よる ( 補 足 説 明 ) 1 甲 案 について (1) 部 会 資 料 4からの 変 更 点 甲 案 は, 遺 留 分 減 殺 請 求 権 の 効 果 について, 遺 留 分 権 利 者 の 意 思 表 示 によ って 当 然 に 物 権 的 な 効 力 が 生 ずるとされている 点 を 改 め

Size: px
Start display at page:

Download "よる ( 補 足 説 明 ) 1 甲 案 について (1) 部 会 資 料 4からの 変 更 点 甲 案 は, 遺 留 分 減 殺 請 求 権 の 効 果 について, 遺 留 分 権 利 者 の 意 思 表 示 によ って 当 然 に 物 権 的 な 効 力 が 生 ずるとされている 点 を 改 め"

Transcription

1 民 法 ( 相 続 関 係 ) 部 会 資 料 8 遺 留 分 制 度 の 見 直 し 第 1 遺 留 分 減 殺 請 求 権 の 法 的 性 質 についての 見 直 し 甲 案 1 遺 留 分 を 侵 害 された 者 は, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 し, 相 当 の 期 間 を 定 めて, 遺 留 分 侵 害 額 に 相 当 する 金 銭 の 支 払 を 求 めることができる( 注 ) ( 注 ) 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 する 請 求 の 順 序 及 び 割 合 については,とりあえず 現 行 法 と 同 様 の 規 律 ( 民 法 第 1033 条 から 第 1035 条 まで)によることを 想 定 しているが, 後 記 第 2の 方 策 との 組 合 せによっては 現 行 法 の 規 律 とは 異 なり 得 る 2 受 遺 者 又 は 受 贈 者 は,1の 請 求 を 受 けた 場 合 には,その 請 求 者 に 対 し,1 の 金 銭 債 務 の 全 部 又 は 一 部 の 支 払 に 代 えて, 遺 贈 又 は 贈 与 の 目 的 財 産 の 一 部 を 返 還 する 旨 の 抗 弁 を 主 張 することができる ただし,5の 請 求 がされた 場 合 はこの 限 りでない 3 1で 定 めた 期 間 内 に1の 金 銭 債 務 の 全 部 又 は 一 部 について 履 行 がなかった ときは, 遺 留 分 を 侵 害 された 者 も,その 支 払 に 代 えて, 遺 贈 又 は 贈 与 の 目 的 財 産 の 一 部 を 返 還 するよう 請 求 することができる 4 2 及 び3によって 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 返 還 すべき 遺 贈 又 は 贈 与 の 目 的 財 産 について 当 事 者 間 に 協 議 が 調 わないときは, 裁 判 所 がこれを 定 める 5 1で 定 めた 期 間 内 に 履 行 がなかったときは, 遺 留 分 を 侵 害 された 者 は, 民 法 第 1033 条 から 第 1035 条 までの 規 定 に 従 い, 遺 贈 及 び 贈 与 の 減 殺 を 請 求 することができる ただし,2 又 は3の 請 求 がされたときはこの 限 りで ない 6 2から4までの 規 律 に 従 って 遺 贈 又 は 贈 与 の 目 的 財 産 が 返 還 されたとき は,1の 金 銭 債 務 は, 当 事 者 間 の 協 議 で 定 められた 額 又 は 裁 判 所 が 定 めた 額 の 限 度 で 消 滅 する 7 5による 減 殺 請 求 がされたときは,1の 金 銭 債 務 は 消 滅 する 乙 案 遺 留 分 を 侵 害 された 者 は, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 し, 遺 留 分 を 保 全 するの に 必 要 な 限 度 で 財 産 の 分 与 を 請 求 することができるが,その 具 体 的 な 権 利 は, 当 事 者 間 の 協 議 又 は 審 判 等 において 分 与 の 方 法 を 具 体 的 に 定 めることによっ て 初 めて 形 成 されるものとする 丙 案 1 相 続 人 でない 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 して 減 殺 請 求 をする 場 合 には, 甲 案 に よる 2 相 続 人 である 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 して 減 殺 請 求 をする 場 合 には, 乙 案 に 1

2 よる ( 補 足 説 明 ) 1 甲 案 について (1) 部 会 資 料 4からの 変 更 点 甲 案 は, 遺 留 分 減 殺 請 求 権 の 効 果 について, 遺 留 分 権 利 者 の 意 思 表 示 によ って 当 然 に 物 権 的 な 効 力 が 生 ずるとされている 点 を 改 め, 遺 留 分 権 利 者 が 取 得 する 権 利 を 原 則 として 金 銭 債 権 とするものである その 基 本 的 な 考 え 方 は, 部 会 資 料 4の 第 2 1の 甲 案 の 考 え 方 と 同 様 である もっとも, 第 4 回 部 会 においては,ア 遺 留 分 権 利 者 が 取 得 する 権 利 を 金 銭 債 権 化 することは 遺 留 分 権 利 者 の 地 位 を 弱 めることにつながるため,それに 対 する 手 当 てが 必 要 である,イ 例 外 的 に 現 物 返 還 を 認 める 場 合 には,その 要 件 及 び 効 果 を 明 確 にする 必 要 があり,また, 多 数 の 財 産 について 共 有 関 係 が 発 生 するなど 法 律 関 係 の 複 雑 化 を 招 くことがないよう 配 慮 すべきである,と いった 指 摘 がされた そこで,これらの 指 摘 を 踏 まえ, 次 のような 修 正 を 加 えた まず,アの 指 摘 を 踏 まえ, 遺 留 分 権 利 者 は, 相 当 の 期 間 を 定 めて 遺 留 分 侵 害 額 に 相 当 する 金 銭 の 支 払 を 求 めることができるが(1),その 期 間 内 に 履 行 がない 場 合 には, 金 銭 の 支 払 に 代 えて 現 物 返 還 を 求 めることができるものと している(5) これにより, 例 えば, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 について 破 産 手 続 開 始 決 定 がされた 場 合 でも, 現 物 返 還 を 求 めていれば 取 戻 権 を 行 使 することが できることになる 次 に,イの 指 摘 を 踏 まえ, 遺 留 分 権 利 者 又 は 受 遺 者 若 しくは 受 贈 者 は,そ のいずれの 側 からも, 遺 留 分 権 利 者 に 対 して 返 還 すべき 財 産 を, 一 部 金 銭, 一 部 現 物 とするよう 求 めることができることとし, 当 事 者 間 でその 内 容 につ いて 協 議 が 調 わない 場 合 には 裁 判 所 がこれを 定 めることとしている(2~ 4) これにより, 遺 留 分 権 利 者 と 受 遺 者 又 は 受 贈 者 との 間 で 代 物 弁 済 ( 民 法 第 482 条 )の 合 意 が 成 立 しない 場 合 であっても, 裁 判 所 の 裁 量 的 な 判 断 に よって 適 切 に 現 物 返 還 の 対 象 が 定 められることになる (2) 先 取 特 権 について 第 4 回 部 会 では, 遺 留 分 権 利 者 の 地 位 が 弱 められないような 手 当 てとして, 遺 留 分 権 利 者 に 遺 贈 又 は 贈 与 の 目 的 財 産 について 特 別 の 先 取 特 権 を 取 得 させ ることが 考 えられるとの 指 摘 がされた このような 規 律 を 設 ける 場 合 には, 例 えば, 遺 贈 又 は 贈 与 の 目 的 財 産 が 不 動 産 である 場 合 には, 遺 留 分 権 利 者 の 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 する 登 記 請 求 権 に 関 する 規 律 を 置 く 必 要 があるが,そのような 規 律 を 設 けたとしても,どの 程 度 実 効 的 なものとして 機 能 するか 疑 問 がある( 不 動 産 保 存 の 先 取 特 権 や 不 動 産 工 事 の 先 取 特 権 においても,その 効 力 を 保 存 するためには 登 記 が 必 要 と されているが,ほとんど 利 用 されていないといわれている ) そこで, 甲 案 2

3 では, 遺 留 分 権 利 者 に 特 別 の 先 取 特 権 を 取 得 させるのではなく, 一 定 の 期 間 内 に 金 銭 債 務 の 支 払 がされない 場 合 には, 現 行 法 と 同 様 に 現 物 返 還 を 求 める ことができることとしたものである (3) 現 物 返 還 の 対 象 について 現 物 返 還 の 対 象 については, 民 法 第 1033 条 から 第 1035 条 までの 規 定 に 従 って 減 殺 される 遺 贈 及 び 贈 与 の 目 的 財 産 とすることも 考 えられるが, そうすると, 複 数 の 財 産 についての 共 有 等 の 複 雑 な 法 律 関 係 が 生 ずるといっ た 事 態 を 避 けることができない このような 事 態 を 避 けるためには, 遺 留 分 権 利 者 と 受 遺 者 又 は 受 贈 者 のいずれか 一 方 に 現 物 返 還 の 対 象 についての 選 択 権 を 認 めることが 考 えられるところ, 部 会 資 料 4では 受 遺 者 又 は 受 贈 者 にの み 限 定 的 な 選 択 権 を 認 める 方 策 を 掲 げていたが, 第 4 回 部 会 では, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 にのみ 選 択 権 を 与 えることについて 消 極 的 な 意 見 が 多 かった また, 第 4 回 部 会 では, 複 数 の 財 産 についての 共 有 等 の 複 雑 な 法 律 関 係 ができるだ け 生 じないように 配 慮 すべきであるが, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 合 理 的 な 選 択 を するとは 限 らないといった 指 摘 もされた そこで, 甲 案 では,これらの 指 摘 を 踏 まえ, 遺 留 分 権 利 者 と 受 遺 者 又 は 受 贈 者 のいずれか 一 方 に 選 択 権 を 与 えることとはせずに, 最 終 的 には 裁 判 所 が 後 見 的 な 見 地 から 裁 量 権 を 行 使 することにより 現 物 返 還 の 範 囲 を 定 めること ができることとしている 具 体 的 には,まず, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 は,1の 金 銭 請 求 について,その 請 求 者 に 対 し,その 支 払 に 代 えて 遺 贈 又 は 贈 与 の 目 的 財 産 の 一 部 を 返 還 する 旨 の 抗 弁 を 主 張 することができ,1で 定 められた 期 間 内 に 金 銭 債 務 の 履 行 がない 場 合 には, 遺 留 分 権 利 者 も 同 様 の 請 求 をすること ができることとし( 注 1), 遺 留 分 権 利 者 に 返 還 すべき 財 産 について 当 事 者 間 に 協 議 が 調 わないときは, 裁 判 所 がこれを 定 めることとしている これによ り, 裁 判 所 は, 民 法 第 1033 条 から 第 1035 条 までの 規 定 に 従 って 減 殺 される 遺 贈 及 び 贈 与 の 目 的 財 産 からだけではなく, 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 遺 贈 又 は 贈 与 の 目 的 財 産 の 中 から, 現 物 返 還 の 対 象 財 産 を 選 択 することがで きることとなり, 複 数 の 財 産 についての 共 有 等 の 複 雑 な 法 律 関 係 が 生 ずると いった 事 態 を 避 けることができる ( 注 ) 共 有 物 分 割 訴 訟 と 同 様 に, 地 方 裁 判 所 が 管 轄 する 形 成 の 訴 えとなることを 想 定 し ている この 考 え 方 を 採 用 する 場 合 には,この 訴 えにおいて, 前 提 となる 金 銭 債 権 の 額 を 確 定 させるなどの 工 夫 をすることが 必 要 になるものと 考 えられる (4) その 他 第 4 回 部 会 においては, 遺 留 分 に 関 する 事 件 ついては 調 停 前 置 主 義 を 採 用 すべきであるとの 指 摘 がされた この 点 については, 現 行 法 上 も 遺 留 分 に 関 する 事 件 については 調 停 前 置 主 義 が 妥 当 するところではあるが( 家 事 事 件 手 続 法 第 257 条, 第 244 条 ), 調 停 前 置 主 義 に 違 反 して 判 決 がされても, その 効 力 に 影 響 はないと 解 されていることから, 更 に 強 制 力 を 持 たせるよう な 形 で 規 律 することも 考 えられなくはない しかし, 遺 留 分 に 関 する 事 件 に 3

4 ついてのみ,より 強 力 な 形 での 調 停 前 置 主 義 を 採 用 することについては, 合 理 的 な 説 明 をすることは 困 難 であると 考 えられる また, 遺 留 分 に 関 する 事 件 については, 複 雑 な 法 律 上 の 争 点 が 複 数 存 在 することも 想 定 されることか ら, 家 事 調 停 の 手 続 を 経 ることによってかえって 紛 争 の 解 決 が 長 期 化 する 事 案 もあり 得 なくはないように 思 われる 2 乙 案 について 乙 案 については, 部 会 資 料 4から 変 更 した 点 はない 乙 案 については, 第 4 回 部 会 において, 民 事 保 全 手 続 を 利 用 することができ なくなる, 既 判 力 が 生 じない, 主 位 的 に 遺 言 無 効 確 認, 予 備 的 に 遺 留 分 減 殺 請 求 といった 訴 えを 提 起 することができなくなるなどの 問 題 点 が 指 摘 されたとこ ろである 仮 にこれらの 問 題 点 を 解 消 しようとすれば, 乙 案 を 採 用 する 場 合 にも,その 手 続 は 訴 訟 手 続 によるものとするほかはないと 考 えられるが, 乙 案 は, 遺 留 分 権 利 者 に 返 還 する 財 産 の 内 容 を 裁 判 所 の 裁 量 的 判 断 によって 決 めるとすること に 特 徴 があり,その 意 味 では 非 訟 的 な 要 素 が 強 いため, 訴 訟 手 続 による 解 決 が 適 切 といえるか 疑 問 もある 最 終 的 には, 乙 案 を 採 用 することによるメリット と 上 記 の 問 題 点 等 を 勘 案 して 判 断 するしかないものと 考 えられる なお, 乙 案 においても, 甲 案 と 同 様 に,より 強 力 な 形 での 調 停 前 置 主 義 を 採 用 することは 困 難 であると 考 えられるが, 家 事 審 判 事 件 となることから,より 積 極 的 に 付 調 停 ( 家 事 事 件 手 続 法 第 274 条 )が 活 用 されることを 期 待 するこ とができる 3 丙 案 について 第 4 回 部 会 においては, 乙 案 について 前 記 のような 問 題 点 が 指 摘 されたが, 他 方 で, 相 続 人 間 における 遺 留 分 減 殺 請 求 の 場 合 に 限 ればメリットがあるとい った 指 摘 や, 相 手 が 相 続 人 であるかそれ 以 外 の 第 三 者 であるかに 応 じて 手 続 を 変 えることも 考 えられるのではないかといった 指 摘 がされた 丙 案 は,これらの 指 摘 を 踏 まえ, 相 続 人 でない 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 する 減 殺 の 請 求 については 甲 案 により, 相 続 人 である 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 する 減 殺 の 請 求 については 乙 案 によるとするものである 第 2 遺 留 分 の 算 定 方 法 等 の 見 直 し 1 A 案 ( 相 続 人 に 対 する 請 求 と 第 三 者 に 対 する 請 求 とを 分 ける 考 え 方 ) Ⅰ 第 三 者 に 対 する 請 求 1 遺 留 分 権 利 者 は, 相 続 人 以 外 の 第 三 者 に 対 しては, 以 下 の 計 算 式 によって 算 出 された 額 (ウの 額 )を 遺 留 分 侵 害 額 として 主 張 することができる ( 計 算 式 ) ア 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 産 の 額 =( 被 相 続 人 が 相 続 開 始 時 に 有 していた 財 産 の 価 額 ) +( 相 続 開 始 前 1 年 間 にされた 贈 与 の 目 的 財 産 の 価 額 ) 4

