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指導方法等の改善計画について

5 分析 3 通過率 30% 未満の児童生徒の状況 (1) 通過率 30% 未満の児童生徒の教科教科調査における調査における状況 ここでは, 基礎 基本 定着状況調査の教科調査における各教科の県の平均通過率と各教科のタイプ Ⅰ の通過率 30% 未満であった児童生徒の平均通過率をグラフと表で設問ごと

H30全国HP

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ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

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目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

(Microsoft Word H29 \221\254\225\361\202\314\212T\227v.docx)

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

H

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

指導方法等の改善計画について

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

< 中学校 A B 問題 > ( 単位 %) 教科富士見市埼玉県全国 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B < 中学校国語 A> ( 単位 %) 話すこと 聞くこと

①H28公表資料p.1~2

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

( 中学校調査 ) 1 時限目 2 時限目 3 時限目 4 時限目 5 時限目 国語 A (45 分 ) 国語 B (45 分 ) 数学 A (45 分 ) 数学 B (45 分 ) 生徒質問紙 (2 分程度 ) (6) 集計児童生徒 学校数 1 集計基準児童生徒に対する調査について, 平成 29

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

1-1 小学校国語 A( 調査時間 20 分 ) 基礎的 基本的な言語活動や言語事項に関する知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 で 12 設問で構成されている 本町の結果は 全国の平均正答率 栃木県の平均正答率とほぼ同じであった この調査では 学習指導要領の領域等として 話すこと 聞くこと

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

< 中学校 A B 問題 > ( 単位 %) 教科 富士見市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 数学 A 数学 B < 中学校国語 A> ( 単位 %) 話すこと 聞くこと 書くこと

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

平成27年度全国学力・学習状況調査結果の概要

小学校国語について

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

(4) 学校の規則を守っていますか (5) いじめは, どんな理由があってもいけないことだと思いますか

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

1

平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

教科の見方 ~ 例算数 ~ 大阪市の平均正答率を表しています ( 算数と理科のみ ) このグラフの項目は 学習指導要領ので平均正答率を表しています このグラフの項目は 問題の内容ごとに平均正答率を表しています 各学での がんばりがみられた点 と がんばりが必要な点 を示しています このグラフの項目は

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )


国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

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学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

(2) 教科の問題結果から見られる特徴 基礎的な内容を問う問題については おおむね成果が見られるが 記述式の問 題や基礎的な内容を問う問題の一部に 依然として課題が見られる 主な成果主な課題 ( は問題形式による課題 ) 国語 学年別漢字配当表に示されている漢字を 指定された箇所の正しい筆順を示すこ

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

Water Sunshine

国語 A: 本校と全国の領域別平均正答率比較 話すこと 聞くこと 90.8% 書くこと 73.8% 読むこと 74.0% 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 67.0% 考 察 話すこと 聞くこと では 相手や目的に応じて 理由や事例などを挙げなが ら筋道を立てて話すことができています 今後も

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

平成 27 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の結果は 小学校では国語以外の教科で 中学校ではすべての教科で 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 算数 A B および理科ともに 全国平均正答率を上回った しかしながら 国語 A B は全国平均正答率を下回った

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5 学習到達度調査の基本的な考え方学習到達度調査では 各教科の設問ごとに 目標値 を定め 児童 生徒の 正答率 がこの 目標値 に対して -5ポイント以上から +5ポイント未満の間であった場合 目標値と同程度としている 目標値 学習指導要領に示された内容について標準的な時間をかけて学んだ場合 設問ご

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

平成20年度

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< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 主として 知識 に関する題 主として 活用 に関する題 ともに, 全国平均をやや上回る状況でした [ 数学 ] 主として 知識 に関する題 は全国平均をやや上回り, 主として 活用 に関する題 はやや下回る状況でした 数学 A 資料の活用 の領域は, 全国平均

依然として課題 問題例 記述式の問題について 依然として課題が見られる が見られる問題 小学 3 年国語平均正答率 46.0% 書くことが苦手 というように 漠然とした課題把 握では 課題改善はなかなか進みませんね 今後の指導 算数 数学科においては 算数 数学的用語を用いて 事実 方法 理由や根拠

