平井二丁目付近地区のまちづくり 平井二丁目付近地区は JR 平井駅南東部の都市計画道路放射第 15 号線に接し 都市計画道路補助第 120 号線が南北に通るなど 交通利便性が高く 旧中川沿川のうるおいある環境を感じられる地区です しかし 耕地整理により形成された街区内などでは 幅員 4.0m 未満の

Similar documents
平井二丁目付近地区地区計画の概要 平井二丁目付近地区地区計画の概要をお示しします 詳しくは 同封の 平井二丁目付近 地区計画書 計画図 をご確認ください 地区計画の区域地区計画の対象区域は 下図のとおりです 平井二丁目付近地区 ( 約 28.6ha) 江戸川区平井一丁目 平井二丁目及び 小松川三丁目

区域の整備 開発及び保全に関する方針 江戸川一丁目地区地区計画 計画書 計画決定 H 江戸川区告示第 433 号 計画変更 H 江戸川区告示第 27 号 計画変更 H 江戸川区告示第 482 号 名称江戸川一丁目地区地区計画 位置 江戸川区江戸川一丁目 江戸

江戸川五丁目付近地区 地区計画(素案)説明会

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区整備計画土地利用の方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 その他当該地区の整備 開発及び保全に関する方針 配置及び規模地区施設の4 準幹線道路沿道街区準幹線道路沿道にふさわしい店舗 事務所等と住宅が立地する低中層市街地の形成を図る 5 幹線道路沿道街

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

防災まちづくりの具体的な方向性を示す 方針 は 防災まちづくりに関するキーワードごとに 以下の12 項目にまとめました 防災まちづくりの方針 防災( 安全 安心 ) 地域コミュニティ ひと 1 多様な世代の交流や地域活動への参加が 防災 減災活動を支えるまち ( 自助 共助の話し合いが活発に行われて

第2章

<4D F736F F D DC967B92AC926E8BE6926E8BE68C7689E681408C7689E68F F4390B38CE3816A2E646F63>

PowerPoint プレゼンテーション

スライド 1

区域の整備 開発及び保全に関する方針地建築区物等整に関備する計事項画地区計画ガイド八日市出町地区 八日市出町地区 地区計画の内容 名称八日市出町地区地区計画 位 置 金沢市八日市出町の一部 面積地区計画の目標土地利用の方針建築物等の整備方針 約 10.7 ha 本地区は 市中心部の南西約 4kmに位

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

地 区 区 分 と ま ち づ くり 方 針 都市計画に基づいて 次のように地区を8つに区分し それぞれの地域特性に合ったまちの 将来像やまちづくりの方針を定めています 複合住宅地区 A 1 4 複合住宅地区 B 広域避難場所周辺として 地区 内建築物の不燃化を促進し 住 宅 工業の調和した良好な中

スライド 1

地区区分とまちづくり方針 D


~ 災害に強く 安全で安心して住み続けられるまちの実現に向けて ~ 荒川二 四 七丁目地区地区計画 ( 平成 30 年 4 月 1 日変更 ) 道路 公園などの地区施設や地区にふさわしい建築物の用途 形態などを定めることにより 地区の特性に合わせたきめ細やかなまちづくりを実現するための都市計画制度で

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

都市計画富ヶ谷二丁目地区地区計画

金沢都市計画地区計画の変更

Microsoft Word - 岡崎駅南リーフレット案【最終】

スライド 1

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

地区の細区分 1 流通 業務地区 2 都市型居住地区 地区 建築物 建築物等の高さの最高限度 建築物等の高さの最高限度は 15mとする ただし 敷地面積が1,000m2以上あり かつ金沢市景観審議会において都市景観上支障がないと認められた場合は 25mとする 整備計画 等に関する事項 建築物等の形態

用途地域変更の考え方 ( 素案 ) 1 駅 駅前広場 アクセス道路沿道の土地利用の促進 駅 北側沿道 25m 以内及び沿道南側街区を近隣商業地域へ変更 18

地区計画の目標 安全な避難経路の確保と地域にふさわしい合理的な土地利用と建替えの誘導を図り 良好な街並みの形成と住 商 工が調和する安全で魅力ある複合市街地の形成を目指します 5 つの地区区分と 6 つの建替えルール ( 地区整備計画 ) 地区の特徴や都市計画に基づき 区域内を5 地区に区分していま

