Microsoft Word - No.23_住宅財形の払出し要件.doc

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2. 実施した工事の内容 3. 実施した工事の費用の額 (1) 特定の増改築等に要した費用の総額 第 1 号工事 ~ 第 7 号工事に要した費用の総額 (2) 特定の増改築等のうち 第 1 号工事 ~ 第 6 号工事に要した費用の額 第 1 号工事 ~ 第 6 号工事に要した費用の額 (3) 特定の


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所得税確定申告セミナー

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

住宅借入金等特別控除の入力編

左記に該当しない方 ボタンを選択した場合 ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 住宅借入金等特別控除の入力画面が表示されます 所得 所得控除等入力 画面で ( 特定増改築等 ) 住宅借入金等特別控除 というリンクになった文字をクリックすると 3 ページ

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 不動産取得税の特例措編

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

住宅借入金等特別控除の入力編

1

住宅リフォームの減税制度の概要 リフォームの減税制度 一定の要件を満たすリフォームを行った場合に受けられる減税制度は 5 種類あります 各制度の概要と主な要件は以下の通りです 詳細は本編をご覧ください 減税制度の種類 1. 所得税の控除 1 投資型減税 2 ローン型減税 3 住宅ローン減税 2. 固

Taro-町耐震改修助成要綱 j

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_登録免許税の特例措置編

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

親世帯全員が暴力団員でないこと 親世帯のいずれかが介護保険施設 在宅とされる施設及びこれに準ずる施設に入所又は入居していないこと 4) 町内業者加算 施工業者が建築工事業の建設業許可を受けた町内に本店を有する事業者であること 対象住宅の要件 1) 新築住宅の場合 平成 2 9 年 4 月 1 日以降

上記工事が行われ 認定長期優良宅に該当することとなった場合長期優良宅建築等計画の認定主体長期優良宅建築等計画の認定番号 第 号 長期優良宅建築等計画の認定年月日 平成 年 月 日 上記の工事が租税特別措置法若しくは租税特別措置法施行令に規定する工事に該当すること又は上記の工事が地方税法若しくは地方税

必要な書類 市町村 住民票の写し 原本 居住開始年月日を記載するため 法務局 原本 登記簿に記載した内容を確認するため 請負契約書 写 売買契約書 写 ⑨ 家屋 土地等の取得価額を記載するため 住宅取得資金に係る 借入金の年末残高等証明書 原本 二面 一面⑨から転記,,, 借入金残高の確認 家屋の取

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

新しい住宅ローン減税・投資型減税のしくみ(上)

第2 質疑応答

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

補助の対象者 ( 申請者 ) 市内に自らが所有し 居住する住宅を改修する方 現在はまだ居住していないけれど 市内に所有している住宅を改修して居住する方 市税の滞納がない方に限ります 補助の対象となる住宅 バリアフリー改修工事の場合 一戸建ての住宅 併用住宅 ( 住宅部分 ) 長屋 共同住宅 ( 専有

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

SBIAQ確認検査業務手数料規定

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

図表 2 住宅ローン減税の拡充 消費税率が 5% の場合 消費税率が 8% または 10% の 場合 適用期間 ~2014 年 3 月 2014 年 4 月 ~2017 年末 最大控除額 (10 年間合計 ) 200 万円 (20 万円 10 年間 ) 400 万円 (40 万円 10 年間 ) 控

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

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年度予算の範囲内で受付先着順となります 注意! 住宅耐震改修補助を受けようとする場合は 別途書類が必要です 2 補助金の 交付決定 書類審査後 補助金の交付が決定したら 市から連絡します 都市建築課窓口で 補助金交付決定通知書 をお渡しします 注意! 交付決定があるまで 工事に着手することができませ

平成30年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_登録免許税の特例措置編

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2 引き続き居住の用に供している場合 とされる場合本人が 転勤などのやむを得ない事情により 配偶者 扶養親族その他一定の親族と日常の起居を共にしないこととなった場合において その家屋等をこれらの親族が引き続きその居住の用に供しており やむを得ない事情が解消した後は 本人が共にその家屋に居住することに

