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1 総則第 章 総 則

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3 則風水害 雪害対策編 第 章第 節 計画作成の趣旨等 第 節 計画作成の趣旨等 計画の目的 この計画は 市民生活の各分野にわたり重大な影響を及ぼすおそれのある自然災害に対処す 総るため 本市や指定地方行政機関 指定公共機関 指定地方公共機関等の防災機関がその有す る機能を有効に発揮して 市域における災害予防 応急対策及び災害復旧 復興を実施するこ 長岡市地域防災計画 津 波 災 害 対 策 編 とにより 災害から市民の生命 身体及び財産を保護するとともに 災害による被害を軽減し もって社会秩序の維持と公共の福祉の確保に資することを目的とする 計画の性格及び構成 この計画は 災害対策基本法 ( 昭和 年法律第 号 ) 第 条の規定に基づき長岡市防災 会議が策定する長岡市地域防災計画のうち次に掲げる風水害及び雪害等に関する計画であり 市域における風水害 雪害等の対策に関し 総合的かつ基本的な性格を有するものである 1 風水害 ( 暴風 洪水 地すべり 土石流 がけ崩れ等による災害 ) 2 雪害 3 林野火災 長岡市地域防災計画の構成 長岡市地域防災計画は次により構成される 風 水 害 雪 害 対 策 編 震 災 対 策 編 原子力災害対策編 計画策定の重点事項 資 料 編 長岡市では 平成 16 年の新潟 福島豪雨災害 ( 水害 ) を始めとして集中豪雨や そ れに伴う道路冠水等が多発している 風水害の発生を防ぐことは難しいが 事前の予防対策を 施すことで なるべく被害を軽減させることは可能である 長岡市では過去の災害経験を踏まえ 市民 企業等民間団体 学術研究機関 行政などが力 を合わせて防災体制を強化していくための5つの柱と早急に着手すべき主な取組を 長岡市防

4 風水害 雪害対策編 第 章第 節 計画作成の趣旨等 災体制強化の指針 としてまとめた この柱のひとつに 災害予防と減災対策 を上げている 避難準備情報 の発表による余裕をもった避難行動の実施や 災害関連情報の積極的な情報収集など 事前の予防対策は物的被害を軽減させ 何よりも人命を救うということにつながることから 災害予防と減災対策に重点を置き 他の4つの柱も十分に考慮した中での計画策定を行う 他の計画及び他の法令等に基づく計画との関係 新潟県地域防災計画 ( 風水害対策編及び個別災害対策編 ) との関係 この計画は 新潟県地域防災計画 ( 風水害対策編及び個別災害対策編 ) との整合性を有する 水防法第 条に基づく水防計画との関係 この計画は 長岡市水防計画 を兼ねるものとする 他の法令等に基づく計画との関係 他の法令等に基づく計画の防災に関する部分については この計画との整合性を図る 計画の修正 この計画は 災害対策基本法第 条の規定に基づき毎年検討を加え 必要があると認めるときは これを修正する 細部要領等の制定 市及び防災関係機関等は この計画に基づき 各々処理すべき防災業務について必要な事項を細部要領やマニュアル等で定め より具体的な災害の予防対策 応急対策及び復旧 復興対策の推進体制を整える 計画の習熟 市及び防災関係機関は 日頃から訓練 研究 その他の方法により この計画の習熟に努める 平成 年度修正 修正の背景 長岡市地域防災計画のうち 風水害 雪害対策編 は 水害 等を教訓とした 新たな防災体制の整備に関する提言 とそれを踏まえた 長岡市防災体制強化の指針 に基づき 平成 年度に抜本的な改訂を行った 平成 年度の修正は 平成 年度の改訂後に行われた法改正等を踏まえ より実効性の高い計画とするべく 行うものである

5 総則風水害 雪害対策編 第 章第 節 計画作成の趣旨等 修正の重点 1 長岡市水防計画 として位置付け 2 災害対策本部体制の強化 3 被災者支援の充実

6 第 節 風水害 雪害対策編 第 章第 節 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 理念 次に掲げる事項を長岡市の災害対策の基本理念とする 本市の自然的特性に鑑み 人口 産業その他の社会経済情勢の変化を踏まえ 災害の発 生を常に想定するとともに 災害が発生した場合における被害の最小化及びその迅速な回 復を図る 災害対策に当たる者それぞれが適切な役割分担及び相互の連携協力を確保するとともに これと併せて 住民一人一人が自ら行う防災活動及び自主防災組織その他の地域における 多様な主体が自発的に行う防災活動を促進する 災害に備えるための措置を適切に組み合わせて一体的に講ずること並びに科学的知見及 び過去の災害から得られた教訓を踏まえて絶えず改善を図る 災害の発生直後その他必要な情報を収集することが困難なときであっても できる限り的確に災害の状況を把握し これに基づき人材 物資その他の必要な資源を適切に配分することにより 人の生命及び身体を最も優先して保護する 被災者による主体的な取組を阻害することのないよう配慮しつつ 被災者の年齢 性別 障害の有無その他の被災者の事情を踏まえ その時期に応じて適切に被災者を援護する 災害が発生したときは 速やかに 施設の復旧及び被災者の援護を図り 災害からの復 興を図る 市民 各機関等の責務 市民は 日頃から災害に備え 市 県 その他防災関係機関の実施する防災活動に参加 協力するとともに 私たちの地域は私たちで守る という意識のもとに積極的に自主防災活動を行う 市 県 防災関係機関 1 市 防災の第一次的責任を有する地方公共団体として 災害から市域並びに市民の生命 身体及び財産を保護するため 指定地方行政機関 指定公共機関 指定地方公共機関 他の地方公共団体及び市民の協力を得て防災活動を実施する

7 総則2 県 風水害 雪害対策編 第 章第 節 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 市町村を包含する広域的地方公共団体として 大規模災害から県の地域並びに地域住民の生命 身体及び財産を保護するため 指定地方行政機関 指定公共機関 指定地方公共機関 他の地方公共団体及び市民の協力を得て防災活動を実施するとともに 市及び指定地方公共機関の防災活動を援助し かつその調整を行う 3 指定地方行政機関 大規模災害から市の地域並びに地域住民の生命 身体及び財産を保護するため 指定行政機関及び他の指定地方行政機関と相互に協力し 防災活動を実施するとともに 県及び市の活動が円滑に行われるよう勧告 指導 助言等の措置をとる 4 指定公共機関及び指定地方公共機関 業務の公共性又は公益性から自ら防災活動を実施するとともに 市及び県の活動が円滑に行われるようその業務に協力する 5 公共的団体及び防災上重要な施設の管理者 日頃から災害予防体制の整備を図るとともに 災害時には災害応急措置を実施する また 市 県 その他防災関係機関の防災活動に協力する 自助 共助 公助の推進 1 自助の推進 ア 住民及び企業等は 災害又はこれにつながるような事象に無関心であってはならない イ 住民及び企業等は 自らの責任において自身及びその保護すべき者の災害からの安全を確保し 自らの社会的な責務を果たせるよう努めなければならない ウ 県及び市は 住民及び企業等の自助の推進について 啓発と環境整備に努める 2 共助の推進 ア 住民及び企業等は 災害で困窮した隣人に無関心であってはならない イ 住民は その居住地域における安全確保のため相互に助け合い 災害の予防 応急対策を共同で行うよう努める ウ 企業等は その立地地域において 住民の行う防災活動への協力に努める エ 県及び市は 住民及び企業等の共助の推進について 啓発と環境整備に努める オ 一定の地区内の住民及び当該地区に事業所を有する事業者は 当該地区における防災力 の向上を図るため 共同して 防災訓練の実施 物資等の備蓄 高齢者等の避難支援体制 の構築等自発的な防災活動の推進に努める 必要に応じて 当該地区における自発的な防 災活動に関する計画を作成し これを地区防災計画の素案として防災会議に提案するなど 市と連携して防災活動を行う

8 3 公助の充実 風水害 雪害対策編 第 章第 節 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 ア 県 市及び防災関係機関は 災害時の住民等の安全確保と被災者の救済 支援を災害発生時に迅速かつ有効に実施できるよう 以下により災害対応能力の維持 向上に努める 専門知識を持った職員の養成 配置と災害時の組織体制の整備 災害時にも機能停止に陥らないための庁舎 設備 施設 装備等の整備 職員の教育 研修 訓練による習熟 国の研修機関等及び県及び市の研修制度の充実 大学の防災に関する講座等の連携等により 人材育成を体系的に図る仕組みを構築 ハザードマップの作成 避難勧告等の判断基準等の明確化 災害対応業務のプログラム化 標準化 緊急時に外部の専門家等の意見 支援を活用できるような仕組みの平常時からの構築 指定緊急避難場所 指定避難施設 備蓄など 防災に関する諸活動の推進に当たっての 公共用地 国有財産の有効活用 イ 県 市及び防災関係機関は 住民及び企業等が公の支援を遅滞なく適切に受けられるよう 確実に周知しなければならない ウ 県 市及び防災関係機関は 発災後の円滑な応急対応 復旧 復興のため 退職者 ( 自衛隊等の国の機関の退職者も含む ) の活用や 民間の人材の任期付き雇用等の人材確保方策をあらかじめ整えるよう努める エ 県 市及び防災関係機関は 相互の連携 協力のための体制を整備し 広域的な応援 受援体制の強化 充実を図る オ 県 市は 平常時から 被災者支援の仕組みを担当する部局を明確化し 被災者支援 の仕組みの整備等に努める カ 市は 地域防災計画に地区防災計画を位置づけるよう市の一定の地区内の住民及び当該地区に事業所を有する事業者から提案を受け 必要があると認めるときは 地域防災計画に地区防災計画を定める 要配慮者及び複合災害への配慮 要配慮者への配慮と男女共同参画の視点に立った対策 1 各業務の計画及び実施に当たっては 要配慮者の安全確保対策に十分配慮する また 在日 訪日外国人が増加していることから 在日 訪日外国人の円滑な避難誘導体制の構築に努めるなど 災害発生時に 要配慮者としての外国人にも十分配慮する 本計画では 第 2 章及び第 3 章の関係節において具体的な対応策を示す 2 計画の策定及び実施に当たっては 男女共同参画の視点から必要な対応をする 複合災害への配慮 全国屈指の豪雪地帯である本市の自然条件に鑑み 積雪期などの複合災害 ( 同時又は連続して2 以上の災害が発生し それらの影響が複合化すること ) に備えた対策を 各業務においてあらかじめ考慮する 各節ごとに 積雪地域での対応 を記載し 積雪期対策の配慮を

9 則図るものである 風水害 雪害対策編 第 章第 節 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 各防災機関の事務又は業務の大綱 市及び市域を管轄する指定地方行政機関 指定公共機関 指定地方公共機関及び市内の公共 的団体 その他防災上重要な施設の管理者は それぞれの所掌事務又は業務を通じて市域に係る防災に寄与すべきものとし それぞれが災害時に処理すべき事務又は業務の大綱は 次のとおりとする なお 次表に記載のない機関については 県地域防災計画を参照のこと 長 岡 市 機 関 名 処理すべき事務又は業務の大綱長岡市防災会議に関すること 市内における公共的団体及び住民の自主防災組織の育成指導に関すること災害予警報等情報の収集伝達に関すること被災状況に関する情報収集に関すること災害広報並びに避難準備情報の発出 避難の勧告及び指示に関すること被災者の救助に関すること県知事の委任を受けて行う 災害救助法に基づく被災者の救助に関すること災害時の清掃 防疫その他保健衛生の応急措置に関すること消防活動及び浸水対策活動に関すること被災児童 生徒等に対する応急の教育に関すること要配慮者に対する相談及び援護に関すること公共土木施設 農地及び農業用施設等に対する応急措置に関すること農産物 家畜 林産物及び水産物に対する応急措置に関すること消防 浸水対策 救助その他防災に関する業務施設及び設備の整備に関すること水道等公営事業の災害対策に関すること 総

