Windows7 の基本操作 はじめに パーソナルコンピューターを使用するために必要となる基本的な Windows7 の操作方法について説明します Windows7 上で動作するアプリケーションソフトウェアは 基本操作方法が共通化されています したがって よく利用するいくつかの操作方法を覚えてしまえば 誰でも簡単に作業をすすめることができるようになります Windows7 とはマウスの操作 Windows7 の起動 [ スタート ] ボタンデスクトップの名称 [ コンピューター ] ウィンドウの名称メニューとコマンドダイアログボックスフォルダー / ファイルの作成 移動 削除ウィンドウの操作 Windows7 の終了
Windows 7 の基本操作 コンピューターを使用する上で必要となる基本ソフトウェア ( オペレーティングシステム ) の役割と使い方を紹介します どのアプリケーションソフトウェアを使用する時にも共通する操作ですので しっかり覚えましょう Windows7 とは Windows7 は パーソナルコンピューターを動かすための代表的な基本ソフトウェア (OS:Operating System) です 基本ソフトウェアは ディスプレイやプリンターなど パーソナルコンピューターに接続されているすべての機器 ( ハードウェア ) を管理し Word や Excel などのアプリケーションソフトウェアを動作させるためのプラットフォーム ( 土台 ) となります Windows7 には 次のような特徴があります 画面に表示されるアイコン( 絵記号 ) やウィンドウ ( 窓 ) などをマウスで操作することによって 視覚的に作業を進めることができます Windows7で動作するアプリケーションソフトウェア (WordやExcelなど) は 基本操作が共通化されています このため アプリケーションソフトウェアごとに異なる操作方法を覚える必要がありません また データの形式も共通化されているため アプリケーションソフトウェア間で簡単にデータをやりとりすることができます Windows7では ウィンドウ( 窓 ) を切り替えることにより 複数のアプリケーションソフトウェアを操作することができます 従来 非常に複雑だったハードウェアやネットワークの接続設定を 簡単に行えるしくみが完備されています 2
Windows7 の基本操作 マウスの操作 Windows7 に対するほとんどの操作は マウスで行うことができます マウスを動かすと それに連動して画面上の マウスポインター が動きます このマウスポインターを画面上の特定の位置に合わせ マウスのボタンを押していろいろな作業を実行します マウスの基本的な操作方法は 次の 5 つです 1ポイントマウスを動かして マウスポインターを目的の位置に合わせる操作です 序章 Windows7 の基本操作 2クリックマウスポインターを目的の位置に合わせ マウスの左ボタンを 1 回押して離す操作です をクリック というアクションは 操作対象をポイントしてマウスの左ボタンを1 回押して離す操作です 3 右クリック マウスの右ボタンを 1 回押して離す操作です 4 ダブルクリック マウスの左ボタンを素早く 2 回押して離す操作です 5 ドラッグ マウスの左ボタンを押したまま マウスを動かす操作です 3
Windows7 の基本操作 Windows7 の起動 Windows7 を起動してみましょう ( 表示されているアイコンなどは環境により異なります ) 1 パーソナルコンピューターの電源を入れる Windows 7 が起動します = Windows 7 の起動時について = パソコンの設定によって Windows が起動する時に パスワードを入力する画面 や ログオンユーザーを選択する画面 が表示される場合があります ユーザーにパスワードを設定している場合は パスワードを入力する画面 が表示され 1 台のパソコンに複数のユーザーを登録している場合は ログオンユーザーを選択する画面 が表示されます また Windows ドメイン環境でネットワークに接続されている場合は キーボード上の + + キーを同時に押して ユーザー名やパスワードを入力する画面に進みます Windows7 の背景やアイコン表示について 画面にはいろいろなアイコンが見えていますが デザインなど自由に変更することができます 方法は デスクトップ上の何もないところを右クリックし 表示されるメニューから [ 個人設定 ] をクリックします そうすると コントロールパネルの [ 個人設定 ] ウィンドウが表示され テーマを変更することができます また 左側にある [ デスクトップアイコンの変更 ] をクリックすると [ デスクトップアイコンの設定 ] ダイアログボックスが表示され デスクトップに表示させたいアイコンを選択することができます テーマや背景を自由に選択できる 4
