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あゆみあきます
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9 SP NTT-NGNIP SP SP SP SP SP SP SP SP SP

10 別添資料 3 0AB-J 電話とブロードバンドの自由な組み合わせ

11 0AB-J 電話とブロードバンドの組み合わせ ( メタル回線 ) DSL では NTT 東西の加入電話 (0AB-J) サービスと他事業者ブロードバンドサービスの自由な組み合わせが可能 PSTN 他事業者網事業者 A ブロードバンドメタル回線加入電話 + 事業者 B ブロードバンド事業者 C ブロードバンド 0AB-J 電話インターネット利用者は多様な組み合わせから選択可能から選択可能 1

12 0AB-J 電話とブロードバンドの組み合わせ ( 光ファイバー ) 光ファイバー上では NTT 東西のブロードバンドサービスと他事業者の 0AB-J 電話サービスが自由に選択できない地域 IP 網ひかり電話網他事業者 IP 網他事業者 IP 電話網光ファイバー光ファイバーインターネット 0AB-J 電話インターネット 0AB-J 電話 B フレッツ + ひかり電話他社ブロードバンド + 他社 IP 電話組み合わせに選択肢がない組み合わせに選択肢がない組み合わせに選択肢がない組み合わせに選択肢がない 2

13 総務省平成 19(2007) 年度第 1 四半期 (6 月末 ) 公表データより 3

14 総務省平成 19(2007) 年度第 1 四半期 (6 月末 ) 公表データより 0AB-J IP 電話市場は FTTH 市場と連動している 4

15 0AB-J 電話とブロードバンドの組み合わせ ( 光ファイバ ) 市場支配力のある NTT 東西のブロードバンドサービスと他事業者の 0AB-J 電話サービスが自由に選択できるようにするべき地域 IP 網ひかり電話網他事業者 IP 電話網光ファイバ事業者 A 0AB-J IP 電話 B フレッツ + 事業者 B 0AB-J IP 電話インターネット 0AB-J 電話事業者 C 0AB-J IP 電話利用者が多様な組み合わせから選択できるべき選択できるべき 5

NTT の収容装置を使うことから仮にひかり電話中継接続と呼称 2 接続事業者の設備をコロケーションし SW にて振り分けを行う

16 B フレッツ上で他事業者が 0AB-J 電話サービスを提供するには PSTN で中継電話 ( マイライン ) を選択できると同様に B フレッツ上でも 0AB-J IP 電話事業者を選択できるようにするためには他事業者がひかり電話と同等に 0AB-J IP 電話サービスを提供できるような新たな接続点が必要 1 NTT の収容装置を使うことから仮にひかり電話中継接続と呼称 2 接続事業者の設備をコロケーションし SW にて振り分けを行う接続事業者が収容装置を設置することから仮にひかり電話相当接続と呼称 OLT SW 地域 IP 網 2 IP 電話収容装置ひかり電話収容装置 1 ひかり電話網接続事業者 IP IP 電話網 6

