的 に 対 応 している 5. 古 ベルリーン(Alt-Berlin) ⑴ 舞 姫 の 旧 市 街 と 古 寺 最 初 のベルリーンの 描 写 が 18 世 紀 から19 世 紀 にかけて 形 成 されて 来 た 近 代 都 市 の 繁 栄 と 軍 事 的 な 偉 容 を 示 すものであるのに 対 し エリスと 豊 太 郎 の 出 会 いの 場 は 先 に 古 地 図 で 見 た 中 世 に 形 成 された 旧 市 街 である 19 世 紀 の 後 半 のベルリーンは 周 辺 地 域 からの 労 働 者 が 流 入 し 急 速 に 人 口 が 増 大 1877 年 に 100 万 に 達 した(HB 18) 前 田 愛 は この 人 口 流 入 の 結 果 旧 市 街 に 細 分 化 された 土 地 に 劣 悪 な 住 宅 が 大 量 に 建 設 され 表 通 りからアーチをくぐって かつてのオープン スペースに 一 歩 足 を 踏 み 入 れると 側 翼 に 側 翼 を 二 重 三 重 につぎたした 居 住 棟 が 入 り 組 んだ 迷 路 をつくりだしている ( 都 市 230)と 指 摘 している ここで 言 われる オープン スペース というのはいわゆる 中

20 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン 庭 の 空 間 である 舞 姫 の 描 写 は 当 時 のこの 地 区 の 実 情 と 対 応 してい る 17) 或 る 日 の 夕 暮 なりしが 余 は 獣 苑 を 漫 歩 して ウンテル デン リンデ ンを 過 ぎ 我 がモンビシユウ 街 の 僑 居 に 帰 らんと クロステル 巷 の 古 寺 の 前 に 来 ぬ 余 は 彼 の 燈 火 の 海 を 渡 り 来 て この 狭 く 薄 暗 き 巷 に 入 り 楼 上 の 木 欄 に 干 したる 敷 布 襦 袢 などまだ 取 入 れぬ 人 家 頬 髭 長 き 猶 太 教 徒 の 翁 が 戸 前 に 佇 みたる 居 酒 屋 一 つの 梯 は 直 ちに 楼 に 達 し 他 の 梯 は 窖 住 ま ひの 鍛 冶 が 家 に 通 じたる 貸 家 などに 向 ひて 凹 字 の 形 に 引 籠 みて 立 てられ たる 此 三 百 年 前 の 遺 跡 を 望 む 毎 に 心 の 恍 惚 となりて 暫 し 佇 みしこと 幾 度 なるを 知 らず 今 この 処 を 過 ぎんとするとき 鎖 したる 寺 門 の 扉 に 倚 りて 声 を 呑 み つゝ 泣 くひとりの 少 女 あるを 見 たり 年 は 十 六 七 なるべし (10) 一 読 して 分 かるように ここは 最 初 のウンター デン リンデンとは 対 照 的 に 雑 然 とした 貧 しい 層 の 居 住 区 である しかも 先 には 触 れられていな い 古 寺 即 ち 教 会 が 出 現 していることに 注 目 すべきである 異 文 化 圏 から キリスト 教 世 界 に 行 った 場 合 は 一 番 目 立 つ 教 会 について 今 まで 触 れられて いないのである 教 会 (Kirche)は 寺 と 訳 されている 直 前 の 猶 太 教 徒 の 翁 此 三 百 年 前 の 遺 跡 など 雑 然 とした 中 にも 宗 教 的 な 前 近 代 的 な ベルリーンの 様 相 が 示 されていることは 発 表 当 時 の 読 者 にも 十 分 に 伝 わるで あろう なお 東 から 西 に 歩 くと クロースター 通 りの 手 前 に ユーデン 通 り (Jüdenstraße)があり 猶 太 教 徒 の 翁 との 関 連 が 想 像 される 13 世 紀 頃 から ユダヤ 人 が 居 住 した 地 域 である 17) 以 下 に 我 がモンビシユウ 街 の 僑 居 とあるが 校 注 (10)にあるように 鷗 外 滞 在 時 は モンビジュウ 広 場 (Monbijou-Platz) はあったものの モンビジュウ 通 り という 街 路 は 存 在 していない

