軽井沢スキーバス事故対策検討委員会について

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平成 31 年度 運輸安全マネジメントの取組み WILLER EXPRESS 株式会社 1

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Microsoft Word - QA.doc

国自安第 6 1 号の 2 国自旅第 7 0 号の 2 平成 29 年 6 月 30 日 公益社団法人日本バス協会会長殿 国土交通省自動車局安全政策課長 自動車局旅客課長 旅客自動車運送事業運輸規則第 47 条の 7 第 1 項の規定に基づき旅客自動車運送事業者が公表すべき輸送の安全にかかわる事項等

- 2 - 改正後改正前別表第3(事業用自動車等の定期点検基準)(第二条第五条関係)別表第3(事業用自動車等の定期点検基準)(第二条関係) 点検時期12 月ごと点検時期12 月ごと3月ごと3月ごとの点検に次3月ごと3月ごとの点検に次点検箇所の点検を加えたもの点検箇所の点検を加えたもの(略)(略)(略


一般乗合旅客自動車運送事業者 ( 以下 乗合事業者 という ) が一般乗合旅客自動車運送事業 ( 以下 乗合事業 という ) の用に供する事業用自動車 ( 以下 乗合車両 という ) を用いて一般貨物自動車運送事業を行う場合において 350 キログラム以上の貨物を運送する場合における一般貨物自動車運

1 はじめに

安全管理規程

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- 1 - 国土交通省告示第三百十六号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則(平成十八年国土交通省令第百十号)第六条の二 第六条の三 第六条の四及び第二十三条の規定に基づき 同規則第六条の二の規定に基づく国土交通大臣が定める要件並びに移動等円滑化取組計画書 移動等円滑化取組報告書

「道路運送法に基づく運行管理者資格者証の返納命令発令基準等について」の一部改正について(新旧)

平成 31 事業年度 自平成 31 年 4 月 1 日 (2019 年 4 月 1 日 ) 至平成 32 年 3 月 31 日 (2020 年 3 月 31 日 ) 第 15 期 事業計画 ( 案 ) 本州四国連絡高速道路株式会社 - 0 -

額をいう 以下この項において同じ )が 当該徴収期間の満了の日までに必要となる当該公社管理道路に係る第四項各号に掲げる費用の額の合計額から当該徴収期間の満了の日までに得ることとなる当該公社管理道路に係る第三項に規定する収入の額の合計額に相当する額を控除した額を超えない額とすること 二公社管理道路のう

スライド 1

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乗務記録(運転日報)

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- 1 - 国土交通省令第五十一号道路運送車両法(昭和二十六年法律第百八十五号)第四十八条第一項 第五十四条第四項(同法第七十一条の二第二項において準用する場合を含む ) 第九十一条の三及び第九十四条の十 道路運送法(昭和二十六年法律第百八十三号)第二十七条第三項(同法第四十三条第五項において準用す

ならない研修について 従前 地方運輸局長から研修を行う旨の通知を受けたときに受講させることとされていたところ 当該通知を廃止し 各運輸支局等が定めるところにより 2 年に1 度受講させることとなりましたので 管轄の運輸支局等からの案内 (HPにおける案内等) をご確認下さい

記 第 1 参議院合同選挙区選挙の執行に関する事項 1 合同選挙区都道府県 ( 法第 5 条の6 第 1 項に規定する合同選挙区都道府県をいう 以下同じ ) の選挙管理委員会は 法第 22 条第 2 項の規定による選挙人名簿の登録が行われた日現在において選挙人名簿に登録されている選挙人の数 ( 参議

HP:バス協業第49号① 「一般貸切旅客自動車運送事業の許可及び事業計画変更認可申請の処理について」の一部改正について

事業計画の新旧記載事項及び添付書類 事業計画新旧対照表記載事項 1. 営業所の名称及び位置 2. 営業所に配置する事業用自動車の種別及び事業用自動車の種別毎の数 3. 休憩 睡眠施設の位置及び収容能力 4. 車庫の位置及び収容能力 添付書類 1. 新設する営業所の事業用自動車の運行管理の体制を記載し

- 1 - 法務省 令第一号国土交通省宅地建物取引業法(昭和二十七年法律第百七十六号)第二十七条第二項の規定に基づき 宅地建物取引業者営業保証金規則の一部を改正する省令を次のように定める 平成二十九年三月二十四日法務大臣金田勝年国土交通大臣石井啓一宅地建物取引業者営業保証金規則の一部を改正する省令法

