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- あやか ちづ
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1 ISBN 森林と水の謎を解く (2) 間伐と水流出 独立行政法人 森林総合研究所 Forestry and Forest Products Research Institute 秋田県森林技術センター Akita Prefecture Forest Technology Center 森林総合研究所 第 3 期中期計画成果 15( 森林機能発揮 -9)
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3 はじめに 森林の水源かん養機能とは 森林の土壌が降水を一時的に貯留して洪水を緩和したり河川の流量を安定させたり 雨水が森林土壌を通過することにより水質が浄化する機能をさします このような機能は 流域全体に良好な森林が成立してはじめて十分に発揮されます 日本の森林は 第二次世界大戦から戦後の復興期にかけての過伐や乱伐 里山の耕地化等によって水源かん養機能が低下し 各地で渇水や洪水が発生しました 一方 拡大造林政策や荒廃地の緑化事業の推進により 森林資源の回復が進みましたが 外材の輸入自由化や材価の低迷等の影響によって林業経営が困難になり 間伐などの手入れが行われない人工林が目立つようになりました この結果 日本の流域の森林資源が増加する一方 手入れ不足の人工林がもつ水源かん養機能の低下が危惧されるようになりました このため林野庁や都道府県では間伐を推進し 人工林の健全性回復に努めています ただし 間伐をすると水源かん養機能がどう変わるのかを流域という大きなスケールで詳しく調べた例はこれまでほとんどありませんでした そこで 森林総合研究所は秋田県森林技術センターと協力して 気象条件の大きく異なる非積雪地域と積雪地域の森林において 流域スケールで間伐による水流出の変化を明らかにしました また 間伐などによる森林の変化が水流出に及ぼす影響がどのくらい続くかについて 森林総合研究所が 70 年以上にわたり長期観測してきた流出量データをもとに調べました 森林と水の謎を解く は森林総合研究所ホームページ上で公開しています 本冊子はその続編として 間伐が水流出に与える影響について最新の研究成果をまとめたものです 平成 26 年 3 月独立行政法人森林総合研究所
4 目 次 Q1 間伐によって蒸発散量はどのように変化しますか? 2 Q2 森林を間伐すると水の流出はどのように変わりますか? 3 Q3 積雪地域では間伐によって流出量はどのように変化しますか? 4 Q4 間伐によって流出量はどの程度変化しますか? 5 Q5 森林の状態の変化に伴う水流出の変化はどのくらい続きますか? 6
5 森林と水の謎を解く (2) 間伐と水流出 Q1 間伐によって蒸発散量はどのように変化しますか? 水源かん養機能は山地の森林から流れ出る水量を測定して評価します 森林に降った雨がすべて流れ出るわけではありません 雨の一部は樹木の枝葉や幹 落ち葉の表面に付いた後 地面に届かずに蒸発します 一方 地面に浸み込んだ水の一部は ふたたび地面から蒸発するか 植物の根に吸い上げられて葉から蒸散します 森林から蒸発や蒸散によって大気にもどる水の量 ( 蒸発散量 ) は 水源かん養機能に関わるので 間伐による蒸発散量の変化を明らかにする必要があります 調査は茨城県北部の常陸太田試験地のヒノキ スギ林の流域 ( 面積 0.88 ha) で行いました 2006 年 ~ 2011 年まで降水量 林内降水量と森林から流出する流出量を測り この間 2009 年 3 月 ~ 5 月に立木の本数の 50 % を間伐しました 間伐前後の蒸発散量の変化を推定するために 短期間の流域の水収支を調べました 水収支は ( 蒸発散量 )=( 降水量 )-( 流出量 )±( 流域貯留量の変化 ) です この式で ( 流域貯留量の変化 ) が極めて小さく無視できるとき ( 流域貯留量の変化 =0なので 蒸発散量は降水量と流出量の差として表せます 観測データから降水量と流出量の変化の少ない期間を探して