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1 平成 28 年の犯罪情勢 平成 29 年 7 月 警察庁

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3 はじめに 本書は 刑法犯の認知 検挙状況について分析した第 1 章と都道府県別の刑法犯認知件数等の統計資料を 記載した第 2 章から成る 第 1 章は 刑法犯の認知 検挙の概況を分析した後 3 つの切り口 すなわち罪種 手口 検挙人員 被 害者の各観点から 詳細に分析している 第 2 章は 第 1 章において言及していない都道府県別刑法犯認知件数や人口当たりの刑法犯認知件数等を 資料として掲載している なお 本書は 各年の犯罪情勢を詳述するため毎年作成しているものであるが 既刊の 平成 20 年の犯罪情勢 平成 21 年の犯罪情勢 平成 22 年の犯罪情勢 平成 23 年の犯罪情勢 平成 24 年の犯罪情勢 平成 25 年の犯罪情勢 及び 平成 年の犯罪情勢 に掲載の一部数値については修正が生じているから 引用する場合は留意されたい

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5 凡 例 1 本資料における用語等の意義は次のとおりである (1) 刑法犯 道路上の交通事故に係る危険運転致死傷 ( 自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する 法律 ( 平成 25 年法律第 86 号 以下 自動車運転死傷行為処罰法 という ) による改正前の刑法 ( 明 治 40 年法律第 45 号 ) 第 208 条の 2 の危険運転致死傷をいう ) 業務上 ( 重 ) 過失致死傷及び自動車 運転過失致死傷 ( 自動車運転死傷行為処罰法による改正前の刑法第 211 条第 2 項の自動車運転過失致死 傷をいう ) を除いた刑法に規定する罪並びに爆発物取締罰則 ( 明治 17 年太政官布告第 32 号 ) 決闘 罪ニ関スル件 ( 明治 22 年法律第 34 号 ) 暴力行為等処罰ニ関スル法律 ( 大正 15 年法律第 60 号 ) 盗 犯等ノ防止及処分ニ関スル法律 ( 昭和 5 年法律第 9 号 ) 航空機の強取等の処罰に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 68 号 ) 火炎びんの使用等の処罰に関する法律 ( 昭和 47 年法律第 17 号 ) 航空の危険を生じ させる行為等の処罰に関する法律 ( 昭和 49 年法律第 87 号 ) 人質による強要行為等の処罰に関する法 律 ( 昭和 53 年法律第 48 号 ) 流通食品への毒物の混入等の防止等に関する特別措置法 ( 昭和 62 年法律 第 103 号 ) サリン等による人身被害の防止に関する法律 ( 平成 7 年法律第 78 号 ) 組織的な犯罪の処 罰及び犯罪収益の規制等に関する法律 ( 平成 11 年法律第 136 号 ) 公職にある者等のあっせん行為によ る利得等の処罰に関する法律 ( 平成 12 年法律第 130 号 ) 及び公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金等 の提供等の処罰に関する法律 ( 平成 14 年法律第 67 号 ) に規定する罪をいう (2) 包括罪種 刑法犯を 凶悪犯 粗暴犯 窃盗犯 知能犯 風俗犯 その他の刑法犯 の 6 種に分類したものをいう かん凶悪犯 殺人 強盗 放火 強姦 粗暴犯 暴行 傷害 脅迫 恐喝 凶器準備集合 窃盗犯 窃盗 知能犯 詐欺 横領 ( 占有離脱物横領を除く ) 偽造 汚職 背任 あっせん利得処罰 法 ( 公職にある者等のあっせん行為による利得等の処罰に関する法律に規定する 罪 ) 風俗犯 賭博 わいせつ その他の刑法犯 公務執行妨害 住居侵入 逮捕監禁 器物損壊等 占有離脱物横領等上記に掲げ (3) 認知件数 るもの以外の刑法犯 警察において発生を認知した事件の数をいう (4) 検挙件数 刑法犯において警察で検挙した事件の数をいい 特に断りのない限り 解決事件の件数を含む I

6 (5) 検挙人員警察において検挙した事件の被疑者の数をいい 解決事件に係る者を含まない 検挙人員の年齢は 犯行時の年齢とした (6) 解決事件 ( 件数 ) 刑法犯として認知され 既に統計に計上されている事件であって これを捜査した結果 刑事責任無能力者の行為であること 基本事実がないことその他の理由により犯罪が成立しないこと又は訴訟条件 処罰条件を欠くことが確認された事件( 件数 ) をいう ただし 注記がある場合はこの限りでない (7) 検挙率認知件数に対する検挙件数の割合を百分比で表したものをいい その算式は次による 検挙件数 ( 当該年の前年以前の認知事件の検挙を含む ) 検挙率 = 100 当該年の認知件数 なお 検挙件数には 当該年の前年以前の認知事件の検挙が含まれることから 検挙率が 100% を超 える場合がある (8) 未遂罪及び予備罪 特に言及している場合を除き それぞれの既遂の罪に含めている (9) 発生場所 ア 4 階建以上共同住宅 とは中高層 (4 階建以上 ) 住宅とし 3 階建以下共同住宅 とはその他 の住宅 ( 住宅のうち 一戸建住宅及び中高層 (4 階建以上 ) 住宅を除く ) とした イ 都市公園 とは 都市公園法 ( 昭和 31 年法律第 79 号 ) 第 2 条に規定する公園及び緑地で 同法 第 2 条の 2 の規定に基づき設置されたものをいう ウ 公共交通機関等 とは 地下鉄内 新幹線内 その他の列車内 駅 その他の鉄道施設 航空機 内 空港 船舶内 海港及びバス内とした エ その他の交通機関 とは タクシー内及びその他の自動車内とした オ その他の街頭 とは 地下街 地下通路及び高速道路とした カ 街頭 とは 道路上 コインパーキング 月極駐車場 その他の駐車場 駐輪場 都市公園 空 き地 公共交通機関等 その他の交通機関及びその他の街頭 ( 平成 20 年以前は コインパーキング 月極駐車場 その他の駐車場 駐輪場の区分はない ) とした キ 駐車 ( 輪 ) 場 とは コインパーキング 月極駐車場 その他の駐車場及び駐輪場 ( 平成 20 年以前 は 駐車 ( 輪 ) 場 で コインパーキング 月極駐車場 その他の駐車場 駐輪場の区分はない ) と した ク 学校 幼稚園 には 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 1 条に掲げる学校 ( 幼稚園 小学 校 中学校 義務教育学校 高等学校 中等教育学校 特別支援学校 大学及び高等専門学校 ) 同 法第 124 条の専修学校及び同法第 134 条の各種学校のほか その実態が幼稚園と同視されるような保 育所を含む II

7 (10) オートバイオートバイとは 自動二輪 (50cc 超 ) 及び原動機付自転車 (50cc 未満 ) とした (11) 少年少年とは 犯行時又は被害時の年齢が 19 歳以下の者とした したがって 検挙人員に言及する場合 少年の年齢は 歳となる (12) 高齢者高齢者とは 犯行時又は被害時の年齢が 65 歳以上の者とした (13) 外国人外国人とは 他国籍 無国籍及び国籍不明の者をいう 外国人のうち いわゆる定着居住者 ( 永住権を有する者等 ) 在日米軍関係者及び在留資格不明の者以外の者を来日外国人とした (14) 3 年移動平均平成 n-2 年 平成 n-1 年及び平成 n 年を和して3で除したものを平成 n 年と表示した 2 本資料の分析は 犯罪統計及び実務統計による ( 実務統計とは 警察庁において特別調査により集計す る数値である ) 3 本資料中の構成比等については 四捨五入の関係で 合計の数値と内訳の数値の計等が一致しない場合 がある III