地区計画パンフレットP.1

届出の手引き

区域の整備 開発及び保全の方針地区整備計画 久世荒内 寺田塚本地区地区計画 名称久世荒内 寺田塚本地区地区計画 位置城陽市久世荒内 寺田塚本及び平川広田 面積約 22.1ha 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地区計画の目標 土地利用の方針 地区施設の整備方針 建築物等の整備方針 地区の区分

都市計画図 外神田二・三丁目地区(PDF)

地区区分とまちづくり方針 都市計画に基づいて 次のように地区を 4 つに区分し それぞれの地域特性にあったまちの将来像 やまちづくりの方針を定めています (* ~ 及び は路線名称を示す ) N

公津西地区地区計画運用基準

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

<4D F736F F D AB97A788EAA593F1A58E4F929A96DA926E8BE68C7689E68C7689E68F E646F63>

本日の説明内容 1 板橋駅西口周辺地区のまちづくり 2 板橋駅西口地区都市計画素案について 1 市街地再開発事業 2 地区計画 3 高度利用地区 4 高度地区 3 今後のスケジュール 1

<4D F736F F F696E74202D2095E58F CC81698E518D6C8E9197BF816A816997F08E6A92C789C1816A8251>

(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

地区 の 区分 名称駅南口西街区地区駅南口東街区地区駅北口駅前広場地区 面積約 2.8 ha 約 0.6 ha 約 1.7 ha 用途地域による用途制限の他に 次の各号に掲げる建築物は 建築し てはならない 地区整備計画 建築物等に関する事項 建築物の 用途の制限 1. 指定道路 1 に面する敷地の

日本橋・東京駅前地区

計画書 阪神間都市計画防災街区整備地区計画の変更 ( 尼崎市決定 ) 都市計画今福 杭瀬寺島地区防災街区整備地区計画を次のように変更する 名称 位置 面積 地区計画の目標 区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設及び地区防災施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 その他当該区域の

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

指定標準 適用区域 建ぺい率 容積率 建築物の高さの最高限度 m 用途地域の変更に あたり導入を検討 すべき事項 ( 注 2) 1. 環境良好な一般的な低層住宅地として将来ともその環境を保護すべき区域 2. 農地等が多く 道路等の都市基盤が未整備な区域及び良好な樹林地等の保全を図る区域 3. 地区計

Microsoft Word - Hよよ _景観形成ガイドライン (最終)●●● - コピー

多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

新千里西町B団地地区地区計画

多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

目 次 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画書 1P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画図 3P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画運用基準 4P 地区整備計画の運用について 運用基準の解説 5P 6P (1) 建築物等の用途の制限 6P (2) 建築

<4D F736F F D CF8D5888C48C7689E68F91817A948E91BD B8A58926E8BE62E646F63>

地区整備築計画建物等に関する事項地区の 細区分 建築物の 敷地面積の 最低限度 壁面の位置の 制 限 建築物等の高さの最高限度 建築物等の形態又は色彩その他の意匠の制限 垣又は柵の構造の制限 拠点サービス地区沿道サービス地区 A 沿道サービス地区 B 沿道サービス地区 C 一般住宅地区 160 m2

<4D F736F F D2090E797A2836A B835E CC82DC82BF82C382AD82E88E77906A B8C91CE8FC6955C F97702E646F63>

地区計画の届出とは

市原都市計画地区地区計画の変更(市原市決定)

種別 名称 幅員等 延長又は面積 摘要 道路 区画道路 1 号区画道路 2 号区画道路 3 号区画道路 4 号区画道路 5 号区画道路 6 号区画道路 7 号 12.0m 12.0m 0.8~5.0m 2.6~8.3m 2.25m 1.65m 1.65m 約 790m 約 220m 約 700m 約

その他当該区域の整備 開発及び保全に関する方針 近隣商業地区では 周辺地域との調和のとれた緑のネットワークの形成を図るため 敷地内の緑化や屋上緑化 壁面緑化を推進し その他の地区においても 緑豊かで潤いのある環境を創出するため 敷地内の緑化を推進する 位置東久留米市南沢五丁目地内 面積約 6.3ha