この間は流域貯留量の変化が極めて小さいとみなし その期間における降水量と流出量から蒸発散量を計算しました 図は毎月の日蒸発散量を間伐前と間伐後で比較したものです 樹木の生育期である 5 月から 11 月の日蒸発散量が 間伐後に目に見えて減ったことがわかりました このことは 間伐による樹木の本数が減ると 流域全体として蒸発散量も減ったことを示しています すなわち 間伐は森林全体の蒸発散を抑え 流域からの水の損失を減らします 4 日蒸発散量の月平均値 (mm/ 日 ) 間伐前 (2006 年 ~2008 年 ) 間伐後 (2010 年 ~2011 年 ) 月 図間伐流域の間伐前後の蒸発散量の変化 参考文献久保田多余子ら (2013) 日本森林学会誌 95(1):
6 Q2 森林を間伐すると水の流出はどのように変わりますか? 間伐が水の流出に及ぼす影響を調べるため Q1 と同じ茨城県常陸太田市のヒノキ スギ林で覆われた流域 ( 面積 0.88 ha) で 2006 年から 2011 年まで降水量 林内降水量 ( 樹冠通過降水量 + 樹幹流下量 ) 渓流水の流量を測りました ( 図 ) その間 2009 年 3 月 ~ 5 月に立木の 50 % を間伐し その前後の流出量の変化を調べました 一般に森林に降った雨はその一部が枝葉や幹の表面に付着して直接蒸発するため 間伐後に森林の地面に到達する降水量は 間伐前よりも多くなります 降水量は変動するので 林外の降水量に対する林内の降水量の割合を比べると 間伐前 (2006 ~ 2008 年 ) は降水量の 82% 1390mm でしたが 間伐後 (2010 ~ 2011 年 ) には 85% 1394mm になりました 一方 渓流水を通じて流れた流出量は 間伐前には降水量の 43% の 728mm でしたが 間伐後には増加し 50% の 815mm が流出しました 間伐後 林内降水量が増えた分 (4mm) 以上に 流出量が増えています (87mm) これは 雨の時に枝葉や幹の表面から蒸発する量が減っただけでなく 雨が降っていない時の蒸散量も減ったためと考えられます 以上のように 間伐によって流域からの流出量が増えることがわかりました 図間伐による水収支の変化 間伐前 (2006 年 ~ 2008 年 ) と間伐後 (2010 年 ~ 2011 年 ) の毎年の値の平均値 参考文献久保田多余子ら (2013) 日本森林学会誌 95(1):
7 森林と水の謎を解く (2) 間伐と水流出 Q3 積雪地域では間伐によって流出量はどのように変化しますか? 冬季に雪の積もる地域では 降った雪は春先までほとんど流出しません 間伐が水の流出量に及ぼす影響も雪の降らない地域とは異なると考えられます そこで 秋田県大館市長坂のスギ人工林で覆われた 3つの流域 上の沢 中の沢 下の沢 で 2004 年から 2009 年まで水文観測を行いました 2007 年 2 月 ~ 3 月に 上の沢 と 下の沢 で 間伐木を搬出するための作業路を開設して 立木の本数の約 50% を間伐しました この 2つの間伐流域と間伐をしない 中の沢 流域の流出量を比較しました 樹冠を通過する降水量の割合は降雨と降雪で異なりました 林外の降水量に対する樹冠通過降水量の割合は 降雨より降雪の方が少なく これは雪が樹冠に積もって長く留まりその間に樹冠上で蒸発するためと考えられました 間伐により樹冠の占める面積が小さくなると 林外の雨に対する樹冠通過降水量の割合は増加します ただしその変化は 降雨時の 82% から 83% に比べ 降雪時は 71% から 77% と大きく 間伐の影響は降雪時に顕著でした また 間伐に伴い林内の積雪が深くなり 春先の融雪は早くなりました 間伐は冬期間の堆積 融雪状態にも影響を及ぼすことがわかりました 間伐前後の降水量の変化が 100mm と大きかったため 間伐による流出量の変化について 間伐していない 中の沢 の流出量を基準にして間伐をした 上の沢 と 下の沢 の流出量を比べました どちらの流域も間伐したスギ林からの流出量は無間伐の流域よりも 6% 増加しました このように積雪地域においても 間伐によって流出量が増えることがわかりました 図積雪地域の間伐による水収支の変化 括弧内の数字は 基準流域 ( 無間伐 ) の中の沢を 100% としたときの割合 参考文献岩谷綾子ら (2013) 東北森林科学会誌 18(2):38-42 野口正二ら (2010) 水文 水資源学会誌 23(4):
