ていきたいと考えているので 皆様の活発な議論をお願いする 2 会長挨拶 署長をはじめ北警察署員の方が 北区の安全安心のため24 時間 現場において 活躍されていることに大変うれしく思い 安心しているところである 地域の治安を高めるためには 警察や地域住民からの情報発信と情報共有が大 事であるが なか

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1 会議録平成 28 年 9 月 20 日作成平成 32 年 3 月末日廃棄 会議名京都府北警察署協議会 ( 第 2 回 ) 開催日平成 28 年 9 月 15 日 ( 木 ) 時間午後 3 時 00 分から午後 4 時 45 分までの間 (105 分 ) 場所京都府北警察署講堂 中嶌会長 奥井副会長 山下委員 室谷委員 杉谷委員 牧委員 長田委員 出席者藤井委員 桃井委員 由里委員 ( 欠席東條委員 ) 計 10 人署長 副署長 会計課長 警務課長 生活安全課長 地域課長 刑事課長 交通課長 警備課長 広聴 相談係長計 10 人 北区の安全安心に向けて 諮問事項 1 高齢者の交通事故防止について 2 自転車盗の抑止について 1 署長挨拶 第 1 回協議会においては 若手警察官の育成 について協議の上 貴重な意見要望等を賜り 更に 若手警察官との懇談において 意見交換していただき 御礼を申し上げる 今回のリオオリンピックでは 若手の活躍が目立っており 警察としても若手の力を生かして 北区の安全安心を高めるため 今執れる対策を執っているとこ 会 議 ろである 内 容 配布資料にも示しているとおり 刑法犯認知件数及び交通事故発生件数については 共に減少を維持しているところである しかし その一方では 8 月 31 日付けの毎日新聞の記事によると 当府の体感治安が 全国 42 番目でワースト6 位という悪い結果であり いささかショックを受けている 数字上だけの治安ではなく 皆様が感じる体感治安をいかにして高めていくかが大事であり 体感治安を向上させていく対策をとっていく必要を痛感している ただ 対策を執る場合 どうしても警察的観点が先行してしまいがちである 今 京都府では 交通安全施設整備等に関して 広く府民の意見を取り入れる 府民公募型事業 を展開しているが 警察だけの視線ではなく 警察では気がつかない 府民目線に立った感覚での意見をいただくことが大事だと考えており それが署協議会の趣旨でもあろうかと思う 本日は 高齢者の交通事故防止 と 自転車盗の抑止 を議題として 先程 言ったように 市民的観点からの対策について意見を賜り 今後の対策に生かし

2 ていきたいと考えているので 皆様の活発な議論をお願いする 2 会長挨拶 署長をはじめ北警察署員の方が 北区の安全安心のため24 時間 現場において 活躍されていることに大変うれしく思い 安心しているところである 地域の治安を高めるためには 警察や地域住民からの情報発信と情報共有が大 事であるが なかなかスムーズに情報伝達されていないというのが現状 ではな かろうかと思っている しかしながら 昨今 学校単位での学校連絡網が発達しており 不審者情報をはじめいろんな治安情報が入ってくるようになり 徐々にではあるが学区単位での連絡により地域情報を共有できるようになってきていると思う 警察の方に現場の状況をより知って貰うということから 各委員の発言時間をより多く確保してもらっているところでもあり 各委員におかれましては 地域において平素感じていることや 地域における治安情報などから 現場の状況について 活発な意見を出して貰いたいと思う 会 議 全員の委員さんから意見を伺いたいと考えているので よろしくお願い申し上 内 容 げる 3 議事進行 (1) 高齢者の交通事故発生状況等の概要説明 ( 交通課長 ) 資料 高齢者の交通事故防止対策について のパワーポイント説明資料に基 づき説明 (2) 質疑応答等 ( 会長 ) まず ここで言う高齢者の年齢は 何歳以上か ( 警察 ) 高齢者の年齢は 65 歳以上である ( 会長 ) これは 交通事故の加害者と被害者の両方含めてと理解すればよいのか ( 警察 ) その通り 加害者と被害者と含めてである ( 会長 ) 65 歳以上の高齢者の方が 時には 被害者となり加害者にもなると判断 いただいて各委員からの意見を伺いたいと思う ( 委員 ) 高齢者の自転車運転に関して 無灯火での走行をよく見かける 見かけ ると声を掛けて注意しているが なかなか聞いてくれないように思う お年寄りに声を掛けても わかっとるわ と言って そのまま通り過ぎ ていくということも多々ある その他に 交差点での出会い頭による衝突事故を見かけるが 交差点で 全くスピード落とさず一時停止せずに通過する高齢者が多いように思う ( 委員 ) 交通ボランティアの一環として 自転車のお年寄りにライトオンなど声 かけ活動をしているが その啓発活動は夕方が多い お年寄りは 夕方あまり出歩かないので効果が低いように思う お年寄 りは 午前中の方が出歩く機会も多いように思うので 今後 午前中に広 報啓発活動するなど活動する時間帯も考えていく必要があると思う ( 委員 ) 先程 交通課長から高齢者の交通事故発生時間帯が12 時から18 時までが 多く 事故で高齢者が死亡されるのは夜間帯が多いとの説明であったが

