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1 資料 2 有機加工食品の JAS 規格の見直しに関する検討委員会 ( 加工食品分科会を含む ) 議事要旨 第 1 回有機農産物のJAS 規格及び有機加工食品のJAS 規格の見直しに関する検討委員会日時 : 平成 22 年 3 月 19 日 ( 金 )13:30から場所 : さいたま新都心合同庁舎検査棟 (7 階 ) 共用会議室 2 出席者 : 委員 ( 関谷 高橋 林 福井 福政 丸山 本野 森﨑 米倉 渡邊 ) 農林水産省 ( 消費 安全局表示 規格課 生産局農業環境対策課 ) 林野庁 ( 林政部経営課特用林産対策室 ) 委員会で議論すべき内容 今後のスケジュール 有機農産物及び有機加工食品の JAS 規格に係る利用実態調査 ( 消費者 流通団体 登録認定機関 認定生産行程管理者 認定小分け業者および認定輸入業者対象 ) の結果概要を事務局より配付資料に基づいて説明し 意見交換を行った 概要は以下のとおり 全体的な意見 有機 JASがより活用されるように 国際的な整合性を踏まえつつ 課題を整理していくことが重要 Q&Aで説明している内容を取り込んだ 分かりやすい規格とすべき 有機加工食品についての検討時間を確保するため 小委員会において検討すべき 有機食品のPRがもっと必要ではないか 個々の事項についての意見 有機加工食品を製造するのに有機原料の安定的供給が必要不可欠 有機加工食品の JAS 規格の見直しに関する検討委員会 ( 加工食品分科会 ) 第 1 回日時 : 平成 22 年 6 月 29 日 ( 火 )13:30~17:00( 第 1 回及び第 2 回分科会 ) 場所 : さいたま新都心合同庁舎検査棟 (1 階 ) 共用会議室 1 出席者 : 委員 ( 麻生 江藤 遠藤 島田 高橋 丸山 村上 ) 農林水産省 ( 表示 規格課 ) 第 2 回日時 : 平成 22 年 7 月 30 日 ( 金 )13:30~17:00 場所 : さいたま新都心合同庁舎検査棟 (7 階 ) 大会議室出席者 : 同上 有機加工食品 JAS 規格に係る利用実態調査の中で示された意見 要望等に関して検討を行った 分科会での検討概要は 規格改正の素案に反映できるよう 本委員会に報告し 検討を行うこととした 検討概要は以下のとおり なお 第 2 回分科会での議論は その旨を記載した 1. 原材料について (1) 全体の考え方 1 別表 1 の食品添加物の条件 IFOAM 基準では食品添加物の原料農産物の確認は要求されていない JAS 規格でも要求していないのに Q&A( 問 138) が厳しすぎる 添加物の原料は 確認や証明ができない 組換え DNA 技術を用いて製造されたものを除く の条件は 直接 当該技術を用いて製造された酵素等に適用され 各種の食品添加物の原料には適用しないことをこの分科会で確認する (Q&A は規格と整合性を図るよう変更することを提案 ) -1-

2 2 有機酒類 ( みりん等 ) みりんは酒類であり 有機格付できないので 格付された塩みりん ( 酒として飲めないことから酒税の対象外 ) を使用し 脱塩している わざわざ塩みりんとするのはもったいないし 手間暇もかかり 無駄だと思う メーカーとしては みりんを使用することで味に深みがでるし 是非使いたい 有機農産物を原料とし 有機加工食品の JAS 規格の資材で作った酒類に限るという条件を付ければ 原材料の由来の確認が可能となる 第三者認証を受けた有機酒類にかぎり 有機の原料として認めるという条件を付けるのはどうか 有機酒類を有機原料として取り扱えるよう検討 また 有機加工食品の基準で作られていることを確認する等の条件を付けて提案する ( 国税庁と要協議 ) 国税庁との協議報告 ( 農林水産省より ) 有機酒類で第三者認証を受けている生産者について 有機加工食品の生産行程管理者との一体的認定が可能か検討したいと伝えところ 国税庁から異論はなかった たとえばお酒の工場とそれを原料として使う工場がかなり離れていた場合の考え方等 整理が必要だが 