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さあしゃさんきち
6 years ago
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1 オブジェクト指向インターネット技術特論 E:Ruby 山口実靖謎の言葉の解説. 以下の解説は不正確です. メソッド :C 言語の関数に近いものクラス :C 言語の型に近いもの. ただし,int 型の様な小さなものでは無く, 構造体. インスタンス :C 言語の変数に近いもの. 型 ( 構造体 ) が 1 個あったら, 実体の変数は多数作れる. オブジェクト : インスタンスのこと. あるいは, インスタンスとクラスの両方の意味. Ruby インターネット技術特論 E-2 Ruby オブジェクト指向, スクリプト型 ( インタプリタ型 ) プログラミング言語. まつもとゆきひろ氏によって作られた. Ruby on Rails の成功などにより世界中で広く使われている. 文字列処理が得意発表当時 (1990 年代中頃 ), 文字列処理が得意であるとして広く (?) 普及していた Perl の代替としても注目 Ruby の install Ruby の install インターネット技術特論 E-4 Un*x 系 OS への install (1) アーカイブの入手 ( 下は,2010 年 10 月現在最新版 ) wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby p0.tar.bz2 (2) 解凍,compile,&install bunzip2 -dc ruby p0.tar.bz2 tar xf - cd ruby p0/./configure あるいは./configure --prefix=/a/b/ruby make make install RedHat, Fedora, CentOS なら yum install ruby 工学院大学のサーバにはインストール済み (hout1) green.ns.kogakuin.ac.jp 補足 (proxy 設定 ) インターネット技術特論 E-5 最初の Ruby プログラムインターネット技術特論 E-6 工学院大学内で yum や wget を使用するには, proxy の設定が必要. 使用しているシェルの確認方法 echo $SHELL bash を使用している場合 export http_proxy= export https_proxy= export ftp_proxy= csh, tcsh を使用している場合 setenv http_proxy setenv https_proxy setenv ftp_proxy puts "Hello,World!" 実行方法 ruby hello.rb Hello,World! インターネット技術特論 E-7 インターネット技術特論 E-8

2 コメント埋め込みドキュメント # 記号から行末まではコメントとして無視される. # コメントです # この行もコメントです print "Hello n" # こんにちは # print "World! n" print "World! n" 行頭に "=begin" がある行から, 行頭に "=" がある行までは, ドキュメント ( コメント ). print "hello n" =begin これ以下はコメントです. この行はコメントです. 複数行をまとめてコメントにできるので, 便利ですね :-) = この行も含めて, ここまでコメントです. print "World! n" コメントインターネット技術特論 E-9 リテラルインターネット技術特論 E-10 C 言語の /* */ の様に, 行の途中をコメントにする機能はないリテラル : ソースコード中に直接記述される定数 3 # 整数リテラル (3) 3.0 # 浮動小数点リテラル (3.0) # 文字列リテラル (Hello) 'Hello' # 同上?a # 文字リテラル (a) /Hel+o/ # 正規表現リテラル (Hel+o) リテラル (C 言語のとの比較 ) インターネット技術特論 E-11 " と ' は, 完全に同一では無く, 違いがある. ' の方が単純で," の方が高機能. 文字列リテラルインターネット技術特論 E-12 C 言語との比較 Ruby 'Hello'?a /Hello/ 正規表現は C 言語にない. 文字列は " でも ' でもよい. 文字は C 言語と似てもにつかない C 言語 'a' 対応なしシングルクォート ' で囲まれた文字列 ' 記号は ' と記述する. 記号 ( バックスラッシュ記号 ) はと記述. puts 'What 's happened?' puts ' 1,000,000' 特殊記号は上記 2 個のみ. 他はそのままダブルクォート " で囲まれた文字列 a= ベル b=bs n= 改行 s= 空白 t=tab "=" = など多機能. インターネット技術特論 E-13 余談 : ( 円記号 ) と \( バックスラッシュ ) ヒアドキュメントインターネット技術特論 E-14 文字コード 5C(92) に対して, アメリカ人は (ASCII では ) \( バックスラッシュ ) 記号を割り当てた. 日本人 (JIS) はを割り当てた. 文字列の終端を指定し, 長い文字列をソースコード内に記述する手法. Shell Script, ruby, perl, PHP などに存在する手法日本人がのつもりで作ったテキストファイルを英語 OS で見ると, バックスラッシュに見える. これは, 文字化け? MS-DOS 以来,MS 社 OS ではディレクトリの区切り文字に \ を使用してきた. 日本語版ではが区切り文字. C 言語でも, 制御文字は文字コード 5C を使用. 結果, 米国制御文字は \ 日本制御文字はと \ は同一として受け入れられた? インターネット技術特論 E-15 インターネット技術特論 E-16