21 安 藤 秀 國 ⑵ ケーニッヒ 通 り(Königsstraße/Königstraße) 中 世 以 来 都 市 の 行 政 の 中 心 は 市 庁 舎 であり 旧 市 庁 舎 の 後 に1869 年 作 ら れた 赤 い 市 庁 舎 (Rotes Rathaus) ( 呼 び 名 は 表 面 の 赤 煉 瓦 に 由 来 )は 旧 市 街 の 象 徴 の 一 つである( 図 6:HB 79) だが 舞 姫 では 高 い 塔 をもつ 威 風 堂 々たるこの 建 物 には 不 思 議 にも 言 及 されない この 部 分 では 観 光 案 内 は 意 図 的 に 停 止 される この 古 ベル リーンにはどうやら 世 俗 権 力 の 場 所 が 許 されず エリスの 家 に 転 が り 込 んだ 豊 太 郎 は キヨオニヒ 街 の 間 口 せまく 奧 行 のみいと 長 き 休 息 所 (17)にしか 行 き 場 所 がないよ 図 6 赤 い 市 庁 舎 (1898 年 ) 図 年 の 古 ベルリーン 地 区 地 図

22 森鷗外 舞姫 における揺らぐベルリーン うである 市庁舎の前のケーニッヒ通り 現在は 市庁舎通り と改称 は古 ベルリーンの繁華街であり 失職した豊太郎がこの通りのカフェで新聞を読ん で 通信員としての記事を書く 1887年4月20日の日記に 北里余を誘ひてコ ツホKochを見る 従学の約を結ぶ 大陸骨喜店Café Continentalに至る 日記 168 と記された ヴィーン風のカフェがモデルになったと考えられる 年の地図 図7 HB 68 は 鷗外留学直前のベルリーン旧市街を示 す 図の右手にクロースター通りが斜めに走っているのが確認できる ⑶ フランチェスコ派クロースター教会 Franziskaner-Klosterkirche 舞姫 の 古寺 のモデルに関して いくつかの説がある クロステル 巷 は現代流に言うと クロースター通り である この地名の由来となっ たのは フランチェスコ派の 灰色の修道院 Graues Kloster とそれに附設 されたゴシック様式のクロースター 教会 1250年着工 である18 宗教 改革の結果 ベルリーンでは修道院 は解散され 1574年施設は学校とな る シンケルやビスマルクもこの学 校で学んだ 1945年の爆撃で破壊さ れ 教会は通りからやや引っ込んだ 場所に 廃墟のまま保存されてい る 図8 筆者撮影 図8 今日のクロースター教会廃墟 鷗外の旧居 97番地 は第2次世界大戦で破壊され 現存していないが 独逸日記 1887年6月15日にクロースター通りの下宿についての記述がある 十五日 居を衛生部の傍らなる僧房街Klosterstraßeに転ず 中略 今の 18 古ベルリーンの叙述にあたっては HBに加えて 下記も参照した Marianne Mehling Hrsg. : Knaurs Kulturführer Berlin. München: Knaur

23 安 藤 秀 國 居 は 府 の 東 隅 所 謂 古 伯 林 Alt-Berlinに 近 く 或 いは 悪 漢 淫 婦 の 巣 窟 なりと いふものあれど 交 を 比 鄰 に 求 める 意 なければ 屑 とするに 足 らず 喜 ぶ べきは 余 が 家 の 新 築 に 係 り 宏 壮 なることなりけり 友 人 来 り 見 て 驚 嘆 せざるなし 前 街 は 土 瀝 青 を 敷 き 車 行 声 なく 夜 間 往 来 稀 なれば 読 書 の 妨 となることもなし ( 日 記 168) 図 年 ベルリーン 旧 市 街 地 図 クロースター 通 りは 古 地 図 で 確 認 できるように 旧 市 街 の 東 の 城 壁 から 少 し 市 の 中 心 部 寄 りの 位 置 を ほぼ 南 東 から 北 西 に 走 る 街 路 であり マリーエン 教 会 の 裏 側 周 辺 まで 伸 びている 鷗 外 の 下 宿 は 家 屋 を 隔 てて マリーエン 教 会 の 北 方 にあった その 後 の 都 市 再 開 発 で 現 在 ではクロースター 通 りは グ ルーナー 通 りと 交 差 する 地 点 クロースター 教 会 の 廃 墟 の 所 で 断 ち 切 られ 南 の 半 分 弱 しか 残 されていない( 図 7と 図 9 参 照 ) 舞 姫 の 場 合 と 異 なり 日 記 では 余 が 家 の 新 築 に 係 り 宏 壮 なることな