住宅税制の概要 1 住宅の取得に係る税制 ( 注 ) を付した部分は 平成 22 年度税制改正により改正されたもの ( 1) 所得税 住宅ローン減税 ( 租 41) ( 国税 ) 住宅の新築 取得又は増改築等をした場合 10 年間 住宅ローン等の年末残 個人住民税 高の1.0%( 長期優良住宅につい

住宅ローン利用ありの場合に適用します 住宅ローン控除は 住宅ローンなどを利用して住宅を購入したり 新築または増改築工事をしたりしたときに一定の条件を満たせば 入居した年から 10 年間にわたり所得税から控除を受けることができる制度です また 所得税で控除しきれなかった分は住民税から 万円

第1章 開発許可制度の概要

新設 拡充又は延長を必要とする理由(1) 政策目的 消費者のニーズに応じた住宅を選択できる環境を整備する観点や低炭素化 循環型の持続可能な社会の実現の観点から 中古住宅取得や増改築等工事の適用要件の合理化や増改築等工事の対象を拡充することにより 中古住宅の流通促進 住宅ストックの循環利用に資する (

木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのもの

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

銀和株式会社在宅ケア事業

1 も と しく りたい の リフォームの の の み わせ 1 リフォームの の 2 の み わせ 住宅 行 要件 満 場合 税 優遇 受 優遇 受 税 種類 次 の ~ 覧 所得税 月 日 月 日 年間 生 個人 所得 課税 税金 ( 国税 ) 要件 満 行 場合 所得税額 控除 受 住宅 所得

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

2 補助対象住宅について 16 中古住宅の定義は 申請日において新築から 2 年を超えている住宅又は既に人が住んだことがある住宅であり 居住の用に供することを目的として建築した住宅をいいます 17 マンションの定義は 二以上の区分所有者が存する建物で 人の居住の用に供する専有部分のあるものであって

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所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

2 住宅の取得等に係る税額控除の判定表住宅の新築や購入をされた方は 1 を 住宅の増改築等をされた方は 2 をご覧いただき 対象となる税額控除 をご確認ください なお 複数の税額控除から1つを選択できる場合がありますが いずれの税額控除が有利となるかは 毎年の所得金額や借入金等の年末残高などによって

平成 30 年度版 階上町安全安心住宅リフォーム促進支援事業 住宅リフォーム補助制度のご案内 ~ 目次 ~ 1. 階上町住宅リフォーム促進支援事業 補助率と補助金上限額 補助対象となる費用 補助金額の算出方法 申請から補助金の支払いまで

財団法人新潟県建築住宅センター

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

を得ないと認めるときは 当該住宅に居住する世帯の世帯主であること ⑶ 補助金の申請時において 補助金の対象となる住宅の所有者 ( 所有者が2 人以上いるときは その全員 ) が市税 ( 所沢市税条例 ( 昭和 25 年告示第 7 6 号 ) 第 3 条に掲げる税目をいう 以下同じ ) を滞納していな

Q. 住宅のリフォームと合わせて崩れかけている塀も直そうと考えているが対象となりま すか A. 住宅のリフォームは対象となりますが, 塀などの外構工事は対象外です Q. 昭和 56 年 6 月 1 日以前に建てた住宅で耐震補強工事を行っていないが, 対象となりますか A. 木造住宅耐震診断結果報告書

平成30年 住宅リフォーム税制の手引き 本編 不動産取得税の特例措編

住宅性能等の新規追加項について ( 解説資料 ) 種 別 耐震基準適合証明書耐震基準適合証明書が存在する 建物が現行の耐震基準を満たしていることを証明する書類であり 建築士事務所登録を行っている事務所に所属する建築士 又は指定性能評価機関が発行する 耐震基準適合証明書 が存在する場合はチェックを入れ

