すると死滅する 露地では水稲との輪作を行い, ハウス栽培では夏の休閑期に湛水あるいは2~3 週間ハウスを密閉してサウナ処理 (10a 当り石灰窒素 100~150kg, 稲わら1,500~2,000kg施用, 小畦を造ってフィルムで被覆し, 土壌が湿る程度に注水後 10 日以上湛水, ただし土壌 p

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1 なす 病害 1. 苗立枯病 (Rhizoctonia solani) 1) 病原菌は土壌中に生存し, 比較的幼苗期に根や地際部を侵して立枯れを起こすので, は種床および育苗 床の土壌を消毒する 薬剤の種子粉衣も有効である 2) 土壌中に未分解の有機物が存在すると発病しやすく, 土壌の水分過多は発病を助長する したがって, 有機資材は十分腐熟したものを施用する また, 育苗中の水管理に留意する 3) 発病が急で, は種床のような密植条件下では発病が始まると短期間で隣接株にまん延するので, 早期発 見に努め, 発病をみたら直ちに灌注剤の処理を行う ただし, 苗の移植直後は薬害を生じやすいので注 意する 1) 未熟な有機物を施用すると2~3 週間後をピークに土壌中で病原菌が増殖し, 多発の原因となるので, 生わらなどを用いる場合は植付けの1カ月以上前に施用し, 土壌とよく混和して腐熟を促す 2) 深植えや灌水過多は発病を助長するので, 浅植えにし, 日常の水管理を適正にする < 土壌消毒 > 有機リン剤リゾレックス粉剤 土壌混和 100g/ m2普通は種前 1 回 土壌くん蒸剤 クロルピクリンくん蒸剤 (99.5%)* 2~3mL/ 穴劇 は種植付前 1 回 クロルピクリン錠剤 1 錠 / 穴劇 は種植付前 1 回 < 種子消毒 > 有機リン剤 リゾレックス水和剤 種子重の0.5% 粉衣普通は種時 1 回 その他殺菌剤オーソサイド水和剤 80 種子重の0.2~0.4% 粉衣普通は種前 1 回 < 灌注 > 有機リン剤リゾレックス水和剤 500 倍 3L/ m2普通は種時 1 回 その他殺菌剤 オーソサイド水和剤 倍 2L/ m2普通播種後 2~3 葉期 5 回以内 1) 土壌くん蒸剤処理については,P.1~2 参照 2) 野菜類の苗立枯病の項 も参照 2. 白絹病 (Sclerotium rolfsii) 1) 病原菌は菌核の形で土壌中で 5~6 年間生存して伝染源となるが, 菌核は水に弱く,3~4 カ月間湛水

2 すると死滅する 露地では水稲との輪作を行い, ハウス栽培では夏の休閑期に湛水あるいは2~3 週間ハウスを密閉してサウナ処理 (10a 当り石灰窒素 100~150kg, 稲わら1,500~2,000kg施用, 小畦を造ってフィルムで被覆し, 土壌が湿る程度に注水後 10 日以上湛水, ただし土壌 phに注意 ) をするなどによって菌核の死滅をはかる 2) 病原菌の発育適温は30 付近であるが, 気温 25 内外で多湿の場合に発生が多く, 露地では5 月 ~10 月の間に降雨が多いと多発し, 促成栽培では定植後 11 月頃までの間に発生しやすい 土壌中や土壌表面に稲わらなどの未分解の有機物が存在するとその上で病原菌が増殖して多発の原因となるので, 有機資材は十分腐熟したものを施用する 1) 病原菌の伝染源を断つため, 水稲との輪換, 湛水あるいはサウナ処理を行って菌核の死滅をはかる 2) 生わらなどを用いる場合は植付けの1カ月以上前に施用し, 土壌とよく混和して腐熟を促す また, 露地栽培での敷わらは株際まで深く覆わないようにする 3. 灰色かび病 (Botrytis cinerea) 施設栽培 1) 低温 (20 内外 ) で多湿条件が発病に適するので, 日常の水管理に留意しハウス内の湿度低下をはかる 2) 病原菌は罹病組織上に生じた分生子によって伝染し, 菌核や菌糸の形で残存して次作の伝染源となるの で, 罹病果実や茎葉は早期に処分して伝染防止と次作の伝染源の除去に努める 3) 病原菌は花弁から侵入し, 花落ちが悪いとそこから果実に侵入する したがって, 果実に残存している 花弁やはできるだけ取り除いて伝染発病を防止する 4) 夜間のハウス内気温が無加温状態で10 を下回るようになると発病が始まるので薬剤防除を開始し, そ の後は7~10 日間隔で防除する 特に2,3 月以降は発病が激しくなるので防除を徹底する ただし, 防除薬剤には耐性菌を生じやすいものが多いので同系統の薬剤を連用しない 1) 多湿条件が続くと多発するので, 水管理の適正化, ポリマルチ栽培, 通路への籾がら施用, 日中の換気, 夜間 早朝の加温などによってハウス内の湿度低下をはかる また, 整枝, 摘葉も適正に行い株内の通 風, 採光をよくする 2) 罹病果実, 茎葉は分生子形成前に処分して, 伝染防止と次作の伝染源の除去に努め, 多発時には開花後 早目に花弁を除去して果実の発病を防ぐ 酸アミド剤アフェットフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 カンタスドライフロアブル 1,000~1,500 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ピクシオDF 2,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 その他殺菌剤セイビアーフロアブル20 1,500 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ダコニール1000 1,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ファンタジスタ顆粒水和剤 2,000~3,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内

3 ベルクートフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ゲッター水和剤 ( トップジンM+ジエトフェンカルブ ) 1,500 倍普通収穫前日まで 5 回以内 スミブレンド水和剤 ( スミレックス+ジエトフェンカルブ ) 1,500 倍 普通収穫前日まで 5 回以内 シグナムWDG( ピラクロストロビン+カンタス ) 1,500 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ジャストミート顆粒水和剤 ( セイビア+フェンヘキサミド ) 2,000 倍 普通収穫前日まで 3 回以内 ダイマジン ( ベルクート+フェンヘキサミド ) 1,500 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ポリベリン水和剤 ( ポリオキシン+イミノクタジン酢酸塩 ) 普通収穫前日まで 3 回以内 1,000 倍 <くん煙 > ジカルボキシイミド剤 スミレックスくん煙顆粒 6g/100m3普通収穫前日まで 3 回以内 ロブラールくん煙剤 100g/300~400m3劇 収穫前日まで 3 回以内 < 常温煙霧 > ジカルボキシイミド剤 スミレックス水和剤 250g/5L/10a 普通収穫前日まで 3 回以内 1) アフェットフロアブル, カンタスフロアブルの使用回数は, 耐性菌の発生を避けるため, ( シグ ナムWDG) も合わせた総合計で2 回以内とする 2) セイビアーフロアブル20は眼に刺激性があるので注意する 3) ダイマジンは眼に刺激性があるので注意する 4) ジカルボキシイミド剤の使用回数は, 各剤を合せた総合計で3 回以内とする 5) 野菜類の灰色かび病の項 も参照 4. 菌核病 (Sclerotinia sclerotiorum) 施設栽培 1) 病原菌は菌核の形で土中で越夏するが, 土壌中の菌核は水に弱く, 土壌水分が多いと死滅するので, 夏期 ( 休閑期 ) の水稲栽培あるいは湛水 (2カ月以上) によって菌核の死滅をはかる 2) 越夏した菌核は主に秋から冬の初めにかけて子のう盤を発生し, 子のう胞子を放出して伝染するが, 子のう盤発生の適温は16 内外で, 感染発病には高湿条件が必要である したがってハウス内を全面マルチングすると子のう盤からの子のう胞子飛散が断たれ, 同時にハウス内湿度が低下するので発病防止効果が高い また, 夜間 早朝の加温や日中の換気などによってハウス内湿度の低下をはかる 3) 定植後 1カ月以上経過し, ハウス内気温が無加温状態で10 を下回るようになると発病が始まる 促成栽培での発生の大きな山は12~1 月にみられ ( 冬期発生 ),4 月にも小さい山 ( 春期発生 ) がみられる 病原菌は花弁や茎の比較的下位に発生した幼芽などから侵入して果実や茎を侵すことが多い 茎を侵されると被害が大きく発病後の対策では手遅れになるので, 発病前から7~10 日間隔で薬剤の予防散布を行う 4) 罹病果実や茎葉は菌核形成前に除去して, 次作への伝染防止に努める

