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1 園芸市場情報 平成 28 年 4 月号 発行 : 千葉県農林水産部流通販売課首都圏マーケティングセンター住所 : 東京都大田区東海 大田市場事務棟 4F 電話 : FAX: 月の相場見通しは?! 野菜類は 入荷量は前年を上回り 相場は前年を下回るか! 果実類は 入荷量は前年を下回り 相場は前年並か! 花きは 入荷量は前年並 相場は前年を上回るか! やっちゃば閑話未来への投資 P8 首都圏掲示板 P9 < 今月の2 枚 >* ホワイトデーにはカラーを!! 千葉 愛知 熊本 3 県合同キャンペーン展開 * 純白の花 カラーの需要拡大を図るため 主産県である千葉 愛知 熊本の生産 関係団体ではH21 年より ホワイトデーはカラーを贈る日 を合言葉とした合同キャンペーンに取り組んでいます 本年は2 月 22 日から3 月 4 日まで 東京都中央卸売市場 5 市場において品種 アレンジ展示やセリ前あいさつなどのPR 活動を展開しました 本年で8 回目となる活動ですが この時期にカラーフェアに取り組む小売店が増えるなど 業界での認知度も少しずつ上がってきており 今後の発展が期待されます 大田市場でのアレンジ展示 世田谷市場でのセリ前あいさつ

2 園芸市場情報 平成 28 年 4 月号 C O N T E N T S( 目次 ) Ⅰ 青果情報 1 3 月 ( 中旬まで ) の経過 2 東京都中央卸売市場の主要品目の入荷量と価格 4 4 月の見通し 5 品目別生産出荷概況 特集 春キャベツ Ⅱ 花き情報 6 3 月の経過 ( 販売経過 入荷量と単価の経過 品目別経過 ) 4 月の見通し ( バラ トルコギキョウ ) Ⅲ 千葉県内市場における園芸品の市況概況 7 2 月の青果物と花き Ⅳ やっちゃば閑話 8 未来への投資 Ⅴ 首都圏掲示板 9 春なのに? 夏の味覚が続々入荷中! 手軽さとおいしさで大人気 山口県 ゆめほっぺ 試食宣伝会 読者の皆さまへのお知らせ 用語解説 園芸市場情報に使用する主な用語解説 急騰 : 前日に比べ大幅に価格が上がる (3 割程度以上 ) 変動の 平年並 :± 2% 以内 強い : 前日に比べ1 % 程度以上価格が上がる 幅を やや :± 3~ 5% 強保合 : 前日に比べ5 % 程度以上価格が上がる 示す かなり :± 6~15% 保合 : 前日とほとんど同じ価格 用語 大幅 :±16% 以上 弱保合 : 前日に比べ5 % 程度以上価格が下がる 弱い : 前日に比べ1 % 程度以上価格が下がる 急落 : 前日に比べ大幅に価格が下がる (3 割程度以上 ) まちまち : 産地 品種により 価格の騰落が異なること

3 Ⅰ 青果情報 1 3 月 ( 中旬 ) までの経過 野菜類 気象 入荷量 相場 気温は 全国的にかなり暖かい日が多くなり 平年よりかなり高くなった 降水量は 東北より北では平年より少なく 関東より南の太平洋側では平年より多くなった 日照時間は 全国的にはほぼ平年並となったが 関東では平年より少なくなった 関東産 西南暖地産が中心となった 生育順調な にんじん は前年をやや上回った 一方 生育が大幅に前進し端境となった だいこん キャベツ類 ほうれんそう 等は前年を大幅に下回った 3 月上中旬計では 77,943t( 前年比 9.7%) と前年をかなり下回った 端境を迎えた だいこん キャベツ類 ほうれんそう を中心に多くの品目で価格が高騰し 3 月上中旬計では 274 円 / kg ( 前年比 17.6%) と前年をかなり上回った 果実類 入荷量 相場 みかん類 かんきつ類 りんご類 いちご類 を中心に出回った 不作による品薄に加え 暖冬による品質低下が見られる みかん類 は前年比 4 割の入荷となり それにより引き合いが強まった かんきつ類 は出荷の前倒しが続いた いちご類 は前年並 昨年が多かった りんご類 は前年をかなり下回った 3 月上中旬計では 2,86t( 前年比 88.8%) と 前年をかなり下回った 価格は 入荷量が大幅に少ない みかん類 が前年を大幅に上回り かんきつ類 りんご類 も前年をかなり上回った 果実全体で不足感が強く 前月に引き続きかなりの高値となった 3 月上中旬計では 495 円 / kg ( 前年比 115.1%) と 高かった前年をかなり上回った 1

