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1 2016 年 3 月 22 日 吉富薬品株式会社 No.131 精神科医療情報総合サイト e- らぽーる を開設しております MMS ニュースのバックナンバーも掲載しております 本文 ( 表紙含め ):27 枚 ( 審 )16Ⅲ141 平成 28 年度診療報酬改定速報 2 ~ 精神科入院医療に係る主な項目 ~ この速報は 3 月 4 日に公布された改正省令 関係告示及び発出された通知から精神科 に係る主だった内容をまとめました 詳細につきましては 厚生労働省のホームページに 告知 通知等が掲載されていますので ご確認下さい CONTENTS ~ 精神科入院医療に係る主な項目 ~ Ⅰ. 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 ( 精神病棟 ) 2 看護職員の月平均夜勤時間の算出要件の見直し (P2) 月平均夜勤時間超過減算 夜勤時間特別入院基本料(P3) Ⅱ. 精神科関連の特定入院料 4 地域移行機能強化病棟入院料 (P4) 特定入院料施設基準等の通則( 告示 ) の見直し Ⅲ. 入院基本料等加算 7 精神科地域移行実施加算 精神病床における二類感染症の管理の評価 (P7) 看護職員と看護補助者の業務分担の推進 (P8) 夜勤看護体制加算 医師事務作業補助体制加算 1(P9) 精神科身体合併症管理加算の対象患者追加(P 10) 薬剤総合評価調整加算(P11) 後発医薬品使用体制加算(P12) 精神科隔離室管理加算 地域加算 救急搬送患者地域連携受入加算 地域連携認知症支援加算 地域連携認知症集中治療加算の廃止 (P13) Ⅳ. その他の項目 14 常勤配置の取扱いの明確化 入院中の他医療機関受診時の減算規定 (P14) 退院後訪問指導料 入院栄養食事指導料 (P16) 介護支援連携指導料 退院時共同指導料 摂食機能療法(P17) Ⅴ. 一般病床に係わる精神科医療の評価 ( いわゆる総合病院精神科等に対する評価 ) 18 精神科急性期医師配置加算 (P18) 精神科リエゾンチ-ム加算(P19) 救急患者精神科継続支援料(P20) 精神疾患診療体制加算 (P21) 精神疾患合併妊娠の管理の評価(P22) 認知症ケア加算(P23) 一般病棟用の 重症度 医療 介護必要度 の見直し (P24) 療養病棟の医療区分のきめ細かな評価( うつ症状に対する治療等が係わる項目 ) 総合入院体制加算 (P25) 病棟薬剤業務実施加算 薬剤管理指導料 データ提出加算(P26) DPC 制度保険診療指数の見直し (P27) 参考文献 27 1

2 Ⅰ. 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 ( 精神病棟 ) 1. 看護職員の月平均夜勤時間数の算出要件の見直し 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 ( 精神病棟 ) 病院の入院基本料の施設基準の通則 ( 抜粋 ) 施設基準告示 夜勤を行う看護職員の一人当たりの月平均夜勤時間数が 72 時間以下である こと等 看護職員及び看護補助者の労働時間が適切なものであること 月平均夜勤時間数 = 当該病棟の看護職員の月延夜勤時間 / 夜勤時間帯の実人員数 月平均夜勤時間数の 算出方法 夜勤時間帯とは 各保険医療機関が定める午後 10 時から翌日の午前 5 時までの時間を含めた連続する 16 時間のこと 月平均夜勤時間数は 同一の入院基本料を算定する病棟全体で計算 ( 病棟ごとではない ) 平均夜勤時間数の 計算対象に含まれる 看護職員の要件 改定前 月当たりの夜勤時間数が 16 時間以下の者は 月平均夜勤時間数の計算における実人員数及び延べ夜勤時間数に含まない 病棟勤務と外来勤務等を兼務する場合又はパート勤務者などの場合には 当該看護要員の病棟勤務の時間を常勤職員の所定労働時間で除して得た数 ( 常勤換算した数 ) を 夜勤時間帯の実人員数として算入 改定後 7 対 1 及び 10 対 1 入院基本料 月当たりの夜勤時間数が 16 時間未満の者は 月平均夜勤時間数の計算における実人員数及び延べ夜勤時間数に含まない 短時間正職員については 7 対 1 及び 10 対 1 入院基本料の場合 現行通り 月当たりの夜勤時間数が 12 時間以上のものを含む 7 対 1 及び 10 対 1 入院基本料以外 月当たりの夜勤時間数が 8 時間未満の者は 月平均夜勤時間数の計算における実人員数及び延べ夜勤時間数に含まない 夜勤時間帯に病棟勤務と外来勤務等を兼務する場合には 当該看護要員の病棟勤務の夜勤時間を月の総夜勤時間で除して得た数を夜勤時間帯の実人員数として算入 夜勤を行える看護職員の確保が難しくなっており 子育てや家族の介護を担う看護職員を含め より多くの看護職員で夜勤体制を支えることができるよう 月平均夜勤時間数の計算対象に含まれる看護職員の要件が平成 28 年度改定で見直されました 月平均夜勤時間の算出においては 月当たりの夜勤時間数が 16 時間以下の看護職員は含まれない規定となっていましたが 平成 28 年度改定で 7 対 1 及び 10 対 1 入院基本料 の算定病棟は月当たりの夜勤時間数が 16 時間以上の看護職員を 7 対 1 及び 10 対 1 入院基本料 以外の算定病棟は月当たりの夜勤時間数が 8 時間以上の看護職員を 含めることになりました 短い夜勤時間数の看護職員が月平均夜勤時間の算出式に含まれることは 1 人当りの夜勤時間の短縮に繋がり 実質的に緩和されることになります 2

3 2. 月平均夜勤時間超過減算の算定額の見直し 精神病棟入院基本料 ( 特定機能病院入院基本料は対象外 ) 月平均夜勤時間超過減算 改定前 所定点数の 20% 減算 改定後 所定点数の 15% 減算 施設基準のうち看護職員の月平均夜勤時間 72 時間以内であることのみの要件を満たせなくなってから直近 3 ヶ月に限り月平均夜勤時間超過減算により精神病棟入院基本料を算定することができます 平成 26 年度に 月平均夜勤時間超過減算の届出をした医療機関は 13 医療機関となっており 精神病棟 15 対 1 入院基本料を算定している 2 医療機関が含まれています 平成 28 年度改定では 減算される額が 所定点数の 20% 減額 から 所定点数の 15% 減額 に緩和されました 3. 夜勤時間特別入院基本料の新設 ( 平成 28 年度改定で新設 ) 精神病棟入院基本料 ( 特定機能病院入院基本料は対象外 ) 夜勤時間特別入院基本料 入院基本料の 100 分の 70 に相当する点数 ( 特別入院基本料の点数を下回る場合は 特別入院基本料に 10 点を加えた点数 ) 新 設 算定可能病棟 施設基準 精神病棟入院基本料 一般病棟入院基本料 療養病棟入院基本料 2 結核病棟入院基本料 (1) 月平均夜勤時間が 72 時間以下であるという要件以外の施設基準は満たしていること (2) 夜勤時間特別入院基本料を算定する場合は 医療勤務環境改善支援センターに相談し 相談状況に関する書類及び看護職員の採用活動状況等に関する書類を地方厚生 ( 支 ) 局長に提出すること 月平均夜勤時間超過減算の対象となった医療機関が 3 か月間で十分な職員を確保することが困難なケースがあることから 医療機関の経営を維持しつつ早期の回復を促すよう 平成 28 年度改定で夜勤時間特別入院基本料が新設されました 施設基準を満たし地方厚生局長等に届け出た医療機関は 月平均夜勤時間超過減算の算定対象期間経過後は 当分の間 夜勤時間特別入院基本料として入院基本料の所定点数の 30% 減額した点数を算定することができます ただし 特別入院基本料を下回る場合は 特別入院基本料 ( 精神病棟入院基本料では 559 点 ) に10 点を加えた点数 ( 精神病棟入院基本料では 569 点 ) を算定します なお 夜勤時間特別入院基本料を算定する場合は 医療勤務環境改善支援センターに相談し 相談状況に関する書類及び看護職員の採用活動状況等に関する書類を地方厚生 ( 支 ) 局長に提出することが必要となります 3

