アスベスト飛散防止対策マニュアル

Size: px
Start display at page:

Download "アスベスト飛散防止対策マニュアル"

Transcription

1 建築物の解体等に係る石綿 ( アスベスト ) 飛散防止対策マニュアル 平成 29 年 12 月

2 まえがき 石綿 ( アスベスト ) は その化学的物理的特性から建築材料のほか 様々な用途に用いられてきました 中でも 吹付けアスベストは 昭和 30 年頃からビル等の耐火被覆用などの材料として使われはじめ 昭和 47 年頃に最も大量に使われましたが 労働安全の面から 昭和 50 年に石綿の吹き付けは原則禁止され 1% を超えて石綿を含有する吹付け材についても 平成 7 年に原則禁止されました さらに 平成 18 年 9 月 1 日には 石綿を 0.1% 以上含有する製品の製造や使用が一部の例外を除き禁止され 平成 24 年 3 月 1 日には全面禁止になっています しかし 現在 石綿を含有する建築材料が既に使用された建築物等が建て替えの時期を迎えており これらの建築物等の解体や改修の際に石綿を飛散させないための防止対策の徹底が課題となっています 本マニュアルは 建築物の解体 改修工事の際の石綿飛散防止対策について 大気汚染防止法及び都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 環境確保条例 ) による規制の内容や留意事項等を中心に取りまとめたものです 規制実務に携わる区市の職員はもとより 建築物等の解体 改修工事の発注者や施工者の方々においても 本マニュアルを活用し 工事に伴う石綿の飛散防止対策を的確に実施していただきますようお願いいたします 平成 29 年 12 月 東京都環境局環境改善部

3 目次 第 1 章石綿に関する基礎知識 石綿 ( アスベスト ) とは 石綿による健康影響 石綿の輸入量と建築材料への利用 石綿が使用されている建築物等の解体... 3 第 2 章石綿を含有する建材の種類と用途 吹付け材 吹付けアスベスト 石綿含有吹付けロックウール その他の吹付け材 保温材等 石綿含有保温材 石綿含有耐火被覆材 石綿含有断熱材 成形板等 第 3 章解体等工事における石綿の飛散防止対策 ( 大気汚染防止法 環境確保条例等 ) 大気汚染防止法及び環境確保条例の規制対象となる工事 解体等工事 石綿含有材料を使用する建築物等の解体又は改修の工事 特定粉じん排出等作業を伴う建設工事 ( 特定工事 ) 石綿含有建築物解体等工事 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく規定の対象者 発注者 受注者 自主施工者 事前調査等 調査対象の工事 事前調査を行う者 調査対象とする建材 調査の具体的な手順 発注者への説明等 作業実施届等の提出 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく届出 その他の法令等に基づく届出 石綿濃度の測定 環境確保条例に基づく敷地境界における測定... 31

4 3.5.2 作業場の近傍での測定 工事開始前の措置 事前調査結果の掲示 特定工事に係る掲示 敷地境界における石綿濃度の測定 作業中の措置 工事現場全体の覆い 湿潤化 吹付け材 保温材等を掻き落とし等により除去する作業 吹付け材 保温材等を掻き落とし等により除去する場合で 作業場の隔離と同等以上の効果を有する措置を講じて行う作業 保温材等を掻き落とし 切断 破砕以外の方法により除去する作業 吹付け材 保温材等の封じ込め又は囲い込みの作業 成形板等を除去する作業 排水の処理 作業後の措置 仕上げ清掃 敷地境界における石綿濃度の測定 作業内容の記録 保存 大気汚染防止法に基づく記録 保存 環境確保条例に基づく記録 保存 アスベスト廃棄物の処理 アスベスト廃棄物の処理の概要 特別管理産業廃棄物 ( 廃石綿等 ) の定義と範囲 石綿含有産業廃棄物の定義 特別管理産業廃棄物管理責任者の設置 廃棄物が搬出されるまでの措置及び保管 関係法令等の条文 大気汚染防止法 ( 抜粋 ) 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 抜粋 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 抜粋 ) 第 4 章都と区市との役割分担 大気汚染防止法の規定による事務移管 事務処理特例条例による事務移管 関係規程 特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例 ( 抜粋 ) 市町村における東京都の事務処理の特例に関する条例 ( 抜粋 ) 地方自治法 ( 抜粋 ) 第 5 章お問い合わせ 届出の窓口 総合的なお問い合わせ 東京都の届出窓口 特別区の届出窓口... 83

5 5.4 市の届出窓口 労働基準監督署の一覧... 85

6 第 1 章 石綿に関する基礎知識

7 第 1 章石綿に関する基礎知識 1.1 石綿 ( アスベスト ) とは石綿 ( いしわた せきめん アスベスト ) は 天然に産する鉱物群のうちで 高い抗張力と柔軟性をもつ絹糸状光沢の特異な繊維状集合 (asbestiform) をなすものを指し 蛇紋石族のクリソタイル ( 白石綿 ) 角閃石族のクロシドライト ( 青石綿 ) やアモサイト ( 茶石綿 ) などいくつかの種類がある 耐熱性 耐薬品性 絶縁性等の工業上の諸特性に優れているため 建材 電気製品 自動車などに利用されてきた 大気汚染防止法及び環境確保条例並びに石綿障害予防規則でいう石綿は 石綿の使用における安全に関する条約や 米国アスベスト災害緊急対策法 (AHERA) 等における定義と同様に 表 1に示す6 種類の鉱物であり その物理的 化学的特性は表 2のとおりである 表 1 石綿の分類 石綿名 化学組成式 CAS 番号 蛇紋石族 クリソタイル ( 温石綿 白石綿 ) Mg 3 Si 2 O 5 (OH) クロシドライト ( 青石綿 ) Na 2 Fe 3 Fe 2 Si 8 O 22 (OH) アモサイト ( 茶石綿 ) (Mg,Fe) 7 Si 8 O 22 (OH) 角閃石族 アンソフィライト ( 直閃石綿 ) Mg 7 Si 8 O 22 (OH) トレモライト ( 透角閃石綿 ) Ca 2 Mg 5 Si 8 O 22 (OH) アクチノライト ( 陽起石綿 ) Ca 2 (Mg,Fe) 5 Si 8 O 22 (OH) 表 2 石綿の主な物理的 化学的特性 クリソタイルクロシドライトアモサイトアンソフィライトトレモライトアクチノライト 硬 度 2.5~ ~ ~ 比 重 ~ ~ ~3.2 融点 ( ) 比熱 (kcal/g/ ) 抗張力 ,000 未満 5,000 未満 ( kg /cm 2 ) 比抵抗 0.003~ ~ 未満 2.5~7.5 (MΩcm) 柔軟性 優 優 良 良 ~ 不良 良 ~ 不良 良 ~ 不良 表面電荷 耐酸性 劣 優 良 優 優 良 耐アルカリ性優優優優優優 脱構造水温度 * ( ) 耐熱性 550~ ~ ~ ~ ~1, ~1,080 良 450 位から もろくなる クリソタイルと 同様 クリソタイル よりやや良 アモサイトと同様 * 空気中において 脱水反応を起こし結晶構造が崩壊して 強度を失う温度 クリソタイル より良 不良 (Winson 1) Hodgson 2) をもとに作成 ) 1) Winson, R.W.: "Asbestos, 4 th ed., ed. by Lefond, S.J., Industrial Minerals and Rocks (1975) pp ) Hodgson, A.A.: Chemistry and physics of asbestos, in Asbestos: properties, applications and hazards, ed. by Michaels, L. and Chissick, S.S., vol.1, pp , - 1 -

8 1.2 石綿による健康影響 石綿を吸入することによって 主に次のような健康影響 ( 疾患 ) が生じるおそれがある 1 中皮腫肺を取り囲む胸膜 腹部臓器を囲む腹膜 心臓及び大血管の起始部を覆う心膜等にできる 予後が不良な悪性の腫瘍である 石綿のばく露からおおむね20~50 年後に発症する ( 約 40 年に発症のピークがある ) 石綿以外の原因としては戦時中まで使用されていたトロトラスト ( 放射性造影剤 ) によるものなどが報告されているが報告数は少ないことなどから 中皮腫は石綿を原因とするものと考えて差し支えないとされている 4) 最初の症状は 胸膜中皮腫では息切れや胸痛が多く 腹膜中皮腫では腹部膨満感や腹痛などで気付くことが多い 図 1 石綿によって起こる病気とその部位 3) 2 肺がん石綿が原因で生じる肺がんとそれ以外の肺がんとでは 発生部位や組織型に違いはない 石綿が原因で生じる肺がんの場合 石綿のばく露から肺がん発症には 通例 15~40 年の潜伏期間がある 肺がんは さまざまな原因が指摘されている中で 石綿を原因とするものとみなせるのは 肺がんの発症リスクを 2 倍以上に高める量のばく露 ( 石綿のばく露濃度 ( 本 /ml) とばく露年数 ( 年 ) を掛けた値 蓄積石綿ばく露量が 25 本 /ml 年以上 ) があった場合とするのが妥当であると考えられている 4) 3 石綿肺石綿肺は 肺が弾力性を失い硬くなる肺線維症 ( じん肺 ) という病気の一つであり 石綿を大量に吸引することによって発生する職業病の疾患である 石綿の高濃度ばく露であれば 10 年未満のばく露期間であっても発症する 通常 石綿ばく露後 10 年以上経過してレントゲンで初期病変が現れる 防じんマスクなどの着用が不適切であれば 石綿肺を発症する危険性は十分にあり得る 5) 自覚症状としては 坂道や階段を上るときなどの息切れから始まることが多く 咳や痰が続いたり 胸や背中に痛みを感じたりすることもある 4 良性石綿胸水石綿の高濃度ばく露の人に比較的多くみられる非腫瘍性の胸膜炎である 胸を包む胸膜に 胸水とよばれる浸出液がたまる 石綿のばく露から 10 年以内に発症することもあるが 多くは 20~40 年後に突然発症する 発熱 咳 胸痛 息切れなどの症状で発症するが 自覚症状がない場合もある 4),5) 3) 社団法人日本石綿協会 : THE ASBESTOS せきめん読本 (1996) 4) 石綿による健康被害に係る医学的判断に関する検討会 : 石綿による健康被害に係る医学的判断に関する考え方報告書 (2006) 5) 森永謙二編著 : アスベスト汚染と健康被害 日本評論社 (2005) - 2 -

9 5 びまん性胸膜肥厚石綿による胸膜炎が発症すると それに引き続き 胸膜が癒着して広範囲に硬くなり 肺のふくらみを障害して呼吸困難をきたす 胸部レントゲン写真上 臓側胸膜 ( 肺や気管支を覆う胸膜 ) の肥厚を認めるようになるが この状態をびまん性胸膜肥厚という 胸水が消退しても 程度の差はあるが びまん性の ( 広範囲に拡散した ) 胸膜肥厚を残す 4) 1.3 石綿の輸入量と建築材料への利用我が国では 石綿の消費量のほとんどを輸入に頼ってきた 年間の輸入量は 高度成長期の 1960 年代に急激に増加し 1974 年の35 万トンを最高に 1970 年代及び1980 年代は25 万トンから 35 万トンの高水準で推移してきたが 1990 年代に入り年々減少し 2005 年は110トンとなった 1930 年 ( 昭和 5 年 ) から2005 年 ( 平成 17 年 ) の76 年間の総輸入量は 約 988 万トンとなっている 主な輸入元は 2004 年においては カナダ 65.7% ブラジル 19.5% ジンバブエ 10.6% である 輸入されたアスベストは その多くが スレート けい酸カルシウム板 ビニル床タイルなどの建築材料として建築物に使用されてきた 我が国における石綿の輸入量と全国における建築物の総着工床面積の推移を比較すると 1988 年 ( 昭和 63 年 ) 頃までは両者に明確な相関が認められる ( 図 2) 1995 年度においては 石綿輸入量の 93% が建材に使用された 6) 300 全国 250 の ( 着 200 百工万建築 150 m2 ) 物の 100 床面積 50 0 着工床面積アスベスト輸入量 ) 図 2 石綿輸入量と全国の建築物着工床面積の推移 日本 の ( ア千ス トベンス ) ト 輸入量 0 表 3 は 建材以外のものも含めた石綿含有製品の主な種類と用途 規制や業界の自主的な製造 中止の推移を示したものである 1.4 石綿が使用されている建築物等の解体現在 石綿を含有する製品は輸入や使用等が全面禁止となっているが 石綿含有建材が使用されている建築物の解体工事は今後も続く 国土交通省では 0.1% 以上の石綿を含む建材が使用されている可能性のある民間建築物 ( 昭和 31 年 ~ 平成 18 年までに施工された S 造やRC 造のもの ) は全国で280 万棟あり その解体のピークが平成 40 年頃に訪れると推計している 8) 一方 図 3は 都内の非木造建築物について年次ごとの着工棟数 9 をもとに解体時期の推計を行ったものである 都内では 石綿が使用されている建築物の解体が既にピークを迎えていると考えられ 今後 2050 年 ( 平成 62 年 ) 頃まで現在の水準が続くことが見込まれる 6) 社団法人日本石綿協会 : 既存建築物における石綿使用の事前診断監理指針 (2005) 7) 貿易統計 ( 財務省 ) 及び 建築着工統計調査報告 ( 国土交通省 ) を基に作成した 8) 国土交通省 : 建築物石綿含有建材調査マニュアル (2014) 9 東京都統計年鑑地域別構造別着工建築物

10 建 材 非建材 表 3 石綿含有製品の主な種類 用途及び規制等の状況 分類石綿含有製品の主な種類主な用途規制等の状況 吹付け材 保温材等 成形板等 摩擦材 接着剤 石綿紡織品 シール材 吹付け石綿 石綿含有吹付けロックウール石綿含有吹付けバーミキュライト ( ひる石吹付け ) 石綿含有パーライト吹付けなど 鉄骨の耐火被覆 内壁 天井の吸音 断熱 鉄骨の耐火被覆 内壁 天井の吸音 断熱 天井の結露防止 昭和 50 年に原則禁止 石綿含有率 5% を超えるものは 昭和 50 年に原則禁止石綿含有率 1% を超えるものも 概ね昭和 62 年頃に製造中止法的には 石綿含有率 1% を超えるものは 平成 7 年に原則禁止平成 17 年の石綿則施行で全面禁止 石綿含有保温材 配管やボイラー等の保温 概ね昭和 55 年頃に製造中止 石綿含有耐火被覆材 鉄骨等の耐火被覆 概ね昭和 62 年頃に製造中止 石綿含有断熱材 屋根裏の結露防止 煙突の断熱 概ね平成 3 年までに製造中止 石綿含有ロックウール吸音天井板 天井の吸音 概ね昭和 62 年頃に製造中止 ビニル床タイル石綿含有のものは 昭和 63 年までに製造中床ビニル床シート止 パルプセメント板 内壁 天井 軒天 石綿含有のものは 平成 16 年までに製造中止 スレート 木毛セメント積層板 石綿セメント円筒 押出成形セメント板 住宅屋根用化粧スレート 繊維強化セメント板 窯業系サイディング クラッチフェーシングクラッチライニングブレーキパッド ブレーキライニング 屋根の下地 壁 煙突 ケーブル保護管 温泉の送湯管 排水管等非耐力外壁 間仕切り壁屋根材として張られた板の上に葺く化粧板屋根 外壁 内壁 天井 軒天 耐火間仕切り 外壁 クラッチ ブレーキ 接着するフレキシブル板が平成 16 年に石綿含有製品の製造等を禁止 石綿含有のものは 平成 16 年に法的に製造 使用等が禁止 石綿含有のものは 平成 16 年に法的に製造 使用等が禁止 断熱材用接着剤 高温下で使用の工業用断熱材どうしの隙間の接着 石綿糸 石綿テープ グランドパッキン等の原料 平成 18 年 9 月 1 日 既設の施設の使用につい 石綿布 石綿含有ガスケット 石綿含有パッキン 電気絶縁板電気絶縁用石綿セメント板 石綿手袋 衣服 前掛け 耐火カーテン 石綿布団等 配管用フランジ等静止部分 ポンプの軸封等の運動部分 配電盤等 ての一部例外製品を除き 製造 使用等が全面禁止平成 24 年 3 月 1 日 平成 18 年 9 月 1 日前に製造または現に使用され 同日以降使用されている ジョイントシート ガスケットおよびその原料を除き全面禁止 JIS A 5430:2001 の規格における 繊維強化セメント板 には 成形板等に分類されるものとして スレート波板 スレートボード ( フレキシブル板 軟質フレキシブル板 平板 軟質板 ) パーライト板 けい酸カルシウム板第一種 スラグせっこう板がある ( 出典 : 石綿 ( アスベスト ) 対策 - 予防から救済まで - 10) ) 10) 東京労働局 : 石綿 ( アスベスト ) 対策 - 予防から救済まで - (2017) - 4 -

11 建築物の解体棟数 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2, 年 ( 平成 29 年 ) 年 図 3 都内の非木造建築物の解体棟数の推計 1996 年 ~2006 年着工の建築物 1976 年 ~1995 年着工の建築物 1959 年 ~1975 年着工の建築物 1) 建築物の残存率は 次のパラメータのワイブル累積分布によるものと仮定した 50% 減失年数 95% 減失年数 m η 1959~1975 年着工 40 年 55 年 ~1995 年着工 50 年 65 年 ~2006 年着工 55 年 70 年 )1975 年 ( 昭和 50 年 ): 石綿含有率 5% 超の使用が原則禁止 1995 年 ( 平成 7 年 ): 石綿含有率 1% 超の使用が原則禁止 2006 年 ( 平成 18 年 ): 石綿含有率 0.1% 超の使用が原則禁止 - 5 -

12 第 2 章 石綿を含有する建材の 種類と用途

13 第 2 章石綿を含有する建材の種類と用途 石綿 ( アスベスト ) を含有する建材は 工法及び材料の見掛け密度などから 吹付け材 保温材等 その他の建材 ( 成形板等 ) の3つに分類することができる 現在 大気汚染防止法や労働安全衛生法 建築基準法等の法令においては 建築材料の製造若しくは現場施工における建築材料の調製に際して石綿を意図的に含有させたもの又は石綿の質量が当該建築材料の質量の0.1% を超えるものが 石綿を含有する とされている 図 4は 建築物における石綿を含有する建材の使用部位の例を示したものである 2.1 吹付け材石綿を含有する吹付け材は 主に 建築物等における鉄骨などの耐火被覆用に また 機械室 ( ボイラー室 昇降機室等 ) 駐車場などの天井 壁などに吸音 断熱材として使用されてきた このほか 浴室等の天井の結露防止用として石綿含有の吹付け材が施工された例もある 吹付け材の使用は 昭和 30 年頃から始められ 昭和 39 年に防音用として航空基地付近の施設に使われたのをきっかけに広く使用されるようになった 昭和 47 年頃が 石綿含有吹付け材の最需要期であった 建築物等の解体や改修を行う時に大気汚染防止法による規制対象となる 吹付け石綿 については 狭義の吹付け石綿 ( 区別のため 以下 吹付けアスベスト と称する ) のほか 石綿含有吹付けロックウール ( 乾式 湿式 ) 石綿含有ひる石吹付け材 石綿含有パーライト吹付け材等がある 11) また 建築物の内外装仕上げに用いられる建築用仕上塗材については 過去に石綿を含有するものも使用されたが このうち 吹付け工法により施工されたものは 特定建築材料である吹付け石綿として取扱うこととされている 12) 環境確保条例においても 吹き付け工法に使用される石綿含有材料 を 吹き付け石綿 と定義しており ( 条例施行規則第 60 条第 1 項 ) 大気汚染防止法における取扱いと同様に 石綿を含有する吹付け材は全て含まれる 吹付けアスベスト 石綿とセメント系の結合材を一定割合で水を加えて混合し 吹付け施工したものである 施 工された時期は 昭和 30 年頃から昭和 50 年までである 1 耐火被覆用建築基準法の耐火要求に応じて使用されたもので 3 階建て以上の鉄骨造建築物などの鉄骨 梁 柱等に吹き付けられた このほかに デッキプレート裏面への吹付けなどがある 2 吸音 断熱用ビルの機械室 地下駐車場等の天井 壁等のほか 学校 体育館 工場等の天井 壁等に吹き付けられていた コンクリート造りの建築物の中で人が日常的に在室する部屋 ( 学校の教室 実験室 体育館など ) では 残響時間が長く 会話がしにくくなるため 吸音用の吹付けアスベストが施工された また 鉄骨造建築物においては 人が常時在室しない機械室などでも 防音目的に吹付けアスベストが施工されていた 11) 大気汚染防止法施行令の一部を改正する政令の施行等について ( 平成 18 年 1 月 11 日環水大大 号 ) 12) 石綿含有仕上塗材の除去等作業における石綿飛散防止対策について ( 平成 29 年 5 月 30 日環水大大 号 ) - 7 -

14 <RC S 造 > < 戸建て住宅 > 図 4 石綿含有建材の使用部位例 ( 出典 : 目で見るアスベスト建材 ( 第 2 版 ) 13) 図中のページ番号は同書のものである ) 13) 国土交通省 : 目で見るアスベスト建材 ( 第 2 版 ) (2008) - 8 -

15 2.1.2 石綿含有吹付けロックウール吹付けアスベストとよく似た吹付け材であり 高炉スラグなどを主原料に工場で製造された人造鉱物繊維であるロックウールを使用している 吹付けロックウールは 昭和 36 年頃から使われ始め 昭和 50 年に吹付けアスベストが原則禁止となった以降も しばらくの間 石綿を混ぜて使用されていた 用途には 耐火被覆用と吸音 断熱用がある 吹付けロックウールの施工方法には 乾式 半乾式 湿式がある 1 乾式吹付け工法ロックウールとセメントを工場で合材したものを工事現場において吹付け施工箇所まで吹付け機により圧送し その施工箇所において 吹付け機のノズル先端で水と混ぜ合わせて吹き付けるものである 概ね昭和 55 年頃に 石綿を含有するものが製造中止となった 2 半乾式吹付け工法半湿式ともよばれる工法で あらかじめセメントに水を混ぜたセメントスラリーを用意し 吹付け施工箇所までセメントスラリーとロックウールとを別々に圧送し スラリーホースをロックウールホース内に挿入してノズルで吹き付けるものである 乾式と同様に 概ね昭和 55 年頃に 石綿を含有するものが製造中止となった 3 湿式吹付け工法混和剤を用いてロックウールとセメントなどを工場で合材とし 工事現場において混練機を用いて水と混練した後 ポンプにより吹付け施工箇所まで圧送し 圧縮空気でノズルより吹き付ける工法である 昭和 45 年頃から製品化され始め 概ね昭和 62 年頃に 石綿を含有するものが製造中止となった その他の吹付け材その他の石綿含有吹付け材として 石綿含有吹付けバーミキュライト ( 石綿含有ひる石吹付け材 ) 石綿含有吹付けパーライト 吹付け施工された石綿含有仕上塗材がある これらの吹付け材は 吹付けアスベストや吹付けロックウールに比べて 一般に材料が硬く 下地との結合性も強いが 建築物の解体 改修工事において除去や補修を行う際には石綿が飛散する可能性があり 適切な飛散防止対策を講ずる必要がある 1 石綿含有吹付けバーミキュライト ( 石綿含有ひる石吹付け材 ) バーミキュライトは 膨張性雲母を焼成膨張させて得られた黄金色で光沢のある多孔質の軽い砂状のものである ひる石ともよばれるが 焼くと膨張して蛭が血を吸ったように見えることから名付けられた コンクリート天井等の仕上げとして バーミキュライトを主材とする吹付け材が用いられたが 吹付け材に石綿が添加されていた場合がある また バーミキュライトの不純物として非意図的に石綿が含有されている場合もある 2 石綿含有吹付けパーライト ( 石綿含有パーライト吹付け ) パーライトは 真珠岩 黒曜岩又はこれに準ずる石質を有する岩石を粉砕し 焼成膨張させて得られた多孔質の軽い砂状のものである 原料の岩石は 天然ガラスとよばれるもので 高温のマグマが急冷されて固化したときに結晶粒をほとんど含まずにできたガラス状の岩石である 建築物の内外装の仕上げにパーライトを主材とする吹付け材が用いられたが 吹付けバーミキュライトと同様に 石綿が添加されていた場合がある - 9 -

16 3 石綿含有建築用仕上塗材建築用仕上塗材 ( しあげぬりざい JIS A 6909) は セメント 合成樹脂などの結合剤 顔料 骨材などを主原料とし 主として建築物の内外壁又は天井を 吹付け ローラー塗り こて塗りなどによって立体的な造形性をもつ模様に仕上げる建築材料であり 塗膜のひび割れや施工時のダレを防止するために 石綿が添加剤として使用されていた時期がある 当初は専用の吹付け機器で施工されていたため 吹付材と呼ばれていた時期もあるが ローラー塗りやこて塗りで施工されている場合もある 石綿を含有する建築用仕上塗材のうち 吹付け工法で施工されたものは 大気汚染防止法イ及び環境確保条例における吹付け石綿として扱うこと 2.2 保温材等石綿を含有する保温材等は 見掛け密度 ( 材料の質量をその見掛けの体積で割った値 ) が概ね0.5g/ cm3以下であり 建築物の解体 改修工事において除去や補修を行う際には 石綿の飛散の程度が大きいことから 大気汚染防止法では 石綿を含有する保温材 耐火被覆材及び断熱材を規制対象としている 環境確保条例においても 石綿を含有する保温材 ( 石綿を含有する耐火被覆材及び断熱材を含む ) を届出等の規制対象としている 石綿含有保温材石綿含有保温材は 石油精製や石油化学 ( エチレンプラント ) などの施設に使われることがほとんどであり 建築物では ボイラーなど建築設備や空調設備のダクトや配管に使われている場合が多い 主に工業プラントや建築設備などにおいて 常温より高い温度の熱絶縁に使用される 石綿含有保温材の具体例としては 石綿保温材 けいそう土保温材 塩基性炭酸マグネシウム保温材 けい酸カルシウム保温材 はっ水性パーライト保温材 バーミキュライト保温材 ( ひる石保温材 ) がある 14) 1 石綿保温材石綿保温材には アモサイトを主原料とし これに結合剤を加えて成形した保温板及び保温筒のほかに 石綿保温ひも及び石綿布団がある ⅰ) 保温板 : 板状に成形した保温材で 必要に応じてガラスクロス 張り合わせたアルミニウム箔などの外被材を張り付け 又は表面を被覆して使われている ⅱ) 保温筒 : 円筒縦割り状に成形した保温材である 保温板及び保温筒は 各種プラントの缶 塔 槽類の外壁又は配管の定形部に施工する目的で作られており ほとんどがそのままの形で スタッドボルトや針金等によって固定されている ⅲ) 石綿保温ひも : 石綿糸でできた外被の中に石綿を詰めたもので 各種プラントの曲管部や施工しにくい部分の熱絶縁のため それらに巻き付けたり 他の保温材の継目に生じる隙間に詰め込んだりして使われている ⅳ) 石綿布団 : アモサイト石綿などの中綿をカバーとなる石綿布ではさみ 黄銅線入り石綿糸で適当な間隔でとじて 中綿が移動したり 石綿布がはがれたりしないようにしてある 各種プラントのポンプ バルブ フランジ等の保守点検を必要とする部分 配管の異形部分 耐振性を要求される部分に被せ その上から針金等を巻き付けて使われる 14) 大気汚染防止法施行令の一部を改正する政令の施行等について ( 平成 18 年 1 月 11 日環水大大 号 )

17 2 けいそう土保温材けいそう土保温材は けいそう土乾燥粉末を主材として これに石綿繊維を均一に配合した水練り保温材であり 石綿含有率は 1.5% 以上とされていた 水練り保温材は 成形保温材の目地部分あるいは複雑な施工面の保温 又は外装を兼ねた保温材に使用され 前もって主材と無機バインダーを乾式混合し調製した粉状製品に 現場で水を加えて混練し 充填やこて塗りで施工される 3 塩基性炭酸マグネシウム保温材塩基性炭酸マグネシウムと石綿繊維を均等に配合したものである 水練り保温材 保温板及び保温筒がある 石綿含有率は 8% 以上とされていた 4 けい酸カルシウム保温材けいそう土等のけい酸質粉末と石灰を主材として 石綿等の補強繊維を加え オートクレーブ処理 ( 高温 高圧の水蒸気での処理 ) により製造した保温板及び保温筒である 5 はっ水性パーライト保温材材料はパーライト バインダー 石綿等の補強繊維 はっ水剤などから成り これらを均一に混合した後 成形 乾燥して製造した保温材であり 保温板及び保温筒がある 6 バーミキュライト保温材バーミキュライト ( ひる石 ) 石綿及び耐熱バインダーを配合し 水練り又はプレス成形によって板状又は筒状にしたものである 石綿含有耐火被覆材石綿を含有する耐火被覆材の具体例としては 石綿含有耐火被覆板 石綿含有けい酸カルシウム板第二種及び石綿含有耐火被覆塗り材がある 15) 石綿含有耐火被覆材は 吹付け材のかわりに 鉄骨 梁 柱 昇降機周辺等に張り付けて使用されている 1 石綿含有耐火被覆板石綿含有耐火被覆板は 石綿とセメントなどを吹付けアスベストと同様の高い石綿含有率で配合し 工場において型枠で成形したものである 2 石綿含有けい酸カルシウム板第二種けいそう土等のけい酸質原料と石灰質原料に水を加えてスラリーとし オートクレーブ処理を行い 生成したけい酸カルシウムに石綿等の補強繊維を混入してプレス成形して製造したものである 石綿含有率は 30% 以下である 石綿含有耐火被覆塗り材耐火被覆を目的に こて塗りで鉄骨等に塗られたものである 石綿含有断熱材石綿を含有する断熱材の具体例としては 屋根用折版裏断熱材及び煙突用断熱材がある 15) 1 屋根用折版 ( 折板 ) 裏断熱材結露防止や耐火 断熱の目的で屋根の裏打ちとして張り付けられたフェルト状の断熱材であり 石綿含有率が 90% と高いものがある 15) 大気汚染防止法施行令の一部を改正する政令の施行等について ( 平成 18 年 1 月 11 日環水大大 号 )

