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基本施策情報活用能力の育成を図ります 幼児教育の推進 にあたっては 幼児期が生涯の人格形成の基礎を培う大切な時期であるとの認識のもと 子どもたちの心身の発達に資する質の高い幼児教育を推進します 2 人との絆や自然との関わりの中で伸びゆく豊かな心の育成 子どもたちが生命を大切にする心や思いやりの心 感

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組織目標シート 平成 28 年度 部局 教育委員会事務局局長吉田久芳 1. 部局の使命 児童 生徒一人ひとりを大切にし 豊かな人間性と人間関係を築く力を育むとともに 自ら学び考え行動する子どもの育成を図る学校教育を推進する 市民生活が豊かで活力のあるものになるよう 市民が生涯を通して学習し学び続ける

目次 1 はじめに 1 2 根拠法令 1 3 計画期間 1 4 大綱の基本方針 2 5 主な取組 3 参考資料 7

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領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

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3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

問 1 将来 子供たち ( 地域の子供も含む ) にどのような大人になってほしいですか (3つまで選択) 1. 自ら学び 向上心をもって何事にもチャレンジすることができる人 2. 社会のルールやマナーをきちんと守る人 50.2% 62.2% 3. 社会において自立的に生きることができる人 34.2%

Microsoft Word - 【最終版】H28教育に関する大綱

施策吊

第2節 茨木市の現況

地域子育て支援拠点事業について

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

世界各地で頻発する気象異変が警告する地球環境、米国を震源地とする経済危機、昨年8月の政権交代など激動する時代は多極化の度を増しております

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

①CSの概要

第 1 部第 3 章特別支援教育推進計画 ( 第二期 ) の基本理念と施策の方向性 1 東京都特別支援教育推進計画 ( 第二期 ) の基本理念東京都特別支援教育推進計画 ( 前計画 ) の基本理念発達障害を含む障害のある幼児 児童 生徒の一人一人の能力を最大限に伸長するため 乳幼児期から学校卒業後ま

資料3-3.文部科学省における子供の貧困対策の総合的な推進

札幌市教育振興基本計画第3章

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

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新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について(答申のポイント等)

15

第 1 章高校教育を取り巻く現状と課題 2 高校教育を取り巻く現状と課題 (2) 県立高校の現状と課題 4 不登校生徒や中途退学者の状況 そのため, 高校と中学校 特別支援学校 地域の保健福祉部門等との連携を強化し, 教育相談体制を拡充するとともに, 生徒一人一人の自己肯定感の涵養や自己実現を積極的

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

目 次 第 1 大綱の位置付け 1 第 2 教育をめぐる社会情勢の変化 1 1 グローバル化や情報通信技術の進展 2 人口減少社会の到来 3 雇用環境の変化 4 社会のつながりの希薄化など 第 3 基本目標 3 第 4 本県の教育の現状と課題 3 1 学力及び学習環境等について 2 家庭 地域の教育

農山漁村での宿泊体験活動の教育効果について

情に応じて養護教諭を複数配置できるよう 配置基準を見直すこと (6) 教員の事務負担を軽減するため 事務職員の配置改善を行うとともに 十分な財政措置を講じること (7) 学校図書館の充実や読書活動の推進を図るため 専任の司書教諭を適切に配置するとともに 財政措置の拡充を図ること (8) 食育の推進や

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

(仮称)仙台市教育振興基本計画

宮城の将来ビジョン 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 富県宮城の実現 ~ 県内総生産 10 兆円への挑戦 ~ 認知度集計表 ( 回答者属性別 ) 内容について知っている 言葉は聞いたことがある 効知らない ( はじめて聞く言葉である ) 県全体 度数 ,172

1 はじめに 1 趣旨このたびの教育委員会制度改革の一環として 各地方公共団体の長には当該地方公共団体の教育 学術及び文化の振興に関する総合的な施策について その目標 ( めざす姿 ) や施策の根本となる方針を明らかにするための 教育施策の大綱 を策定することが求められることとなりました 本町では

目 次 1 設置の目的 1 2 設置の基本的枠組み (1) 課程 (2) 学科 (3) 入学定員 (4) 設置予定 3 教育理念 育てたい人物像 (1) 教育理念 (2) 育てたい人物像 4 教育課程について (1) スポーツマネジメント科教育課程編成の基本方針 2 (2) 教育課程表 4 5 その