8 目 次 第 1 章刑法犯の認知 検挙状況についての分析... 1 第 1 総括 刑法犯の認知 検挙の概況 包括罪種ごとの認知 検挙の概況 刑法犯による死傷者の概況 財産犯による被害額の概況... 9 第 2 罪種 手口ごとの分析 重要犯罪 (1) 殺人 (2) 強盗 (3) 放火 (4) 強姦 (5) 強制わいせつ (6) 略取誘拐 人身売買 重要窃盗犯 (1) 侵入窃盗 (2) 自動車盗 (3) ひったくり (4) すり その他の罪種 手口 (1) 粗暴犯 (2) 窃盗犯 ( 重要窃盗犯に該当する手口を除く ) (3) 知能犯 (4) 風俗犯 ( 重要犯罪に該当する罪種を除く ) (5) その他 第 3 検挙人員の属性についての分析 少年による犯罪 高齢者による犯罪 外国人による犯罪 暴力団による犯罪 (1) 暴力団構成員等の状況 (2) 暴力団構成員等の刑法犯の検挙状況 薬物常用者による犯罪 第 4 被害者の属性についての分析 女性被害の状況 少年被害の状況 高齢者被害の状況 外国人被害の状況 第 2 章資料編 図表索引... i IV

9 第 1 章刑法犯の認知 検挙状況についての分析第 1 総括 1 刑法犯の認知 検挙の概況平成 28 年の刑法犯認知件数は 昭和 21 年以降最少であった前年から更に 10 万 2,849 件減少し 99 万 6,120 件となった 100 万件を下回ったのは 初めてのことである 刑法犯認知件数の推移をみると 昭和 48 年を底に 以降平成 14 年まで増加傾向にあった 特に平成 8 年以降は毎年戦後最多を更新し続け 14 年には 285 万件を超えた しかしその後は 14 年連続して減少した 1 刑法犯認知件数を人口千人当たりでみると 昭和 23 年の 20.0 件をピークに 48 年の 11.0 件まで減少傾向にあったが 同年を底に増加に転じ 平成 14 年には戦後最多の 22.4 件となった しかしその後は減少に転じ 平成 25 年には昭和 48 年の 11.0 件を下回り 戦後最少の 10.3 件となった さらに平成 26 年には 9.5 件 27 年には 8.6 件 28 年には 7.8 件と減少が続いた 刑法犯検挙件数は 昭和 60 年をピークに以後おおむね減少傾向にあり とりわけ平成 17 年以降は一貫して減少し 28 年には前年比 2 万 418 件減の 33 万 7,066 件となった 検挙率は 平成 18 年以降 30% を若干上回る水準で推移しており 28 年は前年から 1.3 ポイント上昇し 33.8% となった 刑法犯検挙人員は 平成に入って増加傾向にあったが 平成 17 年以降は毎年減少し 28 年には元年から8 万 6,616 人 27.7% 減 前年から1 万 2,979 人 5.4% 減の 22 万 6,376 人となった 年齢層 (20 歳以上 90 歳未満は5 歳刻み 歳及び 90 歳以上は1 区分 ) 別に人口 10 万人当たりの検挙人員をみると 20 歳以上 80 歳未満の各年齢層は平成 18 年頃をピークに減少傾向にあるものの 平成 28 年はいまだ元年を上回る状況であった 傾向が異なるのは 歳及び 80 歳以上で 歳は 平成 15 年をピークに大きく減少し 28 年には元年の約 3 分の1である 人となった また 歳及び 歳は増加傾向にあり それぞれ平成元年の 6.1 倍である 人 7.1 倍である 75.9 人となった 90 歳以上は平成 17 年以降ほぼ横ばいであるが 28 年は元年から 4.9 倍の 23.5 人となった 1 人口は 総務省人口推計による総人口 ( 各年 10 月 1 日現在 ) 以下 特記がある場合を除き同じ 1

10 図表 : ( 刑法犯認知 検挙件数 S21-H28 の推移 ) 万件 認知件数 検挙件数 S21 S48 S60 H 元 H14 H28 図表 : ( 人口千人当たりの刑法犯認知件数 S21-H28 の推移 ) 件 S21 S48 H 元 H14 H28 図表 : ( 検挙率 S21-H28 の推移 ) % S21 S28 S62 H4 H13 H28 2

11 図表 : ( 刑法犯検挙人員 S21-H28 の推移 ) 万人 S21 S48 H 元 H17 H28 図表 : ( 刑法犯認知 検挙状況 S21-H28 の推移 ) S21 S22 S23 S24 S25 S26 S27 S28 S29 認知件数 ( 件 ) 1,384,222 1,382,210 1,599,968 1,597,891 1,461,044 1,387,289 1,377,273 1,317,141 1,324,333 人口千人当たり認知件数 ( 件 ) 検挙件数 ( 件 ) 800, , , , , , , , ,804 検挙人員 ( 人 ) 442, , , , , , , , ,063 検挙率 (%) S30 S31 S32 S33 S34 S35 S36 S37 S38 認知件数 1,435,652 1,354,102 1,354,429 1,353,930 1,382,792 1,378,817 1,400,915 1,384,784 1,377,476 人口千人当たり認知件数 検挙件数 968, , , , , , , , ,207 検挙人員 515, , , , , , , , ,473 検挙率 S39 S40 S41 S42 S43 S44 S45 S46 S47 認知件数 1,385,358 1,343,625 1,293,877 1,219,840 1,234,198 1,253,950 1,279,787 1,244,168 1,223,546 人口千人当たり認知件数 検挙件数 885, , , , , , , , ,378 検挙人員 449, , , , , , , , ,788 検挙率 S48 S49 S50 S51 S52 S53 S54 S55 S56 認知件数 1,190,549 1,211,005 1,234,307 1,247,631 1,268,430 1,336,922 1,289,405 1,357,461 1,463,228 人口千人当たり認知件数 検挙件数 688, , , , , , , , ,513 検挙人員 357, , , , , , , , ,162 検挙率 S57 S58 S59 S60 S61 S62 S63 H 元 H2 認知件数 1,528,779 1,540,717 1,588,693 1,607,697 1,581,411 1,577,954 1,641,310 1,673,268 1,636,628 人口千人当たり認知件数 検挙件数 916, ,321 1,002,923 1,032, ,650 1,012, , , ,593 検挙人員 441, , , , , , , , ,264 検挙率

12 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 認知件数 1,707,877 1,742,366 1,801,150 1,784,432 1,782,944 1,812,119 1,899,564 2,033,546 2,165,626 人口千人当たり認知件数 検挙件数 654, , , , , , , , ,284 検挙人員 296, , , , , , , , ,355 検挙率 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 認知件数 2,443,470 2,735,612 2,853,739 2,790,136 2,562,767 2,269,293 2,050,850 1,908,836 1,826,500 人口千人当たり認知件数 検挙件数 576, , , , , , , , ,392 検挙人員 309, , , , , , , , ,752 検挙率 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 認知件数 1,713,832 1,604,019 1,502,951 1,403,167 1,314,140 1,212,163 1,098, ,120 人口千人当たり認知件数 検挙件数 544, , , , , , , ,066 検挙人員 332, , , , , , , ,376 検挙率 図表 : ( 年齢層別検挙人員 人口 10 万人当たり年齢層別検挙人員 H 元 -H28 の推移 ) H 元 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H 歳 ( 人 ) 165, , , , , , , , , ,981 人口 10 万人当たり 1, , , , , , , , , , 歳 30,925 31,371 36,796 37,665 39,268 41,227 36,528 34,984 34,100 35,717 人口 10 万人当たり 歳 17,444 16,721 18,075 18,603 19,996 21,588 20,620 20,030 20,366 21,039 人口 10 万人当たり 歳 14,311 12,970 13,199 13,462 14,817 15,299 14,940 14,285 14,681 15,145 人口 10 万人当たり 歳 17,870 14,904 13,469 12,892 13,222 13,629 12,953 12,389 12,234 12,861 人口 10 万人当たり 歳 18,363 17,449 18,230 17,985 18,418 18,204 16,022 13,842 12,737 12,676 人口 10 万人当たり 歳 15,683 14,397 13,683 14,534 16,936 18,737 18,458 18,940 18,410 17,498 人口 10 万人当たり 歳 11,600 10,803 11,157 12,029 13,550 15,888 14,979 14,098 13,968 15,393 人口 10 万人当たり 歳 8,990 8,297 8,550 9,151 10,647 11,682 11,364 11,289 11,557 12,547 人口 10 万人当たり 歳 5,495 5,215 5,523 6,154 7,578 8,488 8,901 9,080 9,313 9,667 人口 10 万人当たり 歳 3,197 3,223 3,479 3,840 4,615 5,359 5,424 5,910 6,143 6,899 人口 10 万人当たり 歳 1,907 1,697 1,930 2,052 2,526 3,042 3,377 3,662 3,702 3,787 人口 10 万人当たり 歳 1, ,176 1,224 1,420 1,693 1,687 1,805 1,919 1,960 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳以上 人口 10 万人当たり

