コスカシバ 加害樹種サクラ, ウメ, モモ, リンゴなどのバラ科樹木 被害の発症 樹皮下に穿入 加害し, そこから半透明のヤニと糞を出す 表皮に傷付けたこの部分から病原菌が入り, 大木が枯れる原因にもなる ソメイヨシノに多く, 樹皮の肌がデコボコになり荒れる ( 下写真 ) 虫の特徴 成虫は蛾である

Size: px
Start display at page:

Download "コスカシバ 加害樹種サクラ, ウメ, モモ, リンゴなどのバラ科樹木 被害の発症 樹皮下に穿入 加害し, そこから半透明のヤニと糞を出す 表皮に傷付けたこの部分から病原菌が入り, 大木が枯れる原因にもなる ソメイヨシノに多く, 樹皮の肌がデコボコになり荒れる ( 下写真 ) 虫の特徴 成虫は蛾である"

Transcription

1 コウモリガ, キマダラコウモリ 加害樹種スギ, ヒノキ, ポプラ, ヤナギなど各種の樹木や草本 被害の発症 幼虫が材の中に穿入 食害するため, 加害された幹や枝の上部は樹液の流動が妨げられ, 枯死する場合がある 幼虫の穿入口を多量の糞と木屑で穴をふさいでいるので, 虫の発見が容易である 虫の特徴 成虫 ( 蛾 ) は, 夕方, コウモリのように飛びながら, 沢山の卵をバラバラと産卵する 幼虫が小さい頃は, ヨモギなどの草本類で成長し, 大きくなると木本に移り住む 防除法 幹や枝の穿入口から針金を入れるなどして幼虫を刺殺する 又は, 穿入口に殺虫剤を注ぎ込み綿や土などで蓋をする 根元周辺の表土を剥ぎ取るなど, きれいにする 幼虫のふ化時期にスミチオンなどの薬剤を散布する 幹を一周して食害 39

2 コスカシバ 加害樹種サクラ, ウメ, モモ, リンゴなどのバラ科樹木 被害の発症 樹皮下に穿入 加害し, そこから半透明のヤニと糞を出す 表皮に傷付けたこの部分から病原菌が入り, 大木が枯れる原因にもなる ソメイヨシノに多く, 樹皮の肌がデコボコになり荒れる ( 下写真 ) 虫の特徴 成虫は蛾であるが, ハチのようにも見える 春から秋まで長期にわたり生息 加害する 防除法 幼虫は樹皮下に生息するため防除は難しいが, 薬剤効果を狙うには, スミチオン乳剤を年 3~4 回散布する必要がある コスカシバによる加害痕 ( 岩沼市 ) 40

3 ゴマダラカミキリ 加害樹種カエデ, ツツジ, カンバ類, 柑橘類など広範囲 被害の発症 幼虫は樹皮下から材部に穿孔し, 食害しながら繊維状と粒状の混ぜた虫糞を根元付近に排出 堆積させる 成虫は 6 月 ~9 月頃まで長期間生息し, 新梢部の樹皮を集中的に後食する 後食された表皮には, ギザギザした平面的な咬み跡が残るので容易に生息していることが確認できる 虫の特徴 成虫は黒地に十数個の白い斑点を翅に持つ大型の甲虫で, 触覚は黒と白のまだら模様を呈す 幼虫は材内に穿孔しているため, 確認は難しいが, 虫糞により確認が可能である 防除法 コウモリガ, キボシカミキリに準ずる 成虫への薬剤散布も効果がある 41

4 ゴマフボクトウ 加害樹種ツツジ, ナラ, カシ, ハンノキ, カエデなど 被害の発症 地上に近い枝や樹幹内に穿入する 小枝が折れている場合などには, この虫の加害を疑がう カシの苗木や生垣などの低木にでは, 時に枯らすことがある 虫の特徴 穿入口から 3~5mm の円形の淡赤色の真ん丸の虫糞を出し, 堆積させる ( コウモリガとは形態が歴然である ) 防除法 コウモリガ, キマダラコウモリに準ずる 激害を受けたブナの若木 ( 仙台市泉区 ) 42

5 加害樹種スギ, ヒノキ, サワラなど スギカミキリ 被害の発症 林業上重要な害虫の一つである ヒノキ, サワラはスギよりも被害に弱い ハチカミ と称される根元周辺部から樹幹の上部までの範囲で, 腐朽症状を発生させる原因を起こす昆虫である 成虫から樹幹の粗皮部に産卵された卵は, ふ化後, 内皮を食害, その後, 材内に穿入加害し, 辺材部を不規則に食害する 食害され樹幹部の樹皮が裂けた部分に腐朽菌が入り, 虫糞とともに樹皮が崩れ落ち隆起する この症状を呈した部分を林業用語で ハチカミ と称す 防除法 林業的防除方法である健全な森林に育てることが第一条件 被害木は伐倒駆除 成虫へのスミチオン乳剤も効果がある 脱出孔 食害痕 左 : 被害に遭ったチャボヒバ, 右 : 食害痕 ( 加美郡色麻町 ) 43

6 スギノアカネトラカミキリ 加害樹種スギ, ヒノキ, サワラなど 被害の発症 この虫に加害された部分を トビグサレ と呼び, 材価を著しく低下させる原因をつくる林業上重要な害虫である 雌の成虫が, 死節や枯枝のくぼみなどに卵を産卵し, ふ化した幼虫は樹幹の中に楕円形の穿孔を作りながら食入する 穿入孔から雨水等とともに侵入した腐朽菌により, 材の断面にボタン状の腐れや変色, 虫孔として出現させる 被害材を製材したときに変色や腐れが材の表面に現れ, 利用上著しく木材の価値を低下させる 防除法 林業的防除法を用いる 枯枝を付けないように枝打ちをすることで, ほぼ完全に予防できる 症状として現れた トビグサレ 44

7 ソボリンゴカミキリ 加害樹種ツツジ, サツキ, シャクナゲなど 被害の発症 幼虫が材の中に穿入 食害するため, 樹液の流動が妨げられ枯死に至る場合がある 幼虫の穿入口には, 多量の糞と木屑を穴をふさいでいるので, 虫の発見は容易である 本県では田束山のヤマツツジに発生するなど, 高標高地での発生が懸念される 虫の特徴 幼虫は樹幹や枝に穿入し, 木を枯らすことがある 甲虫の成虫は, 葉裏の葉脈を後食する 防除法 キボシカミキリに準ずる 6 月の成虫発生初期に薬剤防除を行う ヤマツツジに受けた被害 虫は根元周辺に寄生する 45

8 アブラムシ類 加害樹種多くの樹木に寄生する 樹種毎に寄生する虫の種類は違う 虫の特徴, 被害の発症 成虫, 幼虫ともに新芽や新葉に長い口針を刺し込んで樹液を吸汁する その時, 芽は萎縮, 葉が巻いたり, 変形することがある 繁殖は雌だけの単性生殖で行い, 旺盛に増殖する 排泄物で葉や花, 果実が汚れたり, スス病やウイルス病を発生させる原因となる 防除法 エストックス, オルトランなどの液剤散布が効果的である 低木にはエカチン, ダイシストン等の土壌施用の方法も効果がある 寄生させたくない樹木には, 防虫網を張り, 成虫の飛来を防ぐ バラに寄生したイバラヒゲナガアブラムシ モモアカアブラムシ の被害により葉が巻き込む 46

9 カイガラムシ類 加害樹種多くの樹木に寄生する 樹種毎に寄生する虫の種類は各々違う 虫の特徴, 被害の発症虫の特徴や種類として次のような虫種がある 1 貝の形をした堅い殻で覆われているもの 2 背中に白い粉をまとい自由に動き回るもの 3 ロウ物質で覆われているもの 4 白い袋を付けるものなど 防除法 何れのカイガラムシも, 堅い殻やロウ物質で体が覆われているため, 薬剤の防除時期は限られるが,5~7 月の幼虫期にスプラサイドやカルホスなどの薬剤が効果がある 厳冬期に, マシン油乳剤や石灰硫黄合剤の散布は効果的 マツコナカイガラムシ ( クロマツ ) ツノロウムシ ( サザンカ ) 47

