の実現 出産育児期間中の研究者が研究しやすい環境整備の一環として 出産 育児に伴い研究に専念することが困難な場合においては 以下のとおり 採用を中断することができます (1) 対象者出産 ( 配偶者が出産する場合を含む ) 又は 1 歳未満の子を養育するため 採用の中断を希望する者を対象とします (

Similar documents
<4D F736F F D2094F18FED8BCE904588F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63>

Microsoft Word - 例規集(A4判).docx

育児休業及び育児短時間勤務に関する規則

国家公務員 非常勤職員の勤務条件はいま 4. 経済的支援について育児休業期間中は無給ですが 国家公務員共済組合法が適用される場合には 育児休業手当金が支給され 申出により共済掛金が免除されます また 雇用保険法が適用される場合には 一定の要件を満たすとき育児休業給付金が支給され 健康保険 厚生年金保

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は社員の育児 介護休業 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短 時間勤務等に関する取り扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2 条 ( 育児休業の対象者 ) 1. 育児のために休業す


<88E78E998B788BC68EE893968BE090BF8B818F912E786477>

休暇

平成17年度財団法人東京都体育協会に対する補助金交付要綱

申出が遅れた場合は 会社は育児 介護休業法に基づき 休業開始日の指定ができる 第 2 条 ( 介護休業 ) 1 要介護状態にある対象家族を介護する従業員 ( 日雇従業員を除く ) 及び法定要件を全て満たした有期契約従業員は 申出により 介護を必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲で

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

文書管理番号

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

ただし 日雇従業員 期間契約従業員 ( 法に定める一定の範囲の期間契約従業員を除く ) 労使協定で除外された次のいずれかに該当する従業員についてはこの限りではない (2) 週の所定労働日数が2 日以下の従業員 (3) 申出の日から93 日以内に雇用関係が終了することが明らかな従業員 2 要介護状態に

【全文】就業規則(今井保育園H29.1.1)

< F2D8BCE96B18E9E8AD481438B7889C993998B4B92F F3132>

Microsoft Word - 文書 1

第 1 章育児休業 第 1 条 ( 対象者 ) 生後 1 年未満 ( 第 5 条による育児休業の場合は 1 歳 6 ヶ月 ) の子と同居し養育する従業員であって 休業後も引き続き勤務する意思のある者は 育児のための休業をすることができる ただし 日々雇用者 期間雇用者 ( 申出時点において雇用期間が

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 平成年月日 会社名 あなたから平成年月日に 育児 介護 休業の 申出 期間変更の申出 申出の撤回 がありました 育児 介護休業等に関する規則 ( 第 3 条 第 4 条 第 5 条 第 7 条 第 8 条及び第 9 条 ) に基づき その取扱いを下のとおり通

題名

育児休業申出書式例

独立行政法人総合病院国保旭中央病院職員の育児

就業規則への記載はもうお済みですか

例 3 男性医師 1 歳 配偶者産前休暇産後休暇復帰 復帰 今までは 配偶者がを取得している場合 を取得できませんでしたが 取得できるようになりました 職員は 当該子が 3 歳に達する日まで 病院助手等は 当該子が 1 歳 6か月に達する日までを取得することができます 職場復帰後の特に大変な時期に協

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B91A52E646F6378>

Microsoft Word - 202給付2-2.doc

規定例 ( 育児 介護休業制度 ) 株式会社 と 労働組合は 育児 介護休業制度に関し 次 のとおり協定する ( 対象者 ) 育児休業の対象者は 生後満 歳に達しない子を養育するすべての従業員とする 2 介護休業の対象者は 介護を必要とする家族を持つすべての従業員とする 介護の対象となる家族の範囲は

就業規則への記載はもうお済みですか

深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務

弘前市町会等事務費交付金交付要綱

育児・介護休業規程

香川県後期高齢者医療広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する

なります やむを得ない事情により この範囲を超えて開始日を変更せざるを得ない場合は 必ず以下の手続を行ってください この手続きを怠った場合には 採用が取り消されることがあります 1 研究員は できるだけ速やかに開始日を変更する旨を受入研究者に連絡してください 2 受入研究者は 書面に変更後の開始予定