- 2 - 号標及びこれ を 国土交通省令で定める位置は 自動車の前面及び後面であつて 自動車登録番号標 に 表示は 自動車の運行中自動車登録番号が判読できるように 自動車登録番号標を自動車の前面及び後面の見やすい位置に確実に取り付けることによつて行うもの を 識別に支障が生じないものとして告示で定

ドライブレコーダーにより記録すべき情報及びドライブレコーダーの性能要件を定める告示 ( 平成 28 年 11 月 17 日国土交通省告示 1346 号 ) ( 総則 ) 第一条一般貸切旅客自動車運送事業者が 旅客自動車運送事業運輸規則 ( 昭和 31 年運輸省令第 44 号 ) 第 38 条第 1

日個連東京都営業協同組合浮間事務所

(積極性書式-1)事故防止マニュアル等を活用している

- 1 - 道路運送法施行規則(昭和二十六年運輸省令第七十五号)(抄)(第一条関係)(傍線の部分は改正部分)改正案現行(法第七十八条第二号の者)(法第七十八条第二号の者)第四十八条法第七十八条第二号の国土交通省令で定める者は 次のと第四十八条法第七十八条第二号の国土交通省令で定める者は 次のとおりと

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

旧なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適なお 当該投資法人が租税特別措置法第 83 条の2 第 3 項の規定の適用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であるこ用を受けることができる日は 当該特定資産取得後 1 年以内であることに留意するものとする

資料4  道路運送車両法改正後(平成17年1月以降)の処理状況

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

柔軟で弾力的な給付設計について

目的このガイドライン 実施事項の一覧は平成 24 年に国土交通省が策定した 輸送の安全を確保するための貸切バス選定 利用ガイドライン に準拠した内容となります 関係者 利用者と貸切バス事業者が お互いの事業活動をする上で欠かすことのできないパートナーであることを理解し その協力体制の確立により法令等

第 3 処分理由別添の一覧表に記載する職業紹介事業者は 職業安定法第 32 条の16 第 1 項 ( 同法第 33 条第 4 項又は同法第 33 条の3 第 2 項において準用する場合を含む 以下同じ ) において 事業報告を提出しなければならないとされているのに 平成 28 年 4 月 1 日から

の経営改善に向けた取組が必要である 当該指標が 100% 以上の場合であっても 現金等の流動資産が減少傾向にある場合や一時借入 金等の流動負債が増加傾向にある場合には 将来の見込みも踏まえた分析が必要である 4 累積欠損金比率 (%) 当年度未処理欠損金 営業収益 事業の規模に対する累積欠損金 (

- 2 - 改正後改正前(定義)(定義)第一条この省令において 鉄道事業 鉄道事業者又は新線とは 鉄道第一条この省令において 鉄道事業 鉄道事業者又は新線とは 鉄道軌道整備法(昭和二十八年法律第百六十九号 以下 法 という )軌道整備法(昭和二十八年法律第百六十九号 以下 法 という )第二条に規定

一部改正一部改正一部改正一部改正一部改正 国自総第 122 号国自貨第 31 号国自整第 39 号平成 16 年 6 月 30 日平成 17 年 12 月 8 日平成 18 年 5 月 26 日平成 18 年 9 月 15 日平成 19 年 5 月 1 日平成 20 年 3 月 31 日 各地方運輸

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【別紙】リーフレット①

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2 前項第一号に該当する自動車に係る自動車税の減免すべき税額は 災害の発生した日 の属する年度の自動車税額に次の表の上欄に掲げる当該自動車に係る修繕費の区分に応 じ それぞれ当該下欄に掲げる率を乗じて得た額に相当する額とする 修繕費 軽減率 自動車の取得価額の十分の三以上十分の四未満 自動車の取得価

2

4. 変更年月日 平成年月日 5. 確認事項 他車種におけるレンタカー事業当初開始年月日 ( 平成年月日 ) 新たにマイクロバスを導入する場合 理由 マイクロバスを導入する理由 レンタカー型カーシェアリングを実施又は廃止する理由 配置車両のワンウェイ方式を中止する理由 ( 該当するものに ) ラウン

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●自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案

の氏名又は名称及びの所在地 平成 30 年 3 月 13 日 平成 30 年 3 月 16 日 有限会社東九州交通 ( 法人番号 ) 代表本社営業所者岸上昭二 宮崎県延岡市土々呂町 ひまわり交通株式会社 ( 法人番号 ) 代本社営業所

