2

Size: px
Start display at page:

Download "2"

Transcription

1 ( 初めの言葉 ) 日本薬剤師会では 薬局薬剤師が積極的に在宅医療に取り組めるような支援を行っていきたいと考えています この資料では 薬剤師が在宅分野での活躍をより積極的に行うため 在宅医療における薬剤師の役割や 患者さんの支援の方法 各種書類の作成方法などを分かりやすく解説していきたいと思います ( スライド 1: 表紙 ) 在宅服薬支援マニュアルその 1 考え方このパートでは まず 在宅服薬支援について理解していただくために 在宅療養患者さんに対する薬剤師の関わりについて その背景と制度のポイントを解説したいと思います 1

2 2

3 ( スライド 3: 高齢化社会 ) 2025 年には 団塊世代が後期高齢者に突入します この 2025 年には実質的に高齢者が急増するので 医療 介護の制度の整備が急務となっています 3

4 ( スライド 4: 高齢者と社会保障 ) 日本の人口ピラミッドの変化より 2025 年が一つの目標であることは前のスライドで述べましたが 一方社会保障給付費もこのスライドの様に増加します 財源を考えると効率の良い社会保障制度を構築する必要があります 4

5 ( スライド 5: 高齢者薬物療法の特性と問題点 ) そこで 今後増加していく高齢者の薬物療法の特性と問題点を挙げてみたいと思います 1 つ目は 複数の疾患を合併することにより 多剤併用が多くなり 重複投薬や薬物間の相互作用のリスクが問題となります 2 つ目は 視覚や聴覚機能が低下し また 嚥下障害も伴うことにより服薬の自己管理や服薬自体にも支援が必要となってきます 3 つ目として腎機能 肝機能の低下 また 体成分組成の変化に伴い 体内動態も変化してくるということです 4 つ目として このような生理機能に個人差が生じるため個々に対応した処方 調剤 また 療養状況や療養環境等に応じたきめ細かい服薬の管理が重要となってきます 5

6 ( スライド 6: 薬剤に関する意見 ) これらの問題点に対して チーム医療の中で薬剤師の薬物療法の安全管理機能を評価すべきである という意見や 医薬品の一元管理の評価 きめ細かい服薬管理業務の評価が必要である という意見が後期高齢者医療の在り方に関する特別部会で出されました 6

7 ( スライド 7: 後期高齢者医療における課題 ) 後期高齢者医療の在り方に関する特別部会では 後期高齢者医療の課題として 複数の疾患を有し しかも慢性的であることから 心のケアや生活に合わせた療養を考える必要があるとされました また 複数の医療機関を頻回に受診する傾向もあり 当然のことながら検査や投薬が多数 重複の傾向となっています 在宅医療では 患者さんが安心して居宅で療養出来るよう 家族や地域での介護力をサポートしていくことが必要となり 患者さん自身が 正しい知識のもと 自分の治療法を選択することが重要かつ必要と考えられます 7

8 ( スライド 8: 在宅医療 地域連携 - 地域包括ケアシステムの構築 ) こうした 高齢者人口の増加を背景に 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途として 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 地域包括ケアシステム の構築が必要とされています 地域包括ケアシステムとは 医療 介護 予防という専門的なサービスと その前提としての住まい 生活支援 福祉サービス 5 つの分野を効率良く提供できる体制で それらは 自助 互助 公助 共助により支えられています 8

9 ( スライド 9: 地域包括ケアシステム ) 地域包括ケアシステムは おおむね 30 分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域 具体的には中学校区を単位として想定されています 地域包括ケア実現に向けた中核的な機関として 各市町村が 地域包括支援センター を設置しています 地域の高齢者の総合相談 権利擁護や地域の支援体制づくり 介護予防の必要な援助などを行い 高齢者の保健医療の向上 福祉の増進を包括的に支援することを目的とされています 9

10 ( スライド 10: 市町村における地域包括ケアシステム構築のプロセス ) 地域包括ケアシステムを構築するためには 高齢者個人に対する支援の充実と それを支える社会基盤の整備とを同時にすすめることが重要です 厚生労働省では これを実現していくために 地域ケア会議 を進めています 10

11 ( スライド 11: 薬局薬剤師の地域連携 ) こうした社会の状況にあって 在宅医療の充実 薬局薬剤師の地域連携が これまで以上に重要となってきました 連携先の例としては 図に示すように 医師 歯科医師 看護師や 介護支援専門員 介護職 その他にも地域包括支援センターや行政 等地域で支援して下さる方々等スライドに示したような職種があげられます 退院時や在宅でのカンファレンスでの連携も重要です 11

12 ( スライド 12: 在宅医療 ( 終末期ケアを含む ) の連携のイメージ ) このスライドは 終末期ケアを含む在宅医療の連携のイメージ図です 終末期ケアでは 在宅での患者さんの生活を支えるため 例えば 緊急時に備えて医師がグループを作り 相互連携するなどの方策をとりつつ ケアを実施します 薬局薬剤師は麻薬の供給を含め 居宅を訪問し 服薬管理を行うことが求められています また 平成 24 年度改定により かかりつけ薬局が対応できない場合にあらかじめ連携している サポート薬局 が臨時に在宅訪問対応できるように制度が見直され 薬局間の連携も進んでいます 12

13 13

14 ( 薬局を医療提供施設として位置づけ ) 医療法の改正により 平成 19 年 4 月から 薬局は医療提供施設となりました その結果 各都道府県が作成する医療計画に 薬局の参画が求められるようになりました 医療計画は 5 年を 1 期としており この改正により平成 20 年度からの第 5 次医療計画から 薬局に関しても計画に記載されるようになりました この医療計画は各地域における医療提供施設の医療機能の連携を推進し 疾病及び事業ごとの医療連携体制を確保することを目的とするものです 14

15 ( 調剤の場所の見直し ) このスライドは 薬剤師法の改正による調剤の場所の見直しのイメージ図です 平成 19 年 4 月からこのようになっています 通院困難等の患者さんの居宅等において処方せん中の疑義の確認 処方医への疑義照会 また 処方せんの受領 薬剤の交付等 調剤業務の一部が認められるようになりました この見直しにより 薬剤師は在宅患者さんの元で よりきめ細かな対応が可能になりました 通院困難等の患者さんの居宅等における処方から調剤の流れを説明します まず 1 患者さんの家等で医師が処方せんを交付し 2 患者さんは処方せんをファクシミリで薬局に伝送します 3 薬局はファクシミリに基づき調剤の準備をし 4 薬剤師が患者さんの家等へ訪問します 薬剤師が患者さんの家で処方せんを確認し 受け取った後 薬剤の交付が終了した時点で調剤が完了となります ただし 調剤の業務のうち 薬剤の計量 混合等の調整行為については 従前どおり薬局で行います 15

16 ( 薬剤師が居宅等で行うことができる調剤の業務の見直し ) さらに 平成 26 年 4 月から 患者に処方された薬剤に飲み残しがある場合等に 処方医に疑義照会した上で 患者の居宅等で調剤量を減らすことも可能となりました また 患者が負傷等により寝たきりの状態にあり 又は歩行が困難である場合 患者又は現にその看護に当たっているものが運搬することが困難なものが処方された場合 その他これらに準ずる場合 についても 薬剤師が居宅等を訪問して 上記の業務を行えます これらは患家で交付された処方箋でなくとも可能です 16

17 ( 薬剤の使用方法に関する実技指導の取扱いについて ) また 在宅等での薬剤師の業務の現状等を踏まえ 服薬指導の一環として行う薬剤の使用方法に関する実技指導のうち 薬剤師が 調剤された外用薬の貼付 塗布または噴射に関し 医学的な判断や技術を伴わない範囲での実技指導を行うこと が実施できるということが 平成 26 年 3 月 19 日付の通知で明確に示されました 17

18 ( 電子メール等による処方内容の電送等について ) これまで 処方内容の電送はファクシミリで行われてきましたが 技術の進歩等に伴って 電子メール等での電送も可能であることが示されました このことについては 処方箋をスキャナ等により画像情報として電子化したものを電子メール等により電送することが可能ということです 電送されたものから処方内容を容易に確認できる方法であって 電送されたものと処方せんの原本とが同一の内容であるかの確認が容易なものに限られます 18

19 ( 麻薬小売業者間の譲渡 譲受 ) 在宅医療を推進し 患者さんが安心して麻薬を入手できるようにするため 平成 19 年 9 月から 麻薬小売業者間で麻薬の譲渡 譲受が行えるようになりました 同一都道府県の 2 以上の麻薬小売業者が共同で申請しグループを作成することにより グループ内の麻薬小売業者間で麻薬の授受を可能としたものです ただし 一つの小売業者が複数のグループに所属することは出来ません グループ内では 麻薬処方せんに記載された分量の麻薬を調剤することができない時に限り 不足分を補足するために反復継続して譲り渡し 譲り受けることができるようになっています 19

20 ( 薬局を介した衛生材料の供給の仕組み ) 在宅における衛生材料の供給体制を整備するため 薬局を介した供給の仕組みが平成 26 年改定により設けられました 基準調剤加算 2 又は在宅患者調剤加算の届け出をしている薬局が 在宅患者訪問薬剤管理指導を行っている患者に対して主治医から衛生材料供給の指示があった場合 薬局から必要な衛生材料を供給し 医療機関との間で費用の精算を行うという仕組みです ( スライド 方法 及び下段の図を説明 ) 20

21 ( 医療材料 衛生材料供給の流れ ) 先ほど説明した仕組みができることにより 薬局から患者への供給の流れは 3 つのパターンができることになりますので きちんと理解する必要があります まず 1( 青 ) は 処方箋による供給です そして あらたな仕組みにより 2( 黄色 ) の流れができます 医療機関の指示により患者に供給し 費用を医療機関と精算するパターンです この図では 医療機関が患者に供給するパターンについても併記しています 3 つめ ( 緑 ) は 患者の実費による供給です 1 以外の方法で供給する場合 取扱品の医療機器分類に応じた販売業の許可等が必要です 高度管理医療機器の場合は販売業許可が必要ですので 忘れずに対応しましょう なお 管理医療機器については届出が必要ですが 薬局は販売業の届出を行っているとみなされています 21

22 ( 医療機器の販売に係る留意事項について ) 在宅医療の現場で医療機器が使用されることが多くなり 必要な量の医療機器を小包装単位で供給することが必要とされていることから 医療機器販売業者における販売の際の留意事項が示されました 医療機器の直接の容器又は直接の被包を開いて小包装単位で供給する行為は 薬事法上の 分割販売 にあたり 特定の需要者の求めに応じて行う場合に限り認められます 広く一般に対して販売するためにあらかじめ分割することは 薬事法上の 小分け製造 に該当しますので 行うことはできません 分割販売を行なう場合においても 内袋があるなど 品質劣化など保健衛生上の危害可能性が低いものに限られますので 留意してください また 薬事法の規定により 外箱の写し ( 直接の容器等の記載事項 : 薬事法第 63 条に規定する事項を記載した文書 ) 添付文書またはその写し ( 法第 63 条の 2) を添付することが必要です 22

23 ( 最終スライド : まとめ ) このように 薬剤師による在宅医療を推進するため 法令 制度が整備されてきています なお 調剤報酬に関連するものは その 5 にて解説していますので併せてご覧ください 今後 在宅医療で療養される患者さんは益々増加すると考えられます その中で安全で有効な薬物療法を提供するためには 高齢者の特徴や薬の使用上の問題点を把握し 薬剤師も積極的に在宅医療へ参画することが必要です また 在宅患者に関連する医療 介護 福祉の多職種連携に薬剤師も対応し 退院時や在宅でのカンファレンスも積極的に参加することが望まれます 23

24 ( スライド 1: 表紙 ) 在宅服薬支援マニュアルその 2 訪問の役割 このパートでは 薬剤師が患者さんの居宅を訪問して 実際にどのようなことを行うのか その役割について触れて行きたいと思います 1

25 ( スライド 2: 在宅における薬剤師の役割 ) 在宅における薬剤師の役割は 薬剤師が関与して 患者さんに薬剤をきちんと服用 使用していただくことにより 患者さんの病状 ADL そして QOL を改善もしくは維持することにあります そのために行うことは大きく分けて 2 つあります 1 つは服薬状況が悪い場合 その理由を探り改善のための対策を行う服薬支援 もう 1 つは 薬が患者さんの病状 ADL そして QOL に悪い影響を与えていないか アセスメントすることです 2

26 ( スライド 3: 1 服薬状況が悪い理由とその対応策 ) まず 服薬支援に関する内容です 服薬状況が悪い理由のうち 主な 5 つを取り上げ 理由別にその対応策をまとめました それぞれについて もう少し詳しく見ていきます 3

27 ( スライド 4: 1 薬の整理がつかなくなった為 飲めない ) まず 服薬状況が悪い理由 1 薬の整理がつかなくなった為 飲めない場合です これは 多くの場合 残薬や併用薬が多数あることにより 患者さん自身では整理がつかず 結果的に服薬状況が悪くなる状況です この場合は まず残薬整理を行います 残薬整理をするにあたっては 薬の重複 相互作用 併用禁忌 一包化した場合の吸湿性の有無をチェックすること 直射日光 高温 多湿を避けるなど保管場所 保管方法の適切化 患者さんの状態と能力に応じた管理方法を模索すること の三点に留意することが必要です 4

28 ( スライド 5: 残薬の確認と整理の実例 ) このスライドには 残薬の確認と整理の実例を示しています この患者さんは複数の医療機関を受診しており A 病院の心療内科から 7 種類の薬剤 B 内科診療所から 4 種類の薬剤が処方されていました ホームヘルパーは入っていましたが 薬は自己管理となっており 整理がついていない状態でした 写真に示すように 在宅訪問時には 驚くほどの残薬が出てくることが多く 残薬の整理は訪問初期段階の最重要課題とも言えます この例の場合は 残薬を整理するとともに 処方医に疑義照会を行い A 病院 B 診療所 両方の処方薬を合わせて一包化し整理することにより 服薬状況も改善しました 5