しい支障が生じることとなったこととする 3 前条の規定は 育児休業の期間の延長の請求について準用する ( 育児休業の期間中の休暇等の取扱い ) 第 5 条育児休業をしている職員に対しては 職員就業規程第 37 条の規定による年次有給休暇並びに就業規程第 39 条の規定による公民権行使等休暇 事故休暇

育児 介護休業規程 第 1 章 目的 第 1 条 ( 目的 ) 本規程は 従業員の育児 介護休業 子の看護休暇 介護休暇 育児のための所定外労働の免除 育児 介護のための時間外労働および深夜業の制限並びに育児 介護短時間勤務等に関する取扱いについて定めるものである 第 2 章 育児休業制度 第 2

育児休業Q&A

育児休業Q&A


松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

( 育児休業することができない職員 ) 第 4 条前条の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する職員は 育児休業をすることができない (1) 期間を定めて雇用される職員 ただし 申出時点において 次に該当する職員を除く ア子が1 歳 6 月に達する日までに 契約期間 ( 労働契約が更新される場

IPデータ通信網掲示

<4D F736F F D2088E78E9989EE8CEC8B788BC68B4B92F62E646F6378>

Microsoft Word doc

社内様式 2 育児 介護 休業取扱通知書 あなたが平成年月日にされた 育児 介護 休業の申出について 育児 介護休業等に関する規則 第 3 条 第 7 条 に基づき その取扱いを下のとおり通知します ( ただし 期間の変更の申出があった場合には下の事項の若干の変更があり得ます ) 1 休業の期間等

社団法人今治地方国立公園協会

(1) 出産予定日前に子が出生したこと (2) 配偶者が死亡したこと (3) 配偶者が負傷又は疾病により,1 週間を超える期間継続して, 通院, 加療, 入院又は安静を必要とする状態となり, 育児休業申出に係る子を養育することが困難になったこと (4) 配偶者が育児休業申出に係る子と同居しなくなった

PCT 出願人の手引 - 国内段階 - 国内編 -MY MY 1 頁 マレーシア知的所有権公社 ( 指定官庁又は選択官庁 ) 目 次 国内段階 - 概要 国内段階の手続 附属書手数料 附属書 MY.Ⅰ 国内段階移行手数料 ( 特許様式 No.2A) 附属書 MY.Ⅱ 特許代理人の選任又は変更 ( 特

<4D F736F F D A6D92E894C581458E7B8D7393FA A956C8FBC8E738FE18A518ED293FC89408E9E E A B E E968BC68EC08E7B97768D6A2E646F63>

はじめに 2009 年 1 月の産科医療補償制度の創設に伴い 本制度に加入する分娩機関 ( 以下 加入分娩機関 といいます ) の管理下において 制度対象となる分娩 ( 在胎週数 22 週以降の分娩 < 死産含む>) に対して 各医療保険者等は出産育児一時金等に掛金相当額を加算して支給することとなっ

PERMIT

目次 1. はじめに 2. 実際の応募手続き 3. 応募手続き完了の確認 2

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

第1章  目的

ジットカード発行会社が交付したカードを提示してその国外居住親族が商品等を購入したこと等により その商品等の購入等の代金に相当する額の金銭をその居住者から受領した 又は受領することとなることを明らかにする書類 注意事項 1 送金関係書類については 原本に限らずその写しも送金関係書類として取り扱うことが

育児・介護休業規程

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

3. 現況申立書 Q5 現況申立書については 参考例として示されていることから これまで使 用していた現況申立書を引き続き使用してよいか A. これまで使用していた現況申立書を使用しても差し支えないが 使用にあたっては 今回の通知に則した判定基準 ( 身分関係 生計維持関係 ) となっているか十分精

