いては 所得税を課さないこととされています ( 措法 9の8) 1 金融商品取引所に上場されている株式等その他これに類する一定の株式等で 内国法人から支払がされるその配当等の支払に係る基準日においてその内国法人の発行済株式又は出資の総数又は総額の100 分の 3 以上に相当する数又は金額の株式 (

Size: px
Start display at page:

Download "いては 所得税を課さないこととされています ( 措法 9の8) 1 金融商品取引所に上場されている株式等その他これに類する一定の株式等で 内国法人から支払がされるその配当等の支払に係る基準日においてその内国法人の発行済株式又は出資の総数又は総額の100 分の 3 以上に相当する数又は金額の株式 ("

Transcription

1 租税特別措置法等 ( 金融 証券税制関係 ) の改正 目一非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税の改正 138 二勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の利子所得等の非課税の改正 155 三特定の取締役等が受ける特定外国新株予約権の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等の改正 164 四株式等に係る譲渡所得等の課税の特例の改正 ( 平成 28 年 1 月 1 日以後 : 一般株式等に係る譲渡所得等の課税の特例 ) 164 五上場株式等に係る譲渡所得等の課税の特例の改正 167 六特定口座内保管上場株式等の譲渡等に係る所得計算等の特例等の改正 170 七特定中小会社が発行した株式の取得に要した金額の控除等の改正 174 八貸付信託の受益権等の譲渡による所得の課税の特例の改正 178 九償還差益等に係る分離課税等の改正 ( 平成 28 年 1 月 1 日以後の制度 ) 179 十割引債の差益金額に係る源泉徴収等の特例の改正 180 次十一特定新規中小会社が発行した株式を取得した場合の課税の特例の改正 183 十二発行法人から与えられた株式を取得する権利の譲渡による収入金額の創設 185 十三利子 配当 償還金等の受領者の告知の改正 188 十四株式等の譲渡の対価の受領者等の告知等の改正 193 十五先物取引の差金等決済をする者の告知の改正 197 十六償還金等の支払調書の改正 ( 平成 28 年 1 月 1 日以後の制度 ) 198 十七内国法人等に対して支払う利子所得等に係る支払調書の特例の改正 ( 改正後 : 利子所得等に係る支払調書の特例 ) 199 十八国外証券移管等調書制度の創設 200 十九投資信託及び投資法人に関する法律の改正に伴う所得税関係法令の改正 205 二十中小企業等協同組合法の改正に伴う所得税関係法令の改正 208 一非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び 譲渡所得等の非課税の改正 1 改正前の制度の概要 ⑴ 配当所得の非課税措置の内容居住者又は国内に恒久的施設を有する非居住者 ( 以下 居住者等 といいます ) が 金融商品取引業者等の営業所に開設した非課税口座 に非課税管理勘定を設けた日から同日の属する年の 1 月 1 日以後 5 年を経過する日までの間に支払を受けるべきその非課税口座に係る次に掲げる非課税口座内上場株式等の配当等 ( その金融商品取引業者等が国内における支払の取扱者で一定のものである配当等に限ります ) につ 138

2 いては 所得税を課さないこととされています ( 措法 9の8) 1 金融商品取引所に上場されている株式等その他これに類する一定の株式等で 内国法人から支払がされるその配当等の支払に係る基準日においてその内国法人の発行済株式又は出資の総数又は総額の100 分の 3 以上に相当する数又は金額の株式 ( 投資口を含みます ) 又は出資を有する者 ( 大口株主等 ) がその内国法人から支払を受けるもの以外のもの 2 公社債投資信託以外の証券投資信託でその設定に係る受益権の募集が一定の公募により行われたもの ( 特定株式投資信託を除きます ) の収益の分配に係る配当等 3 特定投資法人の投資口の配当等 ( 注 1) 上記の 非課税管理勘定 とは 居住者等が金融商品取引業者等と締結した上場株式等の振替口座簿 ( 社債 株式等の振替に関する法律に規定する振替口座簿をいいます ) への記載若しくは記録又は保管の委託に係る契約に基づき口座に記載若しくは記録又は保管の委託がされる上場株式等につき その記載若しくは記録又は保管の委託に関する記録を他の取引に関する記録と区分して行うための勘定で 平成 26 年から平成 35 年までの各年に設けられるものをいいます ( 注 2) 上記の 非課税口座内上場株式等 とは 非課税上場株式等管理契約 ( 下記 ⑶ 2 参照 ) に基づき非課税口座に係る振替口座簿に記載若しくは記録がされ 又はその非課税口座に保管の委託がされている上場株式等をいいます ⑵ 譲渡所得等の非課税措置の内容居住者等が 非課税口座に非課税管理勘定を設けた日から同日の属する年の 1 月 1 日以後 5 年を経過する日までの間に その非課税口座に係る非課税口座内上場株式等の非課税上場株式等管理契約に基づく譲渡をした場合には その 譲渡による事業所得 譲渡所得及び雑所得については 所得税を課さないこととされています ( 措法 37の141) 一方 非課税上場株式等管理契約に基づく非課税口座内上場株式等の譲渡による収入金額がその非課税口座内上場株式等の取得費及びその譲渡に要した費用の額の合計額又はその譲渡に係る必要経費に満たない場合におけるその不足額 ( 損失額 ) は 所得税に関する法令の規定の適用については ないものとみなすこととされています ( 措法 37の142) ⑶ 非課税口座の要件等 1 非課税口座の意義 非課税口座 とは 居住者等が 上記 ⑴ 及び⑵の特例の適用を受けるため 下記 ⑹の手続に従い その口座を設定しようとする年の属する勘定設定期間の非課税適用確認書を添付した非課税口座開設届出書を金融商品取引業者等の営業所の長に提出をして その金融商品取引業者等との間で締結した非課税上場株式等管理契約に基づき平成 26 年 1 月 1 日から平成 35 年 12 月 31 日までの間に設定された上場株式等の振替口座簿への記載若しくは記録又は保管の委託 ( 以下 振替記載等 といいます ) に係る口座 ( その口座において非課税上場株式等管理契約に基づく取引以外の取引に関する事項を扱わないものに限ります ) をいうこととされていました ( 旧措法 37の145 一 ) ( 注 ) 上記の 非課税適用確認書 とは 居住者等の申請に基づき税務署長から交付を受けた書類で その者の氏名 生年月日 勘定設定期間として次の表に掲げる期間のいずれかの期間 その勘定設定期間の次に掲げる区分に応じそれぞれ次に定める基準日における国内の住所 その作成年月日 整理番号 その他参考となるべき事項の記載のあるものをいいます ( 措法 37の145 三 措令 25の1312 措規 18の15の 3 4) 139

3 勘定設定期間 イ平成 26 年 1 月 1 日から平成 29 年 12 月 31 日までの期間 ロ平成 30 年 1 月 1 日から平成 33 年 12 月 31 日までの期間 ハ平成 34 年 1 月 1 日から平成 35 年 12 月 31 日までの期間 基準日 平成 25 年 1 月 1 日 平成 29 年 1 月 1 日 平成 33 年 1 月 1 日 2 非課税上場株式等管理契約の意義この非課税の特例の適用を受けるために居住者等が金融商品取引業者等と締結した上場株式等の振替記載等に係る契約で その契約書において次に掲げる事項が定められているものをいうこととされていました ( 旧措法 37 の145 二 旧措令 25の136~11 措規 18の15 の33) イ上場株式等の振替記載等は その振替記載等に係る口座に設けられた非課税管理勘定において行うこと ロ非課税管理勘定は その居住者等から提出を受けた非課税適用確認書に記載された勘定設定期間においてのみ設けられること ハ非課税管理勘定は その勘定設定期間内の各年の 1 月 1 日 ( 非課税適用確認書が年の中途において提出された場合におけるその提出された日の属する年にあっては その提出の日 ) において設けられること ニ非課税管理勘定においてはその居住者等の次に掲げる上場株式等 ( ストックオプション税制の適用を受けて取得をした上場株式等を除きます ) のみを受け入れること イ次に掲げる上場株式等で その口座に非課税管理勘定が設けられた日から同日の属する年の12 月 31 日までの期間内に受け入れた上場株式等の取得対価の額 ( 購入代価 払込金額又は移管に係る払出し時の金額 ( 価額 ) をいいます ) の合計額が100 万円を超えないもの ⅰ その期間内にその金融商品取引業者 等への買付けの委託 ( 買付けの委託の媒介 取次ぎ又は代理を含みます 以下同じです ) により取得をした上場株式等 その金融商品取引業者等から取得をした上場株式等又はその金融商品取引業者等が行う上場株式等の募集 ( 公募に限ります ) により取得をした上場株式等で その取得後直ちにその口座に受け入れられるもの ⅱ その非課税管理勘定を設けた口座に係る他の年分の非課税管理勘定から 一定の手続の下で移管がされる上場株式等ロ上記イのほか 次に掲げる上場株式等 ⅰ 非課税口座に設けられた非課税管理勘定に係る非課税口座内上場株式等について行われた株式無償割当て又は新株予約権無償割当てにより取得する上場株式等で その受入れをその非課税口座に係る振替口座簿に記載又は記録をする方法により行うもの ⅱ 非課税口座に設けられた非課税管理勘定に係る非課税口座内上場株式等である新株予約権付社債に付された新株予約権 ( 転換社債の転換権を含みます ) の行使 非課税口座内上場株式等について与えられた一定の株式の割当てを受ける権利の行使 非課税口座内上場株式等について与えられた一定の新株予約権の行使又は非課税口座内上場株式等について与えられた一定の取得条項付新株予約権に係る取得事由の発生により取得する上場株式等で その受入れを非課税口座に係る振替口座簿に記載又は記録をする方法により行うもの ⅲ その他一定の上場株式等ホその非課税管理勘定において振替記載等がされている上場株式等の譲渡は 金融商品取引業者等への売委託による方法等によ 140

4 ること へその他一定の事項 ⑷ 非課税口座から非課税口座内上場株式等の払出しがあった場合の取扱い 1 みなし譲渡次のイからハまでに掲げる事由により 非課税口座からの非課税口座内上場株式等の一部又は全部の払出し ( 振替によるものを含みます ) があった場合には その払出しがあった非課税口座内上場株式等については その払出事由が生じた時に その払出し時の金額 ( 価額 ) により非課税上場株式等管理契約に基づく譲渡があったものとみなして この非課税措置及び非課税口座年間取引報告書の提出に関する規定その他所得税に関する法令の規定を適用することとされています ( 措法 37の144) イ a 非課税口座から他の上場株式等の振替記載等に係る口座 ( 以下 他の保管口座 といいます ) への移管 b 非課税口座内上場株式等に係る有価証券のその居住者等への返還又はc 非課税口座の廃止ロ贈与又は相続若しくは遺贈ハ非課税上場株式等管理契約において定められた方法に従って行われる譲渡以外の譲渡 ( 注 ) このみなし譲渡によって 払出し時の金額 ( 価額 ) で非課税上場株式等管理契約に基づく譲渡があったものとみなされることから 払出し時の金額までの金額に対応する損益 ( 取得価額等との差額 ) は非課税又はないものとされます 2 払い出された株式の取得価額上記 1イのa 他の保管口座への移管 b 有価証券の返還又はc 非課税口座の廃止による非課税口座内上場株式等の払出しがあった非課税口座を開設している ( 又は開設していた ) 居住者等については その移管 返還又は廃止による払出しがあった時に その払出 し時の金額 ( 価額 ) をもってそのa 他の保管口座への移管 b 有価証券の返還又はc 非課税口座の廃止による払出しがあった非課税口座内上場株式等の数に相当する数のその非課税口座内上場株式等と同一銘柄の上場株式等の取得をしたものとそれぞれみなされ その払出し時の金額 ( 価額 ) が取得価額となります ( 旧措法 37の144) 3 払出し時の金額上記 2の払出し時の金額とは 次に掲げる株式等の区分に応じそれぞれ次に定める金額をその株式等の一単位当たりの価額として計算した金額をいいます ( 措令 25の134) イ取引所売買株式等 ( その売買が主として金融商品取引所 ( 外国の法令に基づき設立されたものを含みます ) において行われている株式等をいいます ) 金融商品取引所において公表された払出事由が生じた日における当該取引所売買株式等の最終の売買の価格 ( 公表された同日における最終の売買の価格がない場合には 公表された同日における最終の気配相場の価格とし その最終の売買の価格及びその最終の気配相場の価格のいずれもない場合には 同日前の最終の売買の価格又は最終の気配相場の価格が公表された日でその払出事由が生じた日に最も近い日におけるその最終の売買の価格又はその最終の気配相場の価格 ) に相当する金額ロ店頭売買株式等 ( 店頭売買登録銘柄として登録された株式等をいいます ) 金融商品取引法の規定により公表された払出事由が生じた日における当該店頭売買株式等の最終の売買の価格 ( 公表された同日における最終の売買の価格がない場合には 公表された同日における最終の気配相場の価格とし その最終の売買の価格及びその最終の気配相場の価格のいずれもない場合には 同日前の最終の売買の価格又は最終の気配相場の価格が公表された日でそ 141

5 の払出事由が生じた日に最も近い日におけるその最終の売買の価格又はその最終の気配相場の価格 ) に相当する金額ハその他価格公表株式等 ( 上記イ又はロに掲げる株式等以外の株式等のうち 価格公表者 ( 株式等の売買の価格又は気配相場の価格を継続的に公表し かつ その公表する価格がその株式等の売買の価格の決定に重要な影響を与えている場合におけるその公表をする者をいいます ) によって公表された売買の価格又は気配相場の価格があるものをいいます ) 価格公表者によって公表された払出事由が生じた日における当該その他価格公表株式等の最終の売買の価格 ( 公表された同日における最終の売買の価格がない場合には 公表された同日における最終の気配相場の価格とし その最終の売買の価格及びその最終の気配相場の価格のいずれもない場合には 同日前の最終の売買の価格又は最終の気配相場の価格が公表された日でその払出事由が生じた日に最も近い日におけるその最終の売買の価格又はその最終の気配相場の価格 ) に相当する金額ニ上記イからハまでに掲げる株式等以外の株式等その株式等の払出事由が生じた日における価額として合理的な方法により計算した金額 ⑸ 非課税適用確認書の交付申請に関する手続 1 非課税口座開設確認書の交付申請書の提出非課税適用確認書の交付を受けようとする居住者等は 交付申請書に基準日における国内の住所を証する住民票の写しその他の書類を添付して 勘定設定期間の開始の日の属する年の前年 10 月 1 日からその勘定設定期間の終了の日の属する年の 9 月 30 日までの間に これを金融商品取引業者等の営業所の長に提出をしなければならないこととされています ( 旧措法 37の146 旧措令 25の1313 旧措規 18の15の 3 7) 2 金融商品取引業者等の営業所の長から所轄税務署長への申請事項の提供交付申請書の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の長は その提出を受けた後速やかに その交付申請書に記載された事項 ( 以下 申請事項 といいます ) を次のいずれかの方法によりその金融商品取引業者等の営業所の所在地の所轄税務署長に提供 ( 送付 ) しなければならないこととされています ( 旧措法 37の149) イ電子情報処理組織 (e-tax) を使用して申請事項を送信する方法ロ申請事項を記録した光ディスク 磁気テープ又は磁気ディスクを提出する方法 3 非課税口座開設確認書の交付等申請事項の提供を受けた所轄税務署長は その申請事項に係る交付申請書の提出をした居住者等 ( 以下 申請者 といいます ) について その申請事項の提供を受けた時よりも前にその所轄税務署長又は他の税務署長に対して申請事項 ( その申請書に記載された勘定設定期間に係るものに限ります ) の提供が行われていないかどうか ( 重複して申請が行われていないかどうか ) の確認を行います この確認をした所轄税務署長は 次に掲げる場合の区分に応じそれぞれ次に定める書類又は書面を その申請事項に係る交付申請書の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の長を経由してその申請者に交付しなければならないこととされています ( 旧措法 37の14 10 旧措規 18の15の 3 13) イその申請事項の提供を受けた時よりも前にその所轄税務署長又は他の税務署長に対して申請事項の提供がない場合 次に掲げる場合の区分に応じそれぞれ次に定める書類イその申請事項に係る申請書が勘定設定期間の開始の日の属する年の前年 10 月 1 142

6 日から12 月 31 日までの間に提出がされたものである場合 その提出がされた日の属する年の翌年 1 月 1 日から開始する勘定設定期間に係る非課税適用確認書ロその申請事項に係る申請書が勘定設定期間の開始の日からその勘定設定期間の終了の日の属する年の 9 月 30 日までの間に提出がされたものである場合 その提出がされた日の属する勘定設定期間に係る非課税適用確認書ロその申請事項の提供を受けた時よりも前に既にその税務署長又は他の税務署長に対して申請事項の提供がある場合 非課税適用確認書の交付を行わない旨その他一定の事項 ⑹ 非課税口座の開設又は非課税管理勘定の設定をする際の手続 1 非課税口座開設届出書の提出金融商品取引業者等の営業所において非課税口座を設定しようとする居住者等 ( 口座開設年の 1 月 1 日において20 歳以上である者に限ります ) は その口座開設年の前年 10 月 1 日からその口座開設年において最初に非課税の特例の適用を受けようとする上場株式等をその口座に受け入れる時までに 非課税口座開設届出書にその口座開設年の属する勘定設定期間の非課税適用確認書を添付して これをその口座を設定しようとする金融商品取引業者等の営業所の長に提出をしなければならないこととされていました この場合に その非課税口座開設届出書が その勘定設定期間の開始する日の属する年の前年 10 月 1 日から12 月 31 日までの間に提出がされたものである場合には その非課税口座開設届出書は その提出された日の属する年の翌年 1 月 1 日に提出されたものとしてこの非課税の特例を適用することとされています ( 旧措令 25の13 5 ) 2 金融商品取引業者等の営業所の長から所轄 税務署長への非課税口座開設情報の提供非課税適用確認書 ( 非課税口座開設届出書に添付して提出されるものを含みます ) の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の長は その提出を受けた後速やかに その非課税適用確認書を提出した者の氏名 生年月日 基準日における国内の住所その他一定の事項を 上記 ⑸2イの電子情報処理組織 (e-tax) を使用して送信する方法又はロの光ディスク等を提出する方法のいずれかの方法によりその金融商品取引業者等の営業所の所在地の所轄税務署長に提供 ( 送付 ) しなければならないこととされています ( 旧措法 37 の1413 旧措規 18の15の 3 15 旧措規 18の15 の82) 2 改正の内容本特例は NISA( ニーサ ) と呼ばれているものですが 本特例はこれまで株式等のリスク資産への投資に親しみがなかった方に継続的な資産形成を始めるインセンティブを付与するとともに 経済成長に必要な成長資金を確保する観点から導入された制度です このような趣旨を踏まえ 本特例の利便性を更に向上させる観点等から 次の改正が行われました ⑴ 非課税口座の再開設及び非課税管理勘定の再設定に関する手続の創設上記 1 のとおり 非課税口座に非課税管理勘定を設定するためには非課税適用確認書を提出することが必要とされていますが この非課税適用確認書は同一の勘定設定期間に 1 度しか税務署長から交付を受けることができないため 一旦非課税口座を開設して非課税管理勘定を設けると同一の勘定設定期間内は他の金融商品取引業者等に再度非課税口座を開設したり 非課税管理勘定を設けたりすることはできないこととされていました 前述のとおり 本特例はいわば投資初心者向けの制度であるところ 一旦金融商品取引業者等の営業所において非課税口 143

7 座を開設したものの 他の金融商品取引業者等で販売している金融商品に投資をしてこの特例を適用したいといった場合に 非課税口座を開設する金融商品取引業者等を変更することができないといった声があがっていました このようなニーズに応えるため 金融商品取引業者等の営業所に非課税口座を開設している 者又は開設していた者が その非課税口座に設けられた非課税管理勘定の年分の属する勘定設定期間と同一の勘定設定期間内に 一定の手続の下で発行された非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書を提出することにより 非課税口座の再開設又は非課税管理勘定の再設定を可能とする仕組みが導入されました ( 図 1) 図 1 NISA の利便性向上のための見直しについて <NISA の概要 > 1. 非課税対象 : NISA 口座内の少額上場株式等の配当 譲渡益 2. 開設者 ( 対象者 ): 口座開設の年の 1 月 1 日において満 20 歳以上の居住者等 3. 非課税投資額 : 毎年 1 新規投資額及び2 継続適用する上場株式等の時価の合計額で100 万円を上限 4. 非課税投資総額 : 最大 500 万円 (100 万円 5 年間 ) 5. 口座開設期間 : 平成 26 年から平成 35 年までの10 年間 ( 毎年新たな口座開設は不要 1 ) 6. 保有期間 : 最長 5 年間 途中売却は自由 ( ただし 売却部分の枠は再利用不可 ) <NISA のイメージ > 投資開始年平成 26 年 27 年 1 28 年 29 年 30 年 31 年 2 32 年 33 年 34 年 3 35 年 非課税期間最長 5 年 26 年 27 年 28 年 29 年 30 年 31 年 32 年 33 年 34 年 35 年 36 年 37 年 38 年 39 年 5 年間で累積最大非課税投資総額 500 万円 上場株式等の移管による継続適用可 改正前 123 の各期間内では ⑴ NISA 口座開設金融機関の変更はできない ⑵ 一旦 NISA 口座を廃止した場合には口座の再開設はできない 改正後 ⑴ NISA 口座開設金融機関の毎年の変更を可能にする ( 2) ⑵ NISA 口座を廃止した場合でも NISA 口座の再開設を可能にする ( 3) 平成 27 年 1 月 1 日から適用 ( 1 ) 123 の期間ごとに金融機関を選択し その期間内に金融機関を変更しない場合には 新たな手続は不要 ( 2 ) 金融機関の変更は その変更しようとする年に NISA 口座に上場株式等を受け入れていない場合にのみ可能 ( 3 ) NISA 口座を廃止した年に既に NISA 口座に上場株式等を受け入れていた場合は NISA 口座の再開設は翌年以降から可能 1 非課税管理勘定廃止通知書の交付申請手続イ金融商品取引業者等変更届出書の提出金融商品取引業者等の営業所に非課税口座を開設している居住者等がその非課税口座 ( 以下 変更前非課税口座 といいます ) に設けられるべき非課税管理勘定を他の金融商品取引業者等の営業所に開設する非課税口座に設けようとする場合には その者は その変更前非課税口座に非課税 管理勘定が設けられる日の属する年の前年 10 月 1 日から同日以後 1 年を経過する日 ( 翌年の 9 月 30 日 ) までの間に 次に掲げる事項を記載した金融商品取引業者等変更届出書を その金融商品取引業者等の営業所の長に提出しなければなりません ( 措法 37の1414 本文 措規 18の15の 3 18) イ金融商品取引業者等変更届出書を提出する者の氏名 生年月日及び住所 144

