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1 2 級ポイント解説 第 1 問 1 1 解答 4 (2 級公式テキスト P.182 P.189) 1: 競合他社の営業上の信用を害する虚偽の事実を流布する行為は, 不正競争に当たる 2: 自己の商品等表示として他人の著名な商品等表示と同一のものを使用する行為は, 不正競争に当たる 3: 営業上用いられている技術的制限手段により制限されている影像の視聴等を, 当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする機能を有する装置を譲渡する行為は, 不正競争に当たる 4: 他人の商品の形態の模倣であっても, 当該商品の機能を確保するために不可欠な形態の模倣は, 不正競争に当たらない 5: 不正の利益を得る目的で, 他人の特定商品等表示と同一もしくは類似のドメイン名を使用する権利を取得する行為は, 不正競争に当たる 第 1 問 1 2 解答 4 (2 級公式テキスト P.16 P.18) 1: 会社の代理商は, 会社との間に別段の意思表示がない限り, 取引の代理または媒介をしたことによって生じた債権の弁済期が到来しているときは, その弁済を受けるまで, 会社のために当該代理商が占有する物または有価証券について留置権を有する 2: 代理商は, 委任事務の処理につき善管注意義務を負う 3: 代理商は, その営業の範囲内において他人のために行為をしたときは, 相当な報酬を請求することができる 4: 会社の事業とまったく異なる種類の事業 を行う他の会社の取締役に就任するのであれば, 会社の許可は不要である 5: 代理商が競業避止義務に違反して取引をしたときは, 当該取引によって代理商が得た利益の額は, 会社に生じた損害の額と推定される 第 1 問 1 3 解答 3 (2 級公式テキスト P.40,P.221 P.224) 1: 加工された農林水産物は, 製造物に該 当し得る 2: 製造物を業として輸入した者は, 製造 業者等に該当し得る 3: 小売業者は, 原則として, 製造業者等 に該当しない 4: 製造物の欠陥が原因で製造物以外の財 産が侵害された場合に, 製造物責任法が適用され得る 5: 欠陥には, 指示 警告上の欠陥も含まれる 第 1 問 1 4 解答 4 (2 級公式テキスト P.316 P.324) ア : 取締役は, 事前に競業の承認を受けていても, これによって会社に損害が生じた場合には, 会社に対する損害賠償責任を負う イ : 取締役会設置会社において, 取締役会は, 取締役のなかから代表取締役を選定しなければならない ウ : 重要な財産の処分および譲受け等の重要な業務執行の決定は, 取締役に委任することができない エ : 取締役会決議に参加した取締役で取締役会議事録に異議をとどめないものは, その決議に賛成したものと推定される オ : 取締役の会社に対する責任は, 総株主の同意がなければ, 免除することができない 第 2 問 2 1 解答 2 (2 級公式テキスト P.58 P.61) 1: 不動産を目的とする譲渡担保の対抗要件は登記である 2: 集合動産は, 一定の方法により目的物の範囲を特定できれば, 一個の集合物として譲渡担保の目的となる 3: 債権譲渡登記は, 債権を目的とする譲渡担保の対抗要件となる 1

2 2 級ポイント解説 4: 動産を目的とする譲渡担保の対抗要件は引渡しである 5: 譲渡担保権者は, 目的物の売却価格またはその評価額と債権額との間の差額につき, 清算義務を負う 第 2 問 2 2 解答 1 (2 級公式テキスト P.190 P.195) ア : 消費者契約法は, 訪問販売や割賦販売に該当しない取引にも適用される イ : 本肢の場合,Dは, 消費者契約法に基づき, 当該売買契約を取り消すことができる ウ : 本肢の場合,Fは, 消費者契約法に基づき, 当該売買契約を取り消すことができる エ : 消費者契約法に基づき契約が取り消された場合, 消費者も原状回復義務を負う オ : 事業者の債務不履行責任の全部を免除する条項は, 無効である 第 2 問 2 3 解答 5 (2 級公式テキストP.415 P.417) 1: 本肢に記載のとおりである 2: 判決の内容および訴訟手続が日本の公序良俗に反しないことが要件とされている 3: 相互の保証があることが要件とされている 4: 仲裁人の選任手続は, 当事者が合意により定めるのが原則である 5: 妨訴抗弁が認められている 第 2 問 2 4 解答 3 (2 級公式テキストP.154 P.160) ア : 著作者人格権および著作権の享有には, いかなる方式の履行をも要しない イ : 職務著作物の著作者は, 契約や勤務規則等に別段の定めがない限り, 法人等とされる