資料 6 LNG 政策の展開平成 30 年 11 月資源エネルギー庁資源燃料部

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1 資料 6 LNG 政策の展開平成 30 年 11 月資源エネルギー庁資源燃料部

2 1.LNG 政策の展開 2. 現状認識 3. 新たな施策 1

3 策目的代表施策実態1.LNG 政策の展開ステージ Ⅰ (1969 年 ~1988 年 ) LNG 輸入政ステージ Ⅱ (1989 年 ~2017 年 ) LNG 輸入 + 上流権益参画ステージ Ⅲ (2018 年 ~) LNG 輸入 + 上流権益参画 + 第 3 国へビジネス展開 1 石油代替エネルギーとしての天然ガスの導入利用促進 (1973 年 79 年の二度の石油危機を経て ) 2 LNG の安定的な輸入確保 1 更なる天然ガスの導入利用促進 2 上流権益への参入による輸入の長期安定化多角化 1 中国需要が急拡大し日本の輸入シェアが減る中でも我が国の安定調達を確保した上で第 3 国向けも引き取ることで日本の LNG 市場への影響力を維持 2 日本の LNG 関連技術を第 3 国に展開し上流 ~ 下流までサプライチェーン全体に亘る需要家のビジネス展開を支援石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律 (1980 年 ) ( 安定供給確保液化基地 LNG タンカー受入れ基地の整備需要の喚起 ) IGF(Integrated Gas Family)21 計画 (1990 年 ) ( 都市ガス事業者のナフサブタン等から天然ガスへの転換促進 ) 石油公団法改正 (1994 年 ) ( ガス /LNG の開発生産へ出資可能に ) JOGMEC 法改正 (2012 年 ) ( ガス /LNG の開発生産へ産投出資可能に ) LNG 産消会議で発表した政策パッケージ (2018 年 ) (JOGMEC は上流権益への参画がなくとも日本企業の液化プロジェクト参画も支援可能に NEXI/JBIC は日本企業が参画する第 3 国向けの LNG プロジェクトや LNG 受入基地のプロジェクトも優遇条件で支援可能に ) 1969 年 ~ アラスカから輸入開始 1972 年 ~ ブルネイから輸入開始 1977 年 ~ UAE インドネシアから輸入開始等 1989 年 ~ 西豪州 LNG から輸入開始 ( 三井三菱が上流参画 ) 1996 年 ~ カタール LNG から輸入開始 ( 丸紅三井 ) 2006 年 ~ 豪ダーウィン LNG から輸入開始 (INPEX 東京ガス東京電力 ) 2009 年 ~ 露サハリン ⅡLNG から輸入開始 ( 三井三菱 ) 等 2018 年 ~ 初の長期契約に基づくシェール由来米国 LNG を輸入開始将来的に欧州等への転売も想定し 1500 万トン / 年を米国から引取り 2018 年 ~ INPEX が日本企業で初のオペレーターとなるイクシス LNG 出荷開始目指す姿 2030 年時点で日本企業が相当量の取扱い日本のガス電力会社が海外でガス関連ビジネスを展開 2

4 2. 現状認識 1 1st LNG Revolution 仕向地制限がなく原油価格リンクではない米国のシェールガス由来の LNG がアジアに本格的に流入することでアジア LNG 市場の効率化柔軟化が進む米国 LNG を相当量引き取る日本も本格的な LNG 第 3 国間取引の時代に 35,000 40,000 33,000 36,000 世界の LNG 取引量 ( 万トン ) 31,000 29,000 27,000 25,000 23,000 21,000 19,000 米国の天然ガス生産量 ( 右軸 ) 1st Gas Revolution 2nd Gas Revolution = 1st LNG Revolution 32,000 28,000 24,000 20,000 16,000 12,000 8,000 米国の天然ガス生産量 (bcf) 17,000 世界の LNG 取引量 ( 左軸 ) 4,000 15, Source:Cedigaz GIIGNL EIA 3

2. 現状認識 2 ガス事業者の海外展開 (LNG ガス事業 ) の例赤 : 東京ガス緑 : 大阪ガス青 : 東邦ガス紫 : 静岡ガスポルトガルタイ

から同社 100% 保有のガス配送事業会社 Galp Gás Natural Distribuição, S.A.

