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つねときこしの
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1 2 級ポイント解説第 1 問 1-1 解答 4 (2 級公式テキスト413~418 頁 ) ア : 変更前の利用目的と相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲であれば変更は可能であるイ : 本肢に記載の通りであるウ : 個人情報取扱事業者は, 保有個人データに関し, 一定の事項について, 本人の知りうる状態に置かなければならないエ : 法令に基づいて個人データを第三者に提供する場合, あらかじめ本人の同意を得る必要はないオ : 本肢の場合, 個人情報取扱事業者は, 原則として, 利用目的の達成に必要な範囲内において, 必要な調査および当該保有個人データの内容の訂正を行わなければならない第 1 問 1-2 解答 5 (2 級公式テキスト79~81 頁 ) 1: 監査役は, 取締役の行為の差止請求権を有する 2: 監査役を解任することができるのは, 株主総会である 3: 監査役は, 子会社の調査権を有する 4: 監査役は, 取締役会に出席する義務を負っている 5: 監査役は, 一定の場合, 取締役会の招集をするよう請求する権限を有する第 1 問 1-3 解答 3 (2 級公式テキスト 419~427 頁 ) 1: 迷惑メール防止法上, あらかじめ同意をした者に特定電子メールを送信する場合にも, 送信者の氏名等の事項を表示することが義務付けられる 2: 同意がある場合でも, 送信に用いる電子メールアドレスを偽って特定電子メールの送信をしてはならない 3: 本肢に記載の通りである 4: プロバイダ等は, 損害発生の防止のために必要な注意を果たしたことを証明しても, 損害賠償責任を免れない 5: 電子署名法上, 電子署名についての認証業務は, 民間の認証機関に委ねられている第 1 問 1-4 解答 1 (2 級公式テキスト 276~187 頁, 189~291 頁 ) ア : 債権者の承諾があれば, 代物弁済をすることができるイ : 約定通りに代金が支払われなければ, 売主は, 留保した所有権に基づき目的物の返還を請求することができるウ : 異議をとどめない承諾をした場合, 債務者は, 債権の譲渡人に主張しえた抗弁を, 譲受人に主張することができないエ : 相殺禁止特約について悪意の者に対しては, 相殺禁止の抗弁を対抗することができるオ : 代理受領の合意を知らずに債権者に対してなされた弁済は, 無効ではない第 2 問 2-1 解答 3 (3 級公式テキスト 117~131 頁 ) ア : 本肢の場合, 契約の解除にあたって催告は不要であるイ : 不特定物の売買において, 瑕疵ある物を提供しても, 法律上有効な弁済の提供があったとはいえないウ : 本肢の場合, 買主の受領遅滞であるから, 再度の履行に要した費用は, 買主が負担するエ : 売主の瑕疵担保責任が成立するために, 売主の帰責事由は不要であるオ : 民法上, 特定物の引渡しについては, 契約締結の時にその物が存在していた場所が引渡場所となる第 2 問 2-2 解答 2 (2 級公式テキスト 270~271 頁 ) ア : 保証人は, 保証債務について約定された違約金についても, 貸金等根保証契約で定め 1

2 2 級ポイント解説た極度額を限度として責任を負うイ : 極度額の定めのない貸金等根保証契約は, その効力を生じないウ : 両当事者の合意によって, 元本確定期日を変更することができるエ : 元本確定期日の定めがない場合, 一定の期間内に元本確定期日を定めなければならないわけではなく, 契約締結の日から3 年を経過する日が元本確定期日とされるオ : 貸金等根保証契約について, 元本が確定した後は, 主債務者が新たな借入れを行ったとしても, 保証人は, 当該貸金等根保証契約に基づく責任を負わない第 2 問 2-3 解答 5 (2 級公式テキスト361~364 頁 ) 1: 親事業者は, 製造委託をした場合は, ただちに, 下請事業者に対し, 所定の書面を交付しなければならないが, あらかじめ書面を交付する必要はない 2: X 