概要 東北大学金属材料研究所の周偉男博士研究員 関剛斎准教授および高梨弘毅教授のグループは 産業技術総合研究所スピントロニクス研究センターの荒井礼子博士研究員および今村裕志研究チーム長との共同研究により 外部磁場により容易に磁化スイッチングするソフト磁性材料の Ni-Fe( パーマロイ ) 合金と
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- ゆき やたけ
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1 報道機関各位 平成 28 年 12 月 08 日 東北大学金属材料研究所産業技術総合研究所 磁気モーメントの渦の運動が可能にする省エネルギー情報記録 - ハードディスクの超高密度化と超低消費電力動作の両立に新たな道 - 発表のポイント 磁石の向きが変化しやすい Ni-Fe 合金層と 磁石の向きが変化しにくい FePt 規則合金層を組み合わせたナノ磁石を作製し 磁気記憶デバイスの情報記録のしくみである 磁石の磁化方向の変化 ( 磁化スイッチング ) の挙動を調査した FePt 規則合金層は次世代の超高密度磁気記録材料の有力候補だが 情報記録 ( 磁化スイッチング ) に使う消費電力が大きい ( 大きな外部磁場が必要である ) ことが実用化の障害の一つだった 今回 Ni-Fe 合金の中に作られる磁気モーメント *1 *2 の渦構造 ( 磁気渦構造 ) の運動を利用すると FePt 規則合金層を少ないエネルギー ( 小さな外部磁場 ) で磁化スイッチングできることを発見 これにより磁気記憶デバイスにおける記録情報の超高密度化と低消費電力動作の両立に向けた道筋が示された 本研究の概要図
2 概要 東北大学金属材料研究所の周偉男博士研究員 関剛斎准教授および高梨弘毅教授のグループは 産業技術総合研究所スピントロニクス研究センターの荒井礼子博士研究員および今村裕志研究チーム長との共同研究により 外部磁場により容易に磁化スイッチングするソフト磁性材料の Ni-Fe( パーマロイ ) 合金と 磁化スイッチングに大きな外部磁場を必要とする FePt 規則合金を組み合わせたナノ磁石を作製しました そして Ni-Fe 合金における磁気モーメントの渦構造 ( 磁気渦構造 あるいは磁気ボルテックス構造と呼ばれる ) の磁化運動を利用すると FePt 規則合金の磁化スイッチングに必要な磁場 ( 磁化スイッチング磁場 ) を大幅に低減できることを発見し 磁気記憶デバイス情報記録に必要な消費電力を大幅に削減することを可能にしました 現行のハードディスクドライブ (HDD) *3 は 記録ビット *4 となる磁石一つ一つの向きの方向を変化 ( 磁化スイッチング ) させることにより 情報を書き込みます HDD の容量を大きくかつ記録を安定させるためには ナノ (10 億分の 1) メートルレベルの磁石を高密度に配置し さらに磁化を一方向に保つためのエネルギー ( 磁気異方性エネルギー *5 ) を大きくすることが不可欠です しかしながら これにより磁化スイッチング磁場が増大し 結果として情報書き込み時の消費電力が増大してしまいます 特に FePt 規則合金は次世代の超高密度磁気記憶デバイス材料の有力候補とされている合金ですが 現段階では磁化スイッチング磁場が大きいことが実用化に向けた一つの障害となっていました 研究グループは Ni-Fe 合金層と FePt 合金層を積層させた薄膜試料を直径 260 ナノメートルのナノサイズドットへと加工し 磁化スイッチングの挙動を調べました その結果 Fe- Ni 合金層に磁気渦構造が形成され 高周波の外部磁場を加えることで磁気渦の運動が励起され Ni-Fe 合金層に隣接している FePt 合金層の磁化スイッチングが容易に生じることがわかりました このスイッチング磁場が低下する原因を調べるためにコンピュータシミュレーションと比較したところ 磁気渦が運動することによって Ni-Fe 合金層に過剰な磁気的エネルギーが蓄積され その余分なエネルギーを低減させるために FePt 合金層において磁化スイッチングが生じるという特徴的なスイッチングプロセスが明らかとなりました 磁気渦の運動を利用して隣接する磁石の磁化方向をスイッチングさせる研究報告は本研究が初となり 磁気渦の新しい機能が実証されました 今回の成果により 磁気記憶デバイスにおける情報の超高密度化と低消費電力動作の両立に向けた新しい道筋が示されたことになります 本研究は 科学研究費助成金 若手研究 (A)( 課題番号 : ) 基盤研究 (S)( 課題番号 : ) およびJST 戦略的創造研究推進事業個人型研究 ( さきがけ ) の研究課題 磁性規則合金を用いた新機能性スピントルク発振素子の創製 ( 代表 : 関剛斎 ) および スピンを利用したニューロモルフィックシステムの理論設計 ( 代表 : 荒井礼子 ) の一部として行われました 本研究成果は 12 月 8 日付けで米国物理学雑誌 Physical Review B にて Rapid communication( 速報版 ) として公開されます 詳細な説明 研究背景高度情報化社会に不可欠な電子情報機器において その根幹を成す記憶素子の低消費電力化を進めることは 豊かな持続性社会を実現するための最重要課題の一つです また 低消費電力化と同時に 電子機器の小型化 大容量化 高速化が望まれており 磁石 ( 磁性体 ) を用いた高性能な磁気記憶デバイスの開発が重要視されています 磁性体を用いる最大の利点は 情報の不揮発性にあります ハードディスクドライブ (Hard Disk Drive; HDD) や磁気ランダムアクセス
3 メモリー (Magnetic Random Access Memory; MRAM) といった磁気記憶デバイスやスピントロニ *6 クス素子は 磁石の向き ( 磁化の方向 ) により情報を記録するため 電力を OFF にしても情報が消えません そのため 情報保持に電力を必要とする半導体をベースとした記憶デバイスと比較して 待機中の消費電力を大幅にカットできる利点があります その反面 磁石を使って情報を記憶するデバイスでは 記録密度を高めるにつれて 記録ビットへ情報を書き込むために必要なエネルギー ( 外部磁場など ) が大きくなってしまうという深刻な課題があります 例えば 現行の HDD では 記録ビットを構成する磁石に磁場を印加し 磁化の方向をスイッチさせることにより情報を書き込みます HDD の記録ビットを高密度化するためには 情報を記録する磁石一つ一つをナノメートルの領域まで小さくする必要があります ( 図 1) しかし ナノメートルサイズの磁石では 熱エネルギーにより磁化が揺らいでしまい記録した情報の保 *7 持が困難になるという問題が発生します この磁化の熱揺らぎ問題を回避するためには 熱エネルギーに打ち勝って磁化を一方向に保つためのエネルギー ( 磁気異方性エネルギー ) を大きくすることが不可欠です 大きな磁気異方性エネルギーをもつ磁石は 記録情報の安定性という観点からは好ましいのですが 一方で 磁化をスイッチさせるための磁場 ( スイッチング磁場 ) を増大させてしまい 結果として情報書き込み時の消費電力が増大してしまいます したがって 磁気記憶デバイスにおける情報の大容量化 高密度化と低消費電力化を同時に実現するためには 大きな磁気異方性エネルギー ( スイッチング磁場 ) をもつ磁石 を 情報書き込み時にだけ小さなエネルギー ( 外部磁場 ) により磁化スイッチングさせる という課題を解決しなくてはなりません 図 1 HDD の記録ビットの模式図 磁石一つ一つが記録ビットとなっており 磁石の方向 ( 磁束の漏れ方 ) で情報の 1 0 を記録している 構成する磁石を (a) から (b) のように小さくすることで 記録密度を高めることができる 成果の内容研究グループは FePt 規則合金と Ni-Fe 合金 ( パーマロイ合金 図中は Py と記す ) というスイッチング磁場の異なる 2 つの磁石 ( 磁性材料 ) をナノメートルの厚さで積層化させた薄膜を作製 その積層膜中に励起される磁気モーメントの運動に着目し スイッチング磁場の低減をめざして研究を進めてきました FePt 規則合金は 希土類永久磁石材料に匹敵する大きな磁気異方性エネルギーをもつ合金であり 大きなスイッチング磁場を示す磁気的に硬い ハード磁性材料 です 現在 次世代の超高密度磁気記録媒体の候補材料として盛んに研究が行われています 一方で Ni-Fe 合金は小さなスイッチング磁場を示す磁気的に柔らかい ソフト磁性材料 の代表格です これまでの研究により Ni-Fe 合金の磁気モーメントの運動が FePt 規則合金の磁化のスイッチングに影響を与えることは既に報告しています (Nature Communications 2013) しかしながら その当時は薄膜の面内方向に磁気モーメントが揃った FePt 合金層と Ni-Fe 合金層の積層構造であり 加えてマイクロ ( マイクロは 100 万分の 1) メートルサイズの素子を用いていたため ( 図 2(a)) 薄膜面に対して垂直方向に磁化したナノサイズ素子という磁気記憶デバイスの開発トレンドに適合していませんでした そこで今回 研究グループは 薄膜の垂直方向に磁化した
4 FePt 規則合金と Ni-Fe 合金を積層化させ 電子線を使った微細加工手法を駆使することで 直径 260 ナノメートルのナノ磁石を作製しました ( 図 2(b)) 実験で観測された磁化スイッチングの挙動をコンピュータシミュレーションと比較したところ 図 3 に示すように FePt 規則合金層は垂直磁化を有しており 一方で Ni-Fe 合金層には磁気モーメントが膜面内に渦を巻いた磁気渦構造 ( あるいは磁気ボルテックス構造と呼ばれる ) が形成されていることが明らかとなりました この磁気渦構造の Ni-Fe 合金層と垂直磁化 FePt 規則合金層から成るナノ磁石に対し 高周波磁場を印加しながらスイッチング磁場を調べたところ ある特定の周波数の高周波磁場を加えたときにスイッチング磁場が大幅に低減することを発見しました ( 図 4) 例えば 高周波磁場を加えていない時 FePt 規則合金層は 8.6 koe のスイッチング磁場を示しますが 周波数を 11 GHz とした 0.2 koe の高周波磁場を加えるだけで スイッチング磁場が 2.8 koe まで大幅に低下します このスイッチング磁場の低減メカニズムを解明するために コンピュータシミュレーションにより磁化スイッチングのプロセスを調べました 高周波磁場を加えると まず Ni-Fe 合金層において磁気渦の運動が生じます 磁気渦が運動するとその磁気構造の変化に起因して Ni-Fe 合金層に過剰な磁気的エネルギーが蓄積されます 蓄積された余分なエネルギーはナノ磁石全体が磁化スイッチングすることで低減できるため Ni-Fe 合金層に隣接した FePt 合金層において磁化スイッチングが生じるという特徴的なプロセスが起こっていることが明らかとなりました 図 2 (a) 以前の研究で用いた面内磁化を有するマイクロメートルサイズの素子の模式図 (b) 今回の研究で作製した垂直磁化 FePt 規則合金層と磁気渦構造の Ni-Fe 合金 (Py) 層から成るナノ磁石の模式図 図 3 コンピュータシミュレーションより得られた磁気構造 磁気モーメントの面内 x 成分 (m x) と垂直 z 成分 (m z) の変化をカラープロットで表している また 積層構造の模式図を合わせて示した 図 4 FePt 規則合金層のスイッチング磁場の高周波磁場の周波数依存性 周波数を 11 GHz とした 0.2 koe の高周波磁場を素子に与えると スイッチング磁場が 8.6 koe から 2.8 koe まで低下する 意義 課題 展望この磁気渦の運動を利用した磁化スイッチングと類似の手法に マイクロ波アシスト磁化反転 (Microwave-Assisted Switching; MAS) *8 があります MAS では 本研究手法と同様に高周波磁場を印加しますが ハード磁性材料中の磁気モーメントの 均一な歳差運動 を利用する点で異なります 磁気異方性エネルギーの高いハード磁性材料では 均一な歳差運動を励起するのに必要な周波数が高く ( 数 10 GHz 以上の周波数領域 ) 実用化における問題でした 一方 今回着目した磁気渦の運動は ソフト磁性材料中に励起されるため 励起に必要な周波数はハード磁性材料の特性に依存せず 励起周波数を抑制できる応用上の利点があります また これまでに磁気渦の運動に関する研究報告は多数ありましたが 磁気渦の運動を利用
5 して隣接する磁石の磁化方向をスイッチングさせるという研究報告はなく 今回の成果によって磁気渦の新しい機能が実証されました FePt 規則合金は次世代の超高密度磁気記憶デバイス材料の有力候補とされている合金ですが 磁化スイッチングに大きな磁場が不可欠であることが実用化に向けた一つの障害となっていました 今回の成果は 磁気異方性エネルギーの大きな FePt 規則合金 を有する ナノサイズ素子 において 小さなスイッチング磁場 を実証したものであり 応用上の要件を満足することから 磁気記憶デバイスにおける情報の超高密度化と低消費電力動作の両立に向けた新しい道筋が示されたことになります 更なるスイッチング磁場の低減による高効率化が今後の課題の一つとして挙げられます 発表論文雑誌名 : 米国物理学雑誌 Physical Review B Rapid communication( 速報版 ) 英文タイトル :Vortex Dynamics-Mediated Low-Field Magnetization Switching in an Exchange- Coupled System 全著者 :Weinan Zhou, Takeshi Seki, Hiroko Arai, Hiroshi Imamura, Koki Takanashi DOI: /PhysRevB 専門用語解説 *1 磁気モーメント 磁石の強さを表すベクトル量 N 極と S 極の磁極の対を表す物理量 単位体積あたりの磁気モー メントが磁化となる 磁石は多くの磁気モーメントにより構成されている *2 磁気渦 ( ボルテックス ) 構造ナノからマイクロメートルサイズのディスク形状の磁石において観測される磁気構造 磁気モーメントが薄膜の面内に渦を巻いており 中心部にはボルテックスコアと呼ばれる垂直方向に向いた磁気モーメントの成分が存在する *3 ハードディスクドライブ (Hard Disc Drive; HDD) 書き込み用磁気ヘッド 読み出し用磁気ヘッド 記録媒体 スピンドルモーターなどから構成さ れる代表的な磁気記憶デバイス パソコンなどの情報記憶装置として使用されている *4 記録ビット パソコンなどの電子機器では 1 あるいは 0 の値で情報を扱っている 記録ビットでは 電荷の有無や磁化の方向により この 1 あるいは 0 の情報を保存している *5 磁気異方性エネルギー磁化の方向を一方向に保つためのエネルギー 磁気異方性エネルギーが大きい材料は 外部エネルギーによる影響を受けにくくなるため 磁化スイッチングを行うために必要な外部磁場が大きくなる *6 スピントロニクス素子 MRAM に代表される磁性体で情報を記録したり演算したりする素子 電子のもつ電荷とスピン
