Word 入門 Word はワープロおよびレイアウトのための効果的なアプリケーションです 最も効果的に使用するには 最初にその基礎を理解する必要があります このチュートリアルでは すべての文書で使用する作業と機能をいくつか紹介します 開始する前に... 1 1. 新しい空白の文書を作成する... 2 2. Word のユーザーインターフェイスについて... 4 3. 文書内を移動する... 5 4. 文字列を選択する... 7 5. 文字列を書式設定する... 9 6. コピー ペースト およびドラッグする... 11 7. 文書のレイアウトを変更する... 15 8. 新しいフォルダーに文書を保存する... 17 クイックリファレンスカード... 19 開始する前に 学習内容 このチュートリアルを完了すると 次のことができるようになります 新しい空白の文書を作成する 基本的な作業の実行に使用するユーザーインターフェイス要素を識別する 文書内を移動する 文字列を選択 書式設定 コピー ペースト および移動する 文字間隔や行間隔 余白 および印刷の向きを設定する 新しいフォルダーに文書を保存する 要件 Word for Mac 2011 推定所要時間 : 30 分 Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 1
1. 新しい空白の文書を作成する Word では 文書を作成して保存できます 空白の文書 既に保存されている文書 またはテンプレートを使用できます Word を起動すると Word 文書ギャラリーが開き さまざまなテンプレートや最近使用した文書にすばやくアクセスできます Word 文書ギャラリーを使用して 空白の文書を開いてみましょう Word をまだ起動していない場合は Dock で [Microsoft Word] をクリックします Word 文書ギャラリーの左側の [ テンプレート ] で [ すべて ] をクリックします ヒント文書ギャラリーが表示されない場合は Word を終了して再起動します [Word 文書 ] をクリックし [ 選択 ] をクリックします ヒント Word を起動したときに常に新しい文書を開くようにするには [Word を開くときに表示しない ] チェックボックスをオンにします Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 2
空白の文書 ([ 文書 1]) が表示されます ヒント Word の [ ファイル ] メニューで [ 新規作成 ] をクリックすると 新しい空白の文書をいつでも作成できます ( このチュートリアルでは [ ファイル ] > [ 新規作成 ] と表示されています ) Word の使用中に Word 文書ギャラリーを表示するには [ ファイル ] > [ テンプレートから新規作成 ] をクリックします テンプレートが保存されている既定の場所は / ユーザー / ユーザー名 / ライブラリ /Application Support/Microsoft/Office/ ユーザーテンプレートです Mac OS X 7 (Lion) を使用している場合 既定では [ ライブラリ ] フォルダーは非表示になっています [ ライブラリ ] フォルダーを表示するには Finder の [ 移動 ] メニューをクリックし option キーを押します 次に進む前に 次のことができるようになったことを確認してください Dock から Word を起動する Word 文書ギャラリーを使用して 新しい空白の文書を作成する Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 3
2. Word のユーザーインターフェイスについて 新しい空白の文書では すぐに文字を入力することができます ただし 文字列の入力を開始する前に すべての文書で使用するユーザーインターフェイス要素を理解する必要があります Word には 次のようなユーザーインターフェイス要素があります ヒント [ メニューバー ]: すべてのメニューが表示されている 画面の最上部のエリア [ ファイル ] [ 編集 ] [ 表示 ] の各メニューには 通常よく使用されるメニューコマンドがあります [ 標準ツールバー ]: 文書の名前 ( この場合は " 文書 1") 一般的な作業に使用されるボタン ( 文書を開く 保存する プリントするなど ) が表示されるツールバーです [ リボン ]: ウインドウまたは作業領域の上部にあるタブ付きのコマンドバー 各タブには さまざまな機能が論理グループ別にまとめられています [ ホーム ] タブと [ レイアウト ] タブには 文字列の書式設定や文書のレイアウト変更に一般的に使用されるコマンドがあります [ カーソル ]: 入力を開始したときに文書内で文字列が表示される場所を示した 点滅している縦棒です [ スクロールバー ]: 文書ウインドウの横に表示されるバーです スクロールバーを上下にドラッグすると 現在表示されていない部分が表示されます 作業中にリボンを非表示にするには リボンの右部にあるをクリックします 次に進む前に 次のことができるようになったことを確認してください すべての文書で使用するユーザーインターフェイス要素を理解する Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 4
3. 文書内を移動する 文書には 図 グラフ クリップアート 表など さまざまな種類の内容が含まれますが 最もよく使用されるのは文字列です ショートカットを使用してサンプルの文字列を作成し スクロールバーと矢印キーを使用して文書内を移動してみましょう 文書の先頭のカーソルが点滅しているところに =rand(10,10) をショートカットとして入力し [return] キーを押します 2 ページに渡る 10 段落分の文字列が挿入され その最後にカーソルが表示されます Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 5
スクロールバーを上にドラッグして文書の先頭を表示し 最初の文の開始位置をクリックすると 文書の先頭にカーソルが移動します キーボードの return キーを 2 回押し 上矢印キーを 2 回押すと 文書の最初の行に移動します キツネと犬 と入力します Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 6