Windows7 の基本操作 [ スタート ] ボタン [ スタート ] ボタンをクリックすると [ スタート ] メニューが表示され アプリケーションソフトウェアを起動したり コンピューターの設定を変更したりすることができます [ スタート ] ボタンを使用して [ コンピューター ] ウィンドウを表示してみましょう [ コンピューター ] ウィンドウでは 使用しているコンピューターの状況や環境を操作することができます コンピューターに接続されている周辺機器の設定環境を確認したり ファイルやフォルダーを操作したりする際に使います 1 [ スタート ] ボタンをクリック [ スタート ] メニューが表示されます 序章 Windows7 の基本操作 2 [ コンピューター ] をクリック [ コンピューター ] ウィンドウが開きます ( 環境によっては 画面の通りに表示されない場合があります ) [ スタート ] メニューの機能 Windows 7 では アプリケーションソフトウェアの起動やコンピューターの設定の変更など ほとんどの機能が [ スタート ] メニューから実行できるようになっています [ スタート ] メニューの左側のプログラムの一覧には 頻繁に利用されたプログラムが登録され クリックするとプログラムを起動することができます なお この一覧に表示される内容は プログラムの使用頻度によって入れ替わります また [ すべてのプログラム ] をクリックすると コンピューターで使用できるプログラムの一覧を表示することができます [ スタート ] メニューの右側には コンピューターのデザインや機能をカスタマイズする [ コントロールパネル ] Windows の使い方を調べる [ ヘルプとサポート ] などがあり クリックするだけで簡単にアクセスできます [ スタート ] メニューを閉じるには [ スタート ] ボタンをクリックするか [ スタート ] メニュー以外のデスクトップ部分をクリックします 5
Windows7 の基本操作 デスクトップの名称 Windows7 を起動すると 次のような画面が表示されます Windows7 では この画面を机の上に見たてて デスクトップ と呼んでいます デスクトップでは さまざまな作業を行います ここでは デスクトップの構成要素を紹介します Windows7 関連ショートカット ( アイコン ) デスクトップ ウィンドウ ガジェット 2 ごみ箱 ( アイコン ) アプリケーションショートカット ( アイコン ) 言語バー 1 [ スタート ] ボタンタスクバーボタンナビゲーションウィンドウ 3タスクバー 4 通知領域 デスクトップの表示 1 2 [ スタート ] ボタン アプリケーションソフトウェアを起動したり コンピューターの設定を変更したりするときに使用します また Windows 7 を終了するときにも このボタンを使います クリックするとメニューが表示され メニューを階層的にたどることで目的の作業を開始することができます [ ごみ箱 ] アイコン 不要になったデータを捨てるための場所です 捨てられたデータはごみ箱を空にするまで残っているので 誤って削除した場合でも 元に戻すことができます なお アイコンとは 操作する対象を画像で表したものです アイコンを使用すると 簡単にアプリケーションソフトウェアを起動したり ファイルの中身を表示したりすることができます [ ごみ箱 ] アイコン以外にも アプリケーションソフトウェアやフォルダー ファイルなどのアイコンをデスクトップに追加 削除することができます 3 タスクバー 起動中のアプリケーションソフトウェアのアイコンが表示されます タスクバーに表示されたアイコンをクリックすると 複数のアプリケーションソフトウェアを簡単に切り替えることができます また タスクバーには頻繁に使うアプリケーションプログラム ファイル インターネットアドレスなども登録できます 4 通知領域 タスクバーの右端の領域には 時計や音量 ( スピーカー ) などのアイコンが コンピューターの動作状況に応じて表示されます また Windows 7が起動する時に 自動的に起動するプログラムのインジケーター ( アイコン ) も表示されます アクティブでないインジケーターは自動で隠れるように設定されているので 表示したいときは 通知領域のボタン ( 小さい上矢印 ) をクリックすると 隠れているインジケーターを確認することができます デスクトップの管理 デスクトップには ユーザーが作成したデータを自由に配置することができますが デスクトップのアイコンが乱雑になると データの紛失や作業効率の低下につながります 常にデスクトップを整理しておきましょう 6
