10 月 月まとめ 9 月は上旬に台風 15 号が上陸 関東を中心に記録的な暴風が吹き荒れた 千葉県での被害が大きく ハウスの損壊や停電が起きたほか 営農面以外でも生活に困難をきたす状況であった このため彼岸需要高まる里芋の出荷が止まり不足感が高まったほか マッシュルームや糸三つ葉で

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1 まとめ 9 月は上旬に台風 15 号が上陸 関東を中心に記録的な暴風が吹き荒れた 県での被害が大きく ハウスの損壊や停電が起きたほか 営農面以外でも生活に困難をきたす状況であった このため彼岸需要高まる里芋の出荷が止まり不足感が高まったほか マッシュルームや糸三つ葉で施設損壊による出荷停止が起こり相場高騰に見舞われた 里芋 糸三つ葉は数日後には出荷再開や他産地でのカバーにより相場は平準化したが マッシュルームは回復に日数がかかるため高値相場が続いている 9 月上旬 kg 価格は279 円 ( 前年比 92%) と 東北 の天候不順と台風 地震の影響で高かった前年に比べ安いものの 前月からは大きく上向いた 中旬になると きゅうりが増量し それまでの東北産の成り疲れや関東産の出遅れを受けての高値から反落となった トマトでも産の着果不良による減り込みを抜けて産とともに増量 相場が下落した 中旬 kg 価格は265 円 ( 同 89%) と上旬をやや下回る結果 下旬には気温が低下し 白菜や大根の荷動きが出始めた キャベツは産が初夏の長雨の影響で出荷が遅れたため 例年のピークを過ぎても充分な出回りが続き荷動きが停滞中 トマトは産が一時的な増量を抜けて減少し 再び相場上昇 季節商材では国産松茸が高温 少雨により岩手産の出方が伸び悩んで高値となっている の出回りは台風被害が心配される産のキャベツやだいこんは大きな影響なく平年通りの出荷見込み 反面 トマトでは 産で台風の影響あり数量は平年を下回ると予想される 季節の変わり目でや東北から関東へ中心産地が移り 果菜類では西南暖地からの出荷が始まる時期である の野菜総入荷量は平年並みの予想 見通し kg 価格 260 円 ( 同 98%) は前年並みで平年より若干高 根菜類 だいこん 産は平年並みの出荷を見込む 産の台風による大きな影響はなし 産はシーズン終盤につき減少へ にんじん 産は細物傾向が続くも上旬は潤沢な出回り シーズン終盤で中旬からは減少に向かうも産が増量となる見込み ばれいしょ類 産豊作基調で数量潤沢 中心サイズは L たまねぎ 産は L 大中心 前年以上の量を見込む 葉茎菜類 はくさい 産は地域により不作傾向が続くも 中旬以降は増量に向かう見込み 産は台風の影響はほぼなく 生育順調 キャベツ 産は生育順調 遅れていた分が出ているため中旬までは数量充分ながら 中旬からは減少に向かう 産も台風の影響なく順調な生育で 下旬には出荷本番を迎えて増量の見込み ほうれんそう 産は生育順調で平年通りの数量を見込む 産は台風被害あるもまずまずの数量が出てくる見込み ねぎ 秋田 産は生育順調で平年並みの数量を見込む 上旬までは各地 稲刈りの影響で出方が鈍るも中旬には稲刈りが終わり平常出荷に戻る見込み レタス 産は前進気味で例年より早く切り上がり 上旬には出荷の目処がつく見込み 産は現状では品質の低下が見られるも 1 0 月には改善に向かい増量傾向となる 果菜類 きゅうり 産が出揃って上旬は増量 東北産は下旬にかけて減少し順次切り上がりを迎える なす類 栃木 産は台風の影響なく平年並み ~やや減の見込み 高知産が中下旬に出荷ピークを迎えて増量となる見込み トマト 産は台風被害あり 数量は平年を下回る見込み 産は前倒しで進んでいるため例年より切り上がり早く 少ないまま出荷終了を迎える見込み 熊本産は 8~9 月の曇天により花着き悪く の出荷量は平年を下回る見込み ピーマン 産は台風によるハウス損壊被害あり 数量は前年を下回る見込み 岩手産は終盤で徐々に減少となる その他 かぶ 産は台風 15 号によって 計画数量の半分の出荷となり 10 月中旬まで品質低下が見込まれる ごぼう 産は平年並み にら 栃木産の生育は現在落ち着いている