4 1) ほ場は夏の休閑期に水稲を栽培するか,2 カ月以上湛水して菌核の死滅をはかる 2) 全面マルチ栽培, 夜間 早朝の加温, 日中の換気などによってハウス内の湿度低下に努める 3) 罹病果実や茎葉は菌核形成前に除去し, 次作の伝染源を少なくする 使用基準 使用時期 使用回数 ベンゾイミダゾール剤トップジンM 水和剤 1,500 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ベンレート水和剤 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ジカルボキシイミド剤スミレックス水和剤 1,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ロブラール水和剤 1,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 酸アミド剤アフェットフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 カンタスドライフロアブル 1,000~1,500 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ピクシオDF 2,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ストロビルリン剤スクレアフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 その他殺菌剤 ファンタジスタ顆粒水和剤 2,000~3,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 シグナムWDG( ピラクロストロビン+カンタス ) 1,500 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ベジセイバー ( アフェット +ダコニール ) 1,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ダイアメリットDF( ベルクート +ポリオキシン ) 1,000~1,500 倍普通収穫前日まで 3 回以内 <くん煙 > ジカルボキシイミド剤ロブラールくん煙剤 100g/300~400m3劇 収穫前日まで 3 回以内 1) ベンゾイミダゾール剤およびジカルボキシイミド剤の使用回数は, 各剤を合せた総合計でそれぞれ 3 回以内とする 2) アフェットフロアブル, カンタスフロアブルの使用回数は, 耐性菌の発生を避けるため, ( シグナム WDG, ベジセイバー ) も合わせた総合計で 2 回以内とする 3) ストロビルリン剤の使用回数は, 耐性菌の発生を避けるため ( シグナム WDG) も合わせた総合計で 2 回以内とする 4) ベンレート水和剤は褐紋病も同時に防除が可能である 5) 野菜類の菌核病の項 も参照 5. 黒枯病 (Corynespora cassiicola) 1) ハウス栽培で多発する 病原菌の発育適温は 25~28 で比較的高温を好み, 特に多湿環境下で発生しや すく, 促成栽培では本ぽの全期間にわたって発生するが, 中でも 11 月下旬から 4,5 月にかけての発生 が多い 発病は下葉から上葉に進展するが, その速度は比較的遅い 多発後の防除は困難であるため, 薬剤防除は予防を主体に行う なお, 小ナスでは茎の地際や第一分枝付近が侵されて立枯れや枝枯れを 起こし易いが, この場合は発見後の防除では手遅れになるので, 育苗後期から主茎を中心に薬剤の予防 散布を行う

5 2) 病原菌はナスの他, ピーマンに感染する場合がある 罹病組織の上で残存し, 次作の伝染源となるので, 罹病茎葉はていねいに集めて処分する 3) 施設内の湿度がほぼ 100% で葉面に結露が生じる多湿条件が 17 時間程度継続すると, 病原菌の感染が起 こる そのため, 加温機などを用いてハウス内の多湿条件が継続しないよう結露中断をおこなうことで, 発病の軽減を図ることができる 1) 特に多湿な環境が発病に適するため, マルチ栽培や夜間 早朝の加温および日中の換気などによってハ ウス内の湿度低下をはかる 多湿条件が 17 時間程度継続しないよう, 結露中断を行うことも有効である 2) 植傷みや濃度障害, あるいは着果過多によるいわゆる成り疲れなどは発病を助長するので, 施肥その他 の管理を適正にし, 草勢の維持に努める 使用基準 使用時期 使用回数 ベンゾイミダゾール剤トップジンM 水和剤 1,500~2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ベンレート水和剤 2,000~3,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ジカルボキシイミド剤ロブラール水和剤 1,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 その他殺菌剤ダコニール1000 1,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ベルクートフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ゲッター水和剤 ( トップジンM+ジエトフェンカルブ ) 1,500 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ベジセイバー ( アフェット+ダコニール ) 1,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 1) ベンゾイミダゾール剤の使用回数は, 合計で 3 回以内とする 2) ベジセイバーの使用回数は, 耐性菌の発生を避けるために作期を通じて 2 回までの使用にとどめる 6. うどんこ病 (Erysiphe cichoracearum,oidiopsis sicula,sphaerotheca fuliginea) 1) 比較的高温でやや乾燥条件が発病に適し, 促成栽培では9~11 月および3 月以降に発生するが特に 4 月以降に多発し, 露地栽培では梅雨の後半頃から発生がみられ, 夏から秋にかけて多発する 下位の成葉から徐々に上位葉に進展するが, 菌体の大部分が葉面上に露出しているため薬剤の効果が現われやすく, 発生初期の薬剤防除の効果は高い その後は状況に応じて適宜 ( 散布間隔 2 週間以内 ) 防除する 2) 薬剤によっては耐性菌を生じやすいので, 同一系統の剤は連用しない

6 (2) 薬剤防除 銅剤サンヨール 700 倍普通収穫前日まで 4 回以内 酸アミド剤アフェットフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 EBI 剤サプロール乳剤 1,000 倍普通収穫前日まで 5 回以内 スコア顆粒水和剤 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 トリフミン乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 5 回以内 ラリー水和剤 4,000~6,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ストロビルリン剤アミスター 20フロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ストロビーフロアブル 3,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 その他殺菌剤 ガッテン乳剤 5,000 倍普通 収穫前日まで 2 回以内 パルミノ 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 フルピカフロアブル 3,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 プロパティフロアブル 3,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ベルクートフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 アミスターオプティフロアブル ( アミスター +ダコニール ) 1,000 倍 普通収穫前日まで 2 回以内 ベジセイバー 1,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 パンチョTF 顆粒水和剤 ( パンチョ+トリフミン ) 2,000 倍普通収穫前日まで 1 回 デュアルサイド水和剤 ( アカリタッチ +ポリオキシン ) 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 <くん煙 > EBI 剤 トリフミンジェット 50g/400m3劇 収穫前日まで 5 回以内 シーマージェット ( ピラニカ+バッサ ) 75g/400m3劇 収穫前日まで 1 回 1) サンヨールは, 薬害を生じやすいので高温時には使用しない 2) アフェットフロアブルは, 耐性菌の発生を避けるため, ( ベジセイバー ) も合わせた総合計で2 回以内とする 3) ストロビルリン剤の使用回数は, 耐性菌の発生を避けるためも合わせた総合計で2 回以内とする 4) アミスター 20フロアブルは浸透性のある展着剤と混用しない また, 高温時には薬害の恐れがあるので 注意する 5) パルミノは, 草丈 50cm 以下のナスでは新葉にクロロシスが出ることがあるので注意する 6) パンチョTF 顆粒水和剤は, 耐性菌の発生を避けるために1 回の使用にとどめる 7) 野菜類のうどんこ病の項 も参照