3 ヒアドキュメントヒアドキュメント a=<<hereend hello, world! HEREEND print a hello, world! 朱記部の意味 << 記号から,HEREEND までを文字列リテラルと見なす. つまり,a に "hello, nworld! n" が代入される. HEREEND は自由に指定できる. print <<XYZ This is a pen. XYZ This is a pen. これらは NG. "Hoge が見つからない " x=<<hoge ABC XYZ Hoge print x x=<<hoge ABC XYZ Hoge#hello print x 識別子インターネット技術特論 E-17 識別子インターネット技術特論 E-18 識別子 : 変数名, 関数名 ( メソッド名 ), クラス名アルファベット, 数字,_( アンダースコア ) を使用できる. ただし, 数字を先頭にすることはできない. 変数名, メソッド名は先頭を小文字にする. 定数名, クラス名は先頭を大文字にする変数名 x xyz abc ab_cd _x a98 定数名 Max MIN NG ab-c 98a 予約語インターネット技術特論 E-19 予約語インターネット技術特論 E-20 次スライドの語は登録済みの予約語である予約語はクラス名, 変数名などに用いることができない. 接頭辞の $,@,@@ を付ければ予約語とはみなされず使用できる.( 接尾辞については後述 ) また, 前述の " 行頭の =begin" と " 行頭の =" も, コメントとして特殊な扱いを受ける LINE case ensure not then ENCODING class false or true FILE def for redo undef BEGIN define? if rescue unless END do in retry until alias module return when and elsif next self while begin nil super yield break Ruby は型付けが弱い // 変数宣言不要 x = 3; // x に Integer 型の // 3 が入った x = ; // x に String 型の // が入った. ( 中略 ) print x, " n" // ここだけ読んでも, // x に何型の変数が // 入っているか不明変数の型インターネット技術特論 E-21 C 言語は型付けが強い int x, y; // 型明記の変数宣言が必須 // xには整数しか入れられない x = 3; //OK x = &y; //NG( 警告 ) x = "hello"; // 警告 ( 中略 ) printf("%d n", x); // 途中がどうであろうと, // xには整数が入っているはずインターネット技術特論 E-23 代入はポインタのコピー a = b = a print "a=", a, " b=", b, " n" a.gsub!(/h/,"h") print "a=", a, " b=", b, " n" a = "World" print "a=", a, " b=", b, " n" インターネット技術特論 E-22 a=hello b=hello a=hello b=hello a=world b=hello インターネット技術特論 E-24

4 a = a = b = a 変数 b a = b = a a.gsub!(/h/,"h") 変数 b "hello" インターネット技術特論 E-25 a = b = a a.gsub!(/h/,"h") a = "World" 変数 b "World" "hello" インターネット技術特論 E-26 インターネット技術特論 E-27 インターネット技術特論 E-28 a = b = a.upcase! print "a=", a, " b=", b, " n" a=hello b=hello a = a = b = 変数 b インターネット技術特論 E-29 a = b = a.upcase! 変数 b "HELLO" インターネット技術特論 E-30 インターネット技術特論 E-31 インターネット技術特論 E-32

5 a = b = a.clone a.upcase! print "a=", a, " b=", b, " n" a=hello b=hello a = a = a.clone インターネット技術特論 E-33 clone a = b = a.clone 変数 b インターネット技術特論 E-34 a = b = a.clone a.upcase! 変数 b "HELLO" インターネット技術特論 E-35 clone は浅い (Shallow) コピー変数 x メンバメンバ変数 b メンバ変数 c "World" インターネット技術特論 E-36 "12345" clone は浅い (Shallow) コピーインターネット技術特論 E-37 深い (deep) コピーとはインターネット技術特論 E-38 変数 x メンバメンバ変数 b 変数 x メンバメンバ変数 b "World" メンバ変数 c "World" メンバ変数 c "12345" clone "12345" メンバメンバ変数 b メンバ変数 c インターネット技術特論 E-39 インターネット技術特論 E-40

