(4) モデルの消去 mqodeletemodel( model ); (5) 終了処理 ( プログラム終了時にやってください ) mqocleanup(); 3. 使い方 (2) 連番ファイルを読み込んで表示する場合 (1) 初期化 (ARToolKit の場合,argInit() の後に使用 )

Size: px
Start display at page:

Download "(4) モデルの消去 mqodeletemodel( model ); (5) 終了処理 ( プログラム終了時にやってください ) mqocleanup(); 3. 使い方 (2) 連番ファイルを読み込んで表示する場合 (1) 初期化 (ARToolKit の場合,argInit() の後に使用 )"

Transcription

1 GLMetaseq.h の中身 渡部修平 メタセコイアで作成した 3D モデルを OpenGL で表示させるためには, 工学ナビ ( が公開している C/C++ 用のライブラリ GLMetaseq があります 作成しているプログラムのプロジェクトに GLMetaseq.h と GLMetaseq.c を追加し, プログラム中で GLMetase.h をインクルードして使用します 以下は GLMetaseq.h のソースです #ifndef GLMETASEQ_H #define GLMETASEQ_H ================ メタセコイアで作成したモデル (*.mqo) を OpenGL 上に読み込む関数をまとめた C/C++ 用ヘッダ ================ /* GLMetaseq MIT ライセンス Copyright (c) 2009 Sunao Hashimoto and Keisuke Konishi 以下に定める条件に従い 本ソフトウェアおよび関連文書のファイル ( 以下 ソフトウェア ) の複製を取得するすべての人に対し ソフトウェアを無制限に扱うことを無償で許可します これには ソフトウェアの複製を使用 複写 変更 結合 掲載 頒布 サブライセンス および / または販売する権利 およびソフトウェアを提供する相手に同じことを許可する権利も無制限に含まれます 上記の著作権表示および本許諾表示を ソフトウェアのすべての複製または重要な部分に記載するものとします ソフトウェアは 現状のまま で 明示であるか暗黙であるかを問わず 何らの保証もなく提供されます ここでいう保証とは 商品性 特定の目的への適合性 および権利非侵害についての保証も含みますが それに限定されるものではありません 作者または著作権者は 契約行為 不法行為 またはそれ以外であろうと ソフトウェアに起因または関連し あるいはソフトウェアの使用またはその他の扱いによって生じる一切の請求 損害 その他の義務について何らの責任も負わないものとします */ /* 1. このヘッダを使う上での注意点 読み込み可能なテクスチャの画像形式は bmp,tga,jpeg,png ただし jpeg の読み込みには JPEG ライブラリ (libjpeg.lib, jpeglib.h) が別途必要 jpeg の読み込みを有効にするには, このヘッダの DEF_USE_LIBJPEG を 1 にすること png の読み込みには PNG ライブラリ (libpng.lib, zlib.lib, png.h,zlib.h) が別途必要 png の読み込みを有効にするには, このヘッダの DEF_USE_LIBPNG を 1 にすること テクスチャ画像のサイズは 一辺がの n 乗サイズ (64,128,256 ) の正方形 に限る 2. 使い方 (1) 1 つの MQO ファイルを読み込んで表示する場合 (1) 初期化 (ARToolKit の場合,argInit() の後に使用 ) mqoinit(); (2) ファイルからのモデルの読み込み MQO_MODEL model; model = mqocreatemodel( "mario.mqo", 1.0 ); (3) モデルの呼び出し mqocallmodel( model );

2 (4) モデルの消去 mqodeletemodel( model ); (5) 終了処理 ( プログラム終了時にやってください ) mqocleanup(); 3. 使い方 (2) 連番ファイルを読み込んで表示する場合 (1) 初期化 (ARToolKit の場合,argInit() の後に使用 ) mqoinit(); (2) 連番シーケンスの作成 例 :mario0.mqo ~mario9.mqo を読み込む MQO_SEQUENCE seq; seq = mqocreatesequence( "mario%d.mqo", 10, 1.0 ); (3) 連番シーケンスの指定フレームの呼び出し (i はフレーム番号 ) mqocallsequence( seq, i ); (4) 連番シーケンスの消去 mqodeletesequence( seq ); (5) 終了処理 ( プログラム終了時にやってください ) mqocleanup(); 4. 主な仕様 */ 表示機能 サポートしている MQO ファイルのバージョンは Metasequoia Ver1.0/2.0~.4 対応している材質情報色 ( 光 ) テクスチャマップ ( バンプマップ非対応 /UV マッピングのみ ) 対応しているオブジェクト情報表示 / 非表示の切り替えスムージングの有無頂点法線を決めるときのスムージング角頂点情報面情報 ( 頂点カラー非対応 ) 曲面 鏡面 回転体には非対応 メタボールは非対応 仕様 チャンク名は原則として大文字と小文字の区別をしないことになっているが区別してしまっている. テクスチャのパスに多バイト文字をつかっていてそのなかに '\'(0x5c) や '/'(0x2f) がはいっているとうまくテクスチャが読めない. 未着色のマテリアルに対応していない. Object チャンク face チャンクの材質インデックス (M(%d)) が -1 に未対応. ユーザが任意で設定 #define MAX_TEXTURE 100 // テクスチャの最大取り扱い数 #define MAX_OBJECT 50 // 1 個のMQOファイル内の最大オブジェクト数 #define SIZE_STR 256 // 文字列バッファのサイズ #define DEF_IS_LITTLE_ENDIAN 1 // エンディアン指定 (intel 系 =1) #define DEF_USE_LIBJPEG 0 // libjpegの使用 (: 使用 0: 未使用 )

3 #define DEF_USE_LIBPNG 0 // libpng の使用 (: 使用 0: 未使用 ) コンパイルオプション // JPEGを使用する #ifdef D_JPEG #undef DEF_USE_LIBJPEG #define DEF_USE_LIBJPEG 1 // JPEGを使用しない #ifdef D_NO_JPEG #undef DEF_USE_LIBJPEG #define DEF_USE_LIBJPEG 0 // PNGを使用する #ifdef D_PNG #undef DEF_USE_LIBPNG #define DEF_USE_LIBPNG 1 // PNGを使用しない #ifdef D_NO_PNG #undef DEF_USE_LIBPNG #define DEF_USE_LIBPNG 0 ヘッダ #ifdef WIN32 #include <windows.h> #else #ifndef MAX_PATH #define MAX_PATH 256 #ifndef TRUE #define TRUE (1==1) #ifndef FALSE #define FALSE (1!=1) #include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include <math.h> #ifdef APPLE #include <OpenGL/gl.h> #include <OpenGL/glu.h> #include <GLUT/glut.h> #include <OpenGL/glext.h> #else #include <GL/gl.h> #include <GL/glu.h> #include <GL/glut.h> // #include <gl/glext.h>

4 機能設定 libjpeg 使用設定 #if DEF_USE_LIBJPEG #define XMD_H // INT16 と INT32 の再定義エラーを防ぐ #ifdef FAR #undef FAR #include "jpeglib.h" #pragma comment(lib,"libjpeg.lib") 機能設定 libpng 使用設定 #if DEF_USE_LIBPNG #include "png.h" #include "zlib.h" #pragma comment(lib,"libpng.lib") #pragma comment(lib,"zlib.lib") マクロ定義 最大値マクロ #ifndef MAX #define MAX(a, b) (((a) > (b))? (a) : (b)) 型定義 TGA フォーマット #define DEF_TGA_COLOR_MAP_FLAG_VALID 1 #define DEF_TGA_TYPE_NON 0 #define DEF_TGA_TYPE_INDEX 1 #define DEF_TGA_TYPE_FULL 2 #define DEF_TGA_TYPE_MONO 3 #define DEF_TGA_TYPE_RLEINDEX 9 #define DEF_TGA_TYPE_RLEFULL 10 #define DEF_TGA_TYPE_RLEMONO 11 #define DEF_TGA_BIT_INFO_RIGHT_TO_LEFT 0x00 #define DEF_TGA_BIT_INFO_LEFT_TO_RIGHT 0x10 #define DEF_TGA_BIT_INFO_DOWN_TO_TOP 0x00 #define DEF_TGA_BIT_INFO_TOP_TO_DOWN 0x20 unsigned char id; unsigned char color_map_flag; unsigned char type; unsigned short color_map_entry; unsigned char color_map_entry_size; unsigned short x; unsigned short y;