24 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン りけり とあるのは すでにその 地 区 はベルリーンの 近 代 的 な 都 市 改 造 が 及 ん でいた 証 言 なのである 街 路 が 中 世 以 来 の 石 畳 からアスファルト 舗 装 になって いることは 引 用 にある 通 りである 1875 年 の 地 図 ( 図 7)にあるように 近 代 化 されたウンター デン リンデンから 東 に 進 み 大 聖 堂 を 越 えて 旧 ベル リーンに 入 ると 急 に 道 が 狭 くなる ケーニッヒ 通 りが 旧 ベルリーンの 中 心 軸 であるが それは 宮 殿 (Schloss) 地 域 を 回 るような 形 でしか 新 市 街 の 軸 と なるウンター デン リンデンと 繋 がっていない 近 代 化 の 要 請 は 当 然 ウン ター デン リンデンの 東 への 拡 張 として 現 れる 19) そこで 計 画 されたのが 皇 帝 の 名 を 冠 したカイザー ヴィルヘルム 通 り( 今 日 のカール リープクネヒ ト 通 り)である 20) 神 山 の 調 査 によれば この 新 街 路 は 橋 の 架 け 直 し 工 事 中 を 含 め 一 帯 の 古 い 家 屋 の 取 り 壊 しがおこなわれていた こうしたことから 豊 太 郎 の 経 路 を ケーニッヒ 通 りを 進 み クロースター 通 りに 曲 がったと 推 論 する(ベルリン 空 間 12) クロースター 通 りの 一 角 には パロヒアール 教 会 (Parochialkirche)という バロック 教 会 がある ベルリーンで 最 初 の 福 音 派 教 会 として 1705 年 塔 の 部 分 を 除 いて 完 成 されたものである 第 2 次 世 界 大 戦 で 破 壊 され 1988 年 から 現 在 まで 徐 々に 修 復 中 である ⑷ マリーエン 教 会 (Marienkirche) 鷗 外 の 旧 居 の 近 くにあったのは クロースター 教 会 ではなく マリーエン 教 19)もっともベルリーン 旧 市 街 は 中 世 都 市 として 街 路 構 造 はそれ 程 複 雑 ではない 今 日 でも 円 形 の 構 造 が 残 り ある 程 度 慣 れないと 目 的 地 への 最 短 距 離 がつかみ 難 いヴィーンの 旧 市 街 と 比 べると それは 一 目 瞭 然 であろう また 校 注 (469)の 指 摘 通 り クロースター 通 りは 鷗 外 の 認 識 とは 異 なり 古 伯 林 Alt-Berlinに 近 く ではなく まさに 古 ベルリーン にある 20)2006 年 の 地 図 ( 図 9)は その 画 像 の 鮮 明 度 を 考 慮 し 2006 年 1 月 に 作 成 され イン ターネット 上 に 一 般 公 開 されているもの(Wikimedia Commons)を 使 用 した 広 く 利 用 さ れている Falk 社 のBerlin 地 図 (Ostfidern: Falk Verlag 2006)で 位 置 関 係 など 確 認 済 みであ る

25 安 藤 秀 國 会 である これは1340 年 にゴシック 様 式 により 現 在 の 内 陣 の 形 が 完 成 してい る 17 世 紀 には 塔 はバロック 様 式 に 改 築 され さらに18 世 紀 末 には 新 ゴシック 様 式 で 改 築 される( 図 10:HB 77) 内 部 の 説 経 壇 はバロック 様 式 のものが 残 され ている 今 日 では 赤 い 市 庁 舎 との 間 には 大 きな 広 場 が 設 けてあり 中 世 風 の 旧 市 街 を 想 像 することは 難 しいが 鷗 外 時 代 の 教 会 はまだ 三 方 を 家 屋 で 囲 まれ ていた(ベルリン 空 間 10-13) 21) 前 述 のカイザー ヴィルヘルム 通 りの 建 設 図 年 頃 マリーエン 教 会 ( 区 画 整 理 完 了 後 ) などが 行 われており 旧 市 街 において