4 Ⅱ. 精神科関連の特定入院料 1. 地域移行機能強化病棟入院料の新設 ( 平成 28 年度改定で新設 ) 項目 地域移行機能強化病棟入院料 点数 1,527 点 病院常勤者 病棟常勤者 精神保健指定医 2 名以上臨床心理技術者 専任の精神科医 1 名以上作業療法士又は作業療法の経験がある看護職員 ( 専門機関研修修了者 ) 精神保健福祉士が 2 名以上配置 専従の病棟常勤者 病棟職員 ( 常時 ) 当該病棟の入院患者が 40 を超える場合は 3 名以上 ( 身体合併症等を有する患者の退院支援業務のために必要な場合は 精神保健福祉士 2 名と社会福祉士 1 名の配置でも可 ) 看護職員 作業療法士 精神保健福祉士及び看護補助者 を 15:1 以上配置 病棟職員の最小必要数の 6 割以上が 看護職員 作業療法士又は精神保健福祉士 看護職員 作業療法士又は精神保健福祉士 の最小必要数 ( 当該必要数が看護職員数を上回る場合には看護職員数 ) の 2 割以上が 看護師 看護要員の病棟勤務時間を算出する際は当該病棟外で退院支援業務に従事する時間を含む 主として事務的業務を行う看護補助者数は 一日に 200:1 以下の配置 夜勤帯の職員数病棟職員常時 2 人以上 ( 看護職員 1 人以上 ) 病院内の退院支援部署 専従の従事者 ( 看護師 作業療法士 精神保健福祉士 社会福祉士又は臨床心理技術者のうちいずれか 1 名 ) を配置 1 看護単位 60 床以下 留意事項 退院を予定している 指定特定相談支援事業者又は居宅介護支援事業者が退院後のサービス等利用計画を作成している患者 が他の保険医療機関で 精神科ショート ケア又は精神科デイ ケアを利用した場合は 入院中の他医療機関受診時減算は行わない 病棟専任の精神科医師は他の病棟に配置される医師と兼任はできない また 当該医師の外来業務及び他病棟の入院患者の診療業務への従事は週 2 日以内 項目 地域移行機能強化病棟入院料 非定型抗精神病薬加算 統合失調症の患者に対して 計画的な医学管理の下に非定型抗精神病薬による治療を行い かつ 療養上必要な指導を行った場合 (1 日当たり使用している抗精神病薬が 2 種類以下に限る ) +15 点 / 日 重症者加算 その他加算項目 1 精神科救急医療体制に 算定日にGAFスコア30 以下の患者 +60 点 / 日 2 協力している医療機関 算定日にGAFスコア40 以下の患者 +30 点 / 日 臨床研修病院入院診療加算 地域加算 離島加算 精神科措置入院診療加算 医療安全対策加算 感染防止対策加算 患者サポート体制充実加算 データ提出加算並びに薬剤総合評価調整加算 精神科専門療法 ( 精神科退院指導料及び精神科退院前訪問指導料を除く ) に係る費用並びに除外薬剤 注射薬以外は当該入院料に含まれる 届出時に 当該保険医療機関全体の精神病床に 許可病床数の 90% に相当する数以上の患者が入院 ( 下回る場合は許可病床数の変更届を提出 ) 当該病棟からの 1 年以上の長期入院患者の自宅等への退院が 月平均で当該病棟の届出病床数の 1.5% に相当する数以上 自宅等への退院とは 患家 精神障害者施設 特別養護老人ホーム又は介護老人保健施設 ( 介護保健施設サービス費 (Ⅰ) の (ⅱ) 若しくは (ⅳ) ユニット型介護保健施設サービス費 (Ⅰ) の (ⅱ) 若しくは (ⅳ) 又は在宅復帰 在宅療養支援機能加算の届出を行っているもの ) へ移行すること その他の規定 当該保険医療機関全体で 1 年当たり 当該病棟の届出病床数の 5 分の 1 に相当する数の精神病床を減少 精神障害者の地域生活を支援する関係機関等と連携 新規の届出は平成 32 年 3 月 31 日まで 医療法標準以上の員数の医師が配置されていること 医療法標準以上の員数の看護師 准看護師が配置されていること 当該病棟に入院した患者 1 人につき退院支援相談員を 1 人以上指定し 対象患者に対して退院支援委員会を毎月開催 (1 人の退院支援相談員が同時に担当する患者の数は 20 以下 ) 医療法の規定に基づき許可を受けた病床数以上入院させてはならない 4

5 (1) 地域移行機能強化病棟入院料の概要平成 28 年度改定では 長期入院の精神障害者の地域移行をより一層進めるため 退院支援を行う職種 ( 精神保健福祉士等 ) を重点的に配置し 地域生活を念頭においた訓練や居住先の確保等の退院支援を重点的に実施する精神病棟の評価 ( 地域移行機能強化病棟入院料 1,527 点 / 日 ) が新設されました 精神療養病棟入院料と同様に 非定型抗精神病薬加算や重症者加算を算定することができますが 精神療養病棟入院料において算定できる精神保健福祉士配置加算や退院調整加算 精神科専門療法のうち 精神科退院指導料及び精神科退院前訪問指導料を算定することはできません また 退院を予定している 指定特定相談支援事業者又は居宅介護支援事業者が退院後のサービス等利用計画を作成している患者 が他の保険医療機関で 精神科ショート ケア又は精神科デイ ケアを利用した場合は 入院中の他医療機関受診時の減算は行わないことになっています (2) 主な施設基準 1) 病院全体の配置基準 常勤の精神保健指定医 2 名以上及び常勤の臨床心理技術者の配置が必要です 2) 当該病棟の配置基準専任の常勤精神科医 1 名上及び専任の常勤作業療法士又は作業療法の経験を有する常勤看護職員 ( 専門機関等が主催する作業療法又は生活技能訓練に関する所定の研修修了者 ) の配置が必要です 看護職員 作業療法士 精神保健福祉士及び看護補助者 を入院患者 15 人に対して 1 名以上配置し そのうち 病棟職員の最小必要数の6 割以上が 看護職員 作業療法士又は精神保健福祉士 であることが必要です さらに 看護職員 作業療法士又は精神保健福祉士 の最小必要数 ( 当該必要数が看護職員数を上回る場合には看護職員数 ) の 2 割以上が 看護師 であることが必要となります なお 看護要員の病棟勤務時間を算出する際は当該病棟外で退院支援業務に従事する時間を含むことができます 夜勤帯の職員数としては 看護職員 看護補助者 作業療法士及び精神保健福祉士を常時 2 人以上配置し そのうち 1 名以上は看護職員であることが必要となります また 専従の常勤精神保健福祉士を 2 名以上 ( 当該病棟の入院患者が 40を超える場合は 3 名以上 ) 配置することが必要で 身体合併症等を有する患者の退院支援業務のために必要な場合は精神保健福祉士 2 名と社会福祉士 1 名の配置でも可能となっています なお 当該病棟に入院した患者 1 人につき退院支援相談員を 1 人以上指定し 対象患者に対して退院支援委員会を毎月開催することが必要となります ただし 1 人の退院支援相談員が同時に担当する患者の数は 20 人以下となっています 5

6 3) 留意事項新規の届出は平成 32 年 3 月 31 日までとなりますが 当該保険医療機関全体の精神病床に許可病床数の 90% 以上の患者が入院していることが届出時に必要で 下回る場合は許可病床数の変更届を提出することになります また 当該病棟からの 1 年以上の長期入院患者の自宅等への退院した数が 月平均で当該病棟の届出病床数の 1.5% に相当する数以上であり 当該保険医療機関全体で 1 年当たり 当該病棟の届出病床数の 5 分の 1 に相当する数の精神病床を減らしていることが必要となります なお 自宅等への退院とは 患家 精神障害者施設 特別養護老人ホーム又は介護老人保健施設 ( 介護保健施設サービス費 (Ⅰ) の (ⅱ) 若しくは (ⅳ) ユニット型介護保健施設サービス費 (Ⅰ) の (ⅱ) 若しくは (ⅳ) 又は在宅復帰 在宅療養支援機能加算の届出を行っているもの ) へ移行することです 2. 精神科救急 合併症入院料の対象患者に重篤な急性疾患等を追加 平成 28 年度改定では 精神症状に加え身体合併症を有する入院患者の入院医療体制を確保するため 精神科救急 合併症入院料の対象疾患に 特に重篤な急性疾患 ( 間質性肺炎の急性増悪 肺塞栓 劇症肝炎 重症急性膵炎 末期の悪性腫瘍 重篤な血液疾患 急性かつ重篤な腎疾患 ) が追加されました 6

7 3. 特定入院料施設基準等の通則 ( 告示 ) の見直し 特定入院の施設基準等 ( 通則 ) 告 示 改定前 (3) 特定入院料を算定する病棟及び治療室等 ( 地域包括ケア病棟入院料 ( 許可病床が 200 床未満のものに限る ) 精神療養病棟及び特定一般病棟入院料を算定する病棟を除く ) 以外の病棟において 入院基本料 ( 特別入院基本料等を除く ) を算定していること 別表第 15 特定入院料のみで届出可能な対象入院料 改定後 (3) 入院基本料を算定していない保険医療機関 ( 特別入院基本料等を算定している保険医療機関を含む ) において算定する特定入院料は 別表第 15 のものに限ること 小児入院医療管理料 5 回復期リハビリテーション病棟入院料 1 回復期リハビリテーション病棟入院料 2 又は回復期リハビリテーション病棟入院料 3 地域包括ケア病棟入院料 1 又は地域包括ケア病棟入院料 2( 許可病床数が 200 床未満の保険医療機関が算定する場合に限る ) 特殊疾患病棟入院料 1 又は特殊疾患病棟入院料 2 緩和ケア病棟入院料 精神科救急入院料 1 又は精神科救急入院料 2 精神科急性期治療病棟入院料 1 又は精神科急性期治療病棟入院料 2( 他の特定入院料を届け出ている保険医療機関が算定する場合に限る ) 精神科救急 合併症入院料 児童 思春期精神科入院医療管理料 精神療養病棟入院料 認知症治療病棟入院料 1 又は認知症治療病棟入院料 2 特定一般病棟入院料 1 又は特定一般病棟入院料 2 地域移行機能強化病棟入院料 特定入院料の施設基準等の通則 ( 告示 ) には 特定入院料を算定する病棟 ( 精神療養 病棟入院料を除く ) 以外の病棟において 入院基本料を算定していること と明示され ていましたが 平成 28 年度改定で 入院基本料を算定していない保険医療機関において算 定する特定入院料は別表第 15( 精神科急性期治療病棟入院料等 ) のものに限ること に 変更されています Ⅲ. 入院基本料等加算 1. 精神科地域移行実施加算の評価の充実 精神科地域移行実施加算 精神病棟入院基本料 (15 対 1 18 対 1 20 対 1) 特定機能病院 15 対 1 入院基本料 ( 精神病棟 ) 精神療養病棟入院料 改定前 +10 点 / 日 改定後 +20 点 / 日 平成 28 年度改定では 長期入院の精神疾患の地域移行をより一層進めるため 地域移行 実施加算の評価が 1 日 10 点 から 1 日 20 点 に引上げられました 2. 精神病床における二類感染症の管理の評価 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 ( 精神病棟 ) 改定前 ( 算定対象の拡大 ) 改定後 難病等特別入院診療加算 ( 二類感染症患者入院診療加算 ) 及び二類感染症患者療養環境特別加算の算定可 平成 28 年度改定では 精神病床における結核等の二類感染症患者の受入れや療養環境を 確保するため 難病等特別入院診療加算 ( 二類感染症患者入院診療加算 ) 及び二類感染症 患者療養環境特別加算の算定対象に 精神病棟入院基本料と特定機能病院入院基本料 ( 精 神病棟 ) が追加されました 7