18 2 煙突用断熱材煙突内側に張られた断熱目的の材料であり 繊維積層体の断熱層 ( カポ部 ) とその内側表面のライニング層 ( ライナー部 ) から成る 商品によっては石綿含有率が 70~90% と高いものがある 2.3 成形板等石綿を含有する建材のうち 2.1で述べた吹付け材及び 2.2で述べた保温材等以外の建材を 以下では 石綿含有成形板等 と呼ぶ 石綿含有成形板等は 耐火 耐久性 耐候性等を目的に 内装材 外装材 屋根材などとして使用されていて 一部を除き 見掛け密度が概ね0.5g/cm 3 以上の硬い材料がほとんどである 板状に成形された建材以外の例としては 石綿含有建築用仕上塗材 (2.1.3の 3を参照 ) のうち 吹付け以外の工法 ( ローラー塗り こて塗りなど ) で施工されたものがある また 主に鋼板製煙突の筒身を高温の酸性ガスより保護するための内部ライニング材として用いられる不定形耐火材 ( キャスタブル ) では 耐酸用としては石綿を 1~1.5% 断熱用としては 4~5% 含有したものが使用されていた 石綿含有成形板等は 大気汚染防止法では規制の対象外であるが 環境確保条例に基づき 都知事が定める作業上の遵守事項 ( 平成 26 年東京都告示第 830 号 以下 作業上の遵守事項 という ) に従って施工しなければならない ( 環境確保条例第 123 条第 2 項 ) 詳細については 東京都環境局が別に作成した 石綿 ( アスベスト ) 含有成形板対策マニュアル 16) を参照されたい 16) 東京都環境局 : アスベスト成形板対策マニュアル ( 平成 29 年 12 月版 )

19 第 3 章 解体等工事における 石綿の飛散防止対策 ( 大気汚染防止法 環境確保条例等 )

20 第 3 章解体等工事における石綿の飛散防止対策 ( 大気汚染防止法 環境確保条例等 ) 本章では 石綿 ( アスベスト ) 含有建材を使用している建築物等の解体 改修時に講じなけ ればならない石綿飛散防止対策について 大気汚染防止法及び環境確保条例による規制の解説 を中心に 具体的な留意事項を示す 表 4 解体等工事において必要な措置と参照条文 措置 対象となる解体等工事 根拠法令 法第 18 条の17 第 1 項 第 3 項 事前調査等 全ての解体等工事 ( 規則第 16 条の5~ 第 16 条の8) 条例第 123 条第 2 項 ( 告示第 1 7 第 2 1) 作業計画等の届出 法第 18 条の15 大気汚染防止法による ( 規則第 10 条の4 第 13 条 ) 届出が必要な工事 条例第 124 条第 1 項 ( 規則第 60 条 ) 石綿大気濃度測定 環境確保条例による 条例第 123 条第 2 項 ( 工事前 作業中 工事後 ) 届出が必要な工事 ( 規則第 59 条 別表第 13) 本マニュアルでの記載 3.3(p.17) 3.4(p.23) 3.5(p.31) 掲示板の設置 事前調査の結果等 特定工事の内容等 全ての解体等工事 大気汚染防止法による 届出が必要な工事 法第 18 条の17 第 4 項 ( 規則第 16 条の9 第 16 条の10) 法第 18 条の14 ( 規則第 16 条の4 第 1 項 ) 3.6.1(p.34) 3.6.2(p.34) 法第 18 条の14 石綿含有吹付け材 保 ( 規則第 16 条の14 第 3 項 別表第 7) 温材等の除去等を伴う作業中の措置 条例第 123 条第 2 項工事 3.7(p.35) ( 作業基準 遵守事項 ) ( 告示第 1 1~6) 石綿含有成形板等の除去等を伴う工事 条例第 123 条第 2 項 ( 告示第 2 2~4) 作業内容の記録と保存 法第 18 条の14 大気汚染防止法による ( 規則第 16 条の14 第 2 項 別表第 7) 届出が必要な工事 条例第 123 条第 2 項 3.9(p.49) ( 告示第 1 8) 産業廃棄物の処理 石綿含有建材 ( 成形板 廃棄物の処理及び清掃に関する法律等を含む ) の除去等を及び関係規程伴う工事 3.10(p.50) 法 は大気汚染防止法 条例 は環境確保条例 告示 は平成 26 年東京都告示第 830 号を指す 3.1 大気汚染防止法及び環境確保条例の規制対象となる工事大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく石綿の飛散防止対策の対象となる建設工事は次のとおりである 解体等工事 大気汚染防止法第 18 条の 17 大気汚染防止法施行規則第 16 条の 5 建築物その他の工作物 ( 以下 建築物等 という ) を解体し 改造し 又は補修する作業を伴う建築工事を行うときは 石綿を含有する建築材料が使用されているか否かにかかわらず 全ての解体等工事について 大気汚染防止法に基づく事前調査等の規定が適用される

21 ただし 0.1% を超えて石綿を含有する製品の使用が禁止された平成 18 年 9 月 1 日以後に建設工事に着手した建築物等の解体等工事と 平成 18 年 9 月 1 日以後に改造 補修工事に着手した部分のみの解体等工事は 特定工事 (3.1.3) に該当しないことが明らかなため 大気汚染防止法に規定する 解体等工事 からは除かれている 建築物とその他の工作物 工作物とは 建築物をはじめ 土地に接着して人為的作為を加えることによって成立したものが広く該当する このうち 大気汚染防止法及び環境確保条例でいう建築物は 建築基準法第 2 条第 1 号で規定する 建築物 のことをいう 建築物は 原則として 屋根とそれを支える柱又は壁を有するものを指すが 次のものも建築物の定義に含まれる 建築物に附属する門や塀 観覧のための工作物で野球場や競馬場のスタンドなどは 屋根を有しないものでも建築物として扱われる 地下若しくは高架の工作物内に設ける事務所 店舗 興行場 倉庫その他これらに類する施設 ( 事務所等の部分が建築物として取り扱われる ) これらに類する構造のもの ( 屋根とはいえない孔開きの床を有するような自走式車庫 ( 自動車を運転して駐車位置まで移動する車庫 ) などの簡易構造物等 ) 建築物に設ける給水 排水 換気 暖房 冷房 排煙若しくは汚水処理の設備又は煙突 昇降機等の建築設備 建築物以外の工作物としては 煙突 広告塔 高架水槽 よう壁 貯蔵施設 観覧車等の遊 戯施設などの施設で建築物に附属しないものや 道路 橋りょう 堤防等の土木工作物などが ある 石綿含有材料を使用する建築物等の解体又は改修の工事 環境確保条例第 123 条第 2 項 石綿を含有する建築材料が使用されている建築物等の解体や改修の工事を行うときは 石綿含有成形板等のみが使用されている場合も含めて 環境確保条例に基づき 知事が定める作業上の遵守事項に従って施工し また 石綿の飛散状況の監視を行わなければならない 特定粉じん排出等作業を伴う建設工事 ( 特定工事 ) 大気汚染防止法第 18 条の15 大気汚染防止法では 石綿を含有する建築材料のうち 吹付け石綿 ( 石綿含有ひる石吹付け材や 吹付け施工された石綿含有仕上塗材等も含む 2.1 を参照 ) 又は石綿含有保温材等 ( 断熱材 保温材及び耐火被膜材 2.2 を参照 ) が使用されている建築物等を解体 改造 又は補修する作業を 特定粉じん排出等作業 特定粉じん排出等作業を伴う建設工事を 特定工事 と規定している 特定工事を行う際は 大気汚染防止法に基づいて届出を行い 作業基準を遵守しなければならない 石綿含有建築物解体等工事 環境確保条例第 124 条第 1 項 環境確保条例では 3.1.3の特定工事のうち 次の ⅰ) 又はⅱ) のいずれかに該当する工事を 石綿含有建築物解体等工事 と規定し これに該当する工事を行う際は石綿飛散防止方法等計画を届け出ることを義務付けている

22 ⅰ) 使用されている石綿含有吹付け材の面積が 15m2以上の場合 ⅱ) 工事を行う建築物等の延べ面積 ( 建築物以外の工作物の場合には築造面積 ) が500m2以上の場合 なお 建築物の一部を解体 改修する場合であっても 当該建築物全ての階の床面積の合計で算定すること 延べ面積と築造面積 上記の規模要件にある 延べ面積 は 建築基準法施行令第 2 条第 1 項第 4 号に規定する延べ面積 すなわち建築物の各階の床面積の合計により算定する 床面積は 建築基準法施行令 17) 第 2 条第 1 項第 4 号及び建設省通知により算定する また 築造面積 は 建築基準法施行令第 2 条第 1 項第 5 号に規定する築造面積すなわち 当該施設の水平投影面積により算定する 3.2 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく規定の対象者大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく解体等工事に伴う石綿の飛散防止対策に係る規定の対象者と その講じなければならない措置の概要は以下のとおりである 各措置の詳細については 3.3 以降を確認されたい 発注者建築物等を解体し 改造し 又は補修する作業を伴う建設工事 ( 解体等工事 ) の最初の注文者 いわゆる 施主 のことをいう 発注者は 受注者が行う事前調査に要する費用を適正に負担するなど 当該調査に協力しなければならない 解体等工事を行う建築物に特定建築材料 ( 吹付け石綿及び石綿含有保温材等 ) が使用されている場合 その工事 ( 特定工事 ) の発注者は 大気汚染防止法に基づき 特定粉じん排出等作業実施届出書 を提出しなければならない 一定の規模要件 (3.1.4を参照 ) を上回る場合には 環境確保条例に基づく 石綿飛散防止方法等計画届出書 も併せて提出する必要がある また 特定工事の発注者は 施工者に対し 施工方法 工期 工事費等について 作業基準の遵守を妨げるおそれのある条件を付さないように配慮しなければならない 受注者解体等工事を発注者から直接受注した者 いわゆる元請受注者業者のことをいう 受注者は 解体等工事が特定工事に該当するか否か ( 特定建築材料が使用されていないか ) について事前調査を行い 当該工事の発注者に対して書面で結果を説明しなければならない また 解体等工事を施工するときには 石綿含有材料が使用されていない場合も含めて 事前調査結果等を公衆の見やすい位置に掲示しなければならない 石綿を含む建築材料が使用されている建築物等の解体等工事を行うときは 石綿含有成形板等のみが使用されている場合も含めて 環境確保条例に基づき知事が定める作業上の遵守事項に従って施工し また 石綿の飛散状況の監視を行わなければならない 自主施工者請負契約によらずに 解体等工事を自ら施工する者のことをいう 自主施工者は 受注者と同様に 解体等工事が特定工事に該当するか事前調査を行い 解体等工事を施工するときには 事前調査結果等を公衆の見やすい位置に掲示しなければならない 17 床面積の算定方法について ( 昭和 61 年 4 月 30 日建設省住指発第 115 号 )

23 石綿を含む建築材料が使用されている建築物等の解体等工事を行う場合には 発注者と同様に届出を行わなければならない また 受注者と同様に大気汚染防止法に基づく作業基準及び環境確保条例に基づく作業上の遵守事項に従って施工し また 石綿の飛散状況の監視を行わなければならない 3.3 事前調査等事前調査とは 建築物等の解体 改修工事に着手する前に石綿含有建材が使用されているかどうかを調査することをいう 解体や改修を行う全ての建築材料が事前調査の対象であり 石綿を含有しないことを証明できない場合には 分析調査により石綿含有の有無を確認するか 又は石綿を含有するとみなして対策を行わなければならない ( 石綿含有吹付け材の場合 みなしは不可 ) 大気汚染防止法 環境確保条例及び石綿障害予防規則において 事前調査の実施義務は 解体等工事の施工者 ( 元請受注者又は自主施工者 ) が負っている 当該建築物等について発注者が石綿含有調査を行っている場合であっても 施工者は その調査内容について 結果 ( 石綿の有無 ) だけではなく調査方法や調査範囲等も含めて自らの責任で改めて確認し 調査漏れや不明な点があれば必要な調査を行うこと また 発注者は 事前調査に要する費用を適正に負担するなど受注者が行う事前調査に協力し 法令の遵守を妨げるおそれのある条件を付さないよう配慮しなければならない ( 大気汚染防止法第 18 条の17 石綿障害予防規則第 9 条 ) 調査対象の工事石綿が使用されている施設は 建築物だけでなく 橋りょうや化学プラントなど広範囲に及んでいる したがって 建築物だけではなく全ての工作物 ( 土地に接着して人工的作為を加えることによって成立した施設等 ) について 解体や改修の工事を行う際には事前調査を実施し 石綿の使用の有無を確認しなければならない ( 大気汚染防止法第 18 条の17 第 1 項から第 3 項 作業上の遵守事項 第 2 1) なお 大気汚染防止法では 平成 18 年 9 月 1 日以降に着工された建築物等は事前調査の対象外としている ( 大気汚染防止法施行規則第 16 条の5) が 環境確保条例や石綿障害予防規則には例外規定はなく 全ての建築物等について事前調査を行う必要がある 設計図書等で着工年次を確認し 石綿含有建材の使用が禁止された年次以降に着工されたことを確認することも事前調査の方法の一つである 事前調査を行う者石綿を含有する建材は 鉄骨の耐火被覆材や配管等の保温材のほか スレート板や床タイル 内外装の仕上塗材など幅広い建材に使用されている ( 第 2 章を参照 ) また 建築物等の改修や改造 修繕などにより 当初施工された部位以外の箇所で使用されている場合もある 事前調査が不十分であると工事を行う際に石綿を飛散させるおそれがあるため 石綿に関して一定の知見を有し 的確な判断ができる者が調査を行い 使用されている石綿含有建材等の使用箇所や種類等を網羅的に把握する必要がある 具体的には 次の 3つの資格者が挙げられている 18) 1 建築物石綿含有建材調査者 建築物石綿含有建材調査者講習登録規程 ( 平成 25 年 7 月 30 日付国土交通省告示第 748 号 ) に 18) 建築物等の解体等の作業での労働者の石綿ばく露防止に関する技術上の指針 の制定について ( 平成 24 年 5 月 9 日付基発 0509 第 10 号 一部改正平成 26 年 4 月 23 日付基発 0423 第 7 号 )

24 基づき国土交通省に登録された機関が行う講習を修了した者 修了者の名簿は 講習実施機関 ( 本マニュアル発行時点では ( 一財 ) 日本環境衛生センター ) のホームページ等で確認できる 2 一般社団法人日本アスベスト調査診断協会に登録された者 登録された者は 同協会のホームページで確認できる 3 石綿作業主任者技能講習修了者のうち石綿等の除去等の作業の経験を有する者石綿作業主任者は 事前調査に特化した講習を受講したものではないことから 事前調査に関する講習を受講するなど一定の知識を有することが望まれる また 建築物や建材には様々な種類があることから 解体等を行おうとする建築物に応じた経験を有する者が実施するべきである 調査対象とする建材第 2 章で記載したとおり 石綿を含有する建材は 吹付け材 保温材等 成形板等の 3つに分類される 大気汚染防止法に基づく事前調査では 行おうとする解体等工事が特定粉じん排出等作業に該当するか否かを調べることとされているため 石綿を含有する吹付け材や保温材等の有無や使用箇所等を調査する必要がある ( 大気汚染防止法第 18 条の17) 一方 環境確保条例では 成形板等についても 石綿を含有しているか否かを調査することを義務付けている ( 環境確保条例第 123 条第 2 項 作業上の遵守事項 第 2) 調査の具体的な手順図 5は 事前調査の基本的な流れを示したものである 1 設計図書等による書面調査事前調査では まず 既存の情報から石綿含有建材の有無に関する情報を得るとともに 現地調査の計画を立てるため 発注者から設計図書や過去の調査記録等を入手し 書面調査を行う 書面調査においては 設計図書等を参照しながら 建築物の種別や用途 使用されている建築材料の種類 施工年次 施工部位等を確認し 石綿を含有するか否かを判定する 参照する書類の例としては 確認申請書 建築意匠設計図 竣工図 仕上げ表 仕様書 施工記録 維持保全記録 竣工後の改修工事記録などがある また 新築施工年 増改築や改修の有無などを確認するため 必要に応じて関係者へのヒアリングを行う 対象の建材が石綿を含有するかの判定に当たっては 設計図書等に記載されている材料の種類名 ( 石綿 など ) のほか 建材のメーカーや商品名が確認できた場合には 建築や改修の施工年次と当該商品が石綿を含有していた時期とを照合して判断することができる 石綿含有建材の商品名とその製造時期などの情報源には以下のようなものがある なお 吹付け材の施工では設計図書に記載のない資材を現場で混合 調製して使用した場合もあることに留意し 施工記録や仕上表なども含め慎重に調査を行うこと 石綿 ( アスベスト ) 含有建材データベース ( 国土交通省 経済産業省 ) この家庭用品はアスベストが使用されているの? 使用されている時には 処理はどうすれば良いの?( 環境省ホームページ )

25 図 5 事前調査の流れ 19) 関係業界団体のホームページに掲載された情報ロックウール工業会 せんい強化セメント板協会 押出成形セメント板協会 日本窯業外装材協会 インテリアフロア工業会 日本建築仕上材工業会など 各建材メーカーのホームページに掲載された情報 2 目視等による現地調査建築物等に使用されている建材に石綿が含有されているか否かは 設計図書等に明記されていない場合が多い また 設計図書と異なる仕様で施工されたり 新築後に改修されたりしたことで 設計図書等と現物とが異なっている場合もある したがって 書面調査のみで判断せず 必ず現地調査を行い 目視等により現物を確認することが必要である 現地調査では 解体 改修を行おうとする範囲について 各室 各部位ごとに全ての建築材料を目視し 現場で使用されている建材の種類や形状が 設計図書等の書面調査における情報と相違がないかを確認すること また 工事の進捗後でなければ調査が困難な箇所がある場合には そのことを事前調査結果に明記し 施工段階で確実に調査が行われるようにすること 19) 厚生労働省 : 建築物等の解体等の作業及び労働者が石綿等にばく露するおそれがある建築物等における業務での労働者の石綿ばく露防止に関する技術上の指針 に基づく石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル [2.11 版 ] (2017)

26 吹付け材や保温材等は 石綿を含有するか否かを目視で判断することはできない 建築物の着工時期や保温材等の商品名などにより石綿を含有しないことを証明できない場合には 分析調査により石綿の有無を確認すること 一方 成形板等については 建材の裏面等に記載されているメーカー名や商品名 ロット番号 a マークなどを調べることによって石綿を含有するか否かを判断できる場合がある これらの方法で石綿を含有しないことを証明できない場合には 吹付け材や保温材等と同様に分析調査により確認すること なお 保温材等及び成形板等については 石綿を含有するか否かが不明な場合に石綿含有建材であると みなし て 石綿障害予防規則等に規定する措置を講ずる場合には 分析調査は 20) 必要ないと規定されており ( 第 3 条第 2 項ただし書き ) 大気汚染防止法や環境確保条例においても同様の取扱いである a マーク 石綿含有建材を製造する業界においては建材メーカーでは 平成元年 7 月以降に生産された石綿含有成形板についてからの製造分では質量で 5% を超えるもの 平成 7 年 1 月 26 日からの製造分では 1% を超えるものに対して 自主的に 20mm 20mm の大きさのアルファベットの a の文字を押印などにより表示している 従って このマークがあれば 石綿が含有されていることになる ただし 平成元年 7 月から平成 7 年 1 月 25 日までの製造分又は出荷分では 5% 以下の また 平成 7 年 1 月 26 日から平成 16 年 9 月 30 日までの製造分では 1% 以下の石綿含有建材は規制されていなかったため 石綿を 0.1% 以上含む場合でも a マークは記載されていない したがって a マークがないことをもって 石綿含有建材ではないとは判断できないことに注意が必要である 3 建材の分析調査書面調査及び現地調査で石綿を含有するか否かが明らかにならなかった建材については 試料を採取して分析調査を行う必要がある ( 保温材等又は成形板等について 石綿含有建材であると みなす 場合を除く ) 分析方法については 日本工業規格 (JIS)A A 若しくはA 又はこれらと同等以上の精度を有する分析方法を用いることとされている 同等以上の精度を有する分析方法 とは 次の ⅰ)~ⅲ) の方法である 21),22) なお ⅱ) 及びⅲ) の分散染色法は JIS A の8.2 位相差 分散顕微鏡による分散染色法 による定性分析方法に相当するものであるため これにより定量分析を行うことはできず 石綿の種類に応じた分散色が確認されなかった場合に限り 石綿が 0.1% を超えて含有していないものとして取扱うことができる ⅰ) 平成 26 年 3 月 31 日付けで廃止された JIS A 1481 建材製品中のアスベスト含有率測定方法 による分析方法 ( したがって 廃止前の JIS A 1481により 既に石綿等の使用の有無の分析を行ったものについては 新設後の JIS 法により改めて分析調査を行う必要はない ) ⅱ) 廃止前の平成 8 年 3 月 29 日付け基発第 188 号 建築物の耐火等吹付け材の石綿含有率の 20) 大気汚染防止法の一部を改正する法律の施行等について 平成 26 年 5 月 29 日環水大大発第 号 ) 21) 建材中の石綿含有率の分析方法について ( 平成 26 年 3 月 31 日基発 0331 第 31 号 一部改正平成 28 年 4 月 13 日基発 0413 第 3 号 ) 22) 建材中の石綿含有率の分析方法等に係る留意事項について ( 平成 26 年 3 月 31 日基安化発 0331 第 3 号 )

27 判定方法について の別紙の第 3の3の 位相差顕微鏡を使用した分散染色法による分散色の確認 による定性分析の方法 ⅲ) 廃止前の平成 17 年 6 月 22 日付け基安化発第 号 建材中の石綿含有率の分析方法について ( 以下 号通達 という ) の別紙 建材中の石綿含有率の分析方法 の2の (3) の1のイの 位相差顕微鏡を使用した分散染色分析法による定性分析 分析調査に当たっては 上記の JIS 等のほか 厚生労働省が策定している アスベスト分析マニュアル の最新版の内容に留意すること また 石綿の分析は 十分な経験及び必要な能力を有する者が行う必要があり 具体的には 次の者が挙げられている 23 公益社団法人日本作業環境測定協会が実施する 石綿分析技術の評価事業 ( 石綿分析に係るクロスチェック事業 ) により認定される Aランク又は Bランクの認定分析技術者 Aランクの分析技術者が在籍する分析機関を選定することが望ましい 一般社団法人日本環境測定分析協会が実施する アスベスト偏光顕微鏡実技研修修了者 又は アスベスト偏光顕微鏡インストラクター 同協会が別に実施している分析技能試験の合格者が在籍する分析機関や合格試験所を選定することが望ましい なお アスベストの含有状況を調査するために行う少量の建材採取は 建築物等を解体し 改造し 又は補修する作業でないため特定粉じん排出等作業には該当せず 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく届出は必要ない ただし 建材にアスベスト含有されていた場合 採取の際に石綿が飛散するおそれがあるため 分析機関と分析依頼者のどちらが採取を行う場合であっても 石綿に関し一定の知見を有し 的確な判断ができる者 (3.3.2を参照 ) が 石綿の飛散 ばく露防止対策を実施した上で採取すること 試料の採取に当たっては JIS 規格や厚生労働省の アスベスト分析マニュアル の規定に加え 次の点などに留意すること 国家検定合格の防じんマスクを着用する 採取箇所を湿らせてから採取する 石綿含有の可能性がある建材に損傷を与え 粉じんが飛散しやすい状態となるため 採取後は 補修を行うなどの措置を講じる HEPAフィルター付きの真空掃除機で 発生する粉じんを吸引しながら採取することが望ましい 4 過去に実施された分析調査の結果に関する留意事項現在 大気汚染防止法や環境確保条例 労働安全衛生法などの法令では 6 種類の石綿 ( クリソタイル クロシドライト アモサイト アンソフィライト トレモライト及びアクチノライト ) のいずれかを質量で 0.1% 以上含有するものを 石綿を含有する として規制対象としている これまで 規制対象となる石綿は各法令の改正とともに変更されてきたことから 過去に行った分析調査の結果を用いる際には 次の点に注意する必要がある 平成 18 年 9 月 1 日より 規制対象が 石綿の質量が当該建築材料の質量の 1% を超える 23) 建築物等の解体等の作業での労働者の石綿ばく露防止に関する技術上の指針 の制定について ( 平成 24 年 5 月 9 日付基発 0509 第 10 号 一部改正平成 26 年 4 月 23 日付基発 0423 第 7 号 )

28 ものから石綿の質量が当該建築材料の質量の 0.1% を超えるものへと変更された このため 平成 18 年 8 月 31 日以前に行った分析結果では 0.1% 超の石綿を含有している場合でも 1% 以下という意味で 石綿なし と記載されている場合があるため 注意すること 分析調査の報告書等を精査し 含有率が 0.1% 以下であることが確認できない場合には 改めて分析調査を行う必要がある 角閃石族のアンソフィライト トレモライト及びアクチノライトについては 石綿原料として国内での使用はないとされてきたが 平成 19 年度末以降 建築物の吹付け材からトレモライト等が検出された事例がある これを受けて 平成 20 年 2 月 6 日には アンソフィライト トレモライト及びアクチノライトを含む 6 種類の石綿の分析を徹底するよう 厚生労働省から通知された 24) 平成 20 年 2 月 5 日以前に行われた材質分析では クリソタイル アモサイト クロシドライトの3 種類のみを分析した場合があるため注意すること 石綿を含有しないという分析結果があっても 6 種類を対象としていない場合には 改めて材質分析を行う必要がある 発注者への説明等大気汚染防止法では 解体等工事を請け負った受注者は 発注者に対して 当該解体等工事が特定工事に該当するか否かの調査結果について 必要な事項を記載した書面を交付して説明しなければならないと規定している ( 大気汚染防止法第 18 条の17) 交付する書面について法令に基づく様式は定められていないが 一般社団法人 JATI 協会がホームページに掲載している アスベスト有無に関する事前調査結果報告書モデル様式 25) などが参考となる また 発注者は 当該解体等工事が特定工事に該当する場合には大気汚染防止法及び環境確保条例に基づき 届出を行わなければならない 事前調査結果について 受注者から書面で説明を受け 受注者が石綿に関し一定の知見を有し 的確な判断ができる者に事前調査を実施させたか 調査箇所が工事の範囲を網羅しているか等を確認すること 1 説明の時期 大気汚染防止法施行規則第 16 条の 6 ⅰ) 特定工事に該当する場合 ( 解体 改修しようとする建築物等に石綿を含有する吹付け材又は保温材が使用されている場合 ) は 次の ( ア ) ( イ ) のいずれか早い日まで ( ア ) 特定粉じん排出等作業 ( 石綿を含有する吹付け材又は保温材等を除去や封じ込め 囲い込みに関する一連の作業 ) を開始する日の 14 日前 ( イ ) 当該工事 ( 石綿含有建材の除去以外の工程も含む ) を開始する日 ⅱ) 特定工事に該当しない場合は 工事の開始の日まで 2 説明する事項全ての解体等工事 ( 石綿含有建材が使用されていない場合も含む ) において 次の ⅰ) から ⅲ) を説明しなければならない また 石綿を含有する吹付け材や保温材等が使用されている場合には ⅳ) からⅺ) も合わせて説明する必要がある ( 大気汚染防止法施行規則第 16 条の7 第 16 条の8) ⅰ) 調査を終了した年月日 ⅱ) 調査方法 ( どのような資格を持った者がどのように調査したのかを具体的に記載する ) 24) 石綿障害予防規則第 3 条第 2 項の規定による石綿等の使用の有無の分析調査の徹底等について ( 平成 20 年 2 月 6 日基安化発第 号 ) 25) 一般社団法人 JATI 協会 : 石綿有無の調査 ( 最終閲覧日 :2017 年 12 月 1 日 )

29 ⅲ) 調査結果 ( 特定工事に該当するか否かを記載する ) ⅳ) 特定粉じん排出等作業の種類 ⅴ) 特定粉じん排出等作業の実施の期間 ⅵ) 特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の部分における特定建築材料の種類並びにその使用箇所及び使用面積 ⅶ) 特定粉じん排出等作業の方法 ⅷ) 特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の概要 配置図及び付近の状況 ⅸ) 特定粉じん排出等作業の工程を明示した特定工事の工程の概要 ⅹ) 特定工事を施工する者の現場責任者の氏名及び連絡場所 ⅺ) 下請負人が特定粉じん排出等作業を実施する場合の当該下請負人の現場責任者の氏名及び住所 環境確保条例に基づく届出が必要な場合 ( 使用されている石綿含有吹付け材の面積が 15m2以上 又は当該建築物等の延べ面積が 500m2以上のいずれかに該当する場合 ) には 次の事項も合わせて説明しなければならない ( 作業上の遵守事項 第 1 7) 石綿の飛散防止方法 ( 作業場の隔離方法 集じん排気装置の能力 維持管理 隔離用シートの撤去など ) 排水の処理方法 ( 石綿を含有する水が発生しない場合にはその旨を説明する ) 作業中等における大気中の石綿濃度の測定方法 粉じんの飛散防止方法 ( 石綿以外の一般粉じんも含め 工事現場全体から発生する粉じんの飛散を防止するために講じる 防じんシートや散水等の具体的な対策を説明する ) 3 事前調査結果の掲示 大気汚染防止法第 18 条の17 第 4 項 解体等工事の受注者等は 解体等工事を行う際は 石綿含有建材が使用されているか否かにかかわらず 実施した事前調査の結果を掲示板により公衆に見やすいよう掲示しなければならない ( 詳細は3.6.1 を参照 ) 3.4 作業実施届等の提出建築物等の解体 改修の工事を行う際には 大気汚染防止法や環境確保条例をはじめ 各法令等に基づき届出の提出が必要となる 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく届出 大気汚染防止法第 18 条の15 第 1 項及び第 2 項 環境確保条例第 124 条第 1 項 特定工事を実施する際には 特定工事の発注者又は特定工事を自ら施工する者 ( 以下 発注者等 という ) が 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づき届け出なければならない 1 届出対象となる石綿含有建材 ( 特定建築材料 ) 大気汚染防止法及び環境確保条例においては 解体や改修の工事を行う建築物等に 石綿含有吹付け材 ( 石綿含有ひる石吹付け材や 吹付け施工された石綿含有仕上塗材等も含む ) 又は石綿含有保温材等が使用されている場合に届出が必要である ( 環境確保条例については一定の規模要件以上の場合 ) 大気汚染防止法では 建材の製造又は現場施工における建材の調製に際して石綿を意図的に含有させたもの 及び 石綿の質量が当該建材の質量の 0.1% を超えるもの を石綿含有として