要領【H29年度版】

通学定期券の写しを市長に提出するとともに, 年度の終了時には通学実績報告書 ( 様式第 5 号 ) を提出しなければならない ( 交付の取消と返還 ) 第 8 条市長は, 補助金の交付を受けた者が, 次の各号のいずれかに該当す るときは, 交付決定を取り消し, または, 既に交付した補助金の全部もし

平成25年度_科研費実務担当者説明会配付資料【午後の部】第三部

7 単身赴任手当 公署を異にする異動等に伴い住居を移転し, やむを得ない事情により同居していた配偶者と別条例第 11 条の 8 居し, 単身で生活することを常況とし, 距離制限を満たす職員に支給する (1) 支給要件 次の ( ア ) から ( エ ) に掲げる要件をすべて満たしていること ( ア

Microsoft Word - 22育児・介護休業等規程

の対象外となります ( 年金には, 厚生年金部分と年金払い退職給付部分があり, この 場合, 厚生年金部分のみに養育特例が適用されます ) 2

第2号議案 平成12年度事業計画と収支予算について

Microsoft Word - 実施要領・様式

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

単身赴任手当 (1) 支給要件について 次の ( ア ) から ( ウ ) までのいずれかを満たすとき ( ア ) 採用 出向, 学内異動又は勤務地の移転に伴い, 転居し, やむを得ない事情により配偶者と別居し, 単身で生活し, 配偶者の住居から勤務地まで通勤困難な場合 補足説明 1 転居 採用,

個人情報の取り扱いに関する規程

目 次 第 1 条 目的及び内容 1 第 2 条 育児休業 2 第 3 条 パパ ママ育休プラス 2 第 4 条 1 歳 6 か月までの育児休業 2 第 5 条 育児休業の申出の手続等 3 第 6 条 パパ休暇の特例 3 第 7 条 介護休業 3 第 8 条 介護休業の申出の手続等 4 第 9 条

社会保険等未加入業者との下請契約 (1 次 ) 禁止にかかる事務手続フロー 施工体制台帳により加入状況を確認 工事監督員 添付された加入を証明する書類にて確認します 未加入 加入 適用除外 契約担当に報告するとともに, 受注者に対し, 書面にて当該下請契約を締結した具体的な理由を記載した書面を提出す

第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

別紙 4( 別添 1) 提出書類一覧 提出書類 作成者 電子申請システムに入力し作成する書類 日本学術振興会 HP 掲載の様式をタ ウンロート し作成する書類 提出期限 (1) 必ず提出する書類 交付申請書の提出書 ( 様式 D-1) 研究機関 交付申請書 ( 様式 D-2-1) 研究代表者 交付請

研修プログラム関係 Q_ 副分野の研修は 30 時間程度となっています これは 30 時間を超える必要があるという意味でし ょうか A_ 時間は目安です 各プログラムで十分な研修効果が上がることを前提に 研修を計画してください Q_ 研修プログラムの実施状況について 協会への報告が求められるのでしょ

札幌市総合設計制度許可取扱要綱

○財団法人足利市体育・文化振興会職員育

処分に関する規則(案)

就業規則への記載はもうお済みですか

<4D F736F F D F418BC68B4B91A5935F8C9F814590AE94F582CC8EE888F882AB C8E86816A2E646F63>

1 2

目 次 第 1 章目的 第 1 条 目的 第 2 章育児休業制度 第 2 条 育児休業の対象者 第 3 条 育児休業の申出の手続等 第 4 条 育児休業の申出の撤回等 第 5 条 育児休業の回数 第 6 条 育児休業の期間等 第 3 章介護休業 第 7 条 介護休業の対象者 第 8 条 介護休業の申

Microsoft Word - H29市町村職員の勤務条件等の状況

ステップアップ研究費応募要領

公共鹿第1029号

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

<4D F736F F D E682518E9F94C5817A904588F588B688C493E05F8BB388F589C196A181A88DEC8BC A>

審議するものとする 2 前項の審議は 当該任期付職員の在任中の勤務態度 業績等の評価及び無期労働契約に転換した場合に当該任期付職員に係る退職日までの人件費の当該部局における措置方法について行うものとする 3 教授会等は 第 1 項の審議に当たり 必要に応じて 確認書類の要求 対象者への面接等の措置を

