目 次 1 源泉徴収票について (1) 源泉徴収票の送付及び再発行について問 1 源泉徴収票が届かないのですが なぜですか 1 問 2 障害 遺族を支給事由とする年金については 源泉徴収票は発行されないということですが 確定申告に使用するため 年金から控除された社会保険料額の証明をいただけないでしょ

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目 次 1 源泉徴収票について (1) 源泉徴収票の送付および再発行について問 1 源泉徴収票が届かないのですが なぜですか 1 問 2 障害 遺族給付については 源泉徴収票は発行されないということですが 確定申告に使用するため 年金から控除された社会保険料額の証明をいただけないでしょうか 1 問

平成 30 年分給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( マル扶 ) の手引き 平成 29 年末に記載する際は 平成 30 年 1 月 1 日時点の情報を書きましょう 平成 30 年の年末調整にて再度記入する際は 平成 30 年 12 月 31 日時点の情報に書き換えます X A 9/19

MR通信H22年1月号

市県民税所得課税証明書から年間所得金額を見る場合 平成 年度 ( 平成 年分 ) 市県民税所得課税証明書 住所 羽生市 134 番地 1 氏名 羽生田羽生子 所得の区分 所得金額 所得の区分 所得金額 総所得金額 330,000 所得控除金額 1,500,000 合計所得金額 330,000 課税標

<4D F736F F D C668DDA94C5817A31312E303895BD90AC E937895AA82CC957D977B906591B C8D908F9182CC92F18F6F82C982C282A282C E646F6378>

( 各自の総を計算してください ) (3) 収入のある人の総を合算し 世帯の総を計算 本人の総 + 家族の総 = 世帯の総 (4) 世帯の総から控除額を差し引いたのち 12 で割って政令月収額を計算 世帯の総 - 控除額合計 12= 政令月収額 4 ページの 控除額一覧表 を参照して合計額を計算して

3 年金所得金額 ( 雑所得金額 ) 年金所得の方は 年間総支給額を 20 ページ計算表の算出式に当てはめて計算します (2) 各自の総所得金額を計算総所得金額 = 給与所得 + 事業所得 + 年金所得 + 不動産所得 + 利子所得 + 配当所得 ( 各自の総所得金額を計算してください ) (3)

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( その 1) 月収額の計算のしかた 給与所得者の場合 1. 年間総収入の計算あなたが仕事を始めた時期 対 象 の 収 入 金 額 1 現在の勤務先に前年 1 月 1 日以前から引 前年中の年間総収入金額 き続き勤務している方 ( 源泉徴収票の支払金額の欄 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 2 日

8594

予め印刷されている状態が平成 30 年については変更となる場合 印刷されている を二重線で抹消し 新たに該当する箇所を で囲んでください 該当しなくなる場合は二重線で抹消のみ行ってください ( 訂正印は不要です ) 2 かふかふかふとくべつかふ 寡婦 寡夫 欄について 寡婦の場合は 1. 寡婦 特別

扶養親族等申告書Q&A

2. 扶養控除申告概要 2.1. 扶養控除等の内容扶養控除等の内容とその確認にあたっての具体的な注意事項は 以下のとおりです (1) 同一生計配偶者所得者と生計を一にする配偶者 ( 青色事業専従者として給与の支払を受ける人および白色事業専従者を除きます ) で合計所得金額が380,000 円以下 (

源泉徴収税額について 年金課年金給付担当 平成 28 年分公的年金等の源泉徴収票 をお送りしました 平成 28 年中に年金を受給された方に 平成 28 年分公的年金等の源泉徴収票 を 平成 29 年 1 月 12 日 ( 木 ) にお送りしました 今回下記のように様式が改正されております 裏面に記載

[ 特別控除の一覧 ] 控除の内容 特定扶養親族控除 ( 税法上の扶養親族で満 16 才以上 23 才未満の扶養親族 ) 老人扶養親族 配偶者控除 ( 税法上の扶養親族で満 70 才以上の扶養親族 ) 控除額 1 人につき 250,000 1 人につき 100,000 障がい者控除寡婦 ( 夫 )

( その 1) 月収額の計算のしかた 給与所得者の場合 1. 年間総収入の計算あなたが仕事を始めた時期 対 象 の 収 入 金 額 1 現在の勤務先に前年 1 月 1 日以前から引 前年中の年間総収入金額 き続き勤務している方 ( 源泉徴収票の支払金額の欄 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 2 日

扶養親族等申告書 の記入について 個人番号(マイナンバー)調査票 の記入について 1 受給者ご本人の申告 3 申告書にご自身の署名 捺印をしてください 電話番号 住所 その他必要事項を記入してください キョウサイ 共済 2 源泉控除対象配偶者または障害者に該 当する同一生計配偶者の申告 3 受給者と