を通じて株式の一部を取得しスペインバレンシア州東部のサグント港に立地する LNG 基地事業に参画ガス配給事業への参画 2015 年 ( 大阪ガス )

A が実施する第三者割当増資を引き受ける合弁事業契約を締結豪州ベトナム米国調達 LNG 受入基地 2016 年 ( 東京ガス ) 同国初となる LNG

100% 子会社 2 社が米国南東部のサウスカロライナ州に出資子会社を設立第一号物件では現地日系企業がサウスカロライナ州に新設する工場に TGES

の株式の一部を取得産業用エネルギーサービス事業 2015 年 ( 大阪ガス ) OSAKA GAS (THAILAND) CO, LTD.

日系企業以外も含めてエネルギーサービス事業を拡大ガス配給事業会社への参画 2018 年 ( 東京ガス ) 三井物産と新たに設立した合弁会社を通じ

工業団地の産業需要家向けにガス配給事業を行う天然ガス共同マーケティング事業 2018 年 ( 大阪ガス ) PT OSAKA GAS INDONESIA

現地でガスエネルギー事業を展開する MEP 社の株式の一部を取得同社との協業によりインドネシア南スマトラ州を中心に産業用ガスの拡販を行うインドネシア

10 サイト ( ガス精製設備送電線事業等も含む ) の運営案件に参画東部島しょ部におけるガス供給計画 2018 年 ( 東京ガス )