5 unsigned short unsigned short unsigned char unsigned char } STR_TGA_HEAD; width; height; depth; bit_info; 型定義 OpenGL 用色構造体 (4 色 float) GLfloat r; GLfloat g; GLfloat b; GLfloat a; } glcolor4f; 型定義 OpenGL 用 2 次元座標構造体 (float) GLfloat x; GLfloat y; } glpoint2f; 型定義 OpenGL 用 3 次元座標構造体 (float) typedef struct tag_glpoint3f { GLfloat x; GLfloat y; GLfloat z; } glpoint3f; 型定義 面情報構造体 int n; // 1つの面を構成する頂点の数 (~) int m; // 面の材質番号 int v[4]; // 頂点番号を格納した配列 glpoint2f uv[4]; // UVマップ } MQO_FACE; 型定義 材質情報構造体( ファイルから情報を読み込む際に使用 ) glcolor4f col; // 色 GLfloat dif[4]; // 拡散光 GLfloat amb[4]; // 周囲光 GLfloat emi[4]; // 自己照明 GLfloat spc[4]; // 反射光 GLfloat power; // 反射光の強さ int usetex; // テクスチャの有無 char texfile[size_str]; // テクスチャファイル char alpfile[size_str]; // アルファテクスチャファイル GLuint texname; // テクスチャ名 } MQO_MATDATA;

6 型定義 オブジェクト構造体( パーツ1 個のデータ ) char objname[size_str]; // パーツ名 int visible; // 可視状態 int shading; // シェーディング (: フラット /: グロー ) float facet; // スムージング角 int n_face; // 面数 int n_vertex; // 頂点数 MQO_FACE *F; // 面 glpoint3f *V; // 頂点 } MQO_OBJDATA; 型定義 テクスチャプール GLuint texture_id; // テクスチャID int texsize; // テクスチャサイズ char texfile[max_path]; // テクスチャファイル char alpfile[max_path]; // アルファテクスチャファイル unsigned char alpha; // アルファ } TEXTURE_POOL; 型定義 頂点データ ( テクスチャ使用時 ) GLfloat point[3]; // 頂点配列 (x, y, z) GLfloat normal[3]; // 法線配列 (x, y, z) GLfloat uv[2]; // UV 配列 (u, v) } VERTEX_TEXUSE; 型定義 頂点データ ( テクスチャ不使用時 ) GLfloat point[3]; // 頂点配列 (x, y, z) GLfloat normal[3]; // 法線配列 (x, y, z) } VERTEX_NOTEX; 型定義 マテリアル情報( マテリアル別に頂点配列を持つ ) int isvalidmaterialinfo; // マテリアル情報の有効 / 無効 int isusetexture; // テクスチャの有無 :USE_TEXTURE / NOUSE_TEXTURE GLuint texture_id; // テクスチャの名前 (OpenGL) GLuint VBO_id; // 頂点バッファのID(OpenGL) 対応してる時だけ使用 int datanum; // 頂点数 GLfloat color[4]; // 色配列 (r, g, b, a) GLfloat dif[4]; // 拡散光 GLfloat amb[4]; // 周囲光 GLfloat emi[4]; // 自己照明 GLfloat spc[4]; // 反射光

7 GLfloat power; // 反射光の強さ VERTEX_NOTEX *vertex_p; // ポリゴンのみの時の頂点配列 VERTEX_TEXUSE *vertex_t; // テクスチャ使用時の頂点配列 } MQO_MATERIAL; 型定義 内部オブジェクト( つのパーツを管理 ) char objname[size_str]; // オブジェクト名 int isvisible; // 0: 非表示その他 : 表示 int isshadingflat; // シェーディングモード int matnum; // 使用マテリアル数 MQO_MATERIAL *mat; // マテリアル配列 } MQO_INNER_OBJECT; 型定義 MQOオブジェクト ( つのモデルを管理 ) MQO_MODELの実体 unsigned char alpha; // 頂点配列作成時に指定されたアルファ値 ( 参照用 ) int objnum; // 内部オブジェクト数 MQO_INNER_OBJECT obj[max_object]; // 内部オブジェクト配列 } MQO_OBJECT; 型定義 MQO_MODEL 構造体 typedef MQO_OBJECT * MQO_MODEL; // MQO_MODELは独自形式構造体へのアドレス 型定義 MQOシーケンス MQO_MODEL model; // モデル int n_frame; // フレーム数 } MQO_SEQUENCE; 型定義 glext.h からのVBO Extension の定義 #ifdef WIN32 #define GL_ARRAY_BUFFER_ARB 0x8892 usage); #define GL_STATIC_DRAW_ARB 0x88E4 typedef void (APIENTRY * PFNGLBINDBUFFERARBPROC) (GLenum target, GLuint buffer); typedef void (APIENTRY * PFNGLDELETEBUFFERSARBPROC) (GLsizei n, const GLuint *buffers); typedef void (APIENTRY * PFNGLGENBUFFERSARBPROC) (GLsizei n, GLuint *buffers); typedef void (APIENTRY * PFNGLBUFFERDATAARBPROC) (GLenum target, int size, const GLvoid *data, GLenum グローバル変数定義 #ifdef GLMETASEQ_C #define GLMETASEQ_C EXTERN #else #define GLMETASEQ_C EXTERN extern

8 GLMETASEQ_C EXTERN int g_isvbosupported; // OpenGL の頂点バッファのサポート有無 #ifdef WIN32 // VBO Extension 関数のポインタ GLMETASEQ_C EXTERN PFNGLGENBUFFERSARBPROC glgenbuffersarb; GLMETASEQ_C EXTERN PFNGLBINDBUFFERARBPROC glbindbufferarb; GLMETASEQ_C EXTERN PFNGLBUFFERDATAARBPROC glbufferdataarb; GLMETASEQ_C EXTERN PFNGLDELETEBUFFERSARBPROC gldeletebuffersarb; // VBO 名前生成 // VBO 結びつけ // VBO データロード // VBO 削除 #undef GLMETASEQ_C EXTERN 関数宣言 #ifdef cplusplus extern "C" { // 初期化 void mqoinit(void); // 終了処理 void mqocleanup(void); // モデル生成 MQO_MODEL mqocreatemodel(char *filename, double scale); // シーケンス生成 MQO_SEQUENCE mqocreatesequence(const char *format, int n_file, double scale); // シーケンス生成 ( 拡張版 ) MQO_SEQUENCE mqocreatesequenceex(const char *format, int n_file, double scale, int fade_inout, unsigned char alpha); // モデル呼び出し void mqocallmodel(mqo_model model); // シーケンス呼び出し void mqocallsequence(mqo_sequence seq, int i); // モデルの削除 void mqodeletemodel(mqo_model model); // シーケンスの削除 void mqodeletesequence(mqo_sequence seq); #ifdef cplusplus } // -- end of header --

Microsoft Word - Training10_プリプロセッサ.docx

Microsoft Word - Training10_プリプロセッサ.docx Training 10 プリプロセッサ 株式会社イーシーエス出版事業推進委員会 1 Lesson1 マクロ置換 Point マクロ置換を理解しよう!! マクロ置換の機能により 文字列の置き換えをすることが出来ます プログラムの可読性と保守性 ( メンテナンス性 ) を高めることができるため よく用いられます マクロ置換で値を定義しておけば マクロの値を変更するだけで 同じマクロを使用したすべての箇所が変更ができるので便利です

More information

GLMetaseq.c の中身 渡部修平 メタセコイアで作成した 3D モデルを OpenGL で表示させるためには, 工学ナビ ( が公開している C/C++ 用のライブラリ GLMetaseq があ

GLMetaseq.c の中身 渡部修平 メタセコイアで作成した 3D モデルを OpenGL で表示させるためには, 工学ナビ (  が公開している C/C++ 用のライブラリ GLMetaseq があ GLMetaseq.c の中身 0810960080 渡部修平 メタセコイアで作成した 3D モデルを OpenGL で表示させるためには, 工学ナビ (http://kougakunavi.net/artoolkit.html) が公開している C/C++ 用のライブラリ GLMetaseq があります 作成しているぷろぐらむのプロジェクトに GLMetaseq.h と GLMetaseq.hc