も 中 世 と 近 代 の 混 在 があった 教 会 の 近 くでは 中 世 以 来 1886 年 まで ノイ アー マルクト(Neuer Markt) が 文 字 通 り 南 のニコライ 地 区 にある 手 狭 な モルケンマルクトに 対 する 新 市 場 として 重 要 な 経 済 拠 点 の 位 置 を 占 めて いた ⑸ ニコライ 地 区 (Nikolaiviertel) シュプレー 河 畔 に 発 達 した 古 ベルリーンの 中 核 地 区 である 第 2 次 世 界 大 戦 で 大 半 の 建 物 が 破 壊 1987 年 に 再 建 された 舞 姫 にはこの 地 区 の 名 前 は 挙 げられていないが 今 日 において 古 ベルリーンの 面 影 を 偲 ぶことのできる 唯 一 の 地 区 である その 中 心 にあるニコライ 教 会 (Nikolaikirche)は 13 世 紀 に 遡 るベルリーン 最 古 のゴシック 教 会 である 1878 年 対 称 性 を 欠 いていた 一 つの 塔 が 新 ゴシック 様 式 の 二 つの 塔 へと 改 築 されている 第 2 次 世 界 大 戦 で 破 壊 1981 年 の 再 建 後 は 博 物 館 として 使 用 されている 21) 図 2 図 7でもそのことは 確 認 できる

26 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン ⑹ 舞 姫 の 古 寺 のモデル クロースター 教 会 パロヒアール 教 会 マリーエン 教 会 のいずれも 舞 姫 の 三 百 年 前 とする 記 述 と 合 致 しない そこで 豊 太 郎 の 辿 った 経 路 をどう 推 定 するか 字 義 通 り クロステル 巷 に 面 していると 考 えるか 凹 字 の 形 に 引 籠 みて 立 てられたる という 一 文 や 寺 門 をどう 解 釈 するかということ などが 争 点 となる 小 泉 は 種 々の 留 保 を 付 けながらも 結 局 は クロステル 教 会 がそのモデルであるとすることにはもはや 何 の 障 害 もないだろう (471) と 断 ずるのに 対 し 神 山 は 太 田 豊 太 郎 は エリスとマリエン 教 会 の 入 り 口 の ところで 会 った (ベルリン 空 間 12)と 考 える 方 がむしろ 自 然 であると 反 論 する 紙 幅 の 関 係 で 詳 述 は 避 けるが 上 掲 の 資 料 ( 図 7)などを 見 れば モデ ルをクロースター 教 会 に 限 定 する 必 然 性 はないと 考 えるのが 妥 当 である ウン ター デン リンデン 地 区 とは 異 なり 古 ベルリーン 描 写 ではモデルは 基 本 的 に 不 確 定 に 留 まらざるを 得 ない 6. 空 間 の 中 の 揺 らぐ 光 ⑴ 空 間 の 揺 らぎ 物 語 の 始 めにウンター デン リンデンが 近 代 都 市 の 象 徴 的 街 路 として 紹 介 されたとすると 物 語 の 主 部 は 中 世 の 面 影 を 残 す 旧 市 街 を 中 心 とする 世 界 が 前 景 となる 豊 太 郎 は 免 官 後 エリスの 家 に 転 がり 込 むのであるが 前 田 が 考 える ウンテル デン リンデンの 開 かれた 空 間 から クロステル 街 の 閉 ざされた 内 的 空 間 へ ( 都 市 233)の 移 行 は 必 ずしも 図 式 的 に 当 てはまる 訳 で はない キヨオニヒ 街 の 間 口 せまく 奧 行 のみいと 長 き 休 息 所 は 前 田 によれ ば エリスのすまいのイメージをずらした 換 喩 であり うらぶれた 場 所 ( 都 市 244)だということになるが 豊 太 郎 がそこにおかれた 多 くの 新 聞 類 を 読 みながら 日 本 に 向 けた 記 事 を 書 いていることからも 明 らかな 様 に 世 紀 末 に ヴィーンで 流 行 した カフェ 22) であり 文 化 人 にとっても 長 時 間 にわたり 使 用 できる 図 書 館 サロン などといった 性 格 をもっていた モデルとな