7 7. すすかび病 (Mycovellosiella nattrassii) 1) 前年の被害葉は最も重要な伝染源と考えられるので, 被害葉はていねいに除去する 2) 施設栽培で発生しやすく, 気温 25 内外で多湿条件が発病に適するので, 換気や水管理などに注意し, 施設内の除湿に努める 3) 促成栽培における初発生は11 月中 ~ 下旬から見られ,1 月以降に進展し,4~5 月をピークに発生する 多発後の防除は困難であるため, 薬剤防除は予防を主体に行う 1) 多湿環境が発病に適するので, 施設ではマルチ栽培や通路への籾がら施用を行うとともに, 日中の換気, 夜間 早朝の加温などによって湿度の低下をはかる 2) 罹病葉は摘除し, 二次伝染の防止と次回作への伝染源の除去に努める 銅剤サンヨール 700 倍普通収穫前日まで 4 回以内 Zボルドー 500 倍普通 - - 酸アミド剤カンタスドライフロアブル 1,000~1,500 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ネクスターフロアブル 1,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 EBI 剤スコア顆粒水和剤 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 トリフミン乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 5 回以内 ラリー水和剤 4,000~6,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ルビゲン水和剤 6,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 微生物殺菌剤アグロケア水和剤 2,000 倍普通収穫前日まで - その他殺菌剤ダコニール1000 1,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ベルクートフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 抗生物質剤ポリオキシンAL 水溶剤 5,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 シグナムWDG( ピラクロストロビン +カンタス ) 1,500~2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ベジセイバー ( アフェット +ダコニール ) 1,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ダイマジン ( ベルクート+フェンヘキサミド ) 1,500 倍普通収穫前日まで 3 回以内 <くん煙 > EBI 剤 トリフミンジェット 50g/400m3劇 収穫前日まで 5 回以内 1) カンタスフロアブル, ネクスターフロアブルの使用回数は, 耐性菌の発生を避けるため, 同系統の混合 剤 ( シグナムWDG, ベジセイバー ) も合わせた総合計で2 回以内とする 2) カンタスドライフロアブルは浸透性を高める効果のある展着剤や, 葉面液肥と混用しない

8 3) ダイマジンは眼に刺激性があるので注意する 8. 褐紋病 (Phomopsis vexans) (1) 薬剤防除 1) 菌核病の項 を参照 9. フザリウム立枯病 (Fusarium striatum) 1) 前年の被害残さが土壌に残って伝染源になっていると考えられるので, 被害株はていねいに除去するとともに, サウナ処理などにより土壌消毒を行う 一旦発病すると, 病斑上に形成された分生子によって周囲の株に二次伝染する 2) 病原菌の生育適温は28 前後と比較的高温を好むと考えられ, 施設栽培での主な感染時期は, 定植後から11 月上旬および3 月以降と考えられている 感染後, 症状が見られるまでに長期間を要する場合が多い 1) 前作で発病が見られたほ場では, 他の土壌病害防除も兼ねて土壌消毒を行う 2) 罹病株や発病枝は速やかにハウス外で処分し, 二次伝染の防止と次回作への伝染源の除去に努める 使用基準使用時期使用回数その他殺菌剤セイビアーフロアブル20 1,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 1) セイビアーフロアブル20は, 発病後に散布しても防除効果が低いため, 発病前 ( 感染時期 ) に予防的に散布する 眼に刺激性があるので注意する 10. 半枯病 (Fusarium oxysporum f.sp.melongenae) 1) 赤ナスは本病菌に対して完全な抵抗性を有し, 台太郎, 台二郎なども高い抵抗性を有するので, これらを台木として接木を行う ただし, 赤ナスは青枯病に対しては抵抗性がないので, 青枯病の発生の恐れのある場合は青枯病にも抵抗性のある台木を使用する 2) 病原菌は土壌中で長期間生存して伝染源となり, 根から侵入して導管部を侵す 感染後の防除は困難なために対策は予防的に行う 3) 比較的高温条件 ( 地温 28 内外 ) が発病に適し, 窒素の多用, 植傷み, 土壌の乾燥, 土壌線虫害などは発病を助長する したがって, 土壌線虫の防除, 肥培管理の適正化などに努め, 露地栽培では敷わらによって地温の上昇ならびに土壌の乾燥防止をはかる

9 11. 疫病 (Phytophthora infestans) (1) 薬剤防除 使用基準 使用時期 使用回数 < 土壌消毒 > 土壌くん蒸剤クロルピクリンくん蒸剤 (99.5%)* 2~3mL/ 穴劇 は種植付前 1 回 < 散布 > 銅剤 サンボルドー 500 倍普通 - - 1) 土壌くん蒸剤処理については,P.1~2 参照 2) サンボルドーは石灰硫黄合剤, マシン油剤, 有機硫黄剤, トップジン M 水和剤と混用しない なお, 褐 斑細菌病, 軟腐病, 綿疫病も同時防除が可能である 3) 褐色腐敗病の項 も参照 12. 褐色腐敗病 (Phythophthora capsici) 1) ほ場内の排水を良くするとともに密植を避ける ハウス栽培では換気をはかり高温, 多湿にならないよ うにする 2) うね上に敷ワラやビニールマルチをし, 雨水による土のはね上がりを防ぐ 3) 病原菌は卵胞子の形で罹病果実などとともに土中に残り伝染源となるので, 罹病果は見つけ次第除去し て処分する 収穫後は罹病株をほ場内やその周辺に残さず処分する (2) 薬剤防除 銅剤サンボルドー 500 倍普通 - - 酸アミド剤レーバスフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 その他殺菌剤ライメイフロアブル 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ランマンフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 フェスティバル C 水和剤 ( フェスティバル + 塩基性塩化銅 )1,000 倍普通収穫 7 日前まで 3 回以内 フォリオゴールド ( リドミルゴールド +ダコニール ) 800~1,000 倍普通 収穫前日まで 3 回以内 プロポーズ顆粒水和剤 ( ベンチアバリカルブイソプロピル+ダコ普通収穫前日まで 4 回以内 ニール ) 1,000 倍 ホライズンドライフロアブル ( シモキサニル+ファモキサドン ) 普通収穫前日まで 2 回以内 2,500 倍 1) サンボルドーは石灰硫黄合剤, マシン油剤, 有機硫黄剤, トップジンM 水和剤と混用しない 2) ライメイフロアブルは石灰硫黄合剤やボルドー液等のアルカリ性農薬との混用は避ける 3) ライメイフロアブルとランマンフロアブルは同系統の剤であり, 耐性菌発生の可能性があるため連用は