6 という 2 つの性質を利用している *7 磁化の熱揺らぎ問題磁性体の磁化方向は 熱エネルギーの影響を受けている 熱エネルギーに対する磁化の安定性は 磁気異方性エネルギーと磁性体の体積の積で決定される 高密度磁気記憶を実現するために磁性体の体積を減少させると 熱エネルギーにより磁化が揺らいでしまい 記憶した情報の保持が困難となる この問題を解決するには 磁気異方性エネルギーの大きな材料を用いることが有効である *8 マイクロ波アシスト磁化反転 (Microwave-Assisted Switching; MAS) 高周波磁場を磁性体に照射することで磁化の運動を誘起し 磁化のスイッチングを行う手法 本研究成果の磁気渦の運動とは異なり 単一磁性体における空間的に均一な磁気モーメントの運動を利用する 本件に関するお問い合せ先 研究内容に関して東北大学金属材料研究所 宮城県仙台市青葉区片平 准教授関剛斎 (Takeshi SEKI) 電話番号 : [email protected] 産業技術総合研究所スピントロニクス研究センター 茨城県つくば市梅園 つくば中央第 2 研究チーム長今村裕志 (Hiroshi IMAMURA) 電話番号 : [email protected] 報道に関して東北大学金属材料研究所 宮城県仙台市青葉区片平 情報企画室広報班横山美沙電話番号 : FAX: [email protected] 産業技術総合研究所企画本部報道室 茨城県つくば市梅園 中央第 1 つくば本部 情報技術共同研究棟 8F 電話番号 : FAX: [email protected]
配信先 : 東北大学 宮城県政記者会 東北電力記者クラブ科学技術振興機構 文部科学記者会 科学記者会配付日時 : 平成 30 年 5 月 25 日午後 2 時 ( 日本時間 ) 解禁日時 : 平成 30 年 5 月 29 日午前 0 時 ( 日本時間 ) 報道機関各位 平成 30 年 5 月 25
配信先 : 東北大学 宮城県政記者会 東北電力記者クラブ科学技術振興機構 文部科学記者会 科学記者会配付日時 : 平成 30 年 5 月 25 日午後 2 時 ( 日本時間 ) 解禁日時 : 平成 30 年 5 月 29 日午前 0 時 ( 日本時間 ) 報道機関各位 平成 30 年 5 月 25 日 東北大学材料科学高等研究所 (AIMR) 東北大学金属材料研究所科学技術振興機構 (JST) スピン流スイッチの動作原理を発見
報道発表資料 2007 年 4 月 12 日 独立行政法人理化学研究所 電流の中の電子スピンの方向を選り分けるスピンホール効果の電気的検出に成功 - 次世代を担うスピントロニクス素子の物質探索が前進 - ポイント 室温でスピン流と電流の間の可逆的な相互変換( スピンホール効果 ) の実現に成功 電流
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 4 月 12 日 独立行政法人理化学研究所 電流の中の電子スピンの方向を選り分けるスピンホール効果の電気的検出に成功 - 次世代を担うスピントロニクス素子の物質探索が前進 - 携帯電話やインターネットが普及した情報化社会は さらに 大容量で高速に情報を処理する素子開発を求めています そのため エレクトロニクス分野では さらに便利な技術革新の必要性が日増しに高まっています
詳細な説明 研究の背景 フラッシュメモリの限界を凌駕する 次世代不揮発性メモリ注 1 として 相変化メモリ (PCRAM) 注 2 が注目されています PCRAM の記録層には 相変化材料 と呼ばれる アモルファス相と結晶相の可逆的な変化が可能な材料が用いられます 通常 アモルファス相は高い電気抵抗
平成 30 年 1 月 12 日 報道機関各位 東北大学大学院工学研究科 次世代相変化メモリーの新材料を開発 超低消費電力でのデータ書き込みが可能に 発表のポイント 従来材料とは逆の電気特性を持つ次世代不揮発性メモリ用の新材料開発に成功 今回開発した新材料を用いることで データ書換え時の消費電力を大幅に低減できることを確認 概要 東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻の畑山祥吾博士後期課程学生
スピン流を用いて磁気の揺らぎを高感度に検出することに成功 スピン流を用いた高感度磁気センサへ道 1. 発表者 : 新見康洋 ( 大阪大学大学院理学研究科准教授 研究当時 : 東京大学物性研究所助教 ) 木俣基 ( 東京大学物性研究所助教 ) 大森康智 ( 東京大学新領域創成科学研究科物理学専攻博士課
スピン流を用いて磁気の揺らぎを高感度に検出することに成功 スピン流を用いた高感度磁気センサへ道 1. 発表者 : 新見康洋 ( 大阪大学大学院理学研究科准教授 研究当時 : 東京大学物性研究所助教 ) 木俣基 ( 東京大学物性研究所助教 ) 大森康智 ( 東京大学新領域創成科学研究科物理学専攻博士課程 1 年 ) 顧波 ( 日本原子力研究開発機構先端基礎研究センター研究員 ) Timothy Ziman
報道機関各位 平成 30 年 5 月 14 日 東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター 株式会社アドバンテスト アドバンテスト社製メモリテスターを用いて 磁気ランダムアクセスメモリ (STT-MRAM) の歩留まり率の向上と高性能化を実証 300mm ウェハ全面における平均値で歩留まり率の
報道機関各位 平成 30 年 5 月 1 日 東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター 株式会社アドバンテスト アドバンテスト社製メモリテスターを用いて 磁気ランダムアクセスメモリ (STT-MRAM) の歩留まり率の向上と高性能化を実証 300mm ウェハ全面における平均値で歩留まり率の向上 (91% から 97%) と 高速動作特性の向上を実証する実験に成功 標記について 別添のとおりプレスリリースいたしますので