30 取扱うこととされている 26) 環境確保条例においても同様に取扱う 2 届出対象の工事大気汚染防止法では 特定建築材料が使用されている建築物その他の工作物を解体し 改造し又は補修する作業 ( 特定粉じん排出等作業 ) を伴う建設工事 ( 特定工事 ) について 建築物等の規模や石綿の使用量 除去量にかかわらず 作業実施届を提出する義務を規定している したがって 石綿含有吹付け材又は石綿含有保温材等が使用されている建築物等の一部又は全部に手を加える行為全般が届出の対象となる 解体作業 既存建築物等の全部又は一部を取り壊す行為をいう 特定建築材料が使用されている場合には 解体に先立って除去する必要がある 改修作業 既存建築物等の構造以外の全部又は一部を除却する 規模の著しく異ならない範囲で修繕する 模様替えを行うなど 建築物等の一部に手を加える行為で解体以外のもの全般をいう 特定建築材料が使用されている場合には 除去 封じ込め又は囲い込みのいずれかを選択することができる 除去 既存の特定建築材料を下地から取り除く工法をいう 改修工事の場合には石綿を含有しない建材等への代替などを行う 封じ込め 既存の特定建築材料を除去せずに石綿飛散防止剤を吹き付け又は含浸させ 被覆又は固定化することで石綿粉じんの飛散防止を図る工法をいう 囲い込み 既存の特定建築材料を除去せずに板状の材料等で完全に覆い 人が活動することが想定される空間に露出しないように密閉することで石綿粉じんの飛散防止を図る工法をいう 石綿含有保温材の除去が特定粉じん排出等作業に該当しない例 大気汚染防止法では 建築物その他の工作物を解体 改造 補修する作業の場所から排出 飛散する石綿の粉じんが大気汚染の原因となるおそれのある作業を特定粉じん排出等作業と規定している 環境確保条例においても同様の取扱いをしている したがって 例えば 配管の曲線部のみが石綿を含有する保温材で覆われている場合に 保温材で覆われていない直線部分を切断して配管ごと保温材を取り外す作業において 当該作業の場所から石綿の粉じんが排出されず かつ 飛散しない場合には 当該作業は特定粉じん排出等作業に該当せず 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく届出は必要ない ただし 上記の事例において 保温材の劣化などにより当該作業に伴い石綿が飛散するおそれがある場合や 当該作業時の振動等により近傍の特定建築材料から石綿が飛散するおそれがある場合には 当該作業が特定粉じん排出等作業になり得ることに留意する必要がある 27) なお 配管ごと保温材を取り外す作業は 広い意味で保温材を 除去 する作業にあたることから 特定粉じん排出等作業に該当しない作業であっても 石綿障害予防規則第 5 条第 1 項に基づく届出その他必要な措置を講じなければならないことにも充分に留意する必要がある 28) また 大気汚染防止法の届出対象である特定工事のうち 次の ⅰ) 又は ⅱ) のいずれかに該当 する工事については 環境確保条例に基づき 飛散防止方法等計画 の届出も必要となる ( 環 26) 石綿による健康等に係る被害の防止のための大気汚染防止法等の一部を改正する法律の施行等について ( 通知 ) ( 平成 18 年 9 月 5 日付け環水大大発第 号 ) 27) 大気汚染防止法施行令の一部を改正する政令の施行等について ( 平成 18 年 1 月 11 日環水大大 号 ) 28) 石綿障害予防規則第 5 条に基づく作業の届出について ( 平成 17 年 4 月 27 日基安化発第 号 )

31 境確保条例施行規則第 60 条 ) ⅰ) 使用されている石綿含有吹付け材の面積が 15m2以上の場合 ⅱ) 当該建築物等の延べ面積 ( 建築物以外の工作物の場合には築造面積 3.1.4を参照 ) が500m2以上の場合 なお 建築物の一部を解体 改修する場合であっても 当該建築物全ての階の床面積の合計で算定すること 3 届出の期日届出は 特定建築材料が使用されている建築物等を解体 改造 補修する作業 ( 特定粉じん排出等作業 ) を開始する日の 14 日前までに行わなければならない ここで 特定粉じん排出等作業を開始する日とは 特定建築材料の除去等に係る一連の作業の開始日であり 例えば 作業区画の隔離や集じん 排気装置の設置等の飛散防止対策のための作業を開始する日である 4 届出窓口大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく届出の提出先は 表 5のとおりである 各窓口の電話番号等詳細については 第 5 章に記載した 表 5 大気汚染防止法及び環境確保条例の届出窓口工事の場所届出先 ( 窓口 ) 特別区 (23 区 ) 各特別区の環境主管課 (83ページを参照 ) 八王子市八王子市環境部環境保全課 延べ面積が 2,000m2未満の建築物の工事の場合 各市の環境主管課 (84ページを参照 ) 八王子市以外の市 その他の工事の場合 東京都多摩環境事務所環境改善課西多摩郡の町村東京都多摩環境事務所環境改善課島しょの町村東京都環境局環境改善部大気保全課 5 届出様式大気汚染防止法に基づく届出は 様式第 3の4( 特定粉じん排出等作業実施届出書 ) により 正本に写し 1 通を添えて提出すること 原則として作業場ごとに届出を作成し 提出する必要があるが 同一の建築物において複数の作業が行われる場合 又は同一の事業場において複数の作業が行われる場合 ( 例えば 同一敷地内の複数の建屋を短期間で一斉に解体する場合など ) には 1 件の届出書で届け出ることができる なお 様式の別紙 特定粉じん排出等作業の方法 については 必要な事項を一覧表として取りまとめたものを添付してもよい また 使用されている石綿含有吹付け材の面積が 15m2以上 又は当該建築物等の延べ面積が 500m2以上のいずれかに該当する場合は 環境確保条例に基づく届出も必要となる 原則として工事ごとに 第 35 号様式 ( 石綿飛散防止方法等計画届出書 ) により 正本に写し 1 通を添えて提出すること 6 届出の添付書類大気汚染防止法及び環境確保条例の届出に当たっては 届出様式 (5) に加え 工事の詳細な内容がわかる施工計画書 ( 原則として日本工業規格 A4 版とし 表紙に特定工事の名称を記載すること ) を 届出の正本及び写しにそれぞれ一式ずつ添えて提出すること 東京都に届出を行う場合に添付を求めている事項を次に示す なお 届出先が区市である場

32 合には 各区市の窓口に詳細を確認されたい ⅰ) 特定工事の名称表紙に 特定粉じん排出等作業実施届出書 に記載した特定工事の名称を記載する ⅱ) 付近の見取図当該工事場所の周囲 50m 以内の建築物等の配置状況が分かるもの ⅲ) 次の内容を記載した配置図 敷地内の全ての建築物その他の主要な構造物の配置状況 工事現場全体から発生する一般の粉じんの飛散防止のための防じんシート等の設置位置 事前調査結果の掲示及び特定粉じん排出等作業の実施に関する掲示の表示位置 敷地境界等における大気中の石綿濃度の測定位置 廃石綿等その他の廃棄物の保管の場所 ⅳ) 建築物等の概要建築物等の構造 建築年 敷地面積等を記載したもの ⅴ) 除去作業管理組織図発注者 受注者 ( 元請 ) 除去作業に関わる事業者 測定業者 産廃処理業者等の一覧 ⅵ) 特定建築材料一覧表特定建築材料の種類 石綿含有率 使用箇所 使用面積等の一覧 事前調査結果報告書や石綿含有分析結果の写し等 石綿含有の有無の判断根拠となる資料も添付する ⅶ) 工程表資材搬入 掲示板設置 隔離養生 除去作業 測定 養生解除 清掃 廃棄物搬出までの各作業工程の期間がわかるもの ⅷ) 除去等作業の方法 除去等作業の手順フロー図 石綿の排出抑制 飛散防止の方法 除去や封じ込め 囲い込みの工法等 使用する薬剤 ( 粉じん飛散抑制剤 ( 湿潤剤 ) や粉じん飛散防止処理剤 ( 固化材 ) 剥離剤等 ) や資機材について 適用条件や能力 使用方法等が確認できる資料 ( 取扱説明書等 ) を添付すること 建築用仕上塗材の除去等で 同等以上の措置 を講じる場合は 当該工法が通常の方法 ( 作業場の負圧隔離等 ) と同等以上の効果を有する根拠 ( 試験施工の結果等 ) を添付すること 集じん排気装置の稼働状況の確認方法 作業場 前室の負圧確認方法 ⅸ) 作業区画の説明図 作業工事部分の見取図 ( 作業区画の寸法 除去等箇所 ) 隔離 養生箇所とその方法 ( セキュリティゾーン 集じん 排気装置 排気口の位置等を色分けするなどわかりやすく表示すること ) ⅹ) 設置する掲示の内容事前調査結果の掲示及び特定粉じん排出等作業の実施に関する掲示板の写し ⅺ) 石綿濃度の測定に関する資料選択した分析方法及びその根拠 ( 使用されている石綿の種類に関する資料 ) 測定を実施する分析機関など

33 ⅻ) 廃棄物の処理計画廃石綿等や石綿含有産業廃棄物の発生量 処理方法 収集運搬業者 処分先を記載したもの 粉じん飛散抑制剤と粉じん飛散防止処理剤 29 粉じん飛散抑制剤 ( 湿潤剤 ) は 石綿含有吹付け材等の内部に浸透し 石綿繊維を結合させ 除去時に粉じん飛散を抑制させるもの 水に比べて表面張力を減らし 吹付け材等に吸収されやすいものとなっている 除去工事の際の湿潤化のために使用するほか 除去作業中や負圧隔離の解除前に作業場内の浮遊粉じんの沈降促進のために空中散布する また 除去した廃棄物を袋に入れる際に 安定化処理するために使用する 粉じん飛散防止処理剤 ( 固化剤 ) は 表面に皮膜を形成し残存する粉じんの飛散を防止するためのもの 石綿含有吹付け材を除去した後の表面に吹き付けて除去面からの粉じん飛散を防止するほか 隔離養生シートを撤去する際に付着している粉じんを固定するために噴霧する また 隔離作業場内で使用した工具等の搬出に当たっては 付着している石綿を濡れウエス等でふき取ったのち 粉じん飛散防止処理剤を噴霧し残存する粉じんの飛散を防止する なお 封じ込め作業においては 建築基準法第 37 条に基づいて国土交通大臣の認定を受けた粉じん飛散防止剤を使用しなければならない 7 届出内容に変更が生じた場合届け出た作業計画の内容に変更が生じた場合には 速やかに所管窓口に相談すること また 着工後に当初予定していなかった特定建築材料が発見された場合には 直ちに作業を中止し 所管窓口に連絡するとともに 石綿の飛散やばく露を防止するために必要な応急措置を講ずること その他の法令等に基づく届出石綿含有建材が使用されている建築物等の解体 改修を行うに当たっては 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく届出以外にも 法令や自治体の条例等による届出等が必要となる 特に石綿対策に関連したものを次に例示するが これ以外にも様々な法令等による規制があるので 法令等の適用関係には十分留意し 不明な場合には自治体や国の機関等によく確認すること 労働安全衛生法に基づく 建設工事計画届 又は石綿障害予防規則に基づく 建築物解体等作業届 の提出 ( 各労働基準監督署 ) 建設リサイクル法に基づく 届出書 の提出 ( 各特定行政庁 ) 東京都における特別管理産業廃棄物管理責任者設置に係る要綱に基づく 特別管理産業廃棄物管理責任者設置報告書 や 廃石綿等処理計画書 の提出 ( 東京都環境局 ) 29) 厚生労働省 : 建築物等の解体等の作業及び労働者が石綿等にばく露するおそれがある建築物等における業務での労働者の石綿ばく露防止に関する技術上の指針 に基づく石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル [2.11 版 ] (2017)

34 様式第 3 の 4 東京都知事殿 特定粉じん排出等作業実施届出書年月日届出者印 ( 氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては その代表者の氏名 ) 電話番号 特定粉じん排出等作業を実施するので 大気汚染防止法第 18 条の 15 第 1 項 ( 第 2 項 ) の規定により 次のとおり届け出ます 特定工事の場所 特定工事を施工する者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては その代表者の氏名 特定粉じん排出等作業の種類 特定粉じん排出等作業の実施の期間 特定建築材料の種類 特定建築材料の使用箇所特定建築材料の使用面積特定粉じん排出等作業の方法 参 考 事 項 特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の概要 特定工事を施工する者の現場責任者の氏名及び連絡場所 下請負人が特定粉じん排出等作業を実施する場合の当該下請負人の現場責任者の氏名及び連絡場所 ( 特定工事の名称 ) 大気汚染防止法施行規則別表第 7 1の項建築物等の解体作業 ( 次項又は3 の項を除く ) 2の項建築物等の解体作業のうち 石綿を含有する断熱材 保温材又は耐火被覆材を除去する作業 ( 掻き落とし 切断 又は破砕以外の方法で特定建築材料を除去するもの )( 次項を除く ) 3の項特定建築材料の事前除去が著しく困難な解体作業 4の項改造 補修作業 ( 件 ) 自年月日 整理番号至年月日 受理年月日 1 吹付け石綿 審査結果 2 石綿を含有する断熱材 3 石綿を含有する保温材 4 石綿を含有する耐火被覆材見取図のとおり m2別紙のとおり 建築物 ( 耐火 準耐火 その他 ) 延べ面積m2 ( 階建 ) その他工作物 電話番号 電話番号 備考 備考 1 特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の部分の見取図を添付すること 見取図は 主要寸法及び特定建築材料の使用箇所を記入すること 2 参考事項の欄に掲げる事項は必須の記載事項ではないが 同欄に所定の事項を記載した場合は 同欄をもつて 大気汚染防止法施行規則第 10 条の 4 第 2 項第 1 号に規定する事項のうち特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の概要及び同項第 3 号及び第 4 号までに規定する事項を記載した書類とみなす 3 印の欄には 記載しないこと 4 届出書 見取図及び別紙の用紙の大きさは 図面 表等やむを得ないものを除き 日本工業規格 A4 とすること 5 氏名 ( 法人にあつてはその代表者の氏名 ) を記載し 押印することに代えて 本人 ( 法人にあつてはその代表者 ) が署名することができる

35 別紙 特定粉じん排出等作業の方法 特定建築材料の処理方法 除去 囲い込み 封じ込め その他 集じん 排気装置 種類 型式 設置数 排気能力 ( m3 /min) 使用するフィルターの種類及びその集じん効率 (%) (1 時間当たり換気回数回 ) 使用する資材及びその種類 その他の特定粉じんの排出又は飛散の抑制方法 備考 1 本様式は 特定粉じん排出等作業ごとに作成すること 2 使用する資材及びその種類の欄には 湿潤剤 固化剤等の薬液 隔離用のシート 接着テープ等の特定粉じん排出等作業に使用する資材及びその種類を記載すること 3 その他の特定粉じんの排出又は飛散の抑制方法の欄には 大気汚染防止法施行規則別表第 7 に規定する 同等以上の効果を有する措置 の内容 散水の方法 囲い込み又は封じ込めの方法等を記載すること 4 作業場の隔離又は養生の状況 前室及び掲示板の設置状況を示す見取図を添付すること 見取図は 主要寸法 隔離された作業場の容量 ( m3 ) 並びに集じん 排気装置の設置場所及び排気口の位置を記入すること

36 第 35 号様式 ( 第 60 条関係 ) 東京都知事殿 石綿飛散防止方法等計画届出書年月日住所氏名印 ( 法人にあっては名称 代表者の氏名及び主たる事務所の所在地 ) す 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例第 124 条第 1 項の規定により 次のとおり届け出ま 特定工事の名称 作業場の隔離方法 石綿の飛散防止方法 作業場の集じん 排気装置の能力等 集じん 排気装置等の維持管理 作業場の隔離状態の維持 集じん 排気装置の性能確保のための維持管理 隔離用シートの撤去 集じん効率 % 作業場の負圧確保に必要な排気風量の計算根拠 作業場の容量 m2 高さ m= m3 必要な排気風量 m3 15 分 = m3 / 分 排気能力 m3 / 分 台 = m3 / 分 排水の処理 石綿濃度の測定 粉じん飛散防止方法 備考 1 特定工事の名称欄には 大気汚染防止法施行規則に規定する様式第 3 の 4 に記載する特定工事の名称を転記すること 2 この様式各欄に記入しきれない場合は 別紙に記入し添付すること 3 標準作業工程図 ( 吹き付け石綿及び石綿保温材の除去等の作業の流れが分かるもの ) 及び工程表を添付すること ( 日本工業規格 A 列 4 番 )

37 3.5 石綿濃度の測定 環境確保条例に基づく敷地境界における測定 環境確保条例第 123 条第 2 項 環境確保条例施行規則第 59 条 環境確保条例では 解体等工事における石綿飛散防止対策が十分であるかを確認するため 一定の要件に該当する工事について 工事開始前 作業の施工中及び工事終了後に 敷地境界における大気中の石綿濃度を測定することを義務付けている 対象となるのは 飛散防止方法等計画 の届出が必要な工事 ( 使用されている石綿含有吹付け材の面積が15 m2以上 又は当該建築物等の延べ面積が 500m2以上のいずれかに該当する場合 ( 詳細は3.4.1 を参照 ) である 条例の届出が必要な工事で 敷地境界における測定を行わなくてもよい場合 環境確保条例に基づく届出が必要な工事 ( 石綿含有建築物解体等工事 ) のうち 作業の箇所が局所であって 知事が認める石綿の飛散防止方法によるもの については 石綿の飛散状況の監視方法として 敷地境界における大気中の石綿濃度測定ではなく 目視による監視でよいとしている ( 環境確保条例施行規則第 59 条及び別表第 13) 具体的には 局所に使用されている特定建築材料を グローブバッグを用いて除去する方法 (3.7.31を参照 ) について目視での監視を認めている なお 除去作業の箇所が極めて多い場合や 長大なグローブバッグを使用して複数の作業員で同時に除去する場合など 状況によっては 敷地境界における石綿濃度測定が必要となる場合がある 1 測定の時期 回数環境確保条例に基づく石綿濃度の測定は 工事開始前 作業の施工中及び工事終了後に行わなければならない ⅰ) 工事開始前現場周辺のバックグラウンド濃度を把握するためのもので 建築物等の解体 改修工事が全く行われていない状態で 1 回以上の測定を実施する ⅱ) 作業の施工中作業場の隔離 集じん 排気装置の設置などによる飛散防止の程度を把握し 当該工事に伴う現場周辺への石綿の飛散状況を監視するために 1 回以上の測定を実施する ただし 作業の施工期間が 6 日を超える場合には施工期間の 6 日ごとに1 回以上 一つの建築物や事業場において複数の区画 ( 作業場 ) にわたって施工する場合には区画ごとに1 回以上となるように実施しなければならない ここで 施工期間とは 特定建築材料の除去 囲い込み又は封じ込めの作業の開始日から終了日までであり 通常の方法で作業場を負圧隔離する場合には 初めて特定建築材料の除去等の作業を行う日から 除去等が完了し養生シート撤去など隔離の解除に着手する日までの期間である また 区画については 通常の方法で作業場を負圧隔離する場合にはその範囲が一つの区画である 吹付け施工された石綿含有仕上塗材を 同等以上の効果を有する措置 を講じて除去する作業 (3.7.32) や 成形された保温材等を原形のまま取り外す作業 (3.7.4) など負圧隔離を行わない作業の場合には 養生の範囲や工法 器具 作業員等の施工管理の観点から一連の作業とみなせる作業を行う範囲を一つの区画として扱う

38 なお 複数の区画で並行して施工する場合 重複している期間に行った測定は それぞれの区画について測定を実施したものとして扱ってよい ⅲ) 工事の終了後除去等の作業及び後片付け 仕上げ清掃が適切に完了したことを確認するため 石綿含有建材の除去 封じ込め 囲い込みの作業が終了し 廃石綿等の工事現場からの搬出が完了して 最終の仕上げ清掃までを行った後に 1 回以上の測定を実施する 原則として 当該現場における解体 改修工事に係る全ての作業 ( 解体工事の場合には 躯体の解体 搬出まで ) が終了した後に実施すること 2 測定位置環境確保条例に基づく石綿濃度の測定箇所は 工事場所の敷地境界線上で 集じん 排気装置の排出口に最も近い場所を含めた周辺 4 方向の場所とする 防じんシート 防じんパネル等の覆いや鉄板の囲いが敷地境界線上にあるときは 隣地の土地所有者等に了解を得た上で 敷地境界線の外側の直近の位置とする また 敷地が広く 解体等工事を行う場所の直近で多数の人の通行がある場合等については 設定した立入禁止区域の境界を敷地境界とみなして測定箇所を設定すること 3 測定方法環境確保条例に基づく石綿濃度の測定方法は 工事開始前 作業の施工中 工事終了後において同一であり 次に掲げる方法のうち 石綿の種類 ( クリソタイル クロシドライト アモサイト アンソフィライト トレモライト 又はアクチノライト ) に応じて適切であると認められるものにより行う 測定は 作業環境測定機関又はこれと同等の技術を有する分析会社に委託して実施する ⅰ) 大気汚染防止法施行規則第 16 条の2 及び第 16 条の3 第 1 号の規定に基づき 環境大臣が定める石綿に係る濃度の測定方法の例による方法具体的には 石綿に係る特定粉じんの濃度の測定法 ( 平成元年 12 月 27 日環境庁告示第 93 号 ) である この方法は 使用されている石綿がクリソタイルのみであると判明している場合に限り用いることができる ⅱ) 十分な精度を有するものとして知事が別に定める方法 アスベストモニタリングマニュアル ( 第 4.1 版 ) の 3.1 施工区画周辺等における測定方法 により石綿を測定する方法とする この方法は 使用されている石綿の種類にかかわらず用いることができる 図 6に示す測定手順により ( ア ) 位相差顕微鏡法 (PCM 法 ) で総繊維数を計数し 総繊維数が1f/L を超過したものについては電子顕微鏡法 (A-SEM 法又はA-TE M 法 ) により確認を行うか ( イ ) 最初から電子顕微鏡法により位相差顕微鏡法で計測できるものと同等サイズの繊維を計数する なお 同マニュアルの 3.2 発生源近傍及び集じん 排気装置排出口等における漏えい監視 管理のための測定方法 及び 参考資料 解体現場等におけるその他迅速な測定方法の紹介 で示されている方法は 環境確保条例に基づく敷地境界における測定の方法としては用いることはできない

39 解体現場等で捕集した試料 ( ア ) ( イ ) 総繊維数 1 本 /L 以下 総繊維数として表記 位相差顕微鏡法 総繊維数 1 本 /L を超過 総繊維数を減らすために 低温灰化も可 電子顕微鏡法 A-SEM A-TEM のどちらでも可 電子顕微鏡法 A-SEM A-TEM のどちらでも可 アスベストの 同定 計数 アスベストの 同定 計数 図 6 解体現場における通常の測定フロー 30) 4 測定結果の評価大気汚染防止法や環境確保条例では 解体等工事に関する石綿大気濃度の規制基準は設けられていないが 近年の一般大気環境中における総繊維数濃度 ( 石綿以外の繊維も含む ) が概ね 1 本 /L 以下であることから 漏えい監視の観点からは 石綿 ( アスベスト ) 繊維数濃度 1 本 /L を評価の目安とすることが適当である 31) 測定の結果 石綿濃度が 1 本 /Lを超えていた場合には 作業場からの漏えいが疑われるため 直ちに作業を中止し 隔離養生や集じん 排気装置の点検を行うなど必要な措置を講じること 5 測定結果の記録環境確保条例に基づく石綿大気濃度測定の結果については これを記録し 3 年間保存することが義務付けられている も参照されたい 作業場の近傍での測定敷地境界での監視に加えて 作業場の隔離状態 集じん 排気装置の性能の把握や 作業場内部における石綿飛散抑制の実効性の把握のため 除去作業中の前室の入口や集じん 排気装置の排出口の付近など 作業場直近の外周においても 適宜 石綿濃度の測定を行うことが望ましい アスベストモニタリングマニュアル ( 第 4.1 版 ) では 前室の出入口や集じん 排気装置の排気口など発生源近傍における迅速な測定方法についても記載されているので参考にされたい この測定においても 1 本 /Lを超える石綿が検出された場合には 直ちに作業を中止し 必要な措置を講じること 30) 環境省水 大気環境局大気環境課 アスベストモニタリングマニュアル ( 第 4.1 版 ) (2017) 31) 環境省水 大気環境局大気環境課 建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル (2014)

40 3.6 工事開始前の措置解体等工事に着手する前には 石綿含有建材の有無にかかわらず全ての工事において 事前調査結果の掲示が必要である また 特定建築材料 ( 石綿を含有する吹付け材や保温材等 ) が使用されている場合には 特定工事の実施に関する掲示を行い 一定の規模要件を上回る場合には敷地境界における大気中の石綿濃度の測定が必要となる なお 一部の特別区や市では 独自の条例又は要綱に基づき 掲示板の設置や住民説明会の開催等を義務付けているところもあるので 留意が必要である 事前調査結果の掲示 大気汚染防止法第 18 条の 17 第 4 項 同法施行規則第 16 条の 9 及び第 16 条の 10 解体等工事の受注者等 ( 元請業者又は自主施工者 ) は 工事に着手する前に 当該建築物に石綿含有建材が使用されているかどうかを調査しなければならない (3.3を参照 ) 実施した事前調査の結果は 石綿含有建材が使用されているか否かにかかわらず 全ての解体等工事の現場において 掲示板を設置し 次の事項を公衆に見やすいよう掲示しなければならない なお 掲示の様式は定められていないが 一般社団法人日本建設業連合会がホームページに掲載しているモデル様式などが参考となる また 3.6.2で述べる特定工事に該当する場合の掲示や 石綿障害予防規則など他法令に基づく掲示 ( 公衆に見やすい位置に設置されているもの ) と重複する記載事項については まとめて表示しても構わない 調査結果特定工事に該当するかしないかを明示する 調査者の氏名 ( 法人の場合は名称と代表者の氏名 ) と住所現地調査や材質分析を行った者ではなく 大気汚染防止法に基づく事前調査の実施義務者である解体等工事の受注者等 ( 元請業者又は自主施工者 ) を表示する 調査を終了した年月日 調査方法調査範囲 実施した調査方法の概要 ( 書面調査 現地調査 建材の分析の別 ) 書面調査や現地調査を行った者の氏名 建材の分析を行った分析機関の名称などを記載する 特定工事に該当する場合は 特定建築材料の種類と使用箇所なお 石綿含有成形板等は大気汚染防止法による事前調査及び調査結果の掲示の対象外であるが 環境確保条例に基づく作業上の遵守事項により石綿含有成形板等についても事前調査が義務付けられている 周辺住民等とのリスクコミュニケーションの観点から 石綿含有成形板等の使用の有無や使用箇所についても併記することが望ましい 特定工事に係る掲示 大気汚染防止法第 18 条の 14 同法施行規則第 16 条の 4 第 1 項 実施しようとする解体等工事が特定工事に該当する場合は 次に示す事項を表示した掲示板の設置が必要である 特定粉じん排出等作業実施届出書 の届出年月日及び届出先 届出者の氏名 ( 法人の場合は名称と代表者の氏名 ) 及び住所 特定工事を施工する者の氏名 ( 法人の場合は名称と代表者の氏名 ) 及び住所 特定粉じん排出等作業を実施する期間 特定粉じん排出等作業の方法 特定工事を施工する者の現場責任者の氏名及び連絡場所 敷地境界における石綿濃度の測定 環境確保条例第 123 条第 2 項 同条例施行規則第 59 条 環境確保条例に基づく届出が必要な工事 ( 石綿含有建築物解体等工事 ) については 施工者

41 は 工事開始前 作業の施工中及び工事終了後における敷地境界における大気中の石綿濃度を 測定し その結果を記録し 3 年間保存しなければならない 詳細は 3.5 を参照のこと 3.7 作業中の措置石綿を含有する建材を使用した建築物等の解体 改修の作業中には 施工者は 大気汚染防止法に基づく作業基準及び環境確保条例に基づく作業上の遵守事項を遵守しなければならない また 一定の規模要件を上回る場合には敷地境界における大気中の石綿濃度の測定が必要となる 作業基準等に基づき講じた措置の内容については 大気汚染防止法及び環境確保条例により記録と保存が義務付けられている ( 詳細は3.9 を参照のこと ) 工事現場全体の覆い 湿潤化 作業上の遵守事項 第 1 1 及び2 並びに第 2 4 解体 改修の工事の場所では 石綿だけでなく 土ぼこりなど一般の粉じんも発生する 粉じんの飛散を防止するため 防じんシート 防じんパネルを隙間のないように張り 工事現場全体を囲うことが必要である また 石綿やその他の粉じんの飛散を抑制するため散水設備を設けて十分な散水を行う 標準的な散水設備としては 現場の足場などに立ち上がり管を設け 1 階おき程度にホース用水栓を設ける また 水圧が低い場合は 揚水ポンプを設けるものとする 吹付け材 保温材等を掻き落とし等により除去する作業石綿含有建材を使用する建築物の解体や改修の作業を行う際には 原則として 他の部分の解体等の作業を行う前に当該建材を除去する必要がある ( 封じ込め 囲い込みの作業については3.7.5を参照 ) 石綿を飛散させやすい吹付け材や保温材等の除去作業では 工事現場全体の覆いや散水などの一般の粉じん対策だけで石綿の飛散を防止することは不可能であり 作業場を負圧隔離し 集じん ろ過装置で汚染空気を清浄化する等の対策が必要となる 図 7は 石綿を含有する吹付け材及び保温材等を除去する作業について 一般的な手順を示したものである 具体的な措置の詳細については 本マニュアルのほか 次の資料等 ( 改訂されている場合には最新のもの ) を参考にすること 環境省水 大気環境局大気環境課 : 建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル 版 厚生労働省 : 石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル [2.11 版 ] 中央労働災害防止協会編 : 石綿作業主任者テキスト第 8 版 建設業労働災害防止協会 : - 新石綿技術指針対応版 ( 平成 26 年施行 )- 石綿粉じんへのばく露防止マニュアル