かぼちゃ 産の収量は平年を上回る 中晩生は 9 月 26 日から選果開始し 中心サイズは5~6 玉と肥大良好 かんしょ 産は台風 15 号による被害が大きく 入荷量は前年の 3 ~ 4 割減 徳島は平年並み まつたけ 中国産はピーク過ぎて減少傾向 北米産は豊作基調 国産は岩手 産がメイン 残暑の影響で遅れているが 今後の天候次第 主要品目産地別生育出荷情報及び単価見通し ( 全都扱い ) 強い # 強保合 # 保合 # 弱保合 弱い単位 : 円 /kg,% :( ) 内数字は前年の全都入荷量構成比出荷現状 : 出荷開始 最盛期 末期 ( 状況は 年 9 月 20 日現在 ) 本資料の無断転載はご遠慮下さい 記載内容の文責は営業管理部情報課 ( 電話番号 : ) だいこん % (39%) (14%) 前年は 産が台風の影響で生育が遅れ 東北産はシーズン終盤で減少 これにより不足感高まる場面はあったが荷動きは概ね緩慢であり 相場は上下なく推移した 価格 98 円は平年並み 本年 中心産地である 産は問題なく平年並みの出荷となろう シーズン序盤となる産は台風被害が若干あると見られたが大勢には影響なし 産は終盤期につき減少 順次出荷終了となる 荷動きは 9 月からやや好転するも 相場展開に大きな波は生じない予想 見通し単価 85 円は前年 平年よりやや安い 標茶町 やや小ぶりの傾向が見られる 大枠の出荷は いっぱいまでを見込む ようてい ちばみどり ( アグリタウン ) 最終選果は 15 日前後を見込む 生育はやや前進気味だったが夜温が下がったことによりペースが平準に戻っている 病害も見られず の出回り量は平年並みとなる予想 台風 15 号による大きな被害はなし はシーズン序盤につき数量は元々少ないところであり 出荷の本番は 11 月に入ってからとなる にんじん % (90%) 前年は 産が不作につき前月に続いて少ない出回り 後続 産の増量期となるが 台風による塩害で作柄不良 増量ペースは鈍かった 全体量少ないため相場は高値で推移したが 荷動きは良くなかった 価格 213 円は平年の 6 割高 本年 上旬はで遅れていた産地の出荷が重なり相場は下向く展開に 下旬には道内で出荷終了となる産地も出てくるが 産が増量することもあり相場の変動は少ない見込み 見通し単価 110 円は不作だった前年の 5 割の水準 平年比でも大幅に安い 美幌町 ようてい 果長が短めで尻詰まりの良い形状が出ている 8 月下旬 ~9 月は歩留まり悪かったが の数量はやや増えると見込む 生育は前進傾向にあるも いっぱいまでは選果が続く予定 最終選果は 11 月 5 日前後を見込む 細物傾向で M S サイズの比率が高い 土中での肥大を待っても割れが生じるため細いままでの収穫が避けられず 箱数にならないため数量は平年を下回る見込み 野菜展望 P1

2 はくさい % (74%) (12%) 前年は 産が長雨や台風の襲来で前月下旬から出回り少なく相場が高まっていた 中旬には産の増量と気温上昇で引合い弱まり相場は下落した その後は秋めいた気候となり需要が回復 相場は保合いにて推移した 価格 102 円は平年の 3 割近く高い 本年 県産は夏場の天候不順の影響が長引いて不作の地域あるも 全体ではまずまずの数量がある模様 後半には増量が見込まれる 産は台風の影響ほぼなく中旬から増量に向かう 見通し単価 80 円は前年の 2 割安 平年比でも若干安い 八ヶ岳 ( 川上 ) 佐久浅間 ( みなみ ) 常総ひかり ( 八千代 ) 9 月末の現状ではやや干ばつ気味ながら出荷量は増加傾向である は中旬の 体育の日 辺りでピークを迎える見込み 定植作業が長く行われていたため 後半の数量は例年より幾分多めになる予想 夏期の日照不足や長雨の影響が尾を引いて 例年より数量が少ない状況が続いている 10 月中旬以降は幾分か増えてくる見込み 作付面積は前年から横ばい 定植は順調に行われ 日中暖かく降雨もあって順調な生育となっている 台風 15 号の影響はほぼなく 苗の小さい物は植え直しを行い 育っていた物では外葉の破れあるも出荷量が減るほどではない 出荷開始は 1 週目を見込む キャベツ % (60%) (11%) (10%) 前年は 産が終盤で減少する中 産が増量 月を通して荷動き鈍く 相場は保合いで推移した 価格 87 円は潤沢だった一昨年より大幅に高いも平年比では 2 割安 本年 産ともに生育順調 産は遅れていた分が出ているため充分な出回りが続いているが 後半は終盤期につき減少傾向となる 産は台風による被害はほぼなく平年並みの数量が期待できよう 見通し単価 85 円は前年並み 平年比では 2 割安 嬬恋村 ちばみどり ( アグリタウン ) むつみ ( 総和 ) 9 月末で日量 21 万ケースの出荷 二期作も には出始める 出荷分は夏の長雨後に定植された物で 生育順調なことから数量は平年並みに出てこよう 体育の日 以降は減少に転じ 大枠の出荷は いっぱいまでとなる 台風被害なく その前まですこぶる順調であった生育が台風で阻まれて平年並みのペースとなった 25 日頃には数量まとまり日量 1 万ケースの出荷となり 数日後には 2 万ケースを越えてくると見られる 作付面積は前年並み 台風の影響はほぼなく生育順調 中旬からのスタートとなり 20 日頃から本格出荷を迎える見込み ほうれんそう % (43%) (19%) 岐阜 前年は 露地物の台風被害や ハウス物が曇天で出荷が鈍るなどして上旬は品薄高 中旬は各地順調出荷で相場は軟調へ転じた 価格 662 円は平年の 2 割高 本年 産は台風被害あり数量は平年を下回る見込み 他県含めた全体量は 少なかった前年を上回るも大幅な増量には至らず 平年をやや下回る予想 9 月中旬までは高値で推移するが 以降 上旬にかけては下げ相場が続くと見る 見通し単価 円は品薄高だった前年より安いも平年並み 利根沼田 ( 糸之瀬 ) 太田市 ( 藪塚 ) 旭村 飛騨 ( 高山 ) これまでの気温が高かったことでやや前進気味ながら生育は概ね順調となっている 台風の影響なく むしろ雨が少ない状況 9 月でハウス物の出荷が終わり からは露地物が出始める 下旬にはさらなる増量が見込まれる 台風の影響はなく生育は順調に推移している 生育の遅れもあったが現在は解消され 数量は平年並みに出てくる見込み 台風によるハウス損壊被害あり 虫害も見られるため の出回り量は平年を下回る見込み 夏場は高気温でのイタミから数量が少なかったが現状では回復している 前半までは充分な数量が出回るが後半になると低気温により出方が鈍ってくる ねぎ % 秋田 (20%) (17%) 山形 (9%) 前年は 上旬には 東北産が台風や稲刈りの影響で減少して相場高まるも 中旬には稲刈りの終了で数量回復 相場は軟調に転じた 下旬は 東北産がピークを過ぎて減少 相場は底上げとなった 価格 410 円は平年の 4 割高 本年 秋田 産の生育は概ね順調で平年並みの数量を見込む 例年通り稲刈りのため 9 月下旬 ~頭までは数量減り込み堅調相場に 中旬からは稲刈り終了にともない増量して相場反落となる見込み 見通し単価 330 円は台風の影響があった前年より 2 割安いも平年並み つがるにしきた ( 稲垣 ) こまち 新函館 ( 七飯 ) もがみ中央 台風 17 号の影響は 雨で収穫できない日があるも風による倒伏被害はなし 9 月下旬は稲刈り作業があるため出荷量は減るものの に入ると稲刈りも終わり平常な出荷に戻る 生育自体は順調でこれまでの細物傾向から幾分か太めになってこよう 台風の被害もなく 生育は順調で豊作基調 太りもよく 2L 比率は高い 現在稲刈り作業のため 上旬まで出荷ペース鈍るも 中旬より増量するだろう 作付面積増を受け 前年比 2 割増の出荷が見込まれる まとまった量は例年 11 月中旬頃までだが 増量を受け降雪まで出荷が続く可能性もある 生育は順調に推移しており L サイズ中心での出回り 数量も平年通りを見込む 後半は終盤期に入り減少傾向となる 台風の影響はないが 現状 8 月の曇雨天の影響で細物傾向 軟腐病で圃場ロスが散見される 今後天候が回復すれば太物が増えてこよう の全体量は前年並みの見込み 野菜展望 P2