ウ : 登録は, 譲渡による著作権の移転の対抗要件である エ : 著作者人格権は, 譲渡することができない オ : 著作権者に無断で著作物を複製する行為は, 著作権の侵害となる 第 3 問 3 1 解答 1 (2 級公式テキスト P.107 P.114) ア : 本肢に記載のとおりである イ : 再生債務者が, 裁判所の許可またはこ れに代わる監督委員の承認を得て, 再生債務者の事業の継続に欠くことができない行為をしたときは, その行為によって生じた相手方の請求権は, 共益債権とされる ウ : 管財人が選任された場合, 再生債務者の業務の遂行ならびに財産の管理および処分をする権利は, 管財人に専属する エ : 再生手続開始の決定があったときは, 再生債権に基づく強制執行等の手続は中止される オ : 別除権は, 再生手続によらないで, 行使することができる 第 3 問 3 2 解答 5 (2 級公式テキスト P.38 P.43,3 級公式テキスト P.146 P.162) ア : 土地の工作物の所有者は, 損害発生の防止に必要な注意をしても, 損害賠償責任を免れることはできない イ : 使用者から被用者に対する求償権の行使は認められている ウ : 運行供用者は, その運行によって他人の生命または身体を害したときは, 原則として, これによって生じた損害を賠償する責任を負う エ : 生命保険金は, 損益相殺の対象とはならない オ : 被害者に過失があったときは, 裁判所は, これを考慮して, 損害賠償の額を定めることができる 第 3 問 3 3 解答 4 (2 級公式テキスト P.376 P.389) ア : 民事訴訟の相手方となるべき者が行方不明でありその所在が不明なときであっても, 公示送達により訴えを提起することができる イ : 相手方の主張した事実を知らない旨の陳述をした者は, その事実を争ったものと推定される ウ : 時機に後れて提出された攻撃防御方法は, 却下されることがある エ : 証人および当事者本人の尋問は, でき 2

3 る限り, 争点および証拠の整理が終了した後に集中して行わなければならない オ : 本肢に記載のとおりであり, これを自由心証主義という 第 3 問 3 4 解答 2 (2 級公式テキスト P.227 P.235) 1: 死亡した個人に関する情報は, 個人情報に当たらない 2: 本肢に記載のとおりである 3: 利用目的を本人に通知した場合, 公表する必要はない 4: 個人情報取扱事業者は, 本人から開示請求を受けたときは, 原則として, 本人に対し, 遅滞なく, 当該保有個人データを開示しなければならない 5: 合併その他の事由による事業の承継に伴って個人データが提供される場合において, 当該個人データの提供を受ける者は第三者に該当しない 第 4 問 4 1 解答 5 (2 級公式テキストP.164 P.178) 1: 公正取引委員会は, 排除措置命令の名宛人となるべき者について, 事前に意見聴取を行わなければならない 2: 本件行為に対しては, 原則として, 課徴金納付命令が発せられる 3: 本件行為については,X 社のほか,A も,Y 社に対し, 損害賠償責任を負う 4: 公正取引委員会の排除措置命令に不服がある場合, 裁判所に命令取消しの訴えを提起することができる 5: 複数の量販店および小売店からの値下げ要請に応じたものであっても, 不当廉売に該当し得る 第 4 問 4 2 解答 3 (2 級公式テキストP.196 P.203) 1: 購入者は, 個別信用購入あっせん関係販売契約および個別信用購入あっせん関係受領契約を取り消した場合, 個別信用購入あっせん関係受領契約に関連して個別信用購入あっせん業者に支払った金銭の返還を請求することができる 2: 個別信用購入あっせん業者は, 割賦販 売法に基づき支払を書面で催告し, それでも支払がなされないときでなければ, 契約を解除し, または分割支払金についての期限の利益を喪失させることができない 3: 割賦販売法上, 遅延損害金の額について上限が設けられている 4: 購入者は, 個別信用購入あっせん関係販売業者に対して生じている事由をもって, 個別信用購入あっせん業者に対抗することができる 5: 個別信用購入あっせん関係受領契約がクーリング オフにより解除された場合, 個別信用購入あっせん関係販売契約も解除されたものとみなされる 第 4 問 4 3 解説 3 (2 級公式テキスト P.306 P.313) ア : 株主の全員の同意があるときは, 原則として, 招集手続を経ずに株主総会を開催することができる イ : 株主総会の招集請求権および招集権は, 少数株主権である ウ : 本肢の株主総会決議は, 原則として, 普通決議で足りる また, 会計監査人設置会社では, 自己株式の取得に関する事項を取締役会が定めることができる場合がある エ : 公開会社でない株式会社では, 議決権について, 株主ごとに異なる取扱いを行う旨を定款で定めることができる オ : 株式会社は, 議決権制限株式を発行することができる 第 4 問 4 4 解答 2 (2 級公式テキスト P.61 P.67) 1: 保証契約は, 電磁的記録によってされたときは, 書面によってされたものとみなされる 2: 連帯保証人は, 催告の抗弁権を有しない 3: 主債務者が反対の意思を表示していても, 保証契約を有効に締結することは可能である 4: 連帯保証人ではない通常の保証人は, 分別の利益を有する 5: 保証契約により担保される債権は, 金 3