42 図 7 除去作業の手順 32) 32) 環境省水 大気環境局大気環境課 建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル (2014)

43 1 作業場の隔離及び前室の組立 設置 大気汚染防止法施行規則別表第 7 一の項下欄イ 吹付け材又は保温材等を掻き落とし 切断又は破砕の方法により除去する作業を実施するに当たっては その作業場を他の場所から隔離し 作業場の出入口には前室を設けなければならない 作業場の隔離は 建築物等における吹付け材又は保温材等の使用状況に応じて適切に空間を区切り 各部分について プラスチックシートを使用して密閉することで実施する 隔離に使用するプラスチックシートは 床については 厚み 0.15mm 以上のものを二重に敷き つなぎ目は30cm 以上重ね合わせて粘着テープで張り合わせる 端も 壁にそって 30cm 折り返し 桟で止める 高所作業車を使用する場合などは 必要に応じて合板などでさらに養生する 壁面及び天井に設置するプラスチックシートは 厚み 0.08mm 以上 ( 通常は0.1mm) のものを使用し 粘着テープで床面に止める 壁面については シートは一重でよいが つなぎ目は 30~45cm 重ね合わせて桟で止める 大気汚染防止法でいう 前室 は 狭義の前室のほか更衣室及び洗浄室を含む 3 室で構成された いわゆるセキュリティゾーンのことであり 負圧隔離した除去作業場所の出入り口に設置し 石綿粉じんが隔離外部に漏えいすることを防ぐためのものである 前室の出入り口と隔壁 ( 計 4か所 ) は ファスナーをとり付け開閉可能とする もしくは内側 ( 除去作業場所側 ) に上部のみ固定して垂らすシート ( いわゆる のれん ) を設置するなど 石綿粉じんで汚染された空気が内側から隔離外部に漏えいすることを防ぐ構造とする 図 8 前室 ( セキュリティゾーン ) の構造 2 集じん 排気装置の設置 大気汚染防止法施行規則別表第 7 一の項下欄ロ 1により設置した隔離空間には 集じん 排気装置を設置しなければならない 集じん 排気装置は 除去作業に伴って発生する石綿の粉じんを捕集し 清浄化した空気を排気することで隔離した作業場内を外気圧より低く保っておくことにより 隔離に使用したプラスチックシートが部分的に破損した場合などにも石綿の漏洩を防止するとともに セキュリティゾーンを経由して外部の新鮮空気を作業場内に送るために設置する 集じん 排気装置は 一般的に 集じん装図 9 集じん 排気装置置とファン ( 排風機 ) で構成され 集じん装

44 置には 大きな粒子によって目詰まりを起こすのを防ぐため 前置フィルター ( プライマリフィルター 主に 5μm 以上の粒子を捕集 ) 及び中間フィルター ( セカンダリフィルター 主に 5 μmより小さい粒子を中程度捕集 ) を装着し 最終フィルターとして HEPAフィルターを装着している HEPAフィルターは JIS Z 8122 コンタミネーションコントロール用語 に規定する要件 ( 定格流量で粒径が 0.3μmの粒子に対して 99.97% 以上の粒子捕集率をもち かつ初期圧力損失が245Pa(25mmH 2 O) 以下の性能をもつエアフィルター ) を満たすものでなければならない 除去作業中は 作業場及び前室は集じん 排気装置によって常時負圧に保たなければならない 常時負圧に保つことのできる排気風量は 15 分毎に1 回以上 作業場の容量の空気が置換できる風量であり これ以上の能力をもつ集じん 排気装置を設置することが必要である 次の計算で作業場内を負圧にするのに必要な排気風量を求め 必要な排気能力を有する集じん 排気装置を設置すること ⅰ) 作業場内を負圧にするのに必要な排気風量を求める 作業場の容量 ( m3 ) 15 分 = 必要な排気風量 ( m3 / 分 ) ⅱ) 設置する集じん 排気装置の排気能力を求める 集じん 排気装置 1 台当たりの排気能力 ( m3 / 分 ) 台数 = 排気能力 ( m3 / 分 ) ⅲ) 集じん 排気装置の排気能力が必要な排気風量を満足しているかを確認する 必要な排気風量 ( m3 / 分 ) 排気能力 ( m3 / 分 ) また 集じん 排気装置の設置に当たっては 次の点にも留意すること 一般的に 空気の取り入れは前室を経由して行っているので 取り入れた空気がショートパスせず 作業場内全体に均一に通過し 排気されるような位置 ( 前室から最長距離の対角線上の位置など ) に集じん 排気装置を設置する 集じん及び排気が適正に稼働しているかを確認するため フィルターの前後の圧力差を示す圧力計を取付け 集じん 排気装置の圧力損失の変化について常時点検 確認を行う 前置フィルター 中間フィルター及び最終フィルター (HEPA フィルター ) がそれぞれ適切に装着されているかを確認する 集じん 排気装置には 1 台ごとに点検整備及びフィルター交換記録を整備して管理し 記録は装置に備え付けておくことが望ましい 除去作業中に圧力損失が上昇した場合や除去作業終了後には フィルターの交換が必要となる フィルターの交換を行う際に石綿を飛散させないよう 集じん 排気装置は 原則として隔離空間内に設置する フィルターの交換は 使用頻度及び作業場内濃度の程度により異なるが 使用するフィルターの仕様又は初期圧力損失の 2 倍を目安として適切に実施する また フィルターの交換時期等を集じん 排気装置に明記しておくことが望ましい HEPAフィルターの交換は隔離の解除を伴うことから 原則として除去終了後 作業場内の除じんが完了してから行うこと やむを得ず除去作業中に HEPAフィルターを交換せざるを得ないときは 排気ダクトを密封した上 他の集じん 排気装置を稼働させ 作業場内の負圧を確保した状態で行うこととし また 交換後には再度 集じん 排気装置の正常稼働を確認しなければならない 集じん 排気装置は 年 1 回以上の定期点検を実施し 次の事項等を確認すること 集じん 排気装置の構造部分の摩耗 腐食 破損の有無及びその程度を確認する 集じん能力などが確保されているかどうかについて 測定により確認する 電流計の指針及び配線 ( ショート等がないか ) を確認する

45 ファンの静圧 動圧を確認する ベルトの摩耗などを確認するとともに 軸受に注油する ( ア ) 窓が数箇所ある作業所の場合扉の位置に前室を設置し この位置から最長距離の対角線上の窓に集じん 排気装置を設置する その他の窓は密閉する ( イ ) 出入口の傍にしか窓がない作業所の場合 窓 窓 ( 密閉 ) 窓 ( 密閉 ) 窓 ( 密閉 ) 前室 洗身室 更衣室 扉の位置に前室を設置する 前室から最長距離 の位置に集じん 排気装置を設置し 排気ダク トを作業場内部に接続して排気する 窓 前室 洗身室 更衣室 ( ウ ) 複数の窓がある大きな作業場の場合 前室から最長距離の位置に 必要な台数の集じん 排気装置を 気流の滞留箇所が生じないよう分散して設置する 負圧が大きいときは 前室のほかに補助空気取入口を設ける 補助空気取入口は 自然換気とし 石綿が外部に漏れないよう措置 ( 作業場側に 上部のみを固定した開口部より大きなシートを垂らす ( いわゆる のれん の設置 ) など ) を講じたものとする 窓 ( 密閉 ) 窓 ( 密閉 ) 窓 ( 密閉 ) 窓 窓 ( 注 ) 矢印は空気の流れを示す また 除去作業は 1 2 の方向に進める 前室洗身室更衣室 図 10 集じん 排気装置及び前室の標準的な設置例 33) 33) USEPA: Guidance for Controlling Asbestos-Containing Material in Building (1985) を和訳 一部加筆

46 3 集じん 排気装置の正常稼動確認 ( 作業前 ) 大気汚染防止法施行規則別表第 7 一の項下欄ハ 1により設置した隔離空間において 隔離後初めての除去作業を行う日には 除去作業の開始前に 集じん 排気装置の排気口で 次の手順により粉じん濃度測定を行ない 集じん 排気装置が正常に稼働することを確認する ⅰ) 集じん 排気装置の稼動前に 吸引ポンプ内蔵のデジタル粉じん計又はパーティクルカウンターを用いて排気ダクト内で粉じん濃度の測定を開始する ⅱ) 集じん 排気装置を稼動させ 直後に排気口の粉じん濃度を確認する ⅲ) 10 分程度経過後 稼働直後の濃度と比べて粉じん濃度が減衰し 安定していることを確認する ⅳ) 集じん 排気装置の吸引口及び装置周辺部分にスモークテスターの煙を吹き付け その時の濃度の変化がないかを確認する ⅴ) ⅲ) ⅳ) の確認において 粉じん濃度が減衰し 安定した状態を示せば 集じん 排気装置は正常な状態であり 使用可能な状態であると判断される 粉じん濃度が減衰しない 又は安定せずに上昇するなど異常が認められた場合は 装置の吸引口及び周辺部分の漏えい箇所を確認し 養生テープ等で補修した後 再度確認を行う 漏えい個所が発見できない場合や状況が改善されない場合は この集じん 排気装置は使用してはならない また 集じん 排気装置を稼働させた際に スモークテスター等を用いて 前室から取り入れた空気がショートパスせず 作業場内全体に均一に気流が通過していることを確認すること なお 作業前の確認に引き続き 作業を開始した直後にも集じん 排気装置の正常稼動を確認しなければならないので 6も合わせて参照されたい 図 11 粉じん相対濃度計 ( デジタル粉じん計 ) による粉じん濃度減衰状況 34) 34) 環境省水 大気環境局大気環境課 建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル (2014)

47 4 5 作業場及び前室の負圧保持の確認 大気汚染防止法施行規則別表第 7 一の項下欄ニ 除去作業を行う作業場から石綿が飛散することを防止するためには プラスチックシートによる隔離の状態や集じん 排気装置の性能を定期的に保守点検し 適正に維持管理することが必要である 大気汚染防止法に基づく作業基準では 除去作業を行なう日には毎日 作業開始前に作業場内の負圧の状態を確認しなければならないとしている ⅰ) 目視により プラスチックシートによる隔離養生が外れていたり 破損したりしていないかどうかを確認する ⅱ) 作業場内の負圧を 隔離養生シートの作業場内側へのはらみ具合や マイクロマノメーター ( 精密微差圧計 ) を用いて確認する マイクロマノメーターを用いる場合 差圧は-2から -5Paが目安となる ⅲ) 前室について スモークテスターや吹流し等を用いて 出入り口から隔離空間内部に向かって外気が流入していることを確認する ⅳ) 異常が認められたときは 集じん 排気装置や隔離養生シートなどの不具合を点検し 補修等を行わなければならない また 作業中に異常が見られたときは直ちに作業を中止し 是正が確認されるまで再開しないこと 吹付け材 保温材等の湿潤化 大気汚染防止法施行規則別表第 7 一の項下欄ホ 石綿含有吹付け材 保温材等を除去するに当たっては 粉じん飛散抑制剤 ( 湿潤剤 ) などを噴霧 含浸させて 湿潤化した状態で行わなければならない 6 吹付け材 保温材等の除去 5で実施した粉じん飛散抑制剤による湿潤化の効果を確認後 ケレン棒などで掻き落とすなどにより 吹付け材や保温材等を除去する 状況に応じて 再度 粉じん飛散抑制剤などを噴霧した後 ワイヤブラシなどを使用して使用箇所に付着している石綿を取り除く なお 隔離した作業場において隔離後初めての除去作業を行う日には 作業開始直後に 集じん 排気装置の正常稼働を確認しなければならない (7を参照 ) 除去作業が複数日にわたる場合 夜間や休工日等で無人となる時に集じん 排気装置を稼働させていると負圧による養生シートの脱落等のおそれがある 1 日の除去作業を終了した後に集じん 排気装置を停止させる場合には 作業場内の除去した建材の袋詰めや清掃等を行い (10 を参照 ) 必要に応じて除去面等に粉じん飛散防止処理剤 ( 固化剤 ) を噴霧する (11を参照 ) 作業場内に粉じん飛散抑制剤を散布する (12を参照 ) などし 作業場内の石綿濃度が一般大気と同程度に低減した後 集じん 排気装置を停止させること また 集じん 排気装置を停止させている間は出入口をファスナー等で密閉し 作業場内への吹込みを防止するため排気口をプラスチックシートなどで閉鎖すること なお 作業場に可搬式発電機を持ち込んでいる場合には 燃料の管理についても注意すること 7 集じん 排気装置の正常稼動確認 ( 作業開始直後 ) 大気汚染防止法施行規則別表第 7 一の項下欄ヘ 隔離空間において隔離後初めての除去作業を行う日には 除去作業の開始前の確認 (3を参照 ) に加えて 作業開始直後にも 次の手順により集じん 排気装置の排気口で粉じん濃度測定を行ない 集じん 排気装置が正常に稼働していることを確認する ⅰ) 3で測定した作業開始前 ( 集じん排気装置の稼働後 10 分程度経過して安定した状態 ) の粉じん濃度を基準とする ⅱ) 除去作業開始直後に デジタル粉じん計 ( 吸引ポンプ内蔵のもの ) パーティクルカウンター又は繊維状粒子自動計測器 ( リアルタイムファイバーモニター ) を用いて 10 分

48 8 間継続して排気ダクト内で粉じん濃度を測定し 作業開始前の濃度に比べ粉じん濃度の上昇が見られないか ( リアルタイムファイバーモニターを用いる場合には 繊維が検出されないか ) を確認する ⅲ) 作業開始前の濃度に比べて粉じん濃度の上昇が見られる場合には 集じん 排気装置又は排気系統に漏えいの可能性があると判断されるため 除去作業を直ちに停止し 漏えい箇所の確認を行なうこと ⅳ) 漏えい箇所を特定し 漏えい対策を実施した後 デジタル粉じん計等を用いて再度濃度を測定し 漏えいが認められないことが確認できなければ 除去作業を再開してはならない また 大気汚染防止法に基づく義務である作業開始直後の測定に加えて 作業中に集じん 排気装置が適切に作動していることを常時確認するため 作業場外における集じん 排気装置の排出口付近又は排気ダクト内において デジタル粉じん計 パーティクルカウンター等により 粉じん濃度を連続で測定することが望ましい 敷地境界における石綿濃度の測定 環境確保条例第 123 条第 2 項 同条例施行規則第 59 条 大気汚染防止法に基づく届出が必要な特定工事のうち 環境確保条例に基づく届出が必要な一定規模以上の工事 ( 石綿含有建築物解体等工事 ) については 一部の例外を除き 工事開始前 作業の施工中及び工事終了後における敷地境界における大気中の石綿濃度を測定し その結果を記録し 3 年間保存しなければならない 詳細は 3.5.1を参照のこと なお 作業中は 前室の入口や集じん 排気装置の排出口の付近など 作業場直近の外周においても 適宜 石綿濃度の測定を行い 漏えいを監視することが望ましい (3.5.2を参照 ) 9 除去した建材の袋詰めと作業場外への搬出 10 建築物の解体又は改修工事において発生する石綿を含有する廃棄物の適正処理に関する指導指針 4(1) 除去した石綿含有吹付け材及び保温材等は 特別管理産業廃棄物 ( 廃石綿等 ) に該当する 石綿の飛散防止を図るため 散水などにより湿潤化させる等の応急的な措置を講じた後 固型化 薬剤による安定化その他これらに準ずる措置を講じた後 耐水性の材料で二重にこん包すること ⅰ) 作業場内において 除去した石綿含有建材を 1 枚の専用のプラスチック袋に詰める ⅱ) セメント等による固型化 又は粉じん飛散防止剤 ( 固化材 ) 等による安定化処理を行った後 袋内の空気を抜いて密閉する ⅲ) 前室において 袋の表面 ( 外側 ) に付着した石綿を HEPAフィルター付きの真空掃除機等で取り除く ⅳ) 前室又は洗身室において 別のプラスチック袋 ( 二重目 ) に入れ 密閉する ⅴ) 運搬するまでの間 隔離作業場外に設けた一時保管場所に保管する 保管 運搬及び処理の詳細については 3.10を参照のこと 作業場内の清掃等 作業上の遵守事項 第 1 5 吹付け材 保温材等の除去作業に使用した工具 足場などの資材 廃石綿等のセメント固化に用いる混練機 ( ローラーミキサー等 ) など繰り返し使用するものは HEPAフィルター付きの真空掃除機を用いるか 表面をふき取るなどして 十分に清掃を行い 付着した石綿を取り除いた後に 作業場から搬出する その後 HEPAフィルター付きの真空掃除機などを使用して 作業場内に石綿のくず等が残らないように 十分に清掃を行う

49 11 除去面及び隔離用シートへの粉じん飛散防止処理剤の散布 12 大気汚染防止法施行規則別表第 7 一の項下欄チ 作業上の遵守事項 第 1 6 石綿に関して一定の知見を有し 的確な判断ができる者 ( 事前調査を行う者と同様 を参照 ) が 石綿を含有する吹付け材 保温材等の除去が確実に行われ 取残しがないことを確認した後 当該材料の除去面に粉じん飛散防止処理剤 ( 固化材 ) を噴霧し 表面を固定化する また 隔離用のプラスチックシートについても HEPAフィルター付きの真空掃除機等で清掃した後 シート面に粉じん飛散防止剤を噴霧し 付着している石綿の再飛散を防ぐ 作業場内の汚染空気の処理 大気汚染防止法施行規則別表第 7 一の項下欄チ 11までの作業が終了した後 隔離を解除する前には 隔離作業場内に浮遊している石綿を十分に処理しなければならない 作業場内の空気中に粉じん飛散抑制剤 ( 湿潤剤 ) を噴霧して静置することで粉じんの沈降を促進させた後 集じん 排気装置を稼働させて作業場内の空気を吸引ろ過する 労働安全衛生法に基づく 建築物等の解体等の作業及び労働者が石綿等にばく露するおそれがある建築物等における業務での労働者の石綿ばく露防止に関する技術上の指針 では 集じん 排気装置を 1 時間半以上稼働させ 集じんすることとされている 空気置換の後 繊維状粒子自動計測器 ( リアルタイムファイバーモニター ) や位相差顕微鏡等により隔離空間内部の空気中の総繊維濃度を測定し 石綿等の粉じんの処理がなされていることを確認する 粉じんの処理が不十分な場合には さらに集じん 排気装置を稼働させ 十分な粉じん処理が確認されるまで継続する 除去対象にクリソタイル以外の石綿 ( アモサイトやクロシドライトなど ) が含まれる場合には 沈降速度が遅いため クリソタイルのみの場合よりも稼働時間を長くすることが必要な場合がある 13 隔離用シートの撤去 12により 作業場内の石綿等の粉じんが十分に処理されたことを確認した後 隔離作業場や前室のプラスチックシートを撤去する シートの撤去は高い場所から低い場所の順 ( 天井面 壁面 床面の順 ) で行い 石綿の付着面 ( 作業場側 ) を内側にして両端から中央に向かって折りたたむこと 撤去した隔離用シートは 除去した建材と同じく特別管理産業廃棄物 ( 廃石綿等 ) に該当するため プラスチック袋に二重に詰めて密閉する 作業者が使用した呼吸用保護具 保護衣等の廃棄物も同様に取り扱う 吹付け材 保温材等を掻き落とし等により除去する場合で 作業場の隔離と同等以上の効果を有する措置を講じて行う作業大気汚染防止法では 特定建築材料の種類や状態 作業箇所の状況によっては 作業場全体を隔離し負圧に保つ等の通常の作業方法 (3.7.2) によらず これと同等以上の効果を有する措置を講じることを許容する規定がある 具体例としては 次のような作業が挙げられる ただし 通常の方法で負圧隔離する場合と同等以上の効果を有するためには 個々の作業場の状況に応じた適切な措置が必要であり これらの工法が全て無条件に認められるわけではない 必ず届出窓口に事前相談すること また これらの措置を講じて除去等の作業をする場合でも 特定粉じん排出等作業には該当するため 大気汚染防止法や環境確保条例に基づく届出が必要であることに留意すること

50 1 局所に使用されている石綿含有建材をグローブバッグを使用して除去する作業配管の一部に使用された保温材等を除去する場合に 当該作業箇所を局所的に隔離するための袋状の用具 ( いわゆるグローブバッグ ) を使用して局所的な隔離養生を行い 密封状態を保ったまま石綿含有建材を除去する作業である 35) ⅰ) グローブバッグは つなぎ目のない市販のものを用いること ⅱ) あらかじめ必要な工具 ( ケレン棒 カッター 金ブラシ等 ) を入れたグローブバッグを 接着テープ等で配管等の石綿含有建材が使用されていない部分に装着する ⅲ) 専用穴から噴霧用の管を挿入して粉じん飛散抑制剤 ( 湿潤剤 ) などを噴霧 含浸させて 石綿含有建材を湿潤化する ⅳ) グローブバッグ内部で 工具を用いて石綿含有建材を除去する ⅴ) 専用穴から噴霧用の管を挿入して 除去面に粉じん飛散防止処理剤 ( 固化剤 ) を噴霧する ⅵ) HEPAフィルター付きの真空掃除機を用いて 専用穴からバッグ内の汚染空気を吸引し 内部を真空にする ⅶ) 粘着テープ等により配管等の直下部で袋を閉じた後 グローブバッグを取り外す ⅷ) 取り外したグローブバッグは密閉したまま さらにプラスチック袋に入れて二重梱包とし 特別管理産業廃棄物 ( 廃石綿等 ) として保管 運搬 処分する なお この作業については 環境確保条例に基づく届出が必要な場合であっても 敷地境界における石綿濃度測定ではなく 目視によって石綿の飛散状況を監視すればよい ただし 除去作業の箇所が極めて多い場合や 長大なグローブバッグを使用して複数の作業員で同時に除去する場合など 状況によっては 石綿濃度の測定が必要となる場合がある ( 測定の詳細については3.5.1 を参照 ) 図 12 グローブバッグによる局所的な隔離 36) 35) 環境省水 大気環境局大気環境課 建築物の解体等に係る石綿飛散防止対策マニュアル (2014) 36) 建設業労働災害防止協会 建築物の解体又は改修工事における石綿粉じんの暴露防止のためのマニュアル (1988)

51 2 吹付け施工された石綿含有仕上塗材を除去する作業建築物等の内外装仕上げに用いられる建築用仕上塗材には 石綿を含有するものがある 建築用仕上塗材は 吹付け ローラー塗り こて塗りなどによって施工されるが このうち吹付け工法により施工されたものは 大気汚染防止法における 吹付け石綿 に該当するものとして取扱うこととされている 37) また 環境確保条例においても同様に 吹き付け石綿 に該当する なお 事前調査 ( 3.3 事前調査等 を参照 ) において 吹付け工法により施工されたかどうかが明らかにならなかった場合には 吹付け施工されたものとみなして 大気汚染防止法及び環境確保条例に規定する届出や作業基準の遵守等の措置を講じること 吹付け施工された石綿含有仕上塗材の除去等について 作業場全体を隔離し負圧に保つ等の通常の作業方法と 同等以上の効果を有する措置 の目安として 環境省は次の工法を挙げている 37) 各工法の詳細については 国立研究開発法人建築研究所及び日本建築仕上材工業会が作成した技術指針 38) を参考にされたい 集じん装置併用手工具ケレン工法 集じん装置付き高圧水洗工法 (15MPa 以下 30~50MPa 程度 ) 集じん装置付き超高圧水洗工法 (100MPa 以上 ) 超音波ケレン工法 (HEPA フィルター付き掃除機併用 ) 剥離剤併用手工具ケレン工法 剥離剤併用高圧水洗工法 (30~50MPa 程度 ) 剥離剤併用超高圧水洗工法 (100MPa 以上 ) 剥離剤併用超音波ケレン工法 集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法 これらの工法を 同等以上の効果を有する措置 として行うに当たっては 装置の使用方法や剥離剤の適用の可否等に精通している者が 次の事項などにも留意して 現場の状況等に応じた粉じん飛散防止対策を適切に実施することが必要となる また 工事開始前 作業の施行中及び工事終了後には 通常の負圧隔離を行う場合と同様に石綿濃度の測定を行わなければならない (3.5.1を参照 ) 作業区画や立入禁止範囲を明確に定め 石綿くずや石綿を含有する飛沫の飛散等を防止するために 作業区画の床面及び壁面に ( 必要に応じて天井にも ) プラスチックシート等による養生を行うこと 特に 集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法では 壁面の凹凸の影響や工具の取扱いによって作業中に粉じんが飛散するおそれがあるため 作業区画の全周 ( 天井 床 横 ) を隙間なく養生すること 集じん装置や HEPAフィルター付き掃除機を用いる工法については 作業場を負圧隔離する場合に行う負圧 集じん装置の正常稼働の確認 ( 及び を参照 ) に準じて作業前 作業開始後に粉じんの漏洩がないことを確認するなど 排気の石綿除去に十分留意すること 高圧水洗工法など除去に水を使用する場合には 未処理の廃水が流出 地下浸透しないよう全て回収し 適切に処理した上で放流すること (3.7.7を参照 ) 37) 石綿含有仕上塗材の除去等作業における石綿飛散防止対策について ( 平成 29 年 5 月 30 日環水大大 号 ) 38) 国立研究開発法人建築研究所 日本建築仕上材工業会 : 建築物の改修 解体時における石綿含有建築用仕上塗材からの石綿粉じん飛 散防止処理技術指針 (2016)

52 剥離剤を使用する工法では ジクロロメタン等の有害性の高い化学物質を使用しないよう 薬剤の選択にも十分留意すること また 試験施工等により 除去対象の仕上塗材に対して十分な剥離効果を有することが確認できた薬剤を使用すること 入隅部等 ( 窓 柱型 軒先部分など ) の除去に補助的に他の工法 ( 集じん装置を用いない手工具ケレン工法など ) を併用する場合には 全体又は当該部分を負圧 集じん装置を用いて負圧隔離するなど 必要な措置を講じること 石綿含有仕上塗材の除去等の作業において生じる産業廃棄物については 廃棄物処理法に基づき適切に処理すること 特に当該産業廃棄物にアスベストが付着したおそれのある物については 同法第 2 条第 5 項に規定する 特別管理産業廃棄物 ( 廃石綿等 ) として処理すること なお アスベスト付着の可能性等については 石綿飛散漏洩防止対策徹底マニュアル [2.11 版 ] ( 厚生労働省 ) の 付録 XI. 建築用仕上塗材の取扱い の記載を参考とし 適切に判断すること なお 吹付け以外の工法 ( ローラー塗りやこて塗り等 ) により施工されたことが明らかな場合には 大気汚染防止法や環境確保条例に基づく届出は必要ないが 都知事が定める作業上の遵守事項に従って施工しなければならない ( 環境確保条例第 123 条第 2 項 ) 詳細は 東京都環境局が別に作成した 石綿 ( アスベスト ) 含有成形板対策マニュアル 39) を参照されたい 保温材等を掻き落とし 切断 破砕以外の方法により除去する作業 建築物を解体する作業のうち 石綿を含有する保温材 耐火被覆材又は断熱材 ( 吹付け材を 除く ) を 掻き落とし 切断 又は破砕以外の方法で除去するものについては 掻き落とし等 の方法で除去する場合 (3.7.2) と比べて石綿の飛散の程度が比較的低いことから 除去を行う 部分の周辺を養生し 薬液等で湿潤化した上で除去することとされている 例えば 次のような作業が該当する ただし 保温材等が劣化し 石綿の飛散のおそれがあ る場合には 掻き落とし等による除去と同等の措置を講じること 40) 成形された保温材等 ( 円筒縦割り状に成形された保温筒等 ) を原形のまま取り外す作業 屋根用折版について 裏張り断熱材を付けたまま 切断等を行わずに取り外す作業 設備配管の曲り部分にのみ使用されている保温材を 直線部分を切断して配管ごと取り 外す作業 ( 当該作業時の振動等によってわずかな石綿飛散のおそれがあるため 特定粉じ ん排出等作業に該当する場合 ) 1 周辺の養生 大気汚染防止法施行規則別表第 7 二の項下欄イ 掻き落とし等により除去する場合の 作業場の隔離 (3.7.21) に代えて 除去作業を行う部分の周辺を養生する 床については と同様に二重のプラスチックシートを使用して養生を行い 壁や天井については状況に応じて プラスチックシートを使用して養生するか 又は開口部をシート等により塞ぐものとする 2 保温材等の湿潤化 大気汚染防止法施行規則別表第 7 二の項下欄ロ と同様に 除去を行う前に粉じん飛散抑制剤 ( 湿潤剤 ) などを噴霧 含浸させて 保温材等を湿潤化する 39) 東京都環境局 : アスベスト成形板対策マニュアル ( 平成 29 年 12 月版 ) 40) 大気汚染防止法施行令の一部を改正する政令の施行等について ( 平成 18 年 1 月 11 日環水大大 号 )