10 カツラマルカイガラムシ 加害樹種クリ, ナラ類, カエデ類, シデ類, カンバ類, ハンノキ類など 被害の発症 広範囲の広葉樹に寄生するが, 特にクリ園で被害が大きい 被害は葉のしおれから始まる やがて木全体が枝枯れ状態となり, 激しい被害を受けると木が枯れる場合がある 虫の特徴 直径 2mm 以下の円形の白い殻を被ったカイガラムシである 葉の葉脈から太い樹幹まで一面に寄生し, 樹液を吸う 若い幼虫には脚があり動き回るが, 直ぐに殻を着けて定着する 防除法 年 2 回発生する幼虫初期に, スプラサイド乳剤 40 を散布する 厳冬期に, 石灰硫黄合剤又はマシン油も効果がある 被害部分を冬季に持ち出し焼却するのも効果が大きい 幼虫 成虫 天然記念物のクリに発生, 典型的な被害形態を示している写真提供成虫 幼虫 : 林業技術総合センター ( 登米市登米町 ) 佐々木技師 48

11 ケヤキフシアブラムシ 加害樹種ケヤキ, ニレ 虫の特徴, 被害の発症 ケヤキの葉表に壺形の虫コブをつくるアブラムシ 葉裏に寄生したこの虫の刺激で, 葉が凹む 虫コブは次第に黒褐色に変わり大量に発生すると美観を損ねる 葉が枯れるため, 樹勢が損なわれる 夏の間は, ササ類の根に寄主し, 秋にケヤキに戻る 防除法 中間寄主のササや竹類を遠ざける 新芽が出る 4 月中の孵化期に, ディプテレックス乳剤 1000 倍液の散布が効果的 上 : 壺形になった虫コブ右 : 衰弱し先端部が枯れかかっている 49

12 ツツジグンバイムシ 加害樹種ツツジ, サツキ, アザレア 虫の特徴, 被害の発症 成虫の翅は透明で軍配に似たことが名の由来 成虫, 幼虫とも, 葉裏から長い口針を刺し込み樹液を吸汁する 葉裏から樹液を吸汁されるため, 葉の色が脱色される 葉表からは, カスリ状の被害が見え, 緑色が退色する 防除法 葉裏に付いた虫を圧力の高い水道水で吹き飛ばす 5 月初めから出方を確認しながら, 薬剤を散布する 薬剤は, 葉裏を重点にアクテリック, スミチオン, カルホス等の乳剤を散布する ダイシストン粒剤など, 土壌に撒く薬剤は薬効期間が長く効果的 被害葉はカスリ状になる 緑色が薄く見た目が悪い ( 気仙沼市 ) 50

13 ハダニ類 加害樹種スギ, マツ類, ビャクシン, モクセイ, ツゲ, バラなど 虫の特徴, 被害の発症 ハダニは昆虫でなく, クモの仲間 ( 脚が 4 対,8 本 ) である 葉から樹液を吸汁されるため, 葉色は急激にあせる 各樹種に寄生するハダニは, それぞれ別の種類である代表的な樹木に寄生するハダニには次のものがある スギ ( スギノハダニ ) モミ マツ ( トドマツハダニ ) ビャクシン ( ビャクシンハダニ ) バラ ( ナミハダニ ) ツゲ ( チビコブハダニ ) 防除法 スギ造林地に発生するスギノハダニは, 過去, 林業害虫として幼齢林に発生する重要な害虫であった 虫の発生状況を確認しながら, 薬剤を散布する 薬剤には, 殺ダニ剤のケルセン, アカールなどがある ダイシストン粒剤など土壌処理薬剤は薬効期間が長く効果的 スギハダニに加害された枝は黄色味を帯びる 51

14 踏 圧 被害の原因と現れ方 人や車による根元周辺の踏みつけは, 根への負担が大きくなり, 樹木の衰退が進展する大きな原因 根元周辺部の踏みつけにより, 土壌が硬くなり樹木への水分, 養分及び酸素等の供給量を減少させ, 年々樹勢を衰えさせ, 最後には枯死に至らせる原因となる 対策 自然に成立する樹木の根系は, 枝の張りだした地下の範囲まで及ぶことから, この範囲への立ち入りを禁止する 立ち入り防止柵を設置する 根への負担を少なくすることが肝要 土壌が固結している場合には, 土壌を軟らかくするため, 土の入れ替えや土壌改良を行う 衰退が進むシダレザクラ根の周辺を改変され, 人が入り込むようになった 52

15 コケ類の着生 被害の現れ方 ツツジ類やウメの古木などの幹や小枝に, コケ状のものがビッシリと付着し, その先の枝が自然と衰退している樹木をよく見かける コケの付着により, 生育が妨げられると思われがちだが, このコケは着生植物 ( 多くはウメノキゴケ科の地衣類 ) であり, 樹木の養分を吸収するものでない コケは, 衰退又は枯死した部分に, 二次的に着生するもので, 樹木が衰退する原因は別にある その原因究明が先決である 対策 コケが樹木の衰退となる原因にならないので, コケの着生を気にする必要はない 何らかの原因で樹勢の衰退が起こるので, 樹木の環境改善により, 樹木に活力を与える ヤマツツジへの着生 ( 南三陸町 ) サツキへの着生 ( 名取市 ) 53

16 薬 害 被害の現れ方 農薬を散布した時に樹木の外観に異常をきたし, ひどい場合には枯れるなどの症状が現れる 薬害は, 農薬が持つ植物に対する毒性で発症するもので, 農薬の種類, 樹種, 樹齢, 生育環境などの条件で異なることが多い しかも, 単独の条件だけでなく重なり合った条件によるなど, 発症の仕組みは色々である 薬害が発症する部位には, 根系, 樹幹, 枝葉及び樹体全体に出現するなど各種ある 又, 症状の現れ方にも, 穿孔, 壊死, 落葉, 奇形, 生育抑制, 枯死などがある 対策 その農薬にだけ感受性の高い植物があるので, 農薬散布時には散布対象樹木だけでなく周辺樹木に配慮しながら散布する 散布濃度の間違いで発症する例が多いので, 薬剤の希釈倍数や散布基準を適正に守ること 殺虫剤によりジンチョウゲに発生した葉の縮れ 54

17 太枝の切除 被害の現れ方 太い枝の切除や間違った剪定をしたことにより, 腐朽が樹幹の表面だけに留まらず, 上下に拡大したり, 材内部まで腐朽が進行し, 空洞化に及ぶことがある これらの被害は, 人の生活と密接な関係に多いサクラ類に多く, 邪魔になった下枝や太枝を安易な気持ちで切除することが原因となる例が多い 対策 将来にわたって, 太枝を切らないよう, 樹木の小さい時期から目標を持った仕立て方をすることが大切である やむなく枝を切除する場合には, 鋭利な刃物で適正な位置で切除すること 切り取った切断面には, 必ずトップジン M ペーストなどの殺菌剤を塗布し, 適切な防菌処理を行うこと 昔の諺に 桜切る馬鹿, 梅切らぬ馬鹿 と言われ, 桜の枝は切ってはならないとされている 十分留意しながらの剪定が必要である 一目千本桜 ( 大河原町 ) 森舞台のモミジ ( 登米市 ) 55