特別控除について 3 特別控除について 次の 控除の種類 にあてはまる場合には 1 の場合は申込世帯の合計から 2 の場合はその方のから それぞれの特別控除金額を差し引きます 1 申込世帯の合計から差し引くもの ( 申込者 同居親族 遠隔地扶養者が対象です ) 控除の種類 ア老人扶養控除 イ特定扶養

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平成 28 年度市民税 県民税申告の手引き 申告書を提出しなければならない人平成 28 年 1 月 1 日現在 幸手市内に住所を有する人 (1 月 2 日以降に幸手市に転入した人は従前の住所地で申告を行ってください ) ただし 次に該当する人は この申告をする必要はありません 1 平成 27 年分の

Ⅰ 年の中途で行う年末調整の対象となる人 年末調整は 原則として給与の支払者に 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書 ( 以下 扶養控除等申告書 といいます ) を提出している人について その年最後に給与の支払をする時に行うことになっていますので 通常は12 月に行うこととなりますが 次に掲

1 どこに相談すればよいのでしょう?

所得基準について 市営住宅へ入居申し込みをする際には 入居資格のひとつである所得基準を満たす必要があり 次の方法にて確認します 1. 世帯全員の申込日現在の 所得金額の合計 を算出します 収入のある人の前 ( 所得金額 )-(5ページ2の) ( ) ( )-( ) ( ) ( )-( ) 5ページ1

所得基準確認の手順 以下の手順にしたがって 世帯の所得金額および家族人数を計算し 所得基準表の範囲内かお確かめください 申込者および同居親族ひとりずつの収入の種類を確認し 所得を算出する 給与 7 ー 3 ~ 4 ページ / 事業等 7 ー 5 ページ / 金 7 ー 6 ページ 計算した所得金額を

Microsoft Word - ①平成30年扶養親族等申告書の記入方法 (201904)

あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が受け取る公的年金等から引き落とされている国民健康保険 料 後期高齢者医療保険料 介護保険料はあなたの控除の対象とはなりませんので御注意ください 5 生命保険料控除 地震保険料控除 について それぞれ該当する欄に昨年中に支払った金額を記入し 以下の計算方法に

< 所得控除の詳細 > 1 所得控除額計算一覧表 控除名 控除の詳細 控除額町県民税 控除額 参考 所得税 次の イ と ロ のい 次の イ と ロ のい ずれか多い方の金額 ずれか多い方の金額 災害や盗難等により 本人や本 イ ( 損害金額 - 保険 イ ( 損害金額 - 保険 雑損控除 人と同一

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Microsoft Word - 児扶法改正(Q&A)

【完了(所得確認書様式)】記入例

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 個人住民税について

1. 給与所得による年間所得金額 (1) 下表により 就職時期などに応じ を計算 就職時期など 1 現在の勤務先に前年 1 月 前年分の 3,800,00 1 日以前から引き続き勤務している場合 ( 源泉徴収票の支払金額の欄に記載されている額 ) 2 現在の勤務先に前年 1 月 勤務した翌月から12

Microsoft Word - 個人住民税について(2018~2022)

平成19年度市民税のしおり

Ⅰ 改正について 児童扶養手当法の改正 Q&A ( 公的年金等と合わせて受給する場合 ) Q1 今回の改正の内容を教えてください A: 今回の改正により 公的年金等 * を受給していても その額が児童扶養手当の額 より低い場合には 差額分の手当が受給できるようになります 児童扶養手当 は 離婚などに


申告者と配偶者の合計所得金額の入力フォーム 申告者 ( 給与の支払いを受ける人 ) の事業所得 雑所得 配当所得 不動産所得 その他の所得の収入金額と必要経費を入力して合計所得金額を計算します 申告者の合計所得金額が 900 万円を超えると 配偶者控除または配偶者特別控除の控除額が変動します 申告者

2019年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書の手引き

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

住民税 所得税の税率国から地方への税源移譲に伴い 平成 19 年度から住民税所得割の税率が 10% に統一され 所得税の税率が 4 段階から 7 段階の累進税率に改正されています 住民税については平成 19 年度分 ( 平成 19 年 6 月納付分 ) 所得税については平成 19 年分 ( 平成 1

Q1 市県民税 ( 住民税 ) とはどんな税金ですか? A1 その年の1 月 1 日現在 市内に住所がある個人に対し 前年中の所得 ( 給与 年金 営業 不動産 譲渡などの所得 ) に応じて課税されます また その年の1 月 1 日現在市内に住所がなくても 市内に事務所 事業所又は家屋敷があれば課税

