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1 1 三菱電機株式会社 宇宙事業説明会 2009 年 10 月 22 日 上席常務執行役電子システム事業本部長栗原昇

2 2 1. 宇宙事業の概要について 2. 事業展開に向けた製品ラインアップ 3. まとめ

3 3 宇宙利用の現在の姿 1. 宇宙事業の概要について 通信 放送 観測 モバイル通信 衛星携帯電話 モバイルPC データ通信 TV 会議 TV ビデオ オン デマンド気象 災害 地球観測 天体観測 測位 カーナビ 運行管制 ( 航空機 船舶 車輌 ) 宇宙利用 は社会生活を支え始めている

4 1. 宇宙事業の概要について 電子システム 電力 産業システム 社会システム ビルシステム 三菱電機を支える事業本部 宇宙事業 IT 宇宙ソリューション事業 防衛事業を担当 通信システム インフォーメーションシステム事業推進 リビング ディジタルメディア FA システム 自動車機器 半導体 デバイス 4

5 ーポレートレベルの支援強強化コ1. 宇宙事業の概要について 三菱電機の成長戦略としての 宇宙事業 ( 人工衛星 ) VI VI 戦略戦略 生産性及び品質の向上 強い事業をより強く 開発力及び自動車用人工衛星交通システム知財活動の強化電装品資材調達改善 FA/ メカトロ機器昇降機営業 サービスの強化 AD AD 戦略戦略財務体質の強化強い事業を核とした電力システム化人的資源の有効活用地球温暖化対策ソリューション ソリューション事業強化 映像ソリューション 光通信システム パワー半導体 ネットワークセキュリティシステム 空調 住設機器 トータルセキュリティーソリューション 街づくりソリューション * VI とは Victory の意味 AD は Advance の意味をそれぞれ表す 5

6 1. 宇宙事業の概要について 宇宙事業の歴史 宇宙事業への参入 海外技術導入 研究開発開始 自主技術の確立へ 研究開発衛星の受託 世界 19 ヶ国で 330 以上の衛星プロジェクトに参画 主契約者として 40 機以上の衛星を設計 製造 ISS ETS-V システムインテグレーターへ 衛星生産設備の整備 国際市場マーケティング開始 国際市場への参入 衛星搭載機器の海外販売 Optus-C1 研究開発から実利用へ 1999 年商用通信衛星初受注 (Optus-C1) 2004 年国産衛星バス商用通信衛星初受注 (SB-C2) 2008 年海外からの商用通信衛星受注 (ST-2) 2009 年国際入札にて ひまわり 8 号 /9 号受注 ST2 衛星一貫生産体制国産標準衛星バスの投入 6

7 1. 宇宙事業の概要について 7 宇宙事業の現状 年間売上 : 700~800 億円 国内トップメーカ 世界の衛星メーカ中 8 位 最近の受注案件 2008 年度 : 宇宙ステーション補給機電気モジュール (6 機 ) 陸域観測技術衛星 2 号商用通信衛星 ST 年度 : 静止地球環境観測衛星 ( ひまわり8 号 /9 号 )

8 1. 宇宙事業の概要について 8 政策転換による新たな方向性 宇宙基本計画から抜粋 ( 宇宙開発戦略本部のパンフレットから ) 目指すべき 6 つの方向性 ~ 国民生活の向上と国際貢献を目指して ~ 1. 安心 安全で豊かな社会の実現 2. 安全保障の強化 3. 宇宙外交の推進 4. 先端的な研究開発による活力ある 未来の創造 世紀の戦略的産業の育成 6. 環境への配慮 宇宙の研究開発から利用される宇宙への転換 戦略的産業としての宇宙利用 社会基盤としての宇宙利用システム構築へ

9 1. 宇宙事業の概要について 宇宙開発予算と産業規模の拡大 宇宙関連産業規模は総額で約 6 兆円 予算規模の伸張に伴い 関連産業拡大への波及効果大 ( 億円 ) 宇宙開発関係予算 約 6 兆円 3,000 2,500 2,000 2,514 2,533 2,737 2,907 宇宙関連民生機器産業 1 兆 8,267 億円 ユーザー産業群 3 兆 4,196 億円 1,500 1, ( 年度 ) 宇宙利用サービス産業 6,895 億円 宇宙機器産業 2,348 億円 出典 :SJAC 宇宙産業調査 9