4 東京都中央卸売市場の主要品目の入荷量と価格 平成 28 年 2 月下旬 ~ 平成 28 年 3 月上中旬 ( 単位 :t % 円/kg) 2 月下旬 3 月上旬 3 月中旬 3 月上中旬計 品目 産地 開市日数本年 6 日 前年 6 日開市日数本年 7 日 前年 7 日開市日数本年 7 日 前年 8 日 開市日数本年 14 日 前年 15 日 入荷量前年比価格前年比入荷量前年比価格前年比入荷量前年比価格前年比入荷量前年比価格前年比 野菜総量 34, , , , だいこんにんじんはくさいキャベツ類ほうれんそうねぎレタス類きゅうりなすトマトピーマンさといもばれいしょ類たまねぎ生しいたけかぼちゃさやえんどうかんしょかぶごぼうこまつ菜こねぎわけぎ糸みつばしゅんぎくにらセルリー 千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉千葉 3, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

5 品目カリフラワーブロッコリーサラダ菜パセリチンゲンサイエンダイブミニトマトとうもろこしいんげんそらまめえだまめやまといも根しょうがマッシュルーム 産地千葉千葉千葉千葉 2 月下旬 3 月上旬 3 月中旬 3 月上中旬計 開市日数本年 6 日 前年 6 日 開市日数本年 7 日 前年 7 日 開市日数本年 7 日 前年 8 日 開市日数本年 14 日 前年 15 日 入荷量 前年比 価格 前年比入荷量 前年比 価格 前年比入荷量 前年比 価格 前年比入荷量前年比 価格 前年比 , , , , , , , , , , , , , , , , 外国産 - 1, , , , 果実総量 - 9, , , , みかん類 ( 早生みかん ) かんきつ類 りんご類 ( ふじ ) いちご類 ( とちおとめ ) ( あまおう ) メロン類 ( アールスメロン ) すいか類 千葉 千葉 ( 大玉すいか ) ( こだますいか ) びわ ぶどう類 1, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , 外国産 - 1, , , , 注 ) 斜体で表示した品目は 季節的に入れ替えをします 前年比 1% 以上 資料 : 東京青果物情報センター速報 は単位に満たないもの -は数値の発表がないもの 前年比 1% 以下 3

6 2 4 月の見通し 野 菜 春物野菜の最盛期となり 関東が中心産地となる 高温の影響で生育が前進しており 入荷量は だいこん キャベツ類 ほうれんそう きゅうり トマト をはじめとしてほとんどの品目で前年を上回る予想 全体では前年を上回る見込み 価格は 前月の秋冬作と春作の端境から一転し 入荷増が予想されるため ほとんどの品目で前年を下回る見込み 全体でも前年を大きく下回る見込み 果 実 かんきつ類 りんご類 いちご類 を中心に出回り すいか類 メロン類 びわ の入荷も増えてくる 入荷量は 不作に加えて 出荷の前倒しの続く かんきつ類 が前年を下回り りんご類 いちご類 は前年並の見込み 全体では 前年を下回る見込み 価格は 入荷量の減少が見込まれる かんきつ類 は 引き合いがさらに強まり 前年を上回る見込み りんご類 いちご類 も引き続き高値が続く見込みで 全体では かなり高値となった前年並となる見込み 品目 入荷量 (t) 前年比 平年比 単価 ( 円 /kg) 前年比 平年比 だいこん キャベツ類 ほうれんそう ねぎ きゅうり トマト 増加 減少凡例,,, 4 備考 ( 県内産地の生育状況等 ) 主産地の千葉は生育良好 入荷量は 少なかった前年を上回る見込み 主産地の神奈川 愛知ともに生育良好で前進傾向 入荷量は 前年及び平年をやや上回る見込み 主産地の茨城 群馬は生育良好 作付も前年より増加している 入荷量は前年及び平年をやや上回る見込み 主産地の千葉は生育良好 埼玉では一部で病害発生 入荷量は少なかった前年をやや上回るが平年をやや下回る見込み 主産地の埼玉 群馬は生育良好 入荷量は 少なかった前年をかなり上回り 平年並の見込み 主産地の熊本では一部産地で着果不良が発生 栃木は生育順調 入荷量は少なかった前年を上回り 平年並の見込み 平年並 :±2% やや高, やや低 :±3~5% かなり高, かなり低 :±6~15% 大幅高, 大幅低 :±16% 以上