29 ( スライド 6: 個々の患者の能力に応じた薬の管理方法例 ) このスライドは 個々の患者さんの能力に応じた薬剤の管理方法を例として示したものです 一包化したり ピルケースや投薬カレンダーを使用するなどの方法がありますが 管理方法の選択に当たっては 患者さんの残存能力を保持するよう考慮することが大切です 過剰な服薬支援は 患者さんの能力を落とす場合もあることに注意しなければなりません 6

30 ( スライド 7: 残薬整理 多剤管理のためのお薬手帳の利用 ) お薬手帳の利用は 残薬整理 多剤服用の管理に役立ちます 通院困難でも他科からの投薬を受けたり 緊急搬送の場合など 主治医以外に受診するケースはありますので 重複 相互作用 併用禁忌を防ぐ 時系列で薬の管理ができる 処方歴が一目瞭然なので診察の助けになる など 持ち歩ける記録として持つお薬手帳の活用は在宅においても重要です なお お薬手帳は 他の医療職種が情報源として利用することもありますので 記載に当たっては投薬歴のみでなく アレルギー等の患者プロフィールや 服用にあたっての注意事項などもしっかり記入するようにしましょう 7

31 ( スライド 8:2 何の薬か理解していないため 飲まない ) 必要があって出されている薬なのに 患者さんが飲まない場合は コンプライアンスよりもアドヒアランスの向上を意識することが必要です 従来からあるコンプライアンスの概念は 医療者の指示に患者がどの程度従うか というものです そのため ノンコンプライアンス は患者が指示に従わないという問題であるとされていました しかし近年 そのような医療関係者と患者の主従関係ではなく 患者自身の治療への積極的な参加が治療成功の鍵であるというアドヒアランスの概念が生まれました 良好なアドヒアランスの形成には 治療内容 患者側因子 医療者側因子 患者 医療者の相互関係等が影響する点で コンプライアンスと大きく異なります 例えば服薬のアドヒアランスを良好に維持するためには その治療法は患者にとって実行可能か 服薬を妨げる因子があるとすればそれは何か それを解決するためには何が必要かなどを医療者が患者とともに考え 相談の上決定していく必要があります アドヒアランスの向上を目指し 薬効や服薬意義を 患者さんが理解できるまで説明し その理解を助けるための服薬支援をしましょう 理解して服薬することが治療成功の鍵となります 8

32 ( スライド 9: 理解を助ける服薬支援の実例 ) 患者さんの薬への理解を助ける服薬支援の実例です 73 歳の独居男性ですが 脳梗塞発病後の右片麻痺に加え 器質的人格障害 高血圧などの既往歴があり 眠剤と安定剤は服用できていましたが それ以外の薬には興味がなく ほとんど服用できていませんでした この患者さんの服薬状況の問題点を 3 点に整理し対策をたてました 1 点目は 片麻痺でも薬を取りやすいように分包したこと 2 点目は 大きい錠剤は飲みにくいため 半割にしたこと 3 点目は 何の薬か興味を持ってもらえるように 服用方法と薬効が一目でわかるように分類したことです 9

33 ( スライド 10: 理解を助ける服薬支援の実例 ( 続き )) 対策後の写真がご覧のものです 服用している薬を アサ ヒル ユウの服用時点で分けたほか それぞれの時点で吐き気止め 血圧 前立腺など 何の薬効の薬かを 一目でわかるようにダンボールを加工 表示しました これにより患者さんは 何の薬か いつ飲むのか一目でわかるので これなら薬を飲むことができる ようになったということで 服薬状況が劇的に改善しました この対応には介護支援専門員からも感謝の言葉があり 以後 担当者会議 への出席を要請されるようになりました 10

34 ( スライド 11:3 薬の副作用が怖いため 飲まない 4 特に体調が悪くないため飲まない ( 自己調整 )) 他に 3 薬の副作用が怖いため 飲まない場合や 4 特に体調が悪くないため飲まない等の場合もあります 薬の副作用が怖いため 飲まない場合には 副作用への恐怖心を軽減するために 患者さんと話し合い 納得して服薬できるようにすることが重要です 特に体調が悪くないため飲まない という自己調整の場合には アドヒアランスの向上を目指し 基本的な病識や薬識を再度説明し 服薬意義を理解してもらうようにしましょう 11

35 ( スライド 12: 5 錠剤 カプセル または散剤が飲めない ) このスライドには 患者さんの嚥下能力に問題があり 錠剤 カプセル 又は粉薬が飲めないという場合の対応策を示しています 最終的には 患者さんごとに適切な服用形態を選択し 医師へ提案したり 嚥下ゼリー オブラート 簡易懸濁法などの導入等を検討することになりますが それらの対応を行うためには 患者さんの服薬に関する因子の評価が必要です 例えば 嚥下能力が低下しているのであれば 口中崩壊錠 ゼリー製剤を検討したり 身体能力が衰え服薬介助が必要なのであれば 簡易懸方濁法の導入を検討するなどです 実際に服薬の場面に参加して 患者さんの服薬状況をより詳細に把握し 評価と計画を行うことによって適切な服薬形態の選択へつなげることができます 薬局薬剤師が実際に服薬現場に参加することにより 患者さんの理解力 嚥下能力 身体能力など服薬状況をより詳細に把握することが可能となります そして 服薬能力を加味した服薬支援を行い 最終的に個々の患者さん毎の適切な服用形態を選択することが可能となります 12

36 ( スライド 13: 2 薬が患者の病状 ADL そして QOL に悪い影響を与えていないかアセスメントする ) 服薬支援とともに 在宅における薬剤師のもう一つの大きな役割は 薬が患者さんの病状 ADL そして QOL に悪い影響を与えていないかアセスメントすることです そしてその結果を 医師 看護師 介護支援専門員らにフィードバックすることです そのためのツールとして日本薬剤師会では 体調チェックフローチャート を作成しています 書籍化されていますので 是非 ご活用ください 13

37 ( スライド 14: 主な体調チェックのポイント ) 体調チェックのポイントは 数多くありますが 体調チェック フローチャート には ここに挙げた 食事 排泄 睡眠 運動 認知機能 の 5 領域が記載されています 是非 ご活用ください 14

38 ( スライド 15: 薬 が先に来る思考回路 ) この際 気をつけておくべき点があります 薬剤師は一般的に 頭の中に 薬 を先に思い浮かべ 処方された薬の副作用や効能 効果 注意点などを患者さんに伝えがちです もちろん それはそれで必要なことです しかし そのことだけにとらわれると 薬の効能や効果 注意点などを説明することが中心となってしまい 患者さんの状態を見逃す可能性があります 15

39 ( スライド 16: 暮らし が先に来る思考回路 ) 一方 在宅や他職種との連携で求められるのは 暮らし が先に来る思考回路です 患者さんの暮らしの中で 患者さんそのものを見たり 食事 排泄 睡眠 運動 認知機能などの状態を聞き取ったりして その答えと薬を結び付けてみることにより 薬の効果 副作用 相互作用が影響していないかアセスメントすることが必要です 日常の暮らしの言葉から 患者さんの暮らしの質 (QOL) が守られているか 薬の副作用などで暮らしが悪影響を受けていないかを確認すること また 薬以外にも様々な課題があると判明したときは 他職種と連携を図り課題に対して取り組んでいくことが大切です 16

40 ( スライド 17: まとめ ) まとめとして 薬剤師の在宅における役割を 患者さんはもとより 在宅療養に関連する職種の方々にもしっかり語り 実践していくことが大切だということ また 薬が患者さんの病状 ADL そして QOL に悪い影響を与えていないかアセスメントしましょう その結果によっては 医師に在宅での服薬管理の必要性を報告するなど 積極的に在宅医療に取り組みましょう 17

41 ( スライド 1: 表紙 ) 在宅服薬支援マニュアルその 3 準備 このパートでは 在宅服薬支援に向けての準備 についての説明をします 1

42 ( スライド 2: 在宅服薬支援に向けての準備 ) 現在 在宅訪問をしているか否かに拘わらず 届出や書式などの準備をしておきましょう 基準調剤加算 1 を算定している薬局は 訪問できる体制を整えていることが必須となります ( 同加算 2 は実績が必要 ) これは単に 地方厚生局長に対して在宅患者訪問薬剤管理指導を行う旨の届出を行うだけではなく 必要な書類などを取り揃え いつでも 在宅患者さんに対する薬学的管理指導が可能な体制を整備している必要があります また 当該保険薬局の内側及び外側の見えやすい場所に 在宅患者訪問薬剤管理指導を行う薬局であることを掲示することも必要です もし これらの準備に不足があれば 保険指導や監査での指摘事項ともなりますので 万全な準備が必要です では これから 下の枠囲いの中に示す 必要な届出や必要な書類等について 説明します 2

43 ( スライド 3: A: 必要な届出 ) まず A: 必要な届出について説明します これから示すスライドに記載されている資料の様式見本は日本薬剤師会のホームページ ( 会員向けページ ) に掲載されていますのでご確認ください まず 在宅訪問を始める前の届出です 保険薬局で行う在宅訪問には 医療保険で行うものと 介護保険で行うものがあります 医療保険で行うものが 在宅患者訪問薬剤管理指導 で 介護保険で行うものが 介護予防居宅療養管理指導 と 居宅療養管理指導 です A1 に示すように 医療保険の 在宅訪問薬剤管理指導 を行う場合には 届出が必要です 医療保険の場合は 保険薬局が自ら手を上げて 在宅患者訪問薬剤管理指導に関する届出 を地方厚生局に行います この届け出を行わないと 医療保険の在宅訪問に係わる点数の算定ができません 一方 介護保険の場合は みなし指定 と言い 医療保険を取り扱える薬局であれば 全て介護保険を取り扱える状況になっています そのため あらためての届出は 必要はありません 介護保険での居宅療養管理指導等を行わない場合のみ 介護保険での指定の取り下げ や 休止届 を都道府県の介護保険課に届出してください 詳細は 都道府県の介護保険課に確認してください A2: 介護給付費の請求及び受領に関する届出は 国保連合会介護保険係に必ず 3

44 行ってください 介護保険給付費の請求 支払は国保連の介護保険係が窓口になりますので これがないと給付費の請求ができません A3: これに関しては 法令上は要求されていませんが 都道府県によっては 提出をお願いされる場合もあるので 準備しておきましょう A4: 生活保護 中国残留邦人を支援する指定介護機関としての届出は都道府県等の生活保護の担当部署に行いますが これについては次のスライドでもう少し詳しく説明させていただきます 3

45 ( スライド 4: A4: 生活保護 中国残留邦人を支援する指定介護機関としての届出に関する注意点 ) 生活保護 中国残留邦人を支援する指定介護機関としての届出に関する注意点を説明します 平成 12 年 3 月 31 日以前に生活保護法等の指定医療機関であった薬局は 生活保護法等指定介護機関としてみなし指定がされています しかし 平成 12 年 4 月 1 日以降に新規開設した薬局はそれらに関して届出が必要となります また 平成 20 年 3 月 31 日以前に生活保護法等指定介護機関であった薬局は 中国残留邦人等支援法指定介護機関としてみなし指定されていますが 平成 20 年 4 月 1 日以降に新規開設した薬局はそれらに関して届出が必要となってきます つまり 平成 20 年 4 月 1 日以降に開設した薬局は 生活保護に関して医療と介護の両方の申請が必要となるわけです また 平成 26 年 7 月の生活保護法の一部改正に伴い 指定介護機関 の指定について変更がなされました H26 年 7 月 1 日以降に新規に開設された薬局は 介護保険の居宅療養管理指導の事業所の指定を受けた時点で 生活保護法の指定介護機関 ( みなし指定 ) 中国残留邦人等支援法の指定介護機関 ( みなし指定 ) となります 4

46 薬局の場合 保険薬局の指定を受けた時点で 介護保険の居宅療養管理指導の事業所としてみなし指定となりますので 保険薬局の指定を受けた時点で上記がみなし指定となります 指定 医療 機関については届出が必要です これらのことについて不明な場合は 行政の担当課に確認をしてください 制度が複雑なため 登録に不備があることがまれにあります 不安な方は すぐにご自分の薬局がどうなっているのかお調べください 4

47 ( スライド 5: 資料 A1 A2 A3) 実際の書面を示します それぞれ A1 在宅患者訪問薬剤管理指導に係る届出 A2 介護給付費の請求及び受領に関する届出 A3 居宅療養管理指導事業所の指定に係る記載事項の届出に関する書類です A1: 在宅患者訪問薬剤管理指導に係る届出は 医療保険で在宅患者訪問薬剤管理指導を行う場合 届出が義務付けられています A2: 介護給付費の請求及び受領に関する届出は介護保険における居宅療養管理指導費を請求する前に届出が必要となります A3: 居宅療養管理指導事業所の指定に係る記載事項の届出は 先に説明したとおり 薬局では みなし指定 となっているため 法令上では提出を義務付けられた資料ではありません しかし 都道府県によっては提出を依頼されることもあるので各都道府県介護保険課に確認をしておくとよいでしょう 5