2017 年 ( 東京ガス ) DBJ と新たに設立した合弁会社を通じインドネシア民間最大のガス事業者子会社であるガス配給事業者パンジラヤ

現地国営企業ペトロナス社等と共同で同国初の都市ガス事業会社を設立事業立ち上げ時にはガス事業運営に関する豊富な経験や技術ノウハウ等を提供

5 2. 現状認識 2 ガス事業者の海外展開 (LNG ガス事業 ) の例赤 : 東京ガス緑 : 大阪ガス青 : 東邦ガス紫 : 静岡ガスポルトガルタイガス配送事業への参画 2016 年 ( 東邦ガス ) 丸紅と持株会社を設立ポルトガルの大手総合エネルギー企業 Galp Energia, SGPS, S.A. から同社 100% 保有のガス配送事業会社 Galp Gás Natural Distribuição, S.A. の株式の一部を取得イタリアスペイン LNG 基地事業への参画 2010 年 ( 大阪ガス ) OSAKAGAS UK,Ltd. を通じて株式の一部を取得しスペインバレンシア州東部のサグント港に立地する LNG 基地事業に参画ガス配給事業への参画 2015 年 ( 大阪ガス ) Erogasmet S.p.A が実施する第三者割当増資を引き受ける合弁事業契約を締結豪州ベトナム米国調達 LNG 受入基地 2016 年 ( 東京ガス ) 同国初となる LNG の調達販売及び LNG 受入基地の建設運営への事業参画を目指して合弁会社を設立産業用エネルギーサービス事業 2015 年 ( 東京ガス ) 東京ガスの 100% 子会社 2 社が米国南東部のサウスカロライナ州に出資子会社を設立第一号物件では現地日系企業がサウスカロライナ州に新設する工場に TGES アメリカがボイラなどの設備を設置し蒸気などを供給ガス配給事業への参画 2017 年 ( 東京ガス ) ペトロベトナム低圧ガス販売 ( 株 ) の株式の一部を取得産業用エネルギーサービス事業 2015 年 ( 大阪ガス ) OSAKA GAS (THAILAND) CO, LTD. を設立タイ最大企業の PTT グループとの共同出資により産業用顧客向けの燃料転換エネルギーサービス事業を行う共同会社を設立日系企業以外も含めてエネルギーサービス事業を拡大ガス配給事業会社への参画 2018 年 ( 東京ガス ) 三井物産と新たに設立した合弁会社を通じ初めて民間企業のみで構成されたガス配給事業者であるガルフダブルエイチエーエムティー天然ガス配給会社の株式の一部を取得工業団地の産業需要家向けにガス配給事業を行う天然ガス共同マーケティング事業 2018 年 ( 大阪ガス ) PT OSAKA GAS INDONESIA を設立し同国最大のエネルギー会社であるプルタミナグループと天然ガス共同マーケティング事業を行うガスエネルギー事業への参画 2017 年 ( 静岡ガス ) 現地でガスエネルギー事業を展開する MEP 社の株式の一部を取得同社との協業によりインドネシア南スマトラ州を中心に産業用ガスの拡販を行うインドネシアパイプライン等の運営事業への参画 2008 年 ( 大阪ガス ) 丸紅と共同で豪州大手総合エネルギー会社である APA グループの子会社の一部株式を取得し計 10 サイト ( ガス精製設備送電線事業等も含む ) の運営案件に参画東部島しょ部におけるガス供給計画 2018 年 ( 東京ガス ) 公開情報調査や現地調査を通じてインドネシア東部島しょ部のガス需要を把握しガス供給計画を検討 (METI 予算にて FS 調査済 ) ガス配給事業会社への参画 2017 年 ( 東京ガス ) DBJ と新たに設立した合弁会社を通じインドネシア民間最大のガス事業者子会社であるガス配給事業者パンジラヤアラミンド社の株式を一部取得マレーシア調達 LNG 受入基地 1992 年 ( 東京ガス ) 現地国営企業ペトロナス社等と共同で同国初の都市ガス事業会社を設立事業立ち上げ時にはガス事業運営に関する豊富な経験や技術ノウハウ等を提供産業用エネルギーサービス事業 2014 年 ( 東京ガス ) 東京ガスの 100% 子会社とガスマレーシア社が共同出資会社を設立日本で培ってきたガスコージェネレーションシステムを核としたエネルギーサービス事業に関する営業運営ノウハウとガスマレーシア社が持つマレーシア国内のガス供給事業における供給インフラや顧客基盤を活用シンガポール産業用市場の天然ガス販売事業 2013 年 ( 大阪ガス ) Osaka Gas Singapore Pte. Ltd がガス販売企業 CITY GAS 社と合弁会社を設立大阪ガスの省エネ省コスト技術と CITY GAS 社の現地企業とのネットワークを活用 ( 出所 ) 各社プレスリリースを元に作成 4

