H27 国語

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課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

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1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

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平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

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ひょうごつまずきポイント指導事例集について 次ページ 示 ポイント 過去 全国学力 学習状況調査 結果 うち 特 課題 あた問題をも 作成したひう 状況調査 等 結果 明 したも あ 各学年 領域 共通 内容 い た4ページ~5ページポイントをも 各領域 やそ 学習内容を整理した系統表を掲載しい 各

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国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

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第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

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第 2 問 A 問題のねらいインターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 友人, 家族, 学校生活などの身の回りの事柄に関して平易な英語で書かれ

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調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

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作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

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国語科学習指導案

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

第○学年○組 国語科学習指導案

書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと 本単元では 経験したことや想像したことを基に俳句をつくり 互いに読み合う言語活動を行う 身近な情景や生活の中での出来事を捉え 俳句の特徴を生かした創作を行うことによって 言葉の調子やリズムに親しみ 凝縮した表現で捉える面白さや楽しさを味わわ

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 12 学校案内パンフレットを作ろう-共同編集・制作-

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第4章 道徳

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

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国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

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価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

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第○学年○組 学習指導案

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

(2) 指導の実際 1 話すこと 聞くこと の実践ア協働による教材研究の柱 モデルの提示について対話のためのスキルの定着や対話の深まりを目指し, 教師や代表グループによる対話のモデルを提示し, 気付いたことや発見したことを基に自分たちの対話や話合いの様子を振り返らせ, 学びの充実を図るようにする 共

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

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エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

【単元吊】「段落のつながりに気をつけて読もう《[ツバメがすむ町]

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 67.0% 考 察 話すこと 聞くこと では 相手や目的に応じて 理由や事例などを挙げなが ら筋道を立てて話すことができています 今後も

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

【授業 1】

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

平成20年度


指導方法等の改善計画について

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

第 2 問 A インターネット上に掲載された料理レシピやその写真から料理の特徴の読み取りや推測を通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉える力や, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 イラストを参考にしながら, ネット上のレシピを読んで, その料理がどのような場合に向いて

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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Transcription:

平成 27 年度岡山県学力 学習状況調査 調査問題を活用した授業改善のポイント 岡山県教育庁義務教育課

国語

1 授業改善のポイント 目的や意図に応じ 効果的に書く力を身に付けさせる授業になっていますか? 改善のポイント 1 付けたい力を明確に 2 具体的な手立てを 3 系統性を踏まえた授業づくり

② 問題 3 総合的な学習の時間の リーフレット の作成において 編集会議 での話し合いの結果を受け 目的や意図に応じて文章全体の構 成の効果を考えて書き直したり さらに改善するための意見の提 案や 条件に沿ってまとめを書いたりすることができるかどうかを みる問題

3 問題 3 総合的な学習の時間の リーフレット の作成において 編集会議での話し合いの結果を受け 目的や意図に応じて文章全体の構成の効果を考えて書き直したり さらに改善するための意見の提案や 条件に沿ってまとめを書いたりすることができるかどうかをみる問題

3 問題 3 総合的な学習の時間の リーフレット の作成において 編集会議での話し合いの結果を受け 目的や意図に応じて文章全体の構成の効果を考えて書き直したり さらに改善するための意見の提案や 条件に沿ってまとめを書いたりすることができるかどうかをみる問題 書く力 1 例示 ( 定型 ) に従って書けるか? 出題のねらい 目的や意図に応じ 文章全体の構成の効果を考えて書くことができる

4 問題 3 総合的な学習の時間の リーフレット の作成において 編集会議での話し合いの結果を受け 目的や意図に応じて文章全体の構成の効果を考えて書き直したり さらに改善するための意見の提案や 条件に沿ってまとめを書いたりすることができるかどうかをみる問題

4 問題 3 総合的な学習の時間の リーフレット の作成において 編集会議での話し合いの結果を受け 目的や意図に応じて文章全体の構成の効果を考えて書き直したり さらに改善するための意見の提案や 条件に沿ってまとめを書いたりすることができるかどうかをみる問題 出題のねらい 目的に応じて文章と意見を読み取り 条件に沿ってまとめを書くことができる 書く力 2 与えられた条件に即して 書けるか?