01 【事務連絡】疑義解釈資料(施術管理者の要件関係)

上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 上市町補助金等交付規則 ( 平成 2 年上市町規則第 2 号 以下 規則 という ) 第 21 条の規定に基づき 上市町ペレットストーブ導入促進事業補助金 ( 以下 補助金 という ) の交付に関し必要な事項を定め

沖縄市こども医療費助成要綱

1

H29 年度再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業 ( 再生医療技術を応用した創薬支援基盤技術の開発 ) 新規公募に係る府省共通研究開発管理システム (e-rad) への入力方法について 1

防犯灯 防犯カメラと併せて設置し 次の1~3すべてに該当する防犯灯が補助対象となります 1 防犯カメラの視認性を向上させる照度 ( 防犯カメラから4メートル先の歩行者の行動などが認識できる明るさがあること 0.24ルクス以上 ) を確保できるもの 2 防犯カメラと同一の支柱に設置 3 光源を防犯カメ

所において施工する場合 2 施工にあたり相互に調整を要する工事で かつ 工事現場の相互の間隔が 10km 程度の近接した場所において同一の建設業者が施工する場合 ( 別添 建設工事における現場代理人の常駐義務の緩和に係る取扱いについて に示す 参考 第 2 第 1 項第 3 号に定める該当工事 参照

Microsoft Word - 沖縄県サービス管理責任者フォローアップ研修事業指定事務取扱要領

<4D F736F F D208F6F8E5988E78E9988EA8E9E8BE CC88E397C38B408AD D682CC92BC90DA8E7895A590A CC8EE688B582A282C982C282A

退職後の健康保険制度について 退職後は 以下の3つの選択肢の中からご自分が加入する制度を選ぶことになります 必ずしもヤマトグルー プ健康保険組合の任意継続に加入する必要はありません 月々の保険料や加入条件等をよく比較して ご自身に 合った健康保険を選択してください A ご家族の扶養に入る B 国民健

<4D F736F F D2088EA94CA8E968BC68EE58D7393AE8C7689E E646F6378>

3 治験実施計画書目的 当該治験について 治験実施計画書が手順書に従い適切に作成及び改訂されていることを確認する 次の事項を調べる (1) 治験実施計画書の記載項目 ( 再生医療等製品 GCP 省令第 7 条第 1 項に規定する項目 ) (2) 治験実施計画書の作成 改訂の手順と日付 (3) 治験計

Transcription:

Ⅳ 採用期間の変更等 外特プログラムにおいては 採用期間 受入研究者 又は受入研究機関の変更を行った場合は 研究費についても所定の手続が必要になる場合がありますので 必ず受入研究機関の事務担当者に問い合わせてください (Ⅴ 研究費 を参照) 1. 採用期間の短縮研究員がやむを得ない事情により採用期間の短縮を希望する場合には 必ず事前に受入研究者及び学振に連絡してください その後 速やかに 採用期間終了 ( 期間の短縮 ) 届 ( 様式 6) を 受入研究機関の国際交流事務担当部署を通じて学振に提出してください 短縮にあたり 研究員は 既に受領した滞在費又はその他支給経費の一部を戻入することを求められる場合があります 戻入先及び戻入にあたっての注意事項は Ⅲ-6 支給済経費の学振への戻入 を参照してください 滞在費等の戻入が生じている場合 戻入が完了されるまでは学振から復路航空券を発券することはできません また 学振は 新たに就職する場合又は他のフェローシップを受ける場合等には 研究員に対し 就職先等から復路航空券に相当する費用の支給の有無を確認するための文書の提出を求めることがありますので 学振の指示に従ってください なお 帰国後に日本国外から送金する場合は手数料が高額 (2,500 円以上 ) になるため 必ず帰国前に日本国内の銀行等で振込手続を行ってください 2. 採用期間の延長 * 外特 ( 一般 定着 ) のみ対象当初の採用期間が 12 か月以上 24 か月未満で 研究の遂行上特に必要が認められる場合には 所定の審査を経た上で 採用期間の最長である 24 か月を超えない範囲で 期間の延長を認めることがあります 研究員が延長を希望する場合は 受入研究機関を通じて学振に申請書を請求し 当初の採用期間終了日の 3 か月前までに受入研究機関長を通じて申請書及びその他の必要書類を学振に送付してください 延長申請書の提出が上記指定期日よりも遅れた場合は 延長は認められません 延長の申請期間は 研究上の必要最小限の期間としてください 延長を認める場合にも 予算の都合等により希望期間の短縮を要求する場合があります また 延長の申請は 1 回限りとします また 海外推薦機関により採用された研究員は 当該推薦機関に対しても事前に延長の了承が必要となる場合があります 詳細は 学振に問い合わせてください なお 外特 ( 欧米短期 戦略 ) においては 当初決定された採用期間の延長を行うことはできません 3. 出産 育児に伴う採用期間の中断研究員は 採用期間中 研究に専念することが義務づけられていますが 男女共同参画社会 J23