6 変数, 定数深い (deep) コピーとはメンバ変数 x メンバ変数 b メンバ変数 c clone メンバメンバ変数 b メンバ変数 c "World" "12345" "World" "12345" Ruby には 5 種類の変数 ( 定数 ) がある. ローカル変数 : 小文字で始まるグローバル変数 :$ 記号で始まるインスタンス変数 :@ で始まる. クラス変数 :@@ で始まる定数 : 大文字で始まる例 age: ローカル変数 $age: クラス変数 Age: 定数擬似変数インターネット技術特論 E-41 サンプル 00 インターネット技術特論 E-42 以下の 7 個はローカル変数のふりをした擬似変数. 値の変更ができない. nil: 空, 未初期化.C の NULL,Java の " ぬるぽ " true,false: 真偽の " 真 " と " 偽 " self: 現在実行中のメソッドが所属するオブジェクト.C++,Java の this FILE LINE ENCODING : ソースファイルのファイル名, 行数, エンコーディング gets print 実行方法 ruby a.rb a.txt hello これは, あまりにも酷い? 余談 :oneliner hello world! this is a a.txt pen. インターネット技術特論 E-43 インターネット技術特論 E-44 gets print コマンドライン引数で指定されたファイルを順に開き,1 行ずつ読み込む. 引数が無ければ標準入力から読み込む. 読み込む行が無くなると nil を返す. 読み込んだ値は, 戻り値として返し,$_ に代入する. 引数を画面 ( 標準出力 ) に出す ( 表示する ). 引数が無かったら $_ を表示する. $_ は,print,split などの複数のメソッド ( 関数 ) によって使用される. 極端に短いスクリプトでは便利かもしれない... 混乱の元なので, 使用しないことを薦める. インターネット技術特論 E-45 インターネット技術特論 E-46 サンプル 01 サンプル 02 gets print $_ 実行方法 ruby a.rb a.txt hello 先ほどと同一のプログラム hello world! this is a a.txt pen. line = gets print line line = gets print line 実行方法 ruby a.rb a.txt hello world! hello world! this is a.txt a pen. インターネット技術特論 E-47 インターネット技術特論 E-48

7 文, 式メソッド呼び出し Ruby では, 文 ( 式 ) はセミコロンまたは改行で区切る. C 言語では, セミコロンで区切る. 通常は, 改行で区切る.1 行 1 文. print "Hello n" print "World! n" 1 行に 2 文以上書きたければセミコロンを打つ. print "Hello n" ; print "World n" 驚くべきことに ( ) を省略できる. line = gets line = gets() print line print(line) 組み込み変数インターネット技術特論 E-49 組み込み定数インターネット技術特論 E-50 $!: 最後の例外に関する情報 $1,$2,$3..: 最後のパターンマッチの n 番目の括弧にマッチした値. $_: 現在のスコープで最後に gets などで読み込んだ文字列. $.: 最後に読んだ入力ファイルの行番号他にも $~ $& $` $' $+ $/ $ $, $; $< $> $0: 現在実行中の ruby スクリプト名 $$: 現在実行中の ruby プロセスのプロセス ID $stdin $stdout $stderr STDIN STDOUT STDERR: 標準入力, 標準出力, 標準エラー ARGV: コマンドライン引数の配列 ARGV[0],ARGV[1] の形で使用. ENV: 環境変数を表す Hash $-a TRUE FALSE ARGF RUBY_VERSION RUBY_RELEASE_DATE 演算子インターネット技術特論 E-51 配列インターネット技術特論 E-52 :: [] ** 単項 - 単項 +! ~ * / % + - << >> & ^ > >= < <= <=> == ===!= =~!~ && a = ["apple", "banana", "orange"] print a[1], " n" # banana a[1] = "melon" # a が ["apple", "melon", "orange"] に print a, " n" # applemelonorange print a.join(",") # apple,melon,orange 配列インターネット技術特論 E-53 配列 (Array 型 ) インターネット技術特論 E-54 a = ["apple", 3, 12.3] # 型が一致していなくてもよい. すべてはオブジェクト. b = ["apple", ["banana","orange"], "melon"] # 配列もオブジェクト. b[1] は ["banana","orange"] で, # b[1][1] は "orange" c = [1, [[2, 3], 4], 5] # c[1] は [[2, 3], 4] # c[1][0] は [2,3] # c[1][0][0] は 2 # c[1][0][1]=30 などが可能インターネット技術特論 E-55 配列は, 正確には Array 型のインスタンス ruby ではすべてがオブジェクト a[i] a[i..j] a[i,n] a.each do x... a.length a.join(x) a.push(x) a.pop a.shift a.unshift(x) a.delete(x) a.sort a.sort! a.reverse a.reverse! インターネット技術特論 E-56