8 3. 看護職員と看護補助者の業務分担の推進 改定前看護補助者は 看護師長及び看護職員の指導の下に 原則として療養生活上の世話 ( 食事 清潔 排泄 入浴 移動等 ) のほか 病室内の環境整備 ベッドメーキング 看護用品及び消耗品の整理整頓等の業務を行うこととする 入院基本料の施設基準 改定後 1 看護補助者は 看護師長及び看護職員の指導の下に 原則として療養生活上の世話 ( 食事 清潔 排泄 入浴 移動等 ) 病室内の環境整備やベッドメーキングのほか 病棟内において 看護用品 消耗品の整理整頓 看護職員が行う書類 伝票の整理 作成の代行 診療録の準備等の業務を行うこととする 2 主として事務的業務を行う看護補助者 (1 人の看護補助者の延べ勤務時間数のうち事務的業務が 5 割以上を占める看護補助者 ) を配置する場合は 常時 当該病棟の入院患者の数が 200 又はその端数を増すごとに 1 に相当する数以下であること 平成 28 年度改定では 看護職員が専門性の高い業務により集中することができるよう 看護職員と看護補助者の業務分担のための取組を実施した上で 看護補助業務のうち一定 の部分までは 看護補助者が事務的業務を実施できることが入院基本料の施設基準に明示 されました 病棟内で看護補助者が行う事務的業務とは 看護職員が行う書類 伝票の整 理 作成の代行 診療録の準備等が該当します 主として事務的業務を実施する看護補助者は 入院患者 200 人に対して 1 名までは配置 することができます 主として事務的業務を行う看護補助者とは 1 人の看護補助者の延 べ勤務時間数のうち事務的業務が 5 割以上を占める看護補助者となります ただし 看護補助加算等においては 看護管理者が看護補助者活用に関する研修を修了 していることが望ましいことや 看護補助者との業務分担等について年 1 回は見直しを行 うことが必要です 8

9 4. 看護職員の夜間勤務負担軽減に資する取組を評価 ( 平成 28 年度改定で新設 ) 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 新 設 夜勤看護体制加算 看護補助者を夜勤時間帯に配置し 夜間看護体制の充実に関する7 項目 のうち 当該加算を算定する病棟及び保険医療機関において満たす項目が4 項目以上の場合に限り算定 +150 点 / 入院初日 算定対象 13 対 1 15 対 1 18 対 1 20 対 1 入院基本料 看護職員の業務の中で 夜間の患者のケアに対する負担感は高く 看護職員の負担軽減 策の中で 夜勤時間帯への看護補助者の配置は最も負担軽減効果が高いとされています 平成 28 年度改定では 夜間の看護業務の負担軽減を促進するため 看護補助加算の加算 である 夜勤看護体制加算 が新設されました 看護補助者を夜勤時間帯に配置し 以下 に掲げる 夜間看護体制の充実に関する項目 (1~7) のうち 当該加算を算定する病棟 及び保険医療機関において満たす項目が 4 項目以上の場合に限り 看護補助加算の所定点 数に 150 点を入院初日に加算することができます 夜間看護体制の充実に関する項目 < 夜間を含む交代制勤務を行う看護要員の負担軽減に資する勤務編成 ( シフト )> 1 一つの勤務の終了時から 次の勤務の開始までの間の時間が 11 時間以上 23 交代制勤務の病棟において 勤務開始時刻が直近の勤務時刻より概ね 24 時間以降 となる勤務編成 ( シフト ) 3 連続して行う夜勤の回数が 2 回以下 < 夜間の看護業務量に応じた看護要員の配置 > 4 所属部署以外の部署を一時的に支援するために 夜間を含めた各部署の業務量を把 握し調整するシステムができており かつ部署間での業務標準化に取り組み 過去 1 年間に 当該システムを夜勤時間帯に運用した実績を有する < 看護職員と看護補助者との業務分担の推進 > 5 看護補助業務の基礎知識を習得できる内容を含む院内研修を年 1 回以上受講しており かつ 看護補助業務のうち 5 割以上が療養生活上の世話 6 みなし看護補助者を除いた看護補助者の比率が 5 割以上 < 院内保育所の設置 > 7 夜勤時間帯を含めて院内保育所を設置 5. 医師事務作業補助体制加算の評価の充実 医師事務作業 補助体制加算 1 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 精神科救急入院料 精神科急性期治療病棟入院料 1 精神科救急 合併症入院料 改定前 改定後 報酬施設基準報酬施設基準 1 15 対 1 補助体制加算 +860 点 緊急入院患者数年間 800 名 +870 点 2 20 対 1 補助体制加算 +648 点 以上 Aのいずれか +658 点 3 25 対 1 補助体制加算 +520 点 緊急入院患者数年間 200 名 +530 点 4 30 対 1 補助体制加算 +435 点 以上 A B C(800 件以上 ) +445 点 5 40 対 1 補助体制加算 +350 点 のいずれか +355 点 緊急入院患者数年間 800 名以上 A のいずれか 緊急入院患者数年間 200 名以上 A B C(800 件以上 ) のいずれか 6 50 対 1 補助体制加算 +270 点 緊急入院患者数年間 100 名以上 +275 点緊急入院患者数年間 100 名 A Bのいずれか 7 75 対 1 補助体制加算 +190 点 以上 A Bのいずれか +195 点 緊急入院患者数年間 50 名以上 対 1 補助体制加算 +143 点 +148 点 A Bのいずれか 施設基準 A: 第三次救急医療機関 小児救急医療機関 総合周産期母子医療センター B: 災害拠点病院 へき地医療拠点病院 地域医療支援病院 C: 年間の先進麻酔の手術件数 9

10 平成 28 年度改定では 勤務医の負担軽減の効果をより一層推進するため 医師事務作業 補助体制加算 1 の評価が引上げられました 20 対 1 補助体制加算については 改定前は 15 対 1 補助体制加算と同様の施設基準となっ ていましたが 平成 28 年度改定では 25 対 1 30 対 1 40 対 1 補助体制加算の施設基準と 同様の基準に緩和されています また 75 対 対 1 補助体制加算については 年間 の緊急入院患者数の要件が 100 名以上 から 50 名以上 に緩和されています 医師事務作業補助体制加算改定前改定後 精神科救急入院料及び精神科急性期治療病棟入院料 1 精神科救急 合併症入院料の算定病棟 算定対象の精神科病棟 ( 算定対象の拡大 ) 特定機能病院入院基本料算定病棟 ( 医師事務作業補助体制加算 1 に限る ) 精神病棟入院基本料算定病棟 ( 医師事務作業補助体制加算の 50 対 1 75 対 対 1 補助体制加算に限る ) 業務の延べ勤務時間の 80% 以上を病棟又は外来 ( スタッフル - ムや会議室等を含む ) において行うこと 医師事務作業補助体制加算 1 の業務の場所 ( 業務時間の対象拡大 ) 医師の指示に基づく診断書作成補助及び診療録の代行入力に限って 実施の場所を問わず 病棟又は外来における医師事務作業補助の業務時間に含めることができる 特定機能病院については 本来求められる体制以上に勤務医の負担軽減に取り組む医療機関を評価するため 医師事務作業補助体制加算 1に限り 要件を満たす場合に届出が可能となりました また 50 対 1 75 対 対 1 補助体制加算の対象として 精神病棟入院基本料及び療養病棟入院基本料が追加されています 医師事務作業補助体制加算 1を算定するためには 業務の延べ勤務時間の 80% 以上を病棟又は外来 ( スタッフル-ムや会議室等を含む ) において行うことが必要となりますが 平成 28 年度改定では 医師の指示に基づく診断書作成補助及び診療録の代行入力に限って 実施の場所を問わず 病棟又は外来における医師事務作業補助の業務時間に含めることが可能となりました 6. 精神科身体合併症管理加算の対象患者に重篤な急性疾患等を追加平成 28 年度改定では 精神症状に加え身体合併症を有する入院患者の入院医療体制を確保するため 精神科身体合併症管理加算の対象疾患に 特に重篤な急性疾患 ( 間質性肺炎の急性増悪 肺塞栓 劇症肝炎 重症急性膵炎 末期の悪性腫瘍 重篤な血液疾患 急性かつ重篤な腎疾患 妊産婦 ) が精神科救急 合併症入院料と同様に追加されました 10

11 7. 多剤投与の患者の減薬を伴う指導の評価 ( 平成 28 年度改定で新設 ) 入院基本料等加算 薬剤総合評価調整加算 入院基本料 特定入院料 入院している患者であって 以下の 1 又は 2 のいずれかに該当する場合は 退院時に 1 回に限り算定 +250 点 / 回 1 入院前に 6 種類以上の内服薬 ( 入院時において当該患者が処方されている内服薬のうち 頓用薬及び服用を開始して 4 週間以内の薬剤を除く ) が処方されていたものについて 処方内容を総合的に評価したうえで調整し 当該患者の退院時に処方される内服薬が 2 種類以上減少し その状態が 4 週間以上継続すると見込まれる場合 新 設 算定要件 2 精神病床に入院中の患者であって 入院直前又は退院 1 年前のうちいずれか遅い時点で抗精神病薬を 4 種類以上内服していたものについて退院までの間に抗精神病薬の種類数が 2 以上減少した等の場合なお 保険医療機関がクロルプロマジン換算を用いた評価を行う場合には クロルプロマジン換算で 2,000mg 以上内服していたものについて 別紙 36 の 2 の係数を用い 1,000mg 以上減少した場合を含めることができる 算定上の留意点 錠剤 カプセル剤 散剤 顆粒剤及び液剤は 1 銘柄ごとに 1 種類として計算 抗精神病薬の種類は向精神薬多剤投与減算規定と同様の取扱い 内服薬が減少する前後の内服薬の種類数 ( クロルプロマジン換算による場合はクロルプロマジン換算した量 ) を診療報酬明細書の摘要欄に記載 医師が内服薬を調整するに当たっては 評価した内容や調整の要点を診療録に記載 薬剤総合評価調整加算又は薬剤総合評価調整管理料を 1 年以内に算定した場合は 前回の算定に当たって減少した後の内服薬の種類数から 更に 2 種類以上減少しているときに限り新たに算定可 平成 28 年度改定では 特に複数の疾患を有する高齢者に 多種類の服薬を要することが あることから 薬剤に起因する有害事象の防止を図るとともに 服薬アドヒアランスを改 11

12 善するために 多種類の服薬を行っている患者の処方薬剤を医療機関において総合的に調整する取組を行い 処方薬剤数が減少した場合の評価 ( 薬剤総合評価調整加算 薬剤総合評価調整管理料 ) が新設されました 薬剤総合評価調整加算は 精神病床に入院中の患者について 入院直前又は退院 1 年前のうちいずれか遅い時点で抗精神病薬を 4 種類以上内服していた抗精神病薬の種類数が退院までの間に 2 種類以上減少した等の場合に 退院時に 1 回 250 点を算定することができます なお 医療機関がクロルプロマジン換算を用いた評価を行う場合は クロルプロマジン換算で 2,000mg 以上内服していた処方が 1,000mg 以上減少した場合も算定対象となります 算定する場合は内服薬が減少する前後の内服薬の種類数 ( クロルプロマジン換算による場合はクロルプロマジン換算した量 ) を診療報酬明細書の摘要欄に 医師が内服薬を調整するに当たっては 評価した内容や調整の要点を診療録に 記載することが必要となります また 薬剤総合評価調整加算 ( 入院基本料等加算 ) 又は薬剤総合評価調整管理料 ( 医学管理等 ) を1 年以内に算定した場合は 前回の算定に当たって減少した後の内服薬の種類数から 更に 2 種類以上減少しているときに限り新たに算定することができます 8. 後発医薬品使用体制加算の指標の見直し 入院基本料等加算 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 ( 精神病棟 ) 改定前 改定後 後発医薬品使用体制加算 施設基準 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料算定病棟の入院患者の入院初日に算定 ( 新設 ) 1 70% 以上 +42 点 1 30% 以上 +35 点 2 60% 以上 70% 未満 +35 点 2 20% 以上 30% 未満 +28 点 3 50% 以上 60% 未満 +28 点 採用品目数の割合 後発医薬品の採用品目数 / 全ての医薬品の採用品目数 数量シェアの割合 後発医薬品 / 後発医薬品のある先発医薬品 + 後発医薬品 規格単位数量 ( 薬価基準告示上の規格単位ごとに数えた数量 ) で算出 ( 新設 ) ( 調剤した 後発医薬品のある先発医薬品 + 後発医薬品 の規格単位数量 )/ 調剤した全ての薬剤の規格単位数量 50% 入院患者に対する後発医薬品の使用促進については 採用品目数 の割合で評価していましたが 平成 28 年度改定では後発医薬品調剤体制加算 ( 調剤報酬 ) と同様に 数量シェアの割合で評価することに見直されました そのため 調剤した薬価基準告示上の規格単位ごとに数えた数量で算出し 70% 以上の場合は 42 点を 60% 以上 70% 未満の場合は 35 点を 50% 以上 60% 未満の場合は28 点を入院初日に算定することができます なお 算定対象は 精神病棟入院基本料などの出来高算定病棟となります また 後発医薬品使用体制加算の対象となる 後発医薬品のある先発医薬品 と 後発医薬品 を合算した規格単位数量は 調剤した全ての薬剤の規格単位数量の 50% 以上であることが必要となります 12

13 9. 精神科隔離室管理加算の要件見直し 入院基本料等加算 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 ( 精神病棟 ) 改定前 改定後 精神科隔離室管理加算 当該加算は連続する 30 日間に 7 日を超えて算定できない 当該加算は月に 7 日を超えて算定できない 平成 28 年度改定では 精神科隔離室管理加算の算定要件の通知文が 連続する 30 日間 に 7 日を超えて算定できない から 月に 7 日を超えて算定できない に変更となってい ます 10. 地域加算の見直し 入院基本料 特定入院料 対象地域 地域加算改定前改定後 1 級地 +18 点 / 日 2 級地 +15 点 / 日 3 級地 +12 点 / 日 +14 点 / 日 4 級地 +10 点 / 日 +11 点 / 日 5 級地 + 6 点 / 日 + 9 点 / 日 6 級地 + 3 点 / 日 + 5 点 / 日 7 級地 ( 新設 ) + 3 点 / 日 平成 28 年度改定では 国家公務員の地域手当と同様に 診療報酬上の地域加算の地域区 分が見直されました 対象地域は 一般職の職員の給与に関する法律 ( 昭和 25 年法律第 95 号 ) 第 11 条の 3 第 1 項に規定する人事院規則で定める地域及び当該地域に準じる地域とな っています 当該地域に準じる地域は 人事院規則で定める地域に囲まれている地域及び 複数の地域に隣接している地域で 当該地域の級地は隣接する対象地域の級地のうち 低 い級地と同様になっています 11. 退院支援に関する評価の充実 改定前 (1) 新生児特定集中治療室退院調整加算 (2) 救急搬送患者地域連携紹介加算 (3) 救急搬送患者地域連携受入加算 (4) 地域連携認知症支援加算 (5) 地域連携認知症集中治療加算 (6) 地域連携診療計画管理料 (7) 地域連携診療計画退院時指導料 (Ⅰ) (8) 地域連携診療計画退院時指導料 (Ⅱ) 入院基本料等 認知症治療病棟入院料 改定後 ( 廃止 ) 医療機関における退院支援の積極的な取り組みや医療機関間の連携を推進するため 退 院調整加算を発展的に見直したことに伴い 一部の算定回数が少ない項目 ( 救急搬送患者 地域連携受入加算 地域連携認知症支援加算 地域連携認知症集中治療加算等 ) が廃止さ れています 13

14 Ⅳ. その他の項目 1. 常勤配置の取扱いの明確化平成 28 年度改定では 基本診療料及び特掲診療料の施設基準上の常勤配置については 労働基準法に規定する産前 産後休業及び育児 介護休業法規定する育児 介護休業を取得中の期間に限り 同等の資質を有する複数の非常勤従事者の常勤換算後の人員数を原則として含めることが可能となりました また 育児 介護休業後等の従事者が 育児 介護休業法に規定する短時間勤務制度を利用し 正職員として勤務する場合 育児 介護休業法で定める期間は 週 30 時間以上の勤務で常勤扱いとすることができます 2. 入院中の他医療機関受診時における減算規定の緩和 他医療機関改定前改定後 入院基本料等算定病棟 ( 出来高病棟 ) 特定入院料等算定病棟 ( 包括病棟 ) 診療行為の費用を算定する場合 特定入院料等に含まれる診療行為の費用を算定する場合 精神病棟入院基本料 結核病棟入院基本料又は有床診療所入院基本料の算定患者が 透析又は共同利用を進めている検査で 他医療機関を受診した場合 精神科救急入院料 精神科急性期治療病棟入院料 精神科救急 合併症入院料 児童 思春期精神科入院医療管理料 精神療養病棟入院料又は認知症治療病棟入院料の算定患者が 透析又は共同利用を進めている検査で他医療機関を受診した場合 ( 認知症治療病棟入院料の算定患者が透析で 他医療機関を受診した場合は 入院日 61 日以上が対象 ) 30% 減額 10% 減額 15% 減額 削除 70% 減額 40% 減額 55% 減額 精神療養病棟入院料 認知症治療病棟入院料 地域移行機能強化病棟入院料を算定している場合 20% 減額 DPC 対象病棟 特定入院料等に含まれる診療行為の費用を算定しない場合 算定不可 30% 減額 10% 減額 認知症治療病棟入院料の算定患者が透析で 他医療機関を受診した場合 ( 入院日から 60 日以内が対象 ) 15% 減額 削除 DPC 対象病院が他医療機関で行った診療行為の費用 ( 初 再診料 ) あるいは包括外部分の診療行為に係る費用を全て算定し 入院医療機関が外来医療機関に合議の上で精算 平成 28 年度改定では 入院中の患者が異なる診療科の疾患を有する場合にも診断 治療が円滑に行われるよう 入院中の患者が他医療機関を受診した際の入院料減算について 特に診療科の少ない精神科病院や有床診療所等に配慮した控除率に緩和されました ただし 透析又は共同利用を進めている機器による検査のみを目的とする場合の算定方法は活用されていないため廃止となっています そのため 出来高病棟の入院患者が他医療機関を受診した際の入院料は 30% 減額 から 10% 減額 に緩和されています また 包括病棟の入院患者が他医療機関を受診した際の入院料について 包括範囲に含まれる診療行為が他医療機関で行われた場合は 70% 減額 から 40% 減額 ( 精神療養病棟入院料 認知症治療病棟入院料 地域移行機能強化病棟入院料等を算定している場合は 55% 減額 から 20% 減額 ) に 包括範囲外の診療行為のみが他医療機関で行われた場合は 30% 減額 から 10% 減額 に 緩和されています 14