8 Q4 間伐によって流出量はどの程度変化しますか? 森林の状態と流域からの流出量との関係を調査した世界中の 94 の流域試験の結果を取りまとめた研究があります (Bosch & Hewlett,1982) 彼らは全流域面積に対する森林伐採面積の割合 ( 伐採面積率 ) と年流出量の増加量との関係を示しました 下図はそのデータを皆伐または部分皆伐と間伐の違いに分けて示したものです 森林総研が今回調査した常陸太田 ( 茨城県 ) と長坂 ( 秋田県 ) の間伐試験結果をあわせて示しました 伐採面積率は伐採した木の胸高断面積合計 ( 胸高で測った木の直径から計算される断面積 ) で示しました この図から 間伐でも皆伐でも 森林を伐採しその伐採面積が大きくなるほど流出量の増加が大きくなる傾向がわかります 常陸太田や長坂の間伐試験は 世界中の間伐 ( 赤丸 ) の結果と同じ傾向にありました これら赤丸全体の分布傾向は 森林全体の皆伐や一部を皆伐する部分皆伐 ( 青丸 ) に比べて低い傾向があります すなわち 同じ伐採面積率でも部分皆伐に比べ 通常の間伐による流出量の増加はやや小さいことがわかりました また 間伐の中でも 列状間伐 ( 斜面に沿って列状 ( 筋状 ) に間伐する方法 ) は部分皆伐の結果に近く 普通の間伐より流出量の増加がやや大きい可能性がありそうです このように間伐をすると流域からの流出量が増加しますが その増加量は胸高断面積の変化からある程度の精度で予想できます 年流出量の増加量 (mm) 皆伐または部分皆伐間伐常陸太田長坂 ( 上の沢 ) 長坂 ( 下の沢 ) 列状間伐 伐採面積率 (%) 図 森林施業の違いによる伐採面積率と年流出量の増加量の関係 Bosch&Hewlett (1982) より作成 参考文献 Bosch, J.M. & Hewlett, J.D. (1982) Journal of Hydrology 55:3-23 5
9 森林と水の謎を解く (2) 間伐と水流出 Q5 森林の状態の変化に伴う水流出の変化はどのくらい続きますか? Q1~4 で紹介したように 間伐により森林の立木本数が減ると蒸発散量が減少し 流量が増加しました その変化はいつまで続くでしょうか 70 年以上にわたり観測を続けている岡山平野の北東部に位置する竜ノ口山試験地の蒸発散量のデータを解析して その答えを探りました 土地の蒸発散量を推定する方法として次のような方法があります 森林は一般に蒸発散量が大きいので 1 年間の蒸発散量 (= 年降水量 - 年流出量 ) は 森林のない土地 ( 湿った地面を想定 ) で推定した蒸発散量よりも大きくなります この実測値と推定値の差を地面が森林で覆われているために加算された蒸発散量分 ( 加算蒸発散量 ) と考えます この方法により 森林の状態の長期的な変化が水流出におよぼす影響を調べました 竜ノ口山試験地の加算蒸発散率 ( 年降水量に対する加算蒸発散量の割合 ) は 森林の状態により大きく変化しました ( 図 ) 伐採やマツ枯れなどによる森林の消失に伴い加算蒸発散量は減少し しばらく横ばいの後 森林の回復に伴い増加しました 1959 年の山火事で森林がほぼ全焼した後は 0% まで低下し その後植生の回復に伴い 8 年目頃から急増しました 1980 年頃のマツ枯れ後も加算蒸発散率は低下し ヒノキ植栽後の 12 年目頃からその率が急増しました その後はマツ枯れ等の影響もあり 加算蒸発散率の急上昇は 4 ~ 5 年続いて終息しました このように 森林の衰退や消失によって蒸発散量が 2 ~ 8 年間減少し その後 流域の植生が回復し 林冠が閉鎖する頃に 5 ~ 10 年程度急増する時期があるようです 間伐に伴う水流出への影響も森林の状態の変化に依存するので これを参考にすると 間伐率によって異なりますが おおよそ 5 年程度続くものと予想されます 図竜ノ口山森林理水試験地南谷における加算蒸発散率の経年変動傾向 参考文献細田育広 (2009) 森林総合研究所平成 21 年版研究成果選集 :