スライド 1

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ブライダル都市高砂は 新婚世帯 子育て世帯の 定住を歓迎します! 高砂市

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住宅ローン本審査必要書類チェックシート 新規借入 この度は住宅ローンの本審査にお申し込みいただきありがとうございます 審査にあたり 書類のご提出が必要となります 以下の書類をご準備ください 1. 本人確認書類 2. 収入関係書類 3. 物件関係書類 また 下記に該当する方のみ 4. その他書類をご準

(2) 被災代替住宅用地の特例について 特例の概要 被災住宅用地の所有者等が当該被災住宅用地の代替土地を平成 33 年 3 月 31 日までの間に取得した場合 当該代替土地のうち被災住宅用地相当分について 取得後 3 年度分 当該土地を住宅用地とみなし 住宅用地の価格 ( 課税標準 ) の特例を適用

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投資型減得税E 長期優良住宅化 ローン型減J 住宅ローン減税 固定資産税制の組み合わせ 所得税投資型減税ローン型減税 J A B C D E F G H I 住宅長期優良長期優良ローン耐震バリアフリー省エネ同居対応住宅化バリアフリー省エネ同居対応住宅化減税 A 耐震 Bバリアフリー C 省エネ 税D

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

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広島市都市計画関係手数料条例の一部改正について ( お知らせ ) 建築基準法施行令の改正に伴い, 小荷物専用昇降機に係る建築物に関する確認申請手数料等を定める とともに, 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の制定に伴い, 建築物エネルギー消費性能 向上計画認定申請手数料等を定める条例改正を

補助の対象となるための要件 本事業の施行区域は大阪市全域とし 交付申請対象住戸において次の (1)~(7) の全ての要件に該当することが必要です (1) 大阪市内の民間賃貸住宅の空き住戸において 改修を実施するもの ( 戸建ての空家等を改修し 要件に適合する賃貸住宅とする場合も含む ) (2) 昭和

1 リフォームの減税制度所得税の控除 ( 投資型減税 ) 3. 所得税の控除 ⑴ 投資型減税リフォームのための借入金の有無にかかわらずご利用できます マンション共用部分の改修工事を行う場合は 全体工事費用のうち申請者が負担した費用の額も控除対象となります A. 耐震リフォームの投資型減税 耐震改修促

受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 3

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

受贈者ごとの非課税限度額 ( 注 1) 1 下記 2 以外の場合住宅用の家屋の種類 住宅用の家屋の新築等に係る契約の締結日 ( 注 3) 省エネ等住宅 ( 注 4) 左記以外の住宅 平成 27 年 12 月 31 日まで 1,500 万円 1,000 万円 平成 28 年 1 月 1 日から平成 2

国土交通省 次世代住宅ポイント制度 活用ガイド リフォーム編 TOTO DAIKEN YKK AP の製品で ポイントがもらえます! リフォームで最大 30 万 条件により上限が 異なります ポイント

静岡市の耐震対策事業

6 課税上の取扱い日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは 下記のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いが行われることがあります (1)

○所有者等の住所に変更があった場合の申請書の様式・記載例(オ

〔商品概要説明書記載例〕

BL住宅金融公庫適合証明手数料案

適合証明業務手数料規程

1. 概要 所得税 贈与税 1 ー 1. 増改築等の減税制度 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置 増改築等のリフォームを対象とした税の優遇措置には 次の制度があります ❶ 所得税額の控除増改築等のリフォームを対象とした所得税額の控除には 住宅ローン控除制度 があります ❷ 贈与税の非課税措

2. 申請者について Q6. 申請者は誰になりますか 申請者は 住宅の所有者で実際に居住している人になります 見積書 契約者 領収書といった申請書に添付する書類の宛名や補助金の振込口座の名義は申請者と同一になります Q7. 所有者が亡くなり 名義変更の手続きが済んでいない場合 相続予定者を申請者とし

