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1 No 年 12 月 目 次 標準活動トピックス : 国際会議参加の勧め - ソフトウェア技術の標準化の歴史と国際会議雑感... 2 東基衞 ( 早稲田大学 ) 2013 年 12 月以降国際会議開催スケジュール... 5 最近の国際会議から : JTC 1/SWG on Directives 会議報告... 6 鈴木俊宏 ( 日本オラクル ( 株 )) JTC 1/SWG 5(Internet of Things) 会議報告... 8 河合和哉 ( パナソニック ( 株 )) JTC 1/SWG on Management 会議報告... 9 伊藤智 ( 産業技術総合研究所 ) JTC 1/WG 8(Governance of IT) 会議報告 平野芳行 SC 6(Telecommunications and Information Exchange Between Systems) 総会報告 山下博之 (( 独 ) 情報処理推進機構 ) SC 22(Programming languages, their environments and system software interfaces) 総会報告. 12 石畑清 ( 明治大学 ) SC 24(Computer Graphics, image processing and environmental data representation) 総会報告 13 青野雅樹 ( 豊橋技術科学大学 ) SC 25(Interconnection of Information Technology Equipment) 総会報告 宮島義昭 ( 住友電気工業 ( 株 )) SC 27(Security Techniques) 総会報告 渡邊創 ( 産業技術総合研究所 ) SC 28(Office Equipment) 総会報告 小澁弘明 (NPO エコデザイン推進機構 ) SC 29(Coding of Audio, Picture, Multimedia and Hypermedia Information) 総会報告 高村誠之 ( 日本電信電話 ( 株 )) SC 32(Data Management and Interchange) 総会報告 鈴木健司 ( 東京国際大学 ), 土田正士 (( 株 ) 日立製作所 ) NEWSLETTER 100 号の発刊にあたって 声のページ : 国内小委員会を中心に活動した標準化 10 年を振り返って 松尾賢治 (( 株 )KDDI 研究所 ) 国際規格開発賞の表彰 年度 JKA の補助状況報告 わが社の標準化への取り組み : 日本マイクロソフト株式会社 成井良久 ( 日本マイクロソフト ( 株 )) 編集後記... 28

2 < 標準活動トピックス > 国際会議参加の勧め - ソフトウェア技術の標準化の歴史と国際会議雑感 東基衞, 早稲田大学名誉教授 ( 理工学術院 ) ISO/IEC JTC1/SC 7/WG 6 Convener, 元 SC 7 専門委員会委員長情報規格調査会委員,SC 7 専門委員会委員,WG 6 主査 1. 国際標準活動参加のきっかけ筆者が初めて,ISO/TC97/SC7( 情報処理用シンボル ) の国際標準の活動に参加したのは 1976 年のベルリン国際会議である. それ以前から参加していた TC 97/SC 14 の国内委員会で, 当時の富士通 の安藤常務に 各社が委員を国際会議に出張 参加させるのは, 税金みたいなもので義務と考えています. と言われ参加したのがきっかけであった. 当時 SC 14 に続いて,ISO/TC 97/SC 7 の国内委員会にも会社から参加を命じられ, 情報処理用流れ図記号, 決定表などの議論をしていたところ, 委員の疑問に誰も答えられなかったので, 何故国際会議に出席しないのですか? と聞いたところ, 言いだした本人の私が参加することになった. 幸い上司に出張願いを快く承認して頂き,1976 年 4 月に行われた第 2 回 TC 97/SC 7 ベルリン国際会議に日本からただ一人の代表として参加した. 参加者は議長国のカナダの他, ドイツ, フランス, イギリスなどから 14 名程であった. 筆者は, それ以来全ての TC 97/SC 7 及びその後継の JTC 1/SC 7 国際会議など 70 回を超す会議に参加している. ISO/TC 97 は 1997 年に改組されて, 新たに ISO/IEC JTC 1 となった. 筆者が NEC を退社し, 早稲田大学に迎えられた年である.ISO/IEC JTC 1/SC 7 となってからも毎年 1 回定期的に 5 月頃開催されている. また, 1988 年からは各 WG の会議が毎年 11 月頃開催されている. また,1991 年には SC 7/WG 6 が創設されてそのコンビーナ (Convener) を任命され, 第一回の WG 6 国際会議をイタリアのトリノで開催して以来, すべての国際会議に参加している. つまり, 筆者は第 2 回以後の全 TC 97/SC 7 国際会議, 全 JTC 1/SC 7 プレナリ国際会議, 及び全 SC 7/WG 6 国際会議の全てに参加している世界でただ一人の委員である. 以下にその経験からの国際会議雑感を述べてみたい. 2. ソフトウェア技術の進歩と JTC 1/SC 7 の歴史 ISO/TC97/SC7( 情報処理流れ図記号 ) の時代筆者が参加し始めた当時の TC 97/SC 7 は, 情報処理用流れ図 プログラム網図 システム資源図記号 (JIS X0121:1986), 計算機システム構成図記号 (JIS X0127:1988), 決定表 (JIS X0125:1986) 等の標準化の作業を行っていた. しかし, 初参加した 1976 年当時は既に E.W. ダイクストラ,N. ヴィルト,B.W. ベーム などの先駆者によって, プログラムの構造化技術やソフトウェア工学の重要性が提唱され, 多くの大学や, 企業の研究所などで研究及び実用化の取組みが始められた時期であった. その当時, 日科技連が推進する TQM(Total Quality Management), ならびに B.W. ベームらによるソフトウェアの品質モデルなどを背景として, 筆者が SC 7 に提案したのがソフトウェアの品質に関する国際標準化であり, 現在も SC 7/WG 6 が担当している. ソフトウェア技術の急速な進歩と JTC 1/SC 7 へ TC 97/SC 7 の時代は 1974 年から 13 年間, 日本では, 1986 年 6 月に第 10 回会議を東京で開催, これが TC 97/SC 7 の最後の会議となった.TC 97/SC 7 のこれまでの開催国, 都市名は以下のとおりである.(1974/12: パリ, 1976/04: ベルリン, 1987/06: ストックホルム, 1980/04: ザ ハーグ, 1981/05 ベルリン, 1982/09: パリ, 1983/08: ストックホルム. 1984/06 トロント, 1985/02: ロンドン, 1986/06: 東京 ) その間ソフトウェア工学国際会議の毎年開催,GUI (Graphical User Interface) の実用化, 構造化技術及びオブジェクト指向技術の普及, ソフトウェアメトリクスへの関心など, ソフトウェア技術は急速に発展した. WCSQ(World Conference on Software Quality) の開催や米国 SEI(Software Engineering Institute) によるソフトウェアプロセス評価の提唱なども大きな影響を与えた. このような背景から SC 7 はソフトウェア工学全般にその範囲を拡張していった.1991 年に SC 7 の名称は Software Engineering に変更されている. 更に 2000 年には SC 7 の名称を Software and System Engineering に変更を行っている. 3. JTC 1/SC 7 の国際会議と日本開催 1987 年に ISO/TC 97 から新設の ISO/IEC JTC 1/SC 7 となった. 第一回の JTC 1/SC 7 は翌 1988 年の 6 月にオランダのハーグで開催された.JTC 1/SC 7 のこれまでの開催国と参加者数は図 1 に示すとおりである. (2013/05 SC 7 モントリオール Plenary 会議における SC 7 Secretariat Report より ) IPSJ / ITSCJ NL

3 図 1 JTC 1/SC 7 のこれまでの参加者数 JTC 1/SC 7 となってからは,1993 年に東京,2001 年には名古屋, そして 2010 年には新潟で, これまでに 3 回日本で開催している. 会議の場所と参加者数をみると,SC 7 の対象範囲の拡張とともに, 全体としては拡大を続けてきている様子が見られる. この他 WG 毎に開催しており, 筆者の担当する WG 6 は 1999 年に金沢で開催している. 4. Working Group の会議 TC 97/SC 7 の時代には,SC 7 の WG は WG 1( 流れ図記号 ) から WG 4( 決定表 ) 迄の 4WG で, その会議は SC 7 と同時に開催された.1988 年の第 1 回 JTC 1/SC 7 ハーグ会議において,SC 7/WG 3 は,SG 1,SG 2, 及び SG 3 の 3 つのサブグループに分かれて審議を行うことになり, 筆者が SG 2 のコンビーナを担当することになった. それ以後は,SC 7 Plenary 会議と各 WG の会議は毎年 5 月頃に開催され, また, それ以外に各 WG が独自に 11 月頃中間 (interim) 会議を開催している には SC 7 ワシントン DC 会議において,SG 2 は WG 6(Systems & Software Quality), また SG 3 は WG 7(Life Cycle Management) として正式に発足した. また,SG 1 はその使命を修了して解散した. 当初の WG 1 は現在では WG 19(Techniques for Specifying IT Systems) に引き継がれており,WG 2(Systems & Software Documentation) はそのまま存続している. また, 決定表を担当していた WG 4 は, その後その役割を全く変えて新しく WG 4(Tools and Methods) として CASE ツール等を担当して現在に至っている. 現在に至るまで, 多くの WG が改廃され, また多くの WG のコンビーナも変わったなかで,WG 4 の韓国の Dan Lee 博士と筆者の 2 名は設立以来そのまま務めている. 現在は 14 WG,3 Special WG,Business Planning Group から構成されている. その間, 機能規模測定 (Functional Size Measure) は当初 WG 6 にアサインされたが, その後 WG 12 として独立し,2007 年のモスコー会議から再度 WG 6 に統合されている. 5. SC 7/WG 6 のこれまでの活動と SQuaRE シリーズ ISO/IEC 9126 シリーズ及び シリーズから ISO/IEC25000 SQuaRE シリーズへ WG 6 の最初の成果として 1991 年に ISO/IEC 9126 品質モデルが出版された. この年 11 月に開催された, 第 1 回 SC 7/WG 6 トリノ会議には, 筆者は日本の代表, 兼 WG 6 コンビ - ナ, 兼 9126 エディタとして参加し, 今後の方向の審議を行った. その結果,ISO/IEC 9126: Software Quality( シリーズ 4 点 ) 及び ISO/IEC 14598: Quality Evaluation( シリーズ 6 点 ) の 2 つのシリーズの作業を行うことになった. これら 2 シリーズの刊行に目途がついた 1999 年の SC 7/WG 6 金沢会議では, 相互に関連している 9126 シリーズ及び シリーズの問題と将来方向について討議し, 問題解決のための改定を行うとともに, 新たに 2 シリーズを統合することを SC 7 プレナリに提案することになった. 新プロジェクトは, 覚えやすい名前を付けるため,SQuaRE(Systems and Software Quality Requirement and Evaluation) シリーズと命名して, 翌 2000 年の SC 7 マドリッド会議に提案し, 承認された. このシリーズには ITTF(ISO/IEC Information Technology Task Force) の好意で ISO/IEC から までの番号を自由に使用できるという権限を与えられた. これは国際標準の歴史上初めてのことといわれた. 翌 2001 年には,ISO/IEC Quality Model IPSJ / ITSCJ NL