More information

Prog1_10th

Prog1_10th 2012 年 6 月 20 日 ( 木 ) 実施ポインタ変数と文字列前回は, ポインタ演算が用いられる典型的な例として, ポインタ変数が 1 次元配列を指す場合を挙げたが, 特に,char 型の配列に格納された文字列に対し, ポインタ変数に配列の 0 番の要素の先頭アドレスを代入して文字列を指すことで, 配列そのものを操作するよりも便利な利用法が存在する なお, 文字列リテラルは, その文字列が格納されている領域の先頭アドレスを表すので,

More information

コンピュータグラフィックスS 演習資料

コンピュータグラフィックスS 演習資料 コンピュータグラフィックス S 演習資料 第 4 回シェーディング マッピング 九州工業大学情報工学部システム創成情報工学科講義担当 : 尾下真樹 1. 演習準備 今回の演習も 前回までの演習で作成したプログラムに続けて変更を行う まずは シェーディングの演習のため 描画処理で 回転する一つの四角すいを描画するように変更する 画面をクリア ( ピクセルデータと Z バッファの両方をクリア ) glclear(

More information

Microsoft PowerPoint - CproNt02.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - CproNt02.ppt [互換モード] 第 2 章 C プログラムの書き方 CPro:02-01 概要 C プログラムの構成要素は関数 ( プログラム = 関数の集まり ) 関数は, ヘッダと本体からなる 使用する関数は, プログラムの先頭 ( 厳密には, 使用場所より前 ) で型宣言 ( プロトタイプ宣言 ) する 関数は仮引数を用いることができる ( なくてもよい ) 関数には戻り値がある ( なくてもよい void 型 ) コメント

More information

memo

memo 数理情報工学演習第一 C プログラミング演習 ( 第 5 回 ) 2015/05/11 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : プロトタイプ宣言 ヘッダーファイル, プログラムの分割 課題 : 疎行列 2 プロトタイプ宣言 3 C 言語では, 関数や変数は使用する前 ( ソースの上のほう ) に定義されている必要がある. double sub(int

More information

Prog1_15th

Prog1_15th 2012 年 7 月 26 日 ( 木 ) 実施構造体と typedef typedef 宣言によって,struct 構造体タグ名という表記を再定義し, データ型名のように扱うことができる 構文は typedef struct 構造体タグ名 再定義名 ; となり, この場合の構造体変数の宣言は, 再定義名を用いて行うことができる なお, ここでは 構造体タグ名は省略可能である 構造体を指すポインタ

More information

スライド 1

スライド 1 Graphics with Processing 2007-11 シェーディングとテクスチャマッピング http://vilab.org 塩澤秀和 1 11.1 シェーディング シェーディング シェーディングとは Shading= 陰影づけ 光の反射 材質のモデル ( 前回 ) ポリゴンの陰影計算モデル = シェーディングモデル シェーディングモデル フラットシェーディング ポリゴンを単一色で描画

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 1 10: ファイル入出力 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/teachers/w48369 2/CPR1/ 2016-06-15 今日の内容 2 標準ライブラリ関数によりファイルの出力を行う画像ファイルの生成を例題として 配列の作成を復習する 文字列の扱いを復習する

More information

Microsoft Word - no15.docx

Microsoft Word - no15.docx 7. ファイルいままでは プログラムを実行したとき その結果を画面で確認していました 簡単なものならそれでもいいのですか 複雑な結果は画面で見るだけでなく ファイルに保存できればよいでしょう ここでは このファイルについて説明します 使う関数のプロトタイプは次のとおりです FILE *fopen(const char *filename, const char *mode); ファイルを読み書きできるようにする

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 総機 1 ( 月 1) 11: 動的メモリ確保 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2015-06-22 1 まとめ : ポインタを使った処理 内容 説明 呼び出し元の変数を書き換える第 9 回 文字列を渡す 配列を渡す 第 10 回 ファイルポインタ

More information

Fair Curve and Surface Design System Using Tangent Control

Fair Curve and Surface Design System Using Tangent Control 情報工学 2016 年度後期第 6 回 [11 月 16 日 ] 静岡大学工学研究科機械工学専攻ロボット 計測情報講座創造科学技術大学院情報科学専攻 三浦憲二郎 講義アウトライン [11 月 16 日 ] ビジュアル情報処理 3 モデリング 3.3 曲線 曲面 OpenGL 色の取り扱い シェーディング 照明モデルと照光処理 拡散光 鏡面光 環境光 ビジュアル情報処理 3-3 曲線 曲面 3-3-1

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 10: ファイル入出力 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2016-06-15 1 標準ライブラリ関数によりファイルの出力を行う 画像ファイルの生成を例題として 配列の作成を復習する 今日の内容 関数を作ってプログラムを構造化する

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 2 ( 月 4) 11: 動的メモリ確保 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2014-06-22 1 まとめ : ポインタを使った処理 内容 説明 呼び出し元の変数を書き換える第 9 回 文字列を渡す 配列を渡す 第 10 回 ファイルポインタ

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラマー勉強会 1 回 basic.h 補足 [ 修飾子 ] const 付けた変数は初期化以外で値を設定することができなくなる 定数宣言に使う unsigned 付けた変数は符号がなくなり 正の値しか設定できない [ 条件コンパイル ] #ifdef M ここ以前に M がマクロとして定義されていれば ここ以下をコンパイルする #ifndef M ここ以前に M というマクロが定義されていなければ

More information

char int float double の変数型はそれぞれ 文字あるいは小さな整数 整数 実数 より精度の高い ( 数値のより大きい より小さい ) 実数 を扱う時に用いる 備考 : 基本型の説明に示した 浮動小数点 とは数値を指数表現で表す方法である 例えば は指数表現で 3 書く

char int float double の変数型はそれぞれ 文字あるいは小さな整数 整数 実数 より精度の高い ( 数値のより大きい より小さい ) 実数 を扱う時に用いる 備考 : 基本型の説明に示した 浮動小数点 とは数値を指数表現で表す方法である 例えば は指数表現で 3 書く 変数 入出力 演算子ここまでに C 言語プログラミングの様子を知ってもらうため printf 文 変数 scanf 文 if 文を使った簡単なプログラムを紹介した 今回は変数の詳細について習い それに併せて使い方が増える入出力処理の方法を習う また 演算子についての復習と供に新しい演算子を紹介する 変数の宣言プログラムでデータを取り扱う場合には対象となるデータを保存する必要がでてくる このデータを保存する場所のことを

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 11: 動的メモリ確保 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2016-06-22 1 まとめ : ポインタを使った処理 内容呼び出し元の変数を書き換える文字列を渡す 配列を渡すファイルポインタ複数の値を返す大きな領域を確保する

More information

第3回 配列とリスト

第3回 配列とリスト リストと配列 Algorithms and Data Structures on C この回の要点 C 言語における変数 プリミティブ型とポインタの違い 参照型における実体オブジェクトへの参照 リストとは? 配列によるリスト 配列の利点と欠点 C 言語による配列の実現 配列の代入と複製の違い データ構造 アルゴリズム + データ構造 = プログラム アルゴリズム データをどのように加工するか データ構造

More information

RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用

RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用 RX ファミリ用 C/C++ コンパイラ V.1.00 Release 02 ご使用上のお願い RX ファミリ用 C/C++ コンパイラの使用上の注意事項 4 件を連絡します #pragma option 使用時の 1 または 2 バイトの整数型の関数戻り値に関する注意事項 (RXC#012) 共用体型のローカル変数を文字列操作関数で操作する場合の注意事項 (RXC#013) 配列型構造体または共用体の配列型メンバから読み出した値を動的初期化に用いる場合の注意事項

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation ファイルの入出力 芝浦工業大学情報工学科 青木義満 今回の講義内容 ファイル入出力 ファイルからのデータ読込み ファイルと配列 2 1 ファイルへのデータ書き込み ( 復習 ) ソースファイル名 :fileio1.c データをファイルに書き込み #include int main(void) { ファイルポインタ宣言 int student_id = 100; char name[

More information

program7app.ppt

program7app.ppt プログラム理論と言語第 7 回 ポインタと配列, 高階関数, まとめ 有村博紀 吉岡真治 公開スライド PDF( 情報知識ネットワーク研 HP/ 授業 ) http://www-ikn.ist.hokudai.ac.jp/~arim/pub/proriron/ 本スライドは,2015 北海道大学吉岡真治 プログラム理論と言語, に基づいて, 現著者の承諾のもとに, 改訂者 ( 有村 ) が加筆修正しています.

