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レスキューフレーム(簡易起重機)訓練中引揚作業時、救助者、要救助者落下事故

可搬ポンプの取扱い 応急救護等 様々な知識 技能を訓練で身につけることができます お問合せは 東久留米消防署防災安全係 ( 内線 320) まで!

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事例集表紙1

むつみ方面団夏季訓練 ( 中継送水訓練 ) 訓練概要 水利から離れた林野火災を想定し 中継送水訓練を実施 訓練実施要領 1 訓練想定柳地区において林野火災が発生 現場から水利まで遠距離のため 長尾川から消防車にて吸水し 可搬ポンプに中継送水する さらに消防車に中継し 火点に放水する また ジェットシ

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梨県消防学校は 社会情勢の変化や技術の発展を 据えた消防に係る知識及び技能を習得させることを 的に 教育訓練を実施しています こうした中 平成 25 年 12 月 13 に公布 施 された 消防団を中核とした地域防災 の充実強化に関する法律 ( 平成 25 年法律第 110 号 ) では 消防団を

目次 Ⅰ スタンドパイプセットについて 1 スタンドパイプセットの配備について 1 2 スタンドパイプセットとは 2 3 スタンドパイプセットの使用について 2 4 各種資器材の概要 3 Ⅱ 消火栓 1 概要 7 2 蕨市内における消火栓蓋の種類 7 3 消火栓の構造 8 Ⅲ 各種資機材等取扱要領

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第 2 部 各論 第 1 章 消火訓練等 第 1 節火災防ぎょ訓練 1 筒先操作訓練 (1) 訓練の内容筒先操作訓練は 消火する対象物に放水するため 取手 背負いひも及び可変ノズルのついた筒先を使用した筒先の背負い方 降ろし方 結合 離脱 基本注水姿勢 注水姿勢の方向 位置 注水形状の変換 筒先補助


横浜市政記者、横浜ラジオ・テレビ記者各位

警防活動時等における安全管理マニュアル

て 木材 わら 炭 プラスチック製品を燃焼させて 水のみを使用した場合と 水と消火薬剤を混合した液体 ( 以下 薬剤混合液という ) を使用した場合での 消火までの時間 薬剤混合液の使用量 消火後の残火状況の違いについて確認する 実験条件として 背負い式放水器具内の水及び薬剤混合液の量は18Lとし

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

プリント

測定及び評価要領一覧 別表 1 測定項目測定範囲測定内容基準タイム配点測定細部要領 訓練礼式 各個動作 消防団員活動マニュアルから 5 種類 50 ( 各 10) 要領 ~ 別添 結果 ~ 別紙 1 防火着装 完全防火着装 100 要領 ~ 別添 2-1 結果 ~ 別紙 1 消火活動

資料 2-3 超大規模防火対象物等における自衛消防活動に係る訓練の充実強化方策 ( 案 ) 平成 30 年 10 月 31 日 事務局

第 2 章救助基本訓練第 1 節呼吸保護用器具取扱訓練 6 警報装置の作動状況を確認する 7 面体を着装する時は そく止弁を十分に開き 呼吸量の不足を生じさせないようにする 8 面体を着装する時は 面体の締ひもの集合体が後頭部の中心に位置するよう平均に締め付け 面体が顔面に密着するようにし 気密性が

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事務連絡 平成 28 年 9 月 26 日 各消防学校長殿 消防庁消防 救急課長 消防職員の厳正な服務規律の確保の徹底について 消防職員にあっては その職務の適正な遂行のため 厳格な服務規律の確保 法令の遵守が求められており 各消防学校におかれては 消防職員の服務規律の確保に日々努められていることと

山梨県消防防災航空隊山岳救助活動ガイドライン

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小規模建築物用消防計画の手引き〔本文〕

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11亀岡・中川

00 表紙・目次

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1. 等 緊急雇用創出未就職卒業者就職支援職業訓練事業費 未就職卒業者に就業の場を設け 職業人として必要な基礎知識や技術を習得させます 小松和英 基本施策 ( 一般管理経費 ) 施策の体系 ( 一般管理費 ) 23 年度 0 24 年度 0 25 年度 2,278 2,278 0 未就職卒業者を雇用