18 ABG SIP#1 SIP# IBG

22 DSL

24 DSL MDF NTT OLT 8 NTT

26 8 OLT OLT

30 別添資料 6-1 FTTH サービスの大幅なコスト削減方法の検証成功について ~ 複数事業者による OLT 装置共用の検証結果 ~

31 < プレスリリース > FTTH サービスの大幅なコスト削減方法の検証成功について ~ 複数事業者による OLT 装置共用の検証結果のご報告 ~ 株式会社アッカネットワークスイーアクセス株式会社 KDDI 株式会社ソフトバンクテレコム株式会社ソフトバンクBB 株式会社株式会社 TOKAI 株式会社ビック東海 ( 五十音順 ) 2007 年 9 月 20 日株式会社アッカネットワークスイーアクセス株式会社 KDDI 株式会社ソフトバンクテレコム株式会社ソフトバンクBB 株式会社株式会社 TOKAI 株式会社ビック東海の7 社はこのたび FTTHサービスの大幅なコスト削減方法の検証に成功いたしましたこの方法は FTTHサービスのシェアドアクセス方式 ( アクセス系光ファイバを分岐する方式 : 別紙 1 参照 ) に用いられるOLT 装置 ( 光信号伝送装置 : 最大 3 2ユーザを収容 ) 等を複数事業者で共用するもので市販のOLT 装置を用いた検証により技術的に共用が可能であることを確認することができました 1 本検証に至った経緯現在戸建て向けFTTHサービスの主流となっているシェアドアクセス方式においてはいかに多くのユーザをOLT 装置等に収容し 1ユーザあたりのコストを下げられるかがお客様の利便性を向上させるための大きな課題となっております東日本電信電話株式会社及び西日本電信電話株式会社 ( 以下 NTT 東西といいます ) を含む複数事業者でOLT 装置等を共用し事業者のユーザを同一のOLT 装置等に収容する仕組みが実現すれば 1ユーザあたりのコストが下がり多数の事業者がFTT Hサービスに参入できるようになると考えられますその結果事業者間の競争が促進されお客様の利便性が向上することから FTTHサービスの一層の普及促進が期待されます以上のことから我々 7 社は 2007 年 3 月 30 日付で公表された情報通信審議会答申 ( 案 ) への意見に対する考え方等も踏まえ OLT 装置等の複数の事業者での共用につ

32 いて東日本電信電話株式会社と協議を重ねつつ技術的に問題がないかを確認するためまずは7 社で市販のOLT 装置を用いてサービス品質面での影響等の検証及び確認を行いましたコロケーションルールの見直し等に係る接続ルールの整備について答申( 案 ) への意見及びそれに対する考え方 (2007 年 3 月 30 日情報通信審議会 ) の考え方 31 御指摘の点については NTT 東西の次世代ネットワークに係る接続ルールの検討の中で改めて検討することが適当であるなお本件に係る検討に資することを目的として事業者間において実証実験が行われることは望ましい 2 検証結果検証の結果技術的に複数事業者でOLT 装置を共用可能であることが確認できました従って各ユーザのトラヒックを一定に制御する等の運用ルールを定めることで NTT 東西を含む複数の事業者でOLT 装置等を共用することは可能であると考えられます詳しい検証内容及び結果については別紙 2をご参照下さい 3 今後の取組み今回の検証結果をもって今後 OLT 装置等をNTT 東西を含む複数事業者で共用するため NTT 東西のOLT 装置等を用いた検証の実施運用ルールの整備 1ユーザ単位の接続料設定等について NTT 東西との協議をより一層精力的に行い FTT Hサービスのコスト削減お客様の利便性向上の早期実現に向けて努力してまいります以上

33 別紙 1 1. 現在のシェアドアクセス方式における課題接続事業者毎に NTT 東西より 8 分岐単位 ( もしくは 32 分岐単位 ) で光ファイバを借る形で戸建向け FTTH サービスを展開設備稼働率の観点から非効率な貸し出し形態 ( 参考 ) ここで接続した場合は 32 分岐単位の貸し出し接続事業者網 NTT 東西網ここで接続した場合は 8 分岐単位の貸し出し NTT 東西ビル OLT OLT 4 分岐局内 SP 4 分岐局内 SP 局外 SP 局外 SP 8 分岐 8 分岐接続事業者のお客様宅 ONU NTT 東西のお客様宅 ONU 設備提供区分 (8 分岐単位の貸し出しの場合 ) 接続事業者区間 NTT 東西区間 32 分岐単位の貸し出しの場合は OLT 局内 SPもNTT 東西区間光信号主端末回線光信号分岐 OLT(Optical Line Terminal): 光信号伝送装置端末回線 ONU(Optical Network Unit): ( 現行接続料光回線終端装置 : 月額 5,020 円 /) 芯 SP: スプリッタ NTT 東日本 ( 保守タイプ1-1) の場合接続事業者区間凡例相互接続点 (POI) 接続事業者トラヒック NTT 東西トラヒック 1