自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令に規定する国土交通大臣が告示で定める方法 ( 平成十八年三月十七日国土交通省告示第三百五十号 ) (10 15モード燃費値及びJC08モード燃費値の算定方法) 第一条自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令 ( 昭和 54 年通商産業省 運輸省令第

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

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Q&A 集 Q1 社会保険等とは何か A1 社会保険等とは 健康保険 ( 協会けんぽ 健康保険組合等 ) 厚生年金保険 及び雇用保険をいいます Q2 国民健康保険組合に加入しているが 社会保険等未加入建設業者となるのか A2 法人や常時 5 人以上の従業員を使用する国民健康保険組合に加入している建設

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ア事業担当課長 ( 岐阜市上下水道事業部契約規程 ( 昭和 41 年水道部管理規程第 3 号 ) 第 4 条に規定する部長 ) は 工事請負契約約款第 7 条の2 第 2 項の規定に基づき 受注者に対して 期限を定め 当該下請契約を締結した具体的な理由を載した書面を求めるものとする ( 様式 1)

2 前項の申請書には 次に掲げる書類を添付しなければならない ただし 当該申請者が 当該書類に記載された事項をインターネットの利用その他適切な方法により公表している場合であって 当該事項を確認するために必要な事項を記載した書類を同項の申請書と併せて提出するときは 当該事項を記載した書類の添付を省略す

紙申請案内

無線局の定期検査制度の見直し ~ 登録検査等事業者制度の導入 ~ 平成 23 年 6 月 総務省総合通信基盤局電波環境課

年 発 第     号

自家用自動車有償貸渡(レンタカー事業)のご案内

資料 7-1 特殊車両の通行に関する指導取締要領の一部改正について 国土交通省関東地方整備局道路部交通対策課 1 (1) 特殊車両通行許可制度 2

有限会社汐見運輸 ( 法人番号 ) 代表者真坂典雄 北海道勇払郡むかわ町汐見 438 本社営業所 北海道勇払郡むかわ町汐見 438 平成 29 年 6 月 27 日及び平成 29 年 7 月 4 日 運行管理者特別講習未受講を端緒として監査を実施 18 の違反が認めら

南城市デマンド交通運行委託業務仕様書 1. 業務の名称 南城市デマンド交通運行委託業務 2. 業務の目的本業務は 南城市予約型乗合バス ( デマンド交通 おでかけなんじぃ ) を運行し 市民の日常生活の移動手段の確保及び 観光回遊性の向上による地域活性化を図るとともに 路線バスでは対応できない市内の

株式取扱規則

貨物自動車運送事業法の改正 ( 概要 ) 改正の目的 経済活動 国民生活を支えるトラック運送業の健全な発達を図るため規制の適正化を図るほか その業務について 平成 36 年度から時間外労働の限度時間が設定される (= 働き方改革法施行 ) こと等を踏まえ その担い手である運転者の不足により重要な社会

高根沢町デマンドバス業務委託事業仕様書 1. 委託業務の名称 高根沢町デマンドバス業務委託事業 2. 目的 デマンドバスの運行を行うための受託者を選定する公募型プロポーザルを実施するに あたり 運営 運行業務内容の詳細について この仕様書に定めるものとする 3. 全体的事項 (1) 委託契約期間契約

ただし 受注者が下請業者と直接契約を締結 ( 以下 一次下請契約 という ) した請負代金の総額が3,000 万円 ( 建築一式工事の場合は4,500 万円 ) 以上の場合は 次のとおり取り扱うものとする ア主管部長 ( 岐阜市契約規則 ( 昭和 39 年規則第 7 号 ) 第 4 条に規定する部長

静岡市の耐震対策事業

Microsoft Word - H24仕様書

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

10 解説 p1 ⑵⑶ ⑷ 11

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埼玉県生活交通路線維持費補助金交付要綱

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2 低入札対策の拡充

0表紙

2. 登録講習を実施している機関一般社団法人マンション管理業協会登録年月日平成 13 年 8 月 10 日所在地東京都港区虎ノ門 連絡先 株式会社プライシングジャパン 登録年月日 平成 26 年 10 月 3 日 所在地 埼玉県三郷市上口 連絡先

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別記様式 2 地方整備局長 知事 支社支社長 印 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第 11 条 社会保険等未加入 業者 の通知について 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 ( 以下 法 という ) 第 11 条に基づき 弊社の発注工事において社会保険等未加入業者の存在が