Microsoft Word - ⟖⟖⟖⟖平拒ï¼fi2年勃給且æfl¯æ›Łå€±å‚−æł¸ã†®è¨Ÿè¼›ã†®ã†Šã†‰ã†�.docx

介護保険・高齢者福祉ガイドブック


給与所得者の場合年金所得者の場合その他の所得者の場合 前年中の年間総収入を確か 1 年間の年金額を確かめて前年中の年間総所得金額めてくださいくださいを確かめてください 計算のしかた ( その 1) で計算のしかた ( その 2) で計算のしかた ( その 3) で確かめてみましょう確かめてみましょう

ジットカード発行会社が交付したカードを提示してその国外居住親族が商品等を購入したこと等により その商品等の購入等の代金に相当する額の金銭をその居住者から受領した 又は受領することとなることを明らかにする書類 注意事項 1 送金関係書類については 原本に限らずその写しも送金関係書類として取り扱うことが

介護保険・高齢者福祉ガイドブック

市 県民税 ( 住民税 ) 市民税は 県民税と合わせて住民税と呼ばれ 住民のみなさんがそれぞれの税の負担能力に応じて分担し合うという性格をもつ税金で 個人が負担する個人市民税と 会社などが負担する法人市民税があります 市民税には 均等の額によって納めていただく均等割と 個人の所得に応じて納めていただ

退職後の医療保険制度共済組合の年金制度退職後の健診/宿泊施設の利用済組合貸付金/私的年金退職手当/財形貯蓄/児童手当個人型確定拠出年金22 共イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けるこ

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第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

平成 31 年度 ( 平成 30 年分 ) 所得控除 雑損控除 納税義務者又はその者と生計同一の配偶者 その他親族が有する資産について 災害 盗難 横領によ る住宅 家財 現金の損害一定額 控除計算 A B いずれか多い方の金額 A:( 損失額 - 保険金等による補てん額 )-( 総所得金額等の合計

表 2 イ特別支給の老齢厚生年金老齢厚生年金は本来 65 歳から支給されるものです しかし 一定の要件を満たせば 65 歳未満でも 特別支給の老齢厚生年金 を受けることができます 支給要件 a 組合員期間が1 年以上あること b 組合員期間等が25 年以上あること (P.23の表 1 参照 ) c

Q3 なぜ 必要な添付書類が変わるのですか? A3 厚生労働省より 日本国内にお住いのご家族の方を被扶養者に認定する際の身分関係及び生計維持関係の確認について 申立のみによる認定は行わず 証明書類に基づく認定を行うよう 事務の取扱いが示されたことから 届出に際して 確認書類の添付をお願いすることとな

点及び 認定された日以降の年間の見込みの収入額のことをいいます ( 給与所得等の収入がある場合 月額 108,333 円以下 雇用保険等の受給者の場合 日額 3,611 円以下であること ) また 被扶養者の年間収入には 雇用保険の失業等給付 公的年金 健康保険の傷病手当金や出産手当金も含まれます

地震保険料 寡婦控除寡夫控除 あなたやあたなと生計を一にする配偶者その他の親族が所有している居住用家屋 生活用動産を保険や共済の目的とする契約で かつ 地震 噴火又は津波等を原因とする火災 損壊等による損害の額を補てんする保険金や共済金が支払われる地震保険 また平成 18 年末までに結んだ保険期間

個人市民税 控除・税率等の変遷【市民税課】

[Q20] 扶養控除等申告書が提出された際に その申告書に記載された国外居住親族に係る 親族関係書類 が提示されず 事後に提示された場合 いつから扶養控除等を適用して源泉徴収税額を計算すればよいのですか 9 [Q21] 給与所得者の配偶者控除等申告書を提出する場合には 親族関係書類 を提出又は提示す

提出書類について 証明書類等の添付を必要とするのは 通常型 です 簡易型 は原則 証明書類等の添付は不要です Q4 収入等の証明書類の提出を求める根拠はありますか A4 証明書類等の提出に関しては 健康保険法施行規則第 50 条第 2 項及び第 3 項に 規定されており 確認に必要な書類を求められた

現在公的年金を受けている方は その年金証書 ( 請求者及び配偶者 請求者名義の預金通帳 戸籍謄本 ( 受給権発生年月日以降のもの ) 請求者の住民票コードが記載されているもの ( お持ちの場合のみ ) 障害基礎年金 受給要件 障害基礎年金は 次の要件を満たしている方の障害 ( 初診日から1 年 6か

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特別障害者控除同居特別障害者寡婦控除特別寡婦控除寡夫控除 障害者控除に該当する場合のうち 障害の程度が身体障害者手帳 1 級または2 級の方や療育手帳 AまたはAの場合 また精神障害者手帳 1 級の場合等 納税者の配偶者その他の親族 ( 扶養親族や配偶者控除を受ける配偶者に限る ) が特別障害者でか