10 この冊子は農林水産技術会議 新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業 において実施された 間伐促進のための低負荷型作業路開設技術と影響評価手法の開発 ( 平成 21 ~ 24 年度 ) における研究成果をとりまとめたものです 独立行政法人 森林総合研究所 茨城県つくば市松の里 1 番地 編集 発行水土保全研究領域東北支所関西支所秋田県森林技術センター発行日 2014( 平成 26) 年 3 月 31 日お問い合わせ先編集刊行係電話 [email protected] 本誌掲載内容の無断転載を禁じます 本紙は再生紙を使用しています
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12 独立行政法人 森林総合研究所 Forestry and Forest Products Research Institute 秋田県森林技術センター Akita Prefecture Forest Technology Center
平成 30 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課
平成 30 年度 森林整事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 人工造林等 (1ha 当り ) 区分標準単価前生樹等植栽樹種植栽本数 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 刈り払い機 全ての樹種 281,039 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 機械地拵え : グラップル 全ての樹種 79,087 拡大造林 再造林 スギ ヒノキ 2,000~ 418,304 ( 植栽のみ ) (
森林水文 水資源学 2 2. 水文統計 豪雨があった時, 新聞やテレビのニュースで 50 年に一度の大雨だった などと報告されることがある. 今争点となっている川辺川ダムは,80 年に 1 回の洪水を想定して治水計画が立てられている. 畑地かんがいでは,10 年に 1 回の渇水を対象として計画が立て
. 水文統計 豪雨があった時, 新聞やテレビのニュースで 50 年に一度の大雨だった などと報告されることがある. 今争点となっている川辺川ダムは,80 年に 回の洪水を想定して治水計画が立てられている. 畑地かんがいでは,0 年に 回の渇水を対象として計画が立てられる. このように, 水利構造物の設計や, 治水や利水の計画などでは, 年に 回起こるような降雨事象 ( 最大降雨強度, 最大連続干天日数など
平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課
平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 人工造林等 (1ha 当り ) 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 刈り払い機全ての樹種 272,335 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 機械地拵え : グラップル全ての樹種 76,751 拡大造林 再造林スギ ヒノキ 2,000~ 394,804 ( 植栽のみ ) 2,500~ 493,505 3,000~ 592,206
河川工学 -流出解析-
河川工学 ( 第 3 回 ) 流出解析法 1 ( 流出成分の分離と有効降雨 合理式 単位図法 ) (1) 大雨に関する予警報 流出現象の概説 (2) 流出解析法 1 (2-1) 合理式 (2-2) 単位図法 大雨に対する予警報 愛媛県中予地方の場合の注意報 警報基準 ( 松山地方気象台 HP より ) 松山市 警報 大雨 ( 浸水害 ) 雨量基準 平坦地 :1 時間雨量 45mm 平坦地以外 :3
Microsoft PowerPoint - 奈良井国有林での収穫調査へのICTドローン活用Ver1
