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種類 科目のねらい 子どもの発達と保育 Ⅰ 科目名子どもの発達と保育 総合選択科目単位数 子どもについて知る 子どもを取り巻く環境を知る 定期考査 作品 授業態度 提出物 出席状況 年次の選択科目です ( 年次に選択しなかった者は 年次に選択することができます ) 保育の意義 児童観新生児の発育乳幼

教科 : 家庭科目 : ファッション造形基礎対象 : 第 3 学年選択者単位数 : 教科担当者 : 青栁里菜印使用教科書 : ファッション造形基礎 ( 実教出版 ) 月 指導内容科目ファッション造形基礎予定指導内容科目ファッション造形基礎予定評価の観点方法評価の観点方法 年間授業計画 の具体的な指導

高等学校学習指導要領解説・家庭編

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

(4) 調理実習 調理室の使い方 調理の基本 ( 調理操作 ) 食品を適切に扱い 調理させる ( 米 1) ご飯を炊く だし汁をとるなどの基本的調理操作理解し実習する 3 () 栄養素と食品の特徴食品の特徴でんふん ( 米 ) についてレシピノートの作成 米の種類についてレシピ帳にまとめる 4 5

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授業概要と課題 第 1 回 オリエンテェーション 授業内容の説明と予定 指定された幼児さんびか 聖書絵本について事後学習する 第 2 回 宗教教育について 宗教と教育の関係を考える 次回の授業内容を事前学習し 聖書劇で扱う絵本を選択する 第 3 回 キリスト教保育とは 1 キリスト教保育の理念と目的

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5 題材の目標 生涯発達の視点から各ライフステージの特徴 課題について理解す 青年期の自立について考え, 男女の協力などについて考え 結婚 家族 家庭の意義や機能などについて理解し, 自の問題として考え 6 題材の評価規準関心 意欲 態度 思考 判断 表現 技能 知識 理解 自自身のことや, 自らし

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

スライド 1

ライフプランニング学科ライフデザインコース 学科 専攻名ミッション ( 教育目標 ) 到達目標到達目標に対応する授業科目 年 年 3 年授業科目春春春春組織のミッション到達目標 ( 綱 ) 到達目標 ( 細 ) 科目区分 科目区分 科目区分 3 家庭を経営する専門的知識と能力を身につけている に関す

第2学年1組 家庭科学習指導案

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評価方法 ディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミング 定期テストディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミングその他成果物 定期テストディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミングその他成果物 上に示す観点に基づいて 学習のまとまりごとに評価し 学年末に

商業科 ( 情報類型 ) で学習する商業科目 学年 単位 科目名 ( 単位数 ) 1 11 ビジネス基礎 (2) 簿記(3) 情報処理(3) ビジネス情報(2) 長商デパート(1) 財務会計 Ⅰ(2) 原価計算(2) ビジネス情報(2) マーケティング(2) 9 2 長商デパート (1) 3 プログ

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基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

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4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

第14章 キャリア教育

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「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

ICTを軸にした小中連携

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

教育調査 ( 教職員用 ) 1 教育計画の作成にあたって 教職員でよく話し合っていますか 度数 相対度数 (%) 累積度数累積相対度数 (%) はい どちらかといえばはい どちらかといえばいいえ いいえ 0

乳児期からの幼児教育について 大阪総合保育大学 大方美香

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

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平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

9(1) 介護の基本的な考え方 9() 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 9() 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 9(4) 生活と家事 5 9(5) 快適な居住環境整備と介護 9(6) 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 4 4 理論と法的根拠に基づき介護を行うこと

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

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平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

履修モデル 1 短期大学士 ( ) 二種免許状 保育士 認定ベビーシッター の区分 資格 単位数保育士 資格必要単位数 保育士 認定ベビーシッター 卒修業科選目択必 個々の学生の得意な分野を伸ばし 魅力のある保育者を育てる 子どもの保健 Ⅰ 1 必修 必修 4 保育原理 1 必修 必修 2 児童家庭