48 ( スライド 6: B: 必要な書類等 ) つぎに B: 必要な書類等について説明します B1: 介護保険による 居宅療養管理指導等 を行う場合 薬局内に 1 運営規定の概要と 2 介護保険サービス提供事業者としての掲示をしなければなりません 医療保険では 3 訪問薬剤管理指導の届出を行っている旨の掲示 が必要となります また 平成 26 年度改定で 在宅患者訪問薬剤管理指導を行う薬局であることを記載した薬剤情報提供文書を交付することとされています B2: 介護保険による 居宅療養管理指導等 は 利用者への説明と利用者の同意が必要です そのための書類として 1 重要事項説明書 2 契約書があります そのため この 2 つの書類は必ず利用者に署名または記名押印してもらい 薬局と利用者とで各一部ずつを所持します B3: 薬局での業務に用いる書類等の例です 1 訪問記録簿 ( 患者情報を補完するために活用できる実務的なツール ) の例です 2 医療保険 介護保険とも 薬局は医師への報告を行う必要があります 介護保険では 6

49 介護支援専門員に対してもケアプランの作成等に必要な情報提供を行う必要があります 3 介護保険では 訪問の際には身分を証明するもの たとえば氏名の他 事業所の名称が記載された名札などを所持する必要があります これに関しては 薬事法の定めによって 氏名に加え 薬剤師 と記載した名札等の着用が求められていますので その名札に事業所の記載があれば それを流用することも可能と考えられます 4 在宅患者訪問薬剤管理指導について説明するときの文書の例です B4: 1 運営規定は各薬局において作成 保管しておく必要があります 2 薬学的管理指導計画は 医療保険 介護保険ともに策定が求められており 医療保険の場合 患者ごとに少なくとも月 1 回の見直しが必要です 3 居宅療養管理指導サービス後の領収書は 医療保険での領収書とは別に必要となります 6

50 ( スライド 7: 在宅患者訪問薬剤管理指導料の算定要件 ) 訪問を行った際の薬剤服用歴の記録は通常の薬剤服用歴の記載事項に加えて 次の事項について記載されていなければなりません ア訪問の実施日 訪問した薬剤師の氏名 イ処方医から提供された情報の要点 ウ訪問に際して実施した薬学的管理指導の内容 ( 薬剤の保管状況 服薬状況 投薬後の併用薬剤 投薬後の併診 副作用 重複服用 相互作用に関する確認 実施した服薬支援措置等 ) エ処方医に対して提供した訪問結果に関する情報の要点 オ処方医以外の医療関係職種との間で情報を共有している場合にあっては 当該医療関係職種から提供された情報の要点及び当該医療関係職種に提供した訪問結果に関する要点 カサポート薬局の薬剤師が訪問薬剤管理指導を行なった場合には 同通知の 区分 15 在宅患者訪問薬剤管理指導料 (5) で規定する事項 7

51 ( スライド 8: 居宅療養管理指導 ( 介護保険 ) で定められている主なこと ) 居宅療養管理指導で定められている主なことは次のような項目があります 1 サービス内容 手続き等の利用者の同意には契約書を利用します 2 正当な理由なくサービスを拒否してはいけません 3 受給者資格などの確認は介護保険被保険者証を確認してください 4 薬剤師は身分証を携帯し 初回訪問時や利用者から求めがあった場合はこれを提示する必要があります 5 利用者宅を訪問した場合 居宅療養管理指導の記録を整備しなくてはいけません 6 薬局内に運営規定の概要 介護保険サービス提供事業者としての掲示をしなくてはいけません 7 薬剤師は業務上知り得た利用者の秘密を漏らさないよう 守秘義務があります 8 薬局は苦情を受け付けるための窓口を設置することとなっています 9 賠償すべき事故が発生した場合 損害賠償を速やかに行わなければなりません 10 会計は他の事業会計と区別して管理しなければいけません 11 医師等への報告書は訪問の度に提出する必要があります 12 運営規定を作成し保管しておく必要があります 13 居宅療養管理指導サービス後の領収書は 医療用とは別に発行してください 8

52 ( スライド 9: その他 ) C: その他として医師 歯科医師からの訪問依頼書 情報提供書について説明します 主治医からの指示は 一般的に処方箋の処方欄または備考欄に 訪問指示 が記載されている場合がほとんどです 緊急時等に 医師から口頭で訪問支持を受けた場合には その旨を薬歴に記載しておきましょう 必要に応じ 医療機関から 訪問薬剤管理指導依頼書か情報提供書の提供を受けます これは 関係職種で必要な情報を共有する目的であり 内容は既往歴 病状 身体 介護内容などです 在宅訪問に関して 届出の有無や準備しておく書類 掲示物等についてお話させていただきましたが 届出漏れや 掲示していない 書類が足りないなど不備な点はありませんか? 不安な方は ご自分の薬局内を再度確認されることをお勧めします 9

53 ( スライド 1: 表紙 ) 在宅服薬支援マニュアルその 4 訪問 このパートでは 処方 ~ 報告までについてご説明いたします このパートで説明する内容は 実際に訪問の指示を受けたり 訪問をする際の手順となりますので しっかり理解しておくことが大切です 1

54 ( スライド 2: 訪問薬剤 ( 居宅療養 ) 管理指導開始に至る 4 つのパターン ) ここでは 訪問薬剤管理指導 居宅療養管理指導を始めるきっかけのうち 医師の指示型 薬局提案型 介護支援専門員提案型 多職種提案型の 4 パターンについて説明します 基本は A パターンの医師の指示型です 医師 歯科医師が薬剤師に訪問の指示を行い 薬剤師が患者さん又は介護に当たる家族の同意を得て訪問薬剤管理指導 居宅療養管理指導を開始するというものです 訪問の指示は 処方箋の処方欄または備考欄に 訪問指示 を記載してもらいます 緊急時等 口頭での指示の場合は 指示があった旨を薬歴に記載します 一般的には 医師から提供された情報を元に 薬剤師が患者さんの家を訪問し 在宅での薬剤管理の目的などを説明し 患者さんや家族の同意を取ります 在宅訪問への同意が取れれば 薬剤師は 医師 歯科医師からの指示に基づき 薬学的管理指導計画書を作成します また 介護保険の場合には 重要事項説明書や契約書も必要になります これで初めて訪問の体制が整います 一方 いくら待てども暮らせども医師や歯科医師から訪問の指示が来ないと嘆いている薬剤師の声をよく聞きます 薬剤師も行動しなくてはいけません 例えば いつも処方せんを持って薬局へ薬を取りに来るのが 患者さんの代理で 本当に薬が服用出来ているか疑わしい場合があります そんな時は 一度 患者さんの家を訪問してみましょう 訪問すれば 訪問薬剤管理指導や居宅療養管理指導が必要かどうか分かるはずです 薬剤師が 薬剤師の訪問が必要であると判断した時は 患者さんに薬剤師の訪問の意義や目的を説明し 医師や歯科医師に情報提供して訪問指示を出してもらうと良いでしょう そうすれば 医師との連携もうまく取れ 訪問指導につながっていきます 2

55 同様に 介護支援専門員や訪問介護士から薬の相談を受け 薬剤師の訪問指導の必要性があると判断できるのであれば 医師や歯科医師に情報を提供して訪問指示をもらうという方法も有ります 訪問看護ステーションの看護師から相談を受ける場合も有ります これらは 多職種との連携から生まれてくるものです 日常業務で多職種と連携をしていれば 薬の相談は薬剤師におのずと来るものです ですから 日頃から目の前の患者さんを大切にして 多職種と連携する事が重要です また 病院の地域連携室より退院時カンファレンスの出席依頼が来る場合があります 時間を指定されるなど 薬局に大変な面もありますが なるべく出席をする様に心掛けたいものです 2

56 ( スライド 3: 在宅患者訪問薬剤管理指導料算定要件 ) 次に 医療保険での在宅患者訪問薬剤管理指導料の算定要件について説明いたします スライドのように 在宅患者訪問薬剤管理指導は 在宅での療養を行っている患者さんであって 通院が困難なものに対してとあります また 薬局は 在宅患者訪問薬剤管理指導を行う旨を地方厚生局に事前に届けておく必要があります 薬局薬剤師は 医師の指示に基づき 薬学的管理指導計画の策定が必要で 訪問する際は 薬歴管理 服薬指導など薬学的管理指導を行い 指示を行った医師に訪問結果を文書で情報提供しなければなりません 一方 患者さんが 介護保険の認定を受けている場合は 介護保険の居宅療養管理指導になります

57 ( スライド 4: 居宅療養管理指導費 / 介護予防居宅療養管理指導費算定要件 ) 介護保険の場合 薬局は特段申し出を行わない限り みなし規定で居宅療養管理指導 予防居宅療養管理指導のサービス提供事業者になっています 介護報酬算定の要件は 医療保険とほぼ同じで 薬局薬剤師は医師の指示に基づき 薬学的管理指導計画の策定が必要で 訪問する際は 薬歴管理 服薬指導など薬学的管理指導を行い 指示を行った医師に訪問結果を報告しなければなりません また ケアマネジャーに対してもケアプランの作成等に必要な情報提供を行う必要があります このように 医療保険の在宅患者訪問薬剤管理指導 介護保険の居宅療養管理指導の両方とも 患者さんが通院困難であることに加え 医師からの指示を受けることが必要となります

58 ( スライド 5: 訪問業務の流れ ) では 実際の訪問業務の流れを見てみましょう このスライドでは まず 流れのみ説明いたします 1 訪問に際しては 医師 歯科医師から訪問の指示を受けます 2 次に医師からの指示に基づき薬学的管理指導計画を策定します また 患者さんへの事前の接触などが必要になる場合もあります 3 一連の準備が整えば 患者さんのお宅に訪問し 薬歴管理 服薬指導 薬剤服用状況や薬剤保管状況の確認などの薬学的管理指導を行います また 提供した居宅療養管理指導の内容について 利用者又はその家族等に対して積極的に文書等にて提供するように努めることをされています 4 訪問後は 報告書を作成し 医師 歯科医師 ケアマネジャーに報告します 5 薬剤師による居宅療養管理指導は 介護保険の区分支給限度額に含まれませんが その患者さん担当の居宅支援事業所の介護支援専門員に連絡をして 薬剤師による居宅療養管理指導を 介護支援計画 に記載してもらうと 他職種に薬剤師の存在を分かってもらうこともできるほか サービス時間のバッティングなどを防ぐことも出来ます 6 当たり前のことですが 患者さんの在宅療養には様々な職種がかかわっています 必要に応じて患者さんに関わる看護師 訪問介護士 理学療法士などと連絡を取り 薬剤情報を共有することが重要です 5

59 ( スライド 6: 訪問の流れその 1( 薬局にて )) それでは訪問の流れを具体的に説明します まずは 医師または歯科医師から訪問の指示が出されます 基本的には処方せんや情報提供書による訪問指示ですが 緊急時等では 口頭で訪問の指示の場合も有ります 口頭で指示の場合はその旨を薬歴に記載しておきます 次に処方せんに基づき調剤を行いますが 事前に患者情報があれば調剤上の工夫も反映出来ます 同時に患者さんや家族と電話などで打ち合わせをして訪問の日時を決めます 必ずしも処方せん受付日に合わせる必要はありませんので 計画的に訪問することが大切です 介護保険の居宅療養管理指導の場合 他のサービス提供時間と重なる場合があるので 担当の介護支援専門員と打合せをしておくと良いでしょう せっかく訪問しても デイサービスに出ていて患者さんが留守だったということもあり得るからです これらの情報を踏まえて 薬学的管理指導計画を立てます 実際に訪問して行けば 様々な視点から薬学管理指導が見えてきますが 初めての場合は コンプライアンスの確認や薬の効果 副作用の確認程度から始めます 徐々に疾患や生活状況により薬学的管理指導の視点が変わっていきますので その都度対応する事が大切です 6

60 ( スライド 7: 訪問計画 を作成する際のポイント ) 訪問計画を作成する際のポイントについてお話いたします 初回訪問時に残薬や併用薬の確認をします この残薬確認で患者さんの生活状況が見えることが多いです 例えば 朝食後の薬はしっかり服用しているが 昼食後の分は残薬が多い この場合は 昼食は食べない事が多く 薬も服用していないのではないか など 薬局窓口だけでは見えにくい部分が見えてくる場合があります 服薬状況が悪い場合 一包化や服薬カレンダーの作成などを検討します 先ほど話したように 食事が不規則であるなら 医師と相談して 1 日 3 回の処方を 1 日 2 回に変更するなど 患者さんに合わせた改善策を検討します そして その改善策に基づき調剤方法を確定します また 使用している薬の理解度 ( アドヒアランス ) を確認 向上させることも大切です 当たり前ですが 訪問時 薬効や副作用のチェックは毎回必要です その際には 体調チェックフローチャートを利用して 食事や排泄 睡眠 運動 認知機能からアプローチする事により 薬効や副作用のアセスメントにつながります このあたりは 訪問計画にしっかりと入れ込んでおきましょう 7

61 ( スライド 8: 訪問の流れその 2( 患者宅にて )) 患者さんのお宅へ訪問して行う仕事の具体的な内容はスライドに示した通りです 残薬の状況 保管状況 併用薬の確認をしっかり行った上で 薬効や副作用のチェックを行います 食事や排泄 睡眠 運動 認知機能などの確認を 何気ない世間話から把握して行き 薬の影響をアセスメントしていきます ただし 薬の影響を把握する方法に一定のルールがあるわけではありません 体調チェックフローチャートなどを参考に 自分なりの進め方を作り上げて行くことが大切です 可能であれば トイレや浴室 洗面 食卓など生活の動線も把握しておくと薬のアセスメントに役立ちます そして 収集した情報 アセスメントの結果を基に薬学的管理指導を行います 8

