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せぴあすみい
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2 1 はじめに 1. はじめに人口構造の変化や激甚化する自然災害都市間競争の激化など社会状況は大きく変わろうとしていますこれらの課題に対応したまちづくりは待ったなしの状況です本市では名古屋市都市計画マスタープランにおいて集約連携型都市構造をめざすべき都市構造に位置づけ取り組みを進めてきましたこの取り組みを加速化するためになごや集約連携型まちづくりプランを策定し国が創設した立地適正化計画制度を活用してまちづくりをすすめていきます人口構造の変化激甚化する自然災害都市間競争の激化今後の名古屋はどうなるんだろう? 集約連携型都市構造の実現に向けてなごや集約連携型まちづくりプラン目標年次を 20 年程度先の平成 47(2035) 年頃として都市機能や居住を誘導する範囲 ( 都市機能誘導区域居住誘導区域 ) 誘導する施設鉄道駅周辺 ( 拠点や駅そば ) に必要な拠点施設の立地誘導地域の状況に応じた居住の誘導などを定めをすすめるものです集約連携型都市構造とは駅を中心とした歩いて暮らせる圏域に商業業務住宅サービス文化等の多様な都市機能が適切に配置連携されており景観歴史環境防災に配慮された魅力的で安全な空間づくりがなされている都市構造立地適正化計画制度とはコンパクトシティプラスネットワークの考え方に基づいて都市全体の観点から民間施設も含めた都市機能増進施設や居住の立地誘導をはかる制度として都市再生特別措置法の改正により創設された制度です計画策定により活用できる主な制度等誘導施設の整備に係る容積率緩和税制金融による支援誘導区域内での国の財政支援措置の重点化誘導区域外における一定規模以上の住宅建築や誘導施設の建築等の届出等立地適正化計画区域市街化区域等居住誘導区域都市機能誘導区域都市機能増進施設 : 医療施設福祉施設商業施設などの都市の居住者の共同の福祉や利便のため必要な施設であって都市機能の増進に著しく寄与するものをいう 1

人口減少を見据えたまちづくりの推進駅そば活圏などの利便性がい地域における減少を抑制し維持増加をはかる必要がある産年齢の維持につなげるために常活の利便性快適性や都市の魅活の向上をはかる必要がある高齢者が元気で生活しやすい環境の構築齢者が外出しやすい環境を構築する必要がある多様な世代が居住するソーシャルミックスの促進を通して

3 2 課題と対応の方向性 2. 課題と対応の向性本市の状況を踏まえ今後のまちづくりにきな影響を与えると考えられる課題と対応の向性をしますリニア時代に向けた都市ブランドの構築次都市機能のさらなる強化をはかり圏域全体の発展をめざすとともに東京圏への流出の抑制をはかる必要があるリニア中央新幹線の開業後の巨都市圏の核として名古屋の特徴を活かした個性ある魅と活をめ広げていく必要がある人口減少を見据えたまちづくりの推進駅そば活圏などの利便性がい地域における減少を抑制し維持増加をはかる必要がある産年齢の維持につなげるために常活の利便性快適性や都市の魅活の向上をはかる必要がある高齢者が元気で生活しやすい環境の構築齢者が外出しやすい環境を構築する必要がある多様な世代が居住するソーシャルミックスの促進を通して地域コミュニティの維持につとめる必要がある多様な主体をむすぶ新たなつながりの創出多様な主体の連携による新たな価値を創出するためにつながりをみ出すまちづくりをすすめる必要があるストックの利用を重視した成熟都市への転換これまでのまちづくりで形成されてきた良質な住宅市街地や住宅ストック等を活かしたまちづくりをすすめる必要がある居住環境の改善が必要な地区については都市基盤の整備や朽住宅等の適切な更新をはかる必要がある千人 2,500 2,000 1,500 1, 駅そば内活圏内駅そば外活圏外 229 万人 215 万人 55 万人 24% 63 29% 145 万人 63% % 184 万人 65 35% % 29 万人 13% 23 11% 19 10% H27H32H37H42H47H52H57H62H67H72 (2015 年 ) (2035 年 ) (2060 年 ) 0~14 歳 15~64 歳 65 歳以上将来推計 152 万 141 万東京圏へ流出地域別の社会増減数鉄道駅周辺で減少が進む 75 万 74 万 -0.8% H22 H22 H47 駅そば活圏内外の推計施設の朽化が進む (H23.10 H28.9 の 5 年間 ) 期的には減少 -7.4% 都市の持続的な経営に資するまちづくりの推進将来にわたって持続的なまちづくりを進めるために必要以上の市街地拡の抑制などの計画的な地利誘導をはかる必要がある環境に配慮したまちづくりの推進都市活動を環境に配慮したものとするためにより環境負荷がさい都市構造をめざす必要がある快適な都市環境の形成や物多様性の保全をはかる必要がある市設建築物の建設年度別延床積市街地の広範囲に存在する災害リスクへの対応災害被害を防ぐ都市基盤の整備をはかるとともに災害リスクを分に認識した上での地利をはかる必要がある期的な視点で防災性のい都市構造を指す必要がある駅そば生活圏 : 駅から概ね 800m の圏域に地下鉄の環状線で囲まれる部分を含んだ範囲ソーシャルミックス : 年齢職業所得水準などが異なる社会階層の人々が同じ地域で交流して暮らせるようにすること 2 災害リスクが存在している地域にも市街地が形成災害リスク ( 洪浸想定 )

