①【表紙】介護保険最新情報

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Taro 社福軽減(新旧)

社会福祉法人による生計困難者に対する利用者負担の減免

0表紙(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

た世帯に引き続き属するとみなす ( 対象サービス及び軽減内容 ) 第 3 条軽減対象者が利用者負担の一部軽減を受けることができる介護保険サービスは 当該サービスを提供する事業所及び施設の所在地の都道府県知事及び豊中市長に対して利用者負担の軽減を行う旨の申出を行った社会福祉法人が実施する次のサービスと

(頭紙)公布通知

みんなではぐくむ介護保険

(2) 世帯の預貯金等が基準貯蓄額 ( 単身世帯の場合は 350 万円とし 世帯構成員が 1 人増え る毎に 100 万円を加算した額 ) 以下であること (3) 世帯がその居住の用に供する家屋その他日常生活のために必要な資産以外に利用し得る資産 を所有していないこと (4) 負担能力のある親族等に

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

正誤表

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平成29 年度介護報酬改定による介護職員処遇改善加算の拡充について【介護保険最新情報Vol.580】(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H )

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老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

地域支援事業交付金の算定方法について

表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

Microsoft Word - 介護保険最新情報vol.556表紙

老発第    第 号

Taro 【新旧】通知新旧

事務連絡

「介護報酬等に係るQ&A Vol.2」(平成12年4月28 日)等の一部改正について(厚生労働省老健局振興課、老人保健課:H26.4.4)【介護保険最新情報Vol.369】

老発第    第 号

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

01 表紙 老人保健課

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

Microsoft Word - 介護保健最新情報vol.583.doc

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

Microsoft Word 厚生労働省事務連絡(システム変更に係る参考資料その9)送付版

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

「平成30 年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成30 年3月28 日)」の送付について【介護保険最新情報Vol.633】(厚生労働省老健局老人保健課:H )

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

01 表紙 老人保健課

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2 居宅サービス事業所の状況

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

01 表紙 老人保健課 - コピー

Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

Microsoft Word - 02-頭紙.doc

( 参考 ) 身体拘束廃止未実施減算の適用について 1 身体拘束禁止規定について サービスの提供にあたっては 当該入所者 ( 利用者 ) 又は他の入所者 ( 利用者 ) 等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き 身体的拘束その他入所者 ( 利用者 ) の行動を制限する行為を行ってはな

「社会福祉法人による

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負担割合の引き上げ 一定以上所得者の利用者負担の見直し 保険料の上昇を可能な限り抑えつつ 制度の持続可能性を高めるため これまで一律 1 割に据え置いている利用者負担について 相対的に負担能力のある一定以上の所得の方の自己負担割合を 2 割とする ただし 月額上限があるため 見直し対象者の負担が必ず

Microsoft Word (全文)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく自立支援給付と介護保険制度との適用関係等について

郡山市介護保険の特別対策に係る社会福祉法人等利用料軽減助成要綱 平成 12 年 5 月 1 日制定平成 13 年 1 月 1 日一部改正平成 13 年 4 月 1 日一部改正平成 13 年 12 月 13 日一部改正平成 15 年 6 月 1 日一部改正平成 17 年 10 月 1 日一部改正平成

老発第    第 号

王子高齢者あんしんセンター ( 高齢福祉課高齢相談係 ) 名称住所電話番号 王子本町 区役所第一庁舎 1 階 十条台高齢者あんしんセンター中十条 障害者福祉センター 3 階 王子光照苑高齢者あんしんセンター王子

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

サービスガイド(カラー表紙,目次)2018.8月

Microsoft PowerPoint - 資料3 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に.pptx