53 3 敷地境界における石綿濃度の測定 環境確保条例第 123 条第 2 項 同条例施行規則第 59 条 環境確保条例に基づく届出が必要な工事 ( 石綿含有建築物解体等工事 ) の場合には と同様に 敷地境界における大気中の石綿濃度を測定し その結果を記録し 3 年間保存しなければならない 4 養生の解除保温材等の除去が完了した後 ~ と同様に 除去した建材の袋詰めと作業場外への搬出 作業場内の清掃等 除去面及び養生用シートへの粉じん飛散防止処理剤 ( 固化剤 ) の散布を行った上で養生を解除する 撤去した養生用シートは と同様に取り扱う 吹付け材 保温材等の封じ込め又は囲い込みの作業石綿を含有する吹付け材や保温材等を使用している建築物等の改修工事を行う際には 当該建材を除去せずに 封じ込め又は囲い込みを行う方法を選択することができる ただし 吹付け材 保温材等の劣化が著しい場合 又は下地との接着が不良な場合には 封じ込め及び囲い込みを選択することはできず 当該建材を除去しなければならない ( 大気汚染防止法施行規則別表第 7 四の項下欄ロ ) なお 封じ込め及び囲い込みを選択した場合には 施工後も石綿含有建材が残存するため 定期的な点検など維持保全を行う必要があり 解体時には改めて届出を行い 負圧隔離等の必要な措置を講じて除去の作業を行わなければならないことに留意すること 1 封じ込め既存の特定建築材料を除去せずに石綿飛散防止剤を吹き付け又は含浸させ 被覆又は固定化することで石綿粉じんの飛散防止を図る工法である 主に 吹付けアスベストや石綿含有吹付けロックウール 金属折版屋根用石綿含有断熱材に対して適用される 封じ込めの作業を行うに当たっては 建築基準法第 37 条第 2 項に基づき国土交通大臣の認定 41) を受けた石綿飛散防止剤を用いるなど 国土交通大臣が定める基準を遵守しなければならない また 封じ込めは 特定建築材料に直接薬液を噴霧するなどの作業を伴うことから 原則として 掻き落とし等により除去する場合 (3.7.2) と同様に 作業場の負圧隔離や 敷地境界における大気中の石綿濃度の測定 ( 環境確保条に基づく届出が必要な場合 ) 等を行う必要がある なお 環境確保条例では 吹付け材や保温材等の表面に部分的であっても荒れや剥離の形跡がある場合には 掻き落とし等の方法で除去する場合と同等の措置を講じなければならないと規定している ( 作業上の遵守事項 第 1 4) 2 囲い込み既存の特定建築材料を除去せずに板状の材料等で完全に覆い 人が活動することが想定される空間に露出しないように密閉することで石綿粉じんの飛散防止を図る工法である 囲い込みの作業を行うに当たっては 石綿を透過させず 通常の使用状態における衝撃及び劣化に耐えられる材料を用いるなど 国土交通大臣が定める基準 41) を遵守しなければならない 特定建築材料に接触せず 施工中の振動等による石綿の飛散のおそれもない場合には 大気汚染防止法や環境確保条例に基づく届出等は不要 ( 特定粉じん排出等作業に該当しない ) であるが 石綿含有建材の切断 穿孔 研磨などを伴う場合や 建材の表面に部分的であっても荒 41) 建築材料から石綿を飛散させるおそれがないものとして石綿が添加された建築材料を被覆し又は添加された石綿を建築材料に固着する措置について国土交通大臣が定める基準を定める件 ( 平成 18 年国土交通省告示 1173 号 )

54 れや剥離の形跡があり施工中の振動等で石綿が飛散するおそれがある場合には 掻き落とし等 により除去する場合 (3.7.2) と同様に 届出を行い 飛散防止の措置を講なければならない ( 作 業上の遵守事項 第 1 4) 成形板等を除去する作業石綿を含有する成形板等は 石綿の繊維がセメント等で固化されているため 物理的な衝撃や損傷を加えなければ 使用状態で石綿が飛散することはほとんどない しかし 解体 改修工事に伴い成形板等を破断した場合には 石綿が飛散するおそれがある このため 成形板等の除去作業においては 当該建材の湿潤化 破断しない方法 ( 手ばらし ) での除去 必要に応じた作業場の養生など 現場の状況や除去する成形板の種類などに合わせて 適切な措置を講じる必要がある 成形板等の種類や 除去作業方法等の詳細については 別に作成した 石綿 ( アスベスト ) 含有成形板対策マニュアル 42) を参照されたい 排水の処理 作業上の遵守事項 第 1 3 石綿を含有する吹付け材又は保温材等の除去 封じ込め又は囲い込みの作業の際に 石綿を含有する水が排出されるのは 次のような場合が考えられる 作業場で吹付け材 保温材等を湿潤化するために使用された水 石綿含有煙突断熱材や石綿含有建築仕上塗材等を高圧洗浄により掻き落として除去する工法で使用された水 前室 ( セキュリティゾーン ) において作業者の洗身のために使用された水これらの廃水は 含有する石綿の再飛散を防止するため 除去した建築材料と共にコンクリート固化して特定管理産業廃棄物 ( 廃石綿等 ) として処理するなど外部に流出しないような措置を講じるか 凝集沈殿処理やフィルターろ過処理等で石綿を除去した上で排水すること 排水する場合には 関係法令に留意し 事前に下水道や河川の担当部署に相談すること 3.8 作業後の措置石綿を含有する建材の除去等の作業が終了した後 最後に作業場周辺の仕上げ清掃を行う また 一定の規模要件を上回る場合には敷地境界における大気中の石綿濃度の測定が必要となる 仕上げ清掃除去等の作業が終了して隔離用シート等を撤去した後 石綿の破片やくずが残らないよう 作業場の周辺を含め飛散しているおそれのある箇所を HEPAフィルター付きの真空掃除機を用いて清掃する 特に前室の出入口周辺などは 仕上げ清掃を入念に行う必要がある 敷地境界における石綿濃度の測定大気汚染防止法に基づく届出が必要な特定工事のうち 環境確保条例に基づく届出が必要な一定規模以上の工事 ( 石綿含有建築物解体等工事 ) については 一部の例外を除き 工事開始前 作業の施工中及び工事終了後における敷地境界における大気中の石綿濃度を測定し その結果を記録し 3 年間保存しなければならない 詳細については 3.5を参照のこと 工事終了後の測定は 石綿含有建材の除去 封じ込め又は囲い込みの作業が終了するだけでなく 原則として 廃石綿等の工事現場からの搬出が完了し 最終の仕上げ清掃を行った後 ( 解体工事の場合は躯体の解体も終了した後 ) に実施すること 42) 東京都環境局 : アスベスト成形板対策マニュアル ( 平成 29 年 12 月版 )

55 3.9 作業内容の記録 保存大気汚染防止法及び環境確保条例では 施工者 ( 元請受注者又は自主施工者 ) に対して 次のとおり作業内容等の記録 保存を義務付けている 大気汚染防止法に基づく記録 保存 大気汚染防止法施行規則別表第 7 一の項下欄ト 大気汚染防止法に基づく届出が必要な工事 ( 特定工事 ) の施工者は 作業基準で義務付けら れている確認事項について 確認方法や結果等を記録し 保存しなければならない 表 6 大気汚染防止法に基づく作業内容の記録 確認事項確認の時期本マニュアル記述箇所記録する内容 作業場及び前室の負圧保持 除去等の作業日 ( 毎日 ) 集じん 排気装置の正常稼動 ( 作業前 ) 隔離後初めての除去集じん 排気装置の正常稼動等作業を行なう日 ( 作業開始直後 ) 3.7.2の4 日付 ( 確認した年月日 ) 確認の方法 確認の結果 3.7.2の3 確認者の氏名 確認後 補修等の措置を講 3.7.2の7 じた場合は その内容 なお この記録の保存期間について 大気汚染防止法施行規則では当該特定工事の終了時ま でとされているが 環境確保条例に基づく記録 保存 (3.9.2) の対象でもあるため 3 年間保 存しなければならないことに留意すること 環境確保条例に基づく記録 保存 1 石綿飛散状況の監視結果 2 環境確保条例施行規則別表第 13 環境確保条例に基づく届出が必要な工事 ( 石綿含有建築物解体等工事 ) の施工者は 石綿飛散状況を監視し その結果を記録して 3 年間保存することを義務付けている ⅰ) 別表第 13 1の項の規定により敷地境界における大気中の石綿濃度測定を実施した場合は 次の事項を記録すること 工事開始前 作業の施工中及び工事終了後の測定結果を一覧にまとめるなど 石綿濃度の変化を容易に確認できるようにすることが望ましい 測定を行った日時 ( 年月日及び時刻 ) 測定の実施者 測定時の気象 ( 天候や気温 湿度 風向 風速等 ) 周囲の状況 試料の採取地点 測定方法 測定結果 ⅱ) 別表第 13 2の項の規定により目視による飛散状況の監視を実施した場合 ( 成形板等の除去作業やグローブバッグを用いた局所の除去作業など ) は 除去作業中の粉じんの飛散状況を作業日報等に記録すること 除去等の作業において講じた措置 作業上の遵守事項 第 1 8 石綿を含有する吹付け材及び保温材等が使用されている建築物等の解体又は改修工事の施工者は 除去等の作業に当たって講じた措置について 次の事項を記録して 3 年間保存しなければならない 記録の対象となるのは 大気汚染防止法に基づく作業基準及び環境確保条例に基づき知事が定める作業上の遵守事項の規定により行った措置や 飛散状況の監視結果を踏まえて講じた措置など 除去等の作業に当たって講じた措置全般である ( 3.7 作業中の措置 を参照 ) 記録は 当該工事の作業日報等に必要事項を記載することによっても良い 措置を講じた日付 ( 年月日 )

56 措置の実施方法届け出た工事施工計画書のとおりに作業を実施した場合には 工事施工計画書のとおり などと記載し 補足が必要な場合にはその内容を具体的に記載すること 異常の有無及び異常があった場合に講じた措置の内容飛散状況の監視や作業基準に規定された確認等における異常の有無を記録するとともに 異常が認められた場合は それに対して講じた措置の内容を具体的に記載すること 現場責任者の氏名原則として 当該工事の施工者 ( 元請受注者又は自主施工者 ) の現場責任者名を記載すること 3.10 アスベスト廃棄物の処理石綿が付着した廃棄の用具 器具などを含め 石綿を含有する廃棄物 ( 以下 アスベスト廃棄物 という ) については 次に示す関係法令や通知 都の要綱等に基づき 適正に管理し 工事現場からの搬出を行う 本マニュアルでは 解体 改修の工事現場における措置に限って解説するが 収集 運搬 中間処理 埋立処分その他の処理 委託 産業廃棄物管理票の取扱いなどについても 各法令 要綱等に基づき 適正に措置すること 1 アスベスト廃棄物に関係する法令 通知等 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 )( 以下 廃棄物処理法 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 )( 以下 廃棄物処理法施行令 という ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則 ( 昭和 46 年厚生省令第 35 号 )( 以下 廃棄物処理法施行規則 という ) 石綿含有廃棄物等処理マニュアル ( 第 2 版 ) 平成 23 年 3 月環境省大臣官房廃棄物 リサイクル対策部 廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部を改正する法律等の施行による無害化処理認定制度について ( 通知 ) 平成 18 年 8 月 9 日付 2 アスベスト廃棄物に関係する東京都の要綱等 東京都における特別管理産業廃棄物管理責任者設置に係る要綱 ( 平成 13 年 3 月 30 日 12 環廃産第 712 号 ) 最終改正平成 28 年 3 月 29 日 建築物の解体又は改修工事において発生する石綿を含有する廃棄物の適正処理に関する指導指針 ( 昭和 62 年 8 月 21 日 62 清環産第 105 号 ) 最終改正平成 26 年 5 月 20 日 26 環廃産第 149 号 ( 以下 指導指針 という ) 飛散性アスベスト廃棄物の処理の手引き 飛散性アスベスト廃棄物のセメント固化の方法 平成元年 7 月東京都清掃局作成 平成 17 年 12 月環境局改正 飛散性アスベスト廃棄物に関する収集 運搬の手引き ~ 都の埋立処分場への搬入にあたって~ 平成 18 年 1 月 16 日 17 環廃産第 613 号 アスベスト廃棄物の処理の概要アスベスト廃棄物で解体 改修の工事現場から排出されるものについては 特別管理産業廃棄物に該当する飛散性アスベスト廃棄物 ( 廃石綿等 ) と通常の産業廃棄物として取り扱われる

57 非飛散性アスベスト廃棄物 ( 石綿含有産業廃棄物 ) に分類される ( 表 7) 飛散性アスベスト廃棄物と非飛散性アスベスト廃棄物とでは 図 13 に示すように 収集運搬 保管 中間処理 埋立処分などにおいて 取扱いが異なる 表 7 石綿含有建材の分類及び種類に対応する産業廃棄物上での取扱い 石綿含有建材の工法 材質等からの分類 産業廃棄物上での取扱い 分類種類飛散性 非飛散性の区分廃棄物処理法等での取扱い 吹付け材 保温材等 成形板等 吹付けアスベスト 石綿含有吹付けロックウール 石綿含有吹付けバーミキュライト 石綿含有パーライト吹付け 石綿含有建築用仕上塗材 ( リシン吹付け など吹付け工法により施工されたもの ) 石綿保温材 けいそう土保温材 パーライト保温材 など その他石綿が飛散するおそれのある保 温材 石綿が飛散するおそれのあるアスベス ト含有耐火被覆材 石綿が飛散するおそれのあるアスベス ト含有断熱材 石綿含有ロックウール吸音天井板 住宅屋根用化粧スレート 石綿スレート 石綿セメント円筒 石綿含有パルプセメント板 石綿含有ビニル床タイル 繊維強化セメント板 窯業系サイディング 石綿含有建築用仕上塗材 ( 吹付け工法以 外の工法により施工されたもの ) など多種 飛散性 ( 廃石綿等 ) 非飛散性 ( 石綿含有産業廃棄物 ) 事業者の特別管理産業廃 棄物に係る処理 ( 廃棄物処 理法第 12 条の 2) 及び都の 指導指針等の遵守が必要 産業廃棄物に関する 事業 者の処理 ( 廃棄物処理法第 12 条 ) 及び都の指導指針等 の遵守が必要

58 特別管理産業廃棄物 飛散性アスベスト廃棄物 ( 廃石綿等 ) 建築物等から石綿建材除去事業により除去された吹付け石綿 石綿を含む保温材 断熱材及び耐火被覆材等 石綿建材除去事業から廃棄されるプラスチックシート マスク 作業衣等 特定粉じん発生施設の設置事業所から生じた石綿及び石綿付着物 産業廃棄物 非飛散性アスベスト廃棄物 ( 石綿含有産業廃棄物 ) 石綿スレート等の外装材 床タイル等 工作物の新築 改築又は除去に伴って生ずる産業廃棄物であって 石綿をその重量の0.1% を超えて含有するもの 特別管理産業廃棄物の処理基準 ( 廃棄物処理法施行令等 ) こん包する等飛散防止措置をとること 他の廃棄物と区分して収集 運搬 積替え 保管を行うこと 廃石綿等である旨及び注意事項の表示を行うこと 溶融 無害化処理による処分 埋立処分を行う場合 あらかじめ 固型化 薬剤による安定化後 耐水性の材料で二重こん包すること 一定の場所で分散しないように埋立処分し 覆土すること 産業廃棄物の処理基準 ( 廃棄物処理法施行令等 ) 飛散防止措置をとること 他の廃棄物と区分して収集 運搬 積替え 保管を行うこと 溶融 無害化処理による処分 中間処理としての破砕禁止 一定の場所で分散しないように埋立処分し 覆土すること 特別管理産業廃棄物 中間処理 石綿含有廃棄物等 の溶融施設 ( 都道府県 政令市許可 ) 又は無害化処理施設 ( 大臣認定 ) 石綿含有廃棄物等 : 廃石綿等及び石綿含有廃棄物 産業廃棄物 産業廃棄物 埋立処分 最終処分場 ( 管理型 ) 埋立処分 最終処分場 ( 安定型又は管理型 ) 図 13 アスベスト廃棄物の処理の概要 43) 43) 環境省大臣官房廃棄物 リサイクル対策部 : 石綿含有廃棄物等処理マニュアル ( 第 2 版 ) (2011) を基に作成した

59 特別管理産業廃棄物 ( 廃石綿等 ) の定義と範囲廃棄物処理法において 廃石綿等 とは 廃石綿及び石綿が含まれ 若しくは付着している産業廃棄物のうち 次のものであって 飛散するおそれのあるものをいう ⅰ) 石綿建材除去事業 ( 建築物その他の工作物 ( 建築物等 ) に用いられる材料であって石綿を吹き付けられ 又は含むものの除去を行う事業 ) に係るもの ⅱ) 特定粉じん発生施設が設置されている事業場において生じたもの ⅲ) 輸入されたもの ( 事業活動に伴って生じたものに限る ) このうち ⅰ) の石綿建材除去事業に係るものについて 廃石綿等 の具体的な範囲は 次のとおりである 1 建築物等に用いられる材料であって石綿を吹き付けられたものから石綿建材除去事業により除去された当該石綿 2 建築物等に用いられる材料であって石綿を含むもののうち石綿建材除去事業により除去された次に掲げるものア石綿保温材イけいそう土保温材ウパーライト保温材エ人の接触 気流及び振動等によりアからウに掲げるものと同等以上に石綿が飛散するおそれのある保温材 断熱材及び耐火被覆材 3 石綿建材除去事業において用いられ 廃棄されたプラスチックシート 防じんマスク 作業衣その他の用具又は器具であって 石綿が付着しているおそれのあるもの 4 石綿であって 集じん施設によって集められたもの ( 事業活動に伴って生じたものであって 輸入されたものに限る ) 5 廃棄された防じんマスク 集じんフィルターその他の用具又は器具であって 石綿が付着しているおそれのあるもの ( 事業活動に伴って生じたものであつて 輸入されたものに限る ) 石綿含有産業廃棄物の定義廃棄物処理法において 石綿含有産業廃棄物 とは 建築物その他の工作物の新築 改築又は除去に伴って生じた産業廃棄物であって 石綿をその重量の 0.1% を超えて含有するもの ( 廃石綿等を除く ) をいう 石綿含有産業廃棄物の多くは 石綿含有の成形板等を建築物等から除去したものである 特別管理産業廃棄物管理責任者の設置事業者 ( 排出事業者 すなわち工事の元請業者 ) は 廃石綿等の処理に関する業務を適切に行わせるため 廃石綿等を生ずる事業場 ( 工事現場 ) ごとに 法律で定めた資格を有する特別管理産業廃棄物管理責任者を置かなければならない 都では 東京都における特別管理産業廃棄物管理責任者設置に係る要綱を定め 事業者が特別管理産業廃棄物管理責任者を設置又は変更した場合に 工事着工前に 特別管理産業廃棄物管理責任者設置 ( 変更 ) 報告書 を都知事に提出することを義務付けている ( 同要綱第 4 条 ( 窓口は環境局資源循環推進部産業廃棄物対策課 ) また 平成 17 年 9 月からは 廃石綿等の適正処理について更に万全を期すために 同報告書に 廃石綿等処理計画書 の添付を求めている

60 廃棄物が搬出されるまでの措置及び保管廃棄物処理法においては 事業者に対して 産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物が運搬されるまでの間 産業廃棄物保管基準及び特別管理産業廃棄物保管基準に従い 生活環境の保全上支障のないようにこれを保管することを義務付けている ( 廃棄物処理法第 12 条第 2 項及び第 12 条の2 第 2 項 ) 産業廃棄物保管基準 ( 廃棄物処理法規則第 8 条 ) 及び特別管理産業廃棄物保管基準 ( 廃棄物処理法規則第 8 条の13) のうち 建築物等の解体 改修の工事現場に関わるものは 次のとおりである 1 保管の場所の要件ア周囲に囲いが設けられていること イ見やすい箇所に次に掲げる要件を備えた掲示板が設けられていること ( ア ) 縦及び横それぞれ 60cm以上であること ( イ ) 次に掲げる事項を表示したものであること ⅰ. 産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の保管の場所である旨 ⅱ. 保管する産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の種類 産業廃棄物については がれき類 ガラスくず 廃プラスチック類 などの表示 産業廃棄物に 石綿含有産業廃棄物 が含まれる場合には その旨の表示 特別管理産業廃棄物については 廃石綿等 の表示 ⅲ. 保管の場所の管理者の氏名又は名称及び連絡先廃石綿等を保管する場合にあっては 特別管理産業廃棄物管理責任者の氏名と連絡先の表示 ( 指導指針 4(2)2) ⅳ. 屋外において産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物を容器を用いずに保管する場合にあっては 次の 2に示す高さの上限 2 保管する廃棄物の高さの制限屋外において特別管理産業廃棄物を容器を用いずに保管する場合にあっては 積み上げられた特別管理産業廃棄物の高さが 保管の場所の各部分について 図 13に掲げる場合に応じ それぞれに示されている高さを超えないようにする ここで 直接負荷部分とは 囲いにおいて設けられる 保管する特別管理産業廃棄物の荷重が直接かかる構造である部分をいう ( 左 ) 囲いに直接負荷部分がある場合 ( 右 ) 囲いに直接負荷部分がない場合 図 14 最大保管高さの判定 ( 屋外で容器を用いずに保管する場合 ) 3 廃石綿等と他の物との間の仕切り 廃石綿等に他の物が混入するおそれのないように仕切りを設ける

61 4 石綿含有産業廃棄物と他の物との間の仕切り 石綿含有産業廃棄物が他の物と混合するおそれのないように仕切りを設ける 5 非飛散性アスベスト廃棄物の取扱い都の指導指針では 以上のほか 非飛散性アスベスト廃棄物 ( すなわち石綿含有産業廃棄物 ) については 以下の措置を求めている ⅰ) 他の廃棄物と分別して保管する ⅱ) 荷重により変形又は破断しないよう整然と積み重ねる ⅲ) 飛散しないようシート掛け 袋詰め等の対策を講ずる 特に粉末状や小片の物については必ず袋詰めを行う ⅳ) 非飛散性アスベストの保管場所であることを表示する

62 3.11 関係法令等の条文 大気汚染防止法 ( 抜粋 ) 第 2 条 ( 定義等 ) ( 第 11 項まで略 ) 12 この法律において 特定粉じん排出等作業 とは 吹付け石綿その他の特定粉じんを発生し 又は飛散させる原因となる建築材料で政令で定めるもの ( 以下 特定建築材料 という ) が使用されている建築物その他の工作物 ( 以下 建築物等 という ) を解体し 改造し 又は補修する作業のうち その作業の場所から排出され 又は飛散する特定粉じんが大気の汚染の原因となるもので政令で定めるものをいう 13 及び14 ( 略 ) 大気汚染防止法施行令第 3 条の3( 特定建築材料 ) 法第 2 条第 12 項の政令で定める建築材料は 次に掲げる建築材料とする 一吹付け石綿二石綿を含有する断熱材 保温材及び耐火被覆材 ( 前号に掲げるものを除く ) 第 3 条の4( 特定粉じん排出等作業 ) 法第 2 条第 12 項の政令で定める作業は 次に掲げる作業とする 一定建築材料が使用されている建築物その他の工作物 ( 以下 建築物等 という ) を解体する作業二特定建築材料が使用されている建築物等を改造し 又は補修する作業 第 18 条の14( 作業基準 ) 特定粉じん排出等作業に係る規制基準 ( 以下 作業基準 という ) は 特定粉じんの種類及び特定粉じん排出等作業の種類ごとに 特定粉じん排出等作業の方法に関する基準として 環境省令で定める 大気汚染防止法施行規則第 16 条の4( 作業基準 ) 石綿に係る法第 18 条の14の作業基準は 次のとおりとする 一特定粉じん排出等作業を行う場合は 見やすい箇所に次に掲げる事項を表示した掲示板を設けること イ法第 18 条の15 第 1 項又は第 2 項の届出年月日及び届出先 届出者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては その代表者の氏名ロ特定工事を施工する者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては その代表者の氏名ハ特定粉じん排出等作業の実施の期間ニ特定粉じん排出等作業の方法ホ特定工事を施工する者の現場責任者の氏名及び連絡場所二前号に定めるもののほか 別表第 7の中欄に掲げる作業の種類ごとに同表の下欄に掲げるとおりとする 別表第 7( 第 16 条の4 関係 ) 一令第 3 条の4 第 1 号に掲げ次に掲げる事項を遵守して作業の対象となる建築物等に使用される作業 ( 次項又は三の項にている特定建築材料を除去するか 又はこれと同等以上の効果を掲げるものを除く ) 有する措置を講ずること イ特定建築材料の除去を行う場所 ( 以下 作業場 という ) を他の場所から隔離し 作業場の出入口に前室を設置すること ロ作業場及び前室を負圧に保ち 作業場の排気に日本工業規格 Z8122に定める HEPAフィルターを付けた集じん 排気装置を使用すること ハイの規定により隔離を行つた作業場において初めて特定建築

63 二令第 3 条の4 第 1 号に掲げる作業のうち 令第 3 条の 3 第 2 号に掲げる建築材料を除去する作業であつて 特定建築材料を掻き落とし 切断 又は破砕以外の方法で除去するもの ( 次項に掲げるものを除く ) 三令第 3 条の4 第 1 号に掲げる作業のうち 人が立ち入ることが危険な状態の建築物を解体する作業その他の建築物の解体に当たりあらかじめ特定建築材料を除去することが著しく困難な作業 材料の除去を行う日の当該除去の開始前に 使用する集じん 排気装置が正常に稼働することを使用する場所において確認し 異常が認められた場合は 集じん 排気装置の補修その他の必要な措置を講ずること ニ特定建築材料の除去を行う日の当該除去の開始前に 作業場及び前室が負圧に保たれていることを確認し 異常が認められた場合は 集じん 排気装置の補修その他の必要な措置を講ずること ホ除去する特定建築材料を薬液等により湿潤化すること ヘイの規定により隔離を行つた作業場において初めて特定建築材料の除去を行う日の当該除去の開始後速やかに 使用する集じん 排気装置の排気口において 粉じんを迅速に測定できる機器を用いることにより集じん 排気装置が正常に稼働することを確認し 異常が認められた場合は 直ちに当該除去を中止し 集じん 排気装置の補修その他の必要な措置を講ずること トハ ニ及びヘの確認をした年月日 確認の方法 確認の結果並びに確認した者の氏名並びに確認の結果に基づいて補修等の措置を講じた場合は 当該措置の内容を記録し その記録を特定工事が終了するまでの間保存すること チ特定建築材料の除去後 作業場の隔離を解くに当たつては 特定建築材料を除去した部分に特定粉じんの飛散を抑制するための薬液等を散布するとともに作業場内の特定粉じんを処理すること 次に掲げる事項を遵守して作業の対象となる建築物等に使用されている特定建築材料を除去するか 又はこれと同等以上の効果を有する措置を講ずること イ特定建築材料の除去を行う部分の周辺を事前に養生すること ロ除去する特定建築材料を薬液等により湿潤化すること ハ特定建築材料の除去後 養生を解くに当たつては 特定建築材料を除去した部分に特定粉じんの飛散を抑制するための薬液等を散布するとともに作業場内の特定粉じんを処理すること 作業の対象となる建築物等に散水するか 又はこれと同等以上の効果を有する措置を講ずること

64 四令第 3 条の 4 第 2 号に掲げ る作業 次に掲げる事項を遵守して作業の対象となる建築物等の部分に使用されている特定建築材料を除去し 囲い込み 若しくは封じ込めるか 又はこれらと同等以上の効果を有する措置を講ずること イ特定建築材料を掻き落とし 切断 又は破砕により除去する場合は一の項下欄イからチまでに掲げる事項を遵守することとし これら以外の方法で除去する場合は二の項下欄イからハまでに掲げる事項を遵守すること ロ特定建築材料を囲い込み 又は封じ込めるに当たつては 当該特定建築材料の劣化状態及び下地との接着状態を確認し 劣化が著しい場合 又は下地との接着が不良な場合は 当該特定建築材料を除去すること 第 18 条の15( 特定粉じん排出等作業の実施の届出 ) 特定粉じん排出等作業を伴う建設工事 ( 以下 特定工事 という ) の発注者 ( 建設工事 ( 他の者から請け負ったものを除く ) の注文者をいう 以下同じ ) 又は特定工事を請負契約によらないで自ら施工する者 ( 次項において 特定工事の発注者等 という ) は 特定粉じん排出等作業の開始の日の 14 日前までに 環境省令で定めるところにより 次に掲げる事項を都道府県知事に届け出なければならない ただし 災害その他非常の事態の発生により特定粉じん排出等作業を緊急に行う必要がある場合は この限りでない 一氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては その代表者の氏名二特定工事を施工する者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては その代表者の氏名三特定工事の場所四特定粉じん排出等作業の種類五特定粉じん排出等作業の実施の期間六特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の部分における特定建築材料の種類並びにその使用箇所及び使用面積七特定粉じん排出等作業の方法 2 前項ただし書の場合において 当該特定粉じん排出等作業を伴う特定工事の発注者等は 速やかに 同項各号に掲げる事項を都道府県知事に届け出なければならない 3 前 2 項の規定による届出には 当該特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の配置図その他の環境省令で定める事項を記載した書類を添付しなければならない * 罰則 = 法第 34 条第 1 号 法第 36 条及び法第 37 条 大気汚染防止法施行規則第 10 条の4( 特定粉じん排出等作業の実施の届出 ) 法第 18 条の15 第 1 項及び第 2 項に規定による届出は 様式第 3の4による届出書によつてしなければならない 2 法第 18 条の15 第 3 項の環境省令で定める事項は 次のとおりとする 一特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の概要 配置図及び付近の状況二特定粉じん排出等作業の工程を明示した特定工事の工程の概要三特定工事を施工する者の現場責任者の氏名及び連絡場所四下請負人が特定粉じん排出等作業を実施する場合の当該下請負人の現場責任者の氏名及び連絡場所第 13 条 ( 届出書の提出部数等 ) 法の規定による届出は 届出書の正本にその写し 1 通を添えて提出し