平成 30 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 食べ物と健康との関わりについて知ろう 給食について知ろう 学習 遊びの指 導 生活単元 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 食後の片付けができる しっかりかむ習慣を身に付け,

4.原稿(資料)

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消費者教育のヒント集&事例集

第4章 道徳

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

平成30年版高齢社会白書(全体版)

造を重ねながら取り組んでいる 人は, このような自分の役割を果たして活動すること, つまり 働くこと を通して, 人や社会にかかわることになり, そのかかわり方の違いが 自分らしい生き方 となっていくものである このように, 人が, 生涯の中で様々な役割を果たす過程で, 自らの役割の価値や自分と役割


高等学校第 1 学年家庭基礎学習指導案 日時 : 平成 23 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 2 校時場所 : 県立学校被服実習室対象 :1 年 2 組 (40 名男子 10 名女子 30 名 ) 指導者 : 佐賀県教育センター所員平野佐矢子 1 題材名 本当にそうなの? ~ 批判的思考と適切

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資料3 道徳科における「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習・指導改善について

Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について

各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

とのできる児童がいる反面, 問題の意味がなかなか理解できない児童や自分の考えを言葉で表現することに抵抗が強い児童がいるなど個人差がある さらに, 個々の経験や理解度の差により, 題材への興味 関心や同じ時間内に取り組む課題の量にも差が生じている 本題材における事前アンケートでは, 次のような結果が得

中学校学習指導要領解説技術・家庭編

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第2節 茨木市の現況

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

学校体育と幼児期運動指針の概要について

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基本施策情報活用能力の育成を図ります 幼児教育の推進 にあたっては 幼児期が生涯の人格形成の基礎を培う大切な時期であるとの認識のもと 子どもたちの心身の発達に資する質の高い幼児教育を推進します 2 人との絆や自然との関わりの中で伸びゆく豊かな心の育成 子どもたちが生命を大切にする心や思いやりの心 感

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

考え 主体的な学び 対話的な学び 問題意識を持つ 多面的 多角的思考 自分自身との関わりで考える 協働 対話 自らを振り返る 学級経営の充実 議論する 主体的に自分との関わりで考え 自分の感じ方 考え方を 明確にする 多様な感じ方 考え方と出会い 交流し 自分の感じ方 考え方を より明確にする 教師

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(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

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5 月 クロスステッチ ( ピンクッション製作 ) ししゅう実習 裁縫道具 クロス布 ししゅう糸 ししゅう針 クロスステッチ ( ピンクッション製作 ) ピンクッション仕上げ ( なみ縫い 綿つめ まつり縫い ) 刺し子の方法について 裁縫道具 わた 名札 上 評価の観点下 評価の方法関心 意欲 態

人間科学部専攻科目 スポーツ行政学 の一部において オリンピックに関する講義を行った 我が国の体育 スポーツ行政の仕組みとスポーツ振興施策について スポーツ基本法 や スポーツ基本計画 等をもとに理解を深めるとともに 国民のスポーツ実施状況やスポーツ施設の現状等についてスポーツ行政の在り方について理

幼児期の教育と小学校教育との円滑な接続の在り方について ( 報告 ) ( 概要 ) 子どもの発達や学びの連続性を踏まえた幼児期の教育 ( 幼稚園 保育所 認定こども園における教育 ) と児童期の教育 ( 小学校における教育 ) の円滑な接続の在り方について検討し 以下のとおり 報告をとりまとめた 1

3 介護の基本 2 介護職の職業倫理 講師名資格等 兼任 瀬口知子 教員免許福祉 看護 有里さつき 教員免許福祉 看護 宮 ゆかり 教員免許福祉 3 介護の基本 3 介護における安全の確保とリスクマネジメント 教員免許福祉 瀬口知子 教員免許福祉 看護 有里さつき 教員免許福祉 看護 宮 ゆかり 教

