◎ 野川

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1 玉 川 上 水 の 分 水 の 沿 革 と 概 要 年 小 坂 克 信 日 野 市 立 七 生 緑 小 学 校 非 常 勤 教 員 1

2 目 次 はじめに 1 第 1 章 本 研 究 の 目 的 と 方 法 4 1. 武 蔵 野 台 地 の 水 利 用 4 2. 調 査 研 究 の 目 的 と 方 法 5 第 2 章 玉 川 上 水 の 分 水 の 歴 史 9 第 1 節 江 戸 時 代 の 諸 相 9 1. 玉 川 上 水 の 開 削 9 2. 分 水 の 管 理 と 水 番 人 上 水 記 に 見 る 諸 分 水 の 成 立 13 (1) 1654( 承 応 3) 年 ~1700( 元 禄 13) 年 までの 分 水 15 (2) 江 戸 4 上 水 の 廃 止 17 (3) 享 保 期 の 新 田 村 への 分 水 ( 明 和 7) 年 3 月 の 分 水 調 査 - 上 水 記 第 10 巻 分 水 の 水 料 金 ( 寛 政 3) 年 の 分 水 調 査 - 上 水 記 第 3 巻 - 25 (1) 分 水 口 の 場 所 と 武 蔵 野 の 地 形 25 (2) 利 用 村 と 水 利 用 の 決 まり 25 (3) 分 水 口 の 大 きさ-1770( 明 和 7) 年 と 比 べて ( 天 保 15) 年 2 月 の 調 査 分 水 の 水 制 限 幕 末 の 分 水 口 をめぐる 動 向 32 (1) 南 野 中 分 水 口 の 場 所 替 えと 平 兵 衞 中 藤 分 水 の 水 不 足 32 (2) 千 川 三 田 用 水 の 増 水 と 玉 川 上 水 の 帰 流 34 (3) 福 生 分 水 の 成 立 36 (4) 通 船 計 画 と 分 水 37 第 2 節 明 治 時 代 の 展 開 分 水 の 所 管 分 水 口 の 改 正 ( 統 合 ) 39 (1) 目 的 39 (2) 計 画 40 (3) 工 事 41 (4) 増 水 願 い- 国 分 寺 分 水 の 場 合 - 42 (5) 1970( 明 治 3) 年 の 分 水 調 査 分 水 の 水 量 増 加 と 深 大 寺 分 水 田 柄 用 水 の 開 削 47 (1) 5 分 水 の 水 量 増 加 47 (2) 深 大 寺 分 水 の 開 削 47 (3) 田 柄 用 水 の 開 削 水 賦 金 の 賦 課 と1874( 明 治 7) 年 の 調 査 ( 明 治 10) 年 前 後 の 動 向 53 (1) 北 側 新 井 筋 ( 北 側 元 堀 ) 内 の 水 争 い 53

3 (2) 5 分 水 の 水 量 減 少 55 (3) 大 蔵 省 紙 幣 局 への 増 水 ( 千 川 用 水 ) 56 (4) 内 国 勧 業 博 覧 会 への 給 水 と 千 川 水 道 の 開 削 56 (5) 羽 村 取 水 堰 の 工 事 と 火 薬 製 造 所 分 水 の 開 削 57 (6) 熊 川 分 水 の 新 設 上 水 水 料 賦 課 規 則 と 水 賦 金 59 (1) 上 水 水 料 賦 課 規 則 の 制 定 59 (2) 水 賦 金 の 賦 課 近 代 水 道 の 計 画 と 三 多 摩 地 区 の 東 京 府 編 入 62 (1) 近 代 水 道 の 計 画 62 (2) 1890( 明 治 23) 年 4 月 の 分 水 調 査 64 (3) 三 多 摩 の 東 京 府 移 管 水 利 組 合 の 成 立 66 (1) 水 利 土 功 会 66 (2) 水 利 組 合 条 例 67 (3) 水 利 組 合 条 例 にもとづかない 組 合 ( 明 治 29) 年 の 分 水 調 査 水 衛 所 と 分 水 近 代 水 道 と 和 田 堀 下 流 の 分 水 耕 地 整 理 法 と 水 利 組 合 法 75 (1) 耕 地 整 理 法 75 (2) 水 利 組 合 法 76 (3) 普 通 水 利 組 合 にならなかった 千 川 用 水 ( 明 治 43) 年 の 分 水 調 査 77 (1) 調 査 の 経 緯 77 (2) 調 査 の 結 果 79 (3) 1910( 明 治 43) 年 の 分 水 の 状 況 80 第 3 節 大 正 時 代 の 継 続 第 一 水 道 拡 張 事 業 と 分 水 調 査 82 (1) 第 一 水 道 拡 張 事 業 と 分 水 関 係 者 82 (2) 第 一 水 道 拡 張 事 業 の 計 画 変 更 83 (3) 水 量 確 保 のための 東 京 市 の 調 査 85 (4) 分 水 の 水 冠 および 流 量 ( 大 正 11) 年 の 分 水 調 査 90 第 4 節 昭 和 時 代 の 新 たな 展 開 昭 和 初 めの 多 摩 川 の 水 量 調 査 と 分 水 の 水 量 第 一 水 道 拡 張 事 業 第 2 期 工 事 と 分 水 利 用 者 第 二 水 道 拡 張 事 業 と1931( 昭 和 6) 年 の 分 水 調 査 99 (1) 第 二 次 水 道 拡 張 事 業 99 (2) 1931( 昭 和 6) 年 の 分 水 の 状 況 100 (3) 第 二 水 道 拡 張 事 業 と 分 水 利 用 者 ( 昭 和 15) 年 の 大 渇 水 と 分 水 戦 後 の 水 道 事 業 土 地 改 良 法 106 (1) 耕 地 整 理 106

4 (2) 土 地 改 良 区 ( 昭 和 27) 年 の 調 査 - 消 防 と 玉 川 上 水 の 分 水 ( 昭 和 28) 年 の 調 査 110 (1) 玉 川 上 水 の 維 持 管 理 について 110 (2) 分 水 の 残 水 活 用 の 調 査 ( 昭 和 33) 年 の 調 査 115 (1) 1958( 昭 和 33) 年 の 水 事 情 115 (2) 調 査 の 目 的 115 (3) 調 査 の 内 容 ( 昭 和 30) 年 代 の 水 料 金 の 調 査 118 (1) 三 田 用 水 事 件 118 (2) 分 水 料 119 (3) 1960( 昭 和 35) 年 の 調 査 ( 昭 和 37) 年 の 調 査 121 (1) 昭 和 中 期 の 水 不 足 121 (2) 1962( 昭 和 37) 年 玉 川 上 水 路 関 係 分 水 調 査 報 告 122 (3) 宅 地 化 と 牟 礼 分 水 の 廃 止 ( 昭 和 38) 年 の 調 査 126 (1) 北 多 摩 水 資 源 対 策 促 進 協 議 会 玉 川 上 水 および 分 水 路 調 査 126 (2) 1963( 昭 和 38) 年 玉 川 上 水 路 分 水 の 沿 革 調 査 ( 昭 和 40) 年 8 月 玉 川 分 水 実 態 調 査 報 告 書 128 (1) 委 員 会 設 置 の 主 旨 128 (2) 調 査 経 過 128 (3) 調 査 対 象 と 調 査 方 法 128 (4) 各 分 水 の 利 用 状 況 130 (5) 淀 橋 浄 水 場 の 移 転 と 分 水 ( 昭 和 47) 年 11 月 の 調 査 132 (1) 調 査 の 趣 旨 と 対 象 方 法 132 (2) 分 水 の 状 況 ( 昭 和 50) 年 の 調 査 ( 昭 和 54) 年 の 調 査 134 第 3 章 分 水 をめぐる 水 環 境 行 政 の 現 状 と 課 題 東 京 都 による 清 流 復 活 事 業 と 分 水 小 平 市 の 用 水 への 取 り 組 み 分 水 の 今 後 の 課 題 本 研 究 の 成 果 143 (1) 分 水 数 と 水 利 用 143 (2) 用 水 組 合 146 おわりに 147 参 考 文 献 149

5 分 水 路 図 ( 玉 川 上 水 路 に 関 する 分 水 の 実 態 調 査 報 告 書 )

6 はじめに 2011( 平 成 23) 年 3 月 11 日 の 東 日 本 大 震 災 を 契 機 に 埋 立 地 や 古 い 河 川 用 水 路 の 跡 など 造 成 された 土 地 に 建 設 された 住 宅 は 特 に 被 害 が 大 きいこ とが 判 明 した このため 自 分 たちの 住 んでいる 地 域 の 地 盤 は 大 丈 夫 なの か 古 地 図 を 購 入 して 調 べる 人 が 増 えていると 聞 く その 一 方 で かつて 流 れていた 中 小 河 川 や 玉 川 上 水 からの 用 水 路 跡 を 辿 り 自 分 たちの 住 んで いる 地 域 の 歴 史 を 探 ろうという 番 組 がテレビで 放 映 されるようになった これと 前 後 して 健 康 の 維 持 や 増 進 を 兼 ねて 楽 しみながら 野 外 を 歩 き 用 水 路 などの 暗 渠 の 跡 を 探 索 し その 結 果 や 推 測 を 写 真 や 地 図 入 りでホーム ページ 等 に 掲 載 し 感 想 を 交 流 している 個 人 やグル プもいる 最 近 では 古 地 図 や 地 形 図 をもとに 暗 渠 化 されたり 消 滅 したりした 中 小 河 川 や 用 水 路 を 特 集 した 本 も 出 版 されるようになった 1 武 蔵 野 台 地 とその 周 辺 を 潤 してきた 玉 川 上 水 の 分 水 については このよ うな 個 々の 動 きは 見 られるが 全 体 を 見 通 した 調 査 研 究 は 少 ない それ は 水 道 の 普 及 や 区 画 整 理 による 田 畑 の 宅 地 化 交 通 量 の 増 加 に 伴 う 道 路 の 新 設 や 拡 張 などによって 水 路 が 廃 止 されたり 暗 渠 にされたりして 目 に 見 える 形 で 存 在 し なくなったからである ま た 分 水 を 利 用 していた 人 々 が 水 を 得 るため 分 水 口 を 合 併 分 離 させたり 移 動 させたりして 苦 労 して きた 経 過 が 明 らかにされていないからである このように 先 人 達 が 分 水 を 飲 料 水 生 活 用 水 や 田 用 水 さらに 工 業 用 水 として 利 用 してきた 歴 史 を 知 らずに 新 宿 御 苑 内 に 新 しく 建 設 した 親 水 公 園 を 玉 川 上 水 の 34 番 目 の 分 水 と 命 名 して 専 門 家 から 批 判 された 自 治 体 もある 江 戸 時 代 には 約 30 あった 玉 川 上 水 の 分 水 の 個 々の 歴 史 を 継 続 的 に 調 べ る の には 資 料 が 少 ないという 限 界 がある 分 水 の 全 数 は 上 水 記 2 や 東 京 市 史 稿 上 水 篇 3 な どによって 江 戸 時 代 や 明 治 初 めについて は 知 られているが それ 以 後 昭 和 に 至 るまでの 沿 革 はよくわかっていな 1 本 田 創 地 形 を 楽 しむ 東 京 暗 渠 散 歩 洋 泉 社 2012 年 黒 澤 永 紀 世 田 谷 の 川 探 検 隊 東 京 ぶらり 暗 渠 探 検 消 えた 川 をたどる! 洋 泉 社 2010 年 など 2 水 道 局 本 内 閣 本 上 水 記 東 京 都 水 道 局 2006 年 3 東 京 市 役 所 東 京 市 史 稿 上 水 篇 第 1~ 第 4 臨 川 書 店 1973~ 1976 年 1

7 い 今 回 発 見 した 東 京 都 公 文 書 館 の 水 賦 金 徴 収 のための 分 水 の 調 査 や 水 道 局 の 資 料 各 区 市 の 史 料 集 や 古 文 書 などを 丹 念 に 調 べ 活 用 すれば 断 続 的 ではあるが 玉 川 上 水 の 分 水 の 総 数 の 変 遷 や 個 々の 沿 革 はある 程 度 把 握 できるようになってきた 一 方 小 平 市 など 武 蔵 野 台 地 上 にある 市 部 は 自 然 の 川 が 存 在 しないこ とから 多 摩 川 の 水 を 利 用 した 玉 川 上 水 の 分 水 を 町 づくりに 活 そうとして いる 1995( 平 成 7) 年 には 小 平 市 用 水 路 活 用 計 画 を 発 表 し 歴 史 的 文 化 的 遺 産 としての 用 水 を 見 直 し 市 民 が 快 適 にくらすために 必 要 な 水 環 境 の1つとして 用 水 路 を 位 置 づけ その 保 存 再 生 に 努 めることを 計 画 の 目 的 にしている また 小 平 市 教 育 委 員 会 でも 市 史 編 纂 時 に 収 集 した 地 方 文 書 の 相 当 数 を 翻 刻 して 小 平 市 史 料 集 4 として 発 行 し その 歴 史 を 明 らか にしていこうとしている 小 平 市 をはじめ 多 摩 地 区 の 市 部 では 玉 川 上 水 の 分 水 は 江 戸 時 代 に 新 田 開 発 のインフラストラクチャー 整 備 の 一 環 として 給 水 され 新 田 村 では 飲 料 水 や 生 活 用 水 として 活 用 された もち ろん 分 水 は 田 用 水 として 利 用 されたが 新 田 村 での 生 活 が 経 済 的 に 安 定 してくる と 水 車 の 動 力 として 活 用 され 武 蔵 野 の 小 麦 を 製 粉 して 江 戸 へ 出 荷 した さら に 明 治 時 代 の 初 期 から 中 期 にかけては 製 紙 や 火 薬 製 造 麦 酒 製 造 などの 工 業 用 水 としても 利 用 された 5 その 水 利 用 と 配 分 にあたっては 社 会 秩 序 の 維 持 が 必 要 なことから 関 係 した 村 々によって 水 を 利 用 する 用 水 組 合 が 組 織 され 時 に は 新 しい 水 利 用 者 と 対 立 することもあっ た 例 えば 千 川 用 水 では 鹿 島 紡 績 所 や 1874( 明 治 7) 年 の 製 紙 会 社 ( 後 の 王 子 製 紙 )は 水 利 用 組 合 と 協 議 して 水 利 用 を 行 柴 崎 分 水 ( 立 川 市 ) 4 小 平 市 中 央 図 書 館 小 平 市 史 料 集 玉 川 上 水 と 分 水 第 23 集 ~ 第 28 集 小 平 市 教 育 委 員 会 2000~ 2002 年 5 拙 著 近 代 化 を 支 えた 多 摩 川 の 水 とうきゅう 環 境 財 団 2012 年 2