13 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H 歳 142, , , , , , , , ,884 91,462 人口 10 万人当たり 1, , , , , , , , , , 歳 34,699 32,377 33,190 34,800 40,261 41,634 40,491 39,708 36,335 31,859 人口 10 万人当たり 歳 21,244 22,025 23,187 23,796 26,875 26,958 26,441 26,891 25,162 23,496 人口 10 万人当たり 歳 15,901 17,303 18,562 20,673 23,854 25,060 25,491 26,352 24,416 22,789 人口 10 万人当たり 歳 12,861 13,811 14,575 16,718 18,849 20,473 21,673 23,444 23,439 22,557 人口 10 万人当たり 歳 12,740 12,826 13,349 15,005 16,498 17,955 18,942 19,670 19,536 19,469 人口 10 万人当たり 歳 17,042 15,750 15,473 16,005 17,415 17,757 18,126 18,561 17,880 17,404 人口 10 万人当たり 歳 16,959 18,600 20,267 22,264 23,506 23,535 22,557 21,062 19,362 17,462 人口 10 万人当たり 歳 14,582 14,780 15,068 17,346 20,591 23,440 25,462 27,558 26,365 23,872 人口 10 万人当たり 歳 10,845 11,221 12,160 14,116 16,538 19,714 21,142 20,816 20,601 20,596 人口 10 万人当たり 歳 7,877 8,464 9,317 11,070 13,005 15,372 16,961 17,745 18,034 17,622 人口 10 万人当たり 歳 4,659 5,206 5,832 7,147 8,936 11,256 12,959 14,487 14,855 14,525 人口 10 万人当たり 歳 2,385 2,797 3,214 3,913 5,005 6,390 7,438 8,867 9,529 10,097 人口 10 万人当たり 歳 914 1,090 1,262 1,528 2,047 2,692 3,437 4,029 4,518 4,739 人口 10 万人当たり 歳 ,075 1,255 1,389 1,510 人口 10 万人当たり 歳以上 人口 10 万人当たり H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H 歳 90,844 86,394 78,186 65,983 56,901 48,843 39,489 31,995 人口 10 万人当たり 1, , , 歳 31,112 29,607 27,182 25,758 23,787 23,022 22,775 21,841 人口 10 万人当たり 歳 23,239 22,415 20,734 20,007 18,353 18,059 17,664 17,133 人口 10 万人当たり 歳 21,524 20,533 19,146 18,835 17,888 17,394 17,287 16,990 人口 10 万人当たり 歳 22,625 22,401 21,166 20,538 18,743 18,131 17,442 17,046 人口 10 万人当たり 歳 19,747 20,144 19,872 20,579 19,543 19,691 19,302 18,734 人口 10 万人当たり 歳 17,431 17,237 16,895 16,840 16,508 16,852 17,175 17,149 人口 10 万人当たり 歳 16,865 16,052 15,507 14,916 14,176 13,911 14,189 13,913 人口 10 万人当たり 歳 20,997 19,112 16,889 15,300 13,461 12,874 12,592 12,056 人口 10 万人当たり 歳 20,402 20,580 21,433 19,721 16,900 15,124 13,808 12,542 人口 10 万人当たり 歳 17,750 17,161 16,368 15,672 14,622 15,000 15,373 15,386 人口 10 万人当たり 歳 13,814 13,689 13,832 13,748 13,033 13,261 12,942 11,898 人口 10 万人当たり 歳 9,873 10,174 10,724 10,913 10,407 10,067 10,163 10,024 人口 10 万人当たり 歳 4,808 5,165 5,505 5,948 5,843 6,336 6,364 6,730 人口 10 万人当たり 歳 1,527 1,651 1,825 1,916 1,981 2,158 2,360 2,486 人口 10 万人当たり 歳以上 人口 10 万人当たり

14 2 包括罪種ごとの認知 検挙の概況包括罪種別に刑法犯認知件数をみると 窃盗犯が平成 14 年に 凶悪犯 粗暴犯及び風俗犯が 15 年に 知能犯及びその他の刑法犯が 16 年に それぞれピークを迎えた 凶悪犯 窃盗犯及びその他の刑法犯は ピーク以降減少傾向にあり 平成 28 年にはそれぞれピーク時から 8,528 件 62.4% 165 万 4,340 件 69.6 % 23 万 273 件 60.6% 減少した 一方で 粗暴犯 知能犯及び風俗犯は 増減を繰り返しつつ 平成 28 年にはそれぞれピーク時から1 万 6,716 件 21.2% 5 万 3,480 件 53.9% 2,649 件 20.3% 減少した 包括罪種別に刑法犯検挙件数をみると 近年減少傾向にあった 凶悪犯 窃盗犯 知能犯及びその他の刑法犯については 知能犯のみ減少傾向に歯止めがかかり2 年続けて増加したが その他については減少傾向を維持した また 総じて微増傾向にあった粗暴犯及び風俗犯のうち 粗暴犯は 横ばいに転じた 同様に刑法犯検挙人員をみると 減少傾向にあった凶悪犯 窃盗犯及びその他の刑法犯並びに横ばい傾向にあった粗暴犯 知能犯及び風俗犯は いずれも傾向を維持した 図表 : ( 包括罪種別認知 検挙状況 H14-H28 の推移 ) 区分 刑法犯総数 凶悪犯 粗暴犯 窃盗犯 知能犯 風俗犯 その他の刑法犯 年次 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 認知件数 ( 件 ) 2,853,739 2,790,136 2,562,767 2,269,293 2,050,850 1,908,836 1,826,500 1,713,832 検挙件数 ( 件 ) 592, , , , , , , ,699 検挙人員 ( 人 ) 347, , , , , , , ,888 認知件数 12,567 13,658 13,064 11,360 10,124 9,051 8,630 8,392 検挙件数 7,604 8,238 7,924 7,418 7,125 6,461 6,229 6,073 検挙人員 7,726 8,362 7,519 7,047 6,459 5,923 5,634 5,654 認知件数 76,573 78,759 76,616 73,772 76,303 72,908 69,113 64,140 検挙件数 40,425 42,296 41,128 44,037 49,409 49,656 47,772 45,719 検挙人員 49,615 49,530 46,801 49,156 54,505 54,163 51,924 49,225 認知件数 2,377,488 2,235,844 1,981,574 1,725,072 1,534,528 1,429,956 1,379,752 1,308,378 検挙件数 403, , , , , , , ,969 検挙人員 180, , , , , , , ,823 認知件数 62,751 74,754 99,258 97,500 84,271 75,999 73,451 53,222 検挙件数 39,884 40,574 36,299 38,151 37,296 33,878 36,979 34,147 検挙人員 13,173 13,653 14,850 15,053 15,760 15,264 15,145 15,433 認知件数 12,220 13,034 12,346 12,085 11,932 11,184 10,590 10,219 検挙件数 5,633 6,165 6,070 6,422 6,752 6,462 6,376 6,478 検挙人員 5,912 5,886 5,688 6,373 6,261 6,279 6,048 5,951 認知件数 312, , , , , , , ,481 検挙件数 94, , , , , ,658 96,197 90,313 検挙人員 90, , , , , ,502 86,263 80,802 6

