税金読本(6-1)公社債投資の税金

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1 162 公社債の種類 特定公社債と一般公社債 公社債投資の税金 公社債に対する課税の概要 公社債 ( 国内債 ) の種類 公社債は 税制上 特定公社債と一般公社債の2つに大きく分かれます 公社債のうち 次の 特定公社債の範囲 にあてはまるものを特定公社債と呼び 特定公社債に該当しない公社債を一般公社債と呼びます 特定公社債には国債 地方債 外国国債 6-1 公社債は 考え方によっていろいろな方法で分類できます 発行者によって分けた場合は国債 地方債 政府関係機関債 社債などに分類できます 募集方法によって分けた場合は公募債 非公募債 利息 の付き方によって分けた場合は利付債 割引債 償還までの期間によって分けた場合は短期債 中期債 長期債 超長期債にそれぞれ分類できます この他 仕組債などもあります 大分類中分類小分類 ( 年限は発行例からの抜粋 ) 公共債 民間債 国債 利付債 割引債 超長期国債 (20 年 30 年 40 年 ) 変動利付国債 (15 年 ) 物価連動国債 (10 年 ) 長期国債(10 年 ) 中期国債(2 年 5 年 ) 個人向け国債(3 年 5 年 10 年 ) 国庫短期証券 (2ヵ月 3ヵ月 6ヵ月 1 年 ) ストリップス国債 地方債公募地方債 (5 年 10 年 ) 非公募地方債 ( 銀行等引受債 ) 政府関係機関債 地方公社債 政府保証債 (2 年 10 年 ) 財投機関債 地方公共団体が設立した公社 ( 地方住宅供給公社 地方道路公社 土地開発公社 ) が発行する債券 金融債割引金融債 (1 年 ) 利付金融債 (1 年 10 年 ) 事業債等 事業債 (NTT 債 電力債 銀行社債 一般事業債 ) 短期社債 特定社債 ( 特定目的会社発行の社債 ) 新株予約権付社債など ストリップス国債は利付国債の元本部分と利子部分を分離して販売されるもので 正式には分離元本振替国債 分離利息振替国債といいます 外国地方債のほか 公募 上場されている公社債 証券会社や銀行などが発行する社債などが含まれます 利付債だけでなく 割引債も 特定公社債の範囲 にあてはまれば特定公社債となります 特定公社債の譲渡損益 償還損益は 上場株式や公募株式投信 公募公社債投 信などの譲渡損益 償還損益と合算して 上場株式等の譲渡所得等として申告分離課税の対象となります 一般公社債の譲渡損益 償還損益は 非上場株式や私募株式投信 私募公社債投信などの譲渡損益 償還損益と合算して 一般株式等の譲渡所得等として申告分離課税の対象となります 特定公社債の範囲 特定公社債の譲渡損益と一般公社債の譲渡損益はそれぞれ別々に計算しますので 相互の損益通算はできません なお 特定公社債または一般公社債の譲渡による所得は 譲渡所得 雑所得 事業所得のいずれかとなります ( 74 ページ参照 ) が これら3 区分の所得を総称して譲渡所得等と呼びます 1 金融商品取引所または外国金融商品取引所に上場されている公社債 2 国債 地方債 3 外国国債 外国地方債 4 会社以外の法人が特別の法律により発行する社債 ( 外国法人に係るもの並びに投資法人債及び特定目的会社の特定社債を除く ) 5 公募公社債 6 発行日の前 9ヵ月以内 ( 外国法人は12ヵ月以内 ) に有価証券報告書等 ( 四半期報告書 半期報告書を含む ) を提出している法人が発行する社債 7 金融商品取引所または外国金融商品取引所において公表されたプログラム ( 一定の期間内に発行する公社債の上限額 発行者の財務状況等その他その公社債に関する基本的な情報をいう ) に基づき発行される公社債 8 国外において発行された公社債で 次に掲げるもの ( 取得後引き続き保護預りがされているものに限る ) a 国内において売出しがされたもの b 国内における私売出しの日前 9ヵ月 ( 外国法人は12ヵ月以内 ) 以内に有価証券報告書等 ( 四半期報告書 半期報告書を含む ) を提出している法人が発行する社債 9 次に掲げる外国法人が発行し または保証する債券 a 出資金額または拠出金額の50% 以上が外国の政府により出資または拠出されている外国法人 b 外国の特別の法令の規定に基づき設立された外国法人で その業務が当該外国の政府の管理の下に運営されているもの c 国際間の取極に基づき設立された国際機関が発行し または保証する債券 ( 世銀債等 ) 10 国内または外国の法令に基づいて銀行業または金融商品取引業を行う法人またはその 100% 子会社等が発行する社債 ( 発行時にその取得者が1 人またはその関係者のみであるものを除く ) 年 12 月 31 日以前に発行された公社債 ( 発行時に同族会社であった会社が発行した社債を除く ) ( 注 ) これらに該当しても 預金保険法の対象となっている金融債および農水産業協同組合貯蓄保険法の対象となっている農林債 2015 年 12 月 31 日以前に発行され発行時に償還差益の源泉徴収を受けた割引債は 特定公社債 にも 一般公社債 にもなりません 163 2

