富士通のプロダクトビジネス

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1 富士通のプロダクトビジネス 2006 年 1 月 19 日 富士通株式会社取締役専務伊東千秋 -1- All Rights Reserved, Fujitsu Limited 2006

2 本日の内容 当社概要プロダクトビジネスの基本戦略グローバル展開システムプロダクト事業ネットワークプロダクト事業ユビキタスプロダクト事業ものづくり 環境への取組みまとめ -2-

3 当社概要 -3-

4 売上高 研究開発費 従業員数 ( 連結 ) 売上構成 その他 2,695 億円 デバイスソリューション 7,339 億円 ユビキタスプロダクトソリューション 8,990 億円 Note: FY2004 Consolidated net sales パソコン モバイルフォン HDD 他 18.9% 会社概要 : 4 兆 7,627 億円 : 2,402 億円 : 151,000 人 5.7% 15.4% 60.1% 内 システムプロダクトネットワークプロダクト (15.4%) テクノロジソリューション 2 兆 8,604 億円 ボリュームプロダクト 5,255 億円 PC 持分法適用会社 システムプロダクト - サーバ - ストレージ - ソフトウェア ネットワークプロダクト サービス その他 その他 427 億円 5.3% 64.8% 売上高 8,105 億円 ( 04 実績 ) エンタープライズ 2,423 億円 29.9% -4-

5 グローバルに広がる当社ユーザー 富士通のお客様一例 ( 米国 Yahoo!) 米 Yahoo! は唯一 100テラバイトを超える世界最大のデータベースユーザー (2005 年 11 月 Winter corporation 調べ ) データベースシステムに UNIX サーバ (PRIMEPOWER) を採用 金融 製造 通信 政府 輸送 物流 資源 公益サービス 教育 医療 小売 -5-

6 凡例 : グローバル展開 グローバルスケールでのプロダクトビジネス展開地域に密着したサービスビジネス展開 北米 従業員 :7,600 人 売上高 :3,210 億円 16% 29% 25% 24% サービス システムプロダクトネットワークプロダクト ユビキタスプロダクト 電子デバイス その他 欧州 (EMEA( EMEA) 従業員 :2 万 4,400 人 売上高 :1 兆 3,890 億円 5% 36% 42% 19% 注 )FSC 売上を含む (FSC 向け輸出分は控除 ) 日本 アジア 太平洋 従業員 :2 万 4,800 人 売上高 :4,679 億円 43% 従業員 :10 万 1,000 人 売上高 :3 兆 3,407 億円 23% 3% 22% 13% 21% 16% 45% * 売上高は 04 年度実績 -6-

7 プロダクトビジネスの基本戦略 -7-

8 プロダクトビジネス システムプロダクト ( サーバシステム製品 ) : 3,801 億円 Global Server Mainframe Windows/Linux Server Intel Architecture UNIX Server SPARC Storage Middleware GS21 PRIMERGY PRIMEQUEST PRIMEPOWER ETERNUS ネットワークプロダクト : 3,538 億円 Photonic System Carrier Router 3G System Access System Network Server FLASHWAVE Fujitsu Cisco CRS-1 3G 基地局 FTTx/PON ADSL IPCOM ユビキタス製品 ユビキタスプロダクト : 1 兆 314 億円 HDD Desktop PC Note PC Tablet PC 携帯電話 PDA DESKPOWER BIBLO STYLISTIC Pocket LOOX * 数字は 04 年度売上実績 ( セグメント間売上高を含む ) -8-

9 ダクトプロダクト事業の状況 2005 年度売上目標営業利益目標 650 億円 ステムユビキタスプロ全プラットフォーム17,600 億円 03 年度 04 年度 05 年度システムサーバプロダクト ( ストレージ (3,700 億円 ) 含む ) プロダクトネットワークシソフトウェア ソPC/ 携帯ネットワークリュ(7,500 億円 ) ーPC ション携帯電話 その他 (200 億円 ) 好調 まずまず やや苦戦 営業赤字 (3,400 億円 ) HDD (2,800 億円 ) HDD ての事業で黒字化* セグメント間売上高を含む -9-