15 区分 刑法犯総数 凶悪犯 粗暴犯 窃盗犯 知能犯 風俗犯 その他の刑法犯 年次 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 認知件数 1,604,019 1,502,951 1,403,167 1,314,140 1,212,163 1,098, ,120 検挙件数 497, , , , , , ,066 検挙人員 322, , , , , , ,376 認知件数 7,624 7,062 7,070 6,757 6,453 5,618 5,130 検挙件数 5,503 5,287 5,368 5,128 5,101 4,777 4,435 検挙人員 5,021 4,786 4,779 4,647 4,580 4,409 4,252 認知件数 63,813 61,897 67,356 66,494 65,814 64,049 62,043 検挙件数 45,932 45,095 49,220 48,487 49,990 49,968 49,855 検挙人員 49,525 48,582 52,577 51,274 52,618 52,541 52,291 認知件数 1,229,059 1,152,492 1,059, , , , ,148 検挙件数 327, , , , , , ,646 検挙人員 175, , , , , , ,462 認知件数 44,544 40,894 40,235 43,141 46,027 43,622 45,778 検挙件数 29,688 26,433 24,105 22,060 20,355 20,742 22,276 検挙人員 14,138 13,262 13,665 13,523 13,125 13,016 12,876 認知件数 10,938 10,966 11,986 12,041 11,915 11,032 10,385 検挙件数 6,742 6,842 7,635 7,023 7,412 7,125 7,311 検挙人員 6,033 5,881 6,204 5,770 5,678 5,815 5,817 認知件数 248, , , , , , ,636 検挙件数 81,705 72,956 64,646 56,601 52,191 48,871 44,543 検挙人員 72,689 64,606 55,932 48,325 43,624 39,727 35,678 7

16 3 刑法犯による死傷者の概況 平成 19 年以降の刑法犯による死傷者数は 実数 人口 10 万人当たりの死傷者数ともにおおむね減少傾 向にあった 区分 図表 : ( 死傷者数 人口 10 万人当たり死傷者数 H19-H28 の推移 ) 年次 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 死傷者合計 ( 人 ) 39,022 36,281 33,175 32,723 31,712 34,096 33,399 31,979 30,103 28,957 死者 1,134 1,230 1,059 1, 人口 10 万人当たり 負傷者 37,888 35,051 32,116 31,722 30,743 33,188 32,580 31,138 29,301 28,205 人口 10 万人当たり H28 平成 19 年以降の死傷者を男女別にみると 23 年頃まではおおむね男性が 70% 近くを占めたが 以降男 性が占める割合は低下傾向にあり 28 年には 63.4% となった 区分 年次 図表 : ( 男女別死傷者数 H19-H28 の推移 ) H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 男性死傷者 ( 人 ) 27,029 25,046 22,928 22,348 21,935 22,614 22,112 20,555 19,280 18,372 死者 重傷者 2,078 2,048 2,021 2,022 2,071 2,076 2,116 2,025 1,870 1,908 軽傷者女性死傷者 ( 人 ) 24,234 22,271 20,253 19,711 19,286 20,010 19,492 18,039 16,935 16,001 11,993 11,235 10,247 10,375 9,777 11,482 11,287 11,424 10,823 10,585 死者 重傷者 軽傷者 10,727 9,986 9,026 9,174 8,603 10,199 10,067 10,200 9,642 9,408 H28 平成 28 年の死亡理由罪種をみると 男性は業務上等過失致死傷 女性は殺人による被害が多かった 同 様に負傷理由罪種をみると 男女共に傷害が多く 男性で 93.0% 女性で 87.1% を占めた 区分 罪種 殺人 図表 : ( 性 死傷理由罪種別死傷者数 H28) 業務上等過失致死傷 傷害 過失致死傷 放火強盗失火 男性死傷者 ( 人 ) , 死者 重傷者 , 軽傷者 , 女性死傷者 ( 人 ) , 死者 重傷者 軽傷者 , 遺棄 逮捕監禁 強姦 強制わいせつその他 8

17 4 財産犯による被害額の概況平成 19 年から 28 年までの間 毎年 財産犯の被害額のうち 90% 以上が窃盗又は詐欺によるものであった 平成 19 年以降の窃盗の被害額は一貫して減少し 28 年は 19 年に比べて約 億円 51.1% 減となった 一方 詐欺の被害額は 増減を繰り返しているが 平成 年は2 年連続して減少した また 窃盗の被害額と詐欺の被害額を比べると 平成 26 年を除き 窃盗が詐欺を上回った 図表 : ( 主な罪種別財産犯被害額 H19-H28 の推移 ) 億円 窃盗詐欺その他財産犯 窃盗被害額 ( 億円 ) うち現金被害額 詐欺被害額 ( 億円 ) うち現金被害額 その他財産犯被害額 ( 億円 ) うち現金被害額

18 第 2 罪種 手口ごとの分析 平成 19 年以降の刑法犯の傾向について 罪種 手口ごとにみた 1 重要犯罪重要犯罪は減少傾向で推移し 平成 28 年の認知件数は 19 年に比べて 5,376 件 31.8% 減の1 万 1,546 件となった 罪種別にみると 平成 28 年は略取誘拐 人身売買が前年から 36 件 18.8% 増加したが その他は減少傾向を維持している 重要犯罪の平成 28 年の検挙件数は5 年ぶりに 9,000 件を下回ったが 検挙率は 18 年ぶりに 75% を超えた 図表 : ( 重要犯罪認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 区分 重要犯罪 殺人 強盗 放火 強姦 略取誘拐 人身売買 強制わいせつ 年次 H19 H20 H21 H22 認知件数 ( 件 ) 16,922 15,922 15,271 14,878 14,144 14,581 14,596 14,051 12,565 11,546 検挙件数 ( 件 ) 10,181 9,925 9,776 9,291 8,969 9,487 9,255 9,579 9,082 8,843 検挙人員 ( 人 ) 8,315 7,982 7,884 7,317 7,121 7,367 7,288 7,326 7,213 7,236 検挙率 (%) 認知件数 1,199 1,301 1,095 1,068 1,052 1, , 検挙件数 1,157 1,237 1,074 1,029 1, , 検挙人員 1,161 1,211 1, 検挙率 認知件数 4,567 4,298 4,535 4,051 3,695 3,691 3,324 3,056 2,426 2,332 検挙件数 2,790 2,612 2,923 2,516 2,385 2,486 2,236 2,154 1,915 1,878 検挙人員 2,985 2,813 3,069 2,568 2,431 2,430 2,255 2,096 1,972 1,984 検挙率 認知件数 1,519 1,441 1,347 1,212 1,122 1,081 1,086 1,093 1, 検挙件数 1,120 1, 検挙人員 検挙率 認知件数 1,766 1,590 1,415 1,293 1,193 1,266 1,409 1,250 1, 検挙件数 1,394 1,326 1,163 1, ,097 1,163 1,100 1, 検挙人員 1, 検挙率 認知件数 検挙件数 検挙人員 検挙率 認知件数 7,664 7,137 6,723 7,068 6,929 7,321 7,654 7,400 6,755 6,188 検挙件数 3,542 3,555 3,563 3,637 3,550 3,946 3,967 4,300 4,129 4,207 H23 検挙人員 2,240 2,219 2,129 2,189 2,217 2,451 2,487 2,602 2,644 2,799 検挙率 H24 H25 H26 H27 H28 10

19 平成 28 年における重要犯罪の罪種別検挙件数を本件 余罪の別及び主たる被疑者の特定の端緒 ( 警察 活動 ) 別にみると 本件事件 1 に占める防犯カメラ等の画像の割合は 強盗及び強制わいせつで 10% を超 えた また 余罪事件に占める防犯カメラ等の画像の割合は 略取誘拐 人身売買で 10% を超えた 区分 図表 : ( 重要犯罪罪種 本件 余罪 主たる被疑者の 特定の端緒 ( 警察活動 ) 合計 特定の端緒 ( 警察活動 ) 別検挙件数 H28) 本件事件 防犯カメラ等の画像 職務質問 その他 該当なし 余罪事件 防犯カメラ等の画像 取調べその他 重要犯罪 ( 件 ) 8,523 6, ,269 1,405 1, , 殺人 強盗 1,852 1, 放火 強姦 強制わいせつ 4,087 3, , , 略取誘拐 人身売買 解決事件を除く 該当なし 1 本件事件とは 取調べを開始するまでにその被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当の証拠を収集し た事件をいい 余罪事件とは 本件事件以外をいう 以下同じ 11