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について 平成 30 年 4 月に全国学力 学習状況調査が実施されました 市内の小学校第 6 学年及び中学校第 3 学年の児童生徒がこの調査を実施しましたので この結果を公表いたします 1 調査の目的 白井市教育委員会 義務教育の機会均等とその水準の維持向

設別調査結果 [ 算数 A: 主として知識 ] 分類 全国鳥取県大山町県との差 数と計算 量と測定 学習指導要領の領域図形 評価の観点 題形式 全体 区分 数量関係 65

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

全国学力・学習状況調査の指導改善策

1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率 小学校 6 年生 1252 人 ( 小学校第 5 学年内容 ) 8 6 全国 弘前市 コメント 話すこと 聞くこと の中の 意図 立場を明確にし

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 全体としては, 全国平均とほぼ同じ状況でした 主として 知識 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと が全国平均をやや上回り, 他の領域はやや下回る状況でした 主として 活用 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと が全国平均とほぼ同じ

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

Transcription:

8 分析 6 中学校学力向上対策事業研究指定校の状況 中学校学力向上対策事業は, 複数の中学校が連携するなどして学習指導の内容及び方法に係る実践的な研究を進め, その成果を検証 普及することにより, 本県中学生の学力向上を図ることを目的としたものであり, 平成 21 年度から展開し, 今年度が最終年度である タイプ Ⅰ: 学力向上研究推進地域 ( 学校横断型 )<18 地域,67 校 > タイプ Ⅱ: 学力向上研究推進校 ( 単独校型 )<10 校 > (1) 調査実施指定校指定校数及数及び集計対象者数 タイプ別 指定校数 集計対象者数 学力向上研究推進地域 ( 学校横断型 ) 66 校 2,057 名 学力向上研究推進校 ( 単独校型 ) 10 校 1,352 名 合 計 76 校 3,9 名 集計対象者がいない学校があるため, 今年度の集計対象の指定校は 76 校である (2) 教科に関するする調査調査の結果 1 指定校平均と県平均県平均とのとの比較国語 数学 英語 指定校平均通過率 76.9 77.9 75.4 県平均通過率 73.2 74.7 71.9 ( ポイント ) 3.7 3.2 3.5 通過率が県平均を上回っている指定校の割合 平成 23 年度 84.2 81.6 81.6 平成 22 年度 68.4 70.1 66.2 平成 21 年度 62.3 68.8 67.5 通過率の伸びが県全体の伸びを上回っ 平成 21 年度 平成 23 年度 64.5 63.2 55.3 ている指定校の割合 平成 21 年度 平成 22 年度 50.0 44.2 54.5 2 通過率 30% 未満及び通過率 80% 以上の生徒生徒の状況 ここでは,( ア ) において, 県及び指定校における通過率 30% 未満及び通過率 80% 以上の生徒の割 合を比較した また,( イ ) において, 指定校の平成 21 年度と平成 23 年度における通過率 30% 未満及び通過率 80% 以上の生徒の割合を比較した - 49 -

指定校では,3 教科とも県平均より, 通過率 30% 未満の生徒の割合が少なく, 通過率 80% 以上の生徒の割合が多い 指定校の結果について, 平成 21 年度と比較したところ,3 教科とも通過率 30% 未満の生徒の割合が減少し, 通過率 80% 以上の生徒の割合が増加している ( ア ) 指定校と県の通過率 30% 未満及び通過率 80% 以上の生徒生徒の割合割合の比較 6 4 2 2.4 通過率 30% 未満の生徒の割合の比較 5.5 4.9 1.6 5.1 3.8 50 通過率 80% 以上の生徒の割合の比較 59.7 52.8 51.8 42.6 49.1 56.3 0 30 広島県 指定校 広島県 指定校 ( イ ) 平成 21 年度と平成 23 年度の通過率 30% 未満及び通過率 80% 以上の生徒生徒の割合割合の比較 8 6 4 2 2.5 通過率 30% 未満の生徒の割合の比較 6.0 4.9 1.6 7.0 3.8 50 通過率 80% 以上の生徒の割合の比較 59.7 52.5 52.8 45.3 37.9 56.3 0 30 平成 21 年度 平成 23 年度 平成 21 年度 平成 23 年度 3 3 教科の設問設問の解答解答状況 ここでは, 平成 22 年度の 基礎 基本 定着状況調査において,3 教科で課題のあった設問について, 指定校の設問ごとの通過率の状況を県と比較し分析した < 平成 22 年度調査で課題のあった設問 > 国語 段落相互の関係の把握 登場人物の心情の把握 行書の基礎 数学 関係を文字式で表す 相対度数の意味 比例の意味 英語 適切な語を用いた会話文の組立 話の流れの理解 つながりのある英文を書くこと 平成 22 年度,3 教科で課題のあった全ての設問について, 平成 23 年度は, 県より指定校の方が平均が高く, 平成 22 年度とのについても, 指定校の方が伸びが大きかった - 50 -