5 -( 相 続 債 務 の 額 ) イ 個 別 的 遺 留 分 額 = アの 額 ( 個 別 的 遺 留 分 の 割 合 ) ウ 遺 留 分 侵 害 額 = イの 額 -( 遺 留 分 権 利 者 が 被 相 続 人 から 遺 贈 又 は 贈 与 を 受 けた 財 産 の 額 ) -( 民 法 第 903 条 の 規 定 によって 算 定 した 相 続 分 の 額 )( 注 1) -(Ⅱ3の 遺 留 分 侵 害 額 )( 注 2) +( 遺 留 分 権 利 者 が 負 担 する 相 続 債 務 の 額 ) ( 注 1)いわゆる 具 体 的 相 続 分 とほぼ 同 義 であるが,ここでは 寄 与 分 による 修 正 は 考 慮 しない( 持 戻 し 免 除 の 意 思 表 示 は 考 慮 する ) なお, 相 続 人 間 でこれとは 異 なる 内 容 の 遺 産 分 割 協 議 又 は 調 停 等 が 成 立 した 場 合 であっても, 遺 留 分 侵 害 額 の 算 定 には 影 響 しない ( 注 2) 実 際 に, 相 続 人 に 対 して 請 求 したか 否 か, 請 求 した 場 合 にその 額 がいくらであ ったのかについては 問 わない 2 相 続 人 以 外 の 第 三 者 は, 遺 留 分 権 利 者 に 対 し, 民 法 第 1033 条 から 第 条 までと 同 様 の 規 律 に 従 い,1の 遺 留 分 侵 害 額 について 責 任 を 負 う Ⅱ 相 続 人 に 対 する 請 求 3 遺 留 分 権 利 者 は, 他 の 相 続 人 に 対 しては, 以 下 の 計 算 式 によって 算 出 され た 額 (ウの 額 )を 遺 留 分 侵 害 額 として 主 張 することができる ( 計 算 式 ) ア 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 産 の 額 =( 遺 産 分 割 におけるみなし 相 続 財 産 の 額 ) -( 相 続 債 務 の 額 ) =( 被 相 続 人 が 相 続 開 始 時 に 有 していた 財 産 の 価 額 )( 注 3) +( 特 別 受 益 の 価 額 ) -( 相 続 債 務 の 額 ) イ 個 別 的 遺 留 分 額 = アの 額 ( 個 別 的 遺 留 分 の 割 合 ) ウ 遺 留 分 侵 害 額 = イの 額 -( 遺 留 分 権 利 者 が 被 相 続 人 から 遺 贈 又 は 贈 与 を 受 けた 財 産 の 額 ) -( 民 法 第 903 条 の 規 定 によって 算 定 した 相 続 分 の 額 ) +( 遺 留 分 権 利 者 が 負 担 する 相 続 債 務 の 額 ) ( 注 3) 第 三 者 に 対 する 遺 贈 の 目 的 財 産 の 価 額 を 除 く 4 他 の 相 続 人 は, 遺 留 分 権 利 者 に 対 し, 以 下 の 計 算 式 によって 算 出 された 額 ( 法 定 相 続 分 超 過 額 )の 割 合 に 応 じて,3の 遺 留 分 侵 害 額 について 責 任 を 負 う 法 定 相 続 分 超 過 額 5

6 =( 当 該 相 続 人 が 受 けた 遺 贈 又 は 贈 与 の 額 ) (1- 当 該 相 続 人 の 法 定 相 続 分 ) 2 B 案 ( 遺 留 分 減 殺 請 求 によって 遺 贈 等 の 目 的 財 産 が 遺 産 に 復 帰 するものとし, 相 続 人 間 の 取 得 額 の 調 整 は 遺 産 分 割 手 続 によって 行 うこととする 考 え 方 ) Ⅰ 遺 留 分 減 殺 請 求 の 効 果 等 の 見 直 し 1 遺 留 分 権 利 者 の( 総 体 的 ) 遺 留 分 侵 害 額 は, 以 下 の 計 算 式 によって 算 出 された 額 (ウの 額 )とする ( 計 算 式 ) ア 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 産 の 額 =( 被 相 続 人 が 相 続 開 始 時 に 有 していた 財 産 の 価 額 ) +( 相 続 開 始 前 1 年 間 にされた 贈 与 の 目 的 財 産 の 価 額 ) -( 相 続 債 務 ) イ ( 総 体 的 ) 遺 留 分 額 = アの 額 ( 総 体 的 遺 留 分 の 割 合 )( 注 1) ウ ( 総 体 的 ) 遺 留 分 侵 害 額 = イの 額 +( 相 続 債 務 の 額 ) -( 遺 産 分 割 の 対 象 財 産 の 額 ) -( 相 続 人 が 受 けた 遺 贈 又 は 贈 与 の 額 ) ( 当 該 相 続 人 の 法 定 相 続 分 ) ( 注 1) 現 行 の 総 体 的 遺 留 分 の 割 合 ( 民 法 第 1028 条 )と 同 じものを 想 定 しており, 直 系 尊 属 のみが 相 続 人 である 場 合 を 除 き,2 分 の1となる 2 遺 留 分 権 利 者 が 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 して 遺 留 分 減 殺 請 求 をした 場 合 に は, 当 該 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 受 けた 遺 贈 又 は 贈 与 のうち1の 遺 留 分 侵 害 額 に 相 当 する 部 分 は 無 効 となり, 遺 産 に 復 帰 する( 注 2) ( 注 2)2では, 現 行 法 と 同 様, 遺 留 分 減 殺 請 求 によって 物 権 的 効 果 が 生 ずることを 前 提 としているが,ここでも, 遺 留 分 権 利 者 が 取 得 する 権 利 を 金 銭 債 権 とし,そ の 価 値 相 当 額 を 返 還 させることとすることも 考 えられる 3 減 殺 の 順 序 及 び 割 合 については, 現 行 法 と 同 様 の 規 律 ( 民 法 第 1033 条 から 第 1035 条 まで)による 4 2によって 復 帰 した 遺 産 は, 遺 産 分 割 によってこれを 分 割 する(この 場 合 における 具 体 的 相 続 分 の 算 定 方 法 は 現 行 法 に 同 じ) Ⅱ 相 続 人 間 における 具 体 的 相 続 分 の 調 整 5 遺 留 分 権 利 者 が 被 相 続 人 から 取 得 した 財 産 の 額 ( 注 3)が 以 下 の 計 算 式 に よって 算 出 された 額 (イの 額 以 下 最 低 限 相 続 分 額 という )に 達 しな い 場 合 には, 遺 留 分 権 利 者 は, 遺 産 分 割 ( 注 4)において, 他 の 相 続 人 に 対 し,その 差 額 の 支 払 又 はこれに 相 当 する 財 産 の 返 還 を 求 めることができる ( 計 算 式 ) ア 遺 産 分 割 におけるみなし 相 続 財 産 の 額 6

7 =( 被 相 続 人 が 相 続 開 始 時 に 有 していた 財 産 の 価 額 )( 注 5)+( 特 別 受 益 の 額 ) イ 最 低 限 相 続 分 額 = アの 額 ( 法 定 相 続 分 ) 1/2( 注 6) ( 注 3)ここでの 遺 留 分 権 利 者 が 被 相 続 人 から 取 得 した 財 産 の 額 は, 遺 留 分 権 利 者 が 遺 産 分 割 (1によるものを 含 む )によって 取 得 すべき 財 産 の 評 価 額 + 当 該 遺 留 分 権 利 者 が 被 相 続 人 から 遺 贈 又 は 贈 与 を 受 けた 財 産 の 評 価 額 ( 特 別 受 益 の 額 ) の 合 計 額 をいう ( 注 4) 一 部 分 割 がされた 場 合 には, 残 部 についての 遺 産 分 割 ( 最 終 の 遺 産 分 割 )に おいて,Ⅱ1の 請 求 を 認 めることを 想 定 している また,この 額 等 について 当 事 者 間 に 争 いがあり, 遺 産 分 割 協 議 が 成 立 しない 場 合 には, 家 庭 裁 判 所 が 遺 産 分 割 の 審 判 の 中 で,これを 定 めることを 想 定 している ( 注 5) 第 三 者 に 対 する 遺 贈 の 目 的 財 産 の 価 額 を 除 く また,Ⅰにより 遺 産 に 復 帰 し た 財 産 がある 場 合 には,その 額 を 加 算 する 必 要 がある ( 注 6)この 割 合 は, 現 行 の 総 体 的 遺 留 分 と 同 じ 割 合 ( 民 法 第 1028 条 )にするこ とを 想 定 しており, 原 則 として2 分 の1となるが, 直 系 尊 属 のみが 相 続 人 である 場 合 には3 分 の1となる 6 5の 場 合 には, 他 の 相 続 人 は, 遺 留 分 権 利 者 に 対 し, 以 下 の 計 算 式 によ って 算 出 された 額 ( 法 定 相 続 分 超 過 額 )の 割 合 に 応 じて,5の 差 額 につい て 責 任 を 負 う 法 定 相 続 分 超 過 額 =( 当 該 相 続 人 が 受 けた 遺 贈 又 は 贈 与 の 額 ) (1- 当 該 相 続 人 の 法 定 相 続 分 ) ( 補 足 説 明 ) 1 A 案 とB 案 の 概 要 について A 案 とB 案 は,いずれも 遺 留 分 の 算 定 方 法 を 見 直 すことによって, 遺 留 分 に 関 する 紛 争 を 合 理 的 に 解 決 しようとするものであるが,その 方 向 性 が 異 なる すなわち,A 案 は, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 第 三 者 である 場 合 と 相 続 人 である 場 合 とを 区 別 しようとするものであるのに 対 し,B 案 は, 総 体 的 遺 留 分 を 侵 害 する 財 産 を 遺 産 に 復 帰 させた 上 で, 遺 産 分 割 の 手 続 において 相 続 人 間 の 調 整 を 図 る というものである また,A 案 とB 案 の 特 徴 を 簡 潔 に 掲 げるとすると,まず,A 案 は, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 第 三 者 である 場 合 と 相 続 人 である 場 合 とで 完 全 に 分 離 することがで きるものの, 遺 留 分 の 算 定 方 法 が 複 雑 となる 点 が 難 点 である 次 に,B 案 は, 遺 留 分 の 算 定 方 法 が 現 行 法 よりも 簡 易 なものとなり, 予 測 可 能 性 が 高 まるもの の, 遺 留 分 減 殺 請 求 によって 遺 産 に 復 帰 した 財 産 について 別 途 遺 産 分 割 の 手 続 が 必 要 となるため, 遺 留 分 に 関 する 事 件 と 遺 産 分 割 事 件 とを 同 一 の 手 続 におい て 合 理 的 に 解 決 することができるかという 点 が 課 題 となる 7

8 A 案 及 びB 案 における 技 術 的 な 問 題 点 については, 様 々なものが 考 えられる ところであるが,まずは 大 まかな 方 向 性 を 検 討 すべく, 本 資 料 においては 詳 細 な 点 は 割 愛 している 2 A 案 について (1) 部 会 資 料 4からの 変 更 点 部 会 資 料 4 第 3の2の 方 策 ( 以 下 前 回 案 という )は, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 相 続 人 である 場 合 と 第 三 者 である 場 合 とでは 問 題 状 況 が 異 なるという 問 題 意 識 に 基 づくものであったが, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 相 続 人 である 場 合 と 第 三 者 である 場 合 とで 規 律 を 完 全 に 分 けていないものであった この 点 につい て, 第 4 回 部 会 では, 複 数 の 委 員 から, 前 回 案 では 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 相 続 人 と 第 三 者 の 双 方 が 含 まれる 場 合 の 規 律 が 複 雑 となり, 分 かりにくい 制 度 と なるため, 両 者 を 完 全 に 分 けて 規 律 することを 検 討 すべきであるとの 指 摘 が された A 案 は,これらの 指 摘 を 踏 まえ, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 相 続 人 である 場 合 と 第 三 者 である 場 合 とを 完 全 に 分 けて 規 律 することとしたものである 部 会 資 料 4からの 主 な 変 更 点 は, 次 のとおりである まず,A 案 のⅠは, 前 回 案 のⅠとほぼ 同 様 の 算 定 方 法 を 採 用 しているもの であるが,その 対 象 を 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 第 三 者 である 場 合 に 限 定 するとと もに,Ⅰの 遺 留 分 侵 害 額 (Ⅰ1)を 算 定 するに 当 たり,Ⅰの 個 別 的 遺 留 分 額 (Ⅰ1)からⅡの 遺 留 分 侵 害 額 ( 注 1)を 控 除 することとしている これによ り, 両 制 度 をそれぞれ 独 立 した 制 度 とすることが 可 能 となる 次 に,A 案 のⅡは, 前 回 案 のⅡとほぼ 同 様 の 算 定 方 法 を 採 用 しているもの であるが, 現 行 法 と 同 様, 相 続 債 務 を 考 慮 することとしている これにより, 前 回 案 のⅡの 問 題 点 ( 注 2)を 克 服 することができ( 注 3),その 結 果, 相 続 人 間 の 紛 争 については,A 案 のⅡの 中 で 完 結 することが 可 能 となる ( 注 1)A 案 のⅡ1の 遺 留 分 侵 害 額 は, 被 相 続 人 が 相 続 開 始 の 時 において 有 していた 財 産 や 贈 与 した 財 産 の 価 額 及 び 債 務 の 額 が 確 定 すれば 客 観 的 に 算 定 することが 可 能 である ( 注 2) 前 回 案 のⅡでは, 相 続 開 始 時 に 積 極 財 産 の 額 が 消 極 財 産 の 額 を 上 回 る 状 態 ( 資 産 超 過 の 状 態 )にある 場 合 でも, 遺 留 分 侵 害 額 の 算 定 において 相 続 債 務 が 考 慮 され ない 結 果, 遺 留 分 権 利 者 が 法 定 相 続 分 の 割 合 によってその 負 担 する 債 務 を 弁 済 する と,その 弁 済 額 が 遺 留 分 額 を 上 回 る 事 態 が 生 じ 得 ることになる ため,そのような 事 態 を 回 避 するため, 相 続 債 務 を 考 慮 する 前 回 案 のⅠについては, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 第 三 者 である 場 合 だけでなく, 相 続 人 である 場 合 も 適 用 されることとしていた しかし,A 案 のⅡのように, 相 続 債 務 を 考 慮 することとすれば, 上 記 のような 事 態 は 生 じないことになるため,その 結 果, 相 続 人 間 の 遺 留 分 と 第 三 者 との 関 係 を 分 離 することが 可 能 になるものと 考 えられる ( 注 3) 前 回 案 のⅡの 問 題 点 を 克 服 するためには, 相 続 人 間 の 遺 留 分 においても 相 続 債 務 について 一 定 の 配 慮 をしなければならないと 考 えられるところ,その 具 体 的 8