平成16年度

3 所得から差し引かれる金額に関する事項 及び 4 所得から差し引かれる金額 控除の種類内容 10 雑損控除 11 医療費控除 12 社会保険料控除 13 小規模企業共済 等掛金控除 14 生命保険料控除 15 地震保険料控除 16 寡婦 ( 夫 ) 控除 17 勤労学生控除 18 障害者控除 19

年金制度について 31

平成16年度


2 ご本人の氏名 性別 生 電話番号をご記入のうえ 必ず押印してください 国税通則法第 124 条の規定により押印しなければなりません 成年後見人が記載する場合は 受給者氏名 を記入し 受給者の印 ( ない場合は成年後見人の印 ) を押してください ( 表面差出人欄には成年後見人の 住所 氏名 をご


3 家族全員の所得の合計はいくらですか? 所得基準表の所得金額は 申込書配布期間現在の家族全員 ( 都営住宅に入居する家族全員 ) の 所得金額の合計 でみます 収入のある方の名前 ( 所得金額 )- 16ページ下表 2 特別控除金額の特別控除金額所得金額から差し引いてください ( )-( ) 詳し

年金支給開始年齢図 特別支給の ( 給料比例部分 ) 昭和 29 年 10 月 1 日生まれ以前 ~ 特別支給の退職共済年金 昭和 25 年 10 月 1 日生まれ以前 ~ 退職共済年金 経過的職域加算額 ( 旧職域部分 ) 退職等年金給付 ( 年金払い退職給付 ) 平成 27 年 9 月までの組合

他の所得による制限と雇用保険受給による年金の停止 公務員として再就職し厚生年金に加入された場合は 経過的職域加算額は全額停止となり 特別 ( 本来 ) 支給の老齢厚生年金の一部または全部に制限がかかることがあります なお 民間に再就職し厚生年金に加入された場合は 経過的職域加算額は全額支給されますが



「公的年金からの特別徴収《Q&A

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

ったと判断します なお 一時的に認定基準月額以上の収入がある月があっても 認定基準年額を超えるまでの間は認定できます また 勤務した月の給与が翌月以降に支払われる場合でも 原則 勤務月の収入として取扱います 継続して認定できる事例 認定基準月額未満であるので 継続して認定できます 認定基準月額以上の

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公的年金からの特別徴収制度の見直しについて ( 平成 28 年 10 月以降適用 ) 公的年金からの特別徴収制度の見直しが行われ 平成 28 年 10 月以降に実施 される特別徴収より 下記のとおり制度が改正されました 1 特別徴収税額の算定方法の見直し 年間の公的年金からの特別徴収税額の平準化を図

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

災害公営住宅について(ガイドブック)1-2p

所得控除 雑損控除 医療費控除 社会保険料控除等 旧生命保険料控除 旧個人年金保険料控除 ( 実質損失額 - 総所得金額等の合計額 10%) 又は ( 災害関連支出の金額 -5 万円 ) のうち いずれか多い方の金額医療費の実質負担額 -(10 万円と総所得金額等の 5% のいずれか低い金額 ) 限

特定退職被保険者制度のご案内

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

目 次 1. 月収額を計算する前に 2 収入基準早見表 3 2. 月収額の計算方法 2-1 給与所得者の場合 年金所得者の場合 その他の所得者の場合 7 3. 月収額の計算例 3-1 給与所得者の場合 給与所得者とその他の所得者がいる場合 年金所得者の

税務署からのお知らせ(H.22.10)

年金請求に必要な添付書類 年金請求書 を提出される前に 添付書類をご確認ください 戸籍 住民票 所得関係書類 戸籍 住民票 所得関係書類 の確認方法 スタート 配偶者や子ますか * 子については ( 注 1: パンフレット3ページ下段 ) をご覧ください ご本人の厚生年金保険の加入期間の合計は 20

年金・手当など

強制加入被保険者(法7) ケース1

「給与所得が1か所の方」からの確定申告書作成編

雑 ( その他 ) 生命保険の個人年金 原稿料 講演料 シルバー人材センターからの配分金など 他のいずれにも該当しない所得です なお シルバー人材センターからの配分金は 家内労働者等の必要経費の特例が受けられます 総合課税の譲渡土地 建物等以外の資産 ( ゴルフ会員券 貴金属等 ) の譲渡から生じる

年金請求に必要な添付書類 年金請求書 を提出される前に 添付書類をご確認ください 戸籍 住民票 所得関係書類 戸籍 住民票 所得関係書類 の確認方法 スタート 配偶者や子ますか * 子については ( 注 1: パンフレット3ページ下段 ) をご覧ください ご本人の厚生年金保険と共済組合等の加入期間の