8 ロその金融商品取引業者等変更届出書の提出先の金融商品取引業者等の営業所の名称及び所在地ハ変更前非課税口座に設けられるべき非課税管理勘定を他の非課税口座に設けようとする旨ニその変更前非課税口座の記号又は番号ホ設けようとする非課税管理勘定の年分ヘ金融商品取引業者等変更届出書の提出年月日トその他参考となるべき事項ただし この金融商品取引業者等変更届出書を提出する日以前にその非課税管理勘定に既に上場株式等の受入れをしているときは その金融商品取引業者等の営業所の長は その金融商品取引業者等変更届出書を受理することができません ( 措法 37の14 14ただし書 ) つまり 非課税管理勘定に一度上場株式等の受入れをすると その受入れをした日の属する年分の非課税管理勘定は他の非課税口座に移すことはできないことになります ロ金融商品取引業者等変更届出書の提出の効果金融商品取引業者等変更届出書の提出があった場合には 次のように取り扱われます ( 措法 37の1415) イ金融商品取引業者等変更届出書に係る非課税管理勘定が既に設けられているときは その非課税管理勘定は 金融商品取引業者等変更届出書の提出があった時に廃止されます これは 1 月 1 日から 9 月 30 日までの間に金融商品取引業者等変更届出書の提出があった場合に適用されます ロ金融商品取引業者等変更届出書の提出があった日の属する年の翌年以後の各年 ( 同日の属する勘定設定期間内の各年に限ります ) においては その金融商品取引業者等変更届出書の提出を受けた金 融商品取引業者等の営業所の長は その変更前非課税口座に新たに非課税管理勘定を設けることができないこととなります ただし その金融商品取引業者等の営業所の長が その提出があった日後に下記 3の手続により非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書の提出を受け かつ その金融商品取引業者等の営業所の所在地の所轄税務署長から下記 5イに掲げる事項の提供を受けた場合は 再び非課税管理勘定を設定することができます ハ金融商品取引業者等変更届出書の記載事項の税務署長への通知金融商品取引業者等変更届出書の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の長は その提出を受けた後速やかに その金融商品取引業者等変更届出書を提出した者の氏名等の次に掲げる事項 ( 以下 変更届出事項 といいます ) を 電子情報処理組織 (e-tax) を使用して送信する方法によりその金融商品取引業者等の営業所の所在地の所轄税務署長に提供しなければなりません ( 措法 37の1416 措規 18の15の 3 19) イ金融商品取引業者等変更届出書の提出者の氏名及び生年月日ロその提出者からその金融商品取引業者等変更届出書の提出の日以前の直近に提出を受けた非課税適用確認書 非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書に記載された基準日及びその基準日における国内の住所並びに整理番号ハその金融商品取引業者等変更届出書の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の名称ニその金融商品取引業者等変更届出書に記載された非課税管理勘定の年分及びその非課税管理勘定に係る勘定設定期間の区分ホその金融商品取引業者等変更届出書の 145

9 提出によりその非課税管理勘定を廃止し 又は設けないこととした旨及びその提出年月日ヘその金融商品取引業者等変更届出書の提出を受けた日以前に当該廃止した非課税管理勘定に上場株式等の受入れをしていない旨トその他参考となるべき事項 ( 注 1) 変更届出事項の提供をした金融商品取引業者等の営業所の長は その旨及びその提供した事項につき 帳簿を備え 各人別に その事績を明らかにしておく必要があります ( 措令 25の13の 6 4) ( 注 2) 上記ニの 勘定設定期間の区分 とは 上記 1⑶( 注 ) の表のイからハまでの期間の区分をいいます ニ非課税管理勘定廃止通知書の交付この変更届出事項を所轄税務署長に提供した金融商品取引業者等の営業所の長は その金融商品取引業者等変更届出書を提出した居住者等に対し 非課税管理勘定廃止通知書を交付しなければなりません ( 措法 37の1416) この非課税管理勘定廃止通知書には 次の事項を記載することとされています ( 措法 37の145 四 措規 18の15の 3 5 ) イその非課税管理勘定廃止通知書に係る金融商品取引業者等変更届出書の提出者の氏名及び生年月日ロその提出者からその金融商品取引業者等変更届出書の提出の日以前の直近に提出を受けた非課税適用確認書 非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書 ( 非課税口座開設届出書に添付して提出されたこれらの書類を含みます 以下同じです ) に記載された基準日及びその基準日における国内の住所並びに整理番号ハその金融商品取引業者等変更届出書が 提出された日の属する次に掲げる期間の区分に応じそれぞれ次に定める事項 ⅰ 1 月 1 日から 9 月 30 日までの間 その提出の日の属する年分の非課税管理勘定の廃止をした旨及びその廃止をした年月日並びに同日の属する年の翌年分以後の各年 ( 同日の属する勘定設定期間内の各年に限ります ) において非課税管理勘定を設けない旨 ⅱ 10 月 1 日から12 月 31 日までの間 その提出の日の属する年 ( 提出年 ) の翌年分以後の各年 ( その提出年の翌年 1 月 1 日の属する勘定設定期間内の各年に限ります ) において非課税管理勘定を設けない旨及びその提出された年月日ニ上記ハⅰ 又はⅱの勘定設定期間の区分ホその非課税管理勘定廃止通知書を作成した金融商品取引業者等の営業所の名称及び所在地並びにその作成した年月日ヘその他参考となるべき事項 2 非課税口座廃止通知書の交付申請手続イ非課税口座廃止届出書の提出非課税口座を開設している居住者等がその非課税口座について本特例の適用を受けることをやめようとする場合には その者は その非課税口座を廃止する旨等の次に掲げる事項を記載した非課税口座廃止届出書を その非課税口座が開設されている金融商品取引業者等の営業所の長に提出しなければなりません ( 措法 37の1417 措規 18 の15の 3 20) イ非課税口座廃止届出書を提出する者の氏名 生年月日及び住所ロその非課税口座廃止届出書の提出先の金融商品取引業者等の営業所の名称及び所在地ハ非課税口座を廃止する旨及び本特例の適用を受けることをやめようとする非課税口座の記号又は番号 146

10 ニその非課税口座に現に設けられている非課税管理勘定の年分及びその非課税管理勘定に係る勘定設定期間の区分ホその他参考となるべき事項ロ非課税口座廃止届出書の提出の効果非課税口座廃止届出書の提出があった場合には その提出があった時にその非課税口座廃止届出書に係る非課税口座が廃止され その非課税口座に受け入れていた上場株式等につきその提出の時後に支払を受けるべき上場株式等の配当等及びその提出の時後に行うその上場株式等の譲渡による所得については 本特例による非課税措置は適用されません ( 措法 37の1418) ハ非課税口座廃止届出書の記載事項の税務署長への通知非課税口座廃止届出書の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の長は その提出を受けた後速やかに その非課税口座廃止届出書を提出した者の氏名等の次に掲げる事項 ( 以下 廃止届出事項 といいます ) を 電子情報処理組織 (e-tax) を使用して送信する方法によりその金融商品取引業者等の営業所の所在地の所轄税務署長に提供しなければなりません ( 措法 37の 1419 措規 18の15の 3 ) イ非課税口座廃止届出書の提出者の氏名及び生年月日ロその提出者からその非課税口座廃止届出書の提出の日以前の直近に提出を受けた非課税適用確認書 非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書に記載された基準日及びその基準日における国内の住所並びに整理番号ハその非課税口座廃止届出書の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の名称ニその非課税口座廃止届出書の提出により当該非課税口座を廃止した旨及びその提出年月日ホその提出者に対する非課税口座廃止通 知書の交付 ( 下記ニ参照 ) の有無ヘその提出者に非課税口座廃止通知書を交付する場合には その非課税口座を廃止した日の属する年分の非課税管理勘定への上場株式等の受入れの有無及びその非課税口座廃止通知書に記載すべき下記ホハⅰ 又はⅱの勘定設定期間の区分トその他参考となるべき事項 ( 注 ) 廃止届出事項の提供をした金融商品取引業者等の営業所の長は その旨及びその提供した事項につき 帳簿を備え 各人別に その事績を明らかにしておく必要があります ( 措令 25の13の 6 4) ニ非課税口座廃止通知書の交付この廃止届出事項を所轄税務署長に提供した金融商品取引業者等の営業所の長は 次に掲げる場合の区分に応じそれぞれ次に定めるときに限り その非課税口座廃止届出書を提出した居住者等に対し 非課税口座廃止通知書を交付しなければなりません ( 措法 37の1419) イその非課税口座廃止届出書の提出を 1 月 1 日から 9 月 30 日までの間に受けた場合 その提出を受けた日においてその非課税口座に同日の属する年分の非課税管理勘定が設けられていたとき ロその非課税口座廃止届出書の提出を10 月 1 日から12 月 31 日までの間に受けた場合 その提出を受けた日においてその非課税口座に同日の属する年分の翌年分の非課税管理勘定が設けられることとなっていたとき ( 注 ) 上記イ及びロに定めているときに限り非課税口座廃止通知書を交付することとされているのは これら以外のケースに非課税口座廃止通知書を交付すると 同一の年分の非課税管理勘定が複数の非課税口座に設けられてしまうおそれが生じるためです 例えば 1 月 1 日から 9 月 30 日までの間に非課税口座廃止届出書が 147

11 提出された場合に その非課税口座に非課税管理勘定が設けられていないときは 他の非課税口座において非課税管理勘定が設けられている可能性があり その非課税管理勘定が設けられている非課税口座を開設する金融商品取引業者等の営業所の長に同様の手続をすることにより 非課税口座廃止通知書の交付を受けることが可能です したがって 非課税管理勘定が設けられていない非課税口座についてまで非課税口座廃止通知書を交付すると 重複して交付されることになります ホ非課税口座廃止通知書の記載事項非課税口座廃止通知書には 次の事項を記載することとされています ( 措法 37の14 5 五 措規 18の15の 3 6) イその非課税口座廃止通知書に係る非課税口座廃止届出書の提出者の氏名及び生年月日ロその提出者からその非課税口座廃止届出書の提出の日以前の直近に提出を受けた非課税適用確認書 非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書に記載された基準日及びその基準日における国内の住所並びに整理番号ハその非課税口座廃止届出書に係る非課税口座が廃止された年月日及びその廃止された日の属する次に掲げる期間の区分に応じそれぞれ次に定める事項 ⅰ 1 月 1 日から 9 月 30 日までの間 その廃止をした日の属する勘定設定期間の区分 ⅱ 10 月 1 日から12 月 31 日までの間 その廃止をした日の属する年の翌年 1 月 1 日の属する勘定設定期間の区分ニその非課税口座を廃止した日の属する年分の非課税管理勘定への上場株式等の受入れの有無ホその非課税口座廃止通知書を作成した金融商品取引業者等の営業所の名称及び 所在地並びにその作成した年月日ヘその他参考となるべき事項 3 他の金融商品取引業者等の営業所への非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書の提出イ非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書の提出により新たに非課税口座を開設する場合 ( 非課税口座の再開設 ) 非課税口座を開設しようとする居住者等が提出する非課税口座開設届出書には 非課税適用確認書を添付して提出しなければならないこととされていましたが これに加え 非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書を添付して提出することが可能となりました この非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書を添付して非課税口座開設届出書を提出する場合には その口座を設定しようとする年の前年 10 月 1 日からその口座開設年において最初に本特例の適用を受けようとする上場株式等をその口座に受け入れる日又はその口座開設年の 9 月 30 日のいずれか早い日までに提出しなければなりません ( 措法 37の 145 一 措令 25の135) ( 注 ) 例えば 平成 28 年中に非課税口座を開設しようとする場合には 平成 27 年 10 月 1 日から平成 28 年 9 月 30 日までの間に 非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書を添付した非課税口座開設届出書を提出する必要があります この場合に その非課税口座廃止通知書の交付の基因となった非課税口座においてその非課税口座を廃止した日の属する年分の非課税管理勘定に既に上場株式等を受け入れているときは その廃止した日から同日の属する年の 9 月 30 日までの間は 金融商品取引業者等の営業所の長は その非課税口座廃止通知書が添付された非課税口座開設届出書を受理することができないこととされています ( 措令 25の135 後段 ) し 148

12 たがって その年分に上場株式等を受け入れた非課税口座の廃止により交付を受けた非課税口座廃止通知書を添付した非課税口座開設届出書を提出する場合には その非課税口座を廃止した年の翌年分 ( 当該廃止した年と同一の勘定設定期間に限ります ) から非課税口座を開設することができることとなります ( 注 ) 非課税管理勘定廃止通知書については その変更しようとする年分の非課税管理勘定に上場株式等を受け入れている場合には金融商品取引業者等変更届出書を受理することはできないこととされているため ( 措法 37の1414 後段 ) このような制限は設けられていません ロ非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書の提出により既に開設している非課税口座に非課税管理勘定を設定する場合 ( 非課税管理勘定の再設定 ) 金融商品取引業者等の営業所に非課税口座を開設している居住者等が非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書を提出してその非課税口座に非課税管理勘定を設けようとする場合には その者は その設けようとする非課税管理勘定に係る年分の前年 10 月 1 日から同日以後 1 年を経過する日 ( 翌年の 9 月 30 日 ) までの間に その非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書を その金融商品取引業者等の営業所の長に提出しなければなりません ( 措法 37の1420) ( 注 ) 例えば 平成 28 年分の非課税管理勘定を設けようとする場合には 平成 27 年 10 月 1 日から平成 28 年 9 月 30 日までの間に 非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書を提出する必要があります この場合に その非課税口座廃止通知書の交付の基因となった非課税口座において その非課税口座を廃止した日の属する年分の非課税管理勘定に既に上場株式等を受け 入れているときは その廃止した日から同日の属する年の 9 月 30 日までの間は 上記の金融商品取引業者等の営業所の長は その非課税口座廃止通知書を受理することができません ( 措法 37の1420 後段 ) したがって その年分に上場株式等を受け入れた非課税口座の廃止により交付を受けた非課税口座廃止通知書を提出する場合には その非課税口座を廃止した年の翌年分 ( 当該廃止した年と同一の勘定設定期間に限ります ) から非課税口座を開設することができることとなります ( 注 ) 非課税管理勘定廃止通知書については その変更しようとする年分の非課税管理勘定に上場株式等を受け入れている場合には金融商品取引業者等変更届出書を受理することはできないこととされているため ( 措法 37の1414 後段 ) このような制限は設けられていません 4 提出事項の所轄税務署長への提供上記 3イ又はロにより非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書 ( 非課税口座開設届出書に添付して提出されるこれらの書類を含みます 以下 廃止通知書 といいます ) の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の長は その提出を受けた後速やかに その提出をした居住者等の氏名 その廃止通知書に記載された非課税管理勘定が廃止された年月日又は非課税口座が廃止された年月日 ( 以下 廃止年月日 といいます ) 等の次に掲げる事項 ( 以下 提出事項 といいます ) を 電子情報処理組織 (e-tax) を使用して送信する方法によりその金融商品取引業者等の営業所の所在地の所轄税務署長に提供しなければなりません この場合において その金融商品取引業者等の営業所の長は その廃止通知書につき帳簿を備え その廃止通知書を提出した者の各人別に 提出事項を記載し 又は記録しなければなりません ( 措法 37の14 措規 18の15の 3 ) 149

13 イ廃止通知書を提出した者の氏名及び生年月日ロその廃止通知書に記載された基準日及びその基準日における国内の住所並びに整理番号ハその廃止通知書に記載された氏名が変更されている場合には その旨及びその廃止通知書に記載された氏名ニその廃止通知書の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の名称及びその提出年月日ホその廃止通知書の提出を受けた旨並びにその廃止通知書の次に掲げる場合の区分のうちいずれに該当するかの別及び当該場合の区分に応じそれぞれ次に定める事項イ 1 月 1 日から 9 月 30 日までの間に提出された金融商品取引業者等変更届出書に基づき交付された非課税管理勘定廃止通知書 ( 上記 1ニハⅰの事項の記載があるもの ) の提出があった場合 その非課税管理勘定廃止通知書に記載された非課税管理勘定の廃止年月日ロ 10 月 1 日から12 月 31 日までの間に提出された金融商品取引業者等変更届出書に基づき交付された非課税管理勘定廃止通知書 ( 上記 1ニハⅱの事項の記載があるもの ) の提出があった場合 その非課税管理勘定廃止通知書に記載された金融商品取引業者等変更届出書の提出年の翌年の 1 月 1 日の日付ハ非課税口座廃止通知書の提出があった場合 その非課税口座廃止通知書に記載された非課税口座の廃止年月日ヘその廃止通知書の提出により最初に設けようとする非課税管理勘定の年分トその廃止通知書が上記 3ロの手続により提出されたものである場合には 非課税管理勘定が設けられる非課税口座の記号又は番号チその他参考となるべき事項 5 所轄税務署長から金融商品取引業者等の営業所の長への通知上記 4により提出事項の提供を受けた所轄税務署長は その廃止通知書の提出者に係る上記 1ハ又は2ハの手続による変更届出事項又は廃止届出事項 ( その提出事項に係る廃止年月日と同一のものに限ります ) の提供の有無を確認することとされています この確認をした所轄税務署長は 次に掲げる場合の区分に応じそれぞれ次に定める事項を その提出事項の提供をした金融商品取引業者等の営業所の長に 電子情報処理組織 (e-tax) を使用して送信する方法により提供することとされています ( 措法 37の14 措規 18の15 の3) イその提出者に係る変更届出事項又は廃止届出事項の提供がある場合 ( ロに掲げる場合に該当する場合を除きます ) 次に掲げる事項イその金融商品取引業者等の営業所におけるその提出者の非課税口座の開設又はその営業所に開設されたその提出者の非課税口座への非課税管理勘定の設定ができる旨ロ廃止通知書の提出者の氏名及び生年月日ハその金融商品取引業者等の営業所の長から提供を受けた提出事項のうち その提出者の整理番号及び非課税口座に設ける非課税管理勘定の年分ニその金融商品取引業者等の営業所の長が 所轄税務署長に対して提出事項の提供をする際に その提出事項が記載された廃止通知書を識別するための記号又は番号を提供している場合には その記号又は番号ホその他参考となるべき事項ロその提出者に係る変更届出事項若しくは廃止届出事項の提供がない場合又はその提出事項の提供を受けた時前に既にその所轄 150

14 税務署長若しくは他の税務署長に対して同一の提出者に係る提出事項 ( 廃止年月日が同一のものに限ります ) の提供がある場合 次に掲げる事項イその金融商品取引業者等の営業所におけるその提出者の非課税口座の開設又はその営業所に開設されたその提出者の非課税口座への非課税管理勘定の設定ができない旨及びその理由ロ上記イロからホまでに掲げる事項 6 非課税管理勘定の設定等上記 5イ又はロの場合のうちイに該当する場合に既開設の非課税口座又は新たに開設する非課税口座に非課税管理勘定を設定することができることになりますが その非課税管理勘定は上記の所轄税務署長から上記 5イイに掲げる事項の提供があった日 ( その設定しようとする非課税管理勘定に係る年分の 1 月 1 日前に当該事項の提供があった場合には その年 1 月 1 日 ) に設けられることになります ( 措法 37の145 二 ) 7 金融商品取引業者等の営業所における非課税口座に関する帳簿の整理保存等金融商品取引業者等の営業所の長は 次に掲げる帳簿及び書類を各人別に整理し それぞれ次に定める日の属する年の翌年から 5 年間保存しなければなりません ( 措令 25の13の 6 3~5 措規 18の15の 8 1) イ上記 1ハ ( 注 ) の変更届出事項の提供に係る帳簿 2ハ ( 注 ) の廃止届出事項の提供に係る帳簿及び4の提出事項の提供に係る帳簿 これらの帳簿を閉鎖した日ロ金融商品取引業者等の営業所の長が受理し 又は提出若しくは送付を受けた非課税口座開設届出書 非課税口座内上場株式等移管依頼書 非課税適用確認書 非課税管理勘定廃止通知書 非課税口座廃止通知書 金融商品取引業者等変更届出書 非課税口座廃止届出書 非課税口座異動届出書 非課税口座移管依頼書及び出国届出書 こ れらの届出書等に係る非課税口座が廃止された日又は届出書等に記載された勘定設定期間 ( 非課税口座開設届出書 非課税口座内上場株式等移管依頼書及び金融商品取引業者等変更届出書にあっては その提出があった日の属する勘定設定期間 ) の終了の日の翌日から 5 年を経過する日のいずれか遅い日 ( 参考 ) 手続の流れをまとめると 図 2のようになります ⑵ 非課税口座から払い出された上場株式等の取得価額の明確化上記 1⑷1のとおり 贈与又は相続若しくは遺贈により 非課税口座内上場株式等が非課税口座から払出しがあった場合には その非課税口座内上場株式等は その贈与又は相続若しくは遺贈の時に その払出し時の金額により譲渡があったものとされるため その贈与又は相続若しくは遺贈により払出しがあった非課税口座内上場株式等を取得した者については その贈与又は相続若しくは遺贈の時に その払出し時の金額をもってその非課税口座内上場株式等と同一銘柄の株式等を取得したものとそれぞれみなして 取得価額の金額の計算等をすることが明確化されました ( 措法 37の144) ⑶ 非課税適用確認書の交付申請書に係る申請事項等を提供する場合の本店等一括提供制度の創設 1 概要金融商品取引業者等の営業所の長が 次に掲げる事項をその営業所の所轄税務署長に提供する場合において その所轄税務署長の承認を受けた場合には その金融商品取引業者等の営業所の長は その提供すべき事項 ( 以下 提供事項 といいます ) を そのよるべきこととされている方法により その承認に係る当該所轄税務署長以外の税務署長に提出することができることとされました ( 措法 37の14 措規 18の15の 3 ) 151