Windows7 の基本操作 [ コンピューター ] ウィンドウの名称 [ コンピューター ] ウィンドウの構成は次の通りです 4 1 2 7 序章 Windows7 の基本操作 5 6 3 1 アドレスバー 現在選択されているフォルダーの場所を階層的に表示します 2 コマンドバー 使用頻度の高い機能が ボタンとして割り付けられています 5 ライブラリ ライブラリは初期状態で ドキュメント ピクチャ ビデオ ミュージック の 4 項目が表示されています ハードディスクやネットワーク全体に散らばったファイルを簡単に見つけ 使用して 整理することができます ライブラリとは 実際にどこに保存されているかにかかわらず ファイルを一ヶ所で管理することができる仮想フォルダーです 3 ナビゲーションウィンドウ [ お気に入り ] や [ ライブラリ ] [ コンピューター ] などが表示されていて ファイルやフォルダーを検索することができます また ファイルやフォルダーなどを目的の場所に移動したり コピーしたりすることができます 4 お気に入り コンピューターにログオンしている特定ユーザーの [ ダウンロード ] フォルダー [ デスクトップ ] [ 最近表示した場所 ] が表示されます 自分で任意のフォルダーをリンクとして登録することも可能です 6 ネットワーク [ ネットワーク ] をクリックすると Windows 7 が検索できる接続されたコンピューターやデバイスが表示されます 検索されたアイコンからほかのコンピューターにアクセスできます 7 ドライブのアイコン 現在使用できる装置 ( ドライブ ) の種類を表します (C:) や (D:) といったドライブ名が付けられていて ドライブの種類によってアイコンが異なります ハードディスクのアイコンが複数あるときは ドライブ名でどちらを使うか区別します 7
Windows7 の基本操作 メニューとコマンド Windows7 に対する動作指示を総称して コマンド といいます コマンドは 機能別に階層化されたメニューの中から選択したり アイコンとして登録されているものを選択したりして実行します ここでは [ コンピューター ] ウィンドウにメニューバーを表示させ メニューの使い方を学習しましょう 1 コマンドバーの [ 整理 ] ボタンをクリッ ク 2 [ レイアウト ] にマウスポインターを合わせる 3[ メニューバー ] をクリック コマンドバーの上部にメニューバーが表示されます 4 メニューバーの [ 編集 ] をクリック ドロップダウンメニューが表示されます 5[ すべて選択 ] をクリック 選択可能なすべてのアイコンが選択されます 6 選択部分以外の箇所をクリック 選択が解除されます 8
Windows7 の基本操作 7 メニューバーの [ 表示 ] をクリック ドロップダウンメニューが表示されます 8 [ 並べ替え ] にマウスポインターを合わせる サブメニューが表示されます [ 並べ替え ] コマンドからは 名前 などで昇順 / 降順の並べ替えができます ここでは [ コンピューター ] ウィンドウでの [ 並べ替え ] コマンドのサブメニューを表示しましたが [ ドキュメント ] ウィンドウに対しての [ 並べ替え ] コマンドを表示させた場合は 下図のようにファイルの 更新日時 が入るなど 表示されるサブメニューが使いやすいように変わってきます 序章 Windows7 の基本操作 ファイルとフォルダーの管理方法 ドライブ フォルダー ファイル ファイル Windows7 では プログラムやデータをすべてファイルという単位で扱い ハードディスクやリムーバブルディスクに保存します その際 ほかのファイルと区別するために 各ファイルに固有の名前を付けます ファイル名は 名前と拡張子で構成され 拡張子はアプリケーションによって自動的に付けられます フォルダーファイルを整理しやすいように 関連するファイルをまとめておくための入れものです フォルダーの中に複数のフォルダーを作ることもできます 9