神戸市 2018/4/1 認定長期優良住宅に対する固定資産税の減額措置 通常の住宅と比べて特に長期にわたり良好な状態で使用できる構造や設備を備えている として市の認定を受けた住宅 ( 認定長期優良住宅 ) について 必要書類を添付して住宅所 在地の各区の市税事務所へ申告すれば 固定資産税が減額されま

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第 1 章要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果の報告 1 要緊急安全確認大規模建築物について平成 25 年 11 月 25 日の耐震改修促進法の改正により 不特定多数の者が利用する建築物及び避難弱者が利用する建築物のうち大規模なもの等が要緊急安全確認大規模建築物として規定され 平成 27 年 1

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1 市川市耐震改修助成制度 の概要 この制度は 市民の皆さんが所有し かつ居住する木造戸建住宅について 市の助成を受けて行っ た耐震診断の結果 耐震性が低いことから市に登録した木造住宅耐震診断士による耐震改修を実施した場合に 耐震改修設計費 耐震改修工事 工事監理費及び耐震改修に伴うリフォーム工事費

別紙 14 Q A Q A

(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を

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財形住宅貯蓄の払出し要件 1. 財形住宅貯蓄の適格払出しと住宅の取得等以外の払出し財形住宅貯蓄を非課税で適格に払出すには 取得または増改築等を行う住宅および払出方法等が法令等で定められた要件を満たす必要があります なお 適格払出しとされる要件を満たさない場合には 要件外払出しの解約となり 解約利子が課税されるとともに 5 年遡って その間に非課税で支払われた利子が課税扱いとなって追徴されます 2. 取得する持家住宅の要件 住宅の取得には 新築住宅の建設 購入 中古住宅の購入がありますが 適格払出しの対象となる住宅には 契約者本人の所有名義部分があることのほか 以下の要件があります 事由対象床面積払出し額 新築 新築住宅購入 住宅の新築 戸建住宅の購入 マンションの購入 耐火構造の住宅は築後 25 年以内 50 m2以上 住宅の取得 価額以内 中古住宅購入 耐火構造以外の住宅は築後 20 年以内 一定の耐震基準を満たしていれば築後要件なし このほか 店舗併用や賃貸併用住宅では 床面積の過半以上が自己の居住の用に供されていることが条件とな ります ( 自己の居住の用に供されている面積が 50 m2以上必要 ) 一定の耐震基準を満たすことは 建築士等が発行する 耐震基準適合証明書 によって証明されます 3. 住宅 土地 ( 借地権を含む ) の対価の額が区分されていない場合の取扱い 一つの契約により住宅 土地 ( 借地権を含む ) を同一の者から購入した場合 対価の額が区分されていないこと により住宅のみの取得価額を算出することが困難なときは 以下の割合で求めます 新築住宅 中古住宅 5 年以内 10 年以内 15 年以内 20 年以内 25 年以内 25 年超 耐火建物 地上 4 階以上 70/100 60/100 50/100 40/100 地上 3 階以下 60/100 50/100 40/100 30/100 木造その他 耐火建物以外 50/100 40/100 30/100 20/100 10/100 共有の場合は 持分に応じて按分します 居住用以外の用に供する部分がある場合は 居住用部分の床面積割合を乗じた額とします 192-2017-008 1