社の行為は, 下請代金の減額の禁止に該当し, 下請法に違反する 3: X 社の行為は, 報復措置の禁止に該当し, 下請法に違反する 4: 親事業者は, 物品等の給付を受領した日から起算して,60 日以内において定めた支払期日までに下請代金を全額支払わなければならない 5: X 社の行為は, 不当なやり直しの禁止に該当し, 下請法に違反する第 2 問 2-4 解答 3 (3 級公式テキスト 191~193 頁,194 頁, 2 級公式テキスト 172~174 頁,474~475 頁 ) ア : 使用者は, 被用者の選任およびその事業の監督について相当の注意をしたとき, または相当の注意をしても損害が生ずべきであったときは, 使用者責任を免れるイ : 見舞金は, 一般に損益相殺の対象とならないウ : Zの行為は, 過失相殺の対象となるエ : 使用者は, 被害者の損害を賠償した場合, 被用者に対する求償が認められる場合があるオ : アルバイトも, 労災保険法上の労働者に該当しうる第 3 問 3-1 解答 4 (2 級公式テキスト 110~112 頁 ) 1: 事業譲渡により事業目的に変更が生じる場合, 株主総会の特別決議により, 定款を変更しなければならない 2: 事業譲渡における譲受会社は, 事業の重要な一部を譲り受ける場合には, 株主総会の特別決議による承認を受ける必要はない 3: 事業譲渡によっても, 雇用関係は当然に譲受会社に引き継がれるわけではなく, 個々の従業員の承諾を得る必要がある 4: 事業譲渡によって譲渡人が負っていた債務は, 当然に譲受人に移転するわけではない 5: 特別支配会社と被支配会社との間で事業譲渡を行う場合, 被支配会社は, 事業譲渡につき, 株主総会の特別決議による承認を受ける必要はない第 3 問 3-2 解答 1 (2 級公式テキスト 386~389 頁 ) ア : 通信販売を行う販売業者等は, 販売業者名等の一定の事項の表示義務を負うイ : 通信販売において, 販売業者が当該商品の広告に契約解除の可否や解除に伴う商品の返品条件など所定の事項を表示していなかったときは, 通信販売によって商品等を購入した者は,8 日以内に限り, 無条件で申込の撤回または契約の解除をすることができるウ : 消費者が新聞の折り込みチラシを見て営業所に来店し, 売買契約を締結した場合は, 特定商取引法上の訪問販売に該当しないエ : 相手方が契約を締結しない意思を表示した場合, 再度の勧誘をしてはならないオ : クーリングオフの行使期間は, 契約書面または申込書面を受領した日から始まる第 3 問 3-3 解答 4 (2 級公式テキスト 535~541 頁, 557~558 頁 ) 1: LOIは, 信用状統一規則に従って作成されたものについてのみ, 当事者を拘束する効力が生じるわけではない 2: 法適用通則法上, 国際売買契約における売買代金の支払いについて, 必ず買主の常居所の属する国の通貨で行う旨は, 規定されていない 2

3 3: 日本の仲裁法上, 仲裁手続について, 二審制はとられていない 4: ロングアーム法については, 本肢に記載の通りである 5: 米国の民事訴訟手続においては, 法廷での審理に入る前に, 原告および被告が有する証拠を開示させるディスカバリー (discovery) が行われる第 3 問 3-4 解答 5 (2 級公式テキスト340~353 頁 ) 1: 取引段階の異なる事業者間の行為であっても, 不当な取引制限に該当しうる 2: 本肢の条件により取引を行った場合であっても, 公正な競争を阻害するおそれがあるとはいえず, 独占禁止法上の不公正な取引方法に該当しない 3: 協定事項を遵守しなくても罰則などが課されないものも, 相互拘束に該当する場合がある 4: 独占禁止法により禁止されるのは, 不公正な取引方法により, 役員の兼任を認めさせる行為である 5: 独占禁止法上, 他の会社の事業の重要部分の譲受けにより, 一定の取引分野における競争を実質的に制限することとなるときは, 当該事業の譲受けは禁止される第 4 問 4-1 解答 4 (2 級公式テキスト94~96 頁 ) ア : 会社法上, 剰余金の配当につき, 回数の制限はないイ : 本肢に記載の通りであるウ : 違法配当が行われた場合の取締役の責任は, 過失責任であるエ : 