15 図 2 NISA における金融商品取引業者等の変更又は非課税口座の再開設の流れ 1イ 2 イ金融商品取引業者等変更届出書又は非課税口座廃止届出書 金融商品取引業者等変更届出書 は 非課税管理勘定を再設定しようとする年の前年 10 月 1 日から 1 年を経過する日 ( 9 月 30 日 ) までの間に提出 非課税口座廃止届出書 には提出期限はない 非課税管理勘定に既に上場株式等を受け入れている場合は その年分の非課税管理勘定については 金融機関は金融商品取引業者等変更届出書を受理することができない 金融機関 A 非課税口座 1ハ 2 ハ NISA 番号 氏名 届出書の提出を受けた旨等を連絡 (e-tax) 納税者 1ニ 2 ニ非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書 3 非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書 ( 注 ) 勘定を再設定しようとする年又は口座を再開設しようとする年の前年 10 月 1 日から 1 年を経過する日 (9 月 30 日 ) までの間に提出 非課税口座を廃止した年分の非課税管理勘定に既に上場株式等を受け入れている場合は 金融機関は廃止日から翌年 9 月 30 日までの間は 非課税口座廃止通知書を受理することができない 金融機関 B 4 NISA 番号 氏名 通知書の提出を受けた旨等を連絡 (e-tax) 5 再設定等の確認情報 6 勘定の再設定又は非課税口座の再開設 税務署 各納税者の非課税口座の開設状況及び非課税管理勘定の設定状況を管理 ( 注 1) 新規の口座開設の場合は非課税口座開設届出書に添付して提出 ( 注 2) 図中の丸付き数字は 本文に説明のある箇所です イ非課税適用確認書の交付申請書の提出を受けた場合に税務署長に提供すべき申請事項 ( 措法 37の149) ロ非課税適用確認書の提出を受けた場合に税務署長に通知すべき事項 ( 措法 37の14 13) ハ金融商品取引業者等変更届出書の提出を受けた場合に税務署長に提供すべき変更届出事項 ( 措法 37の1416) ニ非課税口座廃止届出書の提出を受けた場合に税務署長に提供すべき廃止届出事項 ( 措法 37の1419) ホ非課税管理勘定廃止通知書又は非課税口座廃止通知書の提出を受けた場合に税務署長に提供すべき提出事項 ( 措法 37の14) この制度を利用することにより 各支店等 である金融商品取引業者等の営業所の長がそれぞれその所在地の所轄税務署長に提供すべき事項を 本店等が一括してその本店等の所在地の所轄税務署長に提出することができます なお この制度により 本店等がその本店等の所在地の所轄税務署長に提供した事項は 支店等である金融商品取引業者等の営業所の長が その所在地の所轄税務署長に提供したものとみなして この非課税の特例が適用されます ( 注 ) この制度は 支払調書等の本店等一括提供制度に併せて創設されたものです 趣旨等については 所得税法等の改正 の 十支払調書等の提出の特例の改正 を参照してください 2 所轄税務署長への承認申請書の提出 152

16 上記 1の承認を受けようとする金融商品取引業者等の営業所の長は その名称及び所在地等の次に掲げる事項を記載した申請書を所轄税務署長に提出しなければなりません ( 措令 25の13 措規 18の15の 3 ) イ承認申請書を提出する者の名称及び所在地ロ上記 1の承認を受けようとする旨ハ提供事項を提供しようとする税務署長及びその税務署長に提供しようとする理由ニ提供事項を次に掲げる方法のうちいずれの方法により提供するかの別イ電子情報処理組織 (e-tax) を使用して送信する方法ロ提供事項を記録した光ディスク 磁気テープ又は磁気ディスクを提出する方法ホその他参考となるべき事項 ( 注 ) 上記 1ハからホまでの事項の提供をする場合には 上記ニイの電子情報処理組織 (e-tax) を使用して送信する方法しか選択することはできません 3 所轄税務署長の承認所轄税務署長は 上記 2の申請書の提出があった場合において その申請につき承認をし 又は承認をしないこととしたときは その申請をした者に対し その旨を書面により通知します ( 措令 25の13) ただし その申請書の提出の日から 2 月を経過する日までにその申請につき承認をし 又は承認をしないこととした旨の通知がなかったときは 同日においてその承認があったものとみなされ 上記 1の特例を適用することができます ( 措令 25の13) ( 注 ) 光ディスク 磁気テープ又は磁気ディスクにより上記 1イ又はロの事項を提供しようとする場合における税務署長の承認を受けるときに提出する申請書についても その申請書の提出の日から 2 月を経過する日までにその申請につき承認をし 又は承認をしないこととした旨の通知がなかったと きは 同日においてその承認があったものとみなされることとされました ( 措令 25の 13) ⑷ 非課税口座に受け入れることができる上場株式等の追加等 1 投資信託及び投資法人に関する法律の一部改正により新投資口予約権が創設されたことに伴い 上記 1⑶2ニロの非課税口座に受け入れることができる上場株式等の範囲に 次の上場株式等が追加されました ( 措令 25の13 10 二 九 ) イ非課税口座内上場株式等について行われた新投資口予約権無償割当てにより取得する上場株式等で その新投資口予約権無償割当てに係る上場株式等の非課税管理勘定への受入れを その非課税口座に係る振替口座簿に記載若しくは記録をし 又はその非課税口座に保管の委託をする方法 ( 以下 非課税口座に係る振替口座簿への記載等 といいます ) により行うものロ非課税口座内上場株式等について与えられた新投資口予約権の行使により取得する上場株式等で その行使により取得する上場株式等の非課税管理勘定への受入れを その非課税口座に係る振替口座簿への記載等により行うもの 2 非課税口座内上場株式等について行われた株式の分割やその発行法人の合併等により取得する上場株式等について その非課税口座に保管の委託をする方法により受け入れることができることが明確化されました ( 措令 25 の1310) ⑸ 非課税口座異動届出書の電磁的方法による提出 1 非課税口座を開設している居住者等が その氏名又は住所の変更をした場合には その者は 遅滞なく その旨その他一定の事項を記載した非課税口座異動届出書を その非課 153

17 税口座が開設されている金融商品取引業者等の営業所の長に提出しなければならないこととされています この場合において その非課税口座異動届出書の提出に当たっては 金融商品取引業者等の営業所の長にその者の運転免許証等の本人確認書類を提示し その金融商品取引業者等の営業所の長は その非課税口座異動届出書に記載されている変更後の氏名又は住所がその本人確認書類に記載された氏名又は住所と同一であることを確認し かつ その非課税口座異動届出書に当該確認をした旨及びその書類の名称を記載しなければならないこととされています ( 旧措令 25の 13の 2 1) 2 この非課税口座異動届出書は その提出の際に本人確認書類の提示等が義務付けられていることから 他人が本人になりすまして届出書を提出する等の不正防止が可能なため 納税者の利便性の向上を図る観点から 非課税口座異動届出書に記載すべき事項を電磁的方法 ( インターネットや電子メール等の電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法をいいます ) により提出することができることとされました ( 措令 25の10の 2 6) 3 適用関係 ⑴ 上記 2⑴の改正は 平成 27 年 1 月 1 日以後に提出する金融商品取引業者等変更届出書又は非課税口座廃止届出書について適用することとされています ( 改正法附則 611) なお 平成 26 年 1 月 1 日から同年 12 月 31 日までの間に非課税口座廃止届出書を提出して非課税口座を廃止した居住者等については 以下のような経過措置により 非課税口座廃止通知書の交付を受けることができます ( 改正法附則 61 6 ) 1 非課税口座廃止通知書交付申請書の提出平成 26 年 12 月 31 日以前に非課税口座を廃止した居住者等で その非課税口座に係る非課 税口座廃止通知書の交付を受けようとするものは その旨及び次に掲げる事項を記載した非課税口座廃止通知書交付申請書を 平成 27 年 1 月 1 日から平成 29 年 9 月 30 日までの間に 1 回に限り その非課税口座が開設されていた金融商品取引業者等の営業所の長に提出することができます ( 改正措令附則 115 改正措規附則 5 3) イ非課税口座廃止通知書交付申請書を提出する者の氏名 生年月日及び住所ロその非課税口座廃止通知書交付申請書の提出先の金融商品取引業者等の営業所の名称及び所在地ハ廃止した非課税口座の記号又は番号及びその廃止した年月日ニその他参考となるべき事項 2 非課税口座廃止通知書交付申請書の記載事項の税務署長への通知非課税口座廃止通知書交付申請書の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の長は その提出を受けた後速やかに その非課税口座廃止通知書交付申請書を提出した者の氏名等の次に掲げる事項 ( 以下 廃止届出事項 といいます ) を 電子情報処理組織 (e-tax) を使用して送信する方法によりその金融商品取引業者等の営業所の所在地の所轄税務署長に提供しなければなりません ( 改正措令附則 116 改正措規附則 5 4) イ非課税口座廃止通知書交付申請書の提出者の氏名及び生年月日ロその提出者からその非課税口座廃止通知書交付申請書の提出の日以前の直近に提出を受けた非課税適用確認書に記載された基準日及びその基準日における国内の住所並びに整理番号ハその非課税口座廃止通知書交付申請書の提出を受けた金融商品取引業者等の営業所の名称ニその非課税口座廃止届出書の提出によりその非課税口座を廃止した旨 非課税口座 154

18 廃止通知書交付申請書の提出を受けた旨及びこれらの書類の提出年月日ホその提出者に対する非課税口座廃止通知書の交付の有無 ( 通常は 有 ) ヘその提出者に非課税口座廃止通知書を交付する場合には その非課税口座を廃止した日の属する年分の非課税管理勘定への上場株式等の受入れの有無及びその非課税口座廃止通知書に記載すべき上記 1⑶( 注 ) イの勘定設定期間の区分トその他参考となるべき事項 ( 注 1) 上記 2⑶3の本店等一括提供制度に係る税務署長の承認を受けた金融商品取引業者等の営業所の長は 廃止届出事項を 電子情報処理組織 (e-tax) を使用して送信する方法により その承認に係る所轄税務署長以外の税務署長に提供することができます ( 改正措令附則 117) ( 注 2) 廃止届出事項の提供をした金融商品取引業者等の営業所の長は その旨及びその提供した事項につき 帳簿を備え 各人別に その事績を明らかにしておく必要があります ( 改正措令附則 118) 3 非課税口座廃止通知書の交付この廃止届出事項の提供をした金融商品取引業者等の営業所の長は その非課税口座廃止通知書交付申請書を提出した居住者等に対し 非課税口座廃止通知書を交付しなければなりません ( 改正措令附則 116) 4 帳簿書類の整理保存金融商品取引業者等の営業所の長は 次に掲げる帳簿及び書類を各人別に整理し それぞれ次に定める日の属する年の翌年から 5 年間保存しなければなりません ( 改正措令附則 118 改正措規附則 5 5) イ上記 2( 注 2) の廃止届出事項の提供に係る帳簿 その帳簿を閉鎖した日ロ金融商品取引業者等の営業所の長が受理した非課税口座廃止通知書交付申請書 その提出があつた日の属する勘定設定期間の終了の日の翌日から 5 年を経過する日 ⑵ 上記 2⑵の改正は 平成 26 年分以後の所得税について適用されます ( 改正法附則 42) ⑶ 上記 2⑶の改正は 平成 26 年 4 月 1 日以後に提供する提供事項等について適用されます ( 改正法附則 613~5 改正措令附則 111~4 改正措規附則 5 12) ⑷ 上記 2⑷1の改正は 金融商品取引法等の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 45 号 ) 附則第 1 条第 3 号に掲げる規定の施行の日 ( 平成 26 年 12 月 1 日 ) から適用されます ( 改正措令附則 1 七 ) ⑸ 上記 2⑷2の改正は 平成 26 年 4 月 1 日から施行されます ( 改正措令附則 1 ) ⑹ 上記 2⑸の改正は 平成 26 年 4 月 1 日以後に非課税口座異動届出書の提出をする場合について適用し 同日前に非課税口座異動届出書を提出した場合については従前どおりとされます ( 改正措令附則 12) 二勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の利子所得等の 非課税の改正 1 改正前の制度の概要 ⑴ 国内に住所を有する勤労者が 金融機関又は金融商品取引業者等で一定のものの営業所又は事務所 ( 以下 金融機関の営業所等 といいま す ) において勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に基づき その者の勤務先を通じて預入 信託 購入又は払込み ( 以下 預入等 といいます ) をした預貯金 合同運用信託 有価証券 生命保険の保険料 損害保険の保険料又は 155

19 生命共済の共済掛金 ( 以下 財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄 といいます ) で非課税扱いを受けようとするものについて 最初の預入等をする日までに 財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄申告書を その者の勤務先 ( 賃金の支払者が勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に係る事務を事務代行団体に委託している場合には 勤務先及びその事務代行団体の事務所その他これに準ずるもの 以下 勤務先等 といいます ) 及び預入等をする金融機関の営業所等を経由して税務署長に提出し かつ 預入等をする都度 財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄申込書をその者の勤務先等を経由して金融機関の営業所等に提出した場合において その預入等をした財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の元本の合計額が 利子等の計算期間等を通じて 財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の非課税限度額を超えないときは その財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の利子若しくは収益の分配又は保険若しくは共済の差益に対して所得税を課さないこととされています ( 措法 4 の2 4の3) ( 注 ) 上記 ⑴の 勤務先 とは 賃金の支払者の事務所 事業所その他これらに準ずるもので賃金の支払事務を取り扱うものをいいます ⑵ 財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄申告書を提出した個人につき その提出後 次に掲げる事実が生じた場合には その申告書に係る金融機関の営業所等において預入等をした財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る利子若しくは収益の分配又は保険若しくは共済の差益でその場合の区分に応じそれぞれ次に定めるものについては この非課税措置は適用しないこととされています ( 旧措令 2 の13 2 の31) 1 財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に基づく金銭等の払込みがあった日 ( その日が二以上ある場合には 最後の金銭等の払込みがあった日 以下 最後の払込日 といいます ) から 2 年を経過する日までの間にその契約に基づく金銭等の払込みがなかったこと ( 海外転勤者 の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書が提出されている場合を除きます ) 最後の払込日から 2 年を経過する日以後に支払われるその財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る利子 収益の分配又は差益 2 財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約又はその履行につき 勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約の要件に該当しないこととなる事実が生じたこと ( 金銭等の払込みが定期に行われなかった場合を除きます ) その事実が生じた日以後に支払われるその財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る利子 収益の分配又は差益 ⑶ 財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄申告書を提出した個人が その提出後 退職 転任その他の理由により不適格事由 ( その申告書に記載した勤務先がその者の勤務先に該当しないこととなったこと又はその者がその申告書に記載した勤務先の賃金の支払者に係る勤労者に該当しないこととなったことをいいます ) に該当することとなった場合には その申告書に係る金融機関の営業所等において預入等をした財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る次に掲げる利子 収益の分配又は差益については 非課税の適用はしないこととされています ( 措令 2 の121 2 の 31) 1 預貯金 合同運用信託又は有価証券に係る利子又は収益の分配 ( その利子又は収益の分配の計算期間が 1 年以下であるものに限ります ) のうち 不適格事由が生じた日の属するその利子又は収益の分配の計算期間後の計算期間に対応するもの 2 預貯金 合同運用信託若しくは有価証券に係る利子若しくは収益の分配 ( その利子又は収益の分配の計算期間が 1 年を超えるものに限ります ) 又は生命保険若しくは損害保険若しくは生命共済に係る契約の差益のうち 不適格事由が生じた日から起算して 1 年を経過する日後に支払われるもの ( 注 ) 不適格事由に該当することとなった場合で 156

20 あっても 租税特別措置法施行令第 2 条の19 又は第 2 条の20の規定により 財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄の勤務先異動申告書又は転職者等の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書の提出をした場合は 引き続き勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の利子所得等の非課税措置の適用を受けることができます ⑷ 財産形成非課税年金貯蓄申告書を提出した個人で 勤労者財産形成年金貯蓄契約において定められている積立期間の末日において財産形成年金貯蓄を有する者は 積立期間の末日から 2 月を経過する日 ( その積立期間の末日において海外転勤者の財産形成非課税年金貯蓄継続適用申告書を提出している者にあっては 海外転勤者の特別国内勤務申告書を提出する日 ) までに その積立期間の末日 年金支払開始日 年金の支払期間 支払を受ける年金の額及びその支払を受ける時期その他の事項を記載した財産形成年金貯蓄の非課税適用確認申告書を勤務先等及び金融機関の営業所等を経由して税務署長に提出しなければならないこととされています ( 旧措令 2 の321) 財産形成年金貯蓄の非課税適用確認申告書が提出期限までに提出されなかったときは その提出期限の翌日に財産形成非課税年金貯蓄廃止申告書が提出されたものとみなされ この非課税措置の適用が受けられなくなります 2 改正の内容上記 1 ⑵のとおり 財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄申告書を提出した個人が 最後に勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に基づく金銭等の払込みをした日から 2 年を経過する日までの間にその契約に基づく金銭等の払込みがなかった場合には その 2 年を経過する日以後に支払われるその財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る利子 収益の分配又は差益については非課税の適用が受けられず 課税することとされています このため 2 年を超えて育児休業等を取得する場合には その 2 年を経過する日以後に財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄に基づき支払を受ける利子等は課税対象となっていました 他方 経済のグローバル化や少子高齢化の中で 働き手の数の確保と労働生産性の向上の実現に向け 出産 子育て等による離職を減少させるとともに 育児をしやすい労働環境を整備することは 喫緊の政策的課題となっているところです このような現状を踏まえ 育児休業等を取得する者が事前に一定の申告書を提出した場合は 最後の払込日から 2 年を経過する日までの間に金銭等の払込みがない場合であっても 引き続きこの非課税措置の適用を受けることができる特例が創設されました ( 参考 ) 日本再興戦略 ( 平成 25 年 6 月 14 日閣議決定 ) 第 Ⅱ. 3 つのアクションプラン一. 日本産業再興プラン 2. 雇用制度改革 人材力の強化 4 女性の活躍推進 女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 女性のライフステージに対応した活躍支援 男女が共に仕事と子育て等を両立できる環境の整備 ⑴ 育児休業等の特例の内容育児休業等を取得する者が 金融機関の営業所等において預入等をする財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄につき 引き続きこの非課税措置の適用を受けようとする場合は その育児休業等の開始の日までに その旨 その育児休業等の期間その他の事項を記載した 育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書 を 勤務先 ( 事務代行団体に勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に係る事務の委託がされている場合には その勤務先及びその委託に係る事務代行先 以下 休業前勤務先等 157

21 といいます ) 及び現にその財産形成住宅貯蓄の受入れをしている金融機関の営業所等を経由して その者の住所地の所轄税務署長に提出しなければなりません ( 措令 2 の21の の 31) ( 注 1) この特例の適用対象となる上記の財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄は その預入等に際して財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の限度額の記載をした財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄申込書を提出している場合の特定財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に係るもの ( いわゆる限度額方式によるもの ) に限ることとされています ( 注 2) 育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書が金融機関の営業所等に受理されたときは その受理された日に税務署長に提出されたものとみなされます ( 措令 2 の21の の31) この育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書を提出することにより 勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に基づく金銭等の払込みがあった日から 2 年を経過する日までの間にその契約に基づく金銭等の払込みがなかった場合であっても 最後の払込日から 2 年を経過する日以後に支払われるその財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る利子 収益の分配又は差益について非課税措置の適用が継続されます ( 措令 2 の13 一 2 の31) 1 育児休業等の意義上記 ⑴の 育児休業等 とは 次のイに掲げる産前産後休業及びロに掲げる育児休業をいいます ( 措令 2 の21の 2 1) イ産前産後休業 妊娠又は出産に関する事由を理由として 出産の日以前 6 週間から出産の日後 8 週間までの間において労務に従事しないことをいいます また 船員にあっては 船員法の規定により妊娠中及び出産後 8 週間を経過しない間 船内で職務に服さないことをいいます ロ育児休業 法令の規定に基づき 3 歳未 満の子を養育するためにする休業をいいます 具体的には次に掲げる休業です イ育児休業 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律第 2 条第 1 号に規定する 1 歳に満たない子を養育するためにする休業 同法第 23 条第 2 項の 3 歳に満たない子を養育する者に対して所定労働時間の短縮措置を講じないこととするときの育児休業に関する制度に準ずる措置による休業又は同法第 24 条第 1 項 ( 第 2 号に係る部分に限ります ) の規定により 1 歳から 3 歳に達するまでの子を養育する者に対して育児休業に関する制度に準じて講ずる措置による休業ロ国会職員の育児休業等に関する法律第 3 条第 1 項の規定による子を養育するためその子が 3 歳に達する日までする育児休業ハ国家公務員の育児休業等に関する法律第 3 条第 1 項 ( 同法第 27 条第 1 項及び裁判所職員臨時措置法 ( 第 7 号に係る部分に限ります ) において準用する場合を含みます ) の規定による子を養育するためその子が 3 歳に達する日までする育児休業ニ地方公務員の育児休業等に関する法律第 2 条第 1 項の規定による子を養育するためその子が 3 歳に達する日までする育児休業ホ裁判官の育児休業に関する法律第 2 条第 1 項に規定する子を養育するためその子が 3 歳に達するまでの期間内においてする育児休業 2 育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書の記載事項育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書の記載事項は次のとおりです ( 措規 3 の の12) また この申告書の書式は161ページのとおり 158

