( 様式 2) つがる市 地域経営担い手育成 5 カ年計画 つがる市担い手育成支援協議会 改正 平成 24 年 6 月 平成 26 年 6 月
1 基本指標の整理 (1) 経営体の育成指標 ( 市町村基本構想 ) (3) 担い手育成に関する基礎データ 育成する農業経営体数 農用地の利用シェア 個別経営体等の数 組織経営体等の数 個別 1,077 経営体 販売農家数 (H22 年 ) 3,160 農業法人数 (H24 年 ) 11 組織 23 経営体 88.80% 販売漁家数 (H20 年 ) 41 集落営農組織数 (H24 年 ) 9 計 1,100 経営体 認定農業者数 (H24 年 ) 1,095 女性起業ク ルーフ 数 (H24 年 ) 21 農業経営士数 (H24 年 ) 20 23 (2) 市町村基本構想以外の指標 育成する経営体数 指 標 2 地帯 ( 地域 ) 別の担い手の状況と育成の方向 地帯区分 つがる市全域 経営体 農林水産業の特徴 ( 類型 ) つがる市は,05 年に旧木造町と隣接 4 村が合併して誕生した 人口 (10 年国勢調査 ) はおよそ 3 万 7 千人で, 前回 05 年の調査と比べると 7.1% と大幅な減少を記録しており,65 歳以上の老年人口の割合も 31.3% に達している 農業産出額は全体で 222.3 億円, うち米 102.6 億円, 野菜 61.3 億円, 果実 16.5 億円, 豆類 3.1 億円, 肉用牛 7.3 億円, 豚 9.1 億円が主な構成である農産物のブランド化を推進しており, 水稲, メロン スイカ ネギ トマト ナガイモ ゴボウ りんごの 8 品目を つがるブランド に選定している 野菜は日本海に面す砂丘地地帯で, 主に栽培されている 販売農家に対する主業農家の割合は 45% と高く,3ha 以上の経営規模層が 42% を占める 水稲主体では経営面積 10ha 以上の経営体が多く, 複合経営では米 + 野菜 ( またはリンゴ ) の組合せが多い 課 題 水稲は 余剰米の発生から生産調整面積が年々増加の一途を辿り 農産物価格も低迷するなど厳しい状況下にあります また リンゴについても 労働力の高齢化や担い手不足に加え 輸入果実の増加や嗜好の多様化によって若年層を中心にリンゴ離れの兆候が見られることから わい化栽培の導入を通じた作業効率や品質の向上 消費者ニーズに合った品種への更新などの生産体制の強化が求められています このような農業を取り巻く社会情勢の悪化に加え 就業者の高齢化や兼業化に伴う後継者不足が本市における農業を一層厳しい状況に追い込んでいます 青年農業士数 (H24 年 ) 指導漁業士数 ( 年 ) 青年漁業士数 ( 年 ) ViC ウーマン数 (H24 年 ) 若手農業トップランナー数 (H25 年 ) 新規就農者数 (H19~H22 年 ) 30 10 33 地域経営の中核となる担い手育成の方向 ( 地域経営体育成ビジョン ) 目標年までに どのようにして どのような状況を目指すのか 認定農業者の認定の促進と経営改善支援 市町村など関係機関 団体と連携を図りながら 意欲ある農業者の認定農業者への誘導と着実な再認定を進めるため 経営改善計画の樹立支援を積極的に行います 認定農業者の計画の目標達成に向けて 専門家による助言 指導や 農家経営支援システムによる経営状況に応じたきめ細かい生産技術や経営の指導を行います 経営規模の拡大や農業経営の高度化 多角化などを図るための情報提供と併せて 各種補助事業や制度資金などによる支援を行います 2 農業経営の法人化の推進 支援 法人化に向けた講習会などの啓発活動や個別指導を行うとともに 専門家派遣による課題や問題点解決などの指導 助言を行います 農業法人に対しては先進事例研修会や 労務管理などの諸問題解決に向けた研修会 さらには経営の多角化 複合化などの 6 次産業化の取組みを支援します 3 女性起業活動の活動促進 女性農業者 組織の生産技術や経営管理能力向上を図るため研修会等に女性の参加を呼びかけるなど 女性農業者の積極的な地域農業への参加 協力を推進する その他の農産物の生産 出荷販売等に関する任意組織数 ( 年 ) 経営体の育成指標現状目標 (H23 年 ) (H28 年 ) 個別経営体 3,160 3,000 組織経営体 41 42 農業法人 11 12 集落営農 9 9 女性組織 21 21 個別経営体 3,160 3,000 組織経営体 41 42 農業法人 11 12 集落営農 9 9 女性組織 21 21 個別経営体 3,160 3,000 組織経営体 41 42 市町村計 農業法人 11 12 集落営農 9 9 女性組織 21 21
3 連携 協働の場づくり (1) 地域担い手育成マネジメント部会員 (2) キーパーソン つがるにしきた農業協同組合 ごしょつがる農業協同組合 つがる市認定農業者協議会 西津軽土地改良区 つがる市生活改善グループ連絡協議会 つがる市支部 ViC ウーマン つがる市農業士会 つがる市農林水産課 つがる市農業委員会 西北地域農林水産部 所属氏名 加藤秀一 原田一成 工藤三千輝 原田登 中村嘉子 工藤育江 成田親哉 佐々木錦司 成田柳二 太田江美子 所 認定農業者代表 属 生活改善グループ代表 ViC ウーマン代表 つがる市農業士会 工藤三千輝 中村嘉子 工藤育江 成田親哉 個人の場合の所属欄について 所属が無い場合はキーパーソンの取組概要などの内容が分かる事項を簡潔に記載する ( 例 : 大規模稲作農家等 ) 氏 名 (3) 連携 協働の場での取組内容取組対象者 構成員 マネジメント部会の取組 加藤秀一 (JA つがるにしきた ) 原田一成 (JA ごしょつがる ) 工藤三千輝 ( 認定農業者 ) 原田登 ( 西津軽土地改良区 ) 中村嘉子 ( 生活改善グループ ) 工藤育江 (ViC ウーマン ) 成田親哉 ( つがる市農業士会 ) 佐々木錦司 ( 農林水産課 ) 成田柳二 ( 農業委員会 ) 太田江美子 ( 西北地域農林水産部 ) 取組内容 1 担い手育成ネットワークの ( マネジメント部会 ) の運営 マネージメント部会での意見交換促進ため専門家等派遣による担い手育成に係る役割 活動内容の確認 < 研修や交流の取組 > ねらい 農業を再生産 持続可能なものにしていくため 農業の方策を検討する マネジメント部会以外の取組 < その他の取組 >