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4. 応募者の失格応募者が次の事項に該当すると尼崎市が判断した場合は失格とします ただし 尼崎市がやむを得ない事情があると認めた場合は この限りではありません (1) 本要領を遵守しない場合 (2) 提出書類に虚偽の記載をした場合 (3) 審査の公平性に影響を与える行為があった場合 (4) 応募資格

記 1. 用語の定義 (3) 貸切バス委託型管理の受委託においては 受委託に係る運行は委託者の乗合バス事業であるとともに受託者の貸切バス事業として捉える 2. 委託の基準 実働車両数は 往路及び復路分をそれぞれ含めたものとする 以下同じ 既に委託者が保有する事業用自動車を運行の用に供する乗合バス委託

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

四国ゲートフェスタ鳴門四国の肉グルメフェス 企画 運営業務に係る公募型プロポーザル実施要領 日程 公告 令和元年 7 月 12 日 ( 金 ) 応募受付期間 令和元年 7 月 12 日 ( 金 )~7 月 26 日 ( 金 ) 質問受付期間 令和元年 7 月 12 日 ( 金 )~7 月 26 日

運転者 項目 使用車両及び権原 損害賠償措置 運行管理の責任者の選任 整備管理の責任者の選任 安全運転管理者の選任 要件 第二種運転免許を受けている者 第一種運転免許を受けており 国土交通大臣が認定する講習を修了している者 運行主体が使用権原 ( 使用できる権利 ) を有するもの 車両は原則として貨

また 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 ( 平成 3 年法律第 77 号 ) は 暴力団員の人数のうちに占める 暴力的不法行為等 に係る犯罪経歴保有者の人数の比率が一定の比率を超えること等を指定暴力団の指定の要件とするなどしており 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律施行規則 (

参考資料1 委員会規約

企画旅行の記入例 1 運送申込書 / 運送引受書 乗車券 手数料が個々の運送単位で決められている場合 申込者は 太線内をご記入願います 申込日 : 令和 1 年 7 月 25 日氏名 旅行サービス株式会社 ( 旅行業者等 ) 電話 : 名称 ( 担当者名 ) 山田一郎 F

2 事業活動収支計算書 ( 旧消費収支計算書 ) 関係 (1) 従前の 消費収支計算書 の名称が 事業活動収支計算書 に変更され 収支を経常的収支及び臨時的収支に区分して それぞれの収支状況を把握できるようになりました 第 15 条関係 別添資料 p2 9 41~46 82 参照 消費収入 消費支出

平成27年度事業計画書

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

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つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

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高齢者の移動手段確保のための 互助 による輸送 ~ 道路運送法上の許可 登録を要しない輸送の制度とモデルについて ~ 平成 30 年 3 月 国土交通省 総合政策局公共交通政策部交通計画課 自動車局旅客課 地域における移動手段の確保にあたっては まずは公共交通機関の確保 充実を基本とし 今後も 高齢

Transcription:

貸切バス事業許可の制の導入 貸切バスの事業許可について 5 年ごとの制を導入し 不適格者を排除する 新規許可 許可の申請時に 添付書類として 安全投資計画 及び 事業収支見積書 の作成を義務づける H29.4~ 安全に貸切バス事業を行う経理的基礎を有するかどうかを確認するため 安全投資の実績及び事業者の経営状況を確認する 改正後の道路運送法施行規則第 6 条 ( 申請書に添付する書類 ) 第六条法第五条第二項の書類は 次に掲げるものとする 一 ~ 四 ( 略 ) 五一般貸切旅客自動車運送事業の許可を受けようとする者にあつては 次に掲げる事項に関し 輸送の安全を確保するために その者が行う投資の内容を定めた計画 ( 以下 安全投資計画 という ) を記載した書類イ輸送に係る安全管理体制の確保に関する事項ロ事業用自動車の取得並びに点検及び整備に関する事項ハその他投資の内容として必要な事項六一般貸切旅客自動車運送事業の許可を受けようとする者にあつては 安全投資計画に従つて事業を遂行することについて十分な経理的基礎を有することを証する事業収支見積を記載した書類七 ~ 十二 ( 略 ) 2~4 ( 略 ) 安全投資計画 運転者 運行管理者 整備管理者について ( 別添 1) 車両の新規取得 代替及び整備について ( 別添 2) 別添 1 < 安全投資計画 事業収支見積書のイメージ > 別添 2 別添 3 適切な単価を前提とした適切な体制に関する計画 導入しようとする車両及びその整備に関する計画 事業収支見積書 その他安全確保について ( 別添 3) その他安全確保のために必要な事項に関する計画 ドラレコ パソコン導入 セーフティバスマーク認定申請等