22 です ( 措令 2 の26 2 の34 措規 3 の 7 3 の17 別表第三㈦) イ提出者の氏名及び住所並びにその者の賃金の支払者及び休業前勤務先等の名称及び所在地ロ育児休業等の期間及びその期間中に引き続き勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の利子所得等の非課税措置の適用を受けようとする旨ハ育児休業等に係る子の氏名及び生年月日又は出産予定年月日ニ引き続きこの非課税措置の適用を受けようとする財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の預貯金 合同運用信託若しくは有価証券又は生命保険若しくは損害保険の保険料若しくは生命共済の共済掛金の別ホ現に財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の受入れをしている金融機関の営業所等の名称及び所在地ヘその他参考となるべき事項 ⑵ 再開日に金銭等の払込みがなかった場合の取扱い育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書を提出した個人が 育児休業等の終了の日後最初に財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に基づく金銭等の払込みをすべき日 ( 以下 再開日 といいます ) に金銭等の払込みをしなかった場合には 育児休業等の終了の日後に支払われる財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄に係る利子 収益の分配又は差益については この非課税措置は適用されません ( 措令 2 の21 の の31) なお 再開日の前日までに不適格事由が生じた者については この⑵の取扱いによらずに 上記 1 ⑶の取扱いにより課税されることとなります ⑶ 育児休業等期間変更申告書育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書を提出した個人が その提出後 育児休業等の期間を変更する場合には 変更前の育児休業等の期間の終了の日 ( 変更前の育児休業等の期間の終了の日が変更後の育児休業等の期間の終了の日後となる場合は 変更後の育児休業等の期間の終了の日 ) までに 次に掲げる事項を記載した 育児休業等期間変更申告書 を 休業前勤務先等及び現に財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄の受入れをしている金融機関の営業所等を経由して その者の住所地の所轄税務署長に提出しなければなりません ( 措令 2の21の23 2の31 措規 3の513 3 の12) この育児休業等期間変更申告書の書式は育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書と同一のものとされており 161ページのとおりです ( 措令 2 の 26 2 の34 措規 3 の 7 3 の17 別表第三㈦) 1 提出者の氏名及び住所並びにその者の賃金の支払者及び休業前勤務先等の名称及び所在地 2 育児休業等の期間を変更する旨並びに変更前及び変更後の育児休業等の期間 3 上記 ⑴2ハからホまでに掲げる事項 4 その他参考となるべき事項 ( 注 ) 育児休業等期間変更申告書が金融機関の営業所等に受理されたときは その受理された日に税務署長に提出されたものとみなされます ( 措令 2 の21の の31) ⑷ 育児休業等の期間中における預入等の制限育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書を提出した場合は 育児休業等の開始の日から再開日の前日までの期間は適格継続預入等以外の預入等 ( 例えば 賃金から控除した金銭等による新たな預入等 ) はすることができません ( 措令 2 の の 31) 適格継続預入等以外の預入等をした場合は その預入等の後に支払を受ける財産形成住 159

23 宅 ( 年金 ) 貯蓄の利子 収益の分配又は差益については この非課税措置は適用されないことになります ( 措令 2 の 8 2 の31) ( 注 ) 上記の適格継続預入等とは 勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に基づき預入等が行われた預貯金等又はこれに係る利子等に係る金銭により引き続き同一の金融機関等に預貯金等の預入等を行う場合におけるその預入等 ( 以下 継続預入等 といいます ) で 次の要件を満たすものをいいます ( 措令 2 の 6 3 一 2の31 措規 3 3の9) 1 その継続預入等が 継続預入等に係る預貯金等が預貯金 合同運用信託又は有価証券のいずれであるかを明らかにしていること及びその継続預入等は同一の金融機関等の営業所等において行われること等の要件を満たす取決めに基づいて行われるものであること 2 その継続預入等が預貯金 合同運用信託又は有価証券 ( これらに係る利子又は収益の分配を含みます ) に係る金銭により行われるものであること ⑸ 特例の創設に伴うその他の措置 1 金融機関の営業所等の長及び勤務先 ( 勤務先が事務代行団体に勤労者財産形成住宅 ( 年金 ) 貯蓄契約に係る事務の委託をしている特定賃金支払者に係るものである場合には その委託に係る事務代行先 ) の長が上記 ⑴の育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年 金 ) 貯蓄継続適用申告書又は上記 ⑶の育児休業等期間変更申告書を受理した場合には その写しの作成又はこれらの申告書の記載事項の帳簿への記載をし 保存しなければなりません ( 措令 2 の の31 措規 3 の の16125) また 育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書及び育児休業等期間変更申告書は 税務署長が提出を求めるまでの間 金融機関の営業所等の長が保存することとされています ( 措規 3 の の164) 2 財産形成非課税年金貯蓄申告書を提出した個人で 積立期間の末日において育児休業等をする者の財産形成非課税年金貯蓄継続適用申告書を提出している者にあっては 上記 1 ⑷の 財産形成年金貯蓄の非課税適用確認申告書 の提出期限が育児休業等をする者の財産形成非課税年金貯蓄継続適用申告書 ( 育児休業等期間変更申告書を提出している場合にあっては その育児休業等期間変更申告書 ) に記載された育児休業等の期間の終了の日の翌日とされました ( 措令 2 の321) 3 適用関係上記 2 の改正は 平成 27 年 4 月 1 日以後に育児休業等をする者の財産形成非課税住宅 ( 年金 ) 貯蓄継続適用申告書又は育児休業等期間変更申告書を提出する場合について適用されます ( 改正措令附則 4) 160

24 別表第三㈦ 育児休業等をする者の財産形成非課税住宅貯蓄継続適用申告書育児休業等をする者の財産形成非課税年金貯蓄継続適用申告書育児休業等期間変更申告書 平成年月日税務署長殿 ふり氏 がな名 印 住 所 下記の 財産形成住宅貯蓄につき引き続き租税特別措置法第 4 条の 2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 財産形成年金貯蓄につき引き続き租税特別措置法第 4 条の 3 第 1 項の規定の適用を受けたいので 育児休業等の期間を変更したいので この旨申告します 育児休業等 子の氏名 期間変更後の期間 年 月 日から 年 月 日まで 子の生年月日 ( 出産予定年月日 ) 年 月 日から 年 月 日まで 年月日生 種別 受 入 機 関 の 営 業 所 等 休業前の勤務先 休業前の賃金の支払者 休 業 前 の 事 務 代 行 先 ( その他 ) 所 在 地 名 称 所 在 地 名 称 所 在 地 名 称 所 在 地 名 称 受 入 機 関 の 受 理 日 付 印 ( 用紙日本工業規格 A 6 ) 161

25 ( 備考 ) 1 この申告書は 次に掲げる場合に提出するものとする ⑴ 財産形成非課税住宅貯蓄申告書を提出した個人が育児休業等 ( 施行令第 2 条の21の 2 第 1 項に規定する育児休業等をいう 以下この表において同じ ) をすることとなつた場合において 当該申告書に係る財産形成住宅貯蓄 ( 法第 4 条の 2 第 1 項に規定する財産形成住宅貯蓄をいう 以下この表において同じ ) につき 引き続き同項の規定の適用を受けようとするとき ⑵ 育児休業等をする者の財産形成非課税住宅貯蓄継続適用申告書を提出した個人が 当該申告書に記載した育児休業等の期間を変更するとき ⑶ 財産形成非課税年金貯蓄申告書を提出した個人が 施行令第 2 条の32 第 5 項に規定する積立期間の末日前に育児休業等をすることとなつた場合において 当該申告書に係る財産形成年金貯蓄 ( 法第 4 条の 3 第 1 項に規定する財産形成年金貯蓄をいう 以下この表において同じ ) につき 引き続き法第 4 条の 3 第 1 項の規定の適用を受けようとするとき ⑷ 育児休業等をする者の財産形成非課税年金貯蓄継続適用申告書を提出した個人が 当該申告書に記載した育児休業等の期間を変更するとき 2 この申告書は 1 ⑴ 又は 1 ⑵に掲げる場合に該当する場合にあつては勤務先 ( 施行令第 2 条の21の 2 第 1 項に規定する勤務先をいう 以下この表において同じ )( 当該勤務先が法第 4 条の 2 第 1 項に規定する事務代行団体 ( 以下この表において 事務代行団体 という ) に同項に規定する勤労者財産形成住宅貯蓄契約 ( 以下この表において 勤労者財産形成住宅貯蓄契約 という ) に係る事務の委託をしている同項に規定する特定賃金支払者 ( 以下この表において 特定賃金支払者 という ) に係るものである場合には 当該勤務先及び当該委託に係る施行令第 2 条の 6 第 1 項第 1 号に規定する事務代行先 ) 及び財産形成住宅貯蓄の受入れをしている金融機関の営業所等を経由して 1 ⑶ 又は 1 ⑷に掲げる場合に該当する場合にあつては勤務先 ( 当該勤務先が事務代行団体に法第 4 条の 3 第 1 項に規定する勤労者財産形成年金貯蓄契約 ( 以下この表において 勤労者財産形成年金貯蓄契約 という ) に係る事務の委託をしている特定賃金支払者に係るものである場合には 当該勤務先及び当該委託に係る施行令第 2 条の31において準用する施行令第 2 条の 6 第 1 項第 1 号に規定する事務代行先 ) 及び財産形成年金貯蓄の受入れをしている金融機関の営業所等を経由して その者の住所地の所轄税務署長に提出すること 3 この申告書を 1 ⑴に掲げる場合に該当して提出するときにおける使用の方法及び記載の要領は 次による ⑴ この申告書の表の 育児休業等をする者の財産形成非課税年金貯蓄継続適用申告書 育児休業等期間変更申告書 財産形成年金貯蓄につき引き続き租税特別措置法第 4 条の 3 第 1 項の規定の適用を受けたいので 及び 育児休業等の期間を変更したいので の字句を それぞれ抹消すること ⑵ 氏名 及び 住所 の欄には この申告書を作成する日の現況による氏名及び住所を記載すること ⑶ 育児休業等 の欄の 期間 の項には 育児休業等の期間を記載すること ⑷ 子の氏名 及び 子の生年月日 の欄には 育児休業等に係る子の氏名及び生年月日又は出産予定年月日を記載すること ⑸ 種別 の欄には 引き続き法第 4 条の 2 第 1 項の規定の適用を受けようとする財産形成住宅貯蓄の種別 ( 第 3 条の 5 第 9 項に規定する種別をいう 4 ⑸において同じ ) を記載すること ⑹ 受入機関の営業所等 の 所在地 及び 名称 の欄には 財産形成住宅貯蓄の受入れをしている金融機関の営業所等の所在地及び名称を記載すること ⑺ 休業前の勤務先 及び 休業前の賃金の支払者 の欄には 育児休業等をすることとなつた時の勤務先及び法第 4 条の 2 第 1 項に規定する同法第 2 条第 2 号に規定する賃金の支払者の所在地及び名称を それぞれ記載すること ⑻ 休業前の事務代行先 の欄には 育児休業等をすることとなつた時の勤務先が事務代行団体に勤労者財産形成住宅貯蓄契約に係る事務の委託をしている特定賃金支払者に係るものである場合における当該委託に係る施行令第 2 条の 6 第 1 項第 1 号に規定する事務代行先の所在地及び名称を記載すること 4 この申告書を 1 ⑵に掲げる場合に該当して提出するときにおける使用の方法及び記載の要領は 次による 162

26 ⑴ この申告書の表の 育児休業等をする者の財産形成非課税住宅貯蓄継続適用申告書 育児休業等をする者の財産形成非課税年金貯蓄継続適用申告書 財産形成住宅貯蓄につき引き続き租税特別措置法第 4 条の 2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 及び 財産形成年金貯蓄につき引き続き租税特別措置法第 4 条の 3 第 1 項の規定の適用を受けたいので の字句を それぞれ抹消すること ⑵ 氏名 及び 住所 の欄には この申告書を作成する日の現況による氏名及び住所を記載すること ⑶ 育児休業等 の欄の 期間 及び 変更後の期間 の項には 変更前の育児休業等の期間及び変更後の育児休業等の期間を それぞれ記載すること ⑷ 子の氏名 及び 子の生年月日 の欄には 育児休業等に係る子の氏名及び生年月日又は出産予定年月日を記載すること ⑸ 種別 の欄には 引き続き法第 4 条の 2 第 1 項の規定の適用を受けようとする財産形成住宅貯蓄の種別を記載すること ⑹ 受入機関の営業所等 の 所在地 及び 名称 の欄には 財産形成住宅貯蓄の受入れをしている金融機関の営業所等の所在地及び名称を記載すること ⑺ 休業前の勤務先 及び 休業前の賃金の支払者 の欄には 育児休業等をすることとなつた時の勤務先及び法第 4 条の 2 第 1 項に規定する同法第 2 条第 2 号に規定する賃金の支払者の所在地及び名称を それぞれ記載すること ⑻ 休業前の事務代行先 の欄には 育児休業等をすることとなつた時の勤務先が事務代行団体に勤労者財産形成住宅貯蓄契約に係る事務の委託をしている特定賃金支払者に係るものである場合における当該委託に係る施行令第 2 条の 6 第 1 項第 1 号に規定する事務代行先の所在地及び名称を記載すること 5 この申告書を 1 ⑶に掲げる場合に該当して提出するときにおける使用の方法及び記載の要領は 次による ⑴ この申告書の表の 育児休業等をする者の財産形成非課税住宅貯蓄継続適用申告書 育児休業等期間変更申告書 財産形成住宅貯蓄につき引き続き租税特別措置法第 4 条の 2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 及び 育児休業等の期間を変更したいので の字句を それぞれ抹消すること ⑵ 3 ⑵から 3 ⑻までの記載の要領は この申告書を 1 ⑶に掲げる場合に該当して提出するときについて準用する この場合において 3 ⑸ 中 法第 4 条の 2 第 1 項 とあるのは 法第 4 条の 3 第 1 項 と 財産形成住宅貯蓄 とあるのは 財産形成年金貯蓄 と 第 3 条の 5 第 9 項 とあるのは 第 3 条の12において準用する第 3 条の 5 第 9 項 と 3 ⑹ 中 財産形成住宅貯蓄 とあるのは 財産形成年金貯蓄 と 3 ⑺ 中 法第 4 条の 2 第 1 項 とあるのは 法第 4 条の 3 第 1 項 と 同法第 2 条第 2 号 とあるのは 前条第 1 項 と 3 ⑻ 中 勤労者財産形成住宅貯蓄契約 とあるのは 勤労者財産形成年金貯蓄契約 と 施行令 とあるのは 施行令第 2 条の31において準用する施行令 とする 6 この申告書を 1 ⑷に掲げる場合に該当して提出するときにおける使用の方法及び記載の要領は 次による ⑴ この申告書の表の 育児休業等をする者の財産形成非課税住宅貯蓄継続適用申告書 育児休業等をする者の財産形成非課税年金貯蓄継続適用申告書 財産形成住宅貯蓄につき引き続き租税特別措置法第 4 条の 2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 及び 財産形成年金貯蓄につき引き続き租税特別措置法第 4 条の 3 第 1 項の規定の適用を受けたいので の字句を それぞれ抹消すること ⑵ 4 ⑵から 4 ⑻までの記載の要領は この申告書を 1 ⑷に掲げる場合に該当して提出するときについて準用する この場合において 4 ⑸ 中 法第 4 条の 2 第 1 項 とあるのは 法第 4 条の 3 第 1 項 と 財産形成住宅貯蓄 とあるのは 財産形成年金貯蓄 と 4 ⑹ 中 財産形成住宅貯蓄 とあるのは 財産形成年金貯蓄 と 4 ⑺ 中 法第 4 条の 2 第 1 項 とあるのは 法第 4 条の 3 第 1 項 と 同法第 2 条第 2 号 とあるのは 前条第 1 項 と 4 ⑻ 中 勤労者財産形成住宅貯蓄契約 とあるのは 勤労者財産形成年金貯蓄契約 と 施行令 とあるのは 施行令第 2 条の31において準用する施行令 とする 7 ( その他 ) の欄には 1 ⑶ 又は 1 ⑷に掲げる場合に該当して提出するときは 施行令第 2 条の32 第 5 項に規定する積立期間の末日を記載すること 8 この表に記載すべき事項を記載した書面 ( 用紙の大きさは日本工業規格 A 6 とする ) をもつてこの表に代えることができる 163

27 三特定の取締役等が受ける特定外国新株予約権の行使による 株式の取得に係る経済的利益の非課税等の改正 1 改正前の制度の概要会社法に相当する外国の法令の規定に基づく株主総会の決議 取締役会の承認その他これらに類するもの ( 以下 決議等 といいます ) により新株予約権 ( その決議等に基づき金銭の払込みをさせないで発行されたものに限ります ) を与えられる者とされたその決議等 ( 以下 付与決議等 といいます ) のあった特定外国株式会社が設立した認定研究開発事業者若しくは認定統括事業者の取締役等又はその取締役等の権利承継相続人が その付与決議等に基づきその特定外国株式会社と取締役等との間に締結された一定の契約により与えられた特定外国新株予約権をその契約に従って行使することによりその特定外国新株予約権に係る株式の取得をした場合には その株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さ ないこととされています ( 旧措法 29の 3 1 本文 ) この 特定外国株式会社 とは 特定多国籍企業による研究開発事業等の促進に関する特別措置法の施行の日 ( 平成 24 年 11 月 1 日 ) から平成 26 年 3 月 31 日までの間に同法第 4 条第 1 項の規定による研究開発事業計画の認定又は同法第 6 条第 1 項の規定による統括事業計画の認定を受けた会社の親法人である外国法人で株式会社と同種類のものとされていました 2 改正の内容引き続きグローバル企業の研究開発拠点や統括拠点の我が国への呼び込みを促進する観点から 上記 1 の特定外国株式会社に係る特定多国籍企業による研究開発事業等の促進に関する特別措置法の規定に基づく認定期限が 平成 28 年 3 月 31 日まで 2 年延長されました ( 措法 29の 3 1) 四株式等に係る譲渡所得等の課税の特例の改正 ( 平成 28 年 1 月 1 日以後 : 一般株式等に係る譲渡所得等の課税の特例 ) 1 改正前の制度の概要 ⑴ 居住者又は国内に恒久的施設を有する非居住者 ( 以下 居住者等 といいます ) が 平成 16 年 1 月 1 日以後に株式等の譲渡 ( 有価証券先物取引の方法により行うものを除きます ) をした場合には その株式等の譲渡による事業所得 譲渡所得及び雑所得 ( 以下 株式等に係る譲渡所得等 といいます ) については 他の所得と区分し その年中のその株式等の譲渡に係る事業所得の金額 譲渡所得の金額及び雑所得の金額の合計額 ( 以下 株式等に係る譲渡所得等の金額 といいます ) に対し 株式等に係る課税譲渡所得等の金額 ( 各種の所得控除をした後の株式等に係る譲渡所得等の金額をいい ます ) の15%( 他に個人住民税 5 %) 相当額の所得税を課する ( 申告分離課税 ) こととされています ( 措法 37の101) この場合において 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算上生じた損失の金額があるときは 所得税に関する法令の規定の適用については その損失の金額は生じなかったものとみなすこととされています ⑵ 上記 ⑴の 株式等 とは 次に掲げるもの ( 外国法人に係るものを含みます ) をいうこととされていました ( 旧措法 37の102) 1 株式 ( 株主又は投資主となる権利 株式の割当てを受ける権利 新株予約権及び新株予約権の割当てを受ける権利を含みます ) 2 特別の法律により設立された法人の出資者の持分 合名会社 合資会社又は合同会社の 164

28 社員の持分 協同組合等の組合員又は会員の持分その他法人の出資者の持分 ( 出資者 社員 組合員又は会員となる権利及び出資の割当てを受ける権利を含みます ) 3 新株予約権付社債 ( 資産の流動化に関する法律の転換特定社債及び新優先出資引受権付特定社債を含みます ) 4 協同組織金融機関の優先出資に関する法律の優先出資 ( 優先出資者となる権利及び優先出資の割当てを受ける権利を含みます ) 及び資産の流動化に関する法律の優先出資 ( 優先出資社員となる権利等を含みます ) 5 公社債投資信託以外の証券投資信託の受益権及び証券投資信託以外の投資信託で公社債等運用投資信託に該当しないものの受益権 6 特定受益証券発行信託の受益権 ⑶ 居住者等が交付を受ける次に掲げる金額 ( 配当等とみなされる部分の金額を除きます ) は 株式等の譲渡所得等に係る収入金額とみなして 課税することとされています ( 措法 37の103 旧措令 25の 8 3) 1 法人 ( 公益法人等を除きます 以下同じです ) の株主等がその法人の合併 ( その法人の株主等に合併法人の株式若しくは出資又は合併法人との間にその合併法人の発行済株式等の全部を保有する関係がある法人の株式若しくは出資のいずれか一方の株式又は出資以外の資産の交付がされなかったものを除きます ) により交付を受ける金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 2 法人の株主等がその法人の分割 ( 法人税法に規定する分割対価資産として分割承継法人の株式若しくは出資又は分割承継法人との間にその分割承継法人の発行済株式等の全部を保有する関係がある法人の株式若しくは出資のいずれか一方の株式又は出資以外の資産の交付がされなかったものを除きます ) により交付を受ける金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 3 法人の株主等がその法人の資本の払戻し ( 株式に係る剰余金の配当 ( 資本剰余金の額の減少に伴うものに限ります ) のうち 分割型分割によるもの以外のものをいいます ) により 又はその法人の解散による残余財産の分配として交付を受ける金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 4 法人の株主等がその法人の自己の株式又は出資の取得 ( 金融商品取引所の開設する市場における購入による取得その他一定の方法による取得を除きます ) により交付を受ける金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 5 法人の株主等がその法人の出資の消却 ( 取得した出資について行うものを除きます ) その法人の出資の払戻し その法人からの退社若しくは脱退による持分の払戻し又はその法人の株式若しくは出資をその法人が取得することなく消滅させることにより交付を受ける金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 6 法人の株主等がその法人の組織変更 ( その組織変更に際してその組織変更をしたその法人の株式又は出資以外の資産が交付されたものに限ります ) により交付を受ける金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 7 合併に係る被合併法人の新株予約権者がその合併によりその新株予約権者が有していたその被合併法人の新株予約権に代えて金銭その他の資産の交付を受ける場合 ( その合併により合併法人の新株予約権のみの交付を受ける場合を除きます ) におけるその金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 8 組織変更をした法人の新株予約権者がその組織変更によりその新株予約権者が有していたその法人の新株予約権に代えて交付を受ける金銭の額 2 改正前の制度の概要 ( 平成 28 年 1 月 1 日以後 ) 上記 1 の株式等に係る譲渡所得等の課税の特例は 平成 25 年度改正において上場株式等以外の株 165