4 2 級ポイント解説 銭消費貸借契約に基づく貸金債権に限られない 第 5 問 5 1 解答 4 (2 級公式テキスト P.28 P.29,P.153 P.154,P.222) 1: OEM 契約の内容は多様である 2: 本肢に記載のとおりである 3: OEM 契約における取引数量の設定方法については, 本肢に記載のとおりである 4: 商標権者は, 差止請求権を有する 5: 製造業者として製造物にその氏名, 商号, 商標その他の表示をした者は, 製造業者等に含まれる 第 5 問 5 2 解答 1 (2 級公式テキスト P.144 P.145) ア : 実用新案登録出願がなされた場合, 実体的登録要件の審査は行われない イ : 本肢に記載のとおりである ウ : 本肢に記載のとおりである エ : 実用新案登録に基づいて特許出願をすることができる場合がある オ : 実用新案権の存続期間は, 更新することができない 第 5 問 5 3 解答 2 (2 級公式テキストP.366 P.370) 1: 労働基準法上, 労働組合の要請により就業規則を変更すべき旨は定められていない 2: 所轄労働基準監督署長は, 労働協約に牴触する就業規則の変更を命じることができる 3: 労災保険の保険料は, 事業主が全額を負担する 4: 労働組合法上, 労働組合の理事に取締役が就任すべき旨は定められていない 5: 使用者が労働組合の運営のための経費の支払につき経理上の援助を与えることは, 不当労働行為として, 原則として禁止されている 第 5 問 5 4 解答 2 (2 級公式テキストP.436 P.443) ア : 本肢に記載のとおりである イ : 本肢のような並行輸入は, 原則として, 特許権を侵害しないとされている ウ : 権利者は, 輸入差止めの申立てをする ことができる エ : 債務者の外国にある資産から弁済を受 けた債権者は, 同順位の他の債権者が同等の配当を受けるまでは配当を受けることができない オ : 米国の連邦海外腐敗行為防止法は, 本肢のような行為を処罰の対象としている 第 6 問 6 1 解答 4 (2 級公式テキスト P.4 P.5,3 級公式テキスト P.64 P.72) 1: 本人が期間内に確答をしないときは, 追認を拒絶したものとみなされる 2: 善意の相手方は, 本人が追認をしない間は, 取消権を有する 3: 無権代理人は, 行為能力を有しない場合, 責任を負わない 4: 本肢では, 権限外の行為の表見代理が成立する 5: 本肢では, 代理権消滅後の表見代理が成立する 第 6 問 6 2 解答 5 (3 級公式テキスト P.173 P.178) ア : 本件貸金債権が消滅するのは, 当該代物弁済契約に基づく給付をした時である イ : 相殺は, 当事者の一方から相手方に対する意思表示によってする ウ : 本件貸金債権は, 混同によって消滅する エ : 本肢に記載のとおりである オ : 債権者が債務者に対して債務を免除する意思を表示したときは, その債権は, 消滅する 第 6 問 6 3 解答 5 (2 級公式テキスト P.377 P.389) 1: 当事者は, 第一審に限り, 合意により管轄裁判所を定めることができる 2: 当事者は, 口頭弁論において, 弁論準備手続の結果を陳述しなければならない 3: 本肢では, 擬制陳述が成立する 4: 当事者間に争いのある事実を, 裁判所が認定するには, 当事者が提出した証拠によらなければならない 4