10 プロダクトビジネスの業績見通し ( 地域別 ) ( 億円 ) 25,000 20,000 15,000 17,600 富士通プロダクトビジネス 欧州アジア 太平洋 (AP) 北米 富士通シーメンス 20,450 13,400 CAGR (04-08 年度 ) 欧州 :10% AP :14% 北米 :17% 10,000 日本 8,100 日本 : フラット 5,000 FSC:14% 0 04 年度 05 年度 06 年度 07 年度 08 年度 * セグメント間売上高を含む -10-

11 市場認識 状況認識 海外市場は高成長 国内市場は低調 オープンシステムの問題点の顕在化 ( 運用性向上 信頼性向上 ) IT 利用の高度化 ( 情報と通信の融合 ) 問題認識 国内市場だけではビジネス拡大に限界 複雑性の解消による運用コストの低減 信頼性問題の解消 技術トレンドに基づく選択と集中が重要 -11-

12 富士通のコクノロジー ものづくりグローバル展開 システムプロダクト プロダクトビジネスの基本戦略 強いプロダクトを軸に事業拡大 戦略的提携等によるビジネススキームの強化 インテグレーション サーバ コンソリデーション ミッションクリティカル Grid Computing に集中 ネットワークプロダクト リーディングエッジ テクノロジーへの集中 光 ワイヤレスを基軸にコンバージェンス領域へ展開 ア テ-12-

13 グローバル展開 -13-

14 サーバ市場におけるポジション 富士通グループシェア世界市場 6% (5 位 ) 日本市場 21% (2 位 ) FSC 9% DELL 7% Sun 12% < 西欧 > 他 9% HP 29% IBM 34% Sun 6% 日立 10% NEC 14% :2004 年度 (4 月 -3 月 ) < 日本 > 他 10% HP 17% IBM 22% 富士通 21% 総額 $14,135M 総額 6,800 億円 富士通 1%(8 位 ) Sun 10% DELL 15% < 米国 > 他 11% HP 26% IBM 34% 総額 $17,809M 富士通 2% < アジア 太平洋 ( 日本除く )> DELL 8% Sun 13% 他 7% HP 31% IBM 39% 総額 $5,773M 出典 : IDC's Worldwide Quarterly Server Tracker, Q IDC Japan, Japan Server Quarterly Model Analysis, Q

15 グローバルビジネスの拡大 ~ サーバビジネスにおける FSC とのシナジー ~ 国内は堅調に推移 海外は高成長 PRIMEPOWER 出荷台数推移 ( 台 ) ( 台 ) 12, ,000 アジア 太平洋北米 180,000 8,000 欧州日本 120,000 アジア 太平洋北米欧州日本 PRIMERGY 出荷台数推移 4,000 60, 年度 ( 実績 ) 04 年度 ( 実績 ) 05 年度 ( 予測 ) 0 03 年度 ( 実績 ) 04 年度 ( 実績 ) 05 年度 ( 予測 ) 販売 & 開発協調 PRIMEPOWER ハイエンドサーバの開発に集中 PRIMERGY -15- ハイボリュームサーバの開発に集中

16 グローバルプレーヤーとの開発提携 世界トップレベルの製品を提供すべく グローバルプレーヤーとの戦略的提携を実施 新基幹 IA サーバ PRIMEQUEST 本社技術部隊との密連携による世界最強の IA サーバ共同開発体制 Solaris 資産の継承 (UNIX サーバ ) (2006 年に統合製品 ) 世界初!SAP ソリューションのシンプルな構築を可能にしたインフラを提供 (Flexframe) 世界初! ハイエンドルータの共同開発 (Fujitsu and Cisco CRS-1) -16-

17 提携等による販売力 スキーム強化 北米と欧州 (EMEA) を中心にグローバルビジネスを強化 サーバ事業のグローバル展開を加速 基幹 IA サーバ PRIMEQUEST を EDS ソリューションに組込み 世界第 2 位 ITサービス企業北米を起点に PRIMEQUEST 売上の拡大 (08 年度 700 億円目標 ) サポート体制 顧客接点の強化 SBS のプロダクトサポート部門 (PRS) を取得 PRS: Product Related Services PRS 欧州 (EMEA) ビジネスの強化とグローバルサポート体制構築の布石 Siemens Business Services(SBS) -17-