8 ハッシュ (Hash) Ruby での真偽 h = Hash.new h[key] h[key] = value h.delete(key) h.each k,v... h.key?(k), h.value?(v) h.keys, h.values 偽 false, nil 真上記以外注意他言語で偽となる 0 や "" は Ruby では真インターネット技術特論 E-57 インターネット技術特論 E-58 真偽値の例真偽値の例 a = true b = false print a, " n" print b, " n" true false a = (1<3) b = (3<1) c = nil print a, " n" print b, " n" print c, " n" true false nil インターネット技術特論 E-59 インターネット技術特論 E-60 制御構造 if if の例 0 if a0 then b0 elsif a1 then b1 b2 if 1<3 then T インターネット技術特論 E-61 インターネット技術特論 E-62 if の例 1 if の例 2 if 3<1 then F x = true if x then T インターネット技術特論 E-63 インターネット技術特論 E-64

9 if の例 3 if の例 4 x = false if x then F x = (1<3) if x then T if の例 5 インターネット技術特論 E-65 if の例 6 インターネット技術特論 E-66 x = (3<1) if x then F x = nil if x then F if の例 7 インターネット技術特論 E-67 制御構造 unless インターネット技術特論 E-68 x = 0 if x then T unless a then b0 b1 修飾子 if, unless インターネット技術特論 E-69 if 文の値インターネット技術特論 E-70 print "hello" if a == 3 print "hello" unless a == 3 以下と同じ if a==3 then print "hello" unless a==3 then print "hello" if が値を返せるブロックで最後に評価した値が if 文の値となる a = 1 b = 3 max = if b<a then a b print max, " n" インターネット技術特論 E-71 インターネット技術特論 E-72

10 if 文の値 if 文の値 a = 1 b = 3 max = if b<a then print "a is larger n" a print "b is larger n" b print max, " n" b is larger 3 male = true name = "Sane" print "Hi,", if male then "Mr." "Ms.", name, " n" case インターネット技術特論 E-73 case 文の例インターネット技術特論 E-74 case x when v0 when v1, v2 when v3..v4 x = 5 case x when 0 print "zero n" when 1, 2 print "one, two n" when 3..6 print "three to six n" when "hello" print "hello n" print "other n" 繰り返し while インターネット技術特論 E-75 繰り返し until インターネット技術特論 E-76 while 式 0 do 文 0 文 1 while line=gets do print line x = 0 while x<10 do print x, " n" x += 1 while 式 0 do 文 0 文 1 例 x = 5 until x<0 do print x, " n" x -= 1 繰り返し for インターネット技術特論 E-77 繰り返し for インターネット技術特論 E-78 for 変数 in 配列 do print i, " n" ruby では, これは一般的では無い for i in [10,11,12] do print i, " n" for i in do print i, " n" インターネット技術特論 E-79 5.times do i print i, " n" インターネット技術特論 E-80

11 イテレータ ( 反復子 ) イテレータ ( 反復子?) x = ["apple","banana","orange"] x.each do fr print fr," n" open("/tmp/a.txt","r") do f line = f.gets print line 赤字はメソッド each の引数 f=open("/tmp/a.txt","r") line = f.gets print line f.close ループ脱出インターネット技術特論 E-81 メソッド ( 関数 ) の定義インターネット技術特論 E-82 break ループ (while,until,for, イテレータ ) から抜ける C 言語の break next ループの残りを省略し, 次のループに入る C 言語の continue redo ループの最初に戻る. def メソッド名 ( 引数群 ) 本体メソッド定義の例 0 インターネット技術特論 E-83 メソッド定義の例 1 インターネット技術特論 E-84 def pr_helo() print "Hello,World! n" pr_helo pr_helo() def pr_helo0 print "Hello,World! n" def pr_helo1() print "Hello,World! n" メソッド定義の例 2 インターネット技術特論 E-85 クラスの定義インターネット技術特論 E-86 def add(x, y) print x,"+",y,"=",(x+y)," n" return(x+y) a = add(3,4) print a, " n" class クラス名メソッド定義メソッド定義 : インターネット技術特論 E-87 インターネット技術特論 E-88