10 10 1. 宇宙事業の概要について 2. 事業展開に向けた製品ラインアップ 3. まとめ

11 2. 事業展開に向けたラインアップ 軌道上で運用中のもの 開発 製造中のもの JMA こだま (DRTS) 衛星間通信 OPTUS C1 商用通信 ( 豪 ) MLIT ひまわり7 号 (MTSAT-2) 航空 気象管制 GCOM-W/AMSR2 マイクロ波放射計 ひまわり 8 号 9 号静止地球環境観測 QZS-1 準天頂測位実証 METI ひので (SOLAR-B) 太陽観測 スーパーバード C2 商用通信 ( 日 ) きく 8 号 (ETS-VIII ) 移動体通信 ALOS-2 レーダ観測 SERVIS-2 民生品宇宙実証 だいち (ALOS)/AVNIR2 可視赤外放射計 いぶき (GOSAT) 温室効果ガス観測 HTV 技術実証機宇宙ステーションへの輸送 地上設備 / 望遠鏡として運用中のもの SLATS 超低高度実証 ST-2 商用通信 ( シンガポール 台湾 ) HTV 運用機 (#1 から #6) 宇宙ステーションへの輸送 開発 建設中の地上設備 / 望遠鏡 スーパーバード管制局 (SPE SPW) 深宇宙探査用 64m アンテナ設備 すばる望遠鏡 国立天文台 JAXA 衛星追跡管制用ネットワークシステム 国立天文台 アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計 (ALMA) ACA( アタカマコンパクトアレイ ) 11

12 2. 事業展開に向けたラインアップ 静止衛星 標準衛星バス DS2000 JMA JMA 衛星バス標準化 / シリーズ化 衛星システム 低軌道周回衛星 中型標準衛星 小型標準衛星 輸送機用機器 HTV 電気モジュール METI/USEF 高信頼 高品質高コストパフォーマンス 搭載機器 バス機器 太陽電池パネル ヒートパイプパネル リチウムイオンバッテリー ミッション機器 RF 機器 アンテナ 12

13 2. 事業展開に向けたラインアップ 静止衛星 国の研究開発プログラム データ中継技術衛星 DRTS (2002) 成果活用 技術試験衛星 VIII 型 ETS-Ⅷ (2006) 標準衛星バス DS2000 確立 工期短縮 コスト削減 高信頼 高品質 国際競争力の向上 実利用への展開 官需衛星 ( 実利用目的の衛星 ) 商用通信衛星 国交省殿 気象庁殿ひまわり 7 号 (2006) 文科省殿とりまとめ ( ) 準天頂衛星 (2010) 気象庁殿ひまわり 8 号 (2014) 9 号 (2016) スカパー JSAT 殿 Superbird-C2(2008) シンガポールテレコム殿 ST-2(2011) MLIT JMA ( ) 文科省 経産省 総務省 国交省の連携による開発 13

14 2. 事業展開に向けたラインアップ低軌道周回衛星 1990 ~ 2000~ 2010 ~ 地球観測技術地球観測技術衛星フ ラットフォーム衛星みどりみどりII (1996) (2002) 地球資源衛星ふよう 1 号 (1992) 中型標準衛星 (1~2ton) 温室効果ガス観測技術衛星いぶき (2009) 陸域観測技術衛星 2 号 (2013) 中型標準衛星陸域観測技術衛星 3 号計画中 環境監視 災害観測 安全保障等の宇宙利用に適用 METI/USEF 次世代無人宇宙実験システム USERS (2002) METI/USEF 宇宙環境信頼性実証システム SERVIS-1 (2003) Cheaper/Faster/Better METI/USEF 宇宙環境信頼性実証システム SERVIS-2 (2010) 小型標準衛星 (0.5ton 以下 ) 超低高度技術試験衛星 SLATS (2013) 小型標準衛星 技術実証 海外展開等の宇宙利用に適用 14

