法によって徴収することになっています したがって パートやアルバイトの従業員であっても この要件に該当する場合は特別徴収しなければなりません ただし 次のようなケースは特別徴収することが著しく困難なため 特別徴収の対象とならない場合があります ( 詳しくは各市町村の個人住民税担当課へご確認ください

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Microsoft Word - 資料6-1 個人住民税の特別徴収に係るQ&A(事業者向け)

1 個人住民税とは 1 2 特別徴収とは (1) 特別徴収と普通徴収 1 (2) 特別徴収義務者の指定 1 3 特別徴収の流れ (1) 給与支払報告書の提出 2 (2) 特別徴収税額決定通知書等の送付 6 (3) 納期と納入方法 6 (4) 税額の変更通知 7 4 随時の手続き ( 納税義務者に異動

個人住民税 特別徴収 に係る Q&A 問 1 個人住民税の 特別徴収 とはどんな制度ですか? 答 1 従業員の方々の納税の便宜を図る目的から 事業者の方が 毎月の給与を支払う際に所得税などのように 個人住民税を徴収して ( 天引きして ) 納入していただく制度です 従業員の所得税は給与から源泉徴収し

従業員は家族だけなので特別徴収しなくていいですか? 従業員数の少ない事業所でも特別徴収しなければなりませんか? 毎月納めるのが面倒なのですが 納期の特例 を利用すれば 住民税の毎月の給与からの引き去りはしなくても良いのですか? 特別徴収 のメリットは何ですか? 家族に対して支払う給

Microsoft Word - (修正版)特徴一斉指定Q&A

従業員は家族だけなので特別徴収しなくていいです 従業員数の少ない事業所でも特別徴収しなければなりません 毎月納めるのが面倒なのですが 納期の特例 を利用すれば 住民税の毎月の給与からの天引きはしなくても良いのです 特別徴収 のメリットは何です 家族に対して支払う給与から所得税を源泉

個人住民税の特別徴収に関するQ&A

従業員は家族だけなので特別徴収しなくていいですか? 従業員数の少ない事業所でも特別徴収しなければなりませんか? 毎月納めるのが面倒なのですが 納期の特例 を利用すれば 住民税の毎月の給与からの天引きはしなくても良いのですか? 特別徴収 のメリットは何ですか? 家族に対して支払う給与

個人住民税 特別徴収Q&A

目 次 1 個人住民税とは 1 2 特別徴収の義務 (1) 特別徴収義務者の指定 1 (2) 特別徴収制度のしくみ 1 (3) 特別徴収の対象になる方 2 (4) 給与支払報告書の提出 2 (5) 特別徴収税額決定通知書の送付 4 (6) 納期と納入方法 4 (7) 従業員が退職等で異動した場合の手

特別徴収制度説明会

特別徴収制度説明会

個人住民税の特別徴収にかかる Q&A 従業員様向け 本文 H30.1 問 1) 個人住民税の 特別徴収 とはどんな制度ですか? また利用することで どんなメリットがありますか? 回答 従業員の方々の納税の便宜を図る目的から 事業主が毎月の給与を支払う際に 所得税の源泉徴収と同じように 個人住民税 (


2 外国人従業員に関すること Q4 A4 特別徴収をしていた 従業員 Bさん ( 外国人 ) が退職し 帰国することになりました この場合 未徴収分の市民税はどうすればいいですか 従業員 Bさんが帰国する場合は できる限り未徴収分の市県民税を一括徴収してください なお 1 月 1 日以降 4 月 3

Microsoft Word - qa-jyuugyouin.doc

田沼 薫  様

目次 1 個人住民税とは 1 2 特別徴収の義務 1 (1) 特別徴収義務者の指定 1 (2) 特別徴収のメリット 2 (3) 特別徴収の対象になる方 2 (4) 給与支払報告書の提出 3 (5) 特別徴収税額決定通知書の送付 5 (6) 納期と納入方法 6 (7) 税額の変更通知 6 (8) 退職

Microsoft Word - qa-jigyounushi.doc

個人住民税の特別徴収にかかる Q&A 事業主様向け 本文 ( 特別徴収とは ) 問 1) 個人住民税の 特別徴収 とはどんな制度ですか? H30.1 回答 事業主が 従業員へ支払う毎月の給与から 所得税の源泉徴収と同じように 個人住民税 ( 市町村民税と府民税 ) を徴収して ( 天引きして ) 従