18 固定ひもの締め付け 被害の現れ方 植栽した樹木が, 風などで揺れたり倒伏しないよう設置した支柱の結束用に用いるシュロ縄などが, その後の樹木の成長に伴い, 樹幹等に食い込んでしまう結果になる これらの食い込み被害により, その箇所の上部から折損したり枯損の原因となる また, 穿孔性害虫が附着しやすい原因にもなる 対策 樹木を支柱に設置する場合には, 幹と支柱の接点には杉皮等を幹に巻いてからシュロ縄で固定する 樹木の活着や生長と共に支柱の役割りが済んだなら, できるだけ早期に結束縄を除去する ( 仙台市宮城野区 ) ( 仙台市青葉区 ) 56

うどんこ病 被害樹種サルスベリ, マサキ, カエデ, カシ, ナラ類など 病気の生態と被害の発症 若い葉や茎の表面をうどん粉を振りかけたように, 白いカビが一面を覆う 菌の種類により, 褐色や紫褐色に出るものもある 若い枝は萎縮して縮れ, 生育が阻害されることがある 通風や日当たりの悪い場所に多く発

うどんこ病 被害樹種サルスベリ, マサキ, カエデ, カシ, ナラ類など 病気の生態と被害の発症 若い葉や茎の表面をうどん粉を振りかけたように, 白いカビが一面を覆う 菌の種類により, 褐色や紫褐色に出るものもある 若い枝は萎縮して縮れ, 生育が阻害されることがある 通風や日当たりの悪い場所に多く発 赤星病 ( あかほしびょう ) さび病 被害樹種 宿主 : カイヅカイブキ, ビャクシン類, ネズミサシなど 中間寄主 : ナシ, ボケ, カイドウ, リンゴなどバラ科樹木 病気の生態と被害の発症 病原菌は宿主に さび病 として発症し, 中間寄主に 赤星病 として行き来しながら樹木間を伝播する さび病 宿主 ( 針葉樹 ) の葉や枝の分岐部に,4~5 月の雨など湿った時, 黄橙色のゼリー状又は寒天状にふくらむ塊をつくる

More information

( ウ ) 薬剤散布後の状況 マシン油乳剤 3 通りの倍率でマシン油乳剤を散布し 定期的に状況を観察した 本種はチョコレート色の蝋物質 ( 殻 ) に覆われており 外観は月日の経過とともに少しずつ黒ずんできたように思われたが 内部の成虫の生死や産卵の有無などの判断は難しく 防除効果の確認は幼虫発生期

( ウ ) 薬剤散布後の状況 マシン油乳剤 3 通りの倍率でマシン油乳剤を散布し 定期的に状況を観察した 本種はチョコレート色の蝋物質 ( 殻 ) に覆われており 外観は月日の経過とともに少しずつ黒ずんできたように思われたが 内部の成虫の生死や産卵の有無などの判断は難しく 防除効果の確認は幼虫発生期 4 農薬の防除効果の検証農薬散布による防除効果を検証するため 次の害虫 ( 樹種 ) を対象に農薬を散布し 効果の有無等を調査した ルビーロウムシ ( ゲッケイジュ ) ツノロウムシ ( クチナシ ) ヘリグロテントウノミハムシ ( ヒイラギモクセイ ) ツゲノメイガ ( セイヨウツゲ ) (1) ルビーロウムシア調査の概要カイガラムシ類の冬季の防除法として マシン油乳剤の散布が有効とされるが ツノロウムシやカメノコロウムシ

More information

またはディプテレックスなどの乳剤 水和剤の 1000 倍液を散布する その他, 今春めだったウメ, サクラ類の害虫としてはオビカレハやエゾシロチョウをはじめ, ウメシロカイガラムシ, カタカイガラムシの一種, ウメコブアブラムシなどかあり, ボケなど近縁のバラ科樹木にもヒメシロモンドクガ, モンシロ

またはディプテレックスなどの乳剤 水和剤の 1000 倍液を散布する その他, 今春めだったウメ, サクラ類の害虫としてはオビカレハやエゾシロチョウをはじめ, ウメシロカイガラムシ, カタカイガラムシの一種, ウメコブアブラムシなどかあり, ボケなど近縁のバラ科樹木にもヒメシロモンドクガ, モンシロ 函館地方の緑化樹の害虫 (Ⅲ) 館和夫 はじめに前回 (36 号 ) その一端を紹介したウメ, サタラ類の害虫について若干補足する モンクロシャチホコ幼虫はサクラケムシ, フナガタケムシともよばれ, この地方では 1972 年 8 月亀田地区のサトザクラやシラカンバに大発生した 年 1 世代で成虫は7 月に羽化する 8 月頃みられる中齢幼虫 ( 写真 -1) は暗紅色をおび, むらがって葉を食害する

More information

バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版)

バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版) 施設野菜の微小害虫と天敵カブリダニ 施設野菜での微小害虫問題 中央農業研究センター 石原産業 ( 株 ) 施設のイチゴではハダニ類が多発し 問題となる 施設のキュウリ ナス サヤインゲンでも アザミウマ類やコナジラミ類などの被害や媒介ウイルス病が問題となる これらの害虫は薬剤抵抗性が発達しやすく 農薬での防除は難しい カブリダニ類は有力な天敵であるが 放飼時期の見極めや農薬との併用などが難しく これらの施設作物では利用が進んでいない

More information

平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課

平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 人工造林等 (1ha 当り ) 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 刈り払い機全ての樹種 272,335 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 機械地拵え : グラップル全ての樹種 76,751 拡大造林 再造林スギ ヒノキ 2,000~ 394,804 ( 植栽のみ ) 2,500~ 493,505 3,000~ 592,206

More information

目次 病気 カナメモチごま色斑点病 カラマツ根株心腐病 ケンポナシてんぐ巣病 サクラてんぐ巣病 スギ褐色葉枯病 スギこぶ病 スギ非赤枯性溝腐病 ナラ枯れ ( ブナ科樹木萎凋病 ) ヒノキ漏脂病 ホルトノキ萎黄病 マツ材線虫病 マンサク葉枯病 害虫 カツラマルカイガラムシ カラマツマダラメイガ クワカ

目次 病気 カナメモチごま色斑点病 カラマツ根株心腐病 ケンポナシてんぐ巣病 サクラてんぐ巣病 スギ褐色葉枯病 スギこぶ病 スギ非赤枯性溝腐病 ナラ枯れ ( ブナ科樹木萎凋病 ) ヒノキ漏脂病 ホルトノキ萎黄病 マツ材線虫病 マンサク葉枯病 害虫 カツラマルカイガラムシ カラマツマダラメイガ クワカ 病気 害虫 鳥獣による森林被害ーと (Web 版 ) ー この冊子について本 web 版は 関東中部林業試験研究機関連絡協議会 生物による森林被害リスク評価研究会 で作成した森林に多く発生する28の病気 害虫 鳥獣による被害について とを紹介した冊子をweb 用に再構成したものです 被害のリスクについて 下記の基準でA B Cの3 段階に区分し 記載しています 被害を見分け リスクを検討し を講じることへの一助となれば幸いです

More information

平成 30 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課

平成 30 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 平成 30 年度 森林整事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 人工造林等 (1ha 当り ) 区分標準単価前生樹等植栽樹種植栽本数 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 刈り払い機 全ての樹種 281,039 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 機械地拵え : グラップル 全ての樹種 79,087 拡大造林 再造林 スギ ヒノキ 2,000~ 418,304 ( 植栽のみ ) (

More information

国土技術政策総合研究所 研究資料

国土技術政策総合研究所 研究資料 マイマイガ 鱗 翅 目 (ドクガ 科 ) 主 加 害 樹 加 害 形 態 サクラ 類 コナラ ハンノキ クリ カラマツなどバラ 科 ブナ 科 の 樹 種 雑 食 性 ( 広 葉 樹 から 針 葉 樹 まで 300 種 以 上 )で 大 型 の 幼 虫 が 葉 を 食 害 する 重 要 害 虫 である しばしば 大 発 生 することがあり 大 き な 被 害 となることがある 虫 の 形 態 幼 虫