More information

Microsoft PowerPoint - kougi8.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi8.ppt C プログラミング演習 第 8 回構造体とレコードデータファイル 1 例題 1. バイナリファイル形式のファイル からのデータ読み込み 次のような名簿ファイル ( バイナリファイル形式 ) を読み込んで, 画面に表示するプログラムを作る name Ken Bill Mike age 20 32 35 address NewYork HongKong Paris 名簿ファイル 2 #include "stdafx.h"

More information

第7章 レンダリング

第7章 レンダリング 7 April 11, 2017 1 / 59 7.1 ( ) CG 3 ( ) 2 / 59 7.2 7.2.1 ( ) 3 (rendering) 1 / (hidden line/surface calculation) a (outer normal algorithm) b Z (Z-buffer algorithm) c (scan-line algorithm) 2 (shading)

More information

第7章 レンダリング

第7章 レンダリング 7 May 18, 2012 1 / 60 71 ( ) CG 3 ( ) 2 / 60 72 71 ( ) 3 (rendering) 1 / (hidden line/surface calculation) a (outer normal algorithm) b Z (Z-buffer algorithm) c (scan-line algorithm) 2 (shading) a (flat

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 3 回構造体, ファイル入出力 先週の出席確認へのコメント 暗号を破りたいが 平文の候補が多すぎる 人間の目で確認する代わりに どんなプログラムがあればよいか? 辞書を挙げた人が多かった 正しい着眼です 何億個もの平文候補が想定されるので 形態素解析や品詞判別を挙げた人もいます 辞書に近い回答で悪くはないのですが 平文候補ごとにあまり高機能なものを呼び出すと時間がかかる

More information

スライド 1

スライド 1 Graphics with Processing 2008-12 モデリング http://vilab.org 塩澤秀和 1 12.1 3D モデリング モデリング 3Dモデルを作り上げること オブジェクト座標系で基本図形やポリゴンを組み合わせる テクスチャ x テクスチャ z y 2 12.2 オブジェクトの関数例 複雑なオブジェクトは, 大きさ 1 を目安としてモデリングし, 関数にしておくと利用しやすい

More information

講習No.12

講習No.12 前回までの関数のまとめ 関数は main() 関数または他の関数から呼び出されて実行される. 関数を呼び出す側の実引数の値が関数内の仮引数 ( 変数 ) にコピーされる. 関数内で定義した変数は, 関数の外からは用いることができない ( ローカル変数 ). 一般に関数内で仮引数を変化しても, 呼び出し側の変数は変化しない ( 値渡し ). 関数内で求めた値は return 文によって関数値として呼び出し側に戻される.

More information

‚æ4›ñ

‚æ4›ñ ( ) ( ) ( ) A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (OUS) 9 26 1 / 28 ( ) ( ) ( ) A B C D Z a b c d z 0 1 2 9 (OUS) 9

More information

Microsoft PowerPoint - 09.pptx

Microsoft PowerPoint - 09.pptx 情報処理 Ⅱ 第 9 回 2014 年 12 月 22 日 ( 月 ) 関数とは なぜ関数 関数の分類 自作関数 : 自分で定義する. ユーザ関数 ユーザ定義関数 などともいう. 本日のテーマ ライブラリ関数 : 出来合いのもの.printf など. なぜ関数を定義するのか? 処理を共通化 ( 一般化 ) する プログラムの見通しをよくする 機能分割 ( モジュール化, 再利用 ) 責任 ( あるいは不具合の発生源

More information

演算増幅器

演算増幅器 構造体 ここまでに char int doulbe などの基本的なデータ型に加えて 同じデータ型が連続している 配列についてのデータ構造について習った これ以外にも もっと複雑なデータ型をユーザが定義 することが可能である それが構造体と呼ばれるもので 異なる型のデータをひとかたまりのデー タとして扱うことができる 異なるデータをまとめて扱いたい時とはどんな場合だろうか 例えば 住民データを管理したい

More information

プログラミング基礎

プログラミング基礎 C プログラミング Ⅱ 演習 2-1(a) BMI による判定 文字列, 身長 height(double 型 ), 体重 weight (double 型 ) をメンバとする構造体 Data を定義し, それぞれのメンバの値をキーボードから入力した後, BMI を計算するプログラムを作成しなさい BMI の計算は関数化すること ( ) [ ] [ ] [ ] BMI = 体重 kg 身長 m 身長

More information

SuperH RISC engine C/C++ コンパイラ Ver.7 不具合内容 - 過去のお知らせ SuperH RISC engine C/C++ コンパイラ Ver.7 台における不具合内容を以下に示します のチェックツールをルネサスエレクトロニクス株式会社のホームページ

SuperH RISC engine C/C++ コンパイラ Ver.7 不具合内容 - 過去のお知らせ SuperH RISC engine C/C++ コンパイラ Ver.7 台における不具合内容を以下に示します のチェックツールをルネサスエレクトロニクス株式会社のホームページ SuperH RISC engine C/C++ コンパイラ Ver.7 不具合内容 - 過去のお知らせ SuperH RISC engine C/C++ コンパイラ Ver.7 台における不具合内容を以下に示します 1. 2. 4. のチェックツールをルネサスエレクトロニクス株式会社のホームページより入手できます http//tool-support.renesas.com/jpn/toolnews/shc/shcv7/dr_shcv7_4.html

More information

Microsoft PowerPoint - 11.pptx

Microsoft PowerPoint - 11.pptx ポインタと配列 ポインタと配列 配列を関数に渡す 法 課題 : 配列によるスタックの実現 ポインタと配列 (1/2) a が配列であるとき, 変数の場合と同様に, &a[0] [] の値は配列要素 a[0] のアドレス. C 言語では, 配列は主記憶上の連続領域に割り当てられるようになっていて, 配列名 a はその配列に割り当てられた領域の先頭番地となる. したがって,&a[0] と a は同じ値.

More information

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード] 第 12 回新しい型と構造体 1 今回の目標 新しい型の定義法を理解する 構造体を理解する 複素数同士を足し算する関数を作成し その関数を利用するプログラムを作成する 2 複素数の足し算 複素数は実部と虚部の2つの実数で 表現される z = a+ bi z = a + bi z = a + b i 2 つの複素数 1 1 1 と 2 2 2 の和 z = a + bi は 次式で与えられる 3 3

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 3 回 ) 2016/04/26 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 内容 ポインタ malloc 構造体 2 ポインタ あるメモリ領域 ( アドレス ) を代入できる変数 型は一致している必要がある 定義時には値は不定 ( 何も指していない ) 実際にはどこかのメモリを指しているので, #include

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 1 11: 動的メモリ確保 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/teachers/w48369 2/CPR1/ 2017-06-28 まとめ : ポインタを使った処理 2 内容呼び出し元の変数を書き換える文字列を渡す 配列を渡すファイルポインタ複数の値を返す大きな領域を確保する

More information

第2回

第2回 第 4 回基本データ構造 1 明星大学情報学科 2 3 年前期 アルゴリズムとデータ構造 Ⅰ 第 4 回 Page 1 配列 スタック キューとその操作 4-1. 配列とその操作 配列型 同じ型の変数を並べたもの 配列にする型は 基本型 配列型 構造体 ポインタいずれでもよい 要素の並べ方を 次元 という 1 次元配列 ( 直線状 ) 2 次元配列 ( 平面状 ) 3 次元配列 ( 立体状 ) a[5]

More information

AquesTalk10 Win マニュアル

AquesTalk10 Win マニュアル AquesTalk10 Win マニュアル 株式会社アクエスト www.a-quest.com 概要 本文書は 音声合成ライブラリ AquesTalk10 Win をアプリケーションに組み込んで使用するためのプログラミングの方法 注意点を示したものです AquesTalk10 は かな表記の音声記号列から WAV 音声データを生成するライブラリです AquesTalk10 は 声質パラメータを指定することで様々な声質の音声を生成できる特徴があります