有機畜産物でも生産者とと畜場との一体的認定が行われており 同様の考え方で整理し 有機酒類を有機原料と取り扱えるよう検討したい (2) 個々の食品添加物 ( 窒素の扱い ) 小分けする際に脱酸素目的で使用 窒素を使用するためには 生産行程管理者となる必要があるが 窒素の使用は品質変化させないためであり 新たな物を作りだしているわけではないので 小分け業者でも使えるようにするべき たとえば別表 3 を作る等 窒素を小分け業者が使用できるよう検討する ( 追加要望 ) 1 天然香料の安定剤としての食品添加物 食品添加物を製品とするために必要な食品添加物はキャリーオーバーであり 使用が認められていることを規格又は Q&A でわかりやすく整理することを提案する 2 乳酸 酒粕に乳酸を使うと JAS 格付できない 有機酒類には乳酸の使用が可能にもかかわらず JAS 規格に厳しい使用制限があるのはできるだけ避けたほうがよい 農産物の加工品に使えるように 乳酸の基準見直しを検討する 3 酢酸ナトリウム Codex を始め 主な外国の規格で認めていないものを JAS 規格で認めるのは困難 4 クエン酸三ナトリウム Codex を始め 主な外国の規格で認めていないものを JAS 規格で認めるのは困難 適用を拡大しない 5 炭酸水素ナトリウム Codex は だが NOP EU IFOAM も OK で要望がある 農産物の加工品に使えるように 炭酸水素ナトリウムの基準見直しを検討する 6L- アスコルビン酸ナトリウム Codex を始め 主な外国の規格で認めていないものを JAS 規格で認めるのは困難 適用を拡大しない 7 木灰 庄内地方の笹巻以外にも類似の使用例があり 伝統的な食品で使用されるものである -2-

3 ピータンにも使用されており 畜産物の加工品にも使用したい 限定した農産物の加工品に使えるように 木灰の基準見直しを検討する ピータンについては次回以降検討予定 ( 第 2 回分科会 ) チーズに使用するものは 木灰ではない 生産者から要望があるピータンを入れてほしい チーズに使用するものは植物炭末色素であり 木灰は使用しないので チーズを削除 米加工品及び和生菓子 を追加 伝統食品であるピータンにも適用拡大する 8 ポリビニルポリピロリドン Codex を始め 主な外国の規格で認めていないものを JAS 規格で認めるのは困難 9 キトサン Codex を始め 主な外国の規格で認めていないものを JAS 規格で認めるのは困難 10 グリセリン脂肪酸エステル Codex を始め 主な外国の規格で認めていないものを JAS 規格で認めるのは困難 11 レシチン レシチンには植物レシチン 卵黄レシチン 分別レシチン 酵素処理レシチン 酵素分解レシチンの 5 種類があるが 外国では 植物レシチン 卵黄レシチン 分別レシチンの 3 種を一括してレシチンとしている よって 規格見直しではこの 3 種を対象として提案したい ( 事務局 ) 市販品の状況を確認し 無漂白が手に入るならば 無漂白の条件はそのまま 漂白のものしかなければ 無漂白の条件は外す 有機溶媒処理なしのレシチンは入手できないので この条件は外す 酵素処理レシチン及び酵素分解レシチンについては 使用実態がわからない 有機の製造者等からの要望がなければ この二つはリストから削除する ( 第 2 回分科会 ) レシチンは 食品 添加物等の規格基準により 過酸化物価 10 以下と制限があるため 国内で漂白処理されることはまずない 仮にあったとしても 処理の有無を確認することは困難で 基準とするのは現実的でない レシチンは 植物レシチン 分別レシチン 卵黄レシチンの 3 つを列記し それぞれ 製造条件の無漂白は外す 酵素処理レシチン 分解レシチンについて 有機食品での使用実態はなさそうであることから 要望があれば再考するが 今回はリストから外す 12 錠剤の賦形剤 カプセル食品の付着防止剤等ショ糖脂肪酸エステル ステアリン酸カルシウム グリセリン シェラック ( 白シェラック 精製シェラック ) ゼイン 二酸化ケイ素 未焼成カルシウム そもそも有機食品を錠剤化するのはいかがか 今ある商品はこれらを使わずに使っているので 特段の措置はいらないだろう 13 ピロリン酸二水素二ナトリウム 有機の原則は 食品添加物は最小限度の使用であり 認めるべきではない 14 硫酸アルミニウムアンモニウム 元の色を維持すると言うより 他の色を発色させている -3-