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食育を重視した調理実習


( 書式 ) 平成 0 年度東京都立練馬特別支援学校年間指導計画 4 ねらい () 作品製作を通して 裁縫道具を安全に使えるようになる () 作る喜びを体験する () 手元を見て活動に取り組める時間を増やす (4) 調理道具を教員と共に正しく使用することができる 時間 使用教科書ら くっく (S プ

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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教育研究グループ報告書

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H30全国HP

人間関係を深めるとともに, 児童が自己の生き方についての考えを深め, 家庭や地域社会との連携を図りながら, 集団宿泊活動やボランティア活動, 自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない その際, 特に児童が基本的な生活習慣, 社会生活上の

第 2 問問題のねらい青年期と自己の形成の課題について, アイデンティティや防衛機制に関する概念や理論等を活用して, 進路決定や日常生活の葛藤について考察する力を問うとともに, 日本及び世界の宗教や文化をとらえる上で大切な知識や考え方についての理解を問う ( 夏休みの課題として複数のテーマについて調

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2 学習計画及び学習のねらい 家庭総合 シラバス (4 単位を 2 学年にわたって履修する例 各学年で 2 単位ずつ履修 ) 家庭総合 単位数 2 単位学科 学年 学級普通科 学年 学習の到達目標等学習の到達目標人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者とのかかわりと福祉, 消費生活, 衣食住などに関する知識と技術を総合的に習得させ, 家庭や地域の生活課題を主体的に解決するとともに, 生活の充実向上を図る能力と実践的な態度を育てる 使用教科書 副教材等 家庭総合 - 明日の生活を築く- 開隆堂 月学習内容 いつ何を学ぶのか 学習のねらい 何ができるようになるのか, どのような力が身につくことをめざすのか 4 家庭総合 の学習について 家庭総合 を学習するにあたって, 学習の意義や内容 方法 評価について理解します 生活事象を総合的 多面的にとらえ, 自分と他者と交流し, 実習や実践をしながら学びます 5 6 人の一生と発達 ❶ 人の一生と発達課題 ❷ 青年期の課題 ❸ 生活の自立と意思決定 家族 家庭と社会 ❶ 現代の家族と家庭の機能 ❷ 家族関係とあなたの人生 ❸ 家庭生活を支える労働 ❹ 家族と法律 ❺ これからの家族と家族支援 生涯発達の視点で, 各ライフステージの特徴と課題について理解します 長い人生の中の 今 という文脈で, 青年期にある自分を見つめなおすことを通じて, これからの人生をどう生きていくかを改めて考えます 自己理解, 心身の自立や生活者としての自立などを理解し, 青年期の生き方について考えます 青年期 がどのような時期かを知るとともに, 青年期にある自分自身を見つめなおすことを通じ, これからの生き方や方向性について考えます 適切な意思決定が必要であることを理解し, 個人の意思決定は社会のあり方と大きくかかわっていることについて考えます 家族が家族個人の発達に果たしている機能と社会に対して果たしている機能について, それぞれの歴史的変化, 文化や社会による特徴を理解します 日本の親子関係, 夫婦関係の現状をおさえながら, 現代家族の特徴について考えます 自立について考え, 何が求められているのかを理解します 結婚にかかわる意識の変化を知るとともに, 結婚に関する現状を理解します 具体的な事例や演習を通して, 家族関係の在り方を考えます 生活を支える労働を理解し, 家事労働と職業労働から, 現状と課題を考えます 婚姻, 夫婦, 親子などに関する法律の基礎的知識を理解します 家族 家庭と法律は密接な関係にあることを知り, 法律が人びとの意識や価値観を変え, 法律を変えることによって多様な生き方, 考え方のできる社会をつくっていくことを考えます 家庭生活を支える社会制度や社会福祉の基本的な理念について理解します これからの家族の多様性が尊重されることや家族一人ひとりの基本的人権が守られることが大切であることを理解し, 困難がある場合の対応策などを考えます 7 暮らしと経済 ❶ 生活を支える家計 家庭の経済生活を営むために, 家計の把握が重要であることを理解します ローンやクレジットカードのしくみを理解し, 利用上の注意点や経 - -