More information

gengo1-12

gengo1-12 外部変数 関数の外で定義される変数を外部変数 ( 大域変数 ) と呼ぶ 外部変数のスコープは広域的 ( プログラム全体 ) 全ての関数で参照可能 int a=10; double x=3.14159; printf( a = %d\n, a); sample(); printf( %f\n, x); void sample(void) printf( %f\n, x); x += 1.0; 外部変数

More information

プログラミング方法論 II 第 14,15 回 ( 担当 : 鈴木伸夫 ) 問題 17. x 座標と y 座標をメンバに持つ構造体 Point を作成せよ 但し座標 は double 型とする typedef struct{ (a) x; (b) y; } Point; 問題 18. 問題 17 の

プログラミング方法論 II 第 14,15 回 ( 担当 : 鈴木伸夫 ) 問題 17. x 座標と y 座標をメンバに持つ構造体 Point を作成せよ 但し座標 は double 型とする typedef struct{ (a) x; (b) y; } Point; 問題 18. 問題 17 の プログラミング方法論 II 第 14,15 回 ( 担当 : 鈴木伸夫 ) 問題 17. x 座標と y 座標をメンバに持つ構造体 Point を作成せよ 但し座標 は double 型とする typedef struct{ (a) x; (b) y; Point; 問題 18. 問題 17 の Point を用いて 2 点の座標を入力するとその 2 点間の距 離を表示するプログラムを作成せよ 平方根は

More information

AquesTalk Win Manual

AquesTalk Win Manual AquesTalk Win マニュアル 株式会社アクエスト http://www.a-quest.com/ 1. 概要 本文書は 規則音声合成ライブラリ AquesTalk をアプリケーションに組み込んで使用するためのプログラミングに関して 方法および注意点を示したものです AquesTalk には 2 種類のライブラリがあります 音声データをメモリ上に生成するものと サウンドデバイスに出力する 2

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(10)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(10) 第 10 回 (6/25) 3. ファイルとその応用 (3) ファイルの更新 シーケンシャルファイルの更新 シーケンシャルファイルでは, 各レコードが可変長で連続して格納されており, その中の特定のレコードを変更することができない そこで一般的には, マスタファイルからデータを取り出し, 更新処理を行ったあとに新マスタファイルに書き込む 注 ) マスタファイル : 主ファイル, 基本ファイルと呼ばれるファイルで内容は比較的固定的であり,

More information

演算増幅器

演算増幅器 ファイルこれまでにデータの入力方法として キーボードからの入力を用いてきた 構造体を習った際に実感してもらえたと思うが 入力データ量が多いときにはその作業は大変なものとなり 入力するデータを間違えた場合には最初からやり直しになる そこで今回はこれらの問題を解決するため あらかじめ入力データをテキストエディタなどで編集し ファイルとして保存したものを入力データとして用いる方法を習っていく さらにプログラムで作成したデータをファイルに出力する方法も併せて習っていく

More information

Microsoft Word - no204.docx

Microsoft Word - no204.docx 2. ファイル処理 2.1 ファイル処理の基本いままでは プログラムを実行したとき 入力はキーボードから入れていました また その結果を画面で確認していました 簡単なものならそれでもいいのですが 複雑な入力はファイルから読み込んだり 結果は画面で見るだけでなくファイルに保存できればよいでしょう ここでは ファイル処理について説明します 使う関数のプロトタイプは次のとおりです FILE *fopen(const

More information

問 2 ( 型変換 ) 次のプログラムを実行しても正しい結果が得られない 何が間違いかを指摘し 正しく修正せよ ただし int サイズが 2 バイト long サイズが 4 バイトの処理系での演算を仮定する #include <stdio.h> int main( void ) { int a =

問 2 ( 型変換 ) 次のプログラムを実行しても正しい結果が得られない 何が間違いかを指摘し 正しく修正せよ ただし int サイズが 2 バイト long サイズが 4 バイトの処理系での演算を仮定する #include <stdio.h> int main( void ) { int a = 問 1 配列の宣言整数型配列 data1 にデータが初期設定されている この配列 data1 のデータを下図のように 整数型配列 data2 に代入しなさい また data2 の内容を printf( "data2[0] = %d\n", data2[0] ); printf( "data2[5] = %d\n", data2[5] ); を用いて出力しなさい 実行結果 data2[0] = 76

More information

第 2 章インタフェース定義言語 (IDL) IDL とは 言語や OS に依存しないインタフェース定義を行うためのインタフェース定義言語です CORBA アプリケーションを作成する場合は インタフェースを定義した IDL ファイルを作成する必要があります ここでは IDL の文法や IDL ファイ

第 2 章インタフェース定義言語 (IDL) IDL とは 言語や OS に依存しないインタフェース定義を行うためのインタフェース定義言語です CORBA アプリケーションを作成する場合は インタフェースを定義した IDL ファイルを作成する必要があります ここでは IDL の文法や IDL ファイ 第 2 章インタフェース定義言語 (IDL) IDL とは 言語や OS に依存しないインタフェース定義を行うためのインタフェース定義言語です CORBA アプリケーションを作成する場合は インタフェースを定義した IDL ファイルを作成する必要があります ここでは IDL の文法や IDL ファイルの作成方法 コンパイル方法について説明します IDL ファイルの作成にあたっては INTERSTAGE

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(12)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(12) 第 12 回 (7/9) 4. いくつかのトピック (5)main 関数の引数を利用したファイル処理 main 関数は, 起動する環境から引数を受け取ることができる 例えば 次に示すように,main 関数に引数を用いたプログラムを作成する 01 /* sample */ 02 /* main 関数の引数 */ 03 #include 04 05 main(int argc, char

More information

Microsoft PowerPoint pptx

Microsoft PowerPoint pptx 情報処理 Ⅱ 第 10 回 2010 年 12 月 20 日 ( 月 ) 授業の進め方 プリプロセッサ指令 構造体 ファイル入出力 その他の型 記憶域管理関数 2 年以降でさらに学習 習熟 自分の思う通りに, 適切な形で, 配列 文字列プログラムとして表現する. ポインタ変数の関数識別子算術型有効範囲再帰呼び出しライブラリ関数制御文演算子 式評価 プログラムの作成 コンパイル 実行 2 本日学ぶこと

More information

情報処理演習 B8クラス

情報処理演習 B8クラス 予定スケジュール ( 全 15 回 ) 1 1. 終了 プログラミング言語の基礎 2. 終了 演算と型 3. 終了 プログラムの流れの分岐 (if 文,switch 文など ) 4. 終了 プログラムの流れの繰返し (do, while, for 文など ) 5. 終了 中間レポート1 6. 終了 配列 7. 終了 関数 8. 終了 文字列 ( 文字列の配列, 文字列の操作 ) 9. 終了 ポインタ

More information

演算増幅器

演算増幅器 スペースインベーダーもどき 1000 行プログラムの参考として スペースインベーダーもどきのプログラムを配布する いくつか習って いないものもあるので 補足の説明を加えていく 文字列の描画 文字の描画は glutbitmapcharacter() を用いる これは以下のようにして利用する int i; char *str = "Display String"; glcolor3f(0.0, 0.0,

More information

slide5.pptx

slide5.pptx ソフトウェア工学入門 第 5 回コマンド作成 1 head コマンド作成 1 早速ですが 次のプログラムを head.c という名前で作成してください #include #include static void do_head(file *f, long nlines); int main(int argc, char *argv[]) { if (argc!=

More information

Microsoft PowerPoint - kougi7.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi7.ppt C プログラミング演習 第 7 回メモリ内でのデータの配置 例題 1. 棒グラフを描く 整数の配列から, その棒グラフを表示する ループの入れ子で, 棒グラフの表示を行う ( 参考 : 第 6 回授業の例題 3) 棒グラフの1 本の棒を画面に表示する機能を持った関数を補助関数として作る #include "stdafx.h" #include void draw_bar( int

More information

Undestand の解析 Understand の C 言語で抽出できない依存関係について サンプルコードを用いて説明します 確認バージョン Understand 3.0 (Build 640) Understand 3.1 (Build 700) Understand 4.0 (Build 78

