0630指導案A1

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人的環境の整備 教師 友達 分かりやすい説明の手本となるように, 話す速さや声の大きさを意識して簡潔に話したり, 話すポイントを視覚的に示したりする 道案内の手順を知ることや説明原稿の作成に時間が掛かった場合は, 教師間で役割分担しながらアドバイスする グループ内での自分の役割が明確になるように,

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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解答類型

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

03指導案前段

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

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5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

<小学校 生活科>

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

第○学年 ○○科指導計画

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

また 情報の作り手としての活動も学習に組み込まれている 放送局は情報の作り手として 考えたことや伝えたいことなどから話題を集め 収集した知識や情報を関連付け 目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫している これは 学習指導要領に示されている 話すこと 聞くこと の話すこと内容と同

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

Microsoft Word - 社会科

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

群教セ I01-08 平 集 特 情緒障害 中学校自閉症 情緒障害特別支援学級における人と関わる意識を高める支援の工夫 自己肯定感を高めるための振り返りと ソーシャルスキルトレーニングを通して 特別研修員田子賢一 Ⅰ 研究テーマ設定の理由 自閉症 情緒障害特別支援学級の生徒は 社会生活

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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いろいろな衣装を知ろう

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 12 学校案内パンフレットを作ろう-共同編集・制作-

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5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

Taro-【HP用】指導案.jtd

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

Microsoft Word - ③-1だれもがかかわり合えるよに

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

ICTを軸にした小中連携

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

4 単元の評価規準 < 評価方法 > 国語への話す 聞く能力関心 意欲 態度和の文化について事柄が明確に伝わ調べてプレゼンするるように, 資料の形という目的を意識し式を工夫して説明して文章を読み, 進んている で調べたり, 資料の <ワークシート5~ 提示の仕方を工夫し 7, 観察 > て話したりし

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

PowerPoint プレゼンテーション

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平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

(3) 本題材の系統と他教科等との関連は 次のとおりである 学級活動 5 月シンボルマークを決めよう 6 月みんなで雨の日を楽しく過ごそう 6 月本題材 9 月 2 学期がんばろう会をしよう 他教科等との関連 道徳 わけっこしよう ( 友情 ) 道徳 どうしたらいいのかな ( 親切 ) (4) 指導

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

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(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Taro-5年研究のまとめ

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

2、協同的探究学習について

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3 特別支援学級における学習指導案 特別支援学級においても 学習指導案は授業の設計図としての働きに変わりはありません しかし 特別支援学級では 児童生徒の実態から指導の内容や計画を考えることに大きな意味があります 通常の学級の学習指導案では 例えば 単元について は学習指導要領に沿った指導計画に基づ

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

今年度の校内研究について.HP

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Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

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M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

う来なかった 翌々日の月曜日 あきらは じゅんに いいよ と返事をもらったのに どうしてこなかったのか と詰め寄った それに対して じゅんからは いいよ って 断ったじゃないか という返事が返ってきた という内容である ここでは 文字だけで思いを伝える難しさと 相手の立場をよく考えて情報を発信する大

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

Microsoft Word - imani ikiru kotoba sidoukeikaku.doc

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

Transcription:

高等部課題別学習 ( 国語 )A グループ学習指導案 日時 : 平成 30 年 6 月 30 日 ( 土 )9 時 30 分 ~10 時 20 分 場所 : 多目的ホール 2 指導者 : 阿部圭但 (T1) 石成舞 (T2) 1 題材名 ベストアンサーを探せ! ~ 現場実習先での出来事 ~ 2 目標 (1) 校内や現場実習先などの様々な出来事に関する状況を適切に把握し それらに対する自分の意見を整理してワークシートに記入する 知識 技能 思考力 判断力 表現力等 (2) グループの仲間との話合いを通して考えを深め 提示された事例に対するグループとしての最善の意見を一つ導き出して発表する 思考力 判断力 表現力等 主体的に学習に取り組む態度 3 生徒と題材 (1) 生徒について本学習グループは高等部 1 年生から 3 年生までの 7 名で構成されている 全員が作業学習のサービス班に所属しており 進路については全員が一般就労を目指している 日常で使用する程度の漢字の読み書きや 整数の基本的な四則計算は身に付いている これまでの学習や現場実習先での様子から 具体的な言葉で指示された活動や経験したことがある作業 状況の変化が比較的少ない作業に対しては 意欲的であり適切に活動や作業をすることができる 一方 変化する状況を的確に把握して次の活動を予測して判断したり 相手の気持ちを読み取って行動したりすることは苦手である 普段の学校生活においては 学級などでリーダーを務める機会が多い生徒たちである しかし リーダーとしての自覚をもちながらも 自分の気持ちや考えを具体的な言葉で表現して相手に伝えることに対して苦手意識をもっている生徒が多い 私の応援計画 作成に当たっての面談や年度初めに実施した保護者アンケートから 自分の考えを分かりやすく整理して相手に伝える 相手の立場に立って様々な状況を読み取る 場面に応じた適切な対応方法を知る など 多くの生徒に類似した教育的ニーズを捉えた (2) 題材について課題別学習 Aグループではこれまで 状況を把握する力 自分の考えを整理して記入する力 意見を伝え合う力 の育成を目指し 校内での困った出来事を事例として取り上げ 話合いを通して最善の方法を探す学習を行ってきた その結果 様々な立場から目の前の状況を考えようとしたり 自分の意見を基に仲間と話し合って意見を一つにまとめようとしたりする力が身に付いてきた 本題材では 現場実習先での困った出来事を事例として取り上げる どの生徒も経験していない事例を取り上げることで 状況把握の力がより必要となる そこで 説明文だけでなく生徒の得意な学びのスタイルである 体験を通して学ぶ ( ロールプレイ ) を取り入れ 様々な状況を客観的に捉えて分析する力を身に付けさせたい また 話合い活動を充実させることで 自分の意見を整理して自信をもって伝える力 複数の意見を集約する力の育成も図りたい 卒業後の職業生活や社会生活において自分の意見に理由を添えて具体的に伝えるためにも 安心感をもって仲間と意見交換する活動の充実は必要であると考え 本題材を設定した

(3) 授業づくりの工夫 日常生活との結び付きを考えながら学習に臨めるように 校内や現場実習先にお物ける困ったり迷ったりした出来事を事例として取り上げる 理 一人で学習を進めたり グループの仲間と話し合いながら学習を進めたりできる教材 教具的ように ワークシートを準備する 環 次の学習や日常生活に生かすことができるように これまでの学習の積み重ねを境掲示物にして見える位置に掲示する の 自分の考えを具体的に書いたり 話合いで的確な発言をしたりできるように 本整時の学習に関連した言葉の意味を調べる活動を設ける 学習活動備 仲間との話合いが必要になるように グループで一つのベストアンサーを導き出す 状況の把握や自分の考えの記入に時間が掛かった場合は 状況を具体的にする言葉を掛けたり 教師間で役割分担しながらアドバイスしたりする 人教師 相手に伝わる分かりやすい話し方の手本となるように 話す速さや声の大きさ 的相手に合わせた話し方に留意して簡潔に話す 環 事例の状況を把握したりベストアンサーを発表したりする際に 生徒の得意な学境びのスタイルである < 体験を通して学ぶ >を取り入れ 生徒同士でのロールプレのイを行う活動を設ける 整仲間 生徒の得意な学びのスタイルである <やりとりから学ぶ >を取り入れ 話合い活備動を充実させる 活発な話合いが行われ グループとしての意見が深まるように 話合いの中心となる生徒を各グループに配置する 4 指導計画 ( 総時数 25 時間 ) 本時 19/25 学習内容 時数 主なねらい ベストアンサーを探せ! 校内での困った出来事に関しての説明文を読んだり演示を見 ~ 校内での出来事 ~ たりして 事例の状況を適切に把握する 12 話合いで仲間に対して自分の意見を伝え グループとしての 意見を一つにまとめて発表する ベストアンサーを探せ! ~ 現場実習先での出来事 ~ 8 本時 7/8 現場実習先での様々な事例を適切に把握し その状況に対する自分の考えに理由を添えて記入する 話合いで仲間の意見を受け止め 自分の考えと合わせながらグループとしてのベストアンサーを一つ作成して発表する ベストアンサーを探せ! 自分が置かれた立場や変化する状況を具体的に捉え 自分の ~ 判断に迷う出来事 ~ 意見を明確にしてワークシートに記入する 5 互いの意見を尊重しながら 話合いを通して様々な状況に対 する最善の方法を導き出す 5 題材の評価規準 本題材の評価規準 聞く能力 話す能力 読む能力 書く能力 話し手の意図や気持ち 自分の立場や意図をは 目的や意図などに応じ 相手や目的に応じてい を考えながら 話の内容を適切に聞き取る っきりさせながら 相手や目的 場に応じて適切に話す て文章の概要や要点などを適切に読み取る ろいろな文章を適切に書く 本題材の評価規準は 特別支援学校学習指導要領高等部 国語 から抜粋