10 新 潟 県新潟県警察本部長岡警察署見附警察署与板警察署柏崎警察署小千谷警察署 新潟県防災会議に関すること 風水害 雪害対策編 第 章第 節 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 市及び指定公共機関 指定地方公共機関の防災事務または業務の実施についての総合調整に関すること被災状況に関する情報収集に関すること災害予警報等情報伝達に関すること災害広報に関すること避難の勧告 指示に関すること市町村の実施する避難準備情報発出に係る情報提供 技術的支援に関すること本市の実施する被災者の救助の応援及び調整に関すること災害救助法に基づく被災者の救助に関すること災害時の防疫その他保健衛生の応急措置に関すること本市の実施する消防活動及び浸水対策活動に対する指示及び援助に関すること被災児童 生徒等に対する応急の教育に関すること要配慮者に対する相談及び援護に関すること公共土木施設 農地及び農業用施設等に対する応急措置に関すること農産物 家畜 林産物及び水産物に対する応急措置に関すること緊急通行車両の確認に関すること消防 浸水対策 救助その他防災に関する業務施設及び設備の整備に関すること自衛隊の災害派遣要請に関すること他の都道府県に対する応援要請に関すること 避難誘導 被災者の救出その他人命保護に関すること交通規制 緊急通行車両の確認及び緊急交通路の確保に関すること行方不明者調査及び死体の検視に関すること犯罪の予防 取締り 混乱の防止その他秩序の維持に必要な措置に関すること 指定地方行政機関 長岡労働基準監督署 新潟農政事務所 中越森林管理署 災害時における産業安全確保措置に関すること 農地及び農業用施設災害復旧事業の緊急査定に関すること災害時における応急食料の緊急引き渡しに関すること 国有林野の保安林 保安施設 ( 治山施設 ) 等の維持 造成に関すること民有林直轄治山事業の実施に関すること災害復旧用材 ( 国有林材 ) の供給に関すること

11 則指 定 地 方 行 政機関 新潟地方気象台信濃川河川事務所信濃川下流河川事務所湯沢砂防事務所 風水害 雪害対策編 第 章第 節 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 気象 地象 水象の観測及びその成果の収集 発表に関すること 気象業務に必要な観測体制の充実を図るとともに 予報 通信等の施設及び設備の整備に関すること 気象 地象 ( 地震にあっては 発生した断層運動による地震動に限る ) 水象の予報及び特別警報 警報 注意報 並びに台風 大雨 竜巻等突風に関する情報等の適時 的確な防災機関への伝達 これらの機関や報道機関を通じた住民への周知に関すること 気象庁が発表する緊急地震速報 ( 警報 ) について 緊急地震速報の利用の心得などの周知 広報に関すること 市が行う避難勧告等の判断 伝達マニュアルやハザードマップ 等の作成に関した技術的な支援 協力に関すること 災害の発生が予想されるときや 災害発生時において 市に対し気象状況の推移やその予想の解説等に関すること 市 その他の防災関係機関と連携した防災気象情報の理解促進 防災知識の普及啓発活動に関すること信濃川及び信濃川 ( 下流 ) に関する洪水予報業務及び水防警報に関すること国の管理に属する河川の管理及び改修 維持修繕 災害復旧等の工事の実施に関すること 国の指定した直轄工事施工区域内においての砂防の実施及び災害復旧に関すること 総長岡国道事務所 海上保安本部 一般国道 () の改築 管理 維持修繕 除雪及び災害復旧工事に関すること海難等の救助及び海上交通の安全確保に関すること海上における治安の維持及び災害時における海上の救済援助に関すること通信の確保に関すること船舶等への津波警報の伝達に関すること 防災関係資料の事前収集等と災害派遣準備体制の確立に関すること 陸上自衛隊高田駐屯地 災害発生時の情報収集活動への協力に関すること災害出動要請又は出動命令に基づく人命救助を最優先とした応急救援活動の実施に関すること

12 指 定 公 共 機 関 独立行政法人防災科学技術研究所雪氷防災研究センター日本郵政 長岡郵便局東日本旅客鉄道 長岡駅日本貨物鉄道 南長岡駅東日本電信電話 新潟支店エヌ ティ ティ コミュニケーションズ ソフトバンクテレコム NTTドコモ新潟支店 KDDI ソフトバンクモバイル東北電力 長岡営業所県央営業所日本通運 長岡支店佐川急便 長岡店西濃運輸 長岡営業所福山通運 長岡支店ヤマト運輸 長岡主管支店 NHK 新潟放送局長岡報道室日本赤十字社新潟県支部 風水害 雪害対策編 第 章第 節 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 防災に関する研究活動等の推進に関すること 市の行う防災活動に対する協力に関すること 災害時における郵便業務運営の確保に関すること 郵便事業に係る災害特別事業取扱い及び援護対策に関すること 災害時における鉄道による緊急輸送の確保に関すること 電気通信設備の整備及び防災管理に関すること災害時における緊急通話の確保に関すること 電力施設等の防災管理及び災害復旧に関すること災害時における電力の供給の確保に関すること 災害時における陸路による緊急輸送の確保に関すること 気象予警報等の放送に関すること災害時における広報活動に関すること災害時における医療救護に関すること災害時における救援物資の備蓄及び配分に関すること災害義援金の募集 受付及び配分に関すること労働奉仕班の編成及び派遣のあっせん並びに連絡調整に関すること

13 則指定地方公共機関 東日本高速道路 新潟支社長岡管理事務所土地改良区 北陸瓦斯 長岡支社 一社 新潟県 LPガス協会長岡支部 新潟運輸 長岡支店中越運送 長岡支店越後交通 佐渡汽船 寺泊代理店 新潟放送長岡支社 新潟総合テレビ テレビ新潟放送網 新潟テレビ 長岡支社 FMラジオ新潟新潟県民エフエム放送 長岡移動電話システム エヌ シィ ティ 風水害 雪害対策編 第 章第 節 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 高速自動車国道の防災管理に関すること 災害時の高速自動車国道における交通路の確保に関すること 高速自動車国道の早期災害復旧に関すること 水門 水路 ため池等の施設の防災管理並びに災害復旧に関すること災害時における都市ガスの安定的供給に関すること 都市ガス施設の防災管理に関すること 災害時におけるLPガスの安定供給に関すること LPガス施設等の防災管理に関すること 災害時における陸路による緊急輸送の確保に関すること 災害時における陸路による緊急輸送の確保に関すること 海上における安全輸送の確保に関すること 災害時における海上輸送の確保に関すること 気象警報等の放送に関すること 災害時における広報活動に関すること 総その他の公共的団体及び防災上 新潟日報社長岡支社 森林組合漁業協同組合農業協同組合等公庫 金融機関長岡市医師会 見附市南蒲原郡医師会 小千谷市魚沼市医師会 長岡商工会議所 商工会一般診療所 病院 災害時における広報活動に関すること共同利用施設の災害応急対策及び復旧に関すること 被災組合員に対する融資又はそのあっせんに関すること 災害時における緊急物資の調達及び陸路による緊急輸送の確保に関すること災害時における融資 貸付等の金融支援に関すること災害時における医療救護に関すること 災害時における物価安定についての協力 徹底に関すること 救助用物資 復旧資材の確保についての協力 あっせんに関すること災害時における収容患者に対する医療の確保に関すること 災害時における負傷者等の医療救護に関すること

14 重要施設の管理者 一般運輸事業者 ダム施設の管理者 一般建設事業者 危険物関係施設の管理者社会福祉法人長岡市社会福祉協議会 風水害 雪害対策編 第 章第 節 防災関係機関等の責務と処理すべき事務または業務の大綱 災害時における緊急輸送の確保に関することダム操作等施設の防災管理に関すること 災害時における応急復旧の協力に関すること 災害時における危険物の保安措置に関すること 市災害ボランティアセンターの設置に関すること 防災活動への協力に関すること コミュニティ推進組織 町内会 集落 区 町内 自主防災組織等ボランティア団体 NPO 各種団体 住民に対する避難誘導への協力に関すること避難所運営への協力に関すること防災知識の普及に関すること自主防災組織化の促進に関すること防災活動への協力に関すること防災知識の普及に関すること災害応急対策への協力に関すること本部への情報提供に関すること

15 則風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 第 節 自然条件 地形及び地質の概要 位置及び面積 総東 経 北 緯 広ぼう () 極 東 極 西 極 南 極 北 面積 ( ) 東西 南北 度 分 秒 度 分 秒 度 分 秒 度 分 秒 長岡市は 信濃川に沿って開かれた広大な新潟平野の南端に位置し 市域は東西 km 南北 km 面積 km2で 市のほぼ中央部を信濃川が北流しており 東は福島県境近 くの守門岳に 西は佐渡島を望む日本海にまで達した市域の中心部に市街地が展開しており これをとりまくように農地が広がっている 海抜 m の海岸部ではほとんど積雪は見られない が 内陸部の標高 m 前後の山間部では cm を越える積雪を記録するなど 地域間の自 然条件が大きく異なることが特徴である 以下地域別に地形概要等を示す 長 岡 地 域 地形概要 長岡は新潟平野の南端に位置し 信濃川が山地から新潟平野に流入する地域に該当する 地形的には 市のほぼ中央を南北に信濃川が貫流し 川沿いに広がる低地とその両側に発達する丘陵とに大別される 信濃川左岸の丘陵は西山丘陵 右岸側の丘陵は東山丘陵と呼ばれ 丘陵と低地の間には台地 段丘がみられる 丘陵全体には地すべり地形が見られ 地すべり地内には二次 三次の滑落崖 地すべり固有の緩斜面 凹地が見られる 地質概要 長岡に分布する地層は 新第三紀 ~ 第四紀に形成された地層で 地質構造的には 褶曲構造地帯の中にある 西山丘陵は 黒川以北では新第三紀の泥岩が 以南では洪積世の砂岩 泥岩互層が卓越する 東山丘陵は 新第三紀の半固結 ~ 固結の砂岩 泥岩互層が卓越するが 鋸山周辺は火山岩類からなっている 低地は第四紀の沖積層で砂礫 砂 シルト 粘土等で構成される 中 之 島 地 域 地形概要 中之島は 長岡地域の北部に位置し 周囲を信濃川 猿橋川 刈谷田川に囲まれ 川を隔てて東は見附市 西北は燕市分水地区に接し 中央部を排水幹線中之島川が貫流し 海抜 ~mで山一つない平坦地である

16 地質概要 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 三角州性の沖積地であり 砂土洪積による第四紀層に属し 広汎肥沃で丘陵もなく 南部 から北へ極めて平坦なる緩傾斜をなし農耕に適した土壌となっている 地質は信濃川 刈谷田川の河川堆積物からなり 砂 シルト 泥層で構成されている 越 路 地 域 地形概要 越路は新潟平野の南西端に位置し 県の中央部を流れる信濃川が東部平坦地を南から北に貫流している また十日町市に源を発する渋海川が地域の中央を南北に流れており 地域の北端で信濃川と合流している 信濃川と渋海川に挟まれた三角州は 中央部から東部に開けており新潟平野の一角を形成しているが 西部は渋海川を挟んで丘陵地が連なっており 郡境は山岳地帯を形成している 地質概要 東部は 信濃川 渋海川の第四紀沖積層の礫 砂 泥で大部分が形成されている 一部 段丘地帯には段丘堆積物の層が見られる 西部は 渋海川が南北に流れ この川沿いに第四紀沖積層が見られ これを囲むように第四系魚沼層の砂礫 砂 シルト 粘土で形成されている 山地部は 大部分が灰爪層で 南西端に西山層 椎谷層も見られる 三 島 地 域 地形概要 三島の地形は 西部は小木城山脈から東に緩い傾斜をなし 山林資源や山菜に富んでいる西山丘陵からなる 東部一帯は広大な平坦地であり 土質の大部分は腐食質を含む土壌からなり 稲作には適している 地質概要 これらの地質は 西部の西山丘陵では 小木城山脈の背斜部に新第三系の椎谷層 次いで東の平野部に向かって西山層 灰爪層 魚沼層群となっており 東部一帯は 信濃川流域に生成した第四系に属する沖積層からなっている 山 古 志 地 域 地形概要 山古志は新潟県のほぼ中央に位置し 西は小千谷市 南は魚沼市に隣接している 山間丘陵地にあるため 地域一帯が傾斜地であり 農地は階段状に展開している 地質概要 地すべり地が広く分布しており 地質は新第三系からなっている

