地区名 所在地 表 4.1 天然力を活用した森林施業の事例調査地の概要 調査地番号 植栽木 林齢 整備面積 (ha) 所管 宮崎宮崎県宮崎市 J1 スギ 40 年生 2.2 宮崎森林管理署 長崎長崎県大村市 J2 スギ 53 年生 14.9 長崎森林管理署 佐賀佐賀県武雄市 J3 ヒノキ 53 年生

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1 4. 天然力を活用した森林施業の事例調査 成功又は失敗の原因 地況 林況等の各種条件が天然更新に与える影響等について評価分 析を行うため 水源林造成事業の契約地以外において天然力を活用した森林施業の事例の収 集を行った I. 対象地の選定 平成 26 年度の事例調査は西日本 東日本から各 1 地方の計 2 地方から成功事例及び天然力を活用した森林整備を実施したが成功には至らなかったものの参考とすべき取組事例を原則 2 箇所ずつ計 8 事例の調査を実施することとしていたが 調査時期の制約により林野庁担当者との協議の上 国有林で実施されている水土保全モデル林を候補地として九州地方より 4 事例 中国地方より 2 事例 近畿地方より 2 事例の計 8 事例を選定し調査を実施した 調査地の概要は表 4.1 のとおりであり 調査位置は図 4.1 とおりである 山口 1,2 (J5,6) 佐賀 (J3) 福岡 (J4) 長崎 (J2) 宮崎 (J1) 奈良 1,2 (J7,8) 図 4.1 天然力を活用した森林施業の事例調査地位置図 11

2 地区名 所在地 表 4.1 天然力を活用した森林施業の事例調査地の概要 調査地番号 植栽木 林齢 整備面積 (ha) 所管 宮崎宮崎県宮崎市 J1 スギ 40 年生 2.2 宮崎森林管理署 長崎長崎県大村市 J2 スギ 53 年生 14.9 長崎森林管理署 佐賀佐賀県武雄市 J3 ヒノキ 53 年生 1.5 佐賀森林管理署 福岡福岡県飯塚市 J4 ヒノキ 60 年生 5.8 福岡森林管理署 山口 1 山口県山口市 J5 スギ, ヒノキ 55 年生 5.2 山口森林管理事務所 山口 2 J6 スギ, ヒノキ 46 年生 17.2 奈良 1 奈良県高市郡 J7 スギ 62 年生 6.5 奈良森林管理事務所 奈良 1 高取町 J8 スギ 58 年生 8.0 植栽木構成樹種 林齢は森林調査地点を記載 林齢は平成 27 年 3 月時点 II. 調査項目と調査内容 天然力を活用した森林施業の事例地において 概況調査と森林調査を実施した 調査項目 及び調査内容は 第 1 回検討委員会での助言を受けて表 4.2 に示す内容で実施した 表 4.2 天然力を活用した森林施業の事例調査項目 調査項目調査内容参考資料等 概況調査 森林調査 地形 地質 土壌気象 林況 その他 プロット調査 既存資料により起伏量区分における土地分類を把握 地形図や現地調査により GPS による位置情報 調査地の標高 勾配 斜面方位を把握 既存資料により地質 土壌を把握 現地調査により林道法面などの露岩部等を補足確認 最寄りの気象観測所の観測データより 気温 降水量 風速 降雪量などを把握 現存植生図により調査地一帯の植生を把握 周辺天然林の分布と種子供給源となる高木性広葉樹の母樹を現地で確認 保安林整備台帳や土地管理者等へのヒアリングにより施業履歴や時期 整備前の林況を確認 特に前生樹の種類や本数などの生育状況を確認 林道 作業道別の路網配置 調査地の路網密度を把握 植栽木調査 植栽木の平均樹高 平均胸高直径 密度など収量比数を算出するための毎木調査を実施 更新木調査 5 5m の調査プロットを 1 事例当たり 4 箇所設定 胸高直径 1cm 以上の樹種 樹高 胸高直径を計測 胸高直径 1cm 未満の高木性木本類の樹種 樹高 本数を記録 ha 当たりの本数を整理 気象害 獣害の発生状況の確認 土地分類図地形図 表層地質図土壌図 アメダスデータ 現存植生図 森林調査簿 保安林整備台帳 林道台帳等 現地調査 12