4. 持家である住宅の増改築等の工事内容財形住宅貯蓄の適格払出しの対象となる持家の増改築等の要件は以下のとおりです 工事内容 床面積 費用等 増築 改築 建築基準法上の主要構造部 第 1 号工事 ( 壁 柱 床 梁 屋根 ) の 1 種以上について行う大規模修繕 大規模模様替 第 2 号工事 床 階段 間仕切壁 壁の過半について行う修繕または模様替 ( マンション等の工事 ) 家屋のうち居室 調理室 浴室 便所 洗面所 納戸 玄関 廊下 増改築等の 第 3 号工事 のいずれかの一室の床または壁の全部について行う修繕または模 工事のうち 様替 居住用の部 第 4 号工事 建築基準法施行令第 3 章 ( 構造強度 ) および第 5 章の 4( 建築設備等の強化 ) の規定または地震に対する安全性に係る基準 ( 耐震強化工事 ) に適合させるための修繕または模様替 増改築後 50 m2以上 分に係る工事費用の 2 分の 1 以上で 高齢者等が自立した日常生活を営むのに必要な構造および設備の 左記費用総 基準に適合させるための通路または出入口の拡幅 階段の勾配の緩 額が 75 万円 第 5 号工事 和 浴室の改良 便所の改良 手すりの取付 床の段差の解消 出 超 入口の戸の改良 床材の取替のいずれかに該当する修繕又は模様替 ( バリアフリーに関する工事 ) 第 6 号工事 エネルギーの使用の合理化に資する ( 断熱性を高める ) ための窓 天井等 壁 床等のいずれかの修繕または模様替 5. 住宅の取得等の場合の払出方法と必要書類 財形住宅貯蓄の払出方法には 残高の一部払出し 残高の全額払出し 口座解約 の方法がありますが 払 出事由により制約があります また 払出時には取得したこと 居住していることを証する書類の提出が定めら れています 提出書類は原本または写しのいずれでも可能です なお 所定の必要書類が期日までに提出されなかった場合 要件外払出しの解約となり 解約利子が課税され るとともに 5 年遡って その間に非課税で支払われた利子が課税扱いとなって追徴されます (1) 住宅の取得 増改築等の払出方法 払出事由 一部払出し 全額払出し 口座解約 住宅の取得または増改築前 ( 注 ) 住宅の取得または増改築後 ( 注 ) ( 注 ) 要件外 ( 注 1) 払出しはそれぞれ1 回に限られています 192-2017-008 2

( 注 2) 各種必要書類の中には取得費用がかかるものがあります (2) 住宅取得時の払出額および提出書類等払出額および提出書類等 住宅取得前の払出し 住宅の取得等をする前に 次の書類を取扱金融機関に提出し 残高の 9 割または所要額のいずれか低い金額を限度として払出すことができる 住宅の 工事請負契約書 または 売買契約書 2 回で払出す 場合 住宅取得後の払出し 上記 1 回の払出しから 2 年以内または住宅を取得した日から 1 年以内の いずれか早い日までに 次の書類を取扱金融機関に提出する その際 所要額が 1 回目の払出額を上回っている場合は 差額以下の金額を払出すことができる 住宅の 登記事項証明書 住民票の写し 住民票記載事項証明書 外国人登録原票の記載事項証明書 外国人登録原票の写し のいずれか1 点 住宅取得後の払出し 住宅を取得した日から1 年以内に 次の書類を取扱金融機関に提出し 所要額以下の金額を払い出すことができる 1 回で払出す 場合 住宅の 工事請負契約書 または 売買契約書 住宅の 登記事項証明書 住民票の写し 住民票記載事項証明書 外国人登録原票の記載事項証明書 外国人登録原票の写し のいずれか1 点 (3) 増改築等の払出額および提出書類等払出額および提出書類等 増改築前の払出し 増改築等をする前に 次の書類を取扱金融機関に提出し 残高の 9 割以下または所要額のいずれか低い金額を払い出すことができる 住宅の 工事請負契約書 増改築後の払出し 上記 1 回目の払出しから 2 年以内または増改築等をした日から1 年以内の 2 回で払出す場 合 いずれか早い日までに 次の書類を取扱金融機関に提出する その際 所要額が 1 回目の払出額を上回っている場合は 差額以下の金額を払出すことができる 住宅の 登記事項証明書 住民票の写し 住民票記載事項証明書 外国人登録原票の記載事項証明書 外国人登録原票の写し のいずれか1 点 確認済証 検査済証 増改築等工事証明書 ( 注 ) のうちいずれか 1 点 増改築後の払出し 増改築等をした日から1 年以内に 次の書類を取扱金融機関に提出し 所要額以下の金額を払出すことができる 1 回で払出す場 合 住宅の 工事請負契約書 住宅の 登記事項証明書 住民票の写し 住民票記載事項証明書 外国人登録原票の記載事項証明書 外国人登 録原票の写し のいずれか 1 点 192-2017-008 3