17 則 小 国 地 域 地形概要 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 小国は 新潟県の中南部に位置し 東は小千谷市と 西は柏崎市と 南は十日町市と接し ている 東の関田山系と西の八石山系とにはさまれ 盆地状の地形をなしている 地域の中 央部を南から北に信濃川の支流渋海川が流れており の平坦地と の河岸段丘 を形成している 地質概要 渋海川を中心とする平坦部は渋海川の沖積層で その両脇に段丘堆積層をはさんで小国層 ( 礫岩 砂岩層 ) が広く分布しており 渋海川東部の丘陵地帯は小千谷市まで広がっている 一方渋海川西部の八石山系は小国層より地質が古く塚山層 和南津 灰爪 西山 浜忠及び椎谷層が分布している 八石山そのものは新第三紀中新世から鮮新世の西山 浜忠及び椎谷層が分布している 和 島 地 域 地形概要 和島は 北東の仏山 ( 海抜 ) より南東の笠抜山 ( 海抜 ) にかける三島丘陵と 南西から北西にかけての緩傾斜の丘陵に挟まれ 西側は日本海近くまで張り出し 南は出雲崎町に接している 地質概要 日本海側から東方へ向かって順に椎谷層 西山層 灰爪層 魚沼層が分布し 落水地区の椎谷層は地すべり防止区域となっている 比較的平地に分布している沖積層は 和島の稲作地帯の中心をなしている 三島丘陵に分布する灰爪層 魚沼層群に地すべり防止区域があり軟弱な土質が多く分布している 平野部の土壌は 旧島崎川の運搬土砂が堆積したもので大部分が砂壌土 地味は一般に肥沃で稲作に適している 寺 泊 地 域 地形概要 寺泊は日本海に面しており 北は弥彦山 東は広大な新潟平野を形成した信濃川の大河津分水路を隔てて燕市に 南は海岸線伝いに出雲崎町に隣接している 西は日本海に面し 佐渡 弥彦 米山国定公園の一部を占めており 佐渡島とは20カイリで本土からの最短距離にある 地形的には新潟平野の西南端に属する広大な平野と海岸部の平地及び山地より成る 地質概要 山地としては 地域の北東部に弥彦山があり 標高は比較的低いものの 海岸部より急にそびえ 平野地にある山としては険しい山容をしている 主に 新第三系の黒色頁岩及び火成岩の流紋岩 玄武岩等からなる 丘陵地は 西山丘陵と峯岡丘陵が海沿いに延び 寺泊地域を海岸部と内陸低地部とに分断 している 海岸に面しては急傾斜地が多く 地すべり地形が多見される また 内陸部には 総

18 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 三島丘陵の北端部があり 新第三紀鮮新世及び第四紀更新世の前期に堆積した地層からなっ ている 低地は 新潟平野の西端に位置し 丘陵地と信濃川及び大河津分水路に囲まれており 沖 積層が分布する 栃 尾 地 域 地形概要 栃尾は 北は三条市に 西は見附市に 南は魚沼市に境を接しているが その境界の大部分は分水嶺と重なる 市街地は 四方を山に囲まれた盆地状で刈谷田川と西谷川の合流点に発展し 西部 南部の山岳地域は それぞれ奥早出 粟 守門県立自然公園及び長岡東山 山本山県立自然公園に指定されている 主要な生活圏域は 西谷 東谷 塩谷の三つの谷の平野部及び台地面で それぞれ地形 気候的制約からくる生活様式に差がある 中央を流れる刈谷田川の上流部は 谷が深く人々を寄せつけないが 栃堀集落から下流は 両岸に広い段丘面を発達させて耕地が広がり 市街地は この下流の堆積谷に位置している この支流の来伝川や西谷川は 守門山塊や東山丘陵地を北流し 勾配も緩慢であり 流域は地すべり地帯である また 北部を大きく蛇行する塩谷川の流域は平野となっており 穀倉地帯となっている 与 板 地 域 地形概要 与板は 長岡市の北東部にあり 西には標高 前後の三島丘陵を背にし 東の信濃川左岸沿いに開けた東西 km 南北 kmと細長い地域である 柏崎市を源に発した黒川が 南北に町の真ん中を縦貫し北の端で信濃川に合流していて 東半分が信濃川により堆積した耕地で 土壌は肥沃な土地で農産物の生産に適しており良質米を多収し 西半分が緩やかな傾斜地で大部分は杉の植林地帯となっている 地質概要 地層は丘陵部と平野部に区別でき 丘陵部は新第三紀鮮新世から第四紀更新世に形成された堆積岩類で構成されている 地質構造的には背斜構造を伴って分布する西山層を最下部として灰爪層 西越層 和島層と累重している 川 口 地 域 地形概要 川口は 信濃川と魚野川の合流地点にあり 扇状地と河岸段丘に拓け 東西 km 南北 km 面積 m2である 新潟県のほぼ中央に位置し 東側は魚沼市 西側 北側は小 千谷市 南側に十日町市と接している

19 則 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 地質概要 川口の地質は礫 粘土 砂を主成分とした各層から成り立っている 田麦山から東山へわたって火山活動に伴う変動によって集塊岩が広く分布し背斜層となって続いている 信濃川 魚野川両川に沿う耕地は第四紀新層の土壌であって 砂質壌土又は粘土であり その他の地方は第三紀層又は第四紀古層である したがって川口付近は比較的新しい水成岩層から成り立っている 気候及び気象の概要 長 岡 地 域 気候の概要 長岡の気候は 梅雨期から夏期にかけて降水量が多く また 冬期は季節風が強く降雪量が多い日本海型気候を呈している 気候概況 長岡地域気象観測所における月別平年値は次に示すとおりである 項 目 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 平均気温 ( ) 最高気温 ( ) 最低気温 ( ) 平均風速 () 降水量 () 統計期間 :~ 年 気象の特徴 1 雨 冬期は夏期よりも降水量が多いが 長岡市に被害をもたらす大雨は 梅雨時期及び夏期に多く発生する これは 梅雨前線及び 夏期において大気が不安定の状態となり 局地的な降雨をもたらすのが原因である また台風の接近 通過も大雨をもたらす一因となる 2 雪 昭和 年豪雪を境に暖冬少雪傾向にあったが 平成 年 年 年 年と豪雪に見舞われた 豪雪時には 降雪累計で近年の約 ~ 倍の降雪量となる 積雪 降雪の平均値と豪雪時の値は次のとおりである 積雪日数積雪期間降雪累計最大日降雪量最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 日 日 cm cm cm 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 総

20 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年 豪 雪 年 豪 雪 年 豪 雪 年 豪 雪 年 豪 雪 観測場所 : 年まで 長岡気象通報所 年から 国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所 また 気圧配置等により降雪状況は次のように区分される 区 分 雪及び風の分布特徴 山雪型降雪 里雪型降雪 強い冬型 ( 西高東低 ) の気圧配置となり 等圧線がほぼ南北に走り間隔が狭くなる 海上 海岸で北西の季節風が強く吹き 上 中越地方の山沿いを中心に大雪となる 海岸平野部での降雪は少ない 大陸に高気圧 日本の東海上に低気圧があり 西高東低型の気圧配置であるが 日本付近で等圧線が緩む場合と日本海に小さな低気圧が発生し東へ進む場合とがある 北西の季節風は弱まるが 上空に強い寒気が入り込んだ場合は 海岸 平野部でも大雪となりやすくなる 3 雪崩 長岡地域においては 過去に大規模な雪崩による被害はないものの 雪崩の発生しやすい条件には 次のようなものなどがある 月から 月の気温が低い時で 既に積もった雪の上に 短期間で大量の降雪があった場合 ( 表層雪崩 ) 気温が上昇する春先で降雨や融雪水の増加により発生するもの ( 全層雪崩 ) 4 強風 強風は 冬の季節風の他に台風 低気圧 前線の通過などを原因として発生する 長岡での強風は 南西 ~ 西の風向で現れる 5 台風 台風は その進路 強さ及び規模によって雨 風の影響が異なるが 台風の中心が遠ざかる際に最大風速が出る特徴がある 進路による雨及び風の分布特徴は次のとおりである 台風の進路雨及び風の分布特徴 日本海を北東に進む場合 南西 ~ 西の強風が吹きやすい フェーン現象となり 気温が上がり乾燥する 前線が新潟県付近にある場合を除けば 大雨はほとんどない 平成 3 年 9 月 日 ~ 日 台風 号

21 総則風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 新潟県のすぐ西側を北東に進む場合 暴風が最も吹きやすくなる 台風の中心が新潟県を過ぎると 南西から西の吹き返し風に変わり その影響を受けて上越 中越および下越地方の山沿いで大雨が降りやすくなる 昭和 年 9 月 日 台風 号 ( 第二室戸台風 ) 新潟県を縦断し北東に進む場合 雨 風とも強い 台風が通過する直前に 北よりの風が強まり その後一旦やや弱まるが 台風の通過後は西から北西の吹き返し風が強まる 降水量は 上 中越地方で多くなり ~ mmに達する 平成 2 年 9 月 日 ~ 日 台風 号 新潟県の東を北上する場合 風は 海上 海岸地方で北西から北の風が強くなり その一方内陸部では比較的弱くなる 台風の中心が新潟県南東部に近づいたときに 最大風速となり 中越地方南部から上越地方にかけて雨が多くなる 昭和 年 8 月 日 台風 号 中 之 島 地 域 気候の概要 中之島の気候は 典型的な日本海型気候で 春秋は晴天の日が多く温暖であるが 梅雨期における降雨量は多く 時として集中的に降る事が多い 夏は高温多湿で 台風の襲来は近年比較的少ないが南風によるいわゆるフェーン現象を起こし 火災予防上注意すべき気候が続く 又 冬は西高東低の気圧配置の日が多く 雪や雨の多い日が続く 越 路 地 域 気候の概要 越路の気候は 一口に豪雪地帯といわれているが それは地形が大きな影響を与えている 特に西部地区は 渋海川が八石山系を縦に削りながら流れ 途中で盆地のような地形を造ったところにある そのため朝霧のたちこめる日が多く見られ 東部地区に比べ雪の量も多い 冬季は季節風に支配され積雪寒冷で陰鬱な天気が多い 夏期は 表日本とほとんど変わりない好天が続き 気温も上昇する また 梅雨現象はそれほど顕著でなく 台風の襲来も少なく 年間を通じて強風日数も少ない

22 気候概況 越路の月別準平年値は次に示すとおりである 項 目 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 全年 平均気温 ( ) 最高気温 ( ) 最低気温 ( ) 降水量 () 平均風速 () 観測場所 : 越路支所気象観測所 統計期間 :~ 年 気象の特徴 1 雨 梅雨の影響は 月に大きく表れるが 降雪の影響から月別では 月が最も多い 2 雪 北部では里雪型 南部では山雪型の降雪傾向が見られ 月別では 月が最も多くなっている 最深積雪深は 昭和 年の が最も多い 積雪日数根雪期間降雪累計最大日降雪量最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年 豪 雪 年 豪 雪 観測場所 : 越路支所観測所 統計期間 :~ 年 3 強風 風向きは 月から 月は北西 月から 月は南東が主である 一般に冬季は季節風に支配される 三 島 地 域 気候の概要 三島の気候は 新潟県中越地方一般の気候と同様に 春 夏には晴天日数も多く 順調に推移するが高温多湿である 秋の後半から冬にかけては 雨や雪として降雪量の多い典型的な日本海側気候を呈している 気象の特徴 1 雨 年間を通しての降水量の型は 冬期に降水量の多い 典型的な日本海側気候の北陸型を示している