More information

クビアカツヤカミキリの生態と防除対策

クビアカツヤカミキリの生態と防除対策 平成30年度農業技術資料 9月作成 もも うめ すももなど バラ科果樹の新たな脅威 大阪府環境農林水産部農政室 1. はじめに クビアカツヤカミキリは日本国内では平成 24 年に愛知県で初めて確認され 大阪府内でも平成 27 年にさくらで初確認されました 平成 30 年 1 月には環境省により特定外来生物に指定されました 国内ではこれまでに7 都府県で被害が認められ 府内ではさくらだけでなく うめやももなどの農作物での被害も確認

More information

Ⅰ. 計画及び準備 1. 桜を植えるポイント ( 成育に適した場所 ) 1) 日当りを好む : 桜は日当りのよい場所を好みます 日がよく当り まわりに障害がない場所を選びましょう 日陰の場所ではうまく育ちません 2) 土地を選ぶ : 水はけがよく適度に湿り気があり 肥沃な土地を選びます 水捌けの悪い

Ⅰ. 計画及び準備 1. 桜を植えるポイント ( 成育に適した場所 ) 1) 日当りを好む : 桜は日当りのよい場所を好みます 日がよく当り まわりに障害がない場所を選びましょう 日陰の場所ではうまく育ちません 2) 土地を選ぶ : 水はけがよく適度に湿り気があり 肥沃な土地を選びます 水捌けの悪い 苗木の植え方 育て方マニュアル このマニュアルでは 桜を植えるポイントから始まって 苗木の植え方 育て方について 作業項目ごとに記載しています また季節ごとに必要な作業が年間管理表を見ることで分かるようになっています なお 2 年目以降の管理や病害虫防除の時期については当会のホームページ上で 桜の植え方 育て方 マニュアルを公開していますので参考にして下さい 桜を育て 名所をつくるためには 苗木を植える前の計画

More information

チャドクガ ( ドクガ類 ) チャドクガ類幼虫発生時期 動時期 ドクガ類は, 幼虫, 成虫ともにヒトに皮膚炎をおこします チャドクガは, 名前のとおり茶, ツバキ, サザンカなどの葉を餌としますので, 庭木などで繁殖 ( はんしょく ) します

チャドクガ ( ドクガ類 ) チャドクガ類幼虫発生時期 動時期 ドクガ類は, 幼虫, 成虫ともにヒトに皮膚炎をおこします チャドクガは, 名前のとおり茶, ツバキ, サザンカなどの葉を餌としますので, 庭木などで繁殖 ( はんしょく ) します 皮膚炎の原因となるガ類 主な有害 ( 有毒 ) ケムシたち チャドクガ イラガ カレハガ ( マツカレハ ) タケノホソクロバ 4 種類のケムシを紹介します 写真 1 (* 写真 : チャドクガ幼虫 ( 写真 1), イラガ幼虫 ( 写真 2), マツカレハ幼虫 ( 写真 3), タケノホソクロバ幼虫 ( 写真 4)) 写真 2 写真 3 写真 4 有害ケムシ対策庭木の手入れなどで植物とふれあう時には,

More information

Taro-15-21松くい虫030809

Taro-15-21松くい虫030809 15 松くい虫被害の効率的な防除方法実証試験 宮嶋大介 布川耕市 要旨 : 現行の松くい虫被害対策の防除システムを改良するために試験を行った 最も駆除の優先度が高い被害木は,7 月 ~ 10 月に枯死する夏枯れであり,10 月下旬の時点で針葉が黄色 ~ 褐色に変色していた それ以降に枯れる秋枯れ 年越し枯れは, 比較的寄生率 寄生量とも低かった このため, 夏枯れを優先的に駆除できるように防除システムを改良することが必要である

More information

2 ブドウの病害虫

2 ブドウの病害虫 1 黒とう病 ( ブドウ ) 1 病原菌は巻きづるやり病枝で越冬し 展葉初期から感染を始める 2 伝染源の除去と初期防除に重点をおく 1 巻きづる及びり病枝を除去する ( 休眠期ならびに 5 から 6 月 ) 2 新梢がおそ伸びしないよう施肥 せん定に考慮する 4 月 有機硫黄剤 M3 ( 開花前 ) ジチアノン剤 M9 5 月中旬 ~ 下旬 ( 開花期 ~ 落花期 ) ベンゾイミダゾール系チオファネート系

More information

樹木生態研究会論文

樹木生態研究会論文 ナラ枯れ対策の最前線 むねざね樹木医 環境カウンセラー事務所 1 1. はじめに ナラ枯れ対策の最前線 宗實久義 ( 樹木医 ) 全国で蔓延しつつある ナラ枯れ はカシノナガキクイムシ (platypus quercivorus 以下カシナガと略記 ) が 病原菌 (raffaelea quercivora 以下ナラ菌と略記) を伝播することによって起こる樹木の伝染病 ( 萎凋病 以下ナラ枯れと略記

More information

< F2D C18EEA95F182518D C834D E838D836F836C834C836D F E6A7464>

< F2D C18EEA95F182518D C834D E838D836F836C834C836D F E6A7464> 特殊報 9 病第 1 5 号 関係各位 平成 29 年 8 月 4 日 京都府病害虫防除所長 ( 公印省略 ) 病害虫発生予察情報について 下記のとおり発表しましたので 送付します 病害虫発生予察特殊報第 2 号 病害虫名チビクロバネキノコバエ Bradysia agrestis Sasakawa (Synonym: Bradysia difformis Frey 5の項参照 ) 作物名ネギ発生地域山城地域の一部

More information

県樹クスノキの生理生態学的研究 神戸大学農学研究科 野口結子 1. はじめにクスノキ (Cinnamomum camphora) は,1966 年より兵庫県の県樹に指定されている樹木である 季節を問わず葉をつける常緑樹であり, 雄大で美しい樹形に成長して景観を保てることから 神戸市内では街路樹や公園

県樹クスノキの生理生態学的研究 神戸大学農学研究科 野口結子 1. はじめにクスノキ (Cinnamomum camphora) は,1966 年より兵庫県の県樹に指定されている樹木である 季節を問わず葉をつける常緑樹であり, 雄大で美しい樹形に成長して景観を保てることから 神戸市内では街路樹や公園 県樹クスノキの生理生態学的研究 神戸大学農学研究科 野口結子 1. はじめにクスノキ (Cinnamomum camphora) は,1966 年より兵庫県の県樹に指定されている樹木である 季節を問わず葉をつける常緑樹であり, 雄大で美しい樹形に成長して景観を保てることから 神戸市内では街路樹や公園樹 社寺の植栽木として多く選ばれている 一方暖温帯に多く自生するクスノキは比較的乾燥条件に強く 樹齢が高くなっても枯れずに老大木に成長する特性がある

More information

08びわ

08びわ びわ ( 殺菌剤 殺虫剤 ) 指針採用農薬一覧表 ( 商品名 ) 病害虫名 がんしゅ病 白紋羽病 灰斑病 灰色かび病 たてぼや病 炭疽病 ナシヒメシンクイ カイガラムシ類 ( ナシマルカイガラムシ ( サンホーゼカイガラムシ ) など ) アブラムシ類ビワサビダニ カミキリムシ類 ( クワカミキリなど ) ICボルドー 66D アタックオイルアディオン水和剤アドマイヤーフロアブルアプロード水和剤アミスター

More information

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository カラマツ林における風倒木放置が残存立木のカラマツヤツパキクイムシ被害に与える影響 長, 慶一郎九州大学農学部附属演習林 原, 秀穂北海道立総合研究機構林業試験場道東支場 菱, 拓雄九州大