62 ( スライド 9: 患者さん宅で必ず確認すること ) 患者さんのお宅では 初回訪問時にまず介護保険被保険者証を確認します 介護保険被保険者証を確認する事により 介護認定の有無 認定されていれば要介護度 認定期間 担当の居宅介護支援事業所名が分かります 介護保険の認定を受けている場合は 介護保険の居宅療養管理指導になり 医療保険ではなく介護保険への請求になります また 重要事項の説明と契約が必要になります 重要事項の説明の後 重要事項説明書と契約書に署名または捺印してもらい 双方で保管します 介護保険の利用者は 例えば訪問介護など ほかの事業所とも同様に重要事項説明書と契約書に署名または捺印をしていますので 薬剤師の場合も必要である事をしっかり伝えればスムースに契約できると思います 一方 多職種連携の観点から 担当の介護支援専門員にも 居宅療養管理指導で訪問する旨を伝え 介護支援計画に 薬剤師が居宅療養管理指導を行っていることを記載してもらいましょう これによって 他職種に薬剤師の存在を分かってもらうこともできるほか サービス時間のバッティングなどを防ぐことも出来ます また 介護支援専門員には 居宅療養管理指導は 区分支給限度額に含まれないことを再確認をしておいた方が良いでしょう 患者さんが介護認定を受けていない場合は 医療保険での請求になります 医療保険の場合 重要事項説明書や契約書を用いての同意が要求されているわけではありませんが 十分な説明に心がけるべきと思います 9

63 ( スライド 10: 介護保険被保険者証について ) 介護保険について 一つご説明いたします ご存知のとおり 介護保険は 65 歳以上であれば第 1 号被保険者として 住民票のある市町村が保険者となり 介護保険が利用できます 一方 40~64 歳で医療保険に加入している人は 第 2 号被保険者 になります 第 2 号被保険者の場合 別途定められた特定疾病に該当すれば 介護保険を利用できます しかし 生活保護など 医療保険に加入していない 40~64 歳の人は 第 2 号被保険者に該当しません この場合 市町村によってどのような取扱いを行うかが異なっていますので 分からない場合は 市町村の介護保険担当課で確認しましょう 10

64 ( スライド11: 介護保険被保険者証 ) このスライドには 介護保険被保険者証を示しています 丸で囲ってある部分が 介護保険被保険者証を見る際のポイントです まずは青い丸 これは 保険者番号と被保険者番号です 次の赤い丸が一番重要な部分です この欄が空欄であれば 介護保険を利用するための認定が行われていないことになります ただし 要介護認定の申請中の場合も有りますので 本人または家族への確認が必要です 介護保険では 要介護認定の申請中の場合 申請日にさかのぼって要介護認定が有効になります そのため 申請中の場合には注意が必要です また 認定の有効期間が切れている場合は無効ですので 有効期間の確認も重要です 要支援 1 や要支援 2 の場合は 介護予防給付になりますので そのあたりにも注意が必要です 緑の の部分は 居宅介護支援事業者の記載で 担当の介護支援専門員が所属している事業所が記載されています 薬剤師が行う居宅療療養管理指導は区分支給限度額には含まれませんが 多職種連携の観点から 担当の介護支援専門員にも 居宅療養管理指導で訪問する旨を伝えて 介護支援計画に 薬剤師が居宅療養管理指導を行っていることを記載してもらいましょう これによって 他職種に薬剤師の存在を分かってもらうこともできるほか サービス時間のバッティングなどを防ぐことも出来ます なお 介護保険被保険者証は保険者によって色は違いますが 様式は全国共通です 11

65 ( スライド 12: 訪問の流れその 3( 報告 記録 )) このスライドでは 訪問した後の報告と記録について説明します 患者さんのお宅を訪問した後 薬剤師は 患者さんのお宅で実施した薬歴管理 服用指導 薬剤服用状況及び薬剤保管状況の確認等の薬学的管理指導の内容や 医師等に伝えるべき薬剤師としてのアセスメント事項などの要点を 居宅療養管理指導の指示を行った医師等に報告します これにより 医師 歯科医師と薬剤師との情報交換が出来るわけです 急を要する場合は 医師 歯科医師に電話や直接面会で対応しますが 通常は文書にて行います また 介護保険対象者の場合は 介護支援専門員にも状況を報告します その他 多職種連携の観点から 関わっている多職種と必要に応じて情報を共有する事が大切です 12

66 最後に 訪問後は 薬歴に指導記録をすることも忘れずに行って下さい この事は 通常の薬局窓口での服薬指導と同じですが スライド その 3 準備 でご説明したとおり 介護保険では医療保険に比べ 算定に必要な記載事項が多くなっていますので注意が必要です 13

67 以上をまとめますと 訪問指示は医師や歯科医師から来るのを只待つだけではなく 薬局や介護支援専門員 看護師から提案されスタートするケースも有ります ですから日頃から医師ばかりではなく 介護支援専門員や看護師などとも情報を共有し 連携していく 多職種連携 が大切であることが言えます 14

68 在宅服薬支援マニュアルその 5 算定要件 このパートでは 算定要件および保険請求についての注意点等を説明させていただきます 1

69 居宅療養管理指導費及び在宅患者訪問薬剤管理指導料は次のとおりです ( 表のとおり )

70 訪問の指示を受けた場合 医療保険と介護保険どちらへの請求なのか ということを確認する必要があります 訪問した際には 必ず介護保険被保険者証を確認しましょう 要支援 1~2 また要介護 1~5 の介護度の記載があれば 介護保険への請求となります 要介護度が空欄であれば医療保険への請求となります

71 このスライドは 介護保険被保険者証です 介護保険被保険者証で見るチェックポイントを丸で囲っています まずは青い丸について これは 保険者番号と被保険者番号です 一番のポイントは 赤い丸の部分です この欄が空欄であれば 介護認定は認定されていません 但し 要介護認定申請中の場合もありますので 本人または家族にご確認下さい 介護保険では 要介護認定の申請をしていれば 要介護認定後に申請した日にさかのぼって要介護認定が有効になります そのため 申請中の場合は注意が必要です また 認定の有効期間が切れている場合は無効ですので その点も確認が必要です また 要支援 1 2 の場合は 介護予防給付になります また 緑の丸の部分は 居宅支援事業者に関する記載で 担当の介護支援専門員の事業所を示しています 介護保険では 居宅療療養管理指導は区分支給限度外ではありますが 該当の居宅支援事業所に連絡をとり 居宅療養管理指導として介護支援計画に計画をしてもらいましょう なお 介護保険被保険者証は保険者によって色は違いますが 様式は全国共通です 4

72 訪問薬剤管理指導料の算定はこの通りで 全て医療保険に請求します

73 訪問の対象患者が要支援 1~2 要介護 1~5 に該当する場合 居宅療養管理指導費 ( 要支援は介護予防居宅療養管理指導費 以下同 ) は 介護保険に請求します スライドの黄色い枠の部分が介護保険への請求となります 一方で 在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料や調剤基本料 調剤料 薬剤料などは医療保険へ請求します 留意点があります 介護保険の居宅療養管理指導費及び医療保険の在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定する患者においては 長期投薬情報提供料 外来服薬支援料 服薬情報等提供料は算定できません 加えて 介護保険の居宅療養管理指導費及び医療保険の在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定する患者においては 原則 薬剤服用歴管理指導料も算定はできませんが 当該患者の薬学的管理指導計画に係る疾病とは別の疾病や負傷に係る臨時処方せんを調剤した場合においては 介護保険の居宅療養管理指導費及び医療保険の在宅患者訪問薬剤管理指導料に替えて 薬剤服用歴管理指導料を算定することができます ( スライド 11 参照 )

74 ( スライドのとおり説明 )

75 高齢者向け住宅 施設入居者への訪問の考え方を整理したものがこちらの表です ( 本スライド及び次のスライドの表を説明 ) いくつか留意点があります 2 特別養護老人ホームに入居中の方が末期の悪性腫瘍の場合は医療保険で訪問薬剤管理指導が算定できます 3 ケアハウスと呼ばれる軽費老人ホームは 入居者が 50 名以上の場合は軽費老人ホーム A 型と言って 医師の配置が必要となるため 在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定出来ません の場合は 居宅療養管理指導費とともに 医療保険の在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料 ( 及び麻薬指導加算 ) 在宅患者緊急時等共同指導料 ( 及び麻薬管理指導加算 ) は算定できます

76 ( 前スライドの続き )

77 高齢者向け住宅 施設への訪問の考え方をまとめると このようになります 患者さんが 医師もしくは薬剤師の配置が義務付けられている病院 診療所 施設等に入院または入所している場合やすでに他の保険医療機関もしくは保険薬局の薬剤師が訪問薬剤管理指導を行っている場合は算定することは出来ません

78 ( スライドのとおり説明 ) 11

79 平成 26 年度は 消費税対応の介護報酬改定が行われ 単位数が変更されました 一部負担金の計算について説明します 医療保険での患者の一部負担金の取扱いは 10 円未満の単位は四捨五入となっていますが 介護保険の利用負担額については 1 円未満の端数は切り捨てとされています ( スライドを説明 )

80 13

81

82

83

84

85

86

87

88

89 22

90 23

91 24

92

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み) 平成 29 年度に実施した個別指導において保険薬局に改善を求めた主な指摘事項 東海北陸厚生局 目次 Ⅰ 調剤全般に関する事項 1 処方せんの取扱い 1 2 処方内容に関する薬学的確認 1 3 調剤 1 4 調剤済処方せんの取扱い 1 5 調剤録等の取扱い 2 Ⅱ 調剤技術料に関する事項 1 調剤料 2 2 一包化加算 2 3 自家製剤加算 2 Ⅲ 薬剤管理料に関する事項 1 薬剤服用歴管理指導料 2

More information

平成26年8月19日 手稲区在宅ケア連絡会 薬剤師から見た在宅医療の実際 社 札幌薬剤師会 北日本調剤株式会社 明日風薬局 市川 真知子 在宅医療における薬剤に関する問題点 高齢者が多い在宅医療における特性 問題点 加齢による合併症とそれに伴う多剤併用傾向 重複投薬相互作用の リスク増大 視覚 嚥下能力等の身体機能の低下に起因する服薬管理の服薬方法 の適切な支援 腎 肝機能の低下や体成分組成の変化に伴う体内薬物動態の変動や

More information

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A

厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 Q1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 Q&A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A 厚生労働省による 平成 30 年度介護報酬改定に関する &A(Vol.1) に対する 八王子介護支援専門員連絡協議会からの質問内容と八王子市からの回答 1 訪問看護ステーションによるリハビリのみの提供の場合の考え方について厚労省 &A(Vol.1) での該当項目問 21 問 22 問 23 A1 訪問看護ステーションの理学療法士等がリハビリを提供しているケースについては 訪問看護計画作成にあたり 訪問看護サービスの利用開始時及び利用者の状態の変化等に合わせ

More information

<4D F736F F F696E74202D202888F38DFC AB38ED28FEE95F182CC8BA4974C82C98AD682B782E B D B2E >

<4D F736F F F696E74202D202888F38DFC AB38ED28FEE95F182CC8BA4974C82C98AD682B782E B D B2E > // 広島県地域保健対策協議会医薬品の適正使用検討特別委員会講演会 患者情報の共有に関するアンケート ( 平成 年 月 ~ 月実施 ) 薬剤師 /,0 医師 / 歯科医師 0/ 看護師 / ( 訪問看護ステーション ) 薬剤師 Ⅰ- 薬剤師 Ⅰ- 医師 歯科医師と共有すると有用な情報は? 医師 歯科医師と共有することができるとしたら, 副作用の早期発見や未然防止, 医薬品の適正使用のために有用なのは?

More information

< F2D D8791CC817995D28F578CE B38CEB94BD8966>

< F2D D8791CC817995D28F578CE B38CEB94BD8966> 2 介護予防支援関係 1 委託について ( 問 1) 地域包括支援センターは 担当区域外 ( 例えば 別の市町村 ) の居宅介護支援事業所に 新予防給付のマネジメントを委託することができるのか 利用者が地域包括支援センターの担当区域外の居宅介護支援事業所を選択する場合もあることから 地域包括支援センターは 担当区域外の居宅介護支援事業所にもマネジメントを委託することができる ( 問 2) 新予防給付のマネジメントを委託する場合の委託費用は介護予防サービス計画費のどの程度の割合とするべきか

More information

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予防ケアマネジメント 総合相談 支援 権利擁護 虐待早期発見 防止 地域の介護支援専門員などの支援 被保険者 65 歳以上の人 ( 第

More information

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」 社会の理解 5 地方自治法に基づく法的な権利のうち, 市町村の区域内に住所があれば日 本国民でなくても有する権利として, 適切なものを 1つ選びなさい 1 市町村からサービスを受ける権利 2 市町村の選挙に参加する権利 3 市町村の条例の制定を請求する権利 4 市町村の事務の監査を請求する権利 5 市町村議会の解散を請求する権利 6 日本の人口に関する次の記述のうち, 適切なものを 1 つ選びなさい

More information

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る

3 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関 ( 正当な理由を有する400 床未満の病院及び診療所を除く なお 400 床未満の病院にあっては 平成 27 年度末までに限る 保発 0305 第 2 号平成 26 年 3 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局長 都道府県知事 殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 医療費の内容の分かる領収証及び個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の交付について 標記については 保険医療機関及び保険医療養担当規則等の一部を改正する省令 ( 平成 26 年厚生労働省令第 17 号 ) 及び高齢者の医療の確保に関する法律の規定による療養の給付等の取扱い及び担当に関する基準及び高齢者の医療の確保に関する法律の規定による療養の給付等の取扱い及び担当に関する基準の一部を改正する件の一部を改正する告示

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 30 年介護保険制度改定に関する 基本報酬と加算の解説 対象サービス : 居宅介護支援 日時 :2018 年 2 月 21 日 ( 水 )10:00~11:00 場所 : 江戸川区総合文化センター会議室 日時 :2018 年 2 月 26 日 ( 月 )10:00~11:00 場所 : 神戸産業振興センター会議室 :901 1 平成 30 年介護保険制度改定に関する 基本報酬と加算の解説 ~