Undestand の解析 Understand の C 言語で抽出できない依存関係について サンプルコードを用いて説明します 確認バージョン Understand 3.0 (Build 640) Understand 3.1 (Build 700) Understand 4.0 (Build 78 Undestand の解析 Understand の C 言語で抽出できない依存関係について サンプルコードを用いて説明します 確認バージョン Understand 3.0 (Build 640) Understand 3.1 (Build 700) Understand 4.0 (Build 788) 抽出できない依存関係 Understand の C 言語の解析 (Fuzzy/Strict) で

More information

Taro-ポインタ変数Ⅰ(公開版).j

Taro-ポインタ変数Ⅰ(公開版).j 0. 目次 1. ポインタ変数と変数 2. ポインタ変数と配列 3. ポインタ変数と構造体 4. ポインタ変数と線形リスト 5. 問題 問題 1 問題 2-1 - 1. ポインタ変数と変数 ポインタ変数には 記憶領域の番地が格納されている 通常の変数にはデータが格納されている 宣言 int *a; float *b; char *c; 意味ポインタ変数 aは 整数型データが保存されている番地を格納している

More information

gengo1-12

gengo1-12 外部変数 関数の外で定義される変数を外部変数 ( 大域変数 ) と呼ぶ 外部変数のスコープは広域的 ( プログラム全体 ) 全ての関数で参照可能 int a=10; double x=3.14159; printf( a = %d\n, a); sample(); printf( %f\n, x); void sample(void) printf( %f\n, x); x += 1.0; 外部変数

More information

新・明解C言語 実践編

新・明解C言語 実践編 第 1 章 見 21 1-1 見えないエラー 見 List 1-1 "max2x1.h" a, b max2 List 1-1 chap01/max2x1.h max2 "max2x1.h" #define max2(a, b) ((a) > (b)? (a) : (b)) max2 List 1-2 List 1-2 chap01/max2x1test.c max2 #include

More information

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 ポインタ変数の扱い方 1 ポインタ変数の宣言 int *p; double *q; 2 ポインタ変数へのアドレスの代入 int *p; と宣言した時,p がポインタ変数 int x; と普通に宣言した変数に対して, p = &x; は x のアドレスのポインタ変数 p への代入 ポインタ変数の扱い方 3 間接参照 (

More information

Microsoft Word - 3new.doc

Microsoft Word - 3new.doc プログラミング演習 II 講義資料 3 ポインタ I - ポインタの基礎 1 ポインタとは ポインタとはポインタは, アドレス ( データが格納されている場所 ) を扱うデータ型です つまり, アドレスを通してデータを間接的に処理します ポインタを使用する場合の, 処理の手順は以下のようになります 1 ポインタ変数を宣言する 2 ポインタ変数へアドレスを割り当てる 3 ポインタ変数を用いて処理 (

More information

SuperH RISC engineファミリ用 C/C++コンパイラパッケージ V.7~V.9 ご使用上のお願い

SuperH RISC engineファミリ用 C/C++コンパイラパッケージ V.7~V.9 ご使用上のお願い ツールニュース RENESAS TOOL NEWS 2014 年 02 月 01 日 : 140201/tn1 SuperH RISC engine ファミリ用 C/C++ コンパイラパッケージ V.7~V.9 ご使用上のお願い SuperH RISC engine ファミリ用 C/C++ コンパイラパッケージ V.7~V.9の使用上の注意事項 4 件を連絡します 同一ループ内の異なる配列要素に 同一の添え字を使用した場合の注意事項

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 13: 構造体 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2016-07-06 1 例題 : 多角形の面積 n = 5 (5 角形 ) の例 n 1 n 1 1 p 1 T 0 S = i=0 p 0 T i = i=0 2

More information

画像ファイルを扱う これまでに学んだ条件分岐, 繰り返し, 配列, ファイル入出力を使って, 画像を扱うプログラムにチャレンジしてみよう

画像ファイルを扱う これまでに学んだ条件分岐, 繰り返し, 配列, ファイル入出力を使って, 画像を扱うプログラムにチャレンジしてみよう 第 14 回 応用 情報処理演習 ( テキスト : 第 10 章 ) 画像ファイルを扱う これまでに学んだ条件分岐, 繰り返し, 配列, ファイル入出力を使って, 画像を扱うプログラムにチャレンジしてみよう 特定色の画素の検出 ( テキスト 134 ページ ) 画像データが保存されているファイルを読み込んで, 特定色の画素の位置を検出するプログラムを作成しなさい 元画像生成画像 ( 結果の画像 )

More information

基礎プログラミング2015

基礎プログラミング2015 応用プログラミング 第 10 回 構造体 2017 年 11 月 22 日 ( 水 ) 第 11 章 構造体 構造体 * 国民の個人情報を管理したい例 : マイナンバー (id), 名前 (na), 年齢 (ag) * 管理する方法は? 配列を用いる方法 ただし, 年齢などでソートするとき面倒 id[0] id[1] id[2] id[3] id[4] na[0] na[1] na[2] na[3]

More information

Microsoft PowerPoint - 13th.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 13th.ppt [互換モード] 工学部 6 7 8 9 10 組 ( 奇数学籍番号 ) 担当 : 長谷川英之 情報処理演習 第 13 回 2011 年 1 月 13 日 1 本日の講義の内容 1. 配列データを main 以外の関数とやりとりする方法 2. データの型構造体, 共用体という新しいデータ型を学習します. 2 2 次元ベクトルのノルム ( 長さ ) を計算するプログラム 2 次元ベクトル a(x, y) のノルム (

More information

Microsoft PowerPoint pptx

Microsoft PowerPoint pptx 情報処理 Ⅱ 第 12 13回 2011 年 1 月 31 17 日 ( 月 ) 本日学ぶこと ファイル入出力, 標準入力 標準出力 記憶域管理関数 (malloc など ) 問題 ファイルを入力にとり, 先頭に行番号をつけて出力できる? 行列の積を, ファイルを介して読み書き 計算できる? Wakayama University./line 1:Wakayama 2:University 3 2

More information

RL78開発環境移行ガイド R8C/M16C, H8S/H8SXからRL78への移行(統合開発環境編)(High-performance Embedded Workshop→CS+)

RL78開発環境移行ガイド R8C/M16C, H8S/H8SXからRL78への移行(統合開発環境編)(High-performance Embedded Workshop→CS+) RL78 開発環境移行ガイド R8C/M16C, H8S/H8SXからRL78への移行 ( 統合開発環境編 ) (High-performance Embedded Workshop CS+) 2017/4/7 R20UT2087JJ0103 ソフトウェア事業部ソフトウエア技術部ルネサスシステムデザイン株式会社 はじめに 本資料は 統合開発環境 High-performance Embedded Workshop

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 総機 1 ( 月 1) 13: 構造体 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2015-07-06 1 例題 : 多角形の面積 n = 5 (5 角形 ) の例 n 1 n 1 p 1 S = T i = 1 2 p i p i+1 i=0 i=0

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション EnSight 補足資料 POV-Ray 出力 EnSight は 画面に表示されている形状をフリーのレイトレーシング ソフトウェア POV-Ray 用のスクリプト ファイルに出力することができます 出力されたスクリプト ファイルを編集して 物体の様々な属性 ( 表面の反射率 媒質の屈折率等 ) を設定することにより リアリスティックな画像の作成が可能になります それには少しだけファイルの加工が必要になります

More information

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 12.ppt [互換モード] 第 12 回構造体 1 今回の目標 構造体を理解する 構造体の定義の仕方を理解する 構造体型を理解する 構造体型の変数 引数 戻り値を理解する 複素数同士を足し算する関数を作成し その関数を利用するプログラムを作成する 2 複素数の足し算 複素数は実部と虚部の2つの実数で 表現される 表現される z = a+ bi 2 つの複素数 z 1 = a 1+ bi 1 と z2 = a2 + b2i の和

More information

プログラミング実習I

プログラミング実習I プログラミング実習 I 05 関数 (1) 人間システム工学科井村誠孝 m.imura@kwansei.ac.jp 関数とは p.162 数学的には入力に対して出力が決まるもの C 言語では入出力が定まったひとまとまりの処理 入力や出力はあるときもないときもある main() も関数の一種 何かの仕事をこなしてくれる魔法のブラックボックス 例 : printf() 関数中で行われている処理の詳細を使う側は知らないが,