4 3 基本方針と基本的な区域の設定 3. 基本針と基本的な区域の設定課題と対応の向性を踏まえた上で都市計画マスタープランに掲げる集約連携型都市構造の実現に向け本プランの標と基本針を次にしますまた基本針に基づいて効果的に都市機能と居住の誘導をはかるために集約連携型都市構造を構成する基本的な区域とまちづくりの向性を次のとおり設定します計画の標魅力ある名古屋ライフスタイルを育む大都市の形成名古屋の強み住みやすさを磨き伸ばすとともに将来に備え都市圏を牽引する魅と活をめる質のい多様な活を送ることができる名古屋ライフスタイルを育んでいくんだね! 基本針都心や拠点の魅力向上創出交流の盛んな都域拠点の形成圏域を牽引する国際産業交流機能の強化様々な世代が活動しやすいまちづくり鉄道駅周辺で活利便性や快適性の向上齢者が安して暮らすことができるまちづくり基本的な区域拠点市街地成熟した市街地を活用したまちづくり利便性がい鉄道駅周辺を中とした既存住宅ストック等の有効活や機能更新居住地の持続性をめるための世代間バランスを考慮した新規来住の促進駅そば市街地ゆとりある郊外居住地の持続と新規開発の抑制ゆとりとうるおいのある居住環境の持続緑を活かしたゆとりとうるおいのある開発内容への誘導や緑地の保全郊外市街地災害リスクを意識したまちづくり災害に備えた都市基盤の整備や耐震化の促進災害リスクの内容と対応法を認識した居住や地利の促進災害リスク考慮緑の保全まちづくりの向性拠点市街地魅があふれにぎわう交流拠点多様な交流をみ出す次都市機能の集積良質な都市基盤を活かした質のい居住環境駅そば市街地快適で利便性のい居住環境公共交通網を軸とした歩いて暮らせる快適な居住環境既存ストックの有効活や更新による現状の準の維持 3

5 基本的な区域の範囲公共交通を中とした都市のかたちをつくっていくんだね市街化調整区域鉄道ガイドウェイバス等拠点市街地市内外からアクセスしやすい拠点地域都域おおむねJR中央線東海道線出来町通等で囲まれる区域で名古屋駅周辺等を含む区域地域拠点交通結節機能等がい鉄道駅の400m圏域駅そば市街地公共交通軸の周辺地域基幹的な公共交通網の周辺鉄道駅等の800m圏域基幹バス路線等の500m圏域規模な整備等をっている拠点志段味南陽の中となる公共交通周辺郊外市街地上記以外の市街化区域郊外市街地ゆとりとうるおいのある居住環境空間的なゆとりと然豊かなうるおいのある居住環境減少が進む中でも良質で持続的な居住環境の維持４

6 4 誘導の考え方 4. 誘導の考え市街地の特徴を踏まえた効果的なまちづくりをすすめるためまちづくりの向性や災害リスク緑の保全を考慮し地域の特性を踏まえた上で都市機能や居住の誘導をはかります都市機能や居住の地とかを今後どうしていくの? 都市機能誘導の考えまちの個性や魅を創造する都市機能圏域の産業競争等をめる都市機能活の利便性の向上に資する都市機能の充実をはかる拠点市街地のうち都域を中に都市圏の魅向上や産業競争の強化など都市の国際競争をめる施設の誘導をはかる拠点市街地のうち地域拠点を中に多数の市が利する活の利便性や質をめる施設の誘導をはかる拠点市街地や駅そば市街地でまちの魅や利便性の向上に資する常活施設の充実をはかるとともに郊外市街地で常活施設の維持や充実をはかる居住誘導の考え拠点市街地や駅そば市街地において将来にわたって準を維持するため駅を中とした歩いて暮らせるまちづくりを推進し市外から本市への転やライフステージの変化による転居といった機会をとらえた重点的な居住誘導をはかる郊外市街地においても将来にわたり定密度の市街地の持続が込まれるため現在の市街地を基本にゆとりとうるおいのある居住環境の持続をはかる 5