我が家の家庭内 DIG 地震が発生した時の 我が家 を想像してみましょう 1 家族等の命 ( 最優先 ) 我が家の耐震性は? 家庭内で倒れてくる物はないか? 津波や山がけ崩れの危険性は? 災害イメージ ( 東京経済大学吉井教授の設問資料を変形 ) 自宅建物の倒壊 ( ぺしゃんこ 傾く ) 下敷き 死

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筒先進入技術等の伝承の一方策について

目 次 はじめに P 1 1 消防団の任務 P 2 火災編 2 火災出動時の安全管理 P 2 3 出動時の留意事項 P 2 4 消防団車両運行上の留意事項 P 2 5 水利部署時の留意事項 P 3 6 ホース延長時の留意事項 P 3 7 送水時の留意事項 P 3 8 注水活動時の留意事項 P 4 9


(6) 八丈町役場 青ヶ島村役場 八丈町災害対策本部 青ヶ島村災害対策本部の設置 7 訓練の様子 (1) 八丈町避難誘導訓練地震時における総合的な避難訓練と火山噴火時における避難訓練を併せて行い 八丈町及び防災関係機関並びに住民がとるべき防災処置を実践し 地震災害 火山噴火災害に対応した防災対策の習

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3-16 生活必需品供給計画

2 各小隊に担当講師を配置し 事前訓練の段階から総括的な安全管理を図る 第 1 小隊 ( 弘前消防本部講師 ) 第 2 小隊 ( 下北消防本部講師 ) 第 3 小隊 ( 青森消防本部講師 ) 第 4 小隊 ( 三沢消防本部講師 ) 第 5 小隊 ( 八戸消防本部講師 ) 第 6 小隊 ( 五所川原消

大規模イベント開催時の危機管理等における消防機関のあり方に関する研究結果について ( 概要 ) 研究の趣旨 現在 国際社会では各地で多様な形態のテロが発生し また NBCテロ災害等 特別な備えが必要となる事案が発生する恐れも増してきている 2019 年のラグビーワールドカップ 2020 年のオリンピ

高等学校「保健」補助教材「災害の発生と安全・健康~3.11を忘れない~」 第3章

1. 平成 22 年中の火災概要 平成 22 年中の火災件数は100 件であり 昨年の124 件と比較し 24 件の減少になります 月平均では1ヶ月当り8 件の火災が発生しており 1 週間では1.6 件の火災が発生したことになります 火災の種別ごとの発生件数は 建物火災 46 件 林野火災 6 件

警告ラベル貼付位置警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください. 各部の名称 キャスターストッパーセット (CSS-DGT00MC) けが ( 部品番号 X ) < 車輪プレート付

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

PowerPoint プレゼンテーション

作業名 : ファンベルト調整 交換作業 ( 高所作業 ) 平成 22 年 5 月 10 日 在の危険 有害要因 リスク内容 程度 頻度可能性総合 レベル ケカ の作業の発生の合計リスクケカ の種類 高所の為 猿梯子昇降時の転落の危険 程度頻度可能性点数レベル 死亡 ベルト交換作業や張り調整時は 梯子

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警告ラベル貼付位置 警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください けが ( 部品番号 X ) 3. 各部の名称キャスターストッパーセット (CSS-HDW30M) <ストッパー A

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School of Health &Physical Education University of Tsukuba

長野県消防防災ヘリコプター運航協議会会則

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警告ラベル貼付位置 警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください けが ( 部品番号 X ) 3. 各部の名称キャスターストッパーセット (CSS-DGW400MP) < 右側スト

はじめに 消防法の規定では 一定規模の建物の管理権原者は 防火管理者を定め 消防計画を作成し 防火管理上必要な業務の実施を定めています その中でも 消防計画に基づく訓練の実施は最も重要な事項です 特に特定防火対象物 ( 集会場 スーパー ホテル 病院等の不特定多数の人が出入りする施設 ) には 年

目 次 ページ はじめに 1 地区防災計画制度について 1 防災計画の全体像 地区防災計画制度の全体イメージ 2 地区防災計画とは 2 3 本冊子 手引き の活用方法 2 手引きの構成 手引きの活用イメージ 地区防災計画 作成の手引き 1 制度の背景 3 (1) 作成の目的 (2) 自助 共助の重要