3 レタス % (59%) (25%) 前年は 産が終盤につき減少 産は台風により葉のイタミが散見され相場堅調 中旬以降は産の増量と長崎 兵庫産のスタートもあり荷動きは鈍化した 価格 182 円は潤沢だった一昨年より大幅に高く 平年比で若干高 本年 産が上旬から切り上がりに向けて数量減となり相場高まる見込み それと同時に後続の 栃木産が増量 台風の影響は少なく平年通りの出荷が見込まれ 中旬には相場反落となる予想 見通し単価 180 円は前年 平年並み 岩井 北つくば ( 結城 ) 八ヶ岳 ( 川上 ) 8 月下旬から定植作業が行われ 適度な雨もあったことから活着は良好 台風 15 号の被害はないが その後の暑さと雨により形状面での品質劣化が現状では見られる 上旬からは日量 1 万ケースの出荷になり 品質も向上してこよう 11 月半ばになると日量 1 万 5 千 ~ 2 万ケースの出荷に達する見込みだが 秋作は作付面積の減少により 多い年のような日量 2 万 5 千ケースまでの出荷には至らないと見られる 8 月下旬の雨や台風により品質低下が見られ 9 月の出荷は例年より多めになった 今後は品種も変わり改善に向かう模様 2 週目から増量して中旬をピークに見込む 前進出荷により例年より早い切り上がりを迎え 上旬には出荷の目処がつく見込み きゅうり % (27%) (26%) 福島 (14%) 前年は 上旬には関東産が少ないながら引合い弱く 保合いにて推移 中旬には台風の影響で宮崎産の出だし鈍く 不足感から相場上昇するも 下旬は関東産地含めて増量となり相場は月初の水準に戻った 価格 403 円は平年の 2 割高 本年 産が出揃って数量増 上旬は関東産抑制作の出荷が最盛期となるも 下旬にかけては出方が落ち着き 東北産の切り上がりを迎えることから相場の上げ気配が強まる見込み 見通し単価 円は不足感あった前年より 2 割安いも平年並み ふかや ( 北部 ) 邑楽館林 ふくしま未来 北つくば (11%) ( 大和中央 ) 台風被害や病害等は見られないが 数量は平年より少なめで波のない出荷が続いている 頭より加温物と無加温物が増量してピークを迎えるが 例年よりピーク期間は短くなる見込み 旧盆前に植えたものは暑さの影響で実が短めな傾向あるが旧盆後に植えたものは問題なく 全体では概ね順調な生育で推移している 10 月は遅植えの分も出揃って出荷本番となる 気温低下が進み 露地作が日々減少しているため例年より 1 週間 ~ 10 日早く切り上がる見込み 抑制作は初期生育時に高温の影響を若干受けたものの 生育は概ね順調で全体量は前年並み 台風の影響はほぼなし 抑制作は に入ると日々減少し まとまった量は月末まで 全体量は前年並み 12 月後半より促成作の出荷が始まる なす類 % 高知 (33%) 栃木 (21%) 福岡 前年は 関東産が台風によるスレ果の発生で正品率低く シーズン終盤もあって数量が減少した 価格 434 円は平年の 3 割高 本年 関東産は台風の影響はないものの 8~9 月の気温の高低による花落ちで状態は良くない部分もあり 数量は平年並み ~ やや下回るか 下旬にかけては高知産が増量して単価が押し上げられるかたちになる 見通し単価 400 円は台風の影響があった前年より若干安いも平年比では 1 割以上高い 高知県 ( あき ) なすの ( 黒羽 ) にったみどり ふくおか八女 生産者軒数は前年より増 作付面積は前年並み 曇天の日が多く生育は遅れ気味と見られたが 9 月末時点で回復基調にある 中下旬に出荷ピークを迎え 11 月に入ると気温が下がり出方は落ち着く見込み 今後の気象条件が良ければ数量は平年並みに出てくる予想 台風の影響はなく生育は概ね順調 は大きな増量することなく出荷ペースは徐々に緩慢になるだろう 全体量は前年並みの見込み 台風の影響はなく の上旬に最後のピークを迎える 気温が低下するにつれ 出荷のペースは徐々に緩慢になるだろう 7 月の長雨の影響で樹勢は若干弱いが 台風で少なかった前年に比べ数量は多い見込み 台風 17 号によるハウス倒壊やビニールの破損あり 東京市場への出荷は例年であれば 中旬となるが 後ずれすることが考えられる 全体量は平年をやや下回る予想 野菜展望 P3