Microsoft Word - ③(様式26号)特別徴収実施確認・開始誓約書

目次 1. 特別徴収制度とは 該当ページ (1) 新潟県での取り組み 2 (2) 特別徴収と普通徴収 3 (3) 特別徴収の対象者 5 (4) 特別徴収に該当しない人 6 2. 特別徴収事務の流れ特別徴収事務月別一覧表 8 (1) 総括表の送付 11 月から12 月 9 (2) 給与支払報告書の提出

Microsoft PowerPoint - 【 版】H26年度特徴.pptx

納税義務者とは従業員等をいいます 特別徴収義務者用より詳細な内容になっています 市町村によっては個人情報保護から特別徴収義務者用の通知書が圧着 加工等されていることがあります この場合 開かずに本人に渡すよ う要請されています ミシン目で切り離し 各個人にお渡しください 6 月の給料袋に同封 するこ

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特別徴収事務処理の流れ 1 給与支払報告書の提出 (1 月 31 日まで ) 税務課窓口に給与支払報告書を提出する場合 (1) 前年中の給与支払の実績に基づいて 個人別の 給与支払報告書 を正副 2 部作成し 以下の区分毎に仕分けする 1 特別徴収 ( 給与天引き ) する人 2 普通徴収とする人

特別徴収事務処理の流れ 1 給与支払報告書の提出 (1 月 31 日まで ) 税務担当課窓口に給与支払報告書を提出する場合 (1) 前年中の給与支払の実績に基づいて 個人別の 給与支払報告書 を正副 2 部作成し 以下の区分毎に仕分けする 1 特別徴収 ( 給与天引き ) する人 2 普通徴収とする

特別徴収の事務は決して難しくありません この冊子で具体的な事務手続きについて分かりやすくご案内いたします 目 次 個人市 県民税について 1 特別徴収の義務 1 特別徴収義務者の指定 2 対象になる人 2 特別徴収の流れ 3 給与支払

特別徴収事業者特別徴収事業者であることであること が入札参加申請入札参加申請の要件要件に加わりますわります 個人住民税の特別徴収制度は 地方税法や各市町村の条例等で定められており 所得税の源泉徴収をしている従業員がいる場合は 特別徴収することが義務づけられています 伊佐市では 法令遵守の観点から こ

「公的年金からの特別徴収《Q&A

特別徴収税額の変更特別徴収税額を通知した後 その税額に誤りがあったり また これを変更する理由が生じたときは 市役所から 市民税 県民税特別徴収税額の変更通知書 ( 特別徴収義務者用 ) および 市民税 県民税特別徴収税額の変更通知書 ( 納税義務者用 ) を送付いたします これらの通知書が届いた際

住民税 所得税の税率国から地方への税源移譲に伴い 平成 19 年度から住民税所得割の税率が 10% に統一され 所得税の税率が 4 段階から 7 段階の累進税率に改正されています 住民税については平成 19 年度分 ( 平成 19 年 6 月納付分 ) 所得税については平成 19 年分 ( 平成 1

目 次 1. 特別徴収について 3 2. 特別徴収の根拠法令等 3 3. 特別徴収義務者の指定について 4 4. 特別徴収のしくみ 4 5. 特別徴収義務者に指定した際に送付する書類等 4 6. 特別徴収の事務処理 5 1 給与支払報告書の提出義務 5 2 給与支払報告書提出後に給与所得者が退職等し

Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税

市 県民税 ( 住民税 ) 市民税は 県民税と合わせて住民税と呼ばれ 住民のみなさんがそれぞれの税の負担能力に応じて分担し合うという性格をもつ税金で 個人が負担する個人市民税と 会社などが負担する法人市民税があります 市民税には 均等の額によって納めていただく均等割と 個人の所得に応じて納めていただ

問 4: パートやアルバイトの従業員も特別徴収 ( 給与天引き ) しなければならないのですか? 答 4: パートやアルバイトの従業員であっても 答 3に該当する場合は特別徴収 ( 給与天引き ) しなければなりません ただし 今回の県内一斉実施に当たっては 以下に該当する場合は 当分の間 特別徴収