(2) 再就職後 年金受給権が発生した場合正規職員無職一般企業無職 共済組合員 A 厚生年金 B ( 一般厚生年金 ) 退職 再就職 老齢厚生年金支給開始年齢 1 年金待機者登録 2 公的年金加入 ( 一部又は全額支給停止 ) 3 年金決定請求 1 退職した際は 年金の受給権発生まで期間がありますの

平成19年度分から

くらしのおてつだいH30 本文.indd

Transcription:

NO.87 年金受給者だよりに関する Q&A 平成 29 年 1 月 地方職員共済組合

目 次 1 源泉徴収票について (1) 源泉徴収票の送付及び再発行について問 1 源泉徴収票が届かないのですが なぜですか 1 問 2 障害 遺族を支給事由とする年金については 源泉徴収票は発行されないということですが 確定申告に使用するため 年金から控除された社会保険料額の証明をいただけないでしょうか 1 問 3 源泉徴収票 を紛失してしまいましたが 再発行できますか 1 (2) 源泉徴収票の表示額について問 4 源泉徴収票の 法第 203 条の3 第 1 号 ( 第 2 号 第 3 号 第 4 号 ) 適用分 とはどういうものでしょうか 2 問 5 平成 28 年の源泉徴収税額を算定する際の具体的な計算式を教えてください 3 問 6 源泉徴収票 に記載されている源泉徴収税額が昨年より増えているのは なぜですか 8 問 7 実際の1 年分の振込金額の合計額と 源泉徴収票 に表示されている 支払金額 が一致しません なぜですか 8 (3) 源泉徴収票の記載項目について問 8 源泉徴収票 に 社会保険料の額 欄がありますが 社会保険料とは具体的に何ですか 8 問 9 個人住民税 が年金から特別徴収されていますが 源泉徴収票 に記載がありません なぜですか 9 問 10 源泉徴収票にマイナンバー ( 個人番号 ) は表示されないのでしょうか 9 (4) その他について問 11 9 月に 平成 29 年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書 を提出しましたが ( 再就職先に扶養親族等申告書を提出したため ) 共済組合への提出を取り下げたい ( 未提出扱いにしたい ) と思います どうしたらよいですか 9

1 源泉徴収票等について (1) 源泉徴収票の送付及び再発行について 問 1 源泉徴収票が届かないのですが なぜですか 答年金が全額支給停止されている退職 老齢を支給事由とする年金については 源泉徴収票は発行されません また 障害 遺族を支給事由とする年金については 非課税となっていますので 源泉徴収票は発行されません 問 2 障害 遺族を支給事由とする年金については 源泉徴収票は発行されないということですが 確定申告に使用するため 年金から控除された社会保険料額の証明をいただけないでしょうか 答社会保険料額の証明 ( 社会保険料額納付証明 ) が必要な場合は お住まいの市区町村のそれぞれの社会保険 ( 介護保険 国民健康保険 後期高齢者医療 ) 担当課へお問い合わせください 問 3 源泉徴収票 を紛失してしまいましたが 再発行できますか 答本部 ( 給付課支給係 ) において再発行しますので 本部 ( 給付課支給係 TEL03-3261-9846) に お電話またはお手紙で請求してください 1

(2) 源泉徴収票の表示額について 問 4 源泉徴収票の 法第 203 条の3 第 1 号 ( 第 2 号 第 3 号 第 4 号 ) 適用分 とはどういうものでしょうか 答以下のとおりとなります 1 所得税法第 203 条の3 第 1 号適用者平成 28 年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書を提出された方のうち 平成 27 年 10 月の被用者年金制度一元化前に年金受給権が発生している方で老齢基礎年金の受給をしていない方 2 所得税法第 203 条の3 第 2 号適用者平成 28 年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書を提出された方のうち 65 歳以上で平成 27 年 10 月の被用者年金制度一元化前に権利が発生した本来支給の退職共済年金および老齢基礎年金の受給をしている方 (65 歳未満で平成 27 年 10 月の被用者年金制度一元化前に権利が発生した繰上げ支給の退職共済年金および老齢基礎年金の受給をしている方も含みます ) 3 所得税法第 203 条の3 第 3 号適用者平成 28 年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書を提出された方のうち 平成 27 年 10 月の被用者年金制度一元化後に権利が発生した老齢厚生年金および経過的職域加算額 ( 旧職域加算退職給付 ) ならびに年金払い退職給付の退職年金の受給をしている方 4 所得税法第 203 条の3 第 4 号適用者平成 28 年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書を提出されなかった方 または 年間の年金支給額が課税対象額以下で扶養親族等申告書の提出を要しない方 2