<4D F736F F F696E74202D F819A93738E738C7689E690528B6389EF90E096BE8E9197BF BC205B8CDD8AB B83685D>

PowerPoint プレゼンテーション

(案)

区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

地区計画とは 安全で快適な街並みの形成や良好な環境の保全などを目的に, 地区の特性にあったきめ細かな計画を都市計画として定めるものです 建築物等の計画については, 用途, 敷地の最低面積, 壁面の後退, 垣又はさくの構造のルールを定め, 健康で良好な市街地の形成を促し, 周辺の街並みと調和した市街地

< E8BE68C7689E696BC8FCC A2E6169>

新しいまちづくりのために

地区計画について用途地域等の都市計画に加えて 地区単位で建物等の用途や形態 敷地などに対する制限を総合的に計画し 規制 誘導することにより 地区の特性を活かした良好な市街地環境の形成を図る制度です 野中地区地区計画の目的野中地区では 道路や公園等の都市基盤施設を一体的に整備改善し 健全で良好な住宅地

地区整備計画書地区整備計画建築物等に関する事項地区の区分 地区の名称地区の面積 建築物等の用途の制限 建築物の敷地面積の最低限度 建築物の延べ床面積の敷地面積に対する割合の最高限度建築物の建築面積の敷地面積に対する割合の最高限度 壁面の位置の制限 独立住宅地区 A 約 21.9 ha (1) 長屋

新曽中央地区 地区まちづくり協定 & 地区計画 ~ 水に親しみ緑あふれる 歩いて楽しいまち ~ の実現に向けて 新曽中央地区 このパンフレットについて 戸田市は 新曽中央地区のまちづくりを推進するため 新曽中央東部 西部地区まちづくり協議会との協働による検討を進め 平成 24 年 3 月に 戸田市都

地区計画の目標 方針 名称下連雀五丁目第二地区地区計画 位置三鷹市下連雀五丁目地内 面積約 6.5ha 地区計画の 目 区域の整備 開発及び保全に関する方針 整備の方針 標 土地利用の方針 地区施設の整備の方針 建築物等の 本地区は 市の中心部に位置し 住宅や工場などが混在する地域にあり 日本無線株

PowerPoint プレゼンテーション

【旧】

山手地区の概要 面積 約50ha 用途地域 工業地域 建ぺい率 60 容積率 200 高さの限度 第一種高度地区 最高限20m 2

(案)

南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

1. 目的 本町の第 3 次総合計画において 本町の将来像である ( みんなが主役 やすらぎと健康福祉のまち ) の実現に寄与すべく 本町の市街化調整区域における地区計画の運用にかかる基本的な方針を示すため 市街化調整区域における地区計画運用指針 ( 以下 運用指針 という ) を策定しました この

区域の整備 開発及び保全に関する方針公共施設等の整備の方針 建築物等の整備の方針 1 道路の整備方針 (1) 地区周辺の交通円滑化に資する道路ネットワークの形成及び 東西の主要な道路軸の形成を図るため 地区幹線道路を拡幅整備する (2) 開発に伴い発生する交通を円滑に処理するとともに 新駅整備に伴う

立川市絶対高さを定める高度地区指定に関する検討方針 平成 26 年 5 月 立川市 0

地区整備地区施設の配置及び規模道計画3 の他の公共空名 称 幅 員 延 長 備考 歩行者専用道路 1 号 12 ~ 16 m 約 200 m 緑道 1 号 4 m 約 15 m 緑道 2 号 7 m 約 125 m 緑道 3 号 5 m 約 30 m 緑道 4 号 4 m 約 35 m 緑道 5 号

本町二・四・五・六丁目地区の地区計画に関する意見交換会

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

目次 1. 都市計画マスタープランと これを実現するための都市計画制度の簡単なご紹介 2 2. 今回のそれぞれの制度により どんな影響 効果があるの? 4 3. それぞれの制度の概要について 5 4. 今後の取り組みについて 9 1