34 2.NTT 東西を含む複数事業者による OLT 共用方式事業者振り分け用 SWを設置し新たな相互接続点を創設することで NTT 東西を含む複数事業者によりOLT 共用が可能また 1ユーザ単位の貸出とすることで設備稼働率が向上し 1ユーザあたりのコスト低減化が可能多数の事業者がFTTHサービスに参入できるようになり事業者間の競争が促進その結果お客様の利便性向上 FTTHサービスの一層の普及促進が期待される新たな相互接続点 (POI) 開放例事接続事業者網 ( 参考 ) NTT 東西網 NTT 東西ビル業者振り分け用SW OLT 4 分岐局内 SP NTT 東西設備を共用 1ユーザ 8 分岐単位の貸出局外 SP 接続事業者のお客様宅 ONU NTT 東西のお客様宅 ONU 設備提供区分接続事業者 NTT 東西区間接続事業者 SW: スイッチ事業者振り分け用 SW にてトラヒックを集約振り分け凡例相互接続点 (POI) 接続事業者トラヒック NTT 東西トラヒック 2

35 トラヒックジェネレートラヒックジェネレータ別紙 2 1. 検証構成構成構成以下の構成にてトラヒックジェネレータより上り方向下り方向にトラヒックを送出し OLT OLT 及び事業者振り分けび事業者振り分けSW SWにて帯域保証が可能かの確認を行う ONU#1 トラヒックジェネレータONU#3 ONU#4 OLT ONU#16 トラヒックジェネレータより上り方向下り方向にトラヒックを送出タ事業者振り分け用 SW 帯域保証機能を実装トラヒックはONU 単位 ( ユーザ単位 ) に送出 OLT 及び事業者振り分け用 SWにてユーザ単位で帯域保証が可能かの確認を行う下り方向 : 事業者振り分け用 SWにて帯域保証上り方向 :OLTにて帯域保証を行う < 検証機器 > OLT - 標準化に基づく市販のOLT(U 社製 ) 事業者振り分け用 SW -C 社製 ONU - 標準化に基づく市販のONU(U 社製 ) トラヒックジェネレータ A 社製上り方向 :ONUから事業者振り分け用 SWへの方向下り方向 : 事業者振り分け用 SWからONUへの方向 3

36 事業者振り分け用SW 12 OLT2. 検証例 ( 上りトラヒック帯域保証の概要 ) MINパラメータ 10Mbps = を設定時自分の順番がきたらパケットを転送 10M 以下であれば溢れる前に転送可能 ONU 利用者 A 事業者 A R ONU 利用者 B 事業者 B R ONU ONU 事業者 C R ONU ONU R トラヒックジェネレータ M 10M 10M10M10M 10M 10M 各 ONU に対して 10M 分は確保 10M 保証残り帯域はトラヒックに応じて割当トラヒックジェネレータによるトラヒック (100Mbps 12) 通常利用によるトラヒック 4

37 3. 検証項目及び結果 No 項目内容方向対象機器検証結果 1 基本機能ユーザ毎の VLAN 割り当て機能 (IEEE802.1q) SW OLT 問題なし 2 使用可能な VLAN ID 数及び範囲 SW OLT 問題なし 1 3 優先制御機能優先識別子 ToS (IP Precedence/DSCP) SW OLT 問題なし 4 優先制御機能下り SW 問題なし 2 上り OLT 問題なし 5 帯域制御機能最低帯域保証機能下り SW 問題なし 2 6 余剰帯域分配上り下り OLT SW 問題なし問題なし 2 上り OLT 問題なし 1 OLT 事業者振り分け用 SW 各 1 台構成で確認 2 マルチキャストトラヒックでも帯域保証が行えることを確認以上からユーザ毎の VLAN 体系による上り / 下りのトラヒックの優先制御及び帯域保証が可能であることを確認通常のインターネットの利用においては他者に影響を与えない VoIP も基本的に利用可能 ( 但し音声のゆらぎ遅延は端末設備まで考慮する必要がある ) 5