の実現 出産育児期間中の研究者が研究しやすい環境整備の一環として 出産 育児に伴い研究に専念することが困難な場合においては 以下のとおり 採用を中断することができます (1) 対象者出産 ( 配偶者が出産する場合を含む ) 又は 1 歳未満の子を養育するため 採用の中断を希望する者を対象とします (2) 採用中断の期間及び回数採用を中断することができる期間は 原則として出産予定日の 6 週間前の日の属する月の初日から子が満 1 歳に達する日の属する月の末日まで ( 最長 15 か月 ) とし 月初からの 1 月単位で承認されます また 原則として 採用を中断することができる回数は 1 人の子につき 1 回です 例 ) 当初の採用期間が平成 28 年 9 月 1 日から平成 30 年 8 月 31 日までで 中断期間が平成 29 年 9 月 1 日から平成 30 年 11 月 30 日までの場合 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 月 H28 研究 H29 研究中断 H30 中断研究 H31 研究 (3) 研究専念義務の免除採用を中断している研究員は 研究員としての身分を保有しますが 研究専念義務が免除されます (4) 滞在費及びその他経費の支給停止採用を中断している期間は滞在費及びその他の経費 (Ⅲ 研究員に支給される経費 参照) は支給されません (5) 申請手続等 1 採用期間の中断研究員は 採用期間の中断について 必ず受入研究者に相談し 承諾を得てください 受入研究者は 採用期間の中断が研究計画の遂行に支障がないと判断した場合 中断期間が開始される日の 1 か月前までに 出産 育児に係る採用期間中断願 ( 様式 12) を 受入研究機関長を通じて学振に提出してください その際に 必ず出生又は出産予定の事実を証明する書類 ( 写し可 ) を添付してください 子の出産前に申請する場合は 子の出生後 出生の事実を証明する書類を速やかに提出してください 2 中断期間の変更 受入研究者は 採用期間を中断している研究員が中断期間の変更を希望した場合には 中 J24

断期間の変更が研究計画の遂行に支障がないと判断した上で 出産 育児に係る中断期間変更願 ( 様式 13) を 受入研究機関長を通じて学振に提出してください この変更願は中断期間の延長が開始される日の 1 か月前又は短縮された中断期間の終了日の 1 か月前までに提出してください 3 採用期間の再開研究の中断期間を満了した研究員は 研究に復帰するものとします 受入研究者は 中断期間が終了する日の 1 か月前までに 出産 育児に係る採用期間再開届 ( 様式 14) を 受入研究機関長を通じて学振に提出してください 4. 研究員の一時出国学振は 研究員に対し 原則として 採用期間中に継続して日本に滞在することを義務付けており 一時出国は認められません ただし 以下の条件において 一時出国を認める場合があります なお 許容される累積出国日数その他の条件の変更に関する交渉には一切応じることはできません 学振は 一時出国の未届出や虚偽の申告については フェローシップの取消等 厳格な措置を取りますので特にご注意ください (1) 一時出国の条件研究員の一時出国は以下の場合のみ 認められます ( ア ) 研究上の必要な調査 学会での研究成果の発表その他研究計画を遂行する上で必要な場合 ( その必要性が採用時の申請書から読み取れる場合 ) ( イ ) その他一時出国の必要性が認められる場合 (2) 一時出国の届け出一時出国には 学振への届け出が必要です まず 研究員は 一時出国について 受入研究者の承諾を得てください 受入研究者は 研究員の意思を確認の上 出国する日の 2 週間前までに 採用期間中の一時出国届 ( 様式 4) を 受入研究機関の国際交流事務担当部署を通じて学振にメールにて提出してください 研究員が日本に再入国した後 1 週間以内に 採用期間中の一時出国報告書 ( 様式 5) の原本とパスポートの写しを 受入研究機関の国際交流事務担当部署を通じて学振に提出してください 受入研究機関の国際交流担当部署は 研究員の累計一時出国日数を常に確認してください 一時出国日数の計算にあたっては 出国日及び入国日を含みます 例 )7 月 1 日 ( 出国日 )~7 月 10 日 ( 入国日 ):10 日間 自動化ゲートを使用した際は パスポートに出入国スタンプを押すよう空港の係員に必ず依頼してください なお 学振は 出国理由又は出国期間によっては 研究計画を遂行する上での支障の有無その他一時出国の必要性について 文章等による説明を求めることがありますのでご了承ください また 病気その他やむを得ない事情により緊急に一時出国する必要がある場合は 速やかに学振に問い合わせてください J25

(3) 一時出国日数の上限一時出国における上限日数は以下の表のとおりです 累計一時出国日数が上限を超過した場合には 超過した出国期間の日本出国日をもってフェローシップ終了となります 採用期間 ( 当初 ) 上限一時出国日数 12 か月 ~ 150 日 8 か月 ~12 か月 75 日 4 か月 ~8 か月 30 日 ~4 か月 15 日なお 一時出国は研究員に与えられた権利ではありません したがって 一時出国をいわゆる 年次休暇 と解釈して 採用期間終了日を早めるために利用することはできません また 滞在費等の支給経費の最終確認処理のため 採用期間終了日から 1 か月以内の時期の一時出国は認められません 平成 27 年度以前の採用の外特 ( 一般 定着 ) については 採用期間 ( 当初 ) が 1 年の研究員は 105 日を上限とします 5. 受入研究者及び受入研究機関の変更 (1) 受入研究者及び受入研究機関の変更の趣旨 1 外特 ( 一般 欧米短期 戦略 ) 研究員は 受入研究者との共同研究における研究計画とその進展の見込み 受入研究機関の受入体制について審査を経た上で採用されています そのため 受入研究者又は受入研究機関の変更は 研究員との共同研究の基礎を変更させるものであり 原則として認められません 採用の際の申請書に記載された研究計画の目的を達成することが不可能又は著しく困難と判断される場合には 研究員の採用が取り消されます ただし 以下に掲げる特別の事情があり かつ従来の共同研究を変更させるものでないことが十分に確証されると学振が判断した場合に限り 受入研究者又は受入研究機関の変更を認めることがあります ( ア ) 受入研究者が病気又は死亡により研究活動が不可能になった場合 ( イ ) 受入研究者が人事異動により所属機関を変更し 研究員も受入研究者と同じ機関に移る場合 ( ウ ) その他特別な事情により 当初の受入研究者又は受入研究機関による受入れを継続した場合に 採用の際の申請書に記載された研究計画の目的等を達成することが不可能又は著しく困難と判断されるが 受入研究者又は受入研究機関を変更することにより 当初の研究計画の目的が達成されることが見込まれる場合 2 外特 ( 定着 ) 研究員は 将来 受入研究機関において 常勤の研究者として採用される見込みであり J26

受入研究機関の国際化の進展について審査を経た上で採用されています そのため 受入研究者又は受入研究機関の変更は 研究員との共同研究の基礎のみならず 受入研究機関における研究員の取り扱いを変更させるものであり 原則として認められません 採用の際の申請書に記載された事項を達成することが不可能又は著しく困難と判断される場合には 研究員の採用が取り消されます ただし 以下に掲げる特別の事情があり かつ従来の共同研究や受入研究機関における研究員の取扱いを変更させるものでないことが十分に確証されると学振が判断した場合に限り 受入研究者の変更のみ認めることがあります ( ア ) 受入研究者が病気又は死亡により研究活動が不可能になった場合 ( イ ) その他特別な事情により 当初の受入研究者による受入れを継続した場合に 採用の際の申請書に記載された事項を達成することが不可能又は著しく困難と判断されるが 受入研究者を変更することにより 当初の目的が達成されることが見込まれる場合 (2) 受入研究者変更の手続変更前の受入研究者は事前に学振へ連絡の上 受入研究者 ( 研究機関等 ) 変更願 ( 様式 9) を 受入研究機関長を通じて学振に提出するとともに 変更後の受入研究者は受入研究機関を通じて 受入承諾書 ( 様式 A-2) を学振に提出してください その際に 上記(1)1-( ウ ) ( 外特 ( 定着 ) においては 上記 (1)2-( イ )) の事情で受入研究者を変更する場合は 原則として変更前の受入研究者が以下の事項を説明する文書を作成し 添付してください ( ア ) 受入研究者を変更しても研究計画の遂行に支障がない理由 ( イ ) 新しい受入研究者と当該研究課題との関連性及び適格性 ( ウ ) 新しい受入研究者の略歴及び研究成果発表状況 ( エ ) 新しい受入研究者の了解の有無 (3) 受入研究機関変更の手続 1 外特 ( 一般 欧米短期 戦略 ) 受入研究者は事前に学振へ連絡の上 異動後の所属機関長を通じて様式 9 を学振に提出してください 2 外特 ( 定着 ) 外特 ( 定着 ) においては 前述の理由から 受入研究機関の変更は一切認められません (4) 留意事項今後 組織再編等により 研究員又は受入研究者に係る所属部局 職名 その他の変更 及び受入研究機関における名称の変更等が生じた場合には 必ず様式 9 を用いて学振に連絡してください 6. 研究計画の変更研究員は 申請書に記載の研究課題及び研究計画に基づいて研究することが義務付けられているため これらを変更することはできません ただし 研究計画については 研究の進展状況による変更であれば必ずしもこの限りではありません J27

7. 採用辞退採用された研究員が採用を辞退する場合 受入研究者は 速やかに 採用辞退届 ( 様式 10) を 受入研究機関長を通じて学振に提出してください なお 海外推薦機関により採用された研究員が辞退する場合は 当該推薦機関にも速やかに辞退する旨の連絡をしてください 8. 採用期間終了後の本邦滞在 * 外特 ( 一般 欧米短期 ) のみ対象外特 ( 一般 欧米短期 ) においては 研究員は 採用期間終了後 引き続き就職等の理由で日本に滞在する場合等を除き 採用期間終了日に離日することを原則とし この場合に限り 復路分の航空券を支給します ただし 採用期間終了後 研究成果のまとめ等の目的で 一時的 (2 か月以内 ) に日本に滞在せざるを得ない場合に限り 学振が許可した上で 離日するための航空券を支給することができます この場合 あらかじめ学振への申請が必要となりますので 受入研究者又は受入研究機関の国際交流事務担当部署は 学振に問い合わせてください 採用期間終了後の申請は受理できません なお 学振は 採用期間終了後の滞在に係る一切の責任及び復路航空券を除く経費は負担しませんので 研究員自身の責任において滞在してください また 就職等の理由で 採用期間終了後 2 か月を超えて引き続き日本に滞在する場合及び他の機関が復路航空券を支給又は復路分航空賃を負担する場合は 本制度の対象外となります 学振は 採用期間終了後 本制度に基づかずに日本に滞在する者に対し 採用期間終了後の滞在に係る一切の責任及び経費 ( 復路航空券を含む ) を負担しません J28