65 なければならない 2 3( 略 ) 4 二以上の特定粉じん排出等作業についての法の規定による届出は 当該二以上の特定粉じん排出等作業が同一の建築物等について行われる場合又は当該二以上の特定粉じん排出等作業が同一の工場若しくは事業場において行われる場合に限り 一の届出書によつて届出をすることができる 第 18 条の16( 計画変更命令 ) 都道府県知事は 前条第 1 項の規定による届出があつた場合において その届出に係る特定粉じん排出等作業の方法が作業基準に適合しないと認めるときは その届出を受理した日から14 日以内に限り その届出をした者に対し その届出に係る特定粉じん排出等作業の方法に関する計画の変更を命ずることができる * 罰則 = 法第 33 条の2 第 1 項第 2 号 法第 36 条 第 18 条の17( 解体等工事に係る調査及び説明等 ) 建築物等を解体し 改造し 又は補修する作業を伴う建築工事 ( 当該建設工事が特定工事に該当しないことが明らかなものとして環境省令で定めるものを除く 以下 解体等工事 という ) の受注者 ( 他の者から請け負った解体等工事の受注者を除く 次項及び第 26 条第 1 項において同じ ) は 当該解体等工事が特定工事に該当するか否かについて調査を行うとともに 環境省令で定めるところにより 当該解体等工事の発注者に対し 当該調査の結果について 環境省令で定める事項を記載した書面を交付して説明しなければならない この場合において 当該解体等工事が特定工事に該当するときは 第 18 条の15 第 1 項第 4 号から第 7 号までに掲げる事項その他環境省令で定める事項を書面に記載して これらの事項について説明しなければならない 2 前項前段の場合において 解体等工事の発注者は 当該解体等工事の受注者が行う同項の規定による調査に要する費用を適正に負担することその他当該調査に関し必要な措置を講ずることにより 当該調査に協力しなければならない 3 解体等工事を請負契約によらないで自ら施工する者 ( 第 26 条第 1 項において 自主施工者 という ) は 当該解体等工事が特定工事に該当するか否かについて調査を行わなければならない 4 第 1 項及び前項の規定による調査を行った者は 当該調査に係る解体等工事を施工するときは 環境省令で定めるところにより 当該調査の結果その他環境省令で定める事項を 当該解体等工事の場所において公衆に見やすいように掲示しなければならない 大気汚染防止法施行規則第 16 条の5( 特定工事に該当しないことが明らかな建設工事 ) 法第 18 条の17 第 1 項の環境省令で定める建設工事は 次に掲げる建設工事とする 一平成 18 年 9 月 1 日以後に設置の工事に着手した建築物等を解体し 改造し 又は補修する作業を伴う建設工事であつて 当該建築物等以外の建築物等を解体し 改造し 又は補修する作業を伴わないもの二建築物等のうち平成 18 年 9 月 1 日以後に改造又は補修の工事に着手した部分を改造し 又は補修する作業を伴う建設工事であつて 当該部分以外の部分を改造し 若しくは補修し 又は当該建築物等以外の建築物等 ( 平成 18 年 9 月 1 日以後に設置の工事に着手した建築物等を除く ) を解体し 改造し 若しくは補修する作業を伴わないもの 第 16 条の6( 解体等工事に係る説明の時期 ) 法第 18 条の17 第 1 項の規定による説明は 解体等工事の開始の日までに ( 当該解体等工事が特定工事に該当し かつ 特定粉じん排出等作業を当該特定工事の開始の日から 14 日以内に開始する場合にあつては 当該特定粉じん排出等作業の開始の日の 14 日前までに ) 行うものとする ただし 災害その他非常の事態の発生により解体等工事を緊急に

66 行う必要がある場合にあつては 速やかに行うものとする 第 16 条の7( 解体等工事に係る説明の事項 ) 法第 18 条の17 第 1 項前段の環境省令で定める事項は 次のとおりとする 一調査を終了した年月日二調査の方法三調査の結果 第 16 条の 8( 特定工事に係る説明の事項 ) 法第 18 条の 17 第 1 項後段の環境省令で定める事項は 第 10 条の 4 第 2 項各号に掲げる事項とする 第 16 条の 9( 解体等工事に係る掲示の方法 ) 法第 18 条の 17 第 4 項の規定による掲示は 掲示板を設け ることにより行うものとする 第 16 条の10( 解体等工事に係る掲示の事項 ) 法第 18 条の17 第 4 項の環境省令で定める事項は 次のとおりとする 一法第 18 条の17 第 1 項又は第 3 項の規定による調査を行つた者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあつては その代表者の氏名二調査を終了した年月日三調査の方法四解体等工事が特定工事に該当する場合は 特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の部分における特定建築材料の種類 第 18 条の 18( 作業基準の遵守義務 ) 特定工事を施工する者は 当該特定工事における特定粉じん排出等 作業について 作業基準を遵守しなければならない 第 18 条の19( 作業基準適合命令等 ) 都道府県知事は 特定工事を施工する者が当該特定工事における特定粉じん排出等作業について作業基準を遵守していないと認めるときは その者に対し 期限を定めて当該特定粉じん排出等作業について作業基準に従うべきことを命じ 又は当該特定粉じん排出等作業の一時停止を命ずることができる * 罰則 = 法第 33 条の2 第 1 項第 2 号 法第 36 条 第 18 条の 20( 発注者の配慮 ) 特定工事の発注者は 当該特定工事を施工する者に対し 施工方法 工期 工事費その他当該特定工事の請負契約に関する事項について 作業基準の遵守を妨げるおそれのある条 件を付さないように配慮しなければならない 第 26 条 ( 報告及び検査 ) 環境大臣又は都道府県知事は この法律の施行に必要な限度において 政令で定めるところにより ばい煙発生施設を設置している者 ( 中略 ) 解体等工事に係る建築物等の状況 特定粉じん排出等作業の状況その他必要な事項の報告を求め 又はその職員に ばい煙発生施設を設置している者 ( 中略 ) 若しくは解体等工事に係る建築物等若しくは解体等工事の現場に立ち入り ばい煙発生施設 ( 中略 ) 解体等工事に係る建築物等その他の物件を検査させることができる 2 前項の規定による環境大臣による報告の徴収又はその職員による立入検査は 大気の汚染により人の健康又は生活環境に係る被害が生ずることを防止するため緊急の必要があると認められる場合に行うも

67 のとする 3 第 1 項の規定により立入検査をする職員は その身分を示す証明書を携帯し 関係人に提示しなければならない 4 第 1 項の規定による立入検査の権限は 犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない * 罰則 = 法第 35 条第 4 号 法第 36 条 大気汚染防止法施行令第 12 条 ( 報告及び検査 ) ( 第 6 項まで略 ) 7 環境大臣又は都道府県知事は 法第 26 条第 1 項の規定により 解体等工事の発注者に対し 法第 18 条の15 第 1 項第 4 号から第 7 号までに掲げる事項 同条第 3 項の環境省令で定める事項及び法第 18 条の17 第 1 項の規定による調査について報告を求めることができる 8 環境大臣又は都道府県知事は 法第 26 条第 1 項の規定により 解体等工事の受注者に対し法第 18 条の17 第 1 項の規定による調査について 自主施工者に対し法第 18 条の15 第 1 項第 4 号から第 7 号までに掲げる事項 同条第 3 項の環境省令で定める事項及び法第 18 条の17 第 3 項の規定による調査について それぞれ報告を求め 又はその職員に 解体等工事に係る建築物等若しくは解体等工事の現場に立ち入り 解体等工事に係る建築物等 解体等工事により生じた廃棄物その他の物及び関係帳簿書類を検査させることができる 9 環境大臣又は都道府県知事は 法第 26 条第 1 項の規定により 特定工事を施工する者 ( 特定工事を請負契約によらないで自ら施工する者を除く ) に対し 特定粉じん排出等作業の対象となる建築物等の部分における特定建築材料の種類並びにその使用箇所及び使用面積 特定粉じん排出等作業の方法並びに法第 18 条の15 第 3 項の環境省令で定める事項について報告を求め 又はその職員に 特定工事に係る建築物等若しくは特定工事の現場に立ち入り 特定粉じん排出等作業に使用される機械器具及び資材 ( 特定粉じんの排出又は飛散を抑制するためのものを含む ) を検査させることができる 第 28 条 ( 資料の提出の要求等 ) 環境大臣は この法律の目的を達成するため必要があると認めるときは 関係地方公共団体の長に対し 必要な資料の提出及び説明を求めることができる 2 都道府県知事は この法律の目的を達成するため必要があると認めるときは 関係行政機関の長又は関係地方公共団体の長に対し ばい煙発生施設 ( 中略 ) 若しくは特定粉じん排出等作業の状況等に関する資料の送付その他の協力を求め 又はばい煙 揮発性有機化合物若しくは粉じんによる大気の汚染の防止に関し意見を述べることができる 第 28 条の2( 環境大臣の指示 ) 環境大臣は 大気の汚染により人の健康に係る被害が生ずることを防止するため緊急の必要があると認めるときは 都道府県知事又は第 31 条第 1 項の政令で定める市 ( 特別区を含む ) の長に対し 次に掲げる事務に関し必要な指示をすることができる 一第 9 条 ( 中略 ) 第 18 条の16 第 18 条の19( 中略 ) の規定による命令に関する事務二 ~ 五 ( 略 ) 六前条第 2 項の規定による協力を求め 又は意見を述べることに関する事務 第 31 条 ( 政令で定める市の長による事務の処理 ) この法律の規定により都道府県知事の権限に属する事務の一部は 政令で定めるところにより 政令で定める市 ( 特別区を含む 以下同じ ) の長が行うこととすることができる 大気汚染防止法施行令第 13 条 ( 政令で定める市の長による事務の処理 ) 法に規定する都道府県知事の権限に属する事務のうち ばい煙の排出の規制及び粉じんに関する規制に係る次に掲げる事務 ( 工場に係る事務を除く )

68 ( 中略 ) 並びに法第 24 条第 1 項の規定による公表に関する事務は 小樽市 ( 中略 ) 及び大牟田市の長 ( 以下 政令市の長 という ) が行うこととする この場合においては 法及びこの政令中この項前段に規定する事務に係る都道府県知事に関する規定は 政令市の長に関する規定として政令市の長に適用があるものとする 一法第 6 条第 1 項 ( 中略 ) 並びに第 18 条の15 第 1 項及び第 2 項の規定による届出の受理に関する事務二法第 9 条 ( 中略 ) 第 18 条の16 並びに第 18 条の19の規定による命令に関する事務三 四 ( 略 ) 五法第 26 条第 1 項の規定による報告の徴収及び立入検査 ( 法第 23 条第 2 項の規定による権限の行使に関し必要と認められる場合における報告の徴収及び立入検査を除く ) に関する事務六 ~ 九 ( 略 ) 2 前項に規定する事務並びに法に規定する都道府県知事の権限に属する事務のうちばい煙の排出の規制及び粉じんに関する規制に係る前項各号に掲げる事務であつて工場に係るもの並びに揮発性有機化合物の排出の規制に係る次に掲げる事務は 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 252 条の19 第 1 項の指定都市 ( 北九州市を除く ) の長及び同法第 252 条の22 第 1 項の中核市の長 ( 以下この項において 指定都市の長等 という ) が行うこととする この場合においては 法及びこの政令中この項前段に規定する事務に係る都道府県知事に関する規定は 指定都市の長等に関する規定として指定都市の長等に適用があるものとする 一 ~ 八 ( 略 ) 3 ( 略 ) 第 33 条の2 次の各号のいずれかに該当する者は 6 月以下の懲役又は 50 万円以下の罰金に処する 一 ( 略 ) 二第 17 条第 3 項 ( 中略 ) 第 18 条の16 第 18 条の19 又は第 23 条第 2 項の規定による命令に違反した者 2 過失により 前項第 1 号の罪を犯した者は 3 月以下の禁錮又は 30 万円以下の罰金に処する 第 34 条次の各号のいずれかに該当する者は 3 月以下の懲役又は 30 万円以下の罰金に処する 一第 6 条第 1 項 ( 中略 ) 又は第 18 条の 15 第 1 項の規定による届出をせず 又は虚偽の届出をした者 二 ( 略 ) 第 35 条次の各号のいずれかに該当する者は 30 万円以下の罰金に処する 一 ~ 三 ( 略 ) 四第 26 条第 1 項の規定による報告をせず 若しくは虚偽の報告をし 又は同項の規定による検査を拒み 妨げ 若しくは忌避した者 第 36 条法人の代表者又は法人若しくは人の代理人 使用人その他の従業者が その法人又は人の業務に 関し 前 4 条の違反行為をしたときは 行為者を罰するほか その法人又は人に対して各本条の罰金刑 を科する 第 35 条第 11 条 ( 中略 ) 又は第 18 条の15 第 2 項の規定による届出をせず 又は虚偽の届出をした者は 10 万円以下の過料に処する 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 抜粋 ) 第 123 条 ( 建設工事等に係る遵守事項 ) ( 略 )

69 2 石綿を含む建設材料 ( 以下 石綿含有材料 という ) を使用する建築物その他の施設の解体又は改修の工事を施工する者は 知事が定める作業上の遵守事項 ( 以下この節において 遵守事項 という ) に従って工事を施工し 及び規則で定めるところにより石綿の飛散の状況について監視を行わなければならない 石綿含有材料を使用する建築物その他の施設の解体又は改修の工事における作業上の遵守事項 ( 平成 26 年 5 月 29 日東京都告示第 830 号 ) 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例第 123 条第 2 項に規定する石綿含有材料を使用する建築物その他の施設の解体又は改修の工事における作業上の遵守事項 第 1 吹き付け石綿 ( 吹き付け工法に使用される石綿含有材料をいう 以下同じ ) 又は石綿を含有する保温材 ( 石綿を含有する耐火被覆材及び断熱材を含む 以下同じ ) を使用する建築物その他の施設の解体又は改修の工事を施工する者の遵守事項大気汚染防止法 ( 昭和 43 年法律第 97 号 以下 法 という ) 第 18 条の17 及び第 18 条の18の規定によるほか 次によること 1 防じんシートその他の資材を使用して 工事現場に覆いをすること 2 粉じんの飛散を防止するため 散水その他の方法により 工事現場を湿潤化すること 3 石綿を湿潤化するために行う散水その他の措置により石綿を含む水を排出するときは ろ過処理その他の適切な処置を講じること 4 吹き付け石綿又は石綿を含有する保温材の封じ込め又は囲い込み作業を行う場合において 全面にわたって 又は部分的に表面が荒れ 剥離した形跡があるときその他石綿が飛散するおそれのある作業を実施するときは 吹き付け石綿を使用する建築物その他の施設の解体において掻き落としの方法により吹き付け石綿を除去する作業に係る法第 18 条の14の作業基準に規定する措置と同等の措置を講ずること 5 吹き付け石綿又は石綿を含有する保温材の除去作業に使用した工具及び資材等は 付着した石綿を取り除いた後 当該除去作業を行う場所 ( 以下 作業場 という ) の外へ搬出すること 6 作業場と周辺との隔離に使用したプラスチックシート等は 真空掃除機等で清掃した後 飛散防止剤を散布し 作業場内の空気の除じんを十分行った後に取り外すこと 7 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 以下 条例 という ) 第 124 条第 1 項の規定による届出に必要な情報を法第 18 条の17 第 1 項の規定による説明のときに発注者に提供すること 8 1から7までの規定による措置 条例第 123 条第 2 項の規定による監視の結果に基づく措置 法第 18 条の14の作業基準に係る措置その他吹き付け石綿又は石綿を含有する保温材の除去等に係る措置を行ったときは 実施年月日 実施方法 異常の有無及び異常があった場合の措置内容並びに現場責任者の氏名を記録し これを 3 年間保存すること 第 2 石綿含有材料のうち吹き付け石綿又は石綿を含有する保温材以外のもの ( 以下 石綿含有成形板 という ) を使用する建築物その他の施設の解体又は改修の工事を施工する者の遵守事項 1 あらかじめ当該建築物その他の施設において使用されている石綿含有成形板の使用の箇所及び規模を設計図書等及び現場目視によって調査し 把握すること 2 石綿含有成形板を除去するときは 薬剤等で湿潤化した後に行い 当該石綿含有成形板を破断しない方法で除去すること 3 工事現場及びその周辺に 石綿含有成形板の破片その他の石綿を含有するくずが残存しないよう後片付け及び清掃を行うこと 4 第 及び5に規定する措置と同等の措置を講ずること

70 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例施行規則第 59 条 ( 石綿の飛散の状況の監視 ) 条例第 123 条第 2 項に規定する石綿の飛散の状況についての監視は 別表第 13の上欄に掲げる工事の区分に応じ 同表下欄に掲げる監視の方法によるものとする 1 吹付け石綿 2 石綿を含有する断熱材 保温材及び耐火被覆材 ( 前号に掲げるものを除く ) 別表第 13 石綿の飛散の状況の監視方法 ( 第 59 条関係 ) 工事の区分監視の方法一石綿含有建築物解体等工工事の開始前 石綿の除去 封じ込め又は囲い込みの作業の施工事に該当するもの ( 除去 封じ中及び工事終了後において 付表に定めるところによりそれぞれ込め又は囲い込みの作業の箇 1 回以上 ( 当該作業の施工の期間が 6 日を超える場合 当該期間所が局所であって 知事が認めの6 日ごとに1 回以上 2 区画以上の区画にわたって行われる場る石綿の飛散防止方法による合 区画ごとに 1 回以上 ) 大気中における石綿の濃度を測定し ものを除く ) その結果を記録し これを 3 年間保存する方法二一以外のもの解体又は改修工事の現場内において目視によって粉じんの飛散の状況を監視し その結果を記録し これを 3 年間保存する方法付表測定位置工事の場所の敷地の境界線のうち 集じん 排気装置の排出口に最も近い場所を含む建築物その他の施設の周辺 4 方向の場所測定方法次に掲げる方法のうち 石綿の種類 ( クリソタイル トレモライトその他の石綿の種類をいう ) に応じて適切であると認められるもの 1 大気汚染防止法施行規則 ( 昭和 46 年厚生省 通商産業省令第 1) 第 16 条の2 及び第 16 条の3 第 1 号の規定に基づき 環境大臣が定める石綿に係る濃度の測定法の例による方法 2 十分な精度を有するものとして知事が別に定める方法 第 124 条 ( 石綿含有建築物解体等工事に係る届出等 ) 石綿含有材料 ( 規則で定めるものに限る 以下同じ ) を使用する建築物その他の施設で 規則で定める面積以上の石綿含有材料を使用する壁面 天井その他の部分を有するもの又は規則で定める面積以上の延べ面積等を有するものの解体又は改修の工事 ( 以下 石綿含有建築物解体等工事 という ) の発注者 ( 工事 ( 他の者から請け負ったものを除く ) の注文者をいう ) 又は石綿含有建築物解体等工事を請負契約によらないで自ら施工する者は 当該石綿含有建築物解体等工事の開始の日前 14 日までに規則で定めるところにより 当該石綿含有建築物解体等工事に係る石綿の飛散防止方法の詳細及び飛散の状況の監視その他の計画 ( 以下 飛散防止方法等計画 という ) を知事に届け出なければならない 2 知事は 前項の規定による届出があった場合において 飛散防止方法等計画が規則又は遵守事項に従っていないと認めるときは その届出をした者に対し 当該飛散防止方法等計画を規則又は遵守事項に従ったものに変更することを勧告することができる * 罰則 = 条例第 161 条第 2 号 条例第 164 条 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例施行規則 第 60 条 ( 石綿飛散防止方法等計画届等 ) 条例第 124 条第 1 項に規定する規則で定める石綿含有材料は

71 吹き付け石綿 ( 吹き付け工法に使用される石綿含有材料をいう 以下同じ ) 及び石綿を含有する保温材 ( 石綿を含有する耐火被覆材及び断熱材を含む ) とする ただし 同項に規定する壁面 天井その他の部分に使用する場合は 吹き付け石綿に限る 2 条例第 124 条第 1 項に規定する規則で定める石綿含有材料を使用する壁面 天井その他の部分の面積は 15m2とする 3 条例第 124 条第 1 項に規定する規則で定める延べ面積等は 建築物については延べ面積で 500m2 建築物以外の施設については築造面積 ( 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 ) 第 2 条第 1 項第 5 号に規定する築造面積をいう ) で500m2とする 4 条例第 124 条第 1 項の規定による届出は 別記第 35 号様式による石綿飛散防止方法等計画届出書によらなければならない 第 125 条 ( 改善勧告及び改善命令 ) 知事は ( 中略 ) 又は石綿含有建築物解体等工事を施工する者が遵守事項に従わないで工事を施工していると認めるときは それらの事態を排除するため ( 中略 ) 又は石綿含有建築物解体等工事を施工する者に対し 期限を定めて 騒音 振動 粉じん若しくは汚水の防止の方法若しくは作業の方法を改善し 又は指定建設作業の作業時間を変更することを勧告することができる 2 知事は 前項の規定による勧告を受けた者がその勧告に従わないで ( 中略 ) 又は石綿含有建築物解体等工事を施工しているときは 期限を定めて 同項の事態を排除するために必要な限度において 騒音 振動 粉じん若しくは汚水の防止の方法若しくは作業の方法を改善し 又は指定建設作業の作業時間を変更することを命ずることができる * 罰則 = 条例第 158 条第 1 号 条例第 164 条 第 152 条 ( 立入検査等 ) 知事は この条例の施行に必要な限度において 関係職員に 自動車 建設作業機械等の所在すると認める場所 工場 指定作業場 建設工事現場その他の場所に立ち入り その場所において 又はその他必要な場所において 自動車 建設作業機械等 自動車検査証 帳簿書類 機械 設備その他の物件を検査し 土壌若しくは地下水の採取をし 又は関係人に対する指示若しくは指導を行わせることができる 2 前項の規定により立入検査等を行う職員は その身分を示す証明書を携帯し 関係人に提示しなければならない 3 第 1 項の規定により立入検査等 ( 第三章の規定に係るものを除く ) を行う職員のうち専ら当該事務に当たるものを 東京都公害監察員と称するものとする 4 ( 略 ) 5 第 1 項の権限は 犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない 6 ( 略 ) 第 155 条 ( 報告の徴収 ) 知事は この条例の施行に必要な限度において 温室効果ガス排出事業者 ( 中略 ) 又は公害を発生させ 若しくは発生させるおそれがある者に 必要な事項を報告し 又は資料を提出させることができる 2 ( 略 ) 第 158 条次の各号の一に該当する者は 1 年以下の懲役又は 50 万円以下の罰金に処する 1 第 8 条の 5 第 1 項 ( 中略 ) 第 125 条第 2 項又は第 139 条の規定による命令に違反した者 2 ( 略 )

72 第 161 条次の各号の一に該当する者は 15 万円以下の罰金に処する 1 ( 略 ) 2 第 90 条又は第 124 条第 1 項の規定による届出をせず 又は虚偽の届出をした者 3 ( 略 ) 4 第 152 条第 1 項の規定による立入り 検査若しくは採取 ( 中略 ) を拒み 妨げ 又は忌避した者 第 164 条 ( 両罰規定 ) 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人 使用人その他の従業者が 当該法人又 は人の業務に関し 前 6 条の違反行為をしたときは 行為者を罰するほか 当該法人又は人に対して各 本条の罰金刑又は科料刑を科する 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 抜粋 ) 第 2 条 ( 定義 ) この法律において 廃棄物 とは ごみ 粗大ごみ 燃え殻 汚泥 ふん尿 廃油 廃酸 廃アルカリ 動物の死体その他の汚物又は不要物であつて 固形状又は液状のもの ( 放射性物質及びこれによつて汚染された物を除く ) をいう 2 3 ( 略 ) 4 この法律において 産業廃棄物 とは 次に掲げる廃棄物をいう 一事業活動に伴つて生じた廃棄物のうち 燃え殻 汚泥 廃油 廃酸 廃アルカリ 廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物二 ( 略 ) 5 この法律において 特別管理産業廃棄物 とは 産業廃棄物のうち 爆発性 毒性 感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有するものとして政令で定めるものをいう 6 ( 略 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第 2 条 ( 産業廃棄物 ) 法第 2 条第 4 項第 1 号の政令で定める廃棄物は 次のとおりとする 一 ( 略 ) 二木くず ( 建設業に係るもの ( 工作物の新築 改築又は除去に伴つて生じたものに限る ) 木材又は木製品の製造業 ( 家具の製造業を含む ) パルプ製造業 輸入木材の卸売業及び物品賃貸業に係るもの 貨物の流通のために使用したパレット ( パレットへの貨物の積付けのために使用したこん包用の木材を含む ) に係るもの並びにポリ塩化ビフェニルが染み込んだものに限る ) 三 ~ 六 ( 略 ) 七ガラスくず コンクリートくず ( 工作物の新築 改築又は除去に伴つて生じたものを除く ) 及び陶磁器くず八 ( 略 ) 九工作物の新築 改築又は除去に伴つて生じたコンクリートの破片その他これに類する不要物十 ~ 十三 ( 略 ) 第 2 条の4( 特別管理産業廃棄物 ) 法第 2 条第 5 項 ( ダイオキシン類対策特別措置法第 24 条第 2 項の規定により読み替えて適用する場合を含む ) の政令で定める産業廃棄物は 次のとおりとする 一 ~ 四 ( 略 ) 五特定有害産業廃棄物 ( 次に掲げる廃棄物をいう 以下同じ ) イ~へ ( 略 )

73 ト廃石綿等 ( 廃石綿及び石綿が含まれ 若しくは付着している産業廃棄物のうち 石綿建材除去事業 ( 建築物その他の工作物に用いられる材料であつて石綿を吹き付けられ 又は含むものの除去を行う事業をいう ) に係るもの ( 輸入されたものを除く ) 別表第 3の一の項に掲げる施設において生じたもの ( 輸入されたものを除く ) 及び輸入されたもの ( 事業活動に伴つて生じたものに限る ) であつて 飛散するおそれのあるものとして環境省令で定めるものをいう 以下同じ ) 六 ~ 十一 ( 略 ) 3 ( 略 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第 1 条の2( 令第 2 条の4の環境省令で定める基準等 ) ( 略 ) 2~8 ( 略 ) 9 令第 2 条の4 第 5 号トの規定による環境省令で定める産業廃棄物は 次のとおりとする 一建築物その他の工作物 ( 次号において 建築物等 という ) に用いられる材料であつて石綿を吹きつけられたものから石綿建材除去事業により除去された当該石綿二建築物等に用いられる材料であって石綿を含むもののうち石綿建材除去事業により除去された次に掲げるものイ石綿保温材ロけいそう土保温材ハパーライト保温材ニ人の接触 気流及び振動等によりイからハに掲げるものと同等以上に石綿が飛散するおそれのある保温材 断熱材及び耐火被覆材三石綿建材除去事業において用いられ 廃棄されたプラスチックシート 防じんマスク 作業衣その他の用具又は器具であって 石綿が付着しているおそれのあるもの四 ~ 七 ( 略 ) 10~17 ( 略 ) 第 12 条 ( 事業者の処理 ) 事業者は 自らその産業廃棄物 ( 特別管理産業廃棄物を除く 第 5 項から第 7 項までを除き 以下この条において同じ ) の運搬又は処分を行う場合には 政令で定める産業廃棄物の収集 運搬及び処分に関する基準 ( 当該基準において海洋を投入処分の場所とすることができる産業廃棄物を定めた場合における当該産業廃棄物にあつては その投入の場所及び方法が海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律に基づき定められた場合におけるその投入の場所及び方法に関する基準を除く 以下 産業廃棄物処理基準 という ) に従わなければならない 2 事業者は その産業廃棄物が運搬されるまでの間 環境省令で定める技術上の基準 ( 以下 産業廃棄物保管基準 という ) に従い 生活環境の保全上支障のないようにこれを保管しなければならない 3~13 ( 略 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第 6 条 ( 産業廃棄物の収集 運搬 処分等の基準 ) 法第 12 条第 1 項の規定による産業廃棄物 ( 特別管理産業廃棄物以外のものに限るものとし 法第 2 条第 4 項第 2 号に掲げる廃棄物であるもの及び当該廃棄物を処分するために処理したものを除く 以下この項 ( 第 3 号イ及び第 4 号イを除く ) において同じ ) の収集 運搬及び処分 ( 再生を含む ) の基準は 次のとおりとする 一産業廃棄物の収集又は運搬に当たつては 第 3 条第 1 号イからニまでの規定の例によるほか 次によること

74 ロ石綿が含まれている産業廃棄物であつて環境省令で定めるもの ( 以下 石綿含有産業廃棄物 という ) の収集又は運搬を行う場合には 第 3 条第 1 号ホの規定の例によること 二 ~ 五 ( 略 ) 2 ( 略 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第 7 条の2の3( 石綿含有産業廃棄物 ) 令第 6 条第 1 項第 1 号ロの規定による環境省令で定める産業廃棄物は 工作物の新築 改築又は除去に伴つて生じた産業廃棄物であつて 石綿をその重量の 0.1 パーセントを超えて含有するもの ( 廃石綿等を除く ) とする 第 8 条 ( 産業廃棄物保管基準 ) 法第 12 条第 2 項の規定による産業廃棄物保管基準は 次のとおりとする 一保管は 次に掲げる要件を満たす場所で行うこと イ周囲に囲い ( 保管する産業廃棄物の荷重が直接当該囲いにかかる構造である場合にあつては 当該荷重に対して構造耐力上安全であるものに限る ) が設けられていること ロ見やすい箇所に次に掲げる要件を備えた掲示板が設けられていること (1) 縦及び横それぞれ 60センチメートル以上であること (2) 次に掲げる事項を表示したものであること ( イ ) 産業廃棄物の保管の場所である旨 ( ロ ) 保管する産業廃棄物の種類 ( 当該産業廃棄物に石綿含有産業廃棄物 水銀使用製品産業廃棄物又は水銀含有ばいじん等が含まれる場合は その旨を含む ) ( ハ ) 保管の場所の管理者の氏名又は名称及び連絡先 ( ニ ) 屋外において産業廃棄物を容器を用いずに保管する場合にあつては 次号ロに規定する高さのうち最高のもの二保管の場所から産業廃棄物が飛散し 流出し 及び地下に浸透し 並びに悪臭が発散しないように次に掲げる措置を講ずること イ産業廃棄物の保管に伴い汚水が生ずるおそれがある場合にあつては 当該汚水による公共の水域及び地下水の汚染を防止するために必要な排水溝その他の設備を設けるとともに 底面を不浸透性の材料で覆うこと ロ屋外において産業廃棄物を容器を用いずに保管する場合にあつては 積み上げられた産業廃棄物の高さが 保管の場所の各部分について次の (1) 及び (2) に掲げる場合に応じ 当該 (1) 及び (2) に定める高さを超えないようにすること (1) 保管の場所の囲いに保管する産業廃棄物の荷重が直接かかる構造である部分 ( 以下この条において 直接負荷部分 という ) がない場合当該保管の場所の任意の点ごとに 地盤面から 当該点を通る鉛直線と当該保管の場所の囲いの下端 ( 当該下端が地盤面に接していない場合にあつては 当該下端を鉛直方向に延長した面と地盤面との交線 ) を通り水平面に対し上方に 50パーセントの勾配を有する面との交点 ( 当該点が二以上ある場合にあつては 最も地盤面に近いもの ) までの高さ (2) 保管の場所の囲いに直接負荷部分がある場合次の ( イ ) 及び ( ロ ) に掲げる部分に応じ 当該 ( イ ) 及び ( ロ ) に定める高さ ( イ ) 直接負荷部分の上端から下方に垂直距離 50センチメートルの線 ( 直接負荷部分に係る囲いの高さが 50センチメートルに満たない場合にあつては その下端 )( 以下この条において 基準線 という ) から当該保管の場所の側に水平距離 2メートル以内の部分当