38 4. 検証まとめ及び今後の課題下りトラヒック上りトラヒックユーザ毎にユーザ毎に VLAN VLAN を設定しデータ種別に対してクラスを設定しデータ種別に対してクラスユーザ毎にユーザ毎に VLAN VLAN を設定を設定を設定を設定 VLAN VLAN 単位での最低保証帯域を設定単位での最低保証帯域を設定クラスに対して保証帯域を設定クラスに対して保証帯域を設定輻輳が発生した場合保証帯域を超えた輻輳が発生した場合保証帯域を超えた VLAN VLAN のトラのトラ保証帯域を越えたトラヒックが発生した場合無保証の保証帯域を越えたトラヒックが発生した場合無保証のヒックを優先的に破棄するヒックを優先的に破棄するクラス付けに変更クラス付けに変更輻輳が発生した場合無保証クラスのトラヒックを優先輻輳が発生した場合無保証クラスのトラヒックを優先的に破棄する的に破棄する検証検証事業者振り分け用 SW SW や市販のや市販のOLT を用いを用いユーザ単位での事業者(NW) 振り分けが可能振り分けが可能ユーザ単位での最低帯域保証設定により保証設定内の帯域を担保可能 ( 高トラヒックユーザが他のユーザに影響を与えない ) 今後の課題 OLT 共用時にサービス品質を維持することは一定の運用ルール ( 条件環境例. 最低帯域保証値 ) を整えれば技術的に実現できると考えられるため NTT 東西の設備を使った実機検証や新サービス導入時の取扱含む運用ルールの検討には意義がある今後は NTT 東西の設備提供技術パラメータの情報開示等を要望し実機検証の継続とともに運用ルールの検討と協議を行いたい 6

40 A B

41 A B

43 A B

45 A B

46 A B

48 A B

50 別添資料 7 OSU 共用にて接続する場合のルール策定について

51 OSU 共用にて接続する場合のルール策定について検討すべき事項技術仕様についてユーザー数が OSU に収容される最大数 (32 ユーザー ) となっても支障がない帯域制御技術仕様を策定する共用設備内で帯域制御を行う技術を統一する VLAN ID 等の割り当て方針を策定するネットワーク構成収容ルールなどを考慮する必要がある運用ルールについて以下のルール等を策定する必要があるユーザーの利用申し込みから開通までのフロー工事完了後の開通確認ルール支障移転発生時保守対応 ( 障害発生時の切り分けフロー ) 工事発生時キャリアチェンジ時 1

52 OSU 共用ルールの具体的一例検討議論を深めるための一具体例であり以降の記述が OSU 共用を行う上での必須条件ではない 2

53 OSU 共用にて接続する場合のルール案技術仕様ユーザー側インターフェイスは100Base-T(100Mbps) とするユーザー単位にVLANを割り当て帯域制御を行う事業者振り分けSW OSUへの設定管理はユーザー単位で行う優先識別子はToSフィールドを利用 IPヘッダビット0 ビット15 ビット31 バージョンヘッダ長 Tos (Type of Service) データグラム長識別番号フラグフラグメントオフセット TTL プロトコル番号ヘッダチェックサム送信元 IP アドレス宛先 IP アドレスオプション IP Precedence DSCP 3

54 OSU 共用にて接続する場合のルール案技術仕様ー帯域制御帯域制御はユーザー単位の最低帯域保障方式帯域制御段数は 4 段階とするただし事業者の協議によって段階の追加を行うことは可能とする帯域制御 0( 無保証 ) 以降に記載する各帯域制御の最低保障帯域を超えたトラフィックはベストエフォートパケットとして扱われるベストエフォートパケットは OSU の最大伝送能力 (GE-PON においては 1Gbps) を超えるような輻輳が発生した場合に優先的に破棄される帯域制御 1(VoIP 用 ) 最低保障帯域 128Kbps 帯域制御 3(1 ユーザあたりの全トラフィック ) よりも低い帯域を設定すること帯域制御 2( マルチキャスト用 ) 最低保障帯域他の通信を妨げないよう最大 30Mbps までとする帯域制御 3(1 ユーザあたりの全トラフィック ) よりも低い帯域を設定すること帯域制御 3(1ユーザあたりの全トラフィック ) 最低保障帯域 30Mbps VoIP マルチキャスト用の帯域を含む現行 OSU(GE-PON) の性能 (1Gbpsを最大 32ユーザで共用 ) より他ユーザーへの影響を及ぼさないようにするため 1ユーザ (1 分岐端末回線 ) あたりの最低保障帯域は1Gbps / 32 ONU = 31.25Mbps 30Mbpsとする将来において高性能なOSUが利用されるようになれば性能に応じた適切な値に変更するべきと考える参考 : 次世代ブロードバンド戦略 2010 ( 総務省 ) においては超高速ブロードバンドを上り ( アップロード ) 下り( ダウンロード ) の双方向とも30Mbps 級以上であるブロードバンドとしている ( 4