別添 平成 23 年 3 月 17 日 消防庁 東北地方太平洋沖地震における被災地でのガソリン等の運搬 貯蔵及び取扱い上の留意事項 東北地方太平洋沖地震の被害は甚大であり 被災地におけるガソリン 軽油及び灯油等の燃料が不足しています 政府においてもガソリン等の燃料の迅速な運搬及び移送に努めており 被

平成 29 年度緊急運航実績報告 区分 件数 人員 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月合計 救助救急火災災害応急対策 救助件数 救助人員

いう (3) 消火栓とは 基準第 3 条第 2 項に適合するものをいう (4) 消防隊活動空地とは はしご車等の部署位置をいう (5) 進入路とは はしご車等が中高層建築物に至るまでの道路 通路 空地等をいう (6) 部署位置とは 中高層建築物の消防隊進入口等に はしご車が設定できる地上部分をいう

防火衣の受熱に関する検証 (平成25年-第50号)

質問:消防職員の勤務体系について教えてください

1青森県防災ヘリコプター運航管理要綱

消防水利施設等設置基準 泉州南消防組合の管轄区域内における開発行為に係る消防水利施設等の設置基準 及び施工方法等については 次のとおりとする 1 消火栓 (1) 基準開発区域の各部分から水平距離 100m 以内の当該開発区域を管轄する泉州南消防組合の各消防署 ( 以下 消防署 という ) の指示する

2 研究開発の実施 研究開発事業については 次の事業を実施した これらの調査研究は 報告書としてまとめ 会員に配布した (1) ヘリコプターベースの運用に関する調査研究ヘリコプターは 通常ヘリポート ( 基地 ) を拠点として運用する したがって 基地を離陸して 災害発生場所に至り 活動が終了すれば

2. 大規模津波防災総合訓練実行委員会設立準備会 日 場 時 : 平成 29 年 12 月 19 日 ( 火 ) 午後 1 時 30 分 ~ 午後 3 時 所 : 四日市市役所 6F 本部員会議室 準備会参加機関 : 中部管区警察局 陸上自衛隊第 10 師団海上自衛隊横須賀地方総監部 航空自衛隊中部

2-1 出場体制等 1 出場体制東京消防庁における出場体制は 火災 救助 救急及び危険排除等の災害区分に応じて 普通出場 特別出場 特命出場により対応しています ⑴ 火災普通出場 市街地の一般火災及び大規模又は特殊な対象物の火災が発生した場合 火災の規模に応じて第 1 出場から第 4 出場に区分して

山梨県立白根高等学校 タバタ式補強運動 補強運動を行い体力を総合的に高める インターバルトレーニングを行い全身持久力を高める 5 月に実施した新体力テスト ( 上体起こし ) を 月に再測定して 回目では 5 月の回数よりも 月の回数が向上 維持した生徒の割合を 60% 以上にする 5 月に実施した

TECHNICAL NOTICE FREINO Z RL (TWIST-LOCK) / FREINO Z TL (TRIACT-LOCK) M B (020419) 1

ウ火元責任者は 自主検査の結果 異常が認められたときは 防火管理者及び防火管理責任者 ( 工事責任者 ) に報告し 指示を受けて対処する (2) 放火対策ア建物の外周部及び階段等には 可燃性の工事用資材又は梱包材等は置かないようにする やむを得ず置く場合は整理整頓し防炎シート等で覆い保管する イ工事

ガスの元栓を閉める ブレーカーを切る ウ避難開始 (5 分 ~10 分 ) ⅰ) 家屋の倒壊の恐れがある場合や避難勧告が発令された場合は 非常時持ち出し品を確認し 隣近所で声を掛け合って 一時避難場所へ避難する 要援護者の方に対しては 特に配慮する ⅱ) 安否状況 家屋の倒壊 道路の陥没など 避難中

すぐ連絡! すぐ実施! 杉並消防署からのお知らせ 自衛消防訓練を実施しましょう 自衛消防訓練は 火災が発生した場合に消防隊が現場に到着するまで 自衛消防 活動により 迅速 的確に人命の保護と災害の拡大防止の措置をとれるようにする ことを目的としています 訓練の種別 自主的に訓練することが必要です!