4 が刊行され, また,ISO/IEC シリーズの計画が完了した. その後は 9126 シリーズの残りと新しい 25000:SQuaRE シリーズの編集作業を並行して行い, 最終的に 2004 年に 9126 シリーズの全ての作業を終了し,SQuaRE シリーズに集中することになった. ICT の急速な進歩と SQuaRE シリーズ ISO/IEC25000 SQuaRE シリーズは, 図 2 に示すように, 品質管理部門, 品質モデル部門, 品質測定部門, 品質要求部門, および品質評価部門の 5 つのコア部門と拡張部門から構成される. コア部門は WG 6 が担当しており, 拡張部門は WG 6 が担当する既成ソフトウェア (ISO/IEC 25051) と,WG 28 が担当するユーザビリティ関連の一連の標準から構成される. 図 2 ISO/IEC25000 SQuaRE シリーズの構成 SC7/WG6 はこれまで, 情報通信技術の進歩とその応用アプリケーションシステムの発達, 普及を背景にして,1991 年,2001 年及び 2011 年と丁度 10 年毎に品質モデルを発行してきている.1991 年に刊行された ISO/IEC 9126 品質モデルは, 機能性, 信頼性, 使用性, 効率性, 保守性及び移植性という 6 つの品質特性とその定義を示したもので,ITTF の情報技術関連では最もよく売れた国際標準の一つとして, 世界的に広く利用されている 年に改訂, 刊行された ISO/IEC 品質モデルは, 各品質特性の下位レベルに品質副特性を加えるとともに, ユーザビリティのコミュニティの意見を取り上げて利用時の品質という概念を新規に追加し, 利用時の品質特性を追加した. 更に 1990 年代から急速に発達, 普及したインターネット及びその応用としての WWW 及び Cloud Computing は, ソフトウェアの相互接続やセキュリ ティの問題を提起することとなった. このような状況に対応するため,ISO/IEC SQuaRE シリーズの 品質モデルは, モデルを一新して,8 つの品質特性と 43 の品質副特性から構成されることになった. 6. JTC 1/SC 7 における各委員会構成と委員の役割 3S の日本人委員から委員会の仲間へ国際会議に参加する日本人は, よく 3S(Silent, Smiling, Sleeping) であると言われる. 筆者が初めて TC 97/SC 7 に参加した時は海外出張の経験も米国のボストンを中心に約 1 か月強滞在した程度で, 格別英語に自信があったというわけではない. しかし, 当時国内委員会で元気よく原案に意見を言っていた委員たちが, 何故国際会議に参加して主張しようとしないのかという素朴な疑問をもち, 参加を決意した. 勿論その当時の英語力で意見を開示することができたわけではない. しかし, 米国と英国の委員が激烈に討論を行うのを聞いていて, こうすればいいのでは? と仲介の意見を筆者が言ったところ, 両者が直ちにその意見を受け入れて感謝された経験がある. それがきっかけとなって, 何かあると Mr. Azuma はどう思うかと聞かれるようになった. つまり仲間として受け入れられたのである. 国際会議で重要なのは他人の発言を理解しようと努力することと, 自分の意見を委員会のメンバに理解されるように説明することで, 日本人の 3S では, 委員会の仲間とは見られないということです. コンビーナの役割コンビーナとして留意しなければならないことは,WG 参加メンバのほとんどは, 英語圏の国の代表ではないということである. このため, 討議中の問題を時々整理して討議の筋道を理解できるように支援すること, および非英語圏のメンバの意見を吸い上げることが重要である. これにより, 会議を途中で抜け出して街に遊びに行くメンバを大幅に減らすことが可能になった. Editor グループの構成 Editor に Co-Editor を 2 名程度加えて Editor グループを構成したのは, 多分筆者が初めてである. これには 3 つの利点があった. 一つは必ずしも Editor が毎回国際会議に参加できるわけではなく, 審議が止まってしまうこと, もうひとつは Co-Editor に任命することで, 各 National Body の支援が受け入れられやすくなることである. 更にメーリングリストを通じてエディタ同士での作業も円滑に進めることが可能となった. IPSJ / ITSCJ NL

5 サブグループによる並行作業 SC 7/WG 6 は参加者数も常に 20 名を超しており, 担当するプロジェクトも多いので, 国際会議では毎朝一番に 30 分から一時間の全体会議を行った後,Editor グループを中心に,3 つのサブグループを同時に並行して行うことにしている. 筆者と込山幹事はその間, 各サブグループの求めに応じて参加し, 問題解決に当たるとともに,SQuaRE シリーズの一貫性を保つためにプロジェクト間の調整にあたっている. Sunday Editor Meeting 更に,WG 6 の中間会議では, 一週間の作業を円滑にするため, 日曜の午後に Editor 会議を開催し, 各メンバが参加できる日及び同時に並行して作業できるプロジェクトを検討して, その週の作業計画を具体的に作成している. これによりサブグループ間の調整が容易となり, 一週間の作業を効率よく行うことが可能となった. 7. リスク管理の重要性 おわりに早いもので,1976 年の TC 97/SC 7 に参加してから 37 年, それ以前 1974 年の TC 97/SC 14 ベルリン会議を入れると 39 年が経過した. その間 1983 年 9 月の樺太上空の大韓航空機撃墜事件,1985 年 6 月の成田空港でのカナダ太平洋航空機手荷物爆発事件,1992 年のロンドン会議期間中の IRA によるテロの頻発, 台風最中の BA による成田空港強硬着陸など, 多くの危 機一髪を体験してきた. また,2009 年のインドのハイデラバドでは, 自動小銃で武装した兵士に守られての会議,2010 年のトルコのアンタリア会議の帰路は, 多分食あたりか疲労による下痢で, ビジネスクラスでなければ耐えられなかったというような経験もあった. また, 私の周りには, ちょっと目を離した隙にコンピュータを盗まれた人やタクシーに法外な料金を請求された人も少なくないが, 幸い私はこのような経験は皆無である. これらの経験は, 考えようによっては, 銃弾の方がよけるといわれるような幸運に恵まれてきたとも言えるが, 最も重要なことは本人のリスク管理であると考えられる. 世界でも最も安全な国といわれる日本においても, 地震, 津波, 落雷, 癲癇発作による運転者の人身事故, 路上での無差別殺人などリスクは数えきれない. 海外においては一般に事故, 盗難その他のリスクは更に大きいと考えなければならない. 近年情報規格調査会も出張者の安全に神経を使っている様子が見受けられるが, 基本は各人のリスク管理の意識と知識の徹底であろう. 他人が事故や盗難から守れる範囲はそう大きなものではない. 本人が夜間に危険なエリアといわれる地区に出歩いたり, 大事な荷物を置いて離れたりするようでは, 守りきれない. 今後も各委員が十分にリスク管理を心にとめて, 安全に国際会議参加の意義を心得, 目的を果たすことができるように祈念する次第である. <2013 年 12 月以降国際会議開催スケジュール > JTC /20 Abu Dhabi, UAE SC Sri Lanka SC Ottawa,Canada SC , 20 Sydney,Australia SC Spain SC /09 Madrid,Spain SC 未定 SC 米国 SC 中国 SC /15 香港, 中国 SC Berlin,Germany SC 札幌, 日本 SC 未定 SC 成都, 中国 SC , 26 京都, 日本 SC Barcelona, Spain SC 英国 SC /21 Darmstadt,Germany SC Sydney,Australia SC or 06 韓国 IPSJ / ITSCJ NL

6 < 最近の国際会議から > JTC 1/SWG on Directives 会議報告 ディレクティブズ小委員会幹事鈴木俊宏 ( 日本オラクル ( 株 )) 1. 開催場所 : ロンドン ( 英 ) 2. 開催期間 : /30 3. 参加国数 / 出席者数 : 10 カ国,1 団体 /34 名議長 (Karen Higginbottom ), セクレタリ (Lisa Rajchel), ISO/CS,IEC/CS,JTC 1 Supplement エディタ, 仏 (4), 独 ( 4), 米 ( 3), 加 ( 2), 英 ( 6), 韓 ( 1), 蘭 (1), 豪 ( 1), 南ア ( 1), 日 ( 2: 伊藤智 [ 産総研 ], 鈴木俊宏 ),SC7(1), SC38(1),WG8(1),Ecma (1) 4. 概要と主な成果今回の SWG on Directives 会議は,3 日間にわたりロンドン近郊の BSI オフィスで, 今年 3 月のニューヨーク会議で設置された Ad Hoc のフォロー,11 月に開催される JTC 1 総会に向けた討議等を行った. 特に ISO Supplement との整合性を中心に検討を行った. 4.1 ISO/TMB,ISO/SMB,ISO/IEC JDMT からの報告と情報共有 (1) ISO はこの数年 Directives に対して多くの変更を行っている. 特に 2013 年版で大きな変更が行われている.JTC 1 の国際規格開発手順は ISO を模範としているところが多いため, 今回, その対処方針の検討作業 (4.9 参照 ) を行った. (2) IEC/SMB 報告の中で,IEC が System Standard に対しての活動を開始したとの報告があった. テーマが上がると SEG(Systems Evaluation Group) が設置され検討を開始する. それに伴いスマートシティに関する SEG on smart cities が設置されたとのことである (SMB Decision 147/15). 4.2 Sub-Committee(SC) の更なる実行可能性 (Viability) について前回の SWG-D ニューヨーク会議で SC の実行可能性 (viability) について検討するよう SWG-Management に要請する という勧告を行ったが, SWG-Management では具体的な成果を出すまでに至らなかったという報告があった. 4.3 SWG-D Ad Hoc on Fast Track Technical Reports and Technical Specifications 前回の SWG-D ニューヨーク会議で設置された Ad Hoc である. 与えられた作業は SWG-D ニューヨーク会議で合意された Annex F の図表を反映させるべく Annex JA の修正と共に JTC 1 Supplement への改訂案 を提示する (as is) ことであったが,Technical Report と Technical Specification の Fast Track はどうあるべきか (to be) と一部勘違いし作業を行っていたため継続作業となった.(Recommendation 22) 4.4 Draft Technical Reports ( DTR ) と Draft Technical Specification(DTS) の投票基準 JTC 1 Secretary から DTR と DTS の投票基準が曖昧である という問題提起が出された. 検討の結果, 集計結果から Abstain を外して賛否の判断を行う という記述を JTC 1 Supplement と JTC 1 Standing Document 6 - Technical Reports and Technical Specifications に反映し JTC 1 に提案をすることにした (Recommendation 1). この案は 2014 年版の JTC 1 Supplement 案として JTC 1 投票に掛けられる. (Recommendation 21) 4.5 SWG-Management からの Programmes of Work の変更に対する要請 SWG-Management が 3 月の会議で Programmes of Work の変更は JTC 1 Secretary に送られるべきである と勧告を行ったことを受けて,JTC 1 Supplement に Programmes of Work の変更は必ず JTC 1 に提出, Default Ballot に掛ける の文言を盛り込むことになった. 4.6 SC の中の Special Working Group(SWG) の扱い JTC 1 Secretary から SC でも SWG が組織されている という報告があり,JTC 1 Standing Document 10 - Advisory and Ad Hoc Groups に追加されることになった.( Recommendation 2) 本件は以前に日本からも問題点を指摘した経緯があるが, 当時は棄却されている. 4.7 Fast Track と PAS の Explanatory Report の配布とメンテナンス前回の SWG-D ニューヨーク会議で Fast Track の Explanatory Report のテンプレートが Standing Document に盛り込まれたが, 公開の方法に関して ITTF と JTC 1 Secretary との間で意見の相違があったため, 今回の会議で ITTF から提案があり合意に至った.( Recommendation 3) 4.8 現 NWIP 投票の ISO Supplement/JTC 1 Supplement の食い違い日本から 現在 JTC 1 で実施されている NWIP 投票を必要とするケースについて, 現在の JTC 1 Supplement と異なっている, さらには ISO Supplement とも乖離している ことの報告があり,Revision や Amendment には NWIP 投票が不要であることが確認され,ISO Supplement をベースとした修正が JTC 1 投票の後 2014 年版の JTC 1 Supplement に盛り込まれる IPSJ / ITSCJ NL