違法配当が行われた場合の取締役の責任は, 総株主の同意により, 一定の範囲で免除されるオ : 違法配当につき善意の株主は, 取締役からの求償請求に応じる義務を負わない第 4 問 4-2 解答 2 (2 級公式テキスト 214~215 頁, 232~233 頁,366 頁,573~574 頁 ) ア : 商品の形態について意匠登録を受けていなくても, 不正競争防止法上の要件を充たせば, 差止請求をすることはできるイ : 指定商品等についての登録商標に類似する商標の使用等は, 商標権の侵害とみなされるウ : 権利者は, 関税法に基づく輸入差止めの申立てを行うことができるエ : 関税法上, 権利者は, その申請により税関からサンプルの提供を受け, これを分解検査することを認められているオ : 特許法上, 特許権の侵害に関し, 裁判所による相当な損害額の認定の制度が設けられている第 4 問 4-3 解答 1 (2 級公式テキスト 38~47 頁 ) 1: 会社法上, 基準日の制度が設けられている 2: 剰余金配当請求権は, 単独株主権である 3: 会社法上, 単元株制度が設けられている 4: 定款で代理人となりうる者を株主に限定することは, 有効とされている 5: 株式会社は, 譲渡制限株式を発行することができる第 4 問 4-4 解答 2 (2 級公式テキスト 364~371 頁 ) 1: 本肢の行為は, 営業誹謗行為に該当する 2: 失敗した実験のデータも, 有用性の要件を充たすことがある 3: 不正競争防止法上の営業秘密について, 公的機関への登録は要件とされていない 4: 不正競争防止法上の救済措置として, 信用回復措置請求が認められている 5: 不正競争防止法上, 損害の立証に関する特例として, いわゆるインカメラ手続が認められている 3

4 2 級ポイント解説第 5 問 5-1 解答 2 (2 級公式テキスト261~266 頁,289~ 291 頁,292~294 頁,302~305 頁 ) 1: 仮差押え後に, 他の債権者が同じ目的物について強制執行の申立てがあっても, これにより仮差押えが無効とはならない 2: 譲渡担保を実行する際, 債権者は, 差額の清算義務を負う 3: 一部の債権者への担保権の設定は, 原則として, 詐害行為に当たる 4: 詐害行為取消権が行使された場合であっても, 債務者にその財産を引き渡すのが原則である 5: 売掛金債権と甲土地の返還請求権とは, 異なる種類の債権であり, 相殺することができない第 5 問 5-2 解答 5 (2 級公式テキスト296~302 頁 ) 1: 強制執行認諾文言付公正証書は, 債務名義となる 2: 本肢に記載の通りである 3: G 社が強制執行の申立てを取り下げた場合,A 社の配当要求の効力は失われる 4: 差押えの登記に優先する担保権を有する者は, 自動的に配当にあずかりうる 5: 他の債権者が差し押さえた目的物について, 二重差押えをすることができる第 5 問 5-3 解答 4 (2 級公式テキスト101~105 頁 ) ア : 公開会社は, 会社設立時に発行可能株式総数の4 分の 1 以上の株式を発行しなければならないイ : 公開会社において, 発行可能株式総数を増加させる場合, 増加後の発行可能株式総数は, 増加前の発行済株式総数の4 倍を超えてはならないウ : 株式会社は, 定款の定めにより, 劣後株を発行することができるエ : 著しく不公正な方法で募集株式が発行されることにより不利益を受けるおそれがある場合, 株主は募集株式の発行等差止請求権を行使することができるオ : 株主割当ての方法による募集株式の発行において, 株主は, 原則として, その有する株式数に応じて割当てを受ける権利を有する第 5 問 5-4 解答 1 (2 級公式テキスト 308~318 頁 ) ア : 債権者は, 債務者の破産手続開始の申立てをすることができるイ : 破産手続開始申立ての後, 破産手続開始決定前に行われた債務者の行為は, 否認権行使の対象となりうるウ : 契約の解除か履行かの選択権を有するのは, 破産管財人であるエ : 破産手続開始決定の後は, 新たな強制執行の申立ては禁止されるオ : 破産手続開始決定がなされた後に, 破産者に対して債務を負担した破産債権者は, 相殺権を行使することはできない第 6 問 6-1 解答 4 (2 級公式テキスト 468~478 頁 ) ア : 通勤途上の負傷は, 通勤災害に基づく保険給付の対象となりうるイ : 労災保険の保険料は, 使用者が全額負担し, 労働者は負担しないウ : 使用者は, 労働組合の経費の支払いにつき, 経理上の援助を与えてはならないエ : 本肢に記載の通りであるオ : 労働協約は, 当該労働協約を締結した労働組合の組合員にのみ適用されるのが原則である第 6 問 6-2 解答 3 (2 級公式テキスト 136~140 頁 ) 1: 建設業法上, 請負契約の締結に際しては, 一定の書面を作成し, 交付することが要求される 2: 請負代金の支払いを前払いとする特約を締結することは可能である 3: 民法上, 請負人は, 仕事の完成前に, 請負契約を解除する権利を有しない 4: 請負契約の目的物の瑕疵が重要ではなく, その修補に過分の費用を要するときは, 注文者は, 修補請求をすることができない 5: 乙社は, 丙社の過失により期限を徒過した場合, 甲社に対し, 債務不履行責任を負う 4

5 第 6 問 6-3 解答 4 (2 級公式テキスト28~38 頁 ) 1: 会社は, その設立の登記をすることにより成立する 2: 株式会社は,2つの商号を用いることはできない 3: Aらの行為は預合いに該当し, 刑事罰の対象となりうる 4: Dは, 擬似発起人として, 発起人と同一の責任を負う 5: 株式会社は, 発起人が1 人であっても, 設立することができる第 6 問 6-4 解答 5 (2 級公式テキスト200~217 頁 ) 1: 専用実施権の設定は, 特許庁に専用実施権の設定登録をしなければ, その効力を生じない 2: A 社は,B 社に専用実施権を設定した場合, 同一の範囲について,B 社以外の者に実施権を設定することはできなくなる 3: A 社の行為は, 独占禁止法に違反する可能性がある 4: C 社は, 先使用権を認められれば, 発明甲の特許権設定登録の後も, 発明乙を実施することができる 5: 信用回復措置と損害賠償の両方を請求することは可能である第 7 問 7-1 解答 2 (3 級公式テキスト135~146 頁 ) ア : 賃借人の支出した有益費について, 賃貸人は, 価格の増加が現存する場合に限り, 賃貸借契約の終了時に, 賃借人が支出した金額または増加額のいずれかを選択して, 賃借人に償還する義務を負うイ : 賃借人は, 必要費を支出した場合, 賃貸人に対し, ただちにその償還を請求することができるウ : 無断転貸につき, 信頼関係を破壊しない特段の事情がある場合, 賃貸人の解除権は制限されるエ : 賃貸人は, 転貸人に直接賃料を請求することができるオ : 立退料の支払いは, 一般に, 正当事由を補完するものと認められるが, これによりただちに正当事由があると認められるものではない第 7 問 7-2 解答 4 (3 級公式テキスト 133~135 頁, 2 級公式テキスト 437~439 頁 ) 1: 金銭消費貸借契約は, 要式契約ではない 2: 借主は, 貸主からの請求後, 相当の期間内に弁済をしなければならない 3: 当事者間に特段の合意がない限り, 一度弁済を怠っただけで期限の利益を失うことはない 4: 金銭消費貸借契約における利息の利率は, 利息制限法の規定する上限を超過する部分について無効とされる 5: 貸金業法上, 貸金業者は, 契約を締結しようとする場合に, 一定の事項を書面により借主に通知しなければならない第 7 問 7-3 解答 4 (2 級公式テキスト 378~386 頁 ) ア : 個別信用購入あっせん関係販売業者等による書面が交付された場合であっても, 個別信用購入あっせん業者による書面を交付する義務は免除されないイ : 本肢の場合,Xは, 消費者契約法に基づきクレジット販売契約および立替払い委託契約を取り消すことができ,Zは受領済の賦払金を Xに返還しなければならないウ : 個別クレジットを利用した契約が訪問販売や電話勧誘販売等に該当する場合, 消費者は, 一定の期間, クーリングオフを行使することができるエ : 割賦販売法上, 信販会社からの契約解除には, 一定の制限が加えられているオ : Xは,Yに対して有する抗弁事由をもって,Zからの支払請求に対抗することができる第 7 問 7-4 解答 5 (2 級公式テキスト 291~292 頁 ) ア : A 社がB 社に対して有する請負代金債権の履行期が到来した後であっても,A 社は債権者代位権を行使することができるイ : B 社が本件売買代金の支払いをC 社に請求した後は,A 社は債権者代位権を行使することはできない 5