23 則 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 春の 月から 月が最も降水量が少ない時期であり 暑い 月よりも少ない 月 月 は梅雨期で降水量は増加するが 月 月がより多いのは梅雨明け頃の集中豪雨によるも のと思われ 過去の水害もこの時期に発生しており 十分な警戒が必要である 梅雨が明けてから夏になると雨量は減るが 月になると急に降水量が増し 雪国独特の氷雨が降り やがて雪となる この中で台風の影響も比較的少ない 月は降水量が少なく 澄み切った秋晴れの日が続く 2 雪 ここ数年は 少雪の雪が続いているが 気圧配置によっては多く降る恐れがあるので 今後においても十分な警戒が必要である また大雪が降るのは里雪型の場合である 総3 強風 春先や夏場におけるフェーン現象の強い南風により 乾燥と高温をもたらすため 火災には十分な注意が必要である 山 古 志 地 域 気候の概要 山古志の気候は 典型的な日本海型気候を呈し 夏は高温多湿で冬は西高東低の気圧配置の日が多く季節風が強い 梅雨期における降雨量はそれほど多くないが時として集中的に降ることがある 又 降雪量および積雪の多いことは 最も大きな気象要素である 過去の記録を見ると 降雪量 積雪とも非常に多く を越えることもある 気候概況 山古志の月別準平年値は次に示すとおりである 項 目 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 全年平均気温 ( ) 最高気温 ( ) 最低気温 ( ) 降水量 () 平均風速 () 観測場所 : 種苧原調 統計期間 : 年 ヶ年平均 気象の特徴 1 雪 積雪日数根雪期間降雪累計最大日降雪量最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 )

24 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 年 豪 雪 年 豪 雪 小 国 地 域 気候の概要 小国の気候は 盆地の地形から夏は高温多湿であり 冬は典型的な豪雪地帯の特徴をもっている 気候概況 小国の月別準平年値は次に示すとおりである 項 目 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 全年平均気温 ( ) 最高気温 ( ) 最低気温 ( ) 降水量 () 平均風速 () 観測場所 : 小国支所 統計期間 : 気 温 ~ 年 雨量 風速 ~ 年 気象の特徴 1 雨 大雨は 梅雨期から 月にかけての期間に多く 集中豪雨もこの時期に多い 2 雪 降雪量は かつて mを超え 最大積雪深が mこえることがしばしばあった 昭和 年以降 暖冬小雪の傾向が続いていたが 平成 年 年と 年連続で豪雪に見舞われた 積雪日数 根雪期間 降雪累計 最大日降雪量 最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年 豪 雪 年 豪 雪 年 豪 雪 年 豪 雪 年 豪 雪 観測場所 : 年 中里小学校 年 結城野小学校 年以降 小国支所

25 則風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 3 雪崩 雪崩発生危険箇所として 保全対象に人家又は人の利用する施設がある箇所が約 箇所 保全対象が道路のみの箇所が約 箇所ある 近年暖冬小雪の傾向であったものが 中越大震災発生後は豪雪となっていることから 雪崩の発生しやすい条件となった場合は監視が必要である 4 強風 夏から秋にかけては台風の通過に伴い 春季には低気圧の通過に伴う強風により被害が発生することがある 5 台風 過去においては 昭和 年 月 日第二室戸台風の暴風により大きな被害を受けた これ以外に台風による被害はあまりないが 台風が遠ざかる際には強風やフェーン現象がおこりやすい 和 島 地 域 気候の概要 和島の気候は 典型的な日本海型気候で 冬季の大陸からの季節風 ( 北西 ) が強く 多量の雨と降雪をみる 気温は 年間平均気温.3 前後で 月 月は晴れの日が多く温暖でさわやかな日が続き 夏季は 高温多湿で集中豪雨が起きやすい 月頃からは大陸気候の影響で雨の日が多くなる 月から 月は冬型の気圧配置となり 北西の季節風が強まり 降雪の日が多い 気候概況 和島の月別準平年値は次に示すとおりである 項 目 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 全年平均気温 ( ) 最高気温 ( ) 最低気温 ( ) 降水量 () 平均風速 () 観測場所 : 和島支所 統計期間 :~ 年 気象の特徴 1 雨 年間を通じて春先の 月から 月は 最も降水量が少ない時期である 月 月は梅雨時期で降水量が増加する 近年は この梅雨時期に梅雨前線の活発な活動による豪雨がたびたび発生しており 災害に対する十分な注意が必要な時期である 2 雪 海岸に近いことから 内陸部に比べ降雪 積雪ともに少ない 昨今の暖冬少雪傾向により 昭和の豪雪期と比較してもその量はおよそ半分にも満たない量である 総

26 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 積雪日数根雪期間降雪累計最大日降雪量最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年 豪 雪 - - 年 豪 雪 - - 観測場所 : 和島支所 年豪雪の数値は同年 月 日現在の数値 寺 泊 地 域 気候の概要 寺泊の気候は 梅雨期から夏にかけての降水量が多いだけでなく 冬も雪や雨として降水 量の多い典型的な日本海気候を呈している 平面的には新潟県の縮小に似ており 南北に長 い海岸線を有し 海岸部 海岸丘陵地を越えた平地など地形による差が大きい 気候概況 寺泊の月別準平年値は次に示すとおりである 項 目 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 全年 平均気温 ( ) 最高気温 ( ) 最低気温 ( ) 降水量 () 平均風速 () 観測場所 : 寺泊観測所 統計期間 :~ 年 気象の特徴 1 雨 降雨は梅雨期に集中しているが 台風の来襲する 月頃に年間最大降水量を記録することもある 2 雪 降雪日数 降雪量の多い県内にあって 海岸に面しているため降雪日数 降雪量とも少なく したがって積雪日数や積雪量も少ない 降雪はあるものの浜風による消雪が早く降雪累計と積雪累計はほぼ同一である 海岸部と内陸部との雪量が際立っており 多いときには mを生じる

27 総則風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 積雪日数根雪期間降雪累計最大日降雪量最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 観測場所 : 与板消防署寺泊出張所 積雪日数根雪期間降雪累計最大日降雪量最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 観測場所 : 長岡市水道局寺泊水道営業所 3 台風 日本列島がシベリア大陸と太平洋の境に位置しているため 夏は太平洋側から冬は大陸側からと それぞれ風向きの異なる季節風が吹き 特に冬の季節風が偏西風と同じ方向になるため はっきりした北西の風向きをもち脊梁山脈にさえぎられる夏の季節風と異なり さえぎるもののない日本海を越えて大陸から直接強い風が吹きつける このため火気の多用されるこの時期 一度火が出た場合大火となるおそれがある 栃 尾 地 域 気候の概要 県境の守門山系と前山丘陵に抱かれた栃尾盆地は 中越平野と直線的に 高さでも mのへだたりしかないが 気候的には著しい差異を示し 山間地特有の内陸の盆地気候を特色としている 日本海岸に発達する冬季の北西季節風は 県境山地を越える際に上昇気流を発達させ 谷筋の山間盆地に多量の降雪をもたらす このため 栃尾盆地は年中ほとんど無風状態で 気温も平野部よりやや高い 降水量も多く しかも冬季に集中して豪雪になり 湿度の高い重い雪に長い冬の生活が支配される 気候概況 栃尾の月別準平年値は次に示すとおりである 項 目 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 全年 平均気温 ( ) 最高気温 ( ) 最低気温 ( ) 降水量 () 平均風速 () 観測場所 : 栃尾消防署 統計期間 :~ 年 月 日 ( 気象観測統計 )

28 気象の特徴 1 雨 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 降雨は 月から 月と 月から 月までの期間に特に多く 月から 月と 月から 月は比較的降水量が少ない 2 雪 昭和 年豪雪を境に暖冬少雪傾向にあったが 平成 年 年と 年連続で豪雪に見 舞われた 豪雪時には 降雪累計で近年の約 倍の降雪量となる 積雪 降雪の平均値と豪 雪時の値は次のとおりである 積雪日数根雪期間降雪累計最大日降雪量最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 日 日 cm cm cm 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年 豪 雪 年 豪 雪 年 豪 雪 年 豪 雪 年 豪 雪 観測場所 : 栃尾南小学校 資料 : 栃尾消防署 3 雪崩 栃尾地域においては 過去に大規模な雪崩による被害はないものの 市内でも有数の豪雪 地域であることから 雪崩の発生には十分注意する必要がある 4 強風 一般に年中風が弱く 年平均毎秒 で 月に多少強くなるが を越えること は少ない 風向も平野部の長岡市や見附市では南西の風が主であるのに対して 年平均最多 風向は北風であり 初雪の降る 月から 1 月頃に南東風が発達する以外は 各月とも北北 西風か北風が主である 与 板 地 域 気候の概要 与板の気侯は 典型的な日本海型気侯で春秋は晴天の日が多く温暖で 梅雨期における降雨量はそれほど多くはないが 時として集中的に降ることがある 夏は高温多湿で台風の襲来は比較的少ない 冬は西高東低の気圧配置の日が多く北西の風が強く年に ~ 回程度除雪 屋根の雪降ろしを必要とする積雪量となる

29 則 気候概況 与板の月別準平年値は次に示すとおりである 項 目 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 全年 平均気温 ( ) 最高気温 ( ) 最低気温 ( ) 降水量 () 平均風速 () 観測場所 : 長岡市与板消防署 統計期間 :~ 年 気象の特徴 1 雪 積雪日数 根雪期間 降雪累計 最大日降雪量 最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 日 日 cm cm cm 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 川 口 地 域 気候の概要 川口の気候は 日本海側特有の多湿地帯に属し 春秋は温暖 夏は高温多湿で比較的雨量 も少なく 冬は 月下旬から降雪期に入り 平年積雪深は平坦地で 余り 山間地で ~ となり 根雪期間が 日間余り続く豪雪地帯に位置している 気候概況 川口の月別準平年値は次に示すとおりである 項 目 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 全年 平均気温 ( ) 最高気温 ( ) 最低気温 ( ) 降水量 () 平均風速 () 観測場所 : 中山間地農業技術センター 統計期間 : 昭和 年 平成 年 総

30 気象の特徴 雪 風水害 雪害対策編 第 章第 節 自然条件 積雪日数根雪期間降雪累計最大日降雪量最深積雪深 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 平 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年間 ( 昭 ~ 平 ) 年 豪 雪 年 豪 雪

31 則風水害 雪害対策編 第 章第 節 社会条件 第 節 社会条件 市町村合併 平成 年 月 日に中之島町 越路町 三島町 山古志村 小国町と 平成 年 月 日には和島村 寺泊町 栃尾市 与板町と 平成 年 月 日には川口町と市町村合 併を行い 人口約 人 面積約 m2の新長岡市が誕生した 人口の推移 国勢調査による本市の人口は次のとおりである 年次 人口一世帯の 面積 世帯数人口密度 人口集中地区 総数男女平均人口 人口面積 昭和 年 昭和 年 平成 2 年 平成 7 年 平成 年 平成 年 平成 年 年齢別人口の推移 年齢別人口及び構成比は次のとおりであるが 年少人口が出生率の低下から減少しているの に対し 老年人口が増加しており 今後更に高齢化が進行する傾向にある 年 次 総 数 年 少 (0~ 歳 ) 生産年齢 (~ 歳 ) 老 年 歳以上 ) 昭和 年 (%) (%) (%) 昭和 年 (%) (%) (%) 不 詳 (%) 平成 2 年 (%) (%) (%) - 平成 7 年 (%) (%) (%) (%) 平成 年 (%) (%) (%) (%) 平成 年 (%) (%) (%) 平成 年 (%) (%) (%) - - % 総

32 風水害 雪害対策編 第 章第 節 社会条件 外国人 本市に常住する外国人は 人 ( 平成 年 月 日 ) で 総人口に占める割合は となっている 中国 フィリピンの人が多く外国人の約 % を占め次いでベトナム人が多い なお 平成 年の旧長岡市における割合は %( 人口 人 外国人は 人 ) であ った 土地利用状況 本市の地目別土地面積は次のとおりである 平成 年 1 月現在 地目総 数田畑宅 地池 沼 地 積 構成比 (%) 地目山 林牧 場原 野雑種他その他 地 積 構成比 (%) 資料 : 長岡市概要調査 土地利用計画 本市の都市計画は 都市計画法に基づいて 都市計画区域の指定 市街化区域及び市街 化調整区域の区域区分の決定 用途地域 その他地域地区の決定がされている 都市計画区域の指定等については次のとおりである 平成 年 月 日現在 区域名 区分 行政区域面 積 都市計画区域 市街化区域市街化調整区域計 都市計画 区域外 長岡都市計画区域 面積 栃尾都市計画区域 - - () 川口都市計画区域 - - 注 : 行政区域面積及び都市計画区域外面積は 寺泊 和島 小国 山古志の都市計画 区域のない地域を含む 地域地区の指定等については次のとおりである 平成 年 月 日現在 区域名区分用途地域防火地域準防火地域風致地区高度地区 長岡都市計画区域 栃尾都市計画区域 面 積 () 川口都市計画区域 資料 : 長岡市都市計画総括図