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

01 鑑文

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

表紙だけ

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

~~~ * ~~~ * ~~~ * ~~~ * ~~~ 介護保険サービス利用料のご本人負担額が軽減されます ~~~ * ~~~ * ~~~ * ~~~ * ~~~ 世田谷区では 所得の低い方を対象に 生計困難者等に対する利用者負担額軽減確認証 ( さくら証 ) を発行し 対象となる介護サービスをご利

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

介護保険制度における通院等乗降介助の適用範囲の拡大(概要-行政苦情救済推進会議の意見を踏まえた通知-

乳児家庭全戸訪問事業(一部改正)

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

( 介 197)( 保 310)F 平成 31 年 3 月 12 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿介護保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本吉郎 江澤和彦 要介護被保険者等である患者に対する入院外の維持期 生活期の 疾患別リハビリテーションに係る経過措置の終了に当たっての必要な対応について 入

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

Microsoft PowerPoint - (参考資料1)介護保険サービスに関する消費税の取扱い等について

東京都民間社会福祉施設サービス推進費補助金交付要綱(●●施設)

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

< 現行 > 対象者医療区分 Ⅰ(Ⅱ Ⅲ 以外の者 ) 1 * 医療の必要性の低い者医療区分 Ⅱ Ⅲ 1 2 * 医療の必要性の高い者 ( 指定難病患者を除く ) 3 指定難病患者 2 生活療養標準負担額のうちにかかる部分 1 日につき32 1 日につき 1 日につき < 見直し後 > 対象者医療区

入院時生活療養費の見直し内容について(厚生労働省保険局保険課:H29.4.7)

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Microsoft Word - 【施行】180406無低介護医療院事業の税制通知

平成17年 月 日

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「肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業について」の一部改正について(厚生労働省健康局長:H )

高齢者サービスのしおり

実務上の取扱い(改正)

サービス提供体制強化加算に関する届出書 [ 定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業所 ] 1 事業所名 平成年月日 2 異動区分 1 新規 2 変更 3 終了 3 届出項目 1 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ イ ) 2 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ ロ ) 4 研修等に関 1 する状況 3 サービ

「社会福祉法人による

6. 介護給付費等の過誤処理について

指定保育士養成施設の各年度における業務報告について新旧対照表 ( 下線部 : 変更箇所 ) 改正後 現行 雇児発 0722 第 6 号 雇児発 0722 第 6 号 平成 22 年 7 月 22 日 平成 22 年 7 月 22 日 一部改正雇児発 0808 第 4 号 一部改正雇児発 0808 第

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事務連絡平成 23 年 3 月 22 日 各都道府県介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省老健局介護保険計画課高齢者支援課振興課老人保健課 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による被災者に係る利用料等の取扱いについて 東北地方太平洋沖地震及び長野県北部の地震による災害発生に関し 介護