2. 現状認識 3 電力会社等のアジア LNG 関連事業展開の状況灰 : 商社緑 :JERA パキスタン LNG 受入基地 2017 年 ( 三井物産 ) BW

三菱商事 ) Summit LNG Terminal 社から 25% の株を取得し FSRU を利用した LNG 受入基地事業に参画ベトナム LNG 受入基地

受入基地発電所開発等 2015 年 (JERA) タイ発電公社と LNG 事業の協働検討に係る覚書を締結 LNG 調達受入基地発電所の開発案件を中心に

受入基地の建設等の事業性調査を実施する覚書を締結 FSRU やガス PL ガス販売プロジェクトの事業性を検討インドネシア LNG 受入基地ガス発電所 2017

6 2. 現状認識 3 電力会社等のアジア LNG 関連事業展開の状況灰 : 商社緑 :JERA パキスタン LNG 受入基地 2017 年 ( 三井物産 ) BW Gas Limited 社から 49% の株を取得し FSRU を利用した LNG 受入基地事業に参画バングラデッシュ LNG 受入基地 2018 年 ( 三菱商事 ) Summit LNG Terminal 社から 25% の株を取得し FSRU を利用した LNG 受入基地事業に参画ベトナム LNG 受入基地火力発電 2018 年 ( 丸紅 ) 国営電力会社 EVN とベトナム南部での LNG 受入基地 + ガス火力発電所の FS 調査を実施タイ LNG 調達受入基地発電所開発等 2015 年 (JERA) タイ発電公社と LNG 事業の協働検討に係る覚書を締結 LNG 調達受入基地発電所の開発案件を中心に人材交流等を計画豪州 LNG 受入基地建設等 2018 年 (JERA 丸紅 ) 豪州の会社と共同で豪州の新規 LNG 受入基地の建設等の事業性調査を実施する覚書を締結 FSRU やガス PL ガス販売プロジェクトの事業性を検討インドネシア LNG 受入基地ガス発電所 2017 年 ( 丸紅双日 ) ジャワ島西部でインドネシア初のガス火力 IPP の発電所と LNG 受入施設 (FSRU) を建設操業するプロジェクト 2018 年 10 月融資契約締結 ( 出所 ) 各社プレスリリース等を元に作成 5

7 ( 再掲 )LNG 政策の展開策目的代表施策実態関連ビジネスを展開政ステージ Ⅰ (1969 年 ~1988 年 ) LNG 輸入 1 石油代替エネルギーとしての天然ガスの導入利用促進 (1973 年 79 年の二度の石油危機を経て ) 2 LNGの安定的な輸入確保石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律 (1980 年 ) ( 安定供給確保液化基地 LNGタンカー受入れ基地の整備需要の喚起 ) 1969 年 ~ アラスカから輸入開始 1972 年 ~ ブルネイから輸入開始 1977 年 ~ UAE インドネシアから輸入開始等ステージ Ⅱ (1989 年 ~2017 年 ) LNG 輸入 + 上流権益参画 1 更なる天然ガスの導入利用促進 2 上流権益への参入による輸入の長期安定化多角化 IGF(Integrated Gas Family)21 計画 (1990 年 ) ( 都市ガス事業者のナフサブタン等から天然ガスへの転換促進 ) 石油公団法改正 (1994 年 ) ( ガス /LNGの開発生産へ出資可能に) JOGMEC 法改正 (2012 年 ) ( ガス /LNGの開発生産へ産投出資可能に) 1989 年 ~ 西豪州 LNGから輸入開始 ( 三井三菱が上流参画 ) 1996 年 ~ カタールLNGから輸入開始 ( 丸紅三井 ) 2006 年 ~ 豪ダーウィンLNGから輸入開始 (INPEX 東京ガス東京電力) 2009 年 ~ 露サハリンⅡLNGから輸入開始 ( 三井三菱 ) 等ステージ Ⅲ (2018 年 ~) LNG 輸入 + 上流権益参画 + 第 3 国へビジネス展開 1 中国需要が急拡大し日本の輸入シェアが減る中でも我が国の安定調達を確保した上で第 3 国向けも引き取ることで日本の LNG 市場への影響力を維持 2 日本の LNG 関連技術を第 3 国に展開し上流 ~ 下流までサプライチェーン全体に亘る需要家のビジネス展開を支援 LNG 産消会議で発表した政策パッケージ (2018 年 ) (JOGMEC は上流権益への参画がなくとも日本企業の液化プロジェクト参画も支援可能に NEXI/JBIC は日本企業が参画する第 3 国向けの LNG プロジェクトや LNG 受入基地のプロジェクトも優遇条件で支援可能に ) 2018 年 ~ 初の長期契約に基づくシェール由来米国 LNG を輸入開始将来的に欧州等への転売も想定し 1500 万トン / 年を米国から引取り 2018 年 ~ INPEX が日本企業で初のオペレーターとなるイクシス LNG 出荷開始目指す姿 2030 年時点で日本企業が相当量の取扱い日本のガス電力会社が海外でガス 6