奈良井国有林での収穫調査の ICT ドローン活用 林野庁中部森林管理局中信森林管理署 岩塚伸人 中部森林管理局の概要 中部森林管理局は 富山県 長野県 岐阜県 愛知県の 4 県にまたがる国有林を管理しています 国有林の管轄面積は 65 万 6 千 ha におよび 太平洋側の海岸縁から 日本の屋根 と言われる日本アルプスの山岳地帯まで分布し その多くは地形が急峻な脊梁山脈や河川の源流域に分布しています
トヨタの森づくり 地域・社会の基盤である森づくりに取り組む
http://www.toyota.co.jp/jpn/sustainability/feature/forest/ 2011/9/12 地域 社会の基盤である森づくりに取り組む トヨタは トヨタ基本理念 において 地域に根ざした企業活動を通じて 経済 社会の発展に貢献する としていま す それに基づき 豊かな社会づくりと持続的な発展のため 事業でお世話になっている各国 地域において 社会的 三重宮川山林
オーストリア林業から学ぶ 長野県林業大学校 いとう 2 学年伊藤 ひらさわ平沢 ほりべ堀部 けいすけ圭介 きみひこ公彦 たいせい 泰正 要旨私たち長野県林業大学校では 昨年の 7 月にオーストリアで 8 日間 森林 林業の研修を行なって来ました オーストリアは日本よりも狭い国土面積 低い森林率であり
オーストリア林業から学ぶ 長野県林業大学校 いとう 2 学年伊藤 ひらさわ平沢 ほりべ堀部 けいすけ圭介 きみひこ公彦 たいせい 泰正 要旨私たち長野県林業大学校では 昨年の 7 月にオーストリアで 8 日間 森林 林業の研修を行なって来ました オーストリアは日本よりも狭い国土面積 低い森林率でありながら 環境に配慮した森林施業や持続的な森林利用 低コストな森林施業などを実現し 先進的な林業を行なっていました
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第 13 地象 (1 傾斜地 ) 1 調査の手法 (1) 調査すべき情報ア土地利用の状況傾斜地の崩壊により影響を受ける地域の住宅等の分布状況 その他の土地利用の状況 ( 将来の土地利用も含む ) イ傾斜地の崩壊が危惧される土地の分布及び崩壊防止対策等の状況既に傾斜地の崩壊に係る危険性が認知 危惧されている土地の分布当該傾斜地の崩壊防止対策等の状況ウ降水量の状況当該地域の降雨特性の把握に必要な対象事業の実施区域等の降水量の状況エ地下水及び湧水の状況傾斜地の安定性に影響を与える地下水の水位及び湧水の分布
表 を基本として 渓床勾配の区分に応じて 流木災害対策を中心とする配置計画の目安を示したものが図 である 治山事業においては 発生区域から堆積区域に至るまで 多様な渓流生態系の保全に留意しながら 森林整備と治山施設整備を可能な限り一体として実施していくよう留意する 図 6.1
6. 森林整備や治山施設の配置 工種についての留意事項 6.1 流木災害対策を中心とする配置計画のあり方 林野庁(2012) 土石流 流木対策の手引き (p28) では 渓床勾配に応じて工種 工法及び施設配置を検討することが効率的であるとされている ( 表 6.1.1) 流木災害対策を中心とする計画は 流木の発生源対策を進めるとともに 適宜 透過型治山ダムを配置することを検討し 出水時の捕捉に努めるものとする
第4期中長期計画成果6
ISBN: 978-4-905304-76-0 日本にもあるトリュフ 人工栽培化に向けて 国立研究開発法人森林総合研究所 Forestry and Forest Products Research Institute 第 4 期中長期計画成果 6( 育種 生物機能 -1) はじめに トリュフは西洋料理には欠かせない高級食材となるキノコです キノコと言えば地面から上にカサを広げている姿を思い浮かべますが
CSRコミュニケーションブック
地域との 地域とともに 森を育て守っています 共生を目指して 全国に広がる森林保全活動 JTの森 JTグループは 事業活動において葉たばこ 紙 野菜 茶葉などを原材料として使用しており 事業を支える自然の恵みに 対する感謝の想いと企業の社会的責任の観点から 森林保全活動 JTの森 に取り組んでいます JTの森 は国内各地の森林 を一定期間借り受け 専門家や地元の方々との対話を重ねながら 森づくりに必要な手入れを支援するしくみです