Microsoft PowerPoint - summer_school_for_web_ver2.pptx
スピン流で観る物理現象 大阪大学大学院理学研究科物理学専攻 新見康洋 スピントロニクスとは スピン エレクトロニクス メモリ産業と深くつなが ている メモリ産業と深くつながっている スピン ハードディスクドライブの読み取りヘッド N 電荷 -e スピンの流れ ピ の流れ スピン流 S 巨大磁気抵抗効果 ((GMR)) from http://en.wikipedia.org/wiki/disk_readand-write_head
Microsoft Word - 01.doc
科学技術振興機構 (JST) 理 化 学 研 究 所 京 都 大 学 有機薄膜太陽電池で飛躍的なエネルギー変換効率の向上が可能に ~ 新材料開発で光エネルギー損失低減に成功 ~ ポイント 塗布型有機薄膜太陽電池 ( 塗布型 OPV) の実用化には変換効率の向上が課題となっている 新しい半導体ポリマーの開発により 塗布型 OPV の光エネルギー損失が無機太陽電池並みまで低減に成功した 塗布型 OPV
体状態を保持したまま 電気伝導の獲得という電荷が担う性質の劇的な変化が起こる すなわ ち電荷とスピンが分離して振る舞うことを示しています そして このような状況で実現して いる金属が通常とは異なる特異な金属であることが 電気伝導度の温度依存性から明らかにされました もともと電子が持っていた電荷やスピ
4. 発表内容 : 電子は電荷とスピンを持っており 電荷は電気伝導の起源 スピンは磁性の起源になって います 電荷同士の反発力が強い物質中では 結晶の格子点上に二つの電荷が同時に存在する ことができません その結果 結晶の格子点の数と電子の数が等しい場合は 電子が一つずつ各格子点上に止まったモット絶縁体と呼ばれる状態になります ( 図 1) モット絶縁体の多く は 隣接する結晶格子点に存在する電子のスピン同士が逆向きになろうとする相互作用の効果
Microsoft Word - プレス原稿_0528【最終版】
報道関係各位 2014 年 5 月 28 日 二酸化チタン表面における陽電子消滅誘起イオン脱離の観測に成功 ~ 陽電子を用いた固体最表面の改質に道 ~ 東京理科大学研究戦略 産学連携センター立教大学リサーチ イニシアティブセンター 本研究成果のポイント 二酸化チタン表面での陽電子の対消滅に伴って脱離する酸素正イオンの観測に成功 陽電子を用いた固体最表面の改質に道を拓いた 本研究は 東京理科大学理学部第二部物理学科長嶋泰之教授
記者発表資料
2012 年 6 月 4 日 報道機関各位 東北大学流体科学研究所原子分子材料科学高等研究機構 高密度 均一量子ナノ円盤アレイ構造による高効率 量子ドット太陽電池の実現 ( シリコン量子ドット太陽電池において世界最高変換効率 12.6% を達成 ) < 概要 > 東北大学 流体科学研究所および原子分子材料科学高等研究機構 寒川教授グループはこの度 新しい鉄微粒子含有蛋白質 ( リステリアフェリティン
共同研究グループ理化学研究所創発物性科学研究センター強相関量子伝導研究チームチームリーダー十倉好紀 ( とくらよしのり ) 基礎科学特別研究員吉見龍太郎 ( よしみりゅうたろう ) 強相関物性研究グループ客員研究員安田憲司 ( やすだけんじ ) ( 米国マサチューセッツ工科大学ポストドクトラルアソシ
PRESS RELEASE 2018 年 12 月 4 日理化学研究所東京大学東北大学科学技術振興機構 マルチフェロイクス材料における電流誘起磁化反転を実現 - 低消費電力エレクトロニクスへの新原理を構築 - 理化学研究所 ( 理研 ) 創発物性科学研究センター強相関量子伝導研究チームの吉見龍太郎基礎科学特別研究員 十倉好紀チームリーダー 安田憲司客員研究員( マサチューセッツ工科大学ポストドクトラルアソシエイト
平成 30 年 8 月 6 日 報道機関各位 東京工業大学 東北大学 日本工業大学 高出力な全固体電池で超高速充放電を実現全固体電池の実用化に向けて大きな一歩 要点 5V 程度の高電圧を発生する全固体電池で極めて低い界面抵抗を実現 14 ma/cm 2 の高い電流密度での超高速充放電が可能に 界面形
平成 30 年 8 月 6 日 報道機関各位 東京工業大学 東北大学 日本工業大学 高出力な全固体電池で超高速充放電を実現全固体電池の実用化に向けて大きな一歩 要点 5V 程度の高電圧を発生する全固体電池で極めて低い界面抵抗を実現 14 ma/cm 2 の高い電流密度での超高速充放電が可能に 界面形成直後に固体電解質から電極へのリチウムイオンが自発的に移動 概要 東京工業大学の一杉太郎教授らは 東北大学の河底秀幸助教
H22低炭素助成報告書-関先生-最終_p45
高保磁力 FePt ナノ構造体における磁気特性の電界制御 磁性材料学研究部門 関剛斎 概要 磁気記憶デバイスの低消費電力化は 低炭素化社会を実現するための重要な課題の一つである 本研究事業では 情報書込み手法の低エネルギー化を目指し 外部磁場や電流を用いるのではなく 電界を磁性体に印加することによる磁化方向制御を試みた 具体的には 磁化の高い熱安定性を示す L1 0 型 FePt 規則合金を材料として選択し
リチウムイオン電池用シリコン電極の1粒子の充電による膨張の観察に成功
同時発表 : 筑波研究学園都市記者会 ( 資料配付 ) 文部科学記者会 ( 資料配布 ) 科学記者会 ( 資料配布 ) 都庁記者クラブ ( 資料配布 ) 概要 リチウムイオン電池用シリコン電極の 1 粒子の充電による膨張の観察に成功 - リチウムイオン電池新規負極材料の電極設計の再考 - 平成 25 年 3 月 27 日 独立行政法人物質 材料研究機構 公立大学法人首都大学東京 1. 独立行政法人物質
トポロジカル絶縁体ヘテロ接合による量子技術の基盤創成 ( 研究代表者 : 川﨑雅司 ) の事業の一環として行われました 共同研究グループ理化学研究所創発物性科学研究センター強相関物理部門強相関物性研究グループ研修生安田憲司 ( やすだけんじ ) ( 東京大学大学院工学系研究科博士課程 2 年 ) 研
PRESS RELEASE 2017 年 12 月 6 日理化学研究所東京大学東北大学金属材料研究所科学技術振興機構 磁壁におけるトポロジカル電流を観測 - 省エネルギースピントロニクスデバイスの基礎原理を実証 - 要旨理化学研究所 ( 理研 ) 創発物性科学研究センター強相関物性研究グループの安田憲司研修生 ( 東京大学大学院工学系研究科博士課程 2 年 ) 十倉好紀グループディレクター ( 同教授
世界最高面密度の量子ドットの自己形成に成功
同時発表 : 筑波研究学園都市記者会 ( 資料配布 ) 文部科学記者会 ( 資料配布 ) 科学記者会 ( 資料配布 ) 世界最高面密度の量子ドットの自己形成に成功 - 高性能量子ドットデバイス実現に向けた研究がさらに加速 - 平成 24 年 6 月 4 日 独立行政法人物質 材料研究機構 概要 : 独立行政法人物質 材料研究機構 ( 理事長 : 潮田資勝 ) 先端フォトニクス材料ユニット ( ユニット長
【NanotechJapan Bulletin】10-9 INNOVATIONの最先端<第4回>