7 ことになった.(Recommendation 4) 年度版 JTC 1 Supplement の発行と ISO Supplement との整合 (1) ご存知のように 2013 年版の JTC 1 Supplement は発行されておらず, 幾つかの JTC 1 Standing Document が改訂され発行されたに留まっている. 今回のロンドン会議では, 前回のニューヨーク会議で検討された内容も含め, これまで議論された改訂案を反映させた版を JTC 1 投票に掛け,2014 年版の発行 (2014 年 1 月 1 日発行 ) を目指すことになった. ちなみに,JTC 1 Supplement は, これ以降 ISO/IEC Directives と統合した版 (ISO/IEC Directives Part 1 Consolidated JTC 1 Supplement 2013) のみが発行される. (2) ISO Supplement と JTC 1 Supplement の比較が行われ文節単位で検討が加えられた. 例えば,twinning に対する配慮 ( 今年の JTC 1 総会で問題提起を行い審議する (Recommendation 8), TC 内での Internal Liaison の要請に対してのガイド (Recommendation 9 ), Graphical Symbol の登録 (Recommendation 15), プロジェクトの Automatic cancellation(recommendation 11) についてなどは盛り込まれる. また一方で,CD をスキップする条項は盛り込まないなど,JTC 1 独自の決議を残している. (3) 2013 年度版の ISO Supplement に記載はあるものの安易に JTC 1 Supplement に盛り込めない条項もあり, 今後検討することになった ISO Supplement には Strategic Business Plan の新しい Form が盛り込まれたが,JTC 1 Strategic Business Plan との違いもあり, 安易に JTC 1 Supplement に追加するわけにもいかず,JTC 1 Strategic Business Plan のオーナーである SWG-Planning に改訂の可否について検討を要請することした (Recommendation 10). ISO Supplement (Annex SF) Hosting meetings の内容は,JTC 1 Supplement では Standing Document になっており,JTC 1 SD7 - Meeting と JTC 1 SD1 - Teleconferences and Electronic Meetings の統合作業が行われている最中のため, その作業が終了してから ISO Supplement に対応することになった.JTC 1 SD7 と SD1 の統合結果は JTC 1 投票に掛けられる. (4) この Supplement 同士の同期化作業は今後の迅速な JTC 1 Supplement 開発に繋がるため歓迎するところであろう 実際運用している NWIP Ballot Form と ISO/IEC Directives の食い違い (1) 前回の SWG-D ニューヨーク会議で日本から現在 JTC 1 で使用されている NWIP Ballot Form が ISO/IEC Directives Part 1 の記載と食い違いがあることが報告され, 今回の会議で ITTF から現状の調査報告を受け ることになっていた.ITTF から 作業項目に入っているがシステムの改修にはコストがかかることもあり時期は未定, 今後も現状報告を行う との説明があった. (2) JTC 1 NWIP 採択基準と現在利用している投票システムとの整合性について,ISO における NWIP のプロセスとカウント方法を確認し, 次回の SWG-D シドニー会議で JTC 1 の NWIP 採択基準を ISO に整合できるか検討することになった (Recommendation 5) ARO Annual Review ARO を適切に運営するために ARO の Annual Review について検討が行われた. 結論として ARO 承認の際に提出した内容が変わった場合,ARO は JTC 1 Secretary に変更内容を報告し,JTC 1 Secretary は内容を確認後, 適切なエンティティに送り,JTC 1 Letter Ballot の必要性を決定する となった (Recommendation 18) JTC 1 Standing Document 3 - Guide for ITU-T and JTC 1 Cooperation (1) ITU-T と JTC 1 の共同規格の開発では JTC 1 SD 3, Guide for ITU-T and JTC 1 Cooperation が利用されているが, 未記載や不明箇所が散見されるため,JTC 1 チェジュ総会にて改訂が決議され, 前回の SWG-Directives ニューヨーク会議から改訂作業を開始している. (2) 今回の SWG-D ロンドン会議では, ニューヨーク会議で勧告した以下のような内容を盛り込んだ SD3 改訂案を JTC 1 投票に掛けることで合意した (Recommendation 14). CT(Collaborative Team) は (JTC 1 でいう )WG と等価であることを明記する プロジェクトが JTC 1 の DIS ステージに入った際に CT は解散となる未だ残っている懸案については今後も検討することになった.ITU-T との協調に関しては, SWG-Management でも検討されることになっている その他 (1) JTC 1 の Standing Document には定形フォーマットが存在しないため, 全ての SD にスタイルシートを適用しメンテナンスすることになった (Recommendation 17). そのスタイルシートを適用した SD が紹介された. (2) FT と PAS の Systematic review の扱いについては意見の収束が得られず, 次回の SWG-D シドニー会議に持ち越しとなった (Recommendation 20). (3) SWG-Directives の Secretary 変更が正式に報告 (Sally Seitz (ANSI) が退任,Lisa Rajchel(ANSI/ 現 JTC 1 Secretary) に変更 ) された. IPSJ / ITSCJ NL

8 5. 今後の予定 5.1 今後の SWG on Directives 会議の予定 2014 年 05 月 14~16 日 : シドニー ( 豪 ) 2014 年 09 月 15 日の週 : オタワ ( 加 ): 暫定 2015 年 03 月 23 日の週 : 釜山 ( 韓 ) 2015 年 08 月 24 日の週 : 未定 5.2 次回 SWG on Directives シドニー会議までのスケジュール 2014 年 03 月 10 日 : 寄書の締切り 2014 年 03 月 17 日 : イニシャルアジェンダ発行 2014 年 04 月 14 日 : イニシャルアジェンダに掲載されている寄書に対するコメントの締切り 2014 年 04 月 21 日 : 最終アジェンダ発行 JTC 1/SWG 5(Internet of Things) 会議報告 インターネットオブシングス小委員会委員河合和哉 ( パナソニック ( 株 )) 1. 開催場所 : ワシントン DC( 米 ) 2. 開催期間 : /21 3. 参加国数 / 出席者数 :8 カ国,5 リエゾン /31 名 ( 電話参加 6 名を含む ) コンビナー (Sangkeun Yoo, 韓 ), 加 (2), 中 ( 3), 韓 (2), シンガポール (1), 英 ( 1), 米 (9), JTC 1 (1), SC 31(2), GS1(1), OGC(1), 日本 ( 1: 河合 ) 電話会議 : 加 (1), 中 ( 2), 独 (1), 米 ( 1),ISO/TC 122(1) 4. 議事内容 4.1 概要 3 月に開催された第 1 回の会議で設置された各アドホックグループからの活動報告を受けるとともに, JTC 1 総会に向けた報告内容に関する議論を行った. 米国開催ということもあり,JTC 1 議長も参加し, SWG 5 から JTC 1 への報告は, 以下の内容として欲しい旨, 要請があった. JTC 1 にとって,IoT が重要な理由 JTC 1 は,IoT にどのように貢献できるか? JTC 1 として議論すべきものは何か? 4.2 Ad-Hoc 1 報告 Ad-Hoc 1 は電話会議を 3 回開催し,IoT に関する共通理解のため,IoT について議論されている各団体等での IoT 定義を集めるとともに,Mind Map を作成している旨アドホックコンビナーより報告があった. IoT の定義に関しては,SWG 5 としては IoT に関するコーディネーションが目的であるため,SWG 5 と して独自の定義は行わないこととした. ただし, Ad-Hoc 2 及び Ad-Hoc 3 コンビナーから, 各 Ad-Hoc での議論のベースにする何らかの出力が必要との意見が示され,Mind Map については議論を継続し,JTC 1 総会への報告にも含めることとした. 4.3 Ad-Hoc 2 報告要求条件をまとめる Ad-Hoc 2 は電話会議を 3 回開催した. アドホックコンビナーからは, 第 1 回会議後に SWG コンビナーから関連の TC 及び SC にリエゾン文書を送付し, 参加要請をしたが反応がなく, 要求条件が集まっておらず, 要求条件をどのように集めるかが課題である旨, 報告された. 要求条件をどのようにまとめていくかについても共通のイメージができていないため, アドホックコンビナーが提示したマトリックスに示された各マーケットついて, 優先度と IoT に対応する時期をまとめた. 4.4 Ad-Hoc 3 報告活動報告としてアドホックコンビナーから, 各 TC 及び SC に情報提供を依頼するテンプレートを作成している旨, 報告があった. テンプレートを完成するにあたり,JTC 1/SC 31 に対して SC 31 関連の標準規格に関する情報提供を要請した. また, アドホックコンビナーからは,ITU-T JCA IoT と作業に重複がある旨のコメントがあった.ITU-T JCA IoT からは,IoT 関連標準のロードマップ作成への協力提案のリエゾン文書を受領していることから, SWG コンビナーから SWG 5 と JCA IoT で共同作業の提案の旨を返送することとなった. 5. 今後の予定 5.1 各 SC への参画要請各 SC に対して SWG 5 への参画要請のため,JTC 1 総会の週に開催される SC 議長会議の議題に加えることとなった. 5.2 会議予定第 3 回 /20: 重慶 ( 中 ) 第 4 回 /31: ロンドン ( 英 ) IPSJ / ITSCJ NL