18 システムプロダクト事業 -18-

19 情報システムのテクノロジトレンド 集中から分散 そして統合 ( データセンター ) へ メインフレーム時代集中処理 (70~80 年代 ) オープンサーバ /PC の浸透分散処理 (90 年代 ) 分散 統合 / データセンター ( 今後 ) DB AP 分散 統合 Web 超高速光ネットワーク ホスト集中クライアント サーバ WEBサービス Grid Computing 今後のキー テクノロジー 止めない技術 : 高信頼プロセッサ メインフレーム運用ノウハウ つなげる技術 : 超高速光ネットワーク インターコネクト 自律 仮想化技術 : Grid Computing SOA 基盤ミドルウェア SOA : Service Oriented Architecture -19-

20 富士通の強み 富士通は唯一 メインフレーム技術を継承し プロセッサ サーバ ネットワークを自社開発できるベンダ Network Vendors Mainframe Vendors Processor Developers/Vendors High-End Server Developers/Vendors PC and Volume Server Vendor Software and Services Vendors -20-

21 基幹システムへの期待 メインフレームを継続利用する理由 安定した運用 既存ソフトウェア資産の活用支障なくオープンシステムへ移行できる確証がない 54.8% 53.7% 29.2% 信頼性 継承性 強固なセキュリティセキュリティの確保 27.6% オープン化を進めるメリット コストが削減できる システム変更や拡張等の柔軟性に優れる他のシステムとの連携を行いやすい 豊富なアプリケーションや開発ツールが利用できる 57.2% 35.9% 35.2% 23.1% -21- 汎用性 経済性 総務省 平成 17 年版情報通信白書 より

22 データセンター時代の基幹システム メインフレーム 信頼性 継承性 ジレンマ オープンシステム 汎用性 経済性 富士通の技術力 DNA ミッションクリティカル技術 ネットワーク技術 信頼性 品質への取組み グロ - バルプレーヤーとのエコシステム ( 戦略的開発提携 ) 他 独自アプローチにより オープンプラットフォームでメインフレームクラスの基幹システムを実現 -22-

23 世界最先端テクノロジー ミッションクリティカル テクノロジーの自社開発による差異化 メインフレーム高信頼性技術 プロセッサ開発技術 世界最先端の90nm 半導体技術 世界最高速 (1.3GHz) 同期型バス技術 メインフレームと同等のチェック回路 最先端半導体技術 世界最高性能 / 高信頼性グローバルサーバ GS シリーズ スーパーコンピュータ高速化技術 超高速光ネットワーク技術 自社プロセッサ / 自社チップセット開発 最先端ネットワーク技術 世界最高性能 / 高信頼性 UNIX サーバ PRIMEPOWER 光インターコネクト -23- サーバの新しい流れを創る Linux/Windows サーバ PRIMEQUEST

24 世界トップ性能 No.1 他社競合機を凌駕するハイエンドオープンサーバ 400k 300k 200k 100k 0 SPECjbb k Fujitsu PQ 244k A 社 PRIMEQUEST で世界記録達成 基幹 IAサーバ PRIMEQUEST で Javaアプリケーション ベンチマーク世界記録 UNIXサーバ PRIMEPOWER で世界最高性能 5 冠 幅広いアプリケーションで優れた性能を発揮 -24- No.1 SPECjbb2000 (Java サーバ性能 ) SPECjAppServer2002 (Java クラサバ性能 ) SAP IS-U/CCS ( 顧客サービス管理 ) SAP ATO ( 受注組立 ) SAP SD ( 販売管理 ) PRIMEPOWER で最高性能 5 冠

25 データセンターを支える富士通の技術 データセンターに必要な自律 仮想を実現する TRIOLE 業務システム業務システム業務システム PC SOA ミドルウエア 自律 仮想化グリッド 業務システム ネットワーク ストレージ 超高速光ネットワークミッションクリティカル技術 メインフレームオープンサーバ TRIOLE ( 富士通の技術 ノウハウの体系化 ) -25-