More information

< F2D8F4390B DDD91EE88E397C3>

< F2D8F4390B DDD91EE88E397C3> 在宅医療連携薬局連絡会訪問薬剤管理指導マニュアル 訪問薬剤管理指導 はじめの一歩( 案 ) 1. はじめに下記の内容が想定される 訪問薬剤管理指導 の流れと手順です 但し 訪問薬剤管理指導 は 処方箋を持って来局されて薬局内での調剤を行う場合とは違い 患者情報や 時間的余裕がなく 始まるケースも多々あります 医師からの患者情報や 患者 家族からの情報も少なく 訪問薬剤管理指導 が開始されることを想定し

More information

<4D F736F F F696E74202D208E7396F22096F296F298418C6782C982C282A282C448502E B8CDD8AB B83685D>

<4D F736F F F696E74202D208E7396F22096F296F298418C6782C982C282A282C448502E B8CDD8AB B83685D> 薬薬連携について 薬薬連携の意義 目的 方法 薬薬連携とは 薬局薬剤師と病院薬剤師が連携すること 目的は 患者さんにより安心で継続した薬物療法を提供するため どのようにして お薬手帳 と 薬剤適正使用のための施設間情報連絡書 ( 以下 施設間情報連絡書 ) を用いて行う 施設間情報連絡書 薬剤師が他の施設の 薬剤師へ情報を提供し 円滑な連携を図っていく上 では 統一した書式を作成 し 活用することが望ましい

More information

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc

Microsoft Word - Q&A(訪問リハ).doc Q&A( 訪問リハビリテーション 介護予防訪問リハビリテーション ) ( 目次 ) 運営基準 1 別の医療機関の医師からの情報提供に基づく実施 2 老健施設が行う訪問リハ 3 リハビリテーション実施計画書 報酬 1 医療保険の訪問看護との関係 2 入院患者の外泊中のサービス提供 3 短期集中リハビリテーション実施加算 4 短期集中リハビリテーション実施加算 5 短期集中リハビリテーション実施加算 6

More information

在宅医療の現状と課題

在宅医療の現状と課題 山本委員提出資料 在宅医療における 薬剤師の役割と課題 日本薬剤師会副会長山本信夫 1 在宅医療における薬剤師の役割 課題 取り組み 役割 処方せんに基づき患者の状態に応じた調剤 ( 一包化 懸濁法 麻薬 無菌調剤 ) 患者宅への医薬品 衛生材料の供給薬歴管理 ( 薬の飲み合わせの確認 ) 服薬の説明 ( 服薬方法や効果等の説明 服薬指導 支援 ) 服薬状況と保管状況の確認 ( 服薬方法の改善 服薬カレンダー等による服薬管理

More information

スライド 1

スライド 1 社保審 - 介護給付費分科会 第 82 回 (H23.10.17) 資料 1-6 居宅療養管理指導の基準 報酬について 居宅療養管理指導費の現状について 居宅療養管理指導費の費用額は 約 443 億円 ( 平成 22 年度 ) 図. 算定単位数の割合 要支援 1 3% 要介護 5 22% 要介護 4 19% 要介護 3 19% 要支援 2 4% 要介護 1 14% 要介護 2 19% イ医師又は歯科医師が行う場合

More information

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔 介護サービス事業に係る事務手続 書類等の見直しについて 厚生労働省からの各基準 通知等の改正内容 ( 新旧対照表 ) は神戸市ホームページ 神戸ケアネット 国等からの通知 文 (http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/carenet/hiroba/tsuchi-index.html) を参照すること リハビリテーション 個別機能訓練関係 1. リハビリテーションマネジメント加算

More information

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63>

<4D F736F F D C605F937393B9957B8CA781418E7392AC91BA81418AD68C CC816A C95DB8C9289DB2E646F63> 各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省老健局老人保健課ほか 介護保険最新情報 今回の内容 平成 24 年度介護報酬改定に関する Q&A(vol.3) ( 平成 24 年 4 月 25 日 ) について 計 8 枚 ( 本紙を除く ) Vol.284 平成 24 年 4 月 25 日 厚生労働省老健局老人保健課ほか 貴関係諸団体に速やかに送信いただきますようよろしくお願いいたします

More information

スライド 1

スライド 1 平成 30 年度 居宅療養管理指導に係る研修会 福岡県医師会 常任理事桑野恭行 主治医意見書を書く 訪問看護指示書を書く 訪問リハビリテーション指示書を書く 居宅療養管理指導を行う 介護サービス事業者 自治体などへの診療情報提供書を書く 介護認定審査会認定審査員 東京都医師会 かかりつけ医機能ハンドブック 2009 より 本日の説明内容 基本方針 居宅療養管理指導の基本方針は 要介護状態となった場合においても

More information

居宅介護支援事業者向け説明会

居宅介護支援事業者向け説明会 介護予防ケアマネジメントの類型 介護予防サービス計画 ( 現行プラン ) ケアマネジメント A ( 原則的プラン ) ケアマネジメント B ( 簡略化プラン ) ケアマネジメント C ( 初回のみプラン ) 予防給付のみ予防給付と総合事業 総合事業のみ総合事業のみ総合事業のみ 介護予防サービス 介護予防サービスに相当事業 訪問型 (A B C) 通所型 (A B C) 一般介護予防事業を組みあわせて使う場合

More information

<4D F736F F D20CADFCCDEBAD D9595B68E9A816A8AEC91BD95FB8E735F5F91E682558AFA89EE8CEC95DB8CAF8E968BC68C7689E >

<4D F736F F D20CADFCCDEBAD D9595B68E9A816A8AEC91BD95FB8E735F5F91E682558AFA89EE8CEC95DB8CAF8E968BC68C7689E > 第 3 章 計画の基本理念等と 重点的な取り組み 第 3 章計画の基本的な考え方 第 3 章計画の基本的な考え方 1 計画の基本理念 地域包括ケアシステムの構築高齢者が住み慣れた地域で可能な限り継続して生活できるよう 個々の高齢者の状態やその変化に応じ 医療 介護 予防 住まい 生活支援が一体的かつ継続的に提供できる体制を構築します 病院 急性期 回復期 慢性期 病気になったら 医療 介護が必要になったら

More information

により算定する ただし 処方せんの受付回 数が 1 月に 600 回以下の保険薬局を除く により算定する 注の削除 注 4 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合 ( 削除 ) しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険薬局において調剤した場合には 基準調剤加算として所定点数に32 点を加算する

により算定する ただし 処方せんの受付回 数が 1 月に 600 回以下の保険薬局を除く により算定する 注の削除 注 4 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合 ( 削除 ) しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険薬局において調剤した場合には 基準調剤加算として所定点数に32 点を加算する 3 調剤報酬点数表 項目現行改正案 第 1 節 調剤技術料 00 調剤基本料 ( 処方箋の受付 1 回 につき ) 項目の見直し 1 調剤基本料 1 41 点 1 調剤基本料 1 41 点 2 調剤基本料 2 25 点 2 調剤基本料 2 25 点 3 調剤基本料 3 20 点 3 調剤基本料 3 4 調剤基本料 4 31 点 イ 同一グループの保険薬局 ( 財務上又は営業 5 調剤基本料 5 19

More information

1 堺市短期集中通所サービス委託契約について ( 堺市介護予防 日常生活支援総合事業 ) 堺市健康福祉局長寿社会部 地域包括ケア推進課 ( 平成 30 年 3 月作成 ) 目 次 1 堺市短期集中通所サービスの概要 1 2 委託契約の手続きについて 4 3 参考資料 契約 マニュアル関係 1 委託要件確認書 2 堺市短期集中サービス実施予定事業所一覧 3 短期集中通所サービ実施マニュアル 4 堺市短期集中通所サービス運営業務仕様書

More information

に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ

に 正当な理由がない限り無償で交付しなければならないものであるとともに 交付が義務付けられている領収証は 指定訪問看護の費用額算定表における訪問看護基本療養費 訪問看護管理療養費 訪問看護情報提供療養費及び訪問看護ターミナルケア療養費の別に金額の内訳の分かるものとし 別紙様式 4を標準とするものであ 保発 0 3 0 5 第 2 号 平成 3 0 年 3 月 5 日 地方厚生 ( 支 ) 局長 都道府県知事 殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 医療費の内容の分かる領収証及び個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書の交付について 標記については 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付費等の請求を行うこと ( 以下 レセプト電子請求 という ) が義務付けられた保険医療機関及び保険薬局において

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 平成 27 年度介護報酬改定の概要 ( リハビリテーション関連 ) 詳細情報の収集や正確な解釈にあたっては 必ず厚生労働省が公開する資料等を参照ください 第 113 回 114 回 115 回 119 回社会保障審議会介護給付費分科会資料を参考に作成 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000063844.html http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000065063.html

More information

居宅介護支援 契約時の説明について問 131 今回の改正により 利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等を説明することを義務づけ それに違反した場合は報酬が

居宅介護支援 契約時の説明について問 131 今回の改正により 利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等を説明することを義務づけ それに違反した場合は報酬が 居宅介護支援 契約時の説明について問 131 今回の改正により 利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため 利用者やその家族に対して 利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス事業所について 複数の事業所の紹介を求めることが可能であること等を説明することを義務づけ それに違反した場合は報酬が減額されるが 平成 30 年 4 月以前に指定居宅介護支援事業者と契約を結んでいる利用者に対しては どのように取り扱うのか

More information

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63> 浜松市障害者入院時コミュニケーション支援事業実施要綱 ( 目的 ) 第 1 条 この要綱は 意思疎通を図ることが困難な障害者が医療機関に入院したとき 当該障害者が当該医療機関に派遣されるコミュニケーション支援員を介して 医療従事者との意思疎通を図り 円滑な医療行為を受けることができるよう支援することを目的として実施する浜松市障害者 入院時コミュニケーション支援事業 ( 以下 本事業 という ) について

More information

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8 1 高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8期 第9期 資料 実績値は住民基本台帳 各年9月末 2017年以降の推計値は 性別 1歳別のコーホート変化率法による

More information

介護福祉施設サービス

介護福祉施設サービス 主治医意見書作成料等請求書記載方法等 主治医意見書作成料等請求書記載方法 主治医意見書の費用区分の例 主治医意見書記載に係る対価 区分における施設の定義 主治医意見書作成料等請求書記載方法 主治医意見書作成料等請求書 ( 以下 請求書 という ) の記載方法等については以下のとおりとする 基本的事項 請求書は 被保険者ごとに作成するものとし 意見書を作成した日の属する月分を 意見書を作成 した日の属する月の翌月

More information

計画の今後の方向性

計画の今後の方向性 第 3 章計画の基本理念及び基本目標 19 1 計画の基本理念 すべての高齢者が人としての尊厳をもって 住み慣れた家庭や地域で生き生きと自分らしい生活が送れる 活力ある 健康長寿のまち の実現 新座市は 昭和 40 年代以降 首都近郊のベッドタウンとして 働き盛り世代の流入により急速に都市化が進展してきました そしていま 人口の高齢化が急速に進展していく中 定年退職等によって多くの団塊世代が地域社会に戻ってきています

More information

後発医薬品への変更調剤について

後発医薬品への変更調剤について 後発医薬品への変更調剤 について 平成 24 年 4 月日本薬剤師会 報告事例 1 変更調剤 平成 21 年 年報 ( 平成 22 年 10 月 5 日公表 ) より 報告事例 1 変更調剤 平成 21 年 年報 ( 平成 22 年 10 月 5 日公表 ) より 背景 要因 これまで何ヶ月も後発医薬品で調剤しており 本人が後発医薬品を強く希望していたこともあって 処方箋が後発医薬品変更可となっているかをあまり確認せず

More information

<4D F736F F F696E74202D208EFC926D C E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

<4D F736F F F696E74202D208EFC926D C E B93C782DD8EE682E890EA97705D> 平成 24 年 4 月から 介護職員等による喀痰吸引等 ( たんの吸引 経管栄養 ) についての制度がはじまります ~ 介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律 ( 平成 23 年法律第 72 号 ) の施行関係 ~ 平成 23 年 11 月 厚生労働省 たんの吸引等の制度 ( いつから始まりますか ) 平成 24 年 4 月から 社会福祉士及び介護福祉士法 ( 昭和 62 年法律第

More information

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン 通所リハビリテーション 基本報酬の見直し 例 要介護 3の場合 通常規模型 変更前 変更後 3 時間以上 4 時間未満 596 単位 / 回 3 時間以上 4 時間未満 596 単位 / 回 4 時間以上 6 時間未満 772 単位 / 回 4 時間以上 5 時間未満 681 単位 / 回 6 時間以上 8 時間未満 1022 単位 / 回 5 時間以上 6 時間未満 799 単位 / 回 6 時間以上

More information

暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省

暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省 暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省介護制 度改革本部通知 ) によるもののほか 以下の取扱いとする 1 用語の定義 ⑴ この取扱いにおいて

More information

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を 資料 3-1 介護予防 日常生活支援総合事業の実施について 1 介護予防 日常生活支援総合事業の概要団塊の世代が75 歳以上となる2025 年に向けて 単身高齢者世帯や高齢者夫婦のみ世帯 認知症高齢者の増加が予想される中で 介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けることができるようにするため 介護だけではなく 医療や予防 生活支援 住まいを包括的に提供する地域包括ケアシステムの構築が求められております

More information

( ) 要介護1 5の人が利用できるサービスです 自宅でリハビリを受けたい 訪問リハビリテーション 介護保険で利用できるサービス 介護サービス 在宅サービス 理学療法士や作業療法士 言語聴覚士が居宅を 訪問し リハビリテーションを行います 在宅サービスには 居宅を訪問してもらう訪問系サービスや施設に通って受ける通所系サー ビスなどがあります サービスは組み合わせて利用することができます 変わりました