20 (1) 殺人殺人の認知 検挙件数はともに減少傾向にあり 平成 28 年の認知件数は戦後最少の 895 件となった 認知件数を既遂 未遂別にみると 平成 28 年の既遂が 19 年から 36.7% 減少しているのに対し 未遂は 16.2% 減に止まっており 殺人の認知件数に占める未遂の割合は上昇傾向であった また 検挙率は おおむね 95% 以上の高水準で推移し 平成 28 年は 100.7% で 2 年連続で 100% 超となった 被害 ( 死亡 ) 者数をみると 平成 22 年以降 毎年 女性が男性を上回った 図表 : ( 殺人認知 検挙状況 被害者数 H19-H28 の推移 ) 区分 年次 H19 H20 H21 H22 認知件数 ( 件 ) 1,199 1,301 1,095 1,068 1,052 1, , うち既遂 検挙件数 ( 件 ) 1,157 1,237 1,074 1,029 1, , 検挙人員 ( 人 ) 1,161 1,211 1, 検挙率 (%) 被害 ( 死亡 ) 者数 ( 人 ) 男性 女性 H23 H24 H25 H26 H27 H28 殺人の人口 10 万人当たりの検挙人員を年齢層別にみると 1.0 人を下回らず推移した 20 歳代又は 30 歳代が最多層であった 図表 : ( 年齢層別殺人検挙人員 人口 10 万人当たり年齢層別殺人検挙人員 H19-H28 の推移 ) 検挙人員 ( 人 ) 1,161 1,211 1, 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳以上 人口 10 万人当たり

21 殺人の検挙件数を被疑者と被害者の関係別 1 にみると 一貫して 面識のある場合が全体の 85% 以上を占めた また 平成 19 年から 28 年までの間に職場関係者が 50.8% 減少したのに対し 親族は 13.0% 減に止まった 更に既遂 未遂別にみると 未遂事案における親族被害の割合が上昇傾向にあったのに対し 既遂事案における親族被害の割合に一貫した傾向がみられなかったことから 親族被害事案における未遂の割合は 平成 19 年の 52.8% から 28 年には 66.1% に上昇した 図表 : ( 既遂 未遂 被疑者と被害者の関係別殺人検挙件数 H19-H28 の推移 ) 既遂検挙件数 ( 件 ) 面識あり 親族 配偶者 親 子 兄弟姉妹 その他の親族 職場関係者 知人 友人 その他 面識なし被害者なし未遂検挙件数面識あり親族 配偶者 親 子 兄弟姉妹 その他の親族 職場関係者 知人 友人その他面識なし 解決事件を除く 配偶者には内縁を含む 犯罪統計上 被害者なし には 殺人予備罪のうち被害者が特定されないものが計上されている 1 関係は 被疑者からみた被害者 以下同じ 13

22 被疑者と被害者の関係別検挙件数を被疑者の年齢層別にみると 被疑者の年齢が 65 歳以上の場合は とりわけ面識のある割合が高く 毎年 92% 以上を占めた 区分 図表 : ( 被疑者の年齢層 被害者との関係別殺人検挙件数 H19-H28 の推移 ) 年次 歳検挙件数 ( 件 ) 面識あり 親族 配偶者 親 子 兄弟姉妹 その他の親族 知人 職場 その他 面識なし 被害者なし 歳検挙件数 面識あり 親族 配偶者 親 子 兄弟姉妹 その他の親族 知人 職場 その他 面識なし 被害者なし 歳以上検挙件数 面識あり 親族 配偶者 親 子 兄弟姉妹 その他の親族 知人 職場 その他 面識なし 被害者なし 解決事件を除く 配偶者には内縁を含む 犯罪統計上 被害者なし には 殺人予備罪のうち被害者が特定されないものが計上さ れている 14

23 ア捜査本部設置事件の状況 捜査本部設置事件 1 数は減少傾向であったが 平成 28 年は前年から 1 件 1.8% 増加した 図表 : ア -1( 捜査本部設置 解決状況 H19-H28 の推移 ) 設置事件数 ( 件 ) 捜査第一課 国際捜査担当課設置 暴力団犯罪捜査担当課設置 解決事件数 ( 件 ) 捜査第一課 国際捜査担当課設置 暴力団犯罪捜査担当課設置 実務統計による 解決事件数 は その年に解決( 殺人 強盗殺人等の事件で 被疑者を検挙 ) した捜査本部設置事件の件数 イ通り魔殺人事件の状況 通り魔殺人事件 2 の認知事件数は 平成 20 年の 14 件を除き 9 件以下で推移し 認知した事件につい ては全て年内に検挙した 図表 : イ -1( 通り魔殺人事件の認知 検挙事件数 H19-H28 の推移 ) 認知事件数 ( 件 ) 検挙事件数 ( 件 ) H19 H20 H21 H22 H23 H 実務統計による H25 H26 H27 H28 ウ保険金目的殺人事件の状況 平成 28 年中の保険金目的殺人事件の検挙事件数は 1 件であった 平成 19 年以降 検挙事件数に大 きな変動はみられない 図表 : ウ -1( 保険金目的殺人事件の検挙事件数 H19-H28 の推移 ) 検挙事件数 ( 件 ) H19 H20 H21 H22 H23 H 実務統計による H25 H26 H27 H28 1 捜査本部設置事件とは 殺人 強盗殺人等殺人の絡む事件のうち刑事部長 ( 組織犯罪対策担当部長を含む ) を長とする捜査本部 ( 警視庁については特別捜査本部 ) を設置した事件をいう 2 通り魔殺人事件とは 人の自由に出入りできる場所において 確たる動機がなく通りすがりに不特定の者 に対し 凶器を使用するなどして 殺傷等の危害を加える事件をいう 15

24 (2) 強盗 強盗の認知件数 検挙件数 人員はいずれも減少傾向にあった 検挙率は上昇傾向にあり 平成 28 年 は 20 年ぶりに 80% を上回った 図表 : ( 強盗認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 認知件数 ( 件 ) 4,567 4,298 4,535 4,051 3,695 3,691 3,324 3,056 2,426 2,332 侵入強盗 1,700 1,649 1,896 1,685 1,494 1,372 1,254 1, 金融機関強盗 住宅強盗 コンビニ強盗 その他の店舗強盗 侵入強盗その他 非侵入強盗 2,867 2,649 2,639 2,366 2,201 2,319 2,070 1,861 1,636 1,521 途中強盗 タクシー強盗 自動車強盗 路上強盗 1,537 1,449 1,380 1,231 1,122 1,150 1, 非侵入強盗その他 1, 検挙件数 ( 件 ) 2,790 2,612 2,923 2,516 2,385 2,486 2,236 2,154 1,915 1,878 侵入強盗 1,140 1,045 1,220 1, 金融機関強盗 住宅強盗 コンビニ強盗 その他の店舗強盗 侵入強盗その他 非侵入強盗 1,650 1,567 1,703 1,422 1,390 1,553 1,397 1,287 1,231 1,254 途中強盗 タクシー強盗 自動車強盗 路上強盗 非侵入強盗その他 検挙人員 ( 人 ) 2,985 2,813 3,069 2,568 2,431 2,430 2,255 2,096 1,972 1,984 侵入強盗 , 金融機関強盗 住宅強盗 コンビニ強盗 その他の店舗強盗 侵入強盗その他 非侵入強盗 2,017 1,843 1,997 1,611 1,545 1,627 1,532 1,367 1,340 1,372 途中強盗 タクシー強盗 自動車強盗 路上強盗 非侵入強盗その他