5 問題 4 説明的な文章を読み取り 内容を整理して正しく理解することや 文章を読んで生まれた疑問について 新たな資料を選び 自分で調べ学習を進めることができるかどうかをみる

5 問題 4 説明的な文章を読み取り 内容を整理して正しく理解することや 文章を読んで生まれた疑問について 新たな資料を選び 自分で調べ学習を進めることができるかどうかをみる 出題のねらい 司会の役割を理解を理解することができる 書く力 3 事実と感想 意見などを区別し 自分の考えを明確に書けるか?

6 ポイント 1 付けたい力を明確に 書くこと の能力を育てるための指導事項 ア 課題設定や取材 に関する指導事項イ 構成 に関する指導事項ウ 記述 に関する指導事項エ 推敲 に関する指導事項オ 交流 に関する指導事項

7 ポイント 1 付けたい力を明確に 書くこと の能力を育てるための指導事項 ア 課題設定や取材 に関する指導事項 低学年 経験や想像したことなどから書くことを決め 書こうとする題材に必要な事柄を集める 中学年 関心のあることなどから書くことを決め 相手や目的に応じて 必要な事柄を調べる 高学年 考えたことなどから書くことを決め 目的や意図に応じて 事柄を収集し 全体を見通して整理する

8 ポイント 1 付けたい力を明確に 書くこと の能力を育てるための指導事項 イ 構成 に関する指導事項 低学年 自分の考えが明確になるように 事柄の順序に沿って簡単な構成を考える 中学年 文章全体における段落の役割を理解し 自分の考えが明確になるように 段落相互の関係などに注意して文章を構成する 高学年 自分の考えを明確に表現するため 文章全体の構成の効果を考える

9 ポイント 1 付けたい力を明確に 書くこと の能力を育てるための指導事項 ウ 記述 に関する指導事項 低学年 語と語 文と文の続き方に注意しながら つながりのある文や文章を書く 中学年 書こうとすることの中心を明確にし 目的や必要に応じて理由や事例を挙げて書く 文章の敬体と常体の違いに注意して書く 高学年 事実と感想 意見などとを区別するとともに 目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりすること 引用したり 図表やグラフなどを用いたりして 自分の考えが伝わるように書く

10 ポイント 1 付けたい力を明確に 書くこと の能力を育てるための指導事項 エ 推敲 に関する指導事項 低学年 文章を読み返す習慣を付けるとともに 間違いなどに気付き 正すこと 中学年 文章の間違いを正したり よりよい表現に書き直したりすること 高学年 表現の効果などについて確かめたり 工夫したりすること

11 ポイント 1 付けたい力を明確に 書くこと の能力を育てるための指導事項 オ 交流 に関する指導事項 低学年 書いたものを読み合い よいところを見つけて 感想を伝え合うこと 中学年 書いたものを発表し合い 書き手の考えの明確さなどについて意見を述べ合うこと 高学年 書いたものを発表し合い 表現の仕方に着目して助言し合うこと

12 ポイント 1 付けたい力を明確に 書くこと の能力を育てるための指導事項 ア 課題設定や取材 に関する指導事項イ 構成 に関する指導事項ウ 記述 に関する指導事項エ 推敲 に関する指導事項オ 交流 に関する指導事項 日々の授業の中で 学習指導のスタンダード 授業 5( ファイブ ) 2 自分で考え 表現する時間を確保する 4 授業の振り返りをする

13 ポイント 2 具体的な手立てを 言語活動の充実を目指すために 様々な学習活動において 国語科との関連を意識して実践していく 総合的な学習の時間の体験活動などを 国語科での学習活動の教材として考える 国語科での言語活動 総合的な学習の時間での活動他の教科での活動 総合的な学習の時間の発表などを 国語科で身に付けた話す力を発揮する場面と考える 国語科 の指導で身に付けた力を 日常的な学習で想起させ 繰り返し使わせるようにする

14 ポイント 2 具体的な手立てを 言語活動の充実を目指すために

15 ポイント 2 具体的な手立てを 言語活動の充実を目指すために 国語科 では 学年中学年高学年事物のよさを多くの人に伝えるための文章を書くこと低想像したことを文章に書くこと経験したことを報告する文章や観察したことを記録する文章を書くこと身近な事物を簡単に説明する文章などを書くこと紹介したいことをメモにまとめたり 文章に書いたりすること伝えたいことを簡単な手紙に書くこと 身近なこと 想像したことなどを基に 詩をつくったり 物語を書いたりすること疑問に思ったことを調べて 報告する文章を書いたり 学級新聞などに表したりすること収集した資料を効果的に使い 説明する文章などを書くこと目的に合わせて依頼状 案内状 礼状などの手紙を書くこと 経験したこと 想像したことなどを基に 詩や短歌 俳句をつくったり 物語や随筆などを書いたりすること自分の課題について調べ 意見を記述した文章や活動を報告した文章などを書いたり編集したりすること