2 9 0 2 ❷ 見えるお金と見えないお金 ❸ 将来のための経済計画 食べる ❶ 人間と食べ物 ❷ 食品と栄養 ❸ 食品の衛生と安全 ❹ 食事をつくる ❺ 食生活の文化 ❻ 食生活と環境 済計画を立てる重要性について考えます キャッシュレス社会が家計に与える利便性と問題点を理解します 家計と国民経済 国際経済との関連について理解します 生涯にわたる短期, 長期の生活設計を行い自分の課題を考えます 各ライフステージにおける食生活の課題を理解します 規則正しい食事は生活活動リズムに影響することを理解します 日常用いられる食品から栄養的な特質などを理解します 食品の腐敗, 食中毒, 食品添加物について理解します 食品情報を正しく理解できる消費者になる大切さを考えます 栄養を満たす食事のために, 基礎的 基本的知識を身につけます 日常の献立の手順を理解し, 食品群別摂取量のめやすを満たす 日分の献立について考えます 調理による色, 味, テクスチャーなどの変化を食品成分の変化とかかわらせて科学的に理解します それぞれの調理法の特徴について, 調理器具の特徴や取り扱い方などとも関連し, 理解します 行事食や郷土食などの中に生活の知恵が生かされていることについて考えます 食文化とその価値を, 行事食や郷土料理を通して理解します 食生活を取り巻く環境が変化している現状を理解します 環境保全につながる様々な取組, 内容を理解し, 望ましい食生活のあり方を考えます 2 共生社会における家庭や地域 ❶ 共に生きる ❷ 社会保障 社会福祉のしくみ ❸ 福祉の活用と参加 高齢期の生活と福祉 ❶ 高齢者とかかわる ❷ 高齢者の生活と課題 ❸ 人間の尊厳とケア ❹ 高齢社会の課題と福祉 ノーマライゼーションの理念を土台とした社会をつくることが重要であることを理解します 他者の存在を理解し, 様々な境遇や立場の人びとも包摂する社会をつくるための課題について考えます 誰もが様々なリスクに遭遇する可能性があることに気づき, 社会福祉の種類と活用を理解します 人と人とのネットワークや社会制度について考えます 支え合い生きる 共生 の概念について考えます 実際に地域の活動に参加し, 具体的に何ができるかについて考えます 高齢者と話す体験などを通して高齢者について理解します 高齢者の心身の変化と特徴や生活について, 交流を通して理解します 生涯を見通して高齢期をとらえるとともに, 高齢者の身体的, 心理的特徴について理解します 家族形態の変化に伴う, 家族 社会の抱える今後の課題について考えます 高齢者の意思の尊重や残存能力を生かす生活支援の在り方について考えます 日常生活の介助を体験し, 尊厳を守るケアに関する理解を深めます 相手のニーズやペースに合わせることや, コミュニケーションの重要性について考えます 高齢化の特徴や居住地域の高齢化の状況について理解します 高齢期を豊かに, 魅力的に生きるには何が必要かを考えます 高齢者福祉について理解し, 現状の課題について考えます - 2 -

評価の観点, 内容および評価方法評価の観点 評価の内容と方法 関心 意欲 態度 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者との関わりと福祉, 消費生活, 衣食住などについて関心をもったか 生活の充実向上を目指そうとしているか 学んだことを生活に生かそうとする実践的な態度を身につけたか ワークシート, レポートへの取り組み ホームプロジェクトでの実践 思考 判断 表現 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者との関わりと福祉, 消費生活, 衣食住などについて, 自らが課題を見いだしているか 課題の解決を目指して思考を深め, 適切に判断する力を身に付けているか 自らの考えを工夫し創造する能力を身につけているか 定期考査 ワークシート, レポートの考察内容 技能 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者との関わりと福祉, 消費生活, 衣食住などに関する技術を総合的に身につけているか 被服製作作品 ホームプロジェクトの実践内容, 発表内容 ワークシート, レポート 知識 理解 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者との関わりと福祉, 消費生活, 衣食住などについて理解したか 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者との関わりと福祉, 消費生活, 衣食住などに関する知識を総合的に身につけているか 定期考査 ワークシート, レポート 4 各, 年間の評価方法 ごとの評価は, 定期考査を 70%, その他の評価を 0% として合わせて評価します 年間の評価は,~ の成績を平均したものに基づいて総合的に評価します - -