H30雑踏事故防止通達(公表用)

資料2 災害拠点病院の震災対策の現状と課題(5/7)

報道発表資料東京消防庁 Tokyo Fire Department 平成 29 年 11 月 14 日 平成 29 年度総合震災消防訓練の実施について ~ 都心部における災害対応並びに報道対応力の向上を目指して ~ 東京消防庁では さらなる震災対応力の強化を図るため 管下全消防署において 全消防職員

平成  年  月  日

2 訓練想定 施設 ( ア ) 被害建物 ( 木造建物 ) 要救助者の配置状態 2 要救助者状況 倒流木 ( 丸太等 ) の下敷き 下腿と右腕が埋没している状態 倒流木 ( 丸太等 ) 及び多数の柱等の下敷き 隣接棟から流入してきた柱等が複雑に覆いかぶさっ 2 た状態 傷病程度等 ( イ ) 埋没車

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この説明書は MG-1000 の取扱上の必要な事項について記載してあります モノレールは 急傾斜地での人員や荷物の輸送に適した大変便利な設備ですが 取扱いや保守が正しく行われませんと 思わぬ故障や事故の原因になります 運行前には 必ずこの取扱説明書を最後までお読みください < 目次 > 1. 運行に

Microsoft Word - 【最終版】リリース.doc

第 6 火災予防上の自主点検消防用設備等及び建物等の自主点検は次のとおり実施する 1 建物等の自主点検は 別表 2に基づき ヶ月に回実施する 2 消防用設備等の自主点検は 別表 3に基づき ヶ月に回実施する 3 防火管理者は 自主点検の結果を 防火管理維持台帳 に保管する 4 不備 欠陥部分がある場

別紙 1-2 移乗介助 ロボット技術を用いて介助者による抱え上げ動作のパワーアシストを行う非装着型の機器 移乗開始から終了まで 介助者が一人で使用することができる ベッドと車いすの間の移乗に用いることができる ( ベッドと車いすの間の移乗における使い勝手は ステージゲート審査での評価対象となる点に留

1 所管予算案総括表 (1) 一般会計予算額 [ 単位 : 千円 ] 課名 平成 3 年度平成 29 年度予算額予算額 増減額 266,85 344,93 78,818 (2) 特別会計予算額 [ 単位 : 千円 ] 平成 3 年度平成 29 年度増減額予算額予算額 (3) 所管の重点施策 [ 単位

主な訓練 指揮統制本部開設訓練防災関係機関である自衛隊 警察 海上保安署 消防と市が連携して 災害現場への出動隊の派遣調整などを行いました 人命救助訓練 3 班 ( 自主防災会 防災士会 消防団 市の人命救助隊 ) に分かれ 各倒壊家屋前に設置されている障害物を撤去後 閉じ込められている負傷者の救出

添付資料 火災発生時の消防活動体制及び放射能漏水等の事故についての報告体制の点検結果について 新潟県中越沖地震により発生した東京電力 柏崎刈羽原子力発電所での火災及び放射能漏れを受け 経済産業省原子力安全 保安院から点検指示された 火災発生時の消防活動体制及び放射能漏水等の事故についての報告体制につ

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ほうすいしゃかくしゃりょうやくわりつぎ放水車などがあります 各車両の役割は次のとおりです しきしゃげんば 指揮車 : 現場で隊員 たいいんしに指示 じをする車 くるまです しょうぼうじどうポンプ自動 消防 しゅつどうっしょに出動し 消防 つきしょうぼうじどうしゃ付消防ポンプ自動車に送 しゃすいそうつ

平成 25 年度緊急運航実績報告 区分 件数 人員 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月合計 救助救急火災災害応急対策 救助件数 (88) 救助人員

目次 火災編 P1~P3 地震 津波編 P4~P8 総括編 P9~P11

し 火を消火するためにも使われます 複数のノズルモジュールを搭載することで ホースが長くなっても浮上することができます 空飛ぶ消火ホースが実現されれば 大規模な火災があった場合にも 消防車から送り出されることで火元へと直接飛んでいき 安全で迅速に消火を行うことができると期待しています また アクセス