9 な 方 法 としては,A 案 のⅡで 記 載 した 以 外 にも 考 えられる 別 案 としては, 遺 留 分 による 調 整 後 のみなし 相 続 財 産 の 最 終 的 な 取 得 額 に 応 じて 相 続 債 務 の 内 部 負 担 割 合 が 定 まるという 考 え 方 を 採 用 した 場 合 にも, 前 回 案 のⅡの 問 題 点 を 克 服 する ことができる この 考 え 方 は, 積 極 財 産 の 取 得 割 合 に 応 じて 消 極 財 産 の 負 担 割 合 を 定 めるというものであり, 相 続 人 間 の 公 平 に 資 するものと 考 えられるが, 他 方 で, 相 続 人 間 の 求 償 問 題 を 頻 発 させることになるという 難 点 がある (2) Ⅰの 制 度 ( 第 三 者 に 対 する 請 求 )について ア 特 別 受 益 について 相 続 人 に 対 する 特 別 受 益 については, 判 例 上, 民 法 第 1030 条 は 適 用 されないこととされており( 最 高 裁 平 成 10 年 3 月 24 日 判 決 民 集 52 巻 2 号 433 頁 ), 原 則 として 何 十 年 も 前 の 特 別 受 益 であっても 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 産 になると 解 されている しかし, 少 なくとも 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 第 三 者 である 場 合 には, 自 らの 知 り 得 ない 特 別 受 益 の 存 在 によっ て, 予 想 を 超 える 遺 留 分 減 殺 請 求 を 受 けるといったことにもなりかねず, そのような 結 論 は, 遺 贈 又 は 贈 与 の 無 償 性 を 考 慮 してもなおその 合 理 性 に は 疑 問 が 残 るところである そこで,A 案 のⅠでは, 前 回 案 と 同 様, 相 続 人 に 対 する 特 別 受 益 につい ても 民 法 第 1030 条 前 段 が 適 用 されることとしている( 注 ) ( 注 ) 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 産 (Ⅰの 制 度 )に 含 まれる 生 前 贈 与 を 相 続 開 始 前 1 年 間 のものに 限 定 した 理 由 は, 以 下 のとおりである 現 行 の 民 法 第 1030 条 に 規 定 する 当 事 者 双 方 が 遺 留 分 権 利 者 に 損 害 を 加 えることを 知 って という 要 件 について, 判 例 は, 加 害 の 認 識 で 足 りるとしつ つ, 当 事 者 双 方 が 相 続 開 始 時 までに 財 産 の 増 加 がないことを 予 見 していたこと が 必 要 であるとしているが( 大 判 昭 和 11 年 6 月 17 日 民 集 15 巻 1246 頁 ), このような 判 例 の 立 場 を 前 提 にすると,1 年 以 上 前 の 贈 与 が 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 産 に 含 まれる 事 案 はかなり 限 定 されるものと 考 えられ,このような 要 件 を 設 ける 意 義 はさほど 大 きくないと 考 えられる 他 方, 受 贈 者 としては, 民 法 第 1030 条 後 段 の 規 定 があることにより, 贈 与 を 受 けた 後 1 年 が 経 過 してもその 目 的 財 産 の 帰 属 が 確 定 しないことになる そして, 遺 留 分 減 殺 請 求 権 の 行 使 期 間 の 始 期 は 遺 留 分 権 利 者 の 主 観 面 によって 左 右 されるため( 民 法 第 1042 条 ), 結 局 のところ, 受 贈 者 は,いつの 時 点 で 贈 与 の 目 的 財 産 を 確 定 的 に 取 得 できるかはっきりせず, 法 的 に 不 安 定 な 地 位 に 置 かれることになる さらに, 現 行 法 上 は, 前 記 判 例 があるために, 相 続 人 に 対 する 贈 与 が 民 法 第 1030 条 後 段 に 該 当 するか 否 かを 争 う 実 益 はないが,Ⅰの 規 律 についてこれ と 同 趣 旨 の 規 律 を 設 けると, 相 続 人 に 対 する 贈 与 がこの 要 件 に 該 当 するか 否 か を 争 う 意 義 が 大 きくなり,これによって 紛 争 が 増 えるおそれがある A 案 では,これらの 点 を 考 慮 して, 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 産 (Ⅰの 制 度 ) に 含 まれる 生 前 贈 与 を 相 続 開 始 前 1 年 間 のものに 限 定 することとしたものであ 9

10 る イ 算 定 上 の 問 題 点 について Ⅰの 制 度 によった 場 合 には,Ⅰの 遺 留 分 侵 害 額 の 算 定 に 当 たり,Ⅱの 遺 留 分 侵 害 額 を 控 除 することとなるが,この 額 は,その 前 提 となる 財 産 関 係 ( 被 相 続 人 が 相 続 開 始 の 時 において 有 していた 財 産 や 贈 与 した 財 産 の 価 額 及 び 債 務 の 額 )が 確 定 すれば 客 観 的 に 算 定 することができるところ,その 前 提 となる 財 産 関 係 については, 現 行 法 上 においても 確 定 しなければなら ない 事 項 である したがって,A 案 を 採 用 したからといって, 現 行 の 規 律 と 比 較 して 遺 留 分 の 算 定 が 困 難 になるというわけではない (3) Ⅱの 制 度 ( 相 続 人 に 対 する 請 求 )について ア 遺 産 分 割 との 関 係 について Ⅱの 遺 留 分 については, 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 産 を 遺 産 分 割 におけ るみなし 相 続 財 産 と 同 じにしているため(ただし, 遺 留 分 において 相 続 債 務 を 考 慮 するという 点 は 異 なる ), 第 1の 乙 案 と 組 み 合 わせることにより, 遺 留 分 を 遺 産 分 割 と 同 一 の 手 続 で 処 理 することが 可 能 となる Ⅱの 制 度 は, みなし 相 続 財 産 を 基 礎 として 遺 留 分 を 算 定 するものであることから, 遺 産 分 割 に 関 する 手 続 及 び 遺 留 分 に 関 する 手 続 の 両 者 を 経 ることによって,み なし 相 続 財 産 全 体 に 対 する 各 相 続 人 の 承 継 割 合 が 定 まることになる した がって,Ⅱの 制 度 については, 家 事 審 判 事 項 とすることがより 自 然 である と 考 えられる もっとも, 事 案 によっては, 遺 産 分 割 と 遺 留 分 を 同 一 の 手 続 で 処 理 する ことによってかえって 紛 争 が 複 雑 化 することも 考 えられることから, 両 手 続 の 併 合 を 必 要 的 なものとすることについては 慎 重 な 検 討 を 要 するもの と 考 えられる イ 寄 与 分 との 関 係 について A 案 では, 相 続 人 間 の 遺 留 分 は, 寄 与 分 に 影 響 を 受 けないものとしてい る これは, 寄 与 分 による 貢 献 よりも 最 低 限 保 証 すべき 遺 留 分 を 優 先 させ るという 価 値 判 断 に 基 づくものである この 考 え 方 によると, 寄 与 分 は, 現 行 法 と 同 様, 被 相 続 人 が 相 続 開 始 の 時 において 有 した 財 産 の 価 額 から 遺 贈 の 価 額 を 控 除 した 残 額 を 超 えては 認 められず, 遺 産 分 割 における 具 体 的 相 続 分 を 修 正 するという 以 上 の 意 味 を 持 たないことになる これに 対 して, 寄 与 分 による 貢 献 を 相 続 人 間 の 遺 留 分 に 優 先 させるとい う 考 え 方 もあり 得 る その 場 合 には,みなし 相 続 財 産 又 は 被 相 続 人 が 相 続 開 始 の 時 において 有 した 財 産 ( 遺 贈 された 財 産 も 含 む )の 中 から 寄 与 分 を 認 定 し,そこから 寄 与 分 を 控 除 した 上 で,その 残 額 について 遺 留 分 等 を 検 討 することになる ただし,その 場 合 であっても, 第 三 者 に 対 する 遺 留 分 を 検 討 する 際 には, 手 続 上, 寄 与 分 はないものとして 算 定 せざるを 得 な いものと 考 えられる(そのようにしないと, 第 三 者 に 対 する 遺 留 分 の 手 続 を 独 立 したものとすることができなくなる ) 10

11 (4) 前 記 第 1の 考 え 方 との 関 係 A 案 を 採 った 場 合 には, 前 記 第 1の 甲 案, 乙 案 及 び 丙 案 のいずれの 考 え 方 とも 組 み 合 わせることが 可 能 であるが,A 案 は, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 相 続 人 である 場 合 と, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 第 三 者 である 場 合 とで 規 律 を 変 えるもの であるため, 丙 案 とより 親 和 性 があると 考 えられる A 案 と 丙 案 を 組 み 合 わ せた 場 合 には, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 第 三 者 である 場 合 には 地 方 裁 判 所 におけ る 民 事 訴 訟 手 続 でこれを 取 り 扱 い, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 相 続 人 である 場 合 に は 家 庭 裁 判 所 における 家 事 事 件 手 続 でこれを 取 り 扱 うことが 可 能 であるため, 手 続 的 な 問 題 は 少 ない 3 B 案 について (1) 部 会 資 料 4からの 変 更 点 現 行 の 遺 留 分 制 度 は, 相 続 財 産 等 の 一 定 割 合 を 遺 留 分 権 利 者 に 留 保 する 制 度 であるが, 総 体 的 遺 留 分 は 被 相 続 人 が 相 続 開 始 の 時 において 有 した 財 産 の 価 額 にその 贈 与 した 財 産 の 価 額 を 加 えた 額 から 債 務 の 全 額 を 控 除 して,こ れを 算 定 する こととされている( 民 法 第 1029 条 第 1 項 ) したがって, 現 行 の 遺 留 分 制 度 は, 相 続 財 産 等 の 純 資 産 額 ( 積 極 財 産 から 相 続 債 務 を 控 除 した 残 額 )の 一 定 割 合 を 遺 留 分 権 利 者 に 留 保 する 制 度 ということになる 他 方, 前 記 のとおり, 判 例 上, 受 贈 者 が 相 続 人 である 場 合 には, 民 法 第 条 の 規 定 は 適 用 されないこととされているが,これは,このような 解 釈 をとらないと, 各 相 続 人 が 被 相 続 人 から 受 け 取 った 財 産 の 額 に 極 めて 大 き な 格 差 がある 場 合 にも, 特 別 受 益 の 時 期 如 何 によってはこれを 是 正 すること ができなくなること 等 を 考 慮 したものであると 考 えられる このように, 現 行 の 遺 留 分 制 度 は, 遺 留 分 権 利 者 に 相 続 財 産 等 の 純 資 産 額 の 一 定 割 合 に 相 当 する 財 産 を 留 保 するという 要 請 と, 被 相 続 人 から 受 領 した 財 産 額 に 関 する 相 続 人 間 の 不 平 等 を 是 正 するという 要 請 を 実 現 するためのも のと 考 えられるが,これらの 要 請 は, 全 く 別 の 観 点 に 基 づくものであり,こ れを 同 一 の 制 度 の 中 で 実 現 しようとしているために, 判 例 による 規 律 の 補 充 が 各 所 で 必 要 となるなど, 部 会 資 料 4の 第 1 1に 記 載 したような 問 題 が 生 じているのではないかと 思 われる そこで,B 案 は, 前 記 2つの 要 請 を 別 の 制 度 において 実 現 するという 前 回 案 を 前 提 としつつ,その 効 果 についても, 前 記 2つの 要 請 を 端 的 に 実 現 する ことを 意 図 したものである すなわち,Ⅰの 制 度 は, 遺 留 分 権 利 者 に 相 続 財 産 等 の 純 資 産 額 の 一 定 割 合 に 相 当 する 財 産 を 確 保 させるという 前 者 の 要 請 に 対 応 することを 目 的 とするものであるが,その 効 果 については, 総 体 的 遺 留 分 を 侵 害 する 部 分 を 無 効 として,これを 遺 産 に 復 帰 させることに 留 めるもの であり, 遺 産 に 復 帰 した 財 産 の 分 配 については, 通 常 の 遺 産 分 割 において 処 理 することとするものである 他 方,Ⅱの 制 度 は, 遺 留 分 権 利 者 が 被 相 続 人 から 取 得 した 財 産 の 額 がその 具 体 的 相 続 分 額 の2 分 の1( 注 )に 満 たない 場 合 に,その 差 額 の 取 戻 しを 認 めるものである 11

12 ( 注 )ここでの 具 体 的 相 続 分 額 は, 民 法 第 903 条 第 1 項 に 規 定 する 相 続 分 を 意 味 し, 相 続 人 の 中 にいわゆる 超 過 特 別 受 益 がある 者 がいる 場 合 には, 超 過 特 別 受 益 による 調 整 前 のものをいう また,ここでの 2 分 の1 は, 厳 密 には, 現 行 の 総 体 的 遺 留 分 の 割 合 を 意 味 するものとして 用 いており, 直 系 尊 属 のみが 相 続 人 であ る 場 合 には 3 分 の1 となる (2) Ⅰの 制 度 について ア 請 求 権 者 現 行 の 遺 留 分 制 度 では, 遺 留 分 権 利 者 のうち, 現 にその 遺 留 分 ( 個 別 的 遺 留 分 )を 侵 害 された 者 のみが 請 求 権 者 となるが,Ⅰの 制 度 は, 現 行 制 度 とは 異 なり, 総 体 的 遺 留 分 に 相 当 する 財 産 を 遺 留 分 権 利 者 全 員 のために 確 保 する 制 度 であるため, 遺 留 分 権 利 者 ( 兄 弟 姉 妹 以 外 の 相 続 人 )であれば 誰 でも, 保 存 行 為 として,Ⅰの 請 求 をすることができることとしている このため, 現 行 の 遺 留 分 制 度 よりも 請 求 権 者 の 範 囲 が 広 がることになる が,Ⅰの 制 度 によって 遺 産 に 復 帰 した 財 産 は,その 後 に 行 われる 遺 産 分 割 手 続 では, 特 別 受 益 の 額 が 少 ない 相 続 人 に 分 配 されることになるため, 実 際 には,この 請 求 をする 者 の 多 くは 特 別 受 益 の 額 が 少 ない 相 続 人 になると 考 えられる( 注 1) 他 方, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 にとっても, 過 去 の 特 別 受 益 の 有 無 及 びその 額 によって 減 殺 される 財 産 の 範 囲 が 大 きく 変 わるということがなくなり, 現 行 の 規 律 よりも, 減 殺 される 範 囲 に 関 する 予 測 可 能 性 が 高 まるものと 考 え られる( 注 2) ( 注 1)このように,B 案 は, 遺 留 分 権 利 者 が 各 自 保 存 行 為 として 遺 留 分 減 殺 請 求 を することができるとするものであるが, 遺 留 分 権 利 者 の1 人 が 原 告 として 訴 訟 を 提 起 した 場 合 には, 他 の 遺 留 分 権 利 者 は,その 訴 訟 に 当 事 者 として 参 加 すること はできるものの, 別 訴 を 提 起 することはできないこととする 必 要 がある( 類 似 必 要 的 共 同 訴 訟 ) ( 注 2) 受 遺 者 又 は 受 贈 者 にとっては, 相 続 開 始 の1 年 以 上 前 の 特 別 受 益 がない 事 案 では 減 殺 される 範 囲 が 現 行 の 規 律 よりも 大 きくなるか, 変 わらないのに 対 し, 相 続 開 始 の1 年 以 上 前 の 特 別 受 益 が 多 い 事 案 では 減 殺 される 範 囲 が 縮 小 すること になる イ 減 殺 の 対 象 となる 被 相 続 人 の 処 分 行 為 について 前 記 のとおり,B 案 は, 被 相 続 人 の 処 分 行 為 ( 遺 贈, 贈 与 等 )のうち, 総 体 的 遺 留 分 を 侵 害 する 部 分 を 無 効 とするものであるが,その 処 分 行 為 が 相 続 人 に 対 してされた 場 合 には, 当 該 相 続 人 の 法 定 相 続 分 に 相 当 する 部 分 についてはその 処 分 行 為 がなかったとしても 当 該 相 続 人 に 帰 属 することに なることに 鑑 み,その 法 定 相 続 分 を 超 過 する 部 分 のみを 減 殺 の 対 象 にする ことを 想 定 している ウ 遺 産 復 帰 の 効 果 について (ア) 遺 産 に 復 帰 した 財 産 が 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 する 金 銭 債 権 となる 場 合 12