高等学校第 3 学年英検準 2 級以上の割合英語教育実施状況調査 30.0 % H26 H26 全国平均 31.9% 30.5 %( 27 ) 34.3 %( 27 ) 3 高等学校教育の質の向上 インターンシップ実施率 ( 高等学校 ) 高等学校中途退学率 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に

情報コーナー用

Ⅰ その他 教育委員会所管予算の概要 予算総括表 項 施策体系別事業一覧 3 平成 30 年度主要施策の概要 目 Ⅱ 平成 30 年度主要施策の概要希望をかなえるための後押し すべての子供が夢をはぐくむことのできる社会づくり 社会で活躍する人材の育成 学びのセーフティネット構築事業 重点事業 ( 一

施策吊

ICT による新しい学び 急速な情報通信技術 (ICT) の進展やグローバル化など 変化の激しい社会を生きる子供たちに 確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和のとれた 生きる力 を育成することがますます重要になってきています 2

学力向上のための取り組み

「(仮称)姫路市地域IT基本計画」の概要について

目 次 1. 策定の趣旨 2 2. 基本理念 2 3. 計画の期間及び推進状況の把握 2 4. 計画の対象 2 5. 第 1 次計画 における成果と課題 2 (1) 成果 2 (2) 課題 3 6. 計画の全体構想図 3 7. 推進事業 4 (1) 家庭における読書活動の推進 4 (2) 地域 図書

草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

第 3 次長野県教育振興基本計画の構成 第 1 編計画策定の基本的な考え方 策定の趣旨 計画の性格 計画の期間 教育を取り巻く環境変化や新たな課題が明らかになる中で 改めて本県の教育政策の方向性を示すため第 3 次長野県教育振興基本計画を策定する 教育基本法に基づく本県教育の振興に関する基本的な計画

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第 1 部 施策編 4

持続可能な教育の質の向上をめざして ~ 教員の多忙化解消プラン に基づく取組について ~ 平成 30 年 3 月 愛知県教育委員会

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

1 国の動向 平成 17 年 1 月に中央教育審議会答申 子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について が出されました この答申では 幼稚園 保育所 ( 園 ) の別なく 子どもの健やかな成長のための今後の幼児教育の在り方についての考え方がまとめられています この答申を踏まえ

愛媛県学力向上5か年計画

資料 No.4 平成 29 年度 重点施策 寒川町教育委員会

目 次 1 実施方針策定の趣旨 P. 1 2 振興計画に基づく取組みと求められる対応 P. 1 (1)Ⅰ 期期間中の取組み (2) 新制度のもと求められる対応 3 当面の実施方針 P. 2 (1) 基本となる考え方 (2) 当面の実施方針 4 新制度のもとでの市立幼稚園 P. 3 (1) 市立幼稚園

1 広島市障害者計画の策定について

経営課題 1 主な経営課題について 現状 データ 区民モニター : あなたにとって住民同士の つながり や きずな があると感じますか ( 単位 :%) 年代別 問 6 1. 感じる 2. ある程度感じる 3. あまり感じない 4. 感じない無回答 全体

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (


山口県教育庁社会教育・文化財課

もくじ はじめに 2 Ⅰ 改善基本 5 か年計画の基本構想 3 Ⅱ いじめ問題に関する基本的な考え方 4 Ⅲ 未然防止への取組 5 Ⅳ 早期発見 早期対応への取組 5 Ⅴ 関係機関との連携を強化した取組 6 Ⅵ 推進体制 検証体制を整える取組 7 改善基本 5 か年計画の見方 行動目標基本目標を達成

資料1 第1回会議のポイントについて

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北見市総合計画.indd

まちの将来像 第 2 章次代の社会を担う子どもたちを育むまち 施策 1. すべての子どもの育ちを支援する施策概要 施策の必要性 本格的な人口減少社会の到来を迎える中 少子化問題に対応するため 妊娠期から子育て期にかけての切れ目のない支援の推進と 待機児童の解消など仕事と子育てを両立できる環境の整備を

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

平成18年度標準調査票

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第3部 次世代育成支援対策(前期行動計画) 第3章 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

3. 分析と結果 公表に対する配慮事項 公表に際しては 文部科学省が定めた平成 29 年度全国学力 学習状況調査実施要領に基づき 次の点に配慮して実施します 1) 本調査は 太子町の子どもたちの学力や学習状況を把握し分析することにより 全国 大阪府の状況との関係において教育及び教育施策の成果と課題を

Microsoft Word - 03.H28秋 提言本文【合本】1110.docx

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

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Microsoft PowerPoint _羅針盤原稿_(中原作成)3.pptx