27 安 藤 秀 國 ると 考 えられる 1887 年 4 月 20 日 にコッホ 教 授 と 会 ったケーニッヒ 通 りの 大 陸 骨 喜 店 Café Continental ( 日 記 168)の 記 述 を 考 えても 大 学 教 授 や 国 費 留 学 生 などエリート 達 も 出 入 りする 場 所 であり 説 得 力 のない 主 張 である 奥 行 きのある 空 間 室 内 の 採 光 なども 都 市 中 心 部 の 多 くの 建 物 において 様 々な 店 舗 が 街 路 に 面 して 入 り 口 を 設 けるため 飲 食 店 が 奥 行 きのある 構 造 に なるというのは 一 般 的 に 見 られるものであり 当 時 の 照 明 事 情 や 抑 えた 光 度 を 好 むドイツ 人 の 性 向 を 考 えても 暗 い 室 内 の 休 憩 所 自 体 を 短 絡 的 に 純 粋 な 内 的 空 間 として 捉 えることはできない むしろコーヒー 代 を 支 払 え ば 新 聞 類 によって 世 界 情 勢 を 知 ることが 個 人 として 自 由 にできる 場 所 である という 点 で 公 的 空 間 と 私 的 空 間 の 交 差 する 場 所 なのである 劇 場 から 帰 るエ リス( 社 会 的 な 仕 事 を 行 った 後 ということになる)とこのカフェで 待 ち 合 わせ るというのも この 原 理 に 基 づく すなわち 豊 太 郎 は 免 官 後 内 的 空 間 に 閉 じこもったという 単 純 な 移 行 図 式 を 物 語 は 保 証 していないということであ る まさにジャーナリストとしての 取 材 活 動 ( 専 ら 新 聞 によるものであるにせ よ)が 天 方 伯 のもとで 働 くことになるための 実 績 になっている 社 会 との 関 係 は 次 の カイゼルホオフ での 天 方 伯 と 相 沢 との 出 会 いによって 大 きく 変 化 する 舞 台 となるのは 1875 年 から1943 年 の 爆 撃 による 破 壊 までヴィルヘ ルム 広 場 ( 現 在 は 存 在 しない)にあった カイザーホーフ であり 宰 相 ビス マルクが 国 際 会 議 に 使 ったこともある ベルリーンの 最 高 級 ホテルの 一 つであ る その 豪 華 な 内 装 は ウンター デン リンデンの 世 界 への 回 帰 を 明 確 に 示 す 固 有 名 詞 (ホテル 名 )が 示 されているのがその 証 である ⑵ 光 と 鏡 と 反 射 興 味 深 いことは 冒 頭 の 中 心 街 の 描 写 が 専 ら 建 物 の 外 観 を 対 象 にしている 22)ヴィーンのカフェ 事 情 については 平 田 達 治 ウィーンのカフェ ( 大 修 館 書 店 1996 年 )を 参 照 のこと

28 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン のに 対 し ここでは 内 装 が 記 される 豊 太 郎 はそれまでに カイザーホーフほ どではなくても ドイツの 役 所 や 大 学 の 荘 重 な 内 装 を 見 ているはずなのである が それはその 該 当 箇 所 では 語 られず 久 しく 踏 み 慣 れぬ 大 理 石 の 階 とい う 形 で 回 想 される 読 者 は クロースター 通 りとの 社 会 的 階 梯 の 相 違 をより 鮮 やかに 意 識 することになる 門 者 に 秘 書 官 相 澤 が 室 の 番 号 を 問 ひて 久 しく 踏 み 慣 れぬ 大 理 石 の 階 を 登 り 中 央 の 柱 に プリユツシユ を 被 へる ゾフア を 据 ゑつけ 正 面 には 鏡 を 立 てたる 前 房 に 入 りぬ (21) この 鏡 には エリスを 裏 切 ることになる 未 来 が 浮 かんでいなかったにせよ 当 然 洋 風 の 正 装 に 身 を 包 んだ 豊 太 郎 自 身 の 姿 も 映 っていたはずであるが それに ついてはここでは 述 べられていない 心 を 映 す 鏡 というイメージは 豊 太 郎 自 身 が ロシアでエリスの 手 紙 を 読 んだ 後 の 我 と 人 との 関 係 を 