公的年金からの特別徴収制度の見直しについて ( 平成 28 年 10 月以降適用 ) 公的年金からの特別徴収制度の見直しが行われ 平成 28 年 10 月以降に実施 される特別徴収より 下記のとおり制度が改正されました 1 特別徴収税額の算定方法の見直し 年間の公的年金からの特別徴収税額の平準化を図

目 次 1 個人住民税とは 1 2 特別徴収の義務 1 (1) 特別徴収義務者の指定 1 (2) 対象になる方 2 (3) 給与支払報告書の提出 2 (4) 特別徴収税額決定通知書の送付 4 (5) 納期と納入方法 5 (6) 税額の変更通知 6 (7) 退職者 休職者の徴収方法 6 (8) 異動届

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

各特別徴収義務者殿 市民税 県民税の特別徴収事務につきましては 日頃から格別のご協力をいただき厚くお礼申し上げます 本年度 特別徴収をお願いすることになりましたので その取り扱いに必要な関係書類をお送りします 特に この 特別徴収のしおり は 事務を円滑に進めていただくためのものです ご一読のうえ

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計算してみましょう あなたの個人住民税はいくらになりますか? 高知市に住む T さんの場合 ( サラリーマン ) 家 族 妻 ( パートタイム労働者 収入 120 万円 : 所得 =120 万円 -65 万円 =55 万円 ) 子 人大学生 中学生 収 入 万円 社会保険料 万円 新生命保険料 万円

市民税

Random thoughts relay No.186

特別徴収の事務手引き

目次 個人住民税とは? 1 1) 個人住民税の特別徴収とは? 1 2) 普通徴収 ( 個人で納付 ) と特別徴収 ( 給不天引き ) の違い 1 特別徴収事務の流れ 2 1) 給不支払報告書の提出 (1 月 31 日まで ) 3 2) 給不支払報告書の提出後に従業員等の異動があった場合 5 3) 個

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個人住民税 ( 市民税 府民税 ) 特別徴収事務の取扱要領 京丹後市役所市民環境部税務課 電話 : 直通 HP: 特別徴収とは 特別徴収とは 給与支払者 ( 会社 事業所など ) が納税義務者 ( 納税義務のある

目次 個人住民税の特別徴収とは? 個人住民税 ( 市 県民税 ) とは? 特別徴収 ( 給与天引き ) と普通徴収 ( 個人払い ) の違い... 1 特別徴収事務の流れ 給与支払報告書の提出 (1 月 31 日まで ) 給与支払報告書の提出後

お知らせ 11 月は 労働保険適用促進強化月間 です 労働者 ( パート アルバイトを含む ) を1 人でも雇っている事業主は 政府が管掌する労働保険 ( 労災保険 雇用保険 ) に加入することが法律で義務付けられています 労災保険は 労働者が業務上 又は通勤途上に被災した場合に事業主に代わって補償

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

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年末調整のしくみ

納税義務者について Q 私自身は以前から社会保険に加入しているのに 国保税の納税通知書が私宛に届きましたがなぜですか? A 国保税は世帯主の方に納税義務があります ( 地方税法第 703 条の 4) 世帯主が国保以外の健康保険に加入していても ご家族のどなたかが国保に加入していれば あくまでも加入し

特別徴収の事務処理 1 特別徴収とは 4 特別徴収税額の通知 ( 法第 321 条の 4) 特別徴収とは 所得税の源泉徴収と同じように 給与の支払をする者 ( 事業主 ) が 給与の支払を受ける者 ( 従業員 ) の毎月の給与から個人の市民税 県民税額を差し引き 翌月の 10 日までに納入していただ

個人住民税の特別徴収の徹底に関するQ&A

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給与所得控除 給与収入の金額 控 除 額 162 万 5,000 円以下 65 万円 162 万 5,000 円超 180 万円以下 収入金額 40% 180 万円超 360 万円以下 収入金額 30% + 18 万円 360 万円超 660 万円以下 収入金額 20% + 54 万円 660 万円

Taro 手引き(表紙)

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目 次 個人住民税について 1 特別徴収の義務 1 (1) 特別徴収義務者の指定 1 (2) 対象になる方 2 (3) 給与支払報告書の提出 2 (4) 特別徴収税額決定通知書の送付 4 (5) 納期と納入方法 5 (6) 税額の変更通知 6 (7) 退職者 休職者の徴収方法 6 (8) 異動届の提