3 それはなぜか ( 警察 ) 昼間帯は 高齢者が通院や買い物等で活動する方が多いので事故発生が 多くなり 夜間になるとドライバーがスピードを出したりなど 発見が遅 れるから死亡事故に至るものと考えられる ( 委員 ) 事故の原因として高齢者が信号のないところを渡るのが多いのか ( 警察 ) 今年に入って高齢者被害の交通事故の特徴は 歩行中の事故が多い これは 信号のないところを渡って事故に遭っていることが多い 要するに 幹線道路における乱横断である 歩行中の事故増加に伴い 高齢者の重傷事故も増えているのが現状である 会 議 ( 委員 ) 家の前にバス停がある バスを降りて信号交差点まで歩かずに すぐに 内 容 道路を横断する高齢者を見かける また 近くにコンビニがあるが コンビニに入る車と高齢者運転の自転車との衝突もよくある 今後 高齢者の方に声かけして交通事故防止に努めていきたい ( 会長 ) 今までの委員からの発言を踏まえて 高齢者の交通事故防止対策としての警察の取組みについて教えてもらいたい ( 警察 ) 先程 委員さんからの発言にもあったように 高齢者のバス停付近での横断が目立っていることを踏まえて バスストップ作戦と銘打って バス停付近での声かけ啓発活動に力をいれて対策を講じている しかし どこまで浸透しているのか疑問でもある ベストなのは 当署管内 3 万人いる高齢者全てに啓発活動ができればよいが 現実問題として無理であり 今後 高齢者方の家庭訪問等により より多くの高齢者に乱横断させないための啓発活動を行うなど 高齢者に乱横断防止についての浸透方策を検討すべきである ( 警察 ) バス停付近において 柵を取りつけるなど物理的に横断できないような構造が執れれば良いが 現実問題として難しい バス停から信号まで距離があるので 迂回措置をとって貰うために 歩くまち京都 とも連動し 健康のために歩こう という考えで キャンペーン的な施策として浸透できないかと思っている ( 委員 ) 高齢者が加害者となる交通事故の原因は 精神的な面が大きいと思う 自分が高齢者だと自覚しておらず 若い時の感覚で運転している 例として スピードを出す人は 癖のもので年齢に関係なくスピードを出して横着な運転をしている 高齢者の交通事故防止の広報啓発活動に関して 全国的な好事例を取り入れた方が効果があるように思う ( 委員 ) 高齢者に対する啓発活動に関して 比較的 高齢者は頑固な方が多く こんなもんわかっとるわ と言って 高圧的な態度をとられることが多いように思う 啓発で理解してもらうのは難しいのではないかと感じている ( 委員 ) 高齢者の啓発活動で 言っても聞かない という経験はしたことがある

4 会議 内容 高齢者が被害に遭わないために ドライバーが意識的に高齢者を発見すれば避けて走るなど ドライバー側の注意を高めることが大事だと思う 最近は スマホを見ながらの運転も目立つので スマホ運転の取締りも厳しくして欲しい ( 委員 ) 大学生の立場から バイクや自転車運転に関してスマホ運転や一時停止違反など危険運転が多いように感じている 大学生に対する広報啓発活動を活発に行い 交通マナーを向上させていくことも大事だと思っている 高齢者が被害に遭わないためにも 歩行する時は 慎重になって行動して欲しい 例として 横断歩行信号が点滅すれば 無理して渡らないで欲しい ( 委員 ) 最近の傾向として イヤホン使用の自転車運転 自転車のスピードの出し過ぎが目立ち 更には 幹線道路における高齢者の乱横断をよく目にする 見かければ止めて注意啓発しているが 先程 高齢者は 頑固で言うことを聞かないという意見があったが こちらの顔を覚えてもらえれば反発はしない まずは 顔を覚えてもらうことが大事である ( 会長 ) 今までいろいろな意見が出たが 高齢者の交通事故防止対策として 警察が現実的にやっていることについて説明願いたい ( 警察 ) 北署だけではなく 京都府警として力を入れているのは 高齢者に対する家庭訪問による指導である 要は 街頭などで啓発や交通安全教育を受けられない方をどうするのかが問題である 交通教育などを受けられない方に対しては 家庭訪問をしっかりとやり 啓発していくことが大事だと考え 警察として最も力を入れているところである この訪問活動は 警察だけでは限界があり 今後 ボランティアの方と連携して効果のある高齢者方に対する訪問活動をしていきたいと考えている ( 警察 ) 高齢者の交通事故防止については大きく2 点ある 1 点は 高齢者そのものに対する指導である 高齢ドライバーに運転技能を知って貰い安全運転の気運を高める 或いは 歩行中の危険について知ってもらう もう1 点は 一般ドライバーに対して高齢者を保護する気運を高める 例えば 高齢者が危険な横断をしていてもドライバーが気づいて止まって回避すれば事故は起こらない この2 点がうまくいって初めて高齢者の事故が減るものと考えている また 高齢者の方は安全運転に徹しておられる方が多いが 年齢的なものもあり反射も鈍くなっている 高齢者の方は 今の運転技能を認識してもらい 昔の感覚ではなく今の感覚で運転してもらえるように啓発していくことも大事である ( 会長 ) 高齢者を交通事故から守るためには 一般ドライバーのゆとりのある運転が必要だと思う (3) 自転車盗抑止についての概要説明 ( 生活安全課長 )