9 JTC 1/SWG on Management 会議報告 伊藤智 ( 産業技術総合研究所 ) 1. 開催場所 : London,( 英 ) 2. 開催期間 : /27 3. 参加国数 / 出席者数 : 10 か国 /35 名議長 ( Philip C. Wennblom, 米 ), セクレタリ ( Lisa), 米 (3, SC38 議長含む ), 韓 (1), 日 (2: 伊藤智 [ 産総研 ], 鈴木俊宏 [ 日本オラクル ]), 仏 (4), 加 ( 2), 蘭 (1), オーストラリア (1), 独 (3), 英 (8), 南ア (2),IEC,ISO,SC7,SC22,SC37,JTC 1 議長 ( Karen) 4. サマリー Ad hoc on Structure を恒久的な組織とするために 2012 年のチェジュ島総会で設立された JTC 1 直下の SWG であり, プロジェクトを正しい SC/WG にアサインすることや JTC 1 の組織運営改善を目的としている. チェジュ島総会の決議を受けて,SC 間の競合解消のフォローアップ,IT Governance に関わる組織についての検討,JTC 1 総会の進め方を効率化するアイデアや, 新しい作業項目の提案が行われる際にどのようにプロジェクトの競合を解いていくか, などが議論された. 5. 議事要旨 5.1 Ad hoc on IT Governance 11 月のチェジュ島総会において,JTC 1/WG 6 (Corporate Governance of IT) と SC 7/WG 40(IT Governance) を統合して JTC 1/WG 8(Governance of IT) を新しく設立することとなった. 一方で SC7 が多くの WG を抱えていることから Service Management に関する WG を切り出して JTC 1/WG8 と組み合わせることで, より適した組織が構成できるのではないか, という提案がいくつかの国から提案された. そこで, アドホックグループを設置して適した組織の可能性を検討してきた. アドホックグループからは三つのオプションを報告してきた.A) これまで通りの組織形態とする.B)JTC 1/WG 8 を SC 7 に移行し,SC 7 の ToR を改変する.C)SC 7 において IT Governance および Service Management に関係する WG と JTC 1/WG 8 を統合して新しい SC 40 を設置する. 本会議に参加した NB の意向は, ほぼ均等に分割され多数を得るものはなかった. 議長から新たなオプション D) オプション A において JTC 1/WG 8 を単独で新しい SC とする が提示され D) を選択する NB が増えたが, やはり多数とはならなかった. そこで, まずアドホックグループを新たに設置し, オプション D) を他の三つのオプションと同レベルに記載することとした (Recommendation3A).9 月 24 日に開催するテレコン にて JTC 1 総会へ提出する案を一つにまとめる議論を行うが, まとまらなかった場合には, 四つのオプションを JTC 1 総会に提出することとした (Recommendation3B). 5.2 ITU-T との連携について JTC 1 と ITU-T の連携について,ITU-T 側からのリポートが報告された.ITU-T では, 他の標準化団体との連携, 協力および ITU-T の将来の検討体制等を検討する組織として Review Committee(RC) を設置した. JTC 1 からも RC に参画することが期待されている. ITU-T との連携において, プロジェクトが競合することの要因の一つとして,JTC 1 で行っている内容をきちんと外部にアピールできていないのではないか, との議論があり,JTC 1 に関して記述されているいくつかのドキュメントについての更新を SWG-Planning に要請した. 最初の更新を 2013 JTC 1 Plenary までとし,SWG-M および Plenary でレビュー, 承認する計画である (Recommendation1). また, 現在 JTC 1 と ITU-T との連携は必ずしもうまくいっている状態ではないことから, 現状を分析し, 新たな連携のモデルを提案することを目的とした Ad Hoc グループを設置し検討することとした (Recommendation2). 5.3 JTC 1 内におけるプロジェクト間の競合チェジュ島 JTC 1 総会では, プロジェクト間の競合を解くため,SC 7-SC 38(Resl.23 SOA や Cloud Computing に関する担当の再確認 ),SC 6-SC 28 (Resl.26 Document Printing Application ISO/IEC のメンテナス ),SC 24-SC 29(Resl.34 拡張現実に関する開発協力 ) の三つの決議が出された. これらのフォローアップを行っている.SC 7-SC 38 は両議長が本会議に出席しているため, ファシリテーターは指名されていない.SC 24-SC 29 間の拡張現実については, Joint Ad Hoc Group が組織され,ToR の承認後, リファレンスアーキテクチャの開発へと進んでいる旨ファシリテーターから報告があった.SC 6-SC 28 については, リポートが上がってきていない. 5.4 SC 6 からのリポート前回のニューヨーク会合において, フランスより SC 6/WG 8(Directory), SC 6/WG 9(ANSI.1,OID) のプロジェクトは SC 27 に割り当てるべきではないか, との指摘があり,SC 6 議長に当該フランス寄書に対する検討が求められていた.SC 6 議長からは, WG 8 と WG 9 を統合して WG 10 を設置する決議を行ったこと, また指摘されたプロジェクトはこの WG に残すことが効率的であるとの報告が上げられた. 5.5 JTC 1 Plenary の運営について JTC 1 総会をどのように進めるのが良いか, 長期的および来年度の進め方について, 討議を行った. 総会の効率を上げるために,SWG-M ( SWG on IPSJ / ITSCJ NL

10 Management) において事前に Issue を議論することについて賛同はあるものの, 総会での議論との重複を避け, 混乱しないようにするための方法が必要である. SC 議長による発表については,SC 内の Issue を議論する話と JTC 1 の外にアピールするためのプレゼンの話が同時に議論されており, 簡単には収束しない様子である.2013 の総会については,SWG-M の会議を総会の週の最初に開催する, という議論もあったが, これまでの総会の流れを変更することなく, 総会期間の中間である火曜日および終了後の金曜日の夕方 2 時間ずつを候補として開催する方向となった (Recommendation5). 5.6 JTC 1 のマーケティングについて JTC 1 の活動をより良いものとするため, マーケティングの観点から議論を行った. 外部に対して, 活動をアピールするため情報発信を行うページを作成するなどの意見が出た.JTC 1 の活動を紹介するページは作成され公開されている ( 今後も議論が継続される見込み. 5.7 その他英国から三つの寄書が提出された.Facilities Fee を集める会議の場合に, 会計報告のテンプレートが作成されたが, あまり使われていない, リポートが JTC 1 セクレタリに上がっていないなどの問題が指摘された. 会計報告を提出してもらうよう JTC 1 セクレタリに要請することとなった (Recommendation4 ). Directives を順守させるための Governance を SWG-M が持つべきではないかという寄書が提出されたが, それはトピックスによるため, 明示することは難しい, と否定された.JTC 1 に新しい組織ができた場合に, その Scope を SWG-M が検査し, 場合によっては変更案を作成すべきという意見であったが, ケースバイケースであり,Exception Base で議論を行うことが確認された. 6. 今後の開催予定 :00 UTC(teleconference) ,8(France) JTC 1/WG 8(Governance of IT) 会議報告 JTC 1/WG 8 小委員会主査平野芳行 1. 開催場所 : 東京 ( 日 ) 2. 開催期間 : /22 3. 参加国数 / 出席者数 : 9 カ国,1 リエゾン /32 名 ( 電話参加 6 名を含む ) 主査 (Phil Brown, 英 ),Secretary(Jenny Mance, 豪 ), 豪 (3+3), 南ア ( 2), 米 (1), 英 ( 1), 韓 ( 1), 蘭 (2), スウェーデン (1), ニュージランド (2+1), 日 (7: 清水恵子 [ システム監査学会 ], 原田要之助 [IISEC], 平野芳行, 小倉博行 [ 三菱電機 ], 力利則 [NEC フィールディング ], 内藤裕史 [ 日本 IBM], 原田敬 [IPA]), ISACA(2), オブザーバ (4: 松尾, 平塚, 梶本, 松枝 ) 4. 概要今回の会議の一つの目的は,2012 年の JTC 1 Jeju 総会の決議 32 に対して,9 月の SWG-M へ, この WG と意見をまとめることにあった. 以下, 今回の会議決議事項を記載する. (1) IS 38500(Cooperate Governance of IT) の改訂は, エディタの J. Graham が電話会議での参加になったが, CD 投票でのコメント処理 66 件 (ge 6 件,te 28 件, ed 32 件 ) を終了し,DIS へ進むことを JTC 1 へ推奨することになった. また, 大きな変更については今回の改訂では実施せず次回改訂に回すことになり, ISO/IEC シリーズとしての全体のモデル及び原則の整合化を進めることになった. (2) TS 38501(GIT- Implementation guide) について, 前回の結果を反映した draft が会議前に配布され, 韓国等の追加コメントを含め PDTS でのコメント処理が終わったので,DTS 投票に進むことになった. (3) TR 38502(GIT - Framework and Model) は,DTR が承認され, コメント処理が終了したので,TR として発行されることになった. (4) TR 30120(IT audit -- Audit Guideline for Governance of IT) は,DPTR 投票が承認され, コメント処理が終わったので,Draft を見直して DTR 投票に進むことになった. なお,ISO に沿った日本案とは別の韓国案が提出されていたが, 会議で韓国案が却下された. (5) オーストラリアから提案されていた Benefit realization について,NP 投票に進むことが決まった. (6) ISO/IEC38500 の原則及びモデルに関して, 原則の構造化, 形式化及びモデル洗練化を行い,TS 及び TR と調整を取って次期の シリーズに反映させる. そのために Ad hoc グループを作ることになった. IPSJ / ITSCJ NL

11 (7) 2012 年の JTC1 総会の決議 32(Assignment for the SWG on Management) への対応については, 豪提案の IT ガバナンス マネジメント (Governance & Management of IT) の新 SC(ISO/IEC JTC 1/SC40) 設立など, 出席のエキスパートで今回議論した結果, 新 SC の設立 (SWG-M でのオプション C) を支持することになった. (8) 東京会議の開催及びレセプションについて, ITSCJ 及び木村様の支援に謝辞が述べられた. (9) 今後の予定は, このまま WG の体制であれば, 次回の F2F 会議は 2014 年 3 月 25 日 ~28 日にオランダで開催することになった. その他に,SWG-M 後に電話会議 9 月 11 日 11-12UTC, JTC 1 総会後に電話会議 11 月 19 日 11-12UTC を予定. 5. 所感当初,2012 年の JTC 1 総会で, この WG 8 がどのような扱いになるのかが, 不明であったが, 結果として JTC 1/WG 6 と SC 7/WG 40 が統合されただけだったので, 何とか東京での会合が開催できた シリーズはそれぞれステップを進めることができよかったと思う. また原田要之助氏がエディタをしている TR について, コエディタの韓国の Kwon 氏は不参加ではあったが, 出席者の理解を得ることができ, DTR 投票へ進めることができたのは成功であった. 今後 11 月に開催される JTC 1 総会で,ISO/IEC JTC 1/WG 8(IT ガバナンス ) の,IT ガバナンス マネジメント (Governance & Management of IT) の新 SC (ISO/IEC JTC 1/SC 40) への統合 ( オプション C) に関する審議が行われる見通しであり,ITSCJ 技術委員会で日本の方針を事前審議しておく必要があると考える. また, 今回東京の開催に当たり,ITSCJ の支援に深謝したい. SC 6 ( Telecommunications and Information Exchange Between Systems/ 通信とシステム間の情報交換 ) 総会報告 SC 6 専門委員会委員長山下博之 (( 独 ) 情報処理推進機構 ) 1. 開催場所 : ソウル ( 韓 ) 2. 開催期間 : 参加国 :7 カ国 4 機関オーストリア (*), 中, 韓, 蘭 (*), スイス, 英 (*), 米,ITU-T,Ecma International,ISOC,IEEE 802 *: by teleconference 今回は日本から参加しておらず, 決議文書 (SC6N15704) に基づき, 主なトピックスを簡単に報告する. 4. 報告事項 4.1 PLC Harmonization (WG 1) Jee-Sik Park 氏が次回の SC 6 総会まで,PLC 仕様調和勉強会の座長を務めることとなった. また,PLC 仕様調和勉強会報告書 (6N15642) を,IEEE 1901 WG 及び ITU-T SG 15 へ送ると共に,Jee-Sik Park 氏が,IEEE 1901 WG 及び ITU-T SG 15 の主査らへ提案に応答するよう要求し, 彼らを PLC 仕様調和勉強会に招待することとなった. PLC 仕様調和勉強会報告書の結論は, 次のとおり : (1) Inter System Protocol (ISP) の変更 初期化及び再同期の変更をせず ISO/IEC 規格に ISP を一つ追加する. PLC 標準に適合するシステムを最大限共同利用するオープンスロットシステム割当てのため, 初期化及び再同期を変更する. (2) 四つの異なるシステムが共存するための新しい仕組み Inter Symbol Frequency Multiplexing (ISFM) を採用する. アクセスシステム用に 1 つ, インハウスシステム用に 4 つ (1901 FFT, 1901 Wavelet, ITU-T, ISO/IEC) とする. OFDM 副搬送波の合計を分割することによる Multiplexing とする. 3 つの異なるフィールドで ISFM ウィンドウを構成する. 特定 PLC 標準への ISFM ウィンドウ割当てはしない. (3) 今後の進め方意見調整に時間がかかっているが,ITU-T 及び IEEE 1901 WG へのコメント依頼への返事の内容をこの勉強会で判断して, 共存仕様案として,PWI 又は NP と IPSJ / ITSCJ NL