More information

Prog1_12th

Prog1_12th 2013 年 7 月 4 日 ( 木 ) 実施 ファイル処理ファイルとはファイル (file) は日常用語では紙などを綴じたものを表すが, コンピュータ用語ではデータの集合体を指す言葉である ファイルは例えば, 文書ファイルやプログラムファイルのように, 用途によって分類されることもあれば, また, テキストファイルやバイナリファイルのように, ファイルの作り方によって分類されることもある なお,

More information

第1回 プログラミング演習3 センサーアプリケーション

第1回 プログラミング演習3 センサーアプリケーション C プログラミング - ポインタなんて恐くない! - 藤田悟 fujita_s@hosei.ac.jp 目標 C 言語プログラムとメモリ ポインタの関係を深く理解する C 言語プログラムは メモリを素のまま利用できます これが原因のエラーが多く発生します メモリマップをよく頭にいれて ポインタの動きを理解できれば C 言語もこわくありません 1. ポインタ入門編 ディレクトリの作成と移動 mkdir

More information

2006年10月5日(木)実施

2006年10月5日(木)実施 2010 年 7 月 2 日 ( 金 ) 実施 ファイル処理ファイルとはファイル (file) は日常用語では紙などを綴じたものを表すが, コンピュータ用語ではデータの集合体を指す言葉である ファイルは例えば, 文書ファイルやプログラムファイルのように, 用途によって分類されることもあれば, また, テキストファイルやバイナリファイルのように, ファイルの作り方によって分類されることもある なお,

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 講座準備 講座資料は次の URL から DL 可能 https://goo.gl/jnrfth 1 ポインタ講座 2017/01/06,09 fumi 2 はじめに ポインタはC 言語において理解が難しいとされる そのポインタを理解することを目的とする 講座は1 日で行うので 詳しいことは調べること 3 はじめに みなさん復習はしましたか? 4 & 演算子 & 演算子を使うと 変数のアドレスが得られる

More information

スライド 1

スライド 1 C# の基本 ~ ファイル読み込み ~ 今回学ぶ事 今回はファイル読み書きに必要 BinaryReader クラスについて記載する ファイル参照ダイアログである OpenFileDialog クラスについても理解を深める また Bitmap クラスを用いた Bitmap ファイルの読み込み方法についても学ぶ フォーム作り まず label picturebox を配置する ツールボックスより左クリックで選択する

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 複雑系科学演習 1 コンピュータグラフィックス 担当畔上秀幸情報科学研究科複雑系科学専攻 今日の話題 STL ファイルを読み込んで表示する. STL データをどのようなデータ構造に格納しているか? 配列を用いる方法 構造体を用いる方法 読み込んだデータをどのように使うか? lesson8_1.c の説明 solid NOTITLE facet normal 00e+00 000e+00 1.000000e+00

More information

ARToolKit プログラムの仕組み 1: ヘッダファイルのインクルード 2: Main 関数 3: Main Loop 関数 4: マウス入力処理関数 5: キーボード入力処理関数 6: 終了処理関数 3: Main Loop 関数 1カメラ画像の取得 2カメラ画像の描画 3マーカの検出と認識

ARToolKit プログラムの仕組み 1: ヘッダファイルのインクルード 2: Main 関数 3: Main Loop 関数 4: マウス入力処理関数 5: キーボード入力処理関数 6: 終了処理関数 3: Main Loop 関数 1カメラ画像の取得 2カメラ画像の描画 3マーカの検出と認識 ARToolKit プログラムの仕組み 1: ヘッダファイルのインクルード 2: Main 関数 3: Main Loop 関数 4: マウス入力処理関数 5: キーボード入力処理関数 6: 終了処理関数 3: Main Loop 関数 1カメラ画像の取得 2カメラ画像の描画 3マーカの検出と認識 4 次の画像のキャプチャ指示 5マーカの信頼度の比較 6マーカの位置 姿勢の計算 7バッファの内容を画面に表示

More information

AquesTalk for WinCE プログラミングガイド

AquesTalk for WinCE プログラミングガイド AquesTalk for WinCE プログラミングガイド ( 株 ) アクエスト 1. 概要 本文書は 規則音声合成ライブラリ AquesTalk for WinCE ( 以下 AquesTalk) をアプリケーションに組み込んで使用するためのプログラミングに関して 方法および注意点を示したものです AquesTalk には 2 種類のライブラリがあります 音声データをメモリ上に生成するものと

More information

memo

memo 数理情報工学演習第一 C ( 第 8 回 ) 206/06/3 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 今日の内容 : プロトタイプ宣言 ヘッダーファイル, プログラムの分割 プライオリティキュー ヒープ 課題 : ヒープソート 2 プロトタイプ宣言 C 言語では, 関数や変数は使用する前 ( ソースの上のほう ) に定義されている必要がある. double sub(int

More information

Microsoft Word - CHAP2.DOC

Microsoft Word - CHAP2.DOC 11 生物生産工学特論 Ⅰ 2. 言語 (2) 関数, 構造体, 配列とポインタ 2.1. 関数 言語のプログラムは関数を基本として構成されています 関数にはユーザが作成する関数とコンパイラがライブラリとして提供する関数とがありますが, 基本的な使い方は同じです 言い換えると, ユーザが作成する関数もライブラリで提供される関数と同様に使えるように設計する必要があります ユーザが関数を定義する場合,

More information

プログラミング基礎

プログラミング基礎 C プログラミング 演習 アルゴリズム基礎論 演習 第 10 回 今後の予定 12/22( 月 ) 期末試験 (60 分間 ) 場所 :A1611 時間 :16:20~17:20 課題の最終提出締切 :12/19( 金 ) これ以降の新規提出は評価されない 12/22までに最終状況を提示するので, 提出したのに や になってる人は自分の提出内容や提出先を再確認した上で12/26までに問い合わせること

More information

Microsoft PowerPoint - 13.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 13.ppt [互換モード] 第 13 回構造体 1 今回の目標 構造体を理解する 構造体の定義の仕方を理解する 構造体型を理解する 構造体型の変数 引数 戻り値を理解する 複素数同士を足し算する関数を作成し その関数を利用するプログラムを作成する 2 複素数の足し算 複素数は実部と虚部の2つの実数で 表現される z = a+ bi z = a + bi z = a + b i 2 つの複素数 1 1 1 と 2 2 2 の和

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 3 回 ) 2017/04/25 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 内容 ポインタの続き 引数の値渡しと参照渡し 構造体 2 ポインタで指されるメモリへのアクセス double **R; 型 R[i] と *(R+i) は同じ意味 意味 R double ** ポインタの配列 ( の先頭 ) へのポインタ R[i]

More information

Microsoft PowerPoint - lec10.ppt

Microsoft PowerPoint - lec10.ppt 今日の内容, とポインタの組み合わせ, 例題 1. 住所録例題 2. と関数とは. を扱う関数. 例題 3. のリスト とポインタの組み合わせ 今日の到達目標 自分で を定義する 自分で定義したについて, 配列やポインタを作成する データ型 基本データ型 char 文字 (1 文字 ) int 整数 double 浮動小数など その他のデータ型配列 データの並び ( 文字列も, 文字の並び ) ポインタ

More information

AquesTalk Mac マニュアル

AquesTalk Mac マニュアル AquesTalk Mac マニュアル 2010/1/6 ( 株 ) アクエスト http://www.a-quest.com/ 1. 概要 本文書は 規則音声合成ライブラリ AquesTalk Mac( 以下 AquesTalk ) をアプリケーションに組み込んで使用するためのプログラミングに関して 方法および注意点を示したものです AquesTalk Mac は Win 版の AquesTalk

More information

Computer Graphics

Computer Graphics Graphics with Processing 2009-14 モデリング http://vilab.org 塩澤秀和 1 14.1 3D モデリング モデリング 3Dオブジェクト ( 物体 ) の形状を数値データの集合で表すこと オブジェクト座標系で基本図形やポリゴンを組み合わせる テクスチャ x テクスチャ z y 2 14.2 オブジェクトの関数化 複雑なオブジェクトは, 大きさ 1 を目安としてモデリングし,