国語 段落相互の関係の把握 登場人物の心情の把握 行書の基礎 調査年度 H23 H22 H23 H22 H23 H22 指定校平均 57.7 50.0 33.3 51.7 66.0 58.9 県平均 56.2 49.9 27.5 51.4 56.9 54.2 県平均との ( ポイント ) A 1.5 B 0.1 A 5.8 B 0.3 A 9.1 B 4.7 の比較 ( A - B ) 1.4 5.5 4.4 数学 関係を文字式で表す 相対度数の意味 比例の意味 調査年度 H23 H22 H23 H22 H23 H22 指定校平均 61.3 50.4 41.3 49.7 67.0 53.3 県平均 54.4 47.0 36.6 48.9 64.1 51.6 県平均との ( ポイント ) A 6.9 B 3.4 A 4.7 B 0.8 A 2.9 B 1.7 の比較 ( A - B ) 3.5 3.9 1.2 適切な語を用いたつながりのある英文を話の流れの理解会話文の組立書くこと 調査年度 H23 H22 H23 H22 H23 H22 指定校平均 46.9 36.0 57.1 46.5 69.1 52.1 県平均 38.3 30.4 54.0 45.1 61.4 45.9 県平均との ( ポイント ) A 8.6 B 5.6 A 3.1 B 1.4 A 7.7 B 6.2 の比較 ( A - B ) 3.0 1.7 1.5 (3) 教科に関するする調査調査の結果 ( 領域等別 ) と学校質問紙校質問紙の状況 ここでは, まず, 平成 23 年度の県と指定校の領域等別の平均通過率をグラフで比較し, 最もの大きかった領域等をで囲んでいる 次に, その領域等の中で, 学校質問紙調査 ( 教科の指導に関する調査 ) の肯定的な回答 ( よくあてはまる ややあてはまる ) の割合が, 県に比べて, 最もの大きい項目を取り上げた 国語 100 87.6 84.2 79.5 80.9 80 75.7 76.9 61.4 59.1 聞くこと書くこと読むこと言語事項 < 書くこと > 書くこと の指導において, 自分の考えを的確に表すために, 自分の考えを裏付ける材料を選ばせ, 客観性, 妥当性のある材料かどうかを吟味, 検討させるなどの指導の工夫を行った 指定校 :81.6% 県 :70.9% :10.7 ポイント 県平均 指定校平均 - 51 -

数学 100 80 80.0 79.8 77.1 75.5 74.3 72.2 63.5.2 < 図形 > 円すいと円柱の体積の関係を理解させるために, 具体物を使って観察, 操作や実験を行うなどの指導の工夫を行った 指定校 :90.8% 県 :85.1% :5.7 ポイント 数と式図形関数資料の活用 県平均 指定校平均 100 80 78.2 78.8 69.2 66.7 62.4 71.4 85.7 83.1 < 書くこと > 書くこと の指導において, 自分の考えや気持ちが, 正しく伝わるように文章を書かせるために, さまざまなトピックを与えるなどの指導の工夫を行った 指定校 :84.2% 県 :68.2% :16.0 ポイント 聞くこと読むこと書くこと実技 県平均 指定校平均 (4) 生徒質問紙の回答状況 ここでは, 平成 21 年度と平成 23 年度における生徒質問紙調査の肯定的な回答 ( よくあてはまる ややあてはまる ) について, ととを比較した 平成 21 年度と比較比較したした肯定肯定的な回答 ( よくあてはまるよくあてはまる ややあてはまるややあてはまる ) の伸びが, と比較してして高い ( 上位 3 問 ) 生活と学習 自分で勉強の計画を立てています 8.9 4.9 4.0 ものごとを解決するとき, たぶんこうではないかと予想しています 5.9 2.0 3.9 分からないことはそのままにせず, 分かるまで努力しています 7.1 3.3 3.8-52 -