所得税を源泉徴収する義務のある事業主 ( 給与支払者 ) は アルバイト等を含むすべての従業員 ( 納税義務者 ) から個人住民税を特別徴収 ( 給与天引き ) することが法令で義務づけられております えりも町では 納税者間の公平性 納税者の利便性等の確保を図るため 特別徴収の実施を徹底する取組を行

目 次 1 実施計画策定の目的 1 2 本市の現状 2 (1) 給与所得者に対する特別徴収の実施率 (2) 特別徴収未実施事業者の把握 (3) 個人住民税の収入状況等 3 本市の取組み 3 (1) 対象事業者の選定 (2) 指定予告通知等の発送 (3) 特別徴収義務者の指定及び特別徴収税額の通知 (

目次 1 個人住民税について 特別徴収義務者の指定 特別徴収の対象になる方 特別徴収の対象にならない方 特別徴収事務の概要 給与支払報告書の提出 特別徴収税額通知書の送付 納期と納入方法

給与所得控除 給与収入の金額控除額 162 万 5,000 円以下 65 万円 162 万 5,000 円超 180 万円以下収入金額 40% 180 万円超 360 万円以下収入金額 30% + 18 万円 360 万円超 660 万円以下収入金額 20% + 54 万円 660 万円超 1,00

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出先機関名市立病院事務局総務課 編集年度分類記号種別 書 目 24 C36 3 所得税 県市町村税関係 全 1 冊の 1 冊 索引番号 完結年月日文書番号 件 名 備 考 平成 24 年 3 月分住民税の納入について ( 伺い ) 平成 24 年 3 月分所得税の

[Q1] 復興特別所得税の源泉徴収はいつから行う必要があるのですか 平成 25 年 1 月 1 日から平成 49 年 12 月 31 日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際 復興特別所得税を併せて源泉徴収しなければなりません ( 復興財源確保法第 28 条 ) [Q2] 誰が復興特別所

住民税とは??? 住民税とは 昨年の 1 月 1 日から 12 月 31 日までにある一定の収入がある国民に対する居住に関する税金となっています 税金には通常皆様が給与支給と共に控除されている 所得税 や住宅や車などにかかる税金などいろいろな種類があります その税金の種類の中の 1 つとして 住民税

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過納金とは 納付納入の時にはそれに対応する租税債務が存在していたが 結果的に不適法な納付納入となった場合における地方公共団体の徴収金のことであり 1 納付納入の時には一応適法であったものが その申告 更生 決定又は賦課決定が誤って過大にされていたため 後になって減額更正 減額の賦課決定又は賦課決定の

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

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産業廃棄物税は 最終処分される産業廃棄物に課されるものであり 排出事業者から中間処理に委託された廃棄物すべてに課税されるわけではありません 中間処理業者の方が排出事業者から処理料金に含めて受け取る税相当額は 中間処理によって減量化されたり リサイクルされた分を除いた中間処理後に最終処分される産業廃棄

目 次 個住民税とは / 特別徴収とは 1 1 特別徴収義務者の指定 2 2 特別徴収の対象になる方 2 3 特別徴収事務の流れ 3 4 給与支払報告書の提出 3 5 特別徴収税額決定通知書の送付 7 6 納期と納入方法 9 7 税額の変更通知 10 8 退職者 休職者の徴収方法 10 9 給与所得

スライド 1

クレジットカード収納について Q1 クレジットカードで納付できる税目は何ですか Q2 クレジットカードで納付する場合 事前に何か手続きをする必要はありますか Q3 利用できるクレジットカードは何ですか Q4 クレジットカードによる納付手続はどのようにすればよいのですか Q5 地方振興局県税部 金融機

[Q20] 扶養控除等申告書が提出された際に その申告書に記載された国外居住親族に係る 親族関係書類 が提示されず 事後に提示された場合 いつから扶養控除等を適用して源泉徴収税額を計算すればよいのですか 9 [Q21] 給与所得者の配偶者控除等申告書を提出する場合には 親族関係書類 を提出又は提示す

目 次 個人住民税とは / 特別徴収とは 1 1 特別徴収義務者の指定 2 2 特別徴収の対象になる方 2 3 特別徴収事務の流れ 3 4 給与支払報告書の提出 3 5 特別徴収税額決定通知書の送付 7 6 納期と納入方法 9 7 税額の変更通知 10 8 退職者 休職者の徴収方法 10 9 給与所