29 式等 すなわち一般株式等に係る譲渡所得等の分離課税制度に改組されており 平成 28 年 1 月 1 日以後は下記のとおりとされています ⑴ 居住者等が 平成 28 年 1 月 1 日以後に一般株式等 ( 株式等のうち上場株式等以外のものをいいます 以下同じです ) の譲渡 ( 有価証券先物取引の方法により行うもの等を除きます ) をした場合には その一般株式等の譲渡による事業所得 譲渡所得及び雑所得 ( 以下 一般株式等に係る譲渡所得等 といいます ) については 他の所得と区分し その年中のその一般株式等の譲渡に係る事業所得の金額 譲渡所得の金額及び雑所得の合計額 ( 以下 一般株式等に係る譲渡所得等の金額 といいます ) に対し 一般株式等に係る課税譲渡所得等の金額 ( 各種の所得控除をした後の一般株式等に係る譲渡所得等の金額をいいます ) の15%( 他に個人住民税 5 %) 相当額の所得税を課する ( 申告分離課税 ) こととされています ( 措法 37の10 1) この場合において 一般株式等に係る譲渡所得等の金額の計算上生じた損失の金額があるときは 所得税に関する法令の規定の適用については その損失の金額は生じなかったものとみなすこととされています ( 注 ) 上記の 上場株式等 については 後述 五上場株式等に係る譲渡所得等の課税の特例の改正 の 1 ⑵を参照してください ⑵ 上記 ⑴の 株式等 とは 次に掲げるもの ( 外国法人に係るものを含みます ) をいうこととされていました ( 旧措法 37の102) 1 上記 1 ⑵1 2 4 及び6に掲げるもの 2 投資信託の受益権 3 社債的受益権 4 公社債 ( 預金保険法に規定する長期信用銀行債等及び償還差益について発行時に源泉徴収がされた割引債を除きます ) ⑶ 居住者等が交付を受ける次に掲げる金額 ( 配当等とみなされる部分の金額を除きます ) は 一般株式等の譲渡所得等に係る収入金額とみなして課税することとされています ( 措法 37の10 3 措令 25の 8 4) 1 上記 1 ⑶1から6までに掲げる金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 2 公社債の元本の償還により交付を受ける金銭の額及び金銭以外の資産の価額 ( 金銭又は金銭以外の資産とともに交付を受ける金銭又は金銭以外の資産で元本の価額の変動に基因するものの価額を含み 特定公社債以外の公社債の償還により交付を受ける金銭又は金銭以外の資産で その償還の日において法人税法の規定に基づいて同族会社の判定を行った場合にその金銭又は金銭以外の資産の交付をした法人が法人税法第 2 条第 10 号に規定する同族会社に該当するときにおけるその判定の基礎となる一定の株主その他の一定の個人が交付を受けるものの価額を除きます ) の合計額 3 分離利子公社債に係る利子として交付を受ける金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 4 上記 1 ⑶7に掲げる金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額 5 上記 1 ⑶8に掲げる金銭の額 3 改正の内容 ⑴ 投資信託及び投資法人に関する法律の一部改正に伴い 次の改正が行われました 1 上記 1 ⑵の株式等の範囲及び上記 2 ⑵の一般株式等の範囲に 投資法人の発行する新投資口予約権が追加されました ( 措法 37の101) 株式等の範囲に新投資口予約権が追加されたことにより 新投資口予約権で金融商品取引所に上場がされるもの等については 上場株式等に係る譲渡所得等の課税の特例 ( 措法 37の11) 特定口座内保管上場株式等の譲渡等に係る所得計算等の特例等 ( 措法 37の11の 3 ~37の11の 6 ) 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除 ( 措法 37の12の 2 ) 及び非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税 ( いわゆるNISA)( 措 166

30 法 37の14) 等の特例の対象となる上場株式等の範囲にも追加されることとなります 2 株式等に係る譲渡所得等の収入金額とみなされる金額 ( 平成 28 年 1 月 1 日以後は一般株式等に係る譲渡所得等の収入金額とみなされる金額 ) の範囲 ( 上記 1 ⑶7 及び 2 ⑶4) に 合併により被合併法人の新投資口予約権に代えて交付を受ける金銭の額が追加されました ( 措令 25の 8 3( 平成 28 年 1 月 1 日以後は措令 25の 8 4)) ( 注 ) 投資信託及び投資法人に関する法律の一部改正の概要については 後述 十九投資信託及び投資法人に関する法律の改正に伴う所得税関係法令の改正 を参照してください ⑵ 上記 2 ⑵4の公社債の範囲から 農水産業協同組合貯金保険法に規定する農林債が除外されました ( 措令 25の 8 3) これは 既に上記 2 ⑵4の公社債の範囲から除かれている預金保険法に規定する長期信用銀行債等と同様に 農水産業協同組合貯金保険の対象となっている農林債は その譲渡が原則として制限され その商品性が定期預金等に類似しているため 譲渡益課税の対象となる公社債の範囲から除かれたものです なお 農水産業協同組合貯金保険の対象となっている農林債は 貸付信託の受益権等の譲渡による所得の課税の特例 ( 措法 37の15) の対象となる貸付信託の受益権等の範囲に追加され 平成 28 年 1 月 1 日以後も引き続きその譲渡益が非課税とされるとともに 償還差益等に係る分離課税の特例 ( 措法 41の12) の対象となる割引債とされ 平成 28 年 1 月 1 日以後も引き続き発行時の源泉徴収及び源泉分離課税の対象とされています ( 注 ) 農林債は 農林中央金庫が資金調達のために農林中央金庫法を根拠として発行する債券 ( ワリノー リツノー ) です そのうち保護預かりのものが農水産業協同組合貯金保険の対象です 4 適用関係 ⑴ 上記 3 ⑴の改正は 平成 26 年分以後の所得税について適用し 平成 25 年分以前の所得税については従前どおりとされています ( 改正法附則 42 改正措令附則 2 ) ⑵ 上記 3 ⑵の改正は 平成 28 年 1 月 1 日以後に行う一般株式等の譲渡について適用されます ( 措法 37の101) 五上場株式等に係る譲渡所得等の課税の特例の改正 1 改正前の制度の概要 ⑴ 居住者又は国内に恒久的施設を有する非居住者 ( 以下 居住者等 といいます ) が 平成 28 年 1 月 1 日以後に上場株式等の譲渡 ( 有価証券先物取引の方法により行うもの等を除きます ) をした場合には その上場株式等の譲渡による事業所得 譲渡所得及び雑所得 ( 以下 上場株式等に係る譲渡所得等 といいます ) については 他の所得と区分し その年中のその上場株式等の譲渡に係る事業所得の金額 譲渡所得の金額及び雑所得の金額の合計額 ( 以下 上場株式等に係る譲渡所得等の金額 といいます ) に対し 上場株式等に係る課税譲渡所得等の金額 ( 各種の所得控除をした後の上場株式等に係る譲渡所得等の金額をいいます ) の 15% 相当額の所得税 ( 他に個人住民税 5 %) を課する ( 申告分離課税 ) こととされています ( 措法 37の111 措令 25の 9 1) ⑵ 上記 ⑴の 上場株式等 とは 株式等 ( 株式 公社債 投資信託の受益権その他株式等譲渡益課税の対象となる株式等をいいます ) のうち次に掲げるものをいいます ( 平成 28 年 1 月 1 日以後の措法 37の102 37の112 措令 25の

31 ~10 措規 18の101) 1 株式等で金融商品取引所に上場されているものその他これに類するものとして次に掲げる株式等イ店頭売買登録銘柄として登録された株式及び店頭転換社債型新株予約権付社債ロ店頭管理銘柄株式ハ認可金融商品取引業協会の定める規則に従い 登録銘柄として認可金融商品取引業協会に備える登録原簿に登録された日本銀行出資証券ニ外国金融商品市場において売買されている株式等 2 投資信託でその設定に係る受益権の募集が一定の公募により行われたもの ( 特定株式投資信託を除きます ) の受益権 3 特定投資法人の投資口 4 特定目的信託 ( その信託契約の締結時において原委託者が取得する社債的受益権の募集が一定の公募により行われたものに限ります ) の社債的受益権 5 国債及び地方債 6 外国又はその地方公共団体が発行し 又は保証する債券 7 会社以外の法人が特別の法律により発行する債券 ( 外国法人に係るもの並びに投資法人債 短期投資法人債 資産の流動化に関する法律の特定社債及び同法の特定短期社債を除きます ) 8 公社債でその発行の際の有価証券の募集が一定の公募により行われたもの 9 社債のうち その発行の日前 6 月以内に金融商品取引法の規定により有価証券届出書 有価証券報告書 四半期報告書 半期報告書 外国会社届出書 外国会社報告書 外国会社四半期報告書又は外国会社半期報告書 ( 以下 有価証券報告書等 といいます ) を内閣総理大臣に提出している法人が発行するもの 10 金融商品取引所 ( これに類するもので外国の法令に基づき設立されたものを含みます ) においてその金融商品取引所の規則に基づき公表された公社債情報 ( 一定の期間内に発行する公社債の種類及び総額 その公社債の発行者の財務状況及び事業の内容その他当該公社債及び当該発行者に関して明らかにされるべき基本的な情報をいいます ) に基づき発行する公社債で その発行の際に作成される目論見書に その公社債がその公社債情報に基づき発行されるものである旨の記載のあるもの 11 国外において発行された公社債で 次に掲げるものイ有価証券の売出し ( その売付け勧誘等が一定の場合に該当するものに限ります ) に応じて取得した公社債 ( ロにおいて 売出し公社債 といいます ) で その取得の時から引き続きその有価証券の売出しをした金融商品取引業者 ( 第一種金融商品取引業を行う者に限ります ) 登録金融機関又は投資信託委託会社 ( 以下 金融商品取引業者等 といいます ) の営業所において保管の委託がされているものロ金融商品取引法第 2 条第 4 項に規定する売付け勧誘等に応じて取得した公社債 ( 売出し公社債を除きます ) で その取得の日前 6 月以内に有価証券報告書等を提出している会社が発行したもの ( その取得の時から引き続きその売付け勧誘等をした金融商品取引業者等の営業所において保管の委託がされているものに限ります ) 12 外国法人が発行し 又は保証する債券で次に掲げるものイ次に掲げる外国法人が発行し 又は保証する債券イその出資金額又は拠出をされた金額の合計額の 2 分の 1 以上が外国の政府により出資又は拠出をされている外国法人ロ外国の特別の法令の規定に基づき設立された外国法人で その業務がその外国の政府の管理の下に運営されているもの 168

32 ロ国際間の取極に基づき設立された国際機関が発行し 又は保証する債券 13 銀行業若しくは第一種金融商品取引業を行う者若しくは外国の法令に準拠してその国において銀行業若しくは金融商品取引業を行う法人 ( 以下 銀行等 といいます ) 又はその銀行等の関連会社が発行した社債 ( その取得をした者が実質的に多数でない社債とされる一定のものを除きます ) 14 平成 27 年 12 月 31 日以前に発行された公社債 ( 注 ) 公社債のうち上記 1 及び5~14に掲げるものは特定公社債とされ その利子は利子所得の20% 源泉分離課税の対象から除外されています ( 措法 3 1) ⑶ 上場株式等を有する居住者等が その上場株式等につき交付を受ける一定の金銭 ( 配当等とみなされる部分の金額を除きます ) は 上場株式等の譲渡所得等に係る収入金額とみなして課税されます ( 措法 37の113) この一定の金銭の範囲は 前述 四株式等に係る譲渡所得等の課税の特例の改正 ( 平成 28 年 1 月 1 日以後 : 一般株式等に係る譲渡所得等の課税の特例 ) の 2 ⑶の範囲と同様です 2 改正の内容 ⑴ 上記 1 ⑵の上場株式等の範囲について次の改正が行われました 1 有価証券報告書等の提出日からの期間に係る要件の改正上記 1 ⑵9の 社債のうちその発行の日前 6 月以内に有価証券報告書等を内閣総理大臣に提出している法人が発行するもの が 社債のうちその発行の日前 9 月以内 ( 外国法人にあっては 12 月以内 ) に有価証券報告書等を内閣総理大臣に提出している法人が発行するもの とされました ( 措法 37の112 九 ) これは 金融商品取引法において 有価証券報告書や半期報告書の提出期限が事業年度終了後 3 月以内 ( 外国法人は 6 月以内 ) とされているため 例えば 3 月決算の内国法人 が 平成 28 年度 4 ~ 9 月期の半期報告書を平成 28 年 10 月 31 日に提出し 平成 28 年度の有価証券報告書を提出期限の平成 29 年 6 月 30 日に提出したとすると 平成 29 年 5 月から 6 月までの間に発行した社債は発行日前 6 月以内に半期報告書又は有価証券報告書が提出されておらず 上場株式等である特定公社債の要件を満たさないこととなることが考慮されたものです 同様の理由から 上記 1 ⑵11ロの 国外において発行された公社債のうち金融商品取引法第 2 条第 4 項に規定する売付け勧誘等に応じて取得した公社債で その取得の日前 6 月以内に有価証券報告書等を提出している会社が発行したもの が 国外において発行された公社債のうち金融商品取引法第 2 条第 4 項に規定する売付け勧誘等に応じて取得した公社債で その取得の日前 9 月以内 ( 外国法人にあっては 12 月以内 ) に有価証券報告書等を提出している会社が発行したもの とされました ( 措法 37の112 十一ロ ) 2 平成 27 年 12 月 31 日以前に発行された公社債の範囲の改正平成 25 年度改正において 本来総合課税が適用されるべき所得を源泉分離課税の適用を受ける利子所得に転換することによって税負担を軽減する事例がみられたため これを適正化する観点から 平成 28 年 1 月 1 日以後に発行する同族会社の特定公社債以外の社債の利子でその同族会社の役員等が支払を受けるものについては総合課税の対象とされたところです ( 措法 3 1 四 ) しかし 上記 1 ⑵14の平成 27 年 12 月 31 日以前に発行された公社債については 同族会社の社債も含め その利子が一律 20% 源泉分離課税の対象となる特定公社債として位置付けられていたため この点に着目して 平成 27 年 12 月までに同族会社が駆け込みで社債の発行をしようとする動きがみられました このような行為の誘発は税制の中立性の観点から 169

33 望ましいものではないため 平成 27 年 12 月 31 日以前に発行された同族会社の特定公社債以外の社債の利子でその同族会社の役員等が支払を受けるものについても すべて総合課税の対象とすることとされました このため 上記 1 ⑵14の平成 27 年 12 月 31 日以前に発行された公社債の範囲からその発行の時において同族会社に該当する会社が発行した社債が除かれました ( 措法 37の112 十四 ) ( 注 ) この改正の結果 同族会社が発行した社債で特定公社債に該当しないものの利子でその同族会社の役員等が平成 28 年 1 月 1 日以後に支払を受けるものついては すべて総合課税の対象となります ( 措法 3 1 四 ) また 同族会社が発行した社債で特定公社債に該当しないものを平成 28 年 1 月 1 日以後に譲渡したことによる所得は 一般株式 等に係る譲渡所得等として20% 申告分離課税の対象となります ( 措法 37の10) ⑵ 投資信託及び投資法人に関する法律の一部改正に伴い 上場株式等に係る譲渡所得等の収入金額とみなされる金額の範囲 ( 上記 1 ⑶) に 合併により被合併法人の新投資口予約権に代えて交付を受ける金銭の額が追加されました ( 措法 37の113 37の102 措令 25の 8 3( 平成 28 年 1 月 1 日以後は25の 8 4)) ( 注 ) 投資信託及び投資法人に関する法律の一部改正の概要については 後述 十九投資信託及び投資法人に関する法律の改正に伴う所得税関係法令の改正 を参照してください 3 適用関係上記 2 の改正は 平成 28 年 1 月 1 日以後に行う上場株式等の譲渡について適用されます ( 措法 37 の111) 六特定口座内保管上場株式等の譲渡等に係る所得計算等の 特例等の改正 1 改正前の制度の概要 ⑴ 特定口座内保管上場株式等の譲渡等に係る所得計算等の特例 1 居住者又は国内に恒久的施設を有する非居住者 ( 以下 居住者等 といいます ) が 上場株式等保管委託契約に基づき特定口座 ( その者が二以上の特定口座を有する場合には それぞれの特定口座 ) に係る振替口座簿 ( 社債 株式等の振替に関する法律に規定する振替口座簿をいいます 以下同じです ) に記載若しくは記録がされ 又は保管の委託がされている上場株式等 ( 以下 特定口座内保管上場株式等 といいます ) の譲渡をした場合には その特定口座内保管上場株式等の譲渡による事業所得の金額 譲渡所得の金額又は雑所得の金額とその特定口座内保管上場株式等以外の株式等の譲渡による事業所得 の金額 譲渡所得の金額又は雑所得の金額とを区分して これらの金額を計算することとされています ( 措法 37の11の 3 1 措令 25の 10の 2 1 前段 ) 2 信用取引又は発行日取引 ( 以下 信用取引等 といいます ) を行う居住者等が 上場株式等信用取引等契約に基づき上場株式等の信用取引等を特定口座において処理した場合には 信用取引等に係る上場株式等の譲渡による事業所得の金額又は雑所得の金額とその信用取引等に係る上場株式等の譲渡以外の株式等の譲渡による事業所得の金額又は雑所得の金額とを区分して これらの金額を計算することとされています ( 措法 37の11の 3 2 措令 25の10の 2 3) 3 特定口座とは 居住者等が 上記 1 又は2 の特例の適用を受けるため 金融商品取引業者 ( 第一種金融商品取引業を行う者に限りま 170

34 す ) 登録金融機関又は投資信託委託会社 ( 以下 金融商品取引業者等 といいます ) の営業所に その口座の名称 その口座に設ける勘定の種類 上記 1 又は2の特例の適用を受ける旨その他の事項を記載した特定口座開設届出書を提出して その金融商品取引業者等との間で締結した上場株式等保管委託契約又は上場株式等信用取引等契約に基づき設定された上場株式等の振替口座簿への記載若しくは記録若しくは保管の委託又は上場株式等の信用取引等に係る口座 ( その口座においてこれらの契約及び上場株式配当等受領委任契約に基づく取引以外の取引に関する事項を扱わないものに限ります ) をいうこととされています ( 措法 37の11の 3 3 一 ) 4 上場株式等保管委託契約とは 上記 1の特例の適用を受けるために居住者等が金融商品取引業者等と締結した上場株式等の振替口座簿への記載若しくは記録又は保管の委託に係る契約で その契約書において次の事項が定められているものをいいます ( 措法 37の11の 3 3 二 旧措令 25の10の ~) イ上場株式等の振替口座簿への記載若しくは記録又は保管の委託はその記載若しくは記録又は保管の委託に係る口座に設けられた特定保管勘定において行うこと ロその特定保管勘定においてはその居住者等の次に掲げる上場株式等 ( ストックオプション税制の適用を受けて取得した上場株式等を除きます ) のみを受け入れること イ特定口座開設届出書の提出後に その金融商品取引業者等への買付けの委託等により取得をした上場株式等又はその金融商品取引業者等から取得をした上場株式等で その取得後直ちにその口座に受け入れるものロ特定口座を開設する居住者等が有する上場株式等 ( その特定口座を開設されている金融商品取引業者等の振替口座簿に記載又は記録がされているものに限り 非課税口座内上場株式等を除きます ) につき株式無償割当て又は新株予約権無償割当てにより取得する上場株式等で その割当ての時に その特定口座に係る振替口座簿に記載又は記録をする方法により受け入れるものハ特定口座を開設する居住者等がその特定口座に係る特定口座内保管上場株式等について次に掲げる行使または取得事由の発生 ( 以下 行使等 といいます ) により取得する上場株式等で その行使等により取得する上場株式等の全てを その行使等の時に その特定口座に係る振替口座簿に記載又は記録をする方法により受け入れるもの ⅰ その特定口座に係る特定口座内保管上場株式等について与えられた株式の割当てを受ける権利又は新株予約権の行使 ⅱ その特定口座に係る特定口座内保管上場株式等である新株予約権の行使 ⅲ その他一定の権利の行使又は取得事由の発生ニその他一定の上場株式等 ⑵ 特定口座異動届出書の提出特定口座開設届出書を提出した居住者等が その提出後 1その氏名若しくは住所の変更をした場合 2 既に開設されている特定口座に新たに特定保管勘定若しくは特定信用取引等勘定を設定する場合又は3 特定口座に設けられている特定保管勘定若しくは特定信用取引等勘定を廃止する場合 ( 特定口座廃止届出書を提出する場合を除きます ) には その者は 遅滞なく その旨その他一定の事項を記載した特定口座異動届出書を その特定口座開設届出書の提出をした金融商品取引業者等の営業所の長に提出しなければならないこととされています ( 旧措令 25の10の 4 1 前段 措規 18の12の 2 1) この場合において その提出をする特定口座 171