ヒント カーソルより下をクリックできない場合は そこが文書の最後です 空白の行を挿入するには 行を挿入するごとに return キーを 1 回押します 次に進む前に 次のことができるようになったことを確認してください スクロールバーと矢印キーを使用して 文字列内を移動する 空白行を挿入するには return キーを押す 4. 文字列を選択する 文字列に変更を加える ( たとえば 書式設定 コピー または移動を行う ) には まず操作する文字列を選択する必要があります 個々の文字 特定の語 または段落全体を選択できます さまざまな方法で文字列を選択してみましょう [Mac] という単語が最初に出現したところをダブルクリックします その語が強調表示され 選択されたことが示されます 2 回目に出現する [Word] の左側をクリックします マウスボタンを押しながら 段落の最後までドラッグしてボタンを離します これで 段落全体が選択されました ヒントまた 段落内の任意の語を 3 回クリックすると その段落全体を選択できます Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 7
キーボードで [command] () キーを押しながら [A] キーを押します 文書内のすべての文字列が選択されます ヒントまた [ 編集 ] > [ すべてを選択 ] をクリックしても 文書のすべての内容を選択できます 選択を解除するには 文書内の任意の場所をクリックします 強調表示が消え クリックした場所にカーソルが表示されます ヒント 文字列を 1 行選択するには マウスポインターを左の余白に移動します ポインターが に変わったら クリックしてその行を選択します 文字列が選択されると カーソルは非表示になります キーボードショートカット ( たとえば +A) は メニューのコマンド ( たとえば [ 編集 ] > [ すべてを選択 ]) の右側に表示されます 次に進む前に 次のことができるようになったことを確認してください 単語 段落 および文書のすべての文字列を選択する 文字列の選択を解除する Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 8
5. 文字列を書式設定する 文字列を選択したら 書式設定を行うことができます たとえば フォント サイズ 色を変更できます 文書のタイトルのフォント サイズ および色を書式設定してみましょう 文書のタイトル ( たとえば [ キツネと犬 ]) を選択します [ ホーム ] タブの [ フォント ] で [ フォント ] ポップアップメニューの [HGP 創英角ゴシック UB] をクリックします ヒントツールバーやリボンのコマンドに関するヒントを表示するには そのボタンにマウスポインターを合わせます Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 9
[ フォントサイズ ] ポップアップメニューで [16] をクリックします [ フォントの色 ] ポップアップメニューで [ アクセント 2] をクリックします 文書のタイトルの色 フォント およびサイズが新しくなりました ヒント 他の書式設定オプションを使用するには 書式設定する文字列を選択して [ 書式設定 ] > [ フォント ] をクリックします 文字列に適用された書式設定を解除するには その文字列を選択し [ ホーム ] タブの [ スタイル ] で [ 標準 ] をクリックします 次に進む前に スタイルを使用すると 数種類の書式設定を一度に適用できます スタイルは [ ホーム ] タブにあります 次のことができるようになったことを確認してください 選択した文字列のフォント サイズ および色を書式設定する Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 10
6. コピー ペースト およびドラッグする コピーとペーストを使用すると 再度入力する必要がなく 文字列を簡単に再利用できます また 文字列をドラッグすると 文書の別の場所にすばやく移動できます 文書の文字列をコピー ペースト およびドラッグしてみましょう これまでに入力および書式設定したタイトルを選択します [ 編集 ] > [ コピー ] をクリックします ヒントコピーのキーボードショートカットは +C です スクロールバーを下にドラッグして文書の最後に移動し 最後の段落の下をクリックし return キーを 2 回押します Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 11
[ 編集 ] > [ ペースト ] をクリックします ヒントペーストのキーボードショートカットは +V です タイトルのコピーが 文書の最後にペーストされました ペーストされたタイトルの直前の段落を選択します Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 12
選択した段落をクリックして ペーストされたタイトルの下にドラッグし ボタンを離します Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 13
ドラッグした段落がペーストされたタイトルの下に表示されています ヒント その他のオプションについては control キーを押しながら 選択したテキストをクリックします 直前の編集を元に戻すには [ 編集 ] > [ 元に戻す ] をクリックするか キーボードショートカットの +Z を使用します 異なるアプリケーション間 ( たとえば Word と PowerPoint の間 ) でも 文字列をコピーしてペーストできます 次に進む前に 次のことができるようになったことを確認してください 文字列をコピーしてペーストする 文字列を文書の別の場所にドラッグする Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 14