4 15 炭酸カリウム JAS 規格には使用制限があるが 外国にはないため 日本向けに製造方法を切り替えている 国際性を考慮して リストに加えるべき 農産物の加工品に使えるように 炭酸カリウムの基準見直しを検討する 16 乳酸カルシウム 食品添加物は製造に必要なもののみを認めている 栄養強化という目的は 有機の原則から外れる 17 次亜塩素酸ナトリウム及び次亜塩素酸水 米国 NOP 基準では器具洗浄のみ可であり 食品に直接触れる物としての記載はない 米国 NOP 基準はオゾンがリストに入っている オゾンで代替できるのではないか IFOAM2005 年版 食品に直接触れる洗剤及び消毒剤のリスト には オゾンと次亜塩素酸ナトリウムが記載されていたが 2007 年版では 削除になった 前回改正の検討時に オゾンの製造方法が化学的であるという点で理解が得られず リストには載らなかった しかしながら 食品衛生の必要性から 有機畜産物の JAS 規格ではオゾンの追加を提案している ( 事務局 ) 一種類の野菜は生鮮食品として扱われるので 有機農産物のJAS 規格の調製用等資材にも追加すべき 必要な資材であるなら Codexに提案すべき オゾン水も含めて追加を検討する なお 他国の状況等を調査する 18 オゾン ( 第 2 回分科会 ) 食品衛生の観点から 次亜塩素酸水で代替可能 次亜塩素酸水は導入実績も多いが オゾン発生装置は オゾンガスが工場中に漏れる等で導入をやめた事例があり 食品工場での要望は少ないのではないか 次亜塩素酸水の追加をするとともに オゾンの追加は見送る 19 加工でんぷん 化学的処理が行われた加工でんぷんは 物理的加工及び酵素による加工を行った食品として扱われるでんぷんで代替できる 20 亜硝酸ナトリウム ( 第 2 回分科会 ) 亜硝酸ナトリウムがあれば 見た目のきれいなものができる また非加熱ハムの製造には必要かもしれなが 一般的なハム ソーセージが作れないということではない 国内での使用要望がないことから 追加しない 3. 原材料の使用割合について 加工食品品質表示基準でも 95% 以上使用の強調表示は有機の認定を取らないとダメというふうにしてほしい 誤解を招く表示になっている ( 行政 ) 強調表示は 認証がなくても表示できる 現在 有機原料の確認調査を行っている その結果を見て 検討する 4. 有機加工食品の名称及び原材料名の表示について 第 5 条の書き方について 加工食品品質表示基準での規定と紛らわしいので 義務表示であることを明確にして欲しい 転換中有機の原料を使用して有機加工食品を作った場合 表示を全て変えるのは コストの面で大変 生産情報公表 JASでは一括表示ではなく近接した場所に表示してもよい 転換中の表示を近接した場所に表示できるとすれば 転換期間中のシールを貼ることで対応できるのではないか わかりやすい規格となるよう配慮したい また 転換期間中有機の原料が使いやすくなるよう 素案を作ることを検討する -4-

5 5. 製造 加工 包装 保管その他の工程に係る管理 (1) 清缶剤 使用禁止である清缶剤を使用しないように 工夫で何とかなるのではないか 個別商品の成分がわからず 評価できないので 追加しない (2) 衛生管理について 使用できるのは除虫菊とホウ酸くらいか 素性がはっきりしないものは使えない 製剤にどのようなものが混入しているかわからない 別表 2 について codex に載っている物はそのまま載せたらどうか 今 実態がないから外すというのはやめたほうがいい codex リストには 薬剤によっては 当局の承認 を条件としている 別表 2 にないのはなぜか 製剤としての信頼性がないものを使うというのは抵抗がある 認定されている製剤を食品工場で使うのは筋ではないか 別表 2 の条件の中に 