13 の 処 理 Ⅰ2では, 遺 留 分 減 殺 請 求 権 が 行 使 された 場 合 には, 遺 贈 又 は 贈 与 の 一 部 が 遺 産 に 復 帰 することとしているが, 金 銭 の 贈 与 の 一 部 が 無 効 とな った 場 合 のように, 復 帰 する 財 産 が 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 対 する 金 銭 債 権 となる 場 合 には,その 取 扱 いをどうすべきかが 問 題 となる( 第 1の 乙 案 又 は 丙 案 を 採 用 して 遺 留 分 権 利 者 が 取 得 する 権 利 を 金 銭 債 権 とする 場 合 も 同 様 の 問 題 が 生 ずる ) この 点 について, 何 らの 手 当 てもしないと, 遺 産 に 復 帰 する 財 産 が 可 分 債 権 である 場 合 には, 法 定 相 続 分 に 従 って 相 続 人 に 当 然 分 割 されることになるが, 前 記 のとおり,Ⅰの 遺 留 分 減 殺 請 求 は, 遺 留 分 権 利 者 が 保 存 行 為 として 行 うものであり, 各 遺 留 分 権 利 者 がその 全 額 を 行 使 することができるようにする 必 要 がある (イ) 遺 産 分 割 との 関 係 ア 遺 留 分 減 殺 請 求 がされる 前 に 遺 産 分 割 協 議 等 が 成 立 していた 場 合 遺 留 分 減 殺 請 求 によって 遺 贈 又 は 贈 与 の 目 的 財 産 ( 又 はその 価 値 ) の 一 部 が 遺 産 に 復 帰 するという 効 果 が 生 ずるものの, 遡 及 効 を 認 める ものではないため, 遺 留 分 減 殺 請 求 の 前 に 遺 産 分 割 協 議 等 が 既 に 成 立 していた 場 合 にも,その 効 力 に 影 響 は 生 じないものと 考 えられ,この 点 について 特 段 の 手 当 てをする 必 要 はないと 考 えられる イ 遺 産 分 割 協 議 等 が 成 立 する 前 に 遺 留 分 減 殺 請 求 がされた 場 合 この 場 合 には, 遺 留 分 減 殺 請 求 によって 復 帰 した 遺 産 と 合 わせて 遺 産 分 割 を 行 うべきこととなるが, 遺 留 分 侵 害 の 有 無 やその 範 囲 等 につ いて 争 いがあり,その 確 定 に 相 当 程 度 の 期 間 を 要 することが 予 想 され るような 場 合 には, 遺 留 分 減 殺 請 求 によって 遺 産 に 復 帰 した 財 産 を 除 外 して, 遺 産 分 割 を 行 うことを 可 能 とする 方 策 を 講 ずる 必 要 がある ( 注 ) ( 注 )これは, 可 分 債 権 を 遺 産 分 割 の 対 象 とする 見 直 しをした 場 合 に, 可 分 債 権 の 中 に, 不 法 行 為 に 基 づく 損 害 賠 償 請 求 権 のように,その 債 権 の 有 無 及 び 額 につき 当 事 者 間 で 争 いがある 債 権 が 含 まれる 場 合 と 同 様 の 問 題 である と 考 えられる このような 問 題 を 解 決 するためには, 一 部 分 割 を 可 能 とす る 要 件 の 明 確 化, 柔 軟 化 を 図 るとともに, 残 部 の 遺 産 分 割 における 規 律 の 明 確 化 を 図 る 必 要 があると 考 えられるが,その 点 については, 次 回 の 部 会 資 料 において 検 討 する ウ 他 に 遺 産 分 割 すべき 財 産 がない 場 合 の 処 理 他 に 遺 産 分 割 すべき 財 産 がない 事 案 では,その 後 の 遺 産 分 割 手 続 に おいて,Ⅰの 請 求 者 が 遺 産 に 復 帰 した 財 産 の 全 てを 取 得 すべき 場 合 が 多 く 存 在 するものと 考 えられる そのような 場 合 に,Ⅰの 請 求 者 が 遺 産 分 割 の 申 立 てをすることなく,その 財 産 を 確 定 的 に 取 得 することが できるようにするため,Ⅰの 請 求 者 が 他 の 相 続 人 に 対 して 相 当 の 期 間 を 定 めて 遺 産 に 復 帰 した 財 産 についてその 分 配 を 求 めるかどうかを 催 13

14 告 し,その 期 間 内 にその 求 めがなかった 場 合 には,Ⅰの 請 求 者 が 遺 産 に 復 帰 した 財 産 の 全 てを 取 得 することを 内 容 とする 遺 産 分 割 協 議 が 成 立 したものとみなすなどの 方 策 を 講 ずることが 考 えられる (3) Ⅱの 制 度 について Ⅱの 制 度 は, 遺 留 分 権 利 者 が 被 相 続 人 から 取 得 した 財 産 の 額 が 当 該 遺 留 分 権 利 者 の 具 体 的 相 続 分 額 の2 分 の1に 満 たない 場 合 に, 多 額 の 特 別 受 益 があ る 他 の 相 続 人 に 金 銭 債 務 を 負 担 させるなどして,その 差 額 を 補 填 させること を 意 図 したものである すなわち, 現 行 の 規 律 では, 相 続 人 の 中 に 遺 贈 や 贈 与 を 受 けた 者 がいる 場 合 には,これを 特 別 受 益 とすること( 民 法 第 903 条 )によって, 相 続 人 間 の 取 得 額 における 不 平 等 を 是 正 することとされているが, 特 別 受 益 の 制 度 で は, 多 額 の 特 別 受 益 がある 者 が 遺 贈 又 は 贈 与 の 一 部 ( 又 はその 価 値 相 当 額 ) を 現 実 に 返 還 することまでは 想 定 されておらず,その 者 の 具 体 的 相 続 分 を 零 にするにとどまる(=この 者 の 特 別 受 益 がその 具 体 的 相 続 分 を 上 回 る 場 合 に も,これを 返 還 することを 要 しない 講 学 上,この 場 合 の 超 過 額 は, 超 過 特 別 受 益 と 呼 ばれている ) これに 対 し,Ⅱの 制 度 は, 遺 留 分 権 利 者 の 取 得 額 が 具 体 的 相 続 分 額 の2 分 の1に 満 たない 場 合 に, 超 過 特 別 受 益 がある 者 からその 一 部 を 現 実 に 返 還 させるものということができる このように,Ⅱの 制 度 は, 必 ずしもⅠの 制 度 の 利 用 を 前 提 としたものでは なく,Ⅰの 制 度 の 要 件 を 満 たさない 場 合 でも,Ⅱの 要 件 を 満 たすことがあり 得 ることになる なお, 寄 与 分 については,A 案 と 同 様, 最 低 限 相 続 分 額 を 算 定 するに 当 た り 考 慮 しないこととしている (4) Ⅰの 事 件 と 遺 産 分 割 事 件 を 一 体 的 に 処 理 する 方 策 について B 案 によった 場 合 には,Ⅰの 事 件 では, 遺 贈 等 の 目 的 財 産 の 一 部 が 遺 産 に 復 帰 するだけであり,その 後 その 財 産 について 別 途 遺 産 分 割 を 行 う 必 要 があ ることになるため,Ⅰの 事 件 と 遺 産 分 割 事 件 とを 一 体 的 に 処 理 することがで きるようにすべき 必 要 性 が 高 いと 考 えられる 他 方,Ⅰの 事 件 は, 基 本 的 には, 一 定 の 要 件 を 満 たせば 当 然 に 遺 産 への 復 帰 の 効 果 が 生 じ, 実 体 的 な 権 利 義 務 の 内 容 について 裁 判 所 の 裁 量 が 入 る 余 地 はないと 考 えられるから( 注 1), 憲 法 上 公 開 の 裁 判 で 行 うことが 必 要 となる 純 然 たる 訴 訟 事 件 に 当 たることになるものと 考 えられる そして,その 手 続 についても, 現 行 の 遺 留 分 減 殺 請 求 訴 訟 と 同 様, 基 本 的 には 弁 論 主 義 等 が 妥 当 する 民 事 訴 訟 手 続 になじむものと 考 えられる そうすると,Ⅰの 事 件 と 遺 産 分 割 事 件 とを 一 体 的 に 処 理 するためには,Ⅰ の 事 件 の 職 分 管 轄 を 家 庭 裁 判 所 とした 上 で( 注 2), 遺 産 分 割 事 件 との 併 合 的 処 理 を 可 能 とする 方 策 を 講 ずる 必 要 があることになる この 点 については, 弁 論 主 義 等 が 妥 当 する 民 事 訴 訟 事 件 と 職 権 探 知 主 義 等 が 妥 当 する 家 事 審 判 事 件 の 併 合 を 認 めた 場 合 に, 適 切 に 事 件 処 理 を 行 うことができるかどうかが 問 14

15 題 となるが, 現 行 法 の 下 でも, 離 婚 における 財 産 分 与 事 件 ( 家 事 審 判 事 件 ) と 離 婚 に 伴 う 慰 謝 料 請 求 事 件 ( 民 事 訴 訟 事 件 )とは, 併 合 的 処 理 がされるこ とがあり 得 るところ, 両 事 件 の 関 係 は,Ⅰの 事 件 と 遺 産 分 割 事 件 との 関 係 と 類 似 する 面 があると 考 えられる そうであるとすれば, 具 体 的 な 制 度 設 計 については 慎 重 な 検 討 が 必 要 とな るものの,Ⅰの 事 件 と 遺 産 分 割 事 件 とを 併 合 して 行 うことも 可 能 ではないか と 考 えられる ( 注 1)もっとも,Ⅰの 事 件 についても, 例 えば, 前 記 第 1の 乙 案 を 採 用 した 場 合 には, 財 産 の 分 与 の 方 法 については, 裁 判 所 に 一 定 の 裁 量 の 余 地 があり 得 ることになるた め, 純 然 たる 訴 訟 事 件 ではなくなるものと 考 えられる ( 注 2)このほか,Ⅰの 事 件 のうち, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 に 第 三 者 を 含 む 場 合 については 地 方 裁 判 所 の 管 轄 とし, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 相 続 人 だけである 場 合 のみ 家 庭 裁 判 所 の 管 轄 とすること 等 も 考 えられる (5) 前 記 第 1の 考 え 方 との 関 係 B 案 では,Ⅰの 事 件 が 遺 留 分 に 関 する 事 件 ということになるが,Ⅰの 考 え 方 については, 前 記 第 1の 甲 案, 乙 案 及 び 丙 案 のいずれとも 組 み 合 わせるこ とが 可 能 であると 考 えられる 第 3 その 他 1 円 滑 な 事 業 承 継 等 の 障 害 となり 得 る 点 を 緩 和 する 方 策 について 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 遺 留 分 権 利 者 の 承 継 した 相 続 債 務 について 弁 済 をし, 又 は 免 責 的 債 務 引 受 をするなど,その 債 務 を 消 滅 させる 行 為 をした 場 合 には, 遺 留 分 権 利 者 の 権 利 は,その 消 滅 した 債 務 額 の 限 度 で 減 縮 する ( 補 足 説 明 ) (1) 部 会 資 料 4からの 変 更 点 部 会 資 料 4では, 円 滑 な 事 業 承 継 等 の 障 害 となり 得 る 点 を 緩 和 する 方 策 と して,1 遺 留 分 の 放 棄 等 に 関 する 規 定 の 明 確 化,2 遺 留 分 権 利 者 が 承 継 する 相 続 債 務 額 を 加 算 する 取 扱 いという2つの 観 点 から 問 題 提 起 をしていたが, 今 回 の 提 案 は,2の 観 点 から, 遺 留 分 侵 害 額 を 算 定 するに 当 たって 考 慮 すべ き 債 務 の 額 についての 規 律 を 設 けようとするものである 1の 観 点 については, 部 会 資 料 4では, 中 小 企 業 経 営 承 継 円 滑 化 法 の 除 外 合 意 に 類 する 効 力 を 一 般 的 にも 認 めることも 視 野 に 入 れつつ, 遺 留 分 権 利 者 がその 権 利 の 全 部 又 は 一 部 の 放 棄 ないしこれに 類 する 処 分 をすることができ る 場 合 やその 要 件 を 整 理 し,これを 法 律 上 明 確 化 することを 提 案 した しか し,これに 対 しては, 第 4 回 部 会 において, 中 小 企 業 経 営 承 継 円 滑 化 法 の 除 外 合 意 等 の 制 度 はあまり 使 われておらず,そのような 制 度 が 必 要 とされてい るのかについて 疑 問 があるとの 指 摘 がされたところである また, 遺 留 分 権 利 者 が 特 定 の 贈 与 の 効 力 を 承 認 することによって 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 15