の支援 ( 我が国企業が相当量の LNG 取扱いを確保し LNG 市場取引への影響力維持エネルギー企業の国際展開も支援 ) グローバルな LNG 市場の拡大

8 3. 新たな施策 1 方向性我が国の LNG 安定調達を確保した上でグローバルな LNG 市場を拡大するとともに日本企業の第 3 国間取引や第 3 国での LNG 関連ビジネスを支援していく第 3 国間取引 ( アジア市場向け等 ) 第 3 国での LNG 関連ビジネス (LNG 受入基地ガス事業ガス発電 ) の支援 ( 我が国企業が相当量の LNG 取扱いを確保し LNG 市場取引への影響力維持エネルギー企業の国際展開も支援 ) グローバルな LNG 市場の拡大 ( 市場の厚み流動性向上アジア大の供給セキュリティ向上 ) 我が国への LNG 安定調達の確保 ( グローバル市場拡大による安定化緊急時のセキュリティ強化 ) 7

3. 新たな施策 2 具体策 1 st LNG Revolution における LNG 市場拡大

日本企業による LNG 液化プラント参画を支援 NEXI/JBIC: 日本企業が参画する資源国から第三国向けの液化プロジェクト

緊急時に備えた官民のグローバルネットワーク構築 10 月 22 日の第 7 回産消会議で世耕大臣から下記を表明

9 3. 新たな施策 2 具体策 1 st LNG Revolution における LNG 市場拡大セキュリティ強化市場拡大への日本の貢献ファイナンス支援の抜本的拡充制度計画づくり等支援 JOGMEC: 上流権益への参画がなくとも日本企業による LNG 液化プラント参画を支援 NEXI/JBIC: 日本企業が参画する資源国から第三国向けの液化プロジェクトその受入先の基地も政策金融の優遇対象に 5000 万トン規模の LNG 市場創出に貢献セキュリティ仕向地条項緊急時に備えた官民のグローバルネットワーク構築 10 月 22 日の第 7 回産消会議で世耕大臣から下記を表明セキュリティ強化に向けた取組コーディネート技術面安全面での制度作りやマスタープラン作りなどを支援ニーズに合わせて専門家を派遣実施に当たり米国等他国とも連携仕向地制限等に係るモデル条項作成 8

( 参考 ) 仕向地制限に係るモデル条項の策定昨年 7 月 EU との間で閣僚間で柔軟で透明性の高い LNG のグローバル市場の促進確立に関する協力覚書に署名この覚書に基づき昨年 11 月 ~ 今年 10 月の間に計 4 回のワークショップを開催ワークショップでの議論も経て日 EU の法律専門家 ( 学者弁護士 ) が欧州の競争法および日本の公正取引委員会が昨年 6

10 ( 参考 ) 仕向地制限に係るモデル条項の策定昨年 7 月 EU との間で閣僚間で柔軟で透明性の高い LNG のグローバル市場の促進確立に関する協力覚書に署名この覚書に基づき昨年 11 月 ~ 今年 10 月の間に計 4 回のワークショップを開催ワークショップでの議論も経て日 EU の法律専門家 ( 学者弁護士 ) が欧州の競争法および日本の公正取引委員会が昨年 6 月に発表した報告書の考えに沿った仕向地制限に係るモデル条項を策定今後日 EU 以外の国地域の法律専門家にもアウトリーチを予定 EU との MOC 署名 (2017 年 7 月 ) < 日 EU 専門家による作業について > 〇 1 欧州の競争法日本の公正取引委員会の報告書の考え方を整理しモデル条項の背景を解説したガイダンスノート 2モデル条項で構成〇モデル条項は買い手の転売に係る権利売り手が買い手の転売リクエストを受け入れなければならない場合の条件転売の際の利益分配に係る条件等を規定した 5つの条項を規定 9

( 参考 )LNG 産消会議 2018( 第 7 回 ) の開催結果 LNG の長期的な需給見通しの共有と取引市場の透明化に向けた連携を生産国消費国間で図るプラットフォームとして東日本大震災の翌 2012 年より毎年経産省が主催して日本で開催国内外の LNG 生産国消費国の閣僚級企業トップ等の参加を得て LNG 市場の最新の動向について認識を共有するとともに安定的競争的かつ柔軟な