More information

Microsoft PowerPoint - 【厚労省】説明資料_ pptx

Microsoft PowerPoint - 【厚労省】説明資料_ pptx 診療報酬 ( 調剤技術料 ) 平成 29 年 11 月 16 日 ( 木 ) 厚生労働省保険局 調剤技術料の評価内容と患者メリット 医師が患者に処 箋を交付し 薬局の薬剤師がその処 箋に基づき調剤を い 医師と薬剤師が独 した 場で業務を分担し 薬物療法の有効性及び安全性の向上を通じ 国 医療の質的向上を図る 薬局の薬剤師は 患者の薬歴管理を い 重複投薬 相互作 の有無を確認し 患者に適した薬となるよう医師と調整するとともに

More information

第 6 章 医療提供体制の整備 第 1 節安全 安心な医療の提供 1 医療の安全確保 1 現状と課題 (1) 医療安全相談体制等 現 状 課 題 県庁に 医療安全支援センター を設置するとともに 保健所に医療安全相談窓口を設置し 患者 家族等からの苦情 相談への対応や相談内容等の医療機関への情報提 医療提供者と受療者間の問題解決が円滑に行えるよう 医療安全支援センターや医療安全相談窓口において 適切な相談対応や助言

More information

平成 30 年度調剤報酬改定に係る 都薬によくある問い合わせ ( 平成 28 年 ) 調剤基本料 1 ( 平成 30 年 ) 調剤基本料 1 の場合は提出不要 様式 87 の 3 地域支援体制加算の施設基準に係る届出書添付書類 2 麻薬小売業者免許証の番号 ( 届出する全薬局 ) 該当番号を記載 3

平成 30 年度調剤報酬改定に係る 都薬によくある問い合わせ ( 平成 28 年 ) 調剤基本料 1 ( 平成 30 年 ) 調剤基本料 1 の場合は提出不要 様式 87 の 3 地域支援体制加算の施設基準に係る届出書添付書類 2 麻薬小売業者免許証の番号 ( 届出する全薬局 ) 該当番号を記載 3 至急事務連絡 地区薬剤師会医療保険担当役員殿 平成 30 年 4 月 9 日 公益社団法人東京都薬剤師会 常務理事 山田純一 特掲診療料の施設基準に係る届出書の記載方法等について ( 追加連絡 ) 平素は当会の会務推進にご尽力賜り心より御礼申し上げます さて 今般の調剤報酬改定に伴い 標記届出に関する記載方法を平成 30 年 4 月 6 日付でご案内をしたところですが 本日 関東信越厚生局東京事務所より後発医薬品の調剤割合に関しまして追加連絡がありました

More information

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知) 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて ( 抄 )( 平成 12 年 3 月 3 日老企第 55 号 ) 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知 ) 別紙 17 傍線の部分は改正部分 新 1 ( 略 ) 2 訪問看護計画書等の記載要領 (1) 訪問看護計画書及び訪問看護報告書の様式は 別紙様式 1 及び別紙様式 2を標準として作成するものであること (2) 訪問看護計画書に関する事項 1

More information

サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス

サービス共通.xls サービス共通 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 質問等回答作成月 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス 介護予防 日常生活支援総合事業 の質問への回答 サービス共通項目 1 定款に追加する事業名については 介護予防 日常生活支援総合事業 でよいか? 訪問型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号訪問事業 若しくは帯広市独自のサービス名称 訪問介護サービス てだすけサービス つながりサービス 通所型サービスを実施する場合は 介護保険法に規定する第 1 号通所事業 若しくは帯広市独自のサービス名称

More information

医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の

医科診療報酬点数表関係 別添 1 在宅患者支援療養病床初期加算 在宅患者支援病床初期加算 問 1 療養病棟入院基本料の注 6の在宅患者支援療養病床初期加算及び地域包括ケア病棟入院料の注 5の在宅患者支援病床初期加算の算定要件に 人生の最終段階における医療 ケアの決定プロセスに関するガイドライン 等の 事務連絡 平成 30 年 4 月 25 日 地方厚生 ( 支 ) 局医療課都道府県民生主管部 ( 局 ) 国民健康保険主管課 ( 部 ) 都道府県後期高齢者医療主管部 ( 局 ) 後期高齢者医療主管課 ( 部 ) 御中 厚生労働省保険局医療課 疑義解釈資料の送付について ( その 3) 診療報酬の算定方法の一部を改正する件 ( 平成 30 年厚生労働省告示第 43 号 ) 等については 診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 利用者情報の登録 (1) 利用者の新規登録を行う 1 メインメニューから 利用者情報 をクリックします 2 新規利用者受付 をクリックし 受付情報を開きます 3 受付情報 入力項目 氏名 必須 ふりがな 性別 生年月日 ID 郵便番号 住所 必須 電話番号 携帯電話番号 職業 必須 主保険情報 登録事業所 必須 依頼元 必須 連絡事項 [ID] 利用者の番号管理などを行っている場合にご使用ください

More information

居宅介護 ( 介護予防 ) サービス計画計画の自己作成の手引手引き 平成 27 年 12 月 健康部介護保険課 Ⅰ 趣旨 要介護認定を受けた方は 居宅介護支援事業所を選んで どのようなサービスが必要か相談し ケアマネジャーに居宅介護 ( 介護予防 ) サービス計画 ( ケアプラン ) を作ってもらい

居宅介護 ( 介護予防 ) サービス計画計画の自己作成の手引手引き 平成 27 年 12 月 健康部介護保険課 Ⅰ 趣旨 要介護認定を受けた方は 居宅介護支援事業所を選んで どのようなサービスが必要か相談し ケアマネジャーに居宅介護 ( 介護予防 ) サービス計画 ( ケアプラン ) を作ってもらい 居宅介護 ( 介護予防 ) サービス計画計画の自己作成の手引手引き 平成 27 年 12 月 健康部介護保険課 Ⅰ 趣旨 要介護認定を受けた方は 居宅介護支援事業所を選んで どのようなサービスが必要か相談し ケアマネジャーに居宅介護 ( 介護予防 ) サービス計画 ( ケアプラン ) を作ってもらいます また 利用者自身やその家族で居宅介護 ( 介護予防 ) サービス計画を作成することもできます この手引きでは

More information

骨粗しょう症調査

骨粗しょう症調査 2012 年 11 月 13 日 ファイザー株式会社 処方薬の飲み残しに関する意識 実態調査 参考資料 Ⅰ. 調査設計 Ⅱ. 調査結果のまとめ Ⅰ. 調査設計 1. 調査の目的 平成 24 年春の診療報酬改定において による 残薬の確認 が新たに算定要件として加えられてから 半年以上が経過 約 500 億円分ともいわれる飲み忘れ等による薬の無駄をなくし医療費削減に繋げることを目的に導入されたこの 残薬の確認

More information

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後 資料 4 介護保険の第 6 期計画 ( 平成 27 年 ~29 年度 ) 及び平成 37 年 (2025 年 ) における第一号保険料及びサービス見込み量について 平成 27 年 8 月 3 日 ( 月 ) 厚生労働省老健局 地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 患者のための薬局ビジョン 参考資料 昭和 45 年 47 年 49 年 51 年 53 年 55 年 57 年 59 年 61 年 63 年 平成 2 年 4 年 6 年 8 年 10 年 12 年 14 年 16 年 18 年 20 年 22 年 24 年 26 年 医薬分業率の年次推移 本文 の p2 患者のための薬局ビジョンの主な該当ページ 80.0 70.0 処方箋発行枚数 百万枚 医薬分業率

More information

Microsoft Word 短期サービス契約書

Microsoft Word 短期サービス契約書 ユニット型 指定短期入所生活介護 サービス契約書 特別養護老人ホーム愛の園 ( 以下 利用者 という ) とユニット型指定短期入所生活介護事業所社会福祉法人神愛会愛の園 ( 以下 事業者 という ) は 利用者が 居室および共用施設等を使用し生活するとともに 事業者から提供される指定短期入所生活介護サービス等を受け それに対する利用料金を支払うことについて 次のとおり契約を締結します 第 1 条 (

More information

スライド 1

スライド 1 1 サービス事業者等集団指導 ( 平成 28 年 3 月 29 日 ) 資料 3 マイナンバーの記載のある 申請書等の取り扱いについて 坂井地区広域連合介護保険課 説明会の趣旨 1 個人番号の記載がある申請書等 利用者の個人情報保護 2 個人番号の記載がない申請書等 個人番号の記載により介護サービスの手続きができなかったり遅くなったりすることがないよう 利用者の手続きの支援 マイナンバー ( 個人番号

More information

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件 資料 1-1 地域医療構想 ( 案 ) に対する意見について 1 市町村からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意件数 5 件 (4 市 ) (4) 意見の内容 主な意見と県の回答 1 医療提供体制について 日常の医療 緊急時の医療 在宅医療体制の整備 特に周産期

More information

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱 熊取町地域生活支援事業に係る事業者の登録取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 平成 17 年法律第 123 号 以下 法 という ) に基づく 移動支援事業及び日中一時支援事業 ( 以下 事業 という ) を行う事業者 ( 以下 事業者 という ) の登録に関し必要な事項を定めるものとする ( 事業者の登録 ) 第 2 条事業者の登録は

More information

サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1)( 平成 30 年 3 月 23 日 ) ( 栄養関係抜粋 ) 居宅療養管理指導 介護予防居宅療養管理指導 単一建物居住者 1 2 回に分けて実施する場合等問 4 以下のような場合は 単一建物居住者 複数人に対して行う場合の居宅療養管理指導費を算定するのか 1 利用者の都合等により 単一建物居住者複数人に対して行う場合であっても 2 回に分けて居宅療養管理指導を行わなければならない場合

More information

( 選定提案 ) は 利用者に貸与しようと福祉用具の種目の候補が決まった後で 具体的な提案品目 ( 商品名 ) を検討する際に用いる つまり ( 選定提案 ) に記載されるのは 候補となる福祉用具を利用者に対して提案 説明を行う内容である 平成 30 年度の制度改正では 提案する種目 ( 付属品含む

( 選定提案 ) は 利用者に貸与しようと福祉用具の種目の候補が決まった後で 具体的な提案品目 ( 商品名 ) を検討する際に用いる つまり ( 選定提案 ) に記載されるのは 候補となる福祉用具を利用者に対して提案 説明を行う内容である 平成 30 年度の制度改正では 提案する種目 ( 付属品含む 第 5 章 様式の確定とガイドラインの作成 1. ふくせん福祉用具サービス計画書( 選定提案 ) の様式の確定第 2 章 ふくせん福祉用具サービス計画書 ( 選定提案 ) の様式の検討 第 3 章 ふくせん福祉用具サービス計画書 ( 選定提案 ) の検証 第 4 章 ふくせん福祉用具サービス計画書 ( 選定提案 ) の普及啓発を踏まえて ( 選定提案 ) の様式を確定した ふくせん福祉用具サービス計画書(

More information

<4D F736F F D208B8F91EE89EE8CEC93998C5F96F18F912E646F63>

<4D F736F F D208B8F91EE89EE8CEC93998C5F96F18F912E646F63> 障害福祉サービス ( 居宅介護等 ) 契約書 ( 以下 利用者 といいます ) と ( 以下 事業者 といいます ) は 事業者が利用者に対して行う居宅介護 重度訪問介護 行動援護又は移動 ( 外出 ) 支援 ( 以下 居宅介護等 といいます ) について 次のとおり契約します 第 1 条 ( 契約の目的 ) 事業者は 利用者に対し 障害者自立支援法令の趣旨にしたがって 利用者が可能な限りその居宅において

More information

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度 2 2.1 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 2.4.1 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度 介護保険制度とは 介護を必要とする方の増加などの問題へ対応するために平成 12 年 (2000 年 ) に施行された制度です

More information

<4D F736F F D208B8F91EE E838A E398C8E82DC82C >

<4D F736F F D208B8F91EE E838A E398C8E82DC82C > 介護支援専門員業務に関するチェックリスト H29 年 9 月 20 日年月日年月日 1 ケアマネジメントの開始 (20 項目 ) (1) 利用申込みとケアマネジメント開始の手続き 1 被保険者証の内容 ( 要介護度 有効期間 意見欄 給付制限 ) を確認していますか 2 利用申込者が要介護認定等を受けていない場合 申請の有無を確認していますか 要介護認定等の申請が行われていない場合 利用者の意向を確認し

More information

保険QA_ _第1章.indd

保険QA_ _第1章.indd 28 Q&A 目次 第 1 章調剤技術料 調剤基本料 Q1 Q23 平成 28 年度改定による変更点 Q1 Q4 2 処方せん受付, 受付回数 Q5 Q9 10 算定点数 Q10 Q12 14 妥結率 Q13 16 基準調剤加算 Q14 18 後発医薬品調剤体制加算 Q15 Q16 18 分割調剤 Q17 Q23 19 調剤料 Q24 Q112 平成 28 年度改定による変更点 Q24 31 内服薬

More information

認知症医療従事者等向け研修事業要領

認知症医療従事者等向け研修事業要領 認知症医療従事者等向けの研修に係る要領 26 福保高在第 954 号 平成 2 7 年 3 月 1 9 日 1 趣旨この要領は 東京都認知症疾患医療センター運営事業実施要綱 ( 平成 23 年 2 月 1 日付 22 福保高在第 536 号 )( 以下 実施要綱 という ) 第 6の1(3) 第 7の5(2) に基づき 地域拠点型認知症疾患医療センターが実施する研修に関して必要な事項を定めるものとする