More information

Microsoft Word - Writing Windows Installer's DLL.doc

Microsoft Word - Writing Windows Installer's DLL.doc Windows Installer 形式 DLL ファイルの作成 この文書は Acresso Software の次の文書を元に記載しています http://www.acresso.com/webdocuments/pdf/dlls-for for-ipwi.pdf 検証したバージョン : InstallShield 2009 Premier Edition 概要 InstallShield 2009

More information

Taro-2分探索木Ⅰ(公開版).jtd

Taro-2分探索木Ⅰ(公開版).jtd 2 分探索木 Ⅰ 0. 目次 1. 2 分探索木とは 2. 2 分探索木の作成 3. 2 分探索木の走査 3. 1 前走査 3. 2 中走査 3. 3 問題 問題 1 問題 2 後走査 4. 2 分探索木の表示 - 1 - 1. 2 分探索木とは 木はいくつかの節点と節点同士を結ぶ辺から構成される 2 つの節点 u,v が直接辺で結ばれているとき 一方を親節点 他方を子節点という ある節点の親節点は高々

More information

AquesTalk プログラミングガイド

AquesTalk プログラミングガイド AquesTalk プログラミングガイド ( 株 ) アクエスト 1. 概要 本文書は 規則音声合成ライブラリ AquesTalk をアプリケーションに組み込んで使用するためのプログラミングに関して 方法および注意点を示したものです AquesTalk には 2 種類のライブラリがあります 音声データをメモリ上に生成するものと サウンドデバイスに出力する 2 種類があります 使用するアプリケーションに応じて選択してください

More information

計算機プログラミング

計算機プログラミング プログラミング言語 C 第 8 講 システム標準関数 ( 入出力関数 ) システム標準関数 システムに備え付けの関数 例 ) printf( ); scanf( ); 標準出力関数 標準入力関数 A. 入出力用の関数 高水準入出力関数 高水準言語 (OS に依存しない ) 低水準入出力関数 機械語レベル (OS に依存 ) B. それ以外の関数 引数と関数の型 ( 戻り値 ) に注目しましょう 例

More information

Microsoft PowerPoint - exp2-02_intro.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - exp2-02_intro.ppt [互換モード] 情報工学実験 II 実験 2 アルゴリズム ( リスト構造とハッシュ ) 実験を始める前に... C 言語を復習しよう 0. プログラム書ける? 1. アドレスとポインタ 2. 構造体 3. 構造体とポインタ 0. プログラム書ける? 講義を聴いているだけで OK? 言語の要素技術を覚えれば OK? 目的のプログラム? 要素技術 データ型 配列 文字列 関数 オブジェクト クラス ポインタ 2 0.

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation 工学部 6 7 8 9 10 組 ( 奇数学籍番号 ) 担当 : 長谷川英之 情報処理演習 第 7 回 2010 年 11 月 18 日 1 今回のテーマ 1: ポインタ 変数に値を代入 = 記憶プログラムの記憶領域として使用されるものがメモリ ( パソコンの仕様書における 512 MB RAM などの記述はこのメモリの量 ) RAM は多数のコンデンサの集合体 : 電荷がたまっている (1)/ いない

More information

Taro-リストⅢ(公開版).jtd

Taro-リストⅢ(公開版).jtd リスト Ⅲ 0. 目次 2. 基本的な操作 2. 1 リストから要素の削除 2. 2 リストの複写 2. 3 リストの連結 2. 4 問題 問題 1 問題 2-1 - 2. 基本的な操作 2. 1 リストから要素の削除 まず 一般的な処理を書き つぎに 特別な処理を書く 一般的な処理は 処理 1 : リスト中に 削除するデータを見つけ 削除する場合への対応 特別な処理は 処理 2 : 先頭のデータを削除する場合への対応

More information

Taro-ファイル処理(公開版).jtd

Taro-ファイル処理(公開版).jtd ファイル処理 0. 目次 1. はじめに 2. ファイル内容の表示 3. ファイル内容の複写 3. 1 文字単位 3. 2 行単位 4. 書式付き入出力 5. 文字配列への入出力 6. 課題 6. 1 課題 1 ( ファイル圧縮 復元 ) - 1 - 1. はじめに ファイル処理プログラムの形は次のようになる #include main() { FILE *fp1,*fp2; ファイルポインタの宣言

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2018/10/05 竹島研究室創成課題 第 2 回 C 言語演習 変数と演算 東京工科大学 加納徹 前回の復習 Hello, world! と表示するプログラム 1 #include 2 3 int main(void) { 4 printf("hello, world! n"); 5 return 0; 6 } 2 プログラム実行の流れ 1. 作業ディレクトリへの移動 $ cd

More information

Java プログラミング Ⅰ 3 回目変数 変数 変 数 一時的に値を記憶させておく機能型 ( データ型 ) と識別子をもつ 2 型 ( データ型 ) 変数の種類型に応じて記憶できる値の種類や範囲が決まる 型 値の種類 値の範囲 boolean 真偽値 true / false char 2バイト文

Java プログラミング Ⅰ 3 回目変数 変数 変 数 一時的に値を記憶させておく機能型 ( データ型 ) と識別子をもつ 2 型 ( データ型 ) 変数の種類型に応じて記憶できる値の種類や範囲が決まる 型 値の種類 値の範囲 boolean 真偽値 true / false char 2バイト文 Java プログラミング Ⅰ 3 回目変数 変数 変 数 一時的に値を記憶させておく機能型 ( データ型 ) と識別子をもつ 2 型 ( データ型 ) 変数の種類型に応じて記憶できる値の種類や範囲が決まる 型 値の種類 値の範囲 boolean 真偽値 true / false char 2バイト文字 0x0000 ~ 0xffff byte 1バイト整数 - 2 8 ~ 2 8-1 short 2バイト整数

More information

イントロダクション

イントロダクション プログラミング演習 IV 第 8 回 OpenCV とテクスチャマッピング物体の発光や透過 埼玉大学情報システム工学科 小林貴訓 OpenCV PC で画像処理を行うライブラリ インテル社の画像処理ライブラリが起源 2000 年頃に最初のバージョン CPU でも画像処理ができることを見せたかった? Open 化して, 現在は Willow Garage( ウィロー ガレージ ) が開発を行っている

More information

gengo1-2

gengo1-2 変数 プログラム中で 値を格納するには変数 variable を用いる変数は 格納する値の型によって 整数型 文字型 などの型 type をもつ変数を使うには 利用に先立って変数の宣言 declaration をしなければならない 値 変数の値はコンピュータのメモリ上に格納される 具体的にメモリのどの場所に格納されるかは言語処理系が自動的に扱うので プログラマ ( 特に初級者 ) が意識する必要はない

More information

Microsoft PowerPoint - adi05.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - adi05.ppt [互換モード] 画像情報処理論 画像処理プログラミングの基礎 1 画像クラス PNM 画像フォーマット 2 レポートについて 3 演習 : 入出力 2 値化 多値化 Hue 疑似カラー ヒストグラム作成 大学院情報システム科学専攻張暁華 1 2 C++ クラスの基礎 多重ポインターから多次元配列を作る方法 class クラス名 { /* 設計図の様なものでクラス = 新しい型 */ public: /* パブリックの場合は

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 構造体 (struct) 構造体の宣言 typedef 宣言 配列では 複数のデータをひとまとまりにして操作することが出来る しかし それぞれのデータは同じ型 ( 例えば整数 あるいは浮動小数点数 ) 出なければならない 型の違うデータをひとまとまりにして扱う方法に 構造体がある 構造体 文文文文名前字 ( 文字列字字 ) 字 整数学籍番号 ( 整数 ) 身長 ( 浮動小数点数 ) 文字 配列 3

More information

AquesTalk2 Win マニュアル

AquesTalk2 Win マニュアル 株式会社 AQUEST http://www.a-quest.com/ AquesTalk2 Win Manual 1. 概要 本文書は 規則音声合成ライブラリ AquesTalk2 Win をアプリケーションに組み込んで使用するためのプログラミングに関しての方法および注意点を示したものです AquesTalk2 は 簡単に小型機器への組み込みが出来る音声合成ミドルウェアです このライブラリを用いることで

More information