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository カラマツ林における風倒木放置が残存立木のカラマツヤツパキクイムシ被害に与える影響 長, 慶一郎九州大学農学部附属演習林 原, 秀穂北海道立総合研究機構林業試験場道東支場 菱, 拓雄九州大 九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository カラマツ林における風倒木放置が残存立木のカラマツヤツパキクイムシ被害に与える影響 長, 慶一郎九州大学農学部附属演習林 原, 秀穂北海道立総合研究機構林業試験場道東支場 菱, 拓雄九州大学農学部附属演習林 田代, 直明九州大学農学部附属演習林 他 https://doi.org/.5/

More information

中晩柑の病害虫

中晩柑の病害虫 柑きつの病害虫防除 山口県萩農林事務所野崎匠 黒点病 ( 甘夏 ) 黒点病 ( せとみ ) ボルドーの薬害 ( 高温時に散布すると発生 ) 銅水和剤の薬害 ( 高温時に散布すると発生 ) 黒点病の伝染源 樹冠内の枯れ枝 放置されたせん定枝 放任園の枯死樹 黒点病の発生しやすい条件 枝葉の過密 薬剤が良く着かない 風通しが悪い 樹の老化 枯れ枝の多発 樹のなかの湿度が高くなる 胞子形成 胞子発芽 侵入の好適条件

More information

ネギ 防除法

ネギ  防除法 主要病害虫発生消長 1 月 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 病春まきさび病 害 黒斑病 秋まき さび病 黒斑病 虫アブラムシ類ネギハモグリバエ 害 ネギアザミウマ 作型 ; 栽培期 ; 収穫期 病害虫発生消長 ; 発生期 ; 発生盛期 べと病 1. 雨よけ栽培を行う 2. 発生初期から次の薬剤のいずれ 秋及び春の2 回発生するが 特に 4~5 月に かを散布する 降雨日が多いと発生しアミスター

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 29 年 4 月 14 日発行 IBJ* 防除情報 第 70 号 (*IshiharaBioscienceJapan= 石原バイオサイエンスの略 ) 向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報の発表はありませんでした ご説明します 今回の特集では 4 月 11 日付で適用拡大になりましたプロパティフロアブルの適用作物である ピーマン うどんこ病菌 うり科 うどんこ病菌の違いや生活環

More information

**************************************** 2017 年 4 月 29 日 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 耐性菌対策のための DMI 剤使用ガイドライン 一般的な耐性菌対策 1. 薬剤防除だけに頼るのではなく 圃場や施設内を発病しにくい環境条件にする 1)

**************************************** 2017 年 4 月 29 日 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 耐性菌対策のための DMI 剤使用ガイドライン 一般的な耐性菌対策 1. 薬剤防除だけに頼るのではなく 圃場や施設内を発病しにくい環境条件にする 1) **************************************** 2017 年 4 月 29 日 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 耐性菌対策のための DMI 剤使用ガイドライン 一般的な耐性菌対策 1. 薬剤防除だけに頼るのではなく 圃場や施設内を発病しにくい環境条件にする 1) 可能ならば病害抵抗性品種や耐病性品種を栽培する 2) 病原菌の伝染源となる作物残渣や落葉 剪定枝あるいは周辺の雑草などは速やかに処分する

More information

Taro _2葉から調べる校庭の

Taro _2葉から調べる校庭の 葉から調べる校庭の樹木 小学校 3 年 身近な自然の観察 校庭によく植えられる樹木の葉を集めてみました はじめにどこの学校でも 校庭にはソメイヨシノが植えられている 学校に植えられている木を調べてみると サクラ以外にも 同種の樹木が多くの学校で見られることが分かる 校庭によく植えられる樹木 がある程度分かれば 図鑑などで調べるのにも便利で 校庭の樹木を教材として利用することができる 小学生であれば

More information

3. 植生 3. 植生哲学堂公園の空間を構成する植生を把握するため 哲学堂 77 場を囲む範囲に生育する樹木 ( 樹高 3m 以上 ) について 調査を実施した (1) 毎木調査結果毎木調査結果を以下に示す 表 3: 毎木調査結果一覧 (1/23) エリア No. 樹種 台地 H( 樹高 ) C(

3. 植生 3. 植生哲学堂公園の空間を構成する植生を把握するため 哲学堂 77 場を囲む範囲に生育する樹木 ( 樹高 3m 以上 ) について 調査を実施した (1) 毎木調査結果毎木調査結果を以下に示す 表 3: 毎木調査結果一覧 (1/23) エリア No. 樹種 台地 H( 樹高 ) C( 哲学堂公園の空間を構成する植生を把握するため 哲学堂 77 場を囲む範囲に生育する樹木 ( 樹高 3m 以上 ) について 調査を実施した (1) 毎木調査結果毎木調査結果を以下に示す 表 3: 毎木調査結果一覧 (1/23) エリア No. 樹種 台地 1 ヒノキ 15.0 50 2 アカマツ 22.0 200 3 スダジイ 10.0 133 4 ヒノキ 13.0 59 5 ヒノキ 15.0 53

More information

皆伐と更新に関する指針(案)

皆伐と更新に関する指針(案) 皆伐と更新に関する指針 平成 2 4 年 9 月 高知県林業振興 環境部 1 本指針の目的 本県の民有人工林の面積は約 30 万 ha に達し 民有林の 63% に及んでいます その齢級構成においては 10 齢級 (46~ 50 年生 ) 以上の面積が 60% 特に 9~ 11 齢級 (41 年生 ~ 55 年生 ) の人工林が全体の 54% を占めています 現在の齢級構成の不均衡 並びに市場が求める木材需要への対応を考えますと

More information

圃場試験場所 : 県農業研究センター 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC 試験作物名オクラ品種名アーリーファ

圃場試験場所 : 県農業研究センター 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC 試験作物名オクラ品種名アーリーファ 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC0123 3. 試験作物名オクラ品種名アーリーファイブ 4. 圃場試験場所 試験圃場名 試験圃場所在地 県農業研究センター 番圃場 号ハウス 県 市 町 - 5. 試験担当者氏名 6. 土性埴壌土

More information

植栽にあたって

植栽にあたって はじめに桜は様々な形で日本の文化や暮らしと深く関わり 古来より日本人に愛されてきました 特に江戸時代の元禄以降 それまで特権階級のものだった お花見 は町民や農民も楽しめるようになり 日本独特のお花見文化が形成されました 桜という花木を観賞するためには 桜の適材 適所を考えなければいけません 単木で楽しむのか それとも並木のように列で植えるのか または群れで植えるのか 植える場所は市街地なのか山間地なのか

More information

KASEAA 51(10)

KASEAA 51(10) 解説 昆虫ウイルスを利用した 害虫防除資材の現状と展望 1 693 1 * ** * ** 694 1 2 695 1 2 2 3 696 2 * ** * ** 697 し AgMNPV を使った技術が受け入れやすかった 2 公的普及事業が積極的に行われた 3 AgMNPV の病 原性が高く宿主間の水平伝播率が高いため少ない散布回 数で十分な効果を上げられた 4 ダイズの経済的被害 許容水準が高く

More information

11 ウツギ 庭木 剪定 花が咲かないが どのように剪定したら良いか ( 鉢植え ) 12 ウツギ 庭木 植え方 鉢植えを地植えにしたい 13 エニシダ 庭木 剪定 今期は 花が全然咲かなかったが どうしてか?( 鉢植え ) 14 エノキ 庭木 病害虫 ( 防除 ) エノキの表皮が盛り上がっている

11 ウツギ 庭木 剪定 花が咲かないが どのように剪定したら良いか ( 鉢植え ) 12 ウツギ 庭木 植え方 鉢植えを地植えにしたい 13 エニシダ 庭木 剪定 今期は 花が全然咲かなかったが どうしてか?( 鉢植え ) 14 エノキ 庭木 病害虫 ( 防除 ) エノキの表皮が盛り上がっている 庭木 植物名等分類内容による分類内容回答 1 アザレア庭木育て方 刈り込みの時期はいつか 又 葉が白くなっているのはどうしてか 花が終ったら刈り込んで 大きさや形を整える 葉が白くなったのは 乾きかグンバイムシのせいと思われる 薬剤散布が必要 2 アジサイ庭木剪定花がほぼ終り 剪定したいがどのように切ったら良いか 1. 花冠のついた枝を上から下へ順次見ていくと 葉 ( 対生 ) の付け根に小さな新芽が目に付く