安全投資計画及び事業収支見積書の審査基準 運転者 運行管理者 整備管理者について 安全投資計画 法令上求められる人数の確保計画があること ( 運送収入見積りの基礎として使用 ) 事業収支見積書 法令上に求められる人件費が計上されていること 車両の新規取得 代替及び整備について 安全投資計画 最低保有車両数以上の車両の確保計画があること 事業収支見積書 保有車両及び新規取得車両について 以下の額が計上されていること 車両減価償却費: 申請事業者の車両減価償却年数により算出した額 車両修繕費 : 車齢 走行距離等に応じた予防整備費 ( 別途ガイドライン作成予定 ) その他の安全確保のために必要な事項について 安全投資計画 事業収支見積書 ドライブレコーダーの導入計画があること また セーフティバスマーク認定を申請する場合等は その計画が記載されていること 初任運転者 高齢運転者への適性診断の受診計画があること 健康診断の受診計画があること 社会保険への加入計画があること 上記を実施するための所要の費用が計上されていること 許可を行わない場合 人件費 車両修繕費等について 所要の単価を下回る単価に基づく収支 ( 見積 実績 ) となっている場合 計画上 5 年間連続で収支を赤字としている場合 ( 収入には他事業収入も含む ) 新規許可については 申請直近 1 事業年度において申請者の財務状況が債務超過である場合 許可については 申請直近 1 事業年度において事業者の財務状況が債務超過であり かつ 申請直近 3 事業年度の収支が連続で赤字である場合 上記 ( 安全投資計画及び事業収支見積書関係 ) 以外に許可を行わない場合は 以下のとおり 法令試験の正答率が 90% 未満の場合 ( 貸切バス事業者安全性評価認定制度において 一ツ星以上を取得している事業者は試験免除 ) 前回許可時から申請時までの間に毎年連続して行政処分を受けている場合 前回許可時から申請時までの間に行政処分を受けた場合であって 許可申請時までに認定事業者による運輸安全マネジメント評価を受けていない場合

安全投資計画及び事業収支見積書の審査イメージ 新規許可 許可の申請時に 次回時期までの安全投資計画を以下のとおり審査する 許可の申請時には過去の実績も同様に審査する 安全投資計画 安全投資計画 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 30 年度に開校する学校のスクールバスを受託する そのため 小型バスを3 両増車する 平成 31 年度 運転者 運行管理者 整備管理者 別添 1 H29 H30 H31 H32 H33 運転者 30 人 36 人 36 人 36 人 36 人 運行管理者 2 人 3 人 3 人 3 人 3 人 整備管理者 1 人 2 人 2 運行管理者を人 2 人 12 人増員人 事務員 4 人 4 人 4 人 4 人 4 人 車両の新規取得 代替及び整備 別添 2 H29 H30 H31 H32 H33 大型 15 両 15 両 15 両 15 両 15 両 中型 4 両 4 両 4 両 4 両 4 両 小型 1 両 4 両 4 両 4 両 4 両 その他の安全確保のために必要な事項 小型バスを 3 両増車 届出運賃 運転者数 車両数を前提として 新規事業分を含め 適切に旅客運賃に反映されているか 所要の人件費を勘案して 計画に見合った適切なコストが人件費に計上されているか 別添 3 所有車両及び新規取得車両について 計画に見合った適切な車両修繕費 ( 予防整備費を含む ) 及び車両減価償却費が計上されているか 参照 車両整備ガイドライン 事業収支見積書 他事業収入を充当することも可とする その場合 ダンピング防止の観点から 運賃は公示運賃を届け出ることとする