2 164 特定公社債に対する課税 特定公社債の課税の概要 2016 年 1 月 1 日から 公社債税制は大きく変更されています 特定公社債 ( 163ページ参照 ) に該当する公社債の利子は 改正前は源泉分離課税でしたが 改正後は 税率 % ( 所得税 % 住民税 5%) での源泉徴収後 申告不要とするか申告分離課税とするかを選びます 特定公社債の譲渡損益は 改正前は非課税でしたが 改正後は 税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課税となっています 外貨建の場合の為替損益は譲渡損益に含まれます 上場株式 上場株式 特定公社債 公募投信の課税の概要 (2016 年 1 月以後 ) 上場株式など 公募株式投信など 特定公社債 公募公社債投信など 改正の結果 特定公社債および公募公社債投信の課税方式は 上場株式および や公募株式投信の譲渡損益と同様に 源泉徴収ありの特定口座で取引していれば 申告不要にもできます 特定公社債の償還損益は 譲渡損益と同様に扱われます 発行会社の倒産等により元本全額が償還されないケースでは一部回収できた場合は回収できた金額により譲渡したものとみなし ( 注 ) 全く回収できなかった場合は後述の 特定管理株式等が価値を失った場合 に限り譲渡損失とみなします 公募公社債投信についても 特定公社債と同様の課税方式に変更されています 利子 配当 分配金譲渡損益償還損益 配当所得として税率 % で源泉徴収後申告不要 ( 確定申告し税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課税または総合課税を選択可 ) 利子所得として税率 % で源泉徴収後申告不要 ( 確定申告し税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課税を選択可 ) 譲渡所得等として税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課税 ( 源泉徴収ありの特定口座なら申告不要を選択可 ) デフォルトによる損失については 一部回収できた場合は譲渡損失として扱い 全く回収できなかった場合は 特定管理株式等が価値を失った場合 ( 174ページ ) に該当する場合 譲渡損失として扱う ( 1) 網掛けは 損益通算が認められている範囲を示します ( 未公開株式等や一般公社債の譲渡損とは損益通算できません ) ( 2) この図表では 大口株主が受ける配当 未公開株式 一般公社債などは考慮しません 割引債および割引債類似の債券には別途 償還時の源泉徴収の規定があります ( 168 ページ参照 ) 公募株式投信の課税方式とほぼ同じとなっています 印の付いている所得税については 別途復興特別所得税の課税も行われます 復興特別所得税の税率は基準所得税額の2.1% です 詳しくは 46ページを参照してください ( 注 ) 社債がデフォルトした後の処理において 指名債権となった場合の税務上の扱いは明らかになっていません 上場株式 公募株式投信の配当 分配金について総合課税を選択する場合を除けば 上場株式 公募株式投信 特定公社債 公募公社債投信などであれば 課税方式は税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課税 ( または源泉徴 特定公社債の利子所得に対する課税 2016 年 1 月 1 日以後に支払われるべき特定公社債の利子所得については 税率 %( 所得税 % 住民税 5%) での源泉徴収が行われます その後 確定申告を行わず申告不要とするか 確定申告を行い税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課税の適用を受けるか いずれかを選択できます 申告分離課税を選択した特定公社債 ( すなわち上場株式等 ) の利子所得は 上場株式等の譲渡所得等と損益通算できます 特定公社債の譲渡所得等に対する課税 特定公社債の譲渡損益は 