災害リスク緑の保全考慮する要素災害や緑のことも考えていくんだね土地利用の観点から居住にあたっての災害リスクの知る機会を拡大しますまた一定以上の災害リスクが想定される範囲は重点的に災害リスク内容や対応方法の理解促進等により災害リスクを踏まえた居住や土地利用をはかります < 重点的に災害リスクの理解促進をはかる範囲 > 土砂災害特別警戒区域土砂災害警戒区域及び急傾斜地崩壊危険区域

7 災害リスク緑の保全考慮する要素災害や緑のことも考えていくんだね土地利用の観点から居住にあたっての災害リスクの知る機会を拡大しますまた一定以上の災害リスクが想定される範囲は重点的に災害リスク内容や対応方法の理解促進等により災害リスクを踏まえた居住や土地利用をはかります < 重点的に災害リスクの理解促進をはかる範囲 > 土砂災害特別警戒区域土砂災害警戒区域及び急傾斜地崩壊危険区域洪水浸水想定区域のうち浸水深 3m 以上 ( 2 階床高までの浸水の恐れがある ) の範囲津波浸水想定区域のうち浸水深 2m 以上 ( 一般家屋の流出の恐れがある ) の範囲重点的に災害リスクの理解促進をはかる範囲持続的な土地利用誘導に留意し特別緑地保全地区や大規模な都市計画公園等においては緑の保全等を推進しますまた低未利用の基盤未整備地区での今後の新たな宅地開発については緑を活かしたゆとりとうるおいのある開発への誘導をはかります特別緑地保全地区大規模な公園等低未利用の基盤未整備地区 6

8 5 誘導区域と誘導施設の設定 5. 誘導区域と誘導施設の設定基本的な区域や誘導の考え考慮する要素を踏まえて都市再特別措置法に基づく都市機能誘導区域誘導施設居住誘導区域を設定します都市機能誘導区域拠点市街地駅そば市街地を基本とし災害リスク緑の保全居住環境との調和などを考慮して設定都市機能誘導区域拠点市街地駅そば市街地誘導施設誘導化スポーツ交流施設劇場映画館観覧場演芸場多的ホール博物館美術館図書館涯学習施設スポーツ拠点施設国際産業交流施設学短期学 MICE 施設バンケットに対応した定規模のホール等を有するホテルイノベーション施設外国語での教育診療保育に対応した教育医療保育施設地域魅発信施設ハイグレードホテル品質オフィス育て齢者交流施設 ( 児童館福祉会館 ) 拠点的な医療施設 ( 般病床 200 床以上の病院 ) 拠点的な政サービス施設 ( 区役所 ) まちの魅や利便性の向上に資する施設災害対策に資する施設 ( 地域のための備蓄倉庫など ) 各途に供する床積の合計が 500 m2以上の施設に限ります ( 市が指定する施設を除く ) の施設は市が指定する施設に限りますの施設は法定の誘導施設でなく本市が独に定める誘導施設です 7

9 ふたつの誘導区域を設定してまちづくりをすすめていくんだね詳細な区域の指定状況は本冊の資料または名古屋市都市計画情報提供サービスでご確認ください砂災害警戒区域等の指定により都市機能誘導区域外居住誘導区域外となる箇所は縮尺の関係上表していません居住誘導区域拠点市街地駅そば市街地郊外市街地を基本とし災害リスク緑の保全などを考慮して設定居住誘導区域拠点市街地駅そば市街地郊外市街地誘導区域外での届出制度について都市再特別措置法に基づき都市機能誘導区域外で誘導施設を建築等する場合や居住誘導区域外で 3 以上の住宅建築等をする場合にはこれらの為に着する30 前までに市への届出が必要となります届出により誘導区域外における都市機能や居住の地動向を把握しますまた重点的に災害リスクの理解促進をはかる範囲では災害リスクに関する情報提供をい災害リスクを踏まえた居住や地利をはかります ( 届出が必要となる為 ) 都市機能誘導区域外居住誘導区域外都市再特別措置法に基づいて定める誘導施設を設置しようとする次の為誘導施設を有する建築物を新築しようとする場合建築物を改築しは途を変更して誘導施設を有する建築物とする場合誘導施設を有する建築物の建築的の開発為をおうとする場合定規模以上の住宅を設置しようとする次の為 3 以上の住宅を新築しようとする場合建築物を改築しは建築物の途を変更して3 以上の住宅とする場合 3 以上の住宅の建築的の開発為をおうとする場合住宅の建築的の開発為をおうとする場合でその規模が1,000m2以上のもの 8