75 該 2メートル以内の部分の任意の点ごとに 次の (i) に規定する高さ ( 当該保管の場所の囲いに直接負荷部分でない部分がある場合にあつては (i) 又は (ⅱ) に規定する高さのうちいずれか低いもの ) (i) 地盤面から 当該点を通る鉛直線と当該鉛直線への水平距離が最も小さい基準線を通る水平面との交点までの高さ (ⅱ) (1) に規定する高さ ( ロ ) 基準線から当該保管の場所の側に水平距離 2メートルを超える部分当該 2メートルを超える部分内の任意の点ごとに 次の (i) に規定する高さ ( 当該保管の場所の囲いに直接負荷部分でない部分がある場合にあつては (i) 又は (ⅱ) に規定する高さのうちいずれか低いもの ) (i) 当該点から 当該点を通る鉛直線と 基準線から当該保管の場所の側に水平距離 2 メートルの線を通り水平面に対し上方に 50パーセントの勾配を有する面との交点 ( 当該交点が二以上ある場合にあつては 最も地盤面に近いもの ) までの高さ (ⅱ) (1) に規定する高さハその他必要な措置三保管の場所には ねずみが生息し 及び蚊 はえその他の害虫が発生しないようにすること 四石綿含有産業廃棄物にあつては 次に掲げる措置を講ずること イ保管の場所には 石綿含有産業廃棄物がその他の物と混合するおそれのないように 仕切りを設ける等必要な措置を講ずること ロ覆いを設けること 梱包すること等石綿含有産業廃棄物の飛散の防止のために必要な措置を講ずること 建築物の解体又は改修工事において発生する石綿を含有する廃棄物の適正処理に関する指導指針 ( 昭和 62 年 8 月 21 日 62 清環産第 105 号 最終改正平成 26 年 5 月 20 日 26 環資産第 149 号 ) 5 石綿含有産業廃棄物 ( 非飛散性アスベスト廃棄物 ) の処理石綿含有産業廃棄物は 特別管理産業廃棄物でない産業廃棄物として収集 運搬 処分を行うことができるが 以下の対策を講ずるものとする (1) 事業者による撤去 1 現場の養生は 撤去作業に先立って 解体等現場の周辺には粉じん等の飛散防止幕を設置し 散水装置等を設置する 2 原則手作業とし 石綿含有産業廃棄物を原形のまま撤去する (2) 保管の基準事業者は 石綿含有産業廃棄物が運搬されるまでの間 当該廃棄物からアスベストが飛散しないように保管する 保管にあたっては 産業廃棄物保管基準 ( 法第 12 条第 2 項及び施行規則第 8 条 ) によるほか 以下による 1 他の廃棄物と分別して保管する 2 荷重により変形又は破断しないよう整然と積み重ねる 3 飛散しないようシート掛け 袋詰め等の対策を講ずる 特に粉末状や小片の物については必ず袋詰めを行う 4 石綿含有産業廃棄物の保管場所であることを表示する 第 12 条の 2( 事業者の特別管理産業廃棄物に係る処理 ) ( 略 ) 2 事業者は その特別管理産業廃棄物が運搬されるまでの間 環境省令で定める技術上の基準 ( 以下 特

76 別管理産業廃棄物保管基準 という ) に従い 生活環境の保全上支障のないようにこれを保管しなければならない 3~7 ( 略 ) 8 その事業活動に伴い特別管理産業廃棄物を生ずる事業場を設置している事業者は 当該事業場ごとに 当該事業場に係る当該特別管理産業廃棄物の処理に関する業務を適切に行わせるため 特別管理産業廃棄物管理責任者を置かなければならない ただし 自ら特別管理産業廃棄物管理責任者となる事業場については この限りでない 9 前項の特別管理産業廃棄物管理責任者は 環境省令で定める資格を有する者でなければならない 10~14 ( 略 ) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第 8 条の13( 特別管理産業廃棄物保管基準 ) 法第 12 条の2 第 2 項の規定による特別管理産業廃棄物保管基準は 次のとおりとする 一保管は 次に掲げる要件を満たす場所で行うこと イ周囲に囲い ( 保管する特別管理産業廃棄物の荷重が直接当該囲いにかかる構造である場合にあつては 当該荷重に対して構造耐力上安全であるものに限る ) が設けられていること ロ見やすい箇所に次に掲げる要件を備えた掲示板が設けられていること (1) 縦及び横それぞれ 60センチメートル以上であること (2) 次に掲げる事項を表示したものであること ( イ ) 特別管理産業廃棄物の保管の場所である旨 ( ロ ) 保管する特別管理産業廃棄物の種類 ( ハ ) 保管の場所の管理者の氏名又は名称及び連絡先 ( ニ ) 屋外において特別管理産業廃棄物を容器を用いずに保管する場合にあつては 次号ロに規定する高さのうち最高のもの二保管の場所から特別管理産業廃棄物が飛散し 流出し 及び地下に浸透し 並びに悪臭が発散しないように次に掲げる措置を講ずること イ特別管理産業廃棄物の保管に伴い汚水が生ずるおそれがある場合にあつては 当該汚水による公共の水域及び地下水の汚染を防止するために必要な排水溝その他の設備を設けるとともに 底面を不浸透性の材料で覆うこと ロ屋外において特別管理産業廃棄物を容器を用いずに保管する場合にあつては 積み上げられた特別管理産業廃棄物の高さが 保管の場所の各部分について次の (1) 及び (2) に掲げる場合に応じ 当該 (1) 及び (2) に定める高さを超えないようにすること (1) 保管の場所の囲いに保管する特別管理産業廃棄物の荷重が直接かかる構造である部分 ( 以下この条において 直接負荷部分 という ) がない場合当該保管の場所の任意の点ごとに 地盤面から 当該点を通る鉛直線と当該保管の場所の囲いの下端 ( 当該下端が地盤面に接していない場合にあつては 当該下端を鉛直方向に延長した面と地盤面との交線 ) を通り水平面に対し上方に 50パーセントの勾配を有する面との交点 ( 当該点が二以上ある場合にあつては 最も地盤面に近いもの ) までの高さ (2) 保管の場所の囲いに直接負荷部分がある場合次の ( イ ) 及び ( ロ ) に掲げる部分に応じ 当該 ( イ ) 及び ( ロ ) に定める高さ ( イ ) 直接負荷部分の上端から下方に垂直距離 50センチメートルの線 ( 直接負荷部分に係る囲いの高さが 50センチメートルに満たない場合にあつては その下端 )( 以下この条において 基準線 という ) から当該保管の場所の側に水平距離 2メートル以内の部分当該 2メートル以内の部分の任意の点ごとに 次の (i) に規定する高さ ( 当該保管の場所

77 の囲いに直接負荷部分でない部分がある場合にあつては (i) 又は (ⅱ) に規定する高さのうちいずれか低いもの ) (i) 地盤面から 当該点を通る鉛直線と当該鉛直線への水平距離が最も小さい基準線を通る水平面との交点までの高さ (ⅱ) (1) に規定する高さ ( ロ ) 基準線から当該保管の場所の側に水平距離 2メートルを超える部分当該 2メートルを超える部分内の任意の点ごとに 次の (i) に規定する高さ ( 当該保管の場所の囲いに直接負荷部分でない部分がある場合にあつては (ⅰ) 又は (ⅱ) に規定する高さのうちいずれか低いもの ) (i) 当該点から 当該点を通る鉛直線と 基準線から当該保管の場所の側に水平距離 2 メートルの線を通り水平面に対し上方に 50パーセントの勾配を有する面との交点 ( 当該交点が二以上ある場合にあつては 最も地盤面に近いもの ) までの高さ (ⅱ) (1) に規定する高さハその他必要な措置三保管の場所には ねずみが生息し 及び蚊 はえその他の害虫が発生しないようにすること 四特別管理産業廃棄物に他の物が混入するおそれのないように仕切りを設けること等必要な措置を講ずること ( 後略 ) 五特別管理産業廃棄物の種類に応じ 次に掲げる措置を講ずること イ~ホ ( 略 ) ヘ特別管理産業廃棄物である廃石綿等にあつては 梱包すること等当該廃石綿等の飛散の防止のために必要な措置ト ( 略 ) 第 8 条の17( 特別管理産業廃棄物管理責任者の資格 ) 法第 12 条の2 第 7 項の規定による環境省令で定める資格は 次の各号に定める区分に従い それぞれ当該各号に定めるものとする 一 ( 略 ) 二感染性産業廃棄物以外の特別管理産業廃棄物を生ずる事業場イ 2 年以上法第 20 条に規定する環境衛生指導員の職にあつた者ロ学校教育法に基づく大学 ( 短期大学を除く ハにおいて同じ ) 又は旧大学令に基づく大学の理学 薬学 工学若しくは農学の課程において衛生工学 ( 旧大学令に基づく大学にあつては 土木工学 ハにおいて同じ ) 若しくは化学工学に関する科目を修めて卒業した後 2 年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者ハ学校教育法に基づく大学又は旧大学令に基づく大学の理学 薬学 工学 農学若しくはこれらに相当する課程において衛生工学若しくは化学工学に関する科目以外の科目を修めて卒業した後 3 年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者ニ学校教育法に基づく短期大学若しくは高等専門学校又は旧専門学校令に基づく専門学校の理学 薬学 工学 農学若しくはこれらに相当する課程において衛生工学 ( 旧専門学校令に基づく専門学校にあつては 土木工学 ホにおいて同じ ) 若しくは化学工学に関する科目を修めて卒業した後 4 年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者ホ学校教育法に基づく短期大学若しくは高等専門学校又は旧専門学校令に基づく専門学校の理学 薬学 工学 農学若しくはこれらに相当する課程において衛生工学若しくは化学工学に関する科目以外の科目を修めて卒業した後 5 年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者ヘ学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学校又は旧中等学校令 ( 昭和 18 年勅令第 36 号 )

78 に基づく中等学校において土木科 化学科若しくはこれらに相当する学科を修めて卒業した後 6 年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者ト学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学校又は旧中等学校令に基づく中等学校において理学 工学 農学に関する科目若しくはこれらに相当する科目を修めて卒業した後 七年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者チ 10 年以上廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験を有する者リイからチまでに掲げる者と同等以上の知識を有すると認められる者 東京都における特別管理産業廃棄物管理責任者設置に係る要綱 ( 平成 13 年 3 月 30 日 12 環廃指第 702 号 最終改定平成 28 年 3 月 29 日 27 環資産第 977 号 ) 第 1 条 ( 目的 ) この要綱は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 以下 法 という ) 第 12 条の2 第 8 項に定める 特別管理産業廃棄物管理責任者 ( 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 ( 昭和 46 年政令第 300 号 以下 法施行令 という ) 第 2 条の4 第 5 号イ ロ及びハに定めるポリ塩化ビフェニルに係る産業廃棄物を排出する事業者が設置する責任者をのぞく 以下 責任者 という ) の設置に関し必要な事項を定める ( 八王子市の区域を除く都内に限る ) 第 2 条 ( 定義 ) ( 略 ) 2 この要綱において 廃石綿産業廃棄物管理責任者とは 法施行令第 2 条の4 第 5 号トに定める廃石綿等の産業廃棄物を排出する事業者が設置する責任者をいう 3 4 ( 略 ) 第 3 条 ( 責任者の資格 ) 責任者の資格は 次のとおりとする 一 二 ( 略 ) 三感染性産業廃棄物管理責任者以外の責任者法施行規則第 8 条の17 第 2 号に定める者四前号に定める者のうち 廃棄物の処理に関する技術上の実務に従事した経験 ( 以下 実務経験 という ) とは 次に掲げる実務経験 ( イ及びロの合算を含む ) とする イ法第 7 条第 12 項に規定する一般廃棄物処分業者 同第 14 条第 12 項に規定する産業廃棄物処分業者の設置する処理施設において 当該施設の運転 維持管理等に従事した実務経験 ロ法第 8 条 ( 第 9 条の3を含む ) 又は第 15 条に規定する一般廃棄物処理施設又は産業廃棄物処理施設において 当該施設の運転 維持管理等に従事した実務経験 五法施行規則第 8 条の17 第 2 号リに規定する イからチまでに掲げる者と同等以上の知識を有すると認められる者 とは 第 8 条第 2 号に規定する責任者講習会のうち 報告書を提出しようとする責任者に係る講習会を修了し 当該講習会の修了証を受けた者とする 第 4 条 ( 責任者の設置に係る報告書の提出 ) 排出事業者は 責任者を設置した場合には 次に掲げる責任者ごとに 必要事項を記載した報告書を 指定した期日までに必要書類を添付し 東京都知事に提出しなければならない ただし 試験 研究 建設工事等において特別管理産業廃棄物が排出される場合であって 当該試験 研究及び建設工事等が 30 日以内に終了する場合には 届出を要しないこととする ( 廃石綿産業廃棄物管理責任者を除く ) 一 ( 略 ) 二廃石綿産業廃棄物管理責任者工事着工前に 次に掲げる事項を記載した報告書 ( 様式 2) 及び必要書類を提出すること イ氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては その代表者の氏名

79 ロ建設工事の名称 現場事務所の住所及び電話番号ハ責任者の氏名 所属及び資格ニ石綿除去工事の期間ホ責任者が 法施行規則第 8 条の17 第 2 号イからトに定める者である場合には 当該事項を証する書面へ責任者が 法施行規則第 8 条の17 第 2 号チに定める者である場合には 実務を行った事業場の長による実務経験を証する書面ト責任者が 法施行規則第 8 条の17 第 2 号リに定める者である場合には 第 8 条第 2 号に規定する講習会の修了証の写しチ廃石綿等の処理を行う者に関する事項等を記載した計画書 ( 廃石綿等処理計画書 という ) 三 四 ( 略 ) 第 5 条 ( 責任者の変更に係る報告書の提出 ) 排出事業者は 第 4 条の規定により提出した報告書の記載内容等に変更が生じた場合 ( 排出する事業場を変更する場合を除く ) には 次に掲げる責任者ごとに 変更事項及び変更内容を記載し必要書類を添付した報告書を 速やかに東京都知事に提出しなければならない 一 ( 略 ) 二廃石綿産業廃棄物管理責任者工事着工前に 次に掲げる事項を記載した報告書 ( 様式 2) 及び必要書類を提出すること イ氏名又は名称及び住所ロ建設工事の名称 現場事務所の住所及び電話番号ハ責任者の氏名 所属及び資格ニ責任者を変更する場合には 責任者を変更する必要が生じた事由及び当該事由が発生した年月日ホ責任者を変更する場合であって 責任者が 法施行規則第 8 条の17 第 2 号イからトに定める者である場合には 当該事項を証する書面へ責任者を変更する場合であって 責任者が法施行規則第 8 条の17 第 2 号チに定める者である場合には 実務を行った事業場の長による実務経験を証する書面ト責任者を変更する場合であって 責任者が法施行規則第 8 条の17 第 2 号リに定める者である場合には 第 8 条第 2 号に規定する講習会の修了証の写しチ廃石綿等処理計画書の記載内容に変更がある場合には 変更内容を記載した廃石綿等処理計画書三 ( 略 ) 第 6 条 ( 責任者の廃止に係る報告書の提出 ) 排出事業者は 第 4 条の規定により報告した責任者を廃 止した場合には 当該廃止について速やかに東京都知事に報告しなければならない ただし 廃石綿 産業廃棄物管理責任者については 第 4 条第二号ニの期間の終了をもって廃止したものとみなす 第 7 条 ( 責任者の専門的知識の習得に係る努力義務 ) 責任者は 法第 12 条の 2 第 6 項に定める業務を 担当するとともに 特別管理産業廃棄物処理に係る最新の専門的知識について 積極的にその習得に 努めることとする 第 8 条 ( 特別管理産業廃棄物管理責任者講習及び実施機関 ) 特別管理産業廃棄物管理責任者講習及び

80 実施機関は 次のとおりとする 一 ( 略 ) 二感染性産業廃棄物管理責任者以外の責任者別途 運用基準に定める機関が実施する 特別管理産業廃棄物管理責任者に関する講習会 第 9 条 ( その他 ) 本要綱で定めるもののほか 本要綱の実施に関して必要な事項は別に定める 建築物の解体又は改修工事において発生する石綿を含有する廃棄物の適正処理に関する指導指針 4 廃石綿等 ( 飛散性アスベスト廃棄物 ) の処理 (1) 事業者による処理事業者は 廃石綿等が運搬されるまでの間 石綿の飛散を防止するため 当該物を散水などにより湿潤化させる等の応急的な措置を講じた後 直ちに 次の方法により石綿の飛散防止を図ること 大気中に飛散しないように あらかじめ 固型化 薬剤による安定化その他これらに準ずる措置を講じた後 耐水性の材料で二重に梱包すること (2) 保管の基準 ( 法第 12 条の2 及び施行規則第 8 条の13) 事業者は 廃石綿等が運搬されるまでの間 石綿の飛散を防止するため 当該物を散水などにより湿潤化させる等の応急的な措置を講じた後 直ちに 次のいずれかの方法により石綿の飛散防止を図ること 1 保管は 保管施設により行い 石綿が飛散しないようにすること 2 保管施設には 周囲に囲いが設けられ かつ 見やすい箇所に特別管理産業廃棄物の保管施設であること及び保管しようとする廃棄物の種類 ( 廃石綿等 ) の表示がされていること並びに特別管理産業廃棄物管理責任者の氏名と連絡先の表示がされている掲示板 ( 縦及び横それぞれ60cm以上 ) を設置すること 3 飛散性アスベスト廃棄物に他の物が混入するおそれのないように仕切りを設けること (3)~(5) ( 略 ) (6) 特別管理産業廃棄物管理責任者の設置 ( 法第 12 条の2 第 8 項 ) 廃石綿等を生ずる事業 ( 石綿建材除去事業 ) を行う事業者は 当該事業場 ( 廃石綿等除去工事現場等 ) ごとに 廃石綿等の処理に関する業務を適切に行わせるため 特別管理産業廃棄物管理責任者を設置しなければならない また 事業者は 東京都における特別管理産業廃棄物管理責任者設置に係る要綱に基づき 特別管理産業廃棄物管理責任者を設置する場合は 当該工事等の着手前に 特別管理産業廃棄物管理責任者設置 [ 変更 ] 報告書 を都知事に提出しなければならない

81 第 4 章 都と区市との役割分担

82 第 4 章都と区市との役割分担 建築物等の解体等工事における石綿飛散防止に関する規制の事務は 東京都と各区市が分担 して行っている 表 8 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく事務権限の分担 ( 平成 29 年 7 月現在 ) 事務権限所管する地方公共団体東京都特別区 (23 区 ) 大気汚染防止法に基づく事務環境確保条例に基づく事務 1 作業の実施の届出の受理 ( 第 18 条の15) 1 飛散防止方法等計画の届出の受理 ( 第 124 条第 1 項 ) 2 計画の変更命令 ( 第 18 条の16) 2 飛散防止方法等計画の変更の勧告 ( 第 124 条第 2 項 ) 3 作業基準適合命令及び作業の一時停止 3 作業の方法の改善の勧告 ( 第 125 条第 1 項 ) 命令 ( 第 18 条の19) 4 作業の方法の改善の命令 ( 第 125 条第 2 項 ) 4 1~3の事務に関して行う報告徴収及 5 1~4の事務に関して行う立入検査 指示及び指導び立入検査 ( 第 26 条第 1 項 ) ( 第 152 条第 1 項 ) 6 1~4の事務に関して行う報告及び資料の徴収 ( 第 155 条第 1 項 ) 八王子市以外の市の地域における延べ面積 2,000m2以上の建築物に係る事務 八王子市以外の市の地域における建築物以外の工作物に係る事務 町村の地域における事務各特別区の地域における事務 八王子市 八王子市の地域における事務 八王子市以外の市 各市の地域における延べ面積 2,000 m2未満の建築物に係る事務 4.1 大気汚染防止法の規定による事務移管大気汚染防止法では 同法の規定により都道府県知事の権限に属する事務の一部を 政令で定める市の長が行うこととできる規定を設けている ( 第 31 条第 1 項 ) 平成 29 年 7 月現在 東京都の地域においては 中核市である八王子市が政令で定められた市として 大気汚染防止法に基づき 建築物等の解体等工事における石綿飛散防止に関する規制事務を行っている 4.2 事務処理特例条例による事務移管地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項の規定による 条例による事務処理の特例 制度に基づき 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく建築物等の解体等工事の石綿規制に関する事務は 特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例 により各特別区が 市町村における東京都の事務処理の特例に関する条例 により一部 を各市が それぞれ処理することとされている 八王子市については 大気汚染防止法の事務は法令で移管されているため 環境確保条例に基づく事務のみを事務処理特例条例で移管 八王子市を除く市については 延べ面積 2,000m2未満の建築物に係る事務に限り 移管

83 条例による事務処理の特例 平成 11 年の地方分権一括法による地方自治法の改正によって 機関委任事務制度が廃止されたが 同時に 地域の実情に応じて柔軟に市町村及び特別区へ事務 権限の再配分ができるようにするために 条例による事務処理の特例 の制度が設けられた 本制度の趣旨は 他の法令による事務配分の制度とあわせて 地域の主体的な判断に基づき 市町村及び特別区の規模能力等に応じ地域において事務配分を定めることを可能とする制度を創設することにより 住民に身近な行政はできる限りより住民に身近な地方公共団体である市町村及び特別区が担任できるようにすることである 44) 条例による事務処理の特例 の制度により市町村及び特別区に再配分された事務については 都道府県知事は かつての機関委任事務にあった包括的な指揮監督権や取消権及び停止権は有しない 再配分された事務は 市町村及び特別区の事務であり 市町村及び特別区は 当該事務について 法令に違反しない限り条例の制定が可能である 44,45) なお 再配分の対象となる 都道府県知事の権限に属する事務 は 自治事務であるか法定受託事務であるかを問わない 44 事務処理の特例のための条例 ( 規則に委任して当該事務の範囲を定めるときは 当該規則を含む ) を制定し又は改廃する場合においては 都道府県知事は あらかじめ その権限に属する事務の一部を処理し又は処理することとなる市町村及び特別区の長に協議しなければならない ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 2 項 ) 4.3 関係規程 特別区における東京都の事務処理の特例に関する条例 ( 抜粋 ) 第 1 条 ( 趣旨 ) この条例は 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 252 条の 17 の2 第 1 項に基づき 知事の権限に属する事務の一部を特別区が処理することとすることに関し必要な事項を定めるものとする 第 2 条 ( 特別区が処理する事務の範囲等 ) 次の表の上欄に掲げる事務は それぞれ同表の下欄に掲げる特別区が処理することとする 24 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成 12 年東京都条例第 215 号 以下この項に各特別区おいて 条例 という ) 及び条例の施行のための規則に基づく事務のうち 次に掲げるものイ ( 略 ) ロイに掲げる事務のほか 次に掲げるもの (1) 条例第 124 条第 1 項の規定による飛散防止方法等計画の届出の受理及び同条第 2 項の規定による当該飛散防止方法等計画に対する変更の勧告 (2) 条例第 125 条第 1 項の規定による改善又は変更の勧告及び同条第 2 項の規定による改善又は変更の命令 (3) から (7) ( 略 ) (8) 条例第 152 条第 1 項の規定による立入検査等であって (1) から (7) までに掲げる事務に関して行うもの及び条例第 135 条の規定による揚水量の報告に関して行うもの (9) 条例第 155 条第 1 項の規定による報告及び資料の徴収であって (1) から (7) までに掲げる事務に関して行うもの (10) ( 略 ) 44) 松本英昭 : 新版逐条地方自治法 ( 第 5 次改訂版 ) 学陽書房 (2009) 45) 松本英昭 : 地方自治法の概要第 3 次改訂版 学陽書房 (2009)

84 ハ ( 略 ) 24の2 大気汚染防止法 ( 昭和 43 年法律第 97 号 以下この項において 法 という ) に基づく事務であって法第 18 条の15 第 1 項に規定する特定工事に係る事務のうち 次に掲げるものイ法第 18 条の15 第 1 項及び第 2 項の規定による特定粉じん排出等作業の実施の届出の受理ロ法第 18 条の16の規定による特定粉じん排出等作業の方法に関する計画の変更命令ハ法第 18 条の19の規定による作業基準適合命令及び特定粉じん排出等作業の一時停止命令ニ法第 26 条第 1 項の規定による報告の徴収及び立入検査 各特別区 市町村における東京都の事務処理の特例に関する条例 ( 抜粋 ) 第 1 条 ( 趣旨 ) この条例は 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 252 条の 17 の2 第 1 項に基づき 知事の権限に属する事務の一部を市町村が処理することとすることに関し必要な事項を定めるものとする 第 2 条 ( 市町村が処理する事務の範囲等 ) 次の表の上欄に掲げる事務は それぞれ同表の下欄に掲げる市町村が処理することとする 16 都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成 12 年東京都条例第 215 号 以下この項において 条例 という ) 及び条例の施行のための規則に基づく事務のうち 次に掲げるものイ ( 略 ) ロイに掲げる事務のほか 次に掲げるもの各市 (1) 条例第 124 条第 1 項の規定による飛散防止方法等計画の届出の受理及び同条第 2 項の規定による当該飛散防止方法等計画に対する変更の勧告 ( 延べ面積 ( 建築基準法施行令 ( 昭和 25 年政令第 338 号 以下この項において 政令 という ) 第 2 条第 1 項第 4 号に規定する延べ面積をいう 以下この項及び次項において同じ ) が2,000m2未満の建築物の石綿含有建築物解体等工事に係るものに限る ) 八王子市 (2) 条例第 124 条第 1 項の規定による飛散防止方法等計画の届出の受理及び同条第 2 項の規定による当該飛散防止方法等計画に対する変更の勧告 ( 延べ面積が 2,000m2未満の建築物の石綿含有建築物解体等工事に係るものを除く ) 各市 (3) 条例第 125 条第 1 項の規定による改善又は変更の勧告及び同条第 2 項の規定による改善又は変更の命令 ( 延べ面積が 2,000m2未満の建築物の石綿含有建築物解体等工事に係るものに限る ) 八王子市 (4) 条例第 125 条第 1 項の規定による改善又は変更の勧告及び同条第 2 項の規定による改善又は変更の命令 ( 延べ面積が 2,000m2未満の建築物の石綿含有建築物解体等工事に係るものを除く ) (5) から (9) ( 略 ) (10) 条例第 152 条第 1 項の規定による立入検査等であって (1) から (9) までに掲げる事務に関して行うもの及び条例第 135 条の規定による揚水量の報告に関して行うもの (11) 条例第 155 条第 1 項の規定による報告及び資料の徴収であって (1) から (9) までに掲げる事務に関して行うもの (12) ( 略 ) ハ ( 略 )

85 16の2 大気汚染防止法 ( 昭和 43 年法律第 97 号 以下この項において 法 という ) に基づく粉じんに関する規制に係る事務のうち 次に掲げるもの ( 延べ面積が 2,000m2未満の建築物の石綿含有建築物解体等工事に係るものに限る ) イ法第 18 条の15 第 1 項及び第 2 項の規定による特定粉じん排出等作業の実施の届出の受理ロ法第 18 条の16の規定による特定粉じん排出等作業の方法に関する計画の変更命令ハ法第 18 条の19の規定による作業基準適合命令及び特定粉じん排出等作業の一時停止命令ニ法第 26 条第 1 項の規定による報告の徴収及び立入検査 各市 ( 八王子 市を除く ) 地方自治法 ( 抜粋 ) 第 252 条の 17 の2( 条例による事務処理の特例 ) 都道府県は 都道府県知事の権限に属する事務の一部を 条例の定めるところにより 市町村が処理することとすることができる この場合においては 当該市町村が処理することとされた事務は 当該市町村の長が管理し及び執行するものとする 2 前項の条例 ( 同項の規定により都道府県の規則に基づく事務を市町村が処理することとする場合で 同項の条例の定めるところにより 規則に委任して当該事務の範囲を定めるときは 当該規則を含む 以下本節において同じ ) を制定し又は改廃する場合においては 都道府県知事は あらかじめ その権限に属する事務の一部を処理し又は処理することとなる市町村の長に協議しなければならない 3 市町村の長は その議会の議決を経て 都道府県知事に対し 第 1 項の規定によりその権限に属する事務の一部を当該市町村が処理することとするよう要請することができる 4 前項の規定による要請があつたときは 都道府県知事は 速やかに 当該市町村の長と協議しなければならない 第 252 条の 17 の3( 条例による事務処理の特例の効果 ) 前条第 1 項の条例の定めるところにより 都道府県知事の権限に属する事務の一部を市町村が処理する場合においては 当該条例の定めるところにより市町村が処理することとされた事務について規定する法令 条例又は規則中都道府県に関する規定は 当該事務の範囲内において 当該市町村に関する規定として当該市町村に適用があるものとする 2 前項の規定により市町村に適用があるものとされる法令の規定により国の行政機関が市町村に対して行うものとなる助言等 資料の提出の要求等又は是正の要求等は 都道府県知事を通じて行うことができるものとする 3 ( 略 ) 第 252 条の 17 の4( 是正の要求等の特則 ) 都道府県知事は 第 252 条の 17 の2 第 1 項の条例の定めるところにより市町村が処理することとされた事務のうち自治事務の処理が法令の規定に違反していると認めるとき 又は著しく適正を欠き かつ 明らかに公益を害していると認めるときは 当該市町村に対し 第 245 条の5 第 2 項に規定する各大臣の指示がない場合であつても 同条第 3 項の規定により 当該自治事務の処理について違反の是正又は改善のため必要な措置を講ずべきことを求めることができる 2 3 ( 略 ) 第 283 条 ( 市に関する規定の適用 ) この法律又は政令で特別の定めをするものを除くほか 第 2 編及び 第 4 編中市に関する規定は 特別区にこれを適用する