33 則 道路現況 本市の道路現況は次のとおりである 区 分 実延長 種 類 別 風水害 雪害対策編 第 章第 節 社会条件 路 面 別 道路延長橋梁延長トンネル延長舗装道延長 砂利道延長 合計 ( km ) 国道 ( km ) - 県管理国道 ( km ) 県道 ( km ) 市道 ( km ) 注 : 農道は含まない 国道 市道 平成 24 年 3 月 31 日現在 県管理国道 県道 平成 23 年 4 月 1 日現在 資料 : 道路台帳 ( 国土交通省長岡国道事務所 新潟県長岡地域整備部 長岡市 ) 総

34 風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 第 節 風水害等の災害履歴 長 岡 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 室戸岬付近に上陸した台風 号が日本海に沿って北上し 佐渡付近を通過したことにより 本市域も台風圏内に入り大きな被害が発生した 第二室戸台風 (S) 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 最大風速 日 時 分 南西 人的被害 死者 2 名 重傷者 名 住家被害 全壊 棟 半壊 棟 一部損壊 棟 水害 災 害 の 状 況 台風 号の影響により信濃川上流が豪雨に見舞われ 増水により水梨地区 昭和 年梅雨前線豪雨 (S~) 及び蔵王地区の堤防が欠壊した また 市街地を貫流している中小河川が信濃川の逆流により広範囲にわたり溢水した 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 最大日雨量 月 日 mm 最大時間雨量 月 日 mm 住家被害 床上浸水 棟 床下浸水 棟 台風 号が朝鮮半島沖で温帯低気圧となり 前線付近の各地で強雷雨に見舞われた 中小河川の氾濫による浸水被害が市内低地域に発生した 集中豪雨 (S~) 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 総雨量 mm 最大日雨量 日 mm 最大時間雨量 日 時 mm 住家被害 床上浸水 棟 床下浸水 棟 台風 号が熱帯低気圧となり 加えて気圧の谷の影響で中越地方が上昇気流の場となり 未曽有の集中豪雨に見舞われ 太田川の堤防が決壊したの 集中豪雨 (S~) をはじめ 中小河川の氾濫による浸水被害が市内低地域に発生した 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 最大日雨量 日 mm 最大時間雨量 日 時 mm 住家被害 全壊 棟 半壊 棟 床上浸水 棟 床下浸水 棟

35 総則風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 年 月水害 (S~) 梅雨前線が新潟県付近に停滞したため強い雨が降り 中小河川の決壊 氾濫による浸水被害が市内全域に発生した 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 総雨量 mm 住家被害 全壊 棟 床上浸水 棟 床下浸水 棟 年 月水害 1 次 (H~) 北陸地方に梅雨前線が停滞し断続的に激しい降雨があり 市内低地域に浸水被害があった 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 最大時間雨量 日 時 ~ 時 mm 総雨量 mm 住家被害 床上浸水 1 棟 床下浸水 棟 年 月水害 2 次 (H) 次に引き続き 梅雨前線の停滞により断続的に激しい降雨があり 次の降雨により地盤が軟弱になった所へ更に激しい降雨があったため 市内各所で土砂崩れが発生した そのうち御山町では 人家への影響が懸念されるため避難勧告を行ない 蓬平町と村松町では住民が自主避難を行なった 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 総雨量 mm 避難勧告 世帯 人 住家被害 床上浸水 棟 床下浸水 棟 年 月水害 (H) 平成 年 月新潟 福島豪雨 (H) 刈羽郡から長岡 栃尾に至る舌状の範囲で 梅雨前線による集中豪雨が発生し 大積灰下町で土砂崩れが発生したほか市内全域に被害が発生した 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 総雨量 mm 最大時間雨量 日 時 ~ 時 mm 人的被害 死者 1 名 住家被害 全壊 1 棟 半壊 1 棟 床上浸水 棟 床下浸水 棟 日本海から東北南部にのびる梅雨前線の活動が活発となり 新潟県中越地方や福島県会津地方で非常に激しい雨が降り 日降水量は上川西 江陽観測所で mmを観測するなど 記録的な大雨となった このため 刈谷田川本支川 猿橋川本支川がいっ水 決壊し 新組 山本 富曽亀地区で多数の床上 床下浸水や農地の冠水が発生した 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 時間総雨量 mm ( 上川西 江陽観測所 ) 最大時間雨量 日 時 ~ 時 mm ( 上川西 江陽観測所 ) 住家被害 全壊 棟 ( 流失 ) 半壊 棟 床上浸水 棟 一部損壊含む 床下浸水 棟 一部損壊含む

36 風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 平成 年 月新潟 福島豪雨 (H~) ( 合併市町村含む ) 平成 年 月 月豪雨 (H~) ( 合併市町村含む ) 土砂災害 濁沢地すべり災害 (S~) 日本海から東北南部にのびる梅雨前線の活動が活発となり 新潟県から福島県会津地方にかけて 日昼前から局地的に ミリを超える猛烈な雨が断続的に降り 平成 年 月新潟 福島豪雨を上回る 記録的な大雨となった 市内全域で非常に激しい降雨があり 栃尾地域梅野俣観測所で期間累計雨量 mmを観測した このため 市内を流れる各河川水位が上昇し 信濃川を含む 河川が はん濫危険水位を超え 川口地域では魚野川で堤防から水があふれるなど 市内各所において土砂崩れや浸水による被害が発生した 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 m 時間総雨量 mm ( 県 梅野俣観測所 ) 最大時間雨量 日 時 ~ 時 mm ( 県 梅野俣観測所 ) 住家被害 全壊 棟 半壊 棟 床上浸水 棟 山陰 北陸地方を通って停滞していた活発な前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み 日本海側から次々と発達した雨雲が流れ込んだ 市内各所で非常に激しい降雨があり 月 日に記録的短時間大雨警報が発表され 軽井沢においては 日最大 時間降雨量 mmを観測した また 一旦移動した前線が再び北陸地方にかかり 緩んだ地盤への更なる降雨が続いた 信濃川長岡水位観測所最高水位 月 日 時 分 m 時間総雨量 mm ( 軽井沢 ) 最大時間雨量 日 時 ~ 時 mm ( 軽井沢 ) 住家被害 全壊 棟 大規模半壊 半壊 棟 一部損壊 床上浸水 棟 床下浸水 棟 災 害 の 状 況 月 日正午頃 濁沢町榎 ( 通称中沢山 ) から地滑りが発生し 次第に大規模となり家屋 棟を全壊した さらに その土砂が太田川を埋め せき止められた水が県道を流下したため 家屋 棟が浸水した 地すべり規模 面積約 土量 万 ( 推定 ) 蓬平町地すべり災害 (S~) 月 日夕方 蓬平町字五反田 ( 通称持郎 ) で養鯉池に亀裂が発見された 日には地すべりの兆候が現れ 日午後 7 時 分ころから土砂の崩壊がはじまり約 万 の土砂が流入し家屋 棟が全壊 1 棟が半壊 1 棟が土砂流入の被害が発生した 地すべり規模 面積約 3 土量 万 ( 推定 )

37 総則風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 乙吉町土石流災 害 ~ 雪害 7 月 日未明 乙吉川が増水し民家への浸水が始まる また 裏山の土砂崩れが発生し 民家へ迫る さらに 乙吉川が氾濫 土石流となって民家へ流入したため 多くの家屋に被害が発生した 家屋 棟が大規模半壊 棟が半壊 棟が床上浸水 棟が床下浸水となった 災 害 の 状 況 年豪雪 (S~) 昭和 年 月豪雪 (S~) 年豪雪 (S~) 年 1 月豪雪 (S~) 月下旬に強い寒気の影響により大雪となり 数日間で積雪深が cmに達し 月 日から 日の 時間で cmの降雪を記録した 最深積雪 2 月 日 cm 降雪累計 cm 最大日降雪量 月 日 cm 人的被害 死者 名 住家被害 半壊 棟年末から降り続けた雪が1 月下旬にさらに強まり 1 月 日には積雪深が最高の cmに達し 市民生活に重大な影響を与えた 本災害を契機に 無雪都市宣言 を行った 最深積雪 1 月 日 cm 降雪累計 cm 最大日降雪量 1 月 日 cm 住家被害 全壊 棟 半壊 棟 床上浸水 1 棟 床下浸水 棟 1 月 日から降り続いた雪が 冬型の気圧配置のうえ寒気団が断続的に南下して大雪を降らせた また 融雪期には中小河川の氾濫による浸水被害が発生した 最深積雪 2 月 日 cm 降雪累計 cm 最大日降雪量 月 日 cm 人的被害 死者 名 住家被害 全壊 棟 半壊 1 棟 床上浸水 棟 床下浸水 棟 月中旬に降り始めた雪は 下旬に入って強い寒気の影響により大雪となり 月 日までの降雪累計は cmに達し 月の降雪量としては戦後最高を記録した 最深積雪 月 日 cm 降雪累計 cm 最大日降雪量 月 日 cm 人的被害 死者 名 重傷 名 住家被害 床上浸水 棟 床下浸水 棟

38 風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 低気圧が通過した後 冬型の気圧配置が強まり 1 月 日ころからの 1 週間 上中越の海岸 平野部を中心に大雪を降らせた 中旬には小康状態となった 年豪雪 (S~) ものの下旬から再び冬型の気圧配置が強まり 一冬の降雪累計では戦後最高を記録した 最深積雪 月 日 cm 降雪累計 cm 最大日降雪量 月 日 cm 人的被害 死者 名 重傷 名 平成 年 月に東日本 西日本における戦後の最低気温を記録 また気象庁が積雪を観測している 地点の観測結果でも 月は 地点 月は 平成 年豪雪 (~) ( 合併市町村含む ) 平成 年豪雪 ~) ( 合併市町村含む ) 地点 月は 地点で観測開始以来の最深積雪を記録する 年振りの大雪となった 最深積雪 月 日 cm ( 山古志 種芋原観測点 ) 降雪累計 cm 最大日降雪量 月 日 cm ( 山古志 種芋原観測点 ) 人的被害 死者 名 重傷 名 1 月中旬から強い寒気の影響により 東日本日本海側を中心に記録的な豪雪となり 年豪雪以来の大雪となった 最深積雪 月 日 cm ( 山古志 種苧原観測点 ) 降雪累計 cm 最大日降雪量 月 日 cm ( 山古志 種苧原観測点 ) 人的被害 死者 名 重傷 名 1 月中旬から強い寒気の影響により 東日本日本海側を中心に記録的な豪雪 平成 年豪雪 (~) ( 合併市町村含む ) となり 年豪雪を上回る大雪となった 最深積雪 月 日 cm ( 山古志 種苧原観測点 ) 降雪累計 cm 最大日降雪量 月 日 cm ( 山古志 種苧原観測点 ) 人的被害 死者 名 重傷 名 中 之 島 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 第二室戸台風 (S) 重症 名 軽傷 名 全壊 戸 半壊 戸 水害