3 III. 調査結果 対象地の選定後 関係機関に調査承諾を得た後の平成 27 年 2 月 7 日 ~23 日に現地調査を実施した 各地区の調査結果は以下のとおりである 今年度の更新木調査では萌芽枝の本数を記録したが 数量の取りまとめには胸高直径 1cm 未満の個体は主軸を構成する個体のみを集計した また 出現した更新木の特性を把握するため 森林総合研究所 HP 2 及び図鑑 3を参考に出現樹種を高木性樹種 亜高木性樹種 低木性樹種として生活形の区分を便宜上行い整理した なお 生活形は出現する植生帯や樹冠を形成しているか否かなど 地域性や立地条件 構成する樹種の違いにより形態が異なる場合があることから 最終的には都道府県作成の天然更新完了基準等の更新基準を参考に判断する必要があると考える (1) 宮崎 1) 概況調査調査地は宮崎県宮崎市西部の野崎国有林 239 林班に 3 小班に所在し 境川支流野崎川の上流域の標高 300~360m 程度に位置する 平成 18 年に列状間伐が実施され 研究機関の試験地として活用されている 周辺は概ねスギ ヒノキの造林地として利用されているが 尾根沿いを中心に広葉樹林帯が保残されており 調査地北側に隣接する尾根筋にはイスノキ ツブラジイなどの常緑広葉樹を主体とした大径木林が幅 30m 程度で分布している 既存の林道は調査地西側に谷地形を巻くように通っており 尾根を1つ越えて南側と東側に林道が分布している 調査地内には作業道は見られない 2 独立行政法人森林総合研究所 HP 樹木データベース 3 原色牧野植物大図鑑北陸館 13

4 地区 / 調査地番号 所在地 緯度 経度 (WGS84) 面積 植栽木 ( 上層木 ) 表 4.3 概況整理表 ( 宮崎 ) 宮崎 /J1 宮崎県宮崎市宮崎森林管理署 239 に 3 林小班 N E ha スギ 植栽木調査地点 林齢 40 年生平成 27 年 3 月時点 地形標高 320 m 植栽木調査地点 斜面方位 勾配 W 21 植栽木調査地点 地形分類山麓地起伏量 200m 以下 地質表層地質区分砂岩 砂岩優勢な互層 土壌土壌区分乾性褐色森林土壌 気象平均気温 17.7 隣接林分の植生区分 路網密度 最高気温平均 36.2 最低気温平均 -3.2 最高気温極値 38.0 平成 25 年 8 月 1 日 最低気温極値 -5.9 昭和 60 年 1 月 15 日 平均年降水量 2,554 mm/ 年 最大日雨量 mm/ 日平成 2 年 9 月 29 日 平均風速 3.0 m/s 最大積雪深 2 cm 昭和 62 年 シイ カシ 2 次林 0.4 m/ha 自然環境保全基礎調査植生図より 地形分類 表層地質区分 土壌区分は国土交通省 HP 20 万分の 1 土地分類基本調査宮崎県より 気象データは気象庁 HP より 宮崎観測所 ( 標高 9m) の過去 30 年の観測資料を整理集計 調査地 図 4.2 位置図 ( 宮崎 )(1/25,000) 14

5 調査地 41 シイ カシ二次林 47 アカメガシワ - カラスザンショウ群落 51 低木群落 70 スギ ヒノキ サワラ植林 図 4.3 植生区分図 ( 宮崎 )(1/25,000) 自然環境保全基礎調査植生調査環境省自然環境局生物多様性センター HP より引用 2) 施業履歴ヒアリングによる施業履歴の調査を実施した 調査状況は表 4.4 に示すとおりである 植栽木は 40 年生のスギ ヒノキ 広葉樹で構成比はスギ 67% ヒノキ 25% 広葉樹 8% となっている 昭和 62 年 2 月に除伐 平成 18 年に材積率 30% の列状間伐が実施され 造成前の林況は広葉樹天然性林となっている 現地調査の結果から 列状間伐幅は 8m 程度で保残幅は 12m 程度 伐採木は搬出されていた 除伐 枝払い 補植 改植等 間伐実施年月 表 4.4 施業履歴等 ( 宮崎 ) 実施年月施業区分施業面積植栽樹種植栽本数備考 S62.2 除伐 2.19 ha - - 施業時の林齢 施業面積 伐採率 H18 31 年生 2.19 ha 材積 30 % 密度 ( 本 /ha) 前 :- 後 :- 植栽前の地況広葉樹天然性林 ( 樹種不明 ) 間伐前の前生樹の状況 不明 収量比数変化 Ry 前 :- 後 :- 施業区分 方法 列状利用間伐 施業方法不明 15