企画特集 10-9 INNOVATION の最先端 Life & Green Nanotechnology が培う新技術 < 第 4 回 > プリンテッドエレクトロニクス時代実現に向けた材料 プロセス基盤技術の開拓 NEDO プロジェクトプロジェクトリーダー東京 学教授染 隆夫 に聞く 図6 4 3 解像度を変えた TFT アレイによる電子ペーパー 提供 凸版印刷 株 大面積圧力センサの開発
研究の背景有機薄膜太陽電池は フレキシブル 低コストで環境に優しいことから 次世代太陽電池として着目されています 最近では エネルギー変換効率が % を超える報告もあり 実用化が期待されています 有機薄膜太陽電池デバイスの内部では 図 に示すように (I) 励起子の生成 (II) 分子界面での電荷生
報道関係者各位 平成 6 年 8 月 日 国立大学法人筑波大学 太陽電池デバイスの電荷生成効率決定法を確立 ~ 光電エネルギー変換機構の解明と太陽電池材料のスクリーニングの有効なツール ~ 研究成果のポイント. 太陽電池デバイスの評価 理解に重要な電荷生成効率の決定方法を確立しました. これにより 有機薄膜太陽電池が低温で動作しない原因が 電荷輸送プロセスにあることが明らかになりました 3. 本方法は
報道関係者各位 平成 24 年 4 月 13 日 筑波大学 ナノ材料で Cs( セシウム ) イオンを結晶中に捕獲 研究成果のポイント : 放射性セシウム除染の切り札になりうる成果セシウムイオンを効率的にナノ空間 ナノの檻にぴったり収容して捕獲 除去 国立大学法人筑波大学 学長山田信博 ( 以下 筑
報道関係者各位 平成 24 年 4 月 13 日 筑波大学 ナノ材料で Cs( セシウム ) イオンを結晶中に捕獲 研究成果のポイント : 放射性セシウム除染の切り札になりうる成果セシウムイオンを効率的にナノ空間 ナノの檻にぴったり収容して捕獲 除去 国立大学法人筑波大学 学長山田信博 ( 以下 筑波大学 という ) 数理物質系 系長三明康郎 守友浩教授は プルシャンブルー類似体を用いて 水溶液中に溶けている
QOBU1011_40.pdf
印字データ名 QOBU1 0 1 1 (1165) コメント 研究紹介 片山 作成日時 07.10.04 19:33 図 2 (a )センサー素子の外観 (b )センサー基板 色の濃い部分が Pt 形電極 幅 50μm, 間隔 50μm (c ),(d )単層ナノ チューブ薄膜の SEM 像 (c )Al O 基板上, (d )Pt 電極との境 界 熱 CVD 条件 触媒金属 Fe(0.5nm)/Al(5nm)
特別研究員高木里奈 ( たかぎりな ) ユニットリーダー関真一郎 ( せきしんいちろう ) ( 科学技術振興機構さきがけ研究者 ) 計算物質科学研究チームチームリーダー有田亮太郎 ( ありたりょうたろう ) ( 東京大学大学院工学系研究科教授 ) 強相関物性研究グループグループディレクター十倉好紀
PRESS RELEASE 2018 年 11 月 19 日理化学研究所北海道大学 磁気渦の新しい生成機構を発見 - 磁気渦を情報担体とする磁気記憶素子の実現に期待 - 理化学研究所 ( 理研 ) 創発物性科学研究センタースピン創発機能研究ユニットの高木里奈特別研究員 関真一郎ユニットリーダー 強相関物性研究グループの十倉好紀グループディレクター 北海道大学大学院理学研究院物理学部門の速水賢助教らの国際共同研究グループ
交番磁気力顕微鏡 : 空間分解能 5nm と高機能性の実現 秋田大学 工学資源学研究科附属理工学研究センター教授齊藤準 機器開発タイプ ( 平成 23 年度 ~26 年度 ) 開発課題名 : ベクトル磁場検出 高分解能 近接場磁気力顕微鏡の開発中核機関 : 秋田大学参画機関 :( 株 ) 日立ハイテ
交番磁気力顕微鏡 : 空間分解能 5nm と高機能性の実現 秋田大学 工学資源学研究科附属理工学研究センター教授齊藤準 機器開発タイプ ( 平成 23 年度 ~26 年度 ) 開発課題名 : ベクトル磁場検出 高分解能 近接場磁気力顕微鏡の開発中核機関 : 秋田大学参画機関 :( 株 ) 日立ハイテクサイエンス 日東光器 ( 株 ) 秋田県産業技術センター 1 従来技術 ( 磁気力顕微鏡 ) とその問題点
重希土類元素ジスプロシウムを使わない高保磁力ネオジム磁石
同時発表 : 筑波研究学園都市記者会 ( 資料配布 ) 文部科学記者会 ( 資料配布 ) 科学記者会 ( 資料配布 ) 重希土類元素ジスプロシウムを使わない高保磁力ネオジム磁石 概要 平成 22 年 8 月 30 日独立行政法人物質 材料研究機構 1. 独立行政法人物質 材料研究機構 ( 理事長 : 潮田資勝 ) 磁性材料センター ( センター長 : 宝野和博 ) はハイブリッド車の駆動モータに使われるネオジム磁石の高保磁力化に必須の重希土類元素
平成 30 年 1 月 5 日 報道機関各位 東北大学大学院工学研究科 低温で利用可能な弾性熱量効果を確認 フロンガスを用いない地球環境にやさしい低温用固体冷却素子 としての応用が期待 発表のポイント 従来材料では 210K が最低温度であった超弾性注 1 に付随する冷却効果 ( 弾性熱量効果注 2
平成 30 年 1 月 5 日 報道機関各位 東北大学大学院工学研究科 低温で利用可能な弾性熱量効果を確認 フロンガスを用いない地球環境にやさしい低温用固体冷却素子 としての応用が期待 発表のポイント 従来材料では 210K が最低温度であった超弾性注 1 に付随する冷却効果 ( 弾性熱量効果注 2 ) が Cu-Al-Mn 系超弾性合金において 22K まで得られること を確認 フロンガスを用いない地球環境にやさしい低温用固体冷却素子として
機械学習により熱電変換性能を最大にするナノ構造の設計を実現
機械学習により熱電変換性能を最大にするナノ構造の設計を実現 ~ 環境発電への貢献に期待 ~ 1. 発表者 : 山脇柾 ( 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻修士課程 2 年生 ) 大西正人 ( 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻特任研究員 ) 鞠生宏 ( 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻特任研究員 ) 塩見淳一郎 ( 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻教授 物質 材料研究機構情報統合型物質
新しい高密度記録技術──エネルギーアシスト磁気記録媒体──
富士時報 Vol.83 No.4 2010 新しい高密度記録技術 エネルギーアシスト磁気記録媒体 New High Density Recording Technology: Energy Assisted Recording Media 特 稲葉祐樹 Yuki Inaba 中田仁志 Hitoshi Nakata 井上大輔 Daisuke Inoue 次世代高記録密度技術の一つであるエネルギーアシスト磁気記録方式は,