55 下りトラフィック帯域制御 NTT 網他事業者網 NTT エッジルータ他事業者エッジルータ Queuing によりベストエフォートトラフィックを優先的に廃棄する総トラヒックが 1Gbps を超えた場合はベストエフォートトラフィックのみ廃棄され優先すべきトラフィックには影響がない ( 輻輳がない場合はベストエフォートトラフィックも廃棄されない ) L2SW Policing を使用優先すべきトラフィックが CIR 超過時はベストエフォートトラフィックの ToS 値へマークダウン 1 ユーザあたりの CIR は 1G/32 分岐 30Mbps に設定 ( 最低帯域 30Mbps) 案などが考えられる OLT OSU OSU OSU スプリッタスプリッタ VoIP マルチキャストトラフィック ONU ONU ONU ONU ベストエフォートトラフィック NTT ユーザ BBR など BBR など BBR など BBR など他事業者ユーザ 5

56 上りトラフィック帯域制御 NTT 網他事業者網 NTT エッジルータ他事業者エッジルータ L2SW VoIP マルチキャストトラフィックベストエフォートトラフィック OLT OSU OSU OSU スプリッタスプリッタ上りトラフィックに対する帯域保障は可能 (OSU/ONU の仕様上保障された帯域分は該当ユーザに固定的に割り当てられるため接続事業者及びエンドユーザのニーズに応じて複数の上り保障帯域メニューを用意する案が考えられる ) NTT ユーザ ONU ONU ONU ONU BBR など BBR など BBR など BBR など他事業者ユーザ使用可能な上り帯域 ( 保障帯域 +DBA により割り当てられた帯域 ) 以上のトラフィックを UNI 側から受信した場合 Queing により優先度が低いトラフィックから廃棄される 6

57 OSU 共用にて接続する場合のルール案局内収容構成 1OSU に 32 ユーザー 1OLT に 16OSU(1OLT あたり 512 ユーザー ) として 1 事業者振り分け SW に 3OLT(1536 ユーザー ) を収容する事業者事業者 A 事業者事業者 B R R R R 事業者事業者振り分け SW SW #1 #1 OLT OLT OLT OSU OSU OSU OSU OSU OSU 局外へ事業者事業者 C R R 事業者事業者振り分け SW SW #2 #2 OLT OLT OLT OSU OSU OSU OSU OSU OSU 7

58 OSU 共用にて接続する場合のルール案 VLAN ID 割り当て VLAN ID は事業者振り分け SW 単位でユーザーごとに申請順に割り当てる (VLANID 数の制限接続を要望する事業者数接続事業者の加入見込み数の予測の難しさからあらかじめ事業者単位に割り当てることは行わない ) VLAN IDはNTT 東西が管理し接続事業者の申請により事業者に通知する NTT 東西は事業者振り分けSW OSUにVLAN ID を設定する接続事業者は各々の網内にVLANを終端する装置を設置し通知されたVLAN IDを設定する 8

59 OSU 共用にて接続する場合のルール案開通オペレーションにおける工事箇所事業者 A NW 事業者 B NW 事業者 C NW 1 事業者側装置に VLAN 終端設定 ( 事業者工事 ) 事業者 A SW 事業者 B SW 事業者 C SW 2SW OSU に VLAN ONU ID 設定 (NTT 東西工事 ) 事業者振り分け SW OLT OLT NTT ビル 3 宅側開通工事所外 ONU ONU ONU ONU ONU 宅内 VLAN ID: 101 VLAN ID: 102 VLAN ID: 103 VLAN ID: 104 VLAN ID: 108 9