10 避ける 4) ストロビルリン剤を含む ( ホライズンドライフロアブル ) は, 耐性菌の発生を避けるために作期を通じて2 回までの使用にとどめる 5) ランマンフロアブルおよびホライズンドライフロアブルは, 疫病との同時防除が可能である 13. 半身萎凋病 (Verticillium dahliae) 1) 比較的低温条件 ( 地温 20~24 ) が発病に適するので, 冷涼な地域では発生に注意し, 発病ほ場では土 壌消毒を行う 2) 病原菌は, 発病株とともに菌核の形で長期間 (3 年以上 ) 土壌中に残り伝染源となる したがって, 発 病株はほ場に残さず, 抜き取ってほ場外で処分する (2) 薬剤防除 < 土壌消毒 > 土壌くん蒸剤クロルピクリン錠剤 土壌混和 10 錠 / m2劇 定植前 1 回 1) 土壌くん蒸剤処理については,P.1~2 参照 14. 青枯病 (Ralstonia solanacearum) 1) 病原細菌はピーマン, トマト, タバコ, いちごほか多くの作物を侵し, 罹病組織とともに土壌中に残存して伝染源となるので, 育苗土やハウス栽培の本ぽの土壌は土壌消毒を行い, 露地ではイネ科, ウリ科作物などとの輪作を行う 2) 病原細菌の発育適温は35~37 で高温を好み, 地温が20 に達する頃から発病が始まるので, 露地栽培では地温の上昇を防ぎ, 促成栽培では作付けの極端な前進化は避けて高温時期を回避する 3) 植傷み, 土壌水分過多や極端な乾湿のくり返し, 窒素の多用あるいは塩類濃度障害などは発病を助長するので, 肥培管理や土壌水分管理に留意する 4) 管理作業時に手やはさみを通じて地上部からの伝染も起こるので, はさみの消毒や, 異常の見られる株の管理は最後に行うなどの注意をする また, 発病株は周辺株の根を傷めないように速やかに除去し, ほ場外で処分する 1) 病原細菌は土壌中で1 年以上生存するので, 発病の激しい露地栽培ではナス科作物との連作を避ける 2) 露地では高畦栽培, 敷わら等によって土壌水分過多や乾燥および地温の上昇を防ぎ, 促成栽培では極端な前進化を避ける また, 露地, ハウスを問わず植傷み防止や肥培管理の適正化をはかる 3) 発生の見られるほ場では, 抵抗性台木を利用する ただし, 病原菌の系統によっては効果が認められない場合や菌密度が高いと発病する場合があるので, 台木の選定に注意するとともに, 病原菌密度を低下させる対策も併せて行う

11 < 土壌消毒 > 土壌くん蒸剤クロピクテープ テープ110m/100m2劇 定植前 1 回 クロピクフロー 20~30L/10a 劇 定植前 1 回 クロルピクリンくん蒸剤 (80%,99.5%)* 2~3mL/ 穴劇 は種植付前 1 回 クロルピクリン錠剤 1 錠 / 穴劇 は種植付前 1 回 ダゾメット粉粒剤 * 30kg/10a 劇 は種または定植 21 日前 1 回 ソイリーン ( クロルピクリン+D-D) 30L/10a(3mL/ 穴 ) 劇 作付けの10~15 日前まで 1 回 1) 土壌くん蒸剤処理については,P.1~2 参照 15. 褐斑細菌病 (Pseudomonas cichorii) 1) ハウス栽培で主に12~3 月の間に発生して茎葉, 花弁を侵す 比較的低温 (20 内外 ) で多湿環境が発病に適し, 特に病原細菌の侵入, 感染には長時間 (12~18 時間 ) 茎葉の濡れを必要とするので, ハウス内湿度を低下させ茎葉の濡れる時間を短くする 2) 病原細菌は水の飛沫とともに伝染されることが多いので, 特に苗床などで発生した場合は葉面上からの灌水は避け, 他の病害に対する防除薬剤の種類や処理方法にも留意する, 薬剤防除 1) マルチ栽培や夜間の加温あるいは日中の換気などによってハウス内湿度を低下させ, 茎葉の濡れる時間を短くして菌の侵入防止をはかる 2) 疫病の項, 野菜類の褐斑細菌病の項 を参照 16. 軟腐病 (Pectobacterium carotovorum (Erwinia carotovora subsp.carotovora)) 1) 病原細菌の発育適温は30~35 で高温を好み, 多湿環境が発病に適する そのため, 施設栽培では4 月以降の高温期に, 常時水滴が落下するような場所で発生が多く, 露地では梅雨の後半に発生しやすい 窒素の多用は発病を助長する したがって, 肥培管理を適切にし, 施設栽培では温湿度に注意する 特に畦上への水滴落下防止に努める 2) 病原細菌は整枝や摘果の傷口あるいは害虫の食痕などから侵入するので, 整枝作業にはなるべく晴天の日を選ぶ また, 害虫防除も徹底する (2) 薬剤防除 1) 疫病の項, 野菜類の軟腐病の項 を参照 17. モザイク病 (Cucumber mosaic virus(cmv)) 1) アブラムシによって伝染するので, アブラムシの防除を行う ウイルスの感染は短時間の吸汁で完了するので, アブラムシの飛来防止に重点をおいて防除を行う

12 , 薬剤防除 1) アブラムシ類の項 を参照 害虫 1. アブラムシ類 1) なすには, ワタアブラムシ, モモアカアブラムシ, ジャガイモヒゲナガアブラムシの 3 種が寄生するが, ウイルス病の伝染はほとんど問題とならないので吸汁による被害回避に重点を置く 2) 植付前に施設内生息虫を完全に防除する 3) 苗からの持込みを防ぐ 4) 野外からの有翅虫の飛込みを防止する 5) 本ぽでは低密度時から薬剤を散布する 露地栽培 1) 栽培ほ場周辺のアブラムシ有翅虫の発生源を取除くため周辺作物を防除し除草を行う 2) 栽培ほ場の風上方向に防風垣か防風ネットを設置する 3) シルバーポリフィルムのマルチングを行い有翅虫の飛来を抑える 施設栽培 1) 栽培予定場所に雑草を生やさない 2) 育苗床, 本ぽの天 側窓および, 換気, 吸入口に防虫ネット ( 目合 1mm 程度 ) を張り, 侵入を防ぐ 3) 生育初期にシルバーポリフィルムでマルチングを行う ネオニコチノイド剤 使用基準 使用時期 使用回数 アクタラ顆粒水溶剤 3,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 アクタラ粒剤 5 1g/ 株普通育苗期後半または定植時 1 回 アドマイヤー 1 粒剤 1~2g/ 株普通定植時 1 回 アドマイヤーフロアブル 4,000 倍劇収穫前日まで 2 回以内 ジノテフラン水溶剤 * 3,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ジノテフラン粒剤 (1%)* 1g/ 株普通定植時または育苗期 1 回 ダントツ水溶剤 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ダントツ粒剤 1g/ 株普通定植時 1 回 バリアード顆粒水和剤 2,000~4,000 倍劇収穫前日まで 3 回以内 ベストガード粒剤 1g/ 株普通育苗期 ( 株元処理 ) 1 回 モスピラン顆粒水溶剤 4,000 倍劇収穫前日まで 3 回以内 モスピラン粒剤 ジアミド剤 0.5g/ 株 0.5~1g/ 株 普通定植前日 ~ 定植当日 定植時 プリロッソ粒剤 2g/ 株普通育苗期後半 ~ 定植時 1 回 その他殺虫剤 いずれ か 1 回 ウララ DF 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内