4 トマト % (19%) (11%) (10%) 熊本 (8%) 愛知 (4%) ピーマン % (61%) 岩手 高知 前年は 多くない出回りで引合いもそれなりだったが 下旬からは産が終盤を迎える中で熊本産が増えきらず 数量不足から相場上昇 価格 485 円は平年の 1 割高 本年 中心となる 産は台風によるハウス損壊等の被害あり数量は平年を下回る見込み 産は前進出荷気味で残量は少ない このため 9 月下旬から 上旬にかけては相場の上げ気配が強まる 後続の熊本産は 8~9 月の長雨 曇天の影響あり出方が遅れる予想 見通し単価 450 円は少なかった前年より若干安いも平年並み みらい ( 八街 ) 旭村 つがる にしきた ( 稲垣 ) 八代地域 前年は 福島 岩手産が切り上がりに向け減少し 産が曇天の影響で出回りが鈍いため下旬にかけて相場が高まった 価格 円は平年比で 4 割近く高い 本年 上中旬は終盤の東北産と産の秋作のみの出回り 中下旬から越冬作の高知 宮崎 鹿児島産の出荷が始まるため相場はやや弱まる予想 産は台風によるハウス損壊の被害あり 前年よりやや少なめか 見通し単価 430 円は前年よりやや安いも平年比では 1 割高い なめがたしおさいほか 岩手ふるさとほか ひまわり 高知県 ( 土佐市 ) 台風 15 号の被害あり数量は平年を下回る見込み 営農以外の被害もあるため詳細は調査中 台風 15 号によりハウスの倒壊や被覆剥がれが発生 大玉トマト ミニトマトともに平年比 2 割程度の数量減が予想される 9 月いっぱいはまだ数量があるものの からは減量となる見込み 8 ~ 9 月の高気温で着色が進んでおり前倒しでの出荷となっている 例年なら 11 月上旬に迎える切り上がりも本年は 下旬と早まる予想 9 月末時点で数量少ないが今後も大きな増量なくシーズン終了となる見込み 8 月下旬 ~ 9 月上旬にかけて曇天の日が多く 花着きは良くない 台風 17 号による大きな被害はないが 風で揺さぶられたことで 1 ~ 2 段目の品質に影響が出ると見られる 中旬頃の出荷開始を見込むが 数量は平年より減 その後 11 月中旬には大きな増量が予想される 作付面積は前年比微減 9 月下旬より出荷開始となった 病害虫の発生が幾分見られるものの 天候面では問題なく平年通りの出荷が見込まれる 台風 15 号によるハウス損壊等の被害がある 全体量は多かった前年を下回る見込み 9 月下旬に増量となった後は夜温も下がり出方が落ち着いてくる見込み は終盤につき徐々に減少傾向となる 出回りは 下旬からを見込む 花落ちが見られるため数量は平年を下回る予想 ばれいしょ類 # # # 90 93% (99%) 前年は 産は夏場の長雨から不作となり 小玉比率高めで大玉の引合いが強まる 下旬には年末需要に備え産地出荷が絞られるも 小玉の荷動は回復せず価格 117 円は前年より 3 割高 本年 産は豊作基調 フェア等が終了し 販売量よりも入荷量は増えてこよう また年内進度を進める方針もあり 抑制されることなく出荷されるため販売苦戦が見込まれ 価格 9 0 円は平年比 2 割安 ようてい 今金町 9 月末時点で 8 割は収穫完了 生育面では地域により差があり 羊蹄山の南側は充分な降雨あり肥大良好であるも 北側では干ばつ気味で小玉傾向が見られる 全体量には問題なく 充分な出回りが期待できる 現在収穫進度は 9 割 5 分と順調 L サイズの比率が 35%~ 40% と中心サイズにまとまった玉流れとなっている 豊作基調で全体量は前年比増 たまねぎ # # # 80 79% (94%) 前年は 産は 前半は台風の影響で輸送が停滞し 出荷不安定から引合い強まったものの 輸送回復後は L 大中心の販売へ戻った 価格 円は前年に比べ 3 割高 本年 産は順調な出荷が続き L 大中心の出回り フェアも落ち着くため荷動きは鈍化が見込まれ 価格 80 円は前年比 2 割安もほぼ平年並み きたみらい そらち南 現在収穫進度は 9 割以上 肥大も良く L 大中心で大玉比率は高い 豊作基調で全体量は平年以上を見込む 収穫作業はほぼ終了し 例年より早く進んだ 早生種の玉肥大は良好 L 大 > L>2L> M の玉流れで収量は一昨年並み さといも # # # % (53%) 前年は 