国語 国語の授業で学んだことが, 他の教科や生活の中で, 読んだり書いたり, 話したり聞いたりすることの役に立ちます 5.1 1.0 4.1 国語の授業を楽しみにしています 7.2 3.8 3.4 国語の授業では, 伝えたいことの中心をはっきりさせ, 組み立てを考えて文章を書いています 8.1 5.1 3.0 数学 数学の授業では, 文章に書かれている関係を式で表すために, 言葉の式や図を使って考えています 数学の授業では, 反比例の関係にあるかを考えるときには, 反比例の特徴だけでなく, 比例の特徴と比較しながら考えています 6.9 2.9 4.0 7.4 4.2 3.2 数学の授業を楽しみにしています 5.4 2.5 2.9 英語の授業で学んだことが, 他の教科や生活の中で, 読んだり, 話したり, コミュニケーションをとったりすることの役に立ちます 10.4 5.0 5.4 英語の授業はよく分かります 9.0 4.7 4.3 英語の授業では, 単語や文を実際に発音するなどして, くり返して練習することが好きです 7.1 2.8 4.3 (5) 学校質問紙の回答状況 ここでは, 平成 21 年度と平成 23 年度の学校質問紙調査の肯定的な回答 ( よくあてはまる ややあてはまる ) について, ととを比較した 平成 21 年度と比較比較したした肯定的肯定的な回答 ( よくあてはまるよくあてはまる ややあてはまるややあてはまる ) の伸びが, と比較比較してして高い ( 上位 3 問 ) 生活と学習 基礎 基本 定着状況調査報告書の指導改善事例を活用した授業研究を行った 基礎 基本 定着状況調査報告書の分析を活用して自校のデータを分析 考察する研修を行った 27.7 11.8 15.9 24.0 11.5 12.5 ことばの教育について, 計画的に研修を行った 4.8-1.4 6.2-53 -

国語 国語の授業において, 生徒にめあてと対応した自己評価をさせた 14.3 1.8 12.5 話すこと の指導において, 相手や目的に応じ, 伝えたいことの中心をはっきりさせて話をさせるために, 構成メモを活用し, 効果的な話の構成を考えさせるなどの指導の工夫を行った 文学的な文章の学習において, 場面の情景や心情を読み取る際に, 生徒の過去の経験を引き出したり, その状況に近い場面を想起させたりすることにより, 登場人物の立場で場面の情景や心情を想像させる指導の工夫を行った 13.5 1.1 12.4 10.9 0.3 10.6 数学 事象の中の数量関係を文字を使って表す指導において, 先に式を与えて文章を考えさせるなどの指導の工夫を行った 32.3 12.1 20.2 数学の授業において, 生徒にめあてと対応した自己評価をさせた 24.6 11.8 12.8 友達の考えと自分の考えを比べさせるために, それぞれの考え方や解き方を説明させるなどの指導の工夫を行った 英語の授業において, 自分で考えたことを書かせる活動を通して, 理由や根拠などを付けさせる指導を行った 書くこと の指導において, 自分の考えや気持ちが, 正しく伝わるように文章を書かせるために, さまざまなトピックを与えるなどの指導の工夫を行った 話すこと の指導において, 話が続くようにさせるために, つなぎ言葉や身振り手振りなどが必要となる言語の使用場面を設定するなどの指導の工夫を行った 14.6 5.0 9.6 23.5 13.8 9.7 10.8 3.4 7.4 14.0 6.9 7.1-54 -