25 検挙率 (%) 侵入強盗 金融機関強盗 住宅強盗 コンビニ強盗 その他の店舗強盗 侵入強盗その他 非侵入強盗 途中強盗 タクシー強盗 自動車強盗 路上強盗 非侵入強盗その他 強盗に伴う身体犯 1 の認知件数は 一貫して減少した 区分認知件数 ( 件 ) 図表 : ( 強盗に伴う身体犯の認知件数 H19-H28 の推移 ) 年次 うち強盗に伴う身体犯の認知件数 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 4,567 4,298 4,535 4,051 3,695 3,691 3,324 3,056 2,426 2,332 1,932 1,803 1,734 1,558 1,404 1,400 1,199 1, 強盗殺人 致死 強盗傷人 1,752 1,654 1,569 1,424 1,314 1,303 1,098 1, 強盗強姦 H28 1 強盗に伴う身体犯とは 強盗殺人 致死 強盗傷人 強盗強姦とした 17

26 平成 28 年の強盗の検挙人員は前年から増加し 年齢層別にみると 歳のみ前年から減少した 人口 10 万人当たりの年齢層別検挙人員をみると おおむね 歳が他の年齢層に比べて多い傾向に あったが 平成 28 年には 歳と 20 歳代は同程度となった 図表 : ( 年齢層別強盗検挙人員 人口 10 万人当たり年齢層別強盗検挙人員 H19-H28 の推移 ) 検挙人員 ( 人 ) 2,985 2,813 3,069 2,568 2,431 2,430 2,255 2,096 1,972 1, 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳以上 人口 10 万人当たり ア金融機関等対象強盗事件金融機関等 ( 銀行 信用金庫 組合 農 ( 漁 ) 業協同組合 郵便局等 ) 対象強盗事件の認知事件数は減少傾向にあり 平成 28 年は前年から6 件 18.2% 減少した 発生場所別に3 年移動平均をみると 特に減少傾向が高いのは郵便局で 平成 19 年の 件から 28 年は 21.0 件と約 5 分の1になった 図表 : ア -1( 金融機関等対象強盗事件認知 検挙事件数 H19-H28 の推移 ) 認知事件数 ( 件 ) 検挙事件数 ( 件 ) 実務統計による 18

27 図表 : ア -2( 発生場所別金融機関等対象強盗事件認知事件数 H19-H28 の推移 ) 認知事件数 ( 件 ) 銀行 信用金庫 信用組合 農 ( 漁 ) 業協同組合 郵便局 その他 実務統計による 図表 : ア -3( 銀行 郵便局における金融機関等対象強盗事件 認知事件数 3 年移動平均 H19-H28 の推移 ) 件 銀行郵便局 平成 24 年から 28 年までの発生時間帯別の状況をみると 年は午前 9 時から正午までの発生 が多かったのに対し 26 年以降は正午から午後 3 時までの発生が多い傾向がみられた 図表 : ア -4( 発生時間帯別金融機関等対象強盗事件認知事件数 H24-H28 の推移 ) 年次 時間 0 時 ~ 9 時 ~ 10 時 ~ 11 時 ~ 12 時 ~ 13 時 ~ 14 時 ~ 15 時 ~ 16 時 ~ 17 時 ~ 19~0 時合計 H H H H H 実務統計による 19

28 イ深夜におけるコンビニエンスストア スーパーマーケット対象強盗事件 深夜におけるコンビニエンスストア スーパーマーケット対象強盗事件 1 の認知事件数は 平成 22 年以降減少傾向にあったが 28 年は前年から 56 件 21.1% 増加した 図表 : イ-1( 深夜におけるコンビニエンスストア スーパーマーケット対象強盗事件認知 検挙事件数 H19-H28 の推移 ) 認知事件数 ( 件 ) 検挙事件数 ( 件 ) 実務統計による 平成 24 年から 28 年までの発生時間帯別の状況をみると 毎年午前 3 時台に集中しており 全体の 約 4 分の 1 が午前 3 時から 4 時の間に発生した 図表 : イ -2( 発生時間帯別深夜におけるコンビニエンスストア スーパーマーケット対象強盗事件認知事件数 H24-H28 の推移 ) 年次 時間 22 時 ~ 23 時 ~ 0 時 ~ 1 時 ~ 2 時 ~ 3 時 ~ 4 時 ~ 5 時 ~ 6 時 ~ 合計 H H H H H 実務統計による 1 午後 10 時から翌午前 7 時までの間に 営業中のコンビニエンスストア又はスーパーマーケットの売上金等 を目的として敢行される強盗事件をいう 20

29 ウぱちんこ屋 まあじゃん屋等 1 を発生場所とする強盗事件ぱちんこ屋 まあじゃん屋等を発生場所とする強盗事件は減少傾向にあり 平成 28 年の認知件数は 19 年に比べて 26 件 54.2% 減少した 検挙件数はおおむね減少傾向にあるものの 年により変動があり 検挙率も一定しない 図表 : ウ -1( ぱちんこ屋 まあじゃん屋等を 発生場所とする強盗事件認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 認知件数 ( 件 ) 検挙件数 ( 件 ) 検挙人員 ( 人 ) 検挙率 (%) 平成 28 年における発生時間帯別の状況をそれ以前と比較すると ぱちんこ屋 まあじゃん屋等を発 生場所とする強盗事件は 昼間の発生を中心に減少した 年次 時間 図表 : ウ -2( 発生時間帯別ぱちんこ屋 まあじゃん屋等を 発生場所とする強盗事件認知件数 H19-H28 の推移 ) 0-2 時 2-4 時 4-6 時 6-8 時 8-10 時 時 時 時 時 時 時 時不明合計 H H H H H H H H H H 発生時間に幅がある場合は その始期を計上 1 ぱちんこ屋 まあじゃん屋等とは ぱちんこ店やまあじゃん店のほか パチスロ店やスマートボール店等のように設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる場所をいう 21

30 エぱちんこ景品買取所対象強盗事件 ぱちんこ景品買取所対象強盗事件の認知事件数の 3 年移動平均をみると 平成 24 年までは減少傾向 にあったものの 以後はほぼ横ばいであった 図表 : エ -1( ぱちんこ景品買取所対象強盗事件認知 検挙事件数 H19-H28 の推移 ) 区分 年次 認知事件数 ( 件 ) 検挙事件数 ( 件 ) 実務統計による 図表 : エ -2( ぱちんこ景品買取所対象強盗事件認知事件数 3 年移動平均 H19-H28 の推移 ) 件 平成 24 年から 28 年までの発生時間帯別の状況をみると 年により異なるが 総じて午後 10 時から 12 時までの発生が多い傾向がみられた 図表 : エ -3( 発生時間帯別ぱちんこ景品買取所対象強盗事件認知事件数 H24-H28 の推移 ) 年次 時間 8 時 ~ 10 時 ~ 12 時 ~ 14 時 ~ 16 時 ~ 18 時 ~ 20 時 ~ 22 時 ~ 24 時 ~ 合計 H H H H H 実務統計による 22

31 オタクシー対象強盗事件 タクシー対象強盗事件の認知事件数は減少傾向にあったが 平成 22 年からは 年による変動はある もののほぼ横ばいで推移した 平成 28 年の認知事件数は前年から 21 件 21.6% 増加した 図表 : オ -1( タクシー対象強盗事件認知 検挙事件数 H19-H28 の推移 ) 区分 認知事件数 ( 件 ) 年次 万台当たり認知事件数 検挙事件数 ( 件 ) 実務統計による タクシーの車両数は 一般社団法人全国ハイヤー タクシー連合会資料による各年 3 月 31 日現在の 法人タクシー車両数と個人タクシー車両数の合計 ただし 平成 28 年は27 年と同数とした 平成 24 年から 28 年までの発生時間帯別の状況をみると 27 年を除いて午前 0 時から 3 時までの発 生が最多で 毎年 午前 0 時から 6 時までの間に過半数の発生があった 図表 : オ -2( 発生時間帯別タクシー対象強盗事件認知事件数 H24-H28 の推移 ) 年次 時間 0 時 ~ 3 時 ~ 6 時 ~ 9 時 ~ 12 時 ~ 15 時 ~ 18 時 ~ 21 時 ~ 合計 H H H H H 実務統計による 23