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H26研究レポート一覧(6年研)変更2017.3.22

06-2 平成28年度概算要求の説明2

2 重点項目内容成果目標 9 月末の進捗状況 1 月末の進捗状況 3 月末の達成状況 幼少期の教育の重要性に鑑み 関係部局 関係機関と連携しながら 支援が必要な子ども一人ひとりの教育的ニーズに応じ 多様できめ細やかな支援を行います 保幼小中の連携の強化 保幼小の教員が めざす児童像と効果的な指導 支

0-1表紙

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

平成 26 年度 ~ 平成 33 年度 みんなでつくる! 笑顔あふれるまち 北海道中札内村

(2) 施設の状況 幼稚園施設は 昭和 50 年前後に建築され 築 30 年以上が経過しています ( 表 2) ( 表 2) 公立幼稚園施設一覧 施設名称 竣工年月 構造 階数 酒匂幼稚園 昭和 48 年 2 月 鉄筋コンクリート造 ( 一部鉄骨造 ) 地上 2 階 東富水幼稚園 昭和 46 年 3

参考資料 文科初第 49 号 中央教育審議会 次に掲げる事項について, 別添理由を添えて諮問します 新しい時代の初等中等教育の在り方について 平成 31 年 4 月 17 日 文部科学大臣 柴山昌彦

資料1 骨子案(たたき台) 

25 周年を迎えたコミ協の新たな取組 について ( 報告 ) 20 周年に向けての見直し検討報告書 に明示された方策等の推進状況を企画総務部会で精査したところ そのほとんどが既に実施もしくは改善されていることがわかった ついては これらの事業は引き続き実施することとし 新たに 地域コミュニティ が抱


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はじめに

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

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- 目次 - Ⅰ 計画策定の趣旨等 1 Ⅱ 船橋市における自殺の現状 2 Ⅲ 船橋市の自殺対策における取組 3 Ⅳ 船橋市の自殺対策推進体制 6

Transcription:

施策の方向性 策定の考え方 ( たたき台 ) 今後 10 年間で目指す仙台の教育の姿 平成 28 年 8 月 4 日第 4 回第 2 期仙台市教育振興基本計画検討委員会資料 時代の変化を受けとめ, 未来を切り開いていく力 ( 今後必要な力, 育みたい力 ) 自らを認め自らを信じる力源となる市民として主体的社会にかかわり共に生きる力 4つの力自ら学び自ら考える力チャレンジする行動力 (4 つの力を育むために目指す教育の姿 ) 配付資料 (3)-2 まちが学びを支える 学ぶ 人がまちをつくり, まちが人を育む 学びのまち 仙台 まちの活力 第 2 期計画策定の方向性 考え方 生かす 学びのまち 仙台 を築くための 3 つの目標 学校 家庭 地域社会の総ぐるみによる子どもの教育が展開されている 自らのニーズに応じ, 様々な機会 場所で自発的に学び続けることのできる環境が整っている 楽しさや生きがいを実感しながら学びの成果を社会の中で発揮できる仕組みが形づくられている 10 年間で目指す仙台の教育の姿 を達成するべく, 第 1 期計画の 5 年間の取組の基本的方向 に掲げられた施策や事業をベースとして, 以下の 5 つのキーワードに基づき再編 修正 追加を行う 第 1 期計画期間内に生じた新たな課題や環境の変化, また, これまで積み重ねられてきた仙台ならではの教育の素地をさらに拡充するべく, 仙台のカラーや独自性を示す新たな枠組みを設定し, 後期 5 年間で重点的に取り組む 教育の振興に関する施策の大綱 に示された基本方針を踏まえるとともに, 国における教育施策の方向性も見据え策定する 第 1 期 基本的方向 1 基本的方向 2 基本的方向 3 基本的方向 4 基本的方向 5 子どもたちの可能性を広げる学校教育を実現する 家庭での親と子の学びを応援する 市民一人ひとりの学びを応援する 人と社会をつなぐ豊かな学びを創出する 学びのまち 仙台 を支える基盤を充実させる 第 2 期 仙台のカラー 独自性 仙台ならではの 学び の充実 地域 家庭 学びのまち 仙台 を支えるネットワーク 生涯学習 資源をいかした みんなの学び 学校教育 切れ目のない 子どもの学び 教育環境 学びのまち 仙台 を支える土台 1