確認済証 検査済証 増改築等工事証明書 ( 注 ) のうちいずれか 1 点 ( 注 ) 増改築等工事証明書 は工事費用が 75 万円超 100 万円以下の場合 増改築等工事完了届 でも可能 6. 確認済証と検査済証 確認済証 検査済証 とは 住宅の増改築等の工事をしようとする場合にその計画が建築基準関係規定に適合するものであること または工事が完了した場合に検査を受けて建築物が建築基準関係規定に適合していることを地方公共団体に証明してもらう書類です 確認済証 は工事の事前申請による確認後 検査済証 は工事終了後の申請にもとづく検査後に発行されます 財形住宅貯蓄を増改築等工事費用のため払出す場合にその他必要書類と共に提出します (1) 確認済証 建築基準法第 6 条第 1 項の規定に基づくもので 床面積の増加を含む大規模工事前に図面や書類が建築基準関係規定に即しているかを 建築主事が審査して適合していれば発行されます (2) 検査済証 建築基準法第 7 条第 5 項の規定に基づくもので 工事が終了した時点で建築主事またはその委任を受けた当該市町村もしくは都道府県の職員の検査を受け 建築基準関係規定に適合していることが確認されれば発行されます 7. 増改築等工事証明書と増改築等工事完了届どちらも住宅の増改築等の工事内容の適格性を確認するために提供する書類です 工事費用によって使い分けることができ 第 1 号工事から第 6 号工事まで全ての工事の証明に使用できます 財形住宅貯蓄を増改築等工事費用のため払出す場合にその他必要書類と共に提出します (1) 増改築等工事証明書 工事費用の額が 100 万円超の場合に必要となります 証明者は 事務所登録をしている 1 級建築士 2 級建築士 木造建築士のほか指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関のいずれかとなります ( 注 1) 法 に規定する増改築等に要した費用の額 に記載された金額が適格な工事に要した費用となります ( 注 2) 建築士等に 増改築等工事証明書 の作成を依頼した場合 費用が必要な場合があります なお 確認済証 検査済証 が発行されていれば 増改築等工事証明書 は不要です (2) 増改築等工事完了届 工事費用の額が 75 万円超 100 万円以下の場合 増改築等工事証明書 に代えて使用することが可能です 証明内容 ( 対象となる工事内容 ) は増改築等工事証明書と全く同じですが 比較的工事規模が小さく費用も少額の工事については建築士が係わらないこともあるため 証明者が施工業者で済むよう手続きが簡素化されています 8. 適格払出し後の財形住宅貯蓄の取扱い (1) 残高が残った場合財形住宅貯蓄の残高が住宅の取得等の費用より多額である場合は 適格に払出した後残高が残りますが 財形住宅貯蓄契約は次の住宅の取得等の費用のために継続することになります 192-2017-008 4

この場合で その後 5 年以内に住宅の取得等以外に払出したときは 不適格払出しとして 5 年間遡及して追徴 課税となりますが 遡及期間内の残高を残した適格払出の利子も課税扱いとなって徴収されますので注意が必要 です (2) 全額を払出し 残高がゼロとなった場合財形住宅貯蓄の残高全額を適格に払出した場合 その後の契約の継続に関して貯蓄商品によって取扱いが異なります ろうきんで取扱いしている財形貯蓄商品では 支払手続きを行うことにより従前の契約が存続し 継続して積み立てることが可能です 契約は継続していることになりますから 55 歳を超えていても差し支えありません この場合で その後 5 年以内に住宅の取得等以外の不適格払出しは 遡及期限は適格な払出しを行った日の翌日までとなります 他の貯蓄商品では 残高の全額を払出すためには口座を解約することになり 新たに契約するためには契約要件の 55 歳未満であることが必要です 以上 192-2017-008 5