Windows7 の基本操作 ドロップダウンメニューは 以下のような形式で表示されます 1 コマンド名 選択すると個々のコマンドが実行されます 2 2 淡色で表示されるコマンド 現在の作業状況では選択できないコマンドです 3 3 ショートカットキー 操作を短縮するためのキーボード操作です 1 4 チェックされたコマンド 現在有効な状態のコマンドを示し 先頭に や が 付きます 4 5 の付いたコマンド マウスポインターを合わせるとサブメニューが表示されます 6... の付いたコマンド選択するとダイアログボックスが表示されます 5 6 キーボード操作によるコマンドの選択方法 例 : メニューバーの [ 編集 (E)]-[ すべて選択 (A)] の場合 1 キーを押す 2 キーで [ 編集 ] を選択し キーを押す または E と入力する ドロップダウンメニューが表示されます 3 キーで [ すべて選択 ] を選択し キーを押す または A と入力する メニューの取り消し方法 マウスによる操作 キーボードによる操作 選択したメニューを再度クリックするか または ドロップダウンメニュー以外の場所をクリックします キーを押します 10
Windows7 の基本操作 ダイアログボックス コマンド名の後に... の付いたコマンドを選択すると ダイアログボックスが表示されます ダイアログボック スは 操作の確認や動作環境の設定などのために使用されます ダイアログボックス内に表示される [OK] や [ は い ] [ キャンセル ] などのボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じるまでは 元のウィンドウに戻れません ユーザーからの確認を求めるために対話 (dialog) する という意味で ダイアログボックスと呼ばれています 1 メニューバーの [ ツール ] をクリックし [ フォルダーオプション... ] をクリック 序章 Windows7 の基本操作 [ フォルダーオプション ] ダイアログボックスが表示されます 2 [ 表示 ] タブをクリック フォルダーオプションの変更 [ フォルダーオプション ] ダイアログボックスでは ファイルやフォルダーの機能 およびデスクトップ画面での各項目の表示方法を変更することができます = [ 表示 ] タブの代表的な変更項目 = [ 隠しファイル 隠しフォルダー および隠しドライブを表示する ] を ON にする 非表示として指定されているファイル フォルダー ドライブが表示できます [ 常にアイコンを表示し 縮小版は表示しない ] を ON にする ファイルの縮小表示プレビューでコンピューターの動作が遅くなる場合に 既定のファイルアイコンを表示させます [ 登録されている拡張子は表示しない ] を OFF にする ファイル名とアプリケーションを結び付けている拡張子を表示します 11
Windows7 の基本操作 表示について詳細な設定を行うための [ 表示 ] タブの内容が表示されます 3 [ キャンセル ] ボタンをクリック [ フォルダーオプション ] ダイアログボックスを閉じます ダイアログボックスの構成要素 1 ダイアログボックスの構成要素は 以下のとおりです 1 タブ関連する項目が見出しとして表示されます 2 チェックボックスある機能を選択するか否かの指定に使用します クリックするたびに選択状態を示す ON と OFF に切り替わります 2 3 4 5 3 オプションボタン複数の項目から 1 つだけを選択する場合に使用します クリックすると その機能に丸が表示されます 4 コマンドボタンクリックすると 対応するコマンドが実行されます [ キャンセル ] ボタンをクリックすると 操作を実行しないでダイアログボックスを閉じます 5 スピンボックスをクリックして 数値を設定します 6 ドロップダウンリストボックスをクリックすると 選択可能な項目の一覧が表示されます 6 5 6 の図は [ 印刷 ] ダイアログボックスの [ 詳細設定 ] ボタンから [ 印刷設定 ] ダイアログボックスを表示しています 12
Windows7 の基本操作 フォルダー / ファイルの作成 移動 削除 フォルダーやファイルは 新しく作成したり 保存場所を変更したりすることができます ここでは デスクトップにフォルダーやファイルを作成し 移動や削除をしてみましょう フォルダー/ ファイルの作成 1 デスクトップ上の何もないところを右クリック ショートカットメニューが表示されます 2 [ 新規作成 ] にマウスポインターを合わせ [ フォルダー ] をクリック 序章 Windows7 の基本操作 デスクトップ上に 新しいフォルダー が作成され 名前が変更できるように反転表示しています 3 フォルダー名を test1 にする 4 続けて デスクトップ上の何もないところを右クリックし [ 新規作成 ] をポイントして [ テキストドキュメント ] をクリック 13