6 2 級ポイント解説ウ : 債権者代位権の行使に, 代理権の授与は必要ないエ : 債権者代位権の行使には, 債務者が無資力であることが必要であるオ : 目的物が金銭の場合,A 社は, 自己に金銭を引き渡すことをC 社に請求することができるの決議事項である 3: 責任追及等の訴え ( 株主代表訴訟 ) の提起を会社に請求する権利は, 単独株主権である 4: 株式会社の取締役は, 競業避止義務を負う 5: 取締役は, その職務の執行につき, 第三者に対する損害賠償責任を負う場合がある第 8 問 8-1 解答 3 (2 級公式テキスト142~145 頁 ) 1: 仲立人は, 委託者の代理人となるものではない 2: 仲立人は, 善管注意義務を負う 3: 本肢に記載の通りである 4: 仲立人は, 帳簿を備え, 保存する義務を負う 5: 仲立人は, 自己の媒介により当事者間に契約等が成立したときに限り, 報酬の支払いを請求することができる第 8 問 8-2 解答 1 (2 級公式テキスト446~453) ア : 大気汚染防止法や水質汚濁防止法は, 無過失損害賠償責任を規定しているイ : 人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律は, 違法行為を行った行為者だけでなく, その使用者である法人等にも刑事罰を科す旨の規定 ( 両罰規定 ) を設けているウ : 廃棄物処理法上, 事業者には, 事業活動に伴って生じた産業廃棄物の処理を行うにつき, 所定の基準に従う義務が課されているエ : 資源有効利用促進法上の規制に違反しても, ただちに, 主務大臣から刑事罰を科せられることはないオ : 法律の趣旨が全国一律の均一的な規制を課すことにある場合, 本肢のような上乗せ条例を制定することは許されない第 8 問 8-3 解答 3 (2 級公式テキスト 41 頁,64~71 頁 ) 1: 複数の取締役が選任されている株式会社は, 必ずしも取締役会を設置する義務を負わない 2: 取締役会設置会社において, 支配人その他の重要な使用人の選任解任は, 取締役会第 8 問 8-4 解答 2 (2 級公式テキスト 233~245 頁 ) ア : 著作権は, 著作者が著作物を創作するだけで成立するイ : 著作権の存続期間は, 原則として, 著作者の死後 50 年を経過するまでの間であるウ : A は他人が作曲した楽曲の演奏について著作隣接権を有し,B 社の行為はこれを侵害するものであるエ : 著作者人格権は, 他社に譲渡しえない一身専属的な権利であるオ : 著作権の譲渡は, 登録をしなければ第三者に対抗することができない第 9 問 9-1 解答 5 (2 級公式テキスト 488~500 頁, 507~515 頁 ) 1: 民事訴訟では, 証拠共通の原則が認められている 2: 不法行為により生じた損害の額については, 被害者が証明責任を負う 3: 損害の賠償をした事実については, 加害者が証明責任を負う 4: 被告が原告の主張する事実に対して何の認否もせずに沈黙している場合, 原則として, その事実を自白したものとみなされる 5: 加害者の故意過失については, 被害者が主張責任および証明責任を負う第 9 問 9-2 解答 2 (2 級公式テキスト 250~255 頁 ) ア : 抵当権の目的物の利用関係は, 原則として, 抵当権の設定によって干渉を受けないイ : Cは,A 銀行の抵当権設定前から賃貸アパートに入居しているため,Dに対し, その賃借権を対抗することができるしたがって, Dは,Cらとの関係では新たな賃貸人となる 6