26 ネットワークプロダクト事業 -26-

27 キャリアネットワークの技術革新 ユビキタス社会を支える ALL IP/ コンバージェンス ~ ~ ~ IP ネット 処理性能の高速化 1.2Tb ルータ 電話の IP 化 VoIP 堅牢性強化 信頼性 セキュリティ ALL IP/ コンバージェンス モバイル & ワイヤレス 3G 普及本格化 W-CDMA/EVDO データ高速化 3.5G WiMAX(3G 連携 ) FMC Super 3G/IMS *1 IP-IT 連携 光伝送 ブロードバンド化 FTTH/ 波長多重伝送 多機能 大容量化 40G 光伝送 光スイッチ /GMPLS 光 IP ネットワーキング *1:IP Multimedia Subsystem (SIP/IP ベースのマルチメディアサービスを実現する技術 ) -27-

28 キャリア向けプロダクト事業 世界の主要な先進キャリア市場への集中リーディングエッジ テクノロジー分野の追求 FTEL No.1 UK ADSL (50%*) No.1 日本キャリア向け製品 ( 光伝送 3G 基地局他 ) (23%*) FNC No.1 North American Optical Systems (28%**) Alcatel 他 50% Fujitsu 50% 他 42% Fujitsu 23% 他 35% Fujitsu 28% * 出典 : Fujitsu ** 出典 : Ovum-RHK 2004 Cisco 13% -28- NEC 22% Cisco 17% Lucent 20%

29 光 モバイルからコンバージェンスへ サービスの高度化を実現する次世代ネットワーク 次世代ブロードバンドアクセス網の構築 (WiMAX FTTH) IP 技術による電話網の再構築 (BT 社 21 世紀ネットワーク等 ) ネットワークの効果的な活用 ( 固定 モバイル網の連携 ~ 統合 ) トリプルプレイ ミドルウェア サービスアプリ WiMAX 3G/3.5G 携帯電話 キャリア FLASHWAVE ( フラッシュウェーフ ) CATV 光伝送システム広帯域化 IP 化の堅実な需要 ( トリプルプレイ等 ) サーバプラットフォーム サービスプラットフォーム既設電話網とIPのノウハウ ADSL/FTTH モバイルシステム世界を先導するNTTドコモ向け基地局 (3.5G:HSDPA) -29-

30 ユビキタスプロダクト事業 -30-

31 HDD 高品質 技術力を武器にシェア堅持 拡大へ 当社注力市場でのシェア推移 ( 上位 4 社 ) 出典 : テクノシステムリサーチ社 80% 東芝富士通 50% HGST Seagate 60% 富士通 Maxtor 25% 40% HGST Seagate 20% 15% 0% e 2.5 ATA HDD 市場 SCSI/FCAL HDD 市場 成長市場への経営資源集中 注力分野 * でシェア 2 位を確保 業界トップ品質の維持 現行機種の製品ライン拡充 生産能力の拡大 * モバイルPC 向け :2.5インチ ATA HDD, サーハ 向け : SCSI/FCAL HDD 高密度化技術 協業の推進 ヘッド 媒体における新技術への対応 ( 垂直記録方式他 ) 戦略的アライアンスで製品化スピードアップ (1.8 型 HDD) -31-5% e

32 PC 差別化製品の追求 国内生産へのこだわり 2004 年度 PC 出荷台数シェア (4 月 -3 月 ) < 世界 > 他 DELL HP Lenovo Acer 富士通 /FSC:4 位 (4%) 市場規模 1 億 7,869 万台 世界で認められた革新的製品 2006 PC World Innovations Awards 受賞 セキュリティ機能拡充 AV 機能強化による差別化 Made in Japan の最高品質の提供 出典 : IDC's Worldwide Quarterly PC Tracker, Q IDC Japan, Japan Personal Computing Quarterly Model Analysis, Q HP 他 < 日本 > NEC 東芝 DELL 富士通 :2 位 (19%) 市場規模 1,321 万台 2006 PC World Innovations Awards 受賞製品 LifeBook P1510D