と呼ばれる普通の電子とは全く異なる仮説的な粒子が出現することが予言されており その特異な統計性を利用した新機能デバイスへの応用も期待されています 今回研究グループは パラジウム (Pd) とビスマス (Bi) で構成される新規超伝導体 PdBi2 がトポロジカルな性質をもつ物質であることを明らかにし
平成 27 年 10 月 9 日 国立大学法人東京大学国立大学法人東京工業大学国立大学法人広島大学トポロジカルな電子構造をもつ新しい超伝導物質の発見 ~トポロジカル新物質の探索に新たな指針 ~ 1. 発表者 : 坂野昌人 ( 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻博士後期課程 3 年 ) 大川顕次郎 ( 東京工業大学応用セラミックス研究所博士後期課程 2 年 ) 奥田太一 ( 広島大学放射光科学研究センター准教授
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インクジェットを利用した微小液滴形成における粘度及び表面張力が与える影響 色染化学チーム 向井俊博 要旨インクジェットとは微小な液滴を吐出し, メディアに対して着滴させる印刷方式の総称である 現在では, 家庭用のプリンターをはじめとした印刷分野以外にも, 多岐にわたる産業分野において使用されている技術である 本報では, 多価アルコールや界面活性剤から成る様々な物性値のインクを吐出し, マイクロ秒オーダーにおける液滴形成を観察することで,
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固体冷媒を いた 次世代磁気ヒートポンプの研究開発 神 学 学院 学研究科機械 学専攻 准教授川南剛 発表概要 p 研究開発の動機および研究の意義 p 新技術の特徴 従来技術との 較 p これまでの研究成果 p 技術の問題点 p 企業への期待 p まとめ 1 研究開発の動機と意義 国内の排出削減 吸収量の確保により 2030年度に2013 年度 ー26.0% 2005 年度比 ー25.4% の水準
スピントロニクスにおける新原理「磁気スピンホール効果」の発見
スピントロニクスにおける新原理 磁気スピンホール効果 の発見 - 磁化で制御するスピン流 電流相互変換を確立 - 1. 発表者 : 木俣基 ( 研究当時 : 東京大学物性研究所助教 現 : 東北大学金属材料研究所准教授 ) Hua Chen( 研究当時 : テキサス大学オースティン校博士研究員 現 : コロラド大学 Assistant Professor) 近藤浩太 ( 理化学研究所創発物性科学研究センター研究員
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前回の復習 医用生体計測磁気共鳴イメージング :2 回目 数理物質科学研究科電子 物理工学専攻巨瀬勝美 203-7-8 NMRとMRI:( 強い ) 静磁場と高周波 ( 磁場 ) を必要とする NMRとMRIの歴史 :952 年と2003 年にノーベル賞 ( 他に2 回 ) 数学的準備 : フーリエ変換 ( 信号の中に, どのような周波数成分が, どれだけ含まれているか ( スペクトル ) を求める方法
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[ 博士論文概要 ] 平成 25 年度 金多賢 筑波大学大学院人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 1. 背景と目的映像メディアは, 情報伝達における効果的なメディアの一つでありながら, 容易に感情喚起が可能な媒体である. 誰でも簡単に映像を配信できるメディア社会への変化にともない, 見る人の状態が配慮されていない映像が氾濫することで見る人の不快な感情を生起させる問題が生じている. したがって,
マスコミへの訃報送信における注意事項
電子のスピンが量子液体状態にある特異な金属の発見 結晶中で独立に振る舞う電荷とスピン 1. 発表者 : 大池広志 ( 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻学術支援専門職員 : 研究当時 ) 鈴木悠司 ( 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程 1 年生 : 研究当時 ) 谷口弘三 ( 埼玉大学大学院理工学研究科物質科学部門准教授 ) 宮川和也 ( 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻助教
記者発表開催について
2014 年 6 月 4 日 東京工業大学広報センター長大谷清 300mm ウエハーを厚さ 4µm に超薄化 -DRAM で検証 超小型大規模三次元メモリーに威力 - 概要 東京工業大学異種機能集積研究センターの大場隆之特任教授は ディスコ 富士通研究所 PEZY Computing( ペジーコンピューティング 東京都千代田区 ) WOW アライアンス ( 用語 1) と共同で 半導体メモリー (DRAM)
平成 2 9 年 3 月 9 日 NOK 株式会社 Tel: ( 広報部 ) 産業技術総合研究所 Tel: ( 報道室 ) 科学技術振興機構 (JST) Tel: ( 広報課 ) 水素分離用高性能大型炭素膜モジュールの開発に成功 ~
平成 2 9 年 3 月 9 日 NOK 株式会社 Tel:03-3434-1736( 広報部 ) 産業技術総合研究所 Tel:029-862-6216( 報道室 ) 科学技術振興機構 (JST) Tel:03-5214-8404( 広報課 ) 水素分離用高性能大型炭素膜モジュールの開発に成功 ~ 有機ハイドライド型水素ステーションのコスト低減に貢献 ~ ポイント 有機ハイドライドからの高純度水素精製が可能な高性能炭素膜を開発
共同研究グループ 理化学研究所創発物性科学研究センター 量子情報エレクトロニクス部門 量子ナノ磁性研究チーム 研究員 近藤浩太 ( こんどうこうた ) 客員研究員 福間康裕 ( ふくまやすひろ ) ( 九州工業大学大学院情報工学研究院電子情報工学研究系准教授 ) チームリーダー 大谷義近 ( おおた
PRESS RELEASE 2016 年 7 月 25 日理化学研究所東京大学東北大学金属材料研究所九州工業大学 トポロジカル絶縁体表面で高効率スピン流を生成 - 省電力スピントロニクスデバイス応用に期待 - 要旨理化学研究所 ( 理研 ) 創発物性科学研究センター量子ナノ磁性チームの近藤浩太研究員 福間康裕客員研究員 ( 九州工業大学准教授 ) 大谷義近チームリーダー ( 東京大学物性研究所教授
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平成 5 年度大学院共通授業 トポロジー理工学特別講義 Ⅱ 44 スピントロニクスの基礎とその応用 本日の講義内容 スピントロニクスとは? スピンの発見 ( 世紀前半 磁性の歴史 ( 世紀前半 世紀後半 電荷 S -ee N スピン 北海道大学電子科学研究所海住英生 4 スピントロニクスの誕生とその基礎と応用 巨大磁気抵抗 (GM 効果 トンネル磁気抵抗 (TM 効果 スピン注入磁化反転 磁壁の電流駆動