12 して提案する. 4.2 WG10 (Title: Directory, ASN.1 and Registration) の設置今までは,WG 8 でディレクトリ,WG 9 で ASN.1 及び登録の規格化作業を行っていた. しかし, 昨年 (2012 年 ) に WG 9 の Convenor であった John Larmouth 教授が逝去され, その後も引き受け手がいないことから, 常に共同で会議を開き共同作業を行っている ITU-T 側がその都度臨時で対応していたこと, WG 9 の作業は維持管理が多くなっているとはいえ継続が必要なこと,WG 8 と WG 9 の作業は関係も深いこと, などの理由により,WG 8 と WG 9 とを解体合併し新たに WG 10 を設立することになった.WG 10 の Convenor は Jean-Paul Lemaire 氏 ( フランス ) が行う. 作業内容は, 今までの WG 8 及び WG 9 と変わらないが, 維持管理にとどまらず更なる拡張作業も検討していく. 今後の方向性については明確ではないが, ITU-T 側がディレクトリのセキュリティへの更なる応用を検討している模様である. なお, 別途,SC 27 への移管の話もあったようだが, 少なくとも決議文書を見る限りはその話は出ていない. したがって, 移管の話は一旦は白紙に戻ったものと思われる. 参考文書 :SC6N15676 (Terms of Reference of JTC 1/SC 6/WG 10 Directory, ASN.1, and Registration) 5. 今後の予定 /21 Ottawa( 加 ) SC 22 ( Programming languages, their environments and system software interfaces プログラム言語, その環境及びシステムソフトウェアインタフェース ) 総会報告 SC 22 専門委員会委員長石畑清 ( 明治大学 ) 1. 開催場所 : 東京 ( 機械振興会館 ) 2. 開催期間 : /18 3. 参加国数 / 出席者数 : 6 か国 /19 名議長 ( Rex Jaeschke, 米 ), セクレタリ (Marisa Peacock, 米 ), 米 (3, うち convener 1), 加 ( 1), 英 (2, うち convener 1), 中 ( 1), 韓 (1), 日 (9: 石畑清 [HoD, 明大 ], 高木渉 [ 日立,WG4 convener], 黒川利明, 頃末和義 [IPA], 武部達明 [ 横河電機 ], 吉田秀逸 [ 富士通 ], 佐藤嘉一 [ インテグレートシステム ], まつもとゆきひろ, 前田修吾 [Ruby Association]), ほかにオブザーバ : 成田さおり [ 情報規格調査会 ] 4. 総会の概要いくつかの言語で進められていた規格の改訂作業は, ほとんど完了した. 現在は, 次の改訂に向けて提案の収集や評価を行っている段階で, 新たなプロジェクトは特に発生していない. したがって,Plenary での議論は, 坦々と進み, 短時間で終わった. 昨年までの Plenary では,Directives を初めとする手続きに関する議論が多かったが, 今年はそれもなかった. 議論に時間を要したのは, 細粒度並列処理に関する研究を, 言語を横断する形で行おうという提案に関するものだった. 言語をまたぐ議論は噛み合わないと指摘する声が強く, 結局は WG 14(C 言語担当 ) の中に設けられた Study Group に他の言語グループからの参加を招請するにとどまった. Linux の仕様が変化していて, 規格が時代遅れになりつつある. この差を埋めるような体制や作業プランを関係者が作成するよう求めた. 適切な案が来年の Plenary までに提示されなければ, 規格を廃止する予定とする. Ruby の次期改訂の方針概要を Ruby Association のメンバーが説明した. 手続きの進め方や改訂版に含めるべき言語仕様に関して活発な質疑応答があった. 5. WG の活動状況 5.1 WG 4(COBOL) FDIS が完成して, 投票開始を待つ状態になっている. 次期改訂に向けて, 提案を収集している段階である. 5.2 WG 5(Fortran) 次期の改訂はマイナーなものにとどめる予定であ IPSJ / ITSCJ NL

13 る. これには, 現規格に対する処理系開発が進んでいないという状況も関係している.Interoperability with C,additional parallel features,corrigendum などの作業を進めている. 5.3 WG 9(Ada) 改訂版の言語仕様が 2012 年のうちに出版された. test suite の整備を進めている. 5.4 WG 14(C) secure coding rules の規格案を完成させた. 浮動小数点数の扱いや並列プログラミングに関する研究を進めている. 5.5 WG 17(Prolog) Definite Clause Grammar の規格化や言語本体の Corrigendum に関する作業を進めている. 5.6 WG 21(C++) 言語規格の改訂案が CD+NP 投票の段階に達している. ファイルシステムやネットワーク処理に関する TS を作成中である. 5.7 WG 23(Programming Language Vulnerabilities) vulnerability に関する TR のさらなる改訂を進めている. 個々の言語に関する Annex を追加するなどして完成させたら, しばらくは静止状態に入る見込みである. 5.8 Ecma International との liaison ECMAScript に関する作業が活発に進められている. 次期改訂に関するもののほか,test suite, 国際化, JSON(JavaScript Object Notation) などが挙げられる. 6. 今後の予定 /09 マドリッド ( スペイン ) 7. 決議一覧 ( 背景の解説を含む ) WG14 内の並列処理の研究グループに来年の Plenary での報告を求める 同グループに C 以外の言語の関係者の参加を招請する イギリスの C Panel の再結成を歓迎する Linux 改訂の体制や作業プランの策定をデンマークと韓国を中心とする関係者に求める. 来年の Plenary までに案ができなければ, 言語規格自体を廃止する external liaison ( Ecma International, Linux Foundation) を確認する SWG-Smart Grid への代表者派遣を打ち切る Austin Joint Working Group の organizational representative を確認する internal liaison(tc37,sc2,sc7,sc27) と SC 22 からの代表 (SWG/Directives) を確認する WG9 Ada と WG21 C++ の convener を再任命する (3 年間 ) 規格の定期見直し.C の特殊関数と POSIX の規格を confirm とする.COBOL の Collection Class に関する TR を revise とする 次回以降の SC 22 総会の予定.2014 年はスペイン (Madrid) ~18 通例の感謝. 8. その他 WebEx を利用した Teleconference とした.Convener 3 名を含む 4 名の参加があり,Teleconference としたことの効果は大きかった. 音声の聞き取りは, 両方向とも問題ないレベルだったと思われる. 参加者のうちの一人の画面を他の参加者が共有できる WebEx の機能を生かすため, 参加者のうちの一人が WebEx のオペレーターとして働いた. SC 24(Computer Graphics, image processing and environmental data representation/ コンピュータグラフィクス, 画像処理及び環境データ表現 ) 総会報告 SC 24 専門委員会委員長青野雅樹 ( 豊橋技術科学大学 ) 1. 開催場所 : シドニー ( 豪 ) 2. 開催期間 : 参加国 / 参加者総数 : 6 ヵ国 /28 名議長 (Ha-Jine Kimn, 韓 ), セクレタリ (Charles Whitlock, 英 ), 米 (3), 英 ( 2), 韓 ( 9), 中 ( 1), 豪 (4), 日 ( 2: 青野雅樹 [HoD], 蔵田武志 [ 産総研 ]) WebEX 参加 : 英 (1), SEDRIS(2)DGIWG(1), Web3D Consortium(1) 4 特記事項 4.1 WG 6( 拡張現実世界によるプレゼンテーションと交換 ) WG 6 のワーキンググループ会議は 8 月 27 日 ( 火 ) の午前 9 時ごろから, また Plenary は 29 日の午前に行われた. のべ 19 名の参加者があり, ワーキンググループの参加者の内訳は, コンビーナ, 英 (1), 韓 ( 8), 中 (1), 豪 ( 1), 米 ( 2), TC211(1), 日 ( 2) の合計 17 名であった. 韓国からの参加者と発表がとびぬけて多かった. 会議に先立ち, 議長 (WG 6 コンビーナの Dick Puk 氏 ) から, コンビーナレポートの説明があった.WG 6 で現在もっとも活動がアクティブな X3D に関する規格の最新状況のほか,ISO/IEC (X3D( 拡張 3 次元記述 ): アーキテクチャ ) の第 3 版の FDIS 投票 IPSJ / ITSCJ NL

14 が会議後しばらくしてあるので, 投票よろしくとの報告であった. 次に, 最近の Web3D コンソーシアム関係のプロジェクトとして,HTML5 と X3Dom ( の活発な活動の紹介があった. 日本からのレポートとしては青野から, X3D の企業側の認知度が他国に比べて低いこと, ISO/PAS 17506:2012 の Collada(Khronos グループ ( から出た ISO 公開文書 ) や, コンビーナから報告のあった WebGL(JavaScript によりブラウザから OpenGL を呼び出して 3D で表現できる機能, 現在は Firefox や Google Chrome などで使えるが IE は未対応 ) のほうが,CG 関係の学会やホームページでのデモ等で, 最近よく利用されている旨を報告した. コンビーナからはさらに, 最近の傾向として, WG 9 の機能である拡張現実, 仮想現実などを考慮した X3D 機能拡張の話題,haptic device( 触角装置 ) に関して仮想空間の手術シミュレーションなどで取り入れられる方向に進みつつある, 等の報告があった. さらに,Web3D Conference の座長も担当しているとのことで, 今年のスペインで行われた Web3D 国際会議の様子, 特に, ビッグデータの可視化 ( たとえボーイング 777 の全モデル ) における高速描画手法が流行である, との最新技術動向の報告があった. ワーキングセッションの発表としては以下のものがあった. 1 Gun Lee, ARC function extension in X3D (HIT Lab, NZ) 2 M. W. Lee, X3D Physical sensors ( Suwon Univ. )( 昨年 NP 投票で可決された ISO/IEC 内容の続報 ) 3 Kung-Hee Yoo, X3D Real characters (Chungbuk National Univ.)( 昨年 NP 投票で可決された ISO/IEC 内容の続報 ) 4 Gerald Kim, MAR Sensor Nodes ( Korea University) 5 Jung-Ju Choi, Extending Facial Animation in H-Anim (Ajou University) 6 Hyokwang Lee, CAD3X3D Conversion (Korea Atomic Energy Institute) 7 Kwan-Hee Yoo, H-Anim Hands and Feet Animation (Chungbuk National Univ.) X3D の符号化 に関しては, コンビーナから, 新しいバイナリ符号化として W3C の EXI 圧縮方式が検討されている, との報告があった. 総じて WG 6 は WG 9 とともに, 非常にアクティブに活動が継続されている印象であった.Plenary は 8 月 29 日 ( 木 ) の午前 9 時から行われ,WebEX を通して,Web3D コンソーシアムの Don Brutzman も参加した. 4.2 WG 7( 画像の処理と交換, 登録 ) 8 月 26 日の Working Session には, 参加できなかっ たが,8 月 28 日 ( 水 ) 午前の Plenary には参加し, 以下のような Recommendation が採択された. まず, 昨年の Brussels 会議で報告された画像処理のオープンソフトウェアである OpenCV の Study Group に関する詳細のプレゼンがコンビーナの Y. Chung 氏 ( Study Group のラポータを兼任 ) からあった. なお,OpenCV は, Lesser GPL ライセンスであるが, 一部の機能 (SIFT と SURF の 2 種類の画像特徴量 ) が特許になっているとの注記があった. また, リエーゾンを継続, または開始予定であることが報告された. 1 ISO SCIT ( Steering Committee on Imaging Technology ), 2 TC 211/WG 6 ( Geographic Information/Imaging and Gridded Data),3 SC 29/WG 1 JPEG2000,4 NATO JCGISR,5 NITFS Technical Board,6 OMG Robotics DTF ( Image processing standards for intelligent robots) である. 総じて,WG 7 は継続, あるいは Study Group としての報告はあるものの文書化に関するアクティビティはこの 2 年間なく沈滞気味である, という印象であった. 4.3 WG 8( 環境表現 ) WG8 の会議は日本からは,WG 7 同様,8 月 28 日 ( 水 ) 午後 13:30 からの Plenary だけ参加した. コンビーナの Jack Cogman( 英 ) は WebEX で遠隔地から参加した.SEDRIS からの代表である Farid Mamaghani 氏と Editor の Paul Berner 氏も WebEX で参加した. Acting convener はオーストラリアの Peter Ryan 氏が行い,acting editor は WG 6 のコンビーナでもある Dick Puk 氏が行っていた. その後,WG 8 での規格である SRM ( Space Reference Model ) ならびに EDCS (Environmental Data Coding Specification) に関する最新の状況の説明があった. また,9973 の Edition3 の Revision,18025 EDCS(Revision to Edition 2), SRM(Revision to Edition 3) が現在進行中のプロジェクトである.WG 8 では, 文書化で進行しているプロジェクトがあるものの,SEDRIS 等の経済的な支援が最近ないようで, そのため文書化のほとんどが,Puk 氏いわく, 一時中断状態であるとのことだった. Plenary では ETRI の Sang-Woo Ghyme から Sketch-based Terrain Modeling に関してスライドを使った報告があった. これは,RBF( ガウスカーネル ) モデルを使った手法で, データ圧縮ができる点に利点があるという報告であった. ただし, 報告者の組織での予算の目途が立たないそうで, 今後,NP になるかどうかは現時点では不透明とのことであった. なお, 10 月 16 日に EDCS の投票があることの remind があった. 全体としては,WG 7 よりは多少はアクティビティがあるものの, 予算次第, というプロジェクトが目立った. なお,HoD/C 会議で議長の Kim 氏から JTC 1 レポートにあった, ビジネスプランの中での ビッグデータ や 次世代の解析 技術で, 環境スキャン IPSJ / ITSCJ NL

15 が期待されていることから, 予算さえつけば, 復活, あるいは再び興隆する可能性が感じられた. 4.4 WG 9( 拡張現実世界の概念と参照モデル ) WG 9 は, 昨年 8 月の Brussels 会議で最初の WG 9 会議が開催され,SC 24 総会での WG 9 会議は今年で 2 回目であった. 昨年は,Augmented Reality Continuum (ARC) に関するレファレンスモデルを, 参加した委員で共有することが主眼であった. その後, 昨年度は NP 投票が 3 件あり, これらが P メンバー 5 か国以上の同意で可決されたという経緯があった ( 日本の NP 投票はレファレンスモデルに賛成, 他の 2 つはレファレンスモデルとの関連が不明であり反対した経緯をもつ ). 一方, 今年の Sydney 会議では,8 月 26 日のワーキングセッションにおいて, まず, コンビーナの Gerald Kim 氏から, これまでの ARC という言葉が, SC 29/WG 11 との調整の後,MARC(Mixed and Augmented Reality Continuum) という名前に変更を予定しているという報告があった. これは比較的大きな変更で, すべての規格の名称に影響を及ぼすため, JTC 1 での承認が必要であろう, とのことであった. 同時にこの変更のきっかけとなったのが, 昨年 11 月の Jeju での JTC 1 総会において,SC 29/WG 11 と拡張現実モデルに関して JAhG(Joint Ad hoc Group) を結成して, 協調していくべき, との JTC 1 決議に伴うものである, との報告があった. その後, 時間をかけて, JAhG のもとで, 新しい拡張現実 ( および混合現実 ) の規格を考案したときに, どのような手続きで今後進めるべきかの, 白熱した議論が行われた. 日本からの適正なプロトコルを決めて行うべき, との意見が受け入れられ, シンプルではあるがプロトコルのたたき台が議論された. その内容は,SC 24 で提案する規格は SC 24 が管理,SC 29 が提案する規格は SC 29 が管理, JAhG で提案する規格は,JAhG でエディタを含む責任者を出して規格を進めてはどうか, というものとなり, プロトコルの要約を文書でコンビーナがまとめ, Plenary で議論するという形となった. 一方, ワーキングセッションでは, 新たな NP 候補として日本の蔵田氏から昨年に続く MARC のベンチマーキングモデルに関する規格 の説明があり, コンビーナから, 是非,NP の準備を進めてほしい, との推奨があった. この他, コンビーナから,MARC の API の新規 NP 候補案, ならびに韓国の代表者 S. Ghyme 氏から デジタルホログラフに関する MARC の新しい規格候補 に関して報告があった. こちらは, NP へはまだ時間がかかりそうだ, との感触があった. 8 月 28 日の午後 4 時から Plenary が行われた.Plenary には Standards Australia の SC 29 の代表者も参加していた.Programme of Work として, 昨年度提案された 3 つの NP( , , ) に関するレビューが行われた. この中で, 日本からワーキング セッションで質問していた, パート 3 の Real character とは何か明確にすべき という意見に関して, living objects を想定しており, 人間だけでなく, 魚や動物などを含む 生きているもの を対象とする, との回答が, 該当規格案を提案した Mr. Yoo 氏からあった. これらの規格の CD は来年の 1 月ごろまでに準備するとの報告があった. なお,SC 29/WG 11 との JWG(Joint Working Group) に関して, コンビーナからプロトコルの提示があったが,Standards Australia の SC 29/WG 11 からの幾つかの修正案の指摘があり, 今後さらに調整を要するとの印象を受けた. 4.5 HoD (Head of Delegation)and Liaison Meeting HoD/C 会議は,8 月 27 日 ( 火 ) の午後と,29 日 ( 木 ) の午後に行われた. 参加者は各国の HoD, 各 WG のコンビーナ, ならびに各種リエーゾン担当者,SC 議長, および SC 24 セクレである.27 日の HoD/C 会議では,Drafting Committee の任命と, 議長である Kim 氏から,1992 年以降の SC 24 の歴史を JTC1 N10729 文書を使いながらの説明があった. 29 日に行われた 2 回目の HoD/C 会議の内容は以下のようであった.Chairman からのレポートとして, 昨年の Jeju で行われた JTC 1 会議のフィードバックがあった. その中で JTC1 N11428 に従い,New Work Item Proposal form が変更になったとの報告があった. また, 今回も WebEX での会議の形態をとっていたが,JTC1 N11429/ Resolution 11 に従い Web 会議が推奨されているとの報告があった. 同様に,JTC1 N11429/ Resolution 22 に従い, 環境スキャン (Environmental Scan) 関連で SC 24 はビッグデータならびに Next Generation Analysis 分野での新技術のポテンシャルがあると報告された. さらに,JTC1 N11429/ Resolution 34 において,SC24/WG 9 と SC29/WG 11 は拡張現実の分野において協力し,ARRM(Augmented Reality Reference Model) の作業を進めること, ならびに JAhg を形成して, 規格を話し合うグループを構成することが報告された. その後,SC 24/N 3509 に基づき, SWG-BP(Business Plan) に関して, 問題ないかどうかの議論が行われた. なお, ビジネスプランは 9 月末ごろまでに JTC 1 に提出する予定である. 4.6 SC 24 Plenary meeting 会議全体では 28 名程度の参加者で, 昨年と同じ 6 か国 ( 韓, 米, 豪, 中, 日, 米 ) の P-member からの参加があったことが議長のキム氏から報告された.30 日の午前 9 時半から SC 24 Plenary が行われた.SC 24 Plenary では, オンラインでの参加の Jack Cogman, Farid Mamaghani 氏ら 3 名の SEDRIS の参加者を含め 22 名の参加者であった.SC 24 Plenary では, 議長からの報告, セクレからの報告,WG コンビーナからの報告, リエーゾンからの報告,SWG からのビジネスレポートの説明, ならびに National Body からの報告 IPSJ / ITSCJ NL

16 があった.SC 24 の現在のアクティブな文書化 (CD 以上 ) では WG 8 から 3 つ,WG 6 から 5 つあることが報告された. 幾つかの代表的な報告は以下のとおりである. TC 211 からのリエーゾンレポートでは,W3C ではすでに標準化されている OWL に関して,ISO でオントロジー (OWL) による地理情報の標準化が進んでいる話など, かなり興味深い報告があった. NATO NIAG グループからは BIIF 規格,JPEG2000 規格,DGIWG,GML などの関連する規格の説明がある. KML との関係を聞いたところ,GML には GML にしかない機能 ( アノテーション ) などがあるとのことであった.Web3D コンソーシアムからのリエーゾンレポートでは, 規格が肥大化し複雑化していく過程で, 幾つかの特許技術が入ってきている状況で,IPR (Intellectual Property Rights) の問題の指摘があり, 規格は royalty-free ポリシーを取るべき, との報告があった. また,Khronos グループから出た Collada(ISO/PAS 17506:2012) が競合する ISO 規格として出てきたことに危機感があるとのことであった.DICOM とのリエーゾンに関しては,Dick Puk 氏から,9 月に会議があること, また, 医療分野でボリュームレンダリングの機能が重要で,DICOM を通しての, 巨大な医療用データや, これを処理する仕組みが最新の X3D に含まれているとの報告があった.National Body report では China から CESI(China Electronics Standardization Institute) のアクティビティと, 中国政府からモバイル AR に関する研究と応用に対して支援しているとの報告があった. 5. 今後の開催予定 2014 年は,8 月に米国西海岸を第一候補としての開催を予定している. 開催都市や開催時期は未定であるが,San Diego と Seattle が候補地に含まれている. 6. その他米国から ( ほぼ毎年 ) 参加され,Kim 氏の前任の SC 24 の Chairman を務めた Laura Moore 氏が今年限りで引退するとの報告があった. SC 25 ( Interconnection of Information Technology Equipment/ 情報機器間の相互接続 ) 総会報告 SC 25 専門委員会委員長宮島義昭 ( 住友電気工業 ( 株 )) 1. 開催場所 : Kista( スウェーデン ) 2. 開催期間 : 参加国数 / 出席者数 :17 カ国 /36 名議長 (Gerd Weking, 独 ), セクレタリ (Walter von Pattay, 独 ), 豪 ( 1), 中 (1), デンマーク ( 1), 仏 ( 2), 伊 (1), イスラエル (1), 日 (3: 宮島 [HoD], 山本 [ パナソニック ], 別府 [ アクシオ ]), 韓 (3), 独 ( 5), メキシコ (1), 蘭 ( 1), シンガポール (2), スペイン (2), スウェーデン (2), スイス (1), 英 ( 1), 米 (6) オブザーバ参加 :IEEE802.3, 4. 全体概要前回のジュネーブ総会議事録を承認,Agenda 確認, Drafting Committee メンバ確認, 議長報告, セクレタリ報告, 各 WG コンビナー報告,SC 25 関連プロジェクト, リエゾン審議, 今後の課題審議が行われた. 5. 議長, セクレタリ報告等 ( 前回 2012 ジュネーブ総会以降の注目すべき事項 ) 5.1 IEC における Systems Work in the IEC IEC AC/33/2013 について, (1) SMB は, Systems Work in the IEC を承認. (2) Systems Evaluation Groups ( SEG ), Systems Committees(SC), Systems Resource Group(SRG) の定義を明確化した. (3) SEG として, Smart Grid と Smart Cities の 2 グループ設立を SMB が承認. (4) SEG の定義の説明 : a larger, open group used in the first stage of systems development whose role is to engage the community of experts, identify the relevant stakeholders and define the general architecture and boundaries of the problem to be addressed. 5.2 NWIP の承認には,5 カ国の Expert の氏名を明記するとのルールについて (1) Question 3 が Yes 投票でも,Expert 氏名が無ければ, No とみなされる. (2) 新しいプロジェクトへの参加が重要との視点で, SC 25 としては, 必ずしも Face-to-face での活発な貢献のみを要求せず, 例えば Electronic meetings を活用して, 幅広い貢献の方法があることを訴えたい. これらを考慮して積極的に Expert 氏名を記入の上, 参加表明願いたい, との SC 25 Chair 発言あり. IPSJ / ITSCJ NL

17 6. 各 WG からの報告 6.1 WG 1 レポート (1) 前回ジュネーブ総会以後, アーリントン ( 米 ) およびキスタにて WG 1 会合を開催. (2) ISO/IEC :Application layer light version for network enhanced control devices of HES Class 1 (Echonet Lite) CD 投票へ (3) ISO/IEC , -8, -9, -101, -102, -11, -12, Interconnection of information technology equipment -- Home Electronic System (HES) Architecture -- Application models -- Intelligent Grouping and Resource Sharing -- Remote Access System NWIP 承認. (4) ISO/IEC , Information Technology -- Modular communications interface for energy management. NWIP 承認. (5) ISO/IEC , -2, -3: Home electronic system (HES) WiBEEM Standard for Wireless Home Network Services (WiBEEM) CD を完了 注 )WiBEEM: 省エネ型センサと無線通信を融合する技術 (Wireless Beacon-enabled Energy Efficient Mesh network) (6) ISO/IEC , -2, -3: Home Network Resource Management 3rd CD DIS へ 次回 WG 1 は, 東京にて,2014 年 4 月 1 日の週に開催予定. 6.2 WG 3 レポート前回ジュネーブ総会以後, イスタパ ( メキシコ ) およびキスタにて WG 3 会合を開催. 主な審議事項は, 下記のとおり. (1) ISO/IEC : Amendment1 on Automated Infrastructure Management (AIM) PDAM 投票済, コメント審議. (2)ISO/IEC : Implementation and operation of customer premises cabling -- Part 3: Acceptance testing for optical cabling 第 2 版が DIS 投票へ.Uncertainty に関する Amendment1 が NWIP 投票の予定. (3) ISO/IEC 11801: Generic Cabling 構内配線関連の規格すべてを体系化して再構成するための NWIP を提出予定. (4)ISO/IEC : Guidance for balanced cabling in support of at least 40Gb/s data transmission PDTR が承認され,2013 年内に DTR 回覧の予定. (5) ISO/IEC TR : Application Specific cable assemblies -- Twinax cable assemblies -- Type1 Cable assembly NP 承認, コネクタ関連の規格案が未了. (6) ISO/IEC 30129: Information Technology Telecommunications Bonding Networks for buildings and Other Structures タイトル変更.1st CD 投票済, コメント審議終了. (7) 次回 WG 3 は,2014 年 2 月 25 日 ~3 月 1 日, 京都 にて開催. 6.3 WG 4 レポート 通常の WG 4 審議は, ベースで実施している. 今回の SC 25 では,INCITS T10/SCSI と T11/FC の活動状況をレポート. この 1 年で,T11/FC & SNIA より FC-SP-2, FC-BB-5 Am1 を出版. 6.4 PTTT(Project Team Terminology and Taxonomy) 今回 Kista で, 第 7 回目の会合を,ITU-T からの参加者も含めて 11 人 (5 カ国 ) にて開催. TR 29108: Terminology を 2013 年 3 月に,ITU-T 側からのコメントも入れて出版. 7. スコープの変更について JTC 1 からのコメントを受けて, 下記の通りに修正することで合意した : Standardization of microprocessor systems; and of interfaces, protocols, architectures and associated interconnecting media for information technology equipment and networks, generally for commercial and residential environments, to support embedded and distributed computing environments, storage systems, other input/output components, home and building electronic systems including customer premises smart grid applications for electricity, gas, water and heat. NOTE: This scope includes requirements for components, assemblies and subsystems. However, standardization of cables, waveguides and connectors remains within the relevant product technical committees and subcommittees. The scope includes the development of network interfaces, in liaison with committees for external utility networks, to support smart grid application at the customer premises. ( アンダーラインが修正箇所 ) 8. その他 (National reports 等 ) (1) イタリアより,ISO/IEC : Testing of optical fiber cables について,IEC TC86 の規格と重複規格になるとの意見提起があったが,SC 25 の規格は布設後の光ケーブルリンクの試験が主体であるため重複にはならないとの意見が支持された. ただし,SC 25 より IEC TC86 にリエゾンをとり, 誤解が無いようにフォローすることとなった. (2) 英国より,IEEE802.3 からの要請を受けて, SMF(Single Mode Fiber) によるパラレル伝送について検討を開始する予定であるとの情報あり. 9. 次回の会議予定 中国 IPSJ / ITSCJ NL

18 SC 27(Security Techniques/ セキュリティ技術 ) 総会報告 SC 27 専門委員会委員長渡邊創 ( 産業技術総合研究所 ) 1. 開催場所 : ソフィア アンティポリス ( フランス ) 2. 開催期間 : /30 3. 参加国数 / 出席者数 : 30 か国 /68 名議長 ( Walter Fumy, 独 ),Vice-Chair(Marijke De Soete, ベルギー ),Secretaries (Krystyna Passia,Martin Uhlherr, DIN), 豪, オーストリア, ベルギー, ブラジル, 加, 中, エストニア, フィンランド, 仏, 独, 香港, 伊, 日 (7: 渡邊創 [ 産総研 ], 近澤武 [IPA,WG 2 Convenor], 中尾康二 [KDDI,ITU-T], 山崎哲 [ 工学院大 ], 竜田敏男 [IISEC, WG 2 Vice-Convenor], 甲斐成樹 [IPA, WG 3 Vice-Convenor], 崎村夏彦 [ 野村総研 ]), 韓, マレーシア, メキシコ, オランダ, ニュージーランド, ノルウェー, ポーランド, ポルトガル, 露, 南ア, スペイン, スウェーデン, スイス, タイ,UAE, 英, 米 4. 概要 SC 27 では, 複数の TC/SC に共通する情報セキュリティの要素, 管理システム, および, サービス技術の標準化が行われている. 総会は前週同会場で行われた各 WG 会議に引き続き, 上記日程で開催された.WG 会議では反対投票していた案件についても概ね日本の主張が反映されたことから, 総会で反対その他の意見を主張することは無かった.SC 27 総会での主な決議は以下の通り. 4.1 新プロジェクトの提案 WG 会合の結果に基づき, 以下の NWIP 投票が行われることになった. Catalogue of Architectural and Design Principles for Secure Products, Systems, and Applications Revision on ISO/IEC (ed. 2) -- Information security risk management* Revision on ISO/IEC (ed. 1) -- Guidelines on the integrated implementation of ISO/IEC and ISO/IEC * Requirements for the Certification of Information Security Management Professionals * の 2 つは ISO/IEC Directives,Part 1,Annex SL に基づく投票である. 4.2 Sub-division の開始 WG 会合の結果に基づき, 以下の Sub-division が作成されることとなった. これらは全て WG 2 での規格化である : Key management -- Part 6: Key derivation : Lightweight cryptography -- Part 5: Hash-functions : Anonymous entity authentication -- Par t 4: Mechanisms based on weak secrets 4.3 SC 27 Study Group の開始 PKI,IoT に関する規格化を検討するため,SC 27 のスタディグループとして以下の 2 つが組織されることになった. Study Group on Framework for PKI Policy/Practices/Audit Study Group on Se curity and Privacy issues on Internet of Things 4.4 SC 27 Special Working Group の開始 SC 27 の運営を円滑化するための議論を行う Special Working Group として, 以下の 2 つが組織されることになった. Special Working Group on Management (SWG-M) Special Working Group on Transversal Items (SWG-T) それぞれ SWG-M では SC 27 運営状況の評価, モニタリング, 規程運用や SC 運営の改善に関する議論を行い,SWG-T では SC 27 の複数 WG に横断的に関連する議題を管理し議論することになっている. 4.5 Ad Hoc Group on SC 27 Modus Operandi の終了前回会議の後, 数度の電話会議による議論の結果, 上述の SWG-M,SWG-T の設立に伴い, 本 Ad Hoc Group を終了することになった. 4.6 SC 27 Chair, Vice-Chair 及び各 WG の Convenor, Vice-Convenor の任期満了にともなう任命今回任期満了となる SC 27 Chair,Vice-Chair,WG の Convenor と Vice-Convenor について, 以下のように任命された. SC 27 Chair の Walter Fumy( 独 ) と Vice-Chair の Marijke De Soete( ベルギー ) が再任された. WG 2 Convenor の近澤武と Vice-Convenor の竜田敏男が再任された. WG 3 Secretary 退任に伴う Vice-Convenor あるいは Secretary の募集に関し,Vice-Convenor に甲斐成樹 (IPA) が就任することとなった. WG 5 Convenor の Kai Rannenberg ( 独 ), Vice-Convenor の Jan Schallabock( 独 ) が再任された. 4.7 ISO/IEC Ballot Resolution Meeting 独からの提案であった JTC1 N11146(SC 27 N11419), Text of Fast Track DTR に対する投票の結果,TR 成立は確定 ( 賛成 12, 反対 6) したものの多くの反対国 ( 豪, 加, 仏, 日, 英, 米 ) と反対意見があったことから, 本 WG 会議日程内の 4 月 22 日 13:30-16:30 表記会議が行われ, 各国から出た意見について合意のレベルを上げるべく議論が行われた. 参加国は独, 仏, IPSJ / ITSCJ NL