15 3. 退院直後の在宅療養支援に関する評価 ( 平成 28 年度改定で新設 ) 医学管理等 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 退院後訪問指導料 入院医療機関の看護師 保健師又は助産師が患家 介護保険施設又は指定障害者支援施設等を訪問し 対象患者又はその家族に対して 在宅での療養内容等の指導を行った場合に 入院医療機関を退院した日から起算して 1 月以内の期間に限り 5 回を限度として算定 ( 退院日は除く ) 580 点 / 回 新 設 訪問看護同行加算 在宅療養を担う訪問看護ステーション又は他の保険医療機関の看護師等と同行し 指導を行った場合に 退院後 1 回に限り 所定点数に加算 +20 点 / 回 対象患者 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準 Ⅲ 以上の患者 特掲診療料の施設基準等の別表第八に掲げる状態の患者 算定上の留意点 指導又は指示内容の要点を診療録等に記載 介護老人保健施設に入所中又は医療機関に入院中の患者は算定不可 退院後訪問指導料を算定した場合は 同一の保険医療機関において 精神科重症患者早期集中支援管理料は算定不可 平成 28 年度改定では 医療ニーズが高い患者が安心 安全に在宅療養に移行し 在宅療 養を継続できるよう 退院直後の一定期間 退院支援や訪問看護ステーションとの連携の ために入院医療機関から行う訪問指導の評価 ( 退院後訪問指導料 ) が新設されました 入院医療機関の看護師 保健師又は助産師が患家 介護保険施設又は指定障害者支援 施設等を訪問し 対象患者又はその家族に対して 在宅での療養内容等の指導を行った場 合に 入院医療機関を退院した日から起算して 1 月以内の期間に限り 5 回を限度として 1 回 580 点を算定 ( 退院日は除く ) することができます 指導又は指示内容の要点を診療録等 に記載することが必要です ただし 介護老人保健施設に入所中又は医療機関に入院中の 患者は算定することはできません また 在宅療養を担う訪問看護ステーション又は他の保険医療機関の看護師等と同行し 指導を行った場合に 退院後 1 回に限り 訪問看護同行加算として所定点数に 1 回 20 点を加 算することができます 算定の対象患者は 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準 Ⅲ 以上の患者又は特掲診療 料の施設基準等の別表第八に掲げる状態の患者となっています 特掲診療料の施設基準等の別表第八に掲げる状態にある患者 (1) 在宅悪性腫瘍患者指導管理若しくは在宅気管切開患者指導管理を受けている状態 にある利用者又は気管カニューレ若しくは留置カテーテルを使用している状態にある者 (2) 在宅自己腹膜灌流指導管理 在宅血液透析指導管理 在宅酸素療法指導管理 在宅中心静脈栄養法指導 管理 在宅成分栄養経管栄養法指導管理 在宅自己導尿指導管理 在宅人工呼吸指導管理 在宅持続陽 圧呼吸療法指導管理 在宅自己疼痛管理指導管理若しくは在宅肺高血圧症患者指導管理を受けている状態 にある者 (3) 人工肛門若しくは人工膀胱を設置している状態にある者 (4) 真皮を越える褥瘡の状態にある者 1 NPUAP(The National Pressure Ulcer Advisory Panel) 分類 Ⅲ 度又は Ⅳ 度 2 DESIGN-R( 日本褥瘡学会によるもの )D3 D4 又は D5 (5) 在宅患者訪問点滴注射管理指導料を算定している者 15

16 退院後訪問指導料を算定した場合は 同一の保険医療機関において 精神科重症患者早期集中支援管理料を算定することはできません 退院後訪問指導料の算定日は 在宅患者訪問褥瘡管理指導料や 同一の医療機関及び特別の関係にある医療機関における往診料 在宅患者訪問診療料 在宅患者訪問看護 指導料 同一建物居住者訪問看護 指導料 精神科訪問看護 指導料を算定することはできません ただし 退院後訪問指導を行った後 患者の病状の急変等により 往診を行った場合に往診料を算定することができます 4. 栄養食事指導の対象及び指導内容の拡充 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院料 ( 精神病棟 ) 医学管理等改定前改定後 入院栄養食事指導料 ( 入院中 2 回 ) 対象者 点 / 回 点 / 回 ( 有床診療所の場合 ) 厚生労働大臣が定めた特別食を必要とする患者 イ初回ロ 2 回目 260 点 / 回 200 点 / 回 イ初回 250 点 / 回ロ 2 回目 190 点 / 回厚生労働大臣が定めた特別食を必要とする患者 がん患者 摂食機能若しくは嚥下機能が低下した患者 ( 1) 又は低栄養状態にある患者 ( 2) 1 医師が 硬さ 付着性 凝集性などに配慮した嚥下調整食 ( 日本摂食嚥下リハビリテーション学会の分類に基づく ) に相当する食事を要すると判断した患者であること 2 次のいずれかを満たす患者であること 1 血中アルブミンが 3.0g/dl 以下である患者 2 医師が栄養管理により低栄養状態の改善を要すると判断した患者 特別食 ( 追加 ) 難治性てんかん等の患者に対する治療食 ( てんかん食 ) 算定要件 概ね 15 分以上 療養のため必要な栄養の指導を行った場合に算定 管理栄養士への指示事項は 当該患者ごとに適切なものとし 少なくとも熱量 熱量構成 蛋白質量 脂質量についての具体的な指示を含まなければならない 初回にあっては概ね 30 分以上 2 回目以降にあっては概ね 20 分以上 療養のため必要な栄養の指導を行った場合に算定 管理栄養士への指示事項は 当該患者ごとに適切なものとし 熱量 熱量構成 蛋白質 脂質その他栄養素の量 病態に応じた食事の形態等に係る情報のうち医師が必要と認めるものに関する具体的な指示を含まなければならない 平成 28 年度改定では 栄養食事指導には長時間を要することが多く より充実した指導 を適切に評価するため 外来及び入院患者に対する栄養食事指導について 指導時間の要 件及び点数が見直されました そのため 管理栄養士が医師の指示に基づき 初回にあっ ては概ね 30 分以上 2 回目にあっては概ね 20 分以上 療養のため必要な栄養の指導を行 った場合に 入院中 2 回を限度として算定することができます また 栄養食事指導の対象に がん患者 摂食機能若しくは嚥下機能が低下した患者又 は低栄養状態にある患者の患者に対する治療食が含まれることになりました 摂食機能若 しくは嚥下機能が低下した患者とは 医師が 硬さ 付着性 凝集性などに配慮した嚥下 16

17 調整食 ( 日本摂食嚥下リハビリテーション学会の分類に基づく ) に相当する食事を要する と判断した患者になります 5. 医療機関間の連携と退院支援に向けた評価の充実 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院料 ( 精神病棟 ) 医学管理等改定前改定後 介護支援連携指導料 退院時共同指導料 点 / 回 400 点 / 回 1) 在宅療養支援診療所の場合 1,000 点 / 回 1) 在宅療養支援診療所の場合 1,500 点 / 回 2) 1 以外の場合 600 点 / 回 2) 1 以外の場合 900 点 / 回 点 / 回 ( 入院先の医療機関 ) 400 点 / 回 ( 入院先の医療機関 ) 平成 28 年度改定では 医療と介護の連携及び入院から在宅への円滑な移行を推進するた め 介護支援連携指導料及び退院時共同指導料の評価が引上げられています 6. 摂食機能療法の対象の明確化等 精神病棟入院基本料 特定機能病院入院料 ( 精神病棟 ) リハビリテ - ション改定前改定後 摂食機能療法 算定方法 算定対象 摂食機能障害を有する患者に対して 個々の患者の症状に対応した診療計画書に基づき 医師又は歯科医師若しくは医師又は歯科医師の指示の下に言語聴覚士 看護師 准看護師 歯科衛生士 理学療法士又は作業療法士が 1 回につき 30 分以上訓練指導を行った場合に限り 1 月に 4 回を限度として 1 日 185 点を算定治療開始日から起算して 3 月以内の患者については 1 日につき算定可 発達遅滞 顎切除及び舌切除の手術又は脳血管疾患等による後遺症により摂食機能に障害があるもの ( 対象拡大 ) 内視鏡下嚥下機能検査 嚥下造影によって他覚的に嚥下機能の低下が確認できる患者であって 医学的に摂食機能療法の有効性が期待できるも 点 / 日 ( 新設 ) +20 点 / 日 経口摂取回復促進加算 2 施設基準 専従の常勤言語聴覚士 1 名 ( 前月の摂食機能療法の実施回数が 30 回未満の場合は疾患別リハビリテーション等と兼任可能 ) 4 月前までの 3 か月間に摂食機能療法を開始した入院患者の 3 割以上について 3 月以内に経口摂取のみの状態へ回復等 平成 28 年度改定では 摂食機能に対するリハビリテーションを推進する観点から 摂食 機能療法の対象患者の範囲を拡大し 経口摂取回復促進加算の要件が緩和されました 17