8 ったので 問 題 は 少 なかった が 1875( 明 治 8) 年 印 刷 局 抄 紙 部 がやや 強 圧 的 に 水 利 用 を 始 めたことから トラブル が 多 くなっている その 後 各 分 水 を 利 用 して いた 用 水 組 合 が 母 体 になり 1890( 明 治 23) 年 の 水 利 組 合 条 例 や 1908( 明 治 41) 年 の 水 利 組 合 法 の 制 定 によって 法 新 堀 用 水 ( 旧 北 側 新 井 筋 小 平 市 ) に 準 拠 した 団 体 になっていく もちろん 様 々な 理 由 で 法 の 適 用 を 受 けなかった 組 合 もあるが そ の 過 程 は 意 外 に 知 られていない 江 戸 時 代 の 水 利 用 組 合 が 明 治 以 降 地 域 から 行 政 機 関 へどのように 変 化 して いったのか 見 ていきたい 一 方 全 国 的 に 水 道 が 普 及 したのは 1955( 昭 和 30) 年 頃 から 1970( 昭 和 45) 年 頃 にかけてのことになる それまでは 井 戸 や 湧 水 用 水 を 使 用 して いた 用 水 の 場 合 は 自 宅 前 などに 設 けられた 水 汲 み 場 から 木 桶 等 を 使 っ て 水 を 汲 み 上 げ 天 秤 で 担 いで 自 宅 の 台 所 にある 水 甕 などに 数 回 運 び 貯 めておいて 柄 杓 などで 大 切 に 使 用 した 洗 濯 なども 盥 (たらい)に 水 を 汲 み 上 げて 行 な い 汚 れた 水 は 堆 肥 にかけたり 地 面 に 浸 み 込 ませたりして 用 水 に 流 すことはなかった 現 在 の 水 道 のように 敷 設 してあれば 大 量 の 水 がいつでも 手 軽 に 利 用 できたわけではなかったのである このように 水 道 が 敷 設 される 前 の 日 本 の 地 域 社 会 は 発 展 途 上 国 などの 現 状 に 共 通 する ような 人 力 による 水 資 源 の 利 用 が 行 な わ れていた 水 資 源 の 利 活 用 をめ ぐっては その 資 源 が 気 候 や 地 形 などによって 偏 在 することから 紛 争 が 起 こっている 地 域 や 国 もある 水 道 が 普 及 する 以 前 に 玉 川 上 水 の 水 が 武 蔵 野 台 地 でどのように 活 用 さ れたのか その 水 利 用 を 見 ていくことは 身 近 な 地 域 がどのように 成 立 し てきたのか その 歴 史 を 知 ると 同 時 に 今 後 の 水 利 用 を 考 える 上 でも 重 要 で ある さらに 外 に 目 を 向 ければ 他 国 の 水 利 用 の 現 状 を 理 解 する 上 にも 有 用 であろう 3

9 第 1 章 本 研 究 の 目 的 と 方 法 1. 武 蔵 野 台 地 の 水 利 用 武 蔵 野 台 地 は 日 本 の 洪 積 台 地 としては 大 きいものの1つである 関 東 平 野 の 南 西 部 に 位 置 し 東 京 都 とその 北 にある 埼 玉 県 に 跨 って 広 がってい る 北 方 には 荒 川 や 入 間 川 が 流 れ その 先 には 大 宮 台 地 や 入 間 台 地 などが ある 西 南 方 は 多 摩 川 が 流 れ 草 花 丘 陵 や 多 摩 丘 陵 に 続 いている 東 は 沖 積 低 地 があり 東 京 湾 に 臨 んでいる 形 態 は 台 形 に 近 く 東 西 に 近 い 方 向 は 約 40km 南 北 に 近 い 方 向 は 約 20kmになる 西 部 中 央 に 狭 山 丘 陵 があるが 他 は 東 方 に 緩 やかに 傾 斜 する 平 坦 な 地 形 になっている その 高 度 は 青 梅 周 辺 で 約 190m 東 端 で 約 20mになる その 地 質 は 表 面 に 火 山 灰 の 堆 積 した 関 東 ローム 層 があり その 下 は 武 蔵 野 礫 層 があって 水 が 浸 透 しやすい このため 地 下 水 位 が 低 く 水 の 乏 しい 地 域 である 武 蔵 野 の 集 落 1 によると この 台 地 における 集 落 の 立 地 に 関 しては 水 が 大 きな 要 因 となっていた それを 次 に 要 約 する 1 自 然 発 生 的 で 不 規 則 な 形 態 の 集 落 は 台 地 の 端 や 丘 陵 の 麓 台 地 東 部 の 浸 食 谷 など 水 の 得 やすい 所 に 分 布 していた 特 に 標 高 50m ( 図 1 吉 祥 寺 周 辺 )を 境 にして 東 は 浸 食 谷 が 枝 分 かれ 状 に 発 達 しているため 散 形 集 落 が 多 い 西 は 湧 水 や 池 沼 などの 水 利 に 恵 まれた 凝 集 集 落 が 多 く 本 村 または 古 村 と 呼 ば れて 古 くから 存 在 し た 2 中 央 は 無 居 住 地 帯 で あったが 近 世 の 新 田 開 発 によって 居 住 化 が 進 んだ 北 部 は 豊 富 な 地 下 水 を 採 取 できる 井 戸 を 利 用 したことから 比 較 的 自 由 な 方 向 に 集 落 を 形 図 1 武 蔵 野 台 地 ( 玉 川 上 水 と 分 水 ) 1 矢 嶋 仁 吉 武 蔵 野 の 集 落 古 今 書 院 1954 年 4

10 成 している これに 対 し 南 部 は 玉 川 上 水 の 分 水 を 利 用 し たことから 水 路 と 平 行 した 東 西 方 向 の 列 状 になっている このように 矢 嶋 は 水 の 乏 しい 武 蔵 野 台 地 を 事 例 に 水 と 集 落 との 関 係 を 明 らか にし ている 武 蔵 野 台 地 南 部 は 地 玉 川 上 水 ( 羽 村 市 ) 下 水 位 が 低 く 水 が 乏 しかった こ とから 近 世 までは 人 がほと んど 住 んでいなかった 17 世 紀 中 頃 に 江 戸 への 給 水 を 目 的 として 玉 川 上 水 が 開 削 された 後 武 蔵 野 台 地 に 分 水 され てから 新 田 開 発 が 進 み 集 落 が 形 成 された つまり 玉 川 上 水 の 分 水 によって 飲 料 水 や 生 活 用 水 が 供 給 され 継 続 的 な 居 住 が 可 能 になった また 田 用 水 や 水 車 の 動 力 にも 使 わ れ 地 域 用 水 として 活 用 された 2. 調 査 研 究 の 目 的 と 方 法 近 世 の 上 水 研 究 の 中 でも 江 戸 の 上 水 に 関 する 調 査 研 究 は 多 くなって いる その 中 でも 分 水 に 着 目 すれば 次 のものを 挙 げることができる 比 較 的 早 期 に 出 版 されたのは 堀 越 正 雄 の 日 本 の 上 水 2 である 水 道 局 に 勤 務 していた 堀 越 は 様 々な 資 史 料 を 使 いながら 江 戸 に 給 水 して いた 神 田 上 水 や 玉 川 上 水 について そ の 開 削 から 明 暦 の 大 火 と 江 戸 市 域 の 拡 張 それに 伴 う 四 上 水 の 開 削 と 廃 止 など 明 治 維 新 後 まで 時 代 の 流 れに 沿 って 記 述 している その 中 で 玉 川 上 水 と 新 田 開 発 の 関 係 についても 上 水 記 をもとに 分 水 数 や 水 量 保 全 と 管 理 について 取 り 上 げている また 竹 内 常 行 は 玉 川 上 水 と 武 蔵 野 台 地 3 で 標 高 50m 付 近 より 東 部 は 開 析 が 進 み 鹿 の 角 のように 複 雑 な 谷 地 形 が 形 成 されている こ の 谷 に 作 られた 水 田 が 宅 地 化 されていく 過 程 を 見 て そこに 水 を 供 給 補 給 し ていた 玉 川 上 水 の 分 水 の 役 割 を 明 らかにした つまり 玉 川 上 水 の 分 水 は 2 堀 越 正 雄 日 本 の 上 水 新 人 物 往 来 社 1970 年 3 初 出 : 早 稲 田 大 学 教 育 学 部 研 究 報 告 学 術 研 究 第 11 号 1962 年 羽 村 町 史 史 料 集 第 八 集 玉 川 上 水 論 集 Ⅰ 羽 村 町 教 育 委 員 会 1982 年 に 再 録 5

11 水 に 恵 まれなかった 開 析 谷 の 水 田 に 灌 漑 用 水 を 供 給 してきた しかし 水 量 の 限 界 もあり 台 地 上 の 開 田 は 難 しかったことを 明 らかにしている さらに 伊 藤 好 一 は 江 戸 の 水 道 制 度 4 や 江 戸 上 水 道 の 歴 史 5 で 江 戸 の 都 市 構 造 や 社 会 制 度 が 安 定 期 に 入 ったのは 18 世 紀 で 水 道 制 度 も これに 応 じた 転 換 を 行 な ってきたとして 新 田 開 発 政 策 を 進 めるにあたっ て 四 上 水 を 廃 止 して 水 量 を 確 保 し それを 分 水 の 増 設 に 充 てたとしている この 過 程 で 幕 府 は 玉 川 氏 を 解 任 して 江 戸 の 水 道 行 政 を 幕 府 直 営 に 一 元 化 する 改 革 を 行 な ったと 数 少 ない 史 料 をもとに 分 水 を 江 戸 の 水 道 行 政 の 中 に 位 置 づけている なお 痕 跡 も 含 めて 残 っている 分 水 の 調 査 を 渡 部 一 二 は 玉 川 上 水 系 に 関 わる 用 水 路 網 の 環 境 調 査 6 で 行 な っている 16 分 水 の 現 地 調 査 を 行 い 流 路 を 明 らかにするとともに 重 要 な 箇 所 を 図 示 したり 写 真 に 撮 影 したりしている 個 別 の 用 水 の 歴 史 については 用 水 存 続 の 危 機 を 感 じてまとめた 品 川 用 水 沿 革 史 7 (1943 年 ) 用 水 組 合 の 解 散 に 伴 って 作 成 した 江 戸 の 上 水 と 三 田 用 水 8 (1984 年 ) 文 化 財 の 調 査 報 告 書 の 熊 川 分 水 9 (2002 年 ) などがある また 近 年 大 石 学 は 東 京 学 芸 大 学 近 世 史 研 究 会 のメンバーと 共 に 千 川 用 水 を 取 り 上 げ 幕 府 や 千 川 家 が 千 川 上 水 用 水 をいかに 管 理 し 村 や 宿 場 などの 地 域 社 会 がどのように 運 営 したのか 両 者 ( 国 家 権 力 と 地 域 社 会 )の 関 係 について 考 察 している 10 さらに 各 市 史 の 史 料 集 の 発 刊 な どによって 古 文 書 の 翻 刻 が 行 な われ 調 査 研 究 は 進 んできている とはいえ 玉 川 上 水 の 分 水 は 全 部 でいくつあったのか 時 代 によって 統 合 されたり 分 離 されたりしているが 全 体 を 見 通 しての 調 査 研 究 はあま りなされていない 江 戸 時 代 の 分 水 の 全 数 については 上 水 記 11 に 記 4 西 山 松 之 助 偏 江 戸 町 人 の 研 究 第 5 巻 吉 川 弘 文 館 1978 年 5 伊 藤 好 一 江 戸 上 水 道 の 歴 史 吉 川 弘 文 館 1996 年 6 渡 部 一 二 玉 川 上 水 系 に 関 わる 用 水 路 網 の 環 境 調 査 とうきゅう 環 境 浄 化 財 団 1980 年 この 成 果 を 発 展 させたものは 渡 部 一 二 図 解 武 蔵 野 の 水 路 - 玉 川 上 水 とその 分 水 路 の 造 形 を 明 かす- 東 海 大 学 出 版 会 2004 年 7 倉 本 彦 五 郎 品 川 用 水 沿 革 史 品 川 用 水 普 通 水 利 組 合 1943 年 8 江 戸 の 上 水 と 三 田 用 水 三 田 用 水 普 通 水 利 組 合 1984 年 9 福 生 市 郷 土 資 料 室 福 生 市 文 化 財 総 合 調 査 報 告 書 第 31 集 熊 川 分 水 福 生 市 教 育 委 員 会 2002 年 10 大 石 学 監 修 東 京 学 芸 大 学 近 世 史 研 究 会 編 千 川 上 水 用 水 と 江 戸 武 蔵 野 管 理 体 制 と 流 域 社 会 名 著 出 版 2006 年 6

12 載 されている 約 30 の 分 水 がよく 知 られている その 後 明 治 初 期 に 分 水 口 の 統 廃 合 が 行 な われた これについては 東 京 市 史 稿 上 水 篇 12 など によって 概 略 が 伝 えられているが それ 以 後 は 明 確 ではない また 分 水 の 利 用 については 江 戸 時 代 は 幕 府 や 水 元 役 などの 管 理 のも とで 村 々で 水 利 用 組 合 をつくり 運 営 してきた 明 治 時 代 には この 組 合 が 母 体 になって 法 にもとづいた 水 利 組 合 に 発 展 していく し か し その 活 動 についてもわからないことが 多 い そこで 次 の 2 点 を 明 らかにしたい 1. 玉 川 上 水 の 分 水 の 時 代 ごとの 全 数 とその 概 略 および 水 利 用 の 歴 史 に ついて 調 査 する 2. 江 戸 時 代 の 水 (みず) 利 用 組 合 から 明 治 時 代 の 法 に 準 拠 した 水 利 (す いり) 組 合 へ 移 行 していく 過 程 を 調 査 する 筆 者 は 玉 川 上 水 とその 分 水 の 水 利 用 水 配 分 に 関 して 常 に 変 化 する 水 利 用 に 対 して 限 られた 水 資 源 をどのように 配 分 したらよいのか 時 には 粘 り 強 く 交 渉 し 相 互 の 妥 協 点 を 探 ろうとしてきた 人 々の 営 みを 中 心 に いくつかの 知 見 を 公 にしている 例 えば 玉 川 上 水 と 分 水 1 3 玉 川 上 水 の 水 利 用 と 水 車 (Ⅰ ) 14 武 蔵 野 台 地 南 部 の 水 利 用 の 歴 史 - 玉 川 上 水 と 分 水 を 中 心 に 15 などである これらの 成 果 を 基 盤 に 置 きつつ 以 下 の 文 書 類 などの 分 析 を 進 める 1 国 立 国 会 図 書 館 蔵 玉 川 上 水 留 神 田 玉 川 上 水 留 のうち 玉 川 上 水 の 分 水 に 関 する 文 書 また 主 にインターネットを 活 用 しての 文 書 閲 覧 になるがアジア 歴 史 資 料 センターの 史 料 さらに 東 京 都 公 文 書 館 の 文 書 のうち 明 治 時 代 を 中 心 とした 史 料 東 京 都 水 道 歴 史 館 蔵 の 文 書 の 玉 川 上 水 と 分 水 に 関 する 文 書 や 写 真 東 京 都 立 中 央 図 書 館 蔵 の 玉 川 上 水 と 三 田 用 水 関 係 文 書 新 宿 区 立 歴 史 博 物 館 蔵 の 指 田 家 文 書 ( 玉 川 上 水 水 源 の 羽 村 で 水 番 人 をしていた)の 一 部 立 川 市 歴 史 民 俗 資 料 館 蔵 の 砂 川 村 外 七 ケ 村 普 通 水 利 組 合 関 係 文 書 品 川 歴 史 館 蔵 の 三 田 用 水 普 通 関 係 文 書 11 水 道 局 本 内 閣 本 上 水 記 東 京 都 水 道 局 2006 年 12 東 京 市 役 所 東 京 市 史 稿 上 水 篇 第 2 臨 川 書 店 1976 年 13 拙 著 玉 川 上 水 と 分 水 新 人 物 往 来 社 1989 年 14 拙 著 玉 川 上 水 の 水 利 用 と 水 車 (Ⅰ )ー 砂 川 用 水 を 中 心 にー とうきゅう 環 境 浄 化 財 団 2000 年 15 拙 著 武 蔵 野 台 地 南 部 の 水 利 用 の 歴 史 - 玉 川 上 水 と 分 水 を 中 心 に とうきゅう 環 境 浄 化 財 団 2006 年 7