7 3 品目別生産出荷概況 春キャベツ 4 月入荷予測 19,235t( 前年比 13.6% 平年比 13.9%) 主要産地の春キャベツの入荷量 ( 東京都中央卸売市場 ) 4 月価格予測 1 円 ( 前年比 77.5% 平年比 91.9%) 産地前年 4 月入荷量前年 4 月シェア率 神奈川 8,587 t 46.2 % 強保合 弱保合 強保合 愛知 6,651 t 35.8 % 千葉 2,511 t 13.5 % 茨城 368 t 2. % 4 月市況予測 入荷量 (t/ 旬 ) 5, ( 上旬 ) ( 中旬 ) ( 下旬 ) 愛知 単価 ( 円 /kg) 3 4, 24 今後の競合産地の動向は? 3, 2, 月から 6 月に入荷するキャベツは春キャベツに分類され 主な産地は愛知 神奈川 千葉 茨城県です 冬キャベツの主産地である愛知県は 4 月以降減少し 主産地が神奈川県 千葉県へと変わっていきます 千葉県は 5 月から出荷が本格化し 5 月下旬 ~6 月上旬にピークを迎えます 前年は 4 月の低温と日照不足の影響により生育が遅れ 5 月の入荷量が少なくなりましたが その後 生育が回復し 6 月は一転して入荷量が多くなるなど 不安定な動きとなりました 1, 4, 3, 2, 1, 3 月 3 月 3 月 4 月 4 月 4 月 5 月 5 月 5 月 6 月 6 月 6 月上旬中旬下旬上旬中旬下旬上旬中旬下旬上旬中旬下旬 入荷量 (t/ 旬 ) 5, 神奈川 6 単価 ( 円 /kg) 本年は 暖冬の影響から 秋冬作の出荷が大幅に前倒しとなったため 3 月が端境となり 入荷量は前年を下回っています 春作の生育は 各産地とも良好で 1 週間程度早まっていることから 今後 入荷量は回復してくる見込みです 大きな病害虫の発生もなく 4 月の入荷量は前年及び平年を上回る見込みです 4, 3, 3 月 3 月 3 月 4 月上旬中旬下旬上旬 入荷量 (t/ 旬 ) 5, 4 月 4 月 5 月 5 月 5 月 6 月 6 月中旬下旬上旬中旬下旬上旬中旬 千葉 6 月下旬 単価 ( 円 /kg) , 12 1, 6 入荷量 (t/ 旬 ) 8, 全国 単価 ( 円 /kg) 2 3 月 3 月 3 月 4 月 4 月 4 月 5 月 5 月 5 月 6 月 6 月 6 月上旬中旬下旬上旬中旬下旬上旬中旬下旬上旬中旬下旬 6, 15 入荷量 (t/ 旬 ) 5, 茨城 単価 ( 円 /kg) 3 4, 1 4, 24 2, 5 3, 2, 月 3 月 3 月 4 月 4 月 4 月 5 月 5 月 5 月 6 月 6 月 6 月上旬中旬下旬上旬中旬下旬上旬中旬下旬上旬中旬下旬 入荷量 (5 カ年平均 ) 27 年入荷量 28 年入荷量 単価 (5 カ年平均 ) 27 年単価 28 年単価 1, 3 月 3 月 3 月 4 月 4 月 4 月 5 月 5 月 5 月 6 月 6 月 6 月上旬中旬下旬上旬中旬下旬上旬中旬下旬上旬中旬下旬 6 5