18 Ⅴ. 一般病床等に係わる精神科医療の評価 ( 精神病床では算定不可項目 ) 1. いわゆる 総合病院 の精神病棟における手厚い医師配置の評価 精神科急性期治療病棟入院料 1 の加算 改定前 精神科急性期医師配置加算 +500 点 / 日 改定後 ( 削除 ) 入院基本料等加算に組み替え 入院基本料等加算 基本診療料 新 設 精神科急性期医師配置加算 精神科急性期治療病棟 1 精神病棟入院基本料 (10 対 1 13 対 1) 特定機能病院入院基本料 (7 対 1 10 対 1 又は 13 対 1) を算定する病棟が対象 +500 点 / 日 平成 28 年度改定では 精神病棟に手厚い医師配置を行うことで 精神症状に加え身体の傷病を有する患者に対する入院医療や精神科を含めた総合的な急性期医療を提供する体制を確保している大学 いわゆる総合病院を新たに入院基本料等加算として評価 ( 精神科急性期医師配置加算 ) しました 改定前の精神科急性期治療病棟入院料 1の加算であった精神科急性期医師配置加算は入院基本料等加算に組み替えられましたが 精神科急性期治療病棟入院料 1を算定する病棟の場合は改定前の施設基準と同様になっています 精神病棟入院基本料 (10 対 1 13 対 1) 特定機能病院入院基本料(7 対 1 10 対 1 又は 13 対 1) を算定する病棟が対象となる精神科急性期医師配置加算の施設基準は 急性期治療病棟入院料 1を対象とした精神科急性期医師配置加算と異なった内容で 以下の通りとなっています 対象病棟 精神病棟入院基本料 (10 対 1 13 対 1) 特定機能病院入院基本料 (7 対 1 10 対 1 又は 13 対 1) を算定する病棟 (1) 医師を入院患者 16 人に対して 1 人以上配置 ( 当該病棟における常勤の医師は他の病棟に配置される医師と兼任不可 ) 施設基準 (2) 以下の要件を満たしていること 1 病床数が 100 床以上の病院で 内科 外科 耳鼻科 眼科 整形外科及び精神科を標榜 2 精神病床の数が病床数の 50% 未満かつ 2 病棟以下 3 精神科リエゾンチーム加算の届出を行っていること 4 第 2 次救急医療体制を有している又は 救命救急センター 高度救命救急センター若しくは総合周産期母子医療センターを設置 5 身体の傷病と精神症状を併せ持つ救急搬送患者 ( 救急用の自動車又は救急医療用ヘリコプターにより搬送された患者 ) について 到着後 12 時間以内に精神科医が診察している件数が 毎月 5 人以上 ( 直近 3 か月間の平均 ) 6 当該病棟の直近 3 か月間の新規入院患者の 5% 以上が精神科身体合併症管理加算の対象となる患者 18

19 2. 精神科リエゾンチームのさらなる普及 入院基本料等加算改定前改定後 精神科リエゾンチーム加算 +200 点 / 週 1 回 +300 点 / 週 1 回 対象患者 一般病棟に入院する患者のうち せん妄や抑うつを有する患者 政審疾患を有する患者 自殺企図で入院した患者 (1) 以下の 3 名以上から構成される精神科リエゾンチームを設置 1 5 年以上の勤務経験を有する専任の精神科の医師 2 精神科等の経験を 5 年以上有する 所定の研修を修了した専任の常勤の看護師 2 精神科等の経験を 3 年以上 1 有する 所定の研修を修了した専任の常勤の看護師 算定上の施設基準 3 精神科病院又は一般病院での精神医療の経験を 3 年以上有する専従の常勤精神保健福祉士等 ( 中略 ) ( 要件緩和 ) (1) の 3 に掲げる専従の常勤精神保健福祉士等は 当該精神科リエゾンチームが週に 15 人以内の患者を診療する場合は専任の常勤精神保健福祉士等で可 2 ( 略 ) 平成 28 年度改定では 精神科リエゾンチームの普及を図るため 評価を充実するとともに チームを構成する看護師 精神医療の経験を有する精神保健福祉士等をより柔軟に確保できるよう 施設基準が見直されました 精神科リエゾンチームを構成する 所定の研修を修了した専任の常勤の看護師 の精神科等の経験年数が 5 年以上 から 3 年以上 に見直されました ただし 平成 29 年 4 月 1 日以降は 精神科等の経験については入院患者の看護の経験を1 年以上含むことが必要となります また 精神科リエゾンチームを構成する 精神医療の経験を3 年以上有する専従の常勤精神保健福祉士等 については 当該精神科リエゾンチームが週に診療する患者数が15 人以内である場合は 精神科病院又は一般病院での精神医療の経験を3 年以上有する専任の常勤精神保健福祉士 常勤臨床心理技術者 常勤作業療法士又は常勤薬剤師のうち いずれか1 名でも差し支えないことになりました ただし この場合であっても週 16 時間以上精神科リエゾンチームの診療に従事することが必要となります 19

20 3. 自殺企図後の患者に対する継続的な指導の評価 ( 平成 28 年度改定で新設 ) 新 設 精神科専門療法 救急患者精神科継続支援料 算定要件 1 2 特掲診療料 週 1 回以上の診察を行っている精神科医又は当該精神科医の指示に基づき看護師 精神保健福祉士等が 入院中の患者に助言 指導等を行った場合に 月 1 回算定 入院中に当該患者の指導を担当した精神科医又は精神科医の指示を受けた入院中に当該患者の指導等を担当した看護師 精神保健福祉士等が 入院中の患者以外の患者に 1 ヶ月間に 2 回以上 電話等で指導等を行った場合に 退院から 6 ヶ月に 6 回に限り算定 435 点 / 回 135 点 / 回 自殺企図後の患者に 生活上の課題や精神疾患の療養に関する課題を確認し 必要な助言 指導等を行う 施設基準 算定上の留意点 1 精神科リエゾンチーム加算を届出 2 適切な研修を修了した専任の常勤医師を1 名以上配置 3 適切な研修を受けた専任の常勤看護師又は精神保健福祉士 臨床心理技術者 作業療法士 社会福祉士を1 名以上配置 指導等の内容の要点を診療録等に記載 入院中の患者以外に指導等を実施した月の翌月以降の外来受診時に算定可 指導等を行った月と算定する月が異なる場合には 診療報酬明細書の摘要欄に指導等を行った月を記載 平成 28 年度改定では 精神科リエゾンチームの医師や看護師 精神保健福祉士等が自殺 企図により入院した患者に 一定期間継続して生活上の課題等の確認 助言及び指導を行 った場合の評価 ( 救急患者精神科継続支援料 ) が新設されました 救急患者精神科継続支援料 1 は 週 1 回以上の診察を行っている精神科医又は当該精神 科医の指示に基づき看護師 精神保健福祉士 臨床心理技術者 作業療法士又は社会福祉 士が入院中の患者に助言 指導等を行った場合に 月 1 回 435 点を算定することができます 救急患者精神科継続支援料 2 は 入院中に当該患者の指導を担当した精神科医又は精神科 医の指示を受けた入院中に当該患者の指導等を担当した看護師 精神保健福祉士 臨床心 理技術者 作業療法士又は社会福祉士が 入院中の患者以外の患者に 1 ヶ月間に 2 回以上 電話等で指導等を行った場合に 退院から 6 ヶ月に 6 回に限り 1 回 135 点を算定することが できます 施設基準としては 1 精神科リエゾンチーム加算を届け出て 2 適切な研修を修了した 専任の常勤医師を 1 名以上配置し 3 適切な研修を受けた専任の常勤看護師又は精神保健 福祉士 臨床心理技術者 作業療法士 社会福祉士を 1 名以上配置することが必要となり ます なお 救急患者精神科継続支援料 2 は 入院中の患者以外に指導等を実施した月の翌月以 降の外来受診時に算定することができます また 指導等の内容の要点を診療録等に記載 し 指導等を行った月と算定する月が異なる場合には 診療報酬明細書の摘要欄に指導等 を行った月を記載することが必要となります 20

21 自殺企図後の精神疾患の患者への指導に係る適切な研修 ア国又は医療関係団体等が主催する研修であること (16 時間以上の研修期間であるもの ) イ講義及び演習により次の内容を含むものであること ( イ ) 自殺死亡者及び自殺企図後の患者についての基本的事項 ( ロ ) 救急搬送された自殺企図後の患者のケースマネジメントの概要 ( ハ ) 自殺企図のリスク因子と防御因子について ( ニ ) 自殺企図後の患者とのコミュニケーション技法について ( ホ ) 初回ケースマネジメント面接について ( ヘ ) 定期ケースマネジメントについて ( ト ) ケースマネジメントの終了について ( チ ) インシデント対応について ( リ ) ポストベンションについて ( ヌ ) チーム医療とセルフケアについてウ研修にはグループワークや 救急搬送された自殺企図後の患者のケースマネジメントを豊富に経験している者による実技指導やロールプレイ等を含むこと 4. 身体合併症を有する精神疾患患者の受入れ体制を評価 ( 平成 28 年度改定で新設 ) 入院基本料等加算 基本診療料 1 一般病院が 精神科病院の求めに応じて 身体の傷病に対し入院治療を要する精神疾患患者の転院を受け入れた場合は 入院初日に算定 +1,000 点 精神疾患診療体制加算 2 一般病院において 身体の傷病と抑うつ せん妄等の精神症状等を有する救急搬送患者を精神保健指定医等の精神科医が診察した場合 ( 精神科を標榜していない病院が 他の保険医療機関の精神科医に対診を求めた場合も含む ) は 入院初日から 3 日以内に 1 回算定 +330 点 新 設 精神症状を有する患者 施設基準 1 過去 6か月以内に精神科受診の既往がある患者 2 医師が 抑うつ せん妄 躁状態等 精神状態の異常を認めた患者 3 アルコール中毒を除く急性薬毒物中毒が診断された患者 (1) 許可病床数が 100 床以上であり 内科 外科を標榜し 当該診療科に係る入院医療を提供している医療機関 (2) 精神病床数が当該保険医療機関全体の病床数の 50% 未満 (3) 第 2 次救急医療体制を有している又は 救命救急センター 高度救命救急センター若しくは総合周産期母子医療センターを設置 算定上の留意点 特別の関係にある保険医療機関の求めに応じて転院を受け入れた患者は算定不可 患者の精神疾患に係る薬剤は 当該医療機関で処方 やむを得ず他の保険医療機関が処方した持参薬を投与する場合は 入院後 5 日以内に限られる 持参した薬剤名 規格 剤形等を確認し 診療録等に記載 精神疾患診療体制加算 2を算定した場合は 救命救急入院料の精神科リエゾン加算 (3,000 点 ) 及び入院精神療法の算定不可 21