様式第九(附則第二条関係)

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20★◎事業所評価加算に関する事務処理手順及び様式例について

平成13年4月20日

上田市介護予防 日常生活支援総合事業実施要綱 平成 30 年 5 月 31 日 告示第 131 号 ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 という ) 第 115 条の45 第 1 項に規定する介護予防 日常生活支援総合事業 ( 以下 総合事業

Microsoft Word - 要綱別添様式 (2)

01 表紙 老人保健課

平成19年9月19日

みえ働きやすい介護職場取組宣言事業所募集要項 1 事業概要 自ら職場環境の改善に積極的に取り組んでいる福祉 介護事業所を宣言方式で募集し 証明した事 業所の宣言内容等をホームページで公表することで 働きやすい介護職場の環境整備と介護職場に対 するイメージアップを図り 新規就労の促進 介護職員の定着な

小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援変更日 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定有効期間 ) 事業所指定効力停止の

人短期入所施設若しくは第 5 条の2 第 4 項の厚生労働省令で定める施設 ( 以下 老人短期入所施設等 という ) に短期間入所させ, 養護を行い, 又は当該市町村以外の者の設置する老人短期入所施設等に短期間入所させ, 養護することを委託すること (4) 65 歳以上の者であつて, 身体上又は精神

障発 第 7 号 平成 31 年 2 月 15 日 都道府県知事 各指定都市市長殿 中核市市長 厚生労働省社会 援護局障害保健福祉部長 ( 公印省略 ) 障害者に対する航空旅客運賃の割引について の一部改正について ( 通知 ) 身体障害者 知的障害者及び精神障害者に係る航空旅客運賃

介護給付費請求に係る留意事項

Transcription:

各都道府県介護保険担当課 ( 室 ) 各市町村介護保険担当課 ( 室 ) 各介護保険関係団体御中 厚生労働省介護保険計画課 介護保険最新情報 今回の内容 低所得者に対する介護保険サービスに係る利用者負 担額の軽減制度の実施について の一部改正について 計 13 枚 ( 本紙を除く ) Vol.589 平成 29 年 5 月 8 日 厚生労働省老健局介護保険計画課 貴関係諸団体に速やかに送信いただきますようよろしくお願いいたします 連絡先 TEL : 03-5253-1111( 内線 2164) FAX : 03-3503-2167

老発 0508 第 1 号平成 29 年 5 月 8 日 各都道府県知事殿 厚生労働省老健局長 ( 公印省略 ) 低所得者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額の軽減制度の実施について の一部改正について 標記の件については 本年 3 月 10 日に開催された全国介護保険 高齢者保健福祉担当課長会議において すでにお伝えしたところであるが 今般 低所得者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額の軽減制度の実施について ( 平成 12 年 5 月 1 日老発第 474 号厚生省老人保健福祉局長通知 ) の一部を別添のとおり改正し 平成 29 年 4 月 1 日から適用することとしたので 御了知の上 管内市町村 関係団体 関係機関等にその周知徹底を図るとともに その取り扱いにあたっては遺漏なきよう期されたい 記 第一改正の趣旨社会福祉法の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 21 号 ) による改正後の社会福祉法 ( 昭和 26 年法律第 45 号 ) 第 55 条の 2 の規定に基づき 平成 29 年 4 月 1 日以降 社会福祉法人は 毎会計年度 その保有する財産について 事業継続に必要な財産を控除した上 再投下可能な財産 ( 以下 社会福祉充実残額 という ) を算定しなければならないこととされている 算定の結果 社会福祉充実残額が生じる場合には 社会福祉法人は 社会福祉充実計画を策定し これに従って 地域の福祉ニーズ等を踏まえつつ 当該残額を計画的かつ有効に再投下していく必要があるとされたところである ( 平成 29 年 1 月 24 日老発 0124 第 1 号 社会福祉法第 55 条の 2 の規定に基づく社会福祉充実計画の承認等について 参照 ) こうした状況を踏まえ 平成 29 年度以降においても 引き続き 自らの財務状況を踏まえて自主的に事業実施が可能である旨を申し出た社会福祉法人については 助成措置を受けることなく本事業を実施することができるものとする改正を行うものであること