13 の 一 部 三 鷹 市 中 央 図 書 館 蔵 の 牟 礼 分 水 と 品 川 用 水 の 水 利 組 合 関 係 文 書 志 木 市 と 新 座 市 所 有 の 文 書 のうち 水 利 関 係 文 書 国 分 寺 市 小 金 井 市 小 平 市 三 鷹 市 武 蔵 野 市 世 田 谷 区 など 区 市 史 編 纂 時 に 収 集 した 地 方 の 諸 家 文 書 のうち 水 利 に 関 する 文 書 2 新 座 市 志 木 市 小 平 市 国 分 寺 市 立 川 市 小 金 井 市 羽 村 市 福 生 市 三 鷹 市 武 蔵 野 市 保 谷 市 練 馬 区 板 橋 区 北 区 中 野 区 杉 並 区 世 田 谷 区 渋 谷 区 品 川 区 などの 区 市 史 や 資 料 集 など 翻 刻 され たもの 3 玉 川 上 水 や 分 水 に 関 する 調 査 報 告 や 論 文 など なお 時 代 区 分 は 上 記 の 資 料 の 関 係 から 次 のようになる 江 戸 時 代 (1770= 明 和 7 年 1791= 寛 政 3 年 ) 明 治 時 代 (1870= 明 治 3 年 1875= 明 治 8 年 1910= 明 治 43 年 ) 大 正 時 代 (1923= 大 正 12 年 ) 昭 和 時 代 (1931= 昭 和 6 年 1952= 昭 和 27 年 1958= 昭 和 33 年 1972= 昭 和 47 年 1975= 昭 和 50 年 1979= 昭 和 54 年 ) なお 用 語 に 関 しては 上 水 記 では 分 水 名 は 分 水 を 使 用 している 村 や 新 田 名 を 記 している いくつかの 村 や 新 田 で 使 用 している 場 合 は 村 高 や 戸 数 の 多 い 村 落 の 名 称 を 使 用 している 但 し 千 川 用 水 の 場 合 は 千 川 口 千 川 用 水 品 川 用 水 の 場 合 は 荏 原 郡 品 川 領 用 水 品 川 用 水 品 川 口 などと 表 現 している ここでは 分 水 や 用 水 の 固 有 名 詞 に 関 しては 通 称 を 用 いる また 玉 川 上 水 から 水 を 分 けることに 重 点 を 置 くときは 分 水 その 水 の 使 用 に 関 することに 重 点 を 置 くときは 用 水 を 用 いる なお 村 名 は 当 時 ではな く 現 在 の 表 記 にする 例 えば 当 時 の 表 記 は 無 礼 村 高 井 土 であ るが それぞれ 牟 礼 村 高 井 戸 と 現 在 の 表 記 に 改 めた 柴 崎 分 水 を 利 用 した 水 田 ( 立 川 市 現 在 は 宅 地 ) 8

14 第 2 章 玉 川 上 水 の 分 水 の 歴 史 第 1 節 江 戸 時 代 の 諸 相 1 玉 川 上 水 の 開 削 近 世 の 城 は それまでの 山 城 に 比 べ 交 通 の 便 のよい 平 野 部 などに 作 られ ることが 多 かった 江 戸 城 の 場 合 は 武 蔵 野 台 地 の 先 端 江 戸 湾 に 近 い 所 に 位 置 している 城 下 町 は 主 に 低 地 に あり 埋 立 地 も 含 まれていたことから 地 下 水 の 質 は 悪 かった 3 代 将 軍 徳 川 家 光 が 大 名 の 参 勤 交 代 とその 正 妻 嫡 子 を 江 戸 に 居 住 させ る 制 度 を 実 施 すると 江 戸 の 武 士 階 級 の 人 口 は 急 増 した さらに その 消 費 生 活 を 支 えるために 町 人 が 城 下 に 集 住 し 人 口 が 爆 発 的 に 増 え た この ため 水 に 関 してはそれまで 使 用 してきた 湧 き 水 や 溜 池 神 田 上 水 では 十 分 対 応 できなくなった また 軍 事 的 な 用 途 として 江 戸 城 の 堀 用 水 の 補 給 や 江 戸 の 町 の 消 防 用 としても 水 量 の 増 加 が 望 まれた この 解 決 策 として 玉 川 上 水 が 開 削 された 玉 川 上 水 は 多 摩 川 の 水 を 羽 村 で 堰 止 めて 取 水 し 約 43km 東 方 の 四 谷 大 木 戸 まで 開 渠 で 流 した こ の 間 の 高 度 差 は 約 92m で そこから 先 は 地 下 に 石 樋 や 木 樋 を 埋 め 江 戸 城 や 江 戸 市 中 に 給 水 した( 図 2) この 開 削 の 経 緯 に 関 する 資 料 は 乏 しく 1791 ( 寛 政 3) 年 にまとめられた 上 水 記 に 玉 川 上 水 の 開 削 に 当 たった 玉 川 庄 右 衛 門 と 清 右 衛 門 の 子 孫 が 1715 ( 正 徳 5) 年 頃 に 提 出 した 書 付 1 が 載 っている 程 度 であ る それを 次 に 要 約 する 1652 ( 承 応 元 ) 年 まで 江 戸 市 中 では 堀 や 溜 池 図 2 玉 川 上 水 断 面 図 の 水 を 木 樋 で 使 用 して い る 地 域 があり 不 便 ( 玉 川 上 水 と 分 水 ) 1 上 水 記 東 京 都 水 道 局 2006 年 pp.254~ 256 9

15 であった そこで 町 奉 行 神 尾 備 前 守 の 指 示 により 玉 川 庄 右 衛 門 と 清 右 衛 門 が 羽 村 から 多 摩 川 の 水 を 引 くことを 計 画 した 測 量 して 絵 図 を 作 成 し それをもとに 幕 閣 が 評 定 を 開 き 実 地 調 査 を 経 て 1652 ( 承 応 元 ) 年 12 月 25 日 玉 川 上 水 の 開 削 を 決 定 した これを 受 けて 翌 1653 ( 承 応 2) 年 4 月 4 日 工 事 に 着 手 し 11 月 15 日 羽 村 から 四 谷 大 木 戸 まで 完 成 した 幕 府 か らの 工 事 費 6,000 両 は 途 中 の 高 井 戸 で 使 い 果 たし そこから 先 の 虎 ノ 門 ( 江 戸 城 虎 ノ 門 現 港 区 )まで 自 己 資 金 2,000 両 余 りと 町 屋 敷 3 カ 所 を 売 った 代 金 1,000 両 余 りで 掘 った この 功 績 によって 200 石 分 の 永 代 玉 川 上 水 役 ( 水 元 役 )になり 玉 川 姓 を 名 乗 ることと 帯 刀 が 許 された なお 1653( 承 応 2) 年 は 閏 6 月 があり 工 事 期 間 は 8 カ 月 余 りとなる また 玉 川 上 水 が 玉 川 庄 右 衛 門 清 右 衛 門 によって 開 削 されたという 説 に は 異 説 があり 上 水 記 にも 注 のような 形 で 松 平 伊 豆 守 の 臣 何 某 が 考 え る 所 也 と 記 している これについては 上 水 記 が 記 された 12 年 後 の 1803 ( 享 和 3) 年 玉 川 上 水 起 元 並 野 火 留 分 水 口 之 訳 書 2 に やや 詳 しく 記 されている この 書 は 先 祖 が 村 民 を 連 れて 玉 川 上 水 や 野 火 止 用 水 の 工 事 に 参 加 したという 小 島 文 平 の 書 上 をもとにしている そこには 玉 川 上 水 の 工 事 に 失 敗 が 2 度 あったことが 記 されている 1 回 目 は 青 柳 村 ( 現 国 立 市 )の 府 中 用 水 の 取 水 口 になっている 所 から 取 り 入 れ 府 中 八 幡 下 まで 掘 ったが そ こから 下 流 は 井 筋 が 低 くて 水 が 流 れなかったと いう 2 回 目 は 福 生 村 内 から 取 水 することに し 水 盛 ( 測 量 )もすんで 工 事 をしたが 熊 川 村 で 水 が 残 らず 地 中 にしみ 込 んでしまった ここ を 水 喰 土 (みずくらいど) といい 福 生 市 史 3 では 現 在 の J R 拝 島 駅 西 方 と 推 定 している 3 回 目 は 松 平 伊 豆 守 信 綱 の 家 臣 安 松 金 右 衛 門 が 現 地 調 査 をして 羽 村 からの 取 水 を 選 択 し そ の 結 果 玉 川 上 水 を 作 ることに 成 功 した この 功 績 によって 野 火 止 用 水 が 許 可 されたという しか 玉 川 上 水 ( 昭 島 市 ) 2 中 沢 続 玉 川 上 水 起 元 三 資 料 校 合 武 蔵 野 第 57 巻 第 1 号 武 蔵 野 文 文 化 協 会 1978 年 pp.3~ 29 3 福 生 市 史 編 さん 委 員 会 福 生 市 史 下 巻 福 生 市 1994 年 p

16 し 徳 川 実 記 4 には 上 水 記 などとはやや 異 なる 解 釈 が 見 られる そ れによると 1653 ( 承 応 2) 年 1 月 13 日 芝 口 の 町 人 に 玉 川 上 水 の 工 事 許 可 を 出 し 7,500 両 を 渡 した 1654 ( 承 応 3) 年 6 月 20 日 玉 川 上 水 が 完 成 し 褒 美 として 300 両 が 渡 されたとある つまり 工 事 日 数 は 約 1 年 半 また 工 事 費 は 幕 府 が 7,500 両 出 している さて 四 谷 大 木 戸 から 先 の 江 戸 市 中 の 玉 川 上 水 は 石 や 木 の 樋 を 地 下 に 埋 めて 配 水 し 大 名 屋 敷 や 町 屋 などでは 所 々に 設 けられた 上 水 井 戸 から 水 を 汲 み 上 げて 使 用 した これに 対 し 羽 村 から 四 谷 大 木 戸 までの 主 に 武 蔵 野 台 地 では 開 渠 で 流 れる 玉 川 上 水 に 分 水 口 を 設 け そこ から 取 水 した 分 水 口 は 玉 川 上 水 の 川 底 に 近 い 法 面 (のりめん)にあり 差 蓋 (さぶた) で 水 量 の 調 節 ができた( 図 3) この 分 水 口 に 続 い て 木 樋 ( 埋 樋 ) で 土 手 をくぐり 抜 け 開 渠 ( 分 水 )となって 流 れた そして 分 水 に 洗 い 場 など を 設 け そこで 水 を 汲 んで 使 用 した 本 報 告 差 蓋 は この 分 水 が 対 象 となる 図 3 牟 礼 分 水 口 図 ( 東 京 都 公 文 書 館 ) 2. 分 水 の 管 理 と 水 番 人 玉 川 上 水 の 分 水 の 維 持 管 理 は 江 戸 上 水 の 管 理 体 制 下 にあった そこで その 歴 史 的 概 要 を 東 京 市 史 稿 上 水 篇 5 から 見 ていく 1655( 明 暦 元 ) 年 玉 川 庄 右 衛 門 と 清 右 衛 門 は 玉 川 上 水 役 ( 水 元 役 )に 任 命 され 200 石 分 の 扶 持 を 金 で 与 えられる 1666( 寛 文 6) 年 神 田 本 所 上 水 と 玉 川 上 水 に 水 奉 行 を 各 2 名 置 く 1670( 寛 文 10) 年 上 水 支 配 を 町 年 寄 3 名 に 命 じ 修 繕 や 入 札 を 扱 わせる 玉 川 庄 右 衛 門 と 清 右 衛 門 は 町 年 寄 の 差 添 支 配 になる 1693( 元 禄 6) 年 上 水 支 配 を 町 年 寄 から 道 奉 行 に 変 更 する 1720( 享 保 5) 年 水 道 普 請 が 水 元 役 との 相 対 から 道 奉 行 の 差 図 を 受 けるこ 4 黒 坂 勝 美 新 訂 増 補 国 史 大 系 第 41 巻 徳 川 実 紀 第 4 篇 吉 川 弘 文 館 1930 年 p.67 p.115 上 水 記 東 京 都 水 道 局 2006 年 5 東 京 市 役 所 東 京 市 史 稿 上 水 篇 第 1 臨 川 書 店 1975 年 11

17 とになる 1739( 元 文 4) 年 玉 川 庄 右 衛 門 と 清 右 衛 門 水 元 役 を 解 任 される 上 水 支 配 は 道 奉 行 から 町 奉 行 になり 町 年 寄 3 人 が 事 務 を 担 当 する 下 高 井 戸 村 名 主 源 太 左 衛 門 小 川 村 名 主 弥 二 郎 が 上 水 見 廻 り 役 になる また 4 人 の 水 番 人 は 玉 川 家 の 使 用 人 から 幕 府 上 水 方 の 雇 人 となる 1741( 寛 保 元 ) 年 町 奉 行 の 下 で 町 年 寄 が 上 水 掛 となる 1768( 明 和 5) 年 上 水 支 配 は 町 奉 行 から 普 請 奉 行 になり 目 付 と 勘 定 吟 味 役 が 立 ち 会 う 三 手 取 扱 になる 1770( 明 和 7) 年 神 田 上 水 水 元 役 が 免 職 となり 上 水 は 幕 府 直 営 になる 1811( 文 化 8) 年 三 手 取 扱 が 普 請 奉 行 だけの 支 配 になる 1862( 文 久 2) 年 幕 府 の 機 構 改 革 で 普 請 奉 行 が 廃 止 され 作 事 奉 行 の 支 配 になる 1868( 慶 応 4) 年 町 奉 行 を 市 政 裁 判 所 と 改 称 し 上 水 管 理 も 担 当 する そ の 後 東 京 府 邸 宅 掛 の 所 管 となる 分 水 の 管 理 は 水 元 役 の 両 玉 川 家 の 下 役 人 が 行 な っていたようであるが 1739( 元 文 4) 年 9 月 に 両 家 が 免 職 された 時 には 庄 右 衛 門 には 4 人 清 右 衛 門 には 1 人 の 手 代 がいた この 他 に 水 番 人 が 羽 村 2 人 四 谷 大 木 戸 1 人 代 田 村 1 人 がいた 彼 らは 上 水 管 理 に 支 障 が 出 ないよう 幕 府 の 雇 人 として 職 務 を 継 続 した 6 上 水 記 第 10 巻 によると 彼 らの 給 料 は 表 1 の 通 りで その 合 計 は 年 銀 5 枚 金 19 両 米 8 斗 になる また 彼 らの 主 な 仕 事 は 次 の 4 点 であった 1 江 戸 の 水 不 足 に 対 応 して 分 水 口 の 差 蓋 (さぶた)を 下 す 時 に 立 ち 会 う 2 担 当 区 域 の 玉 川 上 水 の 見 回 りをする 3ゴミなど 流 れてきた 時 は 処 理 する 4 大 木 戸 の 水 番 人 は 水 量 の 増 減 の 程 度 に 応 じて 普 請 役 所 へ 報 告 する 1739( 元 文 4) 年 10 月 には 下 高 井 戸 名 主 源 太 左 衛 門 と 小 川 村 名 主 弥 二 郎 が 上 水 見 廻 り 役 になった 担 当 区 域 は 弥 二 郎 が 羽 村 から 廻 り 田 新 田 まで 源 太 左 衛 門 が 小 金 井 橋 から 四 谷 大 木 戸 までであった その 後 源 太 左 衛 門 が 病 気 のため 1739( 元 文 4) 年 12 月 代 田 村 水 番 人 多 七 が 兼 職 した 6 前 掲 5 p