上場株式等の譲渡所得等として税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課税の対象です 2016 年 1 月 1 日以降に利払日を迎える国内債券の経過利子については 税金相当額を控除しないで受渡しが行われています 特定公社債の取得時に支払った経過利子は取得価額に含め 譲渡時に受取った経過利子は譲渡による収入金額に含めます このほか 取得価額の計算方法は 原則として株式の場合と同様ですので 79ページ以後の 取得価額 ( または取得 2収後 申告不要 ) に統一されています また 所定の手続きを行っていれば 源泉徴収ありの特定口座内で 確定申告を行わずにこれらの商品の利子 配当 分配金と譲渡損益 償還損益の損益通算をすることもできます ( 83ページ ) また 過年度から繰り越されている上場株式等の譲渡損失の繰越控除の対象にもなります ( 83ページ ) 受け取った利子所得につき確定申告を行うか否かは 原則として1 回の利払いごとに選択可能です ( ただし 源泉徴収ありの特定口座内に受け入れた利子所得については 当該特定口座内に受け入れた配当所得と合わせて 1つの特定口座ごとに申告の有無を選択します ) 費 ) の計算 を参照してください 特定公社債の償還損益は 譲渡損益と同様に上場株式等の譲渡所得等として申告分離課税の対象です 特定公社債の譲渡損益 償還損益は上場株式等の譲渡所得等となりますので 特定譲渡 ( 83ページ参照 ) による譲渡損失については 申告分離課税を選択した上場株式等 ( 特定公社債も含まれます ) の配当所得 利子所得と損益通算ができ ( 83ページ ) 損益通算後になお損失が残った場合はその損失を繰り越し 翌年以後 3 年間繰越控除を行うことができます ( 83ページ ) 165

3 166 Q 個人向け国債への課税 個人向け国債の課税はどのようになるのでしょうか? 個人向け国債は 2003 年 3 月に個人の国債保有を促すために発行が開始され 現在は10 年変動利付債と5 年固定利付債 3 年固定利付債の3 種類が毎月募集されています その特徴は 所有者が個人に限られていること 最低 1 万円から購入できること 2 回目の利払日以降は途中換金が可能なことです 中途解約した場合は 直近 2 回分の受け取った利子相当額 ( 税引前 ) が中途換金調整額として差し引かれます 直近 2 回分の受け取った利子相当額を中途換金調整額として支払うだけですので 実質的には投資金額を下回ることはありません 個人向け国債は 特定公社債 として取り扱われます 利子は20.315% の源泉徴収が行われ その後申告不要又は申告分離課税のどちらかを選択することになります 利子や中途換金調整額は 上場株式等の利子 配当および譲渡損益等と損益通算することができます また 一定の要件を満たす場合はマル優や特別マル優を使うこともできます なお 個人向け国債を購入した際に受けられるキャッシュバックなどのいわゆるキャンペーン景品については 所得税法上 雑所得として取り扱われると思われます 基本的に確定申告が不要であるサラリーマンの場合 雑所得など給与 退職所得以外の所得の合計が20 万円を超えるときなどは 例外的に確定申告が必要になります ( 49 ページ参照 ) 他方 基本的に確定申告が必要である年金受給者の場合 年間の公的年金等の収入金額が400 万円を超えかつその年の公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20 万円を超えるときは 例外的に所得税について確定申告が不要になります ( 267ページ参照 ) Q B( 債券型 ) の税制 B( 資産担保証券 ) のうち債券型のものはどのように課税されるのでしょうか? B( 資産担保証券 ) とは 企業等から資産 ( ローン債権 リース料債権 不動産等 ) を譲り受けたPV( 特別目的会社 信託等 ) が 譲り受 けた資産の予想キャッシュ フローを裏づけに発行する証券をいいます B には出資証券として発行されるものや債券として発行されるものがあります わが国の 資産の流動化に関する法律 ( いわゆるPC 法 ) に基づき特定目的会社の社債として発行されるものについては 公募発行されたものなど一定の要件を満たせば 特定公社債 として取り扱われることとなります 一般公社債の課税 利子に対する課税 一般公社債の利子に対する課税方式は税率 %( 所得税 % 住民税 5%) の源泉分離課税です ( 後述の同族会社の株主等に支払うものを除きます ) 特定公社債の利子とは異なり 