13 コルト顆粒水和剤 4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 チェス顆粒水和剤 5,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 天然物由来除虫菊乳剤 3 1,000~1,600 倍普通収穫前日まで 5 回以内 殺ダニ剤 モベントフロアブル 2,000 倍普 収穫前日まで 3 回以内 天敵製剤ギフパール ( ギフアブラバチ ) 1~2 瓶 /10a - 発生初期 ( 施設のみ ) - <くん煙 > シーマージェット ( ピラニカ+バッサ ) 75g/400m3劇 収穫前日まで 1 回 < 常温煙霧 > ネオニコチノイド剤 アドマイヤー水和剤 100g/5L/10a 劇 収穫前日まで ( 施設のみ ) 2 回以内 < 灌注 > ジアミド剤 ベリマークSC 25mL/400 株普通育苗期後半 ~ 定植当日 1 回 殺ダニ剤モベントフロアブル 500 倍 (25~50mL/ 株 ) 普通育苗期後半 1 回 1) ジノテフラン粒剤は, 育苗期に使用する場合は株元散布, 定植時は植穴土壌混和する ダントツ, ベス トガードの各粒剤は植穴土壌混和する モスピラン粒剤は, 定植前日 ~ 定植当日に使用する場合は株元 散布, 定植時は植穴土壌混和する アクタラ粒剤 5は, 育苗期後半に使用する場合は株元散布, 定植時 に使用する場合は植穴土壌混和する プリロッソ粒剤は株元散布する 2) アドマイヤー, モスピラン, アクタラおよびベストガードは同タイプの剤であるので連用は避ける 3) アドマイヤー剤のハチに対する影響は大きく, 粒剤 1g 処理での安全期間の目安は約 30 日である 同顆 粒水和剤はマルハナバチを利用する場合は影響が大きく使用できない なお, 粒剤を使用する場合でも 7~9 月定植の作型に限る 4) ベストガード粒剤のミツバチ, マルハナバチに対する安全使用期間の目安はそれぞれ14 日,21 日である 同水溶剤のミツバチ, マルハナバチに対する安全日数の目安はそれぞれ6 日,10 日である 5) ジノテフラン剤, アクタラ剤, ダントツ水溶剤はハチに対する影響が大きいので, ミツバチを放飼して いる地域での使用を避ける 6) ダントツ粒剤はミツバチを放飼している地域では使用を避ける マルハナバチを利用する場合, 使用後 20 日目頃より後に導入する ただし, 影響日数は環境条件により変動する場合があるので注意する 7) コルト顆粒水和剤のミツバチに対する安全使用期間の目安は夏季 3 日, 冬季 7 日である 8) ジノテフラン水溶剤, ダントツ水溶剤, チェス顆粒水和剤は眼に刺激性があるので注意する 9) 定植直後, 幼苗, 軟弱徒長苗, 高温時や日中, 風の強い日には, シーマージェットの処理を避ける 10) ジノテフラン粒剤, ダントツ粒剤など各粒剤は, オカボノアカアブラムシにも有効で, 同時防除が可能 である 11) モベントフロアブルはマルハナバチに対する影響が大きいので, 導入している場合には使用しない 12) ベリマークSCはアルカリ性の農薬や肥料との混用は避ける 13) ギフパールはジャガイモヒゲナガアブラムシとモモアカブラムシに寄生するが, ワタアブラムシには寄 生しない 14) ベリマークSCは400 株当り10~20L(1 株当り25~50mL) 灌注処理する

14 2. コナジラミ類 (1) 薬剤防除 ネオニコチノイド剤 使用基準 使用時期 使用回数 アクタラ顆粒水溶剤 2,000~3,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 アクタラ粒剤 5 1~2g/ 株普通定植時 1 回 アドマイヤー顆粒水和剤 5,000~1 万倍劇収穫前日まで 2 回以内 バリアード顆粒水和剤 2,000~4,000 倍劇収穫前日まで 3 回以内 ベストガード水溶剤 1,000~2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ジノテフラン水溶剤 * 2,000~3,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ジノテフラン粒剤 (1%)* 1~2g/ 株普通定植時 1 回 ダントツ水溶剤 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 マクロライド剤 コロマイト乳剤 1,500 倍普通収穫前日まで 2 回以内 IGR 剤 カウンター乳剤 2,000~3,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ジアミド剤 ノーモルト乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 プリロッソ粒剤 2g/ 株普通育苗期後半 ~ 定植時 1 回 その他殺虫剤 ウララ DF 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 コルト顆粒水和剤 4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 チェス顆粒水和剤 5,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 パルミノ 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 殺ダニ剤 モベントフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 アプロードエースフロアブル ( アプロード + ダニトロン ) < 灌注 > ジアミド剤 1,000~2,000 倍 普通収穫前日まで 3 回以内 ベリマーク SC 25ml/400 株普通育苗期後半 ~ 定植当日 1 回 殺ダニ剤 モベントフロアブル 500 倍 (25~50mL/ 株 ) 普通育苗期後半 1 回 1) プリロッソ粒剤は株元散布する 2) ミツバチ, マルハナバチに対する影響については アブラムシ類の項 を参照 3) ジノテフラン剤, ダントツ剤, コルト顆粒水和剤のミツバチ, マルハナバチに対する影響については ア ブラムシ類の項 を参照 4) ジノテフラン水溶剤, アプロードエースフロアブルは眼に刺激性があるので注意する 5) コロマイト乳剤は薬害をさけるために, 炎天下をさけなるべく夕方に散布する 6) コロマイト乳剤は水なすおよび加茂なす ( 大芹川種 ) には薬害のおそれがあるので使用しない 7) ベリマーク SC はアルカリ性の農薬や肥料との混用は避ける 8) パルミノは定植 3 週間以上経過後に使用する また, 草丈 50cm 以下のナス株に散布すると新葉にクロ ロシスが出ることがあるので注意する