More information

国土技術政策総合研究所研究資料

国土技術政策総合研究所研究資料 (Ⅰ) 一般的性状 損傷の特徴 1 / 11 コンクリート床版 ( 間詰めコンクリートを含む ) からコンクリート塊が抜け落ちることをいう 床版の場合には, 亀甲状のひびわれを伴うことが多い 間詰めコンクリートや張り出し部のコンクリートでは, 周囲に顕著なひびわれを伴うことなく鋼材間でコンクリート塊が抜け落ちることもある 写真番号 9.1.1 説明コンクリート床版が抜け落ちた例 写真番号 9.1.2

More information

写真1 自立登はんタイプの緑化 写真2 自立下垂タイプの緑化 写真3 ワイヤー補助資材使用の緑化 写真4 金網補助資材使用の緑化 写真5 フェンス使用の緑化 写真6 ネットを使用した緑のカーテン 写真7 ヤシマット併用金網補助資材と防風 写真8 ヤシマット併用金網補助資材を使用 パネルを使用したヘデ

写真1 自立登はんタイプの緑化 写真2 自立下垂タイプの緑化 写真3 ワイヤー補助資材使用の緑化 写真4 金網補助資材使用の緑化 写真5 フェンス使用の緑化 写真6 ネットを使用した緑のカーテン 写真7 ヤシマット併用金網補助資材と防風 写真8 ヤシマット併用金網補助資材を使用 パネルを使用したヘデ 壁面緑化 1. 壁面緑化手法と特徴壁面緑化手法には 壁面登はん型の自立登はんタイプと補助材使用登はんタイプ 壁面下垂型の自立下垂タイプと補助材使用下垂タイプ 壁面前植栽型の緑化コンテナ設置タイプと植栽基盤取り付けタイプがあります < 表 1> 壁面緑化手法と特徴壁面緑化手法特徴自立登はんタイプナツヅタやキヅタなどの付着根をもつツル植物による安価で 誘因などが不要のメンテナンスの容易な緑化 つる植物が限られる

More information

ルノンホーム (アレルブロック®)

ルノンホーム (アレルブロック®) 抗アレルゲン壁紙 1 アレルゲンを吸着 抑制する画期的な機能性壁紙です 主なアレルゲンの種類について 3 有効使用面積の目安 6 畳間に 4 面施工で約 20 年分のアレルゲンを 花粉アレルゲン スギ ヒノキ カモガヤ ブタクサ シラカバ 抑制する設計です ダニアレルゲン ダニのフンや死骸に含まれるアレルゲン 設計は理論値です ペットアレルゲン イヌ ネコの毛やフケに含まれるアレルゲン 2 1 体感は個人差や室内環境により

More information

本年 10 月 11 日 ~11 月 10 日の間に登録登録されたされた新農薬 ( 適用拡大を含む は 次の通りですりです 下線部が適用拡大適用拡大になりましたになりました 登録日 薬剤名 10/24 テルスタ - フロアブル 登録内容 ( 適用拡大を含む のあらまし 対象作物内容 もも 対象害虫の

本年 10 月 11 日 ~11 月 10 日の間に登録登録されたされた新農薬 ( 適用拡大を含む は 次の通りですりです 下線部が適用拡大適用拡大になりましたになりました 登録日 薬剤名 10/24 テルスタ - フロアブル 登録内容 ( 適用拡大を含む のあらまし 対象作物内容 もも 対象害虫の 平成 24 年 11 月 12 日発行 第 21 号 農水省は 11 月 8 日 向こう 1か月の主要病害虫発生予報主要病害虫発生予報を発表発表しましたしました そのその中からから主な作物作物を対象対象に, 発生が 多い と発表発表されたされた病害虫病害虫とそのとその地域及地域及び防除農薬 ( 当社の推奨農薬 を一表一表に纏めましたのでめましたので推進推進のごのご参考参考にしてにして下さいさい 作物別

More information

スダチ栽培におけるマイナー害虫の被害と防除 徳島県立農林水産総合技術支援センター病害虫防除所兼田武典 Takemichi Kaneda はじめに スダチ (Citrus sudachi Hort.ex Shirai; 図 1) は徳島特産の緑色が美しい小型の香酸カンキツである 近年の食生活の多様化と

スダチ栽培におけるマイナー害虫の被害と防除 徳島県立農林水産総合技術支援センター病害虫防除所兼田武典 Takemichi Kaneda はじめに スダチ (Citrus sudachi Hort.ex Shirai; 図 1) は徳島特産の緑色が美しい小型の香酸カンキツである 近年の食生活の多様化と スダチ栽培におけるマイナー害虫の被害と防除 徳島県立農林水産総合技術支援センター病害虫防除所兼田武典 Takemichi Kaneda はじめに スダチ (Citrus sudachi Hort.ex Shirai; 図 1) は徳島特産の緑色が美しい小型の香酸カンキツである 近年の食生活の多様化と健康面を考慮した自然食品の見直しから ユズ ユコウなどの香酸カンキツとともに需要が高まってきている 中でも

More information

01イチジク

01イチジク いちじく ( 殺菌剤 殺虫剤 ) 指針採用農薬一覧表 ( 商品名 ) 病害虫名 疫病 黒かび病 さび病 そうか病 株枯病 アザミウマ類 カミキリムシ類 ハダニ類 イチジクモンサビダ二 ネコブセンチュウ類 フジコナカイガラムシ Zボルドー アーデント水和剤 アクタラ顆粒水溶剤 アディオン乳剤 アプロードエースフロアブル アプロードフロアブル アミスター 10フロアブル アンビルフロアブル 園芸用キンチョールE

More information

平成19年度事業計画書

平成19年度事業計画書 2 難防除病害虫特別対策事業 (1) アスパラガス病害虫総合防除対策の実証 ア背景および目的本県におけるアスパラガスの栽培面積は 県内全域でここ数年急速に延び 重要品目となっている 近年の主流である雨よけハウスによる半促成長期どり栽培では 収穫量は以前の栽培方法に比べ増加している その反面 斑点病や褐斑病などの斑点性病害 アザミウマ類 ハスモンヨトウなどの重要害虫の発生に加え コナジラミ類の発生が増加している

More information

<4D F736F F D D836789A989BB97748AAA956182CC8CBB8FF382C691CE8DF42E646F63>

<4D F736F F D D836789A989BB97748AAA956182CC8CBB8FF382C691CE8DF42E646F63> トマト黄化葉巻病の現状と対策 野菜茶業研究所果菜研究部虫害研究室本多健一郎 1. トマト黄化葉巻病コナジラミ類によって媒介されるウイルス病で 発病初期は新葉が葉縁から退緑しながら葉巻症状となり 後に葉脈間が黄化し縮葉となる 病勢が進行すると 頂部が叢生し株全体が萎縮する なお 発病前に着果した果実は正常に発育するが 発病後は開花しても結実しないことが多い トマト黄化葉巻の病原ウイルス (TYLCV)

More information

03クリの低樹高仕立て.indd

03クリの低樹高仕立て.indd 農林水産技術会議技術指導資料平成 30 年 3 月 クリの低樹高仕立てのせん定方法 千葉県 千葉県農林水産技術会議 1 低樹高仕立てによるクリの栽培と千葉県の現状 本県ではクリのせん定方法として 従来 開心形 2 本主枝形を普及してきた このせん定方法はわかりやすいが 高齢になると樹形が大きくなり せん定作業が困難になるだけでなく 結実数は増えるが実が小さくなるという問題があった そこで 岐阜県や兵庫県で