第二改正の内容社会福祉法人等による生計困難者等に対する介護保険サービスに係る利用者負担額軽減制度事業について 平成 29 年度以降においても 平成 27 年度及び平成 28 年度と同様に 自らの財務状況を踏まえて自主的に事業実施が可能である旨を申し出た社会福祉法人については 助成措置を受けることなく本事業を実施することができるものとすること

別添 低所得者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額の軽減制度の実施について ( 平成 12 年 5 月 1 日老発 474 号通知 )( 抄 ) 新旧対照表 厚生省老人保健福祉局長 ( 変更点は下線部 ) 改正前改正後 ( 別添 2) ( 別添 2) 社会福祉法人等による生計困難者等に対する介護保険サービスに係る 社会福祉法人等による生計困難者等に対する介護保険サービスに係る 利用者負担額軽減制度事業実施要綱 利用者負担額軽減制度事業実施要綱 1~3 ( 略 ) 1~3 ( 略 ) 4 留意事項 4 留意事項 ⑴~⑺ ( 略 ) ⑴~⑺ ( 略 ) ⑻ 平成 27 年度及び平成 28 年度においては 自らの財務状況を踏ま ⑻ 自らの財務状況を踏まえて自主的に事業実施が可能である旨を申し えて自主的に事業実施が可能である旨を申し出た社会福祉法人につ 出た社会福祉法人については 3⑹に規定する助成措置を受けるこ いては 3⑹に規定する助成措置を受けることなく本事業を実施す となく本事業を実施することができるものとする この場合も 助 ることができるものとする この場合も 助成措置以外の実施方法 成措置以外の実施方法は3(1)~(5) のとおりとする は3(1)~(5) のとおりとする

低所得者に対する介護保険サービスに係る利用者負担額の軽減制度の実施について ( 平成 12 年 5 月 1 日付け老発第 474 号厚生省老人保健福祉局長通知 ) ( 改正後全文 ) ( 別添 1) 障害者ホームヘルプサービス利用者に対する支援措置事業実施要綱 1 目的障害者施策によるホームヘルプサービス事業においては 所得に応じた費用負担となっていたことから 当該ホームヘルプサービス事業を利用していた低所得の障害者であって 介護保険制度の適用を受けることになったもの等について 利用者負担の軽減措置を講じることにより 訪問介護 介護予防訪問介護若しくは夜間対応型訪問介護又は第一号訪問事業のうち介護予防訪問介護に相当する事業 ( 自己負担割合が保険給付と同様のものに限る )( 以下 訪問介護等 という ) のサービスの継続的な利用の促進を図るものである 2 実施主体市町村 ( 特別区 広域連合及び一部事務組合を含む 以下同じ ) 3 実施方法 (1) 本事業の対象者は 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律によるホームヘルプサービスの利用において境界層該当として定率負担額が0 円となっている者であって 平成 18 年 4 月 1 日以降に次のいずれかに該当することとなったものとする ( ア ) 65 歳到達以前のおおむね1 年間に障害者施策によるホームヘルプサービス ( 居宅介護のうち身体介護及び家事援助をいう ) を利用していた者であって 65 歳に到達したことで介護保険の対象者となったもの ( イ ) 特定疾病によって生じた身体上又は精神上の障害が原因で 要介護又は要支援の状態となった40 歳から64 歳までの者 (2) 市町村において 原則として 前記対象者について 訪問介護等利用者負担額減額認定証を発行する (3) この場合については 利用者は 減額認定証を訪問介護等の事業者に提示することで 利用者負担が軽減されることになる 軽減後の利用者負担割合は 0%( 全額免除 ) とする 4 留意事項 (1) 別添 2の事業との適用関係については まず 本事業に基づく軽減措置の適用を行うこととする