More information

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が ( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者がやむを得ないと判断した場合には 被保険者証における氏名の表記方法を工夫しても差し支えない取扱いとなりましたので

More information

( 注意 ) 1 用紙の規格は 日本工業規格 A 列 4 番とする 2 1~3 の欄は 申請に係る疾病について医療を受けた者の氏名 性別 生 現住所及び電話番号を記入する 3 4~11 の欄は PMDA( 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 ) から障害児養育年金 障害年金の認定において疾病に係る医

( 注意 ) 1 用紙の規格は 日本工業規格 A 列 4 番とする 2 1~3 の欄は 申請に係る疾病について医療を受けた者の氏名 性別 生 現住所及び電話番号を記入する 3 4~11 の欄は PMDA( 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 ) から障害児養育年金 障害年金の認定において疾病に係る医 様式第 1 号 1 ふりがな氏名 救済給付申請書 (PMDA 既請求分 ) 男 女 2 生 年 月 日 3 現住所電話番号 電話番号 ( 自宅 ) ( 携帯 ) PMDA から障害児養育年金 障害年金の認定において疾病に係る医療の期間が示されている方のみ 4~11 も記入 4 世帯主氏名 5 受けた予防接種の種類 7 医療保険等の種類 9 医療を受けた医療機関の名称及び所在地 健保 国保その他 6

More information

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課 各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省老健局介護保険計画課 介護保険最新情報 今回の内容 介護給付費等の書面による請求に係る経過措置等の 周知について ( 依頼 ) 計 4 枚 ( 本紙を除く ) Vol.619 平成 30 年 2 月 2 日 厚生労働省老健局介護保険計画課 貴関係諸団体に速やかに送信いただきますようよろしくお願いいたします

More information

公的医療保険が対象とならない治療 投薬などの費用 ( 例 : 病院や診療所以外でのカウンセリング ) 精神疾患 精神障害と関係のない疾患の医療費 医療費の自己負担ア ) 世帯 ( 1) における家計の負担能力 障害の状態その他の事情をしん酌した額 ( しん酌した額が自立支援医療にかかった費用の 10

公的医療保険が対象とならない治療 投薬などの費用 ( 例 : 病院や診療所以外でのカウンセリング ) 精神疾患 精神障害と関係のない疾患の医療費 医療費の自己負担ア ) 世帯 ( 1) における家計の負担能力 障害の状態その他の事情をしん酌した額 ( しん酌した額が自立支援医療にかかった費用の 10 自立支援医療 ( 精神通院医療 ) について 自立支援医療 ( 精神通院医療 ) は 精神疾患 ( てんかんを含みます ) で 通院による精神医療を続ける必要がある病状の方に 通院のための医療費の自己負担を軽減するものです 対象となる方 医療費の軽減が受けられる医療の範囲 医療の自己負担 手続き 受給者証の有効期間 本制度で医療を受けられる医療機関や薬局について 対象となる方何らかの精神疾患 ( てんかんを含みます

More information

保険薬局の薬剤師による 在宅医療とは 急激に進む高齢化社会と相次ぐ医療 介護制度の改正により ご自宅や施設で医療を受ける患者様がますます増えてきています このような背景のもと 処方箋を受け付けた薬局の薬剤師が 調剤したお薬を持ってご自宅や施設に直接お伺いし お薬の服用方法を説明するものです この際に

保険薬局の薬剤師による 在宅医療とは 急激に進む高齢化社会と相次ぐ医療 介護制度の改正により ご自宅や施設で医療を受ける患者様がますます増えてきています このような背景のもと 処方箋を受け付けた薬局の薬剤師が 調剤したお薬を持ってご自宅や施設に直接お伺いし お薬の服用方法を説明するものです この際に 保険薬局の薬剤師による 在宅医療のご案内 健康と笑顔薬でサポート あなたの身近にかかりつけ薬局 株式会社ファルマ 弘前調剤センター 藤代薬局 ファルマ浪岡薬局 黒石薬局 ファルマ一ツ谷薬局 保険薬局の薬剤師による 在宅医療とは 急激に進む高齢化社会と相次ぐ医療 介護制度の改正により ご自宅や施設で医療を受ける患者様がますます増えてきています このような背景のもと 処方箋を受け付けた薬局の薬剤師が 調剤したお薬を持ってご自宅や施設に直接お伺いし

More information

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに 体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) 道路運送法の許可証 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに関する状況等に係る届出書 運営規程 指定定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業者の指定通知書の写し ( 指定済みの事業所のみ

More information

Microsoft PowerPoint - 資料8-3_ユースケース資料.pptx

Microsoft PowerPoint - 資料8-3_ユースケース資料.pptx 資料 8-3 番号制度で何ができるようになるか 2011 年 1 月 31 日内閣官房社会保障改革担当室 ( 注 ) ここで示される利用場面については 関係者にシステム対応等の負担を求める可能性があることや 個人情報等の取扱い等に特に留意が必要な場合もあることから 引き続き実現に向けて検討が必要である 目次 1. 社会保障分野でできること 1 1 高額医療 高額介護合算制度の改善 2 保険証機能の一元化

More information

iryohi_no_meisaisyo.xls

iryohi_no_meisaisyo.xls ( 1 / 2 ) この明細書は 申請書と 住所石川県加賀市 一緒に提出してください 氏名前田利家 医療を受けた人 続柄 病院 薬局などの所在地 名称 控除の対象となる医療費の内訳治療内容 医療品名など 加賀市山中温泉加美谷台二丁目 2 番地前田利家本人加賀歯科診療所矯正 8,96 腰痛 1,89 風邪 5,3 加賀市山中温泉塚谷町ト87 番地 3 加賀調剤薬局 風邪薬 5,1 矯正 8,77 腰痛

More information

<4D F736F F D2096BE8DD78F9182CC8B4C8DDA82C982C282A282C E646F63>

<4D F736F F D2096BE8DD78F9182CC8B4C8DDA82C982C282A282C E646F63> 5. 明細書の記載について 1 給付割合等の記載について 次のとおりお願いいたします 質 問 回 答 Q1 明細書の各項目の A1 明細書記載方法を参考 記入 Q2 6 歳未就学者の給付割合 A2 6 歳未就学者は基本給付 8 割で請求 公費併用の場合も同様 Q3 公費併用分の給付割合 Q4 公費 41の給付割合 Q5 障害の取り扱い Q6 後期高齢者医療の障害の取り扱い Q7 一般被保険者で障害の給付割合

More information

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8:

Q7: 判定様式には80% を超えるサービスのみ記載するのですか? それとも 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスはすべて記載するのですか? A7: 80% を超える超えないに関わらず 居宅サービス計画に位置づけたサービスについて すべて記載してください Q8: 特定事業所集中減算に係る Q&A Q1: 特定事業所集中減算の対象のサービスのうち 1つのサービスにおいて正当な理由がなく 80% を超えた場合は 全ての利用者に対して半年間減算となるのですか? A1: 1つのサービスでも80% を超えていると 全ての利用者に対して半年間 ( 減算適用期間 ) 減算となります ( 従前のとおり ) Q2: 作成した居宅サービス計画数を数えるのですか? 居宅サービス計画を作成したが

More information

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映)

Microsoft Word _正当理由通知(薬局医薬品) (反映) 薬食発 0318 第 4 号 平成 26 年 3 月 18 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬食品局長 ( 公印省略 ) 薬局医薬品の取扱いについて 薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律 ( 平成 25 年法律第 103 号 以下 改正法 という ) については 薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律の施行期日を定める政令 ( 平成 26 年政令第 24 号 ) により

More information

(Microsoft Word - \222\312\217\212\203\212\203n\217W\222c\216w\223\ doc)

(Microsoft Word - \222\312\217\212\203\212\203n\217W\222c\216w\223\ doc) 居宅サービス事業所等集団指導 平成 21 年 8 月 26 日 1. 通所リハビリテーションに関する法令等について 通所リハビリテーションは介護保険法を始めとし 厚生労働省令 厚生労働大臣が定める各種基準 各種通知 Q&A 等により運営方法が規定されています よって関連法令等を理解している必要があります 実地指導において法令等の確認が不十分なまま運営されているケースが見受けられました サービス毎に事業の基準が明確に定められていますので

More information

01 表紙 老人保健課

01 表紙 老人保健課 ( 参考 ) 老振第 73 号平成 12 年 11 月 16 日改正 : 平成 17 年老振発第 1219001 号平成 18 年老振発第 1201001 号平成 30 年老振発 0928 第 2 号 老老発 0928 第 3 号 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生省老人保健福祉局振興課長 介護保険制度下での介護サービスの対価にかかる医療費控除の取扱いに係 る留意点について 介護保険制度下での介護サービスの対価に係る医療費控除の取扱いについては

More information

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

揖斐川町デイサービスセンター運営規程 短期入所生活介護運営規程 ( 事業の目的 ) 第 1 条揖斐広域連合 ( 以下 連合 という ) が運営する短期入所生活介護事業 ( 以下 事業 という ) の適正な運営を確保するために人員及び管理運営に関する事項を定め 要介護状態となった場合においても その利用者が可能な限りその居宅において その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 入浴 排泄 食事等の介護その他日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより

More information

訪問介護標準契約書案

訪問介護標準契約書案 標準契約書 ( 訪問看護 ) 熊本市熊本県弁護士会 訪問看護標準契約書 利用者 ( 以下 甲 という ) と事業者 ( 以下 乙 という ) とは 訪問看護サービスの利用に関して次のとおり契約を結びます ( 目的 ) 第 1 条乙は 介護保険法等の関係法令及びこの契約書に従い 甲がその有する能力に応じて可能な限り自立した日常生活を営むことができるよう 甲の療養生活を支援し 心身の機能の維持回復を目指すことを目的として訪問看護サービスを提供します

More information

201601

201601 2016年1月 事例1 内服薬調剤 規格 剤形間違いに関する事例 事例番号 000000045723 後発医薬品への変更を希望している患者 今回 マイスリー錠5mgから10mgに変更になったが 入力者 調剤者ともに変更に気付かず ゾルピデム酒石酸塩錠5mg DSP にて入力 調剤した また 鑑査者も 規格の変更に気付かなかった 交付時に患者から指摘を受けて間違いがわかり 訂正した 患者は処方日数の調整を希望し

More information

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用 通所リハビリテーション事業所における リハ部門の業務手順書 一般社団法人 京都府理学療法士会 社会局保険部 Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ

More information

<8B8B EA95948F4390B3292E786C73>

<8B8B EA95948F4390B3292E786C73> 高額医療 高額介護合算について 後期高齢者医療説明会におけるに対する 高額医療費について これまで申請するとき 金額が計算されていたが H0.4. 以降はどうか 合算療養費についてはどうか 後期高齢者医療制度においては 現在と同様金額の計算はされています 高額療養費の発生時に 回のみ申請をいただければ 回目以降は自動的に返還されます ただし 年以上高額療養費の返還がない場合は 改めて申請をいただくことになります

More information

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医 1 下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医療 介護の連携を司る医師会等による在宅医療連携拠点機能施設を 市町村がコーディネートし これを都道府県が後方支援する形が提唱されている

More information

< 請求者の方へ > 1 承認期間中における血清肝炎 肝硬変の治療費用について 医療機関等の窓口で医療費の軽減を受けることができなかった場合には この請求書を使用して 愛知県知事に対し 医療費の償還払いの請求ができます 2 高額療養費制度の対象となる場合 この請求書で償還される金額は高額療養費制度の

< 請求者の方へ > 1 承認期間中における血清肝炎 肝硬変の治療費用について 医療機関等の窓口で医療費の軽減を受けることができなかった場合には この請求書を使用して 愛知県知事に対し 医療費の償還払いの請求ができます 2 高額療養費制度の対象となる場合 この請求書で償還される金額は高額療養費制度の 様式 8-2-1 特定疾患 ( 血清肝炎 肝硬変 ) 医療給付事業費請求書 愛知県知事殿 平成 特定疾患医療給付事業に係る医療費公費負担分を請求します フリガナ 口座名義人 太線で囲まれた部分を全て記入してください 受給者との続柄 フリガナ - 請求者 住 所 電話番号 ( ) - 請求者名義の口座 銀行コード支店番号 ( 金融機関名 ) ( 支店名 ) 銀行 信金 信組 農協 漁協 労金 支店 1

More information

標準契約書

標準契約書 標準契約書 ( 通所リハビリテーション ) 熊本市熊本県弁護士会 通所リハビリテーション標準契約書 利用者 ( 以下 甲 という ) と事業者 ( 以下 乙 という ) とは 通所リハビリテーションサービスの利用に関して次のとおり契約を結びます ( 目的 ) 第 1 条乙は 介護保険法等の関係法令及びこの契約書に従い 甲がその有する能力に応じて可能な限り自立した日常生活を営むことができるよう通所リハビリテーションサービスを提供し

More information

<4D F736F F D2089EE8CEC95DB8CAF964082C98AEE82C382AD8E7792E88B8F91EE89EE8CEC8E E968BC68ED282CC8E7792E882CC905C90BF8ED282C98AD

<4D F736F F D2089EE8CEC95DB8CAF964082C98AEE82C382AD8E7792E88B8F91EE89EE8CEC8E E968BC68ED282CC8E7792E882CC905C90BF8ED282C98AD 介護保険法に基づく指定居宅介護支援事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例平成二十六年三月二十六日条例第五号改正平成二七年三月一六日条例第一六号平成二八年三月二二日条例第二二号介護保険法に基づく指定居宅介護支援事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例をここに公布する 介護保険法に基づく指定居宅介護支援事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例