4 地域経営 担い手育成の仕組みづくり 地域における 地域の担い手は地域が育てる 仕組みづくりの取組内容や方針 今後取り組もうとする仕組みづくり等について記載すること 各農業協同組合 農業委員会 地域県民局地域農林水産部等の連携の下で 集落段階における農業の将来展望とそれを担う経営体を明確にするため話し合い 望ましい経営を目指す農業者や その集団及びこれら周辺農家に対して 営農診断 営農改善方策の指導等を行う また 認定農業者等担い手の不足が見込まれる地域においては 集落を単位とした集落営農の組織化 法人化を促進するため 指導 助言を行い 新規就農者に対しては 窓口を市役所農林水産課に設け随時相談を受けていく さらに 女性農業者 組織については 生産技術や管理能力向上を図るため 研修会等に参加を呼びかけるなど女性農業者の積極的な地域農業への参加 協力を促進する
5 絞り込んで重点支援する経営体等 ( 目標年までに 地域経営 の担い手として育成する支援対象 ) 経営体等名 経営体区分 ( 個別 集落営農等 ) 経営体等の現状と課題 ( 個別経営体等の状況と地域との関わり ) 経営体等の状況 目標 (H28) 地域との関わり ( 地域経営体としてどのように関わっていくのか ) 備考 柏 ViC ウーマンの会 加工組織 会員数 7 人で構成され 地域の農産物を活用して加工商品を生産 販売している しかし 会員の高齢化 経営所得向上など農産加工組織の活性化 レベルアップを図るため 生産技術向上のほか企業的農業経営 雇用の導入など幅広い知識習得が必要である また 組織の維持発展のためには 地域資源を活用した アイデイアで消費者を満足させる商品づくり販売など多様な販売戦略が必要である 地域で生産される大豆を活用した商品開発をし 商品 PR 販路拡大等により所得向上を図ることができ 経営が安定することにより会員 雇用の拡大を図ることができる また 各種イベント等に出展するなど組織活動が活発になる 地域で生産される大豆を活用した商品を開発することにより 地産地消や 生産者の農業経営所得 意欲向上につながり 地域農業の活性化を図る 稲垣 ViC の会 加工組織 会員数 7 人で構成され 地域の農産物を活用して加工商品を生産 販売している しかし 会員の高齢化 経営所得向上など農産加工組織の活性化 レベルアップを図るため 生産技術向上のほか企業的農業経営 雇用の導入など幅広い知識習得が必要である また 組織の維持発展のためには 地域資源を活用した アイデイアで消費者を満足させる商品づくり販売など多様な販売戦略が必要である 地域で生産されるトマトを活用した商品開発をし 商品 PR 販路拡大等により所得向上を図ることができ 経営が安定することにより会員 雇用の拡大を図ることができる また 各種イベント等に出展するなど組織活動が活発になる 地域で生産されるトマトを活用した商品を開発することにより 地産地消や 生産者の農業経営所得 意欲向上につながり 地域農業の活性化を図る 農業系経営体にあっては 経営体等の現状と課題の項目で 人 農地プラン位置付けの有無についても記載する 地域との関わりについては 目標時点において 地域経営体 として地域とどのように関わっていくのかを記載する
6 重点化して取り組む方向性 取組項目 全体事業 事業実施期間 H24 H25 H26 H27 H28 目標 (H28) 関連事業 個別経営体の育成 農地利用集積による農作業の効率化問題点を整理し農地の集積を推進する 認定農業者の規模拡大と経営改善認定農業者間の情報交換や連携を図るため 関係機関の研修会等への参加を支援する 農地集積 50 件 農地中間管理事業 組織経営体の育成 女性起業活動の活動促進女性農業者の生産技術や経営管理能力の向上を図り企業活動を促進する 農業経営の法人化営農組合及び法人化した経営体に対し経営改善や経営発展を図るため 関係機関の研修会等への参加を支援する 商品アイテム増 経営所得向上 新規就農者の育成 確保 新規就農者の定着促進新規就農希望者などの相談窓口として 地域の合意形成 営農技術や資金 農地情報など総合的なアドバイスが必要となることから 市や関係機関で連携を密にし 円滑な就農支援体制を構築する 新規就農者 40 人 青年就農給付金制度 地域コミュニティの再生 強化
取組項目 取組主体を定めて実施するモデル事業 事業実施期間 H24 H25 H26 H27 H28 関連事業 備考 個別経営体の育成 組織経営体の育成 農産加工品の商品開発 ( 柏 ViC ウーマンの会 稲垣 ViC の会 ) 地元農産部とを活用した加工品の開発を支援する 新規就農者の育成 確保 地域コミュニティの再生 強化 モデル事業の対象となる経営体等名 ( 取組主体 ) を 事業の後ろに括弧で記載する