15 輸送機用機器 2. 事業展開に向けたラインアップ SFU(1995) 自律航法誘導の実証 国の研究開発プログラム 成果活用 ETS-Ⅶ(1997) 全自動ランデブー ドッキング SFU: スペースフライヤーユニット ETS-VII: 技術試験衛星 VII 型 2009 年 9 月 18 日 HTV のランデブー成功に貢献 航法誘導制御技術確立 宇宙ステーション補給機 HTV 用電気モジュールとして採用 日本の高い技術力を証明 今後の展開 NASA HTV 運用機 (6 機 ) HTV 派生型 軌道間輸送機 月輸送機 シリーズ化 ISSからの大量回収 15

16 2. 事業展開に向けたラインアップ 16 搭載機器 バス機器 太陽電池パネル リチウムイオンバッテリー ヒートパイプパネル 世界シェア 40% 世界シェア 35% 世界シェア 30% 海外の主要衛星メーカと長期供給契約を締結 ミッション機器 高周波増幅器 送 受信機 アンテナ S バンド C-LNA Ku-RX C バンド デュアルグリッド APAA

17 17 1. 宇宙事業の概要について 2. 事業展開に向けた製品ラインアップ 3. まとめ

18 3. まとめ宇宙利用インフラが拓く社会の姿 データ中継衛星通信衛星 放送衛星 宇宙利用インフラ 安全保障衛星 測位衛星 観測衛星 気象衛星 宇宙太陽光発電衛星 マンナビ カーナビ 気象観測 環境計測 災害監視 衛星放送 大容量衛星データ通信 SOS ナビゲーション 画像提供 :NASA JAXA JMA 自動車 航空機 船舶等の高度交通管制等 移動体通信 数値標高モデル作成 国土管理 / 地図作成 地震災害 山岳 海難事故等 救難救助支援 都市災害 建物崩壊 落橋 18

19 宇宙展宇宙基本法事業のさらなる発19 3. まとめ 宇宙事業と利用分野の拡大 高度な技術力に支えられた利用される宇宙へ転換 基礎/ 基盤的技術の研究開発継続 宇宙利用インフラの整備 運用 利用の拡大 地上ネットワークとの連携 融合によるサービスの多様化

20 事業目標 3. まとめ 宇宙利用インフラ構築への貢献 安定 継続した社会インフラの提供 サービス ユーザの拡大 地上インフラと融合し 新たなサービス拡大 商用衛星 / 国際市場への展開 商用衛星システム 搭載機器拡販 アジアへの貢献 国内外でバランスの取れた成長 売上規模を倍増 : 今後 10 年で 1500 億円規模へ 世界の衛星メーカランキング : トップ 5 へ 20

21 最新トピックス 21 米オービタルサイエンス社から NASA の宇宙貨物輸送機用近傍接近システム受注 宇宙貨物輸送機用 シグナス 9 機分で受注総額約 60 億円 2010 年から 2014 年にかけて順次納入予定 宇宙貨物輸送機 シグナス OSC 今回受注した機器は 本年 9 月 11 日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機 HTV に搭載され きぼう に搭載された近傍通信システムとの間で正常に機能し 9 月 18 日に宇宙ステーションへのランデブー ドッキングの成功に貢献しました

22 22

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経営理念 宇宙と空を活かし 安全で豊かな社会を実現します 私たちは 先導的な技術開発を行い 幅広い英知と共に生み出した成果を 人類社会に展開します 宇宙航空研究開発を通して社会への新たな価値提供のために JAXAは 2003年10月の発足以来 宇宙航空分野の基礎研究から開発 利用に至るまで一貫して行 国立研究開発法人 経営理念 宇宙と空を活かし 安全で豊かな社会を実現します 私たちは 先導的な技術開発を行い 幅広い英知と共に生み出した成果を 人類社会に展開します 宇宙航空研究開発を通して社会への新たな価値提供のために JAXAは 2003年10月の発足以来 宇宙航空分野の基礎研究から開発 利用に至るまで一貫して行うことのできる機関として 活動を行っております 発足当初から10年は研究開発組織として技術実証による技術基盤の獲得を行い

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