16 産 から 除 外 するとともに 減 殺 の 対 象 からも 除 外 するということも 考 えられる ところではあるが, 第 2のA 案 のように, 相 続 人 間 の 遺 留 分 について,いわ ゆるみなし 相 続 財 産 を 基 礎 に 遺 留 分 を 算 定 することとして 遺 産 分 割 手 続 との 整 合 性 を 取 ろうとする 場 合 には,かえって 計 算 が 複 雑 になるといった 問 題 点 もある これらを 考 慮 した 結 果, 今 回 の 提 案 においては,1の 観 点 からの 見 直 しの 提 案 は 掲 げていない (2) 遺 留 分 侵 害 額 を 算 定 するに 当 たって 考 慮 する 債 務 の 額 について 現 行 法 上, 遺 留 分 侵 害 額 の 算 定 において 遺 留 分 権 利 者 が 承 継 する 相 続 債 務 の 額 を 加 算 する 取 扱 いがされているのは, 遺 留 分 権 利 者 が 承 継 した 相 続 債 務 を 弁 済 した 後 にも, 遺 留 分 権 利 者 に 一 定 の 財 産 が 残 るようにするためである が, 実 際 には, 遺 留 分 権 利 者 が 承 継 した 相 続 債 務 の 弁 済 等 をせずに, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 の 行 為 ( 弁 済 や 免 責 的 債 務 引 受 等 )によって 消 滅 するという 事 態 も 生 じ 得 る このような 場 合 に, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 別 途 求 償 権 を 行 使 する というのは 迂 遠 であり, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 相 続 債 務 を 消 滅 させたことを 遺 留 分 権 利 者 が 取 得 する 権 利 の 内 容 に 直 接 反 映 させるのが 簡 便 であると 考 えら れる そのような 観 点 から, 今 回 の 提 案 では, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 相 続 債 務 について 弁 済 をし, 又 は 免 責 的 債 務 引 受 をした 場 合 には, 遺 留 分 権 利 者 が 取 得 する 権 利 は,その 消 滅 した 額 の 限 度 で 減 縮 するものとしている( 注 ) ( 注 ) 部 会 資 料 4の 第 4 1(2)で 記 載 したケースのうち, 1 相 続 債 権 者 の 同 意 を 得 て 免 責 的 債 務 引 受 をした 場 合, 3 遺 留 分 権 利 者 が 承 継 した 債 務 について 相 続 債 権 者 に 第 三 者 弁 済 をした 場 合 については, 今 回 の 提 案 で 対 応 することができるが, 2 重 畳 的 債 務 引 受 をして, 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 引 き 受 けた 債 務 について 相 当 の 担 保 を 供 した 場 合 については, 今 回 の 提 案 では 応 することはできない 部 会 資 料 4 の 第 4 1(2)に 記 載 した2のケース( 重 畳 的 債 務 引 受 をして 相 当 の 担 保 を 提 供 した 場 合 )においても 同 様 の 規 律 を 設 ける 場 合 には, 次 にような 問 題 が 生 ずる す なわち,ア 遺 留 分 権 利 者 が 自 ら 債 務 の 弁 済 をする( 又 は 強 制 執 行 を 受 ける) 可 能 性 があり,その 場 合 には, 追 加 で 遺 留 分 減 殺 を 認 める 必 要 が 生 じ 得 る,イ 受 遺 者 又 は 受 贈 者 が 提 供 した 担 保 が 実 行 された 場 合 には, 特 段 の 手 当 てをしなければ 受 遺 者 又 は 受 贈 者 は 遺 留 分 権 利 者 に 対 して 求 償 権 を 得 ることになるため,その 行 使 を 制 限 す る 必 要 がある,ウ 提 供 した 担 保 が 十 分 であるかどうかを 判 断 する 必 要 があるが,そ の 判 断 をどのように 行 うこととするかといった 困 難 な 問 題 が 生 ずる そこで, 今 回 の 提 案 においては, 部 会 資 料 4の 第 4 1(2)に 記 載 した2のケース( 重 畳 的 債 務 引 受 をして 相 当 の 担 保 を 提 供 した 場 合 )については 新 たな 規 律 の 対 象 としていな い 2 遺 産 の 属 性 に 応 じて 遺 留 分 の 範 囲 を 定 める 考 え 方 について 部 会 資 料 4の 第 3では, 遺 留 分 算 定 の 基 礎 となる 財 産 を 実 質 的 夫 婦 共 有 財 産 と 被 相 続 人 の 固 有 財 産 とに 分 けた 上 で,その 財 産 の 属 性 に 応 じて 遺 留 分 の 範 囲 を 決 めることとする 方 策 を 掲 げていた しかし, 前 記 方 策 については, 実 質 的 夫 婦 共 有 財 産 と 被 相 続 人 の 固 有 財 産 と 16

17 を 截 然 と 区 別 することができるか 疑 問 であり,この 点 に 関 する 紛 争 が 増 加 する おそれがあるや, 前 記 方 策 では, 例 えば, 実 質 的 夫 婦 共 有 財 産 と 固 有 財 産 の 両 方 を 原 資 として 取 得 した 財 産 や, 退 職 金 請 求 権 のように, 婚 姻 前 の 労 働 の 対 価 と 婚 姻 中 の 労 働 の 対 価 の 両 方 が 含 まれ 得 る 財 産 など, 実 質 的 夫 婦 共 有 財 産 と 固 有 財 産 の 両 方 の 性 質 を 含 む 財 産 をどのように 扱 うべきかといった 困 難 な 問 題 が 生 ずる, 遺 産 の 多 くが 実 質 的 夫 婦 共 有 財 産 である 場 合 には, 子 の 遺 留 分 が 極 め て 低 額 になり,その 結 論 の 妥 当 性 にも 疑 問 があるといった 指 摘 がされ,このよ うな 考 え 方 に 否 定 的 な 意 見 が 大 半 を 占 めた また, 前 記 方 策 は, 配 偶 者 の 貢 献 に 応 じた 遺 産 分 割 を 実 現 するための 方 策 と して, 部 会 資 料 3に 掲 げた 実 質 的 夫 婦 共 有 財 産 と 被 相 続 人 の 固 有 財 産 とを 分 け る 考 え 方 を 採 用 することと 密 接 に 関 連 していたところ, 部 会 資 料 7では, 部 会 資 料 3に 掲 げた 前 記 の 考 え 方 を 修 正 し, 配 偶 者 の 貢 献 に 応 じてその 相 続 分 に 加 算 される 額 の 法 的 性 質 を 寄 与 分 ( 配 偶 者 寄 与 分 )と 整 理 したことから( 部 会 資 料 7 3 頁 参 照 ), 仮 に 部 会 資 料 7に 掲 げた 前 記 方 策 をとったとしても,それ に 伴 い 遺 留 分 の 範 囲 等 を 見 直 す 必 要 性 はなくなったところである このため, 本 資 料 では, 前 記 方 策 のような 考 え 方 (その 修 正 案 を 含 む )は 採 らないこととしている 3 直 系 尊 属 の 遺 留 分 について 第 4 回 部 会 においては, 直 系 尊 属 の 遺 留 分 は 廃 止 すべきであるとの 指 摘 がさ れた 一 般 に, 配 偶 者 や 子 が 扶 養 を 受 けることと 比 べると, 直 系 尊 属 がその 子 から 扶 養 を 受 けることは 少 ないものと 考 えられるし, 民 法 上 の 扶 養 義 務 につい ても, 配 偶 者 や 子 に 対 するそれと 直 系 尊 属 に 対 するそれとでは 程 度 に 差 がある とされていることからすると, 遺 留 分 において 直 系 尊 属 の 生 活 保 障 を 考 慮 する 必 要 性 は 高 くないということもできる また, 直 系 尊 属 が 遺 産 の 形 成 に 貢 献 し たということも, 一 般 的 にはそう 多 くはないものと 考 えられる もっとも, 例 えば, 被 相 続 人 が 父 母 から 多 額 の 生 前 贈 与 を 受 けていた 場 合 に は 父 母 にも 遺 留 分 が 認 められるべきとも 考 えられるし, 父 が 死 亡 した 際 に 母 が その 相 続 を 放 棄 したことによって 被 相 続 人 が 父 の 遺 産 の 全 てを 相 続 したという 場 合 には 母 にも 遺 留 分 が 認 められるべきとも 考 えられる( 注 ) 直 系 尊 属 の 遺 留 分 については,これらを 踏 まえて 検 討 する 必 要 があると 考 え られるが,どのように 考 えるか ( 注 ) 例 えば, 直 系 尊 属 の 遺 留 分 は 廃 止 しないこととした 上 で, 直 系 尊 属 から 受 けた 贈 与 又 は 相 続 の 限 度 でのみ 減 殺 を 請 求 することができるものとすることも 考 えられる 4 特 殊 な 類 型 における 事 件 処 理 の 明 確 化 について 現 行 法 上, 相 続 分 の 指 定 と 持 戻 し 免 除 の 意 思 表 示 については, 遺 留 分 に 関 す る 規 定 に 違 反 することができないとの 規 定 はあるが( 相 続 分 の 指 定 については 民 法 第 902 条 第 1 項 ただし 書, 持 戻 し 免 除 の 意 思 表 示 については 民 法 第 90 3 条 第 3 項 ), 減 殺 の 対 象 になるのか 否 か, 仮 に 減 殺 の 対 象 になるとして,そ の 場 合 の 減 殺 の 順 序 や 減 殺 された 場 合 の 効 果 等 については, 解 釈 に 委 ねられて 17

18 いる もっとも, 前 記 第 2の 方 策 によった 場 合 には,そのいずれにおいても, 相 続 分 の 指 定 や 持 戻 し 免 除 の 意 思 表 示 に 対 する 減 殺 について 別 途 検 討 する 必 要 はな いこととなり,この 点 に 関 する 現 行 法 上 の 問 題 点 は 解 消 されるものと 考 えられ る 18

弁護士報酬規定(抜粋)

弁護士報酬規定(抜粋) はなみずき 法 律 事 務 所 弁 護 士 報 酬 規 定 ( 抜 粋 ) 2008 年 10 月 改 訂 2014 年 4 月 * 以 下 の 弁 護 士 報 酬 は いずれも 税 込 です ただし D E L の2の 表 に 基 づき 算 出 さ れた 金 額 については 消 費 税 を 上 乗 せした 額 を 弁 護 士 報 酬 とします 目 次 A 法 律 相 談 料 B 顧 問 料 C 手

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 事 業 承 継 と 民 法 < 遺 留 分 > 相 続 までに 自 社 株 の 価 値 が 上 昇 すると 想 定 外 の 遺 留 分 の 主 張 を 受 けないか 心 配 だ 後 継 者 に 自 社 株 を 集 中 させたいが 相 続 紛 争 が 心 配 だ 民 法 の 遺 留 分 の 事 前 放 棄 は 利 用 しにくい 相 続 紛 争 や 自 社 株 式 の 分 散 を 防 止 でき 後 継

More information

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 Ⅱ 国 地 方 公 共 団 体 公 共 公 益 法 人 等 の 消 費 税 Q&A ( 問 1) 免 税 期 間 における 起 債 の 償 還 元 金 に 充 てるための 補 助 金 等 の 使 途 の 特 定 Q 地 方 公 共 団 体 の 特 別 会 計 が 消 費 税 の 納 税 義 務 が 免 除 される 課 税 期 間

More information

○ 愛 知 県 都 市 職 員 共 済 組 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 則 ( 平 成 22 年 10 月 1 日 ) 平 成 22 年 規 則 第 9 号 改 正 平 成 22 年 11 月 30 日 規 則 第 11 号 愛 知 県 都 市 職 員 共 済 組 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 則 ( 平 成 10 年 愛 知 県 都 市 職 員 共 済

More information

< 現 在 の 我 が 国 D&O 保 険 の 基 本 的 な 設 計 (イメージ)> < 一 般 的 な 補 償 の 範 囲 の 概 要 > 請 求 の 形 態 会 社 の 役 員 会 社 による 請 求 に 対 する 損 免 責 事 由 の 場 合 に 害 賠 償 請 求 は 補 償 されず(

< 現 在 の 我 が 国 D&O 保 険 の 基 本 的 な 設 計 (イメージ)> < 一 般 的 な 補 償 の 範 囲 の 概 要 > 請 求 の 形 態 会 社 の 役 員 会 社 による 請 求 に 対 する 損 免 責 事 由 の 場 合 に 害 賠 償 請 求 は 補 償 されず( 別 紙 2 会 社 役 員 賠 償 責 任 保 険 (D&O 保 険 )の 実 務 上 の 検 討 ポイント 第 1 会 社 役 員 賠 償 責 任 保 険 (D&O 保 険 )の 概 要 会 社 役 員 賠 償 責 任 保 険 ( 以 下 D&O 保 険 ) とは 保 険 契 約 者 である 会 社 と 保 険 者 である 保 険 会 社 の 契 約 により 被 保 険 者 とされている 役 員

More information

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加 別 添 事 務 連 絡 平 成 27 年 12 月 18 日 日 本 年 金 機 構 厚 生 年 金 保 険 部 長 殿 厚 生 労 働 省 年 金 局 事 業 管 理 課 長 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 による 健 康 保 険 法 及 び 船 員 保 険 法 改 正 内 容 の 一 部 に

More information

役員退職手当規程

役員退職手当規程 役 員 退 職 手 当 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 5 号 改 正 平 成 16 年 1 月 21 日 規 程 第 21 号 改 正 平 成 23 年 9 月 30 日 規 程 第 17 号 改 正 平 成 25 年 3 月 29 日 規 程 第 10 号 改 正 平 成 27 年 6 月 4 日 規 程 第 4 号 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 独 立

More information

ような 厚 生 年 金 基 金 関 係 の 法 改 正 がなされており (2)については 平 成 16 年 10 月 1 日 から (1) 及 び(3)については 平 成 17 年 4 月 1 日 から 施 行 されている (1) 免 除 保 険 料 率 の 凍 結 解 除 ( 母 体 企 業 (

ような 厚 生 年 金 基 金 関 係 の 法 改 正 がなされており (2)については 平 成 16 年 10 月 1 日 から (1) 及 び(3)については 平 成 17 年 4 月 1 日 から 施 行 されている (1) 免 除 保 険 料 率 の 凍 結 解 除 ( 母 体 企 業 ( 実 務 対 応 報 告 第 22 号 厚 生 年 金 基 金 に 係 る 交 付 金 の 会 計 処 理 に 関 する 当 面 の 取 扱 い 平 成 18 年 10 月 27 日 企 業 会 計 基 準 委 員 会 本 実 務 対 応 報 告 は 平 成 24 年 5 月 17 日 までに 公 表 された 次 の 会 計 基 準 等 による 修 正 が 反 映 されている 企 業 会 計 基 準

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1 独 立 行 政 法 人 統 計 センター( 法 人 番 号 7011105002089)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 52 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき

More information

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条 国 立 大 学 法 人 筑 波 技 術 大 学 職 員 退 職 手 当 規 程 平 成 17 年 10 月 3 日 規 程 第 50 号 最 終 改 正 平 成 24 年 10 月 24 日 規 程 第 26 号 国 立 大 学 法 人 筑 波 技 術 大 学 職 員 退 職 手 当 規 程 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は, 国 立 大 学 法 人 筑 波 技 術 大 学 職 員 就

More information

「経営者保証に関するガイドライン」に基づく保証債務の整理に係る課税関係の整理

「経営者保証に関するガイドライン」に基づく保証債務の整理に係る課税関係の整理 経 営 者 保 証 に 関 するガイドライン に 基 づく 保 証 債 務 の 整 理 に 係 る 課 税 関 係 の 整 理 目 次 平 成 26 年 1 月 16 日 制 定 Q1 主 たる 債 務 と 保 証 債 務 の 一 体 整 理 を 既 存 の 私 的 整 理 手 続 により 行 った 場 合... 2 Q2 主 たる 債 務 について 既 に 法 的 整 理 ( 再 生 型 )が 終

More information

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4) 独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 ( 平 成 15 年 10 月 1 日 施 行 ) ( 平 成 19 年 3 月 1 日 改 正 ) ( 平 成 26 年 3 月 31 日 改 正 ) ( 平 成 26 年 5 月 31 日 改 正 ) ( 目 的 ) 第 1 条 独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構

More information

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 職 員 退 職 手 当 規 程 ( 平 成 16 年 7 月 1 日 規 程 第 8 号 ) 最 終 改 正 平 成 27 年 4 月 1 日 ( 総 則 ) 第 1 条 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 ( 以 下 機 構 という )の 職 員 に 対 する 退 職 手 当 の 支 給 については この 規 程 の 定 めるところによる

More information

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の

第 9 条 の 前 の 見 出 しを 削 り 同 条 に 見 出 しとして ( 部 分 休 業 の 承 認 ) を 付 し 同 条 中 1 日 を 通 じて2 時 間 ( 規 則 で 定 める 育 児 休 暇 を 承 認 されている 職 員 については 2 時 間 から 当 該 育 児 休 暇 の 大 和 市 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 大 和 市 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 ( 平 成 4 年 大 和 市 条 例 第 4 号 )の 一 部 を 次 のよ うに 改 正 する 第 1 条 中 第 8 条 の 次 に 第 10 条 第 1 項 及 び 第 2 項 第 14 条 及 び 第 15 条 (こ れらの

More information

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活

( 支 給 制 限 ) 第 4 条 市 長 は 前 条 の 規 定 にかかわらず 給 対 象 者 が 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するとき は 給 金 を 支 給 しないものとする (1) 年 額 405,696 円 以 上 の 公 的 年 金 等 を 受 給 しているとき (2) 生 活 西 宮 市 外 国 人 等 高 齢 者 特 別 給 金 支 給 要 綱 ( 目 的 ) 第 1 条 この 要 綱 は 国 民 年 金 制 度 上 国 籍 要 件 があったために 老 齢 基 礎 年 金 等 の 受 給 資 格 を 得 ることのできなかった 外 国 人 ( 外 国 人 登 録 法 ( 昭 和 27 年 法 律 第 125 号 )に 規 定 する 外 国 人 で 本 市 を 居 住 地

More information

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~ 第 2 回 社 会 保 険 料 労 働 保 険 料 の 賦 課 対 象 となる 報 酬 等 の 範 囲 に 関 する 検 討 会 平 成 24 年 9 月 20 日 資 料 1 通 勤 手 当 について 1 これまでの 通 勤 に 要 する 費 用 に 関 する 考 え 方 では 通 勤 手 当 の 金 額 が 実 費 弁 償 的 に 算 定 される 場 合 でも それは 通 常 使 用 者 が 負

More information

1

1 精 華 町 個 人 情 報 保 護 条 例 改 正 に 向 けての 考 え 方 ( 案 ) 平 成 27 年 4 月 精 華 町 0 1 目 次 1 個 人 情 報 保 護 に 関 する 法 体 系 と 番 号 法 における 特 定 個 人 情 報 の 保 護 措 置... 1 2 番 号 法 と 精 華 町 個 人 情 報 保 護 条 例 における 個 人 情 報 の 定 義 上 の 差 異...