申告分離課税は選択できません 譲渡損益に対する課税 一般株式等 ( 未公開株式 一般公社債など ) の譲渡損益は 2016 年 1 月 1 日以後 上場株式等 の譲渡損益 償還損益と同様に税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課税です 償還損益に対する課税一般公社債の償還損益は申告分離課税の対象となります ( 後述する 同族会社の株主等に支払うものを除きます ) 損益通算は不可 2016 年 1 月 1 日以後は 一般株式等 と 上場株式等 の損益は区分され 一般株式等 と 上場株式等 との間で譲渡損益の損益通算はできません また 一般株式等 の譲渡損益と 一般株式等 の利子 配当等との損益通算もできません ただし 申告分離課税が適用される 一 般株式等 の譲渡損益 償還損益については 損益通算が可能です 特定口座受け入れは不可 一般株式等 は従来と同様 2016 年以後も特定口座に受け入れることはできません 同族株主等に支払うもの 2016 年 1 月 1 日以後 一般公社債の利子のうち 同族会社の株主等に支払うものについては 発行会社による税率 % の源泉徴収後 確定申告し利子所得として総合課税とされます また 2016 年 1 月 1 日以後 一般公社債の償還差益のうち 同族会社の株主等に支払うものについては 申告分離課税が適用されず 雑所得として総合課税とされます 同族会社の株主等に支払うものとは その支払の確定した日( 無記名の公社債の利子については その支払をした日 ) においてその者を判定の基礎となる株主として選定した場合に当該公社債の利子の支払をした法人が同族会社に該当することとなるときにおける当該株主およびその親族 使用人等一定の者 に支払うもののことをいいます 167 2

4 168 割引債の税金 割引債の改正前の税制 割引債は 改正前は発行時に原則として税率 %( 所得税 %) の源泉分離課税 譲渡損益は非課税でした 経過措置 (2015 年 12 月までの発行分 ) 2015 年 12 月 31 日以前に発行され発行時源泉徴収が行われた割引債については 2016 年 1 月 1 日以後の償還であっても 発行時の源泉分離課税で課税関係が完結しているため 償還時に課税関係は生じません 償還時の源泉徴収 2016 年 1 月 1 日以後は 割引債についても特定公社債と一般公社債に区分され 特定公社債である割引債は特定口座に受け入れることができます 2016 年 1 月 1 日以後に発行される割引債は 償還時に税率 %( 所得税 % 住民税 5%) の源泉徴収が行 みなし償還差益 われます 償還時の源泉徴収が行われるのは 割引債 分離元本公社債 分離利子公社債 額面の90% 以下の価額で発行された利付債です 国外発行の割引債で割引債の償還金が国内で支払われるもの および国内における支払の取扱者を通じて受け取るものについても償還時の源泉徴収の対象となります 特定口座において管理されている割引債については 発行価格 ( または取得価額 ) が管理されているため 実際の償還損益に基づいて利付債と同様の課税が行われます 一方 特定口座で管理されていない割引債の償還金については 実際の利益が明確にならない場合が考えられます そこで 次の金額を償還差益とみなして源泉徴収が行われます 発行から償還までの期限が 1 年以内の割引債 ( 分離利子公社債を除く ) 償還金額の 0.2% 発行から償還までの期限が 1 年超の割引債および分離利子公社債償還金額の 25% 同族株主等に支払うもの一般公社債の償還差益のうち同族会社の株主等に支払うものについては 雑所得として総合課税となります ( 源泉徴収あり ) 割引債の譲渡損益に対する課税 2016 年 1 月 1 日以後の割引債の譲渡 償還の税制上の扱いは利付債の譲渡と同様です すなわち 特定公社債であれば上場株式等の譲渡所得等として税率 20% ( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分 離課税となります 一般公社債であれば一般株式等の譲渡所得等として税率 20% ( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課税となります ただし 2015 年 12 月 31 日以前に発行され発行時源泉徴収が行われた割引債の譲渡益については 2016 年 1 月 1 日以後においても非課税となり 譲渡損失についてはないものとみなされます 割引債の課税方式をまとめると 次の表のようになります 割引債の課税方式 