5 5: 判決の言渡しは, 当事者が在廷していなくてもすることができる 第 6 問 6 4 解答 2 (2 級公式テキスト P.88 P.96) 1: 債権が期限付きである場合にも, 仮差押えをすることができる 2: 抹消登記手続請求権を被保全権利として, 係争物に関する仮処分命令を得ることができる 3: 公正証書が債務名義となるのは, 金銭の一定の額の支払またはその他の代替物もしくは有価証券の一定の数量の給付を目的とする請求に限られる 4: 金銭債権を差し押さえた債権者は, 債務者に対して差押命令が送達された日から1 週間を経過したときは, その債権を取り立てることができる 5: 差押えの登記前に登記がされた抵当権で売却により消滅するものを有する債権者は, 強制競売による売却代金の配当等を受けることができる 第 7 問 7 1 解答 1 (2 級公式テキストP.290 P.298, P.343 P.346) 1: 設立時発行株式の総数は, 公開会社でない会社を除き, 発行可能株式総数の4 分の1 を下回ることができない 2: 発行可能株式総数を増加させる場合, 変更後の発行可能株式総数は, 当該定款の変更が効力を生じた時における発行済株式の総数の 4 倍を超えることができない 3: 本肢に記載のとおりである 4: 取締役と通じて著しく不公正な払込金額で募集株式を引き受けた引受人は, 株式会社に対し, 当該募集株式の公正な価額との差額を支払う義務を負う 5: 本肢の場合, 株主には, 募集株式の発行の差止請求権が認められる 第 7 問 7 2 解答 1 (2 級公式テキストP.6 P.7,P.8 P.9,P.66 P.67,P.79) ア : 売主の担保責任は, 目的物が種類, 品 質または数量に関して契約の内容に適合しないものであるときに, 買主が, 売主に対し, 目的物の修補等による履行の追完を請求することができるものとされた イ : 改正民法では, 定型取引に関する定型約款の制度が新設された ウ : 錯誤に基づく意思表示は, 取り消すことができるものとされた エ : 本肢に記載のとおりである オ : 債権譲渡における異議をとどめない承諾による抗弁の切断は廃止された 第 7 問 7 3 解答 5 (2 級公式テキスト P.286 P.287, P.310 P.311,P.318 P.320) 1: 所轄官庁への通報は, 公益通報となり得る 2: 公益通報をしたことを理由とする解雇は, 無効である 3: 株主には, 議案提案権が認められる 4: 株式会社は, 定款の定めにより, 社外取締役と責任限定契約を締結することができる 5: 取締役会は, 内部統制システムの整備の決定を, 取締役に委任することはできない 第 7 問 7 4 解答 2 (2 級公式テキスト P.51 P.52) ア : 法定地上権が成立するためには, 抵当権設定の当時に土地および建物が同一の所有者に属していたことが必要である イ : 法定地上権は, 建物の利用に必要な土地の範囲についても成立する ウ : 法定地上権が成立する場合, 地代は, 当事者の請求により, 裁判所が定める エ : 法定地上権の対抗要件は, 土地の地上権の登記または建物の登記である オ : 民法上, 本肢の権利は認められていない 第 8 問 8 1 解答 1 (2 級公式テキスト P.89 P.91,P.298 P.301) 1: 株主に剰余金の配当を受ける権利および残余財産の分配を受ける権利の全部を与えない旨の定款の定めは, 無効である 5

6 2 級ポイント解説 2: 公開会社でない株式会社は, 剰余金の配当を受ける権利に関する事項について, 株主ごとに異なる取扱いを行う旨を定款で定めることができる 3: 株式会社は, 所定の範囲内で, 単元株式数を定款で定めることができる 4: 株式は, 仮差押えの対象となる 5: 本肢に記載のとおりである 第 8 問 8 2 解答 4 (2 級公式テキスト P.23 P.26) ア : ファイナンス リース契約は諾成契約である イ : ユーザーは, リース料をサプライヤーに支払う義務を負わない ウ : ユーザーは, 過失によりリース物件を破損させた場合, リース会社に対し, 損害賠償責任を負う エ : 本肢の場合,D 社は本件コピー機を即時取得する オ : リース契約の終了により, リース物件の所有権が当然にユーザーに移転するわけではない 第 8 問 8 3 解答 3 (3 級公式テキストP.77 P.80) 1: 弁済をすべき場所について別段の意思表示がないときは, 特定物の引渡し以外の弁済は, 債権者の現在の住所においてしなければならない 2: 債務者が債務の本旨に従って現実に弁済の提供をした場合, 債務の不履行によって生ずべき一切の責任を免れる 3: 債務の履行について期限を定めなかったときは, 債務者は, 履行の請求を受けた時から遅滞の責任を負う 4: 商行為によって生じた債務の履行をすべき場所がその行為の性質または当事者の意思表示によって定まらないときは, 特定物の引渡しは, その行為の時にその物が存在した場所においてしなければならない 5: 本肢に記載のとおりである 第 8 問 8 4 解答 2 (2 級公式テキストP.245 P.252) ア : 金融商品販売業者等は, 断定的判断の 提供等を行ってはならない イ : 元本欠損額は, 金融商品販売業者等が 重要事項について説明をしなかったことによって顧客に生じた損害の額と推定される ウ : 公開買付けを行う場合, 