7 ウ : 抵当権者は, 民法上, 利息および遅延損害金については, 満期の到来した最後の2 年分についてのみ, 抵当権を行使することができるエ : 抵当権の実行は, 裁判所の競売手続によらなければならないオ : 抵当権には, 物上代位性が認められている第 9 問 9-3 解答 1 (2 級公式テキスト374~377 頁,393~ 394 頁,396~397 頁,404~406 頁, 408~412 頁 ) ア : 消費者契約法に基づき消費者契約が取り消された場合, 事業者および消費者の双方が原状回復義務を負うイ : 訪問購入をしようとする購入業者は, その訪問購入の勧誘に先立って, その相手方に対し, 一定の事項を明らかにしなければならないウ : 金融商品販売法は, 元本欠損額を超える額の賠償請求を禁じるものではないエ : 本肢に記載の通りであるオ : 製造物責任法上, 被害者は, 製造業者等に故意または過失があったことは証明する必要はない第 9 問 9-4 解答 5 (2 級公式テキスト82~85 頁 ) ア : 指名委員会は, 株主総会に提出する取締役の選任解任に関する議案の内容を決定するのみであるイ : 委員会設置会社において, 取締役は, 執行役を兼務することができるウ : 委員会設置会社を代表するのは, 代表執行役であるエ : 委員会設置会社における各委員会の委員は, 取締役の中から取締役会決議によって選定され, その過半数は社外取締役でなければならないオ : 委員会設置会社における業務執行の決定は, 一定の事項を除き, 取締役会の決議によって, 執行役に委任することができるけではない 2: 日本の民事訴訟法上, 契約において定められた債務の履行地が日本国内にあるときは, 日本の裁判所に国際裁判管轄が認められる 3: 同一の紛争について, 複数の国で民事訴訟が競合することはありうる 4: 外国判決を日本国内で執行するには, 日本の裁判所で執行判決を得る必要がある 5: 日本国内で執行判決を得るには, 外国判決の内容および訴訟手続が日本における公序良俗に反しないことが要求されるが, 懲罰的損害賠償は, 公序に反するとされている第 10 問 10-2 解答 3 (2 級公式テキスト 180~183 頁 ) 1: 預金通帳は証拠証券にすぎず, これを紛失しても, 預金の払戻しを受けられなくなるわけではない 2: 本肢の預金の払戻しは, 債権の準占有者に対する弁済として, 有効となる 3: 金融機関は, 善意無過失でなければ, 預金者保護法上の補償義務を免れない 4: 銀行の負う補てん義務を軽減する旨の特約は, 無効である 5: 本肢に記載の通りである第 10 問 10-3 解答 1 (2 級公式テキスト 488~502 頁 ) 1: 訴状の審査では, 請求の内容の当否の判断は行われない 2: 被告が原告の主張する主要事実を認めた場合, 裁判上の自白が成立し, 原告はこれを証明する必要はなく, 裁判所はこれに反する認定をすることができなくなる 3: 事件の争点や証拠を整理するために行われる弁論準備手続は, 原則として, 非公開である 4: 民事訴訟法上, 集中証拠調べの原則が規定されている 5: 判決の言渡しは, 判決の効力を生じさせるものであるが, 当事者の一方または双方が不出頭の場合でもすることができる第 10 問 10-1 解答 2 (2 級公式テキスト526~535 頁 ) 1: 国際裁判管轄と準拠法は, 連動するわ 7

8 2 級ポイント解説第 10 問 10-4 解答 3 (2 級公式テキスト326~335 頁 ) ア : 再生手続開始の決定があると, 進行中の仮差押えの手続は中止されるイ : 民事再生手続では, 管財人が選任されなかった場合, 債務者自身が財産の管理処分権を保有したまま, 手続が進行するウ : 本肢に記載の通りであるエ : 民事再生手続において, 抵当権者は, 別除権者として, 再生手続に関係なくこれを実行してみずからの債権回収を図ることができるオ : 再生手続開始決定後に生じた債権は, 共益債権とされ, 取引条件に従って随時弁済される 8

〔問　1〕　抵当権に関する次の記述のうち，民法の規定によれば，誤っているものはどれか

〔問　1〕　抵当権に関する次の記述のうち，民法の規定によれば，誤っているものはどれか ( 宅建 ) 要点解説講義要点確認テスト 2 権利関係 2 問題制限時間 20 分問 1 不動産の物権変動の対抗要件に関する次の記述のうち民法の規定及び判例によれば誤っているものはどれかなおこの問において第三者とはいわゆる背信的悪意者を含まないものとする 1 甲不動産につき兄と弟が各自 2 分の1の共有持分で共同相続した後に兄が弟に断ることなく単独で所有権を相続取得した旨の登記をした場合