22 平成 28 年度改定では 一般病院における精神疾患患者の身体合併症医療の体制を確保するため 受入れや精神科医による診断治療の評価 ( 精神疾患診療体制加算 ) が新設されました 精神疾患診療体制加算 1は 一般病院が 精神科病院の求めに応じて 身体の傷病に対し入院治療を要する精神疾患患者の転院を受け入れた場合は 入院初日に 1,000 点を算定することができます 精神疾患診療体制加算 2 は 一般病院において 身体の傷病と抑うつ せん妄等の精神症状等を有する救急搬送患者を精神保健指定医等の精神科医が診察した場合 ( 精神科を標榜していない病院が 他の保険医療機関の精神科医に対診を求めた場合も含む ) は 入院初日から 3 日以内に 1 回 330 点を算定することができます 精神症状を有する患者とは 1 過去 6か月以内に精神科受診の既往がある患者 2 医師が抑うつ せん妄 躁状態等 精神状態の異常を認めた患者 3アルコール中毒を除く急性薬毒物中毒が診断された患者になります 施設基準としては 1) 許可病床数が 100 床以上であり 内科 外科を標榜し 当該診療科に係る入院医療を提供している医療機関 2) 精神病床数が当該保険医療機関全体の病床数の 50% 未満 3) 第 2 次救急医療体制を有している又は 救命救急センター 高度救命救急センター若しくは総合周産期母子医療センターを設置することが必要となります 算定上の留意事項としては 特別の関係にある医療機関の求めに応じて転院を受け入れた患者や 精神疾患診療体制加算 2を算定した場合は 救命救急入院基本料の精神科リエゾン加算 (3000 点 ) 及び入院精神療法を算定することはできません また 患者の精神疾患に係る薬剤は 当該保険医療機関で処方することになっています やむを得ず他の医療機関が処方した持参薬を投与する場合は 入院後 5 日以内に限られ 持参した薬剤名 規格 剤形等を確認し 診療録等に記載することが必要です 5. 精神疾患合併妊娠の管理の評価 入院基本料等加算 ハイリスク妊娠管理加算ハイリスク分娩管理加算 医学管理等 ハイリスク妊産婦共同管理料 (I) (Ⅱ) 改定前 ( 算定対象患者を拡大 ) 改定後 算定対象となる患者に 精神疾患の患者 ( 当該医療機関で通院 在宅精神療法を実施しているもの又は他の保険医療機関で通院 在宅精神療法を実施し 当該医療機関に診療情報提供書を提供しているものに限る ) を追加 平成 28 年度改定では 精神疾患を合併した場合の妊娠 出産リスク等を考慮し 精神疾 患を合併した妊娠及び分娩の管理に対する評価が行われました ハイリスク妊娠管理加算 ハイリスク分娩管理加算及びハイリスク妊産婦共同管理料 (I) (Ⅱ) の算定対象となる患者に 精神疾患の患者 ( 当該保険医療機関で通院 在宅精 神療法を実施しているもの又は他の保険医療機関で通院 在宅精神療法を実施し 当該保 険医療機関に診療情報提供書を提供しているもの ) が追加されました 22

23 6. 身体疾患を有する認知症患者のケアに関する評価 ( 平成 28 年度改定で新設 ) 入院基本料等加算 ( 基本診療料 ) 認知症ケア加算 1 認知症ケア加算 2 イ 14 日まで 150 点 / 日 イ 14 日まで 30 点 / 日 新 設 算定方法 対象患者 ロ 15 日以降 30 点 / 日ロ 15 日以降 10 点 / 日対象患者に対して必要なケアを行った場合に ケアが開始された日から起算した入院期間に応じ それぞれ所定点数に加算身体的拘束を実施した日は 所定点数の100 分の60に相当する点数により算定 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準 におけるランクⅢ 以上に該当する者 一般病棟入院基本料 療養病棟入院基本料 結核病棟入院基本料 特定機能病院入院基本料 ( 精神病棟除く ) 専門病院入院基本料 障害者施設等入院基本料 救命救急入院料 特定算定可能集中治療室管理料 ハイケアユニット入院医療管理料 脳卒中ケアユニット入院医療管理料 病棟特殊疾患入院医療管理料 回復期リハビリテーション病棟入院料 地域包括ケア病棟入院料 特殊疾患病棟入院料 特定一般病棟入院料算定上の認知症ケア加算 1を算定する場合は 精神科リエゾンチーム加算は算定不可留意事項 平成 28 年度改定では 身体疾患のために入院した認知症患者に対する病棟における対応力とケアの質の向上を図るため 身体疾患のために入院した認知症患者に対する病棟でのケアや多職種チーム介入の評価 ( 認知症ケア加算 ) が新設されました 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準 におけるランクⅢ 以上に該当する者に対して 必要なケアを行った場合に ケアが開始された日から起算した入院期間に応じ 所定点数に加算することができます 算定が可能な病棟は 一般病棟入院基本料や特定機能病院入院基本料 ( 精神病棟を除く ) 等の算定病棟になりますが 認知症ケア加算 1を算定する場合は 精神科リエゾンチ-ム加算を算定することはできません なお 算定要件と施設基準は 以下の通りとなります 認知症ケア加算 1 認知症ケア加算 2 算定要件 (1) 病棟において 認知症ケアチームと連携して 認知症症状の悪化を予防し 身体疾患の治療を円滑に受けられるよう環境調整やコミュニケーションの方法等について看護計画を作成し 計画に基づいて実施し その評価を定期的に行う (2) 看護計画作成の段階から 退院後に必要な支援について 患者家族を含めて検討 (3) チームは 以下の内容を実施 1 週 1 回程度カンファレンスを実施し 各病棟を巡回して病棟における認知症ケアの実施状況を把握するとともに患者家族及び病棟職員に対し助言等を行う 2 当該保険医療機関の職員を対象として 認知症患者のケアに関する研修を定期的に開催 病棟において 認知症症状の悪化を予防し 身体疾患の治療を円滑に受けられるよう環境調整やコミュニケーションの方法等について看護計画を作成し 計画に基づいて実施し その評価を定期的に行う 23

24 認知症ケア加算 Ⅰ 認知症ケア加算 2 施設基準 (1) 医療機関内に 1~3により構成される認知症ケアチームを設置 1 認知症患者の診療について十分な経験を有する専任の常勤医師 ( 精神科 神経内科の経験 5 年以上又は適切な研修を修了 ) 2 認知症患者の看護に従事した経験を5 年以上有し適切な研修 (600 時間以上 ) を修了した専任の常勤看護師 3 認知症患者の退院調整の経験のある専任の常勤社会福祉士又は常勤精神保健福祉士 (2) (1) のチームは 身体的拘束の実施基準を含めた認知症ケアに関する手順書を作成し 医療機関内に配布し活用 (1) 認知症患者が入院する病棟には 認知症患者のアセスメントや看護方法等について研修 (9 時間以上 ) を受けた看護師を複数配置 (2) 身体的拘束の実施基準を含めた認知症ケアに関する手順書を作成し 医療機関内に配布し活用 7. 一般病棟用の 重症度 医療 介護必要度 の見直し ( 認知症等が係わる項目 ) 一般病棟用の重症度 医療 看護必要度に係る評価票 ( 別添 6 別紙 7) A モニタリング及び処置等 0 点 1 点 2 点 1 創傷処置 (1 創傷の処置 ( 褥瘡の処置を除く ) 2 褥瘡の処置 なし あり 2 呼吸ケア ( 喀痰吸引の場合を除く ) なしあり 3 点滴ライン同時 3 本以上なしあり 4 心電図モニターの管理なしあり 5 シリンジポンプの管理なしあり 6 輸血や血液製剤の管理なしあり 7 専門的な治療処置 1 抗悪性腫瘍剤の使用 ( 注射剤のみ ) 2 抗悪性腫瘍剤の内服の管理 3 麻薬の使用 ( 注射剤のみ ) 4 麻薬の内服 貼付 坐剤の管理 5 放射線治療 6 免疫抑制剤の管理 7 昇圧剤の使用 ( 注射剤のみ ) 8 抗不整脈剤の使用 ( 注射剤のみ ) 9 抗血栓塞栓薬の持続点滴の使用 10 ドレナージの管理 11 無菌治療室での治療 なし あり 8 救急搬送 ( 搬送日より 2 日間 ) なしあり 重症者の定義 A 得点 B 患者の状況等 0 点 1 点 2 点 9 寝返りできる 何かにつかまればできる できない 10 移乗介助なし一部介助全介助 11 口腔清潔介助なし介助あり 12 食事摂取介助なし一部介助全介助 13 衣服の着脱介助なし一部介助全介助 14 診療 療養上の指示が通じる ない いいえ 15 危険行動ないある B 得点 C 手術等の医学的状況 0 点 1 点 16 開頭手術 (7 日間 ) 17 開胸手術 (7 日間 ) 18 開腹手術 (5 日間 ) 19 骨の手術 (5 日間 ) 20 胸腔鏡 腹腔鏡手術 (3 日間 ) 21 全身麻酔 脊椎麻酔の手術 (2 日間 ) 22 救命等に係る内科的治療 (2 日間 ) なし C 得点 あり A 得点が2 以上かつB 特典が3 点以上の患者又は A 得点が3 点以上の患者又は C 得点が1 点以上の患者 出典 : 基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて 保医発 0304 第 1 号 ( 平成 28 年 3 月 4 日 ) を基に作成 平成 28 年度診療報酬改定では 重症度 医療 看護必要度 について 改定前の基準を満たす患者以外にも 医療の必要性が高い患者も多くみられることから 急性期に密度の高い医療を必要とする状態が 重症度 医療 看護必要度 等において適切に評価されるよう 見直しが行われました B 項目の 患者の状況等 に 14 診療 療養上の指示が通じる 及び 15 危険行動 が追加され 認知症及びせん妄の状態が評価されることになりました 24