8 Ⅱ 花き情報 1 3 月の経過 ( 切花 上 ~ 中旬 ) 中旬に向けて 3 月彼岸の需要期となる中 生育の前進化や 上 ~ 中旬の日照不足から入荷量が減少し 堅調な取引となった (1) 販売経過 ( 東京都中央卸売市場大田市場 ) 項目経過 入荷量 生育の前進化や上 ~ 中旬の日照不足から入荷量が減少する品目があり 平年を下回った 相場 品目等 入荷量が少ない中 3 月彼岸に向けた需要の高まりから堅調な取引となった バラ カーネーションなどの洋花の一部では入荷量が少ない中 年度末の送別需要等から堅調な相場となった 本県の特産であるキンセンカは 開花の前進化により彼岸の需要期に品薄となったことから単価は上昇した (2) 入荷量と単価の経過 大田花き( 切花 ) 25, 2, 15, , 5, 大田 ( 千本 ) (3) 品目別経過品目 バラ カーネーション 2 月上旬 2 月中旬 2 月下旬 3 月上旬 3 月中旬 3 月下旬 4 月上旬 4 月中旬 4 月下旬 平年入荷量前年入荷量本年入荷量平年単価前年単価本年単価 大田花き 大田花き 経過 花き流通情報連絡協議会資料より作成平年値は過去 3 カ年の平均 生育が遅れている産地があるため入荷量が少なく品薄感がある中 送別需要の高まりから堅調な取引となった 日照不足の影響から入荷量が減少する中 彼岸需要 送別需要からの強い引き合いがあり 堅調な取引となった ( 円 ) トルコギキョウ キンセンカ 東日本板橋花き FAJ 天候不順の影響で入荷量が減少し 相場は高値安定となった 生育の前進化により彼岸需要期に入荷量が減少し 高値での取引となった 2 4 月の見通し品目 大田花きバラ世田谷花きトルコギキョウ大田花き 見通し 天候により 生育が遅れていたものが出荷されるため 潤沢となる 国産の入荷量が増える見込みで月末に向けて厳しい相場になりそう 台湾からの輸入が減り入荷量が大幅に減少する中 ブライダル 入学需要から価格は上昇傾向になる 6

9 Ⅲ 千葉県内市場における園芸品の市況概況 1. 青果物 数量 単位 :t 円 /kg % H28.2 月累計 (H27.4~H28.2 月 ) 前年比単価数量単価数量単価 野菜 22, , だいこん 2, , にんじん 1, , はくさい 2, , キャベツ 4, ,749 9 ねぎ 1, , トマト , きゅうり , ばれいしょ 1, , たまねぎ 1, ,273 1 レタス ,19 27 果実 4, , みかん 1, , かき類 , グレープフルーツ , なし類 , ぶどう類 ,4 713 いちご類 493 1, ,41 1,182 すいか類 , メロン類 , バナナ , りんご , その他 , 花き 品目 青果物合計 品目 27, , 単位 : 千本 ( 鉢 ) 円/ 本 ( 鉢 ) % H28.2 月累計 (H27.4~H28.2 月 ) 前年比単価数量単価数量単価 切り花 2, , きく , バラ ,143 7 カーネーション , 枝物 , 鉢物 , その他 花き合計 数量 2, , 県内公設卸売市場実績 品目は主なもの 数値の は入荷はあるが単位に満たないことを示す - は 数値の発表がないことを示す 7