More information

第4期中長期計画成果6

第4期中長期計画成果6 ISBN: 978-4-905304-76-0 日本にもあるトリュフ 人工栽培化に向けて 国立研究開発法人森林総合研究所 Forestry and Forest Products Research Institute 第 4 期中長期計画成果 6( 育種 生物機能 -1) はじめに トリュフは西洋料理には欠かせない高級食材となるキノコです キノコと言えば地面から上にカサを広げている姿を思い浮かべますが

More information

千葉県さくらの会設立 40 周年記念 さくらの植栽と管理 平成 28 年 5 月 千葉県さくらの会 特定非営利活動法人樹の生命を守る会公益社団法人千葉県緑化推進委員会 発行にあたり 県内にあるさくらの名所が衰退し減少していくことを憂い 昭和 51 年に千葉県 県内市町村 観光協会等の関係団体 さくらを愛する個人が集い 千葉県さくらの会が結成されました そして今日まで 県内各地に多くのさくらの名所が造成管理されてきました

More information

国土技術政策総合研究所 研究資料

国土技術政策総合研究所 研究資料 公園樹木管理の高度化に関する研究 Research on the improvement of the urban forest management ( 研究期間平成 21~25 年度 ) 環境研究部緑化生態研究室 室長 松江正彦 Environment Department Head Masahiko MATSUE Landscape and Ecology Division 主任研究官 飯塚康雄

More information

萌芽抑制工の手引き書 ( 案 ) 河道内樹木 ヤナギ 伐採後の切り株の枯死対策 工法 塩挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液塗布 [2 回塗り ] 平成 30 年 3 月 阿賀野川河川事務所 管理課

萌芽抑制工の手引き書 ( 案 ) 河道内樹木 ヤナギ 伐採後の切り株の枯死対策 工法 塩挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液塗布 [2 回塗り ] 平成 30 年 3 月 阿賀野川河川事務所 管理課 萌芽抑制工の手引き書 ( 案 ) 河道内樹木 ヤナギ 伐採後の切り株の枯死対策 工法 塩挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液塗布 [2 回塗り ] 平成 30 年 3 月 阿賀野川河川事務所 管理課 目 次 師部 ( しぶ ) とは P 1 工法 塩挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液挿入 [8 孔 深さ20cm] 木酢液塗布 [2 回塗り ] P 2 P

More information

11 ウメ果樹剪定 管理して 4 年 徒長枝が多く出ているが 切った方が良いか また 切り方は? 骨格が出来ていれば徒長枝は根元から採ること 途中で切ってはいけない 短い枝は残すこと 残して伸ばしたい枝は 枝先を 1/3 位切除する 12 ウメ果樹育て方 紅梅と白梅を植えている 紅梅は実がよくなるが

11 ウメ果樹剪定 管理して 4 年 徒長枝が多く出ているが 切った方が良いか また 切り方は? 骨格が出来ていれば徒長枝は根元から採ること 途中で切ってはいけない 短い枝は残すこと 残して伸ばしたい枝は 枝先を 1/3 位切除する 12 ウメ果樹育て方 紅梅と白梅を植えている 紅梅は実がよくなるが 果樹 植物名等分類内容による分類内容回答 1 アボカド果樹利用法 特性種子を植えて 5~6 年経過しているが 実はいつ頃なるか 接ぎ木の場合は 3~4 年で実をつけるが 実生 ( 種子から発芽させて新しい苗を得ること ) の場合は 6 年位経過して実をつける 肥料を施したり鉢替えしたりするなどの管理が必要 2 アマナツ果樹診断いつ頃から収穫ができるか 年により多少時期が変わるが 普通は 3~4 月中頃には収穫できる

More information

ダイコン 防除法

ダイコン  防除法 主要病害虫発生消長 1 月 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 病春まきモザイク病 害 苗立枯病 虫 害 秋まきモザイク病苗立枯病アブラムシ類キスジノミハムシコナガアオムシ ( モンシロチョウ ) 作型 ; 栽培期 ; 収穫期 病害虫発生消長 ; 発生期 ; 発生盛期 べと病 次の薬剤のいずれかを予防的に散布する サンボルドー ( 水 ) 300~600 倍 Zボルドー ( 水 )*

More information

森林科学59号表紙

森林科学59号表紙 ISSN 0917-1908 特 集 広葉樹林への誘導の可能性 シリーズ 森めぐり 新連載 マレーシアサラワク州ニア森林保護区 高知大学演習林 嶺北フィールド うごく森 北上するマツ材線虫病 現場の要請を受けての研究 サンブスギ間伐手遅れ林分管理指針の作成 June 59 2010 et al bemban 7 図 _2 東北地方における市町村別マツ材線虫病被害分布の変遷

More information

最大幅. 最小幅 図 12. 樹冠幅の測定方法 ( 山田 2007) 対応 : 対象木の樹冠全体を眺め 枝が長く ( 短く ) 張っている地点を見定め調査者をその地点に配置し 他の枝と比較しながら配置を繰り返し特定する 特定し難い場合には 2 回測定し 長い ( 短い ) 方を採用する 2 樹冠先端

最大幅. 最小幅 図 12. 樹冠幅の測定方法 ( 山田 2007) 対応 : 対象木の樹冠全体を眺め 枝が長く ( 短く ) 張っている地点を見定め調査者をその地点に配置し 他の枝と比較しながら配置を繰り返し特定する 特定し難い場合には 2 回測定し 長い ( 短い ) 方を採用する 2 樹冠先端 Ⅰ-3-1)-(1)-3 樹冠幅の測定法と測定結果 羽賀正雄測定活動参加者名 羽賀正雄 松本頼王 井上里枝 小田洋 小林浩 坂根輝一 佐藤輝雄 成井秀喜 福田靖夫 星加敦子 本多昭子 前田直之 安村安人 ( 責任者 副責任者 ) 1. 樹冠幅測定樹冠幅の測定は 環境省の巨樹 巨木林調査及び市民の木調査では行われていない 樹冠幅 (= 枝張り ) は 幹を中心とした枝の水平方向への広がり- 地上への樹冠の投影範囲の直径である

More information

⑥F 木酢液 水 溶液 的 材料 木酢液 水 アブラムシを効果的に駆除 殺虫 するた 作り方 規定量を水で薄めて使用する め インターネットで検索される民間的な手 法を 費用対効果や安全性等の観点から検証 ⑦G ピリカレ 水 溶液 し 大淀川学習館の害虫駆除方法について望 材料 ピリカレ 洗剤 水

⑥F 木酢液 水 溶液 的 材料 木酢液 水 アブラムシを効果的に駆除 殺虫 するた 作り方 規定量を水で薄めて使用する め インターネットで検索される民間的な手 法を 費用対効果や安全性等の観点から検証 ⑦G ピリカレ 水 溶液 し 大淀川学習館の害虫駆除方法について望 材料 ピリカレ 洗剤 水 成果の 要 大淀川学習館の害虫駆除に活かすため インターネットで検索した民間手法によるアブラムシ退治方法を実験してその効果を検証した しかし今年度は猛暑の影響により アブラムシの発生がほとんど見られなかった そのためアブラムシの数や実験回数を大幅に縮小しての検証となった 結果としてアブラムシ撃退王を決定するには至らなかったが 溶液がアブラムシに付着 ( 展着 ) して呼吸を阻害して死亡させる効果があるものと

More information

国土技術政策総合研究所 研究資料

国土技術政策総合研究所 研究資料 第 1 編在来野草の緑化利用に関する技術資料 第 1 章総則 1.1 在来野草の導入の目的緑化資材や園芸品種として輸入されたり 種子等が別の輸入品に付着するなどして国内に持ち込まれた外来植物は 一部が導入箇所から逸脱し 旺盛に繁茂する事例が見られるようになった その中には 繁殖力が強く 繁殖先で在来野草の生息環境を奪うような草種もあり 例えばオオキンケイギクなど外来生物法 ( 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律公布日