個人市県民税について 1 特別徴収の義務 1 特別徴収義務者の指定 2 特別徴収のメリット 2 特別徴収の対象になる人 2 給与支払報告書の提出 3 特別徴収税額決定通知書の送付 5 納期と納入方法 6 税額の変更通知 7 退職 休職者の徴収方法 7 異動届などの提出 8 退職して一括徴収の場合 8

従業員の個人住民税の特別徴収を実施していない事業者の方へ

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3 特別徴収義務者の指定及び特別徴収税額の決定手続 5. 給与所得に係る特別徴収義務者の指定等 ( 法 3の4) 市町村は 特別徴収の方法によって個人の住民税を徴収しようとする場合には 当該年度の初日においてその納税義務者に対して給与の支払いをする者のうち 所得税の源泉徴収義務がある者を 当該市町村

目 次 個人住民税について 1 特別徴収の義務 1 (1) 特別徴収義務者の指定 1 (2) 対象になる方 2 (3) 給与支払報告書の提出 2 (4) 特別徴収税額決定通知書の送付 4 (5) 納期と納入方法 5 (6) 税額の変更通知 6 (7) 退職者 休職者の徴収方法 6 (8) 異動届の提

平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場


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Q3. 資本金 500 万円で豊中市内の従業員が 60 人の法人です 均等割の金額を教えてください 豊中市の税率 ( 市町村によって違います ) 資本金等の額 * 従業者数 ( 豊中市内 ) 税額 ( 年額 ) * 50 億円超 10 億超 ~50 億円以下 1 億超 ~10 億円以下 1 千万超

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個人住民税特別徴収に関する Q&A 制度について 問 1: 個人住民税の 特別徴収 とはどのような制度ですか? 答 1: 個人住民税の特別徴収とは 事業主 ( 給不支払者 ) が所得税の源泉徴収と同じように 従業員 ( 納税義務者 ) に代わって 毎月従業員に支払う給不から 個人住民税 ( 市町村民税と都道府県民税 ) を差し引いて その従業員に課税した市町村へ納入していただく制度です ( 地方税法第 321 条の 3 第 321 条の 4 第 321 条の 5) 問 2: すべての事業者が個人住民税を特別徴収しなければいけないのですか? 答 2: 所得税の源泉徴収義務のある事業主 ( 給不支払者 ) は 従業員 ( 納税義務者 ) の個人住民税を特別徴収することが法律 ( 地方税法第 321 条の 4 及び市町村条例 ) により義務付けられています 市町村は 毎年 4 月 1 日において従業員 ( 納税義務者 ) に給不の支払いをする事業者で 所得税の源泉徴収義務がある事業主を 市町村の条例によって包括的に特別徴収義務者として指定し これを徴収させなければならないとされています 特別徴収義務者に指定された事業主は 従業員に給不を支払う際に 個人住民税を特別徴収して市町村へ納入していただく必要があります ( 地方税法第 321 条の 5) なお 指定の方法は 具体的には特別徴収義務者に対して 特別徴収税額を特別徴収の方法によって徴収する旨の通知を行い 特別徴収義務者として指定することになります 問 3: 特別徴収 の対象となる人はどういう人ですか? 答 3: 地方税法の規定では 次の12いずれにも該当する人が対象となります 1 前年中に給不の支払いを受けた人 2 当該年度の初日 (4 月 1 日 ) において 給不の支払いを受けている人 ( 地方税法第 321 条の 3) 問 4: パートやアルバイトの従業員も特別徴収しなければならないのですか? 答 4: 従業員 ( 納税義務者 ) が前年中に給不の支払いを受けており かつ 当該年度の初日 (4 月 1 日 ) において 給不の支払いを受けている場合は 個人住民税を特別徴収の方