More information

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 例 規 整 備 * 暴 力 団 員 による 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 例 規 整 備 公 布 年 月 日 番 号 平 成 24 年

More information

職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 号 改 正 平 成 17 年 1 月 31 日 規 程 第 17-1 号 改 正 平 成 20 年 12 月 22 日 規 程 第 号 改 正 平 成 22 年 3 月 18 日 規 程

職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 号 改 正 平 成 17 年 1 月 31 日 規 程 第 17-1 号 改 正 平 成 20 年 12 月 22 日 規 程 第 号 改 正 平 成 22 年 3 月 18 日 規 程 職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 国 立 研 究 開 発 法 人 宇 宙 航 空 研 究 開 発 機 構 職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 15-29 号 改 正 平 成 17 年 1 月 31 日 規 程 第 17-1 号 改 正 平 成 20 年 12 月 22 日 規 程 第 20-92 号 改 正 平 成 22 年 3 月 18 日

More information

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章 第 4 章 金 要 件 と 金 額 1 ( 高 齢 になった 場 合 に 受 け 取 れる 金 ) 要 件 1 受 資 格 期 間 保 険 料 納 付 済 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 わせて25 以 上 あること (ただし 金 額 には 反 映 されないが 受 資 格 期 間 には 算 入 される 合 算 対 象 期 間 があります) 消 費 税 が 引 き 上 げられる 27

More information

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提 国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 財 務 省 主 計 局 給 与 共 済 課 長 調 査 主 任 土 谷 晃 浩 加 塩 雄 斗 1.はじめに ( 以 下 19 年 一 元 化 法 案 という )において 厚 退 職 給 付 ( 退 職 金 + 年 金 ( 事 業 主 分 ))の 官 民 均 衡 を 図 る 観 点 から 国 家 公 務 員 の 退 職 手

More information

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する Q&A ( 平 成 21 年 2 月 分 ) 今 後 逐 次 加 除 修 正 を 行 う 予 定 資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適

More information

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親 第 265 回 企 業 会 計 基 準 委 員 会 資 料 番 号 日 付 審 議 事 項 (3) 2013 年 5 月 29 日 プロジェクト 項 目 企 業 結 合 (ステップ2) 公 開 草 案 に 対 するコメントへの 対 応 I. 検 討 の 経 緯 1. 平 成 25 年 1 月 に 企 業 会 計 基 準 公 開 草 案 第 49 号 企 業 結 合 に 関 する 会 計 基 準 (

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378> 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 交 付 要 綱 ( 通 則 ) 第 1 条 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 ( 以 下 助 成 金 という )の 交 付 については 山 梨 県 補 助 金 等 交 付 規 則 ( 昭 和 36 年 山 梨 県 規 則 第 25 号 以 下 規 則 という )に 定 め るところによるほか この 要 綱 に 定 めるところによる ( 目

More information

定款  変更

定款  変更 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 ( 以 下 公 社 という )と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 公

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36 独 立 行 政 法 人 駐 留 軍 等 労 働 者 労 務 管 理 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 検 証 結 果 理 事 長 は 今 中 期 計 画 に 掲 げた 新 たな 要

More information

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ 貸 借 対 照 表 ( 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 85,772 流 動 負 債 22,025 現 金 及 び 預 金 49,232 営 業 未 払 金 1,392 営 業 未 収 入 金 6,597 未 払 金 1,173 前 払 費 用 313 未

More information

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63>

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63> 国 立 大 学 法 人 大 阪 教 育 大 学 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 程 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は, 国 立 大 学 法 人 大 阪 教 育 大 学 職 員 の 勤 務 時 間, 休 日 及 び 休 暇 等 に 関 す る 規 程 ( 以 下 勤 務 時 間 規 程 という ) 第 28 条 第 2 項 の 規 定 に 基 づき, 国 立 大 学 法

More information

Microsoft Word - 基金規約(新).docx

Microsoft Word - 基金規約(新).docx 第 6 章 給 付 第 1 節 通 則 ( 給 付 の 種 類 ) 第 47 条 この 基 金 が 行 う 給 付 は 次 のとおりとする (1) 第 1 種 退 職 年 金 (2) 第 2 種 退 職 年 金 (3) 遺 族 一 時 金 (4) 退 職 一 時 金 ( 裁 定 ) 第 48 条 給 付 を 受 ける 権 利 は その 権 利 を 有 する 者 ( 以 下 受 給 権 者 という )の

More information

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_ 全 国 健 康 保 険 協 会 職 員 退 職 手 当 規 程 ( 総 則 ) 第 1 条 全 国 健 康 保 険 協 会 ( 以 下 協 会 という )の 職 員 ( 全 国 健 康 保 険 協 会 職 員 就 業 規 則 ( 平 成 20 年 規 程 第 4 号 以 下 職 員 就 業 規 則 という ) 第 2 条 に 規 定 する 職 員 を いう )に 対 する 退 職 手 当 の 支 給

More information

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務 定 年 制 職 員 ( 研 究 系 ) 給 与 規 程 ( 平 26 規 程 第 75 号 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 国 立 研 究 開 発 法 人 海 洋 研 究 開 発 機 構 ( 以 下 機 構 とい う )の 定 年 制 職 員 ( 研 究 系 ) 就 業 規 程 ( 平 25 規 程 第 80 号 以 下 就

More information

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等 私 立 大 学 等 研 究 設 備 整 備 費 等 補 助 金 ( 私 立 大 学 等 研 究 設 備 等 整 備 費 ) 交 付 要 綱 目 次 第 1 章 通 則 ( 第 1 条 - 第 4 条 ) 第 2 章 私 立 大 学 等 ( 第 5 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 専 修 学 校 ( 第 16 条 - 第 25 条 ) 第 4 章 補 助 金 の 返 還 ( 第 26 条 ) 第

More information

Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号)

Microsoft Word 日本年金機構職員退職手当規程(規程第36号) 規 程 第 36 号 理 事 長 決 定 平 成 22 年 1 月 1 日 制 定 施 行 平 成 24 年 4 月 1 日 改 正 施 行 平 成 25 年 4 月 1 日 改 正 施 行 平 成 26 年 4 月 1 日 改 正 施 行 日 本 年 金 機 構 職 員 退 職 手 当 規 程 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 日 本 年 金 機 構 職 員 就 業 規 則 ( 規 程

More information

スライド 1

スライド 1 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 について 厚 生 労 働 省 年 金 局 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 63 号 )の 概 要

More information

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の 地 域 づくり 一 括 交 付 金 の 交 付 に 関 する 要 綱 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 綱 は 川 西 市 地 域 分 権 の 推 進 に 関 する 条 例 ( 平 成 26 年 川 西 市 条 例 第 10 号 以 下 条 例 という ) 第 14 条 の 規 定 に 基 づく 地 域 づくり 一 括 交 付 金 ( 以 下 交 付 金 という )の 交 付 に 関 し 必 要

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63> 諮 問 庁 : 国 税 庁 長 官 諮 問 日 : 平 成 2 1 年 6 月 1 8 日 ( 平 成 2 1 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 2 9 5 号 ) 答 申 日 : 平 成 2 2 年 2 月 8 日 ( 平 成 2 1 年 度 ( 行 情 ) 答 申 第 5 1 4 号 ) 事 件 名 : 法 人 課 税 部 門 における 消 費 税 還 付 申 告 に 係 る 事 務 処 理 手

More information

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾 付 議 第 3 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 に 係 る 意 見 聴 取 に 関 する 議 案 平 成 26 年 2 月 高 知 県 議 会 定 例 会 提 出 予 定 の 条 例 議 案 に 係 る 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 する 法 律 ( 昭 和 31 年 法 律 第 162 号 )

More information

公平委員会設置条例

公平委員会設置条例 熊 本 県 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 熊 本 県 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 ( 平 成 19 年 条 例 第 13 号 )の 一 部 を 次 のように 改 正 する 第 1 条 中 法 を 育 児 休 業 法 に 改 め

More information

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに 第 7 章 会 計 規 程 1. 会 計 規 程 の 概 要 (1) 規 程 及 び 目 的 平 成 18 年 度 に 病 院 事 業 管 理 者 を 設 置 して 札 幌 市 病 院 局 会 計 規 程 ( 平 成 18 年 札 幌 市 病 院 局 規 程 第 37 号 以 下 この 章 で 規 程 という )を 定 め これに 則 って 会 計 処 理 が 行 わ れていなお 規 程 の 具 体

More information

shokuin-taisyoku

shokuin-taisyoku 職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 平 成 27 年 規 程 第 19 号 ) ( 総 則 ) 第 1 条 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 医 療 研 究 開 発 機 構 ( 以 下 機 構 という )の 職 員 ( 定 年 制 職 員 就 業 規 程 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 平 成 27 年 規 程 第 6 号 ) 第 2 条 に 規

More information

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が 参 考 資 料 2 時 効 特 例 給 付 の 業 務 実 態 等 に 関 す る 調 査 結 果 に つ い て ( 報 告 書 で 取 り 上 げられた 10 ケースに 該 当 する 事 例 の 具 体 的 イメージ) (1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の

More information

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業 公 立 大 学 法 人 首 都 大 学 東 京 平 成 17 年 度 法 人 規 則 第 38 号 制 定 平 成 17 年 4 月 1 日 第 1 章 目 的 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 則 は 公 立 大 学 法 人 首 都 大 学 東 京 教 職 員 の 勤 務 時 間 休 日 休 暇 等 に 関 す る 規 則 ( 以 下 教 職 員 勤 務 時 間 等 規 則 という ) 第 36

More information

に 公 開 された 映 画 暁 の 脱 走 ( 以 下 本 件 映 画 1 という ), 今 井 正 が 監 督 を 担 当 し, 上 告 人 を 映 画 製 作 者 として 同 年 に 公 開 された 映 画 また 逢 う 日 まで ( 以 下 本 件 映 画 2 という ) 及 び 成 瀬 巳

に 公 開 された 映 画 暁 の 脱 走 ( 以 下 本 件 映 画 1 という ), 今 井 正 が 監 督 を 担 当 し, 上 告 人 を 映 画 製 作 者 として 同 年 に 公 開 された 映 画 また 逢 う 日 まで ( 以 下 本 件 映 画 2 という ) 及 び 成 瀬 巳 主 文 原 判 決 中, 上 告 人 敗 訴 部 分 を 破 棄 する 前 項 の 部 分 につき, 本 件 を 知 的 財 産 高 等 裁 判 所 に 差 し 戻 す 理 由 上 告 代 理 人 中 村 稔 ほかの 上 告 受 理 申 立 て 理 由 第 2について 1 本 件 は, 上 告 人 が, 著 作 権 法 ( 昭 和 45 年 法 律 第 48 号 )の 施 行 日 である 昭 和 46

More information

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし 3 会 計 基 準 の 見 直 しの 主 な 内 容 (1) 借 入 金 借 入 金 制 度 を 廃 止 し 建 設 又 は 改 良 に 要 する 資 金 に 充 てるための 企 業 債 及 び 一 般 会 計 又 は 他 の 特 別 会 計 からの 長 期 借 入 金 は に 計 上 することとなりまし た に 計 上 するに 当 たり 建 設 又 は 改 良 等 に 充 てられた 企 業 債 及

More information

当 が 支 払 われない 場 合 において 前 項 第 2 号 に 該 当 するときは 機 構 は 当 該 遺 族 に 対 し 第 2 項 に 規 定 する 事 情 を 勘 案 して 当 該 退 職 手 当 の 全 部 又 は 一 部 を 支 給 しないこととする 措 置 を 行 うことができる 5

当 が 支 払 われない 場 合 において 前 項 第 2 号 に 該 当 するときは 機 構 は 当 該 遺 族 に 対 し 第 2 項 に 規 定 する 事 情 を 勘 案 して 当 該 退 職 手 当 の 全 部 又 は 一 部 を 支 給 しないこととする 措 置 を 行 うことができる 5 職 員 退 職 金 支 給 規 程 ( 平 成 15 年 10 月 1 日 平 成 15 年 規 程 第 10 号 ) 改 正 平 成 19 年 3 月 28 日 平 成 19 年 規 程 第 7 号 平 成 20 年 5 月 20 日 平 成 20 年 規 程 第 12 号 平 成 22 年 6 月 23 日 平 成 22 年 規 程 第 15 号 平 成 25 年 9 月 30 日 平 成 25

More information

第4回税制調査会 総4-1

第4回税制調査会 総4-1 平 成 25 年 12 月 国 際 課 税 原 則 の 総 合 主 義 から 帰 属 主 義 への 見 直 し 税 制 調 査 会 国 際 課 税 ディスカッショングループ 国 際 課 税 原 則 の 総 合 主 義 から 帰 属 主 義 への 見 直 し 1. 見 直 しの 背 景 意 義 外 国 法 人 及 び 非 居 住 者 ( 以 下 外 国 法 人 等 という )に 対 する 課 税 原

More information

(4) 勤 続 20 年 を 超 え 30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 200 (5) 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 100 ( 退 職 手 当 の 調 整 額 ) 第 5 条 の3 退 職 手

(4) 勤 続 20 年 を 超 え 30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 200 (5) 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき 100 分 の 100 ( 退 職 手 当 の 調 整 額 ) 第 5 条 の3 退 職 手 独 立 行 政 法 人 石 油 天 然 ガス 金 属 鉱 物 資 源 機 構 職 員 退 職 手 当 規 程 平 成 16 年 2 月 29 日 2004 年 ( 総 企 ) 規 程 第 12 号 最 終 改 正 平 成 27 年 4 月 1 日 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 独 立 行 政 法 人 石 油 天 然 ガス 金 属 鉱 物 資 源 機 構 ( 以 下 機 構 という )