住宅地区 A 約 41.1 ha (1) 長屋 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 建基法 という ) 別表第 2( い ) 項第 3 号に掲げる共同住宅 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) 寄宿舎又は下宿 (3) 建基法別表第

都市計画変更素案に関する説明会 建築規制の変更に関する説明会 特定整備路線補助 29 号線 井 東 込区間 (JR 横須賀線 区界 ) 沿道 日時 : 平成 29 年 8 3 ( ) 場所 : 品川区 伊藤 学校 前方右側に手話通訳者を配置しております 必要な方はお近くの席にお移り願います 1 本日

< 地区整備計画の内容 > 項目 \ 地区区分 沿道地区 住宅地区 建物の用途 近隣商業地域が指定されている区域でパチ - ンコ店やゲームセンター等の遊戯施設の建築は禁止します 建物の高さ 20m 15m の最高限度 敷地面積の 65m2 最低限度 建物の壁等の位置 高さ2.5mまでを0.6m 後退

★0-2_配付資料表紙.doc

《○○○○○》


福知山都市計画地区計画の変更(福知山市決定)

地区計画とは 地区計画制度とは 地区住民の合意により それぞれの地区の特性にふさわしいまちづくりを誘導するための計画であり それを市の 都市計画 として定め 良好な環境の街区を整備し 開発し 及び保全するための制度です 地区計画は 街区などの一定のエリアや共通した特徴を持つ地域ごとに 地域住民が主体

<8CF582AA8B F38DFC816A D32>

<4D F736F F D D18E738E738A5889BB92B290AE8BE688E682C982A882AF82E9926E8BE68C7689E6834B E30312E30318E7B8D73816A2E646F63>

位 置 新宿区赤城下町 中里町 天神町 赤城元町 矢来町及び改代町各地内 面 積 約 4.6ha 地区名称住宅地区住工共存地区 A 住工共存地区 B 幹線道路沿道地区の区面積約 3.7ha 約 0.3ha 約 0.4ha 約 0.2ha 分 1 マージャン屋 ぱちんこ屋 射的場 勝馬投票券発売所 場

都市計画図 平河町二丁目東部地区(PDF)

<4D F736F F D DB296C291E4CEDCB2C A815B83672E646F63>

平方・中野久木物流施設地区

草 津 市 景 観 形 成 ガイドライン 71

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

印西都市計画地区計画の変更 ( 印西市決定 ) 都市計画滝野地区地区計画を次のように変更する 名称滝野地区地区計画 位 置 印西市滝字新野及び字大割 滝野一丁目 滝野二丁目 滝野四丁目 滝野五丁目 滝野六丁目及び滝野七丁目の全部の区域並びに滝字大門及び滝野三丁目の各一部の区域 面積約 56.3 ha

建築物等の整備の方針 1 健全な地域環境の維持 形成を図るため 風俗営業等の用途の建築物を規制する 2 地域コミュニティの維持 再生を図るため ワンルーム形式の集合住宅の集中を避け 多様な住宅供給を誘導する 3 定住人口の回復を誘導するため 住宅等の用途に供する建築物に係わる容積率制限の特例を適用す

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

Ⅰ 用途地域指定の基本方針 1 用途地域別 市街地像 と指定の基本方針 1 2 境界の設定 4 3 用途地域見直しの時期 5 4 その他の地域地区や地区計画の活用 6 Ⅱ 用途地域の指定基準 第一種低層住居専用地域 7 第二種低層住居専用地域 9 第一種中高層住居専用地域 11 第二種中高層住居専用

Transcription:

~ 平井二丁目付近地区 地区計画 ~ 平成 29 年 3 月 江戸川区 1

平井二丁目付近地区のまちづくり 平井二丁目付近地区は JR 平井駅南東部の都市計画道路放射第 15 号線に接し 都市計画道路補助第 120 号線が南北に通るなど 交通利便性が高く 旧中川沿川のうるおいある環境を感じられる地区です しかし 耕地整理により形成された街区内などでは 幅員 4.0m 未満の狭あいな道路が多く 老朽化した木造住宅が密集し 防災上の課題を抱えています そのため 平成 26 年 4 月より地域の町会 自治会 公募の方々により防災まちづくり懇談会を設立し 災害に強いまちづくりの実現について検討いただき 平成 27 年 12 月にまちづくりの目標 方針 まちの将来像等をまとめた まちづくり提言書 を区へ提出していただきました 区では この提言書をもとに地区計画の素案を作成し 説明会を開催するなどさらに多くの方々の意見を伺い 平成 28 年 11 月に 平井二丁目付近地区地区計画 を決定しました この まちづくりガイドライン は 平井二丁目付近地区地区計画の内容をお知らせし 地区の皆様と共に住みよいまちづくりを進めていくために作成したものです 平井二丁目付近地区地区計画の概要 地区計画とは みなさんがいつまでも安全に そして快適に住み続けられるまちを実現するために その地区独自に定めたまちづくりのためのルールです 1. 地区計画の目標 地区特性を活かしたまちづくりを進めるため 平井二丁目付近地区の地区計画の目標を定めます 1 2 3 災害に強いまちをつくる 住 商 工が共存するまちをつくる うるおいある住み続けられるまちをつくる 誰もが安全に安心して暮らすことができる災害に強いまち 1

2. まちづくりの方針 土地利用方針 地区特性に応じて平井二丁目付近地区を 10 街区に分けて土地利用方針を定めました 詳細は地区計画書にてご確認ください 街区名土地利用の方針戸建住宅と中高層の共同住宅が調和した住宅地を主体とした市街地の形成 1 住居街区 A を図る 2 住居街区 B 戸建住宅と中層の共同住宅が調和した住宅地を主体とした市街地の形成を図る 準幹線道路中高層の共同住宅と身近な商業施設等が共存する 延焼遮断機能を持った市 3 沿道街区 A 街地の形成を図る 準幹線道路中層の共同住宅と身近な商業施設等が共存する 延焼遮断機能を持った 4 沿道街区 B 市街地の形成を図る 準幹線道路中層の共同住宅と身近な商業施設等及び中小工場が共存する 延焼遮断機能 5 沿道街区 C を持った市街地の形成を図る 6 住居複合街区中層の共同住宅と中小工場が共存する 職住近接の活力ある市街地の形成を図る 7 商業街区商業 業務施設の集積を図り 活気ある利便性の高い商店街の形成を図る 8 近隣商業街区身近な商業施設と中高層の共同住宅が共存する 近隣商業地の形成を図る 幹線道路後背地の環境に配慮しながら商業 業務 住宅等が立地する延焼遮断機能を 9 沿道街区 A 持った中高層複合市街地の形成を図る 幹線道路後背地の環境に配慮しながら流通 業務 住宅等が立地する中高層複合市街 10 沿道街区 B 地の形成を図る 計画図 1 2

地区施設の整備方針 ( 道路 公園 ) まちの防災性 安全性 利便性の向上を図るため 道路及び公園を地区施設として位置付けます 区画道路は 建築物の建替えなどに合わせて整備していきます また 既存公園の維持 保全を図るとともに 拡充にも努めていきます 主要な区画道路 : 災害時の避難道路として重要な既存道路を主要な区画道路 ( 幅員 5m 以上 ) に位置付け 適正な道路網を形成します 区画道路 : 二方向避難や交通利便性を維持するため 既存の通り抜けている道路を区画道路 ( 幅員 4m 以上 5m 未満 ) に位置付け 適正な道路網を形成します 公 園 : 既存の公園等の維持 保全を図ります また 地区内の防災性の向上 緑 化空間の確保のため公園等の拡充に努めます 歩行者専用道 : 主に歩行者や自転車が通行する道を歩行者専用道として位置付けます 計画図 2 3