18 表 1 玉 川 上 水 の 水 番 人 水 見 廻 り 役 ( 上 水 記 ) 役 名 名 前 給 料 担 当 区 域 羽 村 水 番 人 源 兵 衛 儀 助 1 人 金 5 両 砂 川 村 水 見 廻 り 役 助 左 衛 門 銀 5 枚 拝 島 分 水 口 ~ 国 分 寺 分 水 口 代 田 村 水 番 人 水 見 廻 り 役 文 左 衛 門 金 4 両 米 4 斗 大 沼 田 分 水 口 ~ 高 井 戸 分 水 口 四 谷 大 木 戸 水 番 人 水 見 廻 り 役 彦 七 金 5 両 米 4 斗 幡 ヶ 谷 分 水 口 ~ 四 谷 大 木 戸 また 後 に 弥 二 郎 は 砂 川 村 助 左 衛 門 と 交 代 している 砂 川 村 の 水 見 廻 り 役 は 1850( 嘉 永 3) 年 7 月 栄 左 衛 門 が 老 齢 (73 歳 ) であることから 25 年 間 見 習 をしている 子 息 源 五 右 衛 門 と 交 代 する こ の 時 の 請 書 7 によると その 役 目 は 次 のようである 1 玉 川 上 水 の 水 量 に 注 意 する 2 水 死 人 があった 場 合 は 持 場 の 村 役 人 ヘ 連 絡 して 引 き 揚 げ 村 の 定 めに 従 う 上 水 には 清 めの 塩 をまき 代 田 村 水 番 普 請 役 所 へ 届 書 を 出 す 3 両 岸 の 除 地 ( 免 税 地 )に 異 変 があった 時 は 村 役 人 に 連 絡 し 村 継 によ って 四 谷 大 木 戸 へ 届 書 を 提 出 する 4 担 当 場 所 に 破 損 があった 場 合 は 直 ちに 報 告 する 橋 などの 架 け 換 え や 修 理 は 実 地 調 査 をして 水 流 に 支 障 のないようにする また 完 成 し たのを 見 届 けて 普 請 役 所 に 報 告 する 模 様 替 えは 役 所 の 指 示 を 受 ける なお 1859( 安 政 6) 年 四 谷 大 木 戸 の 兼 左 衛 門 とその 子 で 見 習 い の 稲 太 郎 は それぞれ 病 身 若 年 で 不 束 なところ があるとして 解 任 され 赤 坂 表 伝 馬 町 の 甚 蔵 と 交 代 している 8 このように 分 水 管 理 に 直 接 関 係 し た 水 番 人 は 名 主 など 村 の 有 力 者 が 就 任 し 子 孫 に 継 承 したが 個 人 的 な 理 由 で 交 代 することもあった 3. 上 水 記 に 見 る 諸 分 水 の 成 立 上 水 記 は 1791( 寛 政 3) 年 御 普 請 方 上 水 道 方 の 石 野 遠 江 守 広 道 が 神 田 上 水 や 玉 川 上 水 など 江 戸 の 上 水 管 理 に 必 要 な 資 料 を 集 成 したもので あ る 3 部 作 成 し 1 部 は 将 軍 家 斉 1 部 は 老 中 松 平 定 信 に 進 呈 し 1 部 は 7 滝 沢 武 雄 柴 崎 砂 川 村 における 水 利 関 係 諸 問 題 について 立 川 市 市 史 研 究 第 7 集 立 川 市 史 編 纂 委 員 会 1967 年 pp.12~ 13 8 前 掲 7 pp.10~ 12 13

19 普 請 役 所 に 置 いた 普 請 役 所 のものが 水 道 局 に 伝 えられたものと 思 われ る その 中 にある 玉 川 上 水 の 分 水 に 関 する 資 料 は 次 の 通 りである 1 第 3 巻 玉 川 上 水 水 元 羽 村 ヨリ 上 水 堀 通 四 ツ 谷 大 木 戸 水 番 屋 構 迄 分 水 口 ケ 所 書 付 で 分 水 が 設 置 された 年 年 代 が 記 されている それに 続 く 玉 川 上 水 分 水 口 大 サ 幷 引 取 村 々 書 付 には 分 水 口 の 大 きさや 分 水 の 長 さ それを 使 用 した 村 や 新 田 支 配 所 などが 記 載 されている さらに 分 水 口 絵 図 に は 分 水 口 の 内 法 と 分 水 口 が 右 岸 か 左 岸 か 示 されている 2 第 4 巻 には 玉 川 上 水 羽 村 より 四 谷 大 木 戸 水 番 屋 まで 絵 図 があり 玉 川 上 水 の 橋 と 分 水 口 が 絵 図 で 示 されている 3 第 8 巻 には 青 山 上 水 三 田 上 水 千 川 上 水 について 書 かれている 4 第 9 巻 には 1788( 天 明 8) 年 12 月 水 車 改 書 付 として 分 水 にあっ た 水 車 の 調 査 結 果 を 記 している 5 第 10 巻 には 水 料 之 事 の 中 に 1770( 明 和 7) 年 3 月 水 料 を 収 めて いる 村 とその 金 額 や 米 の 量 また 玉 川 上 水 分 水 ケ 所 寸 法 幷 凡 水 乗 として 1770( 明 和 7) 年 7 月 の 分 水 口 の 大 きさが 記 されている これらの 資 料 のうち 第 3 巻 の 分 水 設 置 年 と 第 10 巻 の 水 料 などから 表 2 を 作 成 した これをもとに まず 分 水 の 成 立 時 期 について 見 ていきたい 羽 村 から 四 谷 大 木 戸 までの 分 水 は 33 あるが このうち 成 立 年 年 代 が 記 されているのは 2/3 の 22 である これらの 分 水 は 新 田 村 落 - 武 蔵 野 とその 周 辺 - 9 で 示 されている 前 期 新 田 と 中 期 新 田 に 対 応 している 同 書 では 前 期 新 田 として 新 町 村 ( 現 青 梅 市 ) 砂 川 村 ( 現 立 川 市 ) 小 川 村 ( 現 小 平 市 )の 3 カ 村 を 取 り 上 げ その 他 の 多 くの 武 蔵 野 台 地 南 部 の 新 田 村 は 中 期 新 田 としている この 村 や 新 田 の 成 立 については 矢 嶋 仁 吉 が 武 蔵 野 の 集 落 10 で 指 摘 したように 上 水 記 ( 水 道 歴 史 館 ) 9 木 村 礎 伊 藤 好 一 新 田 村 落 - 武 蔵 野 とその 周 辺 - 文 雅 堂 銀 行 研 究 社 1960 年 p.21 但 し 小 平 市 史 近 世 編 ( 小 平 市 2013 年 )では 武 蔵 野 の 開 発 のピークを 近 世 初 期 の 慶 長 年 間 頃 (1596~ 1615) 寛 永 ~ 元 禄 年 間 (1624~ 1704) 享 保 改 革 期 (18 世 紀 前 半 )の 3 度 としている 10 矢 嶋 仁 吉 武 蔵 野 の 集 落 古 今 書 院 1954 年 14

20 武 蔵 野 台 地 南 部 は 地 下 水 位 が 低 く 水 の 乏 しいことから 継 続 的 に 居 住 す ることができなかった 例 えば 1721( 享 保 6) 年 貫 井 村 ( 現 小 金 井 市 )の 利 左 衛 門 は 先 祖 が 76 年 前 に 武 蔵 野 400 町 の 開 発 を 願 い 出 て 許 可 され 住 居 も 作 って 井 戸 も 掘 ったが 水 が 出 ないことから 本 村 に 戻 ったと 記 して いる 11 玉 川 上 水 が 開 削 され 分 水 されることによって 飲 料 水 や 生 活 用 水 の 供 給 が 可 能 となり 武 蔵 野 台 地 に 居 住 できるようになった つまり 玉 川 上 水 の 分 水 は 新 田 村 の 成 立 に 深 く 関 係 している この 分 水 の 開 削 時 期 を 概 観 すると 大 きく 1654( 承 応 3) 年 ~1700( 元 禄 13) 年 享 保 の 改 革 期 (1720 年 ~1745) 年 の 2 つに 分 けられる (1) 1654( 承 応 3) 年 ~ 1700 ( 元 禄 13) 年 までの 分 水 一 番 古 い 分 水 は 野 火 止 用 水 で 承 応 年 間 に 開 削 され 分 水 の 中 でも 最 も 多 い 水 量 を 使 用 している これは 松 平 伊 豆 守 信 綱 の 家 臣 の 水 盛 ( 測 量 )に よって 玉 川 上 水 の 流 路 が 決 められ 開 削 に 成 功 したことから その 褒 美 と して 領 地 への 分 水 が 許 可 された 12 といわれており 野 火 止 用 水 は 別 名 伊 豆 殿 堀 と 呼 ばれている 次 に 1657( 明 暦 3) 年 に 砂 川 村 小 川 村 国 分 寺 村 の 3 分 水 が 許 可 され ている このうち 国 分 寺 村 は 武 蔵 野 台 地 より 一 段 低 い 立 川 台 地 が 発 祥 で 国 分 寺 崖 線 からの 湧 水 や 野 川 の 水 が 利 用 できた 江 戸 期 以 前 からの 村 であ る 村 続 きの 武 蔵 野 台 地 の 開 発 のため 国 分 寺 分 水 が 必 要 とされた 砂 川 村 と 小 川 村 は 前 期 新 田 で 両 者 とも 開 発 の 中 心 人 物 は 狭 山 丘 陵 の 麓 の 岸 村 ( 現 武 蔵 村 山 市 ) 出 身 である 砂 川 村 の 場 合 は 1609( 慶 長 14) 年 村 野 家 によ って 開 発 願 が 出 されたが 実 質 的 な 開 発 は 行 な われなかったようである 1627( 寛 永 4) 年 頃 から 開 発 が 行 な われたが 残 堀 川 周 辺 の 限 られた 地 域 だった その 後 1657( 明 暦 3) 年 に 砂 川 分 水 が 五 日 市 街 道 沿 いに 開 削 された ことから 東 西 に 広 がる 街 村 が 成 立 した 小 川 九 郎 兵 衛 の 墓 ( 小 川 寺 ) 11 国 分 寺 市 野 中 家 文 書 12 嘉 永 5 年 7 月 玉 川 上 水 宗 岡 村 用 水 路 由 来 書 志 木 市 史 近 世 資 料 編 Ⅲ 1987 年 p.15.の 大 意 を 記 した 15

21 表 2 玉 川 上 水 の 分 水 ( 上 水 記 から) 1791 年 (3 巻 ) 1770 年 7 月 (10 巻 ) 1770 年 3 月 (10 巻 ) 番 分 水 名 願 済 年 分 水 口 坪 数 金 納 米 納 備 考 1 拝 島 村 玉 川 清 右 衛 門 掛 の 節 7 寸 四 方 49 1 両 2 殿 ヶ 谷 新 田 享 保 5(1720) 年 8 寸 四 方 64 3 柴 崎 村 元 文 2(1737) 年 1 尺 5 寸 1 尺 砂 川 村 明 暦 3(1657) 年 7 寸 四 方 49 1 両 5 野 火 止 村 承 応 年 中 ( ) 6 尺 2 尺 1,200 6 平 兵 衛 新 田 享 保 17(1732) 年 1 尺 6 寸 60 7 中 藤 新 田 享 保 14(1729) 年 10 巻 記 入 なし ( 砂 川 新 田 ) 1 尺 6 寸 60 8 小 川 村 明 暦 3(1657) 年 1 尺 四 方 両 9 南 野 中 新 田 享 保 14(1729) 1 尺 6 寸 60 3 巻 榎 戸 新 田 10 上 鈴 木 新 田 享 保 19(1734) 年 1 尺 5 寸 1 尺 150 大 長 久 保 鈴 木 11 国 分 寺 村 明 暦 3(1657) 年 1 尺 四 方 100 米 1 石 5 斗 12 大 沼 田 新 田 宝 暦 年 中 (1751~64) 1 尺 8 寸 80 大 岱 13 野 中 新 田 享 保 13(1728) 年 10 巻 記 入 なし ( 下 小 金 井 村 南 野 中 新 田 地 内 より) 8 寸 四 方 田 無 村 元 禄 9(1696) 年 4 寸 四 方 16 1 両 15 鈴 木 新 田 享 保 19(1734) 1 尺 6 寸 関 野 新 田 享 保 年 中 (1716~36) 8 寸 四 方 下 小 金 井 村 不 明 1 尺 四 方 両 1 石 8 升 下 小 金 井 村 18 下 小 金 井 新 田 不 明 8 寸 四 方 64 5 斗 4 升 上 小 金 井 村 19 梶 野 新 田 享 保 19(1734) 年 8 寸 四 方 64 上 連 雀 村 20 千 川 用 水 元 禄 9(1696) 年 2 尺 1 尺 5 寸 両 1 分 千 川 善 蔵 21 境 村 不 明 1 尺 四 方 両 22 品 川 用 水 寛 文 9(1669) 年 2 尺 5 寸 四 方 625 千 川 金 七 23 牟 礼 村 延 享 2(1745) 年 8 寸 四 方 64 3 石 4 升 無 礼 久 我 山 24 烏 山 村 不 明 5 寸 四 方 25 7 石 2 斗 25 上 北 沢 村 不 明 1 尺 四 方 石 ( 代 田 村 ) 2 石 三 田 用 水 併 用 26 下 高 井 戸 村 安 永 4(1775) 年 6 斗 8 升 2 合 27 幡 ヶ 谷 村 不 明 2 寸 四 方 4 3 石 7 斗 竹 樋 28 三 田 用 水 3 尺 四 方 神 田 上 水 助 水 1 尺 3 寸 四 方 石 淀 橋 水 車 負 担 30 原 宿 村 享 保 9(1724) 年 3 寸 四 方 9 6 斗 9 升 212 原 宿 村 麻 布 31 戸 田 家 屋 敷 元 禄 12(1699) 年 6 寸 5 分 四 方 戸 田 山 城 守 32 内 藤 家 屋 敷 不 明 33 田 安 家 屋 敷 不 明 合 計 4892 坪 両 1 分 32 石 4 斗