買付け等の価格は均一の条件によらなければならない エ : 上場会社等と契約を締結している者であって, 当該上場会社等の役員等以外のものが行った株券の購入が, インサイダー取引とされることがある オ : 本肢に記載のとおりである 第 9 問 9 1 解答 4 (2 級公式テキスト P.324 P.326, P.329) a: 会計参与は, 公認会計士もしくは監査法人または税理士もしくは税理士法人でなければならない b: 本肢に記載のとおりである c: 会計監査人は会社の役員ではない d: 本肢に記載のとおりである e: 会計監査人の設置を義務づけられていない会社も, 定款の定めにより会計監査人を置くことができる 第 9 問 9 2 解答 3 (2 級公式テキスト P.256 P.266) ア : 本肢に記載のとおりである イ : アレルゲンについて食品表示基準に従った表示がされていない食品の販売をした者は, 刑事罰を科されることがある ウ : 食品衛生法上の義務に違反した者は, 営業停止命令や営業許可の取消しを受けることがある エ : 販売に供する食品につき, 特別用途表示をしようとする者は, 内閣総理大臣 ( 消費者庁長官 ) の許可を受けなければならない オ : 本肢に記載のとおりである 第 9 問 9 3 解答 5 (2 級公式テキスト P.391 P.392) 1: 訴訟の目的の価額が60 万円を超える訴えについては, 少額訴訟を提起することはできない 6

7 2: 法人を原告とする少額訴訟も可能である 3: 少額訴訟は, 金銭の支払の請求を目的とするものに限られる 4: 分割払いの定めをすることも可能である 5: 少額訴訟の終局判決に対して, 控訴をすることはできず, その判決をした裁判所に異議を申し立てることができる 第 9 問 9 4 解答 4 (2 級公式テキスト P.410 P.417) ア : 本肢の日本の裁判所は, 訴えを却下しなければならないわけではない イ : 外国の裁判所にのみ訴えを提起することができる旨の合意は, その裁判所が法律上または事実上裁判権を行うことができないときは, これを援用することができない ウ : 本肢の準拠法の合意の効力が必ずしも生じるとは限らない エ : 本肢に記載のとおりである オ : アメリカのフォーラム ノン コンヴィニエンスの法理は, 訴訟が提起された裁判所以外の裁判所で事件がより適切に審理されると考えられるときに, 訴えの却下を認めるものである 第 10 問 10 1 解答 1 (2 級公式テキスト P.188 P.189, P.283 P.285) 1: Aは, 贈賄罪として刑事罰を科される可能性がある 2: Cは, 利益供与要求罪として刑事罰を科される可能性があるが,Dは刑事罰を科される可能性はない 3: Eは, 特別背任罪として, 刑事罰を科される可能性がある 4: Fは, 不正競争を行ったものとして刑事罰を科される可能性がある 5: Gは, 不正競争防止法に違反したとして刑事罰を科される可能性がある 破産財団に属する財産に対してすでにされている強制執行は, 原則として, 破産財団に対してはその効力を失う イ : 破産手続開始の決定があった場合には, 破産財団に属する財産の管理および処分をする権利は, 破産管財人に専属する ウ : 破産財団に関し破産管財人がした行為によって生じた請求権は, 財団債権とされる エ : 別除権は, 破産手続によらないで, 行使することができる オ : 破産者に対して債務を負う者は, 破産手続開始後に他人の破産債権を取得したときは, 相殺をすることができない 第 10 問 10 3 解答 5 (2 級公式テキスト P.132 P.143) ア : 特許を受ける権利の承継人による特許出願は, 特許出願前における特許を受ける権利の承継の対抗要件である イ : 特許原簿への登録は, 独占的通常実施権の許諾の要件とされていない ウ : 特許権の移転は, 特許原簿への登録をしなければ, その効力を生じない エ : 特許権の侵害に対しては, 信用回復措置の請求が認められている オ : 発明には, 物を生産する方法の発明が含まれる 第 10 問 10 4 解答 3 (2 級公式テキスト P.356 P.360) ア : 会社分割をするには, 原則として, 株主総会における特別決議による承認を要する イ : 本肢に記載のとおりである ウ : 吸収分割承継会社が吸収分割株式会社の特別支配会社である場合, 株主総会決議による承認は必要ない エ : 分割会社となることができるのは, 株式会社または合同会社に限られる オ : 分割契約または分割計画に労働契約を承継する旨の定めがない労働者に対して, 通知が必要な場合もある 第 10 問 10 2 解答 3 (2 級公式テキスト P.97 P.106) ア : 破産手続開始の決定があった場合には, 7