3. まちづくりの整備計画 まちの防災性 安全性 利便性の向上を図るためのルールを定めました 地区の皆様が建築物を建てる時に守っていただく 7 つのルールをご紹介します 1 建築物等の用途のルール 地区の環境を悪化させる恐れのある建築物の用途を制限し て 健全で良好な住宅地としての環境を守っていきましょう ~ 建築物の用途を定めました ~ 例えば 自動車の交通量を大幅に増加させ 住宅地の環境に影響与える大規模施設 店舗など 青少年の健全な育成に悪影響を与える可能性のある風俗施設など 地区計画では 都市計画法で既に定められている制限に加え その地区の特性に応じてさらに細かい制限を加えます 街区名 全 街 区 性風俗営業施設 1 住居街区 A 2 住居街区 B 3 準幹線道路沿道街区 A 4 準幹線道路沿道街区 B 5 準幹線道路沿道街区 C 6 住居複合街区 7 商業街区 8 近隣商業街区 9 幹線道路沿道街区 A 10 幹線道路沿道街区 B 2 敷地面積のルール ホテル 旅館 ボーリング場 スケート場 水泳場 ゴルフ練習場 バッティング練習場等の運動施設 制限する用途 荷貨物集配所 床面積 2,000 m2を超える店舗 飲食店等 床面積 200 m2を超える倉庫 デートクラブ マージャン屋 ぱちんこ屋 ゲームセンターその他これに類するもの デートクラブ マージャン屋 ぱちんこ屋 ゲームセンターその他これに類するもの 劇場 映画館 演芸場 観覧場 荷貨物集配所 床面積 2,000 m2を超える店舗 飲食店等 床面積 200 m2を超える倉庫 デートクラブ マージャン屋 ぱちんこ屋 ゲームセンターその他これに類するもの 敷地の細分化を防止し ゆとりある市街地環境を確保していきましょう ~ 敷地を分割する際の面積の最低限度を定めました ~ 全街区 70 m2 ただし 既に用途地域で最低敷地が定められている区域 ( 第一種住居地域 準工業地域 ) を除き 平成 28 年 11 月 9 日以前より 140 m2 分割 70 m2 70 m2 そのまま使用 60 m2 60 m2 70 m2未満の敷地に関しては 新たに分割しない限り建築が可能です 分割 90 m2 50 m2 分割 30 m2 30 m2 4

3 壁面の位置のルール 建物の壁面による圧迫感を軽減し 有効な避難空間を確保するため 壁面の位置を制限す るルールを定めます ~ 区画道路沿いに壁面のルールを定めました ~ 計画図 3 対象道路主要な区画道路沿道 ( 幅員 5m 以上 ~6m 未満 ) 区画道路沿道 制限値 主要な区画道路 中心より 3m 区画道路中心より 2.5m 道路中心 4 壁面後退区域における工作物の設置ルール 主要な区画道路 (3m) 区画道路 (2.5m) まちの安全性の向上及び緊急車の通行空間の確保のため 幅員 5m 以上 6m 未満の主要 な区画道路沿道では 壁面後退区域での工作物の設置ルールを定めます ~ 壁面後退区域における工作物の設置ルールを定めました ~ 対象となる区域 幅員 5m 以上 6m 未満の主要な区画道路の壁面の位置 ( 中心から 3m) の制限が定められた限度の線と道路との間の土地の区域 壁面後退区域 制限内容 ブロック塀等の工作物を 設けず 道路状にする 高さが 2.5m 以上に設ける軒 庇 手すり 戸袋 床面積に算入さ れない出窓 外壁の開口部に設け る扉 窓で 外開きの部分 は制限 の対象となりません ただし 良好な街並みの形 成に資するプランターボッ クスなどの容易に移動でき るものは 除きます 道路境界線 壁面後退区域への塀などの工作物の設置を制限します 災害時の活動に影響しない 容易に移動できるプランターボックスなどは設置可能とします 5