22 分 水 名 23. 無 礼 村 は 牟 礼 村 26. 下 高 井 土 村 は 下 高 井 戸 村 とした また 9と13 10と15は 同 名 なので 9は 南 野 中 新 田 10は 上 鈴 木 新 田 と 通 称 を 使 用 して 区 別 した 但 し 10と15の 区 別 は 第 3 巻 の 水 積 に 合 わせた 1791 年 の 分 水 名 の( )は10 巻 記 載 のもの 31~32の 大 名 への 分 水 は 家 屋 敷 として 統 一 した 下 小 金 井 新 田 と 小 金 井 村 は 4 巻 の 地 図 や 明 治 3 年 の 資 料 から 入 れ 替 わっていることが 判 明 したので 修 正 した 分 水 口 の 大 きさは 幅 高 さ 坪 数 は 分 水 口 の 面 積 で 1 寸 四 方 の 大 きさが1 坪 小 川 村 の 場 合 は 1656( 明 暦 2) 年 小 川 九 郎 兵 衞 は 武 蔵 野 の 原 野 には 人 家 がないことから 往 来 の 人 馬 を 助 け 江 戸 への 石 灰 伝 馬 継 を 請 け 負 うこと で 開 発 許 可 を 得 ている 1657( 明 暦 3) 年 開 発 に 着 手 するなど 新 町 村 や 砂 川 村 に 比 べると 短 期 間 で 村 が 成 立 している ここには 玉 川 上 水 の 分 水 の 開 削 が 大 きく 作 用 している 九 郎 兵 衛 は 人 々が 新 田 に 継 続 的 に 住 居 できる ように 小 川 分 水 の 開 削 に 早 期 に 取 り 組 んで 開 発 を 進 めた のである さて 1657( 明 暦 3) 年 1 月 明 暦 の 大 火 により 江 戸 城 を 含 む 市 街 地 の 約 60%が 焼 失 した そ の 後 の 復 興 策 として 幕 府 は 御 三 家 の 屋 敷 を 城 外 に 移 転 させ さらに 諸 大 名 や 寺 社 町 屋 を 移 転 させることによって 火 除 地 を 確 保 した つまり 将 軍 が 政 務 を 行 な う 江 戸 城 の 郭 外 に 大 名 旗 本 など 武 士 が 住 み 下 町 に 町 人 周 辺 に 寺 社 を 配 置 した この 江 戸 の 町 の 拡 大 に 伴 っ て 飲 料 水 などの 供 給 が 必 要 となった そこで それまでにあった 神 田 上 水 玉 川 上 水 に 加 え 1659( 万 治 2) 年 本 所 上 水 1660( 万 治 3) 年 青 山 上 水 1664( 寛 文 4) 年 三 田 上 水 1696( 元 禄 9) 年 千 川 上 水 が 作 られた( 表 3) ま た 江 戸 へは 給 水 されなかったが 周 辺 地 区 の 田 用 水 として 1669( 寛 文 9) 年 に 品 川 用 水 が 開 削 された この 他 に 1696( 元 禄 9) 年 に 田 無 分 水 1699( 元 禄 12) 年 に 戸 田 家 屋 敷 への 分 水 が 開 削 されている (2) 江 戸 4 上 水 の 廃 止 江 戸 の 町 の 拡 大 に 伴 って 開 削 された 上 水 については 1722( 享 保 7) 年 8 月 に 千 川 上 水 9 月 に 青 山 上 水 三 田 上 水 本 所 ( 亀 有 ) 上 水 の 廃 止 が 発 表 され 10 月 に 実 施 された 廃 止 された 4 上 水 は 江 戸 の 周 辺 部 に 給 水 し 本 所 上 水 を 除 く 3 上 水 は 玉 川 上 水 から 分 水 されていた この 廃 止 の 理 由 は 中 興 より 懸 り 候 事 ニ 候 故 13 つまり 昔 からあった 上 水 ではなく 途 中 から 給 水 された 上 水 であるという 理 由 による しかし 従 来 廃 止 の 理 13 前 掲 5 p 前 掲 5 pp.333~ 341 堀 越 正 雄 江 戸 の 上 水 羽 村 町 史 史 料 集 第 8 集 玉 川 上 水 論 集 Ⅰ 羽 村 町 教 育 委 員 会 1982 年 pp.61~ 66 など 17

23 表 3 江 戸 6 上 水 上 水 名 給 水 地 区 水 源 神 田 上 水 江 戸 市 中 の 北 東 部 井 の 頭 池 など 玉 川 上 水 江 戸 市 中 の 南 西 部 多 摩 川 千 川 上 水 江 戸 周 辺 の 北 東 部 玉 川 上 水 青 山 上 水 江 戸 周 辺 の 南 西 部 玉 川 上 水 三 田 上 水 江 戸 周 辺 の 南 部 本 所 上 水 隅 田 川 の 東 部 玉 川 上 水 瓦 曽 根 溜 井 ( 堀 越 正 雄 日 本 の 上 水 ) 由 は 室 鳩 巣 の 上 申 によると 言 われてきた 14 鳩 巣 は 8 代 将 軍 吉 宗 の 侍 講 を したこともある 朱 子 学 者 で 江 戸 に 火 災 が 多 いのは 地 下 に 張 り 巡 らさ れた 水 道 によって 地 気 が 分 裂 し 乾 いた 大 風 が 火 を 呼 ぶ 15 として 廃 止 を 唱 えた これが 受 け 入 れられて 4 上 水 が 廃 止 されたというのである これに 対 し 伊 藤 好 一 は 享 保 の 改 革 の 一 環 として 4 上 水 の 廃 止 をとらえ ようとしている ここでは 氏 の 考 えを 援 用 して 論 を 進 める 1 点 目 は 享 保 期 における 江 戸 の 防 火 対 策 の 強 化 である 伊 藤 によると 町 奉 行 大 岡 越 前 守 忠 相 の 下 で 火 消 組 の 制 度 を 整 えたり 家 屋 の 防 火 建 築 への 改 造 が 進 められたり 火 除 地 を 大 規 模 に 造 成 した 16 りするなど 防 火 政 策 が 実 施 された その 一 環 として 江 戸 城 を 中 心 とした 中 央 部 の 防 火 用 水 を 確 保 する 必 要 があることから 給 水 の 増 加 が 求 められた 2 点 目 は 新 田 開 発 に 関 連 する 分 水 の 開 削 である 上 水 記 には 村 方 などへの 分 水 33 カ 所 が 記 されている このうち 享 保 元 文 年 間 ( )に 開 削 された 分 水 は 1/3 の 11 カ 所 にもなる この 新 田 村 への 分 水 は 村 の 経 営 を 援 助 するため 水 料 が 免 除 された このように 江 戸 の 消 防 体 制 の 強 化 と 武 蔵 野 の 新 田 への 分 水 によって 水 量 の 増 加 が 必 要 とされ 4 上 水 が 廃 止 された このうち 本 所 ( 亀 有 ) 上 水 は 当 時 ほとんど 給 水 できず 上 水 として 機 能 していなかったようである なお 他 の 3 上 水 の 給 水 地 区 につ 15 室 鳩 巣 献 可 録 瀧 本 誠 一 編 日 本 経 済 叢 書 第 3 巻 1914 年 江 戸 火 災 の 儀 に 付 水 道 の 儀 に 申 上 候 処 追 て 所 存 可 申 上 旨 被 仰 出 候 に 付 乍 恐 愚 意 の 趣 委 細 申 上 候 pp.214~ 219 の 大 意 を 記 した 16 伊 藤 好 一 江 戸 上 水 道 の 歴 史 吉 川 弘 文 館 1996 年 p

24 いては 新 しい 工 法 による 掘 抜 き 井 戸 が 可 能 に なり それが 補 完 的 に 使 用 されたようである 17 玉 川 庄 右 衛 門 清 右 衛 門 は 元 文 4(1739) 年 7 月 戸 締 め になり 9 月 罷 免 され 庄 右 衛 門 は 江 戸 払 い になる その 理 由 は 川 浚 いの 諸 道 具 や 工 事 の 人 足 の 不 足 などに 起 因 する 水 量 不 足 であった 18 この 件 について 伊 藤 はそ の 背 後 に 幕 府 の 官 僚 機 構 の 整 備 があったことを 指 摘 している つまり 享 保 期 に 役 銀 の 徴 収 権 玉 川 家 の 墓 ( 聖 徳 院 ) を 与 えられて 水 道 を 経 営 する 経 営 には 自 己 の 使 用 人 を 使 う 19 といった 中 間 的 支 配 の 排 除 を 行 なったというのである 一 方 役 銀 の 徴 収 できない( 無 報 酬 の) 新 田 集 落 への 分 水 の 増 加 は 玉 川 家 にとって 不 都 合 であったと 推 測 している 新 田 政 策 を 進 める 大 岡 越 前 守 忠 相 と 利 権 を 確 保 しようとする 玉 川 家 の 確 執 を 示 す 史 料 は 何 も 残 ってい ないが 両 者 の 対 立 は 十 分 考 えられることである このように 支 配 者 と 被 支 配 者 といった 身 分 制 を 貫 徹 する 官 僚 体 制 の 整 備 や 新 田 開 発 の 進 行 の 中 で 幕 府 直 轄 の 水 道 経 営 が 望 まれたのであろう この 変 換 の 中 で 玉 川 家 は 水 道 経 営 から 排 除 されたようである (3) 享 保 期 の 新 田 村 への 分 水 武 蔵 野 台 地 の 開 発 は 前 期 新 田 に 引 き 続 き 実 施 されたわけではなかった その 後 も 幕 府 に 開 発 願 いを 提 出 する 者 はいたが 許 可 されなかった そ れは 台 地 上 が 周 辺 の 村 々の 入 会 地 として 飼 料 や 肥 料 などに 活 用 されてい たからである しかし 江 戸 時 代 の 中 期 には 幕 府 財 政 の 打 開 策 として 8 代 将 軍 吉 宗 が 中 心 となって 享 保 の 改 革 が 行 な われた 幕 府 の 官 職 制 度 を 整 備 して 将 軍 の 力 を 強 化 するとともに 財 政 再 建 策 として 大 名 の 江 戸 在 府 の 期 間 を 半 年 に する 代 わりに 石 高 1 万 石 につき 100 石 の 上 米 を 課 した また それまでの 検 見 法 つまり 実 際 の 収 穫 量 を 調 査 した 上 での 課 税 をやめ 1722( 享 保 7) 年 から 豊 凶 作 にかかわらず 一 定 の 期 間 の 実 績 をもとに 一 定 の 年 貢 率 に 固 17 前 掲 16 p 享 保 撰 要 類 集 前 掲 5 pp.381~ 前 掲 16 p

25 表 4 新 田 への 分 水 許 可 年 分 水 許 可 年 新 田 名 享 保 14(1729) 年 中 藤 新 田 南 野 中 新 田 野 中 新 田 享 保 17(1732) 年 平 兵 衛 新 田 関 野 新 田 下 小 金 井 新 田 上 鈴 木 新 田 享 保 19(1734) 年 鈴 木 新 田 梶 野 新 田 大 沼 田 新 田 ( 上 水 記 但 し は 小 平 市 當 麻 文 書 などで 修 正 ) 定 する 定 免 法 に 変 えて 高 年 貢 を 維 持 するようにした さらに 1722( 享 保 7) 年 7 月 幕 府 は 新 田 開 発 奨 励 の 布 告 を 行 な う これ に 対 応 して 武 蔵 野 台 地 周 辺 の 村 々は 開 発 願 を 提 出 した 1723( 享 保 8) 年 5 月 代 官 岩 手 藤 左 衛 門 が 開 発 の 意 志 を 確 認 する 触 書 を 廻 し 願 人 の 申 請 に も と づいて 下 見 分 を 実 施 し 1724( 享 保 9) 年 5 月 に 開 発 地 の 割 渡 しをした 小 平 市 域 の 周 辺 では この 時 に 割 渡 しを 受 けた 新 田 が 多 い 例 えば 鈴 木 新 田 ( 現 小 平 市 ) 大 沼 田 新 田 ( 現 小 平 市 ) 野 中 新 田 ( 現 小 平 市 現 国 分 寺 市 ) 梶 野 新 田 ( 現 小 金 井 市 ) 関 前 新 田 ( 現 武 蔵 野 市 )などであ る 新 田 の 開 発 を 始 めても 最 初 の 3 年 間 は 鍬 下 年 季 といって 年 貢 が 免 除 されることが 多 かった しかし 武 蔵 野 新 田 では この 期 間 に 権 利 金 的 な 性 格 をもつ 開 発 場 役 米 の 提 出 が 求 められた このため 農 民 の 集 まり が 悪 く 開 発 は 遅 々として 進 まなかった そこで 幕 府 は 1728( 享 保 13) 年 開 発 助 成 金 として 家 作 料 2 両 2 分 と 農 具 料 を 支 給 した その 結 果 近 隣 から 農 民 が 集 まり 開 発 が 進 められた この 支 給 は 2 年 間 であったが これ を 目 当 てに 開 発 に 参 加 した 農 民 もいた しかし 新 田 村 の 重 要 なインフラストラクチャーとしての 分 水 はすぐに は 許 可 されなかった 上 水 記 や 小 平 市 當 麻 家 文 書 などによると 表 4 のように 分 水 の 許 可 は 1729( 享 保 14) 年 ~1734( 享 保 19) 年 に 多 い つまり 開 発 許 可 を 受 けてから 分 水 が 許 可 されるまで 5~ 10 年 間 かかっているの である 例 えば 梶 野 新 田 の 場 合 は 1724( 享 保 9) 年 に 開 発 許 可 が 下 りた が 分 水 ができるまで 10 年 間 もかかった 20 ま た 関 前 新 田 ( 現 武 蔵 野 市 ) の 場 合 も 1724( 享 保 9) 年 に 開 発 許 可 が 下 りてから 分 水 ができるまで 8 年 20 拙 著 玉 川 上 水 の 水 利 用 と 水 車 (Ⅰ )- 砂 川 用 水 を 中 心 に- 原 発 行 とう う きゅう 環 境 浄 化 財 団 2000 年 pp.30~ 35 20