源泉徴収 確定申告の要否 確定申告時の扱い 償還時にみな し償還差益 % 源泉 要 要 益 20%( 所得税 15% 簡易申告口座なしなし要要住民税 5%) の申告分離 徴収 実際の譲渡損益 償還差 源泉徴収口座 償還時に実際 ( 注 1) 課税実際の譲渡損の償還差益 益 % 不要不要 % 源泉源泉徴収徴収 償還時にみな 実際の譲渡損益 償還差 一般公社債 なし し償還差益 益 20%( 所得税 15% 要要 % 源泉住民税 5%) の申告分離 徴収 ( 注 1)( 注 2) 課税 新株予約権付社債の税金 新株予約権付社債とは 新株予約権が付いた社債です 新株予約権とは 発行会社の株式を 発行後一定の権利行使期間内に一定の行使価額を払い込むことで発行会社から取得できる権利をいいます 新株予約権付社債の保有者が権利行使した場合 発行会社は新株を発行するか保有する自己株式を譲渡することになります 債の保有者 ) は新たな払い込みをすることなく 発行会社の株式を取得することができます 投資家は新株予約権付社債のまま保有することも 売却することもできます 権利行使して株式を取得することもできます 新株予約権付社債の権利行使では損益は生じません ( 権利行使により取得 転換社債型新株予約権付社債 (CB) した株式の取得価額は 78ページ参照 ) の場合 新株予約権の行使に際して払い込むべき金額が社債の発行価額に等しく 権利行使時には必ず社債が償還され 払い込むべき金額の払い込みに当てられま 新株予約権付社債は 通常は利付債として発行されます ただし 割引債として発行されるものもあります 満期まで保有すれば償還金額が支払われます す ( 代用払込みといいます ) 投資家 ( 社 譲渡損益償還差益譲渡益償還差益譲渡損益 償還差益特定公社( 注 1)2016 年 1 月 1 日以後 譲渡損益 償還差益については 特定公社債であれば 上場株式等 の譲渡所得等として扱われ 上場株式等 の譲渡所得等 配当等との損益通算 および繰越控除の対象となります 一般公社債であれば 一般株式等 の譲渡所得等として扱われ 一般株式等 の譲渡所得等の中でのみ損益通算ができます ( 注 2)2016 年 1 月 1 日以後の償還金について 同族会社の株主等に支払うものは 申告分離課税の対象とならず 雑所得として総合課税となります ( 注 3)2015 年 12 月 31 日以前に発行され 発行時に源泉徴収が行われた割引債については 2016 年 1 月 1 日以後の償還であっても償還時の源泉徴収は行われません この場合 発行時の源泉分離課税で課税が完結しており 確定申告は行えません ( 注 4)2015 年 12 月 31 日以前に発行され 発行時に源泉徴収が行われた割引債は 2016 年 1 月 1 日以後に譲渡した場合についても 譲渡所得は非課税となります

5 170 利子 償還差益に対する税金 上場あるいは公募の新株予約権付社債であれば 特定公社債 として取扱われる一方 それ以外の新株予約権付社債に 譲渡益に対する税金 新株予約権付社債は 新株予約権が付与されているなど株式の性格を持つことから 譲渡益については株式と同様に申告分離課税の対象とされます 新株予約権付社債が 特定公社債 として取扱われる場合には 上場株式等の譲渡所得 新株予約権の権利行使期間満了時の課税 他社株転換可能債 (EB) に対する税金 他社株転換可能債 (EB) とは 対象株式で償還する可能性のある債券です 対象株式が 発行体とは異なる会社の株式であることからこのような名称で呼ばれています 対象株式のある時点の株価もしくは株価推移によって 額面金額の ついては 一般公社債 として取扱われます 等 一般公社債 として取扱われる場合には 一般株式等の譲渡所得等 として それぞれ課税されます なお 特定公社債 に該当すれば特定口座への預け入れの対象となります それぞれ別途売買することができる新株予約権と社債が同時に発行され 新株予約権が譲渡されないまま権利消滅した場合でも その損失を株式等の譲渡による雑所得の必要経費等として控除することはできません また これを通常の雑所得の損失として他の雑所得との間で通算することなどもできません 特殊な債券の税金 債券の中には いわゆる仕組債とよばれる特殊なキャッシュ フローを持つ債券があります そのような債券の場合 税務上も特別な取扱いがされる可能性があるので注意が必要です 100% の現金で償還されるのか 対象株式で償還されるのかが決まります 発行条件例他社株転換可能債にも様々な仕組みの商品がありますが 最も基本的な仕組みは次のようなものです 