10 Ⅳ やっちゃば閑話 未来への投資 千葉県の農業は 野菜が中心である これは 私が就職して最初に配属された職場で否応なく刷り込まれた千葉県農業に対するイメージである そして このイメージは 今も私の中に強固なものとして存在している 私が就職したのは 昭和も終わりに近い頃で 千葉県の野菜産地は 全体的に活気づいていた 国民の生活水準が上がり 消費が伸び 野菜はまさに 作れば売れる 時代だった 県内の主な野菜産地は もっと生産量を増やすため 農協を中心に積極的に条件整備を進め 集出荷施設などの建設ラッシュが続いていた そのような中で 私はこうした取組を支援する野菜関係の補助事業を担当していた 4 年間勤務した中で多くの事業を担当し そのほとんどを忘れてしまったが 今でも記憶の隅に残っているものがいくつかある その一つが 堆肥舎 を建設する事業だ 今では 堆肥は畜産農家から購入するもの かも知れないが 良質な野菜を安定的に生産するためには土づくりが重要で そのために産地自らが堆肥舎を整備して堆肥づくりに取り組む という趣旨の事業だった 野菜産地が活気に溢れていた頃でも 堆肥舎を産地自らが設置した事例は多くない まして 1 棟当たり当時のお金で数千万円かけて 地区ごとに何棟も建設するなど 莫大な出費で いくら補助金で半分賄えたとしても 取り組むには相当な覚悟が必要だったことだろう 事業の確認検査で現地に赴き 小学校の体育館かと見紛うほど立派な堆肥舎を目にした時 一緒に行った先輩と ここに家畜の を入れるのか もったいねェー! と不謹慎なひそひそ話をしたことを今でも覚えている この堆肥舎を整備した産地は 今は誰もが知っているキャベツ だいこんの大産地だ 当時は野菜指定産地に指定され 条件整備を計画的に進めているところだった その後も 集出荷場や予冷庫など必要な整備を重ね 併せて規模拡大と省力化に取り組み 日本屈指の大産地へと発展している 市場からこの 3 年余りの千葉県の野菜産地の歩みを振り返って見ると やっぱり 積極的に設備投資に取り組んできた産地が勢いを保っているな と感じる 野菜の価格が上がらない中で設備投資をするのは容易なことではないが タイミングを計って思い切った条件整備をすることが 返って産地の結束力を高め 活性化につながっていくのではないだろうか 8 年ぶりに大田市場に戻って もう 1 年が経とうとしている 市場の中を見て歩き いろいろな人の話を聞いて 前回勤務していたときに感じた焦燥感は さらに増しているような気がする 野菜産地としての 千葉 に まだ 本当に多くの人が期待してくれているのだ その期待に真摯に向き合い 少しでも応えられるように努力していかなければならない それが 今千葉県の野菜振興に関わるすべての人間に求められていることだと思う 8 ( 黄昏の上野東京ライン )

11 Ⅴ 首都圏掲示板 春なのに? 夏の味覚が続々入荷中! 東京では桜が開花し 春本番となりましたが 大田市場には全国各地からスイカ マンゴー びわ さくらんぼなど 初夏を代表する果実が入荷しています 季節を先取りする夏果実 大田市場では早くも暑い 夏 の勝負が始まっています 色とりどりの初夏を代表する果実たち 手軽さとおいしさで大人気 山口県 ゆめほっぺ 試食宣伝会 ナイフいらずで 薄皮ごと食べられる手軽さも好評です 3 月 17 日 ( 木 ) 大田市場では山口県の柑橘 ゆめほっぺ の試食宣伝会が開催されました ゆめほっぺ は 山口県オリジナル品種 せとみ の中で 糖度と酸味の基準をクリアした厳選品 手で皮がむけ 薄皮ごと食べられる品種特性に加えて 安定して食味が優れていることから大人気となっています 出荷量が少なく 販売期間が短いこともあって 知名度はあまり高くありませんが 知る人ぞ知る名品です 試食会場では 甘みが強くて おいしいね! の声が飛び交い 高級果実を中心に扱う仲卸業者も大絶賛でした 9

12 読者の皆さまへのお知らせ ここ数日 春らしい暖かい日が続き 大田市場のソメイヨシノも満開となりました さて 4 月 1 日の定期人事異動により 首都圏マーケティングセンターも新体制でのスタートとなりました 今年度も引き続き 本県産青果物 花きの有利販売に向け 流通販売情報の収集 発信 首都圏におけるセールスプロモーションの展開 量販店等大口需要に対応したオール千葉での販売体制づくりの推進等に取り組んでまいりますので よろしくお願いします 記 平成 28 年度 農林水産部流通販売課首都圏マーケティングセンター職員 職氏名連絡先 室長 塩﨑桂司 ( 新任 ) 副主査 大屋敷亮輔 技師 河合孝紀 技師 間宮悠介 ( 新任 ) 東京都中央区東海 大田市場事務棟 4 階電話 : FAX: