issue date 2022/07/04 尾河眞樹ドル : インフレ抑制が最重要課題に森本淳太郎欧州通貨 :ECB フォーラムで目新しい材料はなし石川久美子豪ドル :RBA の利上げ幅と先行き示唆は? インフレ抑制が最重要課題に 先週のシントラでのフォーラムがタカ派的な内容で 市場心理に影を落とし

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1 issue date 尾河眞樹ドル : インフレ抑制が最重要課題に森本淳太郎欧州通貨 :ECB フォーラムで目新しい材料はなし石川久美子豪ドル :RBA の利上げ幅と先行き示唆は? インフレ抑制が最重要課題に 先週のシントラでのフォーラムがタカ派的な内容で 市場心理に影を落としている 実際に米経済指標も悪化傾向で 景気後退懸念は高まりつつある 今週も重要な経済指標が並ぶが 特にインフレ関連の指標には注目したい 先週のドル円は上昇し 一時 137 円ちょうどを付ける場面もみられた ただ 週末にかけて反落し 終わってみれば 135 円台前半と 週間ベースではほぼ横這いとなった ポルトガルのシントラで開催された欧州中銀 (ECB) 主催のフォーラムで 米欧英中銀が揃ってタカ派的な発言となったことから円安が進行 ただ 先週発表された米経済指標は 6 月のコンファレンスボード消費者信頼感指数 ( 図表 1) 6 月の ISM 製造業景況指数を含めて 景況感が軒並み市場予想を下回ったうえ 1-3 月の米実質 GDP( 確定値 ) が前期比年率 -1.6% と 改定値の -1.5% から下方修正されるなど弱いものが目立った これを受けて 市場で米景気後退懸念が強まるなか 米長期金利が低下 10 年債利回りが 2.8% 台まで低下したことが ドルを押し下げた 米株価は下落し NY ダウは週間ベースで 403 ドル安となった 前述したシントラでのフォーラムでは 29 日に ECB のラガルド総裁 FRB のパウエル議長 英中銀 (BOE) のベイリー総裁 国際決済銀行 (BIS) ゼネラルマネージャーのカーステンス氏がパネルディスカッションに登壇したが 総じてタカ派的な内容だったと言える 特にパウエル議長は 景気を必要以上に減速させるリスクがある と認めたうえで それよりも 物価安定の回復に失敗することがより大きな間違いだ と述べ 景気をある程度犠牲にしてもインフレを抑制するとのスタンスを明確に示した ラガルド総裁も パンデミック以前の超低インフレの時代が戻る可能性は低く 中央銀行は物価上昇に適応する必要がある などと述べた それぞれ異口同音にインフレに対抗する姿勢が示されたことで 日本との政策の格差がより際立った格好だ 今週は 米連邦公開市場委員会 (FOMC) の議事要旨が発表される 同会合ではメンバーによる政策金利見通し ( ドットチャート ) が大幅に引き上げられるなど 全体的に大きくタカ派にシフトしたことなどから 議論の内容には注目したい ただ 前述したシントラでのパウエル FRB 議長の発言などもあり タカ派的な内容になることは既に市場に織り込まれているとみられるため 金融市場への影響は限定的だろう カギはインフレに関わる経済指標ではないだろうか 特に 賃金の上昇に歯止めがかかるかどうかがポイントで たとえば JOLT( 求人労働異動調査 ) は 前回 4 月の求人件数が 3 月のピークからやや減少したが まだ高水準に留まっている ( 図表 2) これが減少しないと賃金の上昇圧力は落ち着きにくい 加えて 6 月雇用統計の労働参加率が前回の 62.3% から上昇するか また平均時給が前回の前年比 5.2% から低下するかどうかという点は インフレの状況を見るにあたって重要だ インフレ傾向が収まらなければ 利上げのペースが速まるとの見方が強まり 再び米長期金利とドルはじわり上昇する公算が大きい ソニーフィナンシャルグループ ( 株 ) 金融市場調査部長チーフアナリスト 尾河眞樹 今週のドル円予想レンジ 円 今週の注目材料 ( いずれも現地時間 ) 米 7 月 4 日 : 休場 欧 7 月 4 日 :5 月生産者物価指数 中 7 月 5 日 :6 月財新サービス業 PMI 豪 7 月 5 日 :RBA 金融政策発表 米 7 月 5 日 :5 月製造業新規受注 欧 7 月 6 日 :5 月小売売上高 米 7 月 6 日 :6 月 ISM 非製造業景況指数 FOMC 議事要旨 5 月 JOLT 求人件数 豪 7 月 7 日 :5 月貿易収支 欧 7 月 7 日 :ECB 理事会議事要旨 加 7 月 7 日 :5 月貿易収支 6 月 Ivey 購買部協会景気指数 米 7 月 7 日 :5 月貿易収支 日 7 月 8 日 :5 月国際収支 経常収支 6 月景気ウォッチャー調査 欧 7 月 8 日 : ラガルドECB 総裁 発言 ブラジル 7 月 8 日 :6 月消費者物価指数 加 7 月 8 日 :6 月雇用統計 米 7 月 8 日 :6 月雇用統計 図表 1: 消費者信頼感指数 ( コンファレンスボード ミシガン大 ) 出所 : コンファレンスボード ミシガン大 SFGI 図表 2:JOLT 求人件数 0 ( 万件 ) コンファレンスボード ( 左軸 ) ミシガン大 ( 右軸 ) 出所 :FLS SFGI 1

2 欧州通貨ソニーフィナンシャルグループ ( 株 ) ECB フォーラムで目新しい材料はなし ユーロ圏のインフレ率はドイツ以外加速 大幅利上げへの思惑が強まるが ユーロドルは依然として金利差が示す水準より下方に乖離している ECB フォーラムでは ラガルド総裁から今後の政策に関する新たな情報は得られなかった 金融市場調査部アナリスト森本淳太郎 今週のユーロ円予想レンジ 円 ユーロ 先週のユーロは対ドル 対円共に下落 ユーロドルは 6 月 16 日以来となる 1.03 ドル台まで下落する場面が見られたほか ユーロ円も一時 6 月 17 日以来初めて 円台を割り込んだ 今後の金融政策を左右する上で最も重要なインフレ率は 国により強弱入り交じる内容に 29 日に発表されたドイツの 6 月消費者物価指数 (CPI) は 前年比 +7.6% と横這いとの市場予想に反し 前月 (+7.9%) から低下 燃料税引き下げや公共交通機関の料金割引などの政府の措置が奏功した 一方 翌日発表されたフランスの CPI は前年比 +5.8% と前月 (+5.2%) から大きく加速し 市場予想も上回った 同国以外にも イタリアやスペインが過去最高のインフレ率を更新する中 ユーロ圏全体のインフレ率は総合で前年比 +8.6% と前月 (+8.1%) から加速 ただ コア指数は +3.7% と 市場予想に反し小幅ながら前月 (+3.8%) から低下した ( 図表 2) 単月の値で判断することは困難ながら 物価高騰が消費者心理を急速に悪化させ 消費の抑制を通じてインフレがピークアウトしつつある様子が窺える また 金融市場では各国中銀の利上げから 利上げ後の景気後退リスクに関心が移りつつある中 先週は米欧で長期金利が大きく低下 6 月 16 日には 1.9% 台まで上昇していたドイツの 10 年債利回りは 一時 1.2% を割り込んだ このところ急激に縮小していた米独実質金利差は再度拡大し ユーロの下落を促す要因となっている 更に 足下のユーロドルの水準は過去の金利差との連動性に鑑みれば著しく下方に乖離しており ( 図表 3) 欧州中銀 (ECB) と米連邦準備理事会 (FRB) のバランスシート縮小に対するスタンスの差や 将来のユーロ圏経済への懸念が 金利差以上のユーロ売りを招いていると考えられる こうした傾向は ECB の利上げ開始後も続く公算が大きく ユーロドルの軟調地合いは FRB の利上げが軌道に乗ってくる年末付近までは継続することが予想される なお 先週は 28~30 日にシントラで ECB フォーラムが開催され 最終日にはラガルド ECB 総裁 パウエル FRB 議長 ベイリー英中銀 (BOE) 総裁らがパネルディスカッションを行った 議論の中でラガルド総裁は 今後はこれまでのような低インフレの時代には戻らない との認識を示し グローバリゼーションの流れが変化しつつあると指摘 インフレ率は見通し期間 (2024 年まで ) を通じて目標の 2% を超えるとの予測を改めて示し 中銀の行動の必要性を強調した ただ ドラギ前総裁が デフレの力はリフレの力に置き換わった と述べ その後のユーロの急騰のきっかけとなった 2017 年の同フォーラムと比較すると ラガルド総裁のスタンスは極めて慎重であり 理事会以外の場で不要な憶測を呼び起こしたくないとの思惑が感じられた モデレーターが ECB の利上げのスタンスを 漸進的 (gradual) と表現した際は 漸進的かつ選択的 (optional) であり データ次第 (data dependent) だと即座に訂正 各国の最新のインフレ率について問われた際は ユーロ圏全体の指数を待つべきだ と言質を与えない 断片化 ( 周辺国の金利急騰 ) を防止する措置についても ユーロ圏全体に金融政策が浸透することが重要 との見解を示したものの 手法については パンデミック緊急購入プログラム (PEPP) の再投資に関して柔軟性を持たせることで対応するなど 既に知られている情報のみが提示された ラガルド総裁の慎重姿勢からは政策の裁量を残したいとの思惑が感じられ このところ急速にタカ派化した ECB が データ次第 で今後再び掌を返す可能性もゼロではない 図表 1: ユーロチャート ( 日足 ) ( ドル ) ( 円 ) ユーロドル ( 左軸 ) ユーロ円 ( 右軸 ) /5 2021/8 2021/ /2 2022/5 図表 2: ユーロ圏消費者物価指数 (HICP) (%) 総合 コア /1 20/7 21/1 21/7 22/1 図表 3: ユーロドルと米独実質金利差 ( ドル ) (%pt) 米独実質金利差 ( 右軸 ) ユーロドル ( 左軸 ) /1 2021/4 2021/7 2021/ /1 2022/4 2022/7 注 : 実質金利差 = 米 10 年実質金利 独 10 年実質金利 2

3 今週の注目通貨 : 豪ドルソニーフィナンシャルグループ ( 株 ) RBA の利上げ幅と先行き示唆は? 豪ドルは足下 市場のリスクセンチメントの悪化から下押し圧力が強まっている ただ RBA が 5 日の理事会で 50bp 利上げを決定すれば 一旦は反発の可能性も もっとも 豪ドルは反発したとしても 目先は持続性にかける展開となりそうだ 6 月の豪ドルは米国の金利先高観を背景とする米ドルの上昇の中で対ドルでは軟調 一方 日銀の金融緩和策の長期化観測が円売り材料となる中で 対円では比較的底堅い推移となっていた しかし 6 月末以降 米国の速いペースでの利上げによる景気後退懸念が拡大する中 リスクオフの豪ドル売りも散見される ( 図表 1) 基本的に豪ドルを含む資源国通貨は金融市場全体のリスクセンチメントの影響を受けやすい 今週は米 6 月雇用統計など重要指標の発表が予定されており これらの結果からリスクオフ継続となれば豪ドルにも下押し圧力が続こう ただ 5 日には豪中銀 (RBA) の金融政策発表も予定されており 併せて注目だ 前回 6 月 7 日の RBA 理事会では 政策金利を 50bp 引き上げ 0.85% にするとした ( 大半が 25bp か 40bp 予想 図表 2) 豪経済の先行きについて楽観的な見方を維持する一方 労働需給がタイトで 賃金の伸びが加速することを予想 さらにインフレが 1 カ月前の予想を上回るとの見通しであることを表明 今後数カ月 RBA は金融環境の正常化プロセスをより進める と追加利上げに積極的な姿勢を見せた その後発表された豪州の 5 月雇用統計は 失業率が改善予想に反して横ばいの 3.9% だったものの 労働参加率が市場予想以上の回復 (66.4% 66.9%) を見せ 正規雇用主導で雇用者数も大きく伸びたことで 6 月半ばのキャッシュレート先物市場では 7 月の利上げ幅について 50bp を超えるとの織り込みが一時進んでいた しかし 21 日に発表された 6 月理事会の議事要旨において 6 月時点でも議論されたのが 25bp と 50bp の利上げであったこと そしてロウ RBA 総裁が 7 月も同様の幅での利上げを議論する見通しであるとの方針を述べると キャッシュレート先物市場における 7 月の利上げ幅に対する織り込みは急低下 足下では 50bp 利上げが 5 割強織り込まれる程度となっている 通信社が集計するエコノミスト予想の大半が 50bp 予想で ごく一部ながらも 75bp 予想が残る状態であることと対照的だ 実際の利上げが 50bp 幅となれば 発表直後の豪ドルは買い優勢で反応する公算が大きい ただし そうなったとしても 金融市場全体のリスクセンチメントが弱ければ 豪ドル買いが継続する可能性は低いとみる その一因として RBA が先々の見通しを示すことに消極的になっていることが挙げられる 21 日 RBA は 21 年 11 月まで 1 年 8 カ月にわたり実施してきたイールドカーブコントロール (YCC) の総括レビューを発表した これにおいて RBA は 利回り目標と 2024 年まで利上げを想定しないという 中心予測 を巡る表現の組み合わせは フォワードガイダンスはカレンダーベースでなく 状況次第 ( で修正される ) と強調する努力を怠らせた とし (YCC の終了により ) 目標が維持されると予想していた一部の市場参加者にとって厳しいものとなった 今回の経験が中銀によるこの種の将来のコミットメントの効力を損なうおそれがある とまとめた 今後 RBA が市場に対するメッセージについてより慎重になる可能性が高い また すでに RBA はこれまでも理事会において 経済見通しの最大の不確実性要素として家計消費を挙げている 急激なインフレと利上げと その一方で賃金上昇の遅れによって すでに個人の景況感は急激な悪化を見せている ( 図表 3) 今はインフレ抑制に積極姿勢の RBA だが 今後 先行きの見通しをハト派化させる可能性は十分にある そうなれば 一段と豪ドル売り圧力が掛かることもあり得るため 注意が必要だ 図表 1: 豪ドルチャート 金融市場調査部シニアアナリスト石川久美子 今週の豪ドル円予想レンジ 円 ( 円 ) ( 米ドル ) /8 2021/ / /2 2022/4 2022/6 図表 2: 豪州のインフレ率と政策金利 対円 ( 左軸 ) 対ドル ( 右軸 ) 図表 3: 豪州の個人と企業の景況感 グレーゾーンはインフレ目標出所 :RBA 豪統計局 (%) CPI 基調インフレ率政策金利 ウエストパック消費者信頼感 ( 左軸 ) NAB 企業景況感 ( 右軸 )

4 ソニーフィナンシャルグループ金融市場調査部 研究員紹介 尾河眞樹 ( おがわまき ) 執行役員兼金融市場調査部長チーフアナリストファースト シカゴ銀行 JP モルガン チェース銀行などの為替ディーラーを経て ソニー財務部にて為替リスクヘッジと市場調査に従事 その後シティバンク銀行 ( 現 SMBC 信託銀行 ) で個人金融部門の投資調査企画部長として 金融市場の調査 分析を担当 2016 年 8 月より現職 テレビ東京 Newsモーニングサテライト 日経 CNBCなどにレギュラー出演し 金融市場の解説を行っている 主な著書に 新版 本当にわかる為替相場 (2016 年日本実業出版社 ) ビジネスパーソンなら知っておきたい仮想通貨の本当のところ (2018 年朝日新聞出版社 ) などがある ソニー ライフケア取締役 ウェルスナビ株式会社取締役 石川久美子 ( いしかわくみこ ) 金融市場調査部シニアアナリスト 商品先物専門紙での貴金属および外国為替担当の編集記者を経て 2009 年 4 月に外為どっとコムに入社し 外為どっとコム総合研究所の立ち上げに参画 同年 6 月から同社研究員として 外国為替相場について調査 分析を行う 2016 年 11 月より現職 外国為替市場に関するレポート執筆の他 テレビ東京 Newsモーニングサテライト など多数のテレビやラジオ番組に出演し 金融市場の解説を行う また Twitterでの情報発信なども行っている 資源国 新興国通貨に強い 菅野雅明 ( かんのまさあき ) 金融市場調査部シニアフェローチーフエコノミスト 1974 年日本銀行に入行後 秘書室兼政策委員会調査役 ロンドン事務所次長 調査統計局経済統計課長 同参事などを歴任 日本経済研究センター主任研究員を経て 1999 年 JPモルガン証券入社 ( チーフエコノミスト 経済調査部長 マネジングディレクター ) 2017 年 4 月より現職 総務省 統計審議会 委員ほか財務省 内閣府 厚生労働省などで専門委員などを歴任 日本経済新聞 十字路 経済教室 など執筆多数 テレビ東京 News モーニングサテライト 日経 CNBC[ 昼エクスプレス コメンテーター 1974 年東京大学経済学部卒 1979 年シカゴ大学大学院経済学修士号取得 渡辺浩志 ( わたなべひろし ) 金融市場調査部担当部長シニアエコノミスト 1999 年に大和総研に入社し 経済調査部にてエコノミストとしてのキャリアをスタート 2006 年 ~2008 年は内閣府政策統括官室 ( 経済財政分析 総括担当 ) へ出向し 経済財政白書 等の執筆を行う 2011 年からはSMBC 日興証券金融経済調査部および株式調査部にて機関投資家向けの経済分析 情報発信に従事 2017 年 1 月より現職 内外のマクロ経済についての調査 分析業務を担当 ロジカルかつデータの裏付けを重視した分析を行っている 森本淳太郎 ( もりもとじゅんたろう ) 金融市場調査部アナリストみずほフィナンシャルグループにて企画業務 法人営業などを経験した後 2019 年 8 月より現職 外国為替市場の調査 分析業務 中でも主にユーロなどの欧州通貨に関するレポートを担当している また 