5 自転車盗の認知件数 北区内の犯罪情勢について の資料に基づき説明 (4) 質疑応答等 ( 委員 ) 自転車盗の目的は何か ( 警察 ) 歩くのがしんどいので鍵のない自転車を見つけて足代わりに盗るのが多 い ( 委員 ) 盗むという意識はあるのか ( 警察 ) 盗むのは悪いという意識はあるが ちょっと足代わりにというように軽 い気持ちで盗るのが多い ただ 中には高級自転車 スポーツ車を職業的 に盗る者もいる ( 委員 ) 自転車を盗ると処分はどうなるのか 会議 ( 警察 ) 少年であれば 教育更正というのが目的であるので 家庭裁判所送致は 内容 しない 何度も自転車盗等の犯罪を繰り返すと鑑別所や少年院に入ることになる ( 委員 ) 自転車を盗られても被害意識が低く 被害届を出さない人も多くいるように思う 自転車の価値感が低くなっているように思う ( 警察 ) 確かに被害意識は薄く 被害届を提出しない者もいる 中には 自分の自転車を盗られたので盗り返す者もいる ( 委員 ) 自転車を盗んだ犯人を捕まえるため 自転車に乗っている者に警察が声掛けする基準はあるのか ( 警察 ) 例えば 無灯火の自転車や錠が壊れている自転車などであり 何でも声をかける訳ではない ( 委員 ) 自転車盗を抑止するのにはどうすればよいか ( 警察 ) 無施錠で盗られるケースが多いので まずは施錠を確実にすること 施錠もワンロックよりもツーロックの方がより効果がある 要するに 自転車を盗るのに時間を要することによって抑止効果が上がる 無施錠自転車を減らすため警察の対応として 制服警察官によるパトロールの強化 声かけの励行 時間 場所等効果が挙がる広報啓発活動の推進などである ( 委員 ) 自転車を盗られないためには 施錠するしかないと痛感した ( 委員 ) 自転車を盗られた経験がある 家の前に自転車を止め すぐに乗るから施錠せずに止めて置いた その数分の間に自転車を盗られた 盗まれてから施錠しなかったことを猛省した ほんの少しだけ止める場合であっても必ず施錠することの大切さを思い知った ( 委員 ) 上賀茂神社の駐輪場で無施錠で止めてある自転車をよく見かけるので 上賀茂神社駐輪場における鍵掛けの励行について広報啓発していく必要があるのではないか ( 委員 ) 自転車の後輪施錠を傘の骨を使用して解錠できる方法があるので注意して欲しい 普通 鍵が付いていて解錠状態だが 鍵がなくて解錠状態であ れば傘の骨を使用して解錠したものと考えられる

6 駐輪場に傘の残骸があれば要注意である ( 委員 ) 被害にあった自転車が撤去された場合は どうすればよいのか ( 警察 ) 被害にあった時は 直ぐに被害届を提出してもらいたい 撤去前に被害届を提出しておれば撤去料金はかからない ( 委員 ) 自転車を盗まれたが 直ぐに警察で見つけて貰った経験がある その時 思ったが防犯登録は絶対必要だと痛感した 会議 ( 警察 ) 防犯登録の控えカードに防犯登録番号と車体番号が記載されている 内容 自転車には車体番号の刻印がある 防犯登録の期限が切れても車体番号で特定できるのでカードの控えはしっかり保管しておいて欲しい (5) 署長総括 歩きスマホやイヤホン運転など問題となっているが これらは 交通事故抑 止のみならず 後方から来ても気がつかないことなどから ひったくりや強制 わいせつなどの犯罪に巻き込まれるケースがある 9 月 21 日から秋の交通安全運動も行われることから 京都府の重点として 歩きスマホの指導啓発にも力を入れ これら危険行為の絶無を目指して 交通 事故防止の観点だけではなく 防犯も含めた啓発活動を積極的に行っていきた いと考えている (6) 会長総括 北区の交通事故抑止 犯罪抑止のために 制服での街頭活動を強化していた だきたい また 極力 パトカーは赤色灯をつけての目立つ走行をしていただければ 交通事故防止及び犯罪抑止に効果があると思うので ぜひ 赤色灯をつけての パトカー走行をお願いしたいと思う 以 上

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