7. 文書のレイアウトを変更する Word にはさまざまなレイアウトオプションがあり 文書の外観を自在に指定できます たとえば 行間 余白 および印刷の向きを簡単に変更できます 文書のレイアウトオプションを変更してみましょう [ 編集 ] > [ すべてを選択 ] をクリックして 文書のすべての文字列を選択します [ ホーム ] タブの [ 段落 ] で [ 行間 ] をクリックし [1.5] をクリックします [ レイアウト ] タブの [ 余白 ] で [ 余白 ] をクリックし [ 狭い ] をクリックします Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 15
[ レイアウト ] タブの [ ページ設定 ] で [ 印刷の向き ] をクリックし [ 横 ] をクリックします 選択した行間 余白 および印刷の向きの設定が適用されました ヒント 段落の最初の行をインデントするには その段落の最初の語の前をクリックして tab キーを押します 段落全体をインデントするには 2 行目以降の任意の行の左側をクリックして tab キーを押します 印刷の向きの設定に直接移動するには [ ファイル ] > [ ページ設定 ] をクリックします 次に進む前に 次のことができるようになったことを確認してください 文書の行間 余白 および印刷の向きを変更する Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 16
8. 新しいフォルダーに文書を保存する ここまで文書に対して行った変更は 保存されていません [ 標準 ] ツールバーの上に標準のファイル名 ( 文書 1) が表示されている場合 その文書は保存されていないことを意味します コンピューターの新しいフォルダーに文書を保存してみましょう [ ファイル ] メニューの [ 保存 ] をクリックします [ 名前を付けて保存 ] ボックスに 文書の名前を入力します ( たとえば Word の基本 ) [ 場所 ] ポップアップメニューの [ 書類 ] をクリックし [ 名前 ] ボックスの横にある矢印をクリックして矢印を上に向けます [ 書類 ] フォルダー内のすべてのフォルダーが表示されます Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 17
[ 新規フォルダ ] をクリックします [ 新規フォルダ ] ダイアログボックスで Word の練習フォルダ と入力し [ 作成 ] をクリックします [ 保存 ] をクリックします 保存された文書のファイル名 ( たとえば [Word の基本.docx]) が [ 標準 ] ツールバーの上に表示されます ヒント 最近使用した文書を開くには [ ファイル ] をクリックして [ 最近使ったファイル ] をポイントし 開く文書をクリックします コンピューターに保存されているすべての Word 文書の一覧を表示するには [ ファイル ] > [ テンプレートから新規作成 ] をクリックします 次に 左ウインドウ枠の [ 最近使ったファイル ] で [ すべて ] をクリックします Word を終了するには [Word] > [Word の終了 ] をクリックするか +Q キーを押します 次に進む前に 次のことができるようになったことを確認してください 新しいフォルダーに文書を保存する Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 18
クイックリファレンスカード 目的 新しい空白の文書を作成する Word 文書ギャラリーを開く 操作 Word 文書ギャラリーで [Word 文書 ] をクリックし [ 選択 ] をクリックします Word 文書ギャラリーが開かない場合は [ ファイル ] > [ 新規作成 ] をクリックします [ ファイル ] > [ テンプレートから新規作成 ] をクリックします リボンを非表示にする リボンの右側にある をクリックします 空白行を挿入する 文書内の単語を 1 語選択する 段落全体を選択する 文書のすべての内容を選択する 文字列の書式設定を解除する コマンドのキーボードショートカットを確認する 文字列をコピーする 文字列をペーストする 文書全体の行間を変更する 文書の印刷の向きを変更する ( たとえば 横 ) 最近使用した文書を開く Word を終了する 空白行を挿入する直前の文字列の最後をクリックし return キーを押します その単語をダブルクリックします 段落の最初をクリックし マウスボタンを押しながら段落の最後までドラッグしてボタンを離します または 段落内の任意の単語を 3 回クリックします [ 編集 ] > [ すべてを選択 ] をクリックします 文字列を選択します [ ホーム ] タブの [ スタイル ] で [ 標準 ] をクリックします キーボードショートカットは メニューのコマンドの右側に表示されます たとえば [ 編集 ] メニューでは [ コピー ] のキーボードショートカットは +C です コピーする文字列を選択し [ 編集 ] メニューの [ コピー ] をクリックします 文字列をペーストする場所をクリックし [ 編集 ] > [ ペースト ] をクリックします 文書のすべての文字列を選択します [ ホーム ] タブの [ 段落 ] で [ 行間 ] をクリックし 指定する行間を入力します ( たとえば 1.5) [ レイアウト ] タブの [ ページ設定 ] で [ 印刷の向き ] をクリックし 指定する向きをクリックします [ ファイル ] > [ 最近使ったファイル ] をクリックして 使用する文書をクリックします [Word] > [Word の終了 ] をクリックします Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 19
その他のヒント [ ホーム ] タブには 最もよく使用される書式設定オプション ( フォント サイズ 色 など ) があります 異なるアプリケーション間 ( たとえば Word と PowerPoint の間 ) でも 文字列をコピーしてペーストできます キーボードショートカット ( たとえば +C) を使用するには [command] キー () を押しながら [C] キーを押します 一般によく使用されるキーボードショートカットには 文字列をコピーする +C 文字列をペーストする +V 最後の変更を元に戻す +Z などがあります [ 標準 ] ツールバーの上に標準のファイル名 ( 文書 1) が表示されている場合 その文書は保存されていないことを意味します Microsoft Office for Mac 2011: Word 入門 20