新型コロナウイルスの感染状況と金融市場の関連に特化したレポートを執筆するなど 幅広い観点から金融市場の分析を行っている 宮嶋貴之 ( みやじまたかゆき ) 金融市場調査部シニアエコノミスト 2009 年にみずほ総合研究所に入社 エコノミストとしてアジア 日本経済 不動産 五輪 観光等を担当 2011 年 ~2013 年は内閣府 ( 経済財政分析担当 ) へ出向 官庁エコノミストとして 経済財政白書 月例経済報告 等を担当 2021 年 4 月より現職 主な著書 ( 全て共著 ) は TPP- 日台加盟の影響と展望 ( 国立台湾大学出版中心 ) キーワードで読み解く地方創生 ( 岩波書店 ) 図解 ASEANを読み解く ( 東洋経済新報社 ) 激震原油安経済 ( 日経 BP)

5 本レポートについてのご注意 本レポートは ソニーフィナンシャルグループ株式会社 ( 以下 当社 といいます ) が経済情勢 市況などの投資環境に関する情報をお伝えすることを目的としてお客様にご提供するものであり 金融商品取引法に基づく開示資料ではなく 特定の金融商品の推奨や売買申し込み 投資の勧誘等を目的としたものでもありません 本レポートに掲載された内容は 本レポートの発行時点における投資環境やこれに関する当社の見解や予測を紹介するものであり その内容は変更又は修正されることがありますが 当社はかかる変更等を行い又はその変更等の内容を報告する義務を負わないものといたします 本レポートに記載された情報は 公的に入手可能な情報ですが 当社がその正確性 信頼性 完全性 妥当性等を保証するものではありません 本レポート中のグラフ 数値等は将来の予測値を含むものであり 実際と異なる場合があります 本レポート中のいかなる内容も 将来の投資環境の変動等を保証するものではなく かつ 将来の運用成果等を約束するものでもありません かかる投資環境や相場の変動は お客様に損失を与える可能性もございます 当社は 当社の子会社及び関連会社 ( 以下 グループ会社 といいます ) に対しても本レポートに記載される内容を開示又は提供しており かかるグループ会社が本レポートの内容を参考に投資決定を行う可能性もあれば 逆に グループ会社が本レポートの内容と整合しないあるいは矛盾する投資決定を行う場合もあります 本レポートは 特定のお客様の財務状況 需要 投資目的を考慮して作成されているものではありません また 本レポートはお客様に対して税務 会計 法令 投資上のアドバイスを提供する目的で作成されたものではありません 投資の選択や投資時期の決定は必ずお客様ご自身の判断と責任でなされますようお願いいたします 当社及びグループ会社は お客様が本レポートを利用したこと又は本レポートに依拠したこと ( お客様が第三者に利用させたこと及び依拠させたことを含みます ) による結果のいかなるもの ( 直接的な損害のみならず 間接損害 特別損害 付随的損害及び懲罰的損害 逸失利益 機会損失 代替商品又は代替サービスの調達価格 のれん又は評判に対する損失 その他の無形の損失などを含みますが これらに限られないものとします ) についても一切責任を負わないと共に 本レポートを直接 間接的に受領するいかなる投資家その他の第三者に対しても法的責任を負うものではありません 本レポートに含まれる情報は 本レポートの提供を受けられたお客様限りで日本国内においてご使用ください 本レポートに関する著作権及び内容に関する一切の権利は 当社又は当社に対して使用を許諾した原権利者に帰属します 当社の事前の了承なく複製又は転送等を行わないようお願いします 本レポートに関するお問い合わせは お客様に本レポートを提供した当社グループ会社の担当までお願いいたします ソニーフィナンシャルグループ ソニーフィナンシャルグループ ( 株 ) % 出資 生命保険事業 % 出資 損害保険事業 % 出資 銀行事業 % 出資 介護事業 % 出資 ( ベンチャーキャピタル事業 ) ソニーフィナンシャルグループ株式会社は ソニー生命保険株式会社 ソニー損害保険株式会社 ソニー銀行株式会社の 3 社を中核とする金融持株会社です 当社グループの各事業は 独自性のある事業モデルを構築し 合理的かつ利便性の高い商品 サービスを個人のお客さまに提供しています 当社グループの基本情報 グループ各社の事業内容などにつきましては 当社ホームページでご覧いただけます

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