60 OSU 共用にて接続する場合のルール案申請 ~ 開通フロー接続事業者接続申請 ( データ : 利用者の住所 ) 回答受諾引き込み線工事申請 ( データ :ONU ID) NTT 東西申請受諾提供可否調査 3 営業日以内提供可否回答 ( 提供可のときのデータ : 収容される NTT ビル SW と VLAN ID) 引き込み線工事日程調整 5 営業日以内申請回答受諾引き込み線工事日回答 1 事業者側装置に VLAN 終端設定 2SW OSU に VLAN ONU ID 設定 3 宅側開通工事開通確認 10

61 OSU 共用にて接続する場合のルール案開通確認接続する各事業者において工事完了後の疎通確認方法を確立すること (NTT 東西においてはフレッツスクウェアへの接続確認を行うことと同等のもの ) NTT 東西が事業者振り分け SW OSU に設定した VLAN ID と接続事業者が VLAN 終端装置に設定した VLAN ID に齟齬があった場合 NTT 東西が設定した VLAN ID を優先し接続事業者側の設定を変更する 11

62 OSU 共用にて接続する場合のルール案費用 NTT 東西はVLAN IDを割り当てるために必要なオペレーションシステムを開発運用する上記オペレーションシステムの費用は接続事業者で按分し月額で支払う 12

63 別添資料 8 NTT 東西の指摘に対する当社の見解

64 平成 18 年 11 月 30 日に行われた電気通信事業部会接続委員会合同ヒアリングにおいて NTT 東西から指摘された以下の懸念点 1~6 ( ) に対し当社の見解を述べます ( ) 平成 19 年 1 月 26 日に意見募集されているコロケーションルールの見直し等に係る接続ルールの整備について答申 ( 案 ) における 4. 分岐端末回線単位の加入ダークファイバ接続料の設定で述べられている NTT 東西から指摘された懸念点 1~3 も包含されている懸念点 1~6 1 自社 (NTT 東西 ) のお客様に対するサービス品質を維持することができなくなる 2 独自の新サービスを柔軟に提供できなくなる 3 Operation System(OPS) の全面更改サービス制御装置の改造が必要 4 Switching HUB(SW) の回線設定の解除が必要全サービス断 5 SW の増設が必要 6 収容ルータの収容効率が低下し新たな設備構築が必要となる可能性あり 1

65 平成 18 年 11 月 30 日情報通信審議会電気通信事業部会接続委員会合同公開ヒアリング ( 第 7 回 ) NTT 東資料 P.18 2

66 平成 18 年 11 月 30 日情報通信審議会電気通信事業部会接続委員会合同公開ヒアリング ( 第 7 回 ) NTT 東資料 P.18 3

67 NTT 東西の主張 1 自社のお客様に対するサービス品質を維持することができなくなる当社の見解 NTT 東西は設備を共用した場合 NTT 東西及び接続事業者の自社ユーザに対するサービス品質の維持に影響を及ぼすという懸念を指摘していますまずはサービス品質の具体的内容について NTT 東西の考えを明確にすることが必要と考えますサービス品質の維持の例としてヘビーユーザに対するコンサルティングや収容替え等を行うと挙げられておりサービス品質の考え方が異なる場合維持が困難になるとの考え方が示されていますがヘビーユーザとはどういった基準で判断されているのかコンサルティングや収容替え等の手順など NTT 東西のサービス品質の考え方を提示いただかないと考え方が異なるかどうかも判断できませんまた事業者によって考え方が異なっていても技術運用費用などを考慮する場合 NTT 東西の考え方に合わせることが合理的だと判断できる可能性もあります仮にヘビーユーザのトラフィックにより他のユーザーのサービス品質に影響を与えることが問題であったとしてもこのサービス品質の維持に関しては様々な方法で対処できると考えます例えば接続事業者側のトラヒックを一定に制限する運用ルールを取り決めることや NTT 東西における B フレッツユーザの収容ルールを参考に共用化における事業者間ルールを取り決める等によってこの課題を回避することができると考えますこのトラヒック制限を接続事業者単位とするかそれともユーザ単位とするかまたトラヒック制限の閾値をどのように設定するか等については今後の検討等を通じて取り決められることが適当であると考えますなおこのような検討に資するために複数の接続事業者にてヘビーユーザが他のユーザに影響を与えない仕組みが技術的に可能かどうかを検証し別添資料 7 に示すような設備共用におけるルール等を整理すれば実現の可能性があるという結果 ( 別添資料 6-2 ) が得られており別添資料 6-1 に示すように公表をしております NTT 東西には先のようなサービス品質の具体的内容や考え方を提示していただき通信事業者が一体となって検討を深めることに積極的に参画していただきたいと考えます 4