非課税累積投資契約に関する約款 (NISA 約款 ) 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) 1. この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税

非課税累積投資契約に関する約款 (NISA 約款 ) 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) 1. この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税 非課税累積投資契約に関する約款 (NISA 約款 ) 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) 1. この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税口座に係る非課税の特例 といいます ) の適用を受けるために tsumiki

More information

非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税

非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税 非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客さまが租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租税特別措置法第 37 条の14に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税口座に係る非課税の特例 といいます ) の適用を受けるために 株式会社ジャパンネット銀行 ( 以下 当社

More information

非課税上場株式等管理に関する約款 1 約款の趣旨 (1) この約款は 投資家 ( 個人の投資家に限ります ) が租税特別措置法 ( 以下 租特法 といいます ) 第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租特法第 37 条の 14 に規定する非課税口座内の少額上

非課税上場株式等管理に関する約款 1 約款の趣旨 (1) この約款は 投資家 ( 個人の投資家に限ります ) が租税特別措置法 ( 以下 租特法 といいます ) 第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租特法第 37 条の 14 に規定する非課税口座内の少額上 非課税上場株式等管理に関する約款 1 約款の趣旨 (1) この約款は 投資家 ( 個人の投資家に限ります ) が租税特別措置法 ( 以下 租特法 といいます ) 第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租特法第 37 条の 14 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税口座に係る非課税の特例 といいます ) の適用を受けるために

More information

非課税上場株式等管理及び非課税累積投資契約に関する約款 新旧対照表

非課税上場株式等管理及び非課税累積投資契約に関する約款 新旧対照表 楽天証券株式会社非課税上場株式等管理及び非課税累積投資契約に関する約款新旧対照表 下線部が改定箇所 ( 新 ) ( 旧 ) ( 非課税口座開設届出書等の提出等 ) ( 非課税口座開設届出書等の提出等 ) 第 2 条お客様が非課税口座に係る非課税の特例の適第 2 条お客様が非課税口座に係る非課税の特例の適用を受けるためには 当該非課税の特例の適用を受け用を受けるためには 当該非課税の特例の適用を受けようとする年の当社の定める日までに

More information

税限度額については その財形住宅貯蓄申告書につき財形住宅貯蓄廃止申告書を提出することを条件として これを除外して判定して差し支えないものとする ( 措基通 4の2-7) ( 郵便等により財形住宅貯蓄申告書等の提出があった場合 ) (5) 郵便又は民間事業者による信書の送達に関する法律第 2 条第 6

税限度額については その財形住宅貯蓄申告書につき財形住宅貯蓄廃止申告書を提出することを条件として これを除外して判定して差し支えないものとする ( 措基通 4の2-7) ( 郵便等により財形住宅貯蓄申告書等の提出があった場合 ) (5) 郵便又は民間事業者による信書の送達に関する法律第 2 条第 6 八財産形成非課税住宅貯蓄の申告手続 1 財産形成非課税住宅貯蓄申告書 一の2 財産形成住宅貯蓄の利子所得等の非課税 は その者が 次に掲げる事項を記載した申告書( 以下八において 財産形成非課税住宅貯蓄申告書 という ) に 勤務先 ( 特定賃金支払者が勤労者財産形成住宅貯蓄契約に係る事務を事務代行団体に委託をしている場合には 当該委託に係る事務代行団体の事務所その他これに準ずるもので当該事務を行うもの

More information

非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客様が租税特別措置法第 9 条の 8 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の 14 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非

非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客様が租税特別措置法第 9 条の 8 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の 14 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非 非課税上場株式等管理に関する約款 第 1 条 ( 約款の趣旨 ) この約款は お客様が租税特別措置法第 9 条の 8 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の 14 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税口座に係る非課税の特例 といいます ) の適用を受けるために GMO クリック証券株式会社 ( 以下

More information

上場株式等の配当等に対する課税

上場株式等の配当等に対する課税 Ⅱ 上場株式等の配当等に対する課税 第 1 上場株式等の配当等に係る配当所得の課税の特例の創設等 1 上場株式等の配当等に係る配当所得の申告分離課税制度の創設居住者等が 平成 21 年 1 月 1 日以後に支払を受けるべき上場株式等の配当等を有する場合において その上場株式等の配当等に係る配当所得の課税方法について 総合課税 に代えて 申告分離課税 の適用を受けようとする旨の記載のある確定申告書を提出したときは

More information

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及 租税特別措置法 ( 昭和三十二年三月三十一日法律第二十六号 ) 抜粋 ( 特定の取締役等が受ける新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等 ) 第二十九条の二会社法 ( 平成十七年法律第八十六号 ) 第二百三十八条第二項若しくは会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律 ( 平成十七年法律第八十七号 ) 第六十四条の規定による改正前の商法 ( 明治三十二年法律第四十八号 以下この項において

More information

6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1) 6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1) 投資主の税務 1 個人投資主の税務 ( イ ) 利益の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る利益の分配

More information

非課税上場株式等管理に関する約款

非課税上場株式等管理に関する約款 非課税上場株式等管理及び非課税累積投資契約に関する約款 (NISA 約款 ) ( 約款の趣旨 ) 第 1 条この約款は お客様が租税特別措置法第 9 条の8に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の 14 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税口座に係る非課税の特例 といいます ) の適用を受けるために

More information

4年間NISA 制度の一部改正のお知らせ 2014 年 3 月 31 日に公布された 所得税法等の一部を改正する法律 について NISA に関する改正内容をお知らせいたします ( 制度改正の内容は 2015 年 1 月から手続 適用が可能です ) 本改正に伴い 2015 年 1 月以降 当行の 非課

4年間NISA 制度の一部改正のお知らせ 2014 年 3 月 31 日に公布された 所得税法等の一部を改正する法律 について NISA に関する改正内容をお知らせいたします ( 制度改正の内容は 2015 年 1 月から手続 適用が可能です ) 本改正に伴い 2015 年 1 月以降 当行の 非課 4年間NISA 制度の一部改正のお知らせ 2014 年 3 月 31 日に公布された 所得税法等の一部を改正する法律 について NISA に関する改正内容をお知らせいたします ( 制度改正の内容は 2015 年 1 月から手続 適用が可能です ) 本改正に伴い 2015 年 1 月以降 当行の 非課税上場株式等管理に関する約款 ( 以下 NISA 約款 ) を改定します 新しい NISA 約款や約款の新旧対照表は

More information

非課税上場株式等管理に関する約款

非課税上場株式等管理に関する約款 非課税上場株式等管理及び非課税累積投資に関する約款 ( 約款の趣旨 ) 第 1 条この約款は お客様が租税特別措置法第 9 条の 8 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の 14 に規定する非課税口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税口座に係る非課税の特例 といいます ) の適用を受けるために エイチ エス証券株式会社

More information

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額

投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額 (5) 課税上の取扱い 投資主及び投資法人に関する一般的な課税上の取扱いは以下のとおりです なお 税制等が改正された場合には 以下の内容が変更になることがあります 1 個人投資主の税務ア. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配 ( 利益を超える金銭の分配のうち一時差異等調整引当額の増加額に相当する金額を含みます ) は 株式の配当と同様に配当所得として取り扱われます したがって

More information

(Q13) 複数の金融機関に NISA( 少額投資非課税制度 ) の非課税口座開設の申込みをしてしまいましたが ど うすればよろしいですか... 6 (Q14) 非課税適用確認書の交付を行わない旨の通知書 が送られてきましたが どうすればよろしいですか 6 ( 基準日における国内の住所を証する書類

(Q13) 複数の金融機関に NISA( 少額投資非課税制度 ) の非課税口座開設の申込みをしてしまいましたが ど うすればよろしいですか... 6 (Q14) 非課税適用確認書の交付を行わない旨の通知書 が送られてきましたが どうすればよろしいですか 6 ( 基準日における国内の住所を証する書類 NISA( 少額投資非課税制度 ) の手続に関する Q&A 平成 28 年 7 月 国税庁 非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置 ( 以下 NISA ( 少額投資非課税制度 ) といいます ) が創設され 平成 26 年 1 月 1 日から開始されています なお 平成 28 年度の税制改正において 平成 30 年以後の勘定設定期間に係る非課税適用確認書の交付申請書については

More information

「証券総合サービス約款集」新旧対照表

「証券総合サービス約款集」新旧対照表 証券総合サービス約款集 新対照表 ( 平成 30 年 12 月 3 日改正 ) 個人情報保護方針 7. 当社の所属する 認定個人情報保護団体 の名称及び苦情の申出先日本証券業協会個人情報相談室電話番号 03-6665- 6784 http://www.jsda.or.jp/ 新 個人情報保護方針 7. 当社の所属する 認定個人情報保護団体 の名称及び苦情の申出先日本証券業協会個人情報相談室電話番号

More information

非課税上場株式等管理に関する約款 ( 約款の趣旨等 ) 第 1 条この約款は お客さま ( 個人のお客さまに限ります ) が租税特別措置法第 9 条の8に規定する少額投資非課税口座 ( 以下 非課税口座 といいます ) 内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の 14

非課税上場株式等管理に関する約款 ( 約款の趣旨等 ) 第 1 条この約款は お客さま ( 個人のお客さまに限ります ) が租税特別措置法第 9 条の8に規定する少額投資非課税口座 ( 以下 非課税口座 といいます ) 内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び租税特別措置法第 37 条の 14 非課税上場株式等管理に関する約款 目 次 約款 特定口座約款 1 特定口座内保管上場株式等の取扱いに係る説明書 8 特定口座に係る上場株式配当等受領委任に関する約款 9 特定管理口座約款 12 非課税上場株式等管理に関する約款 ( 約款の趣旨等 ) 第 1 条この約款は お客さま ( 個人のお客さまに限ります ) が租税特別措置法第 9 条の8に規定する少額投資非課税口座 ( 以下 非課税口座 といいます

More information

Microsoft Word - 最新版租特法.docx

Microsoft Word - 最新版租特法.docx 平成 29 年 5 月現在 租税特別措置法 ( 昭和三十二年三月三十一日法律第二十六号 ) 抜粋 ( 特定中小会社が発行した株式の取得に要した金額の控除等 ) 第三十七条の十三 平成十五年四月一日以後に 次の各号に掲げる株式会社 ( 以下この条及び 次条において 特定中小会社 という ) の区分に応じ当該各号に定める株式 ( 以下この条及び次条において 特定株式 という ) を払込み ( 当該株式の発行に際してするものに限る

More information

平成 29 年 10 月 6 日 丸三証券株式会社 NISA の 非課税上場株式等管理に関する約款 等の変更について 平成 30 年 1 月より開始される つみたて NISA 制度および平成 29 年度税制改正に伴い 平成 29 年 10 月 10 日付で 非課税上場株式等管理に関する約款 および

平成 29 年 10 月 6 日 丸三証券株式会社 NISA の 非課税上場株式等管理に関する約款 等の変更について 平成 30 年 1 月より開始される つみたて NISA 制度および平成 29 年度税制改正に伴い 平成 29 年 10 月 10 日付で 非課税上場株式等管理に関する約款 および 平成 29 年 10 月 6 日 丸三証券株式会社 NISA の 非課税上場株式等管理に関する約款 等の変更について 平成 30 年 1 月より開始される つみたて NISA 制度および平成 29 年度税制改正に伴い 平成 29 年 10 月 10 日付で 非課税上場株式等管理に関する約款 および 未成年者口座及び課税未成年者口座開設に関する約款 を変更いたします 詳細につきましては 下記の新旧対照表をご確認くださいますようお願い申し上げます

More information

【表紙】

【表紙】 (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る利益の分配は

More information

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金 公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金だけで課税関係を終了することもできます ( 確定申告不要制度の対象 ) 公共債の利子 平成 27 年

More information

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金 公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金だけで課税関係を終了することもできます ( 確定申告不要制度の対象 ) 公共債の利子 平成 27 年

More information

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改

経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改 経 ViewPoint 営相 ~ 金融所得課税の新ルールを解説 ~ 談金融 証券税制の改正 福田和仁部東京室 平成 25 年度税制改正では 平成 28 年 1 月 1 日以後の金融所得課税の一体化を進める観点から 公社債等および株式等に係る所得に対する課税が大きく変更されました 今回は 平成 28 年 1 月 1 日以後の金融 証券税制のポイントを解説します 1. はじめに 平成 28 年 1 月

More information

投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税

投資主が受け取る配当等の額については 原則どおり配当等の額を受け取る際に20%( 所得税 )( 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までは復興特別所得税とあわせて20.42%) の税率により源泉徴収された後 総合課税の対象となります ( ロ ) 出資等減少分配に係る税 (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主に対する課税及び投資法人の課税上の一般的取扱いは 以下の通りです なお 税法等が改正された場合は 以下の内容が変更になることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります A. 個人投資主 ( イ ) 配当等の額に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る投信法第 137 条の金銭の分配のうち 本投資法人の利益及び一時差異等調整引当額

More information

公社債 公社債投資信託の特定口座への受入れに係るQ&A 目次 平成 28 年からの公社債等の特定口座での取扱いについて... 1 Q1. 公社債や公社債投資信託が特定口座の対象になるのですか... 1 Q2. どのような公社債や公社債投資信託が特定口座の対象になるのですか... 1 Q3. 既に一般

公社債 公社債投資信託の特定口座への受入れに係るQ&A 目次 平成 28 年からの公社債等の特定口座での取扱いについて... 1 Q1. 公社債や公社債投資信託が特定口座の対象になるのですか... 1 Q2. どのような公社債や公社債投資信託が特定口座の対象になるのですか... 1 Q3. 既に一般 公社債 公社債投資信託の特定口座への受入れに係る Q&A ( 平成 28 年 1 月版 ) 平成 28 年 1 月 日本証券業協会 公社債 公社債投資信託の特定口座への受入れに係るQ&A 目次 平成 28 年からの公社債等の特定口座での取扱いについて... 1 Q1. 公社債や公社債投資信託が特定口座の対象になるのですか... 1 Q2. どのような公社債や公社債投資信託が特定口座の対象になるのですか...

More information

新しい非居住者債券所得非課税制度の概要 < 平成 22 年度税制改正前の制度の概要 > 非居住者等が受ける振替国債及び振替地方債のについては 一定の手続要件を満たせば非課税とされていました しかし 非居住者等が受ける振替社債等のについては 原則 15% の税率により源泉徴収課税がなされていました 非

新しい非居住者債券所得非課税制度の概要 < 平成 22 年度税制改正前の制度の概要 > 非居住者等が受ける振替国債及び振替地方債のについては 一定の手続要件を満たせば非課税とされていました しかし 非居住者等が受ける振替社債等のについては 原則 15% の税率により源泉徴収課税がなされていました 非 新しい非居住者債券所得 非課税制度について 金融庁総務企画局 政策課金融税制室 新しい非居住者債券所得非課税制度の概要 < 平成 22 年度税制改正前の制度の概要 > 非居住者等が受ける振替国債及び振替地方債のについては 一定の手続要件を満たせば非課税とされていました しかし 非居住者等が受ける振替社債等のについては 原則 15% の税率により源泉徴収課税がなされていました 非課税制度の適用を受けるための手続としては

More information

Microsoft Word - NO.2 株式の譲渡 2.docx

Microsoft Word - NO.2   株式の譲渡 2.docx 所得税ゼミナール NO.2 ( 株式の譲渡 ) 税理士法人いさやま会計 税理士菊島義昭 0 株式等に係る譲渡所得等 ( 分離課税 ) の概要株式等に係る譲渡所得等とは 株式 出資金等の有価証券の譲渡により生じる所得をいい 他の所得と区分して税金を計算する 申告分離課税 となっている また 株式等に係る譲渡所得等は 上場株式等 と 一般株式等 に課税の取扱上区分する 上場株式等の売買については 特定口座制度があり

More information

49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ

49 年 12 月 31 日までの間 源泉徴収される配当等の額に係るの額に対して 2.1% の税率により復興 特別が源泉徴収されます b. 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 分割型分割及び株式分配並びに組織変更による場合を除く 以下本 1において同じ (5) 課税上の取扱い 本書の日付現在 日本の居住者又は日本法人である投資主に対する課税及び投資法人の課税上の一般的取扱い は 以下のとおりです なお 税法等が改正された場合は 以下の内容が変更になることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( ア ) 個人投資主の税務 a. 配当等の額に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る金銭の分配のうち

More information

7.(1)NISA 口座の開設時の手続きの見直し 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 NISA 口座の稼働率向上のため 非課税口座の開設手続きについての見直しが行われる (2) 内容 NISA 口座の開設申し込み時に 即日での買付けを可能とすること (3) 適用時期平成 31 年 1 月 1

7.(1)NISA 口座の開設時の手続きの見直し 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 NISA 口座の稼働率向上のため 非課税口座の開設手続きについての見直しが行われる (2) 内容 NISA 口座の開設申し込み時に 即日での買付けを可能とすること (3) 適用時期平成 31 年 1 月 1 7.(1)NISA 口座の開設時の手続きの見直し 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 NISA 口座の稼働率向上のため 非課税口座の開設手続きについての見直しが行われる (2) 内容 NISA 口座の開設申し込み時に 即日での買付けを可能とすること (3) 適用時期平成 31 年 1 月 1 日以後に非課税口座簡易開設届出書が提出される場合について適用される 2. 改正の趣旨 背景 NISA

More information

() () () () () () () () 2

() () () () () () () () 2 平成13 年11 月30 日 特定上場株式等に係る譲渡所得等の非課税 ( 措法 37 の 14 の 2) 1 制度の概要居住者又は国内に恒久的施設を有する非居住者が 平成 13 年 11 月 30 日から平成 14 年 12 月 31 日までの間に購入又は払込みにより取得した 特定上場株式等 を 平成 17 年 1 月 1 日から平成 19 年 12 月 31 日までの間に 証券業者等への売委託などの一定の方法による譲渡をした場合において

More information

所令要綱

所令要綱 租税特別措置法施行令の一部を改正する政令要綱 一個人所得課税 1 利子所得の分離課税等の適用対象から除かれる同族会社が発行した社債の利子でその同族会社の判定の基礎となった株主その他一定の者が支払を受けるものにつき 当該一定の者の範囲等を定めることとする ( 第 1 条の4 関係 ) 2 金融機関等の受ける利子所得等に対する源泉徴収の不適用の特例について 適用対象となる資本金等 1 億円以上の内国法人が支払を受ける公社債の利子等の範囲を見直すこととする

More information

( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計

( ロ ) 出資等減少分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る出資等減少分配 ( 所得税法第 24 条に定めるものをいいます 以下 本 ( ロ ) 出資等減少分配に係る税務 において同じです ) のうち本投資法人の税務上の資本金等の額に相当する金額を超える金額がある場合には みなし配当 ( 計 (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主に対する課税及び投資法人の課税上の一般的取扱いは 以下の通りです なお 税法等が改正された場合は 以下の内容が変更になることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 個人投資主 ( イ ) 配当等に係る税務個人投資主が本投資法人から受け取る投信法第 137 条の金銭の分配のうち 本投資法人の利益および一時差異等調整引当額

More information

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出 第 11 源泉徴収票及び支払調書の提出 給与や退職手当 原稿料 外交員の報酬などの支払者は その支払の明細を記載した源泉徴収票や支払調書を一定の期限までに税務署長に提出しなければなりません ( 所法 225 226) 源泉徴収票及び支払調書には 支払の内容に応じて多くの種類のものがありますが ここでは 給与所得の源泉徴収票 退職所得の源泉徴収票 公的年金等の源泉徴収票 報酬 料金 契約金及び賞金の支払調書

More information

相続の基礎 ~ 「相続」を学ぼう!! ~ 生前贈与①有価証券

相続の基礎 ~ 「相続」を学ぼう!! ~ 生前贈与①有価証券 相続の基礎 ~ 相続 を学ぼう!! ~ 有価証券で生前贈与 2 NISA ジュニア NISA 資料作成 : 東海東京ウェルス コンサルティング ( 株 ) NISA ジュニア NISA とは NISA ジュニア NISA 投資対象商品 上場株式 公募株式投資信託等 上場株式 公募株式投資信託等 譲渡益 配当等非課税非課税 非課税期間最長 5 年間最長 5 年間 対象者 20 歳以上 0~19 歳 年間投資限度額

More information

特定口座一般口座株式等の譲渡 売却などが該当 ) による所得は 申告分離課税の対象となっており 原則として お客さまによる譲渡損益の計算や申告納税の手続きが必要です 特定口座には これらの事務負担を軽減する機能があります 特定口座の機能 上場株式等の譲渡損益の計算 管理を行います 特定口座内に保管す

特定口座一般口座株式等の譲渡 売却などが該当 ) による所得は 申告分離課税の対象となっており 原則として お客さまによる譲渡損益の計算や申告納税の手続きが必要です 特定口座には これらの事務負担を軽減する機能があります 特定口座の機能 上場株式等の譲渡損益の計算 管理を行います 特定口座内に保管す 特定口座 早わかり 特定口座へ受け入れることができる上場株式等は 特定口座を開設している金融商品取引業者等 証券会社等 ) で買付 募集等により取得したもののほか 発行会社が実施した株式分割等や発行会社の合併 分割等または相続 贈与等税法で定められた事由により取得した上場株式等で一定の要件を満たすものとなっています また 源泉徴収あり の特定口座には 上場株式等の配当金 分配金を受け入れることもできます

More information

積立 NISA の創設 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 1 家計の安定的な資産形成を支援する観点から 少額の積立 分散投資を促進するための 積立 NISA が創設される (2) 内容 1 積立 NISA は 20 歳以上の居住者等が金融機関に開設した非課税口座内に 積立 NISA 専用の累

