上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

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第2学年1組 家庭科学習指導案

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

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Taro-6学習指導案(事例①小学校

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

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識及び技能を活用して総合的に学習できるような教材である 家庭の食事や給食について振り返ってバランスよく食品を組み合わせて食事をとる大切さを理解させたり, 体に必要な栄養素の種類と働きを知り 1 食分の献立を考えさせたりする 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を計画することは, 小学校での 2 年間

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

3 題材の目標 (1) (2) 4 題材の評価規準 ( 指導要録の四つの観点 ( 生活や技術への関心 意欲 態度 ) から題材の学習を通して目指す生徒の姿を示します ) 文章の語尾は 評価規準の作成, 評価方法の工夫改善のための参考資料 ( 中学校技術 家庭 ) 平成 23 年 11 月 ( 国立教

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

表 2 家庭にミシンがあり, 家族 ( 自分を含む ) が使用している 37% 家庭にミシンはあるが, ほとんど使用していない 26% 家庭にミシンがない 37% 指導観 1 年生にとって, 中学校に入学して初めての被服製作題材である 小学校の家庭科でも布を用いた製作を行ってきているが, 授業後,

第 5 学年 組家庭科学習指導案 指導者 1 題材名 食べて元気! ご飯とみそ汁 2 題材設定の理由〇児童観本学級の児童は ゆでる 炒める という加熱調理において調理の基礎的 基本的な技能を身に付けている また 5 月の自然教室においては 事前に食品を3つのグループに分ける学習を実施し その後 栄養

5 指導の構想 H 1 8 年度中学校家庭科課題研修講座テーマ ~ 進んで生活を工夫 創造する能力と態度を育てる家庭科の授業改善 ~ 生活の自立と衣食住 の学習内容は 生徒の興味 関心も高く 学習したことがすぐに 生活に生かすことができる しかし 家族と家庭生活 の内容の中でも特に 幼児とのかかわり

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

質問項目とてもそう思うまあまあそう思うあまり思わないそう思わない 欲しいもの と 必要なもの の区別ができる インターネットによる販売を利用している レシートは必ずもらって持ち帰る 家族に購入した商品について報告する (4)

Microsoft Word - t2gika1.doc

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

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第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

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ICTを軸にした小中連携

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - 社会科

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

(2) 研究主題との関連本校の研究主題 心身ともに健康で, 安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 を受けて, 社会の一員として安全で責任ある行動がとれる力を身に付けさせたいと考える そこで, 話合い活動を取り入れながら, 個人情報の取り扱い方を学ぶ学級活動を行い, 主題に迫りたい 本

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平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

Microsoft Word - 技術・家庭科(家庭分野)

○ ○ 科 学 習 指 導 案

解答類型

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

国語科学習指導案様式(案)

( ( ) ) 3 題材の指導計画と評価計画 (1) 指導目標 毎日の食事や使われている食品に関心をもち バランスを考えた食事をしようとする 食品の栄養的な特徴や食品の組み合わせに関心をもつ ごはんとみそしるに関心をもち 調理することができる (2) 指導計画 5 年 12 時間 6 年 12 時間

第○学年 ○○科指導計画

芥川小学校5年家庭科 学習指導案

平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画


Taro-【HP用】指導案.jtd

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佐賀県教育センター 平成 24 年 2 月 1 日 新学習指導要領で評価が変わる! 新学習指導要領における学習評価の進め方 ( 中学校特別活動 ) 平成 24 年度から, 中学校では新学習指導要領が全面実施となります 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の考え方については, 平成 23 年 7 月

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 指導日時 : 平成 25 年 11 月 6 日第 3 校時 指導学級 : 第 2 学年 組 名 指導者 : 宮城県古川黎明高等学校教諭千田健二 1 単元名保健 : 社会生活と健康ウ労働と健康 ( 大修館書店 現代保健体育改訂版 ) 2 単元の目標社会生活にお

分もあり まずやってみて動きを修正していくことで ある程度まではできしかし 少し難易度の高い課題になると 論理的に考え 見通しを持ってプログラムをつくっていく必要があ今回は 二人で一台のノートパソコンを使用し 相談しながら車の動きを制御していく フローチャートで表現す二人で相談す考えたことを発言する