More information

平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長

平成 28 年度第 3 回弘前市ケアマネジャー研修会 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長 1. ケアプランの軽微な変更の内容について ( ケアプランの作成 ) 最新情報 vol.155 p.3 参照 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について( 平成 11 年 7 月 29 日老企 22 号厚生省老人保健福祉局企画課長通知 ) ( 以下 基準の解釈通知 という ) の 第 Ⅱ 指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準 の 3 運営に関する基準 の (7) 指定居宅介護支援の基本取扱方針及び具体的取扱方針

More information

スライド 1

スライド 1 薬生審査発 0328 第 1 号薬生安発 0328 第 2 号平成 28 年 3 月 28 日 都道府県各保健所設置市衛生主管部 ( 局 ) 長殿特別区 厚生労働省医薬 生活衛生局審査管理課長 ( 公印省略 ) 厚生労働省医薬 生活衛生局安全対策課長 ( 公印省略 ) ビガバトリン製剤の使用に当たっての留意事項について ビガバトリン製剤 ( 販売名 : サブリル散分包 500mg 以下 本剤 という

More information

2. 平成 9 年遠隔診療通知の 別表 に掲げられている遠隔診療の対象及び内 容は 平成 9 年遠隔診療通知の 2 留意事項 (3) イ に示しているとお り 例示であること 3. 平成 9 年遠隔診療通知の 1 基本的考え方 において 診療は 医師又は歯科医師と患者が直接対面して行われることが基本

2. 平成 9 年遠隔診療通知の 別表 に掲げられている遠隔診療の対象及び内 容は 平成 9 年遠隔診療通知の 2 留意事項 (3) イ に示しているとお り 例示であること 3. 平成 9 年遠隔診療通知の 1 基本的考え方 において 診療は 医師又は歯科医師と患者が直接対面して行われることが基本 事務連絡 平成 27 年 8 月 10 日 各都道府県知事殿 厚生労働省医政局長 情報通信機器を用いた診療 ( いわゆる 遠隔診療 ) について 遠隔診療については 情報通信機器を用いた診療 ( いわゆる 遠隔診療 ) について ( 平成 9 年 12 月 24 日付け健政発第 1075 号厚生省健康政策局長通知 以下 平成 9 年遠隔診療通知 という ) において その基本的考え方や医師法 ( 昭和

More information

④資料2ー2

④資料2ー2 平成 30 年 7 月 5 日第 4 回医薬品医療機器制度部会資料 2-2 平成 30 年 7 月 5 日 第 4 回厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会提出資料 薬剤師 薬局による取り組み ( 事例 ) 公益社団法人日本薬剤師会 Japan Pharmaceutical Association All Rights Reserved. 1 1. 患者に適した薬剤への処方変更につなげたケース ケース小児患者インフルエンザの疑いで診療所を受診抗インフルエンザ吸入薬

More information

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月 平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月 地域ケア会議開催計画について 地域ケア会議の実施地域ケア会議は 支援が必要な高齢者等への適切な支援を行うための検討を多様な関係者で行うとともに 個別ケースの検討等によって共有された地域課題を地域づくりや政策形成に結び付けていくことで 地域包括ケアを推進する一つの手段です 魚津市地域包括支援センターは ( 以下

More information

後期高齢者医療制度のしおり_2013

後期高齢者医療制度のしおり_2013 平成25年6月作成 お知らせ 振り込め詐欺や個人情報の詐取などに気をつけて 厚生労働省職員などを装った還付金詐欺等の事件が多発し ています 後期高齢者医療制度に関する不審な電話 訪問等 にあった時は すぐに指示に従わず 広域連合やお住まいの 市町村担当窓口に確認の問い合わせをしてください 万一 被害に遭われた場合は すみやかに警察署に届けてください 医療機関の受診や薬局での薬の調剤について 現在 休日や夜間に軽症の患者さんの救急医療への受診が

More information

高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大

高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大まかな方針を決定する際に 協力を依頼する関係機関についても検討します 地域包括支援市町村介護保険事業所介護支援専門員民生委員センター 早期発見

More information

( 通所リハビリテーション ) 名称 ( 運営主体 ) 医療法人井上病院 (( 医 ) 井上病院 ) 文書による指摘事項はありません 平成 27 年度指導結果 文書指摘の内容 実施日 平成 27 年 12 月 16 日 五十音順 北高崎通所リハビリセンター ( 医 ) 三六会北高崎クリニック ) 介

( 通所リハビリテーション ) 名称 ( 運営主体 ) 医療法人井上病院 (( 医 ) 井上病院 ) 文書による指摘事項はありません 平成 27 年度指導結果 文書指摘の内容 実施日 平成 27 年 12 月 16 日 五十音順 北高崎通所リハビリセンター ( 医 ) 三六会北高崎クリニック ) 介 医療法人井上病院 平成 27 年 12 月 16 日 北高崎通所リハビリセンター ( 医 ) 三六会北高崎クリニック ) 介護老人保健施設老健くろさわ (( 医 ) 美心会 ) 1 介護職員処遇改善加算の算定は 賃金改善に関する計画 当該計画に係る実施期間及び実施方法その他の介護職員の処遇改善の計画等を記載した介護職員処遇改善計画書を作成し 全ての介護職員に周知し 都道府県知事 ( 中核市にあっては中核市の市長

More information

Microsoft Word - 退院後生活環境相談員

Microsoft Word - 退院後生活環境相談員 作成 : 退院後生活環境相談員 ( 改正法 ) と 退院支援相談員 ( 診療報酬 ) の比較 退院後生活環境相談員 退院支援相談員 選任 2014 年 4 月 1 日以降に精神療養病棟へ入院と 2014 年 4 月 1 日現在のすべての医療保護入院者 なった入院患者 1 人につき1 人以上指定し 当 に選任 ( 4 月 1 日以降の医保入院者は法定の医保 該保険医療機関内に配置 入院者退院支援委員会の対象

More information

<4D F736F F D C98EFB82DF82E9816A819C F28BC78BA68B6389EF CE936381A88B7B90EC81A890568

<4D F736F F D C98EFB82DF82E9816A819C F28BC78BA68B6389EF CE936381A88B7B90EC81A890568 学術委員会学術第 6 小委員会 経管投与患者への安全で適正な薬物療法に関する調査 研究 委員長昭和大学薬学部社会健康薬学講座地域医療薬学部門倉田なおみ Naomi KURATA 委員医療法人渡辺会大洗海岸病院薬剤部新井克明 Katsuaki ARAI 霧島市立医師会医療センター薬剤部岸本真 Makoto KISHIMOTO 社会福祉法人東京有隣会有隣病院薬剤科近藤幸男 Yukio KONDO 特別委員徳島文理大学薬学部医療薬学講座石田志朗

More information

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家 人員基準減算 定員超過減算 点検項目 407 介護予防通所リハビリテーション費 点検事項 点検結果 同一建物減算事業所と同一建物 ( 構造上 外形上一体的な建物をいう ) に居住又は同一建物から通所 若年性認知症利用者受入加算 若年性認知症利用者ごとに個別に担当者定める 利用者に応じた適切なサービス提供 運動器機能向上加算専ら職務に従事する理学療法士等を 1 人以上配置 配置 理学療法士 介護職員等が共同して

More information

3 薬局サービス等 (1) 健康サポート薬局である旨の表示 健康サポート薬局 である旨を表示している場合 健康サポート薬局 とは かかりつけ薬剤師 薬局としての基本的な機能に加えて積極的な健康サポート機能 ( 地域住民による主体的な健康の維持 増進を支援する機能 ) をする薬局をいいます (2) 相

3 薬局サービス等 (1) 健康サポート薬局である旨の表示 健康サポート薬局 である旨を表示している場合 健康サポート薬局 とは かかりつけ薬剤師 薬局としての基本的な機能に加えて積極的な健康サポート機能 ( 地域住民による主体的な健康の維持 増進を支援する機能 ) をする薬局をいいます (2) 相 薬局機能情報の事項の説明 薬局機能情報の各事項については 次のとおりです また 等 の欄は 各事項についての該当の又はが 薬局機能に関する情報 欄は その項目について該当する情報の内容が記載されています 第 1 管理 運営 サービス等に関する事項 1 基本事項 (1) 薬局の名称 (2) 薬局開設者 (3) 薬局の管理者 (4) 薬局の所在地 (5) 電話番号及びファクシミリ番号 (6) 営業日 (7)

More information

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が 選択式 対策編 平成 28 年厚生労働白書 問 1 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している 1 国民医療費とは 医療機関等における保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用を推計したものであり 具体的には 医療保険制度等による給付 後期高齢者医療制度や公費負担医療制度による給付 これに伴う患者の一部負担などによって支払われた医療費を合算したものである

More information

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画 平成 25 年度春の家居宅介護支援事業所事業計画書 1 本年度の目標平成 25 年 2 月現在で 居宅総利用者数 66 名 (85 名 ) の内 介護給付は 48 名 (67 名 ) 予防給付は名 18(18 名 ) となり 前年度に掲げた目標の利用者増の目標は難しく 利用者の減少分を増やすことも困難なっている ( ) 内は 23 年度 平成 25 年 1 月にケアマネ1 名の退職もあって大きな減少になった

More information

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )> 医療介護連携情報ネットワーク バイタルリンク 利用における 個人情報の適切な取扱いの手引き 平成 29 年月日版 一般社団法人小松島市医師会 Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 2-1 2-2) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1

More information

20★◎事業所評価加算に関する事務処理手順及び様式例について

20★◎事業所評価加算に関する事務処理手順及び様式例について 別紙 20 新介護予防訪問リハビリテーション及び介護予防通所リハビリテーションにおける事業所評価加算の算定については 指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成十八年厚生労働省告示第百二十七号 ) 厚生労働大臣が定める利用者等 ( 平成二十四年厚生労働省告示第九十五号 ) 厚生労働大臣が定める基準 ( 平成二十四年厚生労働省告示第九十六号 ) 及び 指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について

More information

訪問介護事業所の役割 1 訪問介護計画や手順書への記載居宅サービス計画に通院介助及び院内介助の必要性が位置付けられている場合に限り 訪問介護サービスとして 介助が必要な利用者が 自宅から病院 受診手続きから診察 薬の受け取り 帰宅までの一連の行為を円滑に行うために訪問介護員が行うべき援助内容を訪問介

訪問介護事業所の役割 1 訪問介護計画や手順書への記載居宅サービス計画に通院介助及び院内介助の必要性が位置付けられている場合に限り 訪問介護サービスとして 介助が必要な利用者が 自宅から病院 受診手続きから診察 薬の受け取り 帰宅までの一連の行為を円滑に行うために訪問介護員が行うべき援助内容を訪問介 6 訪問介護における通院介助及び院内介助の取扱い 訪問介護サービスは 利用者の 居宅において 提供されるサービスのため 居宅以外の場所だけで行われる介助は介護保険サービスとして認められません 居宅サービスとして認められるには 居宅において行われる外出先へ行くための準備行為を含む一連のサービス行為とみなされることが必要です そのため居宅介護支援事業所や訪問介護事業所の役割として確認すること 記録すること

More information

個人情報保護方針

個人情報保護方針 秋田県厚生農業協同組合連合会個人情報保護方針秋田県厚生農業協同組合連合会平成 17 年 3 月 11 日制定平成 27 年 12 月 1 日改正平成 29 年 8 月 21 日改正 秋田県厚生農業協同組合連合会 ( 以下 当会 といいます ) は 患者 利用者等 の皆様の個人情報を正しく取扱うことが当会の事業活動の基本であり社会的責務で あることを認識し 以下の方針を遵守することを誓約します 1.

More information

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ 介護職員初任者研修 ほほえみ介護塾 シラバス 研修事業者名 使用教材 一般財団法人宇治市福祉サービス公社 介護職員初任者研修テキスト 公益財団法人介護労働安定センター 科目名 職務の理解 6 時間 研修に先立ち これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケ ア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を 行うのか 具体的イメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにす

More information

銭形企画居宅介護支援事業所運営規程 第 1 条 ( 事業の目的 ) この規程は 株式会社銭形企画が設置運営する銭形企画居宅介護支援事業所 ( 以下 事業所 という ) が行う居宅介護支援事業の適正な運営を確保するために必要な人員及び管理運営に関する事項を定め 事業所の介護支援専門員その他の従業者 (

銭形企画居宅介護支援事業所運営規程 第 1 条 ( 事業の目的 ) この規程は 株式会社銭形企画が設置運営する銭形企画居宅介護支援事業所 ( 以下 事業所 という ) が行う居宅介護支援事業の適正な運営を確保するために必要な人員及び管理運営に関する事項を定め 事業所の介護支援専門員その他の従業者 ( 銭形企画居宅介護支援事業所運営規程 第 1 条 ( 事業の目的 ) この規程は 株式会社銭形企画が設置運営する銭形企画居宅介護支援事業所 ( 以下 事業所 という ) が行う居宅介護支援事業の適正な運営を確保するために必要な人員及び管理運営に関する事項を定め 事業所の介護支援専門員その他の従業者 ( 以下 ( 介護支援専門員等 ) という ) が要介護者からの相談に応じ 要介護者がその心身の状況や置かれている環境等に応じて

More information

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又 2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又は栄養士による栄養管理及 び言語聴覚士又は看護職員による支援が行われた場合 1 日につき算定 栄養マネジメント加算を算定していない場合は算定しない

More information

在宅生活への円滑な移行に向けて

在宅生活への円滑な移行に向けて 1 ADL 1 ケアマネジャー 病院 診療所( かかりつけ医 ) ともに 連携できている という回答が多いものの 連携が図れない 連携が図りにくい といったことも多い ケアマネジャーの基礎となる資格によって 医療機関に連絡することへの抵抗が大きい 解決すべき課題 ケアマネジャーの基礎となる資格に関わらず 医療機関に連絡することへの 抵抗 ( 医療は敷居が高い という意識 ) を小さくし 連携を円滑にすること

More information