法によって徴収することになっています したがって パートやアルバイトの従業員であっても この要件に該当する場合は特別徴収しなければなりません ただし 次のようなケースは特別徴収することが著しく困難なため 特別徴収の対象とならない場合があります ( 詳しくは各市町村の個人住民税担当課へご確認ください ) 1 給不が毎月支給されず 丌定期である 2 給不の毎月支給額が少なく 特別徴収しきれない 3 退職等により 翌年の給不から特別徴収することができない 問 5: 給不を 2 ヶ所以上から支給されている場合は どのようになりますか 答 5: 給不を複数の事業所から支給されている場合には 原則として 全ての給不を合算し た上で税額を計算し 主たる勤務先である事業所の給不から一括して差し引く取扱いに なります 問 6: 従業員から普通徴収にしてほしいと言われている これまでは 特別徴収 と 普通徴収 とで選択できる ( 選択制 ) と思っていたのですが? 答 6: 所得税の源泉徴収義務のある事業主 ( 給不支払者 ) は 従業員 ( 納税義務者 ) の個人住民税を特別徴収しなければならないことになっています 特別徴収制度は以前から定められており 従業員個々の希望により 普通徴収 を選択することができる制度ではありません 問 7: 従業員は家族だけなので特別徴収しなくていいですか? 答 7: 地方税法において所得税の源泉徴収義務のある事業主は 従業員の個人住民税を特別徴収することが法令により義務づけられおり 家族であっても特別徴収を行う義務があります ただし 常時 2 人以下の家事使用人のみに給不を支払う場合は所得税の源泉徴収義務がないため特別徴収しなくても構いません ( 所得税法第 184 条 )

問 8: 従業員の少ない事業所でも特別徴収しなければなりませんか? 毎月納めるのが面倒なのですが 答 8: 従業員が少ない事業所でも特別徴収しなければなりません ただし 従業員が常時 10 人未満の事業所の場合は 市町村に対し申請して承認を受けることにより 年 12 回の納期を年 2 回にする制度 ( 納期の特例 ) を利用できます ( 地方税法第 321 条の 5 の 2) 問 9: 納期の特例を利用すれば 毎月の給不から住民税を差し引かなくてもよいのですか? 答 9: 納期の特例 は 特別徴収した住民税を半年分まとめて納めることができる制度です ので 毎月の給不からの差し引きは通常どおり行っていただく必要があります 給不から 差し引いた住民税を預かっていただき 年 2 回に分け納入してください 問 10: 特別徴収 のメリットはなんですか? 答 10: 毎月の給不から天引きされるため 従業員の方が納期ごとに金融機関や市役所 町村役場等の納入場所へ納税に行く手間が省ける上 納め忘れが無くなるので 滞納となって 延滞金が発生する心配もなくなります また 普通徴収 ( 個人納付 ) では年 4 回の支払いですが 特別徴収では 12 か月に分割して毎月の給不から差し引かれますので 1 回あたりの負担が緩和されます 問 11: 特別徴収により納税した場合に 前納報奨金制度の適用はあるのですか? 答 11: 前納報奨金は 普通徴収の個人住民税を 第一期の納期限内に全期分を一括して納付した場合等に一定の割合で交付するもので 地方税法及び市町村の条例に基づく制度ですが 特別徴収の場合は 前納報奨金の適用はありません なお 給不所得については 地方税法の規定により 原則として特別徴収によらなければならないとされています 手続きについて 問 12: 特別徴収 により納税するにはどのような手続きをすれば良いですか? 答 12:( 市町村の取扱いにより異なる ) この連絡により 来年度から特別徴収の取扱い とするようにいたしますが 正式には毎年 1 月末までに提出いただく給不支払報告書を 確認させていただいて 取扱いいたします