1 2 3 4 支給年金額 扶養親族等申告書 年金受給権発生時期 老齢基礎年金 適用 課税対象額以上 提出 一元化前 一元化後 受給無し 受給有り 受給の有無に関係無し 第 1 号第 2 号第 3 号 未提出 課税対象額未満 第 4 号 問 5 平成 28 年の源泉徴収税額を算定する際の具体的な計算式を教えてください 答 1 扶養親族等申告書の提出があった方年金支給額から ご自身の基礎的控除や扶養控除等を控除し その額に所得税率の5% を乗じ ( 0.05) さらに復興特別所得税の 2.1% を上乗せします ( 1.021) 2 扶養親族等申告書の提出がない方 年金支給額に 7.6575% を乗じます ( 0.076575) ( 参考 ) 計算式 1 扶養親族等申告書の提出があった方 (1) 平成 27 年 10 月の被用者年金制度一元化前に年金受給権が発生している方で老齢基礎年金を受給していない方 ( 所得税法第 203 条の3 第 1 号適用 ) 源泉徴収税額 =( 各支給期の年金支給額 控除額 ) 5% 102.1% 控除額 = ( 基礎的控除額 + 人的控除額 ) 支給月数 3

例 : 各支給期の年金支給額 (2 ヶ月分 )282,553 円 控除対象配偶者 (70 歳未満 ) 有りの場合 基礎的控除額 =282,553 円 2 月 25%+65,000 円 =100,320 円 人的控除額 控除額 =32,500 円 =(100,320 円 +32,500 円 ) 2 月 =265,640 円 源泉徴収額 =(282,553 円 -265,640 円 ) 5% 102.1% =863 円 (2 ヶ月分 ) (2)65 歳以上で 平成 27 年 10 月の被用者年金制度一元化前に発生した本来支 給の退職共済年金および老齢基礎年金を受給している方 ( 所得税法第 203 条の 3 第 2 号適用 ) 源泉徴収税額 ={ 各支給期の年金支給額 控除額 (4.75 万円 支給月数 ) } 5% 102.1% 控除額 = ( 基礎的控除額 + 人的控除額 ) 支給月数 4.75 万円は 老齢基礎年金が発生している者に係る控除調整額 ( 所得税法施行令第 319 条の6 第 1 項 ) 例 : 各支給期の年金支給額 (2 ヶ月分 )282,553 円 控除対象配偶者 (70 歳以上 ) 有りの場合 基礎的控除額 =282,553 円 2 月 25%+65,000 円 =100,320 円 ただし 135,000 円未満のため 135,000 円 人的控除額 控除額 =40,000 円 =(135,000 円 +40,000 円 ) 2 月 =350,000 円 源泉徴収額 ={282,553 円 -[350,000 円 -(47,500 円 2 月 )]} 5% 102.1% =1,406 円 (2 ヶ月分 ) 4

(3) 平成 27 年 10 月の被用者年金制度一元化後に年金受給権が発生している方 ( 所得税法第 203 条の 3 第 3 号適用 ) 源泉徴収税額 ={ 各支給期の年金支給額 控除額 ( 1) (4.75 万円 ( 2) 支給月数 ) } 5% 102.1% 1 控除額 = ( 基礎的控除額 + 人的控除額 ) 支給月数 2 4.75 万円は 老齢基礎年金が発生している者に係る控除調整額ですが 特別支給の老齢厚生年金は対象外となります ( 所得税法施行令第 319 条の6 第 2 項 ) 例 :65 歳以上で各支給期の年金支給額 (2 ヶ月分 )282,553 円 控除対象配偶者 (70 歳未満 ) ありの場合 基礎的控除額 = 282,553 円 2 月 25%+65,000 円 =100,320 円 ただし 135,000 円未満のため 135,000 円 人的控除額 = 32,500 円 控除額 =(135,000 円 +32,500 円 ) 2 月 =335,000 円 源泉徴収額 ={282,553 円 -[335,000 円 -(47,500 円 2 月 )]} 5% 102.1% =2,172 円 (2 ヶ月分 ) 2 扶養親族等申告書の提出がない方 ( 所得税法第 203 条の 3 第 4 号適用 ) 源泉徴収税額 ={ 各支給期の年金支給額 ( 各支給期の年金支給額 25%)} 10% 102.1% = 各支給期の年金支給額 7.6575% 例 : 各支給期の年金支給額 (2 ヶ月分 )282,553 円 源泉徴収額 ={282,553 円 -(282,553 円 25%)} 10% 102.1% = 282,553 円 7.6575% =21,636 円 (2 ヶ月分 ) 5