Presentation Title Arial 28pt Bold Agilent Blue
Agilent EEsof 3D EM Application series 磁気共鳴による無線電力伝送システムの解析 アジレント テクノロジー第 3 営業統括部 EDA アプリケーション エンジニアリングアプリケーション エンジニア 佐々木広明 Page 1 アプリケーション概要 実情と現状の問題点 非接触による電力の供給システムは 以前から研究 実用化されていますが そのほとんどが電磁誘導の原理を利用したシステムで
材料系物理工学 第1回磁性の基礎(1)
磁性工学特論 第 1 回磁気に親しもう 非常勤講師 佐藤勝昭 ( 東京農工大学 ) シラバス この講義では 磁性学の基礎と応用および磁気光学効果の基礎と応用について学ぶ 以下にシラバスを示す 第 1 部磁性 第 1 回 2005.4.14( 木 ) 磁気に親しもう 磁石 HDD MD モーター 磁場 磁束密度 磁化 磁気モーメントとは何か 磁化曲線 反磁界 ヒステリシス 軟質磁性体 硬質磁性体 第
EOS: 材料データシート(アルミニウム)
EOS EOS は EOSINT M システムで処理できるように最適化された粉末状のアルミニウム合金である 本書は 下記のシステム仕様により EOS 粉末 (EOS art.-no. 9011-0024) で造形した部品の情報とデータを提供する - EOSINT M 270 Installation Mode Xtended PSW 3.4 とデフォルトジョブ AlSi10Mg_030_default.job
SE法の基礎
SE 法の基礎 近畿大学医学部奈良病院阪本貴博 本日の内容 Principle of MRI SE 法の基礎 MRI とは SE 法とは 縦緩和と横緩和 TR と TE コントラスト MRI とは Magnetic Resonance Imaging: 核磁気共鳴画像法 MRI に必要な 3 つの要素 N S + + + 静磁場 ( 磁石 ) 水素原子 電波 (RF) 静磁場と電波 (RF) を使って水素原子の様子を画像化している
スライド 1
研究期間 : 平成 22 年度 絶縁体中のスピン流を用いた 超低電力量子情報伝送 演算機能デバイスの研究開発 安藤和也 東北大学金属材料研究所 総務省戦略的情報通信研究開発推進制度 (SCOPE) 若手 ICT 研究者育成型研究開発 Outline 1. 研究背景と研究開発のターゲット スピントロニクスとスピン流 2. 研究期間内 ( 平成 22 年度 ) の主要研究成果 1. あらゆる物質へ応用可能なスピン注入手法の確立
スライド 1
STRJ WS: March5, 2010, 特別講演 1 電子情報技術産業協会 (JEITA) 半導体技術ロードマップ専門委員会 (STRJ) ワークショップ 2010 年 3 月 5 日コクヨホール スピン流とスピントロニクス 高梨弘毅 東北大学 金属材料研究所 Research 発表構成 1. イントロダクションスピン流とは何かスピントロニクスとスピン流の関係 2. 歴史的経緯 GMR/TMR
Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage
Mirror Grand Laser Prism Half Wave Plate Femtosecond Laser 150 fs, λ=775 nm Mirror Mechanical Shutter Apperture Focusing Lens Substances Linear Stage NC Unit PC は 同時多軸に制御はできないため 直線加工しかでき 図3は ステージの走査速度を
第1章 様々な運動
自己誘導と相互誘導 自己誘導 自己誘導起電力 ( 逆起電力 ) 図のように起電力 V V の電池, 抵抗値 R Ω の抵抗, スイッチS, コイルを直列につないだ回路を考える. コイルに電流が流れると, コイル自身が作る磁場による磁束がコイルを貫く. コイルに流れる電流が変化すると, コイルを貫く磁束も変化するのでコイルにはこの変化を妨げる方向に誘導起電力が生じる. この現象を自己誘導という. 自己誘導による起電力は電流変化を妨げる方向に生じるので逆起電力とも呼ばれる.
磁気でイオンを輸送する新原理のトランジスタを開発
同時発表 : 筑波研究学園都市記者会 ( 資料配布 ) 文部科学記者会 ( 資料配布 ) 科学記者会 ( 資料配布 ) 磁気でイオンを輸送する新原理のトランジスタを開発 ~ 電圧をかけずに動作する電気化学デバイス実現へ前進 ~ 配布日時 : 平成 29 年 9 月 7 日 14 時国立研究開発法人物質 材料研究機構 (NIMS) 概要 1.NIMS は 電圧でなく磁気でイオンを輸送するという 従来と全く異なる原理で動作するトランジスタの開発に成功しました
2 磁性薄膜を用いたデバイスを動作させるには ( 磁気記録装置 (HDD) を例に ) コイルに電流を流すことで発生する磁界を用いて 薄膜の磁化方向を制御している
1 磁化方向の電圧制御とそのメモリ センサ 光デバイスへの応用 秋田大学大学院工学資源学研究科 附属理工学研究センター 准教授 吉村哲 2 磁性薄膜を用いたデバイスを動作させるには ( 磁気記録装置 (HDD) を例に ) コイルに電流を流すことで発生する磁界を用いて 薄膜の磁化方向を制御している 3 従来技術とその問題点 エネルギーロスの大きい電流磁界により磁化反転を行っており 消費電力が高い 発生可能な磁界に限界があり(
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PRESS RELEASE(2017/07/18) 九州大学広報室 819-0395 福岡市西区元岡 744 TEL:092-802-2130 FAX:092-802-2139 MAIL:[email protected] URL:http://www.kyushu-u.ac.jp 造血幹細胞の過剰鉄が血液産生を阻害する仕組みを解明 骨髄異形成症候群の新たな治療法開発に期待 - 九州大学生体防御医学研究所の中山敬一主幹教授
NTN TECHNICAL REVIEW No.8(212) 従来の磁性材料フェライトおよびFe-6.5Siに比べ, 大電流を流してもインダクタンス変化率は小さい. フェライトに比べ高周波領域でのインダクタンスの変化率は小さく, 特性が安定している. 以上から,AS1は大電流かつ安定した高周波特性が
NTN TECHNICAL REVIEW No.8(212) [ 製品紹介 ] 磁性材料商品の紹介 Introduction of Magnetic Material Products 原野拓治 * Takuji HARANO 宮崎真二 * Shinji MIYAZAKI 勝浦 肇 * Hajime KATSUURA NTN のグループ会社である日本科学冶金株式会社は, 高飽和磁束密度, 低鉄損で周波数特性が良好なアモルファス磁性材料を中心に,