25 8. 療養病棟の医療区分のきめ細かな評価 ( うつ症状に対する治療等が係わる項目 ) 療養病棟入院基本料改定前改定後医療区分 2の項目 うつ状態に対する治療を 実施している状態 項目の定義 うつ症状に対する治療を実施している状態 うつ症状に対する薬を投与している場合 精神科専門療法 ( 入院精神療法 精神科作業療法及び心身医学療法等 ) のいずれかを算定している場合 うつ症状に対する治療を実施している状態 精神保健指定医がうつ症状に対する薬を投与している場合 うつ症状に対する精神科専門療法 ( 入院精神療法 精神科作業療法及び心身医学療法等 ) のいずれかを算定している場合 平成 28 年度改定では 療養病棟入院基本料を算定する病棟における医療区分の評価をより適正なものとするため うつ状態 酸素療法及び頻回な血糖検査の項目について きめ細かな状況を考慮するよう見直しが行われました そのため うつ状態に対する治療を実施している状態 とは 精神保健指定医がうつ症状に対する薬を投与している場合 うつ症状に対する精神科専門療法 ( 入院精神療法 精神科作業療法及び心身医学療法等 ) のいずれかを算定している場合 となりました 9. 総合入院体制加算の実績要件等の見直し 一般病棟が対象総合入院体制加算 1 総合入院体制加算 2 総合入院体制加算 3 算定方法 +240 点 +180 点 +120 点 な施設基準内科 精神科 小児科 外科 整形外科 脳神経外科及び産科又は産婦人 24 時間対応できる体制を確保している医療法上科の入院医療を提供 ただし 精神科については 24 時間対応できる体制の精神病床を有する医療機関で 精神病棟入 ( 自院又は他院の精神科医が 速やかに診療に対応できる体制も含む ) 院基本料 精神科救急入院料 精神科急性期治療病棟入院料 精神科救急 合併症入院料 1 及び2を満たすこと 1 又は2を満たすこと精神科要件児童 思春期精神科入院医療管理料又は地域移行機能強化病棟入院料のいずれかを届け出 1 精神科リエゾンチーム加算 又は認知症ケア加算 1の届出ており 現に精神疾患患者の入院を受け入れて 2 精神疾患診療体制加算 2 又は救急搬送患者の入院 3 日以内の入院精いること神療法の算定件数若しくは救命救急入院料の精神科リエゾン加算の算定件数が年間 20 件以上 全身麻酔の手術件数 800 件 / 年 全てを満たす 全て満たしていることが望ましく 全て満たしていることが望ましく 少なくとも4つ以上満たす少なくとも2つ以上満たす 実績要件 ア人工心肺を用いた手術 40 件 / 年以上 イ悪性腫瘍手術 400 件 / 年以上ウ腹腔鏡下手術 100 件 / 年以上 エ 射線治療 ( 体外照射法 )4,000 件 / 年以上オ化学療法 1,000 件 / 年以上 カ分娩件数 100 件 / 年以上 救急用自動車等による搬送件数 年 2,000 件以上 救急医療体制日を限度として所定点数に加算主救命救急センタ- 又は高度救命救急センタ-の設置 二次救急医療機関又は救命救急センタ - 等の設置 入院日から起算して14 一般病棟の重症度 医療 看護必要度に係わる評価票 A 得点が 2 点以上又は C 得点が 1 点以上の患者 ( 産科患者 15 歳未満の小児患者 短期滞在手術等基本料算定患者は除外 ) 3 割以上 2 割 7 分以上 禁煙当該医療機関の敷地内当該医療機関の屋内 医療機能評価等 その他 認定 外来を縮小するための体制を確保 / 病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善の体制整備 / 地域連携室設置 / 画像診断 検査を 24 時間実施できる体制を確保 / 薬剤師が夜間当直を行うことにより 調剤を 24 時間実施できる体制を確保 / 地域包括ケア病棟入院料 地域包括ケア入院医療管理料及び療養病棟入院基本料の届出を行っていない医療機関 平成 28 年 1 月 1 日に総合入院体制加算 1 加算 2 の届出を行っている保険医療機関については 平成 29 年 3 月 31 日までは それぞれ総合入院体制加算 1 加算 3 の基準を満たしているものとする 25

26 平成 28 年度改定では 総合入院体制加算について 総合的かつ専門的な急性期医療を適切に評価するため 化学療法の実績が4,000 件以上から1,000 件以上に緩和され 新たに急性期患者に対する医療の提供密度に関する要件等が追加されました また 総合入院体制加算 2が新設され 改定前の総合入院体制加算 2は総合入院体制加算 3に名称が変更となりました 総合入院体制加算 2 及び3は 手術等の実績要件や一般病棟の重症度 医療 看護必要度に係わる評価等において一定程度の実績を満たすこと さらに認知症及び精神疾患患者等の受入れ体制に関する要件 ( 精神科リエゾンチ-ム加算 認知症ケア加算 1の届出等 ) などが施設基準に追加されています 10. 特定集中治療室等における薬剤師配置に対する評価と薬剤管理指導料の見直し 改定前 改定後 病棟薬剤業務実施加算 ( 入院基本料等加算 ) 100 点 / 週 1 回 点 / 週 1 回 ( 新設 ) 2 80 点 / 日 病棟薬剤 業務実施 加算 算定要件 施設基準 救命救急入院料 特定集中治療室管理料 脳卒中ケアユニット入院医療管理料 小児特定集中治療室管理料 新生児特定集中治療室管理料又は総合周産期特定集中治療室管理料を算定する治療室において 病棟薬剤業務実施加算 1と同様の病棟薬剤業務を実施 1 病棟薬剤業務実施加算 1の届出 2 病棟薬剤業務を行う専任の薬剤師が 算定を行う治療室等に配置し1 週間に20 時間以上病棟薬剤業務を実施 1 救命救急入院料等を算定している患者に対して行う場合 430 点 ( 削除 ) 薬剤管理指導料 ( 医学管理等 ) 2 特に安全管理が必要な医薬品が投薬又は注射されている患者 380 点 1 特に安全管理が必要な医薬品が投薬又は注射されている患者 380 点 3 1 及び 2 の患者以外 325 点 2 1 及び 2 の患者以外 325 点 平成 28 年度改定では 特定集中治療室など高度急性期医療を担う治療室等においてチーム医療を推進するため 薬剤関連業務を実施するために治療室内に薬剤師を配置している場合を評価した病棟薬剤業務実施加算 2(80 点 / 日 ) が新設されましたが 救命救急入院料等における薬剤管理指導に対する評価 ( 改定前の薬剤管理指導料 1) が廃止されました 11. 情報通信技術を活用した医療連携や医療に関するデータの収集 利活用の推進 入院基本料等加算改定前改定後 デ - タ提出加算 入院診療デ-タ 1 提出 2 入院診療 200 床以上 100 点 / 退院時 1 回 +120 点 / 退院時 1 回 200 床未満 150 点 / 退院時 1 回 +170 点 / 退院時 1 回 200 床以上 110 点 / 退院時 1 回 +130 点 / 退院時 1 回 200 床未満 160 点 / 退院時 1 回 +180 点 / 退院時 1 回 平成 28 年度改定では 10 対 1 入院基本料 ( 許可病床における一般病床が 200 床以上の病院 に限る ) に データ提出加算の届出を要件化するとともに データ提出加算の評価が 20 点 引上げられています なお データ提出加算は精神病床でも算定することができます 26

27 12.DPC 制度 (DPC/PDPS) における機能評価係数 Ⅱ( 保険診療指数 ) の見直し 機能評価係数 Ⅱ 保険診療指数 全医療機関に 1 点が与えられた上で 各評価項目に応じて加点 減点を行う 0.05 点加点 0.05 点減点 適切な保険診療の普及のための教育に向けた取組の評価 (Ⅰ 群のみ ) 病院情報の公表 ( 平成 29 年度より ) 適切な DPC データの提出 ( 様式間の記載矛盾による評価 ) 適切な傷病名コードによるレセプトの請求 本院よりも機能が高い ( ) 分院 (DPC 対象病院 ) を持つ大学病院本院 (Ⅰ 群のみ ) Ⅱ 群病院の選定にかかる各実績要件の 9 項目のうち 5 項目以上において 分院が 本院を上回っている場合 Ⅱ 群の実績要件決定の際に外れ値に該当した大学病院本院 (Ⅰ 群のみ ) 精神病床を備えていない又は医療保護入院もしくは措置入院の実績のない大学病院本院及び Ⅱ 群病院 (Ⅰ 群 Ⅱ 群 ) 平成 28 年度改定では 精神病床を備えていない又は医療保護入院もしくは措置入院の実 績のない大学病院本院及び Ⅱ 群病院については 機能評価係数 Ⅱ の保険診療指数から 0.05 点減点されることになりました 参考文献 1. 中央社会保険医療協議会総会資料 -1( 平成 28 年 2 月 10 日 ) 2. 厚生労働省告示第 52 号 診療報酬の算定方法の一部を改正する件 ( 平成 28 年 3 月 4 日 ) 3. 厚生労働省告示第 53 号 基本診療料の施設基準等の一部を改正する件 ( 平成 28 年 3 月 4 日 ) 4. 厚生労働省告示第 54 号 特掲診療料の施設基準等の一部を改正する件 ( 平成 28 年 3 月 4 日 ) 5. 基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて 保医発 0304 第 1 号 ( 平成 28 年 3 月 4 日 ) 6. 特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて 保医発 0304 第 2 号 ( 平成 28 年 3 月 4 日 ) 7. 診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について 保医発 0304 第 3 号 ( 平成 28 年 3 月 4 日 ) 8. 厚生労働省 平成 28 年度診療報酬改定説明会 資料 ( 平成 28 年 3 月 4 日 ) 参考 URL( 厚生労働省 ) 平成 28 年度診療報酬改定について ( 以上 27

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