(2) 介護保険制度における高額介護サービス費及び高額介護予防サービス費並びに高額医療合算介護サービス費及び高額医療合算介護予防サービス費との適用関係については まず 本事業に基づく軽減措置の適用を行い 軽減措置適用後の利用者負担額に着目して支給を行うものとする (3) 対象者の所得状況の確認については 毎年 8 月に障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律における境界層該当の確認等必要な認定を行うものとする なお いったん本軽減措置事業の対象外となった者については 翌年度以降も本事業の対象とはしないものとする

( 別添 2) 社会福祉法人等による生計困難者等に対する介護保険サービスに係る利用者負担額 軽減制度事業実施要綱 1 目的低所得で生計が困難である者及び生活保護受給者について 介護保険サービスの提供を行う社会福祉法人等が その社会的な役割にかんがみ 利用者負担を軽減することにより 介護保険サービスの利用促進を図ることを目的とするものである 2 実施主体市町村 3 実施方法 (1) 利用者負担の軽減を行おうとする社会福祉法人等は 当該法人が介護保険サービスを提供する事業所及び施設の所在地の都道府県知事及び保険者たる市町村の長に対してその旨の申出を行う (2) 軽減の対象となる費用は 法に基づく訪問介護 通所介護 短期入所生活介護 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 夜間対応型訪問介護 地域密着型通所介護 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 複合型サービス 介護福祉施設サービス 介護予防訪問介護 介護予防通所介護 介護予防短期入所生活介護 介護予防認知症対応型通所介護及び介護予防小規模多機能型居宅介護並びに第一号訪問事業のうち介護予防訪問介護に相当する事業及び第一号通所事業のうち介護予防通所介護に相当する事業 ( 自己負担割合が保険給付と同様のものに限る ) に係る利用者負担額並びに食費 居住費 ( 滞在費 ) 及び宿泊費 ( 短期入所生活介護 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 介護福祉施設サービス又は介護予防短期入所生活介護に係る食費及び居住費 ( 滞在費 ) については 介護保険制度における特定入所者介護サービス費又は特定入所者介護予防サービス費が支給されている場合に限る ) に係る利用者負担額とする 特に指定地域密着型介護老人福祉施設及び指定介護老人福祉施設においては 平成 17 年 10 月より食費及び居住費について介護保険の給付の対象外とされたことを踏まえ 食費及び居住費に係る利用者負担を含めて軽減を行うものとする (3) 軽減の対象者は 市町村民税世帯非課税であって 以下の要件の全てを満たす者のうち その者の収入や世帯の状況 利用者負担等を総合的に勘案し 生計が困難な者として市町村が認めた者及び生活保護受給者とする 1 年間収入が単身世帯で150 万円 世帯員が一人増えるごとに50 万円を加算した額以下であること 2 預貯金等の額が単身世帯で350 万円 世帯員が一人増えるごとに100 万円を加算した額以下であること

3 日常生活に供する資産以外に活用できる資産がないこと 4 負担能力のある親族等に扶養されていないこと 5 介護保険料を滞納していないこと (4) 市町村は 原則として 利用者の申請に基づき対象者であるか決定した上で 確認証を交付するものとし 申出を行った社会福祉法人等は 確認証を提示した利用者については 確認証の内容に基づき利用料の軽減を行う なお 旧措置入所者で利用者負担割合が5% 以下の者については 軽減制度の対象としないが ユニット型個室の居住費に係る利用者負担額については軽減の対象とする また 生活保護受給者については 個室の居住費に係る利用者負担額について軽減の対象とする (5) 軽減の程度は 利用者負担の1/4( 老齢福祉年金受給者は1/2) を原則とし 免除は行わない 申請者の収入や世帯の状況 利用者負担等を総合的に勘案して 市町村が個別に決定し 確認証に記載するものとする ただし 生活保護受給者については 利用者負担の全額とする (6) 市町村による助成措置の対象は 社会福祉法人等が利用者負担を軽減した総額 ( 助成措置のある市町村を保険者とする利用者負担に係るものに限る ) のうち 当該法人の本来受領すべき利用者負担収入 ( 軽減対象となるものに限る ) に対する一定割合 ( おおむね1%) を超えた部分とし 当該法人の収支状況等を踏まえ その1/2を基本としてそれ以下の範囲内で行うことができるものとする なお 指定地域密着型介護老人福祉施設及び指定介護老人福祉施設に係る利用者負担を軽減する社会福祉法人等については 軽減総額のうち 当該施設の運営に関し本来受領すべき利用者負担収入に対する割合が10% を超える部分について 全額を助成措置の対象とするものとする