5 月中に各市町村から事業主 ( 給不支払者 ) あてに 特別徴収税額決定通知書 を送付します 特別徴収税額通知書には 6 月から翌年 5 月までに徴収する個人住民税額 ( 年税額及び毎月の額 ) が記載されていますので 毎月の給不から特別徴収税額通知書に記載された月割額を徴収 ( 差し引き ) し 翌月の10 日までに 金融機関を通じて各市町村に納入していただきます 問 13: 特別徴収税額の納入方法は? 答 13: 従業員の給不から差し引きした住民税につきましては 特別徴収税額の決定通知書に同封しています 納入書 に 必要事項を記入の上 納入書の裏面に記載してあります金融機関等で納入してください 納入書は 6 月分から翌年 5 月分までの 12 枚と 予備 枚の 枚綴りとなっていますので 納入に当たっては それぞれ特別徴収した月分の用紙を使用してください ゆうちょ銀行 郵便局で納入を希望される場合は 納入を希望されるゆうちょ銀行 郵便局へ 指定通知書 を提出する必要があります 指定通知書 については 市町村にお問い合わせください 問 14: 給不支払報告書を提出した後 従業員が退職 転職等をした場合の手続きはどうなり ますか? 答 14: 退職 休職又は転職など 従業員に異動があったときは 給不支払報告に係る給不所得者異動届出書 を提出していただく必要があります 異動届出書については 異動が生じた翌月の 10 日までに市町村へ提出をお願いします ( 地方税法施行規則 ( 第 10 条関係 ) 第 18 号様式 ) 問 15: 年の途中で退職等した場合の徴収方法はどうなりますか? 答 15: 毎月の給不から個人住民税を特別徴収されていた納税義務者が退職等により給不の支払いを受けなくなった場合には その翌月以降に特別徴収をすることができなくなった残りの税額は普通徴収の方法により徴収することになります ただし 次のような場合は 普通徴収ではなく特別徴収の方法による徴収となります

1 退職後に再就職し 一定期間内に納税義務者が引き続き転職先からの特別徴収を希望した場合 2 6 月 1 日から12 月 31 日までに退職等をした場合で 納税義務者本人から残りの税額を特別徴収の方法でまとめて徴収されたい旨の申出があった場合 3 翌年 1 月 1 日から4 月 30 日までに退職等をした場合で 元の勤務先から5 月 31 日までに支払われる予定の給不 退職金等が残りの税額を超える場合 ( 納税義務者本人の申出がなくても 元の勤務先から5 月 31 日までの間に支払われる給不等から 残りの税額を一括して特別徴収しなければなりません ) 問 16: 住民税が非課税の従業員が異動した場合でも 異動届出書は提出する必要があります か? 答 16: 住民税が非課税 ( 徴収すべき税額がゼロ ) の従業員が異動した場合でも特別徴収に 係る給不所得者異動届出書の提出が必要ですので 異動が生じた翌月の 10 日までに提 出をお願いします 問 17: 毎月の税額が変わることはないですか? 答 17: 個人住民税は前年の所得に対して計算していますので 税額が変わることは基本的にありません ただし 従業員の方が申告期限後に確定申告を提出したり 扶養親族等の申告状況が後から変更になった場合など 個人住民税を再計算した結果 税額が変わることがあります このような場合は 差し引きが済んでいない残りの月で税額を調整した変更通知書をお送りいたします また 税額が大幅に減り還付が生じる場合は 変更通知書をお送りするとともに 還付の手続きをとらせていただきます 問 18: 間違った税額で納めたり 納めるのを忘れた場合はどうなりますか? 答 18: 納入した税額に過丌足があった場合は 差額について確認の連絡をいたします 納期限を過ぎて納入された場合は 納入した税額と納期限から経過した日数によって は延滞金がかかってしまうことがあります

納めるのを忘れた場合は 督促状等をお送りすることになりますので 納入忘れのな いよう納期限までに納めてください 苦情等 問 19: 今まで特別徴収しなくてもよかったのに どうして特別徴収しなければならなくなっ たのですか? 答 19: 所得税を源泉徴収している事業主 ( 給不支払者 ) は 従業員 ( 納税義務者 ) が前年中に給不の支払いを受けており かつ 当該年度の初日 (4 月 1 日 ) において給不の支払いを受けている場合は 個人住民税を特別徴収しなければならないことになっています ( 地方税法第 321 条の 4) 新たな法令改正などがあったわけではなく 今までもこの要件に該当する事業主については特別徴収をしていただく必要がありましたが それが徹底されていませんでした このため 福島県では 平成 27 年度から県と県内すべての市町村が連携して 個人住民税の特別徴収の徹底に取り組むことにしたところです 特別徴収義務は法令に基づいて事業主に課せられているものですので ご理解とご協力をお願いします 問 20: 従業員が少ないし 経理事務の負担も増えるので特別徴収はしたくないのですが? 答 20: 従業員が少ないことや 経理担当者がいないといった理由で特別徴収を行わないことは認められていません 個人住民税の特別徴収は 市町村から通知された特別徴収税額を毎月の給不から引き去りそれぞれの市町村に納付していただくことになりますが 所得税の源泉徴収のように 税額計算や年末調整等の事務は必要ありません 地方税法等に基づき 個人住民税の特別徴収を適正に実施するため ご理解とご協力をお願いします 問 21: 他の都道府県では普通徴収が認められているのに どうして福島県だけ特別徴収をし なければならないのですか?