68 NTT 東西の主張 2 独自の新サービスを柔軟に提供できなくなる当社の見解 NTT 東西は波長多重映像配信サービス等を新サービスの一例とし装置の取替え等の際に事業者間で都度調整を行うことが新サービスを提供し難くする要因として指摘しています例として波長多重映像配信サービスサービスクラスの多様化が挙げられていますが課題を解決するための検討を行う上で課題点の正確な把握をすることが重要だと考えますよって NTT 東西には波長多重映像配信サービスにおいてはどのような設備構成接続点になっているのかサービス提供地域を広げる際はどのような工事が行われるのかなど具体的な構成サービスクラスの多様化においてサービスクラスとは NGN で区分されるような QoS のクラス分けであるのか DSL サービスのように 8Mbps 47Mbs など商品としてのクラス分けであるのかなど具体的な内容の提示をしていただきたいと考えます新サービスの提供は利用者利便の向上や需要の喚起電気通信の健全な発達に必要だと考えますシェアドアクセスの共用化にあたって上記に対する回答を踏まえ電柱の支障移転等の際に実施される工事保全調整等を参考にしながら事前に関連事業者に通知し調整を行うスキームを予め取り決めることで問題を回避することができるものと考えます 5

69 NTT 東西の主張 3 OPS の全面更改サービス制御装置の改造が必要当社の見解 NTT 東西は OPS の全面更改やサービス制御装置の改造を懸念点として指摘していますこれまでに提供されてきたドライカッパ ADSL 重畳マイライン番号ポータビリティ等については当初接続事業者との共用貸し出しを想定していなかった NTT 東西の OPS 等のシステムを必要に応じて更改改造することで実現してきたものと理解していますこのためシェアドアクセスの共用化の実現における OPS の更改等は特別な問題にはならないものと考えますまた例えばこの OPS 等の更改改造に係る費用は ADSL やマイラインの提供スキームと同様に適正なコストに基づく接続料網改造料等を通じて接続事業者も負担することでこの課題を回避することができるものと考えます 6

70 NTT 東西の主張 4 SW の回線設定の解除が必要全サービス断当社の見解 NTT 東西は他事業者との共用を想定した機能をネットワークや OPS で持っていないためその変更の際に SW の回線設定の解除が必要となりサービスの中断が生じる等のケースがあることを懸念点として指摘しています例えば NTT 東西が波長多重映像配信等の新サービスを提供する際に実施する工事でも全サービス断となるケースが既に発生していると考えますあるいはフレッツサービスの定期メンテナンス等においては接続している多数の ISP に事前連絡を行うことで工事を実施していますが全サービス断となる工事を実施する場合はユーザへの影響を可能な限り小さくするよう深夜や早朝の時間帯に工事を実施することで他社と調整しているものと考えます本資料 Appendix 参照また ADSL やドライカッパにおける事業者切り替え工事等でもユーザの回線サービスが断となるケースが既にあり現在は契約時点で当該事象に関する説明をユーザに実施することで理解を得ていますこうした既にサービス断となる事象への対処を参考にシェアドアクセスを共用する際にも同等の運用ルールを予め取り決めておくことでこの課題を回避することができるものと考えますこのような考え方で解決できるものであるか検討するために NTT 東西には回線設定の解除とは以下のどのようなタイミングで発生するものであるか事業者振り分け SW を増設するタイミング共用している状況で新しく利用者が増えたタイミング共用している状況で利用者がキャリアチェンジを希望し設定変更を行うタイミングまた全サービス断は以下のどの対象に発生するのか設備を共用している全利用者新しく増えたもしくはキャリアチェンジを希望した利用者の回線のみなど具体的に想定されているケースを提示いただきたいと考えます 7