照 さんとすると きは 頼 みし 胸 中 の 鏡 は 曇 りたり (26)という 述 懐 する 際 に 現 れる その 意 味 では カイザーホーフでの 鏡 はすでに 曇 っていたのだと 言 えるだろう 反 射 する 光 のイメージは 豪 華 な 装 飾 に 囲 まれたサンクト ペテルブルクの 宮 殿 での 貴 族 貴 婦 人 の 集 う 夜 会 での 描 写 で 増 幅 される 巴 里 絶 頂 の 驕 奢 を 氷 雪 の 裡 に 移 したる 王 城 の 粧 飾 故 らに 黄 蝋 の 燭 を 幾 つ 共 なく 点 したるに 幾 星 の 勲 章 幾 枝 の エポレツト が 映 射 する 光 彫 鏤 の 工 を 尽 したる カミン の 火 に 寒 さを 忘 れて 使 ふ 宮 女 の 扇 の 閃 き (25) エポレットの 反 射 蝋 燭 や 暖 炉 の 炎 扇 の 漣 など 揺 らぐ 映 像 は 再 び 巡 って きた 栄 達 への 誘 惑 の 形 象 化 でもある 寒 さを 忘 れる 夢 のような 世 界 は 現 在 豊 太 郎 の 住 む 現 実 と 対 極 にある フランス 語 を 駆 使 して 見 事 に 通 訳 の 仕 事 を 果 た したと 自 負 する 豊 太 郎 に 一 度 は 捨 てたエリート 街 道 への 復 帰 の 可 能 性 が 眼 前

29 安 藤 秀 國 に 近 づいたということである ⑶ 冬 の 光 ウンター デン リンデンへの 回 帰 が 始 まる 時 期 は 語 り 手 の 明 治 廿 一 年 の 冬 は 来 にけり (19)という 一 文 で 規 定 されている 読 者 は 直 前 の 比 較 的 穏 やかな 生 活 の 描 写 から 季 節 の 移 り 変 わりの 説 明 なしに いきなり 凍 死 した 雀 の 姿 を 提 示 されて 物 語 の 大 きな 転 換 を 予 感 するであろう 季 節 は 真 冬 である 光 と 反 射 は ロシアでもドイツでも 同 様 に 屋 外 の 雪 と 氷 の 風 景 とも 重 ね 合 わされる 社 会 上 層 の 居 住 する 暖 房 の 効 いた 室 内 とは 対 照 的 に クロースター 通 りの 住 居 は 厳 しい 寒 気 に 晒 されている 同 じベルリー ンにあっても カイザーホーフとは 異 なり 室 を 温 め 竈 に 火 を 焚 きつけて も 壁 の 石 を 徹 し 衣 の 綿 を 穿 つ 北 欧 羅 巴 の 寒 さは なかなかに 堪 へがたか り (19)というその 叙 述 は エリスの 妊 娠 という 予 測 せぬ 事 態 の 先 取 りにも なっている 通 信 員 という 不 安 定 な 生 活 日 本 との 繋 がりの 喪 失 といった 不 安 が 自 然 の 状 態 と 意 識 の 中 で 連 動 する サンクト ペテルブルクからの 新 年 の 帰 還 も 凍 る 寒 さの 中 で 行 われる 手 紙 にあるエリスの 不 安 は 豊 太 郎 の 迷 いを 映 したものである 自 然 の 光 景 は ロマン 主 義 の 詩 人 達 が 描 いた 様 に 人 間 の 心 と 同 期 している 停 車 場 に 別 を 告 げて 我 家 をさして 車 を 駆 りつ こゝにては 今 も 除 夜 に 眠 らず 元 旦 に 眠 るが 習 なれば 万 戸 寂 然 たり 寒 さは 強 く 路 上 の 雪 は 稜 角 ある 氷 片 となりて 晴 れたる 日 に 映 じ きら/\と 輝 けり 車 はクロス テル 街 に 曲 りて 家 の 入 口 に 駐 まりぬ (27) 元 旦 の 祝 いの 風 俗 の 違 いも 異 境 にある 我 が 身 のことを 思 い 起 こさせる 太 陽 が 照 らす 下 界 は 万 戸 寂 然 たり と 異 様 な 静 けさである 氷 片 となった 雪 の 輝 きも その 稜 角 によって 美 の 背 後 に 危 険 を 潜 ませるものになる この 朝 のクロースター 通 りの 描 写 は 高 熱 で 倒 れる 寸 前 の 豊 太 郎 が 見 る 夜 の