32 (3) 放火放火の認知件数はおおむね減少傾向で推移しており 平成 28 年は 68 年ぶりに 1,000 件を下回った 検挙件数は平成 26 年を除いて前年比で減少したが 検挙率は年により高低はあるものの ほぼ横ばいであった 図表 : ( 放火認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 認知件数 ( 件 ) 検挙件数 ( 件 ) 検挙人員 ( 人 ) 検挙率 (%) H19 H20 H21 H22 H23 1,519 1,441 1,347 1,212 1,122 1,081 1,086 1,093 1, ,120 1, H24 H25 H26 H27 H28 検挙人員を年齢層別にみると 平成 28 年は 19 年に比べて 歳がほぼ半減したのに対し 70 歳以 上は 45.7% 増加した しかし 70 歳以上の検挙人員を人口 10 万人当たりでみると ほぼ横ばいであっ た 図表 : ( 年齢層別放火検挙人員 人口 10 万人当たり年齢層別放火検挙人員 H19-H28 の推移 ) 検挙人員 ( 人 ) 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳以上 人口 10 万人当たり

33 (4) 強姦強姦の認知件数は 平成 年にそれぞれ前年から増加したものの 総じて減少傾向にあり 28 年は 69 年ぶりに 1,000 件を下回った 検挙率は上昇傾向にあり 平成 28 年の 98.1% は 昭和 21 年以降最高であった 図表 : ( 強姦認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 認知件数 ( 件 ) 検挙件数 ( 件 ) 検挙人員 ( 人 ) 検挙率 (%) H19 H20 H21 H22 H23 1,766 1,590 1,415 1,293 1,193 1,266 1,409 1,250 1, ,394 1,326 1,163 1, ,097 1,163 1,100 1, , H24 H25 H26 H27 H28 強姦の検挙件数を被疑者と被害者の面識の有無別にみると 平成 25 年までは面識のない場合が過半数 を占めていたが 26 年以降は面識のある場合が過半数を占めた 各年 面識のある場合のうちほぼ半数 が知人 友人関係にあった 図表 : ( 被疑者と被害者の関係別強姦検挙件数 H19-H28 の推移 ) 検挙件数 ( 件 ) 1,281 1,216 1, ,023 1,084 1,029 1, 面識なし 面識あり 知人 友人 職場関係者 親族 その他 解決事件を除く 25

34 強姦の検挙人員を年齢層別にみると 毎年 39 歳以下が全体の 70-80% 29 歳以下が全体の % 程度で推移し 人口 10 万人当たりでみると 20 歳代が最多層であった 図表 : ( 年齢層別強姦検挙人員 人口 10 万人当たり年齢層別強姦検挙人員 H19-H28 の推移 ) 検挙人員 ( 人 ) 1, 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳以上 人口 10 万人当たり (5) 強制わいせつ強制わいせつの認知件数は平成 22 年から 25 年まで微増傾向にあったが 26 年から3 年連続して前年から減少した 検挙人員は平成 22 年以降連続して増加しており 28 年は統計を取り始めた昭和 41 年以降最多となった 図表 : ( 強制わいせつ認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 認知件数 ( 件 ) 検挙件数 ( 件 ) 検挙人員 ( 人 ) 検挙率 (%) H19 H20 H21 H22 H23 7,664 7,137 6,723 7,068 6,929 7,321 7,654 7,400 6,755 6,188 3,542 3,555 3,563 3,637 3,550 3,946 3,967 4,300 4,129 4,207 2,240 2,219 2,129 2,189 2,217 2,451 2,487 2,602 2,644 2, H24 H25 H26 H27 H28 26

35 平成 28 年と 19 年の強制わいせつの検挙件数を被疑者と被害者の面識の有無別にみると 面識のない場合が 10.2% 増であったのに対し 面識のある場合は 58.0% 増となっており 検挙件数全体に占める面識ありの割合が上昇した 面識ありの場合における関係別構成率に大きな変化はなく ほぼ毎年 知人 友人が 40% 程度を占め 最も多かった 図表 : ( 被疑者と被害者の関係別強制わいせつ検挙件数 H19-H28 の推移 ) 検挙件数 ( 件 ) 面識なし 3,387 3,376 3,396 3,470 3,442 3,781 3,809 4,149 3,983 4,087 2,646 2,581 2,632 2,678 2,653 2,869 2,817 3,035 2,857 2,916 面識あり ,114 1,126 1,171 知人 友人 職場関係者 親族 その他 解決事件を除く 強制わいせつの検挙人員を年齢層別にみると 毎年 39 歳以下が全体の 60% 強 29 歳以下が全体の 40% 弱で推移した 人口 10 万人当たりの検挙人員でみると 平成 28 年は 歳が最多層となった 図表 : ( 年齢層別強制わいせつ検挙人員 人口 10 万人当たり年齢層別強制わいせつ検挙人員 H19-H28 の推移 ) 検挙人員 ( 人 ) 2,240 2,219 2,129 2,189 2,217 2,451 2,487 2,602 2,644 2, 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳 人口 10 万人当たり 歳以上 人口 10 万人当たり

36 (6) 略取誘拐 人身売買 略取誘拐 人身売買の認知 検挙件数及び検挙人員を 3 年移動平均でみると 平成 24 年以降増加傾向 にあった 平成 28 年は認知件数が 9 年ぶり 検挙件数が 11 年ぶりに 200 件を超えた 図表 : ( 略取誘拐 人身売買認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 認知件数 ( 件 ) 検挙件数 ( 件 ) 検挙人員 ( 人 ) 検挙率 (%) H19 H20 H21 H22 H H24 H25 H26 H27 H28 図表 : ( 略取誘拐 人身売買認知 検挙件数 3 年移動平均 H19-H28 の推移 ) 件 認知件数 検挙件数 28

37 略取誘拐 人身売買の認知件数を 被害者の学職別に 100 万人当たりでみると 未就学児童の被害が 横ばいで推移していたのに対し 小学生 中学生及び高校生の被害は増加傾向にあり 平成 28 年は小学 生 中学生及び高校生がほぼ同数で 未就学児童の約 2 倍であった 図表 : ( 被害者の学職別略取誘拐 人身売買認知件数 人口 100 万人当たり被害者の学職別略取誘拐 人身売買認知件数 H19-H28 の推移 ) 認知件数 ( 件 ) 未就学児童 万人 ( 1) 当たり 小学生 万人 ( 2) 当たり 中学生 万人 ( 2) 当たり 高校生 万人 ( 2) 当たり その他 万人 ( 3) 当たり 総務省人口推計による0-5 歳の総人口 2 文部科学省学校基本調査による児童数 3 総務省人口推計による総人口から他の区分に属する人数を引いた数 小学生 中学生及び高校生被害の認知件数を罪名別にみると 年による変動はあるも いずれの層も 未成年者略取誘拐が占める割合が増加した 図表 : ( 小学生 中学生 高校生被害の略取誘拐 人身売買 罪名別認知件数 H19-H28 の推移 ) 小学生被害認知件数 ( 件 ) 未成年者略取誘拐 わいせつ目的略取誘拐 その他 中学生被害認知件数 未成年者略取誘拐 わいせつ目的略取誘拐 その他 高校生被害認知件数 未成年者略取誘拐 わいせつ目的略取誘拐 その他