6 生徒の実態 < 表の見方 > 学年性別 国語の実態 本題材の目標 質問の意図が分かると 自分から積極的に意見を発表することができる 説明文を読み取って状況を適切に把握することが苦手である 説明文を読んだり ロールプレイを見たりして 事例の状況を適切に把握する 読む 自分の意見を整理して簡潔に記入する 書く 相手の話を肯定的に受け止め 自分の考えを積極的に伝えようとする 自分の考えを整理して記入したり 発表したりすることに時間が掛かる 状況に応じた行動や言動 その理由について簡 潔な言葉で仲間に伝える 話す 時間内に自分の意見を書き終える 書く 上級生として 他の仲間の意見を引き出したり まとめたりする 苦手な活動に対しては 取り掛かるまで時間が掛かってしまう 話合い活動において 遠慮せずに自分の考えを 伝えたり 最善の案を提案したりする 話す 決められた時間内に話合いをまとめる 話す 事例の登場人物や相手の立場に立って物事を考えることができる 話合いで 自分の意見に自信をもって仲間に伝えることが苦手である 説明文を読んだり ロールプレイを見たりして状 況を適切に把握し 自分の考えを書く 書く 自分の意見に自信をもち仲間に伝える 話す ロールプレイで与えられた役割の気持ちを考えて演じることができる 自分の考えを整理して 短く具体的な言葉で伝えることが苦手である 事例の状況を把握し 自分の考えを整理して記 入したり仲間に伝えたりする 書く 話す 簡潔な言葉で自分の意見を話す 話す 仲間の意見と自分の意見を比較し 似ている部分や違う部分に気付く 状況によって変化する場面を適切に捉えて 判断することが苦手である 説明文やロールプレイから様々な状況を適切に 読み取り 自分の意見を記入する 読む 相手の意見を受け止めて話す 話す 上級生として 自分の考えを伝えたり 話合いを進めたりする 日常生活で使用する漢字の読み書きや文章の組立てが苦手である 状況や登場人物の気持ちを分析し 様々な観点 からの理由を添えて自分の意見を話す 話す 相手に伝わるように文章を組み立てる 書く