More information

○H29-3 表紙_バジルべと病(案2)

○H29-3 表紙_バジルべと病(案2) 平成 28 年度病害虫発生予報第 12 号 (3 予報 ) < 今のコラム> 水稲( 一期作 ) 移植期におけるスクミリンゴガイの防除対策 オクラのトンネル栽培におけるアブラムシ類の防除対策 この春(3 ~5 ) と夏 (6 ~8 ) の気象予報 マンゴーにおけるチャノキイロアザミウマの発生推移について以下 URLに掲載しています http://www.pref.okinawa.lg.jp/site/norin/byogaichubojo/documents/chanoki.html

More information

図 1. ブドウの鉄欠乏症 図 2. トマトの亜鉛欠乏症 2. 亜鉛 (Zn) の欠乏症と過剰症亜鉛は植物体内の各種酵素の構成成分である また 植物ホルモンの一種であるオーキシンの代謝 タンパク質の合成に関与する 亜鉛が不足すると 上位葉の生育が著しく阻害され 地上部の生長点あたりは節間が短縮し 小

図 1. ブドウの鉄欠乏症 図 2. トマトの亜鉛欠乏症 2. 亜鉛 (Zn) の欠乏症と過剰症亜鉛は植物体内の各種酵素の構成成分である また 植物ホルモンの一種であるオーキシンの代謝 タンパク質の合成に関与する 亜鉛が不足すると 上位葉の生育が著しく阻害され 地上部の生長点あたりは節間が短縮し 小 File No. 63 微量元素の欠乏と過剰 植物の生育に 16 種類元素が必要である そのうち 鉄 (Fe) 亜鉛 (Zn) マンガン(Mn) 銅 (Cu) ホウ素(B) モリブデン(Mo) は 多量元素の窒素 りん酸 加里と異なり 植物体内における存在が微量であるため 必要量もわずかだけで済むので 微量元素と呼ばれている しかし 微量元素と呼ばれても 酵素の活性 植物ホルモンの生成と作用 光合成の進行と合成物質の転流など多くの生理作用に関与して

More information

(3) 幼虫 形態 体長は最大約 18mm きょうきゃく 頭部と胸脚は黒色 胸部と腹部は淡い黄緑色しゅうれいから淡い灰色で 成長して終齢になると背面が 暗くなります ( 写真 4 5) 齢について : 卵から孵った幼虫を 1 齢とし 脱皮するごとに 2 齢 3 齢 と数えます カラマツハラアカハバチ

(3) 幼虫 形態 体長は最大約 18mm きょうきゃく 頭部と胸脚は黒色 胸部と腹部は淡い黄緑色しゅうれいから淡い灰色で 成長して終齢になると背面が 暗くなります ( 写真 4 5) 齢について : 卵から孵った幼虫を 1 齢とし 脱皮するごとに 2 齢 3 齢 と数えます カラマツハラアカハバチ カラマツハラアカハバチの特徴 生態 被害について 和名学名英名分類 カラマツハラアカハバチ Pristiphora erichsoni Larch sawfly ハチ目 ( 膜翅目 ) ハバチ科 1. 特徴 生態 (1) 成虫 形態 体長約 9mm 体は黒色 腹部の中央がオレンジ色 ( 写真 1) 発生時期 7 月下旬 ~8 月中旬 ( まれに6 月 ) 産卵習性 雌成虫はカラマツの枝の緑色の部分に産卵します

More information

.....Z.\

.....Z.\ 裏綾掛けイボ結びの結び方 この結び方はあくまでも一例である 2 生垣 1 基本事項の理解 ①生垣の知識 生垣の役割 種類 構造 ②資材の知識 苗木の種類 形状 生理 根系 植栽適期 苗木の掘り取り 根巻き 苗木の荷造り しおり 丸太 竹 釘 シュロ縄 マルチ ③施工の知識 施工手順 機械 工具 ④図面の判読 材料の種類と数量 構造 高さ 間隔 施工位置 規模 42 8 地被 草花の植栽工事

More information

アザミウマ類の薬剤検定1

アザミウマ類の薬剤検定1 園芸作物と花きに発生したアザミウマ類の薬剤感受性検定結果 ( 続報 ) 栃木県農業環境指導センター (1) 目的いちごを中心に トマト なす きゅうり にら キャベツ きくなど複数の園芸作物と花きで発生する数種のアザミウマ類を用いて薬剤感受性検定を行い 今後の防除の資とする (2) 材料および方法 1 供試虫採集地と採集時期は表 1に示す 採集した各種アザミウマはソラマメの催芽種子を餌として 25

More information

資料3-5  モニタリング方法ガイドライン(森林管理プロジェクト用)(案)

資料3-5	 モニタリング方法ガイドライン(森林管理プロジェクト用)(案) ステップ 2-1: 対象となる森林に傾斜がある場合のプロット設定方法 図 Ⅱ-4 プロジェクト対象地に傾斜がある場合のプロット設定方法 赤部は設定したプロットを示す プロジェクト対象の森林に傾斜がある場合は 斜面の中腹に調査プロットを設置する ステップ 2-2: 対象となる森林が 平地に立地している場合のプロット設定方法 図 Ⅱ-5 プロジェクト対象地に傾斜がない場合のプロット設定方法 ( 森林の平面図

More information

リンゴ黒星病、うどんこ病防除にサルバトーレME、フルーツセイバーが有効である

リンゴ黒星病、うどんこ病防除にサルバトーレME、フルーツセイバーが有効である 平成 26 年度普及に移す農業技術 ( 第 1 回 ) [ 分類 ] 普及技術 [ 成果名 ] リンゴ黒星病 うどんこ病防除にサルバトーレ ME フルーツセイバーが有効である [ 要約 ] リンゴ黒星病 うどんこ病防除にサルバトーレ ME の 3,000 倍液またはフルーツセイバーの 2,000 倍液を散布する サルバトーレ ME は EBI 剤 フルーツセイバーは SDHI 剤である 両剤ともに薬剤耐性菌が出現しやすいため

More information

ブドウ 1. 黒とう病 Elsinoe ampelina < 生態と防除のねらい > 病原菌は結果母枝や巻ひげ等の病斑部で越冬し 4 ~ 5 月から降雨のたびに胞子を作り 新梢や新葉 巻ひげ等に感染し発病する この新病斑が二次伝染源となり 次々に伝染を繰り返す 発病は 4 月下旬頃から認められるが

ブドウ 1. 黒とう病 Elsinoe ampelina < 生態と防除のねらい > 病原菌は結果母枝や巻ひげ等の病斑部で越冬し 4 ~ 5 月から降雨のたびに胞子を作り 新梢や新葉 巻ひげ等に感染し発病する この新病斑が二次伝染源となり 次々に伝染を繰り返す 発病は 4 月下旬頃から認められるが ブドウ 1. 黒とう病 Elsinoe ampelina 病原菌は結果母枝や巻ひげ等の病斑部で越冬し 4 ~ 5 月から降雨のたびに胞子を作り 新梢や新葉 巻ひげ等に感染し発病する この新病斑が二次伝染源となり 次々に伝染を繰り返す 発病は 4 月下旬頃から認められるが 梅雨明け以降の高温乾燥期には一時停止する 病原菌の発育適温は 25~ 30 であるが 胞子形成や発芽は 20~ 25 が好適で 4

More information

兵庫のカブトクワガタ配布資料.indd

兵庫のカブトクワガタ配布資料.indd Trypoxylus dichotoma septentrionalis Kono Eophileurus chinensis chinensis (Faldermann) Aesalus asiaticus asiaticus Lewis 2 Nicagus japonicus Nagel Figulus binodulus Waterhouse Figulus punctatus Waterhouse

More information