積立 NISA の創設 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 1 家計の安定的な資産形成を支援する観点から 少額の積立 分散投資を促進するための 積立 NISA が創設される (2) 内容 1 積立 NISA は 20 歳以上の居住者等が金融機関に開設した非課税口座内に 積立 NISA 専用の累 積立 NISA の創設 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 1 家計の安定的な資産形成を支援する観点から 少額の積立 分散投資を促進するための 積立 NISA が創設される (2) 内容 1 積立 NISA は 20 歳以上の居住者等が金融機関に開設した非課税口座内に 積立 NISA 専用の累積投資勘定 を設定し 毎年の投資額の上限額を とし 投資対象は 一定の公募等株式投資信託 に限定される

More information

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編

株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編 特定口座 ( 源泉徴収あり ) の譲渡損失を上場株式等に係る配当所得等から差し引いて 翌年以後に繰り越す場合の確定申告書の作成の手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座を申告する場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座 ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた

More information

未成年者口座(ジュニアNISA口座)及び課税未成年者口座(課税ジュニアNISA口座)開設に関する約款

未成年者口座(ジュニアNISA口座)及び課税未成年者口座(課税ジュニアNISA口座)開設に関する約款 未成年者口座 ( ジュニア NISA 口座 ) 及び課税未成年者口座 ( 課税ジュニア NISA 口座 ) 開設に関する約款 第 1 章総則 ( 約款の趣旨 ) 第 1 条この約款は 租税特別措置法第 37 条の 14 の2 第 5 項第 1 号に規定する未成年者口座及び同項第 5 号に規定する課税未成年者口座を開設する者 ( 以下 お客様 といいます ) が 同法第 9 条の9に規定する未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び同法第

More information

発行日取引の売買証拠金の代用有価証券に関する規 同じ ) であって 国内の金融商品取引所にその株券が上場されている会社が発行する転換社債型新株予約権社債券 ( その発行に際して元引受契約が金融商品取引業者により締結されたものに限る ) 100 分の80 (7) 国内の金融商品取引所に上場されている交

発行日取引の売買証拠金の代用有価証券に関する規 同じ ) であって 国内の金融商品取引所にその株券が上場されている会社が発行する転換社債型新株予約権社債券 ( その発行に際して元引受契約が金融商品取引業者により締結されたものに限る ) 100 分の80 (7) 国内の金融商品取引所に上場されている交 発行日取引の売買証拠金の代用有価証券に関する規 発行日取引の売買証拠金の代用有価証券に関する規 ( 平成 22.7.15 変更 ) ( 昭和 53.5.1 実施 ) ( 目的 ) 第 1 条 この規は 清算 決済規程第 17 条第 2 項の規定に基づき 売買証拠金の代用として預託することが できる有価証券の種類及びその代用価格等に関し 必要な事項を定める ( 平成 5.4.1 14.4.1 15.1.14

More information

項 目 内 容 項 番 項番を印字する フ リ ガ ナ 投資者のフリガナを印字する 氏 名 投資者の氏名を印字する 基準住所 整理番号 投資者の基準の住所を印字する NISAに係る申請事項等の提供があった場合投資者の整理番号を印字する ( 注 ) 提供されたファイルが 非課税適用確認書の交付申請書に

項 目 内 容 項 番 項番を印字する フ リ ガ ナ 投資者のフリガナを印字する 氏 名 投資者の氏名を印字する 基準住所 整理番号 投資者の基準の住所を印字する NISAに係る申請事項等の提供があった場合投資者の整理番号を印字する ( 注 ) 提供されたファイルが 非課税適用確認書の交付申請書に 税務署 記載不備リストの処理要領 記載不備リスト ( 以下 リスト といいます ) に記載のファイルについては 平成 25 6 25 付課法 83ほか1 課共同 非課税適用確認書の交付申請書に記載された事項等を提供する場合におけるレコードの内容及び記録要領等の制定について ( 法令解釈通達 )( 以下 通達 といいます ) で定めたレコードの内容及び記録要領 ( 以下 要領 といいます ) の要件を満たしていない又は実在しない住所や生が記録されているなどの理由により

More information

非課税上場株式等管理約款 大和証券株式会社 第 1 章総則 第 1 条約款の趣旨この約款は お客様 ( 本約款に基づいて開設する口座の口座名義人を指します ) が租税特別措置法第 9 条の8に規定する配当所得の非課税及び同法第 37 条の14に規定する譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税口座に

非課税上場株式等管理約款 大和証券株式会社 第 1 章総則 第 1 条約款の趣旨この約款は お客様 ( 本約款に基づいて開設する口座の口座名義人を指します ) が租税特別措置法第 9 条の8に規定する配当所得の非課税及び同法第 37 条の14に規定する譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税口座に 非課税上場株式等管理約款 大和証券株式会社 第 1 章総則 第 1 条約款の趣旨この約款は お客様 ( 本約款に基づいて開設する口座の口座名義人を指します ) が租税特別措置法第 9 条の8に規定する配当所得の非課税及び同法第 37 条の14に規定する譲渡所得等の非課税の特例 ( 以下 非課税口座に係る非課税の特例 といいます ) の適用を受けるために大和証券株式会社 ( 以下 当社 といいます )

More information

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 ) 第 2 章通関業 第 1 節許可 第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 ) 3-8 通関業について譲渡 相続 合併又は分割が行われた場合において 当該譲渡 相続 合併又は分割後 通関業を営もうとする者についての通関業の許可の要否の判定については 次による なお 当該譲渡等により通関業の許可が消滅した者については 法第 12 条第

More information

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付 二期限後申告及び修正申告等の特例 第十章第七節 修正申告 1 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例 1 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例第六章第四節一 11 国外転出をする場合の譲渡所得等の特例 に規定する国外転出の日の属する年分の所得税につき確定申告書を提出し 又は決定を受けた者 ( その相続人を含む ) は 当該確定申告書又は決定に係る年分の総所得金額のうちに同

More information

この約款に基づく取引以外の取引に関する事項を扱わないものに限ります 以下同じ ) に係る口座以外の保護預り口座を保有している場合は 以下 未成年者口座および課税未成年者口座に係る口座を ジュニアNISA 専用口座 といい ジュニアNISA 専用口座以外に開設される保護預り口座 ( 特定口座を含む場合

この約款に基づく取引以外の取引に関する事項を扱わないものに限ります 以下同じ ) に係る口座以外の保護預り口座を保有している場合は 以下 未成年者口座および課税未成年者口座に係る口座を ジュニアNISA 専用口座 といい ジュニアNISA 専用口座以外に開設される保護預り口座 ( 特定口座を含む場合 未成年者口座および課税未成年者口座開設に関する約款総則 1. 約款の趣旨 (1) この約款は 租税特別措置法 ( 以下 租特法 といいます ) 第 37 条の 14 の2 第 5 項第 1 号に規定する未成年者口座および同項第 5 号に規定する課税未成年者口座を開設する者 ( 以下 投資家 といいます ) が租特法第 9 条の9に規定する未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税および租特法第

More information

第一法基通改正7

第一法基通改正7 四十六申告及び納付 ( 申告書の提出期限の延長の特例の適用がある法人 ) 17-1-4 ⑴ ⑵ 保険業法第 11 条 基準日 ⑶ ⑷ ⑸ ( 申告書の提出期限の延長の特例の適用がある法人 ) 17-1-4 ⑴ ⑵ 保険業法第 11 条 株主名簿の閉鎖の期間等 ⑶ ⑷ ⑸ ( 組織再編成に係る確定申告書の添付書類 ) ( 組織再編成に係る確定申告書の添付書類 ) -107-17-1-5 規則第 35

More information

未成年者口座及び課税未成年者口座開設に関する約款_ 改正

未成年者口座及び課税未成年者口座開設に関する約款_ 改正 未成年者口座及び課税未成年者口座開設に関する約款 第 1 章総則約款の趣旨第 1 条この約款は 租税特別措置法第 37 条の 14 の 2 第 5 項第 1 号に規定する未成年者口座及び同項第 5 号に規定する課税未成年者口座を開設する者 ( 以下 お客様 といいます ) が 同法第 9 条の 9 に規定する未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び同法第 37 条の 14 の 2 に規定する未成年者口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税

More information

租税特別措置法等 ( 金融 証券税制関係 ) の改正 二十九支払調書等の改正 170 第二非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置の改正等 176 一非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置の改正 176 二上場株式等に係る配当等及び譲渡所得等

租税特別措置法等 ( 金融 証券税制関係 ) の改正 二十九支払調書等の改正 170 第二非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置の改正等 176 一非課税口座内の少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置の改正 176 二上場株式等に係る配当等及び譲渡所得等 租税特別措置法等 ( 金融 証券税制関係 ) の改正 目第一 公社債 公社債投資信託等に対する課税方式の見直し 85 一利子所得の分離課税の改正 86 二国外で発行された公社債等の利子所得の分離課税等の改正 89 三勤労者財産形成貯蓄契約に基づく生命保険等の差益等の課税の特例の改正 92 四金融機関等の受ける利子所得等に対する源泉徴収の不適用の改正 92 五私募公社債等運用投資信託等の収益の分配に係る配当所得の分離課税等の改正

More information

(5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 A. 個人投資主の税務 ( イ ) 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配

More information

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります 経営情報あれこれ 平成 28 年 11 月号 年末と改正税法 今年も残すところ 1ヶ月余りとなりました この1 年間 会社や個人にとって 様々な取引が発生し その結果として利益又は損失が生じていると思います この利益や損失に対し 税法上 合理的な租税負担となるためには 各税法の規定を確認していただき 所得税 法人税 相続税及び贈与税の確定申告等において 適切に申告することが望まれます 特に 税制改正等がなされた場合

More information

( 二 ) その年中に支払った社会保険料 ( 給与等から控除されるものを除く ) の金額 小規模企業共済等掛金 ( 給与等から控除されるものを除く ) の額及び次に掲げる事項イその年中に支払った種類別の社会保険料の金額 ( 給与等から控除されるものを除く ) 及びその支払の相手方の名称ロ社会保険料の

( 二 ) その年中に支払った社会保険料 ( 給与等から控除されるものを除く ) の金額 小規模企業共済等掛金 ( 給与等から控除されるものを除く ) の額及び次に掲げる事項イその年中に支払った種類別の社会保険料の金額 ( 給与等から控除されるものを除く ) 及びその支払の相手方の名称ロ社会保険料の ( 二 ) その控除対象配偶者又は配偶者が当該居住者と生計を一にすることを明らかにする書類として所得税法施行規則第 74 条の4で定めるもの 3 1による申告書は 給与所得者の配偶者控除等申告書という ( 法 195の23) 4 1による申告書を受理した給与等の支払者は 当該申告書に 当該給与等の支払者 ( 個人を除く ) の法人番号を付記するものとする ( 規 74の32) ( 配偶者控除等申告書に記載する配偶者の判定等

More information

( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者

( 相続時精算課税適用者の死亡後に特定贈与者が死亡した場合 ) (6) 相続時精算課税適用者 ( 相続税法第 21 条の9 第 5 項に規定する 相続時精算課税適用者 をいう 以下 (6) において同じ ) の死亡後に当該相続時精算課税適用者に係る特定贈与者 ( 同条第 5 項に規定する 特定贈与者 二十三相続財産に係る譲渡所得の課税の特例 第五章第二節二十三 相続財産に係る譲渡所得の課税の特例 1 相続財産に係る取得費への相続税額の加算相続又は遺贈 ( 贈与者の死亡により効力を生ずる贈与を含む 以下同じ ) による財産の取得 ( 相続税法又は租税特別措置法第 70 条の5 農地等の贈与者が死亡した場合の相続税の課税の特例 若しくは第 70 条の7の3 非上場株式等の贈与者が死亡した場合の相続税の課税の特例

More information

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す 所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 目一住宅借入金等を有する場合の所得税の特別控除等の適用期間等に係る特例の改正 8₉0 次 二住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除の控除額に係る特例の創設 8₉2 一住宅借入金等を有する場合の所得税の特別控除等の適用期間等に係る特例の改正 1 改正前の制度の概要 ⑴ 租税特別措置法の制度の概要 1 居住者が 一定の要件を満たす居住用家屋の新築

More information

源泉徴収票不交付の届出書 源泉徴収票不交付の届出書 源泉徴収票不交付の届出書 ( 英語版 ) 公的年金等の源泉徴収票 ( 及び同合計表 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 平成 年分公的年金等の源泉徴収票合計表 公的年金等の源泉徴収票 ( 及び同合計表 )( 平成 28 年 1 月 1 日以後提出

源泉徴収票不交付の届出書 源泉徴収票不交付の届出書 源泉徴収票不交付の届出書 ( 英語版 ) 公的年金等の源泉徴収票 ( 及び同合計表 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 平成 年分公的年金等の源泉徴収票合計表 公的年金等の源泉徴収票 ( 及び同合計表 )( 平成 28 年 1 月 1 日以後提出 投資信託等の収益の分配の支払調書 ( 及び同合計表 ) 平成 年分オープン型証券投資信託収益の分配の支払調書 ( 支払通知書 ) 平成 年 月分投資信託等の収益の分配の支払調書合計表 平成 年分投資信託又は特定受益証券発行信託収益の分配の支払調書 配当等とみなす金額に関する支払調書 ( 及び同合計表 ) 平成 年分配当等とみなす金額に関する支払調書 ( 支払通知書 ) 平成 年分配当等とみなす金額に関する支払調書合計表

More information

未成年者口座及び課税未成年者口座開設に関する規定 第 1 章総則 ( 約款の趣旨 ) 第 1 条この約款は 租税特別措置法第 37 条の 14 の2 第 5 項第 1 号に規定する未成年者口座及び同項第 5 号に規定する課税未成年者口座を開設する者 ( 以下 お客さま といいます ) が 同法第 9

未成年者口座及び課税未成年者口座開設に関する規定 第 1 章総則 ( 約款の趣旨 ) 第 1 条この約款は 租税特別措置法第 37 条の 14 の2 第 5 項第 1 号に規定する未成年者口座及び同項第 5 号に規定する課税未成年者口座を開設する者 ( 以下 お客さま といいます ) が 同法第 9 未成年者口座及び課税未成年者口座開設に関する規定 第 1 章総則 ( 約款の趣旨 ) 第 1 条この約款は 租税特別措置法第 37 条の 14 の2 第 5 項第 1 号に規定する未成年者口座及び同項第 5 号に規定する課税未成年者口座を開設する者 ( 以下 お客さま といいます ) が 同法第 9 条の9に規定する未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得の非課税及び同法第 37 条の 14 の2に規定する未成年者口座内の少額上場株式等に係る譲渡所得等の非課税

More information

税金読本(5-3)ジュニアNISA

税金読本(5-3)ジュニアNISA ジュニア N の概要 ジュニア N 2016 年 4 月 1 日に 未成年の居住者等 を対象としたジュニアNが創設されました ジュニアNとは 未成年者口座内の少額上場株式等に係る配当所得および譲渡所得等の非課税措置です 0 歳から19 歳までの国内居住者等につき未成年者口座を開設することができ 未成年者口座内で受領する上場株式等 ( 公社債等を除く ) の配当 分配金や譲渡所得が非課税となります ジュニアNは配当

More information

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先 法律第百一号 ( 平一二 五 三一 ) 金融商品の販売等に関する法律 ( 目的 ) 第一条この法律は 金融商品販売業者等が金融商品の販売等に際し顧客に対して説明すべき事項及び金融商品販売業者等が顧客に対して当該事項について説明をしなかったことにより当該顧客に損害が生じた場合における金融商品販売業者等の損害賠償の責任並びに金融商品販売業者等が行う金融商品の販売等に係る勧誘の適正の確保のための措置について定めることにより

More information

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分 ViewPoint 営 平成 30 年 1 月 1 日より新税制スタート! 配偶者控除 と 配偶者特別控除 の改正 福田和仁部東京室 平成 29 年度税制改正において就業調整を意識せずにすむ環境づくりを指向し 配偶者控除と配偶者特別控除の見直し が行われました 所得税は平成 30 年分から 住民税は平成 31 年度分から適用されます 今回は 特に給与所得者に対する影響などを踏まえ 改正の概要を解説します

More information

次に掲げる氏名又は住所の変更に係る申告書又は届出書 ( 以下 申告書等 といいます ) を提出する場合には その申告書等を提出する人の個人番号の記載を要しないこととされました ( 既に個人番号を提供済みの人に限ります ) ⑴ ( 特別 ) 非課税貯蓄に関する異動申告書 ⑵ ( 特別 ) 非課税貯蓄申

次に掲げる氏名又は住所の変更に係る申告書又は届出書 ( 以下 申告書等 といいます ) を提出する場合には その申告書等を提出する人の個人番号の記載を要しないこととされました ( 既に個人番号を提供済みの人に限ります ) ⑴ ( 特別 ) 非課税貯蓄に関する異動申告書 ⑵ ( 特別 ) 非課税貯蓄申 所得税の源泉徴収事務につきましては 日頃から格別のご協力をいただき感謝しております 平成 30 年度の税制改正により 源泉所得税関係について主に次のような改正が行われましたのでお知らせいたします ( 注 ) このパンフレットは 平成 30 年 4 月 1 日現在の法令に基づいて作成しています ⑴ 改正前の制度の概要非課税口座を新規に開設しようとする居住者 ( 注 ) 又は恒久的施設を有する非居住者

More information

新規文書1

新規文書1 重要なお知らせ 平成 29 年 1 月 1 日以後の信用組合とのお取引 ( 新規口座開設等 ) について ~ 税務上の居住地国等を記載した届出書のご提出のお願い ~ 平成 29 年 1 月 1 日より 日本において非居住者に係る金融口座情報の自動的交換のための報告制度 ( 以下 CRS 制度 という ) が開始することに伴い 同制度に係る法令上の義務が お客さま及び国内の金融機関等に課されます 具体的には

More information

課税上の取扱い

課税上の取扱い (5) 課税上の取扱い 本投資法人について 日本の居住者又は内国法人である国内投資主に関する課税及び本投資法人の課税上の一般的取扱いは 以下のとおりです なお 税法等が改正され 又は税務当局等による解釈 運用が変更された場合 以下の内容は変更されることがあります また 投資主の固有の事情によっては取扱いが異なることがあります 1 個人投資主の税務 A. 配当等に係る税務 個人投資主が本投資法人から受け取る投信法第

More information

e. 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( ジュニア NISA) 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した未成年者口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 28 年 4 月 1 日から平成 35 年 12

e. 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度 ( ジュニア NISA) 未成年者に係る少額上場株式等の非課税口座制度に基づき 証券会社等の金融商品取引業者等に開設した未成年者口座において設定した非課税管理勘定に管理されている上場株式等 ( 平成 28 年 4 月 1 日から平成 35 年 12 (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては 異なる取扱いが行われることがあります 1 個人投資主の税務 ( ア ) 利益の分配に係る税務個人投資主が上場投資法人である本投資法人から受け取る利益の分配

More information

証券総合取引および口座開設に関する確認書兼確約書(2017年3月31日改定版)

証券総合取引および口座開設に関する確認書兼確約書(2017年3月31日改定版) 証券総合取引および口座開設に関する確認書兼確約書 株式会社ライブスター証券 平成 29 年 3 月 目 次 1. 証券総合取引に関する確認書兼確約書 2 2. 証券総合取引口座開設申込に関する確認書 4 1 株式会社ライブスター証券は 租税条約等の実施に伴う所得税法 法人税法及び地方税法の特例等に関する法律 第 10 条の 5 第 7 項第 1 号に規定する報告金融機関等にあたります 当社と金融取引を行うお客様は

More information

15 共済事業を行う農業協同組合の締結した建物更生共済契約又は火災共済契約その他これに類する共済に関する契約 ( 注 )1 確定給付企業年金法の規定による承認の取消しを受けた規約型企業年金に係る規約に基づきその取消しを受けた時以後に支払われる年金等についても 上記と同様に源泉徴収を行うこととなります

15 共済事業を行う農業協同組合の締結した建物更生共済契約又は火災共済契約その他これに類する共済に関する契約 ( 注 )1 確定給付企業年金法の規定による承認の取消しを受けた規約型企業年金に係る規約に基づきその取消しを受けた時以後に支払われる年金等についても 上記と同様に源泉徴収を行うこととなります 第 6 生命保険契約等に基づく年金等の源泉徴収事務 Ⅰ 生命保険契約 損害保険契約等に基づく年金に対する源泉徴収居住者に対し 国内において次の 1 から 15 までに掲げる保険業法に規定する生命保険会社 損害保険会社等と締結した保険契約等に基づく年金の支払をする者は その年金を支払う際に 次により計算した額の所得税及び復興特別所得税を源泉徴収し その年金を支払った月の翌月 10 日までに e-tax

More information

特定口座約款100×200(201709).indd

特定口座約款100×200(201709).indd 特定口座約款集 目 次 約款 特定口座約款 1 特定口座に係る上場株式配当等受領委任に関する約款 8 特定管理口座約款 11 特定口座約款 ( 約款の趣旨等 ) 第 1 条この約款は お客さま ( 個人のお客さまに限ります ) が特定口座内保管上場株式等 ( 租税特別措置法第 37 条の 11 の3 第 1 項に規定されるものをいいます 以下同じ ) の譲渡又は特定口座において処理した信用取引等による上場株式等の譲渡若しくは当該信用取引等の決済のために行う上場株式等の譲渡に係る所得計算等の特例を受けるためにみずほ証券株式会社

More information

上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % (

上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % ( 証券税制について 丸三証券株式会社 当資料は 個人のお客様の税制を解説しています 法人のお客様については 税制が異なる点がありますので 詳しくは担当者等にお電話でお問い合わせ下さい 課税は納税者の状況等によって異なりますので 具体的な税務上の質問等は 税理士等の専門家にご相談下さい 上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年