Windows7 の基本操作 5 ファイル名を test2 にする デスクトップ上に test1 フォルダーと test2 ファイル ( テキストドキュメント ) が作成されました フォルダー名の変更 フォルダー名の変更は フォルダーを右クリックして表示されるメニューから [ 名前の変更 ] をクリックします この操作方法は ファイル名の変更も同様です クリップボード コピーや切り取りをしたデータを 一時的に記憶しておくパソコン内のメモリのことです 実体は見えませんが Windows7 で 複数のアプリケーションがデータを効率よく交換するために利用できます クリップボードにはデータだけでなく アプリケーションを操作した手順までクリップできます クリップボードのデータは 次のデータをクリップするか Windows7 を終了するまで保持されますが コンピューターの電源を切ると消去されます ファイルのコピー 1 test2 ファイルを右クリックして [ コピー ] をクリック デスクトップの画面がもとの状態に戻ります 何も変化がないようですが test2 ファイルがクリップボードにコピーされています 14
Windows7 の基本操作 クリップボードにコピーした test2 ファイルを test1 フォルダーにコピーしてみましょう 2 test1 フォルダーをダブルクリック test1 フォルダーを開きます 3 開いた test1 フォルダーのメニューバーにある [ 編集 ] をクリックし [ 貼り付け ] をクリック 序章 Windows7 の基本操作 test1 フォルダーに test2 ファイルが貼り付けられました ここまでの手順で デスクトップ上と test1 フォルダーに同じ test2 ファイルが 2 つ存在することになります ファイルの削除 デスクトップ上の test2 ファイルを削除しましょう デスクトップ上の test2 ファイルのアイコンが表示されるように test1 フォルダーのウィンドウは適宜移動します 1 デスクトップ上の test2 ファイルを右クリックし [ 削除 ] をクリック [ ファイルの削除 ] ダイアログボックスが表示されます 2 [ はい ] ボタンをクリック 15
Windows7 の基本操作 [ ごみ箱 ] に test2 ファイルが入り 削除されました デスクトップ上の [ ごみ箱 ] アイコンは ごみ箱にファイルやフォルダーが入っていることを示す形に変化しました 空のごみ箱 ファイルやフォルダーが入っているごみ箱 ファイルやフォルダーを マウスで直接 [ ごみ箱 ] にドラッグアンドドロップしても削除することもできますが この場合 削除を確認するダイアログボックスは表示されません ファイルやフォルダーを [ ごみ箱 ] に削除してもコンピューター内には残っています [ ごみ箱 ] を空にし ファイルを完全に削除しましょう 3 デスクトップ上の [ ごみ箱 ] アイコンをダブル クリック ごみ箱 フォルダーが開きます 4 コマンドバーの [ ごみ箱を空にする ] をクリック [ ファイルの削除 ] ダイアログボックスが開きます 5 [ はい ] ボタンをクリック [ ごみ箱 ] が空になり ファイルが完全に削除されました 同様の手順で フォルダーも削除できます 不要なフォルダーやファイルは削除しておきましょう [ 送る ] メニュー ファイルやフォルダーを右クリックして表示されるメニューから [ 送る ] をポイントし [ ドキュメント ] をクリックすると [ ライブラリ ] にある [ ドキュメント ] に対象をコピー ( 移動ではない ) できます [ ドキュメント ] にあるコマンドバーには 新しいフォルダーを作成したり ファイルやフォルダーの表示方法を変えたりするコマンドがあります 新しいフォルダーを作成できる 表示方法の変更ができる [ ライブラリ ] にある ドキュメント フォルダーは煩雑になりがちです 適宜 フォルダーを作ったり 削除したりしてファイルを整理するように心がけましょう 16