2 学習計画及び学習のねらい 家庭総合 単位数 2 単位学科 学年 学級普通科 2 学年 学習の到達目標等学習の到達目標 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者とのかかわりと福祉, 消費生活, 衣食住などに関する知識と技術を総合的に習得させ, 家庭や地域の生活課題を主体的に解決するとともに, 生活の充実向上を図る能力と実践的な態度を育てる 使用教科書 副教材等 家庭総合 - 明日の生活を築く - 開隆堂 月 学習内容 いつ何を学ぶのか 学習のねらい 何ができるようになるのか, どのような力が身につくことをめざすのか 4 2 年次の 家庭総合 の学習について 家庭総合 を学習するにあたって, 学習の意義や内容 方法 評価について理解します 生活事象を総合的 多面的にとらえ, 自分と他者と交流し, 実習や実践をしながら学びます 5 6 7 9 子どもの発達と保育 福祉 ❶ 子どもとかかわる ❷ 子どもの発達と生活 ❸ 親の役割と子育て支援 ❹ 子どもの権利と福祉 生涯の生活設計 ❶ 生活資源を活用する ❷ ライフスタイルと生活設計 着る ❶ 人間と被服 ❷ 衣生活の自立と管理 子どもと実際にかかわり, 子どもは生活の中で人とのかかわりを通して育つことを理解します 子どもの発育 発達には, 個人差があるが一定の順序と共通性があることを理解し, 周囲のおとなの役割, 養育態度の関係について考えます 子どもの心の発達の特徴を理解し, 乳児期や幼児期の中心となる活動や言葉, 自己や他者とのかかわりについて理解します 遊びの意義や児童文化の子どもへの影響について考えます 家庭保育と集団保育の意義を理解します 子どもを育てることや社会的意義や子育てに両性がかかわることの意義を考えます 愛着形成や将来の人間関係の基盤について考え, 保育の責任は親と社会の支援であることを理解します 地域社会の一員として身近な子どもとのかかわりについて考えます 近年の子どもを取り巻く環境の変化について考えます すべての子どもが健やかに育つための福祉について考えます 生活する上で重要な要素が, 生活資源であることを理解します 自分が現在そして将来行いたいことを具体的に考え, そのためには何が必要なのかを考えます 社会的文化的活動時間の意義を理解し, 性別役割分業にとらわれず生活設計に取り組みます 将来の生活に向かって目標を立て, 展望をもって生活することの重要性を理解します 仕事と生活の調和を図るためには, どのようなことが必要か, 個人でできることと, 社会全体で取り組むべきことを考えます 時と場合, 目的に適した被服材料や被服の構成及び被服の機能を生かした適切な着装を考えます 着装に関心をもち, 自分の個性をみつめ, 自分らしい着装について考えます 衣生活を管理する知識と技術を習得します 組成表示や取り扱い絵表示を確認し, 着心地や管理を考えた被服の選択ができる力を身につけます 被服材料の性能改善と着心地などについて考えます どのようにすれば健康で快適な衣生活を送ることができるのかを考え, 自分の衣生活をふり返ります 洗濯や手入れなど, 自ら衣服を管理する知識と技術を身につけま - 4 -