1 仙台のカラー 独自性 仙台ならではの学び や 仙台の強みをいかした教育 これまでの課題を教訓とした取組み など, 新たな視点による方向性 学校支援地域本部のさらなる充実 深刻ないじめ 不登校に対する継続的な支援 震災後の児童の心 体調のケア 仙台版防災教育の継続 仙台ならではの 学び の充実 独自の進化を遂げる学校支援地域本部のさらなる充実, 担い手の育成 心と命を守り育む教育の推進 ( 心の健康教育 命を大切にする教育 ) 震災後の中長期的な心のケアの継続 防災教育の浸透 震災を風化させない取組み アートを通して地域資源を再発掘し 地域人材を育成する取組み 学校支援地域本部の活動の充実 いじめ防止対策の推進 STOP 震災の経験を踏まえた取組 2

2 地域 家庭 学校を中心とした地域 家庭が連携 協働し, 共に地域の学びと子どもの成長を支える方向性 学校支援地域本部のさらなる充実 学びを支える人材の充実 親子がふれあう時間の充実 保護者の相談支援体制の充実 家庭, 地域の教育力の低下 家庭生活 家庭環境の変化への対応, 子どもの居場所の確保 学びのまち 仙台 を支えるネットワーク 地域 家庭と連携した 学校における課題 の解決 豊かな地域資源を活かした学校における学びの提供 学校 社会教育施設を地域の学びの場として活用促進 地域を支える 人づくり とともに 地域づくり への貢献 親子ふれあい の場づくりと 家庭教育 の気づきの場 家庭 学校支援地域本部 町内会 1-(1) 地域とともに歩む学校づくり 学校支援地域本部 協働型学校評価 2-(1) 親が学ぶ機会の充実 子育て講座の実施 2-(2) 基本的な生活習慣づくり 親子食育講座の実施 2-(3) 親子が一緒に学びふれあいを深める機会の充実 家庭学習ノート仙台 2-(4) 家庭教育を応援する地域づくり 託児ボランティア養成 2-(5) 子どもの教育に関する相談支援 スクールカウンセラー等による保護者支援 3-(4) 地域スポーツ活動の充実 学校体育施設開放 3-(8) 多様な連携による多彩な学びの創出 SMMA, 楽学プロジェクト, 社会学級 4-(1) 多世代のつながりや様々な体験を通した学びの充実 市民センター事業( 地域社会教育推進事業 ) 4-(2) 身近な学校を活用した地域の学びの輪の創出 学校図書室等開放 4-(3) 子どもの育ちを支える地域づくり 放課後子ども教室, 学びのコミュニティづくり推進事業 4-(4) まちづくりにつながる社会教育の推進 住民参画型 問題解決型学習推進事業 PTA 社会学級 市民センター 企業 市民団体 学校を中心とした地域の結びつき のイメージ 3

3 生涯学習 市民一人ひとりの学び, 人と社会をつなぐ豊かな学びを広げ, すべての市民が生き生きと仙台に暮らす生涯学習に関する方向性 資源をいかした みんなの学び 誰もが仙台に住みたい, 住み続けたいと思える学びの機会にあふれた魅力あるまち 市民一人ひとりのライフステージに応じた学びと多様な連携による学びのネットワークづくり バラエティ豊かな社会教育施設の特色を活かした学びの提供 豊かな自然や歴史, 多くの大学など多様な学びの資源の活用 魅力の発信 3-(2) 読書活動の推進 子どもの読書活動の推進 3-(3) 文化 芸術に親しみ活動する機会の充実 アートメディア利用による市民力育成 3-(4) 地域スポーツ活動の充実 市民センター事業 ( スポーツ系講座 ) 3-(5) 仙台の歴史と文化の継承と発信 3-(6) 現代社会の課題について学ぶ機会を広げる 市民センター事業 ( 現代的課題講座 ) 3-(7) 学び直しや新たなチャレンジへの支援 市民センター事業 ( 高等学校開放講座 ) 3-(8) 多様な連携による多彩な学びの充実 SMMA, 歴ネットサイエンススクール, 楽学プロジェクト, 社会学級, 科学館 天文台学習 4-(4) まちづくりにつながる社会教育の推進 住民参画型 問題解決型学習推進事業 5-(2) 学びを支える人材の育成 社会教育施設ボランティア 大学 動物園 水族館 資源をいかした 生涯学習 のイメージ 家庭 PTA 社会学級 博物館 学校支援地域本部 市民センター 社会教育施設 メディアテーク 文化 域外からの観光旅行 学校教育 図書館 歴史民俗資料館 町内会 企業 市民団体 歴史 既存利用者以外のターゲット拡大 シニア 科学館 大倉ふるさとセンター 縄文の森広場 科学 子ども 自然 市外からの学習旅行 親子 天文台 泉岳自然ふれあい館 地底の森ミュージアム 4