More information

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例

東近江行政組合職員の育児休業等に関する条例 東 近 江 行 政 組 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 改 正 平 成 6 年 12 月 27 日 条 例 第 5 号 平 成 10 年 3 月 12 日 条 例 第 1 号 平 成 11 年 12 月 24 日 条 例 第 7 号 平 成 13 年 3 月 19 日 条 例 第 3 号 平 成 14 年 3 月 11 日 条 例 第 5 号 平 成 18 年 3 月 16

More information

特 定 が 必 要 であり, 法 7 条 の 裁 量 的 開 示 を 求 める 第 3 諮 問 庁 の 説 明 の 要 旨 1 本 件 開 示 請 求 について 本 件 開 示 請 求 は, 処 分 庁 に 対 して, 特 定 法 人 が 大 森 税 務 署 に 提 出 した, 特 定 期 間 の

特 定 が 必 要 であり, 法 7 条 の 裁 量 的 開 示 を 求 める 第 3 諮 問 庁 の 説 明 の 要 旨 1 本 件 開 示 請 求 について 本 件 開 示 請 求 は, 処 分 庁 に 対 して, 特 定 法 人 が 大 森 税 務 署 に 提 出 した, 特 定 期 間 の 諮 問 庁 : 国 税 庁 長 官 諮 問 日 : 平 成 23 年 5 月 19 日 ( 平 成 23 年 ( 行 情 ) 諮 問 第 247 号 ) 答 申 日 : 平 成 24 年 4 月 27 日 ( 平 成 24 年 度 ( 行 情 ) 答 申 第 25 号 ) 事 件 名 : 特 定 会 社 に 係 る 売 掛 金 内 訳 書 等 の 不 開 示 決 定 ( 存 否 応 答 拒 否 )に

More information

<485020208145944E8BE08F6D2082C682B5905690DD2E786C7378>

<485020208145944E8BE08F6D2082C682B5905690DD2E786C7378> < 年 金 塾 > ( 年 金 判 例. 1/ ) 公 的 年 金 の 逸 失 利 益 性 (その-1) H.. 課 題 < 逸 失 利 益 > 1. 街 頭 相 談 会 ( 当 塾 の 主 催 や ) で 次 のような 質 問 があったとしたら 貴 方 は どう 答 えますか? < 想 定 質 問 > 年 金 受 給 中 のお 爺 さんが 横 断 歩 道 を 通 行 中 に 信 号 無 視 の 車

More information

定款

定款 地 方 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 定 款 ( 昭 和 59 年 4 月 1 日 ) 変 更 昭 和 59 年 12 月 1 日 平 成 11 年 4 月 1 日 平 成 21 年 3 月 31 日 昭 和 60 年 3 月 31 日 平 成 12 年 5 月 12 日 平 成 21 年 8 月 7 日 昭 和 61 年 4 月 1 日 平 成 13 年 5 月 8 日 平 成 24 年

More information

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は 株 式 会 社 都 市 居 住 評 価 センター 建 築 物 調 査 業 務 約 款 ( 趣 旨 ) 第 1 条 建 築 物 調 査 申 請 者 ( 以 下 甲 という ) 及 び 株 式 会 社 都 市 居 住 評 価 センター( 以 下 乙 という )は エネルギーの 使 用 の 合 理 化 等 に 関 する 法 律 ( 昭 和 54 年 法 律 第 49 号 以 下 法 という ) 第 76

More information

若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の

若 しくは 利 益 の 配 当 又 はいわゆる 中 間 配 当 ( 資 本 剰 余 金 の 額 の 減 少 に 伴 うものを 除 きます 以 下 同 じです )を した 場 合 には その 積 立 金 の 取 崩 額 を 減 2 に 記 載 す るとともに 繰 越 損 益 金 26 の 増 3 の 別 表 五 別 ( 表 一 五 )( 一 ) 利 益 積 立 金 額 及 び 資 本 金 金 等 等 の 額 の 額 計 の 算 計 に 算 関 に する 関 明 する 細 書 明 細 書 1 利 益 積 立 金 額 の 計 算 に 関 する 明 細 書 ⑴ この 明 細 書 の 用 途 この 明 細 書 は 法 第 2 条 第 18 号 及 び 令 第 9 条 (( 利 益 積 立 金 額 ))に

More information

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に 契 約 書 ( 案 ) 独 立 行 政 法 人 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 契 約 担 当 役 石 井 信 芳 ( 以 下 甲 という) と ( 以 下 乙 という)の 間 に 医 療 情 報 データベースに 関 するデータマッピング 業 務 ( 千 葉 大 学 医 学 部 附 属 病 院 )( 以 下 業 務 という)について 下 記 条 項 により 請 負 契 約 を 締 結 する

More information

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx 退 職 手 当 制 度 について 制 度 の 概 要 1 退 職 手 当 の 支 給 根 拠 退 職 手 当 は 地 方 自 治 法 第 204 条 第 2 項 ( 諸 手 当 )の 規 定 に 基 づき 地 方 公 共 団 体 が 職 員 に 支 給 する 手 当 の 一 つです 同 条 第 3 項 において その 額 及 びその 支 給 方 法 は 条 例 で 定 めなければならな いとしており

More information

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ

はファクシミリ 装 置 を 用 いて 送 信 し 又 は 訪 問 する 方 法 により 当 該 債 務 を 弁 済 す ることを 要 求 し これに 対 し 債 務 者 等 から 直 接 要 求 しないよう 求 められたにもかか わらず 更 にこれらの 方 法 で 当 該 債 務 を 弁 済 するこ 求 償 権 の 管 理 回 収 に 関 する 事 例 研 究 (その2) - 平 成 23 年 度 求 償 権 管 理 回 収 等 事 務 研 修 会 から- 農 業 第 二 部 前 号 に 引 き 続 き 昨 年 9 月 に 開 催 された 求 償 権 管 理 回 収 等 事 務 研 修 会 で 求 償 権 の 管 理 回 収 事 例 研 究 として 掲 げられたテーマから4つの 事 例 について

More information

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E>

< F2D824F C D9197A791E58A C938C8B9E> 国 立 大 学 法 人 東 京 外 国 語 大 学 職 員 退 職 手 当 規 程 平 成 18 年 3 月 22 日 規 則 第 23 号 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 国 立 大 学 法 人 東 京 外 国 語 大 学 職 員 就 業 規 則 ( 平 成 16 年 規 則 第 52 号 以 下 職 員 就 業 規 則 という ) 第 38 条 の 規 定 に 基 づき 国 立 大

More information

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考 共 済 年 金 職 域 部 分 と 退 職 給 付 に 関 する 有 識 者 会 議 報 告 書 概 要 1. 民 間 の 企 業 年 金 及 び 退 職 金 に 関 する 人 事 院 調 査 結 果 結 果 民 間 :2547.7 万 円 公 務 2950.3 万 円 ( 差 額 402.6 万 円 ) 人 事 院 の 見 解 官 民 均 衡 の 観 点 から 民 間 との 較 差 を 埋 める

More information

Microsoft PowerPoint - 基金制度

Microsoft PowerPoint - 基金制度 基 金 制 度 の 創 設 ( 医 療 法 施 行 規 則 第 30 条 の37 第 30 条 の38) 医 療 法 人 の 非 営 利 性 の 徹 底 に 伴 い 持 分 の 定 めのない 社 団 医 療 法 人 の 活 動 の 原 資 となる 資 金 の 調 達 手 段 として 定 款 の 定 めるところにより 基 金 の 制 度 を 採 用 することができるものとする ( 社 会 医 療 法

More information

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職 公 益 社 団 法 人 全 国 市 有 物 件 災 害 共 済 会 職 員 の 育 児 休 業 介 護 休 業 等 に 関 する 規 程 平 成 24 年 10 月 15 日 制 定 平 成 25 年 10 月 21 日 一 部 改 正 平 成 26 年 4 月 1 日 一 部 改 正 第 1 章 目 的 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 規 程 は 職 員 就 業 規 則 ( 以 下 規 則 という

More information

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ 簡 易 公 募 型 競 争 入 札 方 式 ( 総 合 評 価 落 札 方 式 )に 係 る 手 続 開 始 の 公 示 次 のとおり 指 名 競 争 入 札 参 加 者 の 選 定 の 手 続 を 開 始 します 平 成 28 年 9 月 20 日 分 任 支 出 負 担 行 為 担 当 官 東 北 地 方 整 備 局 秋 田 河 川 国 道 事 務 所 長 渡 邊 政 義 1. 業 務 概 要

More information

役員退職金支給規程

役員退職金支給規程 平 成 17 年 10 月 1 日 17( 規 程 ) 第 62 号 ( 改 正 ) 平 成 21 年 12 月 1 日 21( 規 程 ) 第 42 号 ( 改 正 ) 平 成 25 年 3 月 26 日 24( 規 程 ) 第 56 号 ( 改 正 ) 平 成 26 年 6 月 30 日 26( 規 程 ) 第 32 号 ( 改 正 ) 平 成 27 年 4 月 14 日 27( 規 程 ) 第

More information

中国会社法の改正が外商投資企業に与える影響(2)

中国会社法の改正が外商投資企業に与える影響(2) 中 国 ビジネス ローの 最 新 実 務 Q&A 第 74 回 中 国 会 社 法 の 改 正 が 外 商 投 資 企 業 に 与 える 影 響 (2) 黒 田 法 律 事 務 所 萱 野 純 子 藤 田 大 樹 前 稿 から2006 年 1 月 1 日 より 施 行 されている 中 国 の 改 正 会 社 法 ( 以 下 新 会 社 法 とい う)について 検 討 している 2 回 目 となる 今

More information

Microsoft Word - T2-09-1_紙上Live_独自給付_①_12分_20150525

Microsoft Word - T2-09-1_紙上Live_独自給付_①_12分_20150525 第 1 号 被 保 険 者 の 独 自 給 付 と 脱 退 一 時 金 今 回 の 講 義 では 第 1 号 被 保 険 者 の 独 自 給 付 と 短 期 滞 在 の 外 国 人 に 支 給 される 脱 退 一 時 金 について 学 習 します 付 加 年 金 付 加 年 金 に 関 しては 法 第 43 条 から 法 第 48 条 に 規 定 されています また 付 加 保 険 料 に 関 しては

More information

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル は じ め に 合 格 (うかる) 勉 強 とは 1 試 験 に 合 格 するのに 絶 対 的 に 必 要 なことは 問 いに 正 しく 答 えることである このあたりまえのことを 考 えたこと 有 りますか 2 試 験 問 題 の 出 題 (= 作 問 )の 仕 方 から 勉 強 方 法 を 考 える 択 一 試 験 では 必 ず 正 誤 が 問 われるのでついつい 思 考 が 二 者 択 一 的

More information

. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅 035-8900-1095-15 税 15 第 6 5 回 税 理 士 試 験 固 定 資 産 税 はじめに 第 一 問 については 負 担 調 整 措 置 及 び 情 報 開 示 並 びに 不 服 救 済 制 度 からの 出 題 であった 問 1の 負 担 調 整 措 置 については 解 答 しづらい 部 分 はあったが それ 以 外 の 部 分 は 解 答 しやすい 問 題 であ った

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 株 式 会 社 化 に 伴 う から 特 定 の 員 への 株 式 譲 渡 に 係 る 課 税 関 係 と 手 続 きについて 平 成 20 年 2 月 商 工 中 金 当 資 料 は 貴 において 本 件 取 引 に 関 する 検 討 をされるに 際 して ご 参 考 のための 情 報 提 供 のみを 目 的 として 国 税 庁 の 確 認 を 受 けた 内 容 に 基 づき 商 工 中 金 が

More information

積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か

積 み 立 てた 剰 余 金 の 配 当 に 係 る 利 益 準 備 金 の 額 は 利 益 準 備 金 1 の 増 3 に 記 載 します ⑸ 平 成 22 年 10 月 1 日 以 後 に 適 格 合 併 に 該 当 しない 合 併 により 完 全 支 配 関 係 がある 被 合 併 法 人 か 別 表 五 ( 一 ) 利 益 積 立 金 額 及 び 資 本 金 等 の 額 の 計 算 に 関 する 明 細 書 1 利 益 積 立 金 額 の 計 算 に 関 する 明 細 書 ⑴ この 明 細 書 の 用 途 この 明 細 書 は 法 第 2 条 第 18 号 及 び 令 第 9 条 (( 利 益 積 立 金 額 ))に 規 定 する 利 益 積 立 金 額 を 計 算 するために 使 用

More information

< F2D87542D F591DE90458EE893968E788B8B8B4B>

< F2D87542D F591DE90458EE893968E788B8B8B4B> 独 立 行 政 法 人 自 動 車 事 故 対 策 機 構 職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 15 年 10 月 1 日 機 構 規 程 第 7 号 改 正 平 成 16 年 3 月 24 日 平 成 16 年 機 構 規 程 第 4 号 改 正 平 成 18 年 3 月 27 日 平 成 18 年 機 構 規 程 ( 総 務 ) 第 4 号 改 正 平 成 21 年 3 月 27 日

More information

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 論 点 と 意 見 について ( 概 要 ) 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 について 1 テーマ 地 方 公 務 員 制 度 改 革 ( 総 務 省 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 )の 課 題 の 整

More information

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則 第 323 回 企 業 会 計 基 準 委 員 会 資 料 番 号 日 付 審 議 事 項 (5)-4 2015 年 11 月 6 日 プロジェクト 項 目 税 効 果 会 計 公 開 草 案 に 対 するコメントへの 対 応 - 合 理 的 な 説 明 に 関 する 取 扱 い 本 資 料 の 目 的 1. 本 資 料 は 企 業 会 計 基 準 適 用 指 針 公 開 草 案 第 54 号 繰

More information

無年金外国人高齢者福祉手当要綱

無年金外国人高齢者福祉手当要綱 東 浦 町 無 年 金 外 国 人 住 民 高 齢 者 福 祉 手 当 支 給 要 綱 ( 目 的 ) 第 1 条 この 要 綱 は 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 昭 和 56 年 法 律 第 86 号 )の 施 行 に 伴 う 改 正 後 の 年 金 制 度 において 国 民 年 金 の 受 給 資 格 を 有 しない 在 日 の 外 国 人 住 民 高 齢 者

More information

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱 山 ノ 内 町 福 祉 医 療 費 給 付 金 支 給 要 綱 平 成 20 年 3 月 31 日 告 示 第 19 号 改 正 平 成 20 年 7 月 7 日 告 示 第 46 号 平 成 21 年 3 月 31 日 告 示 第 25 号 平 成 21 年 8 月 3 日 告 示 第 46 号 平 成 22 年 3 月 24 日 告 示 第 17 号 平 成 23 年 6 月 28 日 告 示

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208CF689768ED092639640906C8FE395FB978E8CEA8BA689EF814592E88ABC2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208CF689768ED092639640906C8FE395FB978E8CEA8BA689EF814592E88ABC2E646F63> 公 益 社 団 法 人 上 方 落 語 協 会 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 公 益 社 団 法 人 上 方 落 語 協 会 と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 この 法 人 は 主 たる 事 務 所 を 大 阪 府 大 阪 市 に 置 く 第 2 章 目 的 及 び 事 業 ( 目 的 ) 第 3 条 この 法 人 は 上 方 落 語 を 中

More information

Taro-29職員退職手当支給規程

Taro-29職員退職手当支給規程 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 教 育 機 構 職 員 退 職 手 当 支 給 規 程 平 成 1 8 年 4 月 1 日 付 け 1 7 水 研 本 第 2 0 5 8 号 改 正 平 成 1 8 年 1 0 月 1 日 付 け 1 8 水 研 本 第 1 0 7 7 号 改 正 平 成 1 9 年 4 月 1 日 付 け 1 8 水 研 本 第 1 7 8 0 号 改 正 平 成