39 則風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 災 害 の 状 況 総農作物被害額 憶 万円 ( 全町総所得の %) 橋梁流失 1ヶ所 軽傷 名 集中豪雨 (S~) 土水路決壊 ヶ所 <m> コンクリート水路崩壊 1ヶ所 <m> 頭首損壊 ヶ所 半壊 戸 床上浸水 戸 護岸倒伏 1ヶ所 <m> 年豪雪 月 日豪雪対策本部設置 月 日現在積雪 累積降雪量 被災戸数 戸 被災人員 人 死者 人 負傷者 ( 重傷 人 軽傷 人 ) 全壊 戸 半壊 戸 ( 人 ) 水害 流出 戸 ( 人 ) (S) 床上浸水 戸 ( 人 ) 床下浸水 戸 ( 人 ) 橋梁流失 ヶ所 橋詰決壊 ヶ所道路流出 ヶ所 冠水田約 町歩 冠水畑約 町歩 埋没田約 町歩 床上浸水 戸 床下浸水 戸 年 月水害 (S~) 冠水田 冠水畑 橋傾斜 ヶ所 被害組合員 人 減収量 kg 日本海から東北南部にのびる梅雨前線の活動が活発となり 新潟県中越地方 や福島県会津地方で非常に激しい雨が降った このため刈谷田川が増水 溢 水し消防団による土のう積みなどの水防活動を行ったが 午後 時 分に 刈谷田川堤防が 約 mの幅で決壊し 町中心部が濁流に飲み込まれ 家屋平成 年 月新の倒壊 流失や床上浸水 さらには 名の方が亡くなるなどの大規模な被害潟 福島豪雨 が発生した (H) 時間総雨量 mm ( 刈谷田ダム ) 最大時間雨量 日 時 ~ 時 mm ( 刈谷田ダム ) 死者 名 住家被害 全壊 棟 半壊 棟 床上浸水 棟 床下浸水 棟 雪害 災 害 の 状 況 昭和 年 月豪 雪 重傷 1 名 全壊 1 戸 (S~) 年豪雪 月 日豪雪対策本部設置 月 日現在積雪

40 越 路 地 域 台風災害 第二室戸台風 () 水害 災 害 の 状 況 人的被害 重傷者 名 軽傷者 名 住家被害 全壊 棟 半壊 棟 災 害 の 状 況 風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 渋海川堤防中沢地内破堤 年 月水害 総雨量 mm ~ 人的被害 重傷者 名 住家被害 全壊 棟 床上浸水 棟 床下浸水 棟 総雨量 mm 年 月水害 1 次 人的被害 なし ~ 住家被害 床上浸水 棟 床下浸水 棟 総雨量 mm 年 月水害 2 次 人的被害 なし 住家被害 床下浸水 棟 総雨量 mm 年 月水害 人的被害 なし 住家被害 床下浸水 棟 平成 年 月新日本海から東北南部にのびる梅雨前線の活動が活発となり 新潟県中越地方潟 福島豪雨 や福島県会津地方で非常に激しい雨が降り 記録的な大雨となった ( ) 住家被害 床下浸水 棟 雪害 昭和 年 月豪雪 年豪雪 年豪雪 災 害 の 状 況 最高積雪 月 日 cm 人的被害 重傷者 名 軽傷者 名 住家被害 半壊 棟 床上浸水 棟 最高積雪 月 日 cm 人的被害 なし 住家被害 一部破損 棟 最高積雪 月 日 cm 人的被害 軽傷者 名 住家被害 一部破損 棟

41 則風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 最高積雪 月 日 cm 年豪雪 人的被害 重傷者 名 住家被害 なし 最高積雪 月 日 cm 年豪雪 人的被害 死者 名 重傷者 名 軽傷者 名 住家被害 全壊 棟 半壊 棟 一部破損 棟 最高積雪 月 日 cm 年豪雪 人的被害 死者 名 重傷者 名 住家被害 一部破損 棟 三 島 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 総第二室戸台風 (S) 被害は町内全域におよび 家屋の倒壊等により負傷者も多数発生した 重傷 軽傷 住宅被害 全壊 半壊 水害 集中豪雨 (S~) 集中豪雨 (S) 年 6 月水害 (S~) 年水害 (S) 年 月水害 (H) 災 害 の 状 況小木城川や逆谷川の氾濫により町の が被害を被った 浸水地すべり等により家屋の倒壊が続出した 災害救助法適用 死者 重傷 軽傷 住宅被害 全壊 半壊 床上浸水 降雨のスピードは 災害をはるかに上回り 山地の蓮花寺の谷で多くの山崩れが発生し 家屋の全壊等大被害となった 災害救助法適用 重傷 軽傷 住宅被害 全壊 半壊 床上浸水 脇野町の低地で床上浸水があり周辺農地が冠水し 山間地では地すべりにより被害を被った 月水害と同じく 脇野町の低地で床上浸水 農地も冠水 記録的な豪雨により 脇野町の低地での床上浸水を始め農地のたん水 山崩れ等全町に被害 脇野町の一部地域には河川の増水等により避難勧告が出さ

42 風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 平成 年 月新潟 福島豪雨 (H) 土砂災害 年土砂災害 (S) 雪害 年豪雪 (S~) 昭和 年 月豪雪 (S~) 火災 れた 降雨量 連続雨量 日 時 日 時 時間最大雨量 日 時 時 床上浸水 床下浸水 日本海から東北南部にのびる梅雨前線の活動が活発となり 新潟県中越地方や福島県会津地方で非常に激しい雨が降り 記録的な大雨となった 住家被害 半壊 棟 床上浸水 棟 床下浸水 棟 災 害 の 状 況長雨により地すべりが発生し 一部の土砂が民家の作業場に押し寄せたため 吉地内 世帯に避難勧告を行なった 災 害 の 状 況積雪が に達し 鉄道 道路とも普通になり交通は麻痺状態となった 災害救助法が発動され 自衛隊が出動した 月 日から断続的に降り続いた雪が 日からは大雪となり 鉄道もバスも運転休止となった 積雪は遂に に達し 県道の交通はほとんど途絶え 陸の孤島と化してしまった 自衛隊員 名が出動 災 害 の 状 況 まるや君が代 製麺大火災 ( ) 午前 時 分頃 大字脇野町まるや君が代製麺から出火 木造 2 階建ての工場と住宅計約 m2を全焼 火はさらに隣の住宅へ燃え移り 木造 階建て住宅約 m2を全焼するという旧三島町ではまれに見る大火災となった 死者は 名 消防団の全ての部が出動し 日間にわたる消火活動をし 出動団員 名 出動車両 台 山 古 志 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 第二室戸台風 (S) 被害は町内全域におよび家屋の倒壊があった

43 総則風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 水害 災 害 の 状 況 年 月水害 (S~) 雪害 昭和 年 月豪雪 (S 月 ) 村内の各所で土砂崩れが発生し交通がストップした 災 害 の 状 況 月 日から断続的に降り続いた雪は寒気の影響により大雪となり村内の交通はストップし孤立集落が続出した 小 国 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 第二室戸台風 (S) 日 時すぎ室戸岬の西方に上陸した台風 号は 淡路島 神戸 大阪間を通り 時には能登半島から日本海に出て 沿岸を北北東にすすんだ このため本町も暴風域に入り 風による被害は全町にわたりまれに見る大きな被害となった 水害 年 月水害 (S~) 災 害 の 状 況 月 日から降り始めた梅雨前線豪雨は 日まで降り続き 町内各所で土砂崩れ等が発生 大きな被害を受けた また 大水に流され1 名が死亡した 被害総額 億円 年 月水害 1 次 (H~) 月 日からの梅雨前線豪雨により 町内各所で土砂崩れ等が発生し大きな被害を受けた また 渋海川上流域での大雨により渋海川の水位が上がり川沿いの農地が各所で冠水した 土砂災害 災 害 の 状 況 土砂崩れ 大字楢沢八俵 大字芝ノ又 大字諏訪井の横根

44 風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 雪害 災 害 の 状 況 年豪雪 年豪雪 年豪雪 年豪雪 年豪雪 年豪雪 年豪雪 最高積雪 最高積雪 最高積雪 最高積雪 最高積雪 最高積雪 最高積雪 火災 災 害 の 状 況 原小屋大火 増田小学校火災 軒が被災 小学校焼失 和 島 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 第二室戸台風 (S) 小島谷 島崎地区の平地部集落の家屋の倒壊や山林の樹木の倒木など未経験の風による被害が村の全域で発生した 水害 集中豪雨 (S~) 年水害 (S~) 災 害 の 状 況前線の活動による豪雨は を超える未曾有の雨量を示し 全農耕地の が冠水かつ 地滑り 山崩れ 家屋倒壊 浸水 埋没等更に死者を出す本村史上空前の惨状を呈した 村全域にわたり 道路の寸断 堤防の決壊 崖崩れ山崩れ等が発生し集落の一部は床上浸水の被害にあった 年 6 月水害 降り初めからの雨量が に達する集中豪雨で村内のいたるところで山 (S~) 崩れ 崖崩れ 堤防及び道路の決壊 家屋の浸水等の被害が発生した 年水害 晩秋の長雨で小島谷 落水地内に地滑りが発生し 2 世帯に避難勧告が出さ (S~) れた 平成 年 月新 日本海から東北南部にのびる梅雨前線の活動が活発となり 新潟県中越地方 潟 福島豪雨 や福島県会津地方で非常に激しい雨が降り 記録的な大雨となった

45 総則風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 (H) 住家被害 全壊 棟 半壊 棟 一部損壊 棟 床上浸水 棟 床下浸 水 棟 寺 泊 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 第二室戸台風 (S) 被害は町内全域に及んだ 特に大和田 寺泊地区に家屋の倒壊があり死者も出た 水害 (S) 水害 集中豪雨 (S~) 年水害 ( ) 年 6 月水害 (S~) 水害 (S) 水害 (S) 年水害 (S) 平成 年 月新潟 福島豪雨 (H) 土砂災害 年土砂災害 (S) 台風 号の影響による雨のため 信濃川が増水し 新長地内の樋門が損壊 このため その周辺が冠水し 大きな被害となった 災 害 の 状 況郷本川の氾濫により内陸全域が冠水し 死傷者も多数出た またがけ崩れ等で家屋の倒壊が続出した 町内全域にわたり 道路の寸断 堤防の決壊 がけ崩れ 山崩れ等が発生し 家屋の倒壊など大きな被害となった 家屋の全壊等町内全域に大きな被害が出た また水道の取水施設ががけ崩れで崩壊し 家庭等への給水が一時ストップした 短時間に多量に降ったため各所に大きな被害が発生した 被害は特に野積地区に集中し 同地区の小河川が氾濫した また 土砂が押し寄せ浜茶屋が倒壊 橋が流され県道が一時交通止めとなった 蔵場町で治山施設のコンクリート擁壁が土砂により一部崩壊し 5 世帯に避難勧告が出された 町内全域にわたり 道路の法面崩壊 土砂崩れ 家屋の床下浸水等の被害が発生 国道 402 号が通行止めとなり 一時山田地区が孤立した また 役場庁舎敷地の法面が崩壊したため 上田町地区 1 世帯 荒町地区 1 世帯の2 世帯に対し避難勧告が出された 住家被害 一部損壊 棟 床下浸水 棟 災 害 の 状 況長雨により地すべりが発生し 一部の土砂が民家の作業場に押し寄せたため 吉地内 世帯に避難勧告を行なった

46 風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 平成 年 月 月豪雨 (H~) 雪害 昭和 年 月豪雪 (S~) 豪雨により国道 号線沿線急傾斜地 ( 寺泊山田 ) が崩壊 土砂崩れにより家屋が全壊 1 人暮らしの男性死亡 災 害 の 状 況 月 日から断続的に降り続いた雪は寒気の影響により大雪となり 月 日には交通機関が全面ストップした 家屋の被害は 倒壊 2 戸 半壊 3 戸 浸水 戸であった 火災 災 害 の 状 況 松沢町火災 全焼 世帯 寺泊町大火 重軽傷 人 全焼 世帯 半焼 世帯 被害額 建物関係 千円 栃 尾 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 第二室戸台風 (S) 台風第 号 ( ) 水害 集中豪雨 (S~) 年集中豪雨 (S) 年 6 月水害 (S~) 年水害 (S) 第二室戸台風のため 家屋の倒壊 電灯 電話線の切断など 被害額は 億 千万円人面地内の神社倒壊 災 害 の 状 況集中豪雨のため 耕地 公共施設関係に総額 億 千万円の被害が発生 交通 通信が途絶 さらに8 月 日集中豪雨で被害が増大した 集中豪雨 ( 災害救助法適用 ) 死者 人 軽傷者 人 住宅全壊 棟 住宅流出 棟 半壊 棟 橋の流失 損壊 橋などその他交通 農業に多大の被害 梅雨前線豪雨により 大野町 半蔵金地区に大規模な地すべりが発生 全壊 戸 半壊 戸 被害総額 億 千万円山間地で集中豪雨があり 小河川や道路が決壊し 2 億円を越える被害が発生