薬事法または化審法など関連法規において許可をうけたものであることという条件をつければどうだろうか (* ただし 化審法は 有効成分だけの登録なので 製品が安全とは限らない ) 薬剤を使用せずに衛生管理を行うのは そのための設備等コスト負担ができない企業では難しい 規格あるいは Q&A で衛生管理についても触れるべき 衛生管理も有機認定の検査対象にすべき 検査員は 衛生管理の状況も見て欲しい 規格には 衛生管理の手順を示すような案を作り わかりやすい規格とすることを検討する ( 次回以降 たたき台となる案を検討予定 ) ( 第 2 回分科会 ) 衛生管理基準の中で 非有機の混入と薬剤の汚染という点については規格化してもいいと思うが 有機性の保持と関係ない部分まで規格化し 認定の条件にしてしまうのは 行き過ぎではないか 一般的な衛生管理が担保されていることは 認定を受けるための最初の条件だろう 規格よりも認定の技術的基準で担保されるのが妥当 施設の要件としてはどうか 有機性の保持よりも衛生面で問題が生じやすいことも事実 メーカーとしては 有機の検査員が 衛生面についても監査時に見てくれた方がいいと思う 一般的な管理基準を網羅するのはよくないが 清掃計画は必須だろう 衛生管理が大事である旨を規格にも示す また ハンドブックなどで具体的な基準を示す 実際の衛生管理が効果的に行われているかについては 有機認証で担保することはできないが 検査員は 衛生管理をきちんとしなくてはならないという思想のもと たとえば 清掃計画等が具体化されているかに関してチェックを行う等 認定の技術的基準で示してはどうか ( 農林水産省より ) 衛生管理は 食品工場全てで求められる基本的なこと 有機以外の他の食品 JAS 規格にも関係するので どのように規定したらよいかについては検討させてほしい ( 施設について ) こういう施設で作ったものを有機加工食品するという施設の条件があったらいいのではないか 設備面が整ってないと認定できないとしてしまうのはいけないのではないか 一律で求められることになると 不利益を被る事業者がでてくるのではないか 衛生管理ができていない場合であれば殺虫剤の使用を認めるとしていいのかどうか そもそも設備面が弱いから衛生管理が十分できず 強い薬剤を使いたくなるのだろう 実際に使われている薬剤だけを別表 2に記載し これだけで対応できない場合の対処方法を規格の本則で示すのがいいのではないか 優先順位は 別表 2の薬剤で対処できない場合 汚染しないようにして別の薬剤を使用できるといてはどうか 現行規格上 物理学的または生物的防除 それでダメな場合は別表 2を使用 さらにQ&A で有機の製造をやっていない時間帯は別表 2 以外の薬剤も使用可となっている 汚染さえ気をつければ 有機製造時でも別表以外の薬剤を使用できないか -5-

6 薬剤によって分解のスピードが違うのにも関わらず 認定機関によっては 48 時間とか 72 時間経てばよいとしている 科学的な根拠はなく 感覚でやっているのではないか ポジティブリスト制度になってから 薬剤ごとに確認せざるを得なくなり 大手の食品メーカーでは 製造する食品に直接触れるような場所に残留してないことを分析し 確認している 検査結果をもとに この薬剤はどのように使うかを決めている また 放置で消える薬剤はほとんどなく あっても 1 種類か 2 種類である 設備に投資せずに管理だけでやっていくのは無理なので 設備への一定程度の投資を促すことは必要である 施設の補修をきちんと行うと 殺虫剤を使う間隔が長くなり 製造ラインを止める回数が少なくなる 施設の衛生管理に用いる資材は 第 4 条製造 加工 包装 保管その他の工程に係る管理 と一緒になっているが 別立てにすることを検討する 施設の管理方法については まずは 日頃のメンテナンスをきちんと行う ことを確認する また 物理的及び生物の機能を利用した方法で対処する それでも対応できない場合は 別表 2 に記載された薬剤を使用する 別表 2 の薬剤でも対応できない場合は 別表 2 に記載されていない薬剤を使う方法も可能とするが その場合は 有機のラインや原材料が汚染されないように