15 9) アクタラ粒剤は植穴処理とし, 薬剤が根に直接触れないように土とよく混和する 10) アクタラ剤, アドマイヤー剤, ベストガード剤のミツバチ, マルハナバチに対する影響については アブラムシ類の項 を参照 11) ベストガード水溶剤のミツバチ, マルハナバチに対する影響については アブラムシ類の項 を参照 12) ベリマークSCは400 株当り10~20L(1 株当り25~50mL) 灌注処理する 3. オンシツコナジラミ 1) 侵入害虫であり, 乾燥, 無降雨状態の施設内では短期間に高密度となる 一度, 高密度となると防除が 困難となるので, 発生初期から防除を行う 露地では問題にならない 2) 発生を認めれば薬剤を 5~7 日間隔で 2~3 回連続して散布する 1) 寄生しやすい花卉類 ( ポインセチア, フクシアなど ) の鉢を施設内に持込まないようにする 2) 栽培終了時には施設を 3 日以上密閉し, 残さはほ場外で処分する 使用基準 使用時期 使用回数 IGR 剤 アプロード水和剤 1,000~2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 1) アプロード水和剤は, 幼虫に登録がある 4. タバココナジラミ ( シルバーリーフコナジラミ ) (1) 薬剤防除 マクロライド剤 アグリメック 500~1,000 倍劇 収穫前日まで 3 回以内 IGR 剤 アプロード水和剤 1,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 1) アプロード水和剤は, 幼虫に登録がある 5. ミナミキイロアザミウマ 露地栽培 1) ナスは特に本虫の被害が甚しく, 低密度の寄生でも被害果となるので徹底した防除が必要である 2)4 月 ~9 月にかけて高密度になることが多く, 高密度になると防除が困難となるので低密度時から薬剤 散布を行う 3) 薬剤散布は, かけ残しのないようていねいに葉裏へ散布する 施設栽培 1) 苗による施設内への持込みを防ぐとともに, 施設内への窓からの飛込みを防ぐ また, 発生初期から防

16 除の徹底をはかる 2) 薬剤散布は, かけ残しのないようていねいに葉裏へ散布する 露地栽培 1) 発生源は施設からの場合が多いので, 施設の周辺での栽培は, なるだけ避ける 2) ほ場周辺に雑草を繁茂させない 3) ほ場周辺に防虫ネット等による垣を設け, ほ場への侵入を防除する 4) 畦上にシルバーポリフィルムのマルチングを行う 5) 栽培終了後は直ちに残さをほ場外で処分する 施設栽培 1) 育苗ほは周辺に寄生作物または雑草の繁茂地がある所を避ける 2) 育苗ハウスのサイドおよび換気窓をシルバー防虫ネットで被覆するか, トンネル被覆を行う 3) 本ぽハウス内への成虫の飛込みを防ぐため, 窓および換気部に防虫ネットを張る 4) ハウス周辺にイネ科作物を植えて飛来を防ぐ 5) 畦全面にシルバーポリフィルムのマルチングを行う 6) 栽培終了後は5~7 日密閉し, その後残さはほ場外で処分する また土壌中の蛹を死滅させるために5 日以上湛水処理を行う 使用基準 使用時期 使用回数 カーバメート剤バイデートL 粒剤 1~2.5g/ 株劇 育苗期 1 回 バッサ乳剤 2,000 倍劇 収穫 3 日前まで 3 回以内 合成ピレスロイド剤アグロスリン乳剤 1,000 倍劇 収穫前日まで 5 回以内 ネオニコチノイド剤 アクタラ顆粒水溶剤 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 アクタラ粒剤 5 1g/ 株普通定植時 1 回 アドマイヤー 1 粒剤 1~2g/ 株普通定植時 1 回 アドマイヤーフロアブル 4,000 倍劇 収穫前日まで 2 回以内 ジノテフラン水溶剤 * 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ジノテフラン粒剤 (1%)* 1~2g/ 株普通定植時 1 回 ダントツ水溶剤 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 モスピラン顆粒水溶剤 2,000~4,000 倍劇 収穫前日まで 3 回以内 マクロライド剤アグリメック 500~1,000 倍劇 収穫前日まで 3 回以内 アファーム乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 スピノエース顆粒水和剤 2,500~5,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ディアナSC 2,500~5,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 IGR 剤カスケード乳剤 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ラノー乳剤 1,000~2,000 倍普通収穫前日まで ( 施設のみ ) 4 回以内

17 ジアミド剤プリロッソ粒剤 2g/ 株普通育苗期後半 ~ 定植時 1 回 その他殺虫剤 コテツフロアブル 2,000 倍劇 収穫前日まで 4 回以内 プレオフロアブル 1,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 殺ダニ剤モベントフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 微生物殺虫剤ボタニガードES 500~1,000 倍普通発生初期 - マラバッサ乳剤 ( マラソン+バッサ ) 1,500~2,000 倍劇 収穫 3 日前まで 3 回以内 天敵製剤スワルスキー ( スワルスキーカブリダニ ) 250~500mL/10a - 発生直前 ~ 発生初期 - ( 施設 露地栽培 ) キイトップ ( キイカブリダニ ) 6~12 頭 / m2 - 発生初期 ( 施設のみ ) - <くん煙 > ネオニコチノイド剤モスピランジェット 50g/400m3劇 収穫前日まで 3 回以内 < 灌注 > ジアミド剤 ベリマークSC 25mL/400 株普通育苗期後半 ~ 定植当日 1 回 殺ダニ剤モベントフロアブル 500 倍 (50mL/ 株 ) 普通育苗期後半 1 回 1) 鉢処理は植付前 1~3 日に鉢表土に所定量を均一に散布し十分灌水する 2) アドマイヤー 1, モスピラン, アクタラ, ダントツ, ジノテフランの定植時処理は植穴処理とし, 薬剤 が直接根にふれないように土とよく混和する バイデートL 粒剤は薬剤が苗に付着しないように鉢処理 する プリロッソ粒剤は株元散布する 3) アドマイヤー, バイデートL 粒剤は幼苗期や高温時, 土壌が乾燥気味の時施用すると薬害を生じやすい ので注意する 4) アドマイヤー, モスピラン, アクタラは同タイプの剤であるので,3 剤の連用は避ける 5) ラノー乳剤は蚕毒が極めて強く, 使用地域が制限されている上, 適用作物も施設栽培に限られる 散布 時は施設を開放せず, 散布時から散布後しばらく換気を行わない また, 指定地域外や施設外では使用 しない なお, 眼, 皮膚に刺激性があるので注意する 6) バッサ乳剤は幼苗, 特に軟弱苗には, 薬害を生じる恐れがあるので, 所定範囲内の低濃度で散布する 7) 施設内での薬剤散布は, 窓を開放するなど換気に十分注意する 8) コテツフロアブルは, 幼苗期 (1~3 葉期 ) に使用すると薬害を生じることがあるので, この時期の使 用を避ける 9) モスピランジェットは定植直後, 幼苗, 軟弱徒長苗, 高温時や日中, 風の強い日には使用しない また, 眼に刺激性があるので注意する 10) ジノテフラン水溶剤, ダントツ水溶剤は眼に, アファーム乳剤は眼と皮膚に刺激性があるので注意する 11) ミツバチ, マルハナバチに対する影響については アブラムシ類の項 を参照 12) ジノテフラン剤, アドマイヤー剤, アクタラ剤, ダントツ水溶剤のミツバチ, マルハナバチに対する影 響については アブラムシ類の項 を参照