86 第 5 章 お問い合わせ 届出の窓口

87 第 5 章お問い合わせ 届出の窓口 5.1 総合的なお問い合わせ 内容 石綿 ( アスベスト ) 問題の概要に関すること 一般大気環境中の石綿濃度に関すること 大気汚染防止法 環境確保条例に基づく飛散防止対策等に関すること 本庁舎 : 新宿区西新宿 代表電話番号 : 電話番号担当部署 ( 直通 ) 環境局環境改善部大気保全課 [23 区 島しょ地域 ] 環境局環境改善部大気保全課 [ 多摩地域 ] 多摩環境事務所環境改善課 ( 立川市錦町 東京都立川合同庁舎 3 階 ) 石綿を含む産業廃棄物の処理に関すること 特別管理産業廃棄物 ( 廃石綿等 ) 収集運搬業及び処分業の許可に関すること 産業廃棄物 ( がれき類 ガラスくず コンクリートくず 陶磁器くず ) 収集運搬業及び処分業の許可に関すること [23 区 島しょ地域 ] 環境局資源循環推進部産業廃棄物対策課 [ 多摩地域 ] 環境局多摩環境事務所廃棄物対策課 ( 立川市錦町 東京都立川合同庁舎 3 階 ) [23 区 島しょ地域 ] 環境局資源循環推進部産業廃棄物対策課 [ 多摩地域 ] 環境局多摩環境事務所廃棄物対策課 ( 立川市錦町 東京都立川合同庁舎 3 階 ) 建設リサイクル法に関すること都市整備局都市づくり政策部広域調整課 具体的な工事等に関するお問い合わせは 5.2~5.4 の届出窓口までお願いします

88 5.2 東京都の届出窓口 所管事務 大気汚染防止法に基づく作業実施届出書の届出窓口 環境確保条例に基づく計画届出書の届出窓口 特別管理産業廃棄物管理責任者設置 ( 変更 ) 報告書の提出窓口 本庁舎 : 新宿区西新宿 代表電話番号 : 電話番号担当部署 ( 直通 ) [ 八王子市以外の多摩地域 ( 市の地域は延べ面積 2,000 m2未満の建築物に係る届出を除く )] 多摩環境事務所環境改善課 ( 立川市錦町 東京都立川合同庁舎 3 階 ) [ 島しょ地域 ] 環境局環境改善部大気保全課 環境局資源循環推進部産業廃棄物対策課 廃石綿等処理計画書の提出窓口 建設リサイクル法に基づく届出の窓口 [23 区 ( 面積 10,000 m2を超える建築物に係るもの等 に限る )] 都市整備局市街地建築部建築指導課 [ 昭島市 国立市 狛江市 東大和市 武蔵村山市 多摩市 稲城市の地域 ] 多摩建築指導事務所建築指導第一課 ( 立川市錦町 東京都立川合同庁舎 2 階 ) [ 小金井市 小平市 東村山市 清瀬市 東久留米市の地域 ] 多摩建築指導事務所建築指導第二課 ( 小平市花小金井 小平合同庁舎 1 階 ) [ 青梅市 福生市 羽村市 あきる野市 瑞穂町 日の出町 檜原村 奥多摩町の地域 ] 多摩建築指導事務所建築指導第三課 ( 青梅市河辺町 青梅合同庁舎 3 階 ) [ 島しょ地域 ] 都市整備局市街地建築部建築指導課 詳細は 都市整備局ホームページ 建設リサイクル法に係る都と特別区の事務の区分 をご参照ください

89 5.3 特別区の届出窓口 千代田区 大気汚染防止法に基づく作業実施届出書環境確保条例に基づく計画届出書 環境まちづくり部環境政策課 建設リサイクル法に基づく届出 担当課電話番号担当課電話番号 環境まちづくり部建築指導課 中央区環境土木部環境推進課 都市整備部建築課 港区 環境リサイクル支援部環境課 ( 代 ) 内線 2490~2492 街づくり支援部建築課 新宿区環境清掃部環境対策課 都市計画部建築指導課 文京区資源環境部環境政策課 都市計画部建築指導課 台東区環境清掃部環境課 都市づくり部建築課 墨田区環境担当環境保全課 都市計画部建築指導課 江東区環境清掃部環境保全課 都市整備部建築課 品川区都市環境部環境課 都市環境部建築課 目黒区環境清掃部環境保全課 都市整備部建築課 大田区環境清掃部環境対策課 世田谷区環境政策部環境保全課 まちづくり推進部建築調整課防災街づくり担当部建築安全課 渋谷区都市整備部環境保全課 都市整備部建築課 中野区環境部生活環境分野 環境部生活環境分野 杉並区 環境部環境課 ( 代 ) 内線 3708 都市整備部建築課 ( 代 ) 内線 3324 豊島区環境清掃部環境保全課 都市整備部建築課 北区生活環境部環境課 まちづくり部建築課 荒川区 環境清掃部環境課 ( 代 ) 内線 485 防災都市づくり部建築指導課 ( 代 ) 内線 2842 板橋区資源環境部環境課 都市整備部建築指導課 練馬区環境部環境課 都市整備部建築課 足立区環境部生活環境保全課 都市建設部建築安全課 葛飾区環境部環境課 都市整備部建築課 江戸川区環境部環境推進課 都市開発部建築指導課 建築リサイクル法に基づく届出については 延べ面積が 1 万m2超の建築物の敷地内での解体工事などを除く ( 詳細は 都市整備局ホームページ 建設リサイクル法に係る都と特別区の事務の区分 をご参照ください

90 5.4 市の届出窓口 名 大気汚染防止法に基づく作業実施届出書 1 環境確保条例に基づく計画届出書 2 建設リサイクル法に基づく届出の窓口 担当課電話番号担当課電話番号 八王子市環境部環境保全課 まちなみ整備部建築指導課 立川市環境下水道部環境対策課 ( 代 ) 内線 2248 まちづくり部建築指導課 武蔵野市環境部環境政策課 都市整備部建築指導課 三鷹市 青梅市 生活環境部環境政策課 環境部環境政策課 ( 代 ) 内線 ( 代 ) 内線 都市整備部建築指導課 都の窓口へ ( 代 ) 内線 2827 府中市生活環境部環境政策課 都市整備部建築指導課 昭島市 環境部環境課 ( 代 ) 内線 2297~2298 都の窓口へ 調布市環境部環境政策課 都市整備部建築指導課 町田市環境資源部環境保全課 都市づくり部建築開発審査課 小金井市環境部環境政策課 小平市環境部環境政策課 都の窓口へ 日野市環境共生部環境保全課 まちづくり部建築指導課 東村山市環境安全部環境 住宅課 ( 代 ) 内線 国分寺市 国立市 建設環境部環境対策課 生活環境部環境政策課 ( 代 ) 内線 ( 代 ) 内線 135 都の窓口へ まちづくり部建築指導課 都の窓口へ 福生市生活環境部環境課 都の窓口へ 狛江市環境部環境政策課 ( 代 ) 東大和市 清瀬市 環境部環境課 都市整備部水と緑の環境課 ( 代 ) 内線 ( 代 ) 内線 394 東久留米市環境安全部環境政策課 武蔵村山市 協働推進部環境課 ( 代 ) 内線 295 多摩市環境部環境政策課 稲城市 市民部環境課 ( 代 ) 内線 羽村市産業環境部環境保全課 ( 代 ) あきる野市 環境経済部生活環境課 ( 代 ) 内線 2514~2515 都の窓口へ 都の窓口へ 都の窓口へ 都の窓口へ 東京都多摩建築指導事務所建築指導第三課 東京都多摩建築指導事務所建築指導第一課 東京都多摩建築指導事務所建築指導第二課 東京都多摩建築指導事務所建築指導第二課 ( 代 ) 内線 東京都多摩建築指導事務所建築指導第一課 東京都多摩建築指導事務所建築指導第三課 東京都多摩建築指導事務所建築指導第一課 東京都多摩建築指導事務所建築指導第二課 東京都多摩建築指導事務所建築指導第一課 東京都多摩建築指導事務所建築指導第三課 西東京市みどり環境部環境保全課 都市整備部建築指導課 大気汚染防止法及び環境確保条例に基づく届出については 八王子市以外の市は 延べ面積 2,000 m2未満の建築物に係る届出に限る

91 5.5 労働基準監督署の一覧 ( 労働安全衛生法 石綿則に基づく作業の届出窓口 ) 署名所在地電話番号所轄地域 中央 上野 三田 文京区後楽 飯田橋合同庁舎 6 7 階 台東区池之端 上野合同庁舎 7 階港区芝 安全衛生会館 3 階 台東区 港区 品川品川区上大崎 品川区 目黒区 大田 渋谷 新宿 池袋 千代田区 中央区 文京区 大島町 八丈町 利島村 新島村 神津島村 三宅村 御蔵島村 青ヶ島村 大田区蒲田 月村ビル8 9 階 大田区 渋谷区神南 渋谷神南合同庁舎 渋谷区 世田谷区 新宿区百人町 新宿労働総合庁舎 4 5 階 新宿区 中野区 杉並区 豊島区池袋 豊島地方合同庁舎 1 階 豊島区 板橋区 練馬区 王子北区赤羽 北区 足立 足立区千住旭町 4-21 足立地方合同庁舎 4 階 足立区 荒川区 向島墨田区東向島 墨田区 葛飾区 亀戸 江東区亀戸 カメリアプラザ 8 階 江東区 江戸川江戸川区船堀 江戸川区 八王子八王子市明神町 八王子市 日野市 稲城市 多摩市 立川 立川市緑町 4-2 立川地方合同庁舎 3 階 立川市 昭島市 府中市 小金井市 小平市 東村山市 国分寺市 国立市 武蔵村山市 東大和市 青梅青梅市東青梅 青梅市 福生市 あきる野市 羽村市 西多摩郡 三鷹 町田支署 武蔵野市御殿山 クリスタルパークビル 3 階 町田市森野 町田地方合同庁舎 2 階 町田市 武蔵野市 三鷹市 調布市 西東京市 狛江市 清瀬市 東久留米市 小笠原村については 小笠原総合事務所 ( 父島字東町 )

石綿飛散防止小委員会 石綿含有建材成形板等について 平成 30 年 11 月 21 日一般社団法人 JATI 協会技術参与浅見琢也 一般社団法人 JATI 協会 1

石綿飛散防止小委員会 石綿含有建材成形板等について 平成 30 年 11 月 21 日一般社団法人 JATI 協会技術参与浅見琢也 一般社団法人 JATI 協会 1 石綿飛散防止小委員会 石綿含有建材成形板等について 平成 30 年 11 月 21 日技術参与浅見琢也 1 1. 特定建築材料以外の建材の種類 (1) 石綿含有建材の分類 一般的には レベル 1 2 3 と分類されている 但し 法的には レベル という用語は使用されていない 平成 17 年 建設業労働災害防止協会 建築物の解体等工事における石綿粉じんへのばく露防止マニュアル において使用された (2)

More information

【確定版】石綿含有仕上塗

【確定版】石綿含有仕上塗 環水大大発第 1705301 号 平成 29 年 5 月 30 日 各 都道府県 大気汚染防止法政令市 大気環境主管部局長殿 環境省水 大気環境局大気環境課長 石綿含有仕上塗材の除去等作業における石綿飛散防止対策について 大気環境行政の推進については 日頃より御尽力いただいているところである さて 建築物等の内外装仕上げに用いられる建築用仕上塗材 ( 以下 仕上塗材 という ) には 石綿を含有するものがあり

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 資料 4-2 大気汚染防止法及び 府条例に基づく 石綿規制について 平成 30 年 6 月 27 日 大阪府環境管理室事業所指導課 大気指導グループ 1 本日の内容 1 石綿に関する規制について 2 事前調査について 2 民間建築物の解体棟数 ( 推計 ) 平成 29 年 平成 40 年前後が解体のピーク 平成 40 年前後に解体のピーク 平成 17 年にクボタショック < 出典 : 国土交通省社会資本整備審議会資料

More information

034797_アスベスト調査の手引きH29.indd

034797_アスベスト調査の手引きH29.indd 建築物の所有者の皆さまへ 建物におけるアスベスト調査の手引き はじめに 建物の所有者の方々は 所有している建物にアスベストが含まれているかどうか 調査を求められる場合があります 例えば 建物の解体 改修を行う場合には 事前調査 として法で定められており 建物の売買貸借等に於いてもその結果の報告を求められることがあります また アスベストの使用状況によっては 建物の資産価値にも影響します 本冊子は 建物にアスベストが含まれているかどうかの調査のためのポイントを掲載したものです

More information

037553_アスベスト調査の手引き2019.indd

037553_アスベスト調査の手引き2019.indd 建築物の所有者の皆さまへ 建物におけるアスベスト調査の手引き はじめに 建物の所有者の方々は 所有している建物にアスベストが含まれているかどうか 調査を求められる場合があります 例えば 建物の解体 改修を行う場合には 事前調査 として法で定められており 建物の売買貸借等に於いてもその結果の報告を求められることがあります また アスベストの使用状況によっては 建物の資産価値にも影響します 本冊子は 建物にアスベストが含まれているかどうかの調査のためのポイントを掲載したものです

More information

札幌市特定粉じん排出等作業 における飛散防止対策 マニュアルの改訂について 札幌市環境局環境都市推進部環境対策課 平成 30 年 (2018 年 )7 月 4 日 5 日 1

札幌市特定粉じん排出等作業 における飛散防止対策 マニュアルの改訂について 札幌市環境局環境都市推進部環境対策課 平成 30 年 (2018 年 )7 月 4 日 5 日 1 札幌市特定粉じん排出等作業 における飛散防止対策 マニュアルの改訂について 札幌市環境局環境都市推進部環境対策課 平成 30 年 (2018 年 )7 月 4 日 5 日 1 本日の内容 1. 規則改正に係る変更点 ~ 石綿濃度の測定方法 ~ 2. 測定結果の評価と対応 3. 石綿含有仕上塗材の取扱いについて 4. その他の変更点等 2 1. 規則改正に係る変更点 ~ 石綿濃度の測定方法 ~ 3 石綿濃度測定

More information

< AAF95F18C668DDA A819A C8EAE88EA8EAE817A2E786C73>

< AAF95F18C668DDA A819A C8EAE88EA8EAE817A2E786C73> ( 様式第一号 ) 届出書 知事平成年月日市区町村長殿 フリカ ナ発注者又は自主施工者の氏名 ( 法人にあっては商号又は名称及び代表者の氏名 ) ( 転居予定先 ) 住所 住所 印 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律第 10 条第 1 項の規定により 下記のとおり届け出ます 1. 工事の概要 1 工事の名称 2 工事の場所 3 工事の種類及び規模 建築物に係る解体工事用途 階数 工事対象床面積の合計

More information

一定規模以上の土地の形質変更時の手続きについて 改正土壌汚染対策法が平成 22 年 4 月 1 日から施行されたことにより 平成 22 年 5 月 1 日以降に 3,000 m2以上の面積の土地の形質変更をしようとする者は 工事に着手する日の 30 日前までに 法に基づき届出を行うことが義務付けられ

一定規模以上の土地の形質変更時の手続きについて 改正土壌汚染対策法が平成 22 年 4 月 1 日から施行されたことにより 平成 22 年 5 月 1 日以降に 3,000 m2以上の面積の土地の形質変更をしようとする者は 工事に着手する日の 30 日前までに 法に基づき届出を行うことが義務付けられ 一定規模以上の土地の形質変更時の手続きについて 改正土壌汚染対策法が平成 22 年 4 月 1 日から施行されたことにより 平成 22 年 5 月 1 日以降に 3,000 m2以上の面積の土地の形質変更をしようとする者は 工事に着手する日の 30 日前までに 法に基づき届出を行うことが義務付けられました 1 届出が必要な行為土地の形質変更 ( 土地の形状を変更する行為全般 : 盛土 切土 掘削 整地及び基礎を含む解体工事等

More information

アスベスト飛散防止対策マニュアル

アスベスト飛散防止対策マニュアル 建築物の解体等に係る アスベスト飛散防止対策マニュアル 平成 26 年 6 月 東京都環境局 まえがき アスベストは その化学的物理的特性から建築材料のほか 様々な用途に用いられてきました 中でも 吹付けアスベストは 昭和 30 年頃からビル等の耐火被覆用などの材料として使われはじめ 昭和 47 年頃に最も大量に使われました 労働安全の面から 昭和 50 年にアスベストの吹き付けは原則禁止され 1%

More information

アスベスト(石綿)についてQ&A

アスベスト(石綿)についてQ&A アスベスト Q&A( 平塚市環境保全課 ) 目次 掲載ページ (1) アスベストとは? 1 (2) 石綿が原因で発症する病気は? 1 (3) どの程度の量のアスベストを吸い込んだら発病するのか? 2 (4) アスベストを吸い込んだかどうかはどのような検査でわかりますか? 2 (5) どのような症状がある場合に アスベストによる被害が予想されますか? 3 (6) アスベスト被害への予防策はどのようなものがありますか?

More information

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc

Microsoft Word - 所有者周知用(全体).doc 耐震改修促進法に基づく報告及び認定申請に必要な書類について 長崎県土木部建築課 耐震改修促進法に基づく報告及び認定申請に必要な書類は 耐震改修促進法施行規則及び長崎県耐震改修促進法施行細則において 以下の通り定められておりますのでお知らせします 報告及び認定申請に必要な書類 ( 長崎県内の長崎市及び佐世保市を除く区域の建築物に適用 ) 申請等の区分 耐震診断の結果の報告 ( 法第 7 条 附則第 3

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 建設リサイクル法 建設リサイクル法の届出の手引き 島根県 建設リサイクル法 特定建設資材を用いた建築物等の解体工事 特定建設資材を使用する新築工事等で一定規模以上の工事 ( 対象建設工事 ) については 特定建設資材廃棄物を基準に従って工事現場で分別 ( 分別解体等 ) し 再資源化等することが義務付けられています 分別解体等 コンクリート塊 アスファルト塊 建設発生木材 再資源化等 再生骨材 再生アスファルト合材

More information

文書管理番号

文書管理番号 プライバシーマーク付与適格性審査実施規程 1. 一般 1.1 適用範囲この規程は プライバシーマーク付与の適格性に関する審査 ( 以下 付与適格性審査 という ) を行うプライバシーマーク指定審査機関 ( 以下 審査機関 という ) が その審査業務を遂行する際に遵守すべき事項を定める 1.2 用語この基準で用いる用語は 特段の定めがない限り プライバシーマーク制度基本綱領 プライバシーマーク指定審査機関指定基準

More information

PPTVIEW

PPTVIEW 日本におけるにおける ビルと住宅住宅の電気設備の保守管理保守管理と検査 中部電気保安協会保安部 業務内容 日本全国の電気保安協会 調査業務 ( 一般家庭など ) 電力会社から委託を受け住宅などの電気安全診断を実施 保安業務 ( ビル 工場など ) 電気設備設置者から委託を受け保安管理業務を実施 広報業務電気の安全使用に関した広報業務を実施 電気工作物発表内容 1 電気工作物の構成 2 電気工作物の保安体制

More information

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について

03-01【局長通知・特例】施術管理者の要件に係る取扱の特例について 保発 0116 第 3 号 平成 30 年 1 月 16 日 都道府県知事 地方厚生 ( 支 ) 局長 殿 厚生労働省保険局長 ( 公印省略 ) 柔道整復師の施術に係る療養費の受領委任を取扱う 施術管理者の要件の特例について 柔道整復師の施術に係る療養費の受領委任を取扱う施術管理者の要件に係る取扱は 柔道整復師の施術に係る療養費について ( 平成 22 年 5 月 24 日付け保発 0524 第 2

More information

特定個人情報の取扱いの対応について

特定個人情報の取扱いの対応について 特定個人情報の取扱いの対応について 平成 27 年 5 月 19 日平成 28 年 2 月 12 日一部改正 一般財団法人日本情報経済社会推進協会 (JIPDEC) プライバシーマーク推進センター 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 ( 以下 番号法 という ) が成立し ( 平成 25 年 5 月 31 日公布 ) 社会保障 税番号制度が導入され 平成 27 年 10

More information

<4D F736F F D208AAE97B98C9F8DB8905C90BF8F912E646F63>

<4D F736F F D208AAE97B98C9F8DB8905C90BF8F912E646F63> 第十九号様式 ( 第四条 第四条の四の二関係 )(A4) 完了検査申請書 ( 第一面 ) 工事を完了しましたので 建築基準法第 7 条第 1 項又は第 7 条の 2 第 1 項 ( これらの規定を同法第 87 条の 2 又は第 88 条第 1 項若しくは第 2 項において準用する場合を含む ) の規定により 検査を申請します この申請書及び添付図書に記載の事項は 事実に相違ありません 指定確認検査機関株式会社新潟建築確認検査機構代表取締役社長三浦勝平

More information

昇降機の状況等 ( 第二面 ) 1. 昇降機に係る確認済証交付年月日等 イ. 確認済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ロ. 確認済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) ハ. 検査済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ニ. 検査済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) 2. 検査日等

昇降機の状況等 ( 第二面 ) 1. 昇降機に係る確認済証交付年月日等 イ. 確認済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ロ. 確認済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) ハ. 検査済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ニ. 検査済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) 2. 検査日等 第三十六号の三様式 ( 第六条関係 )(A4) 定期検査報告書 ( 昇降機 ) ( 第一面 ) 建築基準法第 12 条第 3 項の規定により 定期検査の結果を報告します この報告書に記載の事項は事実に相違ありません 特定行政庁様平成年月日 報告者氏名 検査者氏名 印 印 1. 所有者 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 管理者 イ. 氏名のフリガナ ロ.

More information

第2章 事務処理に関する審査指針

第2章 事務処理に関する審査指針 第 4 章参考資料 第 1 建築関係資料 1 耐火構造耐火構造 ( 建築基準法第 2 条第 7 号 ) とは 壁 柱その他の建築物の部分の構造のうち 耐火性能 ( 通常の火災が終了するまでの間当該火災による建築物の倒壊及び延焼を防止するために当該建築物の部分に必要とされる性能をいう ) に関して政令で定める技術的基準 ( 建築基準法施行令第 107 条 ) に適合する鉄筋コンクリート造 れんが造その他の構造で

More information

表2

表2 1985 2.8 A&A F 1983 1980 1980 101 1 1958 1982 1994 1976 1993 2003 1996 SG NS SK 2 NK S H L 1 1 UB 3 1989 1988 2003 1986 1973 1973 1978 1973 1973 1973 1998 1988 1980 1998 1980 2003 1982 4 5 1994 1982 1979

More information

<4D F736F F D D FC897DF8F8091CF89CE8D5C91A294BB95CA8E9197BF81698AC888D594C5816A2E646F63>

<4D F736F F D D FC897DF8F8091CF89CE8D5C91A294BB95CA8E9197BF81698AC888D594C5816A2E646F63> ミサワホーム火災保険構造級別判定資料 ( 簡易版 ) 木質編 2007 年 1 月 1 1. 火災保険 地震保険における構造級別 火災保険 ( 及び地震保険 ) は建物の所在地 建物の構造により保険料率が異なります 建物の構造については次のように区分されます なお 構造は個々の物件により異なるため 設計図 仕上表等で確認する必要があります 表 1 火災保険 地震保険における構造区分 ( 概要 ) 例

More information

第1章 アスベストに関する基礎知識

第1章 アスベストに関する基礎知識 3 技術資料 3-1 アスベストを巡る経過と最近の状況について アスベストは その化学的物理的特性から建築材料のほか様々な用途に用いられてきました 中でも吹付けアスベストは 昭和 40 年頃からビル等の耐火建築材として使われ始め 昭和 47 4 8 年ごろに最も多く使われました しかし 労働安全の面から昭和 50 年 アスベストの吹付けは原則禁止されました 現在 これらの吹付けアスベストが使用された建築物が建て替えの時期を迎えつつあり

More information

<93CD8F6F976C8EAE81698B4C8DDA97E1816A2E786C7378>

<93CD8F6F976C8EAE81698B4C8DDA97E1816A2E786C7378> 様式第二十二 ( 第十二条第一項及び附則第二条第一項関係 )( 日本工業規格 A 列 4 番 ) ( 第一面 ) 委任状は不要です 図面に押印は不要です 根拠を示した図面を添付してください 追加資料として求める場合があります 届出書 平成 29 年 7 月 1 日 福岡市長 殿 工事に着手する日の 21 日前までに届け出てください 設計者ではなく, 建築主です 届出者が法人である場合, 代表者の氏名を併せて記載してください

More information

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】 都市計画高度地区を次のように変更する 最高限度 トルを加えたもの以下とする 東京都市計画高度地区の変更 ( 練馬区決定 ) 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種高度地区 17m 第 1 種高度地区 第 2 種高度地区 17m 第 2 種高度地区 20m 第 2 種高度地区 25m 第 2 種高度地区 30m 第 2 種高度地区 2,614.3

More information

ロックウールMG 製品

ロックウールMG 製品 製品紹介 MG 工業製品事業本部 省エネ製品技術開発部 高炉スラグや鉱石などの原材料を高温で溶解し繊維化したものをわが国ではロックウールと呼んでいます このロックウールをさまざまな用途に応じて成形した製品を弊社では MG 製品 と呼んでいます MG 製品 は1964 年に販売開始以来,50 年以上にわたり, ビル, 工場, 集合住宅にいたる幅広い分野でご使用いただいております 本稿では弊社の 断つ

More information

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保 特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保護条例 ( 平成 6 年 3 月江戸川区条例第 1 号 ) 第 2 条及び行政手続における特定の個人を識別する

More information

アスベスト ( 石綿 ) 点検マニュアル 1 アスベストとは 2 2 アスベストの危険性は 2 3 アスベストが原因で起こる病気とは 2 4 アスベストが使用禁止になった時期は 3 5 アスベストは どんなところで使われているか 3 6 建物のどこを調べればよいか 4 7 勤務先や自宅にアスベストが

アスベスト ( 石綿 ) 点検マニュアル 1 アスベストとは 2 2 アスベストの危険性は 2 3 アスベストが原因で起こる病気とは 2 4 アスベストが使用禁止になった時期は 3 5 アスベストは どんなところで使われているか 3 6 建物のどこを調べればよいか 4 7 勤務先や自宅にアスベストが アスベスト 建物点検マニュアル 中央区 アスベスト ( 石綿 ) 点検マニュアル 1 アスベストとは 2 2 アスベストの危険性は 2 3 アスベストが原因で起こる病気とは 2 4 アスベストが使用禁止になった時期は 3 5 アスベストは どんなところで使われているか 3 6 建物のどこを調べればよいか 4 7 勤務先や自宅にアスベストが使用されている場合は 4 8 アスベストの一般環境中の濃度は

More information

個人情報の保護に関する規程(案)

個人情報の保護に関する規程(案) 公益財団法人いきいき埼玉個人情報保護規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 埼玉県個人情報保護条例 ( 平成 16 年埼玉県条例第 65 号 ) 第 59 条の規定に基づき 公益財団法人いきいき埼玉 ( 以下 財団 という ) による個人情報の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規程において 個人情報 個人情報取扱事業者 個人データ 保有個人データ

More information

既存の高越ガス設備の耐震性向上対策について

既存の高越ガス設備の耐震性向上対策について 経済産業省 20140519 商局第 1 号 平成 26 年 5 月 21 日 各都道府県知事殿 経済産業省大臣官房商務流通保安審議官 既存の高圧ガス設備の耐震性向上対策について 高圧ガス設備については 高圧ガス保安法及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律 ( 以下 高圧ガス保安法 という ) に基づき 耐震設計を義務付けているところです こうした中で 平成 23 年東北地方太平洋沖地震の災害

More information

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という ) の建設 ( ただし 自家用かつ高さ10m 以下のものは除く ) にあたって つがる市民の安全 安心

More information

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例 新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 5 条 ) 第 2 章建築計画の周知等 ( 第 6 条 第 9 条 ) 第 3 章建築及び管理に関する基準等 ( 第 10 条 第 12 条 ) 第 4 章少子高齢社会への対応 ( 第 13 条 第 15 条 ) 第 5 章工事の完了の届出等 ( 第 16 条 ) 第 6 章報告及び勧告等 ( 第 17 条

More information

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2 国分寺市防犯カメラの設置及び運用に関する条例 ( 目的 ) 第 1 条この条例は, 公共の場所に向けられた防犯カメラの設置及び運用に関し必要な事項を定めることにより, 防犯カメラの適正な管理を行い, 市民等の権利利益を保護するとともに, 市民等が安心して安全に暮らし続けられるまちの実現に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において, 次の各号に掲げる用語の意義は, 当該各号に定めるところによる

More information

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱 美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 美浜町空家等適正管理条例 ( 平成 30 年美浜町条例第 8 号 以下 条例 という ) に基づき 特に管理方法の改善その他必要な措置を講ずるよう助言又は指導等した空家等に対して良好な生活環境の保全及び安全で安心なまちづくりの推進に寄与してもらうことを目的として 美浜町空家等解体促進費補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付するものとする

More information