他社株転換可能債の発行条件例 1 発行体国内外の金融機関 2 転換対象株式東証第一部上場会社発行の普通株式 3 発行額数億円程度 4 発行価額額面の100% 5 利率 ( クーポン ) 固定利率 償還 ( ア ) 参照価格 転換価格の場合 : 額面の100% の現金 ( イ ) 参照価格 < 転換価格の場合 : 対象株式 1 参照価格 : 評価日 ( 償還日の 10 営業日前 ) の対象株式の株価 2 転換価格 : 条件決定時の対象株式の株価を基に決定 3 交付株数 = 額面金額 転換価格 利子に対する課税 他社株転換可能債の利子については % の源泉徴収が行われます 特定公社債であれば申告分離課税 一般公社債であれば源泉分離課税が適用されます 償還損益 譲渡損益に対する課税他社株転換可能債が 特定公社債 として取扱われる場合には 上場株式等の譲渡所得等 一般公社債 として取扱われる場合には 一般株式等の譲渡所得等 として それぞれ課税されますので 個別商品ごとに確認する必要があります 株式で償還される場合は 他社株転換可能債の取得価額と対象株式の評価額との差が償還差損益として扱われ 申告分離課税の対象となります 対象株式の評 株価指数連動債に対する税金 株価指数連動債とは 償還金額が日経平均株価などの株価指数によって変動する債券のことです 株価指数のある時点の価格もしくは価格推移によって償還金額が変動します 最も一般的な仕組みは 決められた期間に株価指数がある水準 ( ノックイン価格 ) を下回った場合 償還金額がある時点の株価指数によって決定されるというものです そのため償還金額が額面を下回るリスクがありますが 価額は 償還日の株価に株数を乗じて求められます なお 償還時に受け取った株式の取得価額は 償還日の株価が適用されます 特定口座を開設している証券会社の一般口座で保有していた他社株転換可能債の償還時に受け取った株式については 当該特定口座に預けることができます ( 203ページ参照 ) 他社株転換可能債が 特定公社債 であれば 特定口座で保有することも可能です 償還された株式を将来譲渡した際の譲渡損益は 申告分離課税となります その際の譲渡損益は 償還日の対象株式の株価と譲渡価額との差額となります 2その対価として一般の債券に比べて利率が高くなっています 利子に対する課税株価指数連動債の利子については % の源泉徴収が行われます 特定公社債であれば申告分離課税 一般公社債であれば源泉分離課税が適用されます 償還損益 譲渡損益に対する課税株価指数連動債が 特定公社債 として取扱われる場合には 上場株式等の譲 171

6 172 渡所得等 一般公社債 として取扱われる場合には 一般株式等の譲渡所得等 仕組債 仕組債とは 一般に 償還額や利率が株価指数や為替などを参照して変動する債券のことをいいます 例えば 発行したときと異なる通貨で償還されるデュアル カレンシー債 株式で償還される可能性のある他社株転換可能債 (EB) 株価指数により償還金額が変動する株価指数連動債 発行通貨と償還通貨は同じものの利子が為替により変動するリバース デュアル カレンシー債などさまざまな仕組債があります このように仕組債はそれぞれ異なる商品特性を有していることから 商品ごとにそのリスクとメリットを十分に把握する必要があります また 税制についても特別な取扱いが求められることがあり 取引を行う前に確認する必要があります Q 預貯金および金融類似商品等の税金 として それぞれ課税されますので 個別商品ごとに確認する必要があります 預貯金の利子はどのように課税されますか また 金融類似商品等はどのように課税されますか 預貯金の利子は一律 % の源泉分離課税の対象となります 金融類似商品等とは 預貯金の利子と同じく % の源泉分離課税の対象となる金融商品であり 具体的には次のようなものが含まれます 定期積金または相互掛金の給付補てん金 抵当証券の利息 金投資 ( 貯蓄 ) 口座の差益 外貨投資口座の差益 一時払保険の差益 2金地金等の税金と支払調書現物である金地金等 ( 金 白金の地金 金貨 白金貨 ) の譲渡に対する税金は 金融類似商品の金投資 ( 貯蓄 ) 口座の差益とは異なり 原則 譲渡所得として他の所得と合わせ総合課税の対象となります 譲渡所得の金額については 金地金等の譲渡益と金地金等以外の譲渡益の合計から譲渡所得の特別控除額を差し引いたものとなります なお 譲渡所得の特別控除の金額は その年の金地金等の譲渡益とそれ以外の総合課税の譲渡益の合計額に対して最高 50 万円となります 譲渡所得の計算方法については 19ページの図表を参照してください 