Windows7 の基本操作 ウィンドウの操作 表示されているウィンドウの大きさや位置は 自由に変更することができます ここでは [ コンピューター ] ウィンドウを操作してみましょう ウィンドウの最大化 1 [ 最大化 ] ボタンをクリック [ コンピューター ] ウィンドウを最大化します 序章 Windows7 の基本操作 ウィンドウがデスクトップ全体に広がり [ 最大化 ] ボタンが [ 元に戻す ( 縮小 )] ボタンに変わります 2 [ 元に戻す ( 縮小 )] ボタンをクリック ボタンが変化する ウィンドウが元のサイズに戻ります 17
Windows7 の基本操作 ウィンドウの最小化と再表示 1 [ 最小化 ] ボタンをクリック [ コンピューター ] ウィンドウを最小化します ウィンドウが最小化され タスクバーにアイコンとして格納されます 2 タスクバーのにマウスポインターを 合わせる ここでは まだクリックしません 最小化された [ コンピューター ] ウィンドウが Windows 7 の Aero プレビュー機能により サムネイルとして表示されます 3 表示されたサムネイルにマウスポインターを合 わせる 最小化したウィンドウがデスクトップ上に 仮の形として表示されます ここでは まだ完全に再表示されていません 最小化したウィンドウを再表示する場合は サムネイルをクリックします また 再表示するウィンドウが分かっている場合は タスクバーに表示されているアイコンを直接クリックします Aero プレビュー Windows 7 の Aero プレビューという機能を使うと デスクトップ上のウィンドウを透明化したり タスクバー上にサムネイルを表示したりできます 複数のウィンドウを開いて最小化している場合に どのウィンドウを再表示させるか? などの疑問に有効な手順です この機能は Windows 7 の初期状態では有効になっています ( 無効にすることも可能です ) また デスクトップ上の開いているウィンドウをすべて最小化し デスクトップを表示するには タスクバーの右端にある [ デスクトップの表示 ] ボタンをクリックします そうすると 開いていたウィンドウがすべて最小化され 隠れていたアイコンやガジェットが表示されます 再度 [ デスクトップの表示 ] ボタンをクリックすると 全ウィンドウを元に戻すことができます 18
Windows7 の基本操作 ウィンドウの拡大 縮小 1 ウィンドウの外枠 ( 境界 ) にマウスポインターを合わせる マウスポインターの形状は 合わせる外枠の位置によって以下のように変わります 上辺 下辺に合わせたとき ( 縦方向に拡大 縮小 ) 左辺 右辺に合わせたとき ( 横方向に拡大 縮小 ) または四隅に合わせたとき ( 縦横を同時に拡大 縮小 ) 2 拡大 縮小したい方向にドラッグ 序章 Windows7 の基本操作 ウィンドウのサイズが変更されます ウィンドウの移動 1 タイトルバーにマウスポインターを合わせる 2 移動したい位置にドラッグ マウスのボタンから手を離した位置にウィンドウが移動します 最大化されているウィンドウは移動することができません ウィンドウを閉じる 1 [ 閉じる ] ボタンをクリック [ コンピューター ] ウィンドウを閉じます ウィンドウの [ 最小化 ] と [ 閉じる ] の違い ウィンドウを最小化すると 操作対象のウィンドウがタスクバーに一時的に格納され タスクバーのアイコンをクリックすることで復元できるようになります ウィンドウを閉じた場合は 操作対象となるウィンドウの表示を終了します 19
Windows7 の基本操作 Windows7 の終了 Windows を終了してみましょう 1 [ スタート ] ボタンをクリック [ スタート ] メニューが表示されます 2 [ シャットダウン ] をクリック Windows 7 が終了します スリープとロック 1 スリープと休止状態 スリープとは 数秒間でコンピューターを通常の電力状態の動作に戻すことができる低電力状態のことです 中断した作業を再開したいときに 中断した状態のままで即座に復帰することができます 休止状態も コンピューターを中断させる省電力の状態のことですが スリープが作業していた内容と設定をメモリに保存するのに対し 休止状態は開いているドキュメントとプログラムをハードディスクに格納して コンピューターを中断させます 少し席を外すときなどはスリープに 長く席を外すときやノートパソコンを持ち歩くときは休止状態にしておくと 作業をすぐに再開できます シャットダウンの右隣りにある矢印ボタンをクリックすると表示されるメニュー 2ロックロックすると ロックを解除するまで パソコンの操作ができないようになります ロックは 簡易的なプライバシー保護に役立つ機能です ロックのショートカットキーは Windows ロゴ ( ) + キーです 20