( 参考 ) 基礎的控除額および人的控除額 基礎的控除額 受給者の年齢 65 歳未満 65 歳以上 控除額支給年金額の月割額 25%+65,000 円 (90,000 円未満の場合は 90,000 円 ) 支給年金額の月割額 25%+65,000 円 (135,000 円未満の場合は 135,000 円 ) 人的控除額 区分内容控除額 障害者普通障害者 22,500 円 本人 特別障害者 35,000 円 寡婦 寡夫寡婦および寡夫 22,500 円 特別の寡婦 30,000 円 控除対象配偶者一般の控除対象配偶者 32,500 円 老人控除対象配偶者 (70 歳以上 ) 40,000 円 控除対象扶養親族 一般扶養親族 (16 歳以上 ) 32,500 円 本人以外 (1 人につき ) 特定扶養親族 (19 歳以上 23 歳未満 ) 52,500 円 老人扶養親族 (70 歳以上 ) 40,000 円 障害者 ( ) 普通障害者 22,500 円 (1 人につき ) 特別障害者 ( 同居 ) 62,500 円 特別障害者 ( 別居 ) 35,000 円 ( ) 平成 23 年度から 16 歳未満の扶養親族に対する扶養控除は廃止され ましたが 障害者に該当する場合は 障害者控除が適用されます 6

( 参考 ) 控除対象配偶者 扶養親族等の範囲 ( 平成 28 年分 ) 1 控除対象配偶者受給者 ( この申告書を提出する人をいいます ) と生計を一にする配偶者 ( 青色事業専従者として 給与の支払を受ける人及び白色事業専従者を除きます ) で 平成 28 年中の所得の見積額が 38 万円 以下の人 ( 注 ) ア給与所得だけの場合は 収入金額が 103 万円以下の人が該当します イ 所得が公的年金だけの場合は 次の人が該当します 年齢 65 歳未満の人 ( 昭和 27 年 1 月 2 日以降に生まれた人 ) で 収入金額が 108 万円以下の人 年齢 65 歳以上の人 ( 昭和 27 年 1 月 1 日以前に生まれた人 ) で 収入金額が 158 万円以下の人 2 老人控除対象配偶者 1 の控除対象配偶者のうち年齢 70 歳以上の人 ( 昭和 22 年 1 月 1 日以前に生まれた人 ) 3 扶養親族受給者と生計を一にする親族 ( 配偶者 青色事業専従者として給与の支払を受ける人及び白色 事業専従者を除きます ) 児童福祉法の規定による里子又は老人福祉法の規定による養護老人で 平成 28 年中の所得の見積額が 38 万円以下の人 ( 収入基準は 1 控除対象配偶者欄の ( 注 ) と同じです ) 4 控除対象扶養親族 3 の扶養親族のうち年齢 16 歳以上の人 ( 平成 13 年 1 月 1 日以前に生まれた人 ) 5 特定扶養 親族 4 の控除対象扶養親族のうち年齢 19 歳以上 23 歳未満の人 ( 平成 6 年 1 月 2 日から平成 10 年 1 月 1 日までの 間に生まれた人 ) 6 老人扶養親族 4 の控除対象扶養親族のうち年齢 70 歳以上の人 ( 昭和 22 年 1 月 1 日以前に生まれた人 ) 7 障害者受給者本人又はその控除対象配偶者や扶養親族で 次のいずれかに該当する人 ( 特別障害者 ) ア精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある人 これにあたる人は すべて イ ウ エ オ カ キ 特別障害者になります 精神保健指定医などから知的障害者と判定された人 このうち 重度の知的障害者と判定 された人は 特別障害者になります 精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている人 このうち 障害等級が 1 級の人は 特別 障害者になります 身体障害者手帳に身体上の障害がある者として記載されている人 このうち 障害の程度が 1 級又は 2 級の人は 特別障害者になります 戦傷病者手帳の交付を受けている人 このうち 障害の程度が恩給法別表第 1 号表ノ 2 の 特別項症から第三項症までの人は 特別障害者になります 原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律の規定による厚生労働大臣の認定を受けている人 これに当たる人は すべて特別障害者になります 常に就床を要し 複雑な介護を要する人 これに当たる人は すべて特別障害者になります ク精神又は身体に障害のある年齢 65 歳以上の人 ( 昭和 27 年 1 月 1 日以前に生まれた人 ) で 町村長や福祉事務所長からア イ又はエに準ずる障害があると認定されている人 このうち ア イ又はエの特別障害者と同程度の障害がある人は 特別障害者になります 8 同居特別障害者控除対象配偶者又は扶養親族のうち特別障害者に該当する人で 受給者 その配偶者又は受給者と 生計を一にするその他の親族のいずれかとの同居を常況としている人 9 寡婦控除受給者本人で 次に掲げる人 10 特別寡婦 イ ロ 次のいずれかに該当する人で 扶養親族又は生計を一にする子 ( 他の人の控除対象配偶者又は 扶養親族とされていたり 平成 28 年中の所得の見積額が 38 万円を超える子は除きます ) のある人 ( イ ) 夫と死別した後 婚姻していない人 ( ロ ) 夫と離婚した後 婚姻していない人 ( ハ ) 夫の生死が明らかでない人 上記イに掲げる人のほか 次のいずれかに該当する人で 平成 28 年中の所得の見積額が 500 万円 以下の人 ( イ ) 夫と死別した後 婚姻していない人 ( ロ ) 夫の生死が明らかでない人 控除 9 の寡婦控除のうち 扶養親族である子を有し かつ 平成 28 年中の所得の見積額が 500 万円以下の人 11 寡夫控除受給者本人で 次に掲げる人のうち 9 のイの生計を一にする子があり かつ 平成 28 年中の所得 の見積額が 500 万円以下の人 ( イ ) 妻と死別した後 婚姻していない人 ( ロ ) 妻と離婚した後 婚姻していない人 ( ハ ) 妻の生死が明らかでない人 ( 注 1) 平成 28 年中の年間所得 の 見積額 には 非課税とされる遺族年金などの所得 源泉分離課税が適用される利子 確定申告を しないことを選択した上場株式等の配当等などは含まれません ( 注 2) 控除対象配偶者または控除対象扶養親族が年の途中で亡くなられた場合でも その年は所得控除が受けられます ( 注 3) 年の途中で申告内容に変更が生じた場合は その年の確定申告で所得税を精算してください 7