47 則風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 年水害 (S) 上塩谷地区で集中豪雨が発生 住家床上浸水 戸 床下浸水 戸 非住家浸水 棟 ( 梅野俣 ~ 塩中 ~ 九川 ) 年水害 (S) 平成元年水害 ( ) 7 年 7 月水害 2 次 ( ) 平成 年水害 ( ) 平成 年 月新潟 福島豪雨 (H) 集中豪雨が発生 午前 時 分災害対策本部設置 刈谷田川左岸 ( 巻渕地内 ) 決壊 破堤は免れる 道路 河川 土砂崩れ 農地冠水等の被害発生 住家床下浸水 戸 被害総額 億 千万円 大雨による被害あり 中地内 : 主要地方道に土砂流入 栃堀地内 : 県道に土砂流入 一之貝地内 : 土石流による住宅の一部損壊 集中豪雨による被害あり 床上浸水 楡原 戸 床下浸水 戸 建物半壊 棟 避難世帯 戸 ( 人 ) 土砂崩れ 箇所 崖崩 箇所 避難勧告 ( 荷頃 泉 ) 集中豪雨による被害あり ( 住宅浸水 : 床上 棟 床下 棟 非住宅浸水 : 棟 ) 重傷者 名 ( 自宅裏山土砂崩れに巻き込まれる ) 集中豪雨が発生 午前 時災害対策本部設置 災害救助法適用 避難勧告 日 ~ 日延べ 人 被災者生活再建支援法の適用 激甚災害指定 道路 河川 土砂崩れ 農地冠水等の被害発生 死者 1 名 ( 裏山崩落により住宅と崩落土に挟まれる ) 住家被害 : 全壊 棟 半壊 棟 一部損壊 棟 床上浸水 棟 床下浸水 棟 総平成 年水害 ( ) 土砂災害 年土砂災害 (S) 平成 年土砂災害 ( ) 平成 年土砂災害 ( ) 平成 年 月 月豪雨 () 大雨による被害あり 避難勧告 ( 田代 世帯 人 ) 死者 名 ( 水路に流され溺死 ) 災 害 の 状 況大字東中野俣 新山集落で地すべりが発生 住家 2 戸倒壊 6 人死亡北荷頃下山沢で地滑り 世帯 人が避難集中豪雨による被害あり 土砂崩れ : 滝の下地内十二山神社裏 平地内新潟サイジング裏 人面トンネル旧道上 一之貝小学校登り口 滝の下地内神社倒壊 森上で土砂崩れのため 棟の家屋が全壊 世帯が一時土砂で閉じ込められ 人が重軽傷を負った その他 棟が床上浸水 棟が床下浸水となった

48 風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 雪害 年豪雪 (S) 昭和 年 月豪雪 (S~) 年豪雪 (S) 年豪雪 (S) 年豪雪 (S) 年豪雪 (S) 年豪雪 ( ) 年豪雪 年豪雪 (S) 年豪雪 (S~) 平成 年豪雪 ( ) 平成 年豪雪 ( ) 災 害 の 状 況豪雪に見舞われ交通がマヒし 多大な被害と死者 1 名を生じた 豪雪に見舞われ最高積雪は市街地で 山間地は を越え 越後交通栃尾線が 日間不通となり 月 日災害救助法が適用された 被害総額は 億 千万円に達し 自衛隊員 名が 月 日から 月 日の間救援に派遣された 岩崎地区 ( 現表町 ) に雪崩が発生し 住家 戸が半壊 人死亡積雪による住宅倒壊 ( 栄町地内 ) 死者 名 住宅兼作業所 棟半壊 雪崩災害 吹谷地区砂防工事現場 死者 名 豪雪対策本部設置 積雪 : 市中心部 東谷 田代 : 豪雪対策本部設置 重傷者 名 全壊 棟 半壊 棟 消防団雪崩防止雪庇除去作業出動 月 日から降り続いた雪が市街地 m 山間地 mを超え 月 日災害救助法適用 S 豪雪対策本部設置 S 災害救助法が適用 豪雪災害対策本部設置 ( 積雪 : 市中心部 東谷 中野俣 cm 田代 ) 除雪作業中の死亡事故 件発生 豪雪対策本部設置 積雪 : 市中心部 東谷 田代 月 日から 日まで休みなく降り続き その特徴が過去の豪雪に酷似していたため 早めの対策本部設置となった 月 日 豪雪対策本部設置 積雪 : 市中心部 東谷 田代 県災害救助条例が適用 月 日 豪雪災害対策本部設置 豪雪対策本部設置 積雪 : 市中心部 田代 県災害救助条例適用 ( 月 日からの大雪による豪雪災害 ) 屋根雪の除雪中に心不全で死亡 件 雪害と認定し災害弔慰金支払い 積雪による牛舎一部破損 棟 半蔵金地内の工事現場で雪崩災害 名死亡 栃尾市災害対策本部 月 日設置 ~ 月 日解散

49 総則風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 平成 年豪雪 ( ) 平成 年豪雪 ( ) : 豪雪対策本部設置 月 日 : 解散 : 雪害対策本部栃尾現地本部設置 同本部 月 日 : 解散 災害救助法適用 住家被害 : 一部損壊 戸 床上浸水 戸 与 板 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 第二室戸台風 (S) 水害 集中豪雨 (S~) 水害 (S) 年 月水害 (S~) 平成 年 月新潟 福島豪雨 (H) 雪害 昭和 年 月豪雪 (S~) 火災 被害は 町内全域に及び特に人家の密集地での倒壊や損壊等大きな被害となった 災 害 の 状 況日照り続きの後の記録的な集中豪雨による山間地での地すべりで千体川等が氾濫し沢全体が川と化し家屋は床上下浸水 地すべりによる多くの家屋の倒壊 死傷者もでた 又 農地は各区で冠水し農作物に大きな被害があった 豪雨であったが 堤防の決壊や家屋の浸水などからは免れた しかし低地の田 畑は冠水したため 田 が被害を受けた 日昼過ぎより 昼夜にわたって断続的に強い雨が降り続き 小河川があふれ黒川の水位が増し 危険水位に達した 原地内の堤防が決壊のおそれを生じたため土のう積みを行った また崖崩れや田畑が冠水したり 湛水したため大きな被害を受けた 日本海から東北南部にのびる梅雨前線の活動が活発となり 新潟県中越地方や福島県会津地方で非常に激しい雨が降り 記録的な大雨となった 住家被害 半壊 棟 一部損壊 棟 床上浸水 棟 床下浸水 棟 災 害 の 状 況 月 日から寒気の影響により断続的な降雪となり 月まで降り続いた大雪となった 日には 交通機関が全面ストップとなった 市街地の道路は屋根から降ろした雪で 階から出入りする状態になったため 自衛隊の派遣を要請した

50 風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 災 害 の 状 況 船戸火災 火災の発生場所が道路に挟まれた角地で人家が密集しており火元が風上で あったため 強風にあおられ 火勢が拡大したため 戸の家屋が全焼となる被害となった 川 口 地 域 台風災害 災 害 の 状 況 台風第 号 () 信濃川 魚野川が氾濫 東川口と西川口の一部が浸水 災害救助法適用 床上浸水 戸 床下浸水 戸 第二室戸台風 () 台風 号で甚大な被害を受ける 全壊 戸 半壊 戸 小塊 戸 重傷 名 軽傷 名 台風第 号 () 水害 年 月水害 () 年 月水害 () 年 月水害 ~ 年 月水害 () 土砂災害 年土砂災害 () 台風 号の影響により豪雨災害発生 床上浸水 戸 床下浸水 戸 災 害 の 状 況 魚野川 信濃川の洪水となり 東川口地内が水深 cmとなり 消防団員 名が動員 広範囲に被害が生じた 床上浸水 戸 床下浸水 戸 集中豪雨により 死者 名 家屋浸水 戸 水田冠水 ヘクタール 梅雨前線豪雨災害発生 床上浸水 戸 床下浸水 戸 国道 号線で土砂崩れが発生し m3の土砂が国道に流出 災 害 の 状 況 小高土砂崩落災害発生 高さ m 幅 m 厚さ mに渡り崩壊 総崩壊土砂量 m3 住宅全壊 戸 床上浸水 戸 床下浸水 戸

51 総則風水害 雪害対策編 第 章第 節 風水害等の災害履歴 雪害 年 月豪雪 () 年 月豪雪 () 災 害 の 状 況 積雪 mを越え 陸上自衛隊 名が除雪作業に従事 積雪 mを越え 豪雪本部を設置 雪崩の危険があり 避難指示や勧告が発令された

52 風水害 雪害対策編 第 章第 節 災害危険性の評価 第 節 災害危険性の評価 風水害等の種類 市域に被害をもたらすおそれのある風水害等を次に示す 災害の種類現象はん濫 ( 外水河川の水がいっぱいになってあふれ出る はん濫 ) はん濫内水は洪水時 本川の水位の上昇や流域内の降雨等により堤内地の排水が困ん濫 難となり浸水する 洪水がけ崩れ土砂災地すべ害り土石流台風高潮雪崩雪害融雪害林野火災 河川の水位や流量が異常に増大することにより 平常の河道から河川敷内に水があふれ出ること 及び 破堤または堤防からの溢水が起こり河川敷の外側に水が溢れること 降雨等により不安定化した斜面が 急激に崩落する すべり面を境として 斜面の一部あるいは全部が地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下方へ移動する 山腹 谷底にある土砂が長雨や集中号になどによって一気に流下する 熱帯の海上で発生する低気圧 ( 熱帯低気圧 ) のうち 北西太平洋 ( 赤道より北で東経 度より西の領域 ) または南シナ海に存在し, なおかつ低気圧域内の最大風速 ( 分間平均 ) がおよそ ( ノット, 風力 8) 以上のもの 上空の風に流されて動き また地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っている 通常 東風が吹いている低緯度では台風は西へ流されながら次第に北上し 上空で強い西風 ( 偏西風 ) が吹いている中 高緯度にくると台風は早い速度で北東へ進む 台風や発達した低気圧に伴う風が沖から海岸に向かって吹くと, 海水は海岸に吹き寄せられて海面の上昇が起こる また, 台風や低気圧が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がる 山の斜面の積雪の一部が崩落して起こる 雪解けが原因となる災害森林 原野又は牧野が焼損した火災で 落雷等の自然現象によるものと煙草の投げ捨て たき火等の人為的要因で発生するものとある

53 則 風水害等の危険性 過去の災害履歴や地形から潜在的危険性を整理する 長 岡 地 域 水害 風水害 雪害対策編 第 章第 節 災害危険性の評価 過去においては 信濃川の堤防の決壊等による大規模な被害が生じたが 近年は河川の 整備が進むと同時に 市街地の拡大や宅地化等により 雨水の流出形態に変化が生じ 信濃川の洪水の危険性が低くなる一方 内水氾濫が頻発するなど都市型水害が多発している 土砂災害 太田地区において 過去に大規模な地すべり災害が発生しているほか 市内の山地 丘陵地において集中豪雨時に斜面崩壊等が発生している これらの地区は 地すべりを起こしやすい第三紀の砂岩 泥岩が分布しており 降雨時において地すべり危険箇所 急傾斜地崩壊危険区域などを中心に注意が必要となる また 融雪期における土砂災害にも注意が必要となる 風害 過去においては 第 室戸台風が接近した際 市域に大きな被害をもたらした 近年では 台風の接近時に街路樹の倒壊による交通障害が発生している 豪雪 雪崩 長岡地域においては 雪崩による大規模な被害は受けていないものの 雪崩危険箇所を中心に 表層雪崩や融雪期における雪崩災害に注意が必要となる また 平成 年豪雪では 高齢者による事故が多発した これは 過疎高齢化による 除雪の担い手不足や 高齢者の単独作業が事故に繋がったと考えられる 個人での対応が難しい場合は 自主防災会などの地域コミュニティ 更には市による対応の検討が必要である 林野火災 大規模火災 強風 乾燥といった気象条件下に発生した火災は 大火につながりやすいとともに 特にフェーン現象が起きたときは注意が必要となる 中 之 島 地 域 水害 土砂災害 信濃川 猿橋川 刈谷田川に囲まれた中之島は 昔から水害は宿命的なものとされ 甚大な被害をこうむってきたが 河川改修 刈谷田川ダム 妙見堰等建設がなされ危険区域は狭められてきた しかし 地形的な特性から 刈谷田川大堰観測所で警戒水位.mを越える集中豪雨を見るとき 刈谷田川をはじめ 猿橋川 中之島川及び中小河川の増水の危険はまぬがれない 時期的には 水害は 月からの梅雨期に発生しやすく 月の梅雨末期の集中豪雨には特に注意しなければならない 総