なお この助成額の算定については 事業所 ( 施設 ) を単位として行うこととする 4 留意事項 (1) 別添 1の事業との適用関係については まず これらの措置の適用を行い その後 必要に応じて 本事業に基づく社会福祉法人等による利用者負担の軽減制度の適用を行うものとする (2) 介護保険制度における高額介護サービス費及び高額介護予防サービス費並びに高額医療合算介護サービス費及び高額医療合算介護予防サービス費との適用関係については 本事業に基づく軽減制度の適用をまず行い 軽減制度適用後の利用者負担額に着目して支給を行うものとする その際 高額介護サービス費及び高額介護予防サービス費との適用関係については 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 指定地域密着型介護老人福祉施設 指定介護老人福祉施設 小規模多機能型居宅介護及び複合型サービスを利用する利用者負担第二段階の者のサービス費に係る利用者負担について 高額介護サービス費の見直しによ

り 本事業に基づく軽減を上回る軽減がなされることになるから 事業主体の負担に鑑み 当該部分について本事業の軽減の対象としないこととして差し支えない また 介護保険制度における特定入所者介護サービス費及び特定入所者介護予防サービス費との適用関係については 特定入所者介護サービス費及び特定入所者介護予防サービス費の支給後の利用者負担額について 本事業に基づく軽減制度の適用を行うものとする (3) 事業主体については この取扱いが あくまで事業主体に負担を求めるものであることから 市町村又は社会福祉法人が実施することが基本であるが 市町村内に介護保険サービスを提供する社会福祉法人が存在していない地域等においては 当該市町村の判断により 社会福祉事業を経営する他の事業主体においても利用者負担の軽減を行い得るものとする なお その場合には 都道府県と協議するものとする (4) 平成 17 年 10 月より居住費 食費については介護保険の給付の対象外とされたことから 低所得者に対する十分な配慮が不可欠となっている したがって 本事業は すべての市町村において実施することが必要となるものであり 市町村は 指定地域密着型介護老人福祉施設及び指定介護老人福祉施設について 全ての社会福祉法人がこの事業に基づく軽減制度を実施するよう働きかけるものとする (5) 平成 25 年 8 月 1 日施行の生活扶助基準等の改正に伴い生活保護が廃止された者であって 廃止時点において本事業に基づく軽減又は特定入所者介護 ( 予防 ) サービス費の支給により居住費の利用者負担がなかった者のうち 引き続き3(3) に該当する者については 3(5) の規定にかかわらず 軽減の程度を居住費以外にかかる利用者負担については4 分の1( 老齢福祉年金受給者は2 分の1) を原則とするとともに 居住費にかかる利用者負担については全額とすることができる (6) 平成 26 年 4 月 1 日施行の生活扶助基準の改正に伴い生活保護が廃止された者であって 廃止時点において本事業に基づく軽減又は特定入所者介護 ( 予防 ) サービス費の支給により居住費の利用者負担がなかった者のうち 引き続き3(3) に該当する者については 3(5) の規定にかかわらず 軽減の程度を居住費以外にかかる利用者負担については4 分の1( 老齢福祉年金受給者は2 分の1) を原則とするとともに 居住費にかかる利用者負担については全額とすることができる (7) 平成 27 年 4 月 1 日施行の生活扶助基準の改正に伴い生活保護が廃止された者であって 廃止時点において本事業に基づく軽減又は特定入所者介護 ( 予防 ) サービス費の支給により居住費の利用者負担がなかった者のうち 引き続き3(3) に該当する者については 3(5) の規定にかかわらず 軽減の程度を居住費以外にかかる利用者負担については4 分の1( 老齢福祉年金受給者は2 分の1) を原則とするとともに 居住費にかかる利用者負担については全額とすることができる (8) 自らの財務状況を踏まえて自主的に事業実施が可能である旨を申し出た社会福祉法人については 3(6) に規定する助成措置を受けることなく本事業を実施すること

ができるものとする この場合も 助成措置以外の実施方法は 3(1)~(5) のと おりとする