問 6 源泉徴収票 に記載されている源泉徴収税額が昨年より増えているのは なぜですか 答源泉徴収税額が増額する理由としては 次のケースが考えられます 1 平成 28 年分の扶養親族等申告書が未提出であったことから 源泉徴収税額が支給額の 7.6575% で計算されたため 2 平成 27 年と比べ 扶養親族等申告書により申告した扶養者数が減ったことから 源泉徴収税額算定のうえで人的控除額が変更となったため 3 平成 27 年と比べ 年金額が増額したため 問 7 実際の1 年分の振込金額の合計額と 源泉徴収票 に表示されている 支払金額 が一致しません なぜですか 答平成 27 年以前に支給されるはずの年金が 平成 28 年中に支給された場合または平成 27 年以前の年金支給額に対応する過払金を平成 28 年中に年金控除等により返還された場合は 対応する年ごとに年金支払金額を計算して 源泉徴収票 を発行することとされています このため 平成 28 年にこのようなケースに該当した方の平成 28 年分の年金支給額と 源泉徴収票 に表示している 支払金額 には相違が生じることとなります なお 上記に該当された方には 該当時に平成 27 年以前分の 源泉徴収票 を別途送付しておりますので ご確認ください (3) 源泉徴収票の記載項目について 問 8 源泉徴収票 に 社会保険料の金額 欄がありますが 社会保険料とは具体的に何ですか 答 社会保険料の金額 欄には 居住地の市区町村からの徴収依頼に基づき年金から控除された 介護保険料 および 後期高齢者医療保険料 ( または 国民健康保険料 ( 国民健康保険税 ) ) の年間徴収額を表示しています 8

問 9 個人住民税 が年金から特別徴収されていますが 源泉徴収票 に記載がありません なぜですか 答平成 21 年 10 月支給期から 個人住民税 ( 地方税 ) の特別徴収が実施されていますが 源泉徴収票 は所得税法上の書類であるため 個人住民税 ( 地方税 ) は記載されません 問 10 源泉徴収票にマイナンバー ( 個人番号 ) は表示されないのでしょうか 答年金受給者の方に送付する源泉徴収票には 所得税法施行規則等の改正により マイナンバー ( 個人番号 ) は表示されていません なお 平成 28 年分以降の確定申告 ( 所得税および復興特別所得税や贈与税の申告書の提出 ) の際には 12 桁のマイナンバー ( 個人番号 ) の記載 と 本人確認書類の提示または写しの添付 が必要となります 所得税等の申告手続きにつきましては お近くの税務署にお問い合わせください (4) その他について 問 11 9 月に 平成 29 年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書 を提出しましたが ( 再就職先に扶養親族等申告書を提出したため ) 共済組合への提出を取り下げたい ( 未提出扱いにしたい ) と思います どうしたらよいですか 答 1 年金証書記号番号または基礎年金番号 2 氏名 3 平成 29 年分公的年金等の受給者の扶養親族等申告書の取下げの旨 を記載したハガキまたは封書を本部 ( 給付課調査係 ) へご提出ください 102-8601 東京都千代田区平河町 2-4-9 地共済センタービル地方職員共済組合年金部給付課調査係宛て平成 29 年 2 月は既に提出されている扶養親族等申告書を基に所得税の計算をし 年金をお支払いしますが 平成 29 年 2 月下旬までに未提出の旨ご報告いただいた場合は 平成 29 年 4 月の支払いから 支給額に対して一律 7.6575% の所得税を源泉徴収してお支払いすることになります また 平成 29 年 4 月中旬に年金支払通知書を送付します 9