貸切バス事業許可の初回日 既存事業者の初回の期限については 許可 ( 免許を含む ) を受けた年の西暦下一桁に応じて年を決めることとし 当該事業者が許可を受けた日に応じて月日を決めることとする ( 例 )2001 年 1 月 6 日に許可を受けた者 2021 年 1 月 6 日まで事業許可が有効 2017 年 4 月 1 日から同年 6 月 30 日までに申請が必要な者については 事業許可の有効期限内に申請書を提出する必要があるが 経過措置として 安全投資計画及び事業収支見積書の提出期限は 6 月 30 日までとする 期限内に必要書類を提出した場合は 事業の許可はの許可又不許可の処分を受けるまで失効しない 初回日については平成 28 年度中に全事業者宛に通知するとともに 各事業者の期限に先立って 改めて通知することとする 対象事業者 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 (H28) (H29) (H30) (H31) (H32) (H33) (H34) (H35) (H36) (H37) (H38) (H39) 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 下一桁が 7 又は 2 で 4.1~12.31 の間に許可を受けた者 下一桁が 8 又は 3 で 1.1~3.31 の間に許可を受けた者 下一桁が 8 又は 3 で 4.1~12.31 の間に許可を受けた者 下一桁が 9 又は 4 で 1.1~3.31 の間に許可を受けた者 下一桁が 9 又は 4 で 4.1~12.31 の間に許可を受けた者 下一桁が 0 又は 5 で 1.1~3.31 の間に許可を受けた者 下一桁が 0 又は 5 で 4.1~12.31 の間に許可を受けた者 下一桁が 1 又は 6 で 1.1~3.31 の間に許可を受けた者 下一桁が 1 又は 6 で 4.1~12.31 の間に許可を受けた者 下一桁が 2 又は 7 で 1.1~3.31 の間に許可を受けた者

FAQ Q1. 制はいつから開始されますか A. 平成 29 年 4 月 1 日から開始されます 既存事業者のについては 平成 29 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日までの間に順次行っていきます 具体的な順番については Q2 をご確認ください Q2. 既存事業者の初回日はどのように決まりますか A. 恣意性を排除し 事業者に対する平等性 公平性を確保する観点から 既存事業者の初回については 許可を受けた年の西暦下一桁を基準としての順番を決めることとします ( 平成 29 年 2 月省令改正予定 ) 例 :1967 年 12 月 15 日に許可を受けた事業者は 平成 29 年 (2017 年 )12 月 15 日まで事業許可が有効 Q3. 自分のの期限はどうやったら知ることができますか A. の期限は全事業者に対して通知する予定です また 事業者ごとの期限を国土交通省のホームページに掲載するとともに 運輸局においても公示を行う予定です Q4. 許可の有効期限内に申請を忘れていました この場合は何か救済措置がありますか A. 有効期間を過ぎると許可は自動的に失効します 救済措置はありませんので 許可のを希望する際には 必ず有効期間内に申請してください Q5. の申請にはどのような書類が必要ですか A. 原則として新規事業許可申請時と同様の書類が必要となりますが 時には一部書類の提出を省略することができます 詳細についてはホームページからから申請書をダウンロードしてご確認ください

FAQ Q6. 安全投資計画と事業収支見積書は新規事業許可申請時にも必要ですか A. 新規事業許可申請時にも必要となりますので 申請様式を確認の上 提出してください ただし 平成 29 年 4 月 1 日 ~6 月 30 日までにの期限を迎える事業者にあっては 経過措置として提出期限を平成 29 年 6 月 30 日までとします Q7. 時に安全投資計画 事業収支見積書が履行されていないことが判明した場合はどうなりますか? A. 次回申請時に 安全投資計画等を重点的に審査することになります ( 安全投資及び事業収支の実績は全事業者が提出することとなります ) Q8. 安全投資計画及び事業収支見積書の審査にあたって 事業許可がされないのはどのような場合ですか A. 安全投資計画及び事業収支見積書については 以下の場合には事業許可はされません 計画上 5 年間連続で収支を赤字としている場合 ( 収入には他事業収入も含む ) 人件費 車両整備費等について 所要の単価を下回る単価に基づく収支見積りとなっている場合 新規許可については 申請直近 1 事業年度において申請者の財務状況が債務超過である場合 許可については 申請直近 1 事業年度において事業者の財務状況が債務超過であり かつ 申請直近 3 事業年度の収支が連続で赤字である場合 Q9. 時にも法令試験を改めて受験する必要はありますか A. 法令試験は改めて受験していただくことになります その結果 法令試験の正答率が 90% 未満の場合には許可はされません ただし 貸切バス事業者安全性評価認定制度において一ツ星以上を取得している事業者にあっては 免除します Q10. 法令試験に落ちてしまったのですが 再試験はありますか A. 再試験は 1 度だけ認めております 再試験の実施日等については最寄りの地方運輸局等にご確認ください