26 間 もかかった 21 小 川 村 のように 新 田 開 発 の 一 環 として 開 発 許 可 とほぼ 同 時 期 に 分 水 が 許 可 されたわけではなかったのである この 理 由 を 示 す 明 確 な 資 料 はない しかし 1729( 享 保 14) 年 12 月 家 作 料 農 具 料 の 助 成 を 行 な った 新 田 開 発 方 役 人 の 野 村 時 右 衛 門 小 林 平 六 は 新 田 村 からの 年 貢 未 納 に 加 えて 700 両 もの 引 負 金 を 出 した 22 という 理 由 によって 処 罰 されている 年 貢 の 増 収 を 願 って 新 田 開 発 を 進 めようとし た 幕 府 にとっては 武 蔵 野 新 田 からの 年 貢 未 収 が 課 題 であった その 上 1730( 享 保 15) 年 11 月 の 新 田 役 所 からの 問 い 合 わせに 砂 川 野 中 境 新 田 など 11 カ 新 田 は 野 中 新 田 で 試 しに 田 を 約 1 反 つくってみたが 水 不 足 で 簡 単 にできないことを 報 告 している さらに 幕 府 の 期 待 とは 逆 に 新 田 の 出 百 姓 は 田 用 水 ではなく 飲 料 水 の 増 加 を 願 っている 23 武 蔵 野 台 地 は 地 下 水 位 が 低 いことから 新 田 といっても 水 田 ではなく ほとんど 畑 である 分 水 の 水 は 灌 漑 用 水 ではなく 新 田 村 での 継 続 的 な 居 住 を 可 能 に する 飲 料 水 生 活 用 水 として 使 用 された さらに 多 摩 川 下 流 の 川 崎 宿 ( 現 神 奈 川 県 川 崎 市 )の 名 主 田 中 丘 隅 は 民 間 省 要 で 武 蔵 野 新 田 への 給 水 の 結 果 多 摩 川 下 流 の 数 万 町 の 田 地 が 荒 廃 しつつあることを 報 告 2 4 している そして 年 貢 を 納 めてきた 本 田 への 給 水 を 減 少 させ 年 貢 未 納 の 新 田 への 給 水 は 最 終 的 には 財 政 を 圧 迫 すると 批 判 している 彼 は 1729( 享 保 14) 年 大 岡 越 前 守 忠 相 の 下 で 代 官 と 同 様 の 職 務 につくが 間 もなく 病 死 した このような 新 田 役 場 内 外 の 混 乱 の 中 で 分 水 の 許 可 が 遅 れたと 考 えられる それでは 田 中 丘 隅 などの 批 判 のあ る 中 なぜ 新 田 開 発 を 進 め 分 水 の 許 可 が 行 な われたのであろうか 大 石 学 は 享 保 期 に 江 戸 の 周 辺 地 域 が 政 治 的 軍 事 的 に 重 要 であるばか りかでなく 城 付 地 (しろつけち) として 大 都 市 江 戸 へ 野 菜 を 含 む 消 耗 品 などの 供 給 地 としての 役 割 も 担 うことになったと 指 摘 している 2 5 つ ま 21 拙 著 武 蔵 野 台 地 南 部 の 水 利 用 の 歴 史 - 玉 川 上 水 と 分 水 を 中 心 に- 玉 川 上 水 と 分 水 の 会 2006 年 pp.45~ 太 田 尚 宏 大 岡 越 前 守 と 新 田 開 発 大 石 学 編 多 摩 と 江 戸 - 鷹 場 新 田 街 道 上 水 - たましん 地 域 文 化 財 団 2000 年 p 国 分 寺 市 史 編 さん 委 員 会 国 分 寺 市 史 料 集 (Ⅱ ) 国 分 寺 市 1982 年 p 田 中 丘 隅 民 間 省 要 瀧 本 誠 一 編 集 日 本 経 済 大 典 史 誌 出 版 社 1928 年 p 大 石 学 編 多 摩 と 江 戸 - 鷹 場 新 田 街 道 上 水 - たましん 地 域 文 化 財 団 2000 年 pp.18~ 19 21

27 り 武 蔵 野 台 地 の 開 発 は 江 戸 の 消 費 生 活 に 必 要 な 物 資 の 供 給 を 期 待 され た これにより 新 田 開 発 が 進 められ 分 水 も 許 可 されたと 考 えられる なお 分 水 が 許 可 されるまでの 間 新 田 に 移 り 住 んだ 人 々は 水 で 苦 労 し た 1730( 享 保 15) 年 関 前 新 田 ( 現 武 蔵 野 市 )の 場 合 は 1 つの 井 戸 を 29 軒 で 共 同 使 用 した また 梶 野 新 田 ( 現 小 金 井 市 )の 場 合 は 同 年 11 月 に は 6 カ 村 から 86 軒 の 出 百 姓 がいたが 500m~ 1.5km も 離 れた 玉 川 上 水 や 本 村 の 井 戸 から 飲 料 水 などを 運 んでい た この 問 題 を 解 決 したのが 梶 野 分 水 で 工 事 費 は 幕 府 が 出 したが 分 水 口 の 位 置 や 水 路 は 出 百 姓 が 協 議 して 決 め 新 田 役 所 に 願 い 出 ている この 地 元 案 が 全 て 了 承 されたわけではない が 水 路 については 生 かされる 形 で 工 事 されたようである 2 6 新 田 村 への 給 水 とやや 異 なるのは 1737( 元 文 2) 年 柴 崎 分 水 と 1745 ( 延 享 2) 年 牟 礼 分 水 で 両 者 とも 古 村 への 給 水 になる 柴 崎 村 ( 現 立 川 市 )は 中 世 からの 古 村 で 河 岸 段 丘 の 下 の 水 田 開 発 として 願 い 出 たよう である また その 上 流 の 河 岸 段 丘 上 では それ 以 前 から 存 在 した 家 々に 給 水 できるよう 流 路 を 工 夫 している 牟 礼 村 ( 現 三 鷹 市 )は 北 条 氏 直 に 仕 えた 高 橋 康 種 が 1591( 天 正 19) 年 に 開 いたと 言 われ 高 橋 家 は 代 々 名 主 を 勤 めている 分 水 は 玉 川 上 水 の 南 方 現 在 の 三 鷹 台 団 地 を 中 心 とした 約 20 町 の 田 用 水 として 使 用 された ( 明 和 7) 年 3 月 の 分 水 調 査 - 上 水 記 第 10 巻 - 表 2 には 上 水 記 第 10 巻 にある 1770( 明 和 7) 年 7 月 の 分 水 口 の 大 きさを 載 せた これは 久 松 筑 前 守 青 山 七 右 衛 門 柘 植 三 蔵 山 本 平 兵 衛 が 調 査 し 玉 川 上 水 分 水 ケ 所 寸 法 幷 凡 水 乗 として 報 告 したもので 現 在 のとこ ろ 一 番 古 い 分 水 調 査 になる 分 水 数 は 30 で 下 高 井 戸 分 水 内 藤 家 田 安 家 の 3 分 水 が 記 されていない 水 量 は 現 在 の ように 立 方 ではなく 分 水 口 の 断 面 積 で 考 えた つまり 1 寸 四 方 を1 坪 として いる 一 の 水 門 の 幅 5 間 水 深 3 尺 で 玉 一 の 水 門 ( 羽 村 市 郷 土 博 物 館 ) 26 前 掲 21 pp.46~ 48 22

28 川 上 水 に 入 る 水 量 は 9,000 坪 分 水 に 入 る 総 水 量 は 坪 と 計 算 され た 残 り 坪 が 江 戸 市 中 へ 送 水 された 但 し 流 下 する 間 の 蒸 発 や 川 底 のり 面 からの 浸 透 は 考 慮 されていない これによると 分 水 での 使 用 量 が 江 戸 への 給 水 量 より 約 785 坪 も 多 かった その 中 で 一 番 大 きい 分 水 口 は 野 火 止 用 水 で 6 尺 ( 約 182cm) 2 尺 ( 約 61cm)で 1,200 坪 一 番 小 さ いのは 幡 ヶ 谷 分 水 で 4 坪 になる これは 面 積 で 比 べると 野 火 止 用 水 の 1/300 の 大 きさに 相 当 する 野 火 止 用 水 に 次 いで 大 きいのは 三 田 用 水 品 川 用 水 千 川 用 水 になる このうち 三 田 用 水 と 千 川 用 水 は 江 戸 の 上 水 として 使 用 されたことがある なお 分 水 口 は 木 の 樋 で 作 られ その 内 法 が 分 水 口 の 大 きさになるが 幡 ヶ 谷 分 水 は 竹 樋 で 取 水 しており 1 尺 廻 り 内 法 2 寸 四 方 と 記 されている また 分 水 の 坪 数 の 平 均 は 163 坪 で そ れに 近 い 150 坪 は 柴 崎 分 水 上 鈴 木 分 水 になる 数 的 に 多 い 坪 数 は 64 坪 で 6 分 水 次 いで 100 坪 5 分 水 60 坪 4 分 水 になる 5. 分 水 の 水 料 金 分 水 では 使 用 料 として 水 料 を 納 めた これについて 上 水 記 第 10 巻 では 水 料 といひ 堰 料 といふ 水 料 は 呑 水 なり 堰 料 は 田 用 水 なりといふ 説 あれどもいかが 也 前 々より 水 料 堰 料 打 まぜて 書 付 け 来 たれり 所 詮 呑 水 に 引 くも 田 用 水 に 引 くも 水 を 引 入 るは 同 義 なれば 水 料 を 以 て 正 名 と すべし 2 7 とあり 水 料 は 飲 用 水 堰 料 は 田 用 水 という 説 もあるが 実 際 には 混 用 しているので 水 料 を 正 式 名 称 にすると 言 っている なお 水 料 は 玉 川 上 水 の 分 水 を 使 用 している 新 田 や 村 が 負 担 し 神 田 上 水 は 賦 課 され ていなかった と 言 っても 玉 川 上 水 の 分 水 を 使 用 している 村 が 全 て 負 担 していたわけではなかった 表 2 に 記 したように 1770( 明 和 7) 年 は 30 分 水 のうち 負 担 していたのは 17 カ 新 田 村 で 14 分 水 になる この 水 料 を 納 めている 村 と 納 めていない 村 があるのは 幕 府 の 担 当 者 間 でも 問 題 になった そこで 1770( 明 和 7) 年 久 松 筑 前 守 夏 目 和 泉 守 柘 植 三 蔵 山 下 平 兵 衛 は 神 田 玉 川 上 水 を 利 用 する 全 ての 村 に 水 料 を 賦 課 する 方 向 で 調 査 を 実 施 した その 結 果 1771 年 12 月 次 のことが 明 らかに なった 27 上 水 記 東 京 都 水 道 局 2006 年 p

29 1 鈴 木 新 田 大 沼 田 新 田 小 川 村 小 川 新 田 廻 り 田 新 田 ( 以 上 現 小 平 市 ) 梶 野 新 田 関 野 新 田 下 小 金 井 新 田 ( 以 上 現 小 金 井 市 ) 南 野 中 新 田 平 兵 衛 新 田 中 藤 新 田 ( 以 上 現 国 分 寺 市 ) 芋 久 保 新 田 殿 ヶ 谷 新 田 中 里 新 田 砂 川 新 田 砂 川 村 ( 以 上 現 立 川 市 ) 境 村 ( 現 武 蔵 野 市 ) 下 北 沢 村 ( 現 世 田 谷 区 ) は 享 保 年 間 に 開 発 し た 武 蔵 野 新 田 で 幕 府 が 分 水 工 事 費 や 肥 料 代 養 料 金 を 出 し 御 林 の 栗 を 扶 食 として 渡 すほど 困 窮 している 村 なので 水 料 は 納 めていない 2 上 高 井 戸 宿 下 高 井 戸 宿 永 福 寺 村 久 我 山 村 ( 以 上 現 杉 並 区 ) 中 野 村 雑 色 村 ( 以 上 現 中 野 区 ) は もともと 井 の 頭 池 の 水 を 使 用 し てきたので それが( 神 田 ) 上 水 となっても 水 料 は 出 していない 3 入 間 郡 ( 現 埼 玉 県 志 木 市 )は 引 又 川 に 落 としていた 野 火 止 用 水 を 掛 渡 井 を 作 って 田 用 水 にしているので 水 料 は 出 していない 4 小 日 向 町 関 口 町 ( 以 上 現 文 京 区 ) 高 田 村 ( 現 豊 島 区 ) 戸 塚 村 ( 現 新 宿 区 )は もともと 井 の 頭 池 の 水 を 使 用 してきたので それが( 神 田 ) 上 水 となっても 水 料 は 出 していない 特 に 小 日 向 町 関 口 町 は 藻 刈 人 足 を 出 すなど 神 田 上 水 の 維 持 管 理 の 一 端 を 担 っている しかし 上 水 を 利 用 している 以 上 水 料 を 徴 収 すべきであるとして 天 領 の 村 々は 勘 定 奉 行 私 領 は 領 主 や 地 頭 に 交 渉 した しかし 天 領 からは 水 料 は 出 させないという 返 事 があり 1773( 安 永 2) 年 11 月 水 料 の 徴 収 に つ いては 従 来 通 りになった この 水 料 について 1805( 文 化 2) 年 7 月 29 日 の 立 川 市 砂 川 家 文 書 では 次 のように 述 べている 当 村 内 百 姓 為 取 続 呑 水 ニ 被 下 候 其 後 七 八 年 相 立 呑 水 為 冥 加 金 壱 両 ツツ 年 々 無 増 減 御 上 納 仕 来 候 尤 高 懸 り 家 別 を 以 相 納 候 訳 ニも 無 之 隣 村 小 川 村 田 無 村 共 金 壱 両 つゝ 相 納 候 右 村 方 高 反 別 等 相 違 仕 罷 在 候 得 者 全 く 為 冥 加 御 上 納 仕 候 儀 与 奉 存 候 2 8 つ まり 分 水 ができた 7,8 年 後 に 冥 加 金 1 両 を 納 め 始 めたという 1657( 明 暦 3) 年 に 砂 川 分 水 はできているので 1665( 寛 文 5) 年 頃 になる この 金 額 は 1 両 で 増 減 がなく 小 川 村 や 田 無 村 ( 現 西 東 京 市 )も 同 額 で 村 の 石 高 や 家 数 には 関 係 していないことから 使 用 料 というより 冥 加 金 ( 雑 税 の 一 種 )として 意 識 していたようである なお 金 納 と 米 納 の 違 いは 金 は 飲 28 立 川 市 史 編 纂 委 員 会 立 川 市 史 下 巻 立 川 市 1969 年 pp.88~ 89 砂 川 家 文 書 は 現 在 公 開 されていない 24