19 英, 米, 加, 日 ( 渡邊創, 山下真 [ 富士通 ]), 中, 韓, 豪他であった. 議論は独のエディタが反対国のコメント毎に改訂案を示し, 当該反対国が意見を述べる形で進められた. 日本は反対投票しており,8 件のコメントを提示している. 主なものは以下の通り. DTR で Fast Track プロセスを使うことが適切でない. 関係 SG,TC とのリエゾン関係が実質的に機能する手続きとすべきであるが, 今回の手続きでは実質的な審議ができない.[JP2, JP3] IEC と重複している.[JP4] 同様に, 加, 英, 米の各国も,IEC 62443( ) との重複を指摘し, あるいは重複について関連 TC との調整の必要性を主張していた [CA1,CA2,GB5, US2]. コメントごとに Draft Disposition について審議し, 合意した変更を加えた.PAS の適用やリエゾンとの意見交換等, 手続きに関する意見は, 投票終了後でもあり, 現時点で合意できるような変更は不可能である. そのため審議では,TR 出版後, 次のレビュー ( 次版 ) で検討するとしたものが多い.JP2 についても同様で, 次のレビューでリエゾンの意見が検討できるようにする という主旨に Draft disposition を変更することにした. 以上までを終えた後に, ラポータより反対投票をした 6 か国で賛成に変える国はあるかとの確認があったが, 変えるという国は, 日本を含め無かった. 今後は本会議で確定した Disposition を Disposition of Comments に反映してコメント処理を完了し,TR を発行することとなる. 4.8 今後の SC 27 Plenary 会議の予定今後の SC 27/WG 会議と SC 27 総会の会議予定は以下の通り /25 SC 27/WG 会議 Incheon( 韓 ) /11 SC 27/WG 会議 Hong Kong( 中 ) /15 SC 27 総会 Hong Kong( 中 ) SC 28(Office Equipment/ 事務機器 ) 総会報告 SC 28 国内委員会 (JBMIA) 委員長小澁弘明 ( コンサルタント NPO エコデザイン推進機構代表理事 ) 1. 開催場所 : オーストリアウイーン市 2. 開催期間 : /25 3. 参加国数 / 出席者数 :6 ヵ国 /23 名議長 ( 斎藤輝, コンサルタント ), セクレタリ ( 杉山元邦, 富士ゼロックス ), 日 (7: 小澁弘明 [HoD, コンサルタント ], 伊藤丘 [KMBT], 小寺哲博 [KMBT], 稲垣俊彦 [JBMIA], 仲谷文雄 [ 富士ゼロックス ], 小林武史 [ キヤノン ], 宮本裕之 [ 富士ゼロックス ]), 中 (3), 韓 ( 1), 米 (8), 和蘭 (1), 墺 (1) 4. 議事内容 4.1 概要 ISO/IEC JTC1/SC28(Office Equipment) 第 24 回総会が, オーストリア ASI の招待によりウイーン市の ASI 会議室にて開催された. [ 特記事項 ] 今回の総会でも, 争点となる大きな問題も無く, おおむね順調に議事が進行した. 本総会においても, 国際幹事の富士ゼロックス杉山氏と, 斎藤国際議長との連携も良く総会はスムーズに運営された (Acclamation 3&4/2013). SC 28 Ambassador は, 毎年総会において制度継続の確認が行われることになっていたが, 任務もおおむね達成しこれ以上の成果が期待できないことから継続しないこととなった (Resolution 26/2013). これまで設置していた AWG(Advisory Working Group) の名称を, 役割は変更せず AG(Advisory Group) に変更した (Resolution6/2013). 4.2 AG ( 戦略策定 )( コンビーナ C.-H. Kim ( 韓 )) SC 28 Scope の改定を検討していたが, 現行を維持することとなった (Resolution 02/2013). SC 28 にかかわる Terminology の検討を行っているが, 各エディタが CD 段階で既存各種データベースとの一貫性を検証することとし, 設置していた Terminology Coordinator の役割を廃止した (Resolution 01/2013). 日本の臼井委員が Convener を務めていた AWG/PW6 の活動については, 討議の結果その活動を停止することとなった (Resolution 03/2013). 4.3 WG 2/29142( カートリッジ )( コンビーナ P. Jeran, 米 ) WG 2 の大きなテーマであったカートリッジ特性規格 ISO/IEC が成立発行された. IPSJ / ITSCJ NL

20 4.4 WG 3( 生産性測定 )( コンビーナ D. Lewis, 米 ) ISO/IEC24734( プリンタ生産性測定方法 ) が DIS 投票されることとなった (Resolution 15/2013) 4.5 WG 4( 画質測定 )( コンビーナ E. Zeise, 代行 D.Lewis, 米 ) ISO/IEC TS 24790( モノクロハードコピーの画質属性測定方法 ) の IS 化に向けて NP を策定することとなった (Resolution 18/2013) 4.6 WG 5( オフィスカラ ) ISO/IEC17823( オフィスカラ 機器用カラー用語 ) は, 当初計画から開発を 1 年延期することとなった (Resolution 22/1013) 4.7 その他 ISO/IEC 10779( アクセスビリティ ) は日本がエディタを務めるが ( 宮本裕之 富士ゼロックス ), 引き続き検討を継続することとなった (Resolution 24/2013) 5. LIASON OFFICERS 他 ECMA TC46 のリエゾンは 担当リエゾン退任と必要性が低いため停止した (Resolution 30/2013) その他 Convener/Liaison は, 基本的に変更なく引き続き従来通り任命された (Resolution 28~39) 6. 今後の開催予定 ベルリン ( 独 ) 開催都市未定 ( 日 ) 7. その他今回の会議場である ASI 本部の建物は, ウイ ン市街地にあるが, 自然光採光や照明の工夫など様々な環境配慮が施された設計になっており, 大変使い勝手の良い施設であった. 今回の総会も 2 度目の 2 日間での開催であったが, 事前の各 WG での討議や提案も順調であったこともあり, 効率よく運営された. SC 29(Coding of Audio, Picture, Multimedia and Hypermedia Information/ 音声, 映像, マルチメディア, ハイパーメディア情報の符号化 ) 総会報告 SC 29 専門委員会委員長高村誠之 ( 日本電信電話 ( 株 )) 1. 開催場所 : ウィーン ( オーストリア ) 2. 開催期間 : 参加国数 / 出席者数 :13 カ国 /23 名議長 ( 浅井光太郎 [ 三菱電機 ]), セクレタリ ( 渡辺真史 [ITSCJ/IPSJ]), 日 ( 1: 高村誠之 [HoD]), スイス (1), 伊 ( 1), オーストリア (2), 中 ( 3), 仏 ( 2), 独 (1), 韓 (1), ポーランド (1), 英 (1), 米 (5), ベルギー (1), スウェーデン (1) 4. 審議事項 : JTC 1 総会報告, 各 WG からの報告, リエゾン等からの報告,NB からのコメントを審議した結果, 下記事項が決議された. 4.1 標準化案の承認等 (Res. 1) IS/AMD/TR/COR の承認 26 件 FDIS/FDAM の承認 30 件 DIS/DAM/DTR の承認 40 件 WD/CD/PDAM/PDTR の承認 13 件 4.2 標準化項目の見直し, 変更 (Res. 2) 区分け 5 件 (MPEG-H 3 件, JPEG-XT 1 件, JPEG-AIC 1 件 ) 軽微な改良 12 件 ( MPEG-4 4 件,JPEG 件, MPEG-C 1 件,MPEG-D 1 件,MPEG-H 2 件, JPSearch 2 件 ) 名称変更 1 件 ( MPEG-4 ISO ベースメディアファイルフォーマット ) 4.3 スケジュール (Res. 3) 標準化スケジュール SC 29 N を承認. 4.4 プロジェクトエディタ (Res. 4) 5 名のエディタ変更を承認. 4.5 SC 29 ビジネスプラン (Res. 5) SC 29 N を本年 8 月 27 日までに更新し AGM(Advisory Group for Management) レビューを経た後 JTC 1 に提出することで承認. 4.6 Systematic Review(Res. 6) 2015 年に見直しとなる 30 件の IS を確認するよう要請. 4.7 ISO Patent Database(Res. 7) ISO が維持管理する IPR データベースには, 多くの問題 ( 宣言を提出したのに掲載されていない, 掲載されている宣言のタイプが未チェック, 現存しない企業が掲載, リンク切れ, 実際の IPR 宣言が不可視など ) があり, 利用の妨げとなっていることに対し懸念を表 IPSJ / ITSCJ NL

21 明. 4.8 WG 1 と WG 11 の協調強化 (Res. 8,11) 昨年からの本決議から引き続き, 両 WG の技術相互理解を深めることを強く奨励. 双方からメンバが出席する会議にて, 関連活動報告を示唆. 同時開催では会議時刻の衝突が起こることから,WG 1 は WG 11 より数日早めに会合を開始し WG 11 の会合開始まで開催することが要請された. また, 現状 WG 1 会合は年 3 回開催されているが, これを WG 11 と同じく年 4 回にすることが要請された. ただし会合期間の変更に際しては ISO/IEC Directives に沿って十分長い事前告知期間をとることとされた. 4.9 SC 24 と SC 29 の協調 (Res. 9,10) 本件に関し, 浅井 SC 29 議長が次回 JTC 1 総会に文書 ( SC 29 N 13645) を提出し発表することとなった. また Mixed and Augmented Reality に関する Joint AhG の ToR(SC 29 N 13646,2013 年 4 月の初回 JAhG で承認 ) を支持し,JAhG の継続を推奨 リエゾン (Res. 12) 現リエゾン ( 約 80 件 ) の確認, レポート 1 件 (ISO/SCIT) 新規締結 ( リエゾン C)WG 1 & COST Action IC1005 (HDRi) 関係リストの定期的確認を各 WG コンビナに要請 前回議事録 (Res. 13) 承認された P メンバ参加状況 (Res. 14) セクレタリが P メンバの参加状況を ITTF に報告し, メンバの義務 ( プレナリ参加 投票 ) を認識させることとした SC 29 Web/FTP サイト (Res. 15) プレナリ会合後にパスワード更新.E-ballot は変更しない 4.14 次回, 次々回会合 (Res. 16) 前回決議の通り, 次回 2014 年夏の SC 29 総会に先立つ WG 1 会合と WG 11 会合は同場所同時期開催とする. 開催場所は札幌で, 時期は WG1 会合と WG11 会合直後の 2014 年 7 月 12 日 ( 土 ) となった. また次々回 2015 年は WG 同場所会合直後の土曜日に開催し, セクレタリと WG コンビナがホストを確認することとした Editor に対する ISO/IEC Certificate of Appreciation の授与推薦 (Res. 17) 51 件延べ 148 名 ( うち日本人は延べ 14 名 ) 4.16 セクレタリ交代関連 (Res.18) 永年セクレタリを務められた小倉由紀子さんへの感謝が述べられた. アシスタントセクレタリであった渡辺真史氏が新セクレタリとなった旨紹介された. SC 32(Data Management and Interchange/ データ管理及び交換 ) 総会報告 SC 32 専門委員会委員長鈴木健司 ( 東京国際大学 ) 幹事土田正士 ( 日立 ) 1. 開催場所 : 慶州 ( 韓 ) 2. 開催日時 : /08 3. 参加国数 / 出席者数 :7 か国 /32 名議長 (Jim Melton, 米 ), セクレタリ (Timothy Schoechle, 米 ), 加 (2), 中 (7), 独 (1), 韓 ( 8), 英 (2), 米 ( 3), 日本 (7: 土田正士 [HoD], 遠城秀和 [NTT データシステム技術 ], 堀内一 [UMTP], 岡部雅夫 [ 東北工業大学 ], 安達辰巳 [NEC], 芝野耕司 [ 東京外国語大学,WG 4 コンビーナ ], 小寺孝 [ 日立 ]) 4. 主な結果下記で Res.#nn は,SC 32 決議事項 (SC32 N2381a ) の決議項目を指す. (1) プロジェクト分割について (Res.#1a) Res.#1a の Business Operational View -- Part 12: Privacy protection requirements on information life cycle management (ILCM) in EDI, Edition 1 について, 既存のパート 8 との差異が明確ではないため WG 1 で日本は反対を表明しており,SC 32 総会では棄権した. (2) 新プロジェクトについて (Res.#4) Res.#4 の Concepts and Usage of Metadata について, 韓国とカナダ共同で提案がなされ, 日本は賛成した. ただ,NP 投票までに日本でエキスパートが確保できるかが課題である. (3) Study Period について (Res.#5) Res.#5 の Request for study group to survey how best to progress the requirement to establish proof of concept validation of implementation of the parts of ISO/IEC and ISO/IEC について,WG 2 の BRM で議論となった, メタモデルの概念だけではなく実装可能性まで検証すべきとの日本の主張を背景として, WG 2 の安達氏を共同議長として立ち上げる. (4) セクレタリメモについて SC 32 総会開催時にセクレタリから,ISO/IEC JTC 1/SC 32 N 2359: Advisory memorandum on document progression が出され,WG 3 の CD 投票及び DCOR 投票の結果, 一部の投票を技術的な内容がないとして無効 ( 米国及びカナダ ) とすることとなった. これに対して,WG 3 コンビーナの Keith Hare 氏から異議が唱えられたが,SC 32 議長が理解を示すに留まり, 結局投票は無効と扱われることとなった. しかし, 運営に疑義が示される結果となった. また, 総会後にコンビーナ会議を SC 32 議長が召集 IPSJ / ITSCJ NL

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