18 13) カスケード乳剤は浸透移行性がないので, 葉裏によくかかるように丁寧に散布する 14) ボタニガードESは害虫の発生初期に散布を開始する 散布液が葉裏にもかかるようにし,7 日程度の間隔で合計 3~4 回散布する 効果の発現にある程度湿度を必要とすることから, 夕方など湿度を確保できる条件下で散布する 入手後は冷暗所に保存し, 開封後早めに使い切る 使用前に容器をよく振り, 散布液調整後はできるだけ速やかに散布する また, ミツバチに対して影響があるので直接虫体や巣箱にかからないようにする なお, 眼と皮膚に刺激性があるので注意する 15) ベリマークSCはアルカリ性の農薬や肥料との混用は避ける 16) ベリマークSCは400 株当り10~20L(1 株当り25~50mL) 灌注処理する 6. ハモグリバエ類 (1) 薬剤防除 ネオニコチノイド剤 ジノテフラン粒剤 (1%)* 1~2g/ 株普通定植時 1 回 マクロライド剤 アファーム乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 コロマイト乳剤 1,500 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ディアナSC 2,500~5,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ジアミド剤プレバソンフロアブル5 1,000 倍 ~2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 < 灌注 > ジアミド剤プレバソンフロアブル5 < 灌注 >100 倍 25mL/ 株普通育苗期後半 ~ 定植当日 いずれ < 灌注 >200 倍 50mL/ 株 育苗期後半 ~ 定植当日 か1 回 <マメハモグリバエ> ネオニコチノイド剤アクタラ顆粒水溶剤 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 アクタラ粒剤 5 1g/ 株普通定植時 1 回 ダントツ水溶剤 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 IGR 剤カスケード乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 トリガード液剤 1,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 1) アクタラ粒剤 5, ジノテフラン粒剤は定植時植穴処理とし, 薬剤が直接根に触れないように土とよく混 和する 2) アクタラ剤, ジノテフラン剤, ダントツ水溶剤はハチに対する影響が大きいので, ミツバチ, マルハナ バチを放飼している地域では使用しない 3) コロマイト乳剤は老齢幼虫に効果が劣るので, 発生初期に使用する また, 展着剤によっては薬害を助 長するものがあるので, 汎用性展着剤 ( グラミン, 新グラミン, グラミンS) 以外の使用は避ける

19 7. ハスモンヨトウ 1) 露地栽培では春季の密度は極めて低いが,7 月頃から急増し,8~9 月に最も密度が高くなる 従って 7~10 月に栽培を行う作型は定期的な防除を行う 2) 施設栽培の育苗期から本ぽ初期に当る8~11 月が, 野外で本虫の発生最盛期に当るのでこの時期の防除 を重点に行う 3) 若齢幼虫期に防除を行う 1) 飼料作物やマメ類, 雑草繁茂地に隣接したほ場では幼虫が侵入して被害を受けるので, ほ場周辺の作物 の防除を行うとともに除草する 2) 施設周辺の野外の生息虫が発生源となるので, 周辺を清潔にする 3) 育苗床は成虫の飛来, 産卵を防ぐため防虫ネットでサイドおよび換気窓を被覆するかまたはトンネル被 覆する 4) 本ぽの換気窓を防虫ネットで被覆するか, 夜間に窓を閉める 5) 畦をポリフィルムまたは, ビニルフィルムでマルチングする ジアミド剤フェニックス顆粒水和剤 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 プレバソンフロアブル5 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 100 倍 25mL/ 株 育苗期後半 ~ 定植当日 1 回 マクロライド剤アニキ乳剤 1,000~2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 アファーム乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ディアナSC 2,500~5,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 IGR 剤アタブロン乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 カウンター乳剤 2,000~3,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ノーモルト乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ファルコンフロアブル 4,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 マトリックフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 その他殺虫剤 コテツフロアブル 2,000 倍劇 収穫前日まで 4 回以内 トルネードフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 1) コテツフロアブルは幼苗期 (1~3 葉 ) に使用すると薬害を生じることがあるのでこの時期の使用を避ける 2) マトリックフロアブルは眼, 皮膚に刺激性があるので注意する 3) アタブロン乳剤は葉に薬斑を生じることがある 4) フェニックス顆粒水和剤は目に対して刺激性があるので目に入らないように注意する 5) プレバソンフロアブル5を育苗期後半 ~ 定植当日に使用する場合は,100 倍液を株当たり 25mL 灌注する

20 8. オオタバコガ (1) 薬剤防除 ジアミド剤 フェニックス顆粒水和剤 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 プレバソンフロアブル5 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 マクロライド剤ディアナSC 2,500~5,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 IGR 剤アタブロン乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 ファルコンフロアブル 2,000~4,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 マッチ乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 マトリックフロアブル 1,000~2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 その他殺虫剤トルネードフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 1) マトリックフロアブル, マッチ乳剤は眼, 皮膚に対して刺激性があるので注意する 2) アタブロン乳剤は葉に薬斑を生じることがある 3) フェニックス顆粒水和剤は目に対して刺激性があるので目に入らないように注意する 4) ディアナSCはハチに対して影響があるので, ミツバチ等を放飼している施設での使用は避ける 9. テントウムシダマシ類 ( ニジュウヤホシテントウ ) 1) 年 5 回発生するが, 発生の多い時期は 7 月上旬 ~8 月上旬の第 2 世代で, この時期の防除を重点に行う 1) 第 1 世代成虫はばれいしょで繁殖するので, ばれいしょ畑の近くでの栽培は避ける 有機リン剤スミチオン乳剤 1,000~2,000 倍普通収穫 3 日前まで 5 回以内 合成ピレスロイド剤アディオン乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 10. コガネムシ類幼虫 1) 露出状態の床土, 堆肥または本ぽ土壌に6~8 月に産卵された孵化した幼虫が, 育苗期および本ぽ初期に根部を食害するので,6~8 月に床土, 堆肥, 本ぽ土壌を露天にさらさないようにする 1) 産卵期の6~8 月には床土, 堆肥にビニールなどを被覆して産卵を防止する

21 2) 本ぽでは, 前作の栽培終了後, 湛水して産卵を防ぐ 3) 常発地では粗大有機物の施用量をひかえる 有機リン剤 ダイアジノン粒剤 3 5~10kg /10a 普通植付前 1 回 ネオニコチノイド剤アクタラ粒剤 5 1g/ 株普通定植時 1 回 1) ダイアジノン粒剤 3は土壌混和する 2) アクタラ粒剤 5は定植時植穴処理とし, 薬剤が直接根に触れないように土とよく混和する 11. ネキリムシ類 (1) 薬剤防除 < 灌注 > ジアミド剤 ベリマークSC 25mL/400 株普通育苗期後半 ~ 定植当日 1 回 1) ベリマークSCはアルカリ性の農薬や肥料との混用は避ける 2) ベリマークSCは 400 株当り 10~20L(1 株当り 25~50mL) 灌注処理する 12. ハダニ類 1) 露地でのハダニの発生は降雨の少ない乾燥した年に多い, 一般には5~8 月と9~10 月に高密度となる 一旦発生すると防除が困難となるので発生初期に徹底した防除を行う 2) 施設内で一旦発生すると防除が困難となるので, 施設内の生息虫を防除しておくとともに, 苗からの持込みを防ぐ 3) 同じ薬剤を連続して散布すると短期間に抵抗性を獲得するので同一薬剤の連用を避け, 薬剤のローテーションを行う 1) ほ場周辺の雑草地が発生源となるので, 雑草を除く 2) 栽培終了時には残さをほ場外で処分する 3) 管理温度が高い程増殖が旺盛となるので適温を保つ 4) 無寄生苗を定植する