6 3) 森林調査位置と周辺広葉樹林の分布状況森林調査プロットは 調査地の地形や広葉樹林等の位置関係などの立地条件 林況などを考慮して 4 箇所設定した なお 列状間伐箇所が研究機関の試験地に設定されていたため この試験地に影響しない箇所を調査地に設定した 図 4.4 調査位置及び周辺広葉樹分布図 ( 宮崎 )(S=1/10,000) 調査地周辺の広葉樹林は 調査地北側の斜面に皆伐跡地に侵入したと考えられる落葉広葉樹 ( 互生 ) やイチイガシが樹冠を構成する二次林が見られ 北側の尾根筋には約 30m 幅でイスノキ ツブラジイ カゴノキ タブノキ モッコク ヤマビワなどが分布する広葉樹大径木林が保残されている 各プロットの設定位置及び周辺の広葉樹の分布状況は図 4.4 に示すとおりである 4) 森林調査 1 毎木調査毎木調査は保残帯内で実施した 平均胸高直径 23cm 平均樹高 18m 本数 2,460 本 /ha であり 樹高は 11~23m の範囲で分布し 17~20m の個体が全体の 69% を占め 樹冠は僅かに隙間が見られ被圧木が発生している スギ林内ではタブノキ サンゴジュ アラカシなどからなる亜高木層 ( 樹高 7.5m 以下 ; 植被率 20%) アオキ タブノキ アラカシなどからなる低木層 ( 樹高 3m 以下 ; 植被率 60%) コバノカナワラビ フユイチゴ ツルコウジなどからなる草本層 ( 高さ 0.4m 以下 ; 植被率 20%) の階層が形成されている 林床の植生の被覆は少なく 全体的にスギ落葉物に覆われている 林内で更新木の生育が多く亜高木 16

7 層まで形成されているのは 幅 8m 程度の列状伐採により現在も樹冠の隙間が保たれている ためと考えられる 種名 平均胸高直径 表 4.5 毎木調査結果 ( 宮崎 ) 平均樹高 平均枝下高 密度 収量比数 Ry スギ 23 cm 18 m 13 m 2,460 本 /ha 調査地点名 標準地規模 J1 毎木 m 斜面方位 勾配 W 21 標高 320m 緯度経度 (WGS84) N E 林齢 2 更新木調査更新木の調査プロットは 保残林帯に 3 箇所 間伐箇所に 1 箇所設定し調査を実施した 調査結果一覧及び出現状況は表 4.6~ 表 4.7 図 4.5 に示すとおりである スギ林内の更新木は亜高木層を形成しており 樹高は 5~7.5m 程度に達するサンゴジュ タブノキ ホゾバタブ アラカシ ツブラジイ ヤマビワが見られる 間伐箇所でもアラカシやタブノキが樹高 6.6m まで成長し イスノキ イチイガシ ネズミモチが樹高 2.4~3.4m になっている 保残帯に比べ耐陰性の高いアオキの出現本数が低くなっている なお プロット J1-3,4 では出現樹種に近接する広葉樹林の構成樹種との関係が見られたが プロット J1-1,2 では認められなかった 草本類による林床の被覆が 5~20% で草丈も 30cm 以下であることから更新木の侵入 成長への影響は低いと考えられ スギ樹冠の閉鎖と低木 ~ 亜高木層を形成している常緑広葉樹が林床の光環境に影響を及ぼしていると考えられる 樹高 30cm 以上の高木性樹種の出現本数は スギ樹冠下が 2,800~8,400 本 /ha で平均樹高は 2.7~3.3m 樹冠がない J1-3 プロットでは 12,000 本 /ha で平均樹高は 2.9m となっている J1-2 プロットで 30cm 未満の本数割合が高く 出現樹種も 8 種 ( 他プロット 3~4 種 ) と多い ノウサギ シカの糞 食痕が調査地内に確認されたがわずかであり 木本類の成長への影響は認められなかった 17