Taro-40-11[15号p86-84]気候変動
資 料 鹿児島県における気候変動に関する考察 1 福田哲也仮屋園広幸肥後さより東小薗卓志四元聡美満留裕己 1 はじめに近年地球上では気候変動, とりわけ気温上昇が多くの地域で観測されている その現象は我が国においても例外ではなく, 具体的に取りまとめたレポートとして, 文部科学省 気象庁 環境省が, 日本における地球温暖化の影響について現在までの観測結果や将来予測を2013 年に, 日本の気候変動とその影響
近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流
近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流が発生する恐れがあります 奈良県十津川流域内及び和歌山県日置川流域に形成された河道閉塞について 上流の湛水が越流することによって
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酸性雨研究センター 2 アジアで増え続けるNOxとVOCs 増え続けるNO2濃度 衛星観測結果 アジアでは 急速な経済発展に伴って オゾ ンの原因物質であるNOx排出量が著しく増え ていると考えられる これを示す証拠として 最 近 対流圏観測衛星GOMEによるNO 2の対 流圏カラム濃度分布の結果が発表された (Richterら, 2005) 図2-1は 東アジアにおけ る1996年と2002年の1月のNO2対流圏濃度
877 スギ花粉の放出と拡散過程に関する研究 第6図 関東地方におけるスギ花粉飛散量分布のシミュレーション 点の多い所ほど 花粉濃度が高く計算 された地域 果 これらの花粉が遠く離れたアフリカ南端や さら 4 1 スギ花粉の発生と拡散過程のモデル化 に遠い南アメリカから 卓越する西風によって輸送さ わが国には 世界的にも他に類を見ない空間的に密 れたものであることを明らかにした スギ花粉の拡散 な気象観測システムであるアメダス
森林・河川等の環境中における 放射性セシウムの動き
環境創造センター成果報告会 2019 年 5 月 20 日コミュタン福島 1 森林 河川等の環境中における 放射性セシウムの動き 環境創造センター環境動態部門 新里忠史 林誠二 新井宏受 森林 どんなことをしているの? 2 森林や河川 湖 海などの様々な環境における放射性物質 ( 主に放射性セシウム ) の分布と動きの調査 予測モデルの開発 室内試験 分析 土壌採取樹木の採取流出量の観測 河川 貯水池
新間伐システム作業マニュアル(徳島県)/表紙
2 伐倒作業 作業全体を安全で効率的に行うためには 最初の伐倒作業が重要です 作業に先立って まず全班員で下見をし 互いに相談しながら作業方法を決めましょう 1 選木方法 列状間伐の選木は木の形質の良否に関係なく 伐採列の幅と間隔 残存列の幅 で決め ます 間伐率は3分の1が基本です 水源涵養保安林では 間伐率の上限が材積で3 5 に 定められていますが 2残1伐なら合致します 例えば立木密度が1
ぐに花粉の飛散シーズンに入らなかったのは 暖冬の影響で休眠打破が遅れたことが影響していると考えられます ( スギの雄花は寒さを経験することにより 休眠を終えて花粉飛散の準備に入ると言われています ) その後 暖かい日や風が強い日を中心にスギ花粉が多く飛びましたが 3 月中旬には関東を中心に寒い日が続
NEWS RELEASE 2016 年 4 月 8 日 ウェザーニューズ 第五回花粉飛散傾向を発表東北はスギ花粉の飛散ピーク! 西 東日本はまもなくヒノキ花粉のピークに ~ 花粉の総飛散量は西日本ほど多く 九州北部では昨年の約 1.5 倍に 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 千葉市美浜区 代表取締役社長 : 草開千仁 ) は 最新の花粉飛散傾向を発表しました 現在 東北ではスギ花粉が飛散ピークを迎えており
本文(横組)2/YAX334AU