産が早生種と中生種の端境に入り出荷量が減少 県産は出荷ピークを迎え 前年横ばいの数量で推移した 価格 326 円は前年比若干高 本年 産は台風の影響で若干遅れあるも後半に向け回復 産は台風の影響で葉が取れるなど地上部に被害があるが 早生種に影響はない 1 0 月は各産地が出揃うため増量し 相場は徐々に軟調となるだろう 価格 300 円はほぼ平年並み いるま野 ( 狭山 ) みらい ( 八街 ) 土垂 は例年通り 9 月上旬から出荷開始となった 当初は小ぶり傾向であったが 玉伸びは平年並みに戻りつつある 形状も良好 12 月のピークに向けて は増えながら推移する シーズン通じての出荷量の増減は 10 ~ 11 月の肥大状況による 石川早生 は台風 15 号による停電で選果場が稼動できないことから 1 週間程出荷が滞ったが 現在は解消されて出荷ペースは回復した 今後停滞分が出てくるも まとまった量は前年同様 2 週目頃まで 野菜展望 P4

5 その他の野菜 品目県名産地生育 出荷情報 かぶ - ごぼう セルリー ブロッコリー 十和田おいらせ なめがたしおさい ( 玉造 ) 信州諏訪 にら栃木かみつが かぼちゃ ミニトマト かんしょ まつたけ 徳島 台風 15 号の強風で 9 月現在 計画数量の半分となっており 中旬まで品質の良い物が出てこないだろう 台風以降に定植したものは生育に問題はなく 品質は回復する見込み 作付面積は前年並み 9 月 日の大雨の影響はまだ出ていない 台風や春の強風 干ばつ等問題なく生育は前年並み 9 月は入荷が多くあった 中心サイズは M > L > 2M に入ると稲刈り作業が始まるので出荷は少なくなる 現在出荷量が多い時期ではないため 台風の影響はさほど受けなかった 生育は前年並みで中心サイズは L ~ M ピークは 12 月中旬頃の模様 7 月の長雨の影響で若干の遅れが出ている 中下旬に露地作からハウス作に切替わる 2L 発生率は全体の 40% で ハウス作になると 50% まで上がる見込み 数量は平年並み 11 月いっぱいの出荷予定 定植作業も問題なく 生育は平年並み ふかや 中旬から本格的に量が出てくると ( 南部 ) ともに 大きな山が来るだろう 北はるか 新おたる ( 仁木 ) かとりほか なめがたしおさいほか 里浦 外国 - 国産 - 台風の影響はなし 作付面積は前年並み 生育は 7 月まで前進傾向で数量が多かったが 株が疲れてしまったため現在休ませている 夏用の圃場から出荷中 気温が高い日が続いているが 落ち着いてくれば量は増えてくる見込み 定植後干ばつが続き生育が遅れていたが 8 9 月の降雨で一気に成長した 積算温度は達しているものの 着色 肥大進まず仕上がりに時間がかかった あじそうた 等早生品種は 9 月中旬に入荷ピークを迎えた 玉流れは 7 玉 > 8 玉 > 6 玉 くりゆたか 等中晩生は 9 月 26 日から選果を開始しており 5 ~ 6 玉中心と肥大は良好 数量は平年より上回る 台風の影響で降雨があったが影響はなし 前年に比べ前倒しの出荷となり 旧盆にピークを迎え 9 月は少量だった 現在の出荷ペースは日量 5,000 ~ 6,000 ケース 切り上がりは 11 月頃の見込み 台風 15 号により 停電のため作業遅れが出ていたり 貯蔵ハウスが倒壊したり 被害は大きかった 貯蔵作業開始のため前年同様出荷は減少しており 入荷量は前年の 3 ~ 4 割減 中心サイズは小さめとなっている 台風 17 号による強風があったものの問題なく 掘り取り作業は順調に進んでいる の全体量は平年並みで 中心は L サイズの見込み 中国 ピーク過ぎて減少傾向 出回りは 11 月頃まで アメリカ カナダ 例年になく豊作基調 9 月 17 日 24 日週がピーク 出荷量は前年の 2 ~ 2.5 倍ある 出荷終盤 前年は量が少なかったが 本年は前年比 300% と増加している 岩手 これからメイン産地となるが 残暑の影響で遅れている 数量が少なく 前年比 15% となっている 9 月中旬に降雨があったため 月末から小さいものが徐々に発生していく見込み これから気温が下がって雨が降れば出やすくなってくるだろう 野菜展望 P5