8 表 4.6 更新木調査結果一覧表 ( 宮崎 ) 調査地点名 J1-1 J1-2 J1-3 J1-4 植栽樹種スギスギ列状間伐地スギ プロット規模 5 5 m 5 5 m 5 5 m 5 5 m 斜面方位 W SW S S 平均斜面勾配 斜面位置下中上中 緯度経度 (WGS84) N E N E N E N E 標高 320 m 330 m 330 m 315 m 更新樹種 競合草本類 周辺広葉樹林 主な出現樹種 アオキ, タブノキ アオキ, ネズミモチ, シロダモ アラカシ, タブノキ, イスノキ イスノキ, アオキ, ヤマビワ 出現総本数 50 本 58 本 65 本 73 本 高木性樹種出現本数 (ha 換算 ) 樹高 30cm 以上の高木性樹種出現本数 (ha 換算 ) 21 本 (8,400 本 /ha) 18 本 (7,200 本 /ha) 19 本 (7,600 本 /ha) 7 本 (2,800 本 /ha) 39 本 (15,600 本 /ha) 30 本 (12,000 本 /ha) 30 本 (12,000 本 /ha) 21 本 (8,400 本 /ha) 植被率 35 % 10 % 10 % 5 % 階層の高さ ~0.4 m ~0.3 m ~0.3 m ~0.3 m 主な出現種 コバノカナワラビ, フユイチゴ, ツルコウジ, ヤブミョウガ コバノカナワラビ, ツルコウジ, フユイチゴ コバノカナワラビ, フユイチゴ ハリガネワラビ, ヤブミョウガ プロットとの距離 45 m 15 m 20 m 40 m 主な構成樹種 落葉広葉樹 ( 互生 ), イチイガシ二次林 イスノキ, ツブラジイ, カゴノキ, タブノキ, モッコク, ヤマビワなどの大径木 18

9 表 4.7 更新木出現状況 ( 宮崎 ) 地区 プロット生活着葉樹高 (m) 出現数 ( 本 ) 本数割合樹種樹高 0.3m 樹高 0.3m 名系期間最小値最大値平均未満以上計 (%) 宮崎 J1-1 高木 常緑 アラカシ シロダモ タブノキ ツブラジイ 亜高木 常緑 サンゴジュ 落葉 エゴノキ 低木 常緑 アオキ ネズミモチ ミヤマトベラ 落葉 ヤブムラサキ J1-1 集計 5 5mプロット J1-2 高木 常緑 アラカシ イチイガシ クロガネモチ シロダモ タブノキ ホソバタブ ヤブニッケイ 落葉 ムクノキ 亜高木 常緑 コバンモチ ヒサカキ ヤブツバキ 低木 常緑 アオキ ツルグミ ネズミモチ 落葉 ハナイカダ ヤブムラサキ J1-2 集計 5 5mプロット J1-3 高木 常緑 アラカシ イスノキ イチイガシ シロダモ タブノキ ツブラジイ ホソバタブ 亜高木 常緑 サザンカ ヒサカキ 落葉 ヤマウルシ 低木 常緑 アオキ ネズミモチ 落葉 イヌビワ ヤブムラサキ 不明 落葉 落広 ( 互生 ) J1-3 集計 5 5mプロット J1-4 高木 常緑 アラカシ イスノキ シロダモ タブノキ ツブラジイ 亜高木 常緑 サザンカ ヒサカキ ヤブツバキ ヤマビワ 落葉 エゴノキ 低木 常緑 アオキ ツルグミ ネズミモチ 落葉 イヌビワ ヤブムラサキ J1-4 集計 5 5mプロット

10 20 高さ (m) 8.0 宮崎 J1-1 高さ (m) 8.0 宮崎 J 高木亜高木低木 本数 高木亜高木低木 本数 高さ (m) 8.0 宮崎 J1-3 高さ (m) 8.0 宮崎 J 高木亜高木低木 本数 高木亜高木低木 本数 出現本数は 樹高 0.1m 未満 0.1~ ~ ~1 1~ ~2 2~ ~3 3~ ~4 4~ ~5 5~6 6~7 7~8m 未満の区分で集計し平均樹高で表示 8m 以上は計測値の本数を表示 樹種特性不明樹種 ツル性木本類は含まない 図 4.5 更新木分布図 ( 宮崎 )

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