More information

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの

収益事業開始届出 ( 法人税法第 150 条第 1 項 第 2 項 第 3 項 ) 1 収益事業の概要を記載した書類 2 収益事業開始の日又は国内源泉所得のうち収益事業から生ずるものを有することとなった時における収益事業についての貸借対照表 3 定款 寄附行為 規則若しくは規約又はこれらに準ずるもの イメージデータで提出可能な添付書類 ( 申請 届出等 ( 法人税関係 )) イメージデータ (PDF 形式 ) による提出が可能な手続及び主な添付書類は 次のとおりです なお この一覧は 平成 30 年 3 月 31 日現在の法令に基づくものです 添付書類をイメージデータで提出する場合の注意事項 連結納税の承認の申請書 ( 付表 ) など電子データ (XML 形式 ) により提出が可能な添付書類については

More information

2 2 上場株式等 の範囲の拡大 上場株式等には 上場株式 上場投資信託の受益権 (ETF) 上場不動産投資法人の投資口 (REIT) 公募株式等証券投資信託の受益権が含まれていた 今回の租税特別措置法の改正により 発行者の情報が一般に公開され その商品内容を入手することが容易に可能な公社債を 上場

2 2 上場株式等 の範囲の拡大 上場株式等には 上場株式 上場投資信託の受益権 (ETF) 上場不動産投資法人の投資口 (REIT) 公募株式等証券投資信託の受益権が含まれていた 今回の租税特別措置法の改正により 発行者の情報が一般に公開され その商品内容を入手することが容易に可能な公社債を 上場 CAPITAL MARKETS LEGAL UPDATE 2015 年 12 月 C ONTENTS 1 上場株式等に係る譲渡所得等の課税の特例の創設 2 上場株式等 の範囲の拡大 3 申告分離課税制度 4 施行時期に関連する留意点 2016 年 1 月 1 日施行の証券税制改正弁護士福田直邦 弁護士先山雅規 2013 年 3 月 30 日に公布された所得税法等の一部を改正する法律 ( 平成 25

More information

平成21年度税制改正について

平成21年度税制改正について 相続税法等の改正 租税特別措置法等 ( 金融 証券税制関係 ) の改正 目一 上場株式等に係る配当所得の課税の特 例の改正 123 二 上場株式等の配当等に係る源泉徴収税 率等の特例の改正 124 三 上場株式等を譲渡した場合の株式等に 係る譲渡所得等の課税の特例等の改正 127 四 特定口座内保管上場株式等の譲渡によ る所得等に対する源泉徴収等の特例の改 正 128 五 源泉徴収選択口座内配当等に係る所得

More information

Microsoft Word - パイオニア 株式取扱規則H doc

Microsoft Word - パイオニア 株式取扱規則H doc パイオニア株式会社株式取扱規則 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条当会社の株式および新株予約権に関する取扱いならびに手数料 株主の権利行使に際しての手続等については 振替機関である証券保管振替機構 ( 以下 機構 という ) ならびに株主が振替口座を開設している口座管理機関である証券会社および信託銀行等 ( 以下 証券会社等 という ) の定めるところによるほか 定款の規定に基づきこの規則の定めるところによる

More information

税金読本(8-5)特定口座と確定申告

税金読本(8-5)特定口座と確定申告 212 特定口座と確定 と確定 8-5 の場合 特定口座内の譲かは 1つの特定口座ごとに選択するこ渡 ( 解約 償還を含む 以下同じ ) 益にとができます ついては 確定は不要です つまり ただし の場合でも 次投資家が特定口座内の取引を確定しのケースでは 確定を行う必要があなければ 源泉徴収だけで納税が完了すります ( 特定口座を利用している場合のるわけです いくつかの証券会社などに確定については

More information

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械

税額控除限度額の計算この制度による税額控除限度額は 次の算式により計算します ( 措法 42 の 112) 税額控除限度額 = 特定機械装置等の取得価額 税額控除割合 ( 当期の法人税額の 20% 相当額を限度 ) 上記算式の税額控除割合は 次に掲げる区分に応じ それぞれ次の割合となります 特定機械 Ⅲ 国際戦略総合特別区域に係る税制の創設 1 国際戦略総合特別区域において機械等を取得した場合の特別償却又は法人税額の特別控除 創設された制度の概要 青色申告法人で 総合特別区域法に規定する指定法人 *1 が 同法の施行日から平成 26 年 3 月 31 日までの間に 国際戦略総合特別区域 *2 内において 特定機械装置等の取得等をして 認定国際戦略総合特別区域計画 *3 に定められた特定国際戦略事業

More information

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所 復興特別所得税 ( 源泉徴収関係 )Q&A 平成 24 年 4 月国税庁 東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法 ( 平成 23 年法律第 117 号 )( 以下 復興財源確保法 といいます ) が公布され 平成 25 年 1 月 1 日から施行されることに伴い 復興特別所得税の源泉徴収に係る質疑応答事例を取りまとめましたので 参考としてください ( 注

More information

以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 1

以下本人の給与収入速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 2 配偶者の給与収入が 万円超 15 万円以下の場合の改正案の控除額及び改正前後の影響について 配偶者特別控除 配偶者の給与収入 万円超 15 万円 15 万円以上 11 万円 11 万円以上 1 以上本人の給与年収速報 平成 29 年度税制改正解説所得課税 ~ 配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し 1 配偶者特別控除の対象となる配偶者の合計所得金額の上限が 76 万円から 123 万円 ( 給与収入のみの場合の収入金額は 141 万円から 21 万円 ) まで引き上げられます 配偶者控除及び配偶者特別控除は 本人の合計所得金額が 9 万円 ( 給与収入のみの場合の収入金額は 1,12 万円

More information

債券税制の見直し(金融所得課税の一体化)に伴う国債振替決済制度の主な変更点について

債券税制の見直し(金融所得課税の一体化)に伴う国債振替決済制度の主な変更点について 債券税制の見直し ( 金融所得課税の一体化 ) に伴う国債振替決済制度の主な変更点について 平成 25 年 9 月日本銀行 はじめに 日本銀行は 国債の振替機関として 国債振替決済制度を運営しています 平成 25 年度税制改正において 個人投資家の積極的な市場参加を促進するための環境整備を図る観点等から 債券税制の見直し ( 金融所得課税の一体化 ) が行われることとなり 本年 3 月 29 日に

More information

Microsoft Word - 文書 1

Microsoft Word - 文書 1 租税特別措置法施行令 40 条の 2 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) 第四十条の二法第六十九条の四第一項に規定する事業に準ずるものとして政令で定めるものは 事業と称するに至らない不動産の貸付けその他これに類する行為で相当の対価を得て継続的に行うもの ( 第六項において 準事業 という ) とする 2 法第六十九条の四第一項に規定する居住の用に供することができない事由として政令で定める事由は

More information

株式取扱規程

株式取扱規程 株式取扱規程 ソニー株式会社 ソニー株式会社株式取扱規程 第 1 章総 則 ( 目的 ) 第 1 条当会社の株式および新株予約権に関する取扱いについては 定款にもとづきこの規程の定めるところによるほか 振替機関である株式会社証券保管振替機構 ( 以下 機構 という ) および株主が振替口座を開設している証券会社等の口座管理機関 ( 以下 証券会社等 という ) が定めるところによる 2 前項のほか

More information

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得等から控除)編

株式等の譲渡(前年からの繰越損失を譲渡所得及び配当所得等から控除)編 前年分からの繰越譲渡損失を本年分の譲渡所得と配当所得等から控除する場合の確定申告書の作成の手順を説明します なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HPからダウンロードすることができます ) の事例 5に準じて作成しています ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に

More information

規程No

規程No 株式取扱規程 テンプホールディングス株式会社 株式取扱規程 第 1 章総則第 1 条 ( 目的 ) 当会社の株式及び新株予約権に関する取扱い 株主及び新株予約権者の権利の行使に関する手続き並びにそれらの手数料は 株式会社証券保管振替機構 ( 以下 機構 という ) 及び株主が振替口座を開設している証券会社等の口座管理機関 ( 以下 証券会社等 という ) が定めるところによるほか 定款の規定に基づきこの規程の定めるところによる

More information

株式取扱規則

株式取扱規則 株式取扱規則 第 1 章総則 1. 目的当会社における株主権行使の手続きその他株式に関する取扱いについては 株式会社証券保管振替機構 ( 以下 機構 という ) および株主が振替口座を開設している証券会社等の口座管理機関 ( 以下 証券会社等 という ) が定めるところによるほか 定款の定めに基づきこの規則の定めるところによる 2. 株主名簿管理人当会社の株主名簿管理人および株主名簿管理人事務取扱場所は

More information

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又 1 第 42 条の 6 中小企業者等が機械等を取得した場合の特別償却又は法人税額の特別控 除 関係 改正の内容 平成 26 年度の税制改正において 中小企業者等が機械等を取得した場合の特別償却又は法人税額の特別控除制度について 次の見直しが行われた 1 中小企業者等が 産業競争力強化法 ( 平成 25 年法律第 98 号 ) の施行の日 ( 平成 26 年 1 月 20 日 ) から平成 29 年

More information

Microsoft Word - 本文.docx

Microsoft Word - 本文.docx 法人税の申告期限延長の特例の適用を受けるに当たっての留意点 平成 29 年 4 月 18 日経済産業省経済産業政策局企業会計室 平成 29 年度税制改正においては 攻めの経営 を促すコーポレートガバナンス税制の一環として 企業と株主 投資家との充実した対話を促すため 上場企業等が定時総会の開催日を柔軟に設定できるよう 企業が決算日から3ヶ月を越えて定時総会を招集する場合 総会後に法人税の確定申告を行うことを可能とする措置が講じられました

More information

上場有価証券等書面

上場有価証券等書面 上場有価証券等書面 ( この書面は 金融商品取引法第 37 条の 3 の規定によりお渡しするものです ) この書面には 国内外の金融商品取引所に上場されている有価証券 ( 以下 上場有価証券等 といいます ) の売買等 ( 1) を行っていただく上でのリスクや留意点が記載されています あらかじめよくお読みいただき ご不明な点は お取引開始前にご確認ください 手数料など諸費用について 上場有価証券等の売買等にあたっては

More information

平成19年12月○日

平成19年12月○日 平成 21 年 4 月 1 日 日本税理士会連合会会長 池田隼啓様 国税庁課税部長 荒井英夫 相続税の申告期限の延長及び新しい事業承継税制に対する 当庁の対応について 平素から相続税をはじめ各税の適正申告に向けて 納税者に御指導いただくなど 税務行政に御理解と御協力を賜り厚くお礼申し上げます さて 新しい事業承継税制については 所得税法等の一部を改正する法律 ( 平成 21 年法律第 13 号 )(

More information

iii. 源泉徴収選択口座への受入れ源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま

iii. 源泉徴収選択口座への受入れ源泉徴収ありを選択した特定口座 ( 以下 源泉徴収選択口座 といいます ) が開設されている金融商品取引業者等 ( 証券会社等 ) に対して 源泉徴収選択口座内配当等受入開始届出書 を提出することにより 上場株式等の配当等を源泉徴収選択口座に受け入れることができま (5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が上場投資法人である本投資法人から受け取る利益の分配の取扱いは

More information

与等の支払者 ) から毎年最初に給与等の支払を受ける日の前日までに 次に掲げる事項を記載した申告書を 当該給与等の支払者を経由して その給与等に係る所得税の納税地 第一章第五節 の所轄税務署長に提出しなければならない ( 法 1941 措法 41の162 41の172 規 731) ( 一 ) 当該

与等の支払者 ) から毎年最初に給与等の支払を受ける日の前日までに 次に掲げる事項を記載した申告書を 当該給与等の支払者を経由して その給与等に係る所得税の納税地 第一章第五節 の所轄税務署長に提出しなければならない ( 法 1941 措法 41の162 41の172 規 731) ( 一 ) 当該 第三章給与所得者の各種申告書と各種所得控除 第一節 給与所得者の各種申告書 一申告書の種類と所得控除の種類 給与所得者が 月々の源泉徴収の際あるいは年末調整の際に各種の所得控除を受けるために必要な申告書及び申告することによって受けられる所得控除の種類は 次のものがある 申告書の種類所得控除の種類 月々の源泉徴収の際に控除 年末調整の際に控除 給与所得者の保険料控除申告書 給与所得者の扶養控除等申告書

More information

【投信調査室コラム】日本版ISAの道[その6]

【投信調査室コラム】日本版ISAの道[その6] 投信調査室コラム 日本版 ISA の道その 6 情報提供資料 2013 年 4 月 1 日 税制改正法が参院で可決 成立! 法律 政省令も公布され 日本版 ISA が実務段階へ!! 国際投信投資顧問投信調査室がお届けする 日本版 ISA に関する情報を発信するコラムです 2013 年 3 月 29 日 ( 金 ) 参院本会議で平成 25 年度 (2013 年度 ) 税制改正 ( 関連 ) 法が可決

More information

平成21年4月 源泉所得税改正のあらまし

平成21年4月 源泉所得税改正のあらまし 源泉所得税の改正のあらまし 平成 21 年 4 月 国税庁 国税庁ホームページでは税に関する情報を提供しています www.nta.go.jp 源泉所得税の納付は電子納税で!! e-tax( イータックス ) ホームページ w ww.e-tax.nta.go.jp 所得税の源泉徴収事務につきましては 日頃から格別のご協力をいただき感謝しております さて 平成 21 年度の税制改正により 源泉所得税関係について次のような改正が行われましたのでお知らせいたします

More information

投資信託ホームページ構成案

投資信託ホームページ構成案 公募の追加型株式投資信託の税金 まずは 個別元本について知っておきましょう! 個別元本とは 追加型株式投資信託ご購入の際にご負担いただいた購入時手数料 ( 税込み ) を含まない お客様ごとの平均買付価額のことです 個別元本の価額は お客様ごとに異なります 具体的には 個別元本の価額は お客様が追加型株式投資信託を購入された際の基準価額になります この場合 購入時手数料およびそれに伴う消費税は個別元本の価額に含まれません

More information

株式取扱規則

株式取扱規則 株式取扱規則 株式会社関西みらいフィナンシャルグループ 株式会社関西みらいフィナンシャルグループ株式取扱規則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条当会社における株主権行使の手続その他株式および新株予約権に関する取扱いについては 株式会社証券保管振替機構 ( 以下 機構 という ) および証券会社 信託銀行等の口座管理機関 ( 以下 証券会社等 という ) が定めるところによるほか 定款第 11

More information

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引 復興増税と平成 23 年度税制改正案の一部が成立しました!! 平成 23 年 11 月 30 日に 東日本大震災からの復興施策としての復興増税 ( 法人税及び所得税などの 臨時増税 ) と 平成 23 年度税制改正案のうち一部 ( 法人税率の引き下げや中小法人の軽減税率の引 き下げなど ) が国会で成立し 平成 23 年 12 月 2 日に公布 施行されました 成立している主な改正事項 企業関係個人

More information

第68回税理士試験 消費税法 模範解答(理論)

第68回税理士試験 消費税法 模範解答(理論) 第 68 回税理士試験消費税法 第一問 ( 理論 ) 解答 問 1(25 点 ) ⑴について 1. 概要納税義務が課される規定は 課税事業者の選択 特定期間の特例 新設法人の特例 特定新規設立法人の特例 高額特定資産の特例 である 2. 内容次のそれぞれに定める課税期間について 納税義務が課される ⑴ 課税事業者の選択 (2 点 ) 小規模事業者に係る納税義務の免除の規定が適用されることとなる事業者が

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 上場株式等の確定申告 平成 28 年 2 月 東海東京ウェルス コンサルティング 確定申告が必要な場合とは? 特定口座の 源泉徴収あり口座 選択で 原則 確定申告を不要とすることができます 1 月 ~12 月翌年 1 月末 特定口座 源泉徴収あり口座 源泉徴収なし口座 譲渡損益の計算源泉徴収 20% 配当所得の計算源泉徴収 20% 譲渡損益の計算 損益通算 特定口座年間取引報告書 をお客様へ送付 年間取引報告書

More information

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4

に限る ) は その追徴すべき不足税額 ( 当該減額更正前に賦課した税額から当該減額更正に基因して変更した税額を控除した金額 ( 還付金の額に相当する税額を含む ) に達するまでの部分に相当する税額に限る 以下この項において同じ ) については 次に掲げる期間 ( 令第 4 8 条の9の9 第 4 議案第 82 号 幸手市税条例等の一部を改正する条例 ( 幸手市税条例の一部改正 ) 第 1 条幸手市税条例 ( 昭和 3 0 年条例第 3 9 号 ) の一部を次のように改正する 第 19 条中 及び第 2 号 を 第 2 号及び第 5 号 に 当該各号 を 第 1 号から第 4 号まで に改め 掲げる期間 の次に 並びに第 5 号及び第 6 号に定める日までの期間 を加え 同条第 2 号中 第

More information

6 成人年齢引下げに伴い一般 NISA つみたて NISA の対象年齢を 18 歳以上とするこ と 根拠法の制定 恒久化 1NISA 制度が国民の安定的な資産形成に資する恒久的な制度となるよう根拠法 (NISA 法 ) を制定すること 2 口座開設期間を恒久化すること 3 非課税期間を恒久化すること

6 成人年齢引下げに伴い一般 NISA つみたて NISA の対象年齢を 18 歳以上とするこ と 根拠法の制定 恒久化 1NISA 制度が国民の安定的な資産形成に資する恒久的な制度となるよう根拠法 (NISA 法 ) を制定すること 2 口座開設期間を恒久化すること 3 非課税期間を恒久化すること 平成 30 年度税制改正に関する要望 平成 2 9 年 9 月日本証券業協会投資信託協会全国証券取引所協議会 我が国経済は 4 年 9か月に及ぶアベノミクスの取組みの下 政府 日本銀行の大胆な金融政策 機動的な財政政策及び成長力強化のための施策の相乗効果により 名目 GDP 企業収益が過去最高の水準に達する中 雇用 所得環境も大きく改善しており 今後も回復が続くことが期待されています 政府の 未来投資戦略

More information

有価証券管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 株式会社 ( 以下 会社 という ) の有価証券の運用および管理を適正に行うため 会社の保有する有価証券に関する管理基準および管理手続を定めるとともに 余裕資金の有効運用ならびに経営効率の向上を図ることを目的とする ( 有価証券の

有価証券管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 株式会社 ( 以下 会社 という ) の有価証券の運用および管理を適正に行うため 会社の保有する有価証券に関する管理基準および管理手続を定めるとともに 余裕資金の有効運用ならびに経営効率の向上を図ることを目的とする ( 有価証券の 有価証券管理規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 社 ( 以下 会社 という ) の有価証券の運用および管理を適正に行うため 会社の保有する有価証券に関する管理基準および管理手続を定めるとともに 余裕資金の有効運用ならびに経営効率の向上を図ることを目的とする ( 有価証券の種類 ) 第 2 条この規程において 有価証券とは金融商品取引法第 2 条に定められている有価証券をいう 1

More information

 

  (5) 課税上の取扱い 本書の日付現在 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 以下のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いがなされることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配は

More information

住友電気工業株式会社株式取扱規則

住友電気工業株式会社株式取扱規則 住友電気工業株式会社株式取扱規則 第 1 章総 則 第 1 条 ( 目的 ) 1 当会社における株主権行使の手続その他株式に関する取扱い及び手数料は 法令並びに株式会社証券保管振替機構 ( 以下 機構 という ) 及び株主が振替口座を開設している証券会社等の口座管理機関 ( 以下 証券会社等 という ) が定めるところによるほか 定款第 11 条に基づきこの規則の定めるところによる 2 この規則は

More information

03_租税特別措置法等の改正.indd

03_租税特別措置法等の改正.indd 租税特別措置法等 相続税法等の改正 ( 金融 証券税制関係 ) の改正 租税特別措置法等 ( 金融 証券税制関係 ) の改正 目一上場株式等に係る配当所得の課税の特 例等の改正 98 二上場株式等を譲渡した場合の株式等に 係る譲渡所得等の課税の特例の改正 100 三特定口座内保管上場株式等の譲渡等に 係る所得計算等の特例の改正 101 四特定口座内保管上場株式等の譲渡によ る所得等に対する源泉徴収等の特例の改

More information

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措 9A 特定目的会社 特定目的信託 (SPC SPT) 関係 9A-6 その他 租税特別措置法第 83 条の 2 第 1 項の規定に基づく登録免許税軽減のための同法施行規則第 31 条の 5 第 1 項に規定するの発行及び地方税法附則第 11 条第 4 項の規定に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行規則附則第 3 条の 2 の 6 に規定するの発行については 以下のとおり取り扱うものとする なお

More information

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取 Ⅵ. 監督上の評価項目と諸手続 ( 投資運用業 ) 旧 Ⅵ-3-3-5 の発行 (1) 信託会社等に対するの発行 1 所有権の移転の登録免許税の軽減に係るの発行信託会社等の租税特別措置法第 83 条の 3 第 2 項の規定に基づく登録免許税軽減のための同法施行規則第 31 条の 6 第 2 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする なお 当該信託会社等が租税特別措置法第 83

More information

<4D F736F F D CF8D5888C4817A8A948EAE8EE688B58B4B91A E358C8E323993FA89FC90B E378C8E313693FA8E7B8D73816

<4D F736F F D CF8D5888C4817A8A948EAE8EE688B58B4B91A E358C8E323993FA89FC90B E378C8E313693FA8E7B8D73816 株式取扱規則 京セラ株式会社 平成 25 年 5 月 29 日改正平成 25 年 7 月 16 日施行 第 1 章総則 第 1 条 ( 目的 ) 当会社の株式に関する取扱い ( 株主権行使の手続き等を含む ) については 株式会社証券保管振替機構 ( 以下 機構 という ) および株主が振替口座を開設している証券会社等の口座管理機関 ( 以下 証券会社等 という ) が定めるところによるほか 定款に基づきこの規則の定めるところによる

More information