研究の背景これまで, アルペンスキー競技の競技者にかかる空気抵抗 ( 抗力 ) に関する研究では, 実際のレーサーを対象に実験風洞 (Wind tunnel) を用いて, 滑走フォームと空気抵抗の関係や, スーツを含むスキー用具のデザインが検討されてきました. しかし, 風洞を用いた実験では, レー
報道関係者各位 平成 29 年 1 月 6 日 国立大学法人筑波大学 アルペンスキー競技ダウンヒルにおいてレーサーが受ける空気抵抗は下腿部が最大 ~ 身体部位ごとの空力特性を初めて解明 ~ 研究成果のポイント 1. アルペンスキー競技ダウンヒルにおける レーサーの身体全体と, 各身体部分の空気抵抗 ( 抗力 ) を, 世界に先駆けて明らかにしました. 2. 風洞実験と数値流体解析の結果, クラウチング姿勢におけるレーサー身体各部位の抵抗の大きさは,
とによって電磁石が発生する磁界を移動させ, 磁界に回転子がついていくことで回転します. 永久磁石としては 日本で開発されたネオジム磁石がつかわれています この磁石は レアアースであるネオジム ( N d ) と鉄 ( F e ) の化合物 N d F e 2 B 14 を主成分とするもので 温度特性
第 1 章こんなところにも磁性体が 第 1 章は, 出口からのアプローチです. すなわち, 私がガイドとなって, 身近にある磁性体を見つけながら, そこに潜んでいる 磁気物性 と まぐね語 を一つひとつ解き明かしていく散策に出かけます. さあスタートです. 1.1 クルマと磁性体エコカーとして電気自動車 EV やハイブリッドカー HV が注目されています.E V, H V では動力源にモーターが使われます.EV
氏 名 田 尻 恭 之 学 位 の 種 類 博 学 位 記 番 号 工博甲第240号 学位与の日付 平成18年3月23日 学位与の要件 学位規則第4条第1項該当 学 位 論 文 題 目 La1-x Sr x MnO 3 ナノスケール結晶における新奇な磁気サイズ 士 工学 効果の研究 論 文 審 査
九州工業大学学術機関リポジトリ Title La1-xSrxMnO3ナノスケール結晶における新奇な磁気サイズ効果の研究 Author(s) 田尻, 恭之 Issue Date 2006-06-30 URL http://hdl.handle.net/10228/815 Rights Kyushu Institute of Technology Academic Re 氏 名 田 尻 恭 之 学 位
研究の背景 世界のエネルギー消費量は年々増加傾向にあり, 地球規模のエネルギー不足が懸念さ れています このため, 発電により生み出したエネルギー ( 電力 ) の利用の更なる高効 率化が求められており, その鍵は電力制御を担っているパワーデバイス ( 6) が握っ ています 現在主流である Si(
News Release 平成 30 年 4 月 27 日 各報道機関文教担当記者 殿 水蒸気とニッケルを用いた非プラズマプロセスによるダイヤモンドの高速 異方性エッチング技術を開発 金沢大学理工研究域電子情報通信学系の德田規夫准教授, 大学院自然科学研究科電子情報科学専攻博士後期課程の長井雅嗣氏らの研究グループ ( 薄膜電子工学研究室 ) は, 国立研究開発法人産業技術総合研究所先進パワーエレクトロニクス研究センターダイヤモンドデバイスチームの牧野俊晴研究チーム長,
マスコミへの訃報送信における注意事項
原子層レベルの厚さの超伝導体における量子状態を解明 乱れのない 2 次元超伝導体の本質理解とナノエレクトロニクス開発の礎 1. 発表者 : 斎藤優 ( 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻博士課程 1 年 ) 笠原裕一 ( 京都大学大学院理学研究科物理学 宇宙物理学専攻准教授 ) 叶劍挺 (Groningen 大学 Zernike 先端物質科学研究所准教授 ) 岩佐義宏 ( 東京大学大学院工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センター
Microsoft PowerPoint - 集積デバイス工学5.ppt
MO プロセスフロー ( 復習 集積デバイス工学 ( の構成要素 ( 抵抗と容量 素子分離 -well 形成 ゲート形成 拡散領域形成 絶縁膜とコンタクト形成 l 配線形成 6 7 センター藤野毅 MO 領域 MO 領域 MO プロセスフロー ( 復習 素子分離 -well 形成 ゲート形成 拡散領域形成 絶縁膜とコンタクト形成 l 配線形成 i 膜 ウエルポリシリコン + 拡散 + 拡散コンタクト
磁性 スピントロニクス材料研究拠点 ゆらぐスピンの舵をとれ 磁力の源 電子スピンを操る磁性材料の挑戦 NIMS NOW 02 ただの金属の塊のようでいて 物にくっついたり反発したりする性質を持つ 磁石 紀元前にさかのぼる磁石の発見は 羅針盤を皮切りとした磁気デバイス開発のはじまりでもあった 20 世
42018 磁性 スピントロニクス材料研究拠点 ゆらぐスピンの舵をとれ 磁力の源 電子スピンを操る磁性材料の挑戦 NIMS NOW 02 ただの金属の塊のようでいて 物にくっついたり反発したりする性質を持つ 磁石 紀元前にさかのぼる磁石の発見は 羅針盤を皮切りとした磁気デバイス開発のはじまりでもあった 20 世紀に入り 日本において世界初の人工磁石が誕生 さらに 磁石の力の正体である電子の スピン
2014 年電子情報通信学会総合大会ネットワークシステム B DNS ラウンドロビンと OpenFlow スイッチを用いた省電力法 Electric Power Reduc8on by DNS round- robin with OpenFlow switches 池田賢斗, 後藤滋樹
ネットワークシステム B- 6-164 DNS ラウンドロビンと OpenFlow スイッチを用いた省電力法 Electric Power Reduc8on by DNS round- robin with OpenFlow switches 池田賢斗, 後藤滋樹 早稲田大学基幹理工学研究科情報理工学専攻 1 研究の背景 n インターネットトラフィックが増大 世界の IP トラフィックは 2012
電子部品の試料加工と観察 分析 解析 ~ 真の姿を求めて ~ セミナー A 電子部品の試料加工と観察 分析 解析 ~ 真の姿を求めて ~ セミナー 第 9 回 品質技術兼原龍二 前回の第 8 回目では FIB(Focused Ion Beam:FIB) のデメリットの一つであるGaイ
第 9 回 品質技術兼原龍二 前回の第 8 回目では FIB(Focused Ion Beam:FIB) のデメリットの一つであるGaイオンの打ち込み ( 図 19. 第 6 回参照 ) により 試料の側壁に形成されるダメージ層への対処について事例などを交えながら説明させていただきました 今回は 試料の表面に形成されるダメージ層について その対処法を事例を示してお話しをさせていただきます Gaイオンの試料への打ち込みですが