38 小学生 中学生又は高校生被害の未成年者略取誘拐及びわいせつ目的略取誘拐について 被疑者と被 害者の関係別に検挙件数をみると 未成年者略取誘拐は わいせつ目的略取誘拐に比べて面識のある者 による犯行が多く とりわけ小学生は 親族による被害が多かった 図表 ( 小学生 中学生 高校生被害の未成年者略取誘拐 わいせつ目的略取誘拐の被疑者と被害者の関係別検挙件数 H19-H28 の推移 ) 年次 H19 H20 H21 H22 H23 H24 区分 H25 H26 H27 H28 未成年者略取誘拐検挙件数 ( 件 ) 小学生 面識あり うち親族 面識なし 中学生 面識あり うち親族 面識なし 高校生 面識あり うち親族 面識なし わいせつ目的略取誘拐検挙件数 小学生 面識あり うち親族 面識なし 中学生 面識あり うち親族 面識なし 高校生 面識あり うち親族 面識なし 身の代金目的略取誘拐事件の認知 検挙事件数は平成 19 年以降 3 件以下で推移しており 認知した事 件は全て検挙した 区分 図表 ( 身の代金目的略取誘拐認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 年次 認知事件数 ( 件 ) 検挙事件数 ( 件 ) 検挙人数 ( 人 ) 実務統計による 30

39 2 重要窃盗犯重要窃盗犯の認知 検挙件数は一貫して減少し 平成 28 年の認知件数は 19 年から 14 万 6,123 件 60.5 % 減の9 万 5,302 件 検挙件数は7 万 2,118 件 58.1% 減の5 万 2,040 件となった 認知件数が 10 万件を下回ったのは統計を取り始めた昭和 29 年以降初めてで 検挙率が 54% を超えたのは 18 年ぶりであった 図表 : ( 重要窃盗犯認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 区分 重要窃盗犯 侵入窃盗 うち空き巣 うち忍込み うち居空き 自動車盗 ひったくり すり 年次 H19 H20 H21 H22 認知件数 ( 件 ) 241, , , , , , , , ,558 95,302 検挙件数 ( 件 ) 124, , ,130 86,596 81,364 75,879 67,521 61,999 57,108 52,040 検挙人員 ( 人 ) 16,857 15,455 15,159 14,717 14,386 13,126 12,052 10,958 10,328 9,600 検挙率 (%) 認知件数 175, , , , , , ,313 93,566 86,373 76,477 検挙件数 96,266 87,047 81,545 70,307 65,270 62,298 53,914 50,500 46,786 43,780 検挙人員 12,037 11,079 10,852 10,766 10,586 9,719 9,063 8,231 7,820 7,326 検挙率 認知件数 76,894 67,526 59,350 54,536 46,899 43,661 40,716 34,171 31,430 27,113 検挙件数 40,893 37,432 34,466 28,364 25,282 22,459 19,504 17,271 16,638 14,870 検挙人員 3,120 2,900 2,973 2,927 2,740 2,552 2,383 2,246 2,089 2,069 検挙率 認知件数 21,154 18,827 17,465 16,184 16,409 13,649 13,790 11,188 12,251 9,903 検挙件数 11,344 10,098 11,617 9,732 8,773 8,320 7,083 6,340 7,538 6,374 検挙人員 検挙率 認知件数 5,442 4,842 4,788 3,932 3,700 3,702 3,315 2,761 2,410 2,233 検挙件数 2,254 2,070 2,074 1,784 1,491 1,712 1,293 1,246 1,170 1,159 検挙人員 検挙率 認知件数 31,790 27,668 25,960 23,970 25,238 21,319 21,529 16,104 13,821 11,655 検挙件数 13,507 12,569 9,557 8,433 8,377 7,556 7,857 6,689 6,755 5,713 検挙人員 2,380 2,228 2,045 1,837 1,856 1,708 1,484 1,375 1,224 1,100 検挙率 認知件数 23,687 19,165 19,053 14,587 12,493 10,097 7,909 6,201 4,142 3,493 検挙件数 11,321 11,229 9,051 6,323 6,327 4,647 4,186 3,684 2,405 1,286 検挙人員 1,524 1,251 1,438 1,191 1, 検挙率 認知件数 10,220 8,427 7,253 6,261 5,540 5,475 5,508 4,617 4,222 3,677 検挙件数 3,064 1,762 1,977 1,533 1,390 1,378 1,564 1,126 1,162 1,261 検挙人員 検挙率 H23 H24 H25 H26 H27 H28 平成 28 年における重要窃盗犯の手口別検挙件数を本件 余罪の別及び主たる被疑者の特定の端緒 ( 警察活動 ) 別にみると 本件事件に占める防犯カメラ等の画像の割合は ひったくりで 20% を すりで 10 % を超え 重要窃盗犯全体でも 10.0% を占めた また 余罪事件に占める防犯カメラ等の画像の割合は 総じて低かった 31

40 区分 特定の端緒 ( 警察活動 ) 図表 : ( 重要窃盗犯手口 本件 余罪 合計 主たる被疑者の特定の端緒 ( 警察活動 ) 別検挙件数 H28) 本件事件 防犯カメラ等の画像 職務質問 その他 該当なし 余罪事件 防犯カメラ等の画像 取調べその他 重要窃盗犯 ( 件 ) 50,806 8, ,166 5, , ,008 1, 侵入窃盗 43,082 6, , , ,457 1, 自動車盗 5, , , ひったくり 1, すり 1, 解決事件を除く 該当なし (1) 侵入窃盗侵入窃盗の認知 検挙件数は一貫して減少し 平成 28 年は 19 年に比べて認知件数が9 万 9,251 件 56.5% 減 検挙件数が5 万 2,486 件 54.5% 減となった 平成 28 年の検挙率は この 10 年で最も高い 57.2% であった 侵入窃盗を発生場所別にみると 毎年 侵入窃盗の約 6 割が住宅で発生していた 住宅における侵入窃盗の認知件数は一貫して減少し 検挙件数は 平成 27 年に前年から増加したものの 総じて減少傾向にあった 図表 : ( 住宅で発生した侵入窃盗認知 検挙状況 H19-H28 の推移 ) 認知件数 ( 件 ) 175, , , , , , ,313 93,566 86,373 76,477 うち住宅発生 106,700 94,675 85,409 78,692 71,444 65,688 62,984 52,511 50,995 44,204 検挙件数 ( 件 ) 96,266 87,047 81,545 70,307 65,270 62,298 53,914 50,500 46,786 43,780 うち住宅発生 55,677 50,973 49,600 41,690 37,687 34,906 30,683 27,410 27,876 25,072 検挙人員 ( 人 ) 12,037 11,079 10,852 10,766 10,586 9,719 9,063 8,231 7,820 7,326 検挙率 (%) うち住宅発生 住宅で発生した侵入窃盗について 手口別に認知件数の推移をみると 空き巣 忍込み 居空きはい ずれも大きく減少し 平成 28 年は 19 年に比べて それぞれ 4 万 9,697 件 64.7% 1 万 1,032 件 52.9 % 3,152 件 58.8% 減少した 住宅形態別にみると 一戸建住宅に比べて共同住宅の減少率は高く とりわけ 4 階建以上共同住宅に おける空き巣の発生について 平成 28 年は 19 年に比べて 1 万 52 件 79.4% 減少した なお 総務省の住宅 土地統計調査 ( 平成 25 年 ) によれば 住宅数約 5,210 万戸のうち 一戸建住宅 は 2,860 万戸 4 階建以上共同住宅 1 は 1,300 万戸 その他は 1,050 万戸であるところ 平成 28 年の認 知件数を 10 万戸当たりでみると 4 階建以上共同住宅が 27 件 3 階建以下共同住宅が 87 件であるのに 対し 一戸建住宅は 110 件と 総じて被害に遭いやすい状況がみられた 32

平成 26,27 年の犯罪情勢 平成 28 年 7 月 警察庁 はじめに 本書は 刑法犯の認知 検挙状況について分析した第 1 章 特記すべき事項をトピックスとしてまとめた 第 2 章 都道府県別の刑法犯認知件数等の統計資料を記載した第 3 章から成る 第 1 章は 刑法犯の認知 検挙の概況を分析した後 3 つの切り口 すなわち罪種 手口 検挙人員 被 害者の各観点から 詳細に分析している 第 2

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