告知と支払調書金地金等を売買業者に譲渡し 譲渡の対価を受領する際には 原則として本人確認書類を提示し 氏名 住所等を告知しなければなりません 金地金等の譲渡の対価を支払った売買業者は 氏名 住所 支払金額等を記載した支払調書をその支払の確定した日の属する月の翌月末日までに その支払をする者の所在地の所轄税務署長に提出することとなっています ただし 譲渡の対価の受領額が200 万円以下である場合は告知は不要で 支払調書も提出されません なお 2016 年 1 月 1 日以後に行われる金地金等の譲渡からは 告知すべき内容に個人番号 ( マイナンバー ) が追加され 支払調書の記載内容にも個人番号 ( マイナンバー ) が追加されています 支払調書等利子の受領者の告知 2016 年 1 月 1 日以後 告知事項に個人 2016 年 1 月 1 日以後は 特定公社債の番号 ( マイナンバー ) が追加されています 利子 公募公社債投信の利子 一般公社譲渡の対価 償還金の受領者の債の利子のうち同族会社の株主等に支払告知われるものなど 源泉分離課税が適用さ 2016 年 1 月 1 日以後は 公社債の譲渡れない利子 を受ける際に その支払をの対価や償還金を受領する際に告知が必受ける者は 金融機関等への氏名 住所要となります もっとも 当該譲渡の対価 等の告知が必要です なお 無記名の公償還金の支払を受ける者が 口座開設時社債の利子を受領する場合は告知ではな等に告知を行い 当該金融機関の帳簿にく 告知書の提出 の対象となります 記載されていれば 譲渡の対価 償還金もっとも 当該利子の支払を受ける者の受領の都度の告知をしたものとみなさが 当該公社債の保管委託契約時に それます ( みなし告知 ) の者の氏名および住所を告知している場 2016 年 1 月 1 日以後 告知事項に個人合は 利払い時の告知をしたものとみな番号 ( マイナンバー ) が追加されています されます ( みなし告知 ) なお 2015 年 12 月 31 日以前に発行さ 173

7 れ発行時に源泉徴収が行われた割引債については 2016 年 1 月 1 日以後の譲渡 償還金の受領の際も税務上の告知の対象とはなりません 支払調書 2016 年 1 月 1 日以後に支払うべき特定公社債の利子等については 支払調書の対象となります また 2016 年 1 月 1 日以後 国内で公社債 公社債投資信託の受益権の譲渡の対価 ( 償還金 解約金を含む ) の支払をする金融機関等は その年中に支払った対価の額等を記載した 株式等の譲渡の対価の支払調書 ( 119ページ参照 ) を 支払確定日の翌年 1 月 31 日 (1 回の支払ごとに作成する場合には翌月末日 ) までに 税務署長に提出します 2016 年 1 月 1 日以後 支払調書に個人番号 ( マイナンバー ) も記載されています なお 2015 年 12 月 31 日以前に発行さ れ発行時に源泉徴収が行われた割引債については 2016 年 1 月 1 日以後の譲渡 債還であっても支払調書は提出されません 支払通知書 2016 年 1 月 1 日以後に特定公社債の利子等の支払事務の取扱いをする金融機関は その支払を受ける者に対して 上場株式配当等の支払通知書 ( 119ページ参照 ) を交付します 特定口座年間取引報告書 2016 年以後 特定口座年間取引報告書の記載事項に 特定口座に受け入れた特定公社債等の利子所得 特定口座内で行われた特定公社債等の譲渡所得等の金額等が追加されています この場合 支払調書の提出および支払通知書の交付はされません なお 税務署提出用の特定口座年間取引報告書には 個人番号 ( マイナンバー ) が記載されます 特定管理株式等が価値を失った場合 2016 年 1 月 1 日以後 特定口座で管理されている特定公社債について 清算結了等の事実が生じて公社債としての価値を失った場合には その損失は 上場株式等 ( 72ページ参照 ) の譲渡損失とみなされます なお ここでいう公社債としての価値を失った場合とは全く回収できなかった ことを指し 一部でも回収できた場合は上場株式等または一般株式等の譲渡損失とみなします ( 一部回収の場合 特定口座で管理されている必要はありません ) 上場株式等 の譲渡損失とみなされる場合 上場株式等の配当所得 利子所得との損益通算ができ 3 年間の繰越控除の対象にもなります ( 注 ) 個人番号 ( マイナンバー ) については 16 章を参照して下さい 174

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