群馬県赤城山大沼における湖沼学的研究 日あたりの集水量 B A A B 基底流量 mm d A 湖面を含む集水域の面積 km A 湖水面積 km このとき 上記の値は 地下水流入と考えられる また 漏水は 下記の式で求めた G out B G out 地下水流出量 mm d B 基底流量 mm d 表 9年月日 研究結果 m 湖水面標高 m 最 大 深 度 6 m 最 大 深 度 m 平 均 深 度
目 次 はじめに 第 1 被災状況及び課題 被災状況
流木災害等に対する治山対策検討チーム 中間取りまとめ 平成 29 年 11 月 林野庁 目 次 はじめに -----------------------------------------------------1 第 1 被災状況及び課題 ---------------------------------------2 1 被災状況 -----------------------------------------------2
PowerPoint プレゼンテーション
林野庁における森林の放射性 物質対策の取組について 林野庁森林整備部研究指導課 上野真一 森林における除染等の取組の方向性 住居等近隣 ( エリア A) や日常的に立ち入る森林 ( エリア B) については 環境省が除染を実施し A と B 以外の森林 ( エリア C) については 環境省と林野庁が連携し 調査 研究を推進している 環境省 知見の共有 林野庁 森林の除染の実施 A B 住民の安全 安心の確保のため
様式 2 作成年度 平成 28 年度 森林整備加速化 林業再生基金変更事業計画書 区分 : 強い林業 木材産業構築緊急対策 区分 : 林業成長産業化総合対策 福井県
様式 2 作成年度 森林整備加速化 林業再生基金変更事業計画書 区分 : 強い林業 木材産業構築緊急対策 区分 : 林業成長産業化総合対策 福井県 第 1. 基本的事項 1. 都道府県の森林整備及び林業 木材産業の現状と課題 12 万 ha に及ぶ人工林が 順次 利用可能な段階を迎えてきているが 十分に利用されている状況にはない このような中 木質バイオマス発電の導入により A 材から C 材余すことなく利用できる環境が整ったことから
地区名 所在地 表 4.1 天然力を活用した森林施業の事例調査地の概要 調査地番号 植栽木 林齢 整備面積 (ha) 所管 宮崎宮崎県宮崎市 J1 スギ 40 年生 2.2 宮崎森林管理署 長崎長崎県大村市 J2 スギ 53 年生 14.9 長崎森林管理署 佐賀佐賀県武雄市 J3 ヒノキ 53 年生
4. 天然力を活用した森林施業の事例調査 成功又は失敗の原因 地況 林況等の各種条件が天然更新に与える影響等について評価分 析を行うため 水源林造成事業の契約地以外において天然力を活用した森林施業の事例の収 集を行った I. 対象地の選定 平成 26 年度の事例調査は西日本 東日本から各 1 地方の計 2 地方から成功事例及び天然力を活用した森林整備を実施したが成功には至らなかったものの参考とすべき取組事例を原則
皆伐と更新に関する指針(案)
皆伐と更新に関する指針 平成 2 4 年 9 月 高知県林業振興 環境部 1 本指針の目的 本県の民有人工林の面積は約 30 万 ha に達し 民有林の 63% に及んでいます その齢級構成においては 10 齢級 (46~ 50 年生 ) 以上の面積が 60% 特に 9~ 11 齢級 (41 年生 ~ 55 年生 ) の人工林が全体の 54% を占めています 現在の齢級構成の不均衡 並びに市場が求める木材需要への対応を考えますと
表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川
Ⅱ. 都道府県別にみた推計結果の概要 1. 都道府県別総人口の推移 (1) すべての都道府県で平成 52 年の総人口はを下回る 先に公表された 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) ( 出生中位 死亡中位仮定 ) によれば わが国の総人口は長期にわたって減少が続く 平成 17(2005) 年からの都道府県別の総人口の推移をみると 38 道府県で総人口が減少している 今回の推計によれば