12 クラスの定義クラスの定義 C++ と異なり, インスタンス変数に直接アクセスできない. メソッドの呼び出しのみ許される. インスタンス変数, クラス変数の宣言がないそもそも, 全ての変数の宣言がない初めて使用したときに変数は作られる. class Hoge def initialize x = Hoge.new クラスの定義インターネット技術特論 E-89 クラスの定義と使用インターネット技術特論 E-90 class Hoge def initialize print "Hoge is created n" x = Hoge.new y = Hoge.new z = Hoge.new class Hoge def = 0 def get def = n def prin " n" x = Hoge.new x.prin # 0 x.set(3) x.prin # 3 print x.get, " n" # 3 クラスの定義と使用インターネット技術特論 E-91 クラスの定義インターネット技術特論 E-92 class Hoge def = 0 def get def = n def prin " n" x = Hoge.new y = Hoge.new x.prin # 0 y.prin # 0 x.set(3) y.set(7) x.prin # 3 y.prin # 7 class Hoge def = = 0 def get_x def get_y def += += 10 インスタンス変数に自由に代入できないクラスアクセス制限インターネット技術特論 E-93 アクセス制限の仕方インターネット技術特論 E-94 private 同一インスタンスに対してのみ呼び出せる. レシーバは self のみ. サブクラスのインスタンスであっても良い. protected 同一型のインスタンスに対してのみ呼び出せる. レシーバは self でなくてもよい. public 誰でも呼び出せる. C++ の private( サブクラスでの呼び出し NG) はない. インターネット技術特論 E-95 class Hoge # デフォルトは public になっている def aaa private def bbb protected :aaa, :bbb # デフォルトが private になった # 明示的変更インターネット技術特論 E-96

13 class Hoge def me_abc print "abc n" private def me_def print "def n" public def me_ghi print "ghi n" class Hoge def me_abc me_def private def me_def print "def n" ho = Hoge.new ho.me_abc # これは OK # これは OK ho = Hoge.new ho.me_abc #ho.me_def ho.me_ghi これは NG I/O インターネット技術特論 E-97 I/O インターネット技術特論 E-98 fi = File.open("a.txt", "r") while line=fi.gets do line.chomp! print "[", line, "] n" fi.close File.open("a.txt", "r") do fi while line=fi.gets do line.chomp! print "[", line, "] n" # ファイルは自動的に閉じる I/O インターネット技術特論 E-99 例外インターネット技術特論 E-100 File.open("a.txt", "w") do fi fi.print "hello n" fi.print "world n" begin hoge fuga piyo rescue A => exp0 rescue B => exp1 ensure 例外インターネット技術特論 E-101 インターネット技術特論 E-103 エラー処理だらけのプログラムは読みづらい fp = fopen(...); if( fp==null ){... } ret = fseek(...); if( ret == -1 ){... } ret = hoge(...); if( ret == NULL ){... } 例外 begin File.open("a.txt", "r") do fi while line=fi.gets do line.chomp! print "[", line, "] n" rescue Errno::ENOENT => exp print "Find not found!! n" print exp.message, " n" rescue => exp print "ouch! n" print exp.class, " n" print exp.message, " n" インターネット技術特論 E-102 インターネット技術特論 E-104

14 rescue rescue A => exp 例外 A が発生したらここに来る. 発生した例外オブジェクトに exp と名付ける. "=> exp" は省略可能."rescue A" と記す. 発生した例外オブジェクトは破棄してしまう. "A" は省略可能."rescue => exp" 全ての例外を捕まえてしまう. どの rescue も成り立たなかったらここを実行. ensure 例外を捕まえても, 捕まえなくてもここを実行. インターネット技術特論 E-105

Microsoft PowerPoint - ruby_instruction.ppt

Microsoft PowerPoint - ruby_instruction.ppt Ruby 入門流れ Ruby の文法画面に出力キーボードから入力数値文字列変数配列ハッシュ制御構造 ( 分岐繰り返しなど ) if while case for each 関数クラス Ruby とはプログラミング言語インタプリタ言語オブジェクト指向国産ウェブアプリケーションフレームワーク RubyOnRails で注目弊社での Web アプリケーション開発に利用画面に出力

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