10 6 誘導のための施策の方向性 6. 誘導のための施策の方向性都市機能と居住の誘導をはかるため各分野の個別計画と連携しつつ基本方針を踏まえて施策を推進します施策の推進に当たっては行政が主体となる取り組みだけでなく地域の自主的なまちづくり活動による取り組みも促進します主な施策都心や拠点の魅力向上創出特定用途誘導地区をはじめとした容積率緩和に関する各種施策を複合的に活用し拠点市街地の都市機能の誘導を促進します国の税制金融支援制度の活用により誘導施設の立地誘導や機能更新等を促進します市民や来訪者の移動手段の多様化を進め都心域の回遊性を高めます様々な世代が活動しやすいまちづくり大規模なマンション建設等の市街地開発にあたっては地域で不足する子育てなどの日常生活施設の立地を促進します都市機能や居住の誘導をはかるといったまちづくりの方向性に応じた用途地域等の見直しに向けた検討をおこないます成熟した市街地を活用したまちづくりリフォームリノベーションなど既存の建物ストックの活用に向けた検討をおこないます低未利用化した土地について生活の質や利便性の向上につながる活用策の検討をおこないますゆとりある郊外居住地の持続と新規開発の抑制地区計画等の活用によりゆとりある良好な住宅地の保全をはかります生産緑地や市民緑地を活用し緑地や農地の保全をはかります災害リスクを意識したまちづくり都市計画情報と連携した災害リスク情報の提供や立地適正化計画に基づく届出制度の活用により災害リスクを踏まえた居住や土地利用をはかります建物や都市基盤の耐震化や総合的な治水対策などを促進します 9

11 7 プランの評価 7. プランの評価進捗を評価する指標本プランの推進にあたり評価指標と将来の目標を設定しますまた評価指標の他にもまちづくりの状況を把握する様々な指標を確認していきます評価指標現状現状のまま推移した際の推計目標拠点市街地及び駅そば市街地の人口密度 84 人 /ha 平成 27 年 2015 年 77 人 /ha 平成 47 年 2035 年 84 人 /ha 以上平成 47 年 2035 年プランの推進と評価民間事業者等との連携をはかるとともに平成 39(2027) 年度のリニア中央新幹線の開業を見据え都市や拠点の魅力向上創出について重点的に取り組みます各種調査結果を活用して都市の動向をとらえるとともに都市機能や居住の誘導施策の取り組み状況を把握しおおむね 5 年ごとにプランを評価します評価結果を踏まえるとともに都市計画マスタープラン等の上位計画の見直し内容を反映しながら必要なプランの見直しを行います Plan 計画平成 30 年 2018 年 Do 実施 Check 評価 Check 評価 20 年程度先を見据えた計画 Check 評価平成 47 年頃 2035 年評価を踏まえた必要な見直しおおむね 5 年ごとの評価 Action 見直し Do 実施 Check 評価 Check 評価 Check 評価 10

12 なごや集約連携型まちづくりプラン概要版平成 30 年 3 月名古屋市住宅都市局都市計画部都市計画課名古屋市中区三の丸三丁目 1 番 1 号電話番号 : F A X : メールアドレス : a2712@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp この冊子は古紙パルプを含む再生紙を使用しています

untitled

untitled 4. 居住誘導の考え防災砂災害警戒区域等砂災害警戒区域及び砂災害特別警戒区域については市内南側の傾斜地などに指定されている砂災害警戒区域急傾斜地の崩壊等が発した場合に住等の命は体に危害がじるおそれがあると認められる区域危険の周知警戒避難体制の整備がわれる砂災害警戒区域砂災害特別警戒区域図砂災害警戒区域等の指定範囲 (H26.11 時点 ) 砂災害特別警戒区域急傾斜地の崩壊等が発