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

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とのできる児童がいる反面, 問題の意味がなかなか理解できない児童や自分の考えを言葉で表現することに抵抗が強い児童がいるなど個人差がある さらに, 個々の経験や理解度の差により, 題材への興味 関心や同じ時間内に取り組む課題の量にも差が生じている 本題材における事前アンケートでは, 次のような結果が得

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

20情報【授業】

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保健体育科学習指導案

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

第○学年 ○○科指導計画

高等学校第 1 学年家庭基礎学習指導案 日時 : 平成 23 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 2 校時場所 : 県立学校被服実習室対象 :1 年 2 組 (40 名男子 10 名女子 30 名 ) 指導者 : 佐賀県教育センター所員平野佐矢子 1 題材名 本当にそうなの? ~ 批判的思考と適切

授業のまとめを行い、医療制度や医療保険のしくみ、医療制度を支えていくことの必要性について確認する。感想をワークシートに記

学級会においては 学級での問題点や課題に一人一人が気付き 話し合いながらよりよい学級生活を目指していく 本議題において 相手の障害のことも配慮し どの児童にとっても満足いく集会にするために話合いや実践を通して研究主題の児童の育成をはかっていきたい 4 評価の観点と評価規準集団活動や生活への関心 意欲

4.原稿(資料)

5 指導計画及び評価計画 時間 1 2 指導計画 ねらい 学習活動 中学生の一日に必要な食品の種類と概量がわかる 具体的な食品をもとに栄養的特質について理解する 身近な食品を 6 つの基礎食品群に分類する 評価計画 評価規準 < 学習指導に関わる項目及び事項 評価方法 > 生活や技術への生活や技術に

社会科学習指導案

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

給食の時間における食に関する指導事例 ( 小学校第 6 学年 ) 1 主題戦争中の食事を体験しよう 2 関連教科等 単元名社会科 長く続いた戦争と人々のくらし 3 献立名麦ごはん めざし みそ汁 たくわん 4 ねらい戦争中の食糧不足の食事を通して 食糧不足の時代と今の時代の食生活の違いが分かる <

( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

3 題材の目標 < 家庭生活への関心 意欲 態度 > 身の回りの整理 整頓に関心をもつことができるようにす ごみを減らす方法や不用品の再利用に関心をもつことができるようにす < 生活を創意工夫する能力 > 自の持ち物の整理 整頓の仕方を工夫することができるようにす ごみを少なくする方法を考えたり 不

第14章 キャリア教育

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

少ない生徒たちに, 本題材を通して, 尺八の音色に親しみ, 様々な奏法による音色の変化を感じ取り, 尺八の魅力を味わわせたい 一方, 尺八の表現活動においては, 塩ビ尺八 を使用し, 実際に尺八の音出しの難しさを体験させ, 練習を重ね音が出た時の喜びと, 夕焼け小焼け 等の簡単な旋律が吹けるようにな

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5 研究内容 衣生活 の研究を進めるにあたっての研究の柱を以下の3つとした 1 基礎 基本の定着 目標とする姿を設定し 自己評価をさせていく 適切な自己評価ができるように ワークシートを工夫していく 2 生活に活かせる工夫を取り入れた作品づくり 誰が いつ どんな場面で使うのか等の作品の活用場面を考

理科学習指導案

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3 題材の目標と言語活動について (1) 題材の目標 1 ブルタバ の音楽を形作っている旋律 音色 強弱 速度等を知覚し それらの働きが生み出す特質や雰囲気を感受しながら 曲の誕生した背景となる歴史と関連づけて 作曲者の思いを感じながら聴くことができる [ 鑑賞の能力 ] (2) 本校における音楽科

Transcription:

技術 家庭科学習指導案日時 : 平成 22 年 9 月 30 日 ( 木 ) 第 2 校時場所 : 佐賀市立大和中学校被服室学級 :2 年 6 組男子 1 7 名 女子 17 名指導者 : 佐賀県教育センター所員松尾由美 1 題材名 実生活で活用しよう 我が家の食生活の問題点を改善しよう B 食生活と自立 (3) ウ 2 題材の指導目標これまでの 食生活と自立 の学習を踏まえ 自分や家族の食生活の問題点を見付け それを改善するための方法を考え家庭で実践し 発表をするといった学習過程を通して 自らの食生活を主体的に営む能力や実践的な態度を育てる 3 題材設定の理由現代人の食生活は 必要な食べ物がいつでもどこでも簡単に手に入る一方で 朝食の欠食や 食事時間の偏り 食事を菓子類で済ませるなどの食環境の乱れが生じてきている その結果 食生活にも偏りがみられ 成長期である中学生の時期に 栄養バランスの偏った食事をしたり 肥満傾向の生徒が増加したり 痩身になるための不必要な食事制限による健康問題の増加も見られるようになっている 増大している生活習慣病と食生活の関連が指摘をされ 望ましい食生活の形成は国民全体の課題ともいえる その一方で 食に対する関心は高く 料理に関する雑誌や漫画も数多く出版され テレビの料理番組も多数放映されている 中学生は バランスの取れた食事をすることの大切さは分かっているのだが 実際に自分の食生活と関連させて考えたり 家庭での実践には結び付いていなかったりするのが現実のようである 活動的で食べることについての興味 関心が高い 中学生のこの時期は 生涯にわたる食生活の基礎的 基本的な知識や技術を身に付けるのに適する時期だと考えられる そこで これまでの学習で得た知識や技術を活用し 自分や家族の食生活を見直し問題点を改善するための方法を考え 家庭で実践させることで 自らの食生活を主体的に考えることのできる生徒の育成をねらい 本題材を設定した 授業を行う学級の生徒は 明るく素直な生徒が多い 食生活と自立 の授業で行った事前アンケートでは 家庭科は普段の生活や将来の生活に役に立つと考えている生徒は 90% 近くを占め 自分で考えたり工夫をしたりすることが好きな生徒は 50% ほどいた また 食事に使われる食材を気にする生徒は 55% 食材が体に及ぼす影響を気にする生徒は 70% という食に関する意識の高さが伺えた その反面 分からないことや興味をもったことを自分から調べる生徒は 20% で 食事の手伝いも約半数の生徒は何も行っていない状況であった このような結果から 家庭科の必要性を感じ 食生活への興味 関心は高いものの 自分から何か課題を見付けたり そのための解決方法を考えることはあまり行っておらず 学習した内容の家庭実践とのつながりも少ないように感じた そこで 食生活と自立 の中で学習した内容を踏まえ 自分や家族の食生活を見直し よりよい食生活を送るための方法を考え 家庭での実践につなぐことができるような学習を進めることで より主体的に自分の食生活について考え実践しようとする意識をもたせることは大変重要であると考える 新学習指導要領の家庭分野においては 社会の変化に対応して 心身ともに健康で安全な食生活のための食育の推進を図るため 食事の役割や栄養 調理に関する内容を一層充実する と これまで以

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏まえ 改善の方法をグループでアドバイスを出し合いながら 考えさせたい 4 (3) 日常食の調理と地域の食文化 の評価規準に盛り込むべき事項 生活や技術への 生活を工夫し 生活の技能 生活や技術について 関心 意欲 態度 創造する能力 の知識 理解 日常食の調理と地域 日常食の調理と地域 日常食や地域の食材 地域の食文化の意義 の食文化について関 の食文化について課 を生かした調理に関 について理解を深め 心をもって学習活動 題を見付け その解決 する基礎的 基本的 るとともに 日常食 に取り組み 食生活を を目指して自分なり な技術を身に付けて や地域の食材を生か よりよくするために に工夫し創造してい いる した調理に関する基 実践しようとしてい る 礎的 基本的な知識 る を身に付けている 5 題材の指導計画 ( 全 3 時間 ) 実生活で活用しよう 我が家の食生活の問題点を改善しよう B 食生活と自立 (3) ウ 指導内容 時間 指導内容 指導項目 1 問題点の改善方法を計 1 自分や家族の食生活の問題点の改善のための B(3) ウ 画しよう 方法を考えさせる ( 本時 1/1) 2 実践発表会をしよう 2 自分が実践した成果をまとめて 発表させる B(3) ウ 6 題材の指導内容と評価計画 実生活で活用しよう 我が家の食生活の問題点を改善しよう B 食生活と自立 (3) ウ 時 具体の評価規準 指導内容 間 関心 意欲 態度 工夫 創造 生活の技能 知識 理解 食生活の問題点の改善方法を計画しよう 1 自分や家族の食生活をよりよくすることに関心をもち 問題点を改善するための計画に取り組もうとしている 自分や家族の食生活の問題点を見付け その改善を目指して計画を自分なりに工夫している 実践発表会をしよう 2 問題点の改善のための方法の実践発表から 自分の家庭での実践につなげようとする態度が見られる 問題点の改善のための実践成果と課題について 理解しやすいようにまとめたり 発表したりしている