16 ポイント 2 具体的な手立てを 言語活動の充実を目指すために 他の教科や領域 では (1) 体験から感じ取ったことを表現する ( 例 ) 日常生活や体験的な学習活動の中で感じ取ったことを言葉や歌 絵 身体などを用いて表現する (2) 事実を正確に理解し伝達する ( 例 ) 身近な動植物の観察や地域の公共施設等の見学の結果を記述 報告する (3) 概念 法則 意図などを解釈し 説明したり活用したりする ( 例 ) 需要 供給などの概念で価格の変動をとらえて生産活動や消費活動に生かす 衣食住や健康 安全に関する知識を活用して自分の生活を管理する (4) 情報を分析 評価し 論述する ( 例 ) 学習や生活上の課題について 事柄を比較する 分類する 関連付けるなど考えるための技法を活用し 課題を整理する 文章や資料を読んだ上で 自分の知識や経験に照らし合わせて 自分なりの考えをまとめて A4 1 枚 (1000 字程度 ) といった所与の条件の中で表現する 文部科学省言語活動の充実に関する基本的な考え方

17 ポイント 2 具体的な手立てを 言語活動の充実を目指すために 他の教科や領域 では 自然事象や社会的事象に関する様々な情報や意見をグラフや図表などから読み取ったり これらを用いて分かりやすく表現したりする 自国や他国の歴史 文化 社会などについて調べ 分析したことを論述する (5) 課題について 構想を立て実践し 評価 改善する ( 例 ) 理科の調査研究において 仮説を立てて 観察 実験を行い その結果を整理し 考察し まとめ 表現したり改善したりする 芸術表現やものづくり等において 構想を練り 創作活動を行い その結果を評価し 工夫 改善する (6) 互いの考えを伝え合い 自らの考えや集団の考えを発展させる ( 例 ) 予想や仮説の検証方法を考察する場面で 予想や仮説と検証方法を討論しながら考えを深め合う 将来の予測に関する問題などにおいて 問答やディベートの形式を用いて議論を深め より高次の解決策に至る経験をさせる 文部科学省言語活動の充実に関する基本的な考え方

3 系統性を踏まえた授業づくりコ!ポイント 18 学年の発達段階 学習の系統性を踏まえた授業づくり B 書くこと 記述 の発展系統 ( 学習指導要領から ) 小学校が伝わるように書く中学校第 1 2 学年 第 3 4 学年 第 5 6 学年 語と語や文と文の続き方に注意しながら つながりのある文や文章を書く 書こうとすることの中心を明確にし 目的や必要に応じて理由や事例を挙げて書く文章の敬体と常体との違いに注意しながら書く 事実と感想 意見などとを区別するとともに 目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書く引用したり 図表やグラフなどを用いたりして 自分の考え 今回の問題は第 1 学年 第 2 学年 第 3 学年 伝えたい事実や事柄について 自分の考えや気持ちを根拠を明確にして書く 事実や事柄 意見や心情が相手に効果的に伝わるように 説明や具体例を加えたり 描写を工夫したりして書く 論理の展開を工夫し 資料を適切に引用するなどして 説得力のある文章を書く

19 全国学力 学習状況調査でも 平成 27 年度小学校国語 A 平成 27 年度中学校国語 A 平成 27 年度小学校国語 B

20 最後に これからの 教育観 について 子どもたちが成人して社会で活躍する頃には 生産年齢人口の減少 グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により 社会や職業の在り方そのものも大きく変化する可能性 そうした厳しい挑戦の時代を乗り越え 伝統や文化に立脚し 高い志や意欲を持つ自立した人間として 他者と協働しながら価値の創造に挑み 未来を切り開いていく力が必要 そのためには 教育の在り方も一層進化させる必要 特に 学ぶことと社会とのつながりを意識し 何を教えるか という知識の質 量の改善に加え どのように学ぶか という 学びの質や深まりを重視することが必要 また 学びの成果として どのような力が身に付いたか という視点が重要 初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について 諮問の概要