11 ( 参考 )LNG 産消会議 2018( 第 7 回 ) の開催結果 LNG の長期的な需給見通しの共有と取引市場の透明化に向けた連携を生産国消費国間で図るプラットフォームとして東日本大震災の翌 2012 年より毎年経産省が主催して日本で開催国内外の LNG 生産国消費国の閣僚級企業トップ等の参加を得て LNG 市場の最新の動向について認識を共有するとともに安定的競争的かつ柔軟な LNG 市場の発展に向けて議論 2018 年会合では目下の LNG 市場の変化を 1st LNG Revolution と捉え柔軟で透明な LNG 市場の確立を通じたガスセキュリティの確保エネルギーシステムにおける LNG の重要性及び新たな需要 LNG 引取契約形態の変化が起きつつある状況下での供給確保について議論世耕大臣から市場拡大に向けた日本の貢献として LNG 関連プロジェクトに対するファイナンス支援の抜本的な拡充や LNG 需要国での制度計画づくりを支援することを発表すると共に LNG セキュリティ強化に向けた産消での連携を呼び掛け LNG 産消会議 2018 の開催概要日時 :2018 年 10 月 22 日 ( 月 )9:00~18:00 場所 : ホテルナゴヤキャッスル ( 愛知県名古屋市 ) テーマ : 2nd Gas Revolution の時代の産消連携 ~ 新たな環境下での LNG セキュリティ確保に向けた産消の取組 ~ 出席者数 :28 か国地域から約 1,000 人政府世耕経済産業大臣カタール豪州ブルネイ韓国マレーシアモザンビークタイ米国カナダ中国欧州委員会国際エネルギー機関 (IEA) ガス輸出国フォーラム (GECF) 国交省企業供給者 : センプラパキスタン LNG シェルトタル BP ノバテックシェニエールエクソンモービルシェブロンパビリオンエナジーソナトラックポーランド石油ガス会社ビトル等消費者 :JERA 中部電力東京ガス GAIL( 印 ) 等その他 : 石油天然ガス金属鉱物資源機構 (JOGMEC) 国際協力銀行 (JBIC) 日本貿易保険 (NEXI) 研究機関東アジア ASEAN 経済研究センター (ERIA) 日本エネルギー経済研究所米国エネルギー政策研究機関 (EPRINC) オックスフォードエネルギー経済研究所米ライス大ベーカー研 SIA Energy 世耕経済産業大臣 IEA ビロル事務局長モザンビークトネラ鉱物資源エネルギー大臣カタールアルサダエネルギー工業大臣豪州キャナバン資源北部豪州大臣タイシリエネルギー大臣過去の開催地と出席者第 1 回 (2012 年 ): 東京 / 枝野大臣第 2 回 (2013 年 ): 東京 / 茂木大臣第 3 回 (2014 年 ): 東京 / 宮沢大臣第 4 回 (2015 年 ): 東京 / 宮沢大臣第 5 回 (2016 年 ): 東京 / 世耕大臣第 6 回 (2017 年 ): 東京 / 世耕大臣第 7 回 (2018 年 ): 愛知 / 世耕大臣ブルネイスニーエネルギー人材産業大臣米国ブルイエットエネルギー副長官韓国チョン産業通商資源部次官 ERIA 西村事務総長マレーシアズルキフリペトロナス総裁 GECF センチュリン事務局長 10

需要国へと変貌する東南アジアの需要国へと変貌する東南アジアの

需要国へと変貌する東南アジアの需要国へと変貌する東南アジアの需要国へと変貌する東南アジアの LNG 受入基地建設動向 2015 年 12 月 17 日調査部永井一聡 1 東南アジアのエネルギー需要動向東南アジア伝統的なエネルギー資源生産地域ブルネイ 1972 年より LNG 輸出インドネシア 1977 年より LNG 輸出 2000 年代中盤まで LNG 輸出量世界第一位世界最大の石炭輸出国 (2005 年まで原油の純輸出国 ) マレーシア 1983

資料 6 LNG 政策の展開 平成 30 年 11 月 資源エネルギー庁 資源 燃料部

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