7 本時の指導計画 (1) 本時の指導目標 自分や家族の食生活をよりよくすることに関心をもち 問題点を改善するために これまでに学 習した事項を基に計画に取り組もうとしている 関心 意欲 態度 自分や家族の食生活の問題点の改善を目指して 家庭での実践計画を自分なりに工夫している 工夫 創造 (2) 本時の学習指導過程 学習活動 教師の指導 支援 評価 資料 課題 1 本時の課題を知る 我が家の食生活の問題点を改善するための計画を立てよう の把握 2 前時の学習を振り返り 学んだことを確認する 前時のワークシートを利用してよいことを伝える 前時のワークシート 3 自分や家族の食生活で改 前時のワークシートを確認させる ワークシート 善したい問題点を整理し ワ ワークシートの記入は 最も改善したい ークシートに記入する ものから順に記入させるようにする 実践 化の見通しや解決の難易度を考慮させる 課題解決の準備 4 最も改善したい問題点をグループ内で発表し お互いの改善のためにアドバイスを伝え合う 5 友達のアドバイスを生かし 自分や家族の食生活の問題点の改善方法を考え ワークシートに記入する 自分が最も改善したい問題点をホワイトボードに書き グループ内で発表させる 発表を聞いて 友達が実践できることを計画できるように 改善のためのアドバイスを付せん ( クリーム ) に書き 相手に渡させる 問題点の改善につながるような具体的な手立ての方法を考えて 計画するように指示する ワークシートは 改善の手立てが記入しやすいように 項目を分けておく 机間指導をし 計画が進むように言葉掛けをする 関心 意欲 態度 自分や家族の食生活をよりよくすることに関心をもち 問題点を改善するために これまでに学習した事項を基に計画に取り組もうとしている ( 観察 )

改善方法が浮かばない生徒には 学習ノ ートなどを確認し 参考にするように言葉 掛けをする 工夫 創造 自分や家族の食生活の問題点の改善を目指して 家庭での実践計画を自分なりに工夫している ( ワークシート ) 6 グループで 自分の計画を 発表を聞いて 友達が参考にできるよう 紹介し合い 必要であれば修 に アドバイスを付せん ( グリーン ) に書 正をする き相手に渡させる 自分の計画を修正する場合は 新たな内 容を付せん ( ピンク ) に書いて貼り付けさ せる 7 本時の内容をまとめる ワークシートを見ながら 本時の学習内 容を確認させ 家庭実践へつながるように 配慮する 8 次時の実践発表会のため 実践したことは 実践発表会までに 記 記録用ワークシート 評 のまとめ方の確認をする 録用ワークシートにまとめておくことを 記入ポイントをまと 価 確認し 記録用ワークシートは そのまま めた配付資料 掲示することを伝えておく 実 ワークシート記入のポイントをまとめた 践 資料を配付する 化 9 次時の学習内容を知る 発表準備のために 発表ポイントをまと 発表ポイントをまと めた資料を配付する めた配付資料 次時は 実践発表会なので 発表の準備 をしておくことを確認する

ワークシート 1 我が家の食生活の問題点を改善する方法を考えよう 月 日 組号氏名 1 自分や家族の食生活で 改善したほうがよいと 思う問題点を 整理して書いてみよう NO1 早く改善したいものから順番に書こう! NO2 NO3 グループのメンバーから渡されたアドバイスはこれだ! グループのメンバーから渡された付せん紙 ( クリーム ) を貼る

2 自分や家族の食生活の問題点の改善方法を考えよう 号氏名 ワークシート 2 改善したいのは 目標は 実践 です! です! 1 期日や期間 ( 問題点に合わせていつ頃 いつからいつまで など ) 2 場所 ( 家庭や学校 その他指定の場所など ) 3 協力者 ( 協力をしてもらう相手など ) 4 方法 ( 何をどのように行うか どのような方法で行うか など ) 自分の計画の修正があれば 付せん紙 ( ピンク ) に記入して貼る

号氏名 ワークシート 3 わくが足りなかったら ここにも書いていいよ! グループのメンバーから渡された付せん紙 ( グリーン ) を貼る 家庭での実践のために 意気込みを書いておこう 月 日