2 0 ❸ 被服をつくる ❹ 衣生活の文化 ❺ 衣生活と環境 す 和服と洋服の構成上の特徴や被服材料, 着装の特徴を理解し, 衣服製作の意義と工程を考えます 衣服製作の基本を知り, 日常生活で必要な基本的な縫い方の技術を習得します 衣生活文化の変化と伝承 創造について考えます 布を使った伝統的な生活の工夫を取り上げ, 現代に生かすことを考えます 洗濯が環境に与える影響について認識し, 配慮すべきことを考えます 資源の有効利用の観点から循環型の被服計画の必要性について理解します 2 住まう ❶ 人間と住まい ❷ 住まいと生活 ❸ 快適で安全な住まい ❹ 住まいと社会 生活の場として住居をとらえ, その基本的な機能に関する知識を習得します 生活様式や住居の形が, 社会制度や文化の変遷に応じて変化してきたことを理解します 各ライフステージに応じた住居, 人間と住居とのかかわりについて考えます 家族の生活に応じた適切な住居の計画や選択ができるように, 必要な知識と技能を習得します 家族の生活の場としての住居の条件について, 生涯を見通して考えます 安全で快適, かつ健康で耐久性のある住居に必要となる機能について理解します 快適な住まいの工夫を考えます 住居を長く社会の資産にしていくための持続管理や長期使用の必要性などについて考えます 住まいとまちのかかわりを考えます 住環境にかかわる社会的なしくみについて理解します ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動 家庭科で学習した知識や技術を各自の家庭の中で実際に役立てるために, 課題意識をもって, 家庭生活の改善向上を目的に, 主体的に解決をはかる活動を行います 2 社会参加する消費者 ❶ 社会の変化と消費生活 ❷ 消費行動と意思決定 ❸ 消費者の権利と責任 環境保全とライフスタイル ❶ 持続可能な消費 ❷ 持続可能な社会に向けたライフスタイル 経済社会の変化に伴う消費生活の変化と現状について理解します 支払い方法の多様化による消費者問題を理解します 消費者が意思決定を行う過程について考え, その重要性について理解します 生活情報の収集 選択と活用について考えます 消費生活の現状と課題, 消費者問題や消費者の自立と支援等について理解します 日本と世界の消費者運動の動きを理解し, 消費者の権利と責任について考えます 持続可能な未来を実現するために, 何が必要かを考えます 国際標準化機構 (ISO) による品質管理や環境管理などに関するマネジメントシステムについて理解します 自らの消費行動によって環境負荷を低減させ, 進んで地球環境保全に貢献できるライフスタイルを実践できるようにします 家庭科学習のまとめ これまで学んできたさまざまな事柄を統合化し, 家庭科学習のまとめを行います - 5 -

評価の観点, 内容および方法評価の観点 評価の内容と方法 関心 意欲 態度 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者とのかかわりと ワークシート, レポート福祉, 消費生活, 衣食住などについて関心をもったか への取り組み 生活の充実向上を目指そうとしているか ホームプロジェクトでの 学んだことを生活に生かそうとする実践的な態度を身実践につけたか 思考 判断 表現 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者とのかかわりと 定期考査福祉, 消費生活, 衣食住などについて, 自らが課題を見 ワークシート, レポートいだしているか の考察内容 課題の解決を目指して思考を深め, 適切に判断する力を身につけているか 自らの考えを工夫し創造する能力を身につけているか 技能 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者とのかかわりと福祉, 消費生活, 衣食住などに関する技術を総合的に身につけているか ホームプロジェクトの実践内容, 発表内容 ワークシート, レポート 知識 理解 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者とのかかわりと福祉, 消費生活, 衣食住などについて理解したか 人の一生と家族 家庭, 子どもや高齢者とのかかわりと福祉, 消費生活, 衣食住などに関する知識を総合的に身につけているか 定期考査 ワークシート, レポート 4 各, 年間の評価方法 ごとの評価は, 定期考査を 70%, その他の評価を 0% として合わせて評価します 年間の評価は ~ の成績を総合的に評価して算出します - 6 -