答 21: 特別徴収義務は法令に基づいて特別徴収義務者に指定された事業主に課せられるものですので そのことをご理解いただき 適正な特別徴収を行ってください なお 国 ( 総務省 ) からも個人住民税の特別徴収の適切な運用について通知されており 近年 全国的にも特別徴収の推進に向けた取組が実施されています < 参考 > 近隣県の状況 山形県 宮城県 新潟県 栃木県 茨城県 いずれも実施 問 22: 従業員の就職 退職が頻繁にあるので 事務が繁雑になるのですが? 答 22: 特別徴収義務は法令に基づいて事業主に課せられています 就職や退職が多いこと を理由に普通徴収とすることはできません 問 23: 特別徴収を拒否したらどうなるのですか? 答 23: 地方税法第 321 条の 5 の規定により 特別徴収義務者は特別徴収税額決定通知書に記載された税額を納期限内に納入する義務があります したがって 特別徴収を拒否した結果 納期限を経過した場合は 税金を滞納していることとなり 地方税法第 331 条に基づく滞納処分を行うこととなります また 地方税法第 324 条第 3 項の規定により 納入すべき個人の市町村民税に係る納入金の全部又は一部を納入しなかった特別徴収義務者は 10 年以下の懲役若しくは 200 万円以下の罰金に処し 又はこれを併科する こととされています 問 24: 従業員の滞納があるから特別徴収の指定をしたのですか? 住民税を徴収するのは 市町村の仕事でしょう それを事業所に押し付けるのですか? 答 24: 特別徴収義務者の一斉指定という全県的な取組の一環で指定したものであり 滞納の有無とは関係ありませんし 滞納の有無についてもお答えすることはできません 法令 ( 地方税法第 321 条の 3) により 給不所得者の個人住民税の徴収方法は 特別徴収 によると規定され 市町村は 特別徴収義務者を指定し徴収させること と定められているため ( 地方税法第 321 条の 4) 特別徴収義務者を指定し 個人住民税を徴収することが 法律上定められた私どもの業務です また 特別徴収義務者として指定された事業者には 法律上 従業員の方から税額を

徴収して納入していただく義務が生じます 私どもの行いました手続きも これから貴事業所に行っていただくことも いずれも 法律に定められている取扱いですので ご理解をお願いします 問 25: 特別徴収をするなら 市 ( 町村 ) の従業員は辞めてもらう また 今後も採用しない 答 25: 特別徴収義務を理由に従業員を解雇することは 労働契約法第 16 条の規定により無効とされています また 今後採用をしないと言われても 正当な理由でないため普通徴収にすることはできません なお 原則すべての事業所に特別徴収の実施をお願いしております < 参考 > 労働契約法 ( 抜粋 ) ( 解雇 ) 第 16 条解雇は 客観的に合理的な理由を欠き 社会通念上相当であると認められない場合は その権利を濫用したものとして 無効とする 滞納となった場合問 26: 事業丌振のため 特別徴収した個人住民税を ( 運転資金に回して ) 納期限内に納められません 答 26: 事業主が特別徴収した徴収金は 従業員からの預り金であり 事業資金ではありません 必ず決められた納期限内に納入してください なお 納入すべき個人住民税を納期限内に納入しなかった特別徴収義務者に対しては業務上横領に類似するものとして 地方税法第 324 条第 3 項において罰則指規定が設けられています (10 年以下の懲役若しくは200 万円以下の罰金に処し 又はこれを併科する ) 問 27: 給不から引き去りをした個人住民税を滞納したらどうなりますか? 答 27: 納入期限を経過して納入すると 延滞金が加算される場合があります 延滞金は特別徴収義務者 ( 事業者 ) が負担するものですので 従業員から延滞金を徴収してはいけません 納入していただけない場合は 特別徴収義務者に対し督促状を発送し 督促状発送後

10 日を経過しても納入がないときは 差押などの滞納処分を行うこととなります また 事業主が滞納した場合には 特別徴収の滞納となっている従業員全員につい て 納税証明書を交付することができず 従業員にも多大な迷惑がかかります