33 携帯電話 先進技術と独自製品を核に 将来の融合商品へ 無線コア技術 プラットフォーム技術の自社開発 プラットフォーム技術開発 (Symbian 陣営 ) 独自製品によるビジネス基盤の維持 安定化 らくらくホン 標準プラットフォーム化による開発の効率化次世代融合製品への展開 IP 技術 WiMAX との連携による利用シーン創出 -33-

34 ものづくりと環境への取り組み -34-

35 ものづくりの革新 現場の連携 試験の自動化による品質向上 < 独自開発の自動試験機導入例 : PC サーバ PRIMERGY > トヨタ生産方式を導入し TOC 削減を実現 品質保証部隊 設計部隊製造部隊 試験時間 :1,250 時間 270 時間 業務停止率 1/5 (02 年 05 年 ) TOC:Total Operation Cost リート タイム 加工費 モハ イル基地局 ( 那須工場 ): 50% 41% < 改善例 :03 年 05 年 > Before After 製造の流れ 滞留 情報の流れ -35-

36 環境への取組み 環境分野の各種指標で高評価を獲得 ダウ ジョーンズ サステナビリティ FTSE4 Good Global 株式指標に組入れ 環境負荷を低減するイノベーション 業界トップ要素を持つスーパーグリーン製品の提供 低消費電力化 : 最先端半導体 高効率アンプ 欧州 RoHS 規制など 各国の規制や法律に準拠 リサイクル オフィス環境 植物性樹脂 ( とうもろこし原料 ) の開発 チームマイナス6% への取組み スーパーグリーン製品 ネットワークサーバ 高性能サーバ用プロセッサ -36-

37 新しい市場への取り組み ペタスケールコンピューティング 高度ワイヤレス技術 情報技術 イノベーション ユビキタス 安心 安全 通信技術 超高速インターコネクト ヘ タスケール コンヒ ューティンク システム 科学技術のイノベーション ITS 車載ミリ波レーダー ユビキタス カーライフ セキュリティ 手のひら静脈認証 快適 信頼の IT 社会 -37-

38 -38-

39 免責事項 このプレゼンテーション資料 及びミーティングで配布されたその他の資料や情報 及び質疑応答で話した内容には 現時点の経営予測や仮説に基づく 将来の見通しに関する記述が含まれています これらの将来の見通しに関する記述において明示または黙示されていることは 既知または未知のリスクや不確実な要因により 実際の結果 業績または事象と異なることがあります 実際の結果 業績または事象に影響を与えうるリスクや不確実な要素には 以下のようなものが含まれます ( 但しここに記載したものはあくまで例であり これらに限られるものではありません ) 富士通の提供するサービスまたは製品にとって主要な地域 ( アメリカ合衆国 EU 諸国 日本 その他アジア諸国など ) のマクロ経済環境や市況動向 中でも当社顧客の IT 支出に影響を及ぼすような経済環境要因 急速な技術変革や顧客需要の変動 及び富士通が参入している IT 市場 通信市場 電子デバイス市場での激しい価格競争 他社との戦略的提携や 合理的条件下での他社との取引を通じて 富士通が特定のビジネスから撤退し 関連資産を処分する可能性 およびこのような撤退 処分から発生する損失の影響 特定の知的財産権の利用に関する不確実性 特定の知的財産権の防御に関する不確実性 富士通の戦略的提携企業の業績に関する不確実性 富士通の保有する国内外企業の株式の価格下落が 損益計算書や貸借対照表などの財務諸表に与える影響 およびこの保有株式の株価下落により発生した富士通の年金資産の評価減とこれを補うために追加拠出される費用の発生による影響 顧客企業の業績不振 資金ショート 支払不能 倒産などに起因する売掛債権の回収遅延や回収不能によって 当社が被る損害の影響 富士通が売上高をあげている主な国の通貨 および富士通が資産や負債を計上している主な国の通貨と日本円との為替レートの変動により発生する為替差損益の影響 ( 特に 日本円と イギリスポンド アメリカドルとの間の為替差損益の影響 ) -39-