きちんと養生したり 製造するまでに時間をおくこと と 明記する (3) 別表 2 について モニタリングトラップにつける薬品類は別表 2 で読むのか 物理的手法に含まれているということで基本的に誘因には何を使ってもよいとするのか 規定上わかりやすくしてほしい 別表 2 で読むならば 誘因剤 忌避剤を追加しなければならないと思う メーカーとしては 誘因剤を認めてほしい 誘因剤 忌避剤は元々の規格にはあったが H17 年の改正時に削除された それらは登録農薬であり ポジティブリスト化されたため 有機農産物につられて削除になったのではないか 有害動植物の防除は 物理的又は生物の機能を利用した方法によること とあるが 食品工場の中には天敵など生物の機能を利用した方法はないので 削除していいのではないか また 有害動植物 は 有害生物 の方がよいのでは 別表 2 はどうして必要なのかという点から整理して必要な薬剤についてリスト化するが 別表 2 にあるのは何でも使っていいということではないという思想を明記する 誘因剤は モニタリングトラップとして必要なので 食品レベルを想定して案を提示する 忌避剤については 天然物由来 と限定する 前回の JAS 規格改正時に落ちているので 前回はどのような書かれ方だったのか 調べて案を作成したい ホウ酸については 捕虫器に使用する場合に限ること という条件を 散逸防止のためなので 容器に入れて使用 などに変更することを検討する 有害動植物の防除は 物理的又は生物の機能を利用した方法によること とあるが 有害動植物 を 有害生物 に変更する また 物理的又は生物の機能 の 生物の機能 を削除することを検討する 第 2 回有機農産物のJAS 規格及び有機加工食品のJAS 規格の見直しに関する検討委員会日時 : 平成 22 年 8 月 2 日 ( 月 )13:30から場所 : さいたま新都心合同庁舎検査棟 (7 階 ) 共用会議室 2 出席者 : 委員 ( 関谷 高橋 林 福井 福政 丸山 本野 森﨑 米倉 渡邊 ) 農林水産省 ( 消費 安全局表示 規格課 生産局農業環境対策課 ) 林野庁 ( 林政部経営課特用林産対策室 ) 加工食品分科会の検討概要について 1 次亜塩素酸水 ( 食品添加物 ) 次亜塩素酸水の製造には 食塩と塩酸の両方を使用できるようにするべき 次亜塩素酸水の製造には 食塩のみ使用できるようにするべき 製造施設では使用目的や対象によって食塩または塩酸を使うことから どちらも認める 2オゾン ( 食品添加物 ) -6-

7 オゾンを使用したいという要望がある 追加を検討する 第 3 回有機農産物のJAS 規格及び有機加工食品のJAS 規格の見直しに関する検討委員会日時 : 平成 22 年 9 月 30 日 ( 木 )13:30から場所 :( 独 ) 農林水産消費安全技術センター大会議室出席者 : 委員 ( 関谷 高橋 林 福井 福政 丸山 本野 森﨑 米倉 渡邊 ) 農林水産省 ( 消費 安全局表示 規格課 生産局農業環境対策課 ) 林野庁 ( 林政部経営課特用林産対策室 ) 有機加工食品の日本農林規格の改正案について (1) 生産方法についての基準 1 組換えDNA 技術の利用制限 有機農産物規格でも整理があったが DNA 組換え技術の排除の原則を示すのは 有機加工食品でも必要 原点に立ち返って考えて頂きたい 非遺伝子組換えを培地原料としているところもあるが 不分別のものもあると思う 培地原料までさかのぼって組換え作物の利用制限を要求するのはきびしいのではないか 現行のQ&Aのままでいいのではないか できるだけ規格で示すと言う観点から Q&Aの説明を記載したもので 規定は何も変更していないが 書きぶりは工夫したい 2 製造及び作業場 防除効果について 定期的なモニタリングが義務化されているように受け取られる 書きぶりは工夫したい (2) その他 小分け時の窒素封入が 加工認定が必要とならないように 調整用等資材の項目を設けてほしい 第 4 回有機農産物のJAS 規格及び有機加工食品のJAS 規格の見直しに関する検討委員会日時 : 平成 22 年 10 月 20 日 ( 水 )13:30から場所 : さいたま新都心合同庁舎 2 号館共用 AV 会議室 504 出席者 : 委員 ( 関谷 高橋 林 福井 福政 丸山 本野 森﨑 米倉 渡邊 ) 農林水産省 ( 消費 安全局表示 規格課 生産局農業環境対策課 ) 林野庁 ( 林政部経営課特用林産対策室 ) 有機加工食品の日本農林規格の改正案について (1) 生産の方法についての基準 1 原材料 ( 非有機の農畜産物及びその加工食品について ) 非有機のものは5% 以下であれば ぎりぎりまで使用している商品もあるので 入手又は十分な量が確保できない場合のみ非有機のものを使用することとするならば しっかり説明する必要がある 事業者は入手できない証明をどのように行うのか 判定のばらつきもでるのではないか 入手できない理由に著しく高価な場合も含めてほしい 製造業者がこの規格を利用して これまでよりも意図的に高額な請求をすることが考えられる 入手が困難な場合にも使用できるよう変更する ( 食品添加物について ) 次亜塩素酸水を有機農産物と同様に追加してほしい 追加する ショ糖脂肪酸エステルは有機原料を酵素反応させたものに限るのか -7-

8 外国の基準では有機の原料に限って認められているのであれば 日本で認めようとしているショ糖脂肪酸エステルに対する判定は となるのでは 砂糖を輸入しているが ショ糖脂肪酸エステルが使用されているのは聞いたことがない 要望は海外の製糖業界から出てきたものなのか 石灰を使用しているとは聞いている 砂糖に使用する場合に 酵素反応により製造されたもののみを認める DL- 酒石酸等は国内では製造もなく コーデックスにもないので 有機農産物で削除したのと同様に有機加工食品でも削除することとしたい 2 製造及び加工施設 有害生物の進入防止が物理的手法により可能なものであることが条件になっているにもかかわらず 並列で薬剤により防除する場合のことが規定されている 物理的手法により不可能だった場合に薬剤を使用するような書きぶりとする必要がある 物理的防除が不可能な 対応できない施設 半開放系の施設がある 義務付けとならないようにしてほしい 書きぶりを変更する 3 製造 加工 包装 保管その他の工程に係る管理 ( 食品添加物の使用制限について ) 現行の 必要最小限 から改正案の 必要な場合 となったが 意味が違い 意図があいまいになった 量に制限がない 必要なものは必要に応じて使う 適正量がある ( 混入防止について ) 2 項の規定は原材料の管理のみを指しているのか 製造工程における管理も含むのか あいまいになっている 現行では原材料の管理のみならず 製造工程においても混入しないよう規定されていると考えるので 分かりやすくすべき 原材料の洗浄剤等の汚染防止を規定するなら6 項のほうがよい 書きぶりを変更する ( 有害生物の駆除について ) 駆除効果は駆除をしなければ駆除効果は点検できないので 駆除対策をした場合のみの規定とするべき 別表 2の薬剤を使用しても十分に防除することができない場合に限り 別表 2 以外の薬剤を使用できるような規定とする必要がある 噴霧後の扱いをQ&A 等で明らかにしたほうがよい 具体的にどのようなものを使用したいという要望があるのか 書きぶりを変更する ( 包装の工程における窒素及びアルコールの使用について ) 窒素及びアルコールの使用は洗浄剤の汚染ではないので 6の基準にかかわらず は不適切では 生産行程管理者は別表 1を使用できるので 小分け業者のみでよい 6の基準にかかわらず の文言はなくてもよいのでは アルコールの量は制限なく使えるように読めるので 制限をかける必要があるのでは 書きぶりを変更する (2) 有機加工食品の名称及び原材料名の表示 転換期間中の記載を省略することは反対である ただし書き以降があれば シール等で業者は対応でき 包材を 2 つ持つ必要がなくなる (3) その他 文章が受動態 能動態と統一性がない部分がある 有機 使用の強調表示について 見直し 規制をお願いしたい -8-

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