30 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン 光 景 と 鮮 烈 に 呼 応 する 四 階 の 屋 根 裏 には エリスはまだ 寝 ねずと 覚 ぼしく 烱 然 たる 一 星 の 火 暗 き 空 にすかせば 明 かに 見 ゆるが 降 りしきる 鷺 の 如 き 雪 片 に 乍 ち 掩 はれ 乍 ちまた 顕 れて 風 に 弄 ばるゝに 似 たり 戸 口 に 入 りしより 疲 を 覚 えて 身 の 節 の 痛 み 堪 へ 難 ければ 這 ふ 如 くに 梯 を 登 りつ (31) 雪 夜 の 中 の 浮 かぶ 一 星 の 火 は 変 奏 されてきた 光 のイメージの 最 終 形 であ り 古 典 的 物 語 原 理 によれば 光 はエリスの 象 徴 であり 愛 の 成 就 と 幸 せなる 結 末 を 約 束 するものである 本 来 はその 過 程 で 克 服 すべき 障 害 としての 役 割 を 担 うべき 吹 雪 は 結 果 的 には 逆 の 方 向 へ 豊 太 郎 を 導 く 風 に 弄 ばれる 光 は 社 会 の 中 で 浮 遊 する 男 心 を 表 したものであった 物 語 は 精 神 を 病 んだ 女 と 捨 てた 男 の 悔 悟 という 近 代 小 説 の 形 で 終 わる 7. 神 話 と 近 代 古 寺 の 前 でのエリスとの 出 会 いの 場 面 では まず 薄 暗 闇 の 中 に 輝 く 金 髪 が 浮 かび 上 がる 青 い 目 は 清 らにて 物 問 ひたげに 愁 を 含 める (10)と 情 感 を 込 めて 描 写 される 物 語 中 の 他 の 登 場 人 物 にはこのような 克 明 な 描 写 はな い それまでの 胸 張 り 肩 聳 えたる 士 官 の まだ 維 廉 一 世 の 街 に 臨 める 窻 に 倚 り 玉 ふ 頃 なりければ 様 々の 色 に 飾 り 成 したる 礼 装 をなしたる 妍 き 少 女 の 巴 里 まねびの 粧 したる (5 6)では 個 々の 人 物 の 顔 まではまったく 想 像 で きない それであったからこそ この 場 面 は 強 い 印 象 を 与 える ウンター デン リンデンの 描 写 が 実 在 の 建 物 名 などで 明 示 されるのに 対 し この 古 寺 は 名 前 が 与 えられていない この 不 特 定 性 が 別 のベルリー ン すなわち 異 界 への 入 り 口 である 夕 方 は 昼 と 夜 の 境 界 であり 夕 方 から 夜 にかけて 異 界 へ 導 かれるという 設 定 は ドイツ ロマン 主 義 の 詩 人 の 独 壇 場 で ある ハイネの ローレライ で 舟 人 を 誘 惑 するのは 夕 日 を 浴 びる 岩 山 の 上 の

31 安 藤 秀 國 金 髪 の 水 の 精 である 23) ティークの ルーネンベルク では 黄 昏 の 古 城 で 謎 めいた 美 女 が 主 人 公 を 魅 了 し 地 下 に 眠 る 金 属 への 憧 れに 取 り 憑 かれた 男 へと 変 えてしまう 24) アイヒェンドルフの 秋 の 惑 わし では 夕 方 から 夜 にかけ て 騎 士 は 現 実 を 投 射 した 妄 想 の 世 界 に 入 り 込 み その 世 界 の 姫 に 魅 了 されて 現 実 を 認 識 できなくなる 25) 異 邦 人 客 人 としての 立 場 表 明 は 実 は 舞 姫 の 冒 頭 でウンター デン リンデンの 壮 麗 な 光 景 を 描 く 最 後 に されど 我 胸 には 縱 ひいかなる 境 に 遊 びても あだなる 美 観 に 心 をば 動 さじの 誓 ありて つねに 我 を 襲 ふ 外 物 を 遮 り 留 めたりき (6)と 述 べられている 無 関 心 であるとすればそもそも 詳 細 な 描 写 をする 必 要 がない 訳 で 明 らかな 矛 盾 である ドイツの 文 芸 に 関 する 個 人 名 を 挙 げた 記 述 を 見 ても 語 り 手 人 格 への 文 化 的 な 影 響 は 否 定 しがた い エリスは 妊 娠 し 豊 太 郎 は 彼 女 を 捨 てる こうした 題 材 は 19 世 紀 中 盤 以 降 のリアリズムや 自 然 主 義 で 取 り 上 げられることも 多 い