54 風水害 雪害対策編 第 章第 節 災害危険性の評価 平成 6 年 月の新潟 福島豪雨災害 ( 水害 ) では 早朝よりの激しい雨による刈 谷田川の増水 ダムの放流と相まって堤防が決壊 押し寄せる濁流は市街地を直撃 家屋の流出など未曽有の被害をもたらし 地域内の2 分の1の区域が浸水した 風害 台風による風害または水害は その進路によって決まるが 暴風は日本海を県に接近して北東進する場合に多い 越 路 地 域 水害 土砂災害 大雨は 梅雨前線の活動及び台風の影響によって起こっており 越路の近年における集中豪雨の被害は 中小河川の氾濫による堤防の決壊や越水による浸水被害を受ける傾向にある また 西部の山間地では 地すべりや山腹崩壊等の危険区域を抱えており 過去において地すべりや山腹崩壊の災害をうけている 風害 台風による暴風については 越路が直接受けるケースは比較的少なく 台風の影響によるフェーン現象や大雨などの例が多い 豪雪 雪崩 過去の豪雪災害の記録から見ると 豪雪の多くは概ね 月下旬から 月上旬にかけて集中的に降る傾向と 月下旬から 月中旬にかけて連続的に降り続く傾向の二つの型に分けることができる また 被害発生の傾向を見ると 家屋の倒壊等の被害から近年は雪下ろし作業中による人身被害が目立つ 三 島 地 域 水害 土砂災害 大雨は 台風 梅雨前線の活動及び日本海と太平洋に低気圧があって本州をはさんで東へ進むことによって起こる傾向にある 三島は過去において集中豪雨 地すべり等の災害を受け その都度 地域の保全整備が進められてきたが 西山丘陵の東斜面にあたる蓮花寺 中永地域では水気を含んだ西山層が豪雨に耐えきれずに滑り 山崩れが多く発生しており 集中豪雨には十分警戒する必要がある また地域の中心部においては地盤の沈下等により湛水しやすくなっており 上流の信濃川の流水や一時的豪雨により 水害の危険性が高く 水防活動等に十分な警戒が必要となる 特に 月から 月にかけては最も危険が高く警戒が必要である これは過去の雨による災害が全てこの時期に発生していることからもいえることである

55 則 風害 風水害 雪害対策編 第 章第 節 災害危険性の評価 三島は 昭和 年 月 日の第 室戸台風の襲来により 大きな被害を受けており 台風が新潟県を通過した場合には フェーン現象による火災の危険性が高い また 暴風による家屋の倒壊 異常豪雨による水害発生等が予想される 豪雪 雪崩 三島の降積雪量は 旧長岡市に比べやや少なく平均積雪量は概ね である 昭和 年以降小雪で被害の発生はないが過去に大きな被害をもたらした昭和 年 年の豪雪を始め 昭和 年 年 年 年 年には大きな被害はなかったものの豪雪により 豪雪対策本部 が設置されており 今後も十分警戒する必要がある 三島に大雪が降るのは里雪型の場合であり 豪雪 豪雪も里雪であった 林野火災 大規模火災 平成 年 月 日 三島の住宅火災としては記録的な大火である まるや君が代製麺の大火災が発生している 三島地域では 消防の常備化 消防ポンプ積載車両等の整備 消防水利の新設等を積極的に進め 防火対策に努めているが 近年の火災発生要因の多様化 住宅の密集度等から気象条件によっては大火災となる潜在的危険性は高い 山 古 志 地 域 水害 土砂災害 山古志は周囲を山で囲まれた山間丘陵地で 地域のほとんどが傾斜地となっていることから 豪雨に弱く 地すべりや山腹崩落等災害発生の誘因となっている 特に昭和 53 年の 水害では 地域内の各所で土砂崩れが発生し 交通がストップするなどの被害をもたらした 台風や梅雨前線による大雨 集中豪雨に警戒が必要となっている 豪雪 雪崩 山古志の積雪量は2~4m 年間の1/3が積雪期間であり県内でも有数の豪雪地帯である 山古志にとって 雪は生活環境全般にわたって大きな障害となってきた このため冬期間の交通確保を中心に 道路改良や除雪体制を強化した結果徐々に克服されつつある しかし 地域のほとんどが傾斜地で なだれ発生の危険性が高い地域であることから 雪崩や融雪期の地すべりの警戒 除排雪作業中の二次災害にも注意する必要がある 小 国 地 域 水害 土砂災害 過去の大雨を調べてみると 台風や梅雨前線による大雨も多いが 新潟県ではむしろ梅雨明け後の大雨が多くなっている 小国においては 昭和 年の. 水害で甚大な被害を受け 河川災害関連事業による桐沢川の改修等 水害防止対策が図られた 一方 中 小河の普通河川は短時間の大雨による氾濫等の危険性が高い 総

56 豪雪 雪崩 風水害 雪害対策編 第 章第 節 災害危険性の評価 北極付近の強い寒気団が日本付近に南下して北西の季節風が強まり 日本海側の各地で は降雪が続き 時には暴風雪となって大雪となる 小国は 南部に入るに従い積雪量が増加する また 山間の 3 集落は積雪量が 2~4m と特に多く しばしば雪害をもたらす また 雪崩 融雪期の地滑り 融雪洪水 除排雪中の二次災害等の雪害が発生する危険 があり 今後はこれらの災害について特に注意が必要である 和 島 地 域 水害 土砂災害 和島は 日本海に隣接しているため典型的な日本海型気候を示し 夏季は高温多湿で集中豪雨が起きやすい 過去においては昭和 年に 水害 年には 水害に見舞われ 耕地や農作物などに被害を受けている 特に昭和 年の 水害の最大日雨量は 時間当たり最大雨量は を記録している 和島に分布する椎谷層 西山層 灰爪層 魚沼層の各地層は軟弱な土質が多く 特に落水地内の椎谷層 三島丘陵の灰爪層 魚沼層群に地すべり防止区域を抱えている これらから村内全域の林地は豪雨に弱く 地すべり 斜面崩壊等の被害を受けやすい 寺 泊 地 域 水害 土砂災害 大雨は 台風 梅雨前線の活動及び日本海と太平洋に低気圧があって本州をはさんで東へ進むことによって起こる傾向にある 寺泊は過去において集中豪雨 地すべり等の災害を受け その都度 地域の保全整備が進められてきたが 広大な面積を有する本地域は 風化すると細片状に割れる特質の寺泊層を主体とした地質構造のため 全域の林地が豪雨に弱く 土石流による災害 地すべり 山腹崩壊等の災害多発誘因となっている 風害 寺泊は 昭和 年 月 日の第 室戸台風の襲来により 大きな被害を受けており 台風が新潟県を通過した場合には フェーン現象による火災の危険性が高い また 暴風による家屋の倒壊 異常豪雨による水害発生等が予想される 豪雪 雪崩 寺泊は 海岸線平野部に位置するため 降雪量及び積雪量は長岡市内においては比較的少ない地域であるが 昭和 年 月の豪雪など 時として里雪型降雪に見舞われ大きな被害を被った経緯もあり 今後も警戒する必要がある 林野火災 大規模火災 昭和 年 月と 月に大規模な火災が 件発生した 同年 月に発生した火災は松沢町火災 同 月に発生した火災は上田町を中心とした寺

57 則 風水害 雪害対策編 第 章第 節 災害危険性の評価 泊大火でいずれも市街地が密集していたため 折からの強風にあおられて火勢は拡大した 拡大した原因としては 出火場所が風上であったこと 水道施設が未完成で消火栓等が 普及していなかったことがあげられる ( 水道施設は昭和 年 月に完成 ) その後は大きな火災はなく今日に至っているが 最近の家庭における使用エネルギーの 多様化 日中の高齢化に伴う地域の防災対応力の弱さや気象条件とあいまって大火災となる潜在的危険性は高まる傾向にある 特に 大字寺泊地区は木造家屋の密集地 オープンスペースの不足は 特に潜在的危険が高いといえる 栃 尾 地 域 水害 土砂災害 大雨は 台風 梅雨前線の活動及び日本海と太平洋に低気圧があって 本州をはさんで東へ進むことによって起こる傾向にある 栃尾は過去において 集中豪雨 地すべり等の被害を受け その防止対策として防災ダム 河川改修 地すべり防止施設等の保全整備を行ってきているが 中小河川の整備の遅れによる河川の氾濫や 地下浸透水による崩壊をおこしやすい新第 3 期西山層を主体とした地質構造のため 豪雨時における地すべり 斜面崩壊等の災害発生の誘因となっている 豪雪 雪崩 栃尾は 県内でも有数の豪雪地帯であるが 最近では除雪機械の増強や道路の改良が進み 冬期間の交通は確保され孤立する集落はなくなった しかし 市域の約 % を山林が占めているため 山腹斜面の傾斜 植生の状況から 融雪時における気象条件の変化により なだれ発生の危険性が高い地域である 林野火災 大規模火災 家屋倒壊の増大と暖房器具の使用により 火災発生件数が増大することが予想される また 各建物は大量の石油類を暖房用に備蓄しているところが多く これらが延焼の進 剤となり 消防活動の困難とあいまって火災の拡大をもたらすものと予想される 与 板 地 域 水害 土砂災害 大雨は 梅雨前線や台風がもたらすものがほとんどで 水害発生の危険性をもっている 水害となる前線の特徴は 低気圧が日本海東部に達し ここから延びる温暖前線が東へ進むことにより 中越地方を通過するに伴って活発化して発生する傾向にある 与板は 過去において集中豪雨 土砂崩れ等の災害を受け その都度地域の保全整備が進められてきたが 信濃川や同水系の各河川及び三島丘陵 粘土質 は豪雨に弱く 越水氾濫による冠水 浸水 土石流 地すべり 斜面崩壊等の災害の要因を抱えている 林野火災 大規模火災 近年住民の生活様式の高度化 多様化により 揮発性の危険物取扱施設や家庭における危険物の使用等増加に加え新建材 化学繊維製品の普及等により火災の発生や延焼の拡大 総

58 風水害 雪害対策編 第 章第 節 災害危険性の評価 が懸念される環境条件にある また 消防団員の就業状態を見ると昼間の滞在者が少なく防災対応力の弱さや潜在的な危険性が高まる傾向にある 川 口 地 域 水害 土砂災害 川口は 魚野川 信濃川の二大川が地域を貫流し これに注ぐ小河も多く 雨量の増加により幾多の災害が発生している また 豪雪地帯を上流にひかえているために雪解け水による水害の危険性もある 集中豪雨は洪水と同じ被害を生じるが 特に崖崩れ 山崩れの被害を起こすことが多く 地形や地質によって異なるが 警戒が必要である 豪雪 雪崩 川口は 山間部と平野部があり降雪量は一定ではない 一般に北西の季節風にのって雪は降るが 丘陵帯がいくつかあり その間を数本の川が流れているため必ずしも北西の風とは限らず 気象条件 地理条件により地域内の積雪に大きな差が生じる また 川口は雪崩の発生しやすい危険箇所が多いが 段切りや雪崩防止柵などの工法が施されている しかし 気温の高い時に起きやすくなる全層雪崩 融雪期の地滑り 融雪洪水など 今後はこれらの災害について特に注意が必要である

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