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消火活動のため 消防自動車隊を中心とする消火班をはじめ 避難誘導班や救護班からなる自衛消防 隊を組織しており 夜間休日においても 11 名以上が初期消火活動にあたることにしています 火災が起こった場合 まず火災感知器の感知等により中央制御室の当直長 ( 常駐 ) に連絡が入ります 当直長は 発電所内

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平成 27 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査の概要 平成 28 年 3 月 四條畷市教育委員会

今日、社会情勢等の変化、住民ニーズの多様化などに伴い、消防の広域化、特別高度救助隊及び高度救助隊の創設などについての法等の改正が行われ、消防機関を取り巻く環境は大きく変化しているところです

Transcription:

初任教育各種訓練の管理表 : 致命的な受傷をする可能性がある : 中程度の受傷をする可能性がある : 軽度の受傷をする可能性がある 訓練礼式 (50h) 機器取扱訓練 (50h) 訓練目的分類指標訓練時間訓練内容訓練説明内容 消防人としての基本をつくるため 訓練 礼式 点検を通じて 意識 行動 礼節 品位等を習得 向上させる 1 消防機器の使用用途と使用目的を把握する 2 消防機器取り扱い方法の基礎知識を確認し 消防活動における機器取り扱い方法を習得する 訓練礼式の概要各個訓練通常点検敬礼動作辞令等の受領小隊訓練申告等効果測定 消防機器の概要各種資器材の諸元 性能 取扱要領 保守管理要領等効果測定 48h 55h 各個訓練通常点検敬礼動作辞令等の受領小隊訓練申告等 基本結索 命綱 座席結び消防活動に必要なロープの結び方 ロープ取扱要領 各個訓練 転倒して負傷する 個人の動作訓練 気をつけ 前 無秩序に動いて他の隊員と衝突し負傷する へー進め 等 部隊訓練 部隊での動作訓練 右へーならえ くみぐみ左へ進め 等 長いロープの巻き取り方法 ロープの投下方法 消防学校の対策 ( 全訓練共通項目教育訓練安全基準 ) ロープの端末を不用意に振り回すと負傷する 投下地点を確認せずにロープを落とすと人に当たり負傷する 対応 ( 第 6 訓練指導技術 ) (4) 訓練礼式 器具結索 三連はしご操法 消防活動に必要な資器材 ( 空気ボン ロープの結びが緩いと 結着した資器材が落下し ベ 空気呼吸器 斧 とび口 かぎ付き落下物により負傷する はしご 三連はしご ポリタンク ) の結着方法 高所に進入するための資器材である三連はしごの取り扱い方法を 基本操作方法に基づいて教える 引き綱緩み又は掛け金の外れにより梯子が縮み指を挟む 梯子のバランスが悪いと梯子が転倒する 梯子を垂直に伸ばさないとバランスを崩し転倒する 梯子上での作業時 作業姿勢をしっかりとらないとバランスを崩し転落する ( ア ) を除く 空気呼吸器操法 火災現場にて使用する 空気呼吸器の取り扱い方法を 基本操作方法に基づいて教える 呼吸器を背負う時振り回すと 周囲の人に衝突する また 自分自身も腰を損傷する 器具の取り扱い不良により呼吸ができなくなる (5) 基本訓練イ空気呼吸器取扱 濃煙内熱気体験訓練 検索救助操法第 1 法 コンテナ内の水槽に入れたガソリン及び灯油に火を付け煙を充満させる その中に学生を進入させ濃煙の動き 熱気を体感させる 濃煙熱気内で立ち上がると熱傷を負う 濃煙を吸入し一酸化炭素中毒を起こす 空気呼吸器を背負い屋内に進入する方 呼吸器を背負う時振り回すと 周囲の人に衝突す法を 基本操作方法に基づいて教える また 自分自身も腰を損傷する る P10 (6) 応用訓練キ濃煙内熱気体験訓練 (5) 基本訓練イ空気呼吸器取扱 (5) 基本訓練サ投光器取扱 各種器具取扱訓練油圧救助器具 ( スプレッター カッター ) 油圧救助器具の高圧ホース取り付け部が外れ負傷エンジンカッター チェンソー 可搬式ウする インチ ( チルホール ) の取り扱い方法 エンジンカッター チェンソーの思わぬ反発により自身及び周囲の人が負傷する P8 (5) 基本訓練オ油圧救助器具取扱 (5) 基本訓練キエンジンカッター取扱 (5) 基本訓練クチェンソー取扱 (5) 基本訓練ケ可搬式ウインチ取扱 は 平成 26 年度の教育カリキュラム 1

初任教育各種訓練の管理表 : 致命的な受傷をする可能性がある : 中程度の受傷をする可能性がある : 軽度の受傷をする可能性がある 消防活動訓練 (80h) 消防学校の対策 ( 全訓練共通項目教育訓練安全基準 ) 訓練目的分類指標訓練時間訓練内容訓練説明内容 消火活動における基本的知識 技術の習得が目的である また 体力向上のための ホース搬送訓練を継続 して実施することで 精神面の強化も図っている 具体的には消防ポンプ車操法から始まり 消防ポンプ車に積載されている機械器具を活用しての放水訓練 訓練塔及び廃車車両を使用しての火災想定訓練等 基本的な訓練から より現場活動に即した火災防ぎょ訓練等を実施している 訓練の概要ポンプ自動車放水訓練警戒区域設定 効果測定 84h ホース取扱訓練 ホース延長訓練 ホース搬送訓練 ホースの担ぎ方 下ろし方 展長要領等 折り島田ホース 狭所巻きホースの作成要領 ホースカーへのホース収納要領及びホースカー取扱要領の習得 二重巻きホース 二股分岐管及び管そうを使用し 放水するまでの操作の習得 肩にホースを担ぎ グランド 山道にてランニングによりホースを搬送する ホースの金具が体にあたり負傷する ホースカーに挟まれる ホースの結合部が外れ体にあたり負傷する 体への過度な負荷により負傷する 着装訓練防火衣の着装訓練 防火衣のベルトの金具が体にあたり負傷する P3 対応 ( 第 6 訓練指導技術 ) (7) 実戦訓練ウホース延長 (7) 実戦訓練ウホース延長 (7) 実践訓練ウホース延長 (11) 体育 第 4 安全点検の基準 (2) 教育訓練の準備ウ個人装備 車両誘導要領 ポンプ車の車庫の出し入れ また 訓練 車両に轢かれる 時に部署する際の誘導要領 P10 (7) 実戦訓練ア機関運用 ( エ ) ポンプ車操法 機関員操作要領 ( 水利部署と吸水要領 ) 火災防ぎょの基本的事項及び各消防機械器具の扱い 操作の基本を習得する ( 消防ポンプ車の操作 ホース展長 管そう及びとび口等 資器材の取扱い ) 消防ポンプ車の取扱い訓練 ( 水利部署し 吸管投入 揚水完了までの操作の習得 ) 各種放水器具取扱い訓練各種放水器具の取扱方法の習得及び注意事項等の把握 放水補助器具取扱訓練 水幕ホースまた水利部署の際に使用する 各種器具の取扱い訓練 資器材が体にあたり負傷する 操作員同士が衝突し負傷する 車両に轢かれる 車両乗降時に転倒する 防火水槽へ転落する 防火水槽蓋に手足を挟む ホースが破裂し体にあたり負傷する ホースの曲折部に手足を挟む ホース等につまづき転倒する 管槍から手を離し体にあたり負傷する 各種放水器具に手足を挟む P10 (3) ポンプ操法訓練 (7) 実戦訓練ア機関運用 (7) 実戦訓練イ水利部署 (7) 実戦訓練ウホース延長エ放水 (7) 実戦訓練ウホース延長エ放水 泡放水訓練 FS を装備した車両を使用しての泡放水訓練 (FS= 圧縮空気泡消火システム ) ホースが破裂し体にあたり負傷する ホースの曲折部に手足を挟む ホース等につまづき転倒する 管槍から手を離し体にあたり負傷する (7) 実戦訓練ウホース延長エ放水 建物火災防ぎょ訓練 想定を付与した中で実施する 建物火災防ぎょ訓練 車両に轢かれる 車両乗降時に転倒する 防火水槽へ転落する 防火水槽蓋に手足を挟む 操作員同士が衝突する P10 (7) 実戦訓練 (8) 消火訓練 車両火災防ぎょ訓練 想定を付与した中で実施する 車両火災防ぎょ訓練 車両に轢かれる 車両乗降時に転倒する 防火水槽へ転落する 防火水槽蓋に手足を挟む 操作員同士が衝突する P10 (7) 実戦訓練 (8) 消火訓練 2

初任教育各種訓練の管理表 : 致命的な受傷をする可能性がある : 中程度の受傷をする可能性がある : 軽度の受傷をする可能性がある 消防学校の対策 ( 全訓練共通項目教育訓練安全基準 ) 訓練目的分類指標訓練時間訓練内容訓練説明内容対応 ( 第 6 訓練指導技術 ) は 平成 26 年度の教育カリキュラム 3

初任教育各種訓練の管理表 : 致命的な受傷をする可能性がある : 中程度の受傷をする可能性がある : 軽度の受傷をする可能性がある 救助訓練 (40h) 消防学校の対策 ( 全訓練共通項目教育訓練安全基準 ) 訓練目的分類指標訓練時間訓練内容訓練説明内容 人命救助をするための 救助技概要術の基礎 強靭な精神力及び体ロープ取扱技術力を習得させる 救助操法効果測定 51h ロープ展張 高所にロープを水平に張る訓練 引きずりや捻れにより劣化し ロープの強度が低下する 可搬式ウィンチの誤操作により負傷する 設営時の転落受傷や落下物により負傷する P8 対応 ( 第 6 訓練指導技術 ) (5) 基本訓練ケ可搬式ウインチ取扱 座席懸垂降下 高所から地面に垂らしたロープを地面まで降下する訓練 降下ロープ等が劣化し破断する カラビナが外れ転落し負傷する 降下中に転落し負傷する (6) 応用訓練イ降下訓練 ロープ渡過 高所に水平に張ったロープを渡る訓練 展張ロープ等が劣化し破断する カラビナが外れ転落し負傷する 渡過中に転落し負傷する (6) 応用訓練ア渡過訓練 一箇所吊り担架水平救助担架を活用して要救助者を高所から低所へ救出する訓練 高所から転落し負傷する 高所からの落下物により負傷する (6) 応用訓練イ降下訓練エ救出訓練 登はん 高所から地面に垂らしたロープを地面から登る訓練 登はんロープ等が劣化し破断する カラビナが外れ転落し負傷する 登はん中に転落し負傷する 水難救助訓練 ゴーグル シュノーケル フィンの使用方法を覚え ボンベとレギュレーターを使用してスキンダイビングを行う ( 学校のプール ) 身体能力の限界を超えることにより溺れる 器具の使用方法の誤りにより溺れる 水圧により鼓膜が損傷する (10) 水難救助訓練 は 平成 26 年度の教育カリキュラム 4