More information

注 雇 促 進 税 制 と 本 制 度 のどちらかを 利 する 可 能 性 があるが あらかじめどちらの 制 度 を 利 するか 判 断 できない という 場 合 雇 促 進 税 制 の 事 前 届 出 ( 雇 促 進 計 画 の 提 出 )をした 上 で 申 告 の 際 にどちらを 利 するかご

注 雇 促 進 税 制 と 本 制 度 のどちらかを 利 する 可 能 性 があるが あらかじめどちらの 制 度 を 利 するか 判 断 できない という 場 合 雇 促 進 税 制 の 事 前 届 出 ( 雇 促 進 計 画 の 提 出 )をした 上 で 申 告 の 際 にどちらを 利 するかご Q1. 所 得 拡 促 進 税 制 とはどのような 制 度 か A1. 平 成 25 年 4 1 から 平 成 28 年 3 31 までの 期 間 内 に 開 始 する 各 事 業 年 度 ( 個 人 事 業 主 の 場 合 は 平 成 26 年 1 1 から 平 成 28 年 12 月 31 までの 各 年 以 下 適 事 業 年 度 といいます )において 国 内 雇 用 者 に 対 して 給

More information

スライド 1

スライド 1 社 会 保 障 税 一 体 改 革 における 年 金 関 連 法 案 について 年 金 機 能 強 化 法 案 (3 月 30 日 提 出 ) 国 会 提 出 時 の 法 案 の 内 容 1 基 礎 年 金 国 庫 負 担 2 分 の1の 恒 久 化 2 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 (25 年 10 年 ) 3 産 休 期 間 中 の 社 会 保 険 料 免 除 4 遺 族 基 礎 年 金

More information

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

税金読本(8-5)特定口座と確定申告 と 確 申 告 8-5 複 数 の 証 券 会 社 で 源 泉 徴 収 を 開 設 している 場 合 の 損 益 通 算 の 方 法 における 株 式 債 券 投 資 信 託 と 税 金 源 泉 徴 収 と 確 申 告 源 泉 徴 収 の 場 合 内 の 譲 するか 否 かは 1つの ごとに 選 渡 益 については 確 申 告 は 不 要 です 択 することができます つまり 投 資 家 が 内 の

More information

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の 3 月 1 日 ( 火 )HP 公 表 基 本 関 係 社 会 保 険 等 未 加 入 対 策 に 関 する 想 定 問 答 問 1 社 会 保 険 等 とは 何 か 社 会 保 険 ( 健 康 保 険 及 び 厚 生 年 金 保 険 )と 労 働 保 険 ( 雇 用 保 険 )を 指 します 問 2 どのような 場 合 でも 元 請 と 未 加 入 業 者 との 一 次 下 請 契 約 が 禁 止

More information

Q10 適 用 年 度 の 前 事 業 年 度 末 日 に 雇 用 者 がいない 場 合 には 雇 用 増 加 割 合 が 算 出 できないため 適 用 年 度 において 雇 用 促 進 税 制 の 適 用 を 受 けることはできな いのか Q11 新 設 法 人 や 新 たに 事 業 を 開 始

Q10 適 用 年 度 の 前 事 業 年 度 末 日 に 雇 用 者 がいない 場 合 には 雇 用 増 加 割 合 が 算 出 できないため 適 用 年 度 において 雇 用 促 進 税 制 の 適 用 を 受 けることはできな いのか Q11 新 設 法 人 や 新 たに 事 業 を 開 始 雇 用 促 進 税 制 に 関 する Q&A 雇 用 促 進 税 制 について Q1 雇 用 促 進 税 制 とはどのような 制 度 か ( 平 成 26 年 4 月 1 日 現 在 ) Q2 雇 用 促 進 税 制 の 適 用 要 件 を 一 度 でも 満 たした 場 合 には その 後 適 用 年 度 中 であれば 継 続 して 雇 用 促 進 税 制 の 適 用 を 受 けることができるのか

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208169959F93878CA797708F4390B3816A819A95CA8B4C976C8EAE91E682538B4C8DDA97E12E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208169959F93878CA797708F4390B3816A819A95CA8B4C976C8EAE91E682538B4C8DDA97E12E646F6378> ( 別 様 式 第 4の1-1/3-) 復 興 産 業 集 積 区 域 における 研 究 開 発 税 制 の 特 例 等 ( 法 第 39 条 ) 指 定 を 行 った 認 定 地 方 公 共 法 人 の 場 合 事 業 年 度 又 は 連 結 事 業 年 度 終 了 後 団 体 の 長 の 氏 名 を 載 してく 1か 月 以 内 に 提 出 し ださい 個 人 の 場 合 事 業 年 度 ( 暦

More information

Microsoft Word - 070219役員選挙規程.doc

Microsoft Word - 070219役員選挙規程.doc 役 員 選 挙 規 程 昭 和 55 年 10 月 21 日 制 定 昭 和 57 年 11 月 16 日 改 正 昭 和 61 年 5 月 27 日 改 正 昭 和 62 年 2 月 23 日 改 正 昭 和 63 年 3 月 7 日 改 正 平 成 2 年 5 月 14 日 改 正 平 成 6 年 5 月 24 日 改 正 平 成 8 年 2 月 27 日 改 正 平 成 11 年 2 月 23

More information

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口 国 立 大 学 法 人 横 浜 国 立 大 学 年 俸 制 教 職 員 給 与 規 則 ( 平 成 19 年 3 月 27 日 規 則 第 56 号 ) 改 正 平 成 19 年 11 月 29 日 規 則 第 130 号 平 成 20 年 2 月 28 日 規 則 第 14 号 平 成 20 年 3 月 27 日 規 則 第 56 号 平 成 21 年 5 月 29 日 規 則 第 67 号 平

More information

23信託の会計処理に関する実務上の取扱い

23信託の会計処理に関する実務上の取扱い 実 務 対 応 報 告 第 23 号 信 託 の 会 計 処 理 に 関 する 実 務 上 の 取 扱 い 平 成 19 年 8 月 2 日 企 業 会 計 基 準 委 員 会 本 実 務 対 応 報 告 は 平 成 20 年 12 月 26 日 までに 公 表 された 次 の 会 計 基 準 等 による 修 正 が 反 映 されている (1) 企 業 会 計 基 準 第 16 号 持 分 法 に

More information

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一 貸 借 対 照 表 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 内 訳 金 額 科 目 内 訳 金 額 流 動 資 産 千 円 千 円 流 動 負 債 千 円 千 円 預 金 5,145,515 預 り 金 240, 有 価 証 券 2,000,000 未 払 金 274, 前 払 費 用 61,184 未 払 収 益 分 配 金 789 未 収 入 金 未

More information

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc 諮 問 庁 : 国 税 庁 長 官 諮 問 日 : 平 成 19 年 9 月 6 日 ( 平 成 19 年 ( 行 個 ) 諮 問 第 86 号 ) 答 申 日 : 平 成 20 年 1 月 30 日 ( 平 成 19 年 度 ( 行 個 ) 答 申 第 94 号 ) 事 件 名 : 本 人 に 係 る 公 的 年 金 等 の 源 泉 徴 収 票 の 不 開 示 決 定 ( 存 否 応 答 拒 否

More information

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱 川 越 市 幼 稚 園 就 園 奨 励 費 補 助 金 交 付 要 綱 川 越 市 幼 稚 園 就 園 奨 励 費 補 助 金 交 付 要 綱 ( 平 成 21 年 7 月 3 日 決 裁 )の 全 部 を 改 正 する ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 綱 は 保 護 者 の 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 るため 私 立 幼 稚 園 又 は 無 認 可 幼 稚 園 に 在 園 する

More information

Microsoft Word - 21退職手当規程.doc

Microsoft Word - 21退職手当規程.doc 国 立 大 学 法 人 奈 良 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 職 員 退 職 手 当 規 程 平 成 16 年 4 月 1 日 規 程 第 58 号 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 国 立 大 学 法 人 国 立 大 学 法 人 奈 良 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 ( 以 下 本 学 という )に 常 時 勤 務 する 職 員 のうち

More information

Microsoft Word - 公表用答申422号.doc

Microsoft Word - 公表用答申422号.doc 答 申 第 1 審 議 会 の 結 論 名 古 屋 市 長 ( 以 下 実 施 機 関 という )が 本 件 異 議 申 立 ての 対 象 とな る 保 有 個 人 情 報 を 一 部 開 示 とした 決 定 は 妥 当 である 第 2 異 議 申 立 てに 至 る 経 過 1 平 成 27 年 5 月 29 日 異 議 申 立 人 は 名 古 屋 市 個 人 情 報 保 護 条 例 ( 平 成 17

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2095BD90AC3232944E937890C590A789FC90B38FDA8DD72E747874>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2095BD90AC3232944E937890C590A789FC90B38FDA8DD72E747874> 平 成 22 年 度 税 制 改 正 [ 詳 細 ] 法 人 税 関 連 の 改 正 グループ 内 取 引 等 に 係 る 税 制 対 象 となる 100%グループ 内 法 人 とは 完 全 支 配 関 係 ( 原 則 として 発 行 済 株 式 の 全 部 を 直 接 又 は 間 接 に 保 有 する 関 係 )のある 法 人 をいいます (1)100%グループ 内 の 法 人 間 の 資 産 の

More information

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児 公 立 大 学 法 人 大 阪 市 立 大 学 教 職 員 の 育 児 介 護 休 業 等 に 関 する 規 程 制 定 平 成 18. 4. 1 規 程 126 最 近 改 正 平 成 27. 7. 1 規 程 第 1 章 総 則 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 規 程 は 公 立 大 学 法 人 大 阪 市 立 大 学 ( 以 下 法 人 という )の 教 職 員 の 育 児 休 業 育 児

More information

取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又

取 り 消 された 後 当 該 産 前 の 休 業 又 は 出 産 に 係 る 子 若 しくは 同 号 に 規 定 する 承 認 に 係 る 子 が 死 亡 し 又 は 養 子 縁 組 等 により 職 員 と 別 居 することとなったこと (2) 育 児 休 業 をしている 職 員 が 休 職 又 群 馬 県 市 町 村 会 館 管 理 組 合 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 平 成 5 年 4 月 1 日 条 例 第 2 号 改 正 平 成 5 年 6 月 8 日 条 例 第 1 号 平 成 7 年 3 月 31 日 条 例 第 4 号 平 成 12 年 2 月 15 日 条 例 第 1 号 平 成 12 年 11 月 10 日 条 例 第 2 号 平 成 14 年 2

More information

- 141 - 地 方 公 務 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 法 律 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 6 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 則 ( 規 則 第 14-1 号 以 下 育 児 休 業 規 則 という ) 第 1 条 の2の 育 児 休

- 141 - 地 方 公 務 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 法 律 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 6 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 則 ( 規 則 第 14-1 号 以 下 育 児 休 業 規 則 という ) 第 1 条 の2の 育 児 休 - 140 - 地 方 公 務 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 3 年 12 月 24 日 法 律 第 110 号 ) 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 条 例 ( 平 成 4 年 新 潟 県 条 例 第 4 号 ) 職 員 の 育 児 休 業 等 に 関 する 規 則 ( 平 成 4 年 3 月 30 日 人 委 規 則 第 14-1 号 ) 育 児 休

More information

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 の 法 令 等 に 準 拠 Up Newsletter 養 老 保 険 の 減 額 逓 増 定 期 保 険 の 取 扱 い 変 更 介 護 費 用 保 険 の 導 入 企 業 の 保 険 のポイント http://www.up-firm.com 1 養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者

More information

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 ( 相 談 ~ 改 正 に 伴 い 改 めて 整 理 しておきたい~ 法 人 税 における 繰 越 欠 損 金 制 度 米 澤 潤 平 部 東 京 室 平 成 27 年 度 および28 年 度 の 税 制 改 正 による 法 人 税 率 引 き 下 げに 伴 う 課 税 ベース 拡 大 の 一 環 として 繰 越 欠 損 金 制 度 についても 大 改 正 が 行 われました 今 回 は 繰 越 欠 損

More information

(3) 勤 続 期 間 が 10 年 以 上 であって 定 年 により 退 職 したとき (4) 勤 続 期 間 が 15 年 以 上 であって 職 務 上 特 に 功 労 があった 者 が 退 職 したとき (5) 前 各 号 に 準 ずる 理 由 により 増 額 する 必 要 があると 理 事

(3) 勤 続 期 間 が 10 年 以 上 であって 定 年 により 退 職 したとき (4) 勤 続 期 間 が 15 年 以 上 であって 職 務 上 特 に 功 労 があった 者 が 退 職 したとき (5) 前 各 号 に 準 ずる 理 由 により 増 額 する 必 要 があると 理 事 独 立 行 政 法 人 国 際 観 光 振 興 機 構 職 員 退 職 手 当 規 程 ( 平 成 15 年 10 月 1 日 規 程 第 8 号 ) 改 正 平 成 18 年 3 月 23 日 規 程 第 6 号 平 成 19 年 8 月 10 日 規 程 第 19 号 平 成 20 年 3 月 31 日 規 程 第 22 号 平 成 23 年 3 月 31 日 規 程 第 3 号 平 成 25

More information

財団法人山梨社会保険協会寄付行為

財団法人山梨社会保険協会寄付行為 一 般 財 団 法 人 山 梨 社 会 保 険 協 会 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 一 般 財 団 法 人 山 梨 社 会 保 険 協 会 と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 この 法 人 は 主 たる 事 務 所 を 山 梨 県 甲 府 市 に 置 く 第 2 章 目 的 及 び 事 業 ( 目 的 ) 第 3 条 この 法 人 は 山 梨

More information

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和

(2) 保 育 料 等 減 免 措 置 に 関 する 調 書 (3) 地 方 税 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 226 号 ) 第 5 条 第 2 項 第 1 号 に 規 定 する 市 町 村 民 税 の 課 税 の 状 況 を 証 明 する 書 類 又 は 生 活 保 護 法 ( 昭 和 福 山 市 私 立 幼 稚 園 就 園 奨 励 費 補 助 金 交 付 要 綱 ( 趣 旨 ) 第 1 条 家 庭 の 所 得 状 況 に 応 じて 保 護 者 の 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 るとともに, 公 私 立 幼 稚 園 間 の 保 護 者 負 担 の 格 差 の 是 正 を 図 るため, 予 算 の 範 囲 内 において 福 山 市 が 行 う 私 立 幼 稚 園 就 園 奨

More information

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx 全 国 エリアマネジメントネットワーク 規 約 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 会 は 全 国 エリアマネジメントネットワーク( 以 下 本 会 という )と 称 する ( 目 的 ) 第 2 条 本 会 は 全 国 のエリアマネジメント 組 織 による 連 携 協 議 の 場 を 提 供 し エリアマネジメン トに 係 る 政 策 提 案 情 報 共 有 及 び 普 及 啓

More information

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで 定 年 後 再 雇 用 職 員 就 業 規 則 01- 一 般 -00006 平 成 13 年 4 月 1 日 改 正 03- 一 般 -00030 平 成 15 年 12 月 4 日 改 正 06- 一 般 -00117 平 成 18 年 4 月 1 日 改 正 09- 一 般 -00109 平 成 21 年 4 月 1 日 改 正 10- 一 般 -00258 平 成 22 年 6 月 30 日

More information