ベルリーンの 詳 細 な 描 写 がそれを 支 えている さらに 時 間 を 遡 ると 鷗 外 自 身 が 翻 訳 したゲーテの ファウスト は 18 世 紀 末 から19 世 紀 前 半 にかけて 書 かれたものであり 舞 姫 との 類 似 性 も 多 い しかしその 祖 型 は ギリシア 神 話 にも 現 れるものである 26) アテーナイの 王 子 テーセウスは 怪 物 ミーノータウロスをラビュリントスで 退 治 するのを 助 け てくれたクレータの 王 女 アリアドネーを アテーナイへ 共 に 帰 ろうとする 途 中 に 神 託 によって ナクソス 島 で 捨 てる その 時 アリアドネーが 妊 娠 していたと いう 伝 承 もある テッサリアの 王 子 イアーソーンは 王 位 継 承 のため 船 ア 23)Vgl. Heinrich Heine: Gedichte. München: Winkler S. 87f. 24)Vgl. Ludwig Tieck: Phantasus (Schriften, Band 6). Frankfurt am Main: Deutscher Klassiker Verlag S )Vgl. Joseph von Eichendorff: Ahnung und Gegenwart/Erzählungen (Werke, Band 2). Frankfurt am Main: Deutscher Klassiker Verlag S )ギリシア 神 話 には 様 々な 変 種 があり ここでは 詳 述 できないが 概 略 は 下 記 の 書 籍 など で 確 認 できる 呉 茂 一 ギリシア 神 話 新 潮 社 2001 年

32 森 鷗 外 舞 姫 における 揺 らぐベルリーン ルゴー 号 の 多 くの 勇 士 の 助 けで コルキスの 金 羊 の 裘 を 奪 うという 課 題 に 立 ち 向 かう イアーソーンに 恋 したコルキスの 王 女 メーデイアは アリアドネー と 同 様 に 父 親 を 裏 切 り 男 の 手 助 けをして 国 を 捨 てる しかしコリントス 滞 在 中 に その 国 の 王 女 に 心 を 移 した 夫 イアーソーンに 復 讐 するため 夫 との 間 の 二 人 の 子 供 を 殺 してしまう いずれも 異 国 から 来 た 王 子 とその 冒 険 先 の 王 女 との 物 語 であり 王 子 が 王 女 を 捨 てる 結 果 になる 豊 太 郎 は 王 子 ではないが エリート 官 僚 ではあり 実 績 を 示 す( 課 題 を 克 服 する) 必 要 がある この 常 ならず 軽 き 掌 上 の 舞 をも なしえつべき 少 女 (17)であるエリスは 神 話 的 なコンテクストでは 疑 いも なく 王 女 である ロマン 主 義 文 学 (この 時 代 に 収 集 された 民 話 を 含 む)では 貧 しい 少 女 の 高 貴 な 出 自 が 最 後 に 明 かされるという 物 語 類 型 も 少 なくない し かし 近 代 の 物 語 である 舞 姫 のエリスは ゲーテ ファウスト のマルガ レーテと 同 様 に 狂 気 に 陥 る 中 世 伝 説 に 加 工 を 加 えた 古 典 主 義 者 ゲーテの 場 合 は 第 二 部 最 後 に 救 済 の 場 が 用 意 されているのに 対 し 鷗 外 の 場 合 は 救 いのな い 結 末 である 舞 姫 では 神 話 中 世 ロマン 主 義 的 原 則 と 近 代 リアリズム 的 な 表 現 が 交 差 し 混 合 し 相 互 に 浸 透 する 空 間 的 には 後 者 はウンター デン リン デンとして 前 者 は 古 ベルリーンとして 立 ち 現 れるのであるが それが 峻 別 さ れた 関 係 にないことは 論 述 した 通 りである その 揺 らぎの 具 象 化 とも 言 える 光 と 鏡 と 反 射 というテクスト 中 の 印 象 的 な 形 象 によって この 作 品 の 古 典 性 と 革 新 性 が 確 保 されている

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