30 料 水 代 米 は 田 用 水 代 として 毎 年 10 月 に 納 めたが 米 は 物 納 ではなく 張 紙 値 段 で 金 納 であった このうち 水 番 人 の 給 料 を 引 いて 幕 府 ( 後 に 政 府 ) に 納 めた 29 なお 下 高 井 戸 分 水 は 上 水 記 第 3 巻 によると 分 水 願 済 みは 1775( 安 永 4) 年 7 月 であるが 第 10 巻 によると 分 水 ができる 以 前 の 1770( 明 和 7) 年 3 月 に 水 料 として 米 6 斗 8 升 2 合 を 納 めている ( 寛 政 3) 年 の 分 水 調 査 - 上 水 記 第 3 巻 - 上 水 記 第 3 巻 には 1791( 寛 政 3) 年 の 分 水 調 査 が 載 っており 分 水 の 設 置 年 を 除 いて 表 5 にしたので それを 見 ていく (1) 分 水 口 の 場 所 と 武 蔵 野 の 地 形 玉 川 上 水 の 右 岸 からの 分 水 が 20 左 岸 からは 13 になる 地 形 的 に 見 る と 玉 川 上 水 は 武 蔵 野 台 地 の 一 番 高 い 所 を 流 れていると 言 われる しかし そこに 出 るまでには 下 流 側 が 高 い 河 段 段 丘 を 深 く 掘 り 込 んでいる また 斜 面 に 流 路 を 設 ける 場 合 は 掘 り 出 した 土 を 低 い 側 の 土 手 に 利 用 できたの で 積 極 的 に 活 用 している このように 必 ずしも 一 番 高 い 所 を 流 れてい るわけではない しかし 現 在 の 立 川 市 の 東 方 から 三 鷹 市 の 北 方 にかけて は 武 蔵 野 台 地 の 一 番 高 い 武 蔵 野 面 を 流 れており 右 岸 左 岸 に 取 水 口 を 設 けている 特 に 小 川 新 田 地 先 では 右 岸 3 分 水 左 岸 5 分 水 が 取 水 して いる なお 分 水 を 利 用 している 全 ての 村 が 玉 川 上 水 に 接 しているわけではな い 利 用 村 にとっては 同 一 村 内 に 分 水 口 を 設 けるのが 管 理 しやすいが 分 水 口 から 離 れている 村 もあるし 取 水 しにくいことから 上 流 に 場 所 を 変 えた 村 もある 上 水 記 では 同 じ 村 の 地 先 にある 分 水 は 8 他 村 に 設 置 されている 分 水 は 21 になる (2) 利 用 村 と 水 利 用 の 決 まり 分 水 は 新 田 集 落 などの 飲 料 生 活 用 水 田 用 水 に 使 用 され 後 には 水 車 の 動 力 としても 使 用 されたが 1 つの 村 や 新 田 で 使 用 している 分 水 は 12 他 の 村 や 新 田 と 共 同 で 使 用 している 分 水 は 17 あった 中 でも 千 川 用 水 は 20 カ 村 三 田 用 水 は 14 カ 村 と 多 かった この 水 利 用 の 規 則 に 関 しては 29 東 京 市 役 所 東 京 市 史 稿 上 水 篇 第 2 臨 川 書 店 1976 年 p.29 25

31 表 ( 寛 政 3) 年 頃 の 玉 川 上 水 の 分 水 ( 上 水 記 第 3 巻 から) 番 分 水 名 場 所 大 きさ 利 用 村 長 さ 1 拝 島 村 ( 右 ) 熊 川 村 地 先 7 寸 四 方 拝 島 村 30 町 程 2 殿 ヶ 谷 新 田 ( 左 ) 熊 川 村 地 先 8 寸 四 方 殿 ヶ 谷 新 田 宮 沢 新 田 中 里 新 田 1 里 12 町 砂 川 新 田 程 3 柴 崎 村 ( 右 ) 上 河 原 村 地 先 1 尺 1 尺 5 寸 柴 崎 村 芋 窪 新 田 1 里 半 程 4 砂 川 村 ( 右 ) 砂 川 村 地 先 7 寸 四 方 砂 川 村 1 里 余 5 野 火 止 村 ( 左 ) 小 川 村 砂 川 村 6 尺 2 尺 野 火 止 村 西 堀 村 菅 沢 村 館 村 6 里 程 引 又 村 宗 岡 村 浜 崎 村 宮 戸 村 6 小 川 村 ( 左 ) 小 川 村 地 先 1 尺 四 方 小 川 村 2 里 程 7 平 兵 衛 新 田 ( 右 ) 砂 川 新 田 地 先 1 尺 6 寸 平 兵 衛 新 田 榎 戸 新 田 野 中 新 田 1 里 半 戸 倉 新 田 砂 川 前 新 田 8 中 藤 新 田 ( 右 ) 砂 川 新 田 地 先 6 寸 1 尺 中 藤 新 田 9 南 野 中 新 田 ( 右 ) 小 川 新 田 地 先 6 寸 1 尺 野 中 新 田 榎 戸 新 田 戸 倉 新 田 1 里 程 10 上 鈴 木 新 田 ( 右 ) 小 川 新 田 地 先 1 尺 5 寸 1 尺 鈴 木 新 田 野 中 新 田 貫 井 新 田 小 金 井 新 田 11 国 分 寺 村 ( 右 ) 小 川 新 田 地 先 1 尺 四 方 国 分 寺 村 貫 井 村 恋 ヶ 窪 村 1 里 半 程 12 大 沼 田 新 田 ( 左 ) 小 川 新 田 地 先 1 尺 8 寸 大 沼 田 新 田 13 野 中 新 田 ( 左 ) 小 川 新 田 地 先 1 尺 6 寸 鈴 木 新 田 野 中 新 田 与 右 衛 門 組 2 里 半 程 野 中 新 田 善 左 衛 門 組 14 田 無 村 ( 左 ) 小 川 新 田 地 先 4 寸 四 方 田 無 村 2 里 半 余 15 鈴 木 新 田 ( 左 ) 小 川 新 田 地 先 9 寸 1 尺 鈴 木 村 1 里 程 16 関 野 新 田 ( 左 ) 廻 り 田 新 田 地 先 8 寸 四 方 関 野 新 田 廻 り 田 新 田 鈴 木 新 田 1 里 半 程 是 政 新 田, 境 新 田 保 谷 新 田 関 前 新 田 田 無 新 田 17 下 小 金 井 村 ( 右 ) 貫 井 新 田 地 先 1 尺 四 方 上 小 金 井 村 1 里 18 町 下 小 金 井 村 程 18 下 小 金 井 新 田 ( 右 ) 下 小 金 井 新 田 地 先 8 寸 四 方 下 小 金 井 新 田 5 町 程 19 梶 野 新 田 ( 右 ) 下 小 金 井 村 地 先 8 寸 四 方 梶 野 新 田 染 谷 新 田 南 関 野 新 田 2 里 余 境 新 田, 井 口 新 田 五 郎 左 衛 門 組 井 口 新 田 権 三 郎 組, 野 崎 新 田 仙 川 村 20 千 川 用 水 ( 左 ) 上 保 谷 村 地 先 2 尺 1 尺 5 寸 巣 鴨 村 滝 野 川 村 金 井 窪 村 中 丸 村 6 里 余 池 袋 村 長 崎 村 葛 ヶ 谷 村 江 古 田 村 下 練 馬 村 中 荒 井 村 関 村 上 石 神 井 村, 下 石 神 井 村 天 沼 村 阿 佐 ヶ 谷 村 荻 久 保 村, 遅 野 井 村 井 草 村 鷺 野 宮 村 中 村 21 境 村 ( 右 ) 境 村 地 先 1 尺 四 方 境 村 24 町 程 22 品 川 用 水 ( 右 ) 境 村 地 先 2 尺 5 寸 四 方 大 井 村 上 蛇 窪 村 下 蛇 窪 村 戸 越 村 7 里 半 程 桐 ケ 谷 村 居 木 橋 村 二 日 五 日 市 村 南 品 川 宿 北 品 川 宿 23 牟 礼 村 ( 右 ) 牟 礼 村 地 先 8 寸 四 方 牟 礼 村 20 町 程 24 烏 山 村 ( 右 ) 上 高 井 戸 村 地 先 5 寸 四 方 烏 山 村 粕 谷 村 回 り 沢 村 船 橋 村 1 里 半 程 経 堂 在 家 村 世 田 ヶ 谷 村 若 林 村 太 子 堂 村 三 宿 村 八 幡 山 村 26

32 番 分 水 名 場 所 大 きさ 利 用 村 長 さ 25 上 北 沢 村 ( 右 ) 上 高 井 戸 村 地 先 1 尺 四 方 上 北 沢 村 赤 堤 村 世 田 ヶ 谷 村 1 里 半 余 松 原 村 代 田 村 26 下 高 井 戸 村 ( 左 ) 下 高 井 戸 村 地 先 3 寸 四 方 下 高 井 戸 村 5 町 程 27 幡 ヶ 谷 村 ( 左 ) 幡 ヶ 谷 村 地 先 2 寸 四 方 幡 ヶ 谷 村 16 町 程 28 三 田 用 水 ( 右 ) 下 北 沢 村 地 先 3 尺 四 方 代 田 村 上 目 黒 村 増 上 寺 御 霊 屋 領 2 里 半 ( 中 目 黒 村 下 目 黒 村 上 大 崎 村 下 27 間 大 崎 村 北 品 川 宿 三 田 村 白 金 村 今 里 村 谷 山 村 ) 中 目 黒 村 下 目 黒 村 下 渋 谷 村 野 崎 村 中 渋 谷 村 29 神 田 上 水 助 水 ( 左 ) 代 々 木 村 地 先 1 尺 3 寸 四 方 柏 木 村 淀 橋 水 車 760 間 余 30 原 宿 村 ( 右 ) 千 駄 ヶ 谷 村 地 先 3 寸 5 分 四 方 原 宿 村 隠 田 村 上 渋 谷 村 15 町 程 31 戸 田 家 屋 敷 ( 右 ) 6 寸 5 分 5 寸 5 分 32 内 藤 家 屋 敷 ( 右 ) 4 寸 四 方 33 田 安 家 屋 敷 ( 左 ) 7 寸 四 方 場 所 の( ) 内 右 は 右 岸 左 は 左 岸 を 表 す 分 水 名 23. 無 礼 村 は 牟 礼 村 26. 下 高 井 土 村 は 下 高 井 戸 村 と した また 9と13 10と15は 同 名 なので 9は 南 野 中 新 田 10は 上 鈴 木 新 田 と 通 称 を 使 用 して 区 別 した 分 水 口 の 大 きさは17と18を 入 れ 替 えた 分 水 口 の 大 きさは 幅 高 さ 31~33は 分 水 口 絵 図 から 同 一 村 内 と 数 カ 村 での 水 利 用 に 分 けて すでに 拙 稿 30 で 考 察 したが 次 に 要 約 して 紹 介 する 同 一 村 内 の 場 合 小 川 村 のように 村 掟 の 中 で 明 文 化 しているものがある 1736( 享 保 21) 年 の 村 掟 31 では 分 水 にゴミを 捨 てない 水 浴 びや 洗 濯 を し ない 屋 敷 内 の 川 掃 除 を 年 に 1, 2 回 はする 水 路 以 外 に 水 を 引 かない など 水 質 の 保 持 と 水 量 の 確 保 を 申 し 合 わせている また 梶 野 分 水 は 7 カ 村 が 利 用 していたが 1754( 宝 暦 4) 年 共 同 で 堀 浚 いを 実 施 し 分 水 の 水 利 用 に 関 して 申 し 合 わせ 32 をしている 小 川 村 と 同 じように 水 質 の 保 持 と 水 量 の 確 保 が 目 的 であるが 具 体 的 には 各 家 の 水 汲 み 場 に 堰 や 坑 木 を 設 けな い 堀 浚 いした 土 は 道 の 低 い 所 に 出 し 決 められた 水 路 外 への 給 水 を 禁 止 している 1759( 宝 暦 9) 年 には 同 一 内 容 で 再 度 議 定 し さらに 1825( 文 政 8) 年 3 月 分 水 制 限 により 下 流 まで 水 が 十 分 流 れなくなったことから 新 た 30 前 掲 21 pp.54~ 小 平 郷 土 研 究 会 郷 土 史 研 究 部 会 小 平 市 文 化 財 シリーズⅢ 古 文 書 に 見 る 小 平 の 水 玉 川 上 水 と 分 水 小 平 郷 土 研 究 会 小 平 市 教 育 委 員 会 1984 年 p 小 金 井 市 誌 編 さん 委 員 会 小 金 井 市 誌 Ⅲ 資 料 編 小 金 井 市 役 所 1967 年 pp.338~

33 に 議 定 を 交 わしている 33 この 議 定 で 従 来 と 異 なるのは 水 番 を 置 いて 水 の 流 れを 監 視 し 同 時 に 分 水 に 関 する 負 担 金 の 見 直 しや 渇 水 時 に 番 水 ( 順 番 に 水 を 使 用 する)を 実 施 することである なお 利 用 村 は 記 された 村 落 以 外 の 使 用 が 認 められなかった つまり 分 水 が 眼 前 を 流 れていても 利 用 村 外 は 公 的 に 使 用 できなかった (3) 分 水 口 の 大 きさ-1770( 明 和 7) 年 と 比 べて- 分 水 口 の 大 きさについては 1770( 明 和 7) 年 7 月 (10 巻 )と 1791( 寛 政 3) 年 頃 (3 巻 )と 分 水 口 絵 図 (3 巻 )があり 3 巻 には 1844( 天 保 15) 年 2 月 の 朱 書 きがされている 分 水 口 絵 図 にも 朱 書 きがあるが これはいつのも のか 不 明 である これらを 比 較 するために 表 6 を 作 成 した これをもと に 1770 年 7 月 と 約 20 年 後 の 1791 年 を 比 べると 分 水 口 の 大 きさはほ とんど 変 わらない 但 し 野 中 新 田 が 60 坪 から 54 坪 に 減 少 し 鈴 木 新 田 が 60 坪 から 90 坪 に 増 加 下 高 井 戸 分 水 が 安 永 4 年 7 月 に 新 設 され 全 体 的 には 35 坪 増 加 した また 分 水 口 の 横 と 縦 の 数 字 が 入 れ 替 わったのが 柴 崎 中 藤 南 野 中 の 3 分 水 になる 次 に 分 水 口 絵 図 を 見 ていくと 野 火 止 用 水 が 1,200 坪 から 6 尺 四 方 で 3,600 坪 と 3 倍 も 増 加 している この 用 水 については 次 で 述 べる また 3 巻 の 本 文 では わからない 内 藤 大 和 守 下 屋 敷 は 4 寸 四 方 で 16 坪 田 安 下 屋 敷 6 寸 四 方 で 36 坪 になる なお 分 水 口 の 形 は 正 方 形 が 多 く 1770 ( 明 和 7) 年 7 月 の 場 合 は 28 分 水 のうち 21 分 水 で 3/4(75% ) 1791( 寛 政 3) 年 頃 の 場 合 は 33 分 水 のうち 22 分 水 で 2/3(67% )になる ( 天 保 15) 年 2 月 の 調 査 1844( 天 保 15) 年 2 月 の 村 田 阿 波 守 の 実 地 調 査 による 朱 書 きの 訂 正 は 19 分 水 になる 第 3 巻 の 分 水 口 絵 図 の 朱 書 きと 比 べると 分 水 口 の 大 き さが 同 じなのは 12 分 水 になる( 縦 横 が 入 れ 替 わっている 3 分 水 も 含 める) このことから 分 水 口 絵 図 の 朱 書 きは 1844( 天 保 15) 年 2 月 の 村 田 阿 波 守 の 実 地 調 査 と 無 関 係 ではなかったと 思 われる さて 1791( 寛 政 3) 年 の 分 水 調 査 と 1844( 天 保 15) 年 2 月 の 水 積 ( 坪 数 ) の 増 減 を 比 較 すると 水 積 が 減 少 した 分 水 は 上 鈴 木 新 田 大 沼 田 新 田 33 調 布 市 市 史 編 纂 委 員 会 調 布 市 史 研 究 資 料 編 Ⅶ 調 布 の 近 世 史 料 下 調 布 市 1987 年 pp.145~