22 合成ピレスロイド剤 アーデント水和剤 1,000 倍普通収穫前日まで 4 回以内 ロディー乳剤 1,000~2,000 倍劇 収穫前日まで 5 回以内 マクロライド剤アグリメック 500~1,000 倍劇 収穫前日まで 3 回以内 コロマイト乳剤 1,500 倍普通収穫前日まで 2 回以内 その他殺虫剤 コテツフロアブル 2,000 倍劇 収穫前日まで 4 回以内 マシン油 ラビサンスプレー 100~150 倍普通 - - 殺ダニ剤カネマイトフロアブル 1,000~1,500 倍普通収穫前日まで 1 回 スターマイトフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 1 回 ダニサラバフロアブル 1,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 ダニトロンフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 1 回 ニッソラン水和剤 2,000~3,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 バロックフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 1 回 ピラニカEW 2,000~3,000 倍劇 収穫前日まで 1 回 マイトコーネフロアブル 1,000 倍普通収穫前日まで 1 回 モベントフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 抗生物質剤ポリオキシンAL 水溶剤 5,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 <くん煙 > 合成ピレスロイド剤 テルスタージェット 48g/400m3劇 収穫前日まで 3 回以内 < 灌注 > 殺ダニ剤 モベントフロアブル 500 倍 (50mL/ 株 ) 普通育苗期後半 1 回 1) ダニトロンフロアブル, コロマイト乳剤は眼に刺激性があるので注意する 2) コロマイト乳剤に展着剤を加用する場合, 展着剤によっては薬害を生じることがあるので, 汎用性展着 剤 ( グラミン, 新グラミン, グラミンS) を使用する 3) コテツフロアブルは, 幼苗期 (1~3 葉期 ) に使用すると薬害を生じることがあるので, この時期の使 用を避ける 4) バロックフロアブルは浸透移行性がないので, 葉の裏表にかかるように丁寧に散布する また, 殺成虫 力に欠けるので, 散布は発生初期に行う なお, 本剤は蚕毒が強いので注意する 5) カネマイトフロアブルは浸透移行性がないので, 葉の裏表にかかるよう丁寧に散布する 6) ダニトロンフロアブル, コロマイト乳剤, カネマイトフロアブルはチャノホコリダニにも有効であり, 同時防除が可能である 7) ミツバチ, マルハナバチに対する影響については アブラムシ類の項 を参照

23 13. チャノホコリダニ 1) 常発する地帯では, 周辺の雑草や樹木が発生源となるので, 栽培ほ場周辺の雑草を除去する また, 本 ぽでは, 被害 ( 心止り株 ) を早期に発見し薬剤を新梢部と葉裏を重点に散布する 1) 発生源となる雑草, 樹木繁茂地周辺での育苗, 栽培を避ける また雑草を除去し発生源を断つようにする マクロライド剤 アファーム乳剤 2,000 倍普通収穫前日まで 2 回以内 コロマイト乳剤 1,500 倍普通収穫前日まで 2 回以内 IGR 剤アプロード水和剤 1,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 その他殺虫剤 コテツフロアブル 2,000 倍劇 収穫前日まで 4 回以内 パルミノ 2,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 天然物由来サンクリスタル乳剤 300~600 倍普通収穫前日まで - 殺ダニ剤 カネマイトフロアブル 1,000 倍普通収穫前日まで 1 回 スターマイトフロアブル 2,000 倍普通収穫前日まで 1 回 ピラニカEW 2,000 倍劇 収穫前日まで 1 回 モベントフロアブル 2,000 倍普 収穫前日まで 3 回以内 天敵製剤スワルスキー ( スワルスキーカブリダニ ) 250~500m/10a - 発生直前 ~ 発生初期 - アプロードエースフロアブル ( アプロード +ダニトロン ) 1,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 < 灌注 > 殺ダニ剤モベントフロアブル 500 倍 (50mL/ 株 ) 普通育苗期後半 1 回 1) コテツフロアブルは幼苗期 (1~3 葉期 ) に使用すると薬害が生じることがあるので, この時期の使用 を避ける 2) ミツバチ, マルハナバチに対する影響については アブラムシ類の項 を参照 3) アプロードエースフロアブルは眼に刺激性があるので注意する 4) アプロード水和剤は幼虫に登録がある 5) コロマイト乳剤は薬害をさけるために, 炎天下をさけなるべく夕方に散布する 6) コロマイト乳剤は水なすおよび加茂なす ( 大芹川種 ) には薬害のおそれがあるので使用しない 7) サンクリスタル乳剤は幼苗期に使用すると薬害が生じる恐れがあるのでこの時期の使用を避ける 8) パルミノは定植 3 週間以上経過後に使用する また, 草丈 50cm 以下のナス株に散布すると新葉にクロ ロシスが出ることがあるので注意する 9) その他 ハダニ類の項 も参照し, 効率の良い防除を行う

24 14. カスミカメムシ類 (1) 薬剤防除農薬名と使用濃度または量 その他殺虫剤 コルト顆粒水和剤 4,000 倍普通収穫前日まで 3 回以内 1) コルト顆粒水和剤のミツバチへの影響は アブラムシ類の項 を参照 15. ネコブセンチュウ ( サツマイモネコブセンチュウ ) 1) 前作または前々作の栽培終了引上げの際, 根部をよく観察し, 根こぶを認めれば作付けまでに防除対策 を講ずる 2) 薬剤処理は, 前作の根部が完全に腐敗 (30 日以上の放置が必要 ) してから施用する 1) 休閑期に水稲または線虫対抗植物 ( クロタラリア スペクタビリスなど ) を栽培するか,40 日以上湛水 する 2) 栽培終了後は湛水して耕耘後ハウスを密閉して20 日以上のむし込みを行う この場合地表を古ビニール でマルチをするとより効果が高い 3) 完熟堆肥を多く施用する 農薬名と使用濃度または量 < 土壌消毒 > 有機リン剤ネマキック粒剤 15~20kg/10a 普通定植前 1 回 殺線虫剤 ネマトリンエース粒剤 15~20kg/10a 普通定植前 1 回 土壌くん蒸剤 D-D 剤 * 15~20L/10a(1.5~2mL/ 穴 ) 劇 作付 10~15 日前まで 1 回 キルパー 原液として40~60L/10a 普通は種又は定植 15 日前まで 1 回 ダゾメット粉粒剤 * 20~30kg /10a 劇 は種又は定植 21 日前まで 1 回 ソイリーン (D-D+クロルピクリン) 20~30L/10a(2~3mL/ 穴 ) 劇 作付 10~15 日前まで 1 回 ディ トラペックス油剤 (D-D+トラペックサイド油剤) 劇 は種又は植付 21 日前まで 1 回 20~30L/10a 1) 土壌くん蒸剤処理については,P.1~2 参照 2) ネマトリンエース粒剤はほ場全面に均一に散布し, 土壌中に均等に分布するよう十分混和する

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