7 本時の計画 ( 総時数 25 時間中の19 時 ) (1) 本時の主眼 提示された状況を適切に把握し 登場人物の気持ちになって最善の方法を考え 自分の意見を具体的な言葉でワークシートに記入する 自分の考えを基に仲間と話し合い グループとしてのベストアンサーを導き出して発表する (2) 学習過程 < 学びのスタイル : 体験を通して学ぶ やりとりから学ぶ 理屈を考えながら学ぶ > 時間 学習活動 : 期待する生徒の姿 : 期待する生徒の心の動き : 教師の働き掛け 留意点 5 1 逆引き辞典クイズをする 2 2 本時の学習予定とめあてを知る 10 3 事例の状況を知り 自分の考えを書く 今回のテーマ 他人の物だけど < 概要 > 実習初日 カッターを忘れて店長から借りたHさん そのカッターを使って作業をしていると 従業員の石成さんが貸してほしいと言ってきた 自分の物ではない このカッター この状況におけるベストアンサーは 日常生活や学習で使用する言葉の意味と使い方を知る 意欲的に学習に臨めるように クイズ形式で出題したり 生徒自 身で考えた言葉を取り上げたりする 日常的にその言葉を使用できるように 使い方の例を紹介する 〇学習の流れとめあてを知る 学習課題やグループ 活動の目安時刻を簡潔に伝える 学習の目的や将来どのような機会で活用できるのかを 具体的な 場面を例にして伝える 〇提示された事例の状況を把握し 自分の意見を記入する 状況を適切に把握できるように 説明文だけでなくロールプレイ の活動を設ける < 体験を通して学ぶ > 安心して自分の意見を記入できるように 全員で状況を整理する 時間を設ける E: 〇登場人物の動きや発言によって変化する状況を適切に把握し 自分の意見をワークシートに記入する 状況を適切に理解しているか確かめるために 登場人物の動きを質問したり 最も困っている人物は誰か質問したりする 登場人物の気持ちになって 自分の考えを書きたいなぁ D: 〇提示された事例の状況を把握し 指定された登場人物の立場で自分の考えを簡潔に書く 状況を適切に把握できていない場合は 登場人物の立場を一緒に整理する E D 状況が変わっても しっかり自分の意見を書きたいなぁ テレビ ホワイトボード A G B F C 困った出来事の状況を適切に把握するのは苦手だけど しっかり理解して自分の考えを書きたいなぁ B: 状況を一つずつ整理しながら 自分の考えを記入する 事例の場面をいくつかに区切りながら提示する

15 4 仲間と話し合 い 原稿を作成す る 自分の意見を整理して 理由を添えて仲間に伝える 意見だけでなく理由も記入するワークシートを準備する 仲間の意見を聞き それに対しての自分の考えを伝える 全員でまとめた話合いのポイントを 見える位置に掲示する グループとしての最善の意見を導き出し 原稿を作成する 上級生が中心となって話合いを進められるようなグルーピングに する < やりとりを通して学ぶ > 意見が分かれている場合は 理由を基に話し合うように伝える < 理屈を考えながら学ぶ > A: 自分の意見を整理して話合いに参加し 自分から意見を話したり 仲間の発表に対して意見を伝えたりする 話合いのルールと注意点を事前に伝える C: 〇自分の考えを短く具体的にグループの仲間に伝えながら 話合いをする 伝える要点の箇所を質問したり 要点の言葉を抜き出したりする 先輩のように 積極的に話合いに参加して 自分の意見をしっかり伝えたいなぁ テレビ ホワイトボード 自分の考えを 相手に分かりやすく伝えたいなぁ E A B C D G F リーダーとして いろいろな考えを提案して 話合いを進めたいなぁ G: 〇様々な観点からの意見を仲間に提案し 一つのベストアンサーを導き出す 一つの考えだけでなく 他の視点からの考えも無いか質問したり キーワードを伝えたりする 仲間と自分の意見が違う時に 話合いをどう進めればよいか迷うけど うまくまとめたいなぁ F: 〇グループの仲間と意見が異なった場合でも 自分の考えを遠慮せずに伝え 話合いを進める 仲間の意見を引き出す手本を示したり 話合いのポイントとなる言葉を伝えたりする 13 5 各グループのベ ストアンサーを発 表する 原稿を基にロールプレイで発表する < 体験を通して学ぶ> それぞれの役割を演じながら台詞を話せるように 原稿が記入されたワークシートを拡大して提示する 各グループの発表を見て 他のグループのよいところや自分のグループとの違いを知る 各グループの発表の要点をまとめて提示する 5 6 まとめをする 学習に達成感を味わい 今後の生活場面への期待感を高める 自分や仲間のがんばりを認められるように 一言感想記入や自己 評価チェックの機会を設定する 本時の評価はで評価する 期待する生徒の姿 ( 評価の視点 )