4 学校教育 幼児期から切れ目なく知 徳 体をバランスよく身に付け, 社会を生き抜く力, 自ら学びに向かう力を育み, 多様な個性が生かされる学校教育に関する方向性 ICT 教育の充実 小学校英語教育への対応 幼保 小連携の推進 小学校における体育専門教員の配置 運動能力向上 ( 骨折率 ) 食育等生活習慣の定着 ( 肥満率, 睡眠 ) いじめ不登校対策の充実 震災後の中長期的な心のケア 犯罪被害 非行防止対策の充実, 危機管理能力 規範意識の向上 自己肯定感 自己有用感の醸成 自分づくり教育のさらなる推進 社会に開かれた教育課程 の実現 防災教育の充実 特別支援教育 ( インクルーシブ教育等 ) の推進 外国人児童生徒への対応 食物アレルギー対応食提供の充実 郷土愛 帰属意識を高める取組み 切れ目のない 子どもの学び 幼児期からの 切れ目のない教育 ( 特に幼保 小 中連携 ) 社会を生き抜く力を育む たくましく生きる力 の育成 知 徳 体 バランスのとれた育ち 社会と連携 協働し, 未来の創り手となるための資質 能力の育成 ( 社会に開かれた教育課程 の実現) 特別なニーズに対応した教育の充実 1-(2) 確かな学力の育成 標準学力 生活 学習調査, 教科指導エキスパート派遣, 幼保 小連携, スタートカリキュラムの実施, 小 1 生活 学習サポーターの配置, 中 1 ソフトランディングプログラム, 小中連携推進 1-(3) 豊かな心の育成 ( 道徳教育の推進, スクールカウンセラー, 震災に伴う児童生徒の心のケア, いじめ対策推進, スクールソーシャルワーカー活用, 不登校児童生徒支援 ( 適応指導 サポート体制 )) 1-(4) 健やかな体の育成 ( 児童生徒の体力 運動能力向上推進, 学校における食育の推進 ) 1-(5) 仙台自分づくり教育の推進 たくましく生きる力 育成プログラム, 自分づくり教育 1-(6) 特別支援教育の推進 就学支援推進事業, 特別支援学級指導支援員 特別支援教育指導補助員の配置 1-(8) 魅力と活力ある高校教育の推進 特色ある高校づくり 3 (6) 現代社会の課題について学ぶ機会を広げる 福祉教育の推進, 防災教育の推進 4-(5) 学びの成果を生かす仕組みづくり 児童生徒による故郷復興プロジェクト 徳 知 体 5

5 教育環境 教職員がこれまで以上に子どもたちに向き合える体制づくりを進め, 学校 社会教育施設や ICT 環境を整備し, 学びのセーフティネットを充実させる, 教育環境に関する方向性 教職員の負担軽減の取組み 即戦力となる教員育成 学校や社会教育施設の長寿命化や適正な保全 更新 避難所における情報拠点整備 学びを支える人材の充実 ICT 環境の整備 ( タブレット PC 配備等 ) 学びのまち 仙台 を支える土台 教職員の負担軽減 多忙化解消による子どもたちに向き合える体制づくりの充実 強化 県費負担教職員の権限移譲を契機とした 即戦力となる教員 の採用 育成 教育のプロフェッショナル として教育課題に対応する力量の向上と使命感 責任感を持った教員の育成 学校 社会教育施設の長寿命化 適正な保全 更新 ICT 環境の整備 教育を受ける機会の確保など学びのセーフティネットの充実 学びのまち 仙台を支える土台イメージ 学びのまち 仙台 1-(7) 教職員が子どもに向き合える体制づくりと力量の向上 学校間業務連携, 校務支援システム導入, 教員の授業力向上研修, いきいき教員づくり研修 3-(1) 社会教育施設の機能の充実 施設運営管理 5-(2) 学びを支える人材の育成 社会教育施設ボランティア育成, 社会教育施設職員研修, 嘱託社会教育主事 5-(3) 学びの環境の充実 学校教育施設 社会教育施設整備 改修,ICT 環境整備 5-(4) 教育機会の均等の確保 経済的支援, 外国籍市民等講座 教職員多忙化解消 施設保全更新 即戦力教員育成 ICT 環境整備 フ ロフェッショナル育成 学びのセーフティネット 6