( 別添 3) 離島等地域における特別地域加算に係る利用者負担額軽減措置事業実施要綱 1 目的離島等地域においては 訪問系の介護サービスについて 15% 相当の特別地域加算が行われることから 利用者負担についても15% 相当分増額されることになる このため 離島等地域でない地域の住民との負担の均衡を図る観点から 市町村の判断により 利用者負担の一部を減額することにより 離島等地域における介護保険サービスの利用促進を図ることを目的とするものである 2 実施主体市町村 3 対象市町村平成 24 年厚生労働省告示第 120 号 ( 厚生労働大臣が定める地域 ) に定める離島等地域が存在する市町村 4 実施方法 (1) 本事業の対象者は 市町村民税本人非課税の者 ( 生活保護受給世帯に属する者を除く ) であって 別添 1 及び別添 2の措置の適用を受けていないものとする (2) 利用者負担の減免を行おうとする社会福祉法人等は 法人所轄庁たる都道府県知事又は指定都市市長若しくは中核市市長 ( 法人所轄庁が厚生労働大臣である場合は主たる事務所がある都道府県知事 ) 及び法人所在地の市町村長に対してその旨の申出を行う (3) 社会福祉法人等が提供する訪問介護 定期巡回 随時対応型訪問介護看護若しくは介護予防訪問介護又は第一号訪問事業のうち介護予防訪問介護に相当する事業 ( 自己負担割合が保険給付と同様のものに限る )( 事業所が離島等地域にあるものに限る ) を利用した場合に 当該訪問介護 定期巡回 随時対応型訪問介護看護若しくは介護予防訪問介護又は第一号訪問事業のうち介護予防訪問介護に相当する事業 ( 自己負担割合が保険給付と同様のものに限る ) に係る利用者負担の一割分を減額し ( 通常 1 0% の利用者負担を9% にする ) 当該減額分を社会福祉法人等がいったん利用者に代わって負担した上で その負担総額の1/2について 社会福祉法人等の申請によって 市町村が助成を行う 5 留意事項事業主体については この取扱いが あくまで事業主体に負担を求めるものであることから 社会福祉法人が実施することが基本であるが 市町村内に介護保険サービスを提供する社会福祉法人が存在していない地域等においては 例外的に 当該市町村の判断により 社会福祉事業を直接経営する市町村をはじめ他の事業主体においても利用者

負担の減免を行い得るものとする なお その場合には 都道府県と協議するものとす る

( 別添 4) 中山間地域等の地域における加算に係る利用者負担額軽減措置事業実施要綱 1 目的中山間地域等の地域に所在する小規模の事業所 ( 平成 27 年厚生労働省告示第 96 号 ( 厚生労働大臣が定める施設基準 ) に適合する事業所 ) においては 訪問系の介護サービスについて 10% 相当の加算が行われることから 利用者負担についても10% 相当分増額されることになる このため 中山間地域等の地域に所在する小規模の事業所以外の利用者との負担の均衡を図る観点から 市町村の判断により 利用者負担の一部を減額することにより 中山間地域等の地域における介護保険サービスの利用促進を図ることを目的とするものである 2 実施主体市町村 3 対象市町村平成 21 年厚生労働省告示第 83 号 ( 厚生労働大臣が定める中山間地域等の地域 ) に定める中山間地域等の地域が存在する市町村 4 実施方法 (1) 本事業の対象者は 市町村民税本人非課税の者 ( 生活保護受給世帯に属する者を除く ) であって 別添 1 及び別添 2の措置の適用を受けていないものとする (2) 利用者負担の減免を行おうとする社会福祉法人等は 法人所轄庁たる都道府県知事又は指定都市市長若しくは中核市市長 ( 法人所轄庁が厚生労働大臣である場合は主たる事務所がある都道府県知事 ) 及び法人所在地の市町村長に対してその旨の申出を行う (3) 社会福祉法人等が提供する訪問介護 定期巡回 随時対応型訪問介護看護若しくは介護予防訪問介護又は第一号訪問事業のうち介護予防訪問介護に相当する事業 ( 自己負担割合が保険給付と同様のものに限る )( 事業所が中山間地域等の地域にあり かつ 小規模の事業所に限る ) を利用した場合に 当該訪問介護 定期巡回 随時対応型訪問介護看護若しくは介護予防訪問介護又は第一号訪問事業のうち介護予防訪問介護に相当する事業 ( 自己負担割合が保険給付と同様のものに限る ) に係る利用者負担の一割分を減額し ( 通常 10% の利用者負担を9% にする ) 当該減額分を社会福祉法人等がいったん利用者に代わって負担した上で その負担総額の1/2について 社会福祉法人等の申請によって 市町村が助成を行う 5 留意事項事業主体については この取扱いが あくまで事業主体に負担を求めるものであることから 社会福祉法人が実施することが基本であるが 市町村内に介護保険サービスを

提供する社会福祉法人が存在していない地域等においては 例外的に 当該市町村の判断により 社会福祉事業を直接経営する市町村をはじめ他の事業主体においても利用者負担の減免を行い得るものとする なお その場合には 都道府県と協議するものとする