様式第 19 別紙イ 成果報告書 国立研究開発法人科学技術振興機構中高生の科学研究実践活動推進プログラム ( 学校活動型 ) 整理番号 実施機関名 取組機関名 SG150066 京都府教育委員会 京都府立莵道高等学校 共同取組機関名 本報告書は 国立研究開発法人科学技術振興機構との実施協定に基づき 京都府教育委員会が実施した平成 27 年度中高生の科学研究実践活動推進プログラムの成果を取りまとめたものです
データ解析
データ解析 ( 前期 ) 最小二乗法 向井厚志 005 年度テキスト 0 データ解析 - 最小二乗法 - 目次 第 回 Σ の計算 第 回ヒストグラム 第 3 回平均と標準偏差 6 第 回誤差の伝播 8 第 5 回正規分布 0 第 6 回最尤性原理 第 7 回正規分布の 分布の幅 第 8 回最小二乗法 6 第 9 回最小二乗法の練習 8 第 0 回最小二乗法の推定誤差 0 第 回推定誤差の計算 第
(資料3) 奄美大島・徳之島におけるスギ人工林の広葉樹林復元の検討
資料 3 奄美大島 徳之島におけるスギ人工林の広葉樹林復元の検討 目次 1. 調査の目的... 2 2. 調査の内容... 2 (1) スギ人工林箇所の概況把握調査... 2 1 森林調査簿によるスギ人工林の把握... 2 2 航空写真を活用したスギ人工林の把握... 4 3 現地調査によるスギ人工林の概況把握... 7 (2) スギ人工林の各種ポテンシャルの把握... 10 1 生物多様性に係るポテンシャル...
GNSS 受信機を用いた収穫調査の周囲測量についての考察 秋田森林管理署湯沢支署業務グループ 松井尊大高橋宏瑛 総務グループ 鈴木彩子 1. はじめに国有林の収穫調査の周囲測量において 新たに小班区画が必要とされる主伐箇所では実測が必要とされており 昨今 利用適齢期を迎える主伐人工林が増加している現
GNSS 受信機を用いた収穫調査の周囲測量についての考察 秋田森林管理署湯沢支署業務グループ 松井尊大高橋宏瑛 総務グループ 鈴木彩子 1. はじめに国有林の収穫調査の周囲測量において 新たに小班区画が必要とされる主伐箇所では実測が必要とされており 昨今 利用適齢期を迎える主伐人工林が増加している現状から 周囲測量の実測も同様に増加していくことが予想される その周囲測量の実測は これまでポケットコンパスを用いたコンパス測量
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NEWS RELEASE ウェザーニューズ 2~3 月の花粉飛散傾向のまとめ発表 2012 年 4 月 12 日 花粉飛散量 例年の 9 割の飛散を確認 シーズン終了までこれまでと同程度の飛散に ~ 4 月中旬現在 近畿 関東はヒノキ花粉 北陸 東北はスギ花粉のピークに北海道のシラカバ花粉は 4 月下旬から飛散開始 ~ 株式会社ウェザーニューズ ( 本社 : 東京都港区 代表取締役社長 : 草開千仁
(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)
第 3 編基本計画第 3 章安全で快適な暮らし環境の構築 現況と課題 [ 総合的な土地利用計画の確立 ] 本市は富士北麓の扇状に広がる傾斜地にあり 南部を富士山 北部を御坂山地 北東部を道志山地に囲まれ 広大な山林 原野を擁しています 地形は 富士山溶岩の上に火山灰が堆積したものであり 高冷の北面傾斜地であるため 農業生産性に優れた環境とは言い難く 農地利用は農業振興地域内の農用地を中心としたものに留まっています
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少花粉スギ等造林対策事業実施要領 - 1 - 治第 9 号平成 26 年 4 月 1 日 第 1 趣旨森林が持つ水源かん養 土砂流出防備等の公益的機能については 県民生活に欠くことのできない重要な役割を担っているが 担い手の減少や高齢化 木材価格の低迷等により 伐って 使って 植えて 育てる 林業の循環が停滞し 再造林による適切な更新が図られていないのが現状である 特に 主な花粉発生源であるスギ ヒノキ人工林は