71 NTT 東西の主張 5 SW の増設が必要当社の見解 NTT 東西は現行のネットワークやオペレーションシステムは他事業者との共用を想定した機能は持っておりませんとのことから SW の増設が必要であることを懸念点として指摘していますまずは共用を想定した機能とは各装置において具体的にどういう機能であるか提示いただきたいと思いますなお当社では共用を想定した機能があるのではなく様々な技術を組み合わせることで結果として共用が可能になるものと考えており具体的にはユーザ単位での VLAN 設定 OLT 及び上位 SW での帯域制御がその機能であると考えていますまた課題点を正しく認識するため増設とは以下のどのような意味であるか提示いただきたいと考えます既存設備として SW が存在するが性能等の都合などから増強の必要がある既存設備として SW が存在しないため新規に設置する必要があるなお総務省の本提案募集対象となる文章の脚注 6 において平成 8 年答申では他事業者が要望する網構成や機能について技術的に可能な場合にはアンバンドルして提供しなければならないとされているとの記述があり SW の増設にて技術的に可能であれば基本的に接続事業者の要望する分岐端末回線単位での接続料設定をするべきだと考えます 8

72 NTT 東西の主張 6 収容ルータの収容効率が低下し新たな設備構築が必要となる可能性あり当社の見解 NTT 東西は収容ルータにおける収容効率が低下し新たな設備構築が必要となる可能性があることを懸念点として指摘していますしかしながらシェアドアクセスの共用化が実現されても NTT 東西の地域 IP 網を利用するユーザ (B フレッツユーザ ) が減少するものではないことから NTT 東西が指摘する収容ルータの収容効率が低下するという懸念点はシェアドアクセスの共用化には関連しないものと考えますまた仮に事業者間競争の進展等に伴い地域 IP 網を利用するユーザが減少したとしても新たな設備構築を行うことなく収容構成を変更することで収容ルータの収容効率を維持向上させることは可能であると考えます NTT 東西の指摘が弊社の理解と異なる点を指摘している場合にはどのような原因によってどの設備の収容効率が低下するのか提示していただきたいと考えます 9

73 Appendix 10

74 NTT 東からのユーザー宛てメールの一部 2007 年 10 月 10 日フレッツサービスご利用のお客様へ東日本電信電話株式会社メンテナンス工事のお知らせ日頃よりフレッツサービスをご利用いただきまして誠に有り難うございます下記の内容でフレッツサービス設備のメンテナンスを実施致しますつきましては作業時間内においてサービスが一時的に利用できない場合がございます大変ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます記日時と対象エリア : 2007 年 10 月 24 日 ( 水 )~25( 木 ) 1:00~7:00 市市市エリア / ビル B フレッツマンション / ビルタイプをご利用の一部のお客様時間表記は全て 24 時間制でございますメンテナンス工事メンテナンス工事は深夜から早朝は深夜から早朝にかけて行われにかけて行われているている工事内容 : B フレッツマンション / ビルタイプ設備のメンテナンス工事上記期間におきまして B フレッツ及びひかり電話サービスが一時的にご利用できなくなる場合がございます (B フレッツは 1 回線につき 1 回最大 5 分程度ひかり電話は 1 回線につき 1 回最大 15 分程度 ) 緊急通報に必要な緊急通報に必要な0AB-J IP IP 電話サービスも利用できなくなる可能性がある工事を行っているている 11

資料 2-1 IP 放送を行うネットワークの現状と課題 2017 年 12 月 26 日日本電信電話株式会社東日本電信電話株式会社西日本電信電話株式会社

資料 2-1 IP 放送を行うネットワークの現状と課題 2017 年 12 月 26 日日本電信電話株式会社東日本電信電話株式会社西日本電信電話株式会社 NTT 東西の FTTH で視聴可能なテレビサービス回線終端装置/HGW回線終端装NTT 東日本 NTT 西日本の FTTH サービスで視聴できるテレビサービスは IP 方式と RF 方式の 2 種類があります IP 方式戸建住宅 IPTV