初任教育各種訓練の管理表 : 致命的な受傷をする可能性がある : 中程度の受傷をする可能性がある : 軽度の受傷をする可能性がある 消防活動応用訓練 (80h) 消防学校の対策 ( 全訓練共通項目教育訓練安全基準 ) 訓練目的分類指標訓練時間訓練内容訓練説明内容 機器取扱訓練 消防活動訓練及消火活動訓練び救助訓練の範疇にない技術救助活動訓練の訓練並びに前記 3 訓練で習得検索及び救出訓練した技術を応用した訓練の実火災総合訓練施 救急救助総合訓練 82h 確保要領 徒手搬送 確保 とはある位置から移動しないよう 高所から落下し負傷する 保持すること 高所作業等での安全を ロープの摩擦により手のひらを火傷する 図るため その方法を習得する訓練 要救助者 ( 負傷者 ) を器具を使わずに搬送する訓練 徒手搬送中に転倒して負傷する 重みで腰部を損傷する 対応 ( 第 6 訓練指導技術 ) (9) 救急訓練 かかえ救助 はしごを活用して要救助者を保護しながら高所から低所へ救出する訓練 梯子から落下し負傷する 要救助者を支えるために身体 ( 腰部 ) を損傷する かぎ付きはしご 先端にかぎのついたはしごを使用して上階へ進入する訓練 身動きのできる要救助者の救出手段としても使用される 高所から落下し負傷する 梯子の落下 横すべりの危険がある 資機材搬送中に資機材落下の危険がある 応急はしご救助 救助手段の一つであり 緊急を要する 高所から落下し負傷する 場合に用いる 梯子の落下 横すべりの危険がある 三連はしご及びロープを使用し 自力で 資機材搬送中に資機材落下の危険がある 動けない要救助者を高所から低所へ吊 ロープの摩擦により手のひらを火傷する り下げて移動させる救助方法 屋内進入訓練 火災現場活動において 煙の特性等を 視界不良による追突や転倒の危険がある 理解した上での活動姿勢はもとより 進 呼吸器により打撲する 入方法の習得 ロープが足に絡み転倒する 呼吸器の取り扱い不良により呼吸ができなくなる P10 (5) 基本訓練イ空気呼吸器取扱 (6) 応用訓練カ濃煙内熱気訓練 シャッター破壊訓練 ( 文化シャッター ) 消防活動現場における障害物の破壊方法の習得 シャッター水圧解除 ( 開錠 ) の習得 切断物の飛散により火傷や怪我をする キックバックにより負傷する 高回転のカッターにより切創する 水圧による反動力で転倒する P8 (5) 基本訓練キエンジンカッター取扱 (6) 応用訓練オ破壊活動訓練 委託人梯 人をはしごがわりにして通路障害物を 人梯の高所から落下し損傷する 回避したり高所へ移動したりする訓練 人を持ち上げる際に腰部を負傷する (6) 応用訓練ウ登はん訓練 航空消火及び救出 ( 県航空隊 ) 誘導要領の習得 航空隊活動内容の理解による活動補助の習得 プロペラ等にあたり負傷する 吊り上げの際に落下する ダウンウォッシュにより負傷する 静岡県防災ヘリコプター運航管理要綱等 水上安全法 ( 日本赤十字 ) 溺者救助に対する基本泳法の習得 身体能力の限界を超えることにより溺れる 救助方法の習得 プールサイド等にてすべり転倒する 水上における有事の際の溺水回避方法及び訓練の指導に活用できる知識の習得 (10) 水難救助訓練 は 平成 26 年度の教育カリキュラム 5

初任教育各種訓練の管理表 : 致命的な受傷をする可能性がある : 中程度の受傷をする可能性がある : 軽度の受傷をする可能性がある 体育 (55h) 消防学校の対策 ( 全訓練共通項目教育訓練安全基準 ) 訓練目的分類指標訓練時間訓練内容訓練説明内容 体育理論の習得 実践及び体力消防職員の体力づくの練成りトレーニング要領と実践 38h 体力測定 自己体力レベルの測定を目的として以 身体能力の限界を超えることにより負傷する 下の種目を行う ( 種目 :100m 走 274.3m 走 立ち三段跳び 懸垂 1500m 走 腹筋 4km 走 反復横とび 握力 立位体前屈 ) 入校中 2 回実施 全種目を2 日間に分け実施 P13 対応 ( 第 6 訓練指導技術 ) (12) 体育ケ体力測定 球技大会 バレー サッカー ソフトボールなどの団 対人接触等により負傷する 体球技を通じて共同精神の涵養と体力の練成を行う P14 (12) 体育コ各種スポーツ 野外訓練 野外での集団訓練を通じて体力 精神力 団結力の涵養を図る 15.3h 浜石岳 約 20kg の装備を背負い 学校から浜石岳 ( 標高 707m) までを往復する ( 約 30km 9 時間 ) 熱中症 脱水症状 足つり 身体能力の限界を超えることにより負傷する (11) 野外訓練 夜間行軍 約 20kgの装備を背負い 富士市マリン 熱中症 脱水症状 足つり プールから学校までを夜間に行軍す 身体能力の限界を超えることにより負傷する る ( 約 30km 20:30 翌朝 6:45 約 10 時間 ) (11) 野外訓練 その他 早朝体育 健康管理 体力練成及び一日の体の準備 実科査閲 半年間の訓練の成果を所属長に披露する 早朝体育実科査閲 ストレッチ 消防体操及びランニング等の体力練成 (6:507:20 約 30 分 ) 訓練礼式 機器取扱訓練 救助訓練 消防活動訓練 消防活動応用訓練 早朝に体を動かすことにより 負傷するが通常の訓練より高くなる 各種訓練のによる P13 P5 P14 (12) 体育第 6 訓練指導技術全般 は 平成 26 年度の教育カリキュラム 6