34 表 ( 明 和 7) 年 1791( 寛 政 3) 年 頃 1844( 天 保 15) 年 玉 川 上 水 の 分 水 口 の 大 きさ( 上 水 記 ) 1770 年 7 月 (10 巻 ) 1791( 寛 政 3) 年 頃 (3 巻 ) 1844( 天 保 15) 年 2 月 (3 巻 朱 ) 番 分 水 名 分 水 口 坪 数 分 水 口 坪 数 分 水 口 図 分 水 口 図 ( 朱 ) 分 水 口 坪 数 1 拝 島 村 7 寸 四 方 殿 ヶ 谷 新 田 8 寸 四 方 柴 崎 村 1 尺 5 寸 1 尺 尺 1 尺 5 寸 尺 5 寸 1 尺 砂 川 村 7 寸 四 方 野 火 止 村 6 尺 2 尺 1,200 1,200 6 尺 四 方 6 尺 7 尺 平 兵 衛 新 田 1 尺 6 寸 中 藤 新 田 6 寸 1 尺 60 1 尺 6 寸 1 尺 6 寸 60 ( 砂 川 新 田 ) 1 尺 6 寸 60 8 小 川 村 1 尺 四 方 南 野 中 新 田 1 尺 6 寸 60 6 寸 1 尺 60 1 尺 6 寸 1 尺 6 寸 上 鈴 木 新 田 1 尺 5 寸 1 尺 寸 5 分 5 寸 5 分 5 寸 2 分 4 寸 5 分 国 分 寺 村 1 尺 四 方 大 沼 田 新 田 1 尺 8 寸 寸 8 寸 9 寸 8 寸 野 中 新 田 1 尺 6 寸 60 9 寸 6 寸 9 寸 6 寸 54 ( 下 小 金 井 村 ) 8 寸 四 方 田 無 村 4 寸 四 方 鈴 木 新 田 1 尺 6 寸 60 9 寸 1 尺 90 1 尺 9 寸 関 野 新 田 8 寸 四 方 寸 7 寸 2 分 7 寸 2 分 8 寸 下 小 金 井 村 1 尺 四 方 下 小 金 井 新 田 8 寸 四 方 寸 7 寸 2 分 7 寸 2 分 8 寸 梶 野 新 田 8 寸 四 方 寸 9 寸 8 寸 9 寸 千 川 用 水 2 尺 1 尺 5 寸 尺 5 寸 1 尺 7 寸 2 尺 3 寸 1 尺 7 寸 境 村 1 尺 四 方 品 川 用 水 2 尺 5 寸 四 方 牟 礼 村 8 寸 四 方 寸 四 方 5 寸 四 方 烏 山 村 5 寸 四 方 寸 四 方 8 寸 四 方 上 北 沢 村 1 尺 四 方 尺 1 尺 2 寸 1 尺 2 寸 1 尺 下 高 井 戸 村 3 寸 四 方 幡 ヶ 谷 村 2 寸 四 方 寸 5 分 四 方 4 寸 5 分 四 方 三 田 用 水 3 尺 四 方 尺 2 尺 9 寸 3 尺 2 尺 9 寸 神 田 上 水 助 水 1 尺 3 寸 四 方 尺 5 寸 2 尺 5 寸 3 尺 5 寸 2 尺 5 寸 原 宿 村 3 寸 四 方 寸 5 分 四 方 3 寸 5 分 四 方 戸 田 家 屋 敷 6 寸 5 分 四 方 寸 5 分 5 寸 5 分 ( 35.75) 32 内 藤 家 屋 敷 16 4 寸 四 方 ( 16) 33 田 安 家 屋 敷 36 6 寸 四 方 7 寸 四 方 ( 49) 合 計 ( ) 分 水 口 の 大 きさは 内 法 で 幅 次 に 高 さを 表 す 違 いを 明 らかにするため 分 水 口 の 大 きさが 左 欄 と 同 じ 場 合 は 空 欄 に し 坪 数 のみ 記 した 但 し 朱 書 きの 場 合 は 全 て 記 した 斜 線 は 記 載 なし 分 水 口 図 は 第 3 巻 掲 載 の 分 水 口 絵 図 下 線 の 数 字 は 分 水 口 図 の 数 字 ( ) 内 の 数 字 一 番 近 い 左 欄 の 数 字 を 活 用 した なお 第 10 巻 では 小 金 井 村 1 尺 四 方 100 坪 下 小 金 井 村 8 寸 四 方 64 坪 になっている 第 3 巻 は 分 水 絵 図 も 含 め 上 流 が 小 金 井 新 田 で1 尺 四 方 100 坪 下 流 が 下 小 金 井 村 で8 寸 四 方 後 に7 寸 2 分 に8 寸 である しかし 第 4 巻 の 絵 図 では 上 流 が 下 小 金 井 村 分 水 口 下 流 が 下 小 金 井 新 田 分 水 口 になっている 明 治 初 期 のデータでは 下 小 金 井 村 が100 坪 になっているので 第 4 巻 絵 図 が 正 し いとして 第 3 巻 の 数 字 を 入 れ 替 えた 29

35 野 中 新 田 関 野 新 田 下 小 金 井 村 牟 礼 村 三 田 用 水 戸 田 の 8 分 水 で 合 計 坪 になる 逆 に 増 加 した 分 水 は 野 火 止 用 水 (1,200 坪 から 4,200 坪 と 3.5 倍 ) 鈴 木 新 田 梶 野 新 田 千 川 用 水 烏 山 村 上 北 沢 村 幡 ヶ 谷 村 神 田 上 水 助 水 原 宿 村 の 9 分 水 で 合 計 は 3,913.5 坪 になり 全 体 と して 約 3,680 坪 も 増 えている つまり 1884 年 の 合 計 は 8,646.9 坪 にも なり 一 ノ 水 門 の 大 きさが 1770 年 と 変 わらないとすると 計 算 上 では 全 水 量 の 96%が 分 水 の 総 量 になる そのうち 極 端 に 増 えたのは 野 火 止 用 水 になる 上 水 記 第 4 巻 玉 川 上 水 羽 村 より 四 谷 大 木 戸 水 番 屋 まで 絵 図 を 見 ると 分 水 口 には 木 製 の 埋 樋 の 分 水 口 の 形 が 簡 単 に 書 かれている しかし 野 火 止 原 宿 戸 田 因 幡 守 抱 屋 敷 内 藤 大 和 守 下 屋 敷 の 4 分 水 は 水 路 が 枝 分 かれしているだけである このことから これらの 分 水 口 には 差 蓋 (さぶた)の 付 いた 埋 樋 の 分 水 口 は 設 置 されていなかったようである つまり 玉 川 上 水 の 水 量 によって 分 水 に 入 る 水 量 は 直 接 増 減 することに なる このことから 野 火 止 分 水 は 最 大 値 を 示 したものと 推 定 される なお 水 量 が 減 らされたのは 主 に 現 在 の 小 平 市 や 小 金 井 市 など 比 較 的 上 流 部 の 新 田 に 給 水 している 分 水 が 多 い 武 蔵 野 台 地 の 場 合 新 田 といっ ても 水 田 ではなく 畑 作 地 帯 への 給 水 になり 主 に 村 落 の 飲 料 水 や 生 活 用 水 に 使 用 されることが 多 かった 逆 に 増 加 したのは 下 流 部 に 多 いことから 標 高 50m 以 下 の 谷 戸 田 などへの 給 水 量 を 増 やしたと 推 定 される 8. 分 水 の 水 制 限 すでに 見 たように 1770( 明 和 7) 年 7 月 羽 村 の 一 の 水 門 で 多 摩 川 の 水 を 9,000 坪 (1 坪 は 1 寸 四 方 の 広 さ) 取 水 している このうち 最 下 流 の 江 戸 に 流 れるのは 4,107 坪 7 合 5 勺 で 上 流 部 の 分 水 の 総 量 は 4,892 坪 2 合 5 勺 である つまり 分 水 ヘの 総 水 量 の 方 が 約 785 坪 も 多 いのである そ こで 夏 に 江 戸 が 水 不 足 にならないように 5 月 初 旬 から 武 蔵 野 の 全 ての 分 水 口 を 半 分 もしくは 1/3 塞 ぐという 取 水 制 限 が 行 な われた 3 4 実 際 にどのように 行 な われたのか 1805( 文 化 2) 年 5 月 24 日 の 取 水 制 限 について 見 ていく 3 5 1まず 代 田 村 水 番 人 の 佐 久 間 文 左 衛 門 から 3 分 34 東 京 市 役 所 東 京 市 史 稿 上 水 篇 第 1 臨 川 書 店 1975 年 p 近 世 村 落 史 研 究 会 三 鷹 市 史 史 料 集 第 一 集 三 鷹 市 史 編 纂 委 員 会 1969 年 p.3 30

36 開 きを 守 るよう 村 方 に 指 示 があった 2 次 に これが 実 施 されているか 普 請 役 所 からの 見 回 りがあるので 分 水 口 の 差 蓋 や 堰 板 など 壊 れていたら 至 急 申 し 出 るよう 指 示 している また 1852( 嘉 永 5) 年 2 月 10 日 役 人 が 羽 村 に 向 けて 同 月 12 日 朝 六 ッ 時 に 江 戸 を 出 発 するので 分 水 口 が 規 則 通 りになっ ているか 洩 れ 水 がないか 念 を 入 れて 確 認 するよう 回 状 が 代 田 村 水 番 屋 から 出 されている 3 6 さらに 分 水 口 の 掛 札 があるか 確 認 するよ う 指 示 があった り 分 水 口 に 1 人 立 会 者 を 出 すように 指 示 されたりすることもあった 砂 川 用 水 ( 旧 南 野 中 分 水 ) 次 に 特 にひどい 渇 水 時 はどうであ ったか 見 ていく 1780 ( 安 永 9) 年 8 月 8 日 の 小 平 市 當 麻 家 文 書 によると 安 永 七 戌 年 ハ 閏 七 月 廿 四 日 より 八 月 十 四 日 迄 皆 留 同 八 亥 年 八 月 廿 七 日 より 九 月 廿 一 日 迄 皆 留 3 7 とあり 1778( 安 永 7) 年 は 約 20 日 間 翌 1779 年 は 約 25 日 間 分 水 口 が 全 面 閉 鎖 ( 皆 留 )であった この 間 分 水 には 水 が 全 く 流 れて 来 なかったのである また 南 野 中 分 水 ができて 10 年 後 の 1739 ( 元 文 4) 年 9 月 南 野 中 新 田 榎 戸 新 田 戸 倉 新 田 ( 以 上 現 国 分 寺 市 )は 分 水 によって 常 に 必 要 な 水 量 が 確 保 できたわけではなかった 現 状 を 報 告 し ている 3 8 その 上 で 6 本 の 井 戸 掘 りを 願 い 出 るが 許 可 されたのは 2 年 後 で 半 分 の 3 本 である このような 状 況 であったので 分 水 制 限 を 守 らない 時 は 処 罰 の 対 象 にさ れたが 水 不 足 にたまりかねて 分 水 口 を 規 定 以 上 に 開 けてしまうことがあ った 1771 ( 明 和 8) 年 5 月 田 用 水 として 使 用 していた 国 分 寺 分 水 は 他 の 分 水 と 同 様 に 分 水 口 の 5 分 止 めを 指 示 されたが 国 分 寺 樋 口 一 はいニ 明 度 候 故 甚 未 熟 成 致 方 与 思 召 され 委 細 御 糺 御 座 候 ( 中 略 : 小 坂 ) 夜 水 ヲ 盗 引 36 小 平 市 中 央 図 書 館 玉 川 上 水 と 分 水 1 小 平 市 教 育 委 員 会 2000 年 p 前 掲 31 p 前 掲 34 p

37 取 又 者 見 廻 り 役 助 左 衛 門 見 分 致 候 跡 ニ 而 樋 口 残 らず 明 ケ 39 てしまった つまり 指 示 を 守 らず 分 水 口 を 全 開 してしまった こ のため 役 人 の 査 問 を 受 けたが 夜 間 や 水 見 廻 り 役 が 調 査 した 後 に 分 水 口 を 全 開 したことも 証 言 している その 後 詫 び 証 文 を 提 出 しているが 田 植 えの 時 期 で 水 がど う しても 必 要 であったと 推 測 できる さて この 分 水 量 の 制 限 は 江 戸 の 水 量 の 確 保 のために 行 なわれたが 江 戸 市 中 も 見 回 りを 強 化 し 板 を 付 けて 5 分 もしくは 3 分 に 水 量 を 減 らす 水 制 限 を 実 施 している 40 同 時 に 羽 村 での 取 水 量 を 増 加 させるため 堰 に 莚 や 菰 を 重 ねて 敷 き その 上 に 土 砂 を 敷 いて 多 摩 川 の 水 を 全 て 玉 川 上 水 に 取 り 込 む 努 力 を している 9. 幕 末 の 分 水 口 をめぐる 動 向 1867 ( 慶 應 3) 年 9 月 通 船 の 実 地 調 査 を 兼 ねた 試 験 運 行 と 推 定 される 試 筏 が 玉 川 上 水 に 流 され その 後 同 年 10 月 砂 川 村 名 主 の 源 五 右 衛 門 によって 通 船 計 画 が 提 出 された 通 船 とは 玉 川 上 水 を 舟 運 に 利 用 することで 人 や 荷 物 を 船 で 運 んだ これを 計 画 した 源 五 右 衛 門 は 代 々 砂 川 村 の 名 主 で 玉 川 上 水 の 水 見 廻 り 役 を 兼 任 していた 家 の 出 身 である 彼 は 玉 川 上 水 や 分 水 などの 水 事 情 に 精 通 していた なお それ 以 前 の 同 年 1 月 南 野 中 分 水 の 分 水 口 が 上 流 の 砂 川 村 へ 移 動 さ れ 同 年 3 月 玉 川 上 水 への 帰 流 が 計 画 され 同 年 11 月 には 実 施 された こ の 分 水 口 の 場 所 替 えは 分 水 口 を 上 流 に 移 動 させることによって 独 立 し ていた 分 水 路 を 繋 げるものである また 帰 流 計 画 は 繋 げた 分 水 路 の 流 末 を 玉 川 上 水 に 戻 し 下 流 の 水 量 を 増 やして 船 の 運 航 をしやすくしたのもの と 考 えられる これらについては 玉 川 上 水 の 水 利 用 と 水 車 (Ⅰ ) 武 蔵 野 台 地 南 部 の 水 利 用 の 歴 史 41 をもとに 概 略 を 見 ていく (1) 南 野 中 分 水 口 の 場 所 替 えと 平 兵 衛 中 藤 分 水 の 水 不 足 1866 ( 慶 應 2) 年 12 月 南 野 中 分 水 口 前 の 深 堀 を 補 ってきた 蛇 籠 などが 流 失 したことから 南 野 中 榎 戸 戸 倉 の 3 新 田 ( 現 国 分 寺 市 )は 分 水 口 を 上 流 に 移 動 したいという 願 書 42 を 普 請 役 所 に 提 出 した これは 許 可 さ 39 本 多 家 文 書 ( 国 分 寺 市 民 俗 資 料 室 寄 託 ) 40 前 掲 35 p 前 掲 20 pp.86~ 103 前 掲 21 pp.72~ 民 部 省 土 木 司 玉 川 上 水 堀 分 水 口 伏 替 都 立 公 文 書 館 蔵 32

 

  障 害 者 政 策 委 員 会 第 2 小 委 員 会 ( 第 3 回 ) 資 料 一 覧 資 料 1-1 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減 等 )について に 関 する 厚 生 労 働 省 資 料 1 資 料 1-2 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減

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