5 建物の高さのルール 街区特性に応じた街並みの形成や 良好な市街地環境を確保するため 建築物の高さは周辺と調和するように配慮しましょう ~ 街区ごとに高さの最高限度を定めました ~ 街区名 2 住居街区 B 6 住居複合街区 4 準幹線道路沿道街区 B 5 準幹線道路沿道街区 C 1 住居街区 A 3 準幹線道路沿道街区 A 8 近隣商業街区 7 商業街区 9 幹線道路沿道街区 A 10 幹線道路沿道街区 B 建築物の高さの最高限度 16m (5 階程度 ) 19m (6 階程度 ) 25m (8 階程度 ) 31m (10 階程度 ) 左記の制限と合わせて これまで定められていた日影規制と同様の制限を本地区計画において定めます 建築基準法第 59 条の 2 第 1 項 ( 総合設計制度 ) による許可においても 左記高さを限度とします 既に各街区の高さ制限を超えている既存建物の建替え ( 同一所有者等による ) については 制限を超えている各部分の高さまでを制限の範囲内とします ( ただし 違反建築物を除く ) 6 建物の形態 意匠 色彩のルール 落ち着きのある街並みを創出し 旧中川沿いの水辺空間と調和した街並み及び住環境の形 成を図るため 建物の形態や色彩は周辺と調和したものにしましょう ~ 建築物の形態や色彩のルールを定めました ~ 江戸川区では 江戸川区景観計画 においても色彩のルールを定めています 景観計画の届出が必要となる規模の建物が決められています 詳細は江戸川区景観計画でご確認ください 街区名 形態 意匠 色彩の制限建築物の外観 ( 外壁 屋根 建具等 ) の色彩については マンセル値 の彩度を次の値以下とします 12 住居街区 A B 345 準幹線道路沿道街区 A B C 6 住居複合街区 7 商業街区 8 近隣商業街区 9 幹線道路沿道街区 A 10 幹線道路沿道街区 B 建築物の外観 ( 外壁 屋根 建具等 ) については 以下のような配慮を行うこととします 建築物の形態 意匠は 周辺環境や都市景観に配慮するものとする 建築物の外観の色彩は 周辺のまち並みとの調和に配慮するものとする 屋外広告物や屋上設置物等は まち並みに配慮するものとし 災害時の安全性を確保するため 腐食又は破損しにくいものとする マンセル値とは JIS( 日本工業規格 ) で採用されており 色彩を色相 明度 彩度で示し 塗装業者等も理解しやすい値です 6

7 垣又はさくの緑化のルール 道路に面する部分は生垣等で緑化し ブロック塀の倒壊を防ぐとともに 沿道緑化による緑豊かな住環境をつくり出しましょう 道路に面する部分に垣又はさくを設ける場合は 生け垣又はネットフェンス等に緑化したものとします 街並み誘導型地区計画による道路斜線制限の緩和 本地区計画は 地区の特性に応じた街並みを誘導し 良好な市街地環境の確保を図るため 建築物等の高さの最高限度 壁面の位置の制限及び工作物の設置の制限を一体的に定め 道路斜線制限を緩和する街並み誘導型地区計画です 対象となる敷地では 地区計画のルールを守り 且つ必要な申請をしていただいた場合 に 道路斜線制限が緩和されます 緩和の対象となる敷地 条 件 壁面の位置 建物の高さの最高限度 緩和される部分 計画図 4 に示す区画道路に接道する敷地 地区計画の内容に適合していること その他の建築物の高さに関する制限は緩和されません 緩和の対象となる敷地は 下の計画図 4 に赤い色で示す主要な区画道路に接道する敷地となります 計画図 4 道路斜線 制限の 適用除外 主要な区画道路 道路境界線建築可能な高さの範囲工作物の設置の制限 7

平井二丁目付近地区の区域内で ご自宅などの建築をお考えの方は... 地区計画の内容に適合する計画にする必要があります 地区計画の内容に適合する計画にする必要があります 地区計画には様々な内容があり みなさんの個別条件に合わせて考える必要があります 具体的な建築物の設計を始める前に 地区計画の内容ついて事前にご相談ください 地区計画の区域 平井二丁目付近地区 ( 約 28.6ha) 建築物の新築 増改築などを行う場合は地区計画の届出の義務が発生します 地区計画区域 次のような場合 区の景観 地区計画窓口にご相談ください 敷地の分割 建築物の新築 増築 改築 建築物などの用途を変更 建築物などの形やデザインの変更など 地区計画やまちづくりガイドランについてのお問い合わせやご相談はこちらまで! 江戸川区都市開発部都市計画課景観 地区計画係 132-8501 江戸川区中央 1-4-1 電話 03-5